タイトルの本や映画があったらすごく惹かれるだろうなと思いました。そこはかとなく村上春樹っぽい匂いもしますね。羊男が出てきそう。 80の客席って素敵。息まで全部聞こえそうですね。 映画ってすっきりスパーン!と終わってほしいんです、「踊る大捜査線」とかジャッキー・チェンみたいな。 でもお芝居はそうじゃないものはそうじゃないなりにいいですよね。後から噛みしめると違った味が湧いてくるの。それはやはり、そこに人がいる(いた)という力なのかなぁ。。。 「同じ場面を見て笑う人と泣く人が半々ずついるような」というところにとても興味があります。 同じものを観て同じことを考えて同じく感動するのもすごく楽しいことだとは思うんですが、一緒に同じものを観ているのにまったく別のところを観ていて別のことを考えてた、ということを後で確認しあうのも楽しい(事前にそれなりの人間関係が必要かもしれませんが)だろうし、自分の中で生まれてくる変化もすごく楽しそうです。一粒で二度美味しいアーモンドグリコ(違っ・・しかも古っ)何で自分はこう考えたんだろう、なんであなたはこう感じたんだろう、お話しそのものより“人の想い”が面白くなってくる気がします。 でも出来ればそのようなお話は「そのようなお話です」という事前情報も欲しいですね。誰かを誘って行きたい。後で一人でぐるぐる考えるより、自分では思いつかない違った視点が欲しいなぁ。スッキリ大笑いしに行ったのにそれだったら消化不良に終わっちゃう、ということも考えられますし。
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No.448 - 2008/09/16(Tue) 20:21:14
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