★ 麦秋 / ぺギラ
数日前、図書館に行った折に『麦秋』DVDで観てきました。ついでに「いま、小津安二郎」という本も読んでみました。この本には小津監督の日常のスナップ写真が沢山載っています。 タロスケさんは「麦秋」に対して深くまで読んでいますね。ヘップバーンとはオードリヘップバーンだとばかり思っていました。時代は昭和26年の頃で確かに“少しブルジョア”ですね。ケーキなど子供の頃はまず口にすることは出来ませんでした。それは父康一の職業からも何となく感じました。私の親戚にも医者がいましたから。 あの砂浜のシーンのあの台詞も気にならなくはなかったです。でもまあ仕方ないと思います。個人の感じ方次第です。 『いま小津安二郎』とその他、関連した本を読んでみましたけど、こちら側の意味で好きになってしまいました(笑)もう会う事も出来ないけど。本によると明治生まれにしては上背もありガッシリした体格で、酒も飲むし、しかもオシャレです。 今回はあの頃みんな被っていた帽子をアップしてみました。左のパナマ帽は前後間違えて撮ってしまいました。時代背景が戦前頃までの映画をよく観ていると帽子を前後逆に被っているエキストラさんや俳優さんを見る事があります。
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No.737 - 2009/02/15(Sun) 10:13:15