いま、空前の嫌韓=反日の時に、それを煽るようなことはしたくありません。 そこで今回は、オールドファンにはお馴染みの、あのプロレスラー、大木金太郎(金一=キム・イル)さんの子供の頃に可愛がっていた愛犬とのお話です。 http://d.hatena.ne.jp/bug6/20061229 その愛犬の碑には日本語で大木さんの以下のような想いが刻まれています。 私の幼いとき、山河を飛び回り共に遊んだ珍島犬よ! 日本軍の軍用防寒服を作るという目的で、 死の橋に引かれて行った姿が今も私の脳裏を離れない。 日本巡査の強圧に勝てず、 私は犬の首に縄をかけて巡査に渡し、ずっと泣き続けた。 珍島犬は日本の巡査に引かれ、 犬をCENSORED橋のほうへ向かいながら、 何度も何度も振り返りついに見えなくなった。 しかし 一時間後、脱出して私の元に舞い戻って 飛び回る姿に私は嬉しくて犬を胸に抱きかかえた。 私は珍島犬の首に縄をかけて死の道へ送ったが、 珍島犬は私を永遠の主人と思っていたのだ。 じゃれつくその姿が今も目に浮かぶ。 人間は互いに裏切り憎んだりするが、 忠犬は主人を裏切らずに最後まで仕えるという昔の言葉が、 今更ながら私たちに多くの教訓を与えてくれる。 しかし珍島犬を守ることが出来ず、 再び日本の巡査に渡すしかなかった。 最後まで世話をしてやれなかったあの日のことは、 今も涙が流れる。 あの時、あの時代、悲鳴をあげながら行った珍島犬の 悲しい涙を思い、私たちの過ちを許してくれるよう願いつつ、 この小さな石碑を珍島犬に捧げる。 『1994年10月3日 金一』 。 大木さんにとっては、人生最大の後悔であり、トラウマだったのでしょう。 これ読むと涙がでます。 防寒着を作るために日本軍が一般人の飼い犬を徴収したのは事実のようで、それは当時、日本の統治下にあった韓国だけでなく、日本国内でもあったようです。 ペギラさん「世界残酷物語」は何作か見て、そのシーンはかすかに記憶あります。 韓国の犬食反対運動のドキュメンタリーは数年前、旅先のビジネスホテルのテレビで偶然見たのですが、それは大変なショックでした。 食用にされる犬は、やさしい眼をした可愛い犬でした。 しかも、より恐怖と苦痛を与えたほうが肉がおいしくなるとか強壮によくなると信じられてるゆえ、言葉にできない残酷で猟奇的な屠殺方法でワンちゃんたちは食用にされます。 それはどんなホラー映画、スプラッター映画よりおぞましいものです。 そのテレビ番組では残酷なシーンはいっさいありませんでしたが、後日、ネットで画像を見て(そして具体的な屠殺方法を知って)ゾっとしました。 あれを見たら、とても許せるもんじゃない、韓国人は野蛮だと憎しみがこみ上げてきます。世界中から糾弾されるべき悪しき文化です。 大木金太郎さんの愛犬との逸話は、そんなショックを和らげてくれるものでした。 |