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記事No.1893に関するスレッドです

竿先のベトつき / ザクレロ
 みなさん、お世話になります。

どなたかご教授下さい。

竿がベトついて投げる時、道糸に抵抗がかかり非常にストレスが溜まっています。
そこで、べとつき防止が施された竿を購入しようと思うのですが、以下の竿で使用されている方がいらっしゃったら、是非使用感をお教え下さい。
   ・イングラムチヌIM(宇崎日新)
   ・イングラムiso(宇崎日新)
   ・ベイシス磯(シマノ)

 特にべとつき防止の機能がどれ程のものか知りたいです。
 また、べとつきの防止のために皆様が工夫されていることなどがありましたら、ご教授頂きたいと思います。

 どうぞ、宜しくお願いします。


 

No.1887 2013/07/29(Mon) 13:41:48


Re: 竿先のベトつき / すたちけん

ザクレロさん、はじめまして。
ベタつき対策について私見を述べさせていただきます。

例えばG社の黒斬、G-?Wなどでは竿の表面に凹凸をつけることによって糸がベトつくのを防いでいます。(ノンスティック処理と称しています)

日新さんでは、上位機種のゼロサムシリーズなどで同様の凹凸をつけたベタつき対策(ノンコンタクトループ加工と称しています)を施し、イングラムシリーズではフリッピングした際に糸が接触する部分(#2から元上の部分)にザラザラな塗装(ベタ付き防止処理塗装)を施し、ベタつきにくくしています。

S社の竿はあまり存じませんが、私の持っているBB-X SPを見れば、ループ加工が施してあります。

最新のD社の竿は使ったことがなく、少し古い竿しか持っておりません。制覇技、制覇、VIP-ISOには元上や#3の糸が接触する部分に金属のリング(ゼロベタリングと称している)をセットしてベタつき対策をしています。

何も表面処理をされていない竿なら、波や雨で濡れた場合、いかにワックス(テフロン、シリコンなど)を塗りたくっていても、そのうちにベタベタしだして「困ったもんだ!」となりがちですが、前述の各社が対策を施している竿なら、それほど困ったという経験はありません。

イングラムシリーズについて、「チヌIM」や「ISO」はあいにく所有しておりませんが、最近、イングラム・稲穂IMの00号5.35m  0.5号5.35号の2本を購入しました。いずれも他のイングラムシリーズと同様、#2〜元上までベタ付き防止処理塗装が施してあります。ものすごく細い竿でありながら、梅雨の雨降る中、ベタつきで困ったということはありません。また、このイングラムシリーズは当初からすべてIMガイド仕様ですので、糸ガラミのトラブルも軽減されました。

チヌ釣りに限っていえば、目下、大型狙いには黒斬や制覇技を使っていますが、40cm以下の小型狙いであれば もっぱらイングラム稲穂IMで曲がりを存分に楽しんでおります。

もうひとつ、道糸の選択も一考を要します。

海釣りではあまり知られておりませんが、フジノラインという、アユ釣師には知名度の高いメーカーがあります。
そこが発売している「ターボ2・オイルイン磯」や「ターボ2・チヌ・オイルイン」は、製造段階で糸そのものにオイル成分が練り込まれており、スベリ良し、水はじき良しで、ベタ付き対策に頼もしい味方ではないかと思います。

日新さん、フジノラインさんは、いずれも大メーカーの影に隠れたような存在(失礼!)の感が否めませんが、ユニークな製品を種々送り出しておられるので、一度、試されてみたらいかがでしょうか。

以上、小生の愚見まで・・。

余談ですが、同じ現象をG社は糸の「ベトつき」、日新・D社は「ベタつき」と呼び分けているのは面白いですね。

No.1891 2013/08/18(Sun) 03:04:58


Re: 竿先のベトつき / ザクレロ

 すたちけん 様

 御礼大変遅くなりもうしわけありません。

 貴重な情報を頂き、ありがとうございました!
 まさにこのような情報を待っていました。
 感謝、感謝です。
 
 値段やすたちけんさんの意見を考慮して、イングラムシリーズの稲穂IMかチヌIMを購入することに決めました。
 
 あとラインについて驚きでした。フジノライン、早速調べて試してみたいと思います!

 ありがとうございました!!!

No.1892 2013/08/22(Thu) 14:55:25


Re: 竿先のベトつき / すたちけん

大分の すたちけん です。

ザクレロさんへ、もう1つ情報提供を・・。

べつに私は日新さんの回し者ではありませんが、昨日、もう1本注文していた日新のチヌ竿が届きました。

イングラム・ナギサIM 1号 5.3m です。
普通のチヌ竿の1号より若干細い仕上がり。セパレートグリップタイプで、なかなか若い人好みのカッコいいデザインになっています。(当方は還暦を過ぎた爺サンでありますが・・・)

稲穂IMは引きを楽しむのがコンセプトの軟竿ですので、テトラ際など、障害物が多いところでは取り込みに手間取る可能性があるため、もうひとつ胴がしっかりしているナギサIMで、これから乗っ込みシーズン突入のキビレ狙い(40cm以上が揃いますヨ)に活用しようと思ったのです。

ナギサも他のイングラムシリーズと同様、すべてIMガイドで、#2〜元上までベタつき防止塗装がしてあります。店頭でご覧になって、他機種と比較されたらいかがでしょうか?

写真は 稲穂IM 0.5号 で仕留めたキビレ42cm 35cm 29cm 8月21日朝の戦果です。とてもよく曲がりました。ABU1750が悲鳴(クリック音)を上げてくれましたです。

No.1893 2013/08/23(Fri) 21:56:40