★ No836の修正 / ぺギラ
すみません、訂正です。『1人息子』は大船ではなくて蒲田で撮られていた様です。ネットの情報(クレジット)をそのまま鵜呑みにしてしまったのが原因ですけど。
昭和十年頃になると、ほとんどの作品がトーキー映画で撮られるようになった。しかし、小津監督は名のある監督としては、最後までサイレント映画を撮り続けていた。というのも小津作品を撮っていたカメラマンの茂原英男が、トーキー映画を独自に研究していたため、彼への義理を果たすため、小津監督は茂原式トーキーの完成を待っていた。この間にまわりの監督達はほかの方式でトーキー映画をどんどん撮り始めていた。こんなわけで『1人息子』は完成したばかりの茂原式トーキーで、騒音のなくなった深夜の蒲田撮影所で撮影されたのである。この撮影で主役の母親を演じたのは茂原英男の妻、飯田蝶子であった。 と資料に記されていました。飯田蝶子さんはリアルタイムで覚えています。
|
No.844 - 2009/05/14(Thu) 16:47:54