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記事No.1613に関するスレッドです


小磯良平記念館 / 遠来の友(タロスケ)
このお盆は、あんまり自由時間なかったのだけど、六甲アイランドにある神戸市立小磯記念館にだけ行ってきました。

小磯良平画伯の油絵は思ったよりラフなタッチだけど、ほんの一筆のタッチでものすごく細密で、人肌のリアルな質感が表現されていました。

アメリカの軍人さんを描いた絵の、欧米人特有の肌の質感を微妙な光の反射で捉えてます、天才の感覚です。

積み上げられた技術の上の鋭い直感を持った本物の画家の生の絵を観ることができて興奮さめやらぬ状態です。

記念館では、画伯のクロッキーや水彩画なども観ることができ、人体デッサンはいかに大事か実感しました。

僕もデッサンの勉強をもっともっと徹底的に勉強しないといけないことや、光の角度で、肌の色がどう変わるか一から勉強し直さないといけない事、実感しました。

来月は小磯画伯の肖像画特集した企画があるので、また見にゆきます。
阪神電車魚崎駅で、モノレール六甲ライナーに乗り換えてアイランド北口駅で降りたら小磯記念館はそのまま駅から繋がってる感じで、あまり歩かずに済みました。

人物がではないけれど、小磯画伯が昭和32年に描いた神戸の風景、おそらくご自身のアトリエの窓から見た風景がとても心に残りました。

絵は写真以上に時間を切り取ることができるのですね。
時代の空気うぃお感じて、しばしタイムトリップした不思議な時間を体験できました。

ところで、「ベニスに死す」近くのレンタル店に置いてない!
それでオンラインショップのアマゾンで検索したら、新品で送料込みで991円という廉価なDVDを注文できました。

オンラインショッピングって、案外リーズナブルかつ楽ちんでいいですすね。

No.1613 - 2011/08/16(Tue) 00:10:21