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(No Subject) / 歌丸 [関東] [浪人生]
y軸の正の部分に中心をもつ半径rの円が、放物線y=x^2と
原点のみを共有する条件を求めよ。ただし、r>0

答え:円の中心(0.r)、(0<r≦1/2)ならばよい

となるのですがr≦1/2の条件がどうしてでてくるのか分かりません。
私は円の方程式を立ててy=x^2と連立して判別式からr=1/2だけしか
だせなかったのですが。よろしくお願いいたします。

No.3228 - 2009/06/10(Wed) 20:44:00

Re: / 河童 [中国] [塾講師]
歌丸さん、はじめまして。河童です。
大好きで、毎週観てますよ(違うか^^)

まずは、判別式を用いないで説明してみますね。
歌丸さんが導いた、r= 1/2 というのは、放物線の方程式を円の方程式に代入して得られた、

x^2 ( x^2 + 1 - 2 r ) = 0 …… (1)

この(1)式が、4重解を持つ場合ですね。
(1)式で、r = 1/2 とすれば、

x^4 = 0

となり、たしかに、放物線と円は原点以外の共有点を持ちません。
では、(1) が、『2重解』を持つ場合はどうでしょうか。
つまり、(1)式は、

x^2 = 0 または x^2 + 1 - 2 r = 0

と同値ですが、後者が虚数解を持つ場合のことなのですが。

No.3234 - 2009/06/11(Thu) 03:23:16

Re: / 歌丸 [関東] [浪人生]
返信ありがとうございます。四次方程式がどのような重解
を持つのかがポイントなんですね。
解答ではyの二次方程式で表していて
y^2+(1-2r)=0・・・・・[1]
y^2≧0 だから[1]がy=0だけの解をもてばよい。
y=0、2r-1 より  ∴r≦1/2
となっていました。どうして2r-1≦0という式が
でてくるのか理解できません。2r-1≦0であれば0または
虚数解をもつという考え方でよいのでしょうか?再びですが
よろしくお願いいたします。

No.3237 - 2009/06/11(Thu) 23:23:20

Re: / 河童 [中国] [塾講師]
歌丸さん、こんばんは。

> y^2+(1-2r)=0・・・・・[1]

この部分は、

y^2 + ( 1 - 2r ) y = 0 … [1]

の転記ミスですね。

それにしても、不親切な解答ですね。
分からなくて当然だと思います。

y^2 + ( 1 - 2r ) y = 0 … [1]
y = x^2         … [2]

元の、放物線と円の連立方程式が、この連立方程式になりました。
ここまではいいですね。

わたしたちの目標は、連立方程式 [1] かつ [2] が、x = 0, y = 0 という解のみを持つような r の条件を求めることです。
よろしいですか?
ところで、[1] は、変形すると、

y ( y + 1 - 2r ) = 0

となりますね。これを改めて [2] と置き直しましょう。
[2] の解は、

y = 0 または y = 2r - 1

ですね。
歌丸さんは、y = 0 なのだから、r = 1/2 なんじゃないか、と考えたんですね。
実は、違うんです。

もう一度、わたしたちの目標を書いてみますね。

連立方程式 [1] かつ [2] が、x = 0, y = 0 という解のみを持つような r の条件を求めること

これです。
この連立方程式の r に、いろいろな数を入れると、その入れた数によって、連立方程式の解がいろいろ出てくるんですね。
r にどんな数を入れると、x = 0, y = 0 が出てくるんですか、と聞いているんですね。
しかも、これ以外の解が出てはいけないと言ってるんです。

ところで、[2] の解のうち、y = 2r - 1 の方を考えてみましょう。
もしもこれが連立方程式の解になり得るとすると、これを [1] に代入した、

2r - 1 = x^2

という式が成り立つはずです。
このとき、もしも、2r - 1 が正ならば、

x = ±√(2r-1)

という解を持ってしまいますね。
分かりますか?

どうでしょうか。
察しがつきましたか?

No.3243 - 2009/06/12(Fri) 04:21:09

Re: / 歌丸 [関東] [浪人生]
丁寧な解説ありがとうございました。

記入ミス失礼いたしました。使っている問題集は確かに
解説が簡素でそっけいなものだと思いました。今後もよろしく
お願いいたします。

No.3247 - 2009/06/12(Fri) 19:45:04
こんばんわ / ワタル [浪人生]
はじめましてこんばんわ、
理系の浪人生です。
図形の問題を解いていたらひっかかった事があるので質問させていたただきます
 
問題(出典 数学IA基礎問題精講 出版社 旺文社 三訂版)
P134 基礎問 立体と展開図

正方形ABCDの辺BC、CDの中点をそれぞれM,Nとし、線分AM,MN,NAを折り目として折り曲げてできる四面体をOAMNとする。
ただし、OはB,C,Dが重なった点である。正方形の1辺の長さを4として次の問いに答えよ
(1)四面体OAMNの体積Vを求めよ。

(2)辺ANの中点をK,辺AM上の動点をPとし,四面体OAMN上の折れ線の長さOP+PKを最小にする点PをP零とする。展開図を利用して、ΔABP零∽ΔMKP零を示し、AP零:P零Mを求めよ
(3)四面体OAP零Kの体積V´を求めよ。


分からない所
(2)の解答にいきなりAB//KMと書かれてるのですが、なぜ平行になるかが分かりません

初めて書いたので読みにくいと思いますがどうかよろしくお願い致します。

No.3204 - 2009/06/03(Wed) 22:07:25

Re: こんばんわ / すもも [北海道] [教育関係者]
ワタルさん、こんばんわ。
早速いきましょう。

(2)のAB//KMとなる理由ですが、平行線と線分の比を使って考えます。
Kは線分ANの中点なのでAK:KN=1:1
Mは線分BCの中点なのでBM:MC=1:1となり
AK:KN=BM:MC=1:1
線分の比が等しいのでAB//KM//NCとなるのです。

No.3212 - 2009/06/04(Thu) 23:21:27

Re: こんばんわ / ワタル [高校1年生]
回答ありがとうございます
じゃあ平行になるのは中点連結定理だからでしょうか??

No.3221 - 2009/06/08(Mon) 13:33:45

Re: こんばんわ / すもも [北海道] [教育関係者]
ワタルさん、こんばんは。

今回の場合は中点なので中点連結定理と考えても大丈夫です。
ただ、中点でなくとも線分の比が等しければ平行になることも覚えておいて欲しかったのであのような書き方をしたのです。
例えば、Kが線分ANを2:1に内分する点だとするとAN:KN=2:1
Mが線分BCを2:1に内分する点だとするとBM:MC=2:1となり
AK:KN=BM:MC=2:1
この場合も線分の比が等しいのでAB//KM//NCとなります。

高校数学は中学と比べて難易度が飛躍的に高くなるのでなるべく応用しやすいような考え方をした方がのちのち役に立つと思います。

No.3222 - 2009/06/08(Mon) 20:06:48

Re: こんばんわ / ワタル [浪人生]
線分の比が等しいと平行になるんですか??
その証明ってチャート式とかにのっていたりしますか??

No.3225 - 2009/06/09(Tue) 16:18:33

Re: こんばんわ / すもも [北海道] [教育関係者]
ワタルさん、こんばんは。
この証明は中学校の相似で扱うのでチャートなどには掲載されていないかと思います。

書き込み不足と訂正すべき点もあったので、それを補いながら証明してみましょう。
文章で説明するのでわかりづらいかと思いますが、ワタルさんご自身で作図しながら考えていただけますか?

AD//BCとなるような台形ABCDを考えます。(8日の書き込みではこの平行の部分が抜けていました。すみません。)
この台形の辺AB,DC上にそれぞれAE:AB=m:n,DF:DC=m:nとなるような点E,Fを考え、EFを結んで下さい。
この図でAD//EF//BCとなる事を証明します。

まずAB//DB'となるような補助線を引き、EFとDB'の交点をE'とします。
このときAE=DE',EB=E'B'となり、DE':DB'=m:nとなります。
この△DE'Fと△DB'Cは
∠E'DF=∠B'DC(共通)
DE':DB'=m:n
DF:DC'=m:n
となり、2組の辺の比とその間の角が等しいので△DE'F∽△DB'C
対応する角は等しいので∠DE'F=∠DB'Cとなり、同位角が等しいのでE'F//B'C
従ってAD//EF//BC

いかがでしょうか?
図があればもっとわかりやすいかと思うのですが…
読んだ上で不明点があればまたお返事いただければと思います。

No.3226 - 2009/06/10(Wed) 00:12:31

Re: こんばんわ / ワタル [浪人生]
図を書いたらよく分かりました
ありがとうございました!!


諸事情で予備校に通えないのでまた何かあったらどうかよろしくお願い致します

No.3235 - 2009/06/11(Thu) 06:40:47
(No Subject) / はちみつ [再受験生]
こんにちは!
式変形がどうにもわからないので質問させてくださいm(__)m

√2はb/aと(2a+b)/(a+b)のどちらに近いか。

という問題です。

(√2-b/a)-((2a+b)/(a+b)-√2)
=(√2a-b)/a-(√2-1)a/(a+b)*(√2a-b)/a
=(√2a-b)/a*[(1+√2)a+a+b]/(a+b)

となるらしいのですが、何回やっても
(√2a-b)/a*[(1-√2)a+a+b]/(a+b)
になってしまうんです。

どうぞご教授お願いします。

No.3218 - 2009/06/06(Sat) 22:17:51

Re: / 新矢 (運営者) [近畿] [塾講師]
はちみつさん,こんにちは。

私も計算してみたところ,はちみつさんと同じ結果になりました。
ミスプリかと思われます。

No.3224 - 2009/06/09(Tue) 13:56:46

Re: / はちみつ [再受験生]
新矢さん、ありがとうございます。
そうなんですね;
お手数おかけしましたm(__)m

No.3229 - 2009/06/10(Wed) 21:48:30
(No Subject) / ヘボ太 [浪人生]
千葉大2008年度の問題です。
赤本の解き方と自分の解き方が違っていたので不備がないか添削お願いします。

「実数a,bが0<a<bを見たし、x,y,zはいずれもa以上かつb以下であるとする。このとき以下を示せ。
(1)x+y=a+bならば、xy≧ab
(2)x+y+z=a+2bならば、xyz≧ab^2」

(1)
xy-ab>xy-a^2
ここで、
(0<)a≦x
(0<)a≦y より、a^2≦xy
∴xy-ab>xy-a^2≧0
∴xy>ab
∴xy≧ab

(2)
x+y+z=a+2b
xyz-ab^2>xyz-a^3
ここで
(0<)a≦x
(0<)a≦y
(0<)a≦z より、a^3≦xyz
∴xyz-ab^2>xyz-a^3≧0
∴xyz>ab^2
∴xyz≧ab^2

よろしくお願いします。

No.3205 - 2009/06/03(Wed) 22:54:06

Re: / ka-o [学校教員]
へぼ太さん、おはようございます。
残念ながら、(1),(2)ともに最初がちがっています。

たとえば0<a<bなら、a^2<abより-a^2>-abで,xy-a^2>xy-abになりますね・・・

この問題、見かけよりも難しいもので、おそらく赤本にのっている解答が一番簡単な証明だと思われます。

No.3208 - 2009/06/04(Thu) 04:55:20

Re: / ヘボ太 [高校1年生]
ありがとうございました。
全然気付きませんでした。

No.3213 - 2009/06/04(Thu) 23:25:32
(No Subject) / ant [高校3年生]
こんばんわ。少し前にお世話になったばかりですがまた新たに疑問が出てきたのでご教授いただきたく思い参りました。

以下問題です。赤チャート数学?UのP51基本例題32からの引用です。
========================================================================
問)平方するとiになる複素数zを求めよ。
解)z=x+yi(x,yは実数)とすると
   z^2=(x+yi)^2=x^2-y^2+2xyi
  z^2=iから x^2-y^2+2xyi=i
  x,yは実数であるから、x^2-y^2と2xyは実数である。
  よって x^2-y^2=0、2xy=1
  したがって (x+y)(x-y)=0 よって x=±y …(略)
========================================================================

先日複素数平面というものについて解説した動画をネット上で見つけまして大変興味深かったので拝見させていただきました。
それで複素数に興味を持って前途中までやって投げ出してしまった複素数の単元の復習を再開したのですが・・・

この参考書の答案の意味は理解できますが、複素数平面の知識を使ったほうが自分にとっては感覚的にもとても理解しやすかったです。
そこで、複素数平面を用いて大学の二次試験で答案を書いても良いのか?という疑問が浮かびました。

基本的に授業から大幅に外れる定理や公式や概念は使っていけないということは調べてみて分かったのですが
ド・モアブルの定理が教科書に発展事項として載っていましたし
たまたま今現在の指導要領でだけ扱われていないということですのでどうなのだろう?と

くだらない質問かもしれませんが是非ご回答よろしくお願いします。

No.3195 - 2009/06/01(Mon) 23:20:25

Re: / 河童 [中国] [塾講師]
ant さん、こんばんは。河童です。


> 複素数平面の知識を使ったほうが自分にとっては感覚的にもとても理解しやすかったです


頼もしいですね^^
複素数平面は、いかにも数学らしい分野ですから、大いに勉強されるといいでしょう。
もちろん、使っても問題ないと思いますよ。
ただし……

ちょっと、中学校の先生になったと思って考えてください。
入学試験の答案で、中学校で習う方程式やら関数やらを使って解いた答案を見つけたとします。
ant さんならどうしますか?
わたしなら、荒探しをするでしょうね。おそらく。
重箱の隅までつついて、「このくそ生意気なクソガキめ。絶対に間違いを見つけてやるぞ」なんて考えるでしょう(笑)
そして、完璧であることが分かったら、そりゃもう合格させるしかないですよね。
正しい答案に点をやらないわけにはいかない。
それが入学試験なんですから。


> 基本的に授業から大幅に外れる定理や公式や概念は使っていけないということは調べてみて分かったのですが


そんなことはないと思いますよ。
『自分がしっかり理解している』ことは使ってもいいと思います。
ただし、『本当に分かっていれば』の話です。
大学教授は、ant さんよりも知識も経験も豊富ですから、分かっちゃうんですね。
この子は分かって書いてるな、この子は分かってもいないのにこんな公式を使ってるな、
これくらいのことは簡単に分かっちゃうんです、朝飯前なんです。

本当に分かってる子、超高校レベルの子、そういう生徒が書いた答案を破って捨てるような大学教授はいないでしょう。
もしいたとしたら、そんな大学、こっちから願い下げですよね。

あのね、ant さん、わたしが言いたいのは、ant さんはそんなことを気にしないで、
自分を高めることだけを考え、努力を怠らないようにしましょう、ということなんです。
そして、ant さんに本当の実力が備われば、分かるようになるんですよ。
使っていいのか、それとも、使っちゃあいけないのかが。
逆に言えば、入試の本番で、ant さんが、『この問題にはこの答案を書こう』そう思えば、それがその時点での ant さんの実力なんですね。
本番では実力を出し切る以外にないんです。
実力を出し切って、あとは神に委ねる。
わたしの言いたいことが分かりますか?

例えばですね、ある証明問題があり、その結果がド・モアブルの形をしていたとしましょう。
そんなとき、『ド・モアブルの定理より……』なんて答案を書いてしまったら、まあ恐らく0点でしょうね。
分かりますね?

最初に書いた、『ただし……』の……の部分は、この辺のことを指してるんです。

あっ、そうそう、冒頭の、チャートの問題ですけど、逆にこの問題が複素数平面を使わないと解けない、そんなことでは困りますよ。
わたしは、そっちの方がよほど気になります。
ant さんは大丈夫ですよね?


> この参考書の答案の意味は理解できますが


安心しました^^
ant さん、もう一度言います。
採点の心配は採点者に任せて、ant さんはご自分の実力を高めることに専念しましょう。
頑張ってください。

No.3197 - 2009/06/02(Tue) 04:20:02

Re: / ant [高校3年生]
回答ありがとうございます!

>複素数平面は、いかにも数学らしい分野ですから、大いに勉強されるといいでしょう。
いままでぼんやりとしていた虚数というものが少しくっきりとしたような気がします。
特に複素数の掛け算のガウス平面上での意味は目からうろこでした。

>重箱の隅までつついて、「このくそ生意気なクソガキめ。絶対に間違いを見つけてやるぞ」なんて考えるでしょう(笑)
お気持ち分かります。自分もそうしてしまうかもしれませんね(笑)

>自分を高めることだけを考え、努力を怠らないようにしましょう、ということなんです
>そして、ant さんに本当の実力が備われば、分かるようになるんですよ。
>使っていいのか、それとも、使っちゃあいけないのかが。
分かりました。
まだ二次試験までにはずっと時間がありますし答案に使うか使わないかの判断は試験会場でできることなので
とりあえず使える使えないは気にせず複素数平面も使って学習を進めて行きたいと思います。
決して勉強して無駄になることではないと思うので。

お忙しいところアドバイスいただきありがとうございました。
またお世話になることがあるかもしれませんがそのときはよろしくお願いします!

No.3202 - 2009/06/03(Wed) 19:45:28
(No Subject) / はる [東海] [高校3年生]
こんばんわ。馬鹿なので馬鹿丁寧に解説よろしくお願いします。

?@ax+by+c=0は方程式で、ax+by=cは恒等式ってどういうことでしょうか?
?Aあと、ある式が「=0」の形なら恒等式ではないのですか?
?B恒等式かどうかってどうやって判断するのでしょうか?

以上3つの質問です。

No.3194 - 2009/06/01(Mon) 21:55:59

Re: / ka-o [学校教員]
はるさん、こんばんは。

恒等式というのは、出てくる文字に何を代入しても成り立つ等式のことです。

たとえばx^2+x-2=(x-1)(x+2)という式はxに何を代入しても必ず成立するので、恒等式になります。
一方x^2+x-2=0はx=1,-2でなければ成り立たないので恒等式ではありません。

つまり、ax+by=cが恒等式になるとは限りません。ax+by=cがx,yについての恒等式(x,yに何を代入しても成り立つ式)になるためには、a=b=c=0でなければならず、もちろんax+by+c=0がx,yについての恒等式になることもあります。(このときもa=b=c=0でなければならないが)

これでどうでしょう?
もし理解できたようなら、下の問題を考えてみてください。
(a-2)x^2+bx=3x^2+4x
がxについての恒等式となるように、a,bの値を求めよ。

No.3198 - 2009/06/02(Tue) 22:53:38
2次方程式 / まい [高校1年生]

こんばんわっ
さっそくなんですが質問させてもらいますっ!

xの2次方程式x²−2ax−(3a²−16a+16)の2解をA・Bとする(ただしaは実数とする)

1任意のaに対してA、Bが常に実数であることを示せ
2a<0<Bとなるaの範囲をもとめよ
30≦a<B≦4となるa,の値の範囲を求めよ


で1は判別式をして
a²−8 a+8で
解の公式より2−√2と2+√2 
になるので実数であるであってますか???

2番
3番はぜんぜんわかりませんでしたっ、、、

お願いいたします★

No.3150 - 2009/05/28(Thu) 22:15:50

Re: 2次方程式 / londontraffic [教育関係者]
まいさん,こんばんは.
与えられた2次方程式は x^2-2ax-(3a^2-16a+16)=0 ・・・(あ)でよろしいですか?
もう一つ.
>2a<0<Bとなるaの範囲をもとめよ
>30≦a<B≦4となるa,の値の範囲を求めよ

ですが,大文字Aの記述がまったくないのでとても不安です.タイプミスはありませんか?また問題文にA<Bとかあったらカキコしてくださいな.

(あ)だとしていきます.
>で1は判別式をして
>a²−8 a+8で

ここですが,判別式が違うようです.
判別式をどう作ったか,カキコお願いしますm(_ _)m

No.3152 - 2009/05/29(Fri) 18:22:28

Re: 2次方程式 / まい [高校1年生]
 
はいっそうですっ

あ!ごめんなさいっ、
2番は A<0<Bで
3番は 0≦A<B≦4でしたっ、、、


判別式・・・は
4分のDで

a²−3a²+16a-16になって

−2a²+16a−16で

2÷
×−1をして
a²−8 a+8
こうなりましたっ、、、、

No.3185 - 2009/05/31(Sun) 17:45:57

Re: 2次方程式 / londontraffic [教育関係者]
了解しました.いきましょうかね.

まず,
>4分のDで
>a²−3a²+16a-16になって

ですが,
D/4=a^2-{-(3a^2-16a+16)}=4a^2-16a+16=4(a^2-4a+4)=4(a-2)^2
となります.ここまでどうですか?

No.3186 - 2009/05/31(Sun) 19:34:02

Re: 2次方程式 / まい [高校1年生]
-()なんですねっ、、
だいじょうぶです★

No.3190 - 2009/05/31(Sun) 22:10:14

Re: 2次方程式 / londontraffic [教育関係者]
次にいく前に,
>a²−8 a+8で
>解の公式より2−√2と2+√2 

の部分について.
もし判別式がa^2-8a+8だとしたら,a=2のときa^2-8a+8=-4<0
となってしまい「判別式が負」すなわち「実数解をもたない」になってしまいます.
つまり,
【判別式をつくる→判別式=0とする→解の公式で実数解を求める】
というまいさんが考えた流れは,この問題では適していないということです.

ではどうやって処理するのかと言えば,2次方程式は
D>0のとき実数解2個,D=0のとき実数解を1個
をもつので,D≧0であることを示すのです.

まいさんは高校一年生ということなので,おそらく数学IIはまだ学んでいないですよね.
(等式・)不等式の証明は数IIでしっかり学ぶのですが,今の時点で
D/4=4(a-2)^2≧0
であることは,a-2は実数であり,実数の平方が常に0以上になることからお分かりになると思います.
そしてこれを記せば「常に実数解をもつ」ことの証明になります.

どうでしょう?

No.3193 - 2009/06/01(Mon) 06:45:34
因数分解 / poppo [地球外] [浪人生]
先生が出した問題がわかりません。

y^3-12y^2-168=0

はどうやって因数分解すればいいんですか?

No.3183 - 2009/05/31(Sun) 16:31:04

Re: 因数分解 / poppo [地球外] [高校1年生]
すいません

y^3-12y^2-169=0

でした。

No.3184 - 2009/05/31(Sun) 16:31:39

Re: 因数分解 / CORNO [東北] [教育関係者]
こんばんは.

「因数定理」を使います.
定数項 −169 の約数 x=±1,±13,±169 のどれかで決着がつきます.

No.3187 - 2009/05/31(Sun) 19:34:29

Re: 因数分解 / poppo [地球外] [高校1年生]
因数定理は思いつきませんでした!!!

ありがとうございました♪

No.3192 - 2009/05/31(Sun) 22:48:24
解の判別と絶対不等式(つづき) / CORNO [東北] [教育関係者]
フキさんの「解の判別と絶対不等式」の続きです.

>二次方程式の判別式DがD>0になることと、グラフがx軸で異なる2点と交わることは、別問題なのでしょうか?
 いえ,同じ問題です.
>「方程式」「関数」「グラフ」は全て関連するもの、もしくは、それぞれは、1つの物を視点を変えただけの物と考えていましたが、違うのでしょうか?
 いえ,違いません.

しかし,私にはフキさんの頭の中は,ひとつの問題に対していくつかのイメージを持ちすぎているように思えます.
もっとシンプルにひとつのイメージで解決した方がいいと思うのです.
フキさんの書き込んだ問題をグラフをイメージして解く方法はすでに解決しています.
(頂点の y 座標)>0 という解法です.
これはもう終わった話で,今はこれとは別の方法,すなわち判別式からスタートする解法です.
ですから,一旦,グラフのイメージは捨ててほしいのです.

たとえば,教科書にはよく
  「2次方程式 x^2−2x+4=0 の解を判別せよ」
という問題がありますが,記憶にあるでしょうか?
常識的な解答としては,
  「判別式を D とすると,
    D=(−2)^2−4×1×4=−12<0
   よって,異なる2つの虚数解をもつ」
でしょう.確かにこの問題で,下に凸のイメージをもってもいいでしょう,頂点は (1,3) だとか答案に書くこともできるでしょう.
でも判別式を計算して,たかだか2〜3行で終わってしまう話です.
わさわざグラフを持ち出す必要があるでしょうか?かえって手間ではないですか?

フキさんの書き込んだ問題も
  「2次方程式…が…実数解をもたない…」
という話です.
であれば,少なくとも解答の前半は,判別式 D を計算して,不等式 D<0 を考えるだけのことです.
ですから,解答例では,

>与えられた2次方程式の判別式をDとすると
>D=(k+a)^2-4(k^2+a)
>=-(3k^2-2ak-a^2+4a)

>D<0 すなわち 3k^2-2ak-a^2+4a>0

としているのです.
ここまでどうでしょうか?

No.3149 - 2009/05/28(Thu) 19:01:25

Re: 解の判別と絶対不等式(つづき) / フキ [浪人生]
こんばんは。

> しかし,私にはフキさんの頭の中は,ひとつの問題に対していくつかのイメージを持ちすぎているように思えます.
> もっとシンプルにひとつのイメージで解決した方がいいと思うのです.

おっしゃる通りです。
質問の後、判別式を使った基本的な問題をいくつか解いてみて思ったのですが、ずいぶんグチャグチャにしていたな・・と。
問題文の「どんな実数kに対しても実数解をもたない」に執着していたあまり、問題の骨格となる部分、「2次方程式…が…実数解をもたない…」が見えていませんでした。
CORNOさんが今まで回答して下さったことも、すんなりと入ってきました。

判別式を使った方法、納得できました。

No.3156 - 2009/05/29(Fri) 22:27:07

Re: 解の判別と絶対不等式(つづき) / CORNO [東北] [教育関係者]
安心しました.またおいでくださいね.
No.3157 - 2009/05/29(Fri) 22:41:32

Re: 解の判別と絶対不等式(つづき) / フキ
CORNOさん、長いことお世話になり、助かりました。また、このような機会があるかと思います。その時は宜しくお願いします。ありがとうございました!
No.3182 - 2009/05/31(Sun) 14:23:28
数列・2項間の漸化式 / のん [近畿] [高校2年生]
こんばんわ。質問よろしくお願いします。
元気が出る数学B 37ページ絶対暗記問題9(2)です。次の漸化式を解け、という問い。
a_{1}=2,a_{n+1}=2a_{n}+4^{n+1} (n=1,2,・・)

解説の途中の表記に、a_{1}=2,a_{n+1}=2a_{n}+4・4^{n}・・・?A
  ?Aを変形して、次式になるものとする。という表現があります。
   a_{n+1}+α・4^{n+1}=2(a_{n}+α・4^{n})
どうしてこの式に「なるものとする」と言えるのかが、理解ができません。
どなたか教えていただけませんか。どうかよろしくお願いします。

No.3154 - 2009/05/29(Fri) 21:57:19

Re: 数列・2項間の漸化式 / ka-o [学校教員]
のんさん、こんばんは。
さっそくいきましょう。

似たようなパターンの問題ですが、漸化式
a{1}=1/2 a{n+1}=1/2a{n}+1
を解け、という問題だったらどのようにときますか?
解き方も含めて解答をお願いします。

No.3165 - 2009/05/30(Sat) 00:09:20

Re: 数列・2項間の漸化式 / のん [近畿] [高校2年生]
返事がおそくなりました。

 a{1}=1/2 a{n+1}=1/2a{n}+1・・?@
 ?@の特性方程式は、x=1/2x+1 これを解いて x=2

?@を変形して、a{n+1}-2=1/2(a{1]-2)
a{n}-2=(a{1}-2)・1/2^{n-1}
a{1}=2を代入して、a{n}-2=-3/2・1/2^{n-1}
答えは a{n}=-3/2・1/2^{n-1}+2

合っているでしょうか?よろしくお願いします。




  
 

No.3177 - 2009/05/30(Sat) 15:10:25

Re: 数列・2項間の漸化式 / ka-o [学校教員]
のんさん、こんばんは。

そうですね、あっています。
ここで注目してほしいのは、のんさんの解答の1行目の、
a{n+1}-2=1/2(a{n}-2)
という部分です。

この問題でも、4^nなどが付いていますが、同じ2項間漸化式の問題なんだから、こういった形にできるだろう、ということで出てきたのが
a{n+1}+α・4^n+1=2(a{n}+α・4^n)
この変形です。

ただ、n乗のついた2項間漸化式の問題は、解法を覚えておくべきもので、自分がすすめる解法はまた、上のものとは少し違ったものですので、次回のレスにて書きたいと思います。

No.3181 - 2009/05/31(Sun) 00:14:26
不等号の証明 / akira [近畿] [高校2年生]
a^2+5b^2≧4abを証明せよ。です
因数分解とか色々と展開してみたんですけど、
わかりませんでした。
どうか教えてください
お願いします。

No.3162 - 2009/05/29(Fri) 23:40:27

Re: 不等号の証明 / ka-o [学校教員]
akiraさん、こんばんは。

こういうパターンの問題では、因数分解などよりむしろ、○^2の形を作り出すことが重要になることが多いです。

それでは、a^2-4ab+4b^2≧0を示せ、という問題だったとしたら、どうしますか?

No.3163 - 2009/05/29(Fri) 23:58:46

Re: 不等号の証明 / akira [近畿] [高校2年生]
> akiraさん、こんばんは。
>
> こういうパターンの問題では、因数分解などよりむしろ、○^2の形を作り出すことが重要になることが多いです。
>
> それでは、a^2-4ab+4b^2≧0を示せ、という問題だったとしたら、どうしますか?


(a+2b)^2>0でいいんでしょうか?><

No.3166 - 2009/05/30(Sat) 00:28:05

Re: 不等号の証明 / akira [近畿] [高校1年生]
> > akiraさん、こんばんは。
> >
> > こういうパターンの問題では、因数分解などよりむしろ、○^2の形を作り出すことが重要になることが多いです。
> >
> > それでは、a^2-4ab+4b^2≧0を示せ、という問題だったとしたら、どうしますか?
>
> (a+2b)^2>0でいいんでしょうか?><

(aー2b)^2>0でした><

No.3167 - 2009/05/30(Sat) 00:39:15

Re: 不等号の証明 / akira [近畿] [高校1年生]
> a^2+5b^2≧4abを証明せよ。です
> 因数分解とか色々と展開してみたんですけど、
> わかりませんでした。
> どうか教えてください
> お願いします。


(a+b)^2≧0
よってa=b=0
次の問題が
a^2+5b^2≧4ab
a^2-4ab+5b^2≧0
(a-2b)^2+b^2≧0
a-2b=0かつb=0
よってa=b=0
これで大丈夫ですか?><

No.3168 - 2009/05/30(Sat) 01:11:20

Re: 不等号の証明 / ka-o [学校教員]
OKです。

ただ、解答中の、
>a^2-4ab+5b^2≧0
>(a-2b)^2+b^2≧0

のところで、あくまで不等式が示されたのは、2行目の○^2+□^2の形に持ってったところであるので、その前の行までには≧0をつけないようにしてください。
つまり実際の答案では、
左辺ー右辺=a^2-4ab+5b^2
=(a-2b)^2+b^2≧0
等号成立はa-2b=0かつb=0,
つまり、a=b=0のとき。
のように書くようにしてください。

No.3180 - 2009/05/30(Sat) 23:51:18
図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
2直線x+3y-7=0,2x-3y+4=0の交点を通り、直線3x+2y-1=0に
平行である直線の方程式は(   )
垂直である直線の方程式は(   )
である。


もうこのテストは3回ほど受けています。(受けるたびに与式が変わります。問題文は同じです。)
平行の場合はいつもあっているのですが垂直の場合はいつも間違えてしまいます(^^;)
なので今回は垂直の場合のみ質問させていただきたいです。


自分は画像のように考えました。
K≠1のときkの値が出ないので答えを導き出せずにいます。


よろしくお願いいたします。

No.2190 - 2009/02/11(Wed) 17:30:58

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは。

少し抽象的になってしまうかもしれませんが、これから数学をやっていくにあたって重要なことですので、おつきあい願います。

まず、任意の直線の方程式を表すのに、x,y以外の文字はいくつ必要ですか?

No.2191 - 2009/02/11(Wed) 18:44:26

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
すいません、スレッド立てる際あいさつを忘れてしまいました。以後気をつけますm(_ _)m
そしてka-o先生、よろしくお願いします。

y=mx+nより、傾きmとy切片nの2つが必要だと思います。

No.2195 - 2009/02/12(Thu) 08:03:04

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは。

>y=mx+nより、傾きmとy切片nの2つが必要だと思います。
実はy=mx+nという形では表せない直線が存在するんですね。
それは、傾きが存在しない直線:つまりx=kの形で表わされる直線です。
よってすべての直線を表すにはax+by+c=0という形が必要で、文字は全部で3つ必要になります。

それと同じようなことが、x+3y-7+k(2x-3y+4)=0という形で表わされるものにも言えるんですね。実はx+3y-7=0と2x-3y+4=0の交点を通る直線でも、上の形で表せないものがただ一つ存在するのですが、その直線の式を考えてみてください。
(ヒントは、灯台もと暗しです。)

No.2200 - 2009/02/12(Thu) 20:05:27

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
すいません、まったくわかりません。
No.2226 - 2009/02/14(Sat) 22:01:15

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは。
答えをいってしまうと、2x-3y+4=0になるのですが、
x+3y-4+k(2x-3y+4)=0
という形では直線2x-3y+4=0を表すことができない、「考えてみればそうだな」と、思えるでしょうか?

一般に、ただ一つの交点をもつ二つの直線f(x)とg(x)について、
f(x)+kg(x)=0
という形では、g(x)だけはどのような実数kを使ってもあらわすことができません。

この問題の場合、直線2x-3y+4=0の傾きは2/3、kの値がでなかったのはこのためなんですね。

疑問に思った点などがありましたらカキコしてください。

No.2227 - 2009/02/14(Sat) 23:22:50

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
少し気になった点がありまして、過去3回のテストではどのように間違ってしまっているのでしょうか?

いつも同じように間違っているのなら、相当意地の悪い先生だと思われますが・・

またこういうタイプの問題では、交点の座標を求めてから考えていくやり方をおすすめします。

No.2228 - 2009/02/14(Sat) 23:36:33

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
すいません、テスト前でしたので返信遅れてしまいましたm(_ _)m
そして出典を忘れていました、東進衛星予備校の授業後の確認テストです・・・。
このパターンの問題を何回でも受けることができます。(受けるたびに与式が変わります)

すいません、おっしゃってることが理解できません。
何故直線2x-3y+4=0をあらわすことができないのか、何故g(x)だけはどんな実数xを使っても表すことが出来ないのか・・・。
きっとまだきちんと基礎を理解できていないのだと思います。


ですが、考えてみました。kの値によって傾きなどが変わってしまうため2直線は垂直にならない、ということなのでしょうか?(必ず垂直になるようなkの値もありそうな気がするのですが・・・。)

No.2327 - 2009/02/24(Tue) 21:38:07

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは

さて、
x+3y-4+k(2x-3y+4)=0
についてですが、これを展開して整理すると、
(1+2k)x+(3-3k)y+(-4+4k)=0
になります。
さて、これで2x-3y+4=0を表すためには、xの係数が2、もしくは2の倍数、yの係数が-3,もしくは-3の倍数、そして定数項が4,もしくは4の倍数になっていなければいけません。
つまり実数nを用いて、
1+2k=2n、3-3k=-3n、-4+4k=4n
と表せなければいけないのですが、それぞれの式をkについて整理すると、
k=(2n-1)/2、k=n+1、k=n+1
となり、実質的に、文字2つに対して式2つで、いかにも、これを満たす実数nが存在しそうなのですが、
(2n-1)/2=n+1を解こうとすると、nが消え、-1=3となり、解くことができません。

よって、条件を満たすkは、どのような実数nを使っても表せない、つまりさかのぼると、2x-3y+4=0はどのような実数kを使ってもあらわすことができません。

よろしいでしょうか?
これと同じように考えて、一般のax+by+c=0とdx+ey+f=0の場合も、やや面倒ではありますが、証明は可能です。(変数が2つなのでf(x),g(x)でなくf(x,y),g(x,y)と表記すべきでした。すみません。)

>>kの値によって傾きが変わってしまうため2直線は垂直にならない
視覚的にはそういうことなんですね。ただしこの場合、あくまで2直線が垂直にならなかったのは偶然です。たとえば求めるべき直線の傾きが2/3でなければ、しっかりとkの値を求められます。

f(x,y)+kg(x,y)=0という形では交点を通る中でもg(x,y)=0「だけ」が表せない、これは結構盲点になっているところだと思われます。感覚的にとらえにくいものですが、これはこの機会に覚えてしまってください。
これまでの内容がよろしいようでしたら、次のスレでこの証明を書きたいと思います。

なにか疑問に思う点がありましたらカキコしてください。

No.2331 - 2009/02/25(Wed) 02:25:42

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
ありがとうございます。
kの値で解の有無があるのは理解できました。

ですがここでひとつ疑問が生まれました。
kの値によって垂直になる・ならないという場合があるんですよね?
そのなるかならないかを区別するためにはやはりx,y,定数項のそれぞれが○または○の倍数ということに注目してそれを実数nで置き、等記号で結んでnが消える(存在しない)のを確かめる必要があるのでしょうか?

そして理解できましたので証明お願いします。m(_ _)m

No.2366 - 2009/02/28(Sat) 20:24:19

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは
返信遅くなってすみません。

>kの値によって垂直になる・ならないという場合があるんですよね?
すみませんが、この意味があまりよく理解できません。

この問題の考え方を説明すると、
まず、直線の方程式としての観点から考えれば、ただ一つの交点を持つ直線f(x,y)=0とg(x,y)=0について、
f(x,y)+kg(x,y)=0
という表し方では、この2直線の交点を通る直線の中でもg(x,y)=0だけが表すことができないということで、
直線の傾きだけとしての観点からみれば、直線f(x,y)+kg(x,y)=0は、kの値によって傾きを変えるが、どのようなkであっても、ただ一つの傾きだけはとりようがなく、それがg(x,y)=0の傾きである、
ということになります。

すこし、具体例を考えてみます。
2直線x+3y-7=0,2x-3y+4=0の交点を通り、3x+2y-1=0に垂直な直線の方程式を求めよ、という問題では、求める直線の傾きが2/3です。そこで、
x+3y-7+k(2x-3y+4)=0‥‥?@
という形で、傾きが2/3の直線が表されるかを調べてみたいときには、x+3y-7=0と2x-3y+4=0の交点を通るが、?@の形ではどうしても表せない直線2x-3y+4=0の傾きを調べてみればいいわけです。2x-3y+4=0の傾きは2/3であるので、?@の形では傾きが2/3の直線は表せないことがわかりました。もし求めるべき直線の傾きが2/3でなかったら、これは?@のかたちで表すことができます。

テストなどでも2x-3y+4=0が?@の形で表せないことは証明なしで用いても構いません。

なお、上で説明した考え方をg(x,y)=0だけがf(x,y)+kg(x,y)=0という形で表わせないことの証明にも用いていますので、混乱しないためにも証明は氷わさびさんがその考え方を理解したことの確認後にしたいと思います。

No.2403 - 2009/03/05(Thu) 04:14:42

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
いまいちピンときません・・・。
g(x,y)=0だけ表すことができないのをイメージで表すことはできないのでしょうか。


あと、
>>直線の傾きだけとしての観点からみれば、直線f(x,y)+kg(x,y)=0は、kの値によって傾きを変えるが、どのようなkであっても、『ただ一つの傾きだけはとりようがなく、それがg(x,y)=0の傾きである』

『』の部分がピンときません・・・。

No.2412 - 2009/03/07(Sat) 16:07:17

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは

自分の表現の仕方が下手なもので混乱させてしまっているのかもしれず、大変申し訳ありません。

まずはg(x,y)=0だけを表すことができない、ということを理解するために、次の手順で考えていこう、というわけです。
(自分の導き方が下手なもので今までのスレ内容では今やろうとしていることがわからないと思われてしまったかもしれず、申し訳ありません。)

1. f(x,y)+kg(x,y)=0という表し方では、2直線f(x,y)=0とg(x,y)=0の交点を通る直線の式を表している。

2. g(x,y)=0を傾きが存在する直線とする。f(x,y)+kg(x,y)=0という表し方で、もし交点を通る中でもg(x,y)=0だけを表せないと仮定すると、kの値によって傾きを変える直線
f(x,y)+kg(x,y)=0が取りえない傾きは一つだけであり、それがg(x,y)=0の傾きである。

3. g(x,y)=0が傾きが存在する直線のとき、f(x,y)+kg(x,y)=0という表し方ではただ一つの傾きだけはとりようがないことを示す。(同時に、そのとりようがない傾きが、g(x,y)=0の傾きであることも示す。)

4. g(x,y)=0が傾きが存在しない直線(x=tとあらわされる直線)の時も同様に、f(x,y)+kg(x,y)=0ではg(x,y)=0を表せないことを示す。

大筋はこんな感じです。2,3(4)番を示せればg(x,y)=0だけを表すことができないことを示せている、それがわかりますか?

今までのスレでは2番までの話をしてきています。2番ではあくまで、g(x,y)=0が表せないと「仮定」した場合の話をしているにすぎないことに注意してください。

2番を理解する上でのポイントは「定点(この場合は交点)を通る直線で一つの傾きだけはとりようがない→その傾きをとる1直線だけは表しようがない)」ということです。2番の内容はこの逆なのですが、納得できるでしょうか?

2番までどうでしょうか?

No.2423 - 2009/03/10(Tue) 19:59:46

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
返信遅れました、申し訳ないですm(_ _)m
2番まで理解できました、詳しい説明ありがとうございます。

No.2509 - 2009/03/20(Fri) 08:17:49

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは。

それでは3番にいきましょう。

一般の場合も方針は全く変わりませんので、具体的な例で示したいと思います。

f(x)=x+3y-7=0,g(x)=2x-3y+4=0とします。
x+3y-7+k(2x-3y+4)=0、これを整理して(1+2k)x+3(1-k)y+4k-7=0。
k=1の時、f(x)+kg(x)=0は傾きが存在しない直線を表す。
k≠1の時、f(x)+kg(x)=0の傾きは(2k+1)/3(k-1)。この値がkの値によって変化するのは明
らかであるが、ただ一つの実数値だけはとりえないことを示せばよい。
(2k+1)/3(k-1)=(2/3)+1/(K-1)‥‥?@
と変形できる。ここで1/(k-1)≠0は明らかなので、(2k+1)/3(k-1)はどのようなkであっ
ても2/3を表せないことが示された。ここで1/(k-1)について、k=1/t+1とおけば、1/(k-1)
は任意の実数t(≠0)あらわせるので、以上より、(2k+1)/3(k-1)はどのようなtを用いて
も、2/3だけを表せない。またこの場合2/3はg(x)の傾きである。よってf(x)+kg(x)=0が通
りえない傾きはひとつだけでそれがg(x)の傾きである。

?@の変形は、2k+1を3(k-1)で割ると、商が2/3、余りが3となるので、
(2k+1)=2/3×3(k-1)+3より、
これを変形したものです。なおこの変形は数?Vで登場します。

どうでしょうか?
4番の証明については、まずは氷わさびさんに自力で考えていただきたいです。

No.2517 - 2009/03/20(Fri) 21:09:00

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [新高校1年生]
k=1/t+1はどこから出てくるのでしょうか・・・
No.2532 - 2009/03/22(Sun) 09:10:47

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは。

実はここでは、逆から考えておりまして、もし1/(k-1)が任意の実数t(≠0)を表せるなら、
1/(k-1)=t
より、k=1/t+1となります。
ここから、k=1/t+1とおけば、1/(k-1)=tとなるので任意の実数t(≠0)を表されるではないかという結論に至りました。

若干せこくて正しくないように見えるかもしれませんが、あくまでk=1/t+1とおけば1/(k-1)=tとなるので、結果、これで任意の実数tを表せているのです。

なお事情により次回のスレは約1週間後になってしまいますことをお許しください。

No.2536 - 2009/03/22(Sun) 18:38:17

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [新高校1年生]
お久しぶりです。
新年度お互い頑張りましょうm(_ _)m


先生の考えを使っていますが、まずは自分でも考えました。


>4.g(x,y)=0が傾きが存在しない直線(x=tとあらわされる直線)の時も同様に、f(x,y)+kg(x,y)=0ではg(x,y)=0を表せないことを示す。

(∵)
f(x)=x+3y-7,g(x)=2x-3y+4とする。
x+3y-7+k(2x-3y+4)=0
⇔(2k+1)x-3(k-1)y+4k-7=0
x=t(t:定数(実数?))となるにはk-1=0⇔k=1でなければならない
k=1のとき、x=(4k-7)/(2k+1)
このとき、xの係数は2または2の倍数、定数項は4または4の倍数
実数(定数?)nを用いて、2k+1=2n,4k-7=4n
連立して解くと、9=0 これは不合理
よって、g(x)はf(x,y)+kg(x,y)=0の傾きになりえない。□


これはどうでしょうか。
定数と実数の違いがわからなく不安ですが(^^;)
あと、改めて見返してみたのですがNo.2403の先生の証明(?)理解できました。

No.2714 - 2009/04/07(Tue) 19:30:05

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [東海] [学校教員]
こんばんは。
考え方はしっかり伝わってきます。

ただg(x,y)=0の例として、傾きが存在する直線をあげていては、意味がないですね‥‥

この点を直してもう一度お願いします。

定数と実数のどちらの表記を使うか。これは氷わさびさんが改めて直した解答をもとに説明したいと思います。

No.2716 - 2009/04/07(Tue) 23:02:44

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
最近復習していて傾きが取りえない理由がわかったような気がします
証明ではないのですが、f(x,y)+kg(x,y)としたとき、k=0ならf(x,y)だけの式がでてきますがkに何を代入してもg(x,y)だけの式が出てこないのでg(x,y)の傾きだけを表せない、ということでしょうか?

No.3072 - 2009/05/22(Fri) 06:31:48

Re: 図形と方程式の問題 / ka-o [学校教員]
氷わさびさん、こんばんは。

その通りです。
「g(x,y)=0だけが表せない」ということと「g(x,y)=0の傾きだけが表せない」ということは
全く同じことです。

f+kg=0はkの値によって傾きを変えます。そのためもちろん、kに何を代入しても、gだけが
表せなかったら、gの傾きは表せず、逆にgの傾きが表せなかったら、f+kg=0という形ではg
は表せません。

今までのスレでは後者のほうを用いてgだけが表せないことを証明しようとしてきました。

なお、しばらく書き込みができないなどといった事情があるときは、そのことを、わかっている限りは前もって書いておくなど、をするようにしてください。

No.3078 - 2009/05/22(Fri) 21:12:27

Re: 図形と方程式の問題 / 氷わさび [北海道] [高校2年生]
>>なお、しばらく書き込みができないなどといった事情があるときは、そのことを、わかっている限りは前もって書いておくなど、をするようにしてください。

すいませんでした。以後、前もって言うようにします。
ありがとうございました。

No.3178 - 2009/05/30(Sat) 21:32:50
(No Subject) / ドリッジオ [高校3年生]
はじめまして。こんばんわ。ドリッジオと申します。
質問させていただきます。

初項と公比がともに2である等比数列a{n}についてa{1}a{2}+a{2}a{3}+a{3}a{4}+・・・+a{nー1}a{n}を求めよ。
答 8/3(4^nー1−1)←カッコ内は4のnー1乗ー1です。

答えは出せたのですが、どのような流れで解答を作ればよいかわかりません。
よろしくお願いします。

No.3153 - 2009/05/29(Fri) 21:52:33

Re: / CORNO [東北] [教育関係者]
こんばんは,CORNO がお相手します.

>答えは出せたのですが
 まず,答を出した過程を書き込んでくださいね.
 その上で,よくない部分があれば流れを正してさし上げます.

No.3158 - 2009/05/29(Fri) 22:47:56

Re: / ドリッジオ [高校1年生]
わかりました。

この数列の一般項はa{n}×a{n+1}=2・2^nー1・2・2^n
a{1}・a{2}=8、a{2}・a{3}=32、a{3}・a{4}=128より、初項8、公比4の等差数列で、これの初項から第nー1項までの和をSとして、
S=8(4^nー1ー1)/3

としたのですが・・・。

No.3174 - 2009/05/30(Sat) 14:38:37

Re: / CORNO [東北] [教育関係者]
ではいきます.

>この数列の一般項はa{n}×a{n+1}=2・2^nー1・2・2^n
 はいいでしょう.
 しかし,ここで一般項を出したのですから,
>a{1}・a{2}=8、a{2}・a{3}=32、a{3}・a{4}=128より、初項8、公比4の等差数列で、
 はよけいです.なおかつ,2カ所違っています.
 1つ目は大した話ではありません,「等差数列」ではなく「等比数列」です.
 しかし,もうひとつは重要です.
 はじめからたった3項を示しただけで「等比数列である」とは断定できません.
 1行目で出した一般項から示すべきでしょう.
 以上から,答案は,

   a{k}=2×2^(k-1)  ← 一般項は,第 n 項より,第 k 項を用いた方がいいでしょう
      =2^k
 より,
   a{k}a{k+1}=2^k×2^(k+1)
         =2^(2k+1)
         =8×4^(k-1)
 したがって,求める和は,
 初項8,公比4,項数n−1の等比数列の和であるから,
   8{4^(n-1)−1}/(4−1)=8{4^(n-1)−1}/3  …(答)

No.3175 - 2009/05/30(Sat) 14:55:44

Re: / ドリッジオ [高校3年生]
わかりました!
どうもありがとうございました!

No.3176 - 2009/05/30(Sat) 15:02:15
平面図形の【円と接線】 / えみこ [中国] [高校3年生]
はじめまして。こんばんは。えみこと申します。

数学の【円と接線】の問題について質問させていただきます。
出典は『大学入試数学問題集 数学?TA?UB グリーンフレキシブル』の44ページの101番です。

下の図でxの値を求めよ。ただし、D,E,Fは円と辺の接点、点O(オー)は円の中心である。

(1)では、DBが5だからEBも5ですか?

No.3159 - 2009/05/29(Fri) 23:05:10

Re: 平面図形の【円と接線】 / 七 [近畿] [社会人]
えみこさん,こんばんは。

> (1)では、DBが5だからEBも5ですか?

その通りです。

(2)では内接円の半径は分かっているのですか?

No.3160 - 2009/05/29(Fri) 23:20:10

Re: 平面図形の【円と接線】 / えみこ [中国] [高校1年生]
すみません。書き忘れました。(2)のOEは2です。

なぜ(1)のDBが5だったらEBも5になるのですか?

No.3161 - 2009/05/29(Fri) 23:28:26

Re: 平面図形の【円と接線】 / 七 [近畿] [社会人]
> なぜ(1)のDBが5だったらEBも5になるのですか?

内接円の中心をOとすると
△ODBと△OEBで
OB共通
OD=OE (半径)
∠ODB=∠OEB=90°
より△ODB≡△OEB
したがってDB=DE となります。

No.3170 - 2009/05/30(Sat) 08:00:04

Re: 平面図形の【円と接線】 / えみこ [中国] [高校1年生]
ありがとうございます。仕組みがわかりました。

(2)も同じ考え方ですか?

No.3171 - 2009/05/30(Sat) 11:41:18

Re: 平面図形の【円と接線】 / 七 [近畿] [社会人]
そうです。あと四角形ADOFがどんな四角形かが分かれば解けます。
No.3172 - 2009/05/30(Sat) 13:21:19

Re: 平面図形の【円と接線】 / えみこ [中国] [高校1年生]
問題が解けました!
質問に答えていただきありがとうございました!

No.3173 - 2009/05/30(Sat) 13:47:27
to一ノ谷さん / キョト [近畿] [高校1年生]
>「⇔」を「⇒」
>に代えても構いませんが,「AかつB」を「A」にするわけですから内容は薄れますね.

「AかつB」を「A」にする…とはどういうことでしょうか。


> P ⇔ [ [CかつP] または [(Cの否定)かつP] ] …(1)
>実数X,Yについて
 |X|<Y ⇔ [ [X≧0かつX<Y] または [X<0かつ−Y<X] ]
>A ⇔ [ [ A かつ 2x+4≧0 ] または [ A かつ 2x+4<0 ] ]


これらの同値性はなんとなくわかりますが、説明しろと言われると説明できません。
説明しろ、と言われたらどう説明しますか?

>一般にAが偽の場合,Bの如何によらずA⇒Bは真なので,Y≦0でも構いません.

なぜ真なのでしょうか…

>どうでしょう?その証明を書き込んでもらえますか?

自身はないですが…|X|<Y⇒-Y<X<Y
         |X|≧Y⇒X≦-Y、X≧Y
左の仮定はすべての場合をつくしており、右の結論は互いに重複しないのそれぞれ逆も成立するしかあり得ないので上は⇔が成り立つ。
でしょうか…。自分でも疑問に思うのが、そもそも「⇒」は感覚的に言ってるだけですし、仮に仮定と結論を逆にしても、感覚的な「⇒」になっている気がしますので、間違ってますよね。少なくとも自分では納得してません。(笑)


> [ [X≧0かつX<Y] または [X<0かつ−Y<X] ]
⇔ [ [X≧0かつ−Y<X<Y] または [X<0かつ−Y<X<Y] ]
⇔ −Y<X<Y

[X≧0かつX<Y]と[X≧0かつ−Y<X<Y]の同値性がわかりません。


わからないとこだらけですみません。日本語の解答に疑問をもつくせに、本来の厳密な言い方を理解する力がまだないみたいです。僕は京都大工学部志望なのですが、他の志望校が同じ高校生はこれを理解した上で日本語の解答をしているのでしょうか。不安です。
ま、周りがどちらにせよ僕はこういうことをわかった上で簡略した解答をしたいと思います。では引き続きご指導よろしくお願いします。

No.3129 - 2009/05/25(Mon) 22:48:11

Re: to一ノ谷さん / 一ノ谷 [社会人]
>>「⇔」を「⇒」
P⇔Q の定義は [P⇒Q]かつ[Q⇒P] ですから,P⇒Q のみにすれば,式の半分が失われるということです.

> どう説明しますか?
P,Cがなりえる命題の真,偽の組合せは
 (P,C)=(真,真),(真,偽),(偽,真),(偽,偽)
のみで,この何れの場合にも(1)は真です(確かめてみて下さい).

> 間違ってますよね
はい,間違ってます.ここは,先のように場合分けを経るか,やや大袈裟ですが,2次不等式などを援用して
 |X|<Y
⇔ |X|−Y<0かつY>0
⇔ (|X|+Y)(|X|−Y)<0かつY>0
⇔ |X|^{2}−Y^{2}<0かつY>0
⇔ X^{2}−Y^{2}<0かつY>0
⇔ (X+Y)(X−Y)<0かつY>0
⇔ −Y<X<Y
とすればよいでしょう.

> なぜ真なのでしょうか…
A⇒B の定義が (Aの否定)またはB だからです.

> [X≧0かつX<Y]と[X≧0かつ−Y<X<Y]の同値性
 X≧0かつX<Y
⇒ X≧0かつX<Yかつ0<Y
⇒ X≧0かつX<Yかつ−Y<0
⇒ X≧0かつX<Yかつ−Y<X
⇒ X≧0かつ−Y<X<Y
逆は −Y<X をなくしただけです.

> こういうことをわかった上で簡略した解答をしたい
頼もしい限りです.

次回は明晩となりますこと,ご諒承ください.

No.3132 - 2009/05/26(Tue) 00:02:16

Re: to一ノ谷さん / キョト [近畿] [高校1年生]
>> どう説明しますか?
>P,Cがなりえる命題の真,偽の組合せは
 (P,C)=(真,真),(真,偽),(偽,真),(偽,偽)
のみで,この何れの場合にも(1)は真です(確かめてみて下さい).

基本的な質問ですが、Pが真とは、条件Pが成立する。ということでよろしいでしょうか?あと、どういう確かめかたをすればいいのかわかりません。



場合分け以外の「〜のとき」は「⇒」となるでしょうか

たとえば、f(x)=(x-2)^2-5という関数があり

      x=2のときf(x)は最小値-5をとる。

これを、  x=2⇒f(x)は最小値-5をとる

これは、場合分けの「とき」と同じ「とき」でしょうか。
これまた「⇒」を考えると、「⇔」は言えるのではないか。また言える必要はあるのか。という頭のスイッチが入ります。


だんだん自分の中で感じてきたことは、「⇔」や「⇒」を考えるとき繋ぐ対象を考えるのが難しいから、例えば

「点pが直線Y=2X+5上にある」⇔「p(t,2t+5)を満たす」

では、「」どうし何を結ぶか、あるいは、結べるように適切な文章にするのが面倒、見極めが難しい、テキトーになりがち、
だから、日本語で
「点pが直線Y=2X+5上にあるので点pは(t,2t+5)とおける」
というような書き方をして、ごまかす感じで、同値かどうかは採点者に任せるってことですか?

No.3136 - 2009/05/26(Tue) 22:10:48

Re: to一ノ谷さん / 一ノ谷 [社会人]
> Pが真とは、条件Pが成立する
ここで「P,Cがなりえる命題」と書いたのは「条件の変数に何らかの対象を代入して得られる命題」のことです.例えば,条件 x^{2}=1 を P(x) とおくと,P(1) は真の命題,P(2) は偽の命題といった具合です.つまり,(1)のP,Cは条件ですが,その変数に対象を代入する毎に命題となり,その命題の真偽の組合せが上記4通りあるという意味です.

> どういう確かめかたをすれば
命題論理の初歩は高等学校でも習うと思っていたのですが軽率でした.では少しお話しましょう.まず
【1】命題とは,真,偽のどちらか一方のみになるもの
と定義し,命題A,Bから,5つの命題を
【2】Aの否定 は Aが真のとき偽,Aが偽のとき真となる命題
【3】AかつB は A,Bがともに真のとき真,その他のとき偽となる命題
【4】AまたはB は A,Bがともに偽のとき偽,その他のとき真となる命題
【5】A⇒B は (Aの否定)またはB
【6】A⇔B は [A⇒B]かつ[B⇒A]
と定義します.命題のうちとくに重要なのが「そこに含まれる命題の真偽によらず真となる命題」で,このような命題を恒真式といいます.例えば
 Aまたは(Aの否定)
は,Aが真のとき【4】より真,Aが偽のとき【2】より(Aの否定)は真なので【4】より真,つまりAが真でも偽でも真なので恒真式です.同様にすれば(1)が恒真式であることが確かめられます.

> 場合分け以外の「〜のとき」は「⇒」となるでしょうか
先にも述べたように機械的な翻訳はできません.例えば,fの定義域は実数全体として
> x=2のときf(x)は最小値-5をとる
を論理式に直すと,例えば
 f(2)=-5かつ[任意の実数xについてf(x)≧-5]
となり,⇒ は現れません.

解答の言い回しがどうであろうと,大切なのは自分で各条件間の関係を見極めることです.どこかの解答に
>「点pが直線Y=2X+5上にあるので点pは(t,2t+5)とおける」
と書いてあって,それが
> ごまかす感じ
に見えたのなら,可逆か否かを自分で確かめたうえで
 点 p が直線 Y=2X+5 に属する ⇔ 適当な実数 t に対して p=(t,2t+5) となる
と読み直して進めばよいだけのことで,解答が曖昧だと批判しても得るところは少ないと思います.

No.3137 - 2009/05/27(Wed) 00:03:05

Re: to一ノ谷さん / キョト [近畿] [高校1年生]
親切な回答ほんとうにありがとうございます。

ちょっと寝る前に…

>解答の言い回しがどうであろうと,大切なのは自分で各条件間の関係を見極めることです.どこかの解答に
>「点pが直線Y=2X+5上にあるので点pは(t,2t+5)とおける」
と書いてあって,それが
> ごまかす感じ
に見えたのなら,可逆か否かを自分で確かめたうえで
 点 p が直線 Y=2X+5 に属する ⇔ 適当な実数 t に対して p=(t,2t+5) となる
と読み直して進めばよいだけのことで


自分で解答を作成するにあたって、同値かどうかを確かめてすすんで行くとして、同値である必要があるかの判断に迷うことがあります。
必要か否かは問題の題意、あるいは、解答の細かい記述、によるのであれば、だいたいでいいので具体例をあげてご指導していただけたらと思います。コツをつかみたいです。

No.3140 - 2009/05/27(Wed) 01:16:54

Re: to一ノ谷さん / 一ノ谷 [社会人]
> 判断に迷うことがあります
普通「求めよ」とあれば「全て求め(必要性),他のものは求めるな(十分性)」と解釈しますから,可逆性も含まれます.「表せ」も同様です.対して「示せ」とあれば問題文の通りの証明を書けと解釈するのが普通です.例えば,今年の京都大学(乙)第1問は⇔,第2問は⇔,第3問は⇔,第4問は⇒,第5問は⇔,第6問は⇒といった具合です.

No.3143 - 2009/05/27(Wed) 22:17:03

Re: to一ノ谷さん / キョト [近畿] [高校1年生]
x=1のとき、x^2の値を求めよ。
なら、不可逆ですよね。また、可逆である必要はないですよね。

「可逆である必要がない」、このことは感覚的にわかります。やはり、文字では計れない文脈を読むセンスがいるのでしょうか…。厳密に緻密に勉強しようという姿勢を貫こうと決めてやってきているので、感覚的にわかった、という、「感覚的」を、自分の中に感じてしまったら、わかった、としてはいけないような性格になってしまっています。

ある文章からそれが同値性を保たれた解答を要するかどうかを読み取るのは、感覚的理解が、最も根底にあるもので、説明しようがないものなのでしょうか…

No.3145 - 2009/05/27(Wed) 22:59:51

Re: to一ノ谷さん / 一ノ谷 [社会人]
定義をご案内していないので無理はないのですが,例えば「2」とか「10」では論理式にならず,変数と等号を用いて「a=2」とか「b=10」として初めて論理式(この場合はいわゆる「条件」)になります.従って
> x=1のとき、x^2の値を求めよ。

 x=1⇒x^2=a を満たすaを求めよ
ということです.

もし文章自体から
> 同値性を保たれた解答を要するかどうかを読み取る
ことが出来ないのであれば,そこに現れる条件を比較して自分で判断するしかありません.

No.3147 - 2009/05/28(Thu) 00:25:07

Re: to一ノ谷さん / キョト [近畿] [高校1年生]
わかりました。今までのことを参考にしながらじっくり考えていきます。

親切なご指導本当にありがとうございました。

No.3155 - 2009/05/29(Fri) 22:20:12
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