バトン〜その5〜 / マッコ
 
 百部隊の燃料庫は、まだ真黒い煙を吹き上げている。
鉄筋造りの弾薬庫は穴だらけだ。宿舎・教育棟・発動機整備棟など
百部隊の施設は全滅だ。 

 航空廠と飛行場を結ぶ誘導路は軍の生命線であるだけに、
米軍は一生懸命、破壊しようと、狙ったのだろうが、
飛行進路を直角に横切る誘導路には仲々命中しなかった。
その中で唯一の成果は、菊池橋(通称爆弾橋)袂の道路を
半分抉り橋脚を露出させたのが唯一の戦果だろう。
 
 航空廠のシンボルとも謂われ、偉容を誇った機体工場。
青い色に輝いていた総ガラス貼りの大きな妻、
見学で機体工場の横を通る毎に、新鋭機の姿と共に若人を
魅了してやまない、憧れの機体工場ーーー今は無惨にも
鉄骨は垂れ下がり、スレートは吹き飛ばされ飛行機の残骸は
隅に押し付けられ燻ぶっている。ガラスを吹きとばされた
西側の妻には破れ残った白いカーテンが、鉄格子を慰めるように、
優しく旗めいていた。
 工場前のエプロンには九七式重爆が無惨にも焼け落ちて
原型を止めず。先輩が2年半の歳月を費し修理を終えたところ
だったという。此の九七式重爆は昭和12年製造発注、
支那事変で活躍した飛行機で戦争末期には特攻機として
熊本の健軍飛行より沖縄の飛行場に突入したという。

 工場には爆弾が5発命中していたが意外にも穴は小さく浅い
直径3〜4m 深さ2m位だったように記憶している。
 瞬発信管はコンクリート床の場合、地中に深く潜ることなく、
瞬時に爆発するので、広く地上のものを破壊する。
穴が小さく浅いのはその故かなァ……と、今もって疑問に思っている。

                         つづく
〜追伸〜
全編の約半分のところまで、書き込みさせて頂きました。
後半のもう半分、お付き合い頂ければ嬉しく思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
今回も、読んで下さりありがとうございます。

No.1367 2010/04/03(Sat) 03:00:42
バトン〜その4〜 / マッコ
 
 飛行場の格納庫群は黒煙を巻き上げ、手の施しようもない状態だ。
百部隊の燃料庫も被弾したのだろう、一面火の海となっている。
武器庫や弾薬庫も被弾しているのだろうパンパンと弾のはじける音が激しい。
 サイレンを鳴らして消防車が飛行場へ走って行った。
今行くと危険だと思った。後の話しで第二波の爆撃で破壊され、
乗員は戦死されたそうである。
 
 暫くして又同じ編隊がやって来た。340発の爆弾は破壊を免れた施設を、
徹底的に破壊しながら東から西へ猛烈な炸裂音と衝撃波を伴って、迫って来る。
手で耳と目を押さえ渾身の力で身を固くして耐える。
壕の壁は息荒く口を開き閉じる。吐き出す息は古い土の匂いを、吹き掛けて来る。
猛烈な嵐に翻弄される壕。多方面から押し寄せる衝撃波は互いにぶつかり共鳴する。
バフワフバフワフと……
ドーンと一際大きな音と衝撃波に天井が瞬時に崩落、泥水の中へ叩き込まれた。
半身生き埋となる。直撃弾ならもうあの世へ行っている筈だ。
天井が大きく崩落しているが壕は大丈夫である。助かったのだ、
頭と背中少し痛むが立つ事が出来た。帰り水で全身ずぶ濡れでまさに泥鼠。寒い!
埋った足を土の中から引き抜くと、編上靴の底が抜けて仕舞った。
壕から出て見ると、目の前に驚く程の大穴が明いている。
敵機を数えると25機で、第一波と同じ編成で右旋回、東へ去って行く。

 入口付近には虹色に輝く弾片と信管の部品と思われる、
アルミの風車が散乱している。長い弾片はサーベルのようだ50cm程もある。
厚さ12mm 巾2.5cm 3〜5cmのもの多し。
鋼で出来ており、台形に裂け、虹色に光り輝く鋭利な刃物。
爆裂片は灼熱の刃となり雨、嵐の如く飛散したであろう。
防空壕あってこその命と感謝せずには居られない。

 「此の壕は多分農家の人が緊急避難用に掘ったのだろう。入口は地面よりも低く、
 幅70cm 高さ1.6m 奥行2m、鍵の手に右へ1m曲って、4人で一杯だった。
 壁、天井は天然の赤土、天井の上は篠竹の薮、北側の機体工場迄20m、
 爆弾が5発命中していた。南側の田園には直径十数mの穴が明いていて
 穴の縁から壕迄約15mだった」と記憶している。

 噂では500キロ爆弾だったと言う説もある。B-29は投下ボタンを押しても
落下しなかった9発の爆弾は直ちに鉄棒でこねてやっと3発が落下した。
それが奇しくも、甘木の立石国民学校と同名の三井郡小郡、立石国民学校の児童6名を殺傷した。(この時の爆裂音は私の記憶には無い。聞こえても
無意識に聴いたかも知れない。)大きく右へ旋回し小石原上空で
残りの6発を森の中に落した。
 戦後の話で「B-29が帰途小石原の山中に数発の爆弾を落とした。」と聞いた。
また、6年前小石原在住の老婆の話によると
「アン時B-29は森ん中に爆弾ば落して帰ったゲナ」との証言を得た。

 米軍の記述によると、日向灘に9発捨てて帰ったとある
「限定爆撃の立前上、無難な報告をしたことが考えられる。」
 尚、甘木頓田の森誤爆事件は最初の編隊が大刀洗爆撃の
 1分前に間違いなく爆弾を投下している。

 第二波が去り暫くして第三波がやって来た。第三波も334発の爆弾を投下したが、
着弾は近地点で70m〜100m離れていて、主に飛行場・格納庫・誘導路附近を攻撃した。
着弾地点が少し遠いのと、馴れと言うか、心に余裕が出来たのか、横着になったのか、
爆撃の様子を見度くなり壕の入口まで行くと、外は息を呑む、
強烈な飛沫が壕の壁を叩きつけている。
大刀洗川に落下した爆弾は水や土砂を空高く吹き上げ、
それを次々と爆風が吹き飛ばしているのだ。
 間もなく第三波の爆撃も終り、静かになった。緊張は解け安堵の胸を撫で下ろした。

 敵機は一波二波と同じ編隊型態だったので、概略を見ただけで同数と思い込み正確には数えなかったがオドンネル指揮官の報告書には74機無事帰還とある、
とすると第三波は24機だった事になる。

 阿部と二人、歯をガツガツ鳴らし乍ら、寒さに震え、機体工場の方へ崖を登った。
蛸穴壕に銃を抱いた兵隊がいる。まさかB-29を銃撃していたのでは……と思っていたら
「お前達生きチョッタカ!!」と大声で叫ぶ。強烈な爆弾が落ちたところから、
泥鼠の男が2人這い上がって来るのだから驚くのも無理はない。
この修羅場で、生きた人間とは信じられない、と思うのと、
同時に喜ろこびの声だったのだろうか?私達はコックリと頷いた。
(あなたこそ機体工場の横数十m、青空天井の蛸穴の中、
 只一人でさぞ怖かったでしょう)と思いはしたが、寒くて言葉にはならなかった。

                               つづく
                        
〜追伸〜
長文にもかかわらず、読んで下さりありがとうございます。
続きはまた後日、書き込みさせて頂きます。よろしくお願い致します。

No.1366 2010/03/25(Thu) 03:45:26
ザンビアのこどもたちに靴を / みなみ
 
ご自宅にご不用のこども靴はありませんか?
本日から、そごう等で下取りキャンペーンが始まりました。

//www2.sogo-gogo.com/shitadori/

//joicfp.or.jp/jpn/zanbia/kutsu_project/index.shtml

(httpをつけてください)

その小さくなった靴や服を待っているこどもたちがいます。
お子様のいらっしゃるご家庭に是非お知らせください。

No.1361 2010/03/16(Tue) 19:02:06
Re: ザンビアのこどもたちに靴を / 紀里谷和明
 

これいいね! 皆さん是非協力してください!

No.1363 2010/03/19(Fri) 19:02:08
Re: ザンビアのこどもたちに靴を / Lisa
 

みなみさん。良い情報を有難うございます☆
子供のものって、すぐにたまってしまうので、今回のキャンペーン、ホント誰にとっても嬉しいことですね!!!
私も活用させて頂きますし、友人達にも声をかけます。
ありがとうございます!!!!!!!!!

No.1364 2010/03/20(Sat) 21:15:48
Re: ザンビアのこどもたちに靴を / 山内めぐみ
 

私には子供がいないので、子供用のものはありませんが、友人に伝えたり、自分のブログに書いて紹介してみます。
素敵な取組ですね!教えてくださってありがとうございます☆

No.1365 2010/03/22(Mon) 21:59:07
バトン〜その3〜 / マッコ
 
 3月27日今日も良い天気だ。桜の花も咲きはじめた。
第一格納庫へ行くと、工場長が笑顔でやって来て、
「君達、4人で格納庫の妻に、看板を掛けて呉れないか。」と言って
幅40?p、長さ2m、木の板に第一格納庫ち墨書きした看板と、
竹製梯子2台工員に運ばせた。その梯子を2台継いで、8mの梯子にした。
苦労の末やっと格納庫の妻に梯子を立て掛けた。

 さて誰が一番に登るか、と言うが早いか、元気者の松永が手を挙げた。
皆で梯子を倒れないように保持する。一段上がる毎に梯子は、大揺れに揺れる。
半分も登った頃“怖い”と言って降りて来た。
 次は菊池が登ったが、同じように“怖い”と言って降りて来た。
阿部も可成り高いところまで登ったが駄目だと言って降りて来た。
最後は「河野の番だ、もうお前しかおらん」しっかり頑張って呉れ、と
皆に励まされ、左の小脇に看板を抱え、ポケットに釘、腰に金槌を差し、
「俺がやらねば養成所の奴は腰抜けばかりだと誹りを受けるだろう」
それに工場長のやさしくて兄のような人柄に心服している。
彼の期待に背く事は出来ない。意を決して登った。
梯子は4人で保持しているので絶対倒れる心配はない。
怖いのは己の余念だと心に言いきかせて、定位置まで登った。
梯子に足を絡ませ板を落とさないようにしっかり押さえて釘を打った。
皆が“万歳”といって祝福して呉れた。(然しこの看板もあと30分もすると
B-29によって敢えなく吹き飛ばされるのである)

 降りると10時を大分廻っていた。サイレンが鳴っている。
情報注意報だ、途切れ、途切れの音がする。
 松永には区隊警備の任務がある。工場長に帰隊の旨を伝える。
「よし、じゃあ4人で早く帰れ」と許可を貰った。
(爆撃5分前)(B-29は日田市上空を通過した頃だ)

 飛行場入口まで来ると「緊急作戦会議」があるらしく
将校連中が三々伍々航空廠や百部隊から誘導路を通ってやって来る。
新任の少尉・見習士官は紅顔の凛々しい、美青年「格好いいなぁ」と
松永が言う。4人が見惚れながら菊池橋まで来ると、古参の大尉に一喝された。
「走らんかァ!」
私は内心思った「答礼もせずに頭ごなしに、いきなり怒鳴り付けるとは……」
「直属上官でもないのに、余程虫の居所が悪かったのだろう。」と、
実はこの時既に警戒警報のサイレンが鳴り響き矢継ぎ早やに、
空襲警報のサイレンも鳴っていたのだ。脳天気な4名は、各所で鳴り響く
沢山のサイレンの音が、錯綜して判断出来なかったのだ。

 その時、甘木方面で「ドドドーン」と大音響がした。(爆撃1分前)
何だろう?判断がつかなかった。軍の演習だ、としても音が大き過ぎる。
「後日判明した事だが甘木頓田の森、誤爆事件だった。爆撃手の指が
 緊張のあまり投下ボタンに触れ、数発の爆弾が落下した。そして真下を
 飛んでいる僚機の左翼端を損壊し、地上では不幸にも下校中の朝倉郡
 立石国民学校児童31名の命を奪い、農家の人も数名死傷した。」

 機体工場の角を左折すると、前方で女子挺身隊員10数名が両手を翳し、
歓声をあげている。何事かと空を振り仰ぐと、四発の見事な編隊が
地上の光を反射してキラキラと空に溶け込むかと思ふように
クリスタルパールに輝き、4、5千mの上空を覆うように飛んで来る。
我々も友軍機と誤認し「遂に日本も四発の爆撃機を作ったのだ」と
頼もしく思いつつ編隊を右から左へと見渡した、その時、
阿部が「爆弾が落ちよる!」と叫んだ。
見ると一番右端の編隊から順次、黒いゴマ粒を吐き出し、
まさしく私達を目掛けて落ちてくる。
B-29 だ!!愕然とする。夢ではない。死の影が一瞬脳裏をよぎる。血の気が引く。
時間がない。(あと15秒)1mでも機体工場から離れねば……と
田園へ跳び降り西へ走った。3人が後を追う。(アア、もうとんでもない事になる)
右に横穴壕を発見、水が溜まり糞が浮いている。構うもんか。
跳び込むと同時にザーーとトタン屋根に夕立の降る音と、ともに爆弾の
連続炸裂音。衝撃波が東、百部隊から機体工場まで瞬時に押し寄せる。
三百数十発に悪魔の轟音は地上を覆い尽くす。これが絨毯爆撃か!

 初めての体験、恐怖で身体が極限まで硬直し縮み上る衝撃波は、
立ち震える足の裏から頭の芯まで殴り付けるように突き抜けてゆく。
4人共言葉も発せず只ウウウ……と唸り声を体から絞り出す。
炸裂音が近づく度にオクターブを高めている。
爆撃は大地の底が抜けるのではないかと思う程、苛酷極まりない。
心の中で叫ぶ(神様私は未だ15歳、世の中のことは何も知りません、
どうぞお助け下さい。至近弾は耐えます、直撃弾だけは当たりませんように、
お守り下さい)と爆弾の降り注ぐ中、一心に神に祈った。

 嵐は30秒足らずで静まった。直ちに壕からとび出した。
此の過酷な仕打ち。この口惜しさ。腹の中に凝縮した怨念と敵愾心!
敵機を見上げ乍ら声を限りに叫んだ。
「バカヤロー!!!」
機影を数えた。25機である。恨みの声を聴いてか、聴かずか、
悠々と左へ旋回し乍ら久留米方面へと飛び去った。
(その時は私は周回爆撃で又来ると思ったが、それは思い違いだった。)

 松永と菊池は此処は危い。養成所へ帰ると言う。
私は養成所が爆撃されない保証はない。又途中で安全な防空壕があるとは
限らないから此処に居た方が良いと言ったが訊かなかった。
結局阿部と河野は此処にとどまることにした。
 神の加護を信じ、そして爆撃手の腕が良ければ直撃弾はないだろうと…。

                          つづく

〜追伸〜
今回は、特に長文になってしまいましたが、
最後まで読んで下さりありがとうございます。
続きは、また後日書き込みさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

No.1362 2010/03/17(Wed) 01:09:52
バトン〜その2〜 / マッコ
 
大刀洗航空基地破滅の日

 昭和20年3月27日。
それは私にとって生涯忘れることの出来ない日となった。

 3月24日、大刀洗航空航廠技能者養成所は一学年の終了式を終え、
戦況が好転するまで、過去5年の歴史を閉じる事となった。
 3月26日より軍務に就く事となったが、飛行学校要員である
阿部・松永・菊池・河野 以上4名は原隊が2月に閉鎖になった為に、
配属先が決らず、他の者より遅れてやっと空航廠の機体工場へ
行く事となった。
 機体工場は以前見学の時、憧れた凄く大きな工場だ。
新鋭機が何機も駐機している。技術指導員に配属の旨を告げると、
飛行場第一格納庫に連絡してあるので、直ちに行くように指示される。
 
 第一格納庫では工場長が入口で待っていて呉れた。
   工場長訓示
「 諸君良く来て呉れた。機体工場より連絡が来ております。
 君達は本来ならば、養成所で3ヶ年勉学して、成績次第では
 順次特務院(大学)へと進学し、将来は技手から技師へと昇進。
 未来を嘱望される身であるが、戦況は緊迫した状勢下にある。
 残念ではあろうが、暫らく君達を預からして戴く。
  3月24日硫黄島守備隊はよく猛攻に耐えていたが善戦空しく、
 遂に力尽き玉砕しました。敵はその余勢を駆って沖縄を攻略す可く、
 沖縄近海を機動部隊が遊弋中であります。
  我々も緊迫感を持って軍務に励まねばなりません。
 君達も行動は常に4名一緒にとって貰い度い。
  今日は工場の内外、配置や状況を良く認知していて欲しい。
 判らないことがあったら、遠慮せずに聞いて呉れ、以上。」

 機材・部品・工具置場・脱衣場・防空壕の所在等を見て廻った。
流石は飛行場第一格納庫だ。新鋭機が多く、触るのも初めてだ。
全身の血が騒ぐ。
 
 重爆の飛龍。司令部偵察機。三式戦闘機飛燕。隼などが修理中。
多くの工員がキビキビと立ち働き、女子挺身隊の人々も部品運搬や
工員の手助けを甲斐々しくやっている。外のエプロン「駐機場」にも
飛龍が駐機している。後部銃座が被弾し弾帯が破壊され20ミリ徹甲弾・
曳光弾・破壊弾が散乱し戦闘の生々しさが如実に伝わってくる。
台湾沖航空戦に参加したそうだ。
 隣の格納庫のエプロンには魚雷が10数発、黒い光を放って並んでいる。
魚雷といえば海軍のものだが……そうだ養成所に海軍魚雷整備兵が10名
宿泊していると聞いた。海軍と共同作戦をやっているのだ。
やっと納得出来た。
 その作戦には跳飛爆撃といって、重爆撃機飛龍の胴体に800キロの
魚雷を取り付け超低空で海面に魚雷を投下、魚雷は猛烈なスピードで
海面を飛び跳ね乍ら敵艦に激突撃沈する。
 その為の飛行第九八戦隊であり、それを護衛する三式戦闘機群である訳だ。

「此の爆撃隊は別府湾で猛訓練をしている。犠牲者も出たそうだ」
遠くに爆撃機キ-67飛龍47機。護衛戦闘機飛燕がエンジン音を響かせ乍ら
集結しているのが見える。
 こちらでは継子扱いにされた隼戦闘機が未舗装の凹凸滑走路を離陸すべく
ピョンピョン跳ねながらスピードを上げていたが遂に左主脚を折損して
擱座して仕舞った。暫くすると今度は九七式戦闘機が着陸してこちらに
向かっていたがスピードが落ちると、お尻が下がり、前方の視界が悪くなり
悪路修用の石積みに衝突して逆立をした。
 どうしてこうも事故が多いのか?
メイン滑走路を爆撃隊に占領されたが為の悲劇だろう。


                           つづく

〜追伸〜
続きは、また後日書き込みさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回も最後まで、読んで下さりありがとうございます。
 

No.1360 2010/03/15(Mon) 01:15:36
☆ミ / ヴリル
 
自分は今まで色々な映画を見てきたし、小説も趣味で作った事がありますが、紀里谷さんの映画はやっぱりカッコイイ!
圧倒的な美しい映像はもちろん、誰にでもストーリーを理解しやすい構成はさすがだと思います。

ゴエモンが船上で我王とすれ違いながら、顔がUPになるシーンは本当にゾクゾクっと鳥肌が立ちました!

紀里谷さんは人間の切なさを知っています
状態を一瞬で表現できる映像力もすごいです!
だからこんなにも心に残る素晴らしい映画が作れるんですね

No.1359 2010/03/12(Fri) 00:47:23
非実在青少年=実在規制推進派 / あちゅ
 
東京都青少年保護条例改正案全文の転載。



【第三章 不健全な図書類等の販売等の規制】

一:青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又はCENSORED若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの

二:年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を資格により認識することができる方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの


----------


私個人としては、この件に関してまったく擁護できる要素がないので徹底攻勢です。


三章二項を素直に読めば、想像の中で作られたキャラクター『非実在青少年』を性的対象として肯定的な表現をすると罰が降され、その理由はCENSOREDや犯罪を誘発するから…というものになっています。

そして『非実在青少年』なるものに該当するのは、対象人物の姿のみにとどまらず。
例えば、まったく姿が見えていなくとも、所持品に子どもっぽいデザインの携帯電話があるとか、両親の会話から子ども扱いされているとか、あまつさえ声が幼く聞こえるとか。
つまり、何を描写しても全部犯罪になるとも受け取れるものになっています。


私は基本的に表現規制にはやぶさかでない立場です。
但し、それは『現実的実体的被害者がいた場合』に限定されます。

どのような作品であれ、受け取る人によっては感動にも猥褻にもなる。

例えば、エヴァを観て救われた人もいれば死にたくなった人もいたでしょう。
ただそれは、個々人の理解の問題であって、作品の趣旨の問題ではないのです。

取り締まるべきは殺人を犯した人間であって、殺人の絵を描いた人じゃないってこと。


皆さんは、この法案を含め、性表現を規制しようとする動向についてどうお考えでしょうか?

率直なご意見をお聞かせ願えればと思います。

No.1351 2010/03/02(Tue) 16:40:04
はじめまして。 / 美奈子
 

あちゅさん、はじめまして。
美奈子と申します。
私はこちらのBBSには二回目の参加と浅いのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

あちゅさんの投稿を読んで、しばらくずっと自分なりの回答を考えていたのですが、
なかなかまとまらず、未完成ですが読んでいただければ幸いです。


あちゅさんの、

>例えば、エヴァを観て救われた人もいれば死にたくなった人もいたでしょう。
>ただそれは、個々人の理解の問題であって、作品の趣旨の問題ではないのです。

私もそう感じます。
ただ、私個人の経験ですが、数年前に精神状態がすごく不安定な時期がありまして、
そのときに観ていた映画やドラマ、漫画、本、ブログ、ホームページによって多少
なり「負」の感情がわいてきたことはありました。
当時の私のような状態を大人たちが見れば、今回の性規制とはいえませんが、なに
かしら表現の規制というものが、こうして出てくるのかなと思います。

また私の経験上の話が続きますが、
ただ感じるのは、本当にその作品を見て、自分自身で感じて、「負」に繋がっている
のかと少し疑問に思ってしまいます。

たとえば、作品自体を観れば、なんとも思わないのに、ニュースやインターネットで
「精神面によくない作品」として取り上げられた場合、全く同じ作品を同じ人が見た
としても、その情報を得る前と得た後では、異なった見え方になるんじゃないかと
思います。

・・・と、本来の話題と離れてしまってますかね。。

上手くいえませんが、もし性を含める表現の規制が増えれば、それだけ今までなんと
もなかった作品にも、マイナスな付加価値が表れてしまう気がします。
興味や欲?みたいなものが加速してしまうような・・・。
今回のような、「子どもっぽいデザインの携帯電話」がダメだとしたら、その「ダメ」を
そのまま受け止めてしまったとき、「子どもっぽいデザインの携帯電話」=性的なもの」と
判断してしまわないかも気になります。
これは考えすぎでしょうか。

ただ各個人で判断や解釈、理解をする機会がこれからどんどん減ってしまうとしたら
それはこれからもっと情報に流されてしまうものと考えてしまいます。

そして、もし作品を規制するのであっても、その作品自体がダメなのか、それとも
その作品にとりまく情報によって悪影響がでてダメなのかがとても気になります。

また、たとえ規制を強化していっても、それではおさまらない気がします。
それで助かる人がいるのならとても嬉しいのですが、表面的な規制に頼るよりも、
もっと深いところで判断をしていかなきゃと、性規制を含む他の様々な問題にも
改めて目を向けていこうと思いました。

No.1355 2010/03/09(Tue) 15:26:15
Re: 非実在青少年=実在規制推進派 / あちゅ
 

> 美奈子さん

はじめまして。おはようございます。
ご意見、有難うございます。


規制の話題から少し逸れますが…。
私は、現状の『性』に関することを『秘匿』としたがる社会の在り方に、あまり善い印象を持っていない1人です。

性と云うものは、生きていく上で切っても切れない要素です。

誰の目から見ても暴力的なものは別にして。
日常生活の中に『当たり前のもの』として存在する性を、このようなカタチで規制する理由が、正直私にはわからないのです。



話題を本筋に戻しますが…。

今回は『非実在青年』という、酷く曖昧とはいえ『性描写』に重きを置いた「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年育成条例)の改正案が提出されました。

そして、この改正案は、読み方によっては如何なるものでも『非実現青年』と見なして刑罰を科すことの出来る内容になっているのが、何よりも危惧されるべき点だと感じています。

紀里谷監督の作品もしかり。
監督の映像作品の中に『非実在青年』と思われる描写(出演者だけでなく、用いられた小道具の存在)があれば、あっという間に規制対象となる可能性を秘めているのです。

紀里谷監督の作品は、そのどれが欠けても『作品』として完成を見ることは出来ないはずです。

けれど、何が『不健全』なのかを判断するのは『規制したい側』であり、その『規制したい側』が『不適切』だと判断すれば、指摘された箇所を削除しなければ観ることができなくなります。
それどころか、販売そのものを差し止めされる可能性だって大いにあるでしょう。

規制したい側の私情のみで規制した中で生み出される作品に、本当に価値が在るのか。
表現の自由を著しく欠いた中で、クリエイターやアーティストたちは、自らの想像を創造してゆくことが出来るのか。

私は、否と考えています。


この改正案は、他人事ではありません。
自分(個人)の書くブログ文章だって、規制対象とすることが可能だからです。

どうか、この改正案が現実として機能したときのことを、皆さんも考えてみてください。



ただ、このBBSの流れを含め、他人の書いた文章は所詮は自分(あなた)の意見ではありません。
どんな情報も簡単に鵜呑みにせずに、自分自身で「まずは考えてみる」ことが大事なのだと私は思っています。

自らの考えを、この場だけでなく、皆さんが生きる場所で、自分と云う器から発信してもらえる日が来ると良いなぁ…と、願っています。

No.1358 2010/03/11(Thu) 07:19:26
バトン / マッコ
 
 …突然ですが、
 私は、九州の福岡県で生まれ育ちました。
 そして、私はこの街が大好きです。

 この福岡に、大正8年(1919年)に東洋一と呼ばれるほどの
大刀洗飛行場(西日本における陸軍の航空拠点)が完成しましたが、
昭和20年(1945年)までの26年間の末、空襲・敗戦とともに無くなりました。

 「自分の近くから平和をつくっていく」をテーマに、
まずは、自分の生まれ育った福岡で何があったのか?という事を
調べていくうちに、少しずつですが戦争当時の事を教えて頂く機会があり、
河野さん(現在80歳:男性)に、ご自身の戦争体験のお話を
対話も交えながら、訊かせていただきました。
そして、その後、A4サイズの便箋約50枚に
『大刀洗航空基地 空襲体験記』という題名で、
ご自身の回想録をお書きになり、私に届けて下さいました。

 私は、河野さんからバトンを受け取ったように感じました。
近い将来、戦争体験をされた方がいなくなり、
また、「戦争を知らない人が戦争を知らない人へ伝えていく」という事を
担う時代になるのではないかと思います。
 幸運にも私は、戦争体験された方の生の声がきけるギリギリの世代です。
その生の声や表情を、なにか伝えていく事が出来るとすれば、
私は嬉しく思います。

 今回、河野さんから受け取ったバトンをBBSに書き込みさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


『大刀洗航空基地 空襲体験記』 

 昭和20年3月より8月まで

大刀洗陸軍航空廠技能者養成所

一中隊一区隊九室 河野(満十五歳)

(序文)
 1945年8月15日、戦争は敗戦という形で終わった。
国土は焦土となり、数多くの犠牲者を出した。
大義名分を称える人もいるが、結果として多くの国々人民に多大な迷惑をかけた。
彼我の喪失した人材は膨大な数に上り、優に一千万人を超えるであろう。

 何故、戦争をしたのか。愚かとしかいいようがない。
嚆矢は西洋烈強の驕慢と強欲だが、我が国もそれに引きずられ、理性を欠き、
多くの国民も日清・日露の戦勝気分醒めやらず、一部強硬な軍人に牛耳られ、
マスメディアに同調し、意識、無識に関わり無く、
目に見えない大きな戦争へのうねりを作ってしまった。
 それが、この結果であり、予測できた知識人達は苛酷な言論統制令の許、
口を開く事の出来ない世の中になっていた。

 世界は現代でも争いは絶えない。
火種は民族、宗教宗派・専制・覇権・領土・資源等、多くの問題を抱えている。
 幸いな事に大国が平和志向を目指し始めた。多くの国々も足並みを揃え、
対話による解決へと協力をす可きだ。
 若しこの世から戦争が無くなったら膨大な資金が浮く筈だ。
「そんな夢みたいな……出来もしない事喋るな!」と言われる。そうだろうか?
いまだに力の論理を信奉する人が数多くいるのも事実だ。
地上の富を分け合おうともせず、自己中心的な考えを持った国、
或いはそういう人も多くいます。差別を尚ぶ驕慢な人もいる。

 然し、多くの人々、世界中の人々が、
その気になれば平和への小さなさざ波が波となり、うねりとなって…
共存共栄の世の中も夢ではないと私は考えます。

 戦後、64年、想い起せば、僅か1年半、軍属として。
大刀洗での生活、苦しかった事、楽しかった事、死と向き合って生きた事など、
懐旧の念断ち難く走馬灯のように想い出されます。
ましてあの苛酷な空襲体験は、まるで、入れ墨のように心に深く鮮明に刻まれ、
生涯忘れることは、ありません。

 隔世という言葉があります。
御存知のように「世をへだてる」ということですが、
戦争のことが仲々、子や孫に伝わらない、伝わっていない。
時には驚くと言うか、唖然とする事があります。
 10年程前、熊ヶ山の慰霊祭の日、会場から1km程、離れたところで、
30代とおほしき地元の御婦人に場所を尋ねると「知りません」と言われた。
それで「戦争中大刀洗飛行場が爆撃されて、戦死された人々を祭ってあるところです」
というと、大刀洗が空襲を受けた事すら御存知なかったのです。
世の中半世紀も経過すると、戦争の悲惨さや酷たらしさ、無辜な人々への殺戮。
どれ程の人が、子や孫、父母、兄弟、親族をなくし慟哭した事か。

 いつしか、記憶はうすれ、忘れられてゆく。
「苦しみからの解放」も切実なもの、ではあるけれども
戦争は破壊と殺戮と悲しみと怨念の坩堝である。
肝に銘じ、その事だけは忘れずに、戦争のない世の中にしなければならない。

 私は一昨年の年賀状に、極く簡単な大刀洗空襲の模様を書いた。
うら若い女性であり乍ら殊勝にも戦争体験者から広く体験談を訊き集め、
後世に伝えてゆきたい、という人がいてインタビューを申し込まれた。
 私に出来る事なら、と快諾したものの訥弁な私のこと。
筋道を立てて話すことの難しさを知った。後日文書にして届けた。
何度も読み返せば、状況描写が、自分の心情に添っていない。説明不足。
補足を要するところ。その他至らないところ等が多々目につくので推敲を重ね、
やっと此の回想録を書き上げた訳です。
 何しろ浅学非才、御指摘もあろうかと思いますが
寛大な眼差しで御笑読下さいますよう

平成21年9月

参考文として「桑原氏」の著書より、次の一文を転載させて戴きました。

桑原三郎著「大刀洗飛行場物語り」
五十頁 第二話六行目より十二行

 『私達の作業は、先づ大刀洗爆撃の体験者の聞き込みから始めた。
 戦前から飛行場の近くに住み、今は老人の域に達した人々。
 飛行場を中心とする、様々な軍事施設で働いた工員・動員学徒・挺身隊員・
 軍属・軍人等を訪ねた。しかし残念にもその人々の古い記憶は
 余りにも風化し教材には耐えられないものであった。
 「爆撃」という死と隣合せの極限状態の中で、冷静にB29の群を
 見上げる自身が不可能である。 
  そのことは私自身が東京で、B29の至近弾を受けた時、地上のことは
 よく覚えているが、上空の状況は殆んど記憶にないのと同様、
 期待するのがもともと、無理な注文であると悟った』

 私は桑原さんの文を読んで勇気が湧いた。
「爆撃という死と隣合せの極限状態の中で、冷静にB29の群を見上げ」
尚且つ爆撃の恐怖を入れ墨のように消えない記憶として、
生涯忘れずに抱き続けている、数少ない人間であることを自覚した。
 そうであるならば、その体験を多くの人に披瀝す可きではないのか。

 あまり文章を書くのが得意ではないが、勇気を出して書くことにした。
 
                           つづく
〜追伸〜
長文になりますので、続きはまた後日、
何回かに分けて書き込みさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
最後まで、読んで下さりありがとうございます。
 

No.1357 2010/03/11(Thu) 01:19:38
(No Subject) / LULU
 
左にあるGOEMONをクリックするとドイツ語のページへ飛んでしまうのは私のPCだけなのでしょうか><
No.1352 2010/03/03(Wed) 01:25:44
Re: / 理子
 

あっ、それ私もです。
前のGOEMONのサイトが見たいのに、見れないんですよね・・・。
どうしてでしょうね?

No.1353 2010/03/03(Wed) 20:42:39
Re: / たか
 

横からすみません。
多分、ドメイン更新をしなかったので、ほかの方が取得されたものと。。。
映画GOEMONサイトは
wwws.warnerbros.co.jp/goemon/
です。
以上、お邪魔しましたー。

No.1354 2010/03/08(Mon) 18:29:17
Re: / 理子
 

GOEMONのサイト 見れるようになりました。
たかさん、教えて下さってありがとうございました。

No.1356 2010/03/10(Wed) 11:58:03
3D好き / ヴィエラ
 
こんにちは、紀里谷さん。
先日3D映画を見てきました。
紀里谷さんも見たことがありますでしょうか。
4月にはTVも発売されるようです。

No.1350 2010/02/22(Mon) 09:32:35
ワークショップのお知らせ / yamada
 
紀里谷和明のワークショップを開催します。

  日時 2月14日(日)開場 12時45分
             開演 13時15分
  場所 LOTUS8
     ttp://www.lotus8.co.jp/studio/map.html
     


  参加ご希望の方は、希望人数と、それぞれのお名前を記載の上、
  下記までメールにてご連絡ください。

   complet@live.jp

  メールの返信をもって、受付完了とさせていただきます。

  ご応募お待ち申し上げております。

No.1344 2010/02/06(Sat) 10:41:44
ワークショップ参加しました☆ / LHM
 

はじめまして、LHMと申します。
ワークショップ初参加させていただきました。

私は現在学生で、
プロとして映像制作に関わり、
良い作品を作れるようになるよう修行中の身です。

今回のワークショップでKIRIYA魂を直接補給出来て本当に良かったと思います。

機会がありましたら、
ぜひ次のワークショップにも参加させてください!

今回のワークショップはいろいろな刺激をもらい本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

No.1348 2010/02/15(Mon) 07:18:36
参加できなくて残念! / 山内めぐみ
 

今回は、自分の活動のため東京を離れていたので、ワークショップに参加できませんでした…。

ちょうど、ワークショップの日は帯広にいました。
車いすの障碍をもった男の子、子供たち、自分の立てた企画で笑って、喜んでくれる人たちの顔が見れて、とても充実した日でした。

次回のワークショップには、ぜひ参加したいです♪
紀里谷さん、よろしくお願いしまーす!

No.1349 2010/02/19(Fri) 01:31:54
GOEMONが壮絶に大好きです! / メランコリック石塚
 
紀里谷さまへ

本日、GOEMONのDVDを買いに行きました。
素晴らしい作品に出会え、今日という日に大満足です。

数々の映画を見ておりますが、ここまで惚れた作品は人生で初めてです。
映画館に観に行きそびれたことを本当に後悔しています。

「西欧のフィルターをかけた日本」という世界観は
私が最も注目している好みの作風ですが、
文句なしにGOEMONが一番です!

終始、1秒も飽きませんでした。

世界中のファンが感動したに違いないですね。
あぁ日本人で良かった・・

紀里谷さまの今後益々のご活躍に期待し注目しております。


応援しております!

ありがとうございました。
失礼致します。

No.1347 2010/02/14(Sun) 20:37:28
GOEMON / Riko
 
紀里谷さんへ、

今日、やっとGOEMONをBlu-rayで観ました。
CASSHERNも好きでしたので、期待して全編観ましたが…

すごく良かったです!!
紀里谷さんが意図する、絵画のようなシーンは想像力をかき立てられます。同じシーンを観ていても、各人によって見え方が違うのではないだろうかと感じながら、観ました。

これからも、紀里谷さんがこれだ!と思う作品を世の中に出していって下さい。批判的な記事も目にしますが、もしかしたら受け入れなくても良い批判が大半なのかもしれません。

すごい作品に出会えると、それを生み出した方と同時代に生きていることに感謝する、今日この頃です。紀里谷さん、そしてGOEMONチームの皆様、ありがとうございました!

No.1346 2010/02/14(Sun) 01:09:51
goemon / kento
 
キリヤさん、こんにちわ。

GOEMON見ました。 今の感想を言うと、率直に最高でした!

特にラストの戦いのシーンから最後まで、まさにマバタキをしたくない、一瞬も見逃したくない、すごいラストでした! 

ドラマチックというか、華麗というか、

本当の戦いは映画のように派手ではないけれど、戦っている人の感情を具現化するとこの映画のようになるんだろうなと感動しました。 当時、仕事に追われていて映画館で見れなかったのが唯一の後悔です。

器用さと不器用さの二つの顔をもった、完璧じゃないカッコよさをもつGOEMONに、心を盗まれてしまいました。

次回作も楽しみにしてます!! 

No.1343 2010/02/05(Fri) 14:01:36
Re: goemon / タカラ
 

久しぶりにBBSを見たら嬉しい書き込みがあったので
Resしてみました。
GOEMONは本当に感動する映画ですよね。
短い一生の内に何本良い映画に出会えるか分かりませんけど、
GOEMONのように人間味溢れるストーリーをもっと見たいですね。

No.1345 2010/02/07(Sun) 20:52:33
ハイチ募金 / 岩井正隆
 
先日のハイチ大地震にて、イギリスの7歳の少年がロンドンの公園で募金を呼びかけました。さらに母親に頼んでネットを使って募金を募ったところ、1000万円近くの金額になったそうです。
youtubeのリンクは、ただ公園で自転車をこいでいる映像ですが、お金を集める方法を知らなくても、とにかく行動に移す姿勢は、大人が見習わなければいけないところです。「○○をしたいんだけれど、やり方が分からないでやらない」とたびたび議論されますが、分からないけど無茶をするってことも大切なのかと思うのです。

No.1338 2010/01/26(Tue) 23:16:38
Re: ハイチ募金 / 理子
 

私もその動画みました。
母が教えてくれて。
こんなことを思いついて、さらに実行に移して、しかも1000万近くも集めるなんて本当にすごいなと感じました。
しかも7歳で。 母親に頼んでネットで募金を募るというアイデアもさすがですよね。ネットってこういう事に使うと、本当に役に立つ物だなと改めて思いました。
なんか、こういう事を自然に出来るってすごいなって思います。

No.1340 2010/01/29(Fri) 18:30:05
Re: ハイチ募金 / iconyan
 

こんにちは、岩井さんの書き込みではじめてその話を知りました。
良いと思った事は臆せず行動に出すって、素晴らしい行為ですね。
本当に、大人である自分が見習わなくちゃなぁって思いました。
私も今日から肝に銘じる、、というかマジックで手に銘じて
おこうかな(笑)いい事に気づかせていただきました。
有難うございます。

No.1342 2010/02/03(Wed) 23:56:36
私がしている「行動」のはなし。 / 山内めぐみ
 
こんにちは。
今年はじめて書き込みします。(なんか、一時期BBSの方向がちょっとか変わってしまってて書きづらくなってました…)

以前にこちらのBBSに書かせていただいたことがありましたが、北海道のばんえい競馬を応援する活動をしています。
ばんえい競馬は、世界中にたった1つ、北海道にしかない競馬です。
北海道の開拓や農耕文化、馬産の歴史の詰まった競馬ですが、時代の流れや地元の関心が薄れていくにつれ、3年前に廃止の危機に瀕しました。現在も、ばんえい競馬は厳しい経営が続いています。

私は、このばんえい競馬の応援活動のために、一人で企画を立ててネットで呼びかけ実行していますが、それに賛同して支援をしてくれている方が日本各地にいます。
そのおかげで、2/14(日)に11レース分の協賛をすることになり、先日、地元紙にも取り上げられました。
(URLの頭に「h」を入れてアクセスしてください。)
ttp://www.tokachi.co.jp/banei/2010/1/entry_583.php

これは、私の一例で、限られた地域のちっぽけなニュースですが、「アクション」を起こすことが、それを見た人への良い影響になったらいいなと思います。

コツコツと何かのために行動している人。
このBBSを見ている人の中にもいらっしゃると思いますが、誰かと跳ね返って自分の<徳>になるよう、お互いがんばっていきましょう〜!

No.1341 2010/01/30(Sat) 21:55:41
認める事 / kazunari Hirose
 
突然ですが、なんの脈絡もなくてすみません。
日常で疑問に思う事があります。

認めるって難しいと思うんですけど。

あの人よくないよとは言いやすいけど、
あの人いいよねってあんまり日常でなりません。

なんでかなと思って。

その原因がわかりません。なんでだと思いますか?

No.1332 2010/01/26(Tue) 09:27:56
Re: 認める事 / 吉永達矢
 

一般的に長所を見つけるよりも短所を見つける方が楽なのかもしれませんね。
他人や自分の短所を見つけては批判したりと、短所や欠点を直すことを良しとするからかもしれませんね。

一番良いことは、自分で考えて感じてじっくりと自分で与えた命題に真剣に取り組む事だと思いますよ。
文章を拝見する限り答えは自分の中にすでにあるものと感じます。

僕は、あの人はここがイイよねって思う人ですよ。
長所を見つけるのが得意で、素敵だなぁと感じたのがきっかけで
自分が素敵だと感じる方向へ進みました。

正しくあらねばならない必要は必ずしもないと思いますよ。

No.1334 2010/01/26(Tue) 15:13:58
Re: 認める事 / kazunari Hirose
 

ありがとう。するどいのが、確かに自分の中に答えは出てました。
ただ、他の人の意見も聞いてみたくなったんです。

あの人のここがイイよねって思える事は、すごくいい事ですよ。

自分もそう思う人はいるんだけど。なかなかいない。

なんとなく、日常で、否定的な意見が多く、つい、もうそういう態度なら
知らないよって投げやりになってしまう事もあるので、後で反省します。

好きな事に没頭してる人って、昔から素敵だなと思えるし、話していて
すごい楽しいです。

友人は皆、行動パターンがバラバラで、頻繁にも会いません。

だからこそ、久々に会うと色々な発見の情報交換が出来て、楽しいです。

違うからこその良さはあるなとつくづく感じてしまいます。

No.1335 2010/01/26(Tue) 17:12:22
Re: 認める事 / kazunari Hirose
 

ちなみに、素敵な方向性とは、どんな方向ですか?
是非、聞きたいです。

No.1336 2010/01/26(Tue) 17:24:47
Re: 認める事 / 吉永達矢
 

感覚的に言うと、光のある方向です。
瞼に浮かぶ、人や物や事などで光を感じる方向です。
自分で理解できれば良いのではないでしょうか。

もう少し話しますと
森羅万象を認める事ができる方向に進みます。
僕の感じる素敵な人は、そのような人ですよ。

No.1337 2010/01/26(Tue) 22:14:21
Re: 認める事 / kazunari Hirose
 

ありがとうございました。

感覚的な答えですね。

日常の具体的に何をしたという答えを想像してました。

でも、感覚的にいい方向に行くのもいい事ですね。

No.1339 2010/01/27(Wed) 09:53:13
半年ぶりです / a-am-iKo
 
半年近くご無沙汰していて、久しぶりにBBS拝見しました。ライブチャットやワークショップ見にいってみたいなあと思いました。
行動といえば私は母と 10数年以上ベルマークを集めて母校に送っています。

話しは変わりますが、私はここ最近の日本の舞台(ジェーンエア、レミゼラブル)とか外国の映画をみて、台詞に進行の説明が入りすぎて言葉が多すぎると思っていました。同じことを外国の映画監督方がおっしゃていたのが印象に残ったので投稿しました
最近の日本の映画では、かなり昔ですが、冷静と情熱の間 が私は好きです。 言葉の量がちょうどよくて、場面展開を 台詞に頼りすぎず自然で全く疲れませんでした。海外ドラマも展開が早いのはいいのですが驚かせることに重点がありすぎて、何も残らない娯楽作品ばかりな気がします。昔のローマの休日やサウンドミュージックでは、娯楽作品だけど観た後気持ちがあたたかくなったり、洗われたりする変化があったのに。最近は、情報量が多かったという印象だけ脳で言葉を理解すぎるだけで心まで届きませんでした。
これって会話でしかコミュニケーションが成立しない海外の影響を受けすぎて、言葉なくお互いの心情理解する文化がなくなってきたのではないかなあと個人的には考えています。最近の舞台や映画の流れについて、皆さんはどんな感想をもっているのか 聞いてみたくてかきました。
追伸 最近 キリヤさんの日記ってないんですね。

私だけですかね…。

No.1325 2010/01/19(Tue) 23:34:27
Re: 半年ぶりです / 宮坂進
 

紀里谷さんの日記がないのは、多分日記が書けないくらい忙しいのかも。
今取り組んでいることに精一杯、全力を傾けているからだと思います。
周りに構ってられないくらいの全力でね(笑)
そういう人です、紀里谷さんは。
一段落ついて周りに構う余裕ができたら、きっとここにも日記も書くだろうし、ライブチャットもしてくれると思いますよ。

待つのも僕らの役目です。
『返事が無いのが元気な証拠』なんて言うでしょ?
だから気長に待ってみましょうね(^_-)☆

No.1330 2010/01/25(Mon) 11:26:11
2010年 / miki
 
紀里谷さん、皆様へ

寒中お見舞い申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

どんな一年になるのかしら。。
年末が楽しみになるくらい
『行動』
『活動』
『飛躍』が出来るといいね。

No.1324 2010/01/11(Mon) 00:21:34
(No Subject) / 今泉拓美
 
ワークショップに参加した事はないですが、
情熱大陸やLive chatを見て、感じるところが多く有りましたので、
行動に移してみました。

去年の9月から中国で日本語教師をしています。

その仕事とは別に、
2ヶ月前から、週一で、小学生の日本語家庭教師をしてるのですが、
その小学生の学校のクラスのチャリティー活動として、
恵まれない学校へ本を寄付しようと言う話が持ち上がったらしく、
親達共同でその資金集めをすることになったそうです。

ただ、親がお金を出すだけでは、活動の意味が薄れるので、
親と子供でお菓子を作り、それを売ったお金で本を寄付することに。

しかし、それを売る場所探しが苦労したそうで、
なかなかそう言う活動を理解してくれる所が少ないそうです。
(これは聞いた話ですが、昔はそう言う活動が多くあったそうですが、
 チャリティー名目の金儲けが少なからず有ったそうで、
 その影響で、いろいろ疑いの目で見る人が多くなったそうです。)

そこで、話が僕の所に回ってきました。

僕の所属している学校で売る事は出来ないかと。

そして、交渉の結果、
12月30日の年末文化パーティー(年末カラオケ大会みたいな感じ)で、
紹介してしてもらえる事に♪
以外にあっさり決まりました。

そして、リャリチィーお菓子売りの結果ですが、
ステージ上で紹介して頂き、
当人の小学生がマイクを持ち目的を説明。
そして、あっという間に完売。

どんな反応が返って来るのかどきどきしながら見ていましたが、
みんな笑顔で買ってくれていました。

なんか良いですよねこんなの♪
この活動は後々新聞社に取り上げてもらえるそうです♪

『根拠の無い壁は作らない』
紀里谷さんのこの言葉に出会う前だったら、
外国で言葉が思うように伝わらない事を言い訳にして、
積極的に自分からは行動していなかったと思います。
行動した結果、色々な経験が出来ました。

ありがとうございます。

No.1321 2010/01/09(Sat) 01:14:44
Re: / 吉永達矢
 

素敵な活動をされたんですね。
僕も紀里谷さんの言葉には惹かれます。
また紀里谷さんだけでなく、貴方の活動にも心が惹かれました。

No.1322 2010/01/09(Sat) 08:42:26
Re: / 松村(f.rinrin)
 

今泉さん
本当に素敵な活動ですね。
お菓子完売、凄いです。書き込みを読んで感激しました。

>なんか良いですよねこんなの♪
>この活動は後々新聞社に取り上げてもらえるそうです♪


いやぁ、ここまで動かすなんて(喜)!
どんな国でも、どんな環境でも、どんな人間関係の中でも、良いものは良いと、ヒトという生き物は共鳴する心を持ち合わせているのだと、私もまた信じて生きていきたいと思っています。

これからも頑張って下さいネ^-^♪

No.1323 2010/01/09(Sat) 14:16:46
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