| よろしくお願いします。 信州大学の問題です。
m,nを自然数とし、mは奇数とする。 f(x)=x^2+mx+nとするとき、方程式 f(f(x))+mf(x)-n^2-2mn-n=0 は、複素数の範囲で相異なる4つの解をもつことを示せ。
自分はうまいやり方が思いつかなかったので、与式を計算して因数分解すると、 x(x+m){x^2+mx+2(m+n)}=0 となります。 x^2+mx+2(m+n)=0の2解を α={-m-√(m^2-8m-8n)}/2 β={-m+√(m^2-8m-8n)}/2 として、α、βが-m,0でないことを示せばよい。
まずα≠0であることは明らか。
β=0と仮定して二乗して計算すると、m=-nとなり正=負となって不合理。 よってβ≠0
α=-mと仮定するとこれもm=-nとなって不合理。 よってα≠-m
β=-mと仮定すると、これもm=-nとなって不合理。 よってβ≠-m
以上より、与式は相異なる4解、x=0,-m,α,βをもつ??
m>0,n>0という条件しか使ってないですし、mは奇数という条件も使ってないので、合っていない気がするのですが、どうでしょうか? √(m^2-8m-8n)のルートの中身の正負を気にしてない所がまずいかなあと思うのですが・・・。 例えばルートの中身が負、つまり虚数のとき、iが出てきて二乗するとマイナスになるから・・・。 でも虚数だとすると二乗する手前で虚数=実数となって不合理だから・・・などという感じで合っているかわからないのですが、あっさりしすぎていてどうも変みたいだなという感じです・・・。 ご指摘よろしくお願いします。
|
No.5546 - 2010/09/14(Tue) 23:08:28
| ☆ Re: 複素数の範囲での解の個数 / ヘボ太 [浪人生] | | | | 尚、解答は、与式をうまく変形した後、 x^2+mx=0 または x^2+mx+2(m+n)=0 として、 前者の解は0,-mであって、これを後者の方程式に代入しても成り立たないから解でない。 その後、後者の判別式が0でない(ここでmが奇数を利用)。
という流れです。
|
No.5547 - 2010/09/14(Tue) 23:22:09 |
| ☆ Re: 複素数の範囲での解の個数 / londontraffic [教育関係者] | | | | おはようございます.londontrafficです.
ほぼいいと思いますよ.ただ, >α、βが-m,0でないことを示せばよい。 は, 「α、βが-m,0ではなくかつx^2+mx+2(m+n)=0が重解をもたないことを示せばよい。」 ですよね.
そうすると,模範解答のようにx^2+mx+2(m+n)=0 の判別式 D=m^2-8(m+n) において,「mが奇数」が必要になりますね.
|
No.5548 - 2010/09/15(Wed) 06:50:18 |
| ☆ Re: 複素数の範囲での解の個数 / ヘボ太 [浪人生] | | | | londontrafficさん回答ありがとうございます。 無意識にα≠βを前提としてましたが、 m^2-8m-8n≠0も条件なんですね。 ありがとうございました!
|
No.5549 - 2010/09/15(Wed) 08:22:19 |
|