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記事No.785に関するスレッドです

2010年初の戸田釣行 / はぐれ雲
おはようございます、はぐれ雲です。

二泊三日の戸田釣行行って来ました。昨日の夕方に戸田をでて、途中SAで仮眠を取って今朝早く帰ってきました。
釣果はボーズでした。
しかし、釣果以上になにかと面白いことがあった戸田でした。

先ずは友人のI氏と再会。I氏はUSのJ大学出身で機械いじりが趣味ということで、愛車のメルセデスをバラバラに分解して車検整備の真っ最中。今年もBBQで楽しみましょう、と。ついでに義父である漁師の親父様から是非トロボッチとくも海老の絶品味噌汁も??

次は師匠のM氏。相変わらずの釣り三昧の日々ながらもこのところ潮が濁って釣りにならないとか?
一週間前ごろ(=濁り始める前)までは1日10杯近くアオリイカやらヤリイカがあがっていたどうですが・・・

地元の漁師さんと話すと、「春の?Wとわり”は鍋釜おこせ、秋の?Wとわり”は鍋釜ふせろ」と昔から言われているそうで、とわり?Wとは春と秋に一定の期間潮が濁ることで、春のそれは濁りによって小魚がその間に育ち、大きな魚が育った魚を餌に狙ってやってくる。秋はそれによって小魚が育つこともないので、特段何もすることはない、という意味だそうです。

私もその”とわり”を見るや、そういえば去年も一昨年もこの時期何も釣れなかったと思い出し、これはもう釣り以外の楽しみ方を中心にと思いを新たにした次第でした。

No.785 2010/03/16(Tue) 07:19:30


戸田のごろた場 / はぐれ雲

そうは言っても折角の釣行で、何もしないというわけにはいかず、持参の底物から鯛まで狙えるという?W炎月投式”をキャステングしてトライしましたが、全く反応なし。

ワームをつけて手前から10mほどに広がる底の岩場を這わせたり、ヘチを探ったりしましたが一向に反応なし。

やはりというか・・・湾内は難しそうでした。
堤防には他にもの釣師、メジナ狙いの人、エギンガー、鰺の泳がせ釣り、ブッコミ、真鯛狙いのカゴ釣り師など沢山いましたが誰も反応が無い様で、?Wとわり”という特殊な状態は釣り詩たちの撒き餌やら余った餌など、自然の恵み以外のものも沢山あって小魚は更に大きく育つのかも知れません?

そこで、駿河湾に面するごろた場に行ってメバルを狙うことにしたのですが、生憎の闇夜で足元はおぼつかないし、キャストしても思うように反応がなく・・・初めてのメバル・ワーム釣りで今後の課題が沢山得られたことがせめてもの救いでした。

夏は楽しめそうです。

No.786 2010/03/16(Tue) 07:36:39


伊豆での魚の呼び方 / はぐれ雲

猟師さんと話していて伊豆(もしかしたら西伊豆だけかも知れません)における昔からのオチャカナさんの呼び名があるとのことで、色々教えて頂きました。

何時も釣りに行くアオリイカは芭蕉イカ。これはご存知の方も多いと思います。
また、地元ではメジャーになりつつある?Wとろぼっち”はメヒカリのことです。味噌汁に入れると絶品です!!

これ以外にも色々あって・・・
カワハギ=あおもっち
ウマズラ=はず
イサキの幼魚=いらっぽ
カマスの幼魚=ろっぺい
ヤリイカ=しろいか
マイカ=じろま
メジナ=くしろ

猟師さんと仲良くなると色んなことを教えてくれますね。
しかし、猟師さんは言葉数が少なく、何となく頑固者の方が少なくないように見受けられます。そんな漁師さんとのコミュニケーション・アイスブレークは「郷に入れば郷に従え」で尊敬の念をもって現地の特有の言葉でアプローチすると上手くいくことがおおいと思います。
一旦仲良くなればその後もずっと親切に色んなことを教えていただけます。

二日目の朝は湾の岸辺を散策していて、仕掛け網を揚げてこられた人たちと歓談して、それを分けていただきました。
(ということで家族にはボーズは内証です)

ブダイ、メジナ、カワハギ、カサゴ、黒カサゴ、舌平目など美味しそうなものをてんこ盛りに分けていただき、代々木公園ワンコの会の仲間達にもおすそ分けしようか、と?

No.787 2010/03/16(Tue) 07:55:20


トロール漁 / はぐれ雲

昨日の夕方は、伝説の漁師である平さんがこのところアルバイトで乗っているトロール漁から戻ってきました。

戸田港は嘗て南洋における遠洋漁業で栄えたところでしたが、最近はそれも少なくなっています。しかし、魚種豊富な駿河湾に面して沢山のトロール船があります。
概ね2〜400mほどの深海を1500mのトロール網でごっそり引き上げる漁であり、今でこそ強力なモーターでより深く広くやっていますが、戸田の古老の話では網を人力で引き上げていたころは1000mいくかいかないか程度で、当然ロープも細かった、と。

最近では若い人の漁離れで70歳を越える平さんのような方が一定期間アルバイトで乗ったりして凌いでいるとのことですが、昨日のトロール船には若い連中が4人も乗っていました。

その若い連中は漁師ではなく、観賞用の魚を捕獲すべく乗り込んだとのことで、とろぼっちをはじめ戸田特産の深海魚料理に使われるもの以外に、別途ビニール袋に大切に分けられた珍しいオチャカナさんや甲殻類が沢山獲れていました。

ということで、今月から月いちペースの戸田釣行の始まりです。

長文・連続投稿大変失礼しました。

No.788 2010/03/16(Tue) 08:11:14


Re: 2010年初の戸田釣行 / カゴ屋

カゴ屋です^^
戸田物語の開幕ですね。今年も楽しみにしています。
初回のこの度は、なるほど「とわり」と云うのですか。私が釣る山陰日本海でも春時期の一定期間は釣り物が極めて少なくなります。先達はそれを「魚の入れ替わり」と云ってワケを教えてもらいました。どこの地域でも、ご当地の経験則には長年の裏付けがあるものですね。
それにしても話題の豊かな戸田釣行。釣りと漁の狭間を行ったり来たりの日々を、いつも羨ましく思います。次も楽しみにしていますので、御腰のご養生をば──。m(__)m

No.789 2010/03/16(Tue) 08:25:19


観賞用甲殻類? / はぐれ雲

追伸、こんなのもいました。
No.790 2010/03/16(Tue) 08:33:33


Re: 2010年初の戸田釣行 / ゆうやパパ

おかえりなさいまし。

『とわり』ですか面白いですね、関西では落とし込みの方々が『ニゴリ』があると喰いが立つと喜ぶようですが『とわり』はかなり違う意味合いがありそうですねフム
それにしてもカゴ屋さんのおっしゃるように話題が豊富^^;今年もいろんなお話を楽しみにしておりますヨ。

No.791 2010/03/16(Tue) 14:19:14


Re: 2010年初の戸田釣行 / はぐれ雲

>>カゴ屋さん、
コメント有難うございます。
お陰様で何時も楽しい戸田釣行です。尤も、色んな人との出会いはそれはそれで楽しいのですが、個人的には大物オチャカナさんとの出会いを一応期待しているのですが??
今回はウルトラCの技(=漁師さんに直接お裾分けしてもらう)をマスターしましたので、釣りは二の次の釣行が続きそうです?

>>ゆうやパパさん、
コメント有難うございます。関西と関東の釣りはオチャカナサンの呼び名の違いもさることながら、釣りの方法まで違いが多いですね。
関西での釣り番組でこれは面白いと思った仕掛けが関東では販売していないことがよくあります。

東京渋谷は目下暴風雨の真っ最中です。
春の嵐の後は海水温も上がり、愈々本格的な釣りシーズンになります。
皆さん頑張りましょう!!・・・釣りもその他釣行も??

No.796 2010/03/21(Sun) 06:19:23