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平面ベクトル / 麻美 [関東] [高校3年生]
 五角形ABCDEにおいて,BDとACの交点をKとして
   AB=AE,BC=DE=√2,CD=4,∠C=∠D=135°,AK=KC
 が成立している。このとき,

 (1)vec{CE}=(ア)vec{CB}+(イ)vec{CD}と表される。

 (2)Kから辺CDへ下ろした垂線の足をLとすると,CL=(ウ)となり

    vec{CA}=(エ)vec{CB}+(オ)vec{CD}と表される。

 どこから手をつけていいのか全く分かりません。

 よろしくお願いします。
    

No.1117 - 2008/09/15(Mon) 02:02:06

Re: 平面ベクトル / X [社会人]
麻美さん、おはようございます。

(1)
図を描くと
↑CE=↑CB+↑BE (A)
となることが分かります。
一方、台形BCDEに注目すると
∠C=∠D=135°
BC=DE=√2
であることから台形BCDEは等角台形であることが分かります。

CD//BE (B)
∠CBE=∠BED (C)
(B)より
↑BE=(CD/BE)↑CD
ということで、BEの長さを求めましょう。

(2)
ごめんなさい。少しややこしくなりますが、お付き合い下さい。
↑CAの方から先に求めます。
方針ですが、AからCDへ下ろした垂線の足をMとすると
↑AM=↑CM+↑MA
ですので↑MA,↑CMを↑CB,↑CDで表すことを考えます。

△BCDに対して余弦定理により
BD^2=BC^2+CD^2-2BC・CDcos∠C
=2+16-(8√2)(-1/√2)
=26
∴BD=√26
∴AC=BD=√26 (D)
ここでAからCDへ下ろした垂線の足をMとすると、
直線AMに関して五角形ABCDEは対称になりますので
CM=(1/2)CD=2
∴△ACMに三平方の定理を使うと
AM=√(AC^2-CM^2)=√22 (E)
一方、CからBEに下ろした垂線の足をNとすると
台形BCDEが等角台形であることと
∠C=∠D=135°
から
∠CBE=45°
ですので△BCNに注目すると
BN=CN=BCsin∠CBE=1 (F)
(E)(F)より
↑MA=(AN/CN)↑CN=(√22)↑CN (G)
更に(B)より
↑BN=(BN/CD)↑CD=(1/4)↑CD
∴↑CN=↑CB+↑CN=↑CB+(1/4)↑CD (H)
(F)(H)より
↑MA=(√22){↑CB+(1/4)↑CD}
よって
↑CA=↑CM+↑MA=(1/2)↑CD+(√22){↑CB+(1/4)↑CD}
=(√22)↑CB+{(2+√22)/4}↑CD (I)
となります。

次にCLの計算ですが、△CKLと△ACMに注目すると
KL//AM
ですので
CK/AC=CL/CM
∴CL=(CK/AC)CM=2CK/AC (J)
そこで(I)よりCK/ACを求めます。
CK/AC=k (K)
と置くと
↑CK=k↑CA=(√22)k↑CB+{(2+√22)/4}k↑CD (L)
ここで点Kは線分BDの上の点ですので
(L)の↑CB,↑CDの係数に注目すると
(√22)k+{(2+√22)/4}k=1
∴k=4/(2+5√22)
∴(J)(K)より
CL=8/(2+5√22)=(-4+10√22)/137
となります。

No.1119 - 2008/09/15(Mon) 07:55:23

Re: 平面ベクトル / X [社会人]
>>麻美さんへ
ごめんなさい。(2)ですが、条件であるAK=KCをAD=BCと勘違いしていました。
であるとすると、もう少し簡単になります。以下のように解いてみて下さい。

前半)
BDとCEの交点をP、直線APと辺CDとの交点をHとして
△CKLと△ACHに注目すると、AK=KCより
点KはACの中点 (A)
ですので
CL:CH=CK:AC=1:2
∴CL=CH/2
一方5角形の対称性から、点Hは辺CDの中点 (B)
ですので
CH=CD/2=2
よって
CL=1
となります。
後半)
(A)(B)より点Pは△ACDの重心となりますので
↑CP=(↑CA+↑CD)/3 (C)
一方、C,DからBEに下ろした垂線の足をF,Gとすると
△BCF,△DEGは合同な直角二等辺三角形
ですので
BF=EG=CD=1
∴BE=BF+FG+EG=BF+CD+EG=6
よってAHとBEの交点をQとすると,5角形の対称性から
EQ=BQ=BE/2=3
FQ=BQ-BF=2
となりますから△CEFと△EHQに注目すると
CE:CP=EF:FQ=(EQ+FQ):FQ=5:2 (B)
(A)(B)より
↑CE=(5/2)↑CP=(5/6)(↑CA+↑CD)
これに(1)の結果を代入した式を↑CAについて解きます。
こちらの計算では
↑CA=(6/5)↑CB+(4/5)↑CD
となりました。

No.1185 - 2008/09/22(Mon) 08:59:16
IA図形問題 / トキハ [中国] [浪人生]
こんばんは。トキハです。
分らない問題ができたので、質問よろしくお願いします。

短期攻略センター数学?TA基礎編のP148の76

「AB=ACである二等辺三角形の内心をIとする。直線AIと辺BCとの交点をDとする。AB=5、BD=2とするとき、AD=アであり、AI=イとなる。線分BAをAの側に延長した直線上に点Eをとり、∠EACの二等分線と∠ABCの二等分線の交点をGとする。このとき、∠AGI=∠CBI=∠ABIであるから、AG=ウとなり、IG=エである。」

という問題です。
アは三平方の定理から、イは比から解きました。
ウがわかりません。エはウが分ったら解けると思います。

答えを読んでみると、∠GAI=90°になるらしいです。
だからAG//BC、∠AGI=∠CBI=∠ABIとなるのだとか。
どこから∠GAI=90°となるのか分りません。
これが分れば、続きもわかるんですが。

質問よろしくお願いします。

No.1168 - 2008/09/20(Sat) 22:11:02

Re: IA図形問題 / 与一 [大学生]
トキハさん、こんばんわ。

あと少しのところまでいってるようですね。図は描いていると思うので、それを見ながら進めていきます。

『∠GAI=90°』、トキハさんが感じている通り、これがこの問題の肝です。これについて説明していきます。

まず、三角形の頂点から内心に向かって引いた線は角の2等分線になっていることは知っていますね?
つまり、
∠BAI=∠CAI
です。
さらに、問題から、
∠EAG=∠CAG
であることも、わかります。

よって、点Aは線分BE上の180°を4種類の角で分けていて、しかも2つのペアは同じ角度であることが分かります。
求めたい角度∠GAIはそれぞれのペアから1つずつもらってきて、足した値です。つまりちょうど半分の90°ですね。

式にすると、
(∠BAI+∠CAI)+(∠EAG+∠CAG) = 180°
2∠CAI + 2∠CAG = 180°
∠CAI + ∠CAG = 90°= ∠GAI
ですね。

最後に、△IBCと△IGAの相似を証明します。
先程の角と対頂角が等しいので相似です。

これで、答えを求めることができると思います。

No.1173 - 2008/09/21(Sun) 16:33:49

Re: IA図形問題 / トキハ [中国] [浪人生]
はじめまして、与一さん。
返信ありがとうございます。

先ほど、∠GAI=90°になる理由が理解できたので、問題を解いてみたところ、
ウもエも正解することができました。

ありがとうございました!

No.1184 - 2008/09/21(Sun) 23:48:52
初めての書き込みです / キリンの首輪 [九州] [高校3年生]
こんばんは 初めて書き込みをします。 よろしくお願いします

数学I・Aの問題です。

平面上に10個の相異なる点があり、この中の2点を結んでできる直線の本数をN本とする。

(1)10個と点のうちどの3個も同一直線上にないとき、Nを求めよ。

(2)N=33のとき、10個の点のうち3個以上を通る直線は何本あるか、可能な場合をすべてこたえよ。


(1)は、題意より、10個の点から2個の点を選ぶ組み合わせの数がNとなるので
         N=10C2=45
とはなったのですが
(2)はどこから手を付けるといいのか全くわかりません 

 よろしくお願いします。
      

No.1153 - 2008/09/19(Fri) 02:16:43

Re: 初めての書き込みです / 河童 [中国] [塾講師]
きりんの首輪さん、はじめまして。河童です。

まずは実験してみましょう。
10個の点のうちの3個だけが、1直線状に並んでいたらNはどうなるでしょうか?
あるいは、4個だけが同一直線上にある場合はどうでしょうか?
こんなケースもありますね。3個がひとつの直線上にあり、他の3個が前と異なる直線上にある場合。
いろいろ考えられますが、これらの場合、Nがどうなるか、実験してみましょう。


あっ、それから。
掲示板の規則として、複数の問題を同時に取り上げることは出来ませんので、
もうひとつのスレは、この問題が解決後に再掲してください。
それまで、削除しておいてくださいね。

No.1160 - 2008/09/20(Sat) 01:59:48

やってみました / キリンの首輪 [九州] [高校3年生]
こんにちは 河童さん(かわいい名前ですね)規則をもう一回読んでおきます、すいません

アドバイス通り書いてみます

3点が一直線上にないとき、3点には3本の直線が存在する
3点が一直線上にあるとき、3点には1本の直線しか存在しない     だからN=45-(3-1)=43

4点が一直線上にないとき、4点には4C2=6本
4点が一直線上にあるとき、4点には1本だけ             だからN=45-(6-1)=40

同様に 5点ではN=45-(10-1)=36 6点ではN=45-(15-1)=31

なるほど、直線の上に、3点あるときは、ないときに比べて2本減り、4点のときは5本、5本のときは9本、6個のときは、14本減る訳ですね

それを利用すると、N=33になるとき、45-33=12だから、4点を通る直線が2本と3点を通る直線が1本か、3点を通る直線が6本になる。

この二つが答えにも載っていましたが、まだ解答を渡されてないので・・・このような解答でいいですか?

それと3点を通る直線が6本だけ存在できるような10個の点って、あるのですか?またわかんなくなってしまいました。

No.1163 - 2008/09/20(Sat) 17:21:01

Re: やってみました / 河童 [中国] [塾講師]
キリンの首輪さん、こんばんは。

名前が可愛いなんて、初めて言われました。ありがとうございます^^
管理人の新矢先生や、kinopy先生をはじめ、他の回答者の先生方に、キリンの首輪さんの爪の垢でも煎じて飲ませたいと思います。
がははは^^

また、規則についてご理解いただき、ありがとうございます。

さて、早速実験されて、完璧な解答を出されましたね。
すばらしい!

言わずもがなではありますが、念のために一般の形で述べておきますと、

『 可能な限り直線を引いた結果、N本の直線が引けたとする。
このとき、ある直線Lに、3以上なるK個の点が存在したとすると、
K個の点から2点を選び引くことのできる直線すべてが、直線L一本に代表される。
よって、本来引くことの出来る本数より、KC2−1 本少ない 』

ということですね。

いやあ、やっぱり言わないほうがよかったですか。
よけいややこしくなったようです‥‥‥

ところで、

> それと3点を通る直線が6本だけ存在できるような10個の点って、あるのですか?

これなんですが、こんな感じでどうでしょうか?
画像をクリックしてみてください。

No.1169 - 2008/09/21(Sun) 04:27:58

ありがとうございます / キリンの首輪 [九州] [高校1年生]
よくわかりました僕の質問におつきあい合いくださりありがとうございました

ちなみに、僕の爪の垢は土ばっかりですよお(笑)

No.1183 - 2008/09/21(Sun) 23:30:37
(No Subject) / ALIVE [高校1年生]
質問させていただきます。
一般的には易しい問題なのでしょうが恥ずかしながら方針が立ちませんでした…。

すべての実数xに対して,
 x^4- 4p^3x + 12≧0
が成立するような実数pの範囲を求めよ.

難度の判定もお願いしたいです。

No.1166 - 2008/09/20(Sat) 21:27:07

Re: / ALIVE [高校2年生]
連投すみません・・・。学年は二年です。
No.1167 - 2008/09/20(Sat) 21:27:49

Re: / X [社会人]
ALIVEさん、こんばんは。

f(x)=x^4- 4(p^3)x + 12
と置くと、問題は
(f(x)の最小値)≧0
となるようなpの値の範囲を求めることに帰着します。
ということでf'(x)を求めてf(x)の増減表を描きましょう。

>>難度の判定もお願いしたいです。
私個人の意見ですが、y=x^4- 4(p^3)x + 12のグラフのイメージを考える、
割と基本的な問題だと思います。

No.1176 - 2008/09/21(Sun) 19:51:47

Re: / X [社会人]
ちなみにこちらの計算では
-√2≦p≦√2
となりました。

No.1177 - 2008/09/21(Sun) 19:53:39

Re: / ALIVE [高校2年生]
解答ありがとうございます。
確かに答えは-√2≦p≦√2でした。

(f(x)の最小値)≧0
という見方が今までこの手の問題は解いてきたつもりなのですが出来ていませんでした。
無事解決しました。ありがとうございました。

No.1180 - 2008/09/21(Sun) 21:08:32
1・A 2次不等式の応用問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
お久しぶりです、以前質問させていただいた氷わさびです。
わからない問題があったので質問させていただきます。


ニューアクションβI・Aの例題106です。

☆2次方程式 x^2+3ax+a^2-1=0が次のような解をもつとき、定数aの値の範囲を求めよ。
 (1) 異符号 (2) 一方が-3より大きく、他方は-3より小さい

解答を見てみると、
---------------
f(x)=x^2+3ax+a^2-1とおくと、y=f(x)のグラフは下に凸の放物線である。

(1) y=f(x)のグラフが『x<0 , x>0の範囲でそれぞれx軸と共有点をもつ』から、グラフは右図。
よって、f(0) < 0─★
---------------
★のところで右側には補足として(?)『グラフより、f(0) < 0ならば、f(x)=0は常に異なる2つの実数解を持つ。』とあります。


ここで質問です。

1,『x<0 , x>0の範囲でそれぞれx軸と共有点を持つ』とありますが、何故範囲にわけるのでしょうか?
そしてそのx<0 , x>0の各場合のとき何故x軸と共有点を持つのでしょうか?

2,『f(0) < 0ならば、f(x)=0は常に異なる2つの実数解を持つ』とありますが、何故<0のとき、異なる2つの実数解を持つのでしょうか?

自分なりに考えてみましたが、ウ〜ンと唸るばかりでした(^^;)
どうか先生方のお力を借りたいと思っています よろしくお願いしますm(_ _)m

No.1134 - 2008/09/16(Tue) 20:11:06

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 河童 [中国] [塾講師]
氷わさびさん、はじめまして。河童です。
余談ですが、『こうりわさび』と入力してしまい、『小売わさび』と変換してしまいました。
日本人として恥ずかしい限りです。

さて、氷わさびさんがどこでつまづいているのか考えていて、ふと気付いたことがあります。

氷わさびさんは、x^2+3ax+a^2-1=0 の実数解が、

y = x^2+3ax+a^2-1

のグラフと、x軸との交点のx座標になる、ということはお分かりでしょうか。

No.1137 - 2008/09/17(Wed) 01:54:22

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
はい、2次関数の単元で習いました。
No.1144 - 2008/09/17(Wed) 08:12:47

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 河童 [中国] [塾講師]
氷わさびさん、こんばんは。
返事が遅くなり、申し訳ありません。

さて、ひとつめの質問

> 『x<0 , x>0の範囲でそれぞれx軸と共有点を持つ』とありますが、何故範囲にわけるのでしょうか?
そしてそのx<0 , x>0の各場合のとき何故x軸と共有点を持つのでしょうか?

これは、解答者(この解答を作った人、試験のときは氷わさびさんになりますね^^)の意思で分けたわけではありません。
『問題文に書いてある』んです。
ですから、『わたしにはこんな発想は出来ない』などと悲観する必要はまったくありません。

わたしが書いた、

> 氷わさびさんは、x^2+3ax+a^2-1=0 の実数解が、

> y = x^2+3ax+a^2-1

> のグラフと、x軸との交点のx座標になる、ということはお分かりでしょうか。

というところを、もう一度、じっくり読み直してください。
そして、問題文の、

> ☆2次方程式 x^2+3ax+a^2-1=0が次のような解をもつとき、定数aの値の範囲を求めよ。
 (1) 異符号

との関連を、よおく考えてみましょう。 
ヒントは、異符号ってどういう意味かを考えることです。

No.1151 - 2008/09/18(Thu) 23:53:36

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
ありがとうございます、問題文をもう一度読み直してみたところ僕がした2つの質問の意味を理解できました。
振り返って復習してみればわかるものなのですね;;

一応確認したいのですが、f(0) < 0のときf(x)=0は異なる実数解を持つということはf(x)の頂点がy < 0の範囲にあるため異なる実数解を持つということでしょうか?
もしそうだとしたなら、この考えは『f(x) > 0 ⇔ m > 0』の逆を利用したということでしょうか?

No.1155 - 2008/09/19(Fri) 20:09:57

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 河童 [中国] [塾講師]
氷わさびさん、こんばんは。

> f(0) < 0のときf(x)=0は異なる実数解を持つということはf(x)の頂点がy < 0の範囲にあるため異なる実数解を持つということでしょうか?

その通りなのですが、氷わさびさんの理解と、多少ニュアンスの違いがあるように思います。
それを以下説明しますので、よくお読みください。

まず、そもそも、f(x) = 0 が異なる2つの実数解を持たなければいけませんので、

『判別式 > 0』 すなわち、『頂点のy座標 < 0』

でなければなりません。
それが、氷わさびさんの、

> f(x)の頂点がy < 0の範囲にあるため異なる実数解を持つということでしょうか?

の部分にあたります。
ですから、本来は、判別式>0 のもとで、その2つの実数解が異符号であるための条件を考える必要があります。

ところが、f(0) < 0 になるような放物線を描いてみると、『自動的に』グラフの頂点が負になり、しかも、異符号の実数解を持ってくれるのです。
また、逆に、異符号の実数解を持つようなグラフを描くと、必ず、f(0) < 0 になってしまうのです。
したがって、f(0) < 0 であることが、異符号の実数解を持つための『必要十分条件』になるのです。
その気持ちが、

> f(0) < 0のときf(x)=0は異なる実数解を持つ

という言葉の中に含まれているんですね。

No.1158 - 2008/09/20(Sat) 01:32:44

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
河童先生のお考えを聞き、再度自分でもよく考えてみました。

確かに、f(0) > 0だとすると解は異符号を持たないし原点を通ったとしても異符号を持たない・・・という解釈をしました。
となると河童先生の言うとおり解が異符号になるには必ずf(0) < 0になってしまいますよね。

この解釈はいかがでしょうか?

No.1165 - 2008/09/20(Sat) 20:38:20

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 河童 [中国] [塾講師]
氷わさびさん、こんばんは。

いいですね。
ほぼお分かりになったようですね。

この種の問題は、『解の配置問題』といって、頻繁に出題される問題です。
お持ちのニューアクションにも、いろいろなパターンが載っているはずですので、
労を惜しまず、最初から丁寧に読んでみてくださいね。

No.1170 - 2008/09/21(Sun) 04:38:59

Re: 1・A 2次不等式の応用問題 / 氷わさび [北海道] [高校1年生]
僕なりの解釈があっていてホッとしました(笑)

河童先生、丁寧にご解説ありがとうございました。これでこの問題の疑問点は解決しました。
また質問させていただくことになると思いますがそのときはなにとぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

No.1172 - 2008/09/21(Sun) 11:15:49
面積計算 / 哲士
標準問題精講119番よりなのですが

∫[α→β]2(x-α)x(x-β)dx
=2∫[α→β](x-α){(x-α)^2+(2α-β)(x-α)+α(α-β)}dx…1
=-(β-α)^3(α+β)/6…2
となっているのですが1から2のところの計算が自分でやったら(β-α)^3(2α-4β+3)となりやり方がわかりません。教えてもらえませんでしょうか?それとこの計算は参考書が省略しているだけで暗算でできるものではないですよね?

No.1162 - 2008/09/20(Sat) 17:10:52

Re: 面積計算 / CORNO [東北] [教育関係者]
こんにちは,CORNO と申します.

面倒だとは思いますが,哲士さんの計算過程を書き込んでいただいた方が的確な指摘ができると思います.

>それとこの計算は参考書が省略しているだけで暗算でできるものではないですよね?
 そう思います.
 ついでに言えば,1行目から2行目への計算も同様でしょう.

No.1164 - 2008/09/20(Sat) 17:39:30
(No Subject) / DT [東北] [高校3年生]
変数に関する質問です。

三角形ABCの角A、B、Cに関して、cosA+cosB+cosCの最大値を求めよという問題なのですが、Cを消去するとこまではいいのですが、そのあと、Aを固定するというやり方になっているのですが、固定するやり方は変数が独立の時に限るはずだと思うのですが・・・。AとBは独立といえるのでしょうか?Aの値にBは影響されると思うのですが。

ご回答よろしくお願いいたします

No.1152 - 2008/09/19(Fri) 00:17:40

Re: / 河童 [中国] [塾講師]
DTさん、こんばんは。河童です。

たしかに、『ひとつの式だけを見ると』Cは消去されているかもしれませんが、

C=180°− (A+B)

として、生きていますよね。

例えば、

cosA+cosB+cosC = cosA+cosB-cos(A+B)

だとすると、たしかに、A と B しかないように見えますが、
A を 0°< A < 180° の範囲で固定したとき、
B は 0°< B < 180°− A の範囲で動きますよね。
これは、A、B の他に、C が存在するためですよね。

No.1159 - 2008/09/20(Sat) 01:48:42
doubling your money / mori [外国] [高校1年生]
先日はルールを無視してすみませんでした。
この問題についてお願いします。
Doubling your money
Determine how much time is required for an investment to double value if interest is earned at the rate of 6.25% compounded annually.

常用対数の簡単な問題です。
自分の回答は以下のとおりです。
A,tをそれぞれ初めの額,年数と置いて

A(1+0.0625)^t≧2A

(17/16)^t≧2

n(log17-log16)≧log2

n≧11.57
(log17=1.230 log16=1.204 log2=0.301を代入,電卓使用)

で12年目となりました。

問題はここからです。
次の日授業で先生がこんな解法をしました

2A=(1.0625^t

2=1.0625^t

ln2=t(ln1.0625)

t=ln2/ln1.0625
(電卓使用)
t=11.43

12years

まずlnとはnatural logのことらしいですが・・・
どういったものなんでしょうか?
直訳すると自然対数?
授業のあとに先生に聞きにいったんですが低がeの対数
ってこと以外わかりませんでした・・・
eって何でしょう??

それとなぜtの値に誤差が出るんでしょうか?
どちらかの式が間違っている?

よろしくお願いしますm(__)m

No.1120 - 2008/09/15(Mon) 11:24:54

Re: doubling your money / X [社会人]
moriさん、こんにちは。

eについては、日本の高校では対数関数の微分の辺りで学習します。
(高校2年生辺りかな?。)
ですのでここでは概略だけ。
値の定義は
e=lim[h→0](1+h)^(1/h)
=2.718281928…
となります。
何故こんな値を定義するのかといいますと、微分をしたときに簡単な式になるからです。
f(x)=lnx
とすると
f'(x)=1/x
又、g(x)=e^x
とすると
g'(x)=e^x(要するにe^xは何回微分しても変わりません)
となります。

まだ微分を全く学習されていないのなら、
対数の底が10以外のものを使った、
という程度の理解でかまいません。
多分、先生は電卓を使う際に常用対数のボタンより自然対数のボタンが使い慣れていた
ということだと思いますので。


>>それとなぜtの値に誤差が出るんでしょうか?
対数として常用対数を使うか自然対数を使うかによる近似値の誤差だと思います。
式が間違っていることはありません。

No.1121 - 2008/09/15(Mon) 12:49:34

Re: doubling your money / mori [外国] [高校2年生]
回答ありがとうございます。
学年を間違えてました。
今高校2年です;
すでに日本では数?Vにはいっていましたが微分の時にはeは授業で扱って無かったです、、
ちなみにアメリカではすでに高3です;

要するにこの問題についてはlnを使おうが常用対数を使おうが大差ないってことですね!

電卓を使った場合はlnで解くとかなり楽ですが・・・


近似値の誤差についてですが
これによって答えが変わってしまうことはありえないんでしょうか?
例えばこの問題で言うと
lnを使うと12未満 常用対数を使うと12以上となって答えが別れてしまう場合などです。

No.1122 - 2008/09/15(Mon) 14:06:23

Re: doubling your money / X [社会人]
>>すでに日本では数?Vにはいっていましたが微分の時にはeは授業で扱って無かったです、、

現在の数学の進度については分かりませんが、微分はまだ整関数の場合までしか
学習されていないということでしょうか?。


>>これによって答えが変わってしまうことはありえないんでしょうか?
ごめんなさい。文章をよく読んでいませんでした。
>>対数として常用対数を使うか自然対数を使うかによる近似値の誤差だと思います。
と書きましたが、誤りです。

log17、log16、log2の近似値を4桁と見ても
近似計算の際に
log17-log16で近似計算を1回
この結果でlog2の近似値を割ることで1回
計2回の近似計算をしているため、有効数字が2桁になってしまい
真の値からかなりずれてしまいます。

ちなみにこちらでExcelにより
(log17-log16)/log2
の値を近似値を挟まずに計算したところ、先生の計算された値の
t=11.43
に近い値になりました。
もしかして先生は電卓での計算の際にメモリ機能でln1.0625の値を直接メモリ
した後でtの値を計算されていませんでしたか?。

このようなことを防ぐため、以下のように電卓で計算してみてください。
(i)まずlog2を計算させてメモリボタンを押し、値をメモリさせる。
(ii)次に17/16を計算させ、その状態でlogのボタンを押す。
(iii)(ii)の結果の状態で
÷のボタン
(i)のメモリ内容をストアするボタン
=のボタン
を順に押す。

この方法を実行すれば(電卓の機能で有効数字の桁数を低く抑えていない限り)
t≒11.43
が出るはずです。

No.1127 - 2008/09/15(Mon) 22:15:26

Re: doubling your money / mori [外国] [高校1年生]
遅れてすみません。

i got it!
です=)
先生の手元まではよく覚えてません・・・
電卓の使い方は日本の高校では習わないのでがんばって覚えたいと思います。

ありがとうございました!

No.1154 - 2008/09/19(Fri) 07:23:59
定積分の問題 / ness [甲信越] [高校1年生]
こんばんは。

ここでは、∫(下限,上限)です。

関数f(x)が次の等式を満たすとき
f(x)=x2−x∫[0,1]f(t)dt+2∫[1,x]f'(t)dt

(1)f(x)は2次関数であることを示せ。
(2)f(1)=1−aであることを示せ。
(3)f(x)を求めよ。

ですが、答えを教えて欲しいのではなく、すこし疑問に思うところがあるのです。

(1)で与式を
f(x)=x2−x∫[0,1]f(t)dt+2{f(x)−f(1)}
と変形すると、これを整理して、
f(x)=−x2+x∫[0,1]f(t)dt+2f(1)
ここで、x∫[0,1]f(x)dt+2f(1)が定数であることを考えると明らかに2次関数ですよね?
(2)に移って、
f(1)=−12+x∫[0,1]f(t)dt+2f(1)
を整理して、
f(1)=1−x∫[0,1]f(t)dt
となり、x∫[0,1]f(t)dtをaとおけば示されます。

本題はここからなのですが、

(1)で与式を、両辺をxで微分すると、
f'(x)=2x−∫[0,1]f(t)dt+2f'(x)
これを整理して、
f'(x)=−2x+∫[0,1]f(t)dt
両辺を積分して、
f(x)+C1=−x2+C2+x∫[0,1]f(t)dt+C3
ここでC1〜3は積分定数ですがこれらを0としてf(1)を考えると、
f(1)=−12+∫[0,1]f(t)dt
となって、(2)が解けません。

後者の方法はどこがまずいのでしょうか・・・

※↓に示したとおり、訂正しておきました。

No.1128 - 2008/09/15(Mon) 22:15:41

Re: 定積分の問題 / ness [甲信越] [高校1年生]
恥ずかしながら、転記の際に誤りがありました。

与式は
f(x)=x2−x∫[0,1]f(x)dt+2∫[1,x]f'(t)dt
ではなく、
f(x)=x2−x∫[0,1]f(t)dt+2∫[1,x]f'(t)dt
です。また、ダッシュ記号が見えにくいですが、ご了承下さい。

No.1129 - 2008/09/15(Mon) 22:17:39

Re: 定積分の問題 / 与一 [大学生]
率直に答えを言うと、積分定数は0ではありません。(勿論、0になる場合もありますが)

積分定数は文字通り定数であり、そこには何か意味のある数が入っていて、その中身を自由を決めて良いものではありません。

f(x)=−x2+x∫[0,1]f(t)dt+2f(1)
f(x)+C1=−x2+C2+x∫[0,1]f(t)dt+C3

上の2式はnessさんが問題から求めた正しい式です。
この2つを見比べれば、積分定数がいくつになるか一目瞭然ですね。

No.1143 - 2008/09/17(Wed) 08:07:56

Re: 定積分の問題 / ness [甲信越] [高校1年生]
返信ありがとうございました。

C1=0、C2=0、C3=2f(1)とおけば、同じ式になるのは分かりました。

こういう風に見比べないと積分定数が決定できないと言うことは、実質的には後者の方法だけでは解けないということでしょうか?

No.1146 - 2008/09/17(Wed) 21:02:10

Re: 定積分の問題 / 与一 [大学生]
そうですね。この方法では解答まではたどり着けません。

微分して、積分すると、定数項が隠れてしまうので、何か理由がない限りはこのような操作はするべきではないでしょう。

No.1149 - 2008/09/18(Thu) 10:48:22
数学的帰納法 / カレー [東海] [高校3年生]
こんばんわ。早速ですが、岐阜大学の過去問です。
実数x、yについて、x+y、xyがともに偶数とする。このとき、自然数nに対して
x^n+y^nは偶数となることを示せ。
この場合どうしたらいいんですか?かなり悩んでいます。
解法をよろしくおねがいします。

No.1145 - 2008/09/17(Wed) 19:12:17

Re: 数学的帰納法 / ウルトラマン [近畿] [教育関係者]
カレーさん,こんばんわ。

ご質問の件ですが,数学的帰納法の仕組み,つまり,命題P(n)があって,
(i)「P(1)が真」
(ii)「P(k)が真」⇒「P(k+1)が真」
の2つを示せばよいというのはOKですよね。

そこで,
「x^{n+1}+y^{n+1}をx^{n}+y^{n}とx+y,xyを使って表せないか?」
を考えてみます。すると,
x^{n+1}+y^{n+1}=(x^{n}+y^{n})(x+y)-yx^{n}-xy^{n}
となり,このままでは無理そうです

そこで,
(i)P(1),P(2)が真
(ii)「P(k),P(k+1)が真」⇒「P(k+2)が真」
の2つを示すことができないかと考えてみます。

すると,
x^{n+2}+y^{n+2}=(x^{n+1}+y^{n+1})(x+y)-yx^{n+1}-xy^{n+1}
=(x^{n+1}+y^{n+1})(x+y)-xy(x^{n}+y^{n})
……
となりますね。

どうでしょう?ここから先はもう出きるのではないでしょうか?ちょっとやってみてください。

No.1147 - 2008/09/18(Thu) 01:20:43

Re: 数学的帰納法 / カレー [東海] [高校1年生]
分かりました。すっきりしました。ありがとうございました
No.1148 - 2008/09/18(Thu) 06:26:23
数?T・A 図形問題 / トキハ [中国] [浪人生]
こんばんは。トキハです。
かなり前に質問させていただきました。
また疑問ができたので質問よろしくお願いします。

短期攻略センター数学?T・A基礎編という問題集をやってるんですが、
P140の72の問題、
「AB=4、BC=5、CA=6の△ABCがある。∠Aの二等分線と辺BCとの交点をD、∠Aの二等分線と∠Bの二等分線の交点をIとすると、BD=ア、AI=イIDである。また、∠Aの二等分線と∠ABCの外角の二等分線の交点をJとすると、AJ=ウAIである。」

というのですが、ア、イ、ウに答えを入れる問題です。
アとイは分りました。ですがウがわかりません。
答えを読んでみると、
「BJは∠ABDの外角の二等分線になる。
よってAJ:JD=AB:BD=2:1」
とあります。
このAJ:JD=〜の部分から先がわからないのです。
どこからこういう式が出てくるんでしょうか?

質問よろしくお願いします。

No.1135 - 2008/09/16(Tue) 22:03:33

Re: 数?T・A 図形問題 / 河童 [中国] [塾講師]
トキハさん、こんばんは。河童です。

トキハさんは、アのBDを求めるときに、どのように考えましたか?
実は、その考え方が、今回のトキハさんの質問に大きく関係しているのですが。

No.1139 - 2008/09/17(Wed) 02:10:45

Re: 数?T・A 図形問題 / トキハ [中国] [浪人生]
はじめまして、河童さん。

BDを求める時は、
4:6=BD:(5-BD)として求めました。

No.1140 - 2008/09/17(Wed) 02:22:00

Re: 数?T・A 図形問題 / トキハ [中国] [浪人生]
今よく考えてたら分りました。

AJ:JD=AB:BD=2:1
∴AJ=2JD
JDを二倍したらAJになるのだからJD=AD
∴AJ=2JD=2AD
AD=3/2AIを代入して
AJ=3AI

という感じで解きました。
ありがとうございました!

No.1141 - 2008/09/17(Wed) 02:41:28
数1A 図形の問題 / アレン [東北] [大学生]
こんにちは。
部屋の掃除をしているとき見つけた高校数学のプリントを久しぶりに解いてみました。
センター試験問題集のコピー(学校で配布された)で、解答は空欄に入る数字しか
書いておらず、何度試行錯誤しても解法がわからなくて困っています。
問題はこちらです↓↓

三角形ABCにおいてAB=2、BC=√{5}+1、CA=2√2とする。また三角形ABCの外接円の中心
をOとする。
 (1)∠ABC=60°、外接円Oの半径=2√6/3
 (2)円Oの円周上に点Dを、直線ACに関して点Bと反対側の弧の上にとる。
    三角形ABDの面積をS1、三角形BCDの面積をS2とするとき

      S1/S2=√{5}-1 ・・・?@ であるとする。
    
    CD=AD/2よりCD=2√14/7
 
    さらに、2辺AD、BCの延長の交点をEとし、三角形ABEの面積をS3、
    三角形CDEの面積をS4とする。このとき

      S3/S4=7/2 ・・・?A である。

    ?@と?AよりS2/S4=√5/2 となる。


(1)と(2)のS3/S4=7/2まではなんとか求められましたが、最後のS2/S4=√5/2が
なぜこのようになるのかわかりません。相似や外接円の性質を利用しようともしたのですが、思いつきませんでした。
どなたか解答お願いします。

No.1123 - 2008/09/15(Mon) 14:38:37

Re: 数1A 図形の問題 / 七 [近畿] [高校1年生]
2007年のセンター試験,数1Aの第3問です。
いろんなサイトで解説があると思います。

No.1126 - 2008/09/15(Mon) 21:31:30

Re: 数1A 図形の問題 / 新矢 (運営者) [近畿] [塾講師]
このサイトにもlondontrafic先生の解説がありますので,ご覧ください。
http://lykeion.info/07center/1Aans.PDF

No.1131 - 2008/09/16(Tue) 01:45:13

Re: 数1A 図形の問題 / アレン [東北] [高校1年生]
※すみません!返信する場所間違えてしまいました、、↑↑※
No.1133 - 2008/09/16(Tue) 09:03:44
ありがとうございます!!! / アレン [東北] [高校1年生]
おはようございます。

センター試験の問題だったんですね〜!
かなり長い間謎だっただけに解法を見て、とてもスッキリしました。
お答えくださった七さん、新矢さん、ありがとうございました!!

No.1132 - 2008/09/16(Tue) 09:01:07
(No Subject) / てつ
こんにちは。

なんだか問題の計算途中で初歩的だけど分かってなきゃやばいなと思うばしょがあったので質問させていただきます。

loga(x-a)≧loga^2(x-a) を解け。
(底がaで真数がx-aです)

真数条件と底の条件より
x>a>0,a≠1
変形すると
loga(x-a)^2≧log(x-a)
0>a>1のとき
(x-a)^2≦(x-a)…ア
a>1のとき
(x-a)^2≧(x-a)…イ

というふうになって、ここまで計算を進めたら疑問が浮かびました。
x>a>0よりx-a>0だからアやイで両辺をx-aで割っても符号は変わらないけれど、式は変わってしまうから、割ってはいけないのかな。と思いました。

具体的にいうと、
もし割ったら
アは(x-a)≦1となりますが
割らなければ
(x-a)(x-a-1)≦0となります。
これは同じですか?
違いますか?

もし違うのならば、
計算の途中で因数で両辺割る時もあるので、どういうときに割って、どういうときに割ってはいけないのでしょうか?
お願いします。

No.1082 - 2008/09/09(Tue) 13:22:19

こんばんは / 河童 [中国] [塾講師]
てつさん、こんばんは。河童です。

あっ、てつさん、投稿の際は、投稿フォームの学年を選択してくださいね。

さて、結論から言えば、割るものの正負がはっきりしていれば、いつでも割って構いません。

ためしに、

> 割らなければ (x-a)(x-a-1)≦0 となります。

この、(x-a)(x-a-1)≦0 を解いてみてください。

詳しい説明は、てつさんのお返事を待ってからするとしましょう。

No.1091 - 2008/09/09(Tue) 23:06:00

Re: (No Subject) / てつ
自分から質問したのに遅れてしまい大変申し訳ありません!!

学年は1浪です。

a<a+1より
(x-a)(x-a-1)≦0は
a≦x≦a+1です。

No.1098 - 2008/09/13(Sat) 22:28:26

Re: / 河童 [中国] [塾講師]
てつさん、こんばんは。
毎日勉強たいへんでしょうが、目標目指して頑張ってくださいね。

> (x-a)(x-a-1)≦0 は a≦x≦a+1です。

そうですね。
ここで、ちょっと整理しましょう。


【元々の式は】

x>a かつ (x−a)^2 ≦ x−a

という、連立不等式です。


【割ったときの式は】

x>a かつ (x−a)≦ 1

という、連立不等式です。


てつさんに解いていただいたのは、【元々の式は】の2つ目の不等式ですから、
割らないで解いた場合の解は、1つ目の不等式も考えて、

a<x≦a+1

となりますね。
次に、【割ったときの式は】のところを見てください。
注目していただきたいのは、割りっぱなしではなく、
『x>aという条件が生きている』ということです。
てつさんは、最初の質問のところで、

> 両辺をx-aで割っても符号は変わらないけれど、式は変わってしまうから

とおっしゃってますね。
たしかに、ふたつの不等式を比べると違って見えますが、どちらも連立不等式の一部で、
全体としては同じ式なんですね。

つまり、割らないで解くと、解いたあとに x>a という条件を使うことになり、
割らないで解く場合は、2つ目の不等式を解く前に、x>a という条件を使ったわけです。
ただし、その場合も、上で述べたように、『x>aという条件が生きている』ので、
(x−a)≦ 1 と併せて、a<x≦a+1 という解が出てきます。
たしかに、割らないで解いた場合と同じ結果が得られますね。

本問に関しては、これでお分かりいただけましたか?
あっ、そうそう、

> どういうときに割って、どういうときに割ってはいけないのでしょうか?

という質問が残っていますが、これは、てつさんのお返事のあとで。

No.1102 - 2008/09/14(Sun) 03:44:19

Re: (No Subject) / てつ
ありがとうございます!なんだかスッキリしました!!割る時はちゃんと条件を確認して割る、試験などで急いでいると意外と忘れてたりしてしまいますが、これをちゃんとやっていこうと思います。
No.1114 - 2008/09/15(Mon) 01:07:35

Re: / 河童 [中国] [塾講師]
てつさん、こんばんは。

お分かりいただけたようで、なによりです。
もうこのスレはご覧にならないかも知れませんが念のため。

例えば、(x−1)/ x = 2 のような分数式は、
分母が0でないという前提がありますので、両辺にxをかけることができます。
つまり、

(x−1)/ x = 2 ⇒ x−1 = 2x

が成り立ちます。
逆に、x−1 = 2x という式は、明らかに x=0 を解に持ちませんから、
つまり、x≠0 ですので、両辺を x で割ることができます。
つまり、

x−1 = 2x ⇒ (x−1)/ x = 2

が成り立ちます。
ですから、この2つの式は同値となり、
(x−1)/ x = 2 を解く代わりに、x−1 = 2x を解けばよいことになります。

このように、式変形をしたときに、逆戻りが出来るかどうかを確かめる習慣をつけるといいですね。

No.1118 - 2008/09/15(Mon) 03:06:26

Re: (No Subject) / てつ
見てます^^

そうなんです。そういう場合などはxを書けたり割ったりできるのは、x=0であり不等式だから等号は関係ないから自由にできたわけですね。

すごいです!自分の分からないところを見抜かれたようで。
こんなに分かりやすく教えてくれるなんて!そこらへんの塾より格段に丁寧です。本当にありがとうございます。

No.1130 - 2008/09/15(Mon) 23:45:25
三角関数 / クマノミ [近畿] [浪人生]
こんばんは。問題集を解いていて不明点があるので、質問させて頂きます。

東京書籍ニューグローバルベータ数学1A2B改訂版の53ページ308番の問題です。

kを実数とし、関数f(x)を
f(x)=31/2sin2x-cos2x+k(31/2sinx+cosx)とする。
(1) t=31/2sinx+cosxとおくとき、f(x)をtの2次式で表せ。
(2) k=-3-1/2のとき、0<θ<πの範囲で方程式f(x)=0を解け。

という問題です。
(1)は簡単で、f(x)=t2+kt-2
(2)がk=-3-1/2をf(x)=0に代入して因数分解すると、
t=31/2,-31/2/2となります。
与えられた定義域0<θ<πから-1<t≦2となりますが、このtの範囲では31/2も-31/2/2も答えから落ちないように思えます。
が、解答では-31/2/2が落とされています。なぜなのでしょうか?
-31/2/2=-0.86...だから範囲内ではないでしょうか?

No.1111 - 2008/09/14(Sun) 21:34:01

Re: 三角関数 / X [社会人]
クマノミさん、こんばんは。

(1)は問題ありませんが、(2)のtの二次方程式を解くときに
計算間違いをしていませんか?。
こちらの計算では
t=√3,-2/√3
となりました。

No.1112 - 2008/09/14(Sun) 22:48:11

Re: 三角関数 / クマノミ [近畿] [高校1年生]
あぁ〜、そうですね。
-2/√3は-1より小さい値なので解から落ちますね。
つまらないミスでお騒がせしました。
Xさん、おつきあいありがとうございました。

No.1124 - 2008/09/15(Mon) 16:09:12
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