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記事No.734に関するスレッドです


そもそもは・・・ / 湯村俊寿
たびたび、おじゃまします。
(この時間帯にインターネットカフェに調べ物に出ているイレギュラーを存分に利用しています。)

>キリギリス@管理人 さん

この八角形の小屋を建てたそもそもは・・・

友人と共同で土地を入手して、開墾(古くからの住宅地なのですが、その原野は、野生化したサトウキビとギンネムのジャングルでした。)し、造園をしました。
で、住居として、テント以外の物を考慮し、最初に候補に挙げたものが、ログ・キャビンのキットでした。
こちらのほとんどの住宅は、コンクリートのスラブ打ちのものですが、シックハウス症候群の巣窟であり、エネルギー消費が多過ぎる為、コンクリート打設の建築物は、候補から予め削除していました。
造園が落ち着き、いよいよログ・キャビンのキットの選定と見積もり発注をしていたら、いくつかの候補の同型モデルが隣の(と言っても150キロメートルありますが)石垣島で台風で屋根が飛ばされたのです。
これらのキットのほとんどのログの幅が、2寸に満たないので、当然と言えば当然なのですが、使用木材の幅(壁幅)を、強度を保った最も安価なものを探しました。
すると、3寸5分程度で、200万円近く。それを各人1棟づつで、輸送費を含め・・・となると、計画は、その場で消えました。

自作については、余り思い浮かばなかったのですが、
木材を別件で購入する機会があり、
その時に、材木屋さんで4寸角杉一等材の単価をついでに確認しました。(4メートル材で@2700 2005年01月当時。現在は@2835)
充電式のインパクト・ドライバーを建築工事の手伝いで使う機会が以前にあり、『コーススレットを座繰り穴を穿けて打ち込めば強度が保てるのでは無いか?』という閃き(又は悪魔の囁き)を得てしまった事がこの八角形の小屋(1棟=友人の分 は 完成済み)の建築のきっかけです。
木材の端材を出さない、墨線を精密に打たないで出来るデザインを試行して、簡易空力値(Cd値)を風速80メートル/秒以上での耐久を確保・・・で、4メートル材を206センチメートル・194センチメートル斜線での切断材のほぼ正八角形の組み上げ(突合せを1段づつ交互に右回り左回りに組み合わせる)をしてみました。

画像は今年01月のものです(友人宅2005・07ほぼ完成)。(つづく)

No.734 - 2007/08/10(Fri) 01:29:58