> しゃくとりむしさん そうそう、藤森さんが言うとカッコイイんです。 使える言葉なので真似してみたいんですが(^^ゞ 私が言うと、妻には「言い訳」にしか聞こえてないようです。(笑) 文化論的なことは分かりませんので、これで勘弁を・・ワハハ ところで今東京は花盛りなんでしょ? こちらは今、黄砂が真っ盛りです。(笑)でもどんどん暖かくなってきてます。春っていいですねー♪ |
キリギリスさんと、飛魔人さんのお話を聞いていて面白いなと思ったのですが。 二つの言葉がキリスト教と仏教の理念を反映しているような気がします。 高校の倫理の先生が言った言葉ですが。 キリスト教では人間(赤ん坊)は元は神に作られた完全な生き物 (フレーマーさんの言うところのノー・プロブレムですね) だったのだからその教えに背かなければ天国に行ける。 仏教では人間(赤ん坊)は輪廻の途中段階で、不完全なものだから 徳を積み解脱出来る様に一生をかけて修行する。 人間を建築に置き換えると、前者はフレーマーさんの言葉、後者は藤森さんの言葉に つながるように思うのですがいかがでしょうか? どちらも『生まれたばかりの赤ん坊』に変わりなくその解釈が文化的に違うだけのような気がします。 それに、どちらも良い建物を建てて初めて『いい言葉』として生きてくるのであって、 藤森さんが言うからかっこいいというのもあるのでしょうね。 飛魔人さんもその方の仕事にある程度満足していたからかっこいいと思えたのではありませんか。 私なんぞが言ったら、 『生んだからにはきちんと育てるのが母親の責任だろう』 とか言われそうだ〜 |
> でもお金貰って仕事としている「建築家」が、そんな台詞は言っちゃいかんと思うんですよ。 藤森さんはあの番組の中で、手作りの建築の話として語っていたと記憶していますよ。福祉をテーマとした番組だということもあるのか、障害者の人たちとやったセルフビルドとか、そういう例をもとに語っていたものです。 藤森さんが請け負った仕事のことではありません。 あと、一般の注文建築にしても、自然素材にはそれなりの「欠点」もある(反れるとか、板の間にわずかな隙間が出来るとか・・)ので、それを理解しようという趣旨のことも言われていたように記憶しています。それが「完璧を求めない」という言葉につながっていました。家電などとは違うものだと。 > 男って、なんでこういう暗くて狭っ苦しいところを好むかなぁ 男に限らないかもしれないけど、私も子供のころは洞窟探検とか、戦時中の防空壕跡の探検なんかが大好きでした。 あの頃はまだ「未開・秘密の土地」がたくさんあって、冒険心を満足させるには恵まれていたなぁ〜 今では体力的に、狭苦しいところに入るのは嫌ですが(笑) |
>設計士に20万高いなー とのことですが、セルフの場合コジマさんのように ほとんど自分で決めて、後は書類そろえて製図・印押して提出だけとなれば、20万でも高いです。 一方、設計業務が安売りにならないように、参考までにセルフでなく、フルに分離発注で注文住宅を建てる場合、設計士の業務には以下の大きな役割があり、総工費の10〜20%でも安いことをご理解下さい。 ?@最大効率を満たしながら、美しい外観をクリエイトする。 初心者設計と比較した経済効果・・・総工費の+10〜30% ?A配管、配電設備の効率化等により、竣工後の光熱費の最省エネ化 初心者設計と比較した経済効果・・・年間の1〜3万円の節約 ?B手抜き工事を防ぐ綿密な現場管理 初心者設計と比較した経済効果・・・大地震による倒壊の確率半減 ?C競争入札による発注 初心者設計と比較した経済効果・・・総工費の10〜30%減額可 上記は、全て建築家に任せた場合ですが、セルフビルドのお手伝いを設計士がやる場合は、責任の所在があいまいになるので難しい面が山積ですね、たしかに。 |
こんばんは 今日(土曜日)、床下に潜って来ました。切掛けは防蟻工事業者の点検結果報告。 浴室の床下地に水濡れ後有りとか、基礎の寒気不十分で湿気が溜まっている等、五年前の点検では指摘されなかった項目が合った為。 そして基礎換気扇設置を提案してきたんだけど、その見積額が「ちょっといやらしくないか?」と感じたので、σ(^^)と弟で見て来ました。 結果、換気扇設置は不用、防蟻工事も今回は見送ることになりました。この選択が正しいか如何かは判らないですけどね。 甥っ子も一緒につれて潜ったら、妙に気に入っちまって出てこないんでやんの。(笑) 男って、なんでこういう暗くて狭っ苦しいところを好むかなぁ。甥っ子の表情は、「秘密基地」を一緒に作った友達と同じ表情。多分、σ(^^)も弟も同じだったはず。(爆) |
こんばんは >ハハハ、その北米から来たフレーマーさんは随分かっこいいセリフを言うのですね。 当時の私を取り巻く事情から、割とすんなりと納得出来ましたよ。独身だったから、家族構成が変って行くことは折り込み済みだったもんで。 仕事でも、機械のメンテナンスをやっていますが、新製品はやっぱり「生まれ立ての赤ん坊」で、お客様で使われる事で、大小の改修を経て一人前の機械に育って行くことを、実体験として持ってましたから。 でも、販売した製品を「これはまだ、未完成です」とは絶対に言えません。最低でもカタログ仕様が「完成品」の基準なんですよね。 なので、私の基準では仕事を請け負う以上、一定の線引き(施主と請負側の合意の基ですが)で、「完成」があってそこからはオプションであり、製造側に責任があれば改修なんです。 >「完成はない!」っていうのも、カッコイイ!と、思いませんか。 うちの山小屋は、そうなんですよね。あくまでも自分の趣味で建てているから。セルフビルドも趣味の延長と言っても良いから、「完成はない!」って、大きな声で言って良いと思いますよ。σ(^^)も言ってるし。 でもお金貰って仕事としている「建築家」が、そんな台詞は言っちゃいかんと思うんですよ。あ、その「建築家」が自腹切って建ててるのなら、良いんですよ。それはσ(^^)のセルフビルドと根っこは同じだと思うので。 「job」と[work」の違いってのかな。「建築家」を名乗るのなら「job」には責任持てよって感じなんですよ。 |
その釘打ちは見ましたよ。実際にやってみるとはさすがです。 やっぱり梁の継ぎ手対決が私は好きでした。強い継ぎ手にはクサビを入れるんですね。 |
ここ岩手では今日さっきまでTVチャンピオン大工王選手権を放送してました。面白かった〜 第2ステージの競技で、釘の一発打ちというのがあり、38ミリの釘を玄能で一発で打ち込むという、普通はやらないワザ。 それでもさすがに皆さん成功してました。 番組が終わってから外に出て、同じ事をやってみたんですが・・ ムズカシイ〜! |
こじまさん、キリギリスさんありがとうございました。建築士の方にお任せするとして、なんだか気が楽になりました。ここまで一生懸命書いたので、ダメもとで一度建築確認を出してみます。図面は全部方眼紙に書いていますが・・・ 設計料は20万円ですか。家はキッチンとお風呂がないのでもう少し安くなるかもしれません。外壁もスギ板からサイディングにすると思うので、痛い出費です(^^;) |
家は生まれた赤ん坊なんですね。トイレを覚えたり、カーテンという布で着飾ったり、照明ルーバーを室内に入れた賢い家作りをして、育てていくのでしょうね。 |
ハハハ、その北米から来たフレーマーさんは随分かっこいいセリフを言うのですね。 > 「完成は無い」とう言葉と、「育てる」とはどちらも「完璧じゃないよ」というニュアンスですが、表現としてどちらがポジティブでしょうか? さあ、分かりませんが、別に「ポジティブでなきゃならん」・・というわけでもないでしょ。 家を買って、「さあここから育ててね。」と言われても、逆に私はピンときませんね。 「完成はない!」っていうのも、カッコイイ!と、思いませんか。 私は思うけどなぁー 「育てる」より恥ずかしくなく言えるし、実態に合ってる。 少し気取って言ってみたいもんだ(笑) |
こんばんは。ちょぉっと、喉に小骨が刺さった感じなもんで。 >建築は家電のような工業製品じゃない。一品一品手作り。完璧を求められても困る。木は曲がる、反れるもの。 >「完成」はない。常に手を入れるもの。 このまま、一言一句間違える事無く言われたとは思いませんが、「この様に受け取られる」発言だったならば、σ(^^)は「ちょっと違うんぢゃない?」と言いたいです。 実はほぼ同じ内容なんだけど、我が家を建てた北米から来た、フレーマー(躯体工事技術者)の台詞は、こうでした 「あの家(我が家です)は、生まれ落ちた赤ん坊だ。赤ん坊を立派に育てるのは、そこに住む貴方たちの仕事だ」 如何でしょう?「完成は無い」とう言葉と、「育てる」とはどちらも「完璧じゃないよ」というニュアンスですが、表現としてどちらがポジティブでしょうか? 結構、彼らに意地悪な質問もしたんですけど、「完璧を求められても困る」という台詞は、ついぞでませんでした。もっとも「ノー・プロブレム!」ばっかだったけど。(笑) でも、「育ててる」と思うと、築10年が経過して出て来る不具合も、「これも個性よ」と思えるから不思議です。 |
>キリギリスさん 本当に今の確認申請はセルフビルダーにとって厳しいですね。 それも必要以上に厳しいから困ったものです。 >建築は家電のような工業製品じゃない。一品一品手作り。完璧を求められても困る。木は曲がる、反れるもの。 >「完成」はない。常に手を入れるもの。 その通りですね。 だからこそ面白い。 >こまださん 設計費ですが、もう少し多めに見ておいたほうが良いですよ。 本来の設計費は総工費の1割〜2割程度でしょうから。 もちろん確認申請だけなのでそれほど高くはありませんが10万では済まないと思います。 参考までに私の場合は20万と言われましたが擁壁の部分で審査機関から指摘されて図面が増えたため約22万となりました。 これでもその後の事を考えたら安く済んだと思ってます。 ちなみに申請に必要な図面の方はほとんど私が書いてそれを元に申請用の図面を書いてもらいました。 自力申請は無理ではないと思いますよ。 もちろんそれなりの知識が必要になりますが。 それから必要な図書が多いと言うことはそれだけ最初に決めなければいけないことが多いですし、その後の変更も難しいです。 私は建築士さんに設計してもらったので図面に無い部分は変更しまくりです。(笑) |
> こまださん > 建築士の方にお願いすると5〜10万というところでしょうか 依頼の内容にもよるけど、多分もっとずっと高いと思いますよ。 私のときは図面はほとんど私自身が書いたものだったし、旧法律の時代だったこと、当初でなく変更申請ということや、建築士さん自身がセルフビルドに興味がある方で、協力したい気持ちがある方でしたから。 こういうのは思い違いでトラブルになるのは避けたいですよね。 良い建築士さんに巡り合うことと、お互いに十分話し合って、行き違いのないようにすることが大事だと思います。 |
>こじまさん またまた詳しく教えていただきましてありがとうございます。普通に考えて建築の構造自体を途中で変更するのはおかしな事でした。私より断然詳しいこじまさんが断念されたのですから、私がやっても奇跡が起きない限り無理でかもしれません。建築士の方にお願いすると5〜10万というところでしょうか?私は、キリギリス流の工事しかできませんので、ちゃんと説明しないといけませんね。 >キリギリス@管理人さんikedaさん 藤森さんて方の考え方はなんてすばらしいんでしょうか。今回のセルフビルドで父に協力してもらいますが、息子として最高の親孝行をすると思っています。自分の息子にセルフビルドをやるから手伝ってほしいなんて言われたら、そりゃあ喜びますよ。いままで育ててくれた恩をすべて返します。ありがとうございました(^^) |
見ました!見ました!私も。 本当に私も同感しましたし、私自身もそう感じていました。 ふぞろいが良い 完成はない。 結いの良さ。 近所でも若い人が建売住宅を購入し、すこし見学に行きましたがどうしても「うらやましい!」とか思う前になぜ?何千万円もの借金で「買う」のかな?と思っていました。 工業製品と思って「買うもの」という感覚が今の人たちには多いのかもしれませんね。 |
こじまさん、この件に関してはいつもいつも詳しく説明していただいて感謝しています。 私が建てた当時とは、建築確認に関して状況が一変していますよね。 「自分でわが家を作る本」は、法改正前の平成18年10月発行で、本にもあったように「設計も自分で出来るヨ。意外に簡単だからやってみようヨ」的な論調で書きましたが、今はセルフビルダーにとっては非常に厳しい時代になりましたね。 話変わって、昨夜8時過ぎになにげなくNHK教育テレビをかけたら、偶然タンポポハウスが映っていました。 福祉に関して語っている番組だけど、なぜか建築家の藤森照信さんが出演していて、建築と福祉のかかわりみたいな内容が語られておりました。面白かったです。 いやー、以前から何度かテレビで拝見していましたが、藤森さんはいいですねー。わたしゃ好きですよ。あの人の考え方が。 世界的にみれば家は手作りがあたりまえ。 建築は家電のような工業製品じゃない。一品一品手作り。完璧を求められても困る。木は曲がる、反れるもの。 「完成」はない。常に手を入れるもの。 古くなっても価値が増していくものがいい。 昔の建築にあった「結い」の良さ。みんなで作る楽しさ。 やることがたくさんある幸せ。 ・・・なんていうことをおっしゃっていたような。 19年6月に改正された建築基準法では、建てている途中で近所から良い材料が手に入ったからそれを使うように変更しようとか、なんかそういう自由がなくなったわけで、 現実は藤森さんの世界とは全く逆の方向にいってしまったと、改めて感じました。とても寂しいです。 |
長くなってしまったので2つに分けました。 小屋裏収納の件につきましては平成12年6月1日付けの国交省(当時は建設省)の告示にて定められています。 建設省住指発第六八二号の中身を抜粋させていただきます。 5 仕様規定の明確化等について (2) 木造建築物の耐震壁の配置規定の整備(令第四六条並びに告示第一三五一号及び第一三五二号関係) 木造の建築物については、 〜中略〜 また、小屋裏、天井裏その他これらに類する部分に物置等がある場合において、当該物置等の最高の内法高さが一・四メートル以下で、かつ、その水平投影面積がその存する部分の床面積の二分の一未満であれば、当該部分については階として取り扱う必要はないものであるが、 〜以下略〜 これについては検索すれば色々とわかりやすく説明してあるサイトもありますのでそちらを検索してみてください。 |
>こまださん 建物を建ててから変更する事を考えているのでしょうか? 延べ面積を100?u以下にしてご自分で建築確認を出すのでしょうか? 現在の建築確認はキリギリスさんの建てた当時とは大きく異なり、100?u以下は建築士免許が必要ないとは言っても提出する図面の枚数は建築士免許の有無によって大きく異なります。 建築士免許無しで提出する図書(図面等の書類)は事務所ビルやマンション等と同様の図面が必要です。 (4号建築物に関しては建築士免許があれば特例が受けられて添付図書が少なくなります) もちろん法的には免許が無くても問題はありませんので不可能ではありません。 途中で挫折してしまった私としてはぜひチャレンジして頂きたいとは思いますが・・・ また、ご自分で建築確認を申請するのでしたら最低限の建築基準法を理解していただく必要があると思います。 (もちろん建築士さんにお願いする場合でも法を理解する必要はあります) 延べ面積ですが、小屋裏を収納(居室としては使わない)として天井高1.4m以下で面積を最下階の1/2以下とすれば面積には算入しません。 また、この場合の階段は1階面積に算入しておいてください。 小屋裏の天井高が1.4mを超える場合は2階建てになりますので、この際は2階にも階段面積を算入します。 他にも設計する際は斜線制限(道路、北側等)や採光、境界からの距離等考慮しなければいけない事があります。 また、途中で中二階が作れそうなら変更と言うことですが、現在の建築確認ではそのような建て方は難しいです。 基本的には建築確認を提出後は構造に関する設計についての変更は認められませんので、工事を完全に停止させた状態でもう一度申請しなおしと言うことになります。 建築確認前に充分な計画を練って設計し、以後の変更は軽微なもの(構造以外の変更)で済ませた方がいいと思います。 いずれにしても建築基準法(施行令、施工細則等含む)は理解しておいた方が良いと思います。 また、平成19年6月20日以降は建築確認に関する法が大きく変わっていますのでそれ以前の情報は建築確認に関しては役に立たない(キリギリスさん申し訳ない)と思ってください。 |
> 管理人さんの模型を見る限りでは、スペースをとる為に真ん中の束の本数を減らしてますね。私の建物も減らして大丈夫なんでしょうか? 中央の束を立てないので空間は広くなるけど、母屋のスパンは長くなるので、当然、太っとい材を使うことになります。 こまだ邸の設計にあてはめて検討してみては。 |