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WACHI’S BBS
★
花粉症
/ エリーゼ
引用
あれであれの時にあれで失礼しました(笑)。花粉症もありましたね。最近ことごとく、会う人(共通の某友人も含む)に「(周囲から理解される)今の時代の方が過ごし易い。昔はアレルギー性鼻炎として片づけられ、ひとり孤独に耐えていた。」と聞かされ「私もそうだった」と共感の嵐。去年もこんな話題でしたっけ?とにかく、ひとりじゃないよ!今年は最新マスクの人が多いですね。
北村想さんって、昔スズナリとかに見にいった、その…ですよね、きっと。あ、ソウルテイカーの方は前編のみ読了しました。
ところで「てるてる家族」、太陽くんの起用はこのためだったのか!?という楽しい展開になってきましたね。今日見れなかったので、どうなったか、わくわく。
No.234 - 2004/03/13(Sat) 02:18:16
☆
Re: 花粉症
/ べっち [
Mail
]
引用
>エリーゼさん
はじめまして!
アチキも花粉症では悩んでいました。今年は少ないって話だったのに、なんか「集中濠粉」みたいですね。
みたいですね、って他人事な書き方なんですが実は他人事。18の春にいきなり花粉症になって、以来シーズンはティッシュのボックスを持ち歩き(もちろんゴミ袋も)、マスクに伊逹メガネ、ひどい時はゴーグルだったのですが、大学が林学科で杉林を歩き回っていたせいか(春休みのバイトは杉林の測量ですわ(T_T)、もちろんゴーグル)、卒業の頃にはほとんど症状が出なくなりました。
もちろん「林学科療法」は危険ですので、いい年をした大人は真似しないで下さい。
一説によれば、杉林を彷徨しているときにショッカーに攫われて、「花粉人間」に改造されたという話も。周りに花粉撒き散らすぶん自分は免疫あるのね、えらい迷惑。
>和智君
先日「七夜物語」読了しました。やっぱ3回読んだ。
これは特に伏線の張り方が面白いね。2度目、3度目を読むときは、話の前後のページを繰るのが忙しくって、最初より余計に時間がかかっています。詳しい感想はまた後日。
では!
No.235 - 2004/03/14(Sun) 01:47:03
☆
Re: 花粉症
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
まずはエリーゼさんへ。この前は大変失礼しました。ごめんなさい。
それで、ええと……
北村想さんは、そうです(シャレじゃなくて)、劇作家の北村さんです。最近は小説も「怪盗二十面相・伝」だけではなく、子供向けのミステリー、冒険小説も書かれているようです(そっちも読もうと思っているんですけどね)。
確かに、昔は「花粉症」なんて言葉、聞かなかったですよね。……というワタシも、花粉症はもはや十年選手。今年は確かに例年と比べると、大したことなくて助かってます。薬を飲めばクシャミ鼻水諸々症状は抑えられるけど、副作用でホントにぼーっとなって、事実上、仕事ができなくなっちゃうんで。
べっちくんへ
それだけ杉花粉まみれになりゃあ、身体もウジウジしてらんないってことですかねー。
それから、「七夜物語」……3回も読まなくてもいいのに……
No.236 - 2004/03/15(Mon) 05:14:21
☆
Re: 花粉症
/ エリーゼ
引用
>べっちさんへ
林学科って憧れます〜。エコロジーの実技は大変なのでしょうけど、毎日が林間学校みたいで楽しそう。べっちさんの林学科療法(笑)とは、この何年かでも話題になった、杉花粉を体内に取り込み(飲み)免疫をつくる療法をそのまま実践したものですよね。やはり効くのですね!(以前にも、それが効いたと言っていた友達いましたよね、和智先生。)でも効果が出る前の林歩きはさぞかしつらかったのでは?今度、林のお話きかせて下さい。
>和智先生
しまった、てるてる家族、結局見逃しました。今日はもう開き直って宇宙人でしたね。
No.237 - 2004/03/16(Tue) 01:47:45
★
一人のオッカケとして
/ べっち [
Mail
]
引用
小説家和智正喜のメジャーデビューからのオッカケとしては(ってそのワリに作品チェックがおろそか(^_^;))、ライダー二部作、そしてソウルテイカー上下巻は、心地よい裏切りに満ちていた。
小説家和智正喜は優しい男である。どうしても主人公たちが窮地に立っても、トコトンまで苛め抜けない。そういう意味では「今風」ではないのだろう。
ライダー、そしてソウルテイカーでも「苛め」の程度が甘いという声もあろう。それでもこれまでの和智の作品からすると、主人公(達)の辛さはパワーアップしている。
旧作が手元にないのだが、主人公達の辛さがますほどに、そこを突き抜けた希望は輝きを増していると思う。
そう、やっぱり小説家和智正喜は優しい男なのだ。
主人公達の辛さを共有する、優しい男なのだ。
小説家和智正喜、アチキはそんなあなたの物語が大好きだ。
PS 友人として、和智君、今度伊勢屋あたりで飲まない? 京介君の家も教えて欲しいし。
PS2 ライダー一巻で好きな設定・・・ 「量子コンピューターは30年後でないと実用化されない技術だが」って、30年経っても実用化されてません(T_T)。こういう「出鱈目」が1971というリアリティを支えてんだな、とウルウル。あえて実現していないものを、登場させるこのセンスの良さね。
No.231 - 2004/02/23(Mon) 00:29:23
☆
Re: 一人のオッカケとして
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
しまった。
前の投稿でもあまり褒められていて、どんなレスをつけたらいいものか悩んでいるうちに追い打ちをかけられてしまいました。
ホントに御無沙汰してるんで、飲みましょ。
あ、ちなみに量子コンピュータは30年後には原理的な目途はついている、という意味だったのです……
No.232 - 2004/02/23(Mon) 02:37:11
☆
Re: 量子コンピューターの件
/ べっち [
Mail
]
引用
どもども、早速のレスサンキュでした。追いつめるつもりはなかったのですが・・・(^_^;) お酒が入ってほどよく気分が盛り上って、ついつい連打してしまいました。
っで、件名について。もし先のカキコが皮肉、みたいに取られたらごめんチャイ。単純に個人的に受けてしまったのですよ。
たとえば1997年はHAL誕生の年で、SFファンとしては「2001年」以上に97年というのが特別な意味があった。
そんな感じで、量子コンピューターってのが現存しないのに、71年の時点で30年後にならないと・・・ と書かれているのが、もう一つの時間軸を感じさせる。いわば、「このライダーは本当に71年の作品なんだぞ」みたいな、めまい感覚ですね。
それは和智君の意図していたものじゃないかもしれないが、アチキのハートにつき刺さっちゃったのよ。
そんなわけで、先日のカキコは、うそ偽りなくアチキの本心であります。(ちょっち褒めすぎたか? ま、いいや、久しぶりだし^_^;)
No.233 - 2004/02/24(Tue) 01:23:43
★
面白かったぞ!
/ べっち [
Mail
]
引用
べっちじゃ、久しぶり。
ソウルテイカー、面白かったぞ。
きんさくをちぇっくして、なに?「かめんらいだーのしんさく??」思わず無変換ですわ。
「1971誕生」「1972希望」、希望は読んでいる最中だけどね、
ソウルテイカー、3回読んだ。ライダー1971これも3回読んだ。
和智の小説、面白いね。知人だから言うんじゃない。少なくとも、アチキのテイストにあっているんだな。
No.230 - 2004/02/22(Sun) 03:42:17
★
一言ツッコミを
/ TOMCAT
引用
副題が夢久なんて、よく通りましたね(笑)。
No.225 - 2004/01/11(Sun) 15:30:43
☆
Re: 一言ツッコミを
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
あけましておめでとうございます。
あれは、そもそも原作のサブタイがユメキュー、ヨコセイ、エドラン(?)尽くしだからですよ。なんにもないところで、引っ張ってこられるほど、度胸はないです。
No.226 - 2004/01/12(Mon) 04:49:46
☆
Re: 一言ツッコミを
/ TOMCAT
引用
ごあいさつが遅れました。
あけましておめでとうございます。こちらは、昨年後半は実写版セーラームーンと「あずみ」で明け暮れていました(木亥火暴!!)。
>>あれは、そもそも原作のサブタイがユメキュー、ヨコセイ、エドラン(?)尽くしだからですよ。なんにもないところで、引っ張ってこられるほど、度胸はないです。
そうですか、そもそもの仕様でしたか。それはたいへん失礼しました。早速入手して読んでみます。
No.227 - 2004/01/12(Mon) 15:05:35
☆
入手しました。
/ TOMCAT
引用
先頃ようやく二冊とも入手しました。ただ、読むヒマがありません(^_^;)。
最近、乱視と老眼がひどくなってきて、電車の中の読書はやめているので、帰りに喫茶店に寄ったときなどにポツポツ読むのが唯一の読書タイム。
自宅では、二匹の猫が邪魔をするのでおちおち本も読んでいられません。なんとか読了できたら、またお邪魔させていただきますね。
No.228 - 2004/02/05(Thu) 10:24:16
☆
Re: 一言ツッコミを
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
あ、ご報告わざわざありがとうございます。
歳をとると目にきますからねぇ……ちゅぅか、僕も先日、とうとう四十になってしまいましたよ……
No.229 - 2004/02/06(Fri) 03:37:26
★
『希望1972』読みました!
/ たきざわ かずお
引用
どうも、おじゃまして申し訳ありません。
『誕生1971』に続き、今度も感動させていただきました。
ネタバラシになってしまうのでここではあまり書くわけにもいきませんが、『誕生1971』では「うァッ!」と息が止まり、『希望1972』では「アッ!!」と夜中に思わず声を上げました。
鮮やか!
No.221 - 2003/12/06(Sat) 22:09:24
☆
Re: 『希望1972』読みました!
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
たきざわさん、こんにちは。
投稿ありがとうございます。
「1972」も出版後半年経っているので、中身の話をして頂いても大丈夫ですよ。
No.222 - 2003/12/07(Sun) 04:00:30
☆
Re: 『希望1972』読みました!
/ たきざわ かずお
引用
早々と御返事下さりありがとうございました。
「1971」で私が特に好きなのは、大佐と大使が別れの会話をする場面なのですが、「1972」での大使と博士が会話する場面も、味わい深く読ませていただきました。
が、何と言っても、伏線が一気に炸裂する最終対決にカタルシスを覚えました。
中身の話は、もう、いろいろと書ききれないほどあるのですが…
月並みながら、どうぞこの続きを読ませて下さい!
No.223 - 2003/12/14(Sun) 17:49:03
☆
Re: 『希望1972』読みました!
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
レスが遅くなってすいません。
んー、大使がお好きなんですかね? って僕も好きなんですけど。大使については、人の良さと悪さが同居しているというか、そういう部分で底の知れないキャラクターにしたかったのですが、「1971」だと、結果、人の良さのほうだけが目立った気がしたので、「1972」では例の博士とのシーンや、料亭での本郷とのシーンなどで、かなり悪いほうに振ってみたのですが……やっぱり、あんまり悪い人に見えないかもしれませんね。
それから続編については、以前、ここでも書いたのですが、実現に向けて鋭意努力中というところです。やきもきさせて申し訳ないです。
No.224 - 2003/12/18(Thu) 01:34:12
★
お返事ありがとうございます
/ 久賀崎風見
引用
こんにちは。お返事をこんなに早く頂き、ありがとうございます。そういえば先日の書き込みは、誤字が多くてお恥ずかしい限りです。次からは気を付けてお書きします。潮さんは既に故人となってしまったというのは初耳なので、とても残念です。また、石ノ森先生も小林昭二さんも既に故人となってしまっておりますので、この作品をお亡くなりになる前に呼んで頂けていたらと思いますと、またも残念です。話題は変わりますが、最近の仮面ライダーに関する作品は、和智先生の作品を筆頭に、テレビ、漫画どれも質の高いものが多くて嬉しい限りです。10年以上前に、「仮面ライダーBLACK RX」終了後は、バラエティ番組によるパロディ化、児童向け雑誌による「SD化」を代表とする仮面ライダーへの冒涜の時代が始まり、とりあえず見ていたものの、心の中ではあの仮面ライダーの勇姿を汚す行為に大きな憤りを感じていたため、今新たに仮面ライダーの隆盛の時代を迎えたことに対して幸せを実感しています。
新たに仮面ライダーが過去の輝きを取り戻したのは、2000年に放送された、「仮面ライダークウガ」がきっかけであるかと思いますが、その後は先ほど申しましたように、仮面ライダーは本来の勇姿を取り戻し、現在は和智先生を含む多くの人々が新たな仮面ライダーの世界を開拓していこうと努力している姿に心からエールを送りたいと思います。テレビで藤岡弘さんが、「最近の仮面ライダーは非常に難しいですね」と語っていましたが、本当に仮面ライダーは我々に様々なジャンルの作品を通して我々にメッセージを送り続けてくれていると感じています。中でも和智先生の作品は、徹底的なリアルさを追求すると同時に、忘れてはならない仮面ライダー本来の姿を見事に描写しています。子供であろうと大人であろうと、あの仮面ライダーの姿に憧れを抱くのは当然であると思いますが、先生の2つの作品を見ていると、本郷猛の背負った宿命の重さと失ったものの大切さに胸が押し潰されそうです。あの本郷猛は、読者の目からは「ヒーロー」として映っても先生の小説の世界では決して「ヒーロー」ではない。いかに常人より優れた能力を有していようと、実際には一人の人間なんだということに改めて気付かされます。もし私が本郷猛のような力を得たとしても、あのように誇り高く生きることは絶対にできません。おそらく力に驕り、欲に振り回され、失ったものの大切さに気付いたときには既に遅く、後悔し自分の運命を呪ってもどうすることもできず、あとは破滅するしかない、そんな運命だと思います。だからこそ、自分自身はいかに小さい存在であろうと、今の私にできることを精一杯やるしかない、そのように思います。今回も長々とした文章で非常に堅苦しく、ご迷惑をお掛けしますが仮面ライダーに対する私の想いは尽きることを知らないので、どうかご了承下さい。それでは、今日はこれで失礼します。
No.220 - 2003/11/25(Tue) 11:26:43
★
初めまして
/ 久賀崎風見 [
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]
引用
お初にお目にかかります。「仮面ライダー誕生1971」及び「仮面ライダー希望1972」を読んで以来、先生のファンになりました。あの2つの作品は、私が所有する小説の中で一番面白くて、最も大切なものになりました。電車などで長旅をする際には、あの作品は欠かせないのです。あの二つは読んでる最中、涙は出るわ魂は震えるわ少々ニヤリとするわで最高でした。特に好きなシーンは1巻では本郷とハヤトの会話、本郷と大佐の対峙して言葉を交わす箇所です。2巻では本郷と立花藤兵衛の終盤の会話、本郷の決意表明の所です。本当はすべてのシーンに思い入れがあり、簡単には決められないのですが、遭えてこれらを挙げました。あと、戦闘シーンも迫力とどこか悲愴感があり見ていて魂が震えます。
本郷とハヤト以外の登場人物では、神原龍作と大使、大佐が大好きです。実は、嫌いな人物というのは一人もいないんです。「緑川卓見」や「モスキート」も、決して嫌いではありません。1巻では大佐のように誇り高く高潔な敵を描いたのに対し、2巻では読者が見ていてに憎く思える敵を描くことで、1巻との違いを明確にしているんだなと自分としては感じているので、嫌いではないんです。あと、大使は大好きですね〜。会話はジョークが聞いてて面白いし、あくまで自分の主観からでしか物事を見ていないため部下を困惑させるところがまた面白いのです。自分は仮面ライダーの大ファンであり、色々なキャラクターを見てきましたが口で大使に勝てるキャラクターはおそらくいないでしょう。また、「ショッカー」の在り方というものも完璧すぎて、自分がどんなに強い力をもったとしても勝てる気がしません。自分が今まで見てきた悪役の中で、はっきりと「組織」と呼べるものの中でもこの作品の中の「ショッカー」に勝る組織はありません。このような完璧な「ショッカー」であるからこそ、本郷猛は辛く、孤独な戦いを強いられ、われわれの魂をより強く揺さぶるのではないかと思います。
先生が、早く3巻を出版していただけることを、切に願っています。でも、まだ大使は死なせないでください。彼がいることで、この作品は私にとってより輝けるものになっているからです。やっぱり最後に大使は死んでしまうのかな〜。できれば生き残って我々現代人の生きていく姿を笑いながら永久に見ていっていただきたいです。長くなりまして申し訳ありませんが、今日はこのくらいで失礼します。
No.218 - 2003/11/23(Sun) 12:59:38
☆
Re: 初めまして
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
久賀崎さん、はじめまして。和智です。
なんといいましょうか、過分なご評価を頂いて恐縮です……ってどうも堅苦しくなっちゃいますね。
〈大使〉のことを特に気に入って頂いたようで、なによりです。僕は〈大使〉の元になった「地獄大使」を演じられた、故・潮健児さんの大ファンで、どんな映画であれドラマであれ、潮さんが画面の中に出てくるだけで、それはもう幸せな気持ちになります。という次第で、小説の〈大使〉は「地獄大使」のリニューアルというより、僕なりに潮さんがよく演じられた「決して善人ではないし自分勝手だけど憎めないキャラクター」を再現したいという思いで造形しています(あ、ここまでハッキリいうのはなにげに初めてかもしれません)。
なので、〈大使〉を気に入って頂けると、僕は大変幸せになります。三巻目についてはいろいろあって、まだ未定なのですが、久賀崎さんはじめ、みなんさのご期待に添えるよう、がんばりたいと思います。
No.219 - 2003/11/24(Mon) 00:51:16
★
カラーズ10周年おめでとうございます。
/ サイン [
Mail
]
引用
和智先生、こんにちは。
かなーーーり前に「サイン」というペンネームの使用許可を求めて書き込ませていただいた者です。その節はありがとうございました。
さて、ついさっき気が付いたのですが、もうすぐ小説『カラーズ』が10周年ではないですか!おめでとうございます。
小説の冒頭で、『これは10年前の1994年に始まった物語』
とありましたが、その10年後の世界がついに来たんですね。
ということは今現在、秋乃は結婚し、ウインターは亡くなり、そして千夏は……。こちらの現実世界とリンクしているっておもしろいですね。
そういえば、この現実世界でカラーズにまつわる奇跡(?)がおきましたね。劇中でサインと千夏が初デートで見に行った94年公開の正月映画(正確には見ようとした)が今年、同じタイトルで公開されましたよね。これに驚いたのは自分だけでしょうか?
やっぱり、千夏達のの10年越しの初デートもこの映画なんでしょうか?(それとも当時のものをレンタル?もしくは来年公開の新作までお預け?)今一番の謎です。
これ以上書くとネタバレになってしまいそうなので、今日はこの辺で……。
最後に要望ですが、本作10周年を記念して外伝小説なんかを書いてみるのもおもしろいと思いませんか?
では、これにて……。
No.215 - 2003/11/21(Fri) 13:45:09
☆
Re: カラーズ10周年おめでとうございます。
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
御無沙汰しています。
サインさんのことは忘れていませんよ。
……でも、すいません、「カラーズ」10周年は失念しておりました。
人間の記憶って不思議なもんで、僕もなぜか「カラーズ」のことを思い返すとき、「千夏とサインは『ゴジラVSメカゴジラ』見に行こうとしたんだよなぁ」というのが、いちばんに頭に浮かびます。
ご存じとは思いますが、「カラーズ」には二種類の結末というかストーリーがあります。
ひとりつは「Game on!」掲載時のいわば途中で終わってしまったバージョン。いろいろ考えた末、結果、Vol.3の単行本では連載時とはまったく別物になっても、とりあえず千夏とサインのお話に決着をつける形を選びました。あの終わり方も、当時は本当にこれでいいのか、散々悩んだものだったんですが……。でも、こうして実際の年代に追いついた時にも覚えていくださった方がいるということは、あの時の決断は間違ってなかったんだと思いました。なんか堅苦しい書き方になっちゃいましたけど、なんでも途中でやめず、長く続けるといいことがありますね。サインさんのお祝いの言葉、宝物になりました。
No.216 - 2003/11/22(Sat) 01:18:33
☆
Re: カラーズ10周年おめでとうございます。
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
追伸です。
「カラーズ」については、「彩術」の設定とかいまだに気に入っているので、なにか機会があれば……とは思っています。
No.217 - 2003/11/22(Sat) 01:19:53
★
映画
/ ヤマモトカズヒロ
引用
和智さん
先日はお忙しいところありがとうございました。
日記にまで書いてくれて光栄です。
またゆっくりやりたいですね。
No.210 - 2003/10/21(Tue) 21:51:24
☆
Re: 映画
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
いやいや、そんな控えめな話ではなく、せっかくまだ公開中なのだから、ちゃんと告知もしましょう。
タイトルは「Bird's Eye」。
http://www.thea-ike.com/birdseye.html
主演は仮面ライダー龍騎のゾルダ役でお馴染みの涼平。
ちなみに僕の大学時代のクラス(演劇学専攻)のクラスメイトの松重豊も出ております。
やっているのは池袋のテアトル池袋。池袋西武のすぐ先。大きな無印良品の店舗の斜め前。ちなみに今週の金曜日までの上映であります。あ、レイトショーです。
http://www.thea-ike.com/
No.211 - 2003/10/21(Tue) 22:23:01
☆
Re: 映画
/ エリーゼ
引用
和智先生、今日のいいとも見れましたでしょうか?
ゼブラーマンの実態が明らかに…。そんな話だったのか。
「Bird's Eye」私も見ましたが、これもバ−ズ・アイという、架空のアクションヒーローものを設定し、その主人公(涼平)とスタント役(RIKIYA)が事件に巻き込まれていく中で役でやっているヒーローを実践していくという…かなり楽しい話なんですよね。主役のイケメンたちファンならずとも、アクション好き、女子プロ好き、そして将来有望な女優を見たい方にもお勧めだったんです。見逃した方、そのうち出る?であろうDVDなどでどうぞ。メイキングはもう売っています。ゼブラーマン級の予算と劇場で作られていたら、もう少し多くの方々に見ていただけたかも…松重ファンの私としては、スクリーンでアップの松重さん連続はすごかった!!ロッカーの花子さんの松重さんもかなりおいしかったけど。
来年は、特撮系ヒーローものの映画が目白押しですね!和智先生の期待する作品はどれですか?
No.212 - 2003/11/12(Wed) 14:56:10
☆
Re: 映画
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
……すんません。
せっかく教えてもらったのに、思い出したのは、「温泉に行こう4」が終わった後……見られませんでした。
「ゼブラーマン」はこの前、CSで最新版の予告やメイキングを見たんですが、かなり期待。来年その手のものがかなりラインナップされてますが、まずは「ゼブラ」一押しということで。鈴木京香が演じる「ゼブラーナース」も一瞬だけ見られました。かなり大胆な衣装なんですが、あれ、本人が着てるのかなぁ?
No.213 - 2003/11/12(Wed) 20:17:14
☆
Re: 映画
/ エリーゼ
引用
いいとも、一応録画しましたよ。でも増刊号で見られますね。ちなみに明日はギバちゃんです。
私もゼブラーマンに期待大になりました!知ってるロケ地も出てくるし。ハニーもキャシャーンも見なきゃだし、映像見たらデビルマンもいけそうですよね!?でも今年中はまずTVの555に集中です。
No.214 - 2003/11/13(Thu) 01:29:39
★
お風邪だったとは…
/ エリーゼ
引用
聞いていなかったので、お見舞いメールできずすみませんでした。季節の変わり目がつらい今日この頃ですよね。例の飲み会、なぜか電話でちょっと参加しました(笑)。
ニコニコ日記は見ていなかったのですが、古田さんが、あの現場はとてもいいと語っていましたね。大杉さんと一緒の現場が多いなかでも…と言っていたので、某民放の政治ドラマと比べてなのか!?と思えましたが、私はそっちのドラマも面白く見ました。てるてる家族の岸谷さんの抜てきは、やはりミュージカル仕立てだからでしょうかね…。ロッカーのハナコさん2も楽しみですね。ところで今回、温泉は見てますか?
なんか今日、友達の結婚式だったので眠れませ〜ん。
No.206 - 2003/10/06(Mon) 03:57:55
☆
Re: お風邪だったとは…
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
なんかですね、もうカゼも治ったはずなのに、変な咳とかまだ止まらず、困ってます。老化現象なのでしょうか。
ニコニコ日記! は再放送があったら是非見てくださいよ! 真面目にここ何年かのドラマの中でもいちばんの出来でだったと大保証。古田新太はあまり出番はないけど(それでも好印象)、大杉漣ファンは見たら悶絶まちがいなし。それくらい、いい役だったよ……。
「温泉」がんばって見てますが、今回はちょっと……やっぱり、1や2の頃がよかったですねぇ。
No.207 - 2003/10/06(Mon) 22:58:32
☆
Re: お風邪だったとは…
/ エリーゼ
引用
「温泉」私もがんばって見てるかんじですが、それでも4なのによく描いてるなあと思います。今回、主題歌が他でも使われている曲なので、ヒットの予感大ですね!
大杉漣ファンと言う人は、朝から晩まで映画とテレビチェックしなくちゃならないですね(笑)。ニコニコは再放送楽しみにしています。木村佳乃と言えばエ・アロール、老化現象は私も人事ではないので、近い将来と思い。つい見てしまします。その後のクドカンドラマも…面白すぎ。温泉のきりこさんも出演してた!?
No.208 - 2003/10/17(Fri) 02:59:45
☆
Re: お風邪だったとは…
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
木曜の夜はとりあえず「トリック」と「マンハッタンラブストーリー」のコンボっす。
地上波じゃないんですが、今いちばん楽しんでいるのは、CSのTBSチャンネルの「ムー」の放送だったりして。
No.209 - 2003/10/18(Sat) 16:47:17
★
脳内映像
/ BE MY BABY
引用
ご無沙汰です。
村枝賢一氏の「仮面ライダーSPIRITS」第5巻の巻末に石森プロの早瀬マサト氏が次のようなことを書いていました。
『(「仮面ライダーSPIRITS」の映像化について・・・)ファンの脳内で作られたあまりにも理想的な映像を凌駕する事は困難を極めるだろう。(中略)今出せば売れるからという理由だけで動いては,ファンにも天国の石ノ森先生にも申し訳がないのである』
そのとおりだと思いました。前にも書きましたが,オレも「小説版仮面ライダー」を読むときには,脳内の大スクリーンに自分勝手な演出の映像が浮かんでいます。安易に映像化を望むよりは,小説を読み返しながら脳内映像化を楽しみたい。活字を目で追いながら,映像や音響だけでなく,「風」や「匂い」や「味」のついた理想的(?)な世界が展開するのだから。
テレビにはテレビの,映画には映画の,コミックにはコミックの,そして小説には小説にしかできない表現で,それぞれの仮面ライダーが創られていくことを,受け手であるオレたちは望んでいます。
小説版第3弾も楽しみにしています。
知り合いの中学生が「仮面ライダー」が好きだというので,「クウガ」とか「アギト」「龍騎」「555」とかのことかと思ったら,なんと,一番好きなのは「V3」とのこと。幼稚園のとき再放送で見たそうです。ビデオテープが擦り切れるくらい見たのが1号・2号だとか。「誕生1971」を貸したら,むさぼるように読んでいます。読み終えたら「希望1972」も貸す約束になっています。彼もきっと,彼だけの脳内映像を見てるんでしょうね。
No.204 - 2003/09/28(Sun) 21:20:16
☆
Re: 脳内映像
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
こちらこそ御無沙汰しています。
小説というのは、映画やテレビや漫画などの映像メディアと比べると、「活劇」というジャンルにおいては、不利な要素がそもそも多いメディアだと思います。
ただ、BE MY BABYさんが仰るように、小説というのはただ文字を追うだけでなく、読者がそこからイマジネーションを広げていくものですので(映像だけに限らず、音も匂いも触感も、人間の知識や感覚すべてにわたって)、今回のライダーのように、皆さんの中にイメージが強くあるものを再構築するには、とてもよい表現媒体なのではないかな、と最近は特に思っています。
あ、それから、そのお知り合いの中学生さん、読了されたら是非、感想をお聞きしたいですね。今のローティーンにどのように受け止められるか、大変興味があります。
No.205 - 2003/09/29(Mon) 03:35:58
★
空飛ぶ! 竜峰学園
/ ガイ [
Mail
]
引用
はじめまして。初めてお邪魔しました。「空飛ぶ! 竜峰学園」の続きがかなり気になっていました、某クエストシリーズがいつのまにかなくなり続きが出ないのかと思ってました。いろいろな都合があると思いますが話の途中で終わってしまうのは辛いです、同じ某クエストシリーズの若木先生の「イ○ミシリーズ」も徳○デュアル文庫で続きが読めるようになりましたので和智先生も違う出版社で書かないですか?
今回5巻がこのサイトで読めるのを感謝します。今から1巻からもう一度読み直し5巻を読ませてもらいます。
No.199 - 2003/09/04(Thu) 19:22:21
☆
Re: 空飛ぶ! 竜峰学園
/ 和智正喜 [
Mail
]
引用
ガイさん、はじめまして。
SQ文庫で出てから、もう随分経ってしまった作品なのに、ずっと気にかけて頂いて、ありがとうございます。
うーん。どちらの出版社であっても、「書いてもいいよ」と言われれば、それはもうありがたくお言葉に甘えてしまうところなんですが、いろいろ難しい問題がありまして……ごめんなさい。
五巻目、ちゃんとした形でお届けできなくて申し訳ないんですが、読まれたら、是非、感想を聞かせてくださいね。
No.200 - 2003/09/04(Thu) 23:38:02
☆
Re: 空飛ぶ! 竜峰学園
/ ガイ [
Mail
]
引用
いま4巻まで読み直しました。今から5巻を読みます。
No.201 - 2003/09/08(Mon) 20:55:17
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Re: 空飛ぶ! 竜峰学園
/ ガイ [
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昨夜5巻を読みました。数々の謎がまだ残っている?@亀を攻撃した第3勢力は誰なのか(理の民?)?Aモードは何者?パラレスとの関係は??B竜牙とは??C銀仮面の正体と竜牙との関係等の謎が残りました。
全部紙に印刷して読みましたが、B5の用紙で81ページになりました、印刷に1時間くらいかかりました。
5巻が読めて良かったです。
No.202 - 2003/09/09(Tue) 09:28:43
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Re: 空飛ぶ! 竜峰学園
/ 和智正喜 [
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ガイさん、こんにちは。
そうですね、いろいろ謎が残っているんですよね……そのあたりは今後に期待してください! と大きな声で言えなくてすいません。
それからプリントアウトお疲れ様でした。確かに一冊分だとえらい量になってしまいますよね。
最後になりましたが、第5巻のご感想本当にありがとうございます。
No.203 - 2003/09/10(Wed) 06:23:42
★
『希望1972』について。
/ SGA851
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初めて書き込みします。今さらですが『希望1972』の感想をば。
第一巻『誕生1971』に涙した私にとって、第二巻はまさしく待望の書でございました。正直最初読み終えた時は一巻の怒涛のクライマックスと比べてややおとなしめかな、と思ったのですが、読み返すうちに気が付きました。今回の本郷猛の最大の敵はG素体でもなくモスキートでも、もちろん仮面サンダ−でもなく(笑)、おのれの心に巣食う「絶望」という魔物だったんですね。しかしかれは立花藤兵衛や滝、ルリ子らの助けを得て、その怪物にも打ち勝ちます。皆さんがおっしゃっているとおりですが、「一人だけど弧りじゃない」。そんなところに希望を感じました。
それにしても自分にとってこんなにセリフ一つ一つがツボにはまる作品は、近年では『バトルロワイアル』『亡国のイージス』くらいでしょうか。まさに「声に出して読みたい『仮面ライダー』」。そういうわけで自分としては切に「映像化」…劇場映画版を望むところであります(もちろん『誕生1972』から)。そうなるとキャスティングがむずかしかもしれませんが、一意見としてのべさせてもらえるなら「しかめ面が絵になる俳優さん」を希望いたします。
No.197 - 2003/08/18(Mon) 18:37:03
☆
Re: 『希望1972』について。
/ 和智正喜 [
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SGA851さん、はじめまして。
今更なんてことは、ありません。ご感想、ありがとうございました。
以前にも書いたことだと思うんですが、僕としては、本郷の孤独だけが浮き彫りになる話にするつもりだったんですが、気がついてみると、そうじゃない形になってますよね。落ち着いてから読み返してみると、特にそういう印象が強くて。不思議な感じです。
それから映像では見たいですよね。でも、30年前に本物が作られているからなぁ(笑)
No.198 - 2003/08/19(Tue) 05:23:00
★
ブロス
/ エリーゼ
引用
今日発売のTV Bros.石ノ森特集、555のネタもあちこちに満載ですし、その他すみからすみまでお薦めです。小説(1972希望)のことも載ってましたよ!1972のとこじゃないけど、その下に誤字?も見つけちゃった(笑)。
そういえば、映画『素晴らしき哉、人生!』も見ました。感想は…No. 161のノブさんのお言葉を再びお願いします。財産とは物ではなく人であって欲しい。そして友ある人こそ救われると思いたい。こんないい作品にスポットライトをあててくれて、再度ありがとうです。
No.193 - 2003/08/12(Tue) 21:59:07
☆
Re: ブロス
/ 和智正喜 [
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TVBrosは基本的に毎号買ってまーす。
「1972」の紹介が載ってるとは知らなかったので、僕も見てびっくり。
ちなみに本文中、けっこう「石ノ森」じゃなくて「石森」表記が混じってて、なんかドキドキしました。
それから「素ばらしき哉」面白かったですか? それはよかった。あれはホントにいい映画です。
No.194 - 2003/08/13(Wed) 17:14:06
☆
Re: ブロス
/ エリーゼ
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映画は、聞き取りやすい英語で勉強になりました。特撮使わずの★(天使)の会話も勉強になりますね。
ブロスは…マニアには見逃せない連載ばかりですが、最近はじまったアビルくんと、津田さんの連載も見逃せませんよね。なべやかん記事にも目からウロコが多いです。清志郎のページも読んでね?。
「石ノ森」か「石森」か…昔からのファンは「石森」派も多いのでしょうか?
No.195 - 2003/08/15(Fri) 02:39:19
☆
Re: ブロス
/ 和智正喜 [
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僕なんかもオヤジなんで、友達と話すときは「石ノ森」ではなく「石森」となってしまうんですが、ほら、一応商業出版だし。
No.196 - 2003/08/18(Mon) 10:32:37
★
ロンリーではない仮面ライダー
/ プラズマ [
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和智さん、はじめまして。
「希望1972」を読んでの感想です。
何というか、一言で言って「とっても心憎い小説」ですね(笑)。
いい意味でライダーファンの期待するとこに応えて、いい意味で裏切ってくれていて(これは前作でも感じていたことですが)。
緑川家をなんか信楽老みたいな大立て者がいる財閥に設定しちゃうとことか。
メデューサ美代子をああいうキャラに変えちゃうとことか(名前だけの使用というのは読了後にWEB版あとがきで知ったので、読んだ時にはそう感じました)。
誰もが「そのまま車潰しちまえ!」と思ったに違いない卓見を最後まで生かしておくトコとか。
ガニコウモルというかゲルショッカー怪人の新解釈とか。
あの穴の底の時点で「民子の伝言」を本郷に伝えるとことか。
弐番の正体とか(^^;。
今のライダーがしなくなってしまったマフラーにああいった象徴性を持たせるところとか。
ルリ子と美代子でいわばライダーガールズ(語弊がある表現のような気もしますが(^^;)にしちゃうとことか。
並べ立てるとキリがないんですが、そういった心憎いばかりの解釈、設定、描写、演出等の巧妙な仕掛けに「ああもうズルいなあ、こんなことして・・・」と、単純な私はあえなく引っかかり、和智さんの手のひらで踊らされてしまいました。
特に「民子からの伝言」のくだりでは、心臓鷲掴みにされて揺さぶられその振動に涙腺まで刺激されたという感じです(早い話が泣いたんです、はい(^^;)。
そして、凄惨な物語であるにもかかわらず、この読後の清々しさは何でしょう。私にとって、それは<大使>よりもむしろルリ子と美代子から受けた様です。
TVシリーズを観ていて、協力者というより余計な足手まといにしか見えなかったライダーガールズも描き方次第なんですね。勿論、元工作員だったり、財閥のバックボーンがあったり、何よりもライダーに寄りかかるのではなく彼女達自身が独立したショッカーと戦う存在であろうとしているからこそですが、エピローグのルリ子と美代子がなんと「心強い味方」に見えたことか。
今後、彼女達がどう本郷に関わっていくのかは想像の域を出ませんが、自身が誰かの希望になろうとした本郷猛にとって、彼女達のような存在が彼の希望になるのではないか。どこかで同じ敵と戦っている者達の存在が、孤高の仮面ライダーだからこそ「孤りではない」という希望になるのではないか。
無論、今回の物語は彼女達以外にも、本郷猛の最大の理解者になるであろう藤兵衛との出会いや、同盟の任務ではない個人の意志でマフラーを探した弐番といった「仲間」の登場を描くものでもあったわけですが、自分個人はその中でもルリ子と美代子に最も「希望」を感じさせられた。大げさに言うと彼女達が、2号ライダーの登場をさせないこの物語において、改造こそされてはいないが「世界のどこかで戦っている他の仮面ライダー達」の様に見えたわけです。
しばらくはこの読後の余韻に浸っていようかと思います。
なお、他の方々の感想と重複する箇所もあるかと思いますが、読後の素直な感情をまず率直に伝えたかったので敢えてチェックせずに書きました。ご容赦を。
No.188 - 2003/07/14(Mon) 03:57:24
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Re: ロンリーではない仮面ライダー
/ 和智正喜 [
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プラズマさん、こんにちは
えっと、TOMCATさんのお友達のプラズマさんですよね?
なんか凄くお褒めの言葉を頂いてしまって恐縮です。
今回のお話は、最後を本郷とは対極にある〈大使〉で締めていることからもわかるように、群像劇への志向が強いものだと思ってはいます。ただ、それでも、肝の部分としては、本郷の孤独の物語として書いていたつもりなんですが……みなさんのご意見・ご感想を頂いたうえで、あらためて振り返ってみると、書いてるときに考えていた、というより、感じていた以上に、かなり賑やかなことになってますよね。本郷は自分が思っているほどには、孤独じゃないことに気づくラストには一応なっていますが……先の物語が作れるとしたら、それを理解したうえで、本郷がどうするかという話に、やはり、なるのでしょうか……って、誰に聞いてるんだ? って感じですね、それじゃ。すいません、なんか頭がちゃんと働いてなくて、まともなレスが返せません……
No.189 - 2003/07/15(Tue) 06:32:18
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Re^2: ロンリーではない仮面ライダー
/ プラズマ [
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和智さん、こんばんわ。
> えっと、TOMCATさんのお友達のプラズマさんですよね?
あーはい、そのプラズマです(笑)。すいません、なんか照れくさかったというか、読後の気持ちからすると「誰それの友人の・・・」という但し書き付きで書き込むのが違和感あったもので・・・失礼しました(^^;。
> 肝の部分としては、本郷の孤独の物語として書いていたつもりなんですが……
ああ、その通りだと思います。コメントのタイトルは勿論TVシリーズ新一号編の主題歌のもじりですが、これは私からの本郷猛へのエールみたいなものでして。「君は一人じゃないんだよ」と彼に言いたかったんです。
ちょっと伝わりにくかったかも知れませんが、本郷の孤独がきちんと書かれているからこそ、「でも、孤りではない」という事が生きてくるのであって、「希望1972」は結果そうした物語になっているのだと思うんです。群像劇的とは言っても、馴れ合って群れた人間達ではなく、各々が一人で立つ孤独な人間であるからこその群像ですね。
そのあたりの個人のありようの捉え方が自分の感覚にフィットしたんですよね。これは自分の歳が和智さんの1コ下だというせいで世代的な感覚の近さもあるとは思うんですが。
個人的な話っぽくなりますが、私、よく聞く「人間は一人じゃ生きられない」って言葉が嫌いでして。というより、この言葉を他人の尊重とか利己の自制とかの意味に用いるのではなく、大抵は他人に依存することの言い訳に用いる人間の方が多いのが嫌いなんですが。だけど、人間は結局は一人だってことを知った上じゃないと、本当の意味での人との繋がりは生まれてこないものだと思うんですね(あー偉そうなこと言ってるなあ(^^;)。
孤独と向き合って一人で立つ人間同士であってこそ、馴れ合いではない繋がりが生まれてくるはず。本郷猛も緑川ルリ子も一人で立ったからこそ、この二人の未来の繋がりが見えてくる。ルリ子の射撃の練習も、クライマックスでの共闘もだからこそ大きな意義がある。私が緑川ルリ子の描き方に特に感銘を受けたのは、そうしたところからですね。本郷猛の孤独とは意味が違うけれど、彼女もまた孤独であるから。
実際はなかなか難しい人間のそうした良き繋がりの実現の可能性、そういう未来を予感させてくれた。そこに感じ入るものがあったんです。
> 先の物語が作れるとしたら、それを理解したうえで、本郷がどうするかという話に、やはり、なるのでしょうか……
一読者のキャラクターへの願望としては、いずれは彼にそれを解って欲しいというところでしょうか。
しかし、社会と密接に絡み合っているというショッカー、言い換えるとショッカーに依存してる社会が背景である物語なので、緑川ルリ子の宣戦布告の到達点は、突き詰めると「社会のショッカーへの依存の排除」ということになりますよね。現在の本郷猛の戦いは対処療法的なショッカーの出した膿との戦いに過ぎないわけですが、最終的には同じ所に向かっている。そうした彼や緑川ルリ子の孤独はいわばその腐敗した依存の対極にあるものでしょう。それが社会の歪みのメタファーへの楔であるなら、物語的にはまだまだ本郷猛は孤独、というか孤高でいなければならないのかな、と思います。なんか重荷を背負わせることを望むようで胸が痛い気もしますが(^^;。
> って、誰に聞いてるんだ? って感じですね、それじゃ。
和智さん版の本郷猛は、既に一人歩きし出してるって事でしょうか。
というか、本郷猛のその部分は実はまだ誰にも解っていないんじゃないでしょうか? 原作漫画では重傷を負って退陣した後にすぐ一文字隼人とリンクしての共闘になってしまうし、TVシリーズでは2号と交代して後、復帰後は言ってみれば滝やライダーガールズや少年ライダー隊の協力の前提で戦う人にいつの間にかなってしまってますからね。改造人間であることの孤独に苦悩する本郷猛が、他人を受け入れていく過程というのは、よくよく見ればちゃんと描かれてはいませんもんね。
ホント、これから本郷猛はどうなっていくんでしょうか・・・(笑)。
No.190 - 2003/07/17(Thu) 08:38:03
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Re: ロンリーではない仮面ライダー
/ 和智正喜 [
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昨日……あ、一昨日ですね、もう。締切に追われていたもので、レスをするのが遅くなってしまいました、すいません。
プラズマさんの書き込みを読んで、ちょっと想像してみたんですが……
実際のテレビシリーズだと、滝登場、二号ライダー登場、ライダーガールズ増員という流れというのは、いわゆるテコ入れ、それと主演俳優交代に伴う手当てが混ざり合って混沌となってますね。あれがたとえば、主役交代がなく、本郷猛そのままで、いわゆる普通の(?)テコ入れとして、滝やライダーガールズの増員という形があったとしたら、孤独な本郷が仲間を少しずつ得ていくというふうに見えたかもしれませんね。当時の子供番組のフォーマットからすると、まぁ、そう見れば見える、程度のものだったでしょうけど。想像していちばん近いのは「ボトムズ」とかにになるんでしょうけど、東映作品でいえば、「スケバン刑事II」とか? 今となっては叶わないことですけど、新1号となった本郷が滝やライダーガールズとちゃんと打ち解ける話とか見たいですよね。あ、SPIRITSだったら、可能かな。
話が逸れちゃいますけど、僕、実は2号ライダー編、特にその初期ってすごく好きなんですよ。一文字隼人がまだ完全に信用されてなくて、その分、藤兵衛と滝が動いて、おまけにライダーガールズも勝手に動いて、そのせいで事態が紛糾すると、隼人が駆けつけて解決。子供番組版キイハンターみたいに趣があって。
No.191 - 2003/07/20(Sun) 12:11:08
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Re: ロンリーではない仮面ライダー
/ プラズマ [
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お仕事お疲れさまでした(^^;
>新1号となった本郷が滝やライダーガールズとちゃんと打ち解ける話とか見たいですよね。あ、SPIRITSだったら、可能かな。
それ「SPIRITS」でもスルーしちゃいましたね。というか、他のライダーの内面は描かれてるけど、1号編は滝の話になっちゃってて最後に美味しいトコ持ってくだけですもん>本郷猛(笑)。
だからもう本郷が他人に心開くお話は「1973」に期待です。あ、人間が成長し切っちゃうと話し終わっちゃうので是非「1980」あたりまでは小出しに(笑)
ちなみにワタシは納谷六郎1号が好きです(笑)。
No.192 - 2003/07/20(Sun) 22:07:34
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