★ 博多の夜と影絵のファンタジー / 遠来の友タロスケ
昨日、数年ぶりの博多の夜を過ごしました。 「ゆたか」さん「おさむ」さん「ビストロ・カズ」さんの3軒に行きました。 3軒ともいわゆるフケ専バーです。 「ゆたか」さんは小柄な細いマスターだけど、とっても親切、年配のお客さんが英語で「ケセラセラ」を歌ってたのにびっくり。 「おさむ」さんはジャズが流れるシックなバーで50すぎのぽっちゃりマスターで、カラオケはあるけどトークが楽しい落ち着ける店です。 「ビストロ・カズ」さんはふっくらした60すぎのチャーミングなマスターで、とっても音楽通、僕の好きな山本潤子さんのことなどたくさんお話できました。 ハイファイセットのコンサートでヒゲの大川さんも歌ったことのある「瞑想〜メディテーション」英語版を他のお客さんがいないスキに思い切って歌ってみました。 最初の何小節かはかろうじてメロディをなぞらえたけど途中からメチャクチャで歌詞をおいかけられないメロディおいかけられないメロメロ状態になりました。 やっぱり洋楽、特にボサノヴァはむつかしいです。 7日はどこの博物館・美術館も休館だったので8日の午前11時に福岡市博物館で、影絵作家の藤城清治さんの原画展を見に行きました。 行ってよかった〜!! 影絵って、印刷やテレビで見るのと、光を通した現物を観るのでは大違い。 藤城画伯がカミソリで切り取って貼り合わせたセロファンの一枚一枚の重なり具合が手に取るように見えます。 作品は小さなものから大きなものまでたくさんあって、銀河鉄道の夜やセロ弾きゴーシュなど宮沢賢治作品もストーリーにそって展示してありました。 そして藤城さんの従妹である東郷建さんのことや東郷さんが出してた「ザ・ゲイ」誌の表紙なども展示してありました。
ペギラさん、牡丹の花って、色が深くて日本的な情緒がありますね。 緋牡丹博徒のお竜さん、山田五十鈴さんが歌った大陸歌謡「牡丹の曲」(知ってる人少ないと思うけど蘇州夜曲の姉妹曲のような服部メロディです)が僕のイメージです。
|
No.2560 - 2015/05/09(Sat) 00:29:54