★ 年末年始 / 遠来の友タロスケ
うちの会社(食品工場)は、新年の始業式の日に、改善発表会(仮名)というのがあります。 これは、社員全員に義務付けられている「職場改善提案」のうち、実際に効果があったものをスライドショー形式のプレゼンテーションとして、各部署の代表に選ばれた人が発表する地獄のような社内行事です。 今年は私が発表係なので、生きた心地がしません。 この発表があるからといって、現場で特別に時間がもらえるわけではありません。 事務系・総合職の部署は時間もらえるみたいだし、パソコンも使い放題なのですが、製造ラインの交替勤務の部署は不利です。 肉体労働の職場で、休み時間や就労後も労組の活動で忙しい上に、これがあるから自分の時間など持てないし、旅行もできなければ、休日もパソコンに向かってのファイルづくりと発表の練習です。 みなさん、工場努めって、ただ、会社へ行って、毎日決まった同じ仕事をして、仕事終わったら、解放されて、自分に戻れて、客商売の自営業などに比べれば、楽だと思うでしょ。
ところが、うちの会社はちがうのです。 仕事が私生活まで蝕んでいます。
職場の改善は、現場のものが考えなければならないという、会社の上層部にとっては都合のいい考え方で、とんでもなくしんどい目に合わされています。
また、うちの会社は労組と同じで、全員参加の名のもとに、自分に似合わない嫌な役回りを次々とやらされます。
6〜7年に一度まわってくる会社の厚生係とか、部署ごとの旅行の幹事とかも2年任期で、常に何かに縛られてるような強迫観念のようなものに囚われています。
団体生活が楽しいノンケの人ならともかく、そういったことが大嫌いな僕には辛いです。
最近はスナックとかにも全然行けてません。 ごぶさたいてるみなさん、ごめんなさい。
あっ!でも映画だけは気分転換」として観ました。 「ブレードランナー2049」と「DESTINY鎌倉物語」です。
旧作の「ブレードランナー」はなぜかノスタルジックな未来都市が描かれてましたが、この続編にもわずかにその要素はあります。 主人公には、心優しいホログラムの恋人がいるのですが、僕もホログラムおじさんでいいから恋人欲しいです。 「〜鎌倉物語」は「三丁目の夕日」の西岸良平原作のノスタルジックな世界そのもが実写化されてます。 江ノ電に乗ってみたくなりました。 画像は映画の中の”黄泉(よみ)の国”です。
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No.2715 - 2017/12/21(Thu) 12:09:18