イギリスによる対アラブ諸国の政策によって島に拘留され、祖国を失っていたユダヤ人が団結して島を脱出し、 自分たちの国家イスラエルを建国するまでを描いたドラマ。 1947年、キプロス島にはイギリス軍によってユダヤ人たちが収容されていた。彼らは祖国イスラエルへの帰還を目指すものの 、イギリスがアラブ諸国を刺激させないため、そのような措置に至ったのだった。別の件で現地を訪れていたアメリカ人女性キティは、そんなユダヤ人の現状に心を痛め、彼らの援助を買って出ることに。一方、アリをリーダーとするユダヤ人地下組織が島に潜入、収容されている同胞たちを貨物船エクソダス号で脱出させる計画を実行していた。そして、世論を味方につけ脱出に成功したユダヤ人たちは、晴れてイスラエルの地に到着。パレスチナに入植し、束の間、平穏な日々を過ごすのだが…。 第二次大戦後すぐ、ユダヤ人たちのイスラエル建国までの苦闘を描いた大作。やや情緒的に流れ過ぎているきらいはあるものの、 母国建設を目指すユダヤ人を満載した巨大な貨物船の脱出行には、かなりの迫力がある。 最も有名なのはE・ゴールドの作曲した主題歌で、今なお映画音楽のスタンダードとなっている。 また、脚本を担当したD・トランボは後に「ジョニーは戦場へ行った」や「パピヨン」を描いた巨匠で、 自らも赤狩りによってハリウッドを追われた経験を持つだけに、この作品でも“自由世界への憧れ”を強烈に描写している。 長尺だが見所は多い作品といえる。
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No.2025 - 2012/06/02(Sat) 17:12:23