| 出展 日本大 宜しくお願いします。 添付した、問題は解けたののですが、(2)の同じ数字が4回と3回と2回の全事象を調べたく質問させて頂きます。
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No.8022 - 2012/12/29(Sat) 11:34:58
| ☆ Re: 場合分けの全事象 / 朱雀 ♂ [近畿] [大学生] | | | | !!! □□□○○○は□3つ,○3つ.□と○には何ら条件的な違いがなく,対称性があるので,□と○に入れる数を入れ替えると全てダブルカウントになる.そこで,□と○に入れる数の交換を数えないためには,組み合わせを考えればよく3C2=3通り.□3つ,○3つの並べ方は 6!/(3!3!)=20通りなので,20*3=60通り. !!!
□□○○△△の場合は,□と○,△は同等なので,□と○,□と△,○と△を入れ替えたものも数えると,6重カウントをしていることになります.ですから,□は1,2,3の3通り,○は1,2,3のうち□以外の2通り,△は1,2,3のうち□,○以外の1通りより3*2*1=6通りとするのではなく,やはり組み合わせを考えて,3C3=1通り.□2つ,○2つ,△2つの並べ方は6!/(2!2!2!)=90通りなので,90*1=90通り.
同等なもの,というものは交換しても同じになりますから,重複の原因です.ではどうするかというと,同等でなくせばいいのです.同等なものどうしの同等性を崩すために,□<○などの大小関係をつけて考えることもできます.□,○は1,2,3のうち異なるものが入りますが,この不等式を満たすのは(1,2),(1,3),(2,3)だけであり,これらを交換したものは含まれませんね.しかし結局これは,□○に入れる2つの数を選んだ段階では,□と○のどちらにどちらの数を入れるかの自由度が残っていますが,不等式□<○を課すことにより,1,2,3の中から2つの数を選んだ段階で,自ずと□に入る数,○に入る数が決まりますね.例えば,2,3を選んだなら,□を2,○を3にする他ありません.これは結局,2つの数を選ぶだけで□や○に入る数が決まる,逆に言えば,2つの数を選ぶだけでいいのです.したがって3C2という組み合わせとなり,結局,最初に!!!〜!!!で述べた考え方と式の上では同じわけです.
この考え方で,□□○○△△を考えると,(□,○,△)=(1,2,3),(1,3,2),(2,1,3),(2,3,1),(3,1,2),(3,2,1)の6通りがありますが,□,○,△は同等なので,□<○<△としてただ同等性を崩してやると,(□,○,△)=(1,2,3)の1通りだけが生き残り,6重カウントを防止できます.そして,この選び方こそ3C3=1通りなのです.
要するにminaminoさんの(iii)の考え方と同じですね.
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No.8030 - 2012/12/29(Sat) 17:16:47 |
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