| はじめまして、よろしくお願いします。さっそくですが、質問します。
?bQ
x−y+2≧0,x+y−2≦0,y≧0の表す領域をDとする。
問)0≦θ≦2πのとき、2点P(2sinθ,1)、Q(2sinθー2,1)を結
線分PQのDに含まれる部分の長さをsとする。sをθを用いて表せ。
ただし、線分PQのDに含まれる部分がないときはs=0とする。
という問題です。
一応自分では、y≦x+2、y≦ーx+2、y≧0のグラフを書いて領域を図示しました。そして、sinの範囲を−2≦sigθ≦2、−4≦sin≦0あわせて−2≦sin≦0と求めてみて、直接代入して答えを出そうそしたのですが、ぐちゃぐちゃになってしまいました。これは、去年の海上保安大学校の入試問題で答がありません。どうか、お願いします。
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No.68 - 2008/05/16(Fri) 10:24:07
| ☆ Re: 連立不等式 / X ♂ [社会人] | | | | 真田さん、こんにちは。
θの範囲から点P,Qのx座標の範囲を求めるのではなく、DにP,Qが含まれるか否かで 点P,Qのx座標に関する不等式を立てましょう。
条件からDにおいて y=1のとき-1≦x≦1 (A) (∵)Dの不等式にy=1を代入して導かれる連立不等式を解きます。 (図示したDでy=1のときの端点の座標を求めてから、でも構いません。) ∴D上のy=1に対する幅は 1-(-1)=2 一方 PQ=2 ですので、P,QのDに対する位置関係の場合分けは以下の三つになります。 (i)P,Qが(A)の不等式の端に当たる点(1,1),(-1,1)にそれぞれ一致する場合 s=2 となります。 (ii)PのみがDの内部(境界含まず)に含まれる場合 s=(Pのx座標)-(-1)=… となります。 (iii)QのみがDの内部(境界含まず)に含まれる場合 s=1-(Qのx座標)=… となります。
後はそれぞれの場合で(A)を元にP,Qのx座標に関する不等式を立てて sに対応するθの値の範囲を求めます。 例えば(ii)の場合だとP,Qのx座標に関する不等式は -1<2sinθ<1,2sinθ-2<-1 となります。
こちらの計算では θ=π/6,5π/6のときs=2 0≦θ<π/6,5π/6<θ≦2πのときs=2sinθ+1 π/6<θ<5π/6のときs=-2sinθ+3 となりました。
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No.69 - 2008/05/16(Fri) 11:48:47 |
| ☆ Re: 連立不等式 / 真田 ♂ [浪人生] | | | | Xさん、返信ありがとうございました。なんとか解けました。とてもわかりやすい解説で
助かりました。ただ、ひとつだけ気になることがあります。
この問題の問題文に【線分PQに含まれる部分がないときはs=0とする。】
と書いてあるのですが、これにはどういう意味があるのでしょうか?
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No.75 - 2008/05/16(Fri) 21:01:08 |
| ☆ Re: 連立不等式 / X ♂ [社会人] | | | | 恐らく (iv)P,QがいずれもDの外部の左側にある場合 (v)P,QがいずれもDの外部の右側にある場合 を想定してこのような仮定をつけたのだと思うのですが、 問題の場合、このようなことはありえませんので無視しても問題ないと思います。
追記) >>θ=π/6,5π/6のときs=2 >>0≦θ<π/6,5π/6<θ≦2πのときs=2sinθ+1 >>π/6<θ<5π/6のときs=-2sinθ+3 ですが >>θ=π/6,5π/6のときs=2 を他の二つの場合に含めて 0≦θ≦π/6,5π/6≦θ≦2πのときs=2sinθ+1 π/6≦θ≦5π/6のときs=-2sinθ+3 としても問題ありません。
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No.78 - 2008/05/16(Fri) 22:47:39 |
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