★ やっぱりゴジラはアメリカ人には無理 / タロスケ
あのアメリカのトカゲ映画はハリーハウゼンの「原子怪獣現る」('53)のコメディ版リメイクだったと思うようにしてます。 まだ「原子怪獣〜」に登場したリドサウルスのほうがデザイン的にカッコいいです。 ハリーハウゼンのダイナメーション(人形アニメ)は今のCGに比べると動きがギクシャクしてますが、「地球へ2000マイル」のイミール(イーマ竜)や「シンバッド7回目の航海」のサイクロップスなど、魅力的なデザインのキャラクターと手作り感が楽しいです。
技術的には今のCGほうがはるかに凄いはずだけど、怪獣の重量感は日本の着ぐるみ式怪獣映画が一番表現できてたと思います。 特に第一作ゴジラの送電塔へノッシノッシ近づくシーン、「大怪獣バラン」でバランが四足スタイルで体をユッサユッサ震わせながら村落を破壊するシーン、「モスラ対ゴジラ」で、お堀に足を踏み外したゴジラが倒れこむように名古屋城を押しつぶしてしまうシーンなど・・・・CGでもダイナメーションでも表現できてない気がします。 画像は第一作「ゴジラ」でデパートの屋上にある鳥籠の後ろで吠えるシーンのゴジラですが、このゴジラの顔が理想です。
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No.1157 - 2010/04/03(Sat) 22:16:59