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Ozawa Board <小澤板>

The U.S. Ozawa Allies(USオザワ連合)主催・小澤征悦氏ファンのための掲示板です。
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幽霊はここにいるin富山 / りう
皆さん、こんばんは。
吹雪降りしきる倶利伽羅峠を車窓に見ながら、なんとか無事富山から戻って参りました。まだこれからご覧になる方、たくさんいらっしゃると思うので、余りネタばれにならない程度に、感想を書いていきたいと思います。

オーバードホールのテニスコート7枚分もあろうかと言われている大舞台を仕切っての「ステージオンステージ」。舞台裏の様な入り口を潜り抜けて着いた客席は600程のパイプ席。舞台、観客席の感じは、串田さん、緒形さんが共演されていた「ゴドーを待ちながら」を思い浮かべて頂ければよいかと思います。あの時、客席で面白そうに見てらした小澤さんが、今度は舞台の上です。
串田さんの代役を勤められた内田さんの熱演と鞠谷さんの、元タカラジェンヌの素晴らしい歌声、キビキビした素早い展開と音楽劇とでも言えそうな(ナレーションは全て歌)味わいある構成、そして何より小澤さんの1人舞台の「場」を含めた3幕18場2時間45分に、私としては大満足でした。
「舞台と観客の融和」という課題も客席の手拍子を巻き込んだ、ラストの出演者全員歌い踊るサンバ風フィナーレで目的は達せられたのではないでしょうか。(このフィナーレで小澤さん、ジェンベを叩いてました。すっごくノッて駆け回ってましたよ)
と、とても楽しい舞台でしたが、私なりの疑問点が3つありました。(偉そうなこと書いてごめんなさい)
1つ目はラスト近くの「ミサコが深川に電話する場」。原作では深川が喋っている前の場と時間的距離があるために、この「場」が「ミサコが一人で喋る場」(実際に深川の応対がない)として違和感なく存在するのですが、実際のステージを見ていると、ステージ上に深川役の小澤さんが、そこに伏せって[居る」にも関わらず、その隣で「ミサコの一人芝居」となっているので、「そこにいるのにどうして応対しないの?」という素人疑問を起こしてしまうのです。勿論この時ライトを浴びているのはミサコだけなので、舞台の決まり上、問題ないのでしょうが..
素人的にはこの場は深川が退場していた方がしっくりしたのですが。
2つ目は最後のどんでん返しを経て、深川役たる小澤さんが、安易に現状を受け入れてしまうこと。原作でもそうなっているし、時間の都合上仕方ないのかもしれませんが、もう少し思い悩んでもよかった気がします。その部分をもうちょっと丁寧に描くか、演技のリアクションを大きくすれば、もっと良かったように思えました。
3つ目は見終わった後、心にドンと残るものがない、ということ。「ワニ素手」の時には「ワニ」が形而上的主題として心に重くのしかかってきたのですが、この「幽霊」はフィナーレが余りにも楽しいが故に、家路についた後、「楽しかったね」の一言で終わってしまいそうな気がします。もう少し、見終わった後、「幽霊って何なんだろ」と考えさせる核が一番最後にあってもよかった気がします。
とはいえ、2時間半程の時間と5千円弱のお金は決して無駄にはなりません。これから見られる方、楽しみに待ってて下さい。
見られない方は来年を楽しみに待ちましょう。
まだ、松本、びわ湖があります。出演者の皆さん、体にお気をつけて頑張ってください。

No.5836 - 2006/02/06(Mon) 18:54:04

Re: 幽霊はここにいるin富山 / かつ吉
りうさん、こんばんは。
『幽霊〜』の観劇レポートありがとうございます。
舞台、楽しまれたようでなによりです。
悪天候の中お疲れ様でした。

No.5837 - 2006/02/07(Tue) 00:23:56

Re: 幽霊はここにいるin富山 / てんこ
こんばんは。

>りうさん
レポート、ありがとうございます〜〜。
フィナーレの様子を伺って、最近行った「ベガーズオペラ」を思い起こしてしまいました(^^;
舞台も状況も、そしてストーリーも全然違うお芝居だと思われるのですが、その「楽しいフィナーレ」が余韻を残さない、という点に共感いたします。
小澤さんの「一人舞台」の場があるこのお芝居、是非とも機会がありましたら観にいきたいです。 東京進出を心より願っています。

No.5838 - 2006/02/07(Tue) 00:45:24

質問です。 / まめっち
はじめまして、読んでいるととてもおもしろそうなので、小澤ファンである私も是非、生の小澤さんを見てみたいのですが、(テレビでしか見た事がないので・・・)働いている身としては、どの場所も遠くて、せめて土日ならまだいけるんだけど・・・この舞台は大阪や奈良ではしないのでしょうか?
No.5839 - 2006/02/08(Wed) 15:05:10

Re: 幽霊はここにいるin富山 / かつ吉
まめっちさん、こんばんは。
今回の舞台は、富山、松本、びわ湖、の3ヶ所だけの公演のようです。
今後、奈良や大阪で上演されると良いですね。

No.5840 - 2006/02/09(Thu) 00:51:06

Re: 幽霊はここにいるin富山 / まめっち
かつ吉さんへ

そうなんですか〜残念!教えていただきありがとうございました。

No.5843 - 2006/02/10(Fri) 15:26:13

Re: 幽霊はここにいるin富山 / まーめ@ホールのすたっふ
りう様
ご来場ありがとうございます。
何を隠そう当ホールin富山のスタッフなのでした(^^)
ふっとススっとこちらのページに飛んで参りました。
遠方からお越しだったのでしょうか!?本当にありがとうございます。
我が劇場にとりましても、ステージオンステージは色々な面でスケールの大きな仕事なので、毎回が緊張です。
しかし、こうして喜んで下さったお客様のコメントを拝見すると本当に嬉しいです。といっても、成功の鍵は上演作品…に関わる出演者とスタッフのカンパニーの輪なんですけどね。
舞台袖の役者さんも、富山が初日だったので緊張していらっしゃいました。でも、なかなか本番は良い感じ!残すはびわ湖ですね。素敵に幕がおりるといいなぁ。またご来県下さいね!

No.5844 - 2006/02/12(Sun) 23:39:55

Re: 幽霊はここにいるin富山 / りう
>まーめ@ほーるのすたっふさま
返信有難うございました。その節はお世話になりました。
席の表示が小さかったので、皆さん席が分かり難く戸惑っていらっしゃる(実は私もその一人)ようだったのですが、案内の方がてきぱき対応されていて、とても助かりました。
それに、いろんな仕掛けがあって、舞台だけでなく、舞台裏諸々のことも、とても楽しめましたよ。スタッフの皆さんのご苦労あってのことだと思います。
遠方名古屋からはるばる参りましたが、(ダンナに「ばか」と言われ続けている)十分その甲斐はありました。機会があったら、また伺わせて頂きたいと思います。
寒い中、大変だと思いますが、皆さんの笑顔を支える大事なお仕事、
ぜひ頑張ってくださいね。

No.5845 - 2006/02/13(Mon) 10:20:38

Re: 幽霊はここにいるin富山 / あすか
皆様、お久しぶりです。
以前お邪魔させていただきました「あすか」です。

このたび、松本での舞台を拝見させていただきました。
で、結論ですが・・・。

本当に富山で諦めなくてよかったです。
無理をしてでも松本まで足をのばしてよかったと心から思いました。
テレビの画面でしか小澤さんのお姿を拝見したことのなかった私が、目の前で演ずる小澤さんを目にすることができるなんて・・・!
私は思わず見入ってしまっていました。

私は「幽霊はここにいる」の原作を存じ上げているわけではありませんし、過去に上演された同演目を拝見したことはありませんが、今回のお芝居はとってもおもしろく拝見させていただきました。
舞台の演出もところどころ楽しませていただきましたし、なにより出演者の方々が、みなとても生き生きとご自分の役どころを演じてらっしゃるのがステキでした。(小澤さんのことは改めて申し上げることでもございませんね。)

客席が3方向なら、舞台の袖も上手下手で上下、そして本来ならありえない客席向かって正面にまたひとつ・・・。
本当に面白く見せていただけました。
小澤さんが「ミセス」の中のインタビュー記事の中でおっしゃっていた「串田さんの世界」がくまなく描かれていた舞台だと思いましたし、演出方法もとても勉強させていただきました。

小澤さんも、あの、「深川啓介」から本来の自分を取り戻し、「幽霊」と決別する場面を、とても上手に演じられていたと思います。
もともと、「深川啓介」と「幽霊」の間はすでにぎこちなく、いつ破綻してもおかしくないような関係になりつつあったところにやってきた本物の「深川啓介」と自分の「母親」・・・。
それをきっかけにやっと本当の「自分」を取り戻していく「深川=吉田」の姿を、小澤さんは大げさなアクションもなく、表情の演技だけで大変うまく演じてらっしゃったと思うのですが・・・。
はじめは呆然としていた彼が少しずつ自分を取り戻していく場面では目が離せませんでした。
大変上手な役者さんだと改めて思いました。

また、小澤さんの舞台があれば、どんなことをしても見させていただきたい決意を新たにしてしまいました。
・・・でも、大都市に出るにはあまりにも遠いです・・・(>_<)
次回の舞台も、地方でやっていただけたら・・・と願わずにはいられません。

最後に・・・。
小澤さん、本当にステキな方でした。
もっと早くに彼のことを知っていたらよかったなぁ。

No.5851 - 2006/02/17(Fri) 19:29:27

松本最終日 / かつ吉
12日の松本に行って来ました。

キャスト総出演の歌と演奏の賑やかなオープニング、小澤君は一際目を引く存在感があって頼もしかったです。
内田さんとの掛け合いもテンポが良くて楽しく観劇できました。

この日の客層は小学生の少年から和装のご婦人まで正に老若男女という感じ。
私の右隣は娘役・通山さんのファンらしき青年2人。
左隣は…えっ〜と、空席?
いえいえ、もしかしたら幽霊が観劇に来ていたのかも…。

観劇プログラムは入り口で一色刷りのものを配布していたので販売していませんでしたが、串田さんが『幽霊〜』の演出の為に描いたスケッチをまとめた絵本が販売されていました。
この絵本、中身が充実していてお買い得!
観劇後の今も舞台を思い出しながらページをめくっています。

あすかさん
大満足の舞台観劇だったようで良かったですね。
これからも小澤君を一緒に応援していきましょう!

No.5853 - 2006/02/18(Sat) 18:52:13

Re: 幽霊はここにいるin富山 / りう
皆さん、こんばんは。
最近、回転がとっても速くて、ちょっと見てない間に皆さん書き込まれるので、今ダンナの手からパソコンを奪い、書き込んでいるりうです。

>あすかさん
無事、松本が見られたようで本当に良かった!
実験劇場、その名の通り、「実験的」な舞台配置だったようですね。
その劇場を観に行くだけでも、行ってみたかったのですが、いくら私でも、さすがに2会場は資金的、時間的に無理でした。
(ま、1会場見てこられただけでも幸運だと思ってます)

>かつ吉さ〜ん
松本行かれたのですね。お話伺って嬉しくなっちゃいました。
「絵本」!私も売っているのは把握していたのですが、行きも帰りも時間がなくて(何せ日帰りだったので)、売り場は込んでて、結局内容も分からず仕舞い。欲しかったな。もし、今度再演があるのなら(また売ってくれるのなら)ぜひ購入させて頂きたいと思ってます。

ということで、レポ有難うございました。

No.5854 - 2006/02/18(Sat) 20:32:44
幽霊が見えてかも…? / ふなこ
みなさま、こんばんは。
びわ湖ホールでの「幽霊はここに〜」の公演を見てきました。
関東在住ゆえ、京都での1泊観光ツアーとなり結構満足度高いです。

さて、びわ湖ホールでの公演の感想を。
はじめにお断りしておきますと、私は原作を読んだことありませんし、演劇鑑賞も殆どしたことがないので、的外れになるかもしれません。
そのあたり割り引いて読んでいただければ、と思います。

私、舞台上の両脇に舞台との高さの差20?p位の場所に設置された席で
鑑賞しました。この席、結構ビミョーでした。
最初は「ワーッ!役者さんが間近で見られるー。」と単純に喜びました。確かに役者さんの表情、衣装よく見えました。
が、全体が見えにくい。特に小澤さん演じる深川啓介(桂木もケイスケだったような)は、私の席とは逆の場所での演技が多くて、私小澤さんの背中ばかり見てたような…。
かなり私情が入ってますね、ごめんなさい。

内容ですが、悲劇なのか喜劇なのかよく分かりませんでした。「クスリ」という感じの笑いを誘う台詞があちら、こちらにちりばめられてはいるのですが、会場全体を巻き込む勢いは、なかったように感じました。フィナーレは、盛り上がってましたけど。

でも、小澤さんの熱演は伝わりました。幽霊の存在は、深川の演技なくしては、分からないのですが、私にはさもそこに存在するかのように
感じられましたから。

小澤さんの熱演もさることながら、毬谷さん、内田さんの熱演が印象に
残りました。

No.5848 - 2006/02/17(Fri) 01:19:17

Re: 幽霊が見えてかも…? / りう
>ふなこさん
お久しぶりです。びわ湖でのレポ有難うございました!
そっか〜、小澤さんの芝居している向きと反対になっちゃんたんですね。ちょっと残念でしたね。でも、熱心に芝居されてる姿勢は感じられたのではないかしら?
余り近すぎるのも良くないというのは、「ワニ」の時、私も経験しました。何しろ1番前だったので、役者さんは良く見えるけれど、全体像が見えてこない。芝居鑑賞の位置としては、余りお勧めできませんね。
(ただ最後の挨拶してる時、メガネを取った小澤さんの光る目がよく見えてラッキ〜!だったんですけど)

とにかく、富山、松本、びわ湖ととても好評のようで、成功と言えるようですね。要の串田さんがいらっしゃらないのに、皆さん本当に良く頑張られたと思います。関係者全員の方々に改めて御礼を言いたいと思います。

No.5849 - 2006/02/17(Fri) 09:46:10

Re: 幽霊が見えてたかも…? / ふなこ
りうさん いつも情報有難うございます。
富山公演のレポ とても参考になりましたわ。

ミサコの電話って、これね、とか最後の小澤さん演じる深川の吹っ切れ方等。あれはあれでいいのかも、私なりに納得しました。

小澤さんは、体全体で表現されることが本当にお上手で、舞台での演技に向いていると思いました。再演を願ってます。

No.5850 - 2006/02/17(Fri) 19:14:12
「ほたるの星」スカパー放送 / りう
皆さん、こんにちは。
前に祐子さんが教えて下さった情報です。
スカパーch319での放送、2/16(木)が12:00〜、2/17が10:00〜、2/18が8:00〜でした。関連サイトを貼ろうと思ったら、PC壊れたので、申し訳ありませんが、時間のある方、お願いします。

ま、スカパーなんで、あんまり見る人いないと思うけど。
お知らせまで。

No.5847 - 2006/02/16(Thu) 10:19:03
「雪に願うこと」5月公開 / りう
皆さん、こんにちは。
YUKI`s Houseのユッキーさんから情報を頂きました。
(すみません、まずかったら削除して下さい)

「雪に願うこと」5月公開だそうです。私が前お伝えした初夏(5月も初夏?)より早まったようで、嬉しいです。

5分前後しか出ない(なのに何故そんなに騒ぐ?)そうですが、期待してます。
でも、佐藤浩市さん、いいな〜(って、ここ誰のサイト?)

No.5846 - 2006/02/14(Tue) 11:08:18
ミセス3月号 / りう
こんにちは。YAYOIさんから情報頂きました。(YAYOIさん、ほたるさん有難うございます。差し支えるようなら削除して下さい)

「ミセス」3月号222ページに見開き2ページでインタビュー記事が載っています。

参照http://books.bunka.ac.jp/

大きな白黒の写真が左面、右面が記事で、今度の舞台のことなどを、
語っています。

映画がとてもお好きなようで、嬉しいです。

No.5841 - 2006/02/09(Thu) 11:23:02

Re: ミセス3月号 / YAYOI
りうさん、皆さんこんにちは(ちょこっとぶりです(^^ゞ)。

>りうさん
 「ミセス」情報を上げていただき、ありがとうございます。
  (私がupしなきゃ…でしたね(^^;))
今回の記事は、舞台についてのお話もされています。
 今までの『さくら』『わに〜』と今回の『幽霊〜』についての
 小澤クンのコメントも興味深かったです。
 写真は白黒のせいもあってか、結構シブめ…かな?!

りうさんに教えていただいたHPを見て、目次を再確認
したところ、お母様・ヴェラさんの記事もあるようですね。
お姉様・征良さんと大江健三郎さんの対談が「巻頭特集」
だった事まではチェックしたのですが、ヴェラさんの方は
わかりませんでした。
気がつけば「小澤ファミリー総出」という感じですね(笑)

No.5842 - 2006/02/09(Thu) 17:04:26
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