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(No Subject) / ヘボ太 [浪人生]
よろしくお願いします。極座標の問題です。

「y^2=4xの焦点Fを通り、直交する2つの弦をAB,CDとするとき、(1/AB)+(1/CD)の値を求めよ.」

[解答(途中まで)]
Fを極、x軸を始線とした極座標表示でかくと、
x=1+rcosθ,y=rsinθを代入して、

(途中計算省略)

{(1+cosθ)r+2}{(1-cosθ)r-2}=0
∴r=2/(1-cosθ)

となっているのですが、なぜ r=-2/(1+cosθ) の方はスルーしてしまっているのでしょうか?
よろしくお願いします。

No.4753 - 2010/04/10(Sat) 21:09:34

Re: / おむすびころりん [九州] [塾講師]
> {(1+cosθ)r+2}{(1-cosθ)r-2}=0
> ∴r=2/(1-cosθ)
> となっているのですが、なぜ r=-2/(1+cosθ) の方はスルーしてしまっているのでしょうか?


以下の説明の空欄にあてはまる数字(整数)を考えてみて下さい。

__<cosθ<_ → 1+cosθ>_ → r>_なので、(1+cosθ)r>_ → (1+cosθ)r+2>_ 

となりますので、{(1+cosθ)r+2}≠_ です。

だから、{(1+cosθ)r+2}{(1−cosθ)r−2}=0となるのは、{(1−cosθ)r−2}=0 つまり r=2/(1−cosθ)の場合のみとなります。

No.4758 - 2010/04/11(Sun) 01:26:59

Re: / ヘボ太 [浪人生]
おむすびころりん先生回答ありがとうございます。

空欄の最初の二つは

-1<cosθ<1 → 1+cosθ>0 

でいいのでしょうか?

次のrについてですが、極座標表示ではr<0の場合も考えるのだと思うのですが、rに特に範囲はあるのですか?

No.4770 - 2010/04/11(Sun) 21:12:45

Re: / おむすびころりん [九州] [塾講師]
> -1<cosθ<1 → 1+cosθ>0 
> でいいのでしょうか?


いいですよ。合っています。

ちなみに、不等号に「=」がついていないのは、
θ=90°×n(整数)の場合は、題意を満たす直交する2つの線分AB, CDを描くことができないからです。
(つまり、本問ではcosθ≠0でもあります。)

> 次のrについてですが、極座標表示ではr<0の場合も考えるのだと思うのですが、rに特に範囲はあるのですか?

極座標では、rは極からの「距離」としますので、r<0の場合はまず考えません。
これは、実生活の上でも、2点間の距離がマイナス何kmとか言わないのと同じ考え方です。

なお、放物線y^2=4x上に存在する点がその放物線の焦点Fと重なることはありませんので、
本問では、r=0となることもありません。

これらの内容から、3つ目の片方の空欄に入る整数はすでに言ってしまったも同然ですね。
3つ目のもう一方の空欄に入る整数もすぐにわかると思います。

No.4772 - 2010/04/12(Mon) 00:17:53

Re: / ヘボ太 [浪人生]
>極座標では、rは極からの「距離」としますので、r<0の場合はまず考えません。

しかし例えば青チャートのまとめ欄には
「極方程式ではr<0の場合も考える。(r,θ)と(-r,θ+π)は同じ点」
と太字で書かれているのですが、なにか勘違いしているのでしょうか?

No.4778 - 2010/04/12(Mon) 10:42:30

Re: / おむすびころりん [九州] [塾講師]
> 「極方程式ではr<0の場合も考える。(r,θ)と(-r,θ+π)は同じ点」
> と太字で書かれているのですが、なにか勘違いしているのでしょうか?


勘違いをしているわけではありません。
『絶対「ない」わけではありません』ので、
『「まず」考えません。』という表現を使わせていただいています。

「極方程式ではr<0の場合も考える。(r,θ)と(-r,θ+π)は同じ点」ですが、
考えていくと、(r, θ)と(−r, θ+π)と(r, θ+2π)と(−r, θ+3π)と・・・
と同じ位置の点なのに、表現方法がいくつも無限に存在します。

同じものなのにいくつも表現の仕方が可能であれば説明がしにくくなりますので、

一般には、極座標を用いるときには、
「r≧0, 0≦θ<2π」とか  → 第4象限の点の例:(1, 7π/4)
「r≧0, −π<θ≦π」とか  → 第4象限の点の例:(1, −π/4)
「rは全ての実数, 0≦θ<π」とか  → 第4象限の点の例:(−1, 3π/4)
問題に応じて範囲を設定します。(上の第4象限の点の3例は、全て同じ位置の点を表します。)

考える人にとってr<0の場合も用いた方が考えやすいなら、r<0の場合も設定していいんですよ。

ただ、先の投稿でも書きましたが、
「実生活の上では、2点間の距離がマイナス何kmとか言わない」ので、
本問では、「r≧0, 0≦θ<2π」とか「r≧0, −π<θ≦π」とか設定しておいた方が考えやすいはずです。
というか、「r≧0, 0≦θ<2π」が一番考えやすいと思いますよ。

実際、θ≠90°×n(整数)でないと、図が描けないので、0<|cosθ|<1となり、
ヘボ太さんの最初の書き込みについて、r=2/(1−cosθ)>0が成り立ちますし、
「スルー」されている方は、−2/(1+cosθ)<0です。

「スルー」されている理由を、少し違う言い方で言ってしまっていますが、

========================================

−1<cosθ<1 → 1+cosθ>0 → r>0なので、(1+cosθ)r>_ → (1+cosθ)r+2>_

となりますので、{(1+cosθ)r+2}≠_ です。

だから、{(1+cosθ)r+2}{(1−cosθ)r−2}=0となるのは、{(1−cosθ)r−2}=0 つまり r=2/(1−cosθ)の場合のみとなります。

========================================

この内容は、どうなるでしょう?

No.4780 - 2010/04/12(Mon) 13:01:43

Re: / ヘボ太 [浪人生]
========================================

−1<cosθ<1 → 1+cosθ>0 → r>0なので、(1+cosθ)r>0 → (1+cosθ)r+2>2

となりますので、{(1+cosθ)r+2}≠0 です。

だから、{(1+cosθ)r+2}{(1−cosθ)r−2}=0となるのは、{(1−cosθ)r−2}=0 つまり r=2/(1−cosθ)の場合のみとなります。

========================================

で合ってますか?

理屈としてはr<0としてもいいが、あまり実用性はないということですね。
確かにその後答えを計算しても負の値になってしまって面倒ですね。

確認ですが、冗長かもしれませんが採点官にr<0の可能性もわかってるぞと示したいときか、自分で確認の意を込めたい場合、答案を

{(1+cosθ)r+2}{(1-cosθ)r-2}=0
r>0の場合で考えて、
r=2/(1-cosθ)

と日本語を添えてもOKですか?

No.4789 - 2010/04/13(Tue) 20:46:25

Re: / おむすびころりん [九州] [塾講師]
> ・・・(省略)・・・で合ってますか?

はい、その通りです!!

> 理屈としてはr<0としてもいいが、あまり実用性はないということですね。
> 確かにその後答えを計算しても負の値になってしまって面倒ですね。


うんうん。そうです。そういうことなんです。

> 確認ですが、冗長かもしれませんが採点官にr<0の可能性もわかってるぞと示したいときか、
> 自分で確認の意を込めたい場合、答案を


> {(1+cosθ)r+2}{(1-cosθ)r-2}=0
> r>0の場合で考えて、
> r=2/(1-cosθ)


> と日本語を添えてもOKですか?

もちろんOKです。というか、ぜひ書いておきべきです。

その方が、解答者と答案を見る人の双方にとって答案がわかりやすくなります。

「{(1+cosθ)r+2}{(1-cosθ)r-2}=0 ∴r=2/(1-cosθ)」よりも、
「{(1+cosθ)r+2}{(1-cosθ)r-2}=0 r>0の場合で考えて、r=2/(1-cosθ)」の方が答案としてはわかりやすく、
前者は採点者によっては説明不足ということで一部減点される可能性もあります。

また、答案ではr, θといった文字を自分で用いた時点で、
すぐに「r≧0, 0≦θ<2π」といった条件を必ず書いて(決めて)おくべきだと考えて下さい。


「他の人が見てもわかる答案作りができる」ことは、得点力のアップに必ずつながりますし、
数学以外でも他の人に意見や資料の内容を伝えるときに必ず役に立ちますよ。

No.4791 - 2010/04/13(Tue) 21:27:28

Re: / ヘボ太 [浪人生]
>また、答案ではr, θといった文字を自分で用いた時点で、
>すぐに「r≧0, 0≦θ<2π」といった条件を必ず書いて(決めて)おくべきだと考えて下さい。


よくわかりました。参考書にメモしておきます。
ありがとうございました。またよろしくお願いします。

No.4792 - 2010/04/13(Tue) 22:10:44
(No Subject) / NOBUO [近畿] [新高校2年生]
夜遅くにごめんなさい。

確立の問題なんですが・・・
さいころをn個同時に投げるとき、出た目の数の和がn+2になる確立を求めなさい。但し、nは2以上である。

分母は6のn乗になると思うんですが、これも違ってるかもしれないです。特に分子の求め方が分かりません。

優しい解答よろしくお願します。

No.4783 - 2010/04/12(Mon) 21:37:19

Re: / おむすびころりん [九州] [塾講師]
> 分母は6のn乗になると思うんですが、これも違ってるかもしれないです。特に分子の求め方が分かりません。

分母(起こりうる全事象の総数)はNOBUOさんの書かれたとおり、6^nで合っています。

さいころ1の目が全6通り,さいころ2の目が全6通り,さいころ3の目が全6通り,・・・で、
さいころの個数がn個だから、6をn回かけると6^nになりますね。

さて、分子(該当する事象の総数)の方ですが・・・、

n個のさいころの目の和の最小値は、全ての目が_のときにnとなりますので、
    ↑ _は、具体的な数字です。

あと+2だけ、どこかのさいころの目に足しちゃえばn個の目の和がn+2となります。

この+2をどのように足すかによって、

さいころをn個同時に投げるとき、出た目の数の和がn+2になるのは、
以下の(a)「または」(b)の場合となります。

(a) n個のさいころの目について、1個だけが_で残りn−1個が_である場合、
    ↑ 2か所の_は、それぞれ具体的な数字です。

  この場合の総数は_通りです。
    ↑ _は、nを用います。

(b) n個のさいころの目について、2個だけが_で残りn−2個が_である場合、
    ↑ 2か所の_は、それぞれ具体的な数字です。

  この場合の総数は___=________通りです。
    ↑ 左の_はnを用いた短い計算式(組み合わせは覚えていますか。),
      右の_はnを用いた式(計算結果)です。

該当する事象は(a)「または」(b)の場合となりますので、
該当する事象の総数は、(a)の場合の総数と(b)の場合の総数をどうすればいいのでしょう?

No.4787 - 2010/04/13(Tue) 02:37:31
(No Subject) / ちさと [甲信越] [新高校1年生]
はじめて利用させていただくちさとと申します。
春から高校1年生になり数学の勉強を進めていたのですが
早速わからないところがあり質問させていただきます。
数学I+A青チャートP10です。
1/x+1、x+3/x、√(x^2+1)、x^2-√x+1などは多項式にはならない。
とあるのですが、なぜでしょうか。
ルートのなかや分母に文字があると単項式としてなりたたないのはなぜでしょうか。
おねがいします。

No.4763 - 2010/04/11(Sun) 15:11:55

Re: / londontraffic [教育関係者]
ちさとさん,おはようございます.
londontrafficと申します.

例えば,1つの角が90°である三角形は「直角三角形」と呼びますよね.
直角三角形には他の性質(三平方の定理が成り立つ等)がありますが,
「1つの角が90°である三角形」を直角三角形の「定義」と呼びます.
では,単項式の定義は何ですか?
教科書には「定義」という語句を用いていないと思いますが,○○を単項式と呼ぶと書いてあると思うので,それをカキコしてください.よろしくお願いいたします<(_ _)>

No.4777 - 2010/04/12(Mon) 05:34:08
不等式 / みー [近畿] [新高校3年生]

おはようございます。

問題は画像の通りです。
分からない点が2か所あります。

★赤矢印1のところ
 右の解説のところに「aをabに置き換える」と
 書いてありますが、cがいつの間にか現れています。
 このcはどこから来たのでしょうか。

★赤矢印2のところ
 lal<1 は 1-<a<1 であるので a<1 を証明することは
 できないと思うのですが…。

以上の点に納得できません。
よろしくお願いいたします。

No.4759 - 2010/04/11(Sun) 05:33:36

Re: 不等式 / londontraffic [教育関係者]
みーさん,こんにちは.
早速いきましょう.

>★赤矢印1のところ
「bをcに置き換える」でどうですか?

>★赤矢印2のところ
-1<a<1でもでるのですが,-1<a の部分は関係ないので省いてあるのだと思います.
「a<1で成立するものは,-1<a<1でも成立する」のですが,納得いきませんか?

No.4764 - 2010/04/11(Sun) 17:29:44

Re: 不等式 / みー

★赤矢印1のところ
それは納得できるのですが
aの置き換えについては
説明しているのに
cの置き換えについて
説明していないことが
気になって…。
やはりそういう計算のしかたで
大丈夫でしたか?

★赤矢印2のところ
あ、この解き方では
a<1 の部分しか使わないということですね。

No.4767 - 2010/04/11(Sun) 20:24:56

Re: 不等式 / londontraffic [教育関係者]
両方ともそういうことになります.
No.4771 - 2010/04/11(Sun) 21:17:36

Re: 不等式 / みー

エラーばかり出ると思っていたら
2件も投稿していました(>_<)

そういうことだったのですか。
それなら理解できます。

ありがとうございました。

No.4776 - 2010/04/12(Mon) 03:00:50
(No Subject) / BOIBOI [近畿] [浪人生]
はじめまして。初めてこの掲示板を利用するBOIBOIと申します。
この度投稿いたしました、その意図は、今まで数学をウヤムヤ、もしくは全く理解せずに勉強してきましたが(当然テストの点も悪かった)、今日、掲示板の方々にご回答を承ればと思いたったからです。
それでさっそく質問なのですが、

X3(乗数)+2X2−2X−1を因数分解するという問題で、
=X3−1+2X2−2X=(X−1)(X2+X+1)+2X(X−1)
までは理解できるのですが、最後の答えである
(X−1)(X2+3X+1)
となる理屈がわかりません。
後ろの「2X(X−1)」の項をどうやって処理したのですか?どれだけ考えても皆目見当がつきません。どうか教えてください!

No.4754 - 2010/04/10(Sat) 23:23:19

Re: / ka-o [教育関係者]
BOIBOIさん、こんばんは。

さっそくはじめます。

まず、Aでくくって、AB+AC=A(B+C)というのはよろしいですね。(つまり、ABとACの共通部分Aでくくった)

この問題では、(x-1)(x^2+x-1)と2x(x-1)において、(x-1)というのが共通部分だったので、x-1でくくって考えてみたわけです。

上の例にあてはめると、A=(x-1),B=(x^2+x-1),C=2xということですね。

No.4760 - 2010/04/11(Sun) 07:18:59

Re: / BOIBOI [近畿] [浪人生]
なるほど。よくわかりました。
同じ因数で掛けられるもの同士をまとまればいいのですね。
高校時代からの疑問がすっきり晴れました!ありがとうございました!

No.4765 - 2010/04/11(Sun) 17:53:16
数の理論 / リョウ [新高校3年生]
よろしくお願いします。

問題
2つの正の整数の和は54で、その最小公倍数は231である。
各数を求めよ。

解説に、54と231を素因数分解してあり、その結果から最大公約数は3である。
とかいてあるのですが、わかりません。

どなたか、解説お願いします。

No.4705 - 2010/04/04(Sun) 23:19:07

Re: 数の理論 / londontraffic [教育関係者]
リョウさん,こんばんは.

まず,
>わかりません。
このわかりませんのレベルを教えてください.
・3が公約数であること
がわからないのですか?
・3が最大公約数
がわからないのですか?

No.4710 - 2010/04/05(Mon) 19:00:04

Re: 数の理論 / リョウ [新高校1年生]
こんばんは

2つの正の整数の和の値が何故各数を求めることと、
関係があるのかが分かりません。

No.4711 - 2010/04/05(Mon) 22:31:47

Re: 数の理論 / londontraffic [教育関係者]
はい.ではそこからいきましょう.

m,a,bをすべて整数とします.
このとき,2つの数を
x=ma , y=mb
としたとき,2つの整数x,yの和は
x+y=ma+mb=m(a+b)
となります.ここから見えてくるのは,
「2つの整数の和の約数が,2つの数の公約数になる可能性がある」
ということです.

ここまでどうですか?

No.4714 - 2010/04/06(Tue) 06:47:16

Re: 数の理論 / リョウ [新高校1年生]
わかります!!
No.4732 - 2010/04/08(Thu) 13:54:42

Re: 数の理論 / londontraffic [教育関係者]
はい.では続けますよ.

そうすると
54=2×3^3
ですから,2つの数の公約数になる可能性があるのは,
2,3,6,9,18,27,54
すなわち1以外の54の約数です.

次に,偶数と奇数の和が奇数になることはご存じですよね.
これは何を表しているかというと,
「2の倍数」と「2の倍数ではない数」を加えると「2の倍数ではない数」になるということです.
ということは,
「和が3の倍数」,「一方が3の倍数」であるとき,もう一つの数は
・3の倍数でなくてはならない
・3の倍数でなくともよい
のいずれでしょう?

レスをお待ちしています.

No.4734 - 2010/04/08(Thu) 17:55:30

Re: 数の理論 / リョウ [新高校1年生]
3の倍数でなくてはならない
と思います。

No.4745 - 2010/04/10(Sat) 00:05:05

Re: 数の理論 / londontraffic [教育関係者]
はい,okです.いよいよ最終局面です.

最小公倍数は
231=3×7×11
と素因数分解できます.ここから分かる事実は,
「2つの数のうち,少なくとも一方は3を因数にもつ」
ということです.
もし一方だけが3を因数にもつならば,No.4734,4745で考えたとおり,和が3の倍数になるはずではないので,矛盾がおこります.したがって2つの数は共に3を因数にもち,3が公約数になります.
同様にして,他の231の因数7,11について考えると,これらが2つの数に共通する因数になるならば2数の和の因数になっているハズですが,54の因数は2と3しかなく,7,11は共通な因数になりません.
というわけで,3のみが2数に共通する因数,すなわち最大公約数となります.

いかがですか?

No.4749 - 2010/04/10(Sat) 07:51:22
(No Subject) / メープルさん [社会人]
こんにちは。
以前もお世話になったことがありますが、その時もとても丁寧に教えていただきありがとうございました。社会人で投稿しておりますが、事情があって少しずつしか勉強に迎える状態ではなく、まずは数検の本とβを併用して学習をしております。

ニューアクションβの71ページ、問題43を質問します。
問題は
「Xの不等式a(x-3)<-x+9がある。x=5がこの不等式を満たし、x=6がこの不等式を満たさないような定数aの範囲を求めよ。」

じっくり考えてから解答を見たのですが、

まず解答解説にある最初の

a(x-3)<-x+9 をどうして(a+1)x<3a+9 に変形するのかが分かるようでわかりません・・・。
そのあとの、
 
x=5がこの不等式を満たし、x=6がこの不等式を満たさないことにより
a+1>0 すなわち a>-1 このとき x<3a+9/a+1 

もどうしてこのようになっていくのでしょうか・・・?

自分で説いたときには x(a+1)<9のように変形し、x=5がこれを満たすから
 5(a+1)<9 として計算していました・・・
めちゃくちゃです。。

高校の授業で学習はしておりますが、時間もたっているため一度「これでわかる」を1A2B完璧にではないのですが何回も復習しながら二冊終えました。
 
すこし応用問題になるとまだたくさん躓いてしまいます。

それではどうぞよろしくお願いいたします!

No.4707 - 2010/04/05(Mon) 11:32:30

Re: / londontraffic [教育関係者]
メープルさんさん,こんにちは.londontrafficと申します.
早速いきましょう.

>a(x-3)<-x+9 をどうして(a+1)x<3a+9 に変形するのかが分かるようでわかりません・・・。
簡単に説明すると,
(あ)不等式2x-3<3x-1 が x=1を満たしているかどうか
(い)不等式x>-2がx=1を満たしているかどうか
のどちらがわかりやすいかと言えば,(い)ですよね.
整理して「x>○」や「x≦□」のような形に変形できるのであれば,変形するということです.
ただ,(a+1)x<3a+9では「x>○」や「x≦□」になっていないですよね.そこで,
>x=5がこの不等式を満たし、x=6がこの不等式を満たさないことにより
>a+1>0 すなわち a>-1 このとき x<3a+9/a+1 

の話が出てきます.

不等式では
「正の数を両辺に掛ける(正の数で両辺を割る)と不等号の向きは変わらない」
「負の数を両辺に掛ける(負の数で両辺を割る)と不等号の向きが変わる」
という事実はご存じですよね.
不等式の表す範囲にx=5が入ってx=6が入らないのは,例えば
x>13/2
などが挙げられます.しかし,
x<
という形の不等式だと,該当する△は見つかりません.
ですから,a+1>0でなくてはなりません.

ここまでいかがですか?

No.4715 - 2010/04/06(Tue) 17:51:14

Re: / メープルさん [新高校1年生]
こんにちは、londontrafficさん。詳しく書いていただき本当にありがとうございます!

ということは、このa+1>0 という条件は ”不等式の表す範囲にx=5が入ってx=6が入らない”という5と6の関係性からきているということでしょうか?大きいほうの数が含まれないから"x<●"、つまり(a+1)x<3a+9の不等号の向きを変えないために a+1が正である必要があるということですよね?
たとえば「x=6は満たさずx=7は入る」というような逆の不等号が出来る条件の場合や、「(a+1)x>3a+9」のように逆の条件だったらa+1<0で考えていくことになりますよね?

自信はないですが、なんかわかってきたような気がします!!

No.4730 - 2010/04/08(Thu) 12:46:24

Re: / メープルさん [社会人]
すいません。学年などが違うものに設定されていました・・・
No.4731 - 2010/04/08(Thu) 12:47:50

Re: / londontraffic [教育関係者]
メープルさんさん,ごめんなさい.
先回書いた
>x>13/2
>などが挙げられます.しかし,
>x<△

は真逆でしたね.超反省ですm(_ _)m

>たとえば「x=6は満たさずx=7は入る」というような逆の不等号が出来る条件の場合や、「(a+1)x>3a+9」
>のように逆の条件だったらa+1<0で考えていくことになりますよね?

その通りですね!

今回は不等号の向きを変えない
a+1>0・・・(う)
の場合で,両辺をa+1で割れば
x<(3a+9)/(a+1)
が得られます.

続きの説明は必要ですか?

No.4733 - 2010/04/08(Thu) 17:33:06

Re: / メープルさん [社会人]
本当にありがとうございました!!
この先はもう大丈夫です。本当に助かりました!少しずつ入試レベルにして、大学受験できるようになるよう頑張っていきます。

No.4743 - 2010/04/09(Fri) 19:31:07
同値の意味? / hotaru [東海] [新高校1年生]
はじめて質問します。
よろしくおねがいします。

研文書院の大学への数学1,75ページ演習問題B220について教えてください。

問題文
「aを実数の定数としてx,yの連立方程式 
(a+3)x+2y=a ••• (1)
(3a-1)x+ay=2 ••• (2)
を考える。
解が存在しないのはaがどのような値のときか? (以下略)」

「解答」
(1)xa-(2)x2よりyを消去すると
(a-1)(a-2)x=(a+2)(a-2) ••• (3)        (1)かつ(2)⇒(3)
逆に(3)-(1)xaを-2で割れば(2)が得られるので     (1)かつ(3)⇒(2)
“(1)かつ(2)⇔(1)かつ(3)”である
よって(3)を満たすxが存在すればそれを(1)に代入してyの値を定めることができるので連立方程式(1)かつ(2)の解(x,y)はxの方程式(3)の解xと1対1に対応する。(以下略)

ここで“(1)かつ(2)⇒(3)で(1)かつ(3)⇒(2)”なら“(1)かつ(2)⇔(1)かつ(3)”というのがわかるようなわからないような感じです。ベン図をかいてみたのですが•••

2直線の傾きを利用した方法でなら解けました。

No.4717 - 2010/04/06(Tue) 21:29:06

Re: 同値の意味? / 河童 [中国] [塾講師]
hotaru さん、はじめまして。河童です。

まず簡単に説明します。
結論の

(1)かつ(2)⇔(1)かつ(3)

の右向きの矢印を考えます。

(1)かつ(2) から、(1)が得られます。これはベン図を描けば分かりますね。
(1)かつ(2) が (1) の中に含まれていますね。
また、(1)かつ(2)⇒(3) なのですから、(3) も得られますね。
つまり、(1)かつ(2) から (1)と(3)が得られました。それが右向きの矢印です。
同様に、(1)かつ(3)⇒(2) から、(1)かつ(3)から(1)と(2)が得られることが分かります。これが左向きの矢印です。
お分かりですか。

次にベン図を用いて厳密に説明します。

まず、(1)かつ(2)⇒(3) をベン図で表してみてください。
これは、(1)と(2)の共通部分を(3)が含んだ図を描けばいいですね。
さて、その図をみて、(1)かつ(2)⇒(1)かつ(3) が成り立つことを確認してみてください。分かりますか。

次に、(1)かつ(3)⇒(2) をベン図で表しましょう。
上と同じようにするんですよ。
さて、同様に、この図から、(1)かつ(3)⇒(1)かつ(2) が成り立つことを確認しましょう。

さあ、どうですか。
右の矢印と左の矢印がともに成り立ちましたね。

以上のことが納得できましたら、こんなふうに覚えてください。

『2つの式を組んで第3の式が得られたら、第3の式と元の2式のどちらを組めば他方が得られるかを考える』

つまり、本問の場合は、
(1) と (2) から得られた (3) の式と、もとの2式のうち (1) を組んで、他方の (2) が得られた。
従って、元の連立方程式は (1) かつ (3) と同値である。
こんな具合です。

ところで、得られた (3) と (2) を組んだ場合、(1) を得るためには a で割らなければなりませんね。
この場合は、a が0の場合を考えなければならないため、非常にやっかいになります。
ですから解説では、(3) と (2) を組んで (1) かつ (2) ⇔ (2) かつ (3) とすることは避けたんですね。
お分かりでしょうか。

No.4740 - 2010/04/09(Fri) 02:07:03

Re: 同値の意味? / hotaru [東海] [新高校1年生]
御返答ありがとうございます。

>これは、(1)と(2)の共通部分を(3)が含んだ図を描けばいいですね。
>さて、その図をみて、(1)かつ(2)⇒(1)かつ(3) が成り立つことを確認してみてください。


で(1)かつ(2)⇒(3)の意味ががわかってきました。

さらにベン図をふたつ!かくことですっきりわかりました。

とても助かりました。
また機会があればお願いします。

No.4742 - 2010/04/09(Fri) 18:59:12
無理数の計算 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
図1の問題が解けません。
分母の2重根号をはずした値は、(√6-√2)/2となるのですが、
そうなると、(a+√3)/(√6-√2)/2=√2+√6 となりますよね?
この分数? 繁分数というそうですが、こっから先が全く手が出せません。

よろしくお願いします。
図1はこれです。↓↓

No.4722 - 2010/04/07(Wed) 22:57:49

Re: 無理数の計算 / londontraffic [教育関係者]
窓達さん,おはようございます.再びlondontrafficです.

繁分数は以下の2つの方法で処理が可能です.
公式として覚えるのではなく,「身につける」という感覚の方がいいと思います.

No.4725 - 2010/04/08(Thu) 06:32:26

Re: 無理数の計算 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
おはようございます。いつもありがとうございます。

さっそく計算してみたところ、図3のようになり、先に進めなくなってしまいました。
この場合どうやって進めればいいのでしょうか?

No.4726 - 2010/04/08(Thu) 07:22:50

Re: 無理数の計算 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
図3はこれです。
No.4727 - 2010/04/08(Thu) 07:27:03

Re: 無理数の計算 / londontraffic [教育関係者]
窓達さんが躓いているのは,繁分数ではない気がしてきました.
次のように方針を変えてみませんか?

与えられた方程式の両辺に
sqrt{2-sqrt{3}}
を掛けます.そうすると,
a+sqrt{3}=(sqrt{2}+sqrt{6})×sqrt{2-sqrt{3}}
となり,青い部分に窓達さんが二重根号をはずした結果を入れると a が求まると思います.

どうですかね.

No.4735 - 2010/04/08(Thu) 18:08:50

Re: 無理数の計算 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
こんばんは。

あのすいませんが、sqrt って何を表すのですか?一応新高校1年生です。

No.4736 - 2010/04/08(Thu) 20:50:48

Re: 無理数の計算 / londontraffic [教育関係者]
あ,ごめんなさいね.
sqrtはルートのことです.
上にある,「数式の記入法」の「その2」に書いてあります.
高校の授業や入試で出てくることはありません.

No.4737 - 2010/04/08(Thu) 21:39:29

Re: 無理数の計算 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
できました、できました。

そういう発想の転換が必要だったのですね。参考になります。今回はありがとうございました。これからもお世話になります。

No.4738 - 2010/04/08(Thu) 21:56:00
数列 / 槇 [新高校3年生]
2009年度の2年生のしんけん模試.11月のものです。

問題

等差数列{an}があり、a1=3,a8-a4=8を満たしている。
また数列{bn}の初項から第n項までの和をsnとすると
sn=n^2-4n(n=1.2.3.…)である。

数列anの公差を求めよ。またanをnを用いて表せ

(3+7d)-(3+3d)=8

として解いていくみたいなのですが
等差数列の一般項の公式?をなぜここで使うのかいまいち
よく分かりません。
微妙にわかるけど腑に落ちないという感じです。

ずっと悩んでいます。簡単な問題ですがすみません。
よろしくお願いします。

No.4712 - 2010/04/06(Tue) 00:20:53

Re: 数列 / 槇 [新高校1年生]
追記

発想ができないという感じです。
どうしたらいいでしょうか?

何度もすみません。

No.4713 - 2010/04/06(Tue) 04:39:52

Re: 数列 / ka-o [教育関係者]
槇さん、こんばんは。

さっそくはじめます。

>等差数列の一般項の公式?をなぜここで使うのか分からない

それは、「数列a{n}が等差数列」だと、問題文で与えられているからです。たとえば、ある数列a{n}が「等差数列」であることがすでに分かっていて、問題文で与えられた条件から数列a{n}の一般項を求める問題では、まず第一に、等差数列の公式a{n}=a+(n-1)dに条件をいろいろ代入してみるということを考えてみます。
この問題でも、その考えのもと、等差数列の公式をつかっているだけです。


高校の数列の範囲で出てくる一般項を求める問題では、だいたい次の2つのパターンに分かれてきます。(ただし、漸化式を解く問題はまた別です)

・数列a{n}の種類(等差数列、等比数列など)が分かっている問題の場合→その数列の公式にそのまま代入。

・数列a{n}の種類が分かっていない場合→だいたい「初項からn項までの和」が与えられているので、公式a{n}=s{n}-s{n-1}(n≧2)に代入する

この問題の場合、(漸化式が与えられているわけでもなく、)数列の種類が分かっているので、前者が該当してますね。

ただ普段、数列の問題を全くやっていない、もしくは、漸化式を解いたり他の数列の問題ばかりやっていると、「数列の種類が分かっていたら、その公式に代入」という基本的なことを見落としがちになるので、注意が必要です。

残念ながらこの問題は、発想というたぐいのものではありませんので、この機会に覚えておけばよいでしょう。おそらく、どの問題集にもこういうタイプの問題は載っているはずです。

No.4721 - 2010/04/07(Wed) 22:02:35

Re: 数列 / 槇 [新高校3年生]
いまかいまかと回答楽しみにしてました笑
お忙しいのにどうもありがとうございました。
大変助かりました!

No.4729 - 2010/04/08(Thu) 12:34:28
数学B 数列の問題です / あたし!強くなる! [関東] [新高校3年生]
たびたびお世話になります。数学Bの数列の問題です
標準問題精講?UBの[124-3]の問題です
以下問題、解答を記載します
また、数列記号の書き方が分からないので、以下( n , k=1 )Σ(k)を
1,2,3,4,…,n の数列の合計を表す記号として書きます

[124-3]

<問題>

a(1),a(2),…a(n) は0または1であるとし, ( n , i=1 )Σa(i)*2^(i-1) の形にあらわされる数を考える.自然数nを固定するとき,このように表される数の全体の集合を S(n) とする.

(1) 50 = ( 8 , i=1 )Σa(1)*2^(i-1) となるような a(1),a(2),…a(n) を求めよ.
(2) a(1)+a(2)+…+a(n) = 1 を満たすような S(n) の要素の和を求めよ.
(3) a(1)+a(2)+…+a(n) = 2 を満たすような S(n) の要素の和を求めよ.

<解答>

((1)は答えのみ記述します)

(1)
a(2),a(5),a(6) = 1 それ以外は0
(2)
 a(1)+a(2)+…+a(n) = 1 となるのは a(1),a(2),…a(n) のうち1つが1で,
 他はすべて0のときである.ここで,a(k)のみ1であるとすると,
( n , i=1 )Σa(i)*2^(i-1) = 2^(k-1)
であるから,求める要素の和は,
( n , k=1 )Σ2^(k-1) = 2^n-1
(3)
a(1)+a(2)+…+a(n) = 2 となるのは a(1),a(2),…a(n) のうち2つが1で,
他はすべて0のときである.ここで,a(k),a(j)のみ1であるとすると,

( n , i=1 )Σa(i)*2^(i-1) = 2^(k-1)+2^(j-1)

となるから,求める要素の和は,

  ( n , 1≦j<k≦n )Σ{2^(k-1)+2^(j-1)}
= ( n-1 , j=1 ) Σ [ ( n , k=j+1 )Σ{ 2^( k-1 ) + 2^( j-1 ) } ]…※
 = ( n-1 , j=1 ) Σ [ ( n-j ) * 2^(j-1) + 2^j * { 2^(n-j)-1 / 2-1 } ]
= ( n-1 , j=1 ) Σ { 2^n + ( n-j-2 )*2^(j-1) }
= ( n-1 ) * 2^(n) + ( n-1 , j=1 ) Σ ( n-j-2 )2^(j-1)

ここで, ( n-1 , j=1 ) Σ ( n-j-2 )2^(j-1) = T(n-1) とおくと,

T(n-1) = (n-3) + (n-4)*2 + (n-5)*(2^2) + … + (-1)*{2^(n-2)}
2T(n-1) = (n-3)*2 + (n-4)*(2^2) + … + (0)*{2^(n-2)} + (0)*{2^(n-1)}

2式の差をつくると,

-T(n-1) = (n-3) - 2 - 2^2 - … - 2^(n-2) + 2^(n-1)
= n-2-{ 2^(n-1) - 1 / 2-1 } + 2^(n-1)
= n-1

よって,求める和は,
  
  (n-1)*(2^n) - (n-1) = (n-1)(2^n-1) …答

とても読みづらくて申し訳ないです
(1),(2)は自力で解けたのですが,(3)が分かりません
特に,※以降の演算が分かりません
というかまずそもそも※の一つ前の式から何故※になるのかが分かりません

よろしければ教えて下さい。

No.4709 - 2010/04/05(Mon) 17:22:48

Re: 数学B 数列の問題です / kinopy [塾講師]
あたし!強くなる!さん,こんばんは。
物理板以来のkinopyです。物理は順調ですか^^?

さて,標準問題精講は会社においてあり,今参照できないのですが…

>  ( n , 1≦j<k≦n )Σ{2^(k-1)+2^(j-1)}
の記述は高校数学ではあまり見かけないものですが,この式の意味はお分かりでしょうか?

また,あたし!強くなる!さんの質問はこの計算法を知りたい。というものでしょうか?
もし,そうでなければ,「この問題の答案にこのような式や計算をする必要はない」と言うのが私の個人的な意見です(^_^;)

式よりも問題の解法の話なら…
この場合の S(n) の要素の和はどのような計算になるかはどうですか?
どのような表現でもいいですから,書き込みしてください。

式の理解のご質問ならその旨書き込みお願いします。

No.4719 - 2010/04/07(Wed) 04:14:03

Re: 数学B 数列の問題です / あたし!強くなる! [関東] [新高校3年生]
>>kinopyさん

はい! その節はどうもありがとうございました。

私としても
>  ( n , 1≦j<k≦n )Σ{2^(k-1)+2^(j-1)}
この記号は初めて見たので意味や計算方法などが分かりませんでした。
そうですね…
やはり自分としてもこの記号は訳がわからないし、kinopyさんがおっしゃるならなおさら使うのを避けた方がよさそうな気がします。
ですので、個人的にはこのS(n)の要素の和の求め方を教えて頂きたいです。

なかなか注文が細かくて申し訳ないのですが…
もしよければご教授ください。

No.4720 - 2010/04/07(Wed) 21:35:52

Re: 数学B 数列の問題です / kinopy [新高校1年生]
こんばんは。

では行きましょう。
この手の問題は"n"がクセ者ですね。数列や,整数問題で「どうやっていいか見えない」場合は「具体化して考えてみる」のが一つの手です。

nに具体的な数を代入して考えるのですが,n=1など余り小さすぎても意味がないので今回はn=4として,問題文から書き替えましょう。
さらにΣも書きだした方が分かりやすいので書きだします。


「a(1),a(2),a(3),a(4) は0または1であるとし,a(1)×2^(0)+a(2)×2^(1)+a(3)×2^(2)+a(4)×2^(3)
の形にあらわされる数を考える。また,このように表される数の全体の集合を S(4) とする。

a(1)+a(2)+a(3)+a(4) = 2 を満たすような S(4) の要素の和を求めよ。」

となりました。このS(4)の計算の仕方を考えてください。

No.4723 - 2010/04/08(Thu) 04:30:32
楕円上の点の表示の仕方 / ヘボ太 [浪人生]
恥ずかしながらたびたびよろしくお願いします。

問題は、
「楕円x^2/a^2+y^2/b^2=1上に2点P,Qがあって∠POQ=90°であるとき、(1/OP^2)+(1/OQ^2)の値を求めよ。」

というもので、自分は楕円上の点であることからP(acosθ,bsinθ)と楕円のパラメーター表示でおいてその後は単純に計算したんですが、θがうまく消せずに解けませんでした。

回答を見ると、OP=p,OQ=qとして、P(pcosθ,psinθ)となどという風に違う置き方をして以下計算して解いていました。

前者のようなPの置き方ではこの問題は解けませんか?

No.4704 - 2010/04/04(Sun) 19:34:42

Re: 楕円上の点の表示の仕方 / londontraffic [教育関係者]
おはようございます.再びlondontrafficです.

>前者のようなPの置き方ではこの問題は解けませんか?
解けるか解けないかと言えば,解けるかもしれません.が,ヘボ太さんが勘違いをしている可能性があるので,それについて以下に書いてみます.

三角関数を利用した円のパラメータ表示における角度は,そのまま図形に反映されます.
しかし楕円においてはそうではありません.
下につけた図形は,円x^2+y^2=4と楕円(x/2)^2+y^2=1,そして直線y=xです.
当然直線y=xがx軸正の向きとなす角は45°(π/4)で,点Mの座標は(sqrt{2},sqrt{2}).
また点Nの座標は,連立方程式を解くことにより,(2/sqrt{5},2/sqrt{5})とわかるのですが,楕円のパラメータ表示に照らし合わせると
2cosθ=2/sqrt{5},sinθ=2/sqrt{5}
となり,θは45°ではない角になります.で,楕円のパラメータ表示において角を45°とした点(2cos45°,sin45°)は,M'にあります.
つまりP(acosθ,bsinθ),Q(acosθ',bsinθ'),θ-θ'=90°とはできません.

いかがでしょう?

No.4706 - 2010/04/05(Mon) 08:04:47

Re: 楕円上の点の表示の仕方 / ヘボ太 [新高校1年生]

おっしゃるとおり勘違いしていました。
楕円のパラメーター表示でいうθの図形的な意味はわかっていたのですが、それでもQ(acos(θ+90),bsin(θ+90))と置いて計算していました。
そうなると後者の置き方が楽ですね。。
回答ありがとうございます。

No.4708 - 2010/04/05(Mon) 11:42:05
方程式の問題 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
はじめまして。 
高校数学?Tの章末問題Bです。

(1)いくつかのみかんを何人かで分ける。1人6個ずつ分けると38個残り、1人15個ずつ分  けると最後の1人分が何個か不足するという。人数とみかんの個数を求めよ。

(2)直角をはさむ2辺の長さの和が8で、その面積が7の直角三角形がある。この2辺の長  さを求めよ。

 という問題です。
 (1)は、みかんの個数は6a+38個である。というのは分かるんですが、1人15個ずつ分 けると最後の1人分は何個か不足する という部分を文字に置き換えられずまったく進 められない状況です。
 (2)はもう、さっぱり分からないんです。

No.4694 - 2010/04/01(Thu) 16:22:56

Re: 方程式の問題 / londontraffic [教育関係者]
窓達さん,はじめまして.londontrafficと申します.
この掲示板は,1つのスレッドで質問は1つです.(2)は,(1)が解決したあとに,スレッドを新たに立ててください.
ではいきますよ.

>みかんの個数は6a+38個である。
これは人数をa(人)として立てた式ですね.
>1人15個ずつ分けると最後の1人分が何個か不足する
まず,1人15個ずつ分けて「ちょうど」なら「15a(個)」ですよね.これと6a+38(個)との比較はどうなりますか?
実際に「1個足りない」だったら,
6a+38=15a-1
という式を立てられます.ここで最初の窓達さんへの質問
(あ)「6a+38○15a」の○に適切な不等号を入れよ.

次に
>1人15個ずつ分けると最後の1人分だけが何個か不足する
のですから,a-1(人)に配ったときの数と,みかんの総数は,みかんの総数の方が大きいですよね.
ですから,次の質問
(い)「15(a-1)□6a+38」の□に適切な不等号を入れよ.

(あ)と(い)ができたら答えが求まるハズです.一所懸命考えてください.
ダメだったら,その旨のレスをくださいね.

No.4695 - 2010/04/01(Thu) 18:32:10

Re: 方程式の問題 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
ご返信ありがとうございます。早速ですが、本題に入りたいと思います。
(あ)は 6a+38<15a (い)は 15(a-1)<6a+38

よって、15(a-1)<6a+38<15a となり、
解答が、38/9<a<53/9 で、ここに入る整数値が5
aは人数を表すので、6×5+38=68

人数 5人 みかんの数 68個

こんな感じでしょうか?

No.4696 - 2010/04/01(Thu) 20:46:54

Re: 方程式の問題 / londontraffic [教育関係者]
okですよ.
これから3年間,嬉しいことも悲しいこともあると思いますが,目一杯楽しんでください.

No.4700 - 2010/04/02(Fri) 05:01:24

Re: 方程式の問題 / 窓達 [関東] [新高校1年生]
ありがとうございます。とても分かりやすい解説でした。
No.4702 - 2010/04/02(Fri) 08:46:25
逆行列が存在しない条件 / ヘボ太 [浪人生]
よろしくお願いします。
「2次の正方行列Aが、A^2-3A+2E=O,A≠kEを満たしている.
 A-pEの逆行列が存在しないような実数pの値を求めよ.」

自分は以下のように解いてみました。

与式を変形して、
(A-pE){A+(p-3)E}=(p^2-3p-2)E
∴(A-pE)・{A+(p-3)E}/(p^2-3p-2)=E
よって、(A-pE)の逆行列が存在しないには{A+(p-3)E}/(p^2-3p-2)が存在しなければよい。
その条件は、p^2-3p-2=0 ∴p=1,2

答えは合ってるのですが、A≠kEという条件を使っていないので多分どこかおかしいのだとと思います。。
よろしくお願いします。

No.4697 - 2010/04/01(Thu) 22:14:46

Re: 逆行列が存在しない条件 / kinopy [塾講師]
ヘポ太さん,はじめまして。kinopyです。

確かに答えはあっていますが,ヘポ太さんの解答にはいくつかマズイ点が見られるようです。

> 与式を変形して、 
> (A-pE){A+(p-3)E}=(p^2-3p-2)E  …(1)
> ∴(A- pE)・{A+(p-3)E}/(p^2-3p-2)=E …(2)
(1)から(2)への変形は p^2-3p-2≠0 である場合の変形です。
また,(1)の段階でp^2-3p-2=0としまうと
「A-pEが逆行列をもたない ⇔ (A-pE){A+(p-3)E}=O」という論証が必要です。

ここはもう少し地道に…
A=matrix{a b c d}とすると,A- pEの行列式は(a-p)(d-p)-bc=ad-bc-(a+d)p+p^2
ですね。この式が0であるようなpを求めればOKです。

そこで,「A^2-3A+2E=O,A≠kE のとき,a+dとad-bcの値を求めよ」と言う問題を考えればよい事になりましたが,いかがでしょう?

No.4699 - 2010/04/02(Fri) 04:09:14

Re: 逆行列が存在しない条件 / ヘボ太 [新高校1年生]
わかりました。
ありがとうございました。

No.4701 - 2010/04/02(Fri) 06:48:41
絶対値 / うーたん [関東] [新高校2年生]

はじめまして。

次の方程式を解け。

(1)|x+1|=2
(2)|x-1|+|x-2|=4

という問題なのですが。
(1)は、絶対値が2になるには、絶対値の中身が2か-2になればよくて、絶対値の中身の2と-2の式を作って、x+1=2 x+1=-2 それぞれの式をxについて解くと、 x=1,-3 というのはわかります。でも、(2)のように、2つも計算があると、どう計算してよいのかわかりません。

(2)の答えは-1/2です。

はじめての質問でどう書いてよいのかわからなくて、とてもわかりにくい説明だと思いますが、よろしくお願いいたします。

No.4682 - 2010/03/31(Wed) 19:07:20

Re: 絶対値 / ka-o [教育関係者]
解答中です。
No.4689 - 2010/03/31(Wed) 21:08:45

Re: 絶対値 / ka-o [教育関係者]
うーたんさん、こんばんは。

さっそくはじめます。

>絶対値が二つあると、どう計算してよいかわからない
はい、絶対値が二つある場合は、絶対値が一つの問題のように簡単にはできません。
絶対値が二つある問題では、絶対値が一つだけの問題と、同じ解法では解けないということもあります。

しかし、絶対値がついた問題での処理の仕方は限られているので、そんなにあわてる必要はありません。


絶対値がある問題でまず最初に考えることは、「絶対値を外す」という作業をすることです。
たとえば、|x|というのは、x≧0のときに、|x|=xとなりますが、x≦0時は、|x|=-xとなります。

同じように考えると、「|x-1|の絶対値を外せ」といわれたら、
x≧1(x-1≧0)のとき、|x-1|=x-1
x≦1(x-1≦0)のとき、|x-1|=-(x-1)

となりますね。

また、|x-2|の絶対値を外せ、といわれたら、
x≧2の時、|x-2|=x-2
x≦2の時、|x-2|=-(x-2)

となります。

絶対値が二つ以上ある場合は、地道に場合分けをしながら、絶対値をはずしていくしかありません。

では、|x-1|+|x-2|の絶対値をはずすとどうなるでしょうか?

ここで難しいのは、「絶対値が二つもある」ということだと思われますが、実は、絶対値が2つの場合は、「3つの場合分け」を考えることで絶対値を外すことができます。

絶対値が一つの場合は、「絶対値の中身が正か負」で場合分けをしてきましたが、二つのばあいは、
?@「二つの絶対値のうち、中身が両方正のとき」
?A「二つの絶対値のうち、一方の中身が正で、もう一方の中身が負の時」
?B「絶対値の中身が両方負の時」
の3つに場合分けをすることで解決できます。

場合分けをするときは、
?@「二つの絶対値のうち‥‥‥」
というように、文字で表すだけでなく、
?@「x≧○○のとき」
というように、数字で表せるようにしてくださいね。

No.4690 - 2010/03/31(Wed) 21:56:00

ka-oさんへ / うーたん [関東] [新高校2年生]

こんにちは。

返信遅れてすみません。

ka-oさん、とってもよくわかりました。参考書を何度も見てもわからなかったのに・・・。こんなに、丁寧に教えていただき、本当にありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。

No.4693 - 2010/04/01(Thu) 13:19:25
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