[ 掲示板に戻る ]

過去ログ閲覧モード

複素数の範囲での解の個数 / ヘボ太 [浪人生]
よろしくお願いします。
信州大学の問題です。

m,nを自然数とし、mは奇数とする。
f(x)=x^2+mx+nとするとき、方程式
f(f(x))+mf(x)-n^2-2mn-n=0
は、複素数の範囲で相異なる4つの解をもつことを示せ。


自分はうまいやり方が思いつかなかったので、与式を計算して因数分解すると、
x(x+m){x^2+mx+2(m+n)}=0 となります。
x^2+mx+2(m+n)=0の2解を
α={-m-√(m^2-8m-8n)}/2
β={-m+√(m^2-8m-8n)}/2
として、α、βが-m,0でないことを示せばよい。

まずα≠0であることは明らか。

β=0と仮定して二乗して計算すると、m=-nとなり正=負となって不合理。
よってβ≠0

α=-mと仮定するとこれもm=-nとなって不合理。
よってα≠-m

β=-mと仮定すると、これもm=-nとなって不合理。
よってβ≠-m

以上より、与式は相異なる4解、x=0,-m,α,βをもつ??

m>0,n>0という条件しか使ってないですし、mは奇数という条件も使ってないので、合っていない気がするのですが、どうでしょうか?
√(m^2-8m-8n)のルートの中身の正負を気にしてない所がまずいかなあと思うのですが・・・。
例えばルートの中身が負、つまり虚数のとき、iが出てきて二乗するとマイナスになるから・・・。
でも虚数だとすると二乗する手前で虚数=実数となって不合理だから・・・などという感じで合っているかわからないのですが、あっさりしすぎていてどうも変みたいだなという感じです・・・。
ご指摘よろしくお願いします。

No.5546 - 2010/09/14(Tue) 23:08:28

Re: 複素数の範囲での解の個数 / ヘボ太 [浪人生]
尚、解答は、与式をうまく変形した後、
x^2+mx=0 または x^2+mx+2(m+n)=0 として、
前者の解は0,-mであって、これを後者の方程式に代入しても成り立たないから解でない。
その後、後者の判別式が0でない(ここでmが奇数を利用)。

という流れです。

No.5547 - 2010/09/14(Tue) 23:22:09

Re: 複素数の範囲での解の個数 / londontraffic [教育関係者]
おはようございます.londontrafficです.

ほぼいいと思いますよ.ただ,
>α、βが-m,0でないことを示せばよい。
は,
「α、βが-m,0ではなくかつx^2+mx+2(m+n)=0が重解をもたないことを示せばよい。」
ですよね.

そうすると,模範解答のようにx^2+mx+2(m+n)=0 の判別式
D=m^2-8(m+n)
において,「mが奇数」が必要になりますね.

No.5548 - 2010/09/15(Wed) 06:50:18

Re: 複素数の範囲での解の個数 / ヘボ太 [浪人生]
londontrafficさん回答ありがとうございます。
無意識にα≠βを前提としてましたが、
m^2-8m-8n≠0も条件なんですね。
ありがとうございました!

No.5549 - 2010/09/15(Wed) 08:22:19
楕円? / あっくわん [関東] [再受験生]
こんにちは6回目の質問になります。信州大学の問題です。

aを定数とし、直線 L:x+2y+a=0 と2次曲線
S:x^2-2x+2y^2-8y+8=0 が与えられている。

(1)LとSが共有点をもつためのaの値の範囲を求めよ。
(2)LとSが共有点をもたないとき、LとSの距離を求めよ。

(1)は連立して判別式から解けました。
分からないのは(2)なのですが2次曲線は数学Cの範囲で
あるが本問は楕円の性質を利用しなくても解けると脚注にあります。
また距離とは最短距離とのことです。
問題集は数学頻出問題総演習という数学1A2Bのものです。

理系ということもあり数Cの勉強もしてるので楕円の標準形?
というのでしょうか =1に変形してcosθとsinθの媒介変数使った
表示にして楕円上の点を表して、点と直線の距離を考えてみました。
解答の答えとなんとなく似てるような答えがでましたが微妙に
間違っていました。自分の答えは絶対値のはずし忘れとか符号が
違っていました。

問題集の答えはa<-5-√3のとき [-a-5-√3]/√5
    a>-5+√3のとき [a+5-√3]/√5 です

解答には楕円の性質を利用していない答えの仕方が載っている
のですが理解に苦しむところが多くて困っています。数学1A2Bで
解答できる回答がいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

No.5540 - 2010/09/13(Mon) 14:24:35

Re: 楕円? / ゆう [東北] [大学生]
こんにちは。回答させていただきます、ゆうです。

その問題集にある「楕円の性質を利用しない解答」がどのようなものなのか分かりませんが、
数学1A2Bの範囲で出来る解答を考えてみましたので、参考にして下さい。

Lの傾きは常に-1/2であることに注目します。
まず、LとSが接する時のaの値は、判別式で出ているとおり−5±√3ですね。
このとき、接点は
a=−5+√3のとき(1−1/√3、2−1/√3)
a=−5−√3のとき(1+1/√3、2+1/√3)
となります。

そしてLとSが共有点を持たない時、つまりa<-5-√3、a>-5+√3の時、
直線Lは一定の傾き-1/2を保ちながらSから離れていきます。(図を書いてイメージして下さい)
つまりLは接線と常に平行を保ちながら移動するわけです。
このことに着目すると、SとLの距離(最短距離)は、先程求めた接点とLとの距離になります。

どうでしょうか? この考え方で、楕円の性質を使わずに解答できます。

問題集の解答と同じかどうか分かりませんが、参考になれば嬉しいです。

No.5541 - 2010/09/13(Mon) 15:53:26

Re: 楕円? / あっくわん [関東] [再受験生]
ゆうさん、回答ありがとうございます。
アドバイスに従って次のような解答にしあがりました。
--------------------
Sは楕円であるから
(楕円の概形と傾き(-1)/2の直線を2本そえた図を簡単に描き)
LとSが接するとき接点は二つあるのでP、P’とおくと
a=−5+√3のときP(1−1/√3、2−1/√3)
a=−5−√3のときP'(1+1/√3、2+1/√3)である

LとSが共有点をもたないときこの接点から直線Lに下ろした垂線の長さが
最小になるときLとSの距離が最小となる。
LとSが接しないときのaの範囲は判別式より、a<-5-√3、a>-5+√3

a<-5-√3のとき図よりP'からLに下ろした垂線の長さは点と直線の距離より
|5+√3+a|/√5、5+√3<0より [-5-√3-a]/√5

a>-5+√3のとき図から同様にしてPからLに下ろした垂線の長さを考えて
|5-√3+a|/√5、5+√3+a>0より [5-√3+a]/√5
--------------------

接するときのaの値が分かっているとしてもSの表す曲線が楕円であり楕円の
概形を描くことができないと直線Lが楕円Sより上側にあるか下側にあるかに
よって分かりにくいと思うのですが、おそらく問題が古めのもので旧旧課程
の頃のものかな?当時は高校2年で学ぶ楕円であるものがそのまま数学1A2Bの
接線の問題として問題集に掲載されてしまったのかもしれません。

問題集の解答をもう一度じっくり考えてみたのですが x+2y=-aとして判別式
からLとSが共有点をもつとき 5-√3≦x+2y≦5+√3として領域を用いて解答
しているのがわかりました。

私が最初に思いついたパラメーター表示による解答です
Sは楕円であるからPを楕円上の点とおくとP[cosθ+1、1/(√2)sinθ+2]と表せる
Pから直線Lに下ろした垂線の長さが最小のときLとSの距離が最小になるから

求める長さは|cosθ+1+2(1/(√2)sinθ+2)+a|/√5

ここで合成により cosθ+2(1/(√2)sinθ=√3sin(θ+α) ただしcosα=2/√6、sinaα=1/√3
と表せるので-√3+5≦cosθ+2(1/(√2)sinθ+5≦√3+5であるから

絶対値が最小になるときを考えて
a<-5-√3のとき|√3+5+a|/√5=[-√3-5-a]/√5
a>-5+√3のとき・・・??分からないで
止まってしまいました。最後のあたりが心苦しいですが方針としては
やはり間違いなのでしょうか?お手数ですがアドバイスをいただければ
ありがたいです。よろしくお願いいたします。

No.5542 - 2010/09/13(Mon) 23:10:07

Re: 楕円? / ゆう [東北] [大学生]
おはようございます。

確かに、私の方法ですと「Sが楕円であること」が分からないと厳密な解答にはならないかもしれませんね。
(S上の点を何点かとって、それらから楕円だと考えるのは推測に過ぎませんので)
領域を使うにしても、楕円の形が分からないのであれば厳密な解答とは言えないと思います。
やはり楕円の最低限の知識は必要になるのではないでしょうか。

ところで、パラメータを使った解法ですが、あっくわんさんの解法で合っています。
あとは絶対値のはずし方です。

絶対値の中身はcosθ+1+2(1/(√2)sinθ+2)+aで、−1≦sin(θ+α)≦1から
-√3+5+a≦(中身)≦√3+5+aとなります。

a<-5-√3のとき、-√3+5+a≦(中身)≦√3+5+a<0であるから、
|cosθ+1+2(1/(√2)sinθ+2)+a|の最小値は−(√3+5+a)=-√3-5-aである。

a>-5+√3のとき、0<-√3+5+a≦(中身)≦√3+5+aであるから
|cosθ+1+2(1/(√2)sinθ+2)+a|の最小値は-√3+5+aである。

このようなはずし方になります。

No.5543 - 2010/09/14(Tue) 07:42:33

Re: 楕円? / あっくわん [関東] [浪人生]
ゆうさん、おはようございます。そしてたびたびありがとうございました。
やはりすなおに接点を求めて計算するゆうさんの解答方法が一番わかりやすくて
楕円の知識が少しでもあれば明解ですね。別解として分かりやすくて助かりました。
ありがとうございました。

No.5544 - 2010/09/14(Tue) 09:36:46
図形と方程式 / さちこ [近畿] [高校3年生]
こんにちは。

「連立不等式x^2+y^2-25≦0
x-2y+5≧0で表される領域をDとする。

2定点O(0,0),A(a,0)に対して、AP:PO=1:2となる点Pの軌跡と、
すべての点PがDに含まれるようなaの範囲を求めよ。」

点Pの軌跡が(x-4a/3)^2+y^2=4a^2/9となるところまでしか分かりません・・・。
x^2+y^2-25≦0の内部にあることとx-2y+5≧0の下にあることを
利用すればいいのだと思うのですが・・・。
計算の仕方が分かりません。よろしくお願いします。

No.5504 - 2010/09/11(Sat) 17:52:56

Re: 図形と方程式 / londontraffic [教育関係者]
さちこさん,おはようございます.
まず,
>(x-4a/3)^2+y^2=4a^2/9
で表される図形が円であることはわかりますよね.
そこで中心の座標と半径をカキコしてください.
よろしくお願いいたします.

No.5523 - 2010/09/12(Sun) 08:42:29

Re: 図形と方程式 / さちこ [近畿] [高校3年生]
返信ありがとうございます。

中心(4a/3,0),半径2a/3だと思います。

No.5524 - 2010/09/12(Sun) 11:26:41

Re: 図形と方程式 / londontraffic [教育関係者]
はい,ほぼOKですが,a>0かどうか分からないので,半径は|2a/3|になりますね.
次にいきましょう.

さちこさんの
>x^2+y^2-25≦0の内部にあることとx-2y+5≧0の下にあることを
>利用すればいいのだと思うのですが・・・。

のとおりです.あとはこれを何とかすればいいわけで.

まずaを変化させると,円の中心は,x軸上を動きます.
円の中心がx^2+y^2-25≦0の内部にあるときは,必ずx-2y+5=0の下側にあります.
そこで,
1)「円がx^2+y^2-25=0の内部にある」または「円がx^2+y^2-25=0に内接する」
時のaが満たしている条件を求めてみましょう.
ヒントは「2つの円の半径に着目」です.どうしても作れなかったらその旨をカキコしてくださいね.

No.5525 - 2010/09/12(Sun) 11:51:52

Re: 図形と方程式 / さちこ [近畿] [高校3年生]
どうしても分かりません・・・すみません。
No.5527 - 2010/09/12(Sun) 19:53:52

Re: 図形と方程式 / londontraffic [教育関係者]
謝らなくても結構ですよ.

さて,説明が面倒なので軌跡の円をC1,円x^2+y^2-25=0をC2としましょうか.
まず,2円の中心間の距離は|4a/3|です.そしてC1の半径は|2a/3|なので,
|4a/3|+|2a/3|≦5
が,
>「円がx^2+y^2-25=0の内部にある」または「円がx^2+y^2-25=0に内接する」
条件になります.
ご理解いただけますか?図を書いた方がわかりやすいと思います.ご理解できたならこの不等式を解いてください.もしご理解いただけないなら,その旨をカキコしてくださいね.

No.5539 - 2010/09/13(Mon) 06:52:58
(No Subject) / HK [高校1年生]
こんばんは。本日もすみませんが、よろしくお願いします。
4STEP数?T+Aからの261の問題です。

四面体OABCがあり、3辺OA,OB,OCはともに長さ2で互いに垂直である。
(1)この四面体の体積Vを求めよ。 答え4/3
(2)△ABCの面積Sを求めよ。 答え2√3
(3)頂点Oから底面ABCへ下ろした垂線OHの長さを求めよ。 答え2√3/3

(1)辺AC,AB,BCの長さがともに2√2なのは三平方の定理で求められました。
ただ、この四面体の高さは2だと考え、底面積△ABCでsin60°と考えて求めてみましたが、8/3となり、答えが違っていました。
(2)△ABCのSは2/1×2√2×2√2×sin60°をしたところ4となり、違っていました。
(3)全く手のつけられない状態です。

申し訳ありませんが、
答えまでの導き方、解き方の方をよろしくお願いします。

No.5528 - 2010/09/12(Sun) 21:10:23

Re: / ゆう [東北] [大学生]
ただ今、回答中です。お待ちください。
No.5529 - 2010/09/12(Sun) 21:49:44

Re: / HK [高校1年生]
本当にありがとうございます。
No.5530 - 2010/09/12(Sun) 21:52:25

Re: / ゆう [東北] [大学生]
こんばんは。回答させていただきます、ゆうです。

途中過程を説明していただき、ありがとうございます。

この問題では「立体のどの面を底面として考えるか」が重要です。
それでは(1)から順番に考えていきます。

まず(1)では、三角形OABを底面として考えましょう。
問題文にあるように、3辺OA、OB、OCは互いに垂直です。
よって、三角形OABの面積、そして立体の高さがすぐに分かるはずですので、体積Vも求められます。

ここまでどうでしょうか? 不明な点があれば遠慮なく質問してください。

No.5531 - 2010/09/12(Sun) 22:05:51

Re: / HK [高校1年生]
三角形OABを底面として考えたので、
三角形OABの面積、立体の高さがすぐに分かりました。
体積V=2×2×2/1×2×3/1で4/3出ました。
(1)解決しました。
ありがとうございます。

No.5532 - 2010/09/12(Sun) 22:18:07

Re: / ゆう [東北] [大学生]
(1)は大丈夫ですね。

ただ、入力ミスだと思われますが、
分数「2分の1」は2/1ではなく、1/2と表します。3/1のほうも、1/3と書いてください。
誤解を避けるため、お願いします。

次に(2)ですが、
S=2/1×2√2×2√2×sin60°の最初の「2/1」は1/2と解釈してよろしいですね。
この値が4になったということですが、もう一度計算してみてください。
式は合っていますので、計算ミスかと思われます。

No.5533 - 2010/09/12(Sun) 22:26:32

Re: / HK [高校1年生]
すみません。
計算ミスでした。
1/2などの分数の指摘ありがとうございます。
これから気をつけたいとおもいます。

(2)も解決しました。
ありがとうございます。

No.5534 - 2010/09/12(Sun) 22:34:31

Re: / ゆう [東北] [大学生]
それでは(3)です。

今まで、三角形OABを底面として考えてきましたが、このままでは直接OHの長さを求めるのは簡単ではありません。

そこで、視点を変えて、底面を三角形ABCとして考えましょう。
このとき、OHは四面体の高さとなります。
三角形ABCの面積は(2)で求めていますから、四面体の体積をOHを用いて表すことができます。

まず、ここまで考えてみて下さい。OHを用いて体積を表すと、どうなりますか。

No.5535 - 2010/09/12(Sun) 22:42:13

Re: / HK [高校1年生]
四面体の体積をOHを用いて表すと、
V=2√3h/3となりました・

No.5536 - 2010/09/12(Sun) 22:52:14

Re: / ゆう [東北] [大学生]
はい、その通りです。

今、底面を変えて四面体の体積を求めましたが、
どの面を底面として考えても、同じ立体であることに変わりはないので体積は同じです。

よって、OH=hを用いて表した体積V=2√3h/3は、(1)で求めた体積と一致します。
以上から、二通りで表した体積をイコールで結ぶと、OHの値が分かります。

No.5537 - 2010/09/12(Sun) 22:57:57

Re: / HK [高校1年生]
2√3h/3=4/3
h=2√3/3
が無事出ました。
どの面を底面として考えても、同じ立体であることに変わりはないので体積は同じことが分かりとても参考になりました。
ありがとうございます。
ゆうさん、
本当に遅くまで手伝っていただきありがとうございました。//

No.5538 - 2010/09/12(Sun) 23:03:47
(No Subject) / ヘボ太 [浪人生]
よろしくお願いします。
昨年度の東北大の問題です。

問題集の解答では絶対値を外した後、場合分けしてグラフを描いて解いているのですが、自分もまずそのようにしようとしたものの場合分けがかなりややこしく感じたので以下のように解いたのですが、答えが全然違いました。
尚、初めの絶対値を外す所は解答と同じなので計算ミスはないです。

・・・・・・問題・・・・・・
「実数aに対して、xの方程式
|x(x-2)|+2a|x|-4a|x-2|-1=0
が相異なる4つの実数解を持つようなaの範囲を求めよ。」

・・・・・・自分の解答・・・・・・
(与式の左辺)=f(x)とおいて、y=f(x)がx軸と相異なる4つの共有点をもつaの範囲を考えればよい。

(ア)x<0のとき
f(x)=x^2+2(a-1)-8a-1
={x+(a-1)}^2-a^2-6a-2

(イ)0≦x≦2のとき
f(x)=-x^2+2(1+3a)x-8a-1
=-{x-(1+3a)}^2+9a^2-2a

(ウ)x>2のとき
f(x)=x^2-2(a+1)x+8a-1
={x-(a+1)}^2-a^2+6a-2

よって、f(x)=0が4つの相異なる実解をもつのは、
(ア)(イ)(ウ)のf(x)=0は定義域が異なるので共通解をもつことはもちろんないから、

【1】(ア)(イ)(ウ)のうち、どれか2つが相異なる2実解をもち、残りが実解をもたない。
【2】(ア)(イ)(ウ)のうち、どれか2つが重解をもち、残りが相異なる2実解をもつ。

のいずれかである。

ここで、(ア)(イ)(ウ)のf(x)=0の判別式をそれぞれDァ、Dィ、Dゥとすると、
Dァ/4=(a+3)^2-7
Dィ/4=9{a-(1/9)}^2-1/9
Dゥ/4=(a-3)^2-7
となる。

ay平面上にy=Dァ/4、y=Dィ/4、y=Dゥ/4
を図示すると、Dァ、Dィ、Dゥのうち2つが同時に0となるaは存在しないことがわかるので、
【2】はありえないことがわかり、
さらに【1】、つまりDァ、Dィ、Dゥのうち2つが正、1つが負となるのは、
-3-√7<a<-3+√7、0<a<2/9、3-√7<a<3+√7 ・・・(*)
の範囲に限られることがわかる。

よって、あとは(*)の範囲で、4つの実解が(ア)(イ)(ウ)のそれぞれの定義域に収まればよい。

・・・この後、計算したら解なしになってしまいました・・・。
というか、(*)の時点で答えと違うので、ここまでの議論が間違っているのだと思います。
ご指摘よろしくお願いします。

No.5495 - 2010/09/08(Wed) 23:11:41

Re: / ゆう [東北] [大学生]
こんにちは。回答させていただきます、ゆうです。

まず、次の二つの問題を考えてみて下さい。
(問題の違いを理解していただければ良いだけですので、解く必要はありません。)
?@x^2+2(a-1)x-8a-1=0 がただ一つの解を持つ時のaの値
?Ax^2+2(a-1)x-8a-1=0 がx<0においてただ一つの解を持つ時のaの範囲

?@は判別式だけで値を求めることが可能ですが、?Aの場合は別の考えが必要です。
x=0における左辺の値や、場合によっては軸の位置を考慮する必要があります。

今回の東北大の問題の場合、
それぞれのf(x)には、x<0、0≦x≦2、2<x という範囲があり、それらの区間に対して実数解の個数を調べなければなりません。
そのため、?Aのように単純に判別式だけでは解決できないのです。

ですから、解答にある
「【1】(ア)(イ)(ウ)のうち、どれか2つが相異なる2実解をもち、残りが実解をもたない。
【2】(ア)(イ)(ウ)のうち、どれか2つが重解をもち、残りが相異なる2実解をもつ。
のいずれかである。」
という部分が間違いであり、
「Dァ、Dィ、Dゥのうち2つが正、1つが負となる範囲を求める」のでは正しい範囲は求められません。

正しい範囲を求めるには、例えば、
(ア)がx<0にただ一つの解を持ち、(イ)が0≦x≦2に異なる二つの解を持ち、(ウ)が2≦xにただ一つの解を持つ場合
なども考えなければなりません。
ここで言う「ただ一つの解」とは、重解ではないことに気をつけて下さい。

このことを(ア)1(イ)2(ウ)1などと表すことにして、解の組み合わせを考えると
(ア)2(イ)2(ウ)0、(ア)2(イ)0(ウ)2、(ア)0(イ)2(ウ)2、(ア)2(イ)1(ウ)1、(ア)1(イ)2(ウ)1、(ア)1(イ)1(ウ)2
の6つの場合が出てきます。

ヘボ太さんの解答では、判別式の条件のみに頼り、最初の3つの場合しか考えていないため、解なしになってしまったと思います。

場合分けが6つだと多いように思われますが、適さない場合の方が多く、最終的には二つに絞られますので、これで正解できると思います。

No.5497 - 2010/09/09(Thu) 14:24:14

Re: (No Subject) / ヘボ太
ゆうさん回答ありがとうございます。
返信遅くなりましてすみません。

間違いの理由がよくわかりました。

ア、イ、ウのそれぞれについて解の個数とそのときの範囲9通りをすべて求めてみたのですが、(イ)の1個と0個の場合の求め方がわかりません。

(ア)は2個にならないのですぐ3通りに絞れるんですね。
そのあと適する2通りは(ア、イ、ウ)=(1、2、1)(1、1、2)
の場合となって

前者から-1/8<a<0と出てきました。

(イ)が2個のときは-1/8≦a<0,2/9<a≦1/4となりました。

No.5505 - 2010/09/11(Sat) 18:39:51

Re: / ゆう [東北] [大学生]
こんばんは。

まず、確認させて下さい。

(イ)の1個と0個の場合が分からない、とありますが、(ア)は2個にならないことが分かっているようですので
(ア)1(イ)1(ウ)2の場合のことと解釈してよろしいのでしょうか?

また、−1/8≦a<0,2/9<a≦1/4という範囲は(ア)1(イ)2(ウ)1の場合から出てきたのですか?

正確な過程を知りたいので、面倒だとは思いますが、もう少し詳しくお願いします。

No.5506 - 2010/09/11(Sat) 19:09:38

Re: / ヘボ太 [浪人生]
すいませんでした。
それぞれの条件を二次関数の問題として求めると、

(ア)2
解なし
(ア)1
a>-1/8
(ア)0
a≦-1/8

(イ)2
−1/8≦a<0, 2/9<a≦1/4
(イ)1
わからず
(イ)0
わからず

(ウ)2
a>3+√7
(ウ)1
a<1/3,a=3±√7
(ウ)0
1/3≦a<3-√7,3-√7<a<3+√7

となりました。
よって共通部分を求めて、(ア)1(イ)2(ウ)1については
-1/8<a<0
となりました。
(ア)0(イ)2(ウ)2は共通部分を求めると解なしになりました。
(ア)1(イ)1(ウ)2は、まだ(イ)1がわからないゆえに求められないということです。

最後に余計に付記したので求めた順番と前後してしまいました。

No.5513 - 2010/09/11(Sat) 21:19:53

Re: / ゆう [東北] [大学生]
わかりました。ありがとうございます。

ただ、解の個数の条件を、(ア)のみ、(イ)のみ、(ウ)のみ、のように個別に求めるのはよくありません。
関数f(x)は区間分けされていますが、これは連続関数ですので、
「(ア)1かつ(イ)2かつ(ウ)1」のように、グラフの形と交点を図形的にイメージしながら求めるのが理想的です。
なぜならば、例えば(ア)1の条件からaの範囲がa>-1/8と出てきますが、これによって二次関数(イ)(ウ)の形や軸の位置も制限されてくるからです。
そのため、9通りもの考察をする必要はありません。

前に、解の組み合わせ6通り
(ア)2(イ)2(ウ)0、(ア)2(イ)0(ウ)2、(ア)0(イ)2(ウ)2、(ア)2(イ)1(ウ)1、(ア)1(イ)2(ウ)1、(ア)1(イ)1(ウ)2
を挙げました。

(ア)2となるaの値が存在しないことから、上の組み合わせは
(ア)0(イ)2(ウ)2、(ア)1(イ)2(ウ)1、(ア)1(イ)1(ウ)2に限定され、

さらに(ア)0(イ)2(ウ)2の条件を満たすaも存在しないことから、
4つの解をもつ組み合わせとして可能性があるのは、(ア)1(イ)2(ウ)1、(ア)1(イ)1(ウ)2のみに限ります。

では、(ア)1(イ)2(ウ)1について考えます。このときのグラフの形はイメージできますか?
言葉で説明しますと、x<0では下に凸の二次関数の左側、0≦x≦2では上に凸の二次関数全体、2<xでは下に凸の二次関数の右側の部分になります。

まず、(ア)1の条件から、a>-1/8が得られます。これによって、0≦x≦2におけるf(0)の値は負になります。
(イ)2となるためには、同様に0≦x≦2におけるf(2)の値が負つまり4a-1<0が必要です。
ここでイコールが入ると、(ウ)1の条件が満たされなくなってしまいます。
よって、2/9<a≦1/4のイコールは除かれます。
また、頂点が正であることからa<0, 2/9<aが得られることは大丈夫ですね。
また軸の位置も考慮してください。

次に共通範囲ですが、
「-1/8<a」かつ「a<1/4」かつ「a<0または2/9<a」の共通範囲は
-1/8<a<0または2/9<a<1/4です。これに軸の位置に関する条件も含まれています。
これが、(ア)1(イ)2(ウ)1となる条件です。

では、(ア)1(イ)1(ウ)2はどうなるでしょう?
グラフの形は、x<0では下に凸の二次関数の左側、0≦x≦2では上に凸の二次関数の左側、2<xでは下に凸の二次関数全体になります。
グラフをイメージして、上のようなやり方でもう一度考えてみてください。正解まで、あと少しです。

No.5522 - 2010/09/11(Sat) 22:35:58

Re: (No Subject) / ヘボ太
全体でイメージして考えるのがよかったんですね。
なんとか正解にたどり着けました。
ありがとうございました。

No.5526 - 2010/09/12(Sun) 13:30:52
(No Subject) / HK [高校1年生]
こんばんは。お願いします。
学校の宿題です。

問題
0°≦θ<90°のとき、[3-(5+√3)cos^{2}θ]/(sinθ+cosθ)=-√3cosθならば、tanθ=[1]
であり、θ=[2]となる。
[1],[2]を答えよ。

解答
[1]1/(√3) [2]30

なんですが、
tanθを求めたいので1+tan^{2}θ=1/cos^{2}θなどを利用したいと思ったのですが
どう利用していいのかわかりません。


計算過程や考え方、教えて下さい。
よろしくお願いします。

No.5507 - 2010/09/11(Sat) 20:30:23

Re: / CORNO [地球外] [教育関係者]
こんばんは,CORNO と申します.

HK さん,まず分母を払いましょう.
そして,できるだけ式を整理してみてください.
で,ここにできるだけ(できるだけでかまいません)変形の経過を書き込んでください.

No.5508 - 2010/09/11(Sat) 20:49:53

Re: / HK [高校1年生]
CORNOさん、ありがとうございます。
あたっているか分かりませんがこんな感じでしょうか。

両辺にsinθ+cosθをかけました。

3-(5√3)cos^{2}θ=-√3sinθcosθ-√3cos^{2}θ

No.5510 - 2010/09/11(Sat) 21:00:13

Re: / CORNO [地球外] [教育関係者]
ちょっと待ってください.最初の式と違うようです.
左辺にあるのは,5+√3 ですか?,それとも5√3ですか?
まずそれをはっきりしてください.
その上で,
>できるだけ式を整理してみてください.

No.5511 - 2010/09/11(Sat) 21:13:34

Re: / HK [高校1年生]
すみません。
5+√3でした。

3-5cos^{2}θ=-√3sinθcosθ
-5cos^{2}θ+√3sinθcosθ=-3

という感じでしょうか。

No.5512 - 2010/09/11(Sat) 21:17:44

Re: / CORNO [地球外] [教育関係者]
わかりました.
するとです,

>tanθを求めたいので1+tan^{2}θ=1/cos^{2}θなどを利用したいと思ったのですが

両辺を cos^[2]θ(≠0) で割りましょう.
公式が利用できるはずです.

No.5514 - 2010/09/11(Sat) 21:24:01

Re: / HK [高校1年生]
両辺を cos^[2]θで割ると
-5+(√3sinθ)/cosθ=-3/cos^{2}θ

公式とはこのように利用できますか。

-5+√3tanθ=-3+tan^{2}θ

No.5515 - 2010/09/11(Sat) 21:31:57

Re: / CORNO [地球外] [教育関係者]
右辺が少し違います.
もう一度考えてください.
そして,tanθ についての2次方程式を解きます.

No.5516 - 2010/09/11(Sat) 21:42:59

Re: / HK [高校1年生]
違うとおもうんですが、
-5+√3tanθ=3-tan^{2}θ
tan^{2}θ+√3tanθ-8=0
tanθ=(-√3±√35)/2
となりました。

No.5517 - 2010/09/11(Sat) 21:54:24

Re: / CORNO [地球外] [教育関係者]
  1/cos^{2}θ=1+tan^[2]θ
の両辺に−3をかけると,−3/cos^{2}θ が出てきます.

No.5518 - 2010/09/11(Sat) 21:59:31

Re: / HK [高校1年生]
−3/cos^{2}θ=-3+tan^{2}θ

-tan^{2}θ+√3tanθ-2=0
tan^{2}θ-√3tanθ+2=0
tanθ=(√3±√3-8)/2
となりました。

No.5519 - 2010/09/11(Sat) 22:08:10

Re: / CORNO [地球外] [教育関係者]
>−3/cos^{2}θ=-3+tan^{2}θ
−3/cos^{2}θ=−3−3tan^{2}θ です.

こちらの都合により,続きは明晩ということにしたいと思います.

No.5520 - 2010/09/11(Sat) 22:15:09

Re: / HK [高校1年生]
間違いの指摘ありがとうございました

本当に助かりました。

おかげで答えにたどり着けました

ありがとうございます。

No.5521 - 2010/09/11(Sat) 22:21:36
何故 x = 3 cos u の時 u = arcsin(x/3) ? / 通信教育学習者 [社会人]

はじめまして、通信教育で数学を学んでいる者です。

x = 3 cos u の時
u = arcsin(x/3)

と書いてあるのを見たのですが、
何故そうなるのかどなたか教えて下さい。

No.5499 - 2010/09/11(Sat) 01:27:44

Re: 何故 x = 3 cos u の時 u = arcsin(x/3) ? / 通信教育学習者 [高校1年生]
すみません、書き間違っていました。

dx = 3 cos u du の時
u = arcsin (x/3)

です。

No.5500 - 2010/09/11(Sat) 02:06:32

Re: 何故 x = 3 cos u の時 u = arcsin(x/3) ? / 新矢(運営者) [近畿] [塾講師]
はじめまして。

誠に申し訳ございませんが,arcsinθは高校範囲を超えるため,当掲示板の守備範囲外となっております。

お答えしたい気持は山々なのですが,運営上の理由ゆえご了承くださり,他の掲示板をご利用くださるようお願い申し上げます。

No.5502 - 2010/09/11(Sat) 02:33:41

Re: 何故 x = 3 cos u の時 u = arcsin(x/3) ? / 通信教育学習者 [高校1年生]
存じ上げませんで申し訳ありませんでした。
失礼致しました。

No.5503 - 2010/09/11(Sat) 07:22:44
(No Subject) / 知沙 [東海] [高校2年生]
こんばんは。初めて質問させていただきます。
黄色チャートの問題です。

Oを原点、A(2,1)、B(1,2)、vec{OP}=svec{OA}+tvec{OB}(s,tは実数)とする。
s,tが次の関係を満たしながら変化するとき、点Pの描く図形を図示せよ。
(1) 1≦s≦2、0≦t≦1
(2) 1≦s+t≦2、s≧0、t≧0


s=kとして固定してkvec{OA}=vec{OQ}、kvec{OA}+vec{OB}=vec{OR}とおくとあるんですが、vec{OR}がなんで出てきたかわかりません。

No.5471 - 2010/08/29(Sun) 22:45:00

Re: / 新矢(運営者) [近畿] [塾講師]
知沙さん,こんにちは。

持ってたはずの黄チャートが紛失したため,再入手するのに時間がかかり,返信がたいへん遅くなってしまってごめんなさい。

0≦t≦1 ですから,t=0 のときに点Pがどこにあるか考えると,
vec{OP}=kvec{OA}=vec{OQ} ですから,図にあるように,点Pは点Qにいます。

t=1 のときに点Pはどこにあるかを考えると,
vec{OP}=kvec{OA}+vec{OB} ですが,この点をRと名付けています。

もし問題が 0≦t≦2 ならば,
 vec{OP}=kvec{OA}+2vec{OB}=vec{OR} とします。
 

No.5494 - 2010/09/07(Tue) 14:37:25
?TA/?UBの応用 / masaki [関東] [高校3年生]
こんにちは。東進システム内の問題です。

O(0,0),A(4,2)とし、円C:x^2+y^2-6x-10y+29=0の中心をBとする。
(3)点Pが円C上を動くとき、内積vec{OA}・vec{OP}の最大値を求めよ。

内積が最大になるというのは点Pがどのような位置にいるときなのでしょうか?よろしくお願いします。

No.5491 - 2010/09/05(Sun) 13:39:03

Re: ?TA/?UBの応用 / CORNO [地球外] [教育関係者]
こんにちは,CORNO です.

>点Pがどのような位置にいるときなのでしょうか?
 ということですので,図形的にいってみたいと思います.
 
 まず,円Cと点Aを図示しておいてくださいね.
 円Cの中心をCとします.
 そして,
   vec{OA}・vec{OP}=vec{OA}・(vec{OC}+vec{CP})
 とすると,
 vec{OA} と vec{OC} は定ベクトルです.
 したがって,vec{CP} のみを考えればよいことになります.
 
 まずはここまでとします.

No.5492 - 2010/09/05(Sun) 14:35:46

Re: ?TA/?UBの応用 / masaki [関東] [高校3年生]
なるほど!vec{OP}を分解すればよかったんですね。
答えが求まりました。
ありがとうございました。

No.5493 - 2010/09/05(Sun) 15:26:12
数列? / 神原 [東北] [高校3年生]
数学の先生が独自に作った問題らしいです。 

a/b=1−1/2+1/3−1/4・・・・・−1/1318+1/1319となる正の整数a、bがあります。この時aが1979で割り切れることを示しなさい。


という問題です。階差数列や漸化式に当てはめたりしましたが、解答できませんでした。

先生が作った問題なのでなにを参考にすれば良いのかが分かりません。よろしくお願いします。

No.5479 - 2010/09/01(Wed) 22:03:39

Re: 数列? / ゆう [東北] [大学生]
神原さん、こんにちは。

私も数列の考え方で解けないか試してみましたが、出来ませんでした。
ところで1979は素数ですね。与式をどう変形すれば1979が出てくるかがポイントだと思います。
そこで純粋な?整数問題として考えてみましょう。
1979の数字が現れるように、右辺を上手く式変形していきます。

a/b=Σ1/k[1≦k≦1319]−2Σ1/(2k)[1≦k≦659]
=Σ1/k[1≦k≦1319]−Σ1/k[1≦k≦659]
=Σ1/k[660≦k≦1319]

[]はΣの和に関するkの範囲を表します。
このように変形されますが、ここまで分かりますか?

最後のkの範囲に注目して下さい。660+1319=1979です!

No.5480 - 2010/09/02(Thu) 12:34:38

Re: 数列? / 神原 [東北] [高校1年生]
やっと解けました!

先生オリジナル問題かと思ったら、数学オリンピックの過去問だったそうです。

丁寧な指導ありがとうございました!

No.5490 - 2010/09/05(Sun) 03:15:52
軌跡の問題 / あっくわん [関東] [再受験生]
こんにちは。5回目の質問になります。神戸大学の問題です。

座標平面上の
円:x^2+y^2-6x-4y+10=0 ・・・・・・○1
直線:y=mx ・・・・・・・・・・・・○2
について、円○1と直線○2とが相異なる2点で交わるとき、それらの
交点を結ぶ線分の中点をPとする。点Pはどのような図形をえがくか。

私の解答は
○1、2を連立して、(m^2+1)x^2-2(2m+3)x+10=0 ・・・○3
○3の判別式から相異なる2解をもつとき、判別式>0
これより [6-(√30)]/6<m<[6+(√30)]/6 ・・・・・○4

○3の2解をα、βとおくと解と係数より α+β=2(2m+3)/(m^2+1)
よってPはP((2m+3)/(m^2+1)、(2m+3)m/(m^2+1))=(X、Y)とおける
Y=mXとなり○4からm>0だからX>0 m=Y/XとしてPの(2m+3)/(m^2+1)
に代入 X=・・省略・・・・

よって、[x-(3/2)]^2+(y-1)^2=13/4 Pの軌跡は(3/2、1)を中心とする
半径(√13)/2の円周上となりました。

解答をみるとmの範囲は○1と○2が交わる条件だからPの軌跡は(3/2、1)を
中心とする半径(√13)/2の円周のうち○1の内部に含まれる部分

となっていました。軌跡の問題の場合xの変域とかを求める必要がよくある
ので私の場合範囲の部分を示していなかったのが誤りであったのは分かった
のですがなぜ"○1の内部に含まれる部分"というものがでてくるのかよく
わかりません。おそらく判別式のmの関係から出てくると思うのですが
X>0、Y>0だから円周のうちx>0、y>0の部分じゃないのか?などと困惑
しています。よろしくおねがいいたします。

図示の様子はペイントで作ってみました。数学の問題より疲れました。

No.5481 - 2010/09/03(Fri) 13:36:57

Re: 軌跡の問題 / あっくわん [関東] [再受験生]
解答に出ていた図示の様子です。
No.5482 - 2010/09/03(Fri) 13:46:26

Re: 軌跡の問題 / londontraffic [教育関係者]
あっくわんさん,おはようございます.
>図示の様子はペイントで作ってみました。数学の問題より疲れました。
お疲れ様です.おかげでお話がしやすいです.

>X>0、Y>0
たしかにそうですね.でもこれだとアバウト過ぎませんか?
>[6-(√30)]/6<m<[6+(√30)]/6 ・・・・・○4
mは傾きですから,図で示してもらった2つの直線
y=frac{6-sqrt{30}}{6}x, y=frac{6+sqrt{30}}{6}x
が円と直線が接するときで,この間の時が交点が2個.
その他の場合(例えばy=3xなど)は共有点がありません.

問題文の
>相異なる2点で交わる
から,直線と円は2点で交わらなくてはならないので,接するときも含め共有点がない
m≦frac{6-sqrt{30}}{6}, frac{6+sqrt{30}}{6}≦m
の場合は除かれます.

いかがですか?

No.5488 - 2010/09/04(Sat) 08:38:46

Re: 軌跡の問題 / あっくわん [関東] [再受験生]
なるほど!確かにmが[6-(√30)]/6以下だったり、[6+(√30)]/6以上
だったりすると相異なる2点で交わることはありませんね。もしmの
範囲を出してなかったらその後の計算も間違いやすそうだし、軌跡
の範囲も厳密に出てきそうにありませんね。図を作ってみてよかったです。
ありがとうございました!

No.5489 - 2010/09/04(Sat) 11:50:04
微分の応用 / masaki [関東] [高校3年生]
東進システムの問題です。問題と自分の考えは画像の通りです。
どう変形すればx0=の式になるのでしょうか?

No.5483 - 2010/09/03(Fri) 18:49:11

Re: 微分の応用 / CORNO [地球外] [教育関係者]
こんばんは,CORNO です.

「2曲線 y=f(x),y=g(x) が x=t で接するとき,
   f(t)=g(t)  …(A)
   f'(t)=g'(t) …(B) 」
という重要事項があります.
masaki さんは (B) しか考慮していないようです.
どうでしょうか?

No.5484 - 2010/09/03(Fri) 18:59:52

Re: 微分の応用 / masaki [関東] [高校3年生]
なるほど。基本事項の確認がなってませんでした…。
計算してみた結果画像のようになったのですが、log2がありません。どこが間違っているのでしょうか?

No.5485 - 2010/09/03(Fri) 22:00:18

Re: 微分の応用 / CORNO [地球外] [教育関係者]
  e^x0=√(x0+a),e^x0=1/{2√(x0+a)}
は x0 と a についての連立方程式なわけです.
x0 と a について解くことを考えましょう.
(実際には,今 a について解く必要はありませんが)

No.5486 - 2010/09/04(Sat) 02:05:44

Re: 微分の応用 / masaki [関東] [高校3年生]
おはようございます。
aを消去すればよかったんですね!
できました。ありがとうございました。

No.5487 - 2010/09/04(Sat) 06:48:44
sekibunn / masaki [関東] [高校1年生]
こんにちは。今回も東進のシステムの問題です。

次の定積分を求めよ。
int_{0}^{√6}1/(x^2+2)dx


x=tanθとおいて置換積分を使って求めようとしましたが、x:0→√6
と変化したときのθの範囲がわかりませんでした。

それがわかれば求められると思うのですが、考え方は良いでしょうか?

No.5474 - 2010/08/30(Mon) 19:58:36

Re: sekibunn / londontraffic [教育関係者]
masakiさん,こんばんは.

>x=tanθとおいて置換積分を使って求めようとしましたが、
アプローチはいいようですが,被積分関数の分母は
x^2+2
です.
x=sqrt{2}tanθ
としてみてはどうですか?

No.5475 - 2010/08/30(Mon) 20:51:02

Re: sekibunn / masaki [関東] [高校3年生]
返信が遅くなりました。
答えまでたどり着くことができました!
ありがとうございました。

No.5477 - 2010/09/01(Wed) 20:22:25
(No Subject) / ts [近畿] [高校3年生]
素数p,q(p>q)で 初項1/p m項2/p+q n項1/q (m<n)を
満たす等差数列で、最大の公差を持つ初項からn項までの和を
求めなさい。

なのですが全く分からなくて困っています
過程も含め教えてください
本当によろしくお願いいたします。

No.5468 - 2010/08/28(Sat) 21:36:59

Re: / londontraffic [教育関係者]
tsさん,おはようございます.londontrafficと申します.
本題に入る前に,この問題の出典を教えてください.あと,答えが手元にあったら,それを書きこんでください.

等差数列なので,公差をdとしてこの数列の一般項a_nを作りましょう.
そして,m-1=M,n-1=Nとして,MとNの関係式を作ってください.

No.5470 - 2010/08/29(Sun) 08:16:14

Re: / info [社会人]
FYI
http://www3.rocketbbs.com/603/bbs.cgi?id=aoki&mode=res&resto=12784

解決済みのようです

No.5472 - 2010/08/30(Mon) 05:59:25

Re: / londontraffic [教育関係者]
info さん,ありがとうございました.
No.5473 - 2010/08/30(Mon) 06:24:24
(No Subject) / ラビット [関東] [高校2年生]
三角形ABCの重心をGとする。直線GAの方程式はx−2y+1=0、直線GBの方程式はx+y+4=0、点Cの座標は(−3、−7)である。
(1)3点G、A、Bの座標をそれぞれ求めよ。
(2)三角形ABCの外心をPとするとき、Pの座標を求めよ。  (大阪薬大)

(1)からつまずいてしまったのですが、点Gの座標を求めるには、2直線GA、GBを連立して解けばいいのでしょうか?
連立して解くとx=−3、y=−1となり点Gの座標は(−3、−1)
ここでストップしてしまいました。

No.5433 - 2010/08/26(Thu) 20:55:04

Re: / ゆう [東北] [大学生]
ラビットさん、おはようございます。

まずGの座標ですが、Gは直線GAと直線GBの交点ですので、それらの方程式を同時に満たす(x,y)を求める、つまり連立して解く方法で良いです。G(−3,−1)です。

次にA、Bの座標を求めてみましょう。問題文から、A、Bを通る直線が分かっています。
Aは直線x−2y+1=0上の点ですから、例えばAのy座標をpとおくと、x座標もpを用いて表されます。またBは直線x+y+4=0上の点ですから、Bのy座標をqとすると、x座標もqを用いて表されます。
このように、分からない座標を文字を使って設定してみてください。
今、Cの座標と重心が分かっていますから、方針が見えてくると思います。

No.5437 - 2010/08/27(Fri) 07:27:37

Re: / ラビット [関東] [高校2年生]
Aの座標は(2p−1、p)、Bの座標は、(−q−4、q)
重心の座標は(2p−1−q−4−3/3、p+q−7/3)すなわち(2p−q−8/3、p+q−7/3)
よって2p−q−8/3=−3、p+q−7/3=−1
これを解いてp=1、q=3
よってA(1、1)、B(−7、3)

No.5450 - 2010/08/27(Fri) 21:56:47

Re: / ゆう [東北] [大学生]
A、Bの座標、ともにしっかり求められています。
ただ、誤解を避けるために、分子全体に括弧をつけてください。
例えば、(2p−1−q−4−3)/3 のようにお願いします。

次に外心についてですが、外心は三角形ABCの外接円ですから、その中心がPのとき、
PA=PB=PC が成り立つことは分かりますね。(二等辺三角形が3つ出来ます。)
今、A、B、Cの座標がすべて分かっていますから、
ABやACに垂直で、それらの中点を通る直線に注目して考えてみてください。

No.5451 - 2010/08/27(Fri) 22:20:42

Re: / ラビット [関東] [高校2年生]
すみませんでした。これからは気をつけます(汗)

(2)点Pは外心(外接円の中心)だからPA=PB=PC
点Pの座標を(x、y)とおいて、PA^2=PB^2、PB^2=PC^2
これらを解いて答えはP(−35/9、−14/9)

こんな感じでしょうか?

No.5466 - 2010/08/28(Sat) 18:03:37

Re: / ゆう [東北] [大学生]
はい、それで合っていると思います。

PA^2=PB^2、PB^2=PC^2 からも求められますが、
例えば、ABとACの垂直二等分線の方程式を求めると、それらの交点が外心になりますので、別解として考えておいて下さい。
同じ結果が得られるはずです。

No.5467 - 2010/08/28(Sat) 18:26:49
全1160件 [ ページ : << 1 ... 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 ... 78 >> ]