 | ◎高松の朝
「ピピピ・・・」。ベッドサイドのアラームが鳴る。時刻は午前7時30分。おかしいな。就寝前に時計のアラームをセットした覚えがない。いや・・・そういえばトリセツさんが昨日の晩、なにやらコソコソ操作していたっけ。しかし、いたずらにしては常識的な時間だ。本日の集合時間は9時30分。まだ2時間もある。ホテルでの朝食を予約していないので、散歩がてら近くでモーニングでも食べようか。そうだ、館内の露天風呂が確か8時まで入浴できるんだったな。ぼんやりとした頭であれこれ考えながらエレベーターに乗り、10階にある浴場へ向かう。狭い通路の奥には非常階段を思わせる無機質な鉄の扉があり、「男湯」と表記されている。もう少しなんとかなりませんか、これ。重い扉を開けると、小さな脱衣所とわずかに空を望むことができる露天風呂があり、湯船にはなんとジャック・ビルヌーヴ・・・いや、トリセツさんが気持ち良さそうに浸かっていた。街中のビルの屋上部分とはいえ、さわやかな朝の空気の中でのんびりと湯に浸かるのはとても気分がいい。少しづつ体がほぐれ、頭が冴えてくる。今日も楽しい一日になりそうだ。
よりこさんの到着を待って全員がチェックアウトを済ませ、タワー式の駐車場からそれぞれクルマを出庫する。高松自動車道へ向かう前にまず給油をするため、僕がカーナビで検索して最寄りのガソリンスタンドを目指す。そこから高松中央ICの入口までさらに先導して、それ以降を今日の幹事ぷるぷるさんに引き継ぐ。オフ会の幹事はすなわち先導車となるのだが、後続を気にかけながら一般道を走行するのはなかなか気苦労も多い。ルームミラーやサイドミラーをチェックしつつ、遅れがないかを常に確認しなくてはならない。その点、今回の6台という参加台数は比較的行動しやすい数であったといえる。また最後尾が黄色いクルマだとさらに全体を把握することが容易だ。市街地を抜け、高松中央ICに到着する。6台中5台がETCを通過。この時は一般のゲートも空いていたので、僕のクルマもスムーズに通行する。先頭はぷるぷるさん。以下、吾平・アル太・トリセツ・チャロ六連星・よりこの順で高松自動車道を一路鳴門海峡大橋へと向かう。この時点では誰もがのんびりとクルージングを楽しむつもりだった。(つづく)
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No.345 - 2006/11/10(Fri) 22:30:57
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