自宅や工房の建築時に中途半端に余ってしまった木材、ルーフィング、水切り、合板等々を総動員して、もちろん足りないものは買い、増築物置がもうすぐ完成。 邪魔だったものの片付けを兼ねて何か作るのって快感です。あぁ、スッキリ! ちなみに壁はサンプライシートを貼りましたけど、光を通すので、窓が全くなくても明るいです。サブロク版1枚が550円で買えるし、けっこう耐久性も高いもので、利用価値大だと思います。 ![]() |
え〜、古民家の再利用とか、古材の再利用なんかが流行ってますが、うちでもやってます。 古材のプチ再利用(^^ゞ 去年いただいてた、解体現場から出た建築廃材・・もとい、古材。 できるだけ古材を利用して(早く処分しないと邪魔だし(^^ゞ 小屋の増築をしようというもの。でも捩れてたり、あちこち釘が刺さってたり、表面が激しく汚れてたり、太さも寸法・長さもまちまちで、ちゃんと利用してモノを作るには、それはそれは手間がかかります。ハハハ・・ それでも形になってくると嬉しい! ![]() |
これは去年、知り合いの家の解体現場からいただいてきた材木で、梁に使われていたもの。仕口は「カブト蟻掛け」と思われます。 柱の上にまずは桁が乗り、桁に刻まれた「大入れ蟻」の仕口に落としこむ「京呂組み」の一種。上に掘られているのはタルキが乗るための溝です。 ちなみに柱の上に梁が乗り、その上に桁が乗るのは「折置き組み」というやつで、私はこっちのほうが好きです。丈夫そうだし。 ただいま、こういう材木を使って小屋の増築をしています。でもこの材木は梁に使うんじゃなくて、横に倒して土台にしています。重いんで・・・(^_^; ![]() |
> 八さん 「開始」って書いたから大袈裟だったけど、増築といっても、ほんの些細なものなんですよ(^_^; もっとも、将来的には南側に増築するつもりだけど、今回はほんとに些細に・・ > 時間の流れ方が社会とどうもずれておりまして。。。 えー、ワタクシもかなりズレてるので・・・、それと、昔は集まって宴会というのが大好きで積極的に出たもんですが、今は好みも変わってきました。 やるべきことを地道に一直線にやらねば。ということで、今回、伊那には行かないつもりです。 |
>きりぎりすさん しばらく伊那も行ってないです。 ちなみに今メインで使用中の肥料は伊那にある会社。 見学ついでに行こうかなと思いつつ3年。。。 時間の流れ方が社会とどうもずれておりまして。。。 祝増築。これでまたネタ帳が増えて、僕の妄想も広がるってものです。 |
工房に使っている小屋。小さく作ったけど、やっぱり工房として使うには狭さを感じるようになってきました。 んで、固定資産税の調査も終わったことだし(笑)、西側に物置スペースとして少し増築することに・・・ 砂利が必要だけど、この際、本宅の周りにも敷き詰めようと、4tダンプ1台分の砕石を購入。9500円也 昨日、今日と、まずは本宅回りに2tの砕石を運搬&敷き均し、小屋増築部分の穴掘り(=笹だらけで難儀) 知人宅からもらっていた古材の梁から、ささっている釘抜き等等・・ よりによって、なんで一番暑い日に・・・吐き気がするほどシンドイですね。 二日で見事に日焼けしました(^^ゞ |
> 八さん 楽しい話は無し。 同窓生ったって、何十年間もあるわけだから、どの辺の年代が中心なのかな? と思ったのです。 うちにも来ましたよ。そのとおり来週回収なり。 でも幹事さんたちは全員知らない人でした。 |
>キリギリスさん この時期はハウス栽培なので雨不足はそんなに影響ないですが、乾燥は少し困ります。 同窓会通知、実家の住所の登録ままなので、どうでしょう? 来週あたり回収か。 何か楽しい話でもあるんすか?ダンナ・・。 |
> しゃくとりむしさん 在来とツーバイと鉄骨造のちゃんぽんって、すごい!何それ!という感じですね。ホント、どんな感じなんだろう。 セルフビルド、セルフリフォームって、ある意味、現代ではとても贅沢な遊びなのかもしれませんね。 > 八さん 巣箱、快調のようで良かったです。梅雨が遅れて、北九州の農家は悲鳴をあげてるとニュースにあったけど、八さんとこも影響あんのかな。 ところでローカルな話だけど、南箕輪村民の同窓会通知、来た? |
おおさすが。この掲示板だと答え一発。。。古いすね。 さて、軒の出1m50問題(笑)ですが、建築家さんに聞いてみるとさすがに標準ではないそうです。標準は1m。1m50は彼の理想で、なかなか実施できないそうです。 垂木はほとんど3寸角。屋根材、床材を36mm杉板サネアリに統一して仕上げ、むちゃくちゃ頑丈だそうです。もちろん金物使用。 土佐派の家という、杉、和紙、漆喰という高知の素材を使った共通建築仕様の家を手がける人なのですが、お値段もまあ、それなりに。。でした。 ついでに巣箱報告。なかなかシャッターチャンスがないのですが、今年は一つ以外全部入りました。ヤマガラとシジュウカラ半分、半分。設置した巣箱の半数には2度目のつがいが入っている様子です。しばらく様子見です。 ちなみに入らなかったのは僕の自作巣箱でした(涙) |
キリギリスさん >>逆に、細かく基準がないほうが、自分で考え工夫したりする楽しみもある・・・と考えたりして。 そうですよね。 我が家の補強方法も在来とツーバイと鉄骨造のちゃんぽんです。 考えているととても楽しいのですが、確認を出していたら通らないかも・・・ 建築に限らず、物作りの世界って 『皆で知恵を出し合って一番いい方法を考える』のが醍醐味だと思うんですけれど、 責任の所在を明確にする為に規制ばかりが強くなってしまうのは 悲しいことですね。 建築士が考えるから現場は言われたとおりに造れでは、これからの業界がどうなるのか心配です。 |
しゃくとりむしさん、わざわざ聞いていただいたのですね。すみません、お手数かけました。 たしかに12年度の法改正で細かくなりましたよね。在来も、耐力壁の種類によって金物の指定が仕様書に書かれていますし。 ただ、長い軒を作るのにツーバイならうまくいって、在来なら無理だということはないと思います。2×8材のようなブットイ材を使って、金物で頑丈に固定すればいいわけですから。 逆に、細かく基準がないほうが、自分で考え工夫したりする楽しみもある・・・と考えたりして。 |
>mosさん 有難うございます。納得です。 そうか〜2×4ならうまくいくわけですね、在来のことばかり考えてました。 こうやって写真を見ると、やっぱりツーバイの方が強度的には優れているんだなと実感します。 我が家は外壁を後退させるので、軒が900ミリくらいになると思うのですが、 元の垂木がめちゃめちゃ華奢なので(またしても)補強しなくちゃ と思っているところです。参考にさせて頂きます。 >キリギリスさん >>しゃくとりむしさん、この辺詳しそうですがどうでしょう。 しゃくとりむしは詳しくないのでしゃくとりむし夫に聞いてみました。 2×4の場合は場所種類数すべて指定なのでその通りにやることになります。 構造計算もありますし・・・ 在来の場合は・・・三階であれば構造計算が入るから指定すること になるでしょうけれど・・・設計士さんによるでしょうね〜 一応決めておいて大工さんや現場監督と相談する人が多いかも知れません。 でも、今回の法律改正で確認後の変更についてかなり厳しくなる という話ですからどうなるんでしょうね。 今のことは全然分かりません。 |
> 軒の出1.5mでタルキは2×8(38×185ミリ)でピッチが455ですよね。 はい、その通りです。 といっても軒の出は正確には1400mm強くらいなんですが(汗)。 軒の出が大きいこと以外に、ツーバイ工法は屋根も家の強度を担っていることや、垂木の支点間のスパンが13.5尺(4095mm)あることが、我が家の垂木がやけに頑丈に設計されている理由じゃないかなあと思っております。 軒先部分はこんな感じです↓ http://kuzu2.sakura.ne.jp/blog/20060512000001.php (ハリケーンタイが垂木毎に一つしか付いてないように見えますが、もう一つは室内側から付いております。) |
mosさん、早速ありがとうございます。 なるほど、ツーバイで使うハリケーンタイというのは、プレートの面積も大きくて強そうですね。これをダブルなら随分頑丈なんじゃないでしょうか。 mosさんとこはきちんと建築士さんに相談されながらやられているので、間違いなしですよ。 キリギリスはかなり自己流入ってます(^^ゞ 軒の出1.5mでタルキは2×8(38×185ミリ)でピッチが455ですよね。これなら3寸角材(90×90ミリ)より荷重には強そうで、転ばないよう横木を挟めばバッチリじゃないですか。ありがとうございます。 |
実は片流れで軒先が約1.5mだったりします(汗)。 垂木は2x8の一本モノ(20ft)で、ハリケーンタイをダブル(一カ所に2個)で使用しております。 こんな感じです↓ http://kuzu2.sakura.ne.jp/blog/20051111000002.php |
> 片流れで軒先1.5メートルですか?木造で? > えーどうやって納めてるんでしょう 想像してみました(^_^)/ 夏の日除けの意味合いなら、先端部1mくらいは完全な屋根になっていなくて、スリット状のスダレのようになっている。⇒これなら台風時の風圧を逃がせる・・・ハハハ、でもやっぱりこれはないですか。 私の自宅のタルキと軒桁の固定は、すべての箇所に「ひねり金物」を打ちつけたもので、多分これが標準的。 でも軒の出1m50なら、雪のないところでも多分タルキは柱材程度の太さが必要と思われ、そうすると羽子板ボルトで軒桁に緊結するのかもしれませんね。もちろん、軒桁から鉛直真下の土台、基礎まで、接合部はすべてボルト類で。 でも設計を考える建築士さんは、個々の接合部の納め方まできちんと指定するのかな? 案外施工する大工さん任せだったりして・・あ、でもそれじゃ監理なんて出来ないか・・ 私の想像⇒ 金物は建築士が細かく指定。仕口・継ぎ手の種類は大工さん任せ・・・というところなんでしょうか。 しゃくとりむしさん、この辺詳しそうですがどうでしょう。 |
片流れで軒先1.5メートルですか?木造で? 台風の時に軒にかかる揚力ってかなりのものでしょうから、 屋根が飛ばされないようにかなりがっちりと固定しないと危ないですよね。 えーどうやって納めてるんでしょう。できることなら詳細が知りたい!! でもそこがその建築家さんのノウハウなんでしょうね。 |
そういえば、うちのカラーベストのときも、あんまり長い距離を流すと雨漏りしやすいという理由からか、距離の最大が説明書に記載されてたような記憶があります。もうその説明書を失くしてしまったので確認できないけど。 でもその場合は、ルーフィングを2重にするとか・・・ 普通でも、軒先にかかる部分はスガモレ(冬場に軒先の屋根上に出来た氷の塊に、家内部からの熱で解けた水がひっかかって溜まり、雨漏りする現象)が起き易いので、特殊な性能の良いルーフィングを貼りました。これも説明書にあったとおり。 それにしても軒先1m50というのは迫力アリですね。 そうなるとタルキを太くしなくちゃなくなり、軒先だけ太くするわけにいかないから、全部のタルキを太くすると不経済だし。 あ・・でも四国や九州は積雪がないから、あんまり太くしなくてもいいのかな。 棟の納めってそんなに面倒じゅないから、やっぱりノーマルな切妻がいいんじゃない? |
仙人さん、キリギリスさん、皆さんこんばんは。 最初に突貫で建てた寝部屋は3m四方の片屋根です。 おさまりはそんなに面倒くさくないですが、背が高いと雨仕舞いは切妻よりやはり大変。風当たりの強いところしんどいかなあ。 高知の知り合いの建築家は、注文建築は暑さと台風を考え、軒を深く(1m50!!)とるそうです。勾配は冬場の日の入りを考慮しながら検討するみたい。 あと当然、屋根面が広くなるので面積と勾配、屋根材によっては雨漏りしやすいそうです。 で、僕みたいに途中で片屋根と切妻をくっつけるのは最悪ですな(笑) |