私も「砂の器」のテレビ版は観ませんでした。でも映画の方は泣かせる映画という感じで良かったです。でも最後の方は妙な感じで終わりました(笑)あの建物も内装が変わったのかちょっと分りません。地面を掘り下げてホールが半地下にあるような作りになっていて、地上部分の出っ張りはあまりないような設計になっています。強いていえば地上2階でしょうか。 以前(1972年)ソ連映画で「惑星ソラリス」というのがあります。あれも、未来都市の風景として東京の首都高速道路が使われていますが、丁度それを見た様な気分です。毎日見ているのでナーンダというかガッカリしたような。そのような気持ちです。 |
映画版「砂の器」サウンドトラック盤は何種類かありましたが組曲「宿命」だけを収録したもの(約40分)をアマゾンで発注しました。 この映画の音楽監督は芥川也寸志さんですが「宿命」そのものの作曲・編曲は菅野光亮(かんのみつあき)さんだと、今になって判明しました。 菅野さんはその後も映画「鬼龍院花子の生涯」やテレビドラマ「白い地平線」などで活躍されたあと、1983年に44歳の若さで亡くなられたこともわかりました。 惜しいです。 僕は見なかったのですが2回目のテレビ版(中居くんが和賀英良)では、音楽を千住明さんが担当したそうですが、「宿命」は千住さんが新たに作曲したものでなく、あえて菅野さんの曲を再編曲したそうです(それを知ってたら、きらいな中居くんでも我慢して観たのに・・・)。 その前の1回目のテレビ(佐藤浩市さんが和賀英良)は観たけど印象が薄く、小六禮次郎さんが音楽で、「宿命」も小六さんのオリジナルだったらしいです。 クライマックスの演奏シーンの会場は、映画版もテレビの中居くん版も同じ埼玉会館大ホールだったそうですが、中居くん版の時は改装されてたそうです。 山下公園もいろんな映画のロケに使われてますね。 (志穂美)悦っちゃんの「帰ってきた女必殺拳」とか、テレビ「サインはV」のジュンが病院を抜け出すエピソードとか、あとマリンタワーは「三大怪獣地球最大の決戦」でキングギドラに壊されてます。 横浜球場の近くにある放送文化センターは2回行きました。 ちょっと古いつくりの昭和っぽいビルがあったり 横浜はエキゾチックでノスタルジックです。 でも、中華街でお昼を食べた店はハズレで、関西では考えられないくらいお店の人の接客態度も悪かったです。 PS.今発売されてる「週刊文春」で「パパス」2ページ見開き広告でライブドア前社長、平松庚三(こうぞう)さんのお姿を見ることができます。 ”ひらまっちゃん”ファンの方は要チェック。 http://www.kozo-japan.com/ |
「ウイラード」があまりにひどい映画だったので、続編の「ベン」もなんだか安心して見られなかった記憶があります。 「ベン」はハッピーエンドで最後まで少年の友達としてハッピーエンドで終わり、マイケルの歌が優しい流れてくるのでした。 |
レンガ倉庫は一部を除いて(映画やTVの撮影用?)新しく変わっていくという噂が…。 映画の事ですが、続編映画の「BEN」は後味は悪くなかったと思います。最後に裏切りのある「ウィラード」と混同しているのでは? |
この掲示板はパスワードを入力しておけば、投稿の順番に影響なく後で直せるので、僕も「副」→「福」に直しておきました。 横浜錬が倉庫は、観覧車の上から見たことありますが、間近には見たことありません。 何かのイベントで行く予定はあったのですが、映画やテレビドラマで観るだけです。 ランドマークタワーじゃないんですが、横浜の夜景が見渡せるカプセルホテルに泊まったことあります。 どこかの高層ホテルの1フロアが低料金のカプセルになってるんですが、今となっては思い出せません。 横浜のゲイバー(品のいいお店)でタクシーを呼んでもらって、そのホテルまで行ったのですが、タクシーの運転手さんが”与那嶺さん”みたいな沖縄系の人で、ハンドルを握る後ろ姿も男らしい素敵な人で、目的地に予想外に早く着いてしまったのが残念でした。 そのお名前(与那嶺さんじゃない)とタクシー会社もメモ書きをなくしてしまったのですが、夢のような夜でした。 今はお酒はほとんど飲まないけど、当時は無理して飲んでたので、とっさにいいアイデアが思いつかなかったのです。 ペギラさんの写真を見て、また横浜に行きたくなりました。 |
伊福部さんの「ゴジラ」の音楽について語られる時に、よくストラビンスキーの「春の祭典」が引き合いに出されます。 原始的な”ひなびた野趣”が伊副部音楽の魅力とも言えます。 怪獣が出現する前触れのような不安な空気を表現するのも伊福部さんの音楽は独特のものがあります。 昭和33年の「大怪獣バラン」で、漁船が襲われるシーンも、不安な前触れの表現がなんとなく後の「ジョーズ」に似てます。 伊副部さんの表現方法は、欧米の恐怖映画とはずいぶん違ってて、怪物(ゴジラであったり大魔神であったり)に対する畏敬の念が感じられます。 それが外国の怪物映画との決定的なちがいです。 それはジョン・ウィリアムスでさえ到達できなかった芸術の極みだと思います。 「ジョーズ」公開時、映画館を出た友達が「昔の日本の怪獣映画みたいだった」と言ったんだけど、僕も同じ感覚を感じてました。 当時の映画評論家は「ジョーズ」を「映画音楽の革命だ」なんて騒いでたようですが、「キネマ旬報」の読者ページに「ジョーズ」と「ゴジラ」の類似性を指摘した投稿が載ったとき、とても共感してうれしかったことがあります。 また、当時の映画評論家というか、お偉い映画ジャーナリズムが日本の(伊福部さんの)怪獣映画を見てないし伊福部さんの音楽なんて聴いてないこともよくわかり複雑な気持にもなりました。 なお「ジョーズ」のテーマによく似ていると言えば、伊福部さんにかわって「妖星ゴラス」(昭和37年)の音楽を担当した石井歓(ひろし)さんの”ゴラスのテーマ”が一番よく似ています。 石井さんはあえて意識して伊副部さんと同じ手法を選んだと思います。 メロディア・オスティナータという同じ旋律を積み重ねるように繰り返しす手法で、ジョンウィリアムスの「ジョーズ」もその手法です。 ジョンさんの場合は、ところどころ積み上げたメロディを崩す”崩し方”が伊複部さんそっくりでした。 外国映画で、あんな音楽の作り方をしてるのを初めて聴いて「日本映画みたい」と思うのは当然です。 「美女と液体人間」などの佐藤勝さんはまたちがうタッチでしたね。 「ガス人間第1号」の宮内国郎さんはのちに「ウルトラQ」でも使う音楽で、クライマックスシーンの盛り上がりはまさに日本映画史上の名伴奏だと思います。 「モスラ」の古関裕而さんは「長崎の鐘」や「阪神タイガースの歌(六甲おろし)」などの歌謡曲の大作曲家で伊藤久男さんが歌った「イヨマンテの夜」のバックのアレンジなどはもろモスラです。 幼い頃のマイケルが主題歌を歌った「BEN」は公開当時、映画館で見ました。 ネズミと少年の友情がテーマだったような、だけどちょっと後味の悪い映画だったような、マイケルの歌う主題歌は切ないラブバラードでした。 マイケルとは生まれ年こそちがうけど、4月でくぎる日本式だと同級生です。 いろいろ無理してたんだろうなあマイケル。 御冥福をお祈りします。 |
私は「禁じられた遊び」です、その次は「夜霧のしのび逢い」でした。あの頃はお金がなかったので、シングルかテープ(オープンリール)の小さい奴に録音して聞いていました。やはりもっと良い音で聞きたくなり装置もとっかえひっかえして、又ステレオも進化して、昔から比べると今が夢の様です。 その前(シングル以前)はぜんまい仕掛けの蓄音機のSPレコードでした。 「砂の器」はとても良かった映画で、日本の映画もやれば出来るじゃん、と思いました。 最後のシーンの・・・。 彼の全人生を叩きつけた大交響曲「宿命」が、日本音楽界の注目の中に、巨大なホールを満員にしての発表の、丁度その日だった。とあらすじにはなっています。 このホールの事ですけど、実は私の実家の目の前の建物がロケ地として使われたようです。最後になって見たような建物が出てきたのでびっくりというか拍子抜けしてしまいました。かなり上から俯瞰して撮っていますけど、どうやって撮ったのでしょうか。 それとジョーズの音楽はストラヴィンスキーの春の祭典「生け贄」の部分にそっくりです。 |
初めて購入した映画サントラ盤(と言ってもシングルですが)は、「BEN」のテーマでした…合掌。 映画のサントラ盤はマイソングや我が愛しのジェニファー、インターナショナルベルベット、天使にラブソングを1・2とか持っていますが、邦画で買い求めた大野雄二さんの「犬神家の一族」から横溝正史・金田一シリーズ物を買い漁りましたね…石坂金田一は最近のリメイクのCDのサントラ盤に、新旧両方音楽が入っているのが嬉しいです。西田金田一盤は歌付きが(笑)。渥美金田一「八つ墓村」は、同じ松竹の「砂の器」に匹敵する音楽だと思います。 また、会社の壁を越えた金田一映画音楽集では中尾彬金田一の音楽を聴く事が出来ます(確か、大林宣彦さんが作られた記憶が)。また映画では無く、金田一・横溝正史の小説からイメージして創られたオリジナルアルバムには人気のハネケンさんが作った曲も有ります←後々に、音楽担当したTVの「三毛猫ホームズ」に流用してしまったそうですが(笑)。 |