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工法って / 謎のブリュワー
>んで、わが国の様子を鑑みると、帝都や京の様な人口集中地域を除けば、太平洋戦争前までは家の普請は基本的に「ハーフビルド」もしくは「施主による分離発注」が主体だったのではないでしょうか。σ(^^)の小学校の同級生の親父さんは、大工ではなかったけど躯体の刻みは自分でやってたし、真壁の下地は自分で塗ってた訳ですよ。
うちの親父も、店舗と生活空間だけは大工にまかせて、仕事場はセルフで建築・改装・改築してましたから。

確かに、白川郷にしてもほとんど村の住民が集まって一つの家を作っていたし、農家では、作業小屋を含めて自分たちで作っていたおで、当たり前にセルフ&ハーフビルドだったのでしょうね。

家を建てる事自体が、身近で普通だったのでしょうね。「基礎教養」すぎて情報として見えてこないのかな。

子育ても昔は周りの大人(おばあちゃんなど)が、普通に教えてくれたけれど、核家族化で「基礎教養」が減ったから、子育て本が売れたり、ネットで調べたりとなっているのでしょうね。

そう思うと昔の人の方が、生きるための「基礎教養」が高かったのでしょう。

一から作るとログハウスも大変そうですが、ログハウスキットなら積み木やプラモデルの感覚なのでしょうね。

どの辺を自分でやるかで、作業量と技術力の違いが出てきそうですね。全体の作業量は、ほぼ同じって感じですか・・・。

No.970 - 2007/10/20(Sat) 07:23:33

工法って / 飛魔人
こんばんは。

う〜ん、セルフビルド向けの工法かぁ。
在来というより軸組みは、世界でみても最も普及いている工法なのは確かなので、マクロな意味では「最も多くのノウハウがある」工法なのは確かですね。その反面、避けて通れないのが仕口・継ぎ手の加工な訳で、ここの加工の善し悪しが躯体の仕上がりを決定してしまう訳で、この事が「やってらんねぇよ」と気持ちにさせてしまう事は、否定出来ないかなぁっと。
少なくともσ(^^)にとっては、中学の技術・家庭科で作成したほぞ組の椅子は、今でもトラウマになっていますので。(苦笑)

対してツーバイフォー工法は私が知る限りにおいては、第二次世界大戦後の米国において、住宅需要の拡大に対して熟練工の不足を解消する為に、現在の様なフル・マニュアル方式に纏められたと聞いています。んで、その大本は欧州にあった工法(規格化された材木を使う)をベースにされたとも。

んで、わが国の様子を鑑みると、帝都や京の様な人口集中地域を除けば、太平洋戦争前までは家の普請は基本的に「ハーフビルド」もしくは「施主による分離発注」が主体だったのではないでしょうか。σ(^^)の小学校の同級生の親父さんは、大工ではなかったけど躯体の刻みは自分でやってたし、真壁の下地は自分で塗ってた訳ですよ。
うちの親父も、店舗と生活空間だけは大工にまかせて、仕事場はセルフで建築・改装・改築してましたから。

んで、何が言いたいかというと、親父か爺さんの世代までは、軸組みだのツーバイだのと小難しい話抜きに、家一軒建てるくらいのノウハウは、基礎教養だったんじゃないのって事で。
でも、そのノウハウは様々な事情(経済発展による、分業化等)によって、どんどんと失われてしまって今では、ハウジングメーカーを頂点とする「住宅産業界」に集約されてしまっただけかと。

で、私がこれまで経験して来た事から判断すると、キットのログハウスが一番、セルフ向きなんですよ。製材された丸太もしくは角材をマニュアル通りに積み上げれば、外装も内装も出来上がり。残るは設備の工事だけ。
ツーバイと軸組みは、似たりよったりかな。軸組みは刻みが終わるまでは、仕事が進んだ事を実感出来難い(躯体工事の事ね)反面、建前が終われば、天候による作業の遅延を最小限に出来る。
ツーバイは、刻みながら組み立てtいけるので、一日の作業がはっきりと視覚化されるって意味で、モチベーションを保ち易いし、作業もクロスカット(横挽)と釘打ちだけと、単純でもあります。
でも、延べ作業時間は軸組みの刻み作業を考えると、似たりよったりじゃないですかね。土場が用意出来なきゃ軸組みだって刻み作業出来ないし、逆に言えば土場が用意出来ればツーバイだって、パネル組は出来る訳で、ど素人がやった場合の生産性は、面倒な刻みが無いだけに、ツーバイの方が良いですよ。
あ、それと建てる物のサイズにもよるんですが、ツーバイは「棟上げ」が一人でも出来るんですよね。セルフで建てる場合には、「増援を期待できない」ケースも考えないとあかんですよね。

あ〜、なんかキリギリスさんに喧嘩ふっかけてるみたいな、内容になてもうた。
でもね、セルフビルドするにあたって、確実に投入出来るマンパワーは自分一人だけで計画しないとってのが、σ(^^)のスタンスです。お手伝いは何時でもWell come!なんだけど、必要なマンパワーが揃わないって事も考えておかないとって思います。
諸々のネガティブな条件を考慮していくと、施工手間で考えるならキットログ<ツーバイ<軸組みってのが、私の考えです。
でも、ハーフビルドとか前提条件が変れば、別ですよ。

No.969 - 2007/10/20(Sat) 02:37:11

Re:セルフビルドだと・・・ / 謎のブリュワー
>2×4工法は素人受けするというよりは、在来工法でのセルフビルドの家の建て方を、これまでほとんど誰も情報発信してこなかった影響が大きいと思います。

情報発信して来なかったというよりは、意図的に難しい事をしていると情報を発信していたのではないかと思います。
何処の職人の世界でも・・・・

確かに職人の技は、真似できない事も沢山ありますが、

職人の様な旨い蕎麦は打てなくても、食べれる程度のものなら出来るし、
寿司にしたって、元々は、米が腐らない様に酢飯にして、魚が腐らない様に漬け(ズケ)にしたのが、始まり・・・

家にしても、神社仏閣の様な技術が無くても、倒れない程度の家なら作れる筈なのに・・・・

作れない事を当たり前にすることによって、仕事としては都合が良かったのでしょうね!

そうこう、しているうちに、外国からもっと簡単に家が建つよ!!
って情報が入ってきて・・・

本質的には、住宅産業の歪みの筈が、工法の良し悪しにすれ違っている感じがしますね。

ネットが普及したので、徐々に変わっていくと思いますが。

それにしても、軸組み・在来工法の魅力って何でしょうね・・・

私としては、ホゾ加工とかチョット取っ付きにくいけれど、うまく出来ると楽しいとか。
素人には、難しいと言われているから?

でしょうか・・・

No.968 - 2007/10/20(Sat) 01:07:30

今月の建築知識 / こじま
木造現場入門だそうです。
しかもDVD付きで。
早速買ってDVDを見てみましたが、非常に勉強になりました。
プレカットについても触れていますので在来でセルフビルドされる方は買って損は無いのではないかと思います。
あ、出版社の回し者ではないですよ。(笑)

>キリギリスさん
2×4だとセルフビルド向けの解説本なんかもあるのでついそれがベストだと思ってしまうんですよね。
あとはログとかもありますね。
在来は日本の木造住宅のほとんどの家で使われている工法なのにセルフビルドする際の情報が無いんですよね。
本を読んでもプロ向けの物ばかりで。
(もちろん、キリギリスさんの本は買いました)
もう少し、素人向けの情報があれば変わってくるかも。
あとは、セルフビルドで在来はやめておけと言う人も少なくないです。
(実際私が何人かに言われてます>ネット上での話ですが)

>しゃくとりむしさん
とりあえずは直線を自在に描くことですね。
寸法と角度が自由に描ければOKです。
あとは円を利用すると便利です。
出したい寸法の円を描いてそれをトリムで伸び縮みさせてやれば思い通りの寸法でかけます。
基本がわかればあとはそれを応用していけば思い通りに図面が描ける筈です。

No.967 - 2007/10/19(Fri) 23:50:28

(No Subject) / キリギリス@管理人
あれっ、自分のを書いて投稿ボタンを押したら、しゃくとりむしさんが入ってる!!

風邪、大変でしたね〜
復活おめでとうございます。

ボチボチいきましょう。

No.966 - 2007/10/19(Fri) 19:09:02

セルフビルドだと・・・ / キリギリス@管理人
図面だけ作る人とか、図面のとおりに作る人とか、そういう分業は一切なくて、セルフビルドの場合は、図面描く人=作る人=お金を出す人=そこに住む人 ですものね。
私なんかも、図面を描いたりしながら「これだと材料の無駄が多そうだなあ」とか、「こうすれば節約できそうだ。余っていた材料があったから、アレをなんとか使えないかな?」とか、「作りやすい段取りにするにはこうすればいいかな」とか、それはもういろんなことを総合的に考え考えやるものですから、その意味では難しいです。
でもこれが建てる醍醐味ですよね。面白いです。この面白さはプロでは逆に味わえないと思います。

2×4工法・・というか、私のやっているのは「2×4工法もどき」なんですが(^^ゞ 今日、壁枠を立ち上げました。
図面描きは悩んだけど、施工に関しては規模がごく小さいこともあって、いやー、ここまでは簡単ですねー。これから屋根をかけるまでがどうなるか?・・・また悩みそうです。

2×4工法は素人受けするというよりは、在来工法でのセルフビルドの家の建て方を、これまでほとんど誰も情報発信してこなかった影響が大きいと思います。
材木屋さんも、個人のセルフビルダーなんか、多分今でも全く眼中にないと思いますし。だからどんな材木があるのかさえ、一般の人は全く分からない状態ですよね。 それでは材木屋さんたちもこれからはイカンと思うんだけどなー。
本当は2×4工法・在来工法、どちらにもメリット・デメリットがあって、2×4工法だけが素人向きとは私は思っていないんですが・・

No.965 - 2007/10/19(Fri) 19:03:07

CAD / しゃくとりむし
すみません遅れました・・・

皆さんのお話を読んでいて、もっとノンビリ気楽に描くことにしました。

我家は中古住宅を買ったので図面が有りませんでした。
そこで、施工図⇒竣工図の図面一式を作っておこうかと思い、
編集の楽なCADを使ってみようと思ったのですが・・・
パソコンや機械物に弱いのでやたら時間がかかってしまいました。
(図面自体は仕事で少し書いていたので問題ないんですが、手描きだったもので・・・)

CADも覚えるまでは、手描きと同じように書こうなんて思わない方がよさそうですね。
線を整理して自分なりにカスタマイズしていかないとなかなか
早くはかけないんだなという事が解かりました。

皆さんのご意見大変参考になりました。
有難うございました。

No.964 - 2007/10/19(Fri) 18:53:26

(No Subject) / 謎のブリュワー
プロの仕事だと始めに図面ありきで、材料の方を加工してあわせていきますが、素人がやろうとすると材料を出来るだけ切らずに済むように作ろうとするので、図面が難しい感じがします。

2×工法の場合、材料を基準に図面が作りやすい感じがするので、この辺りが素人受けする理由なのではないでしょうか?

No.963 - 2007/10/19(Fri) 08:24:14

CAD / キリギリス@管理人
偶然、今夜もワタクシ、CADを使ってツーバイの壁の割付図を描いていました。
私は今までずっと在来工法だったので、はじめてのツーバイ方式にとまどってます(^_^;
ツーバイの場合は特に、最初にきちんと割付などの詳しい設計をしておかないと訳ワカランという印象です。

No.962 - 2007/10/18(Thu) 23:28:19

(No Subject) / 謎のブリュワー
適切なアドバイスありがとうございます。

別に仕事で使うわけではないので、自分の使う分だけ、線種とレイアーを設定すれば、十分ですよね。

どうも、欲張りなもので、色々な使い方を想定して複雑にしてしまいました。

今のソフトは、どうも色々出来る分だけ余計に考え込んでしまいます。

いつもは、手書で適当に気軽に書いて済ませていますが、CADとなると身構えちゃいますね!

No.961 - 2007/10/18(Thu) 22:59:14

CAD / キリギリス@管理人
JW-CADの線種って、アレですね。
私の場合は、補助線を「補助線種」の点線。普通の線を黒の実線にしています。
あと、寸法は自動的に青線で出てきます。
補助線は印刷のときに写らないようになっているので、平面図を描くときはまず最初に、455ミリピッチで縦横に補助線を引いちゃいます。「複線」コマンド利用で。
すでにある図面に重ねて図面を描いて、何か検討するときは、レイヤを替えて、線の色も青とかなんか別の色にすると分かりやすいです。別の案を検討するときは、前の案のレイヤを非表示にすればいいですからね。

あと平面図の壁は、壁厚があるため線が2本になっていますが、「2線」コマンドを使うと便利ですねー
2線で片っ端から線を引いて、コーナー部は「コーナー」コマンドで簡単にカットできます。

こういう話ではなかったですか? なんせ私も初心者レベルなので、内容が違っていたらゴメンナサイ(^^ゞ

No.960 - 2007/10/18(Thu) 08:36:59

(No Subject) / 謎のブリュワー
名前が切れてしまいました。
No.959 - 2007/10/17(Wed) 23:27:00

CAD / 謎の
JWCAD 
私も触ってみましたが、A4の図面枠設定で、休業中です。

線種の設定など、大雑把な設定が出来ている。
誰かが設定済みのCADを使うときは、使っている線種を教えて貰えば比較的簡単に書けるのですが、一から設定するのは、結構大変です。

木造用の設定があれば、(線種の使い方を含む)が出来ていれば、イメージに近いものが出来るのでは?と思っています。

No.958 - 2007/10/17(Wed) 23:26:05

合板の強軸方向 / キリギリス@管理人
小屋増築のためにまずは床下地まで作ったんですが、今回は根太の上に合板(12mm針葉樹構造用)を張るときに、セオリーを無視して、合板の長手方向と根太の向きを平行にして張りました。

合板の5枚積層のベニヤのうち、3枚は繊維が長手方向なので、強軸方向(長手方向)を根太に直交させるのがセオリー。
でも直前に、近所のホームセンターで1枚(1尺×6尺)なんと200円のフローリングを見つけたので、これを重ね張りすることに決定!
よって強度的には問題なしと判断し、今回はセオリーを無視して張り易いように下地合板張りをしたんですが(しかも千鳥ではなくイモ)、やっぱり根太と根太の間(ピッチ303)に乗ってみると、場所によってはミシミシしますよ(汗)

あんまり気持ちいいもんじゃないですね〜(^_^;

No.957 - 2007/10/17(Wed) 19:06:27

一気に秋 / キリギリス@管理人
ここ数日でぐっと寒くなりました。
昨日一昨日は最低気温4度、最高気温も16〜18度。
一昨日はうちの上空でハクチョウたちの声が聞こえたと思ったら、翌日の地元新聞でハクチョウ第一陣が飛来したとのことでした。

こうなると「薪ストーブが置ける部屋」の増築を急がないと!
煙突から「煙第一号」を上げるのが楽しみデス

> しゃくとりむしさん
お大事にね

No.956 - 2007/10/15(Mon) 05:47:04

(No Subject) / しゃくとりむし
皆さんアドバイス有難うございます。

ちびたちが、昨日からはげしい症状の風邪で落ち着いて文章がかけないので、
またあらためてお返事・お礼を書きます。

No.955 - 2007/10/14(Sun) 21:06:44

CAD / こじま
飛魔人さんの意見に同意です。
線さえ引ければそれで良いんです。
お絵かきとは違うのは寸法を正確に入れられることだけ。
私は絵はヘタですが寸法の入力できるCADならまともに描けます。(笑)

ちなみに仕事でAuto-CADを使ってますが機能のほとんどは使って(使えて)ないでしょうね。
だいたい直線か曲線。

建築業界ではJWの割合が高いので変換後の修正程度に使っていますがマウスの使い方が独特なんですよね。
慣れると早いのでしょうけど。
久しぶりに使うと左右同時クリックを忘れてしまいます。

印刷はJWの方が線が細くて綺麗なんですよね。
(プリンタによりますが)

No.954 - 2007/10/14(Sun) 12:40:12

(No Subject) / キリギリス@管理人
そういえば、私の自宅建築のときは『施工図』ってほとんど書かなかったなぁ(^^ゞ

正確に言えば「書かなかった」というより「ノ−トや方眼紙になぐり書き⇒とても人様に見せられるモンじゃない!」という感じでした。
それでも、描けば誰かに見せびらかしたくなったりしましたけど(^^ゞ
素人なので、こういう図面でも無邪気に素朴に楽しんでました。知識がないので「知らぬが仏」です。
CADなんて、雲の上の世界に思えたなぁ・・

No.953 - 2007/10/14(Sun) 06:33:42

CADって、お絵かきソフトだよ / 飛魔人
こんばんは

:しゃくとりむし さん
>そろそろちゃんとした施工図を描かなくてはと思い、
このプレッシャー、申請図面ならともかく、自分たちの為の図面で練習すればいいじゃん。
「図面」ってのは、設計者と施工者が共通して認識すべき事を纏めただけのものであって、セルフの場合では設計者=施工者じゃんねぇ。
外注する作業や、申請の為の図面なら話は変るけど、まずは「自分の為の図面」で練習すれば?
σ(^^)も最初は戸惑ったけど、「自分が解る図面」を描いていると、ポイントが解るようになしますよ。ちうか、設計者が判っていないで書いている図面なんて、誰も解らんと思うよ。
端っから「全ての機能を使う」なんて、考えちゃ駄目です。「線さえ引ければオッケー」から行きましょうや。

No.952 - 2007/10/14(Sun) 02:49:59

CAD / キリギリス@管理人
ちょうど今日、久しぶりにJW-CADを使って、増築小屋の床根太の割付を描いてみました。
しゃくとりむしさん、たった2日ではまだまだスタート段階ですよ。もっとやって慣れれば、便利便利♪
なんたって、いろいろ描いたり消したりして『検討できる』のがいいです。
今、根太の配置図は、1820の構造用合板の合い端がぴったり来るよう検討中です。これで施工図を書いて、実際にそのとおり工事して段取り良く進めば、快感でしょうね〜
でもそううまく行くかな? 楽しみ♪

No.951 - 2007/10/12(Fri) 22:18:04

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