「スイートチャリティー」、みました。シャリーマクレーン主演の有名な作品です。それぐらいしか、知りませんでしたが、歌って踊ってお芝居も、ラストの別離の感情表現も見事でした。こんな演技、日本人で、一体だれが?いいものはいいのだと、あらためて思いました。噂の二人でも、女性に恋する女性を演じられたり、陽のあたらない人間の悲しみを描いておられます。「マグノリア」の花たち」にも出演されていましたね。オスカー女優さんですよね。 香櫨園、下車していってみます、あの辺もずいぶん変わっているのかな?もう何年も途中下車してなかったです。 |
大伴昌司さんが少年雑誌で発表した、怪獣の身長・体重などのデータは、後に円谷プロの公式データとなったものもあるようです。 でも、大伴さんが怪獣の解剖図を少年雑誌に発表したとき、円谷一さん(英二さんの長男)は激怒したそうです。 今なら著作権やら何やらで大問題になっていたでしょうが、36歳の若さで亡くなった大伴昌司さんは少年雑誌文化のパイオニアとして、今も崇められてる部分もあります。 僕などは、どうしてもっと実際の映像作品にそった設定にしてくれなかったのか、後に柳田理科雄さんのトンデモ科学読本のネタにされるような、思いつきだけのいいかげんな仕事ぶりが悔やまれます。 特にメチャクチャなのは、ゴメスの天敵リトラが、身長5メートルで体重1万トンっていう設定(ちなみにゴメスは身長10メートルで3万トン・・・って重すぎるでしょ)。 その1万トンのリトラが入ったのサナギを3人の作業員が運んでるのはどういうわけ?って言いたくなります。 ウルトラマンの体重は、身長1.8メートルの等身大にして換算しなおすと体重が6トンになるそうです。 |
ウルトラQの後、ウルトラマン以降、空前の怪獣ブームになって怪獣の事は分からなくなりましたがレッドキングという蛇腹の怪獣は覚えています。 かなり凶悪な怪獣だったらしく、後年あの怪獣がヒントになった?(私の勝手な想像)と思われるスニーカーも発売されましたがその世代の人には敬遠されたようです。 大伴昌司さんの記事は読んだことが無いので知りませんが『製作サイドに断りもなく勝手に・・・』という事は仕事や諸々の事で当てはまるかもしれないし、やってしまいそうですね。 |
ペギラさん、ウルトラQで2回登場したのは、ペギラとガラモンだけですね。 ずっと以前にも書いたと思うんだけど、ペギラって、ペンギンのような鳥類ではなく、セイウチやアザラシに近い哺乳類的な顔をしてます。 子供のころからずっと不思議だったのは、ペギラって、空を飛ぶとき、あの形じゃなくて、黒い煙をモクモクとだしながら飛ぶ球状の物体に見えることです。 それがずっと、謎だったんだけど、ある怪獣ファンの友人が「あれはペギラの”核”なんや、ペギラはペギミンH(ペギラが苦手としている苔に含まれる物質)で体の組織が破壊されると”核”になってしまうんや」と語っていたのです。 え〜!そんな話きいたことないし、怪獣図鑑にもそんな事書いてない・・・と思ったんですが、実際の映像を見ると説得力があります。 (この説は誰が言い出したかは不明ですが、ある種の都市伝説のように一部の怪獣ファンに信じられてるようです) 怪獣図鑑には、ウルトラマンに登場したチャンドラー(ペギラの着ぐるみに角のような耳のような突起をつけた怪獣)は「ペギラの弟」と書いてました。 しかし、これに関してはウソでしょう。 だってペギラとチャンドラーは姿形は似てても、生態がちがいすぎるし、火山島でレッドキングに翼をもがれて退散する弱い怪獣がペギラの弟なわけありません(冷凍光線も吐かないし空も飛べないし・・・チャンドラーがペギラの弟なんて、ピグモンはガラモンの子供って言ってるのと同じでナンセンス、単に予算や撮影スケジュールなどの大人の事情で、同じ着ぐるみが流用されただけのことです)。 これはたぶん、当時の少年雑誌に怪獣の記事を書いていた作家の大伴昌司さんが勝手に決めたことです。 当時、大伴昌司さんはなぜ、ペギラが空を飛ぶときにモクモクと黒い煙をだしながら飛ぶのか言及してくれなかったんでしょう。 大伴昌司さんは少年雑誌という媒体を通して怪獣ブームを盛り立てた功労者ですが、製作サイドに断わりもなく勝手に怪獣の設定を決めてしまうので、当時の子供だった僕らの好奇心を満たしてくれた反面、後にいろんな矛盾をう生むことになります。 まあ、それはともかく、白黒作品に色をつけることは賛否両論あるでしょうが、ウルトラQのようなファンタジー作品に関しては賛成です。 白黒のオリジナルとは別の”新作”として楽しみたいです。 |
ウルトラQといえば、「東京氷河期」で舞台は“南極”と“東京”という事で怪獣物らしいスケールの大きい作品に仕上がりました。ネット調べですけど視聴率36.8%だったとか。カキコしているうちについ興がのってしまいます。 物語の中では南極の原子炉の爆発とか、とても他人事とは思えない(笑) もちろん早速動画コーナーを拝見しました。 あの「張り込み」もハラハラドキドキでした。 |
ペギラさん、今なおしましたが、ひとつまえの書き込みで呼び捨てになってました、ごめんなさい、しつれいしました! 渡さんの野良犬リメイクは松竹だったんですね。 ベテラン刑事と若い刑事のコンビは松竹では「張り込み」がありますね。 これも名作でした。 本多さんは黒澤さんとともに山本嘉次郎監督門下の盟友だそうですね。 高峰秀子さんの自伝には、山本監督は緊張した現場をパッと和ませるユーモアがあり、人間的に大きな影響を受けたと書いてあります。 黒澤さん、本多さんの成功も、そんな山本さんの人格によるものがあるのかもしれません。 僕はエノケンさんや岸井明さんが出演し、円谷英二さんが特撮を担当した山本嘉次郎監督の「孫悟空」(昭和18年)が観たいのですが、なかなか機会がありません。 動画コーナーに、ウルトラQのカラー映像を追加しましたので、YouTube動画を見れる環境の方はぜひ、覗いてみてください。 |
タロスケさんが仰った様に私が観たのは松竹の映画で1973年の作品です。渡哲也さんが主演でした。あまり映画館ではやっていないみたいです。でも迫力もあり見ごたえを感じました。 余談ですが黒澤監督の『野良犬』は助監督が本多猪四郎さんだったのですね。 あの頃昭和20年代前半の頃、町の様子とかとても興味があります。 映画の冒頭部分、犬の横顔が出てきます。これから何かが起きそうな、そんな冒頭の部分でした。 |
「野良犬」は昭和20年代の空気が濃くて黒澤映画のなかでも特に好きです。 淡路恵子さんて、グラマー女優的な扱いで、その後は和製モンローと呼ばれた時期もあったと本で読みました(全然似てないのに)。 「野良犬」のリメイク版って、渡哲也さん主演で日活が作った話は聞いたことありますが、ペギラさんがご覧になったのはたぶんそれですね。 って、手元に資料がないので、案外、何度もリメイクされてるかもしれません。 みゆきさんの「春なのに」YouTube動画が秋雄さんやペギラさんに気に入ってもらえてうれしいです。 動画を投稿されたのはみゆきさんのファンの方ですね、ありがとうございます。 ところで、関西にお住いの映画ファンに素敵なお知らせ。 西宮市大谷記念美術館で、今日、6月4日から(7月中旬まで)、映画評論家でグラフィックデザイナーでもあった故・野口久光さんのポスター展が開催されます。 阪神電車の各停駅の香櫨園から徒歩6分ということで、閑静な住宅街の中にひっそりたたずむ綺麗な美術館らしいです。 生前、野口さんは李香蘭(山口淑子)さんを歌手として高く評価しておられて、音楽も含めて芸術全般に精通した方で、イラストのタッチも独特の素晴らしい魅力があります。 片道1時間40分かけて、行ってみようかな?と思います。 この野口さんの作品展は東京でも開催されたようで、そのうち全国各地で開催されるかもしれません。 http://www.nishi.or.jp/contents/00016112000400034.html |
私も「春なのに」、早速拝聴しました。でも歌詞が素晴らしいですね。 「野良犬」はあの踊るシーンは妙な感じで又何かドタバタした感じでちょっと・・・。笑わなかったけど、引いてしまいました。 「野良犬」のリメイク版も観ました。 写真は東京の下町風景です。 |