THE SLICKS BBS
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2024-03-17T20:10:12+09:00
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THE SLICKS BBS
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ツーショット写真にまつわる話 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1691#1691
夫婦が長く一緒に生活をしていると顔つきがだんだん似てくる、という。<br>数年前に皇室の若い女性の方が一般男性との婚約を発表した。<br>公開されたツーショット写真を見た際、おふたりの風貌や雰囲気がどことなく似ていて「なんかお似合いのカップルだな」って感じたのを覚えています。<br>婚約した時点ですでに似ている、だなんて「運命」とか「縁」っつー言葉に代表されるような「実体が見えぬナニか」があるってことか。<br>そーいえば、バンドやグループやチームで活動しているひとたちはみーんな、サイコーなメンバーに巡り会う喜びを知っている。<br>それって「実体が見えぬナニか」の存在を体験している、っつーことかも。<br><br>先月末の大谷選手の突然の結婚発表に世界中がビックリしたけど、お相手の方の詳細は明かされず、いろんな情報がネット空間を飛び回っていた。キーンって。<br>そして先日、お相手とのツーショット写真をまたもや突然に公開。<br>どうやら多くの方々の憶測どおりの女性だったようで。<br>わたしはここでもまた、おふたりの風貌や雰囲気がどことなく似ていて「なんかお似合いのカップルだな」って感じた次第。うほほーい。<br>バッターに専念する今シーズンの彼、これまでの二刀流とは違うからいろんな意味で楽しみです。<br>だって彼は「実体が見えぬナニか」ならぬ、伝説の生き物「ユニコーン」って呼ばれているから。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブはこちら。4月に2本です。<br><br>2024/4/6(土)浜松TEHOM <br>the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》<br>OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE 2500円(+1Drink)<br>【出演】<br>the 1970<br>THE KNOCKERS<br>the SCOOTERZ <br>BEATSEEKER <br>THE SLICKS <br>【DJ】<br>MASA68<br><br><br>2024/4/20 (土) 浜松だいだい<br>O/S 18:30/19:00 前売/当日 2500円/3000円 (+1drink)<br>【出演】<br>MAMORU&The DAViES TRIO<br>IDOLS<br>アジャラカモクレンズ<br>THE SLICKS<br><br><br>B.G.M.「BOB DYLAN/MASTERS OF WAR」<br>ボブ・ディラン1963年発表のアルバム「THE FREEWHEELIN’」のA面3曲目に収録。<br>邦題で『戦争の親玉』というこの曲や『風に吹かれて』等を収録するこのアルバムにより、ディランはプロテスト・シンガーとして世界中に認知されます。<br>だがしかし、ジャケットは当時ディランがお付き合いしていた女性とのツーショット写真。<br>20代前半の頃にこのアルバムを買ったんだけど「プロテストって言われてるのに、なんでイチャイチャ写真なの?」って不思議に思った(笑)<br>でも、実は個人的にこのジャケットは好きだし、ぼくだけではなくこれを嫌いなひとって少ないんじゃないかな。
2024-03-17T20:10:11+09:00
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某日日記 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1690#1690
3月某日。浜松テホムへライブ観戦。80年代から活動するロックンロール・バンド、THE GODのフロントマンであるNONさんが女性ベーシストのレイさんとのユニット、ノンとレイにて浜松でライブした。<br>出演順に青木智幸+望月治孝、中西こでん+わっち、ノンとレイ。<br>音楽ユニットというのはふたり組の漫才における「ボケとツッコミ」「ノリとツッコミ」に通ずるところがあり。<br>ふたりともキメている漫才コンビにぼくは大笑いできます。<br><br>ライブが始まった。<br>浜松アンダーグラウンド・シーンを平成時代からけん引する青ちゃんと中西はやっぱりスゴかったし、おふたりの世界観と調和していたそれぞれの相方もすばらしかった。<br>感動を越えて大笑いしてしまった、どちらのユニットもキメていて。もうサイコー。<br>そしてノンとレイ。<br>THE GODは80年代中頃に音源を購入していて、当時はよく聴いていた。<br>この日、アコギで弾き語るノンさんの楽曲と歌詞の世界観、そしてその声。<br>あの頃から35年ぐらい経過しているけど、それは現在のぼくにめっちゃくちゃ響いたんだ。<br>そして、レイさんのベース「わおっ!」って感じ。<br>それはまるで、とびっきりの掛け合い漫才のようで、わたしは感動を越えて大笑いしてしまった次第。<br>サイコーな夜だった。<br><br>3月某日。浜松テホムへライブ観戦。「闇茶会 其の弐」へ。<br>出演順にMaachan、大石裕美、ちひるね、中西こでん、Mizumi+水野壮志。(敬称略)<br>主演者すべてが浜松の方々だった、と思われる。<br>イニシエより「名は体を表す」と申しますが、はい、この日は闇茶会ってタイトルどおりのイベントでございました。<br>だって、最初のマーちゃんの演奏が始まった瞬間からぼくはずーっと眼をつむっていたんだ。<br>なぜなら、そんな気持ちに誘(いざな)われたから。<br>そんな目を閉じたわたしの眼球の奥深くにある銀幕のスクリーンには、色とりどりの世界が映写されていました。わんだほー。<br>音楽って「不思議な生命体」って思うことがつくづくあるけど、この日はまーさーに、そんなことを再認識したサイコーな夜だった。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブはこちら。4月に2本です。<br><br>2024/4/6(土)浜松TEHOM <br>the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》<br>OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE 2500円(+1Drink)<br>【出演】<br>the 1970<br>THE KNOCKERS<br>the SCOOTERZ <br>BEATSEEKER <br>THE SLICKS <br>【DJ】<br>MASA68<br><br><br>2024/4/20 (土) 浜松だいだい<br>O/S 18:30/19:00 前売/当日 2500円/3000円 (+1drink)<br>【出演】<br>MAMORU&The DAViES TRIO<br>IDOLS<br>アジャラカモクレンズ<br>THE SLICKS<br><br>写真:3月某日。自営業ではないけど確定申告に行きました。<br>「医療費が年間で10万円を超えるとバックがありますよー」って法律で謳(うた)われている「医療費控除」っつー国民にやさしいシステムに乗っかった(笑)<br>われわれ多くの薄給な国民のみなさんが「ほんのちょっぴりでもお金が戻ってくれるならば」つって手間と時間を掛けて申請しても、実際にはほんのちょっぴりしか戻ってこない優秀なシステム。<br>昨年末に発覚した某与党の《裏金案件》においてSNS等では【確定申告ボイコット】なる言葉が連呼されている。<br>わたしはボイコットしませんでしたが、本当のことを言いつつ、でもほんのチョッピリでもツンツンしたい衝動に駆られてしまう、ユーモアを含めて。ね。<br>なぜならわたしはパンク育ちだから。
2024-03-10T20:02:31+09:00
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血にまつわる話 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1689#1689
数年前となるが、自部屋の整理をしていたらVHSビデオが出てきた。<br>タイトルを見ると自分の20代の真ん中あたりで参加していたブルース(もどき)バンドのライブだった。<br>ついつい観ると、ライブ途中のMCでわたしはこう言っています。<br>「この前、すっごくパンクが聴きたくなってスティッフ・リトル・フィンガースのレコードを聴いたんだけど、気がついたら頭をタテに振ってノリノリになっていて。やっぱり血を変えることはできないんだよねー」だって。<br><br>いろんな音楽が好きでライブも行くけど、今でも上述した感じだからパンク・イベントの日はその日の朝からテンションがちょっと違うものになっている。気がする。<br>違うと言っても、テンションのみならず体温や血糖値までもがあがるとか、あわよくば身長がちょっぴり伸びちゃうとか、ということではなく。<br>だって、もしそうだったらぼくの身長はただいま50メートルぐらいだに。<br>違うスウィッチがオンされるっつーことです。<br><br>3月某日。浜松テホムへライブ観戦。<br>WHIZZの企画「INSIDE OUT」へ。<br>やっぱりその日は朝から浮き足だっていた、足の裏の土踏まずのあたりに特殊な小型風船が装備されているように。<br>なぜなら今回はWHIZZの企画だから。<br>出演順にthe 1970、GLITTERFAST、STAIRS、WHIZZ。というパンク祭りでございます。<br>四つのバンドが、それぞれのキャンバスに、それぞれの油彩絵の具を、投げつけている、といえばよろしいか。<br>だがしかし、それはイチかバチかっつー投げやりなライブなのではなく。<br>すばらしいイベントだったし、パンクつってもいろんなステージングがあるのだなあ、とも感じた。<br>どうやらパンク育ちのひとは幾つになっても「その血」のまんまのようで。<br>企画のフクちゃん、犬ちゃん、おつかれさまでした。ありがとう。<br><br>さあ、3月になりました。<br>豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」3月号にてわたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』が掲載されてまーす。<br>下記からよろしくどーぞ。<br><br>https://avanti-music.com/yamoritimes_24/<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/4/6(土)浜松TEHOM <br>the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》<br>OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE 2500円(+1Drink)<br>【出演】<br>the 1970<br>THE KNOCKERS<br>the SCOOTERZ <br>BEATSEEKER <br>THE SLICKS <br>【DJ】<br>MASA68<br><br>B.G.M.「TAYLOR SWIFT/MEAN」<br>2010年発表、テイラー・スウィフト3枚目のアルバム『SPEAK NOW』6曲目に収録。<br>先月の東京ドーム四日間ライブのニュースにて、ようやくその存在を知った次第でございます。<br>音源を購入した理由はただひとつ。<br>かわいい彼女は「アイドル」なのではなく、自作自演の「シンガーソング・ライター」ってことだったから。<br>ネットで調べてみるとデビュー時のジャンルはカントリー・ミュージックだったらしく。<br>だから、秀逸なポップ・ミュージック満載なこのアルバムだけど、この曲はカントリー・タッチで奏でられているんだ。もうサイコー。<br>そう、やっぱり血を変えることはできないんだよねー、テイラーちゃんもジュンちゃんも。
2024-03-05T23:22:02+09:00
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一軒家にまつわる話 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1688#1688
現在の借家に住んでそろそろ15年。<br>2階建ての一軒家だけど、それを選んだ理由はふたりともバンドを演っていて、ふたりともエレキギターを弾いているから。<br>そう、エレキを電気とアンプの力をお借りして♪ギャイ〜ん♪って大音量で一発カマした瞬間、それは弾いてる本人を「おれ、あたしは、世界で一番カッコいい」って錯覚させてしまうんだ。<br>まさに悪魔の楽器でございます、エレキギターってやつは。<br>そんな理由で一軒家にした次第。<br>いや、エレキギターのみならず、すべての楽器がそんな気持ちにさせてしまうのさ。<br>そして、楽器だけではなく権力やお金や人気などを手中に収めると人間はみーんなそんな風に錯覚してしまうから、とーっても単純かつ阿呆な生き物。わたしたちは。<br><br>2月某日。浜松テホムでライブ観戦。<br>音楽仲間のEmon Denikerことカニエくんの企画「弧孤独研究所」へ。<br>出演順にヘビーメタル、中西こでん、インピーダンス、ちゃと。、Emon Deniker(敬称略)。DJは只っとアップタイトの青ちゃん。<br>久しぶりにライブを体験できたり、いっつも観ていたり、初めて観たり、な出演者の方々でした。<br>上述した出演順も含めカニエくんのセンスが今回も爆発していたすばらしい企画だった。<br>DJのおふたりは浜松界隈でトップクラスの音楽通だとぼくは思っている。そんなふたりのDJだからイマイチなわけがない。サイコーだった。<br>カニエくん、おつかれさまでした。ありがとう。<br>この日のテホムはカニエ名義の研究所という名の一軒家になっていた(笑)<br><br>2月某日。浜名湖弁天島マルガリータでライブ観戦。<br>旧友であるハルヤスの企画「FOOLISH HEART INN」へ。<br>出演順にThe Who族、Sandy、REVERB、THE MAN SMOKE、Dog-Mag、MILKYWAY。<br>出演のみなさまはすべて昭和時代の浜松バンド・シーンの屋台骨となっていた方々です。<br>つまり、この日の出演者平均年齢は55歳前後だったと思われる。ついでにお客さんの平均年齢も55歳前後だったと想像する。<br>そんなこの日のイベントはすばらしかった。<br>だって、みなさん歳を重ねても音楽に首ったけって感じがもうサイコーだったから。<br>昭和時代の浜松ロックシーンと言う名の一軒家の屋台骨は令和の今だって屈強そのものだったってわけさ。<br>音楽ってホントにサイコーやね。<br>ハルヤス、おつかれさまでした。ありがとう。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/4/6(土)浜松TEHOM <br>the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》<br>OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE 2500円(+1Drink)<br>【出演】<br>the 1970<br>THE KNOCKERS<br>the SCOOTERZ <br>BEATSEEKER <br>THE SLICKS <br>【DJ】<br>MASA68<br><br>そして、もうひとつ。<br>写真のとおり7月に久しぶりに自主企画をやります。<br>みなさん、スケジュウル帳やカレンダーに丸印をよろしくね。<br>この日のテホムは確実にロックンロールとパンクロックの究極の一軒家になるに。
2024-02-27T23:20:35+09:00
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某日日記 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1687#1687
2月某日、浜松TEHOMでのDJイベント『DJ NIGHT』に参加しました。<br>集まってくれたお客さん、ありがとうございました。共演の一葉くん、MASA68さん、F山ことフクちゃん、おつかれさまでした。そして主催のシズちゃん、一葉くん誘ってくれてありがとう、おつかれさまでした。<br><br>DJを演るのは数年ぶりだったし、テホムでのDJは初めて。<br>ライブ・イベントでDJを演る時はイベントの内容や出演バンドの音楽性を酌(く)みした選曲を心掛けている。<br>そして今回のようなDJイベントでは、その時点でのお気に入り、言い換えるならば【マイ・ブーム】を中心に選んでいます。<br><br>んで、今回絶対にレコードを流そうと思っていたのが4枚あった。<br>ローリング・ストーンズの新作収録曲、八代亜紀さんのジャズ盤収録曲、AC/DCの楽曲、そしてシーナ&ロケッツの最新カバー・アルバム収録曲、でございます。<br>できればクラシック音楽も流したかったけど、いかんせん一曲が長い、当然のことながら。<br>ベートーベンの交響曲やピアノ協奏曲やピアノ・ソナタが1曲3分ぐらいだったら、確実に流していたはず、もちろん爆音で(笑)<br><br>それにしても今回のDJ陣はみんな同世代だし、しかもパンク育ちだし、どんな選曲のイベントになるんだろうと思っていたけど、パンクはもちろんのこと、80年代を中心とした各年代のいろんな曲をみなさん選曲していて、めっちゃくちゃ楽しかった。<br>シズちゃん、一葉くんありがとねー。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/4/6(土)浜松TEHOM <br>the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》<br>OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE \2500(+1Drink)<br>【出演】<br>the 1970<br>THE KNOCKERS<br>the SCOOTERZ <br>BEATSEEKER <br>THE SLICKS <br>【DJ】<br>MASA68<br><br><br>B.G.M.と写真「武満 徹/ノヴェンバー・ステップス」<br>指揮は小澤征爾さん、演奏はサイトウ・キネン・オーケストラ。<br>ニッポンの伝統楽器である琵琶、尺八とオーケストラとの協奏曲。<br>最初に聴いた時は「へぇ〜」って不思議な感じがしただけだったけど、幾度か聴いてくうちに「うわぁ〜、こんなのあり?」ってなってきた。すげぇ。<br>西洋から入ってきたロックやブルースやソウルやジャズを演るにあたり、ぼくらニッポン人は憧れる気持ちを持ちながらも「なんとかして西洋人に追いつこう」「おまえらにできるわけねーだろってバカにされたくない」なんて気持ちも多分に抱いている。<br>おそらく、クラシック音楽の武満さんや小沢さんも若いころそんな気持ちでいたのでは。そして、結果としておふたりは世界中の音楽家から敬われる存在になりました。
2024-02-11T22:48:56+09:00
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(No subject) (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1686#1686
あのぉ、レコードをB面にしたいんですが……
2024-02-08T23:00:08+09:00
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ニンジンにまつわる話 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1685#1685
先週日曜日、静岡のライブハウス騒弦にてぼくのバンド、THE SLICKSはライブだった。<br>浜松から観にきてくれた友人を始めとして集まってくれたみなさん、ありがとうございました。共演のみなさん、おつかれさまでした。そしてイベントを主催したシゲちゃん、おつかれさまでした。呼んでいただきありがとうございました。<br><br>全5バンド出演だったこの日、ライブを幾度か観たことがあるバンドを含めすべて初共演の方々だった。<br>他人のライブを観るのはおもしろい、とくに初めて観るバンドは。<br>なぜなら自分とは違う音楽を演ってるから、当たり前だけど。<br>「刺激を受ける」とか「学ぶことができる」とか、それは結果としてあるにはあるけど、それが『目的』なのではなく、ぼくにとって知らない音楽を体験することは『欲求』そのもの。<br>目の前にぶさがったニンジンを見て馬が走り続けるように。<br><br>この日、ザ・スリックスは新曲を演奏した。<br>1月29日に《星のまま》というタイトルの文章を投稿したけど、あれが新曲です。<br>鮎川さんとシーナさんの命日の真ん中あたりのこの日、そしてちょうど一年前は「ロック葬」と名付けられた鮎川さんのお通夜に参列した日だっただけに、ライブを演れることに縁を感じた次第。<br><br>イベント終演後に感じたのは「ああ、やっぱりいるよね」ってこと。<br>自分が演奏することだけにしか興味がなくて、共演者には目もくれず観るのなら友人のバンドだけという出演者です。<br>まあ、ひとそれぞれだし、それぞれが目の前のニンジンを追いかけて活動してると思うけど、でも、おんなじニンジンだけ追いかけてたら、いつの間にか腐ってるかも。<br>そう、音楽は栄養満点な生鮮食品です。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/4/6(土)浜松TEHOM <br>the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》<br>OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE \2500(+1Drink)<br>【出演】<br>the 1970<br>THE KNOCKERS<br>the SCOOTERZ <br>BEATSEEKER <br>THE SLICKS <br>【DJ】<br>MASA68<br><br>そして、こちらわたくし出演のDJイベントが今週末となります。<br>はい、ぶっちゃけた話、この夜のDJはパンク育ちの50代の少年たち、もとい青年たち、もとい成年たちおよび初老……だから、おそらくShow Rawなパーチ―となるら。<br>でも、俺ら世代はたくさんのグッド・ミュージックによって育(はぐく)まれたゴールデン・ジェネレイションなので、この日は全世代が楽しめるサイコーな音楽が流れる日だと思う。<br>みなさん、よろしくね。<br><br>2024/2/10(土)浜松TEHOM <br>《DJ Night》<br>Open / Start 19:00 Ticket \1500(1Drink別)<br>〈DJ〉<br>ichiyo(the 1970)<br>MASA68 <br>F山(WHIZZ)<br>淳吉郎(THE SLICKS)
2024-02-07T22:02:14+09:00
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星のまま (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1684#1684
拾った小石を 向こうに投げた<br>コトリと音を立てて そいつは転がった<br>石は石のまま 硬いから石のふり<br><br>蛇口から水を グラスに注ぐ<br>机に置いて それを眺めてた<br>水は水のまま 透明だから水のふり<br><br>形がどうとか 大きさがどうとかではなく<br>今ここにいること それだけでいい<br><br>昼間から空を 見上げてた<br>陽光まぶしく 星はなく<br>雲もないけど 星は見えず<br>星は星のまま 輝いているから星のふり<br>キミはキミのまま 光っているからぼくの星<br><br>星のまま 星のまま 星のまま<br><br><br>さあ、2月になりました。<br>豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」2月号にてわたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』が掲載されてまーす。<br>下記からよろしくどーぞ。<br><br>https://avanti-music.com/yamoritimes_23/<br><br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>さあ、ザ・スリックスの次のライブは今週末。<br>もちろん、いつもおんなじ、いつも違うスリックスでございます。<br>ご来場のほど、よろしくお願いいたします。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付)<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS <br><br><br>そして、こちらはわたくし出演のDJイベントです。<br><br>2024/2/10(土)浜松TEHOM <br><DJ Night><br>Open / Start 19:00 Ticket \1500(1Drink別)<br><DJ><br>Ichiyo(the 1970)<br>MASA68 <br>F山(WHIZZ)<br>淳吉郎(THE SLICKS)
2024-02-03T01:47:55+09:00
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定点観測にまつわる話 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1683#1683
定点観測という言葉があります。<br>もともとは気象情報業務における言葉(作業)だったらしいけど、近年では特定の場所から対象のものを見続けることにも使用されるみたい。<br>そうか、わたしたち音楽好きが自分の好きなバンドやミュージシャンの音源を買ったりライブを観に行ったりし続けていることは、それにちょっと似ている。<br><br>見上げるとぼくの空にはふたつの星がいつも光っています。<br>ひとつは鮎川誠、ひとつはポール・ウェラー。<br>大相撲での呼び方ならば東の横綱 鮎川誠、西の横綱 ポール・ウェラー、そんな感じ。<br>あの頃も、そして現在も、とっておきのぼくの場所からふたつの星を定点観測中。<br>もちろんどっちも真正面がっぷり四つで。<br><br>1月某日。名古屋ダイアモンド・ホールにてライブ観戦。<br>ポール・ウェラー、6年ぶりの来日公演。<br>前回2018年1月のジャパン・ツアー以降、スタジオ・アルバムを3枚発表している彼だから、今回のライブはいろんな意味で楽しみだった。<br>そしてこのライブはこれまで幾度か観てきた彼のライブの中で一番良かったのです。<br>なぜなら、『モッド』って言語が足元に刻まれているぼくの定点から体験した今回のライブはやっぱり『現在進行形』だったから。<br>星が星のまま、さらに光を増しているだなんて、サイコーすぎるら。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付)<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS <br><br><br>そして、こちらはわたくし出演のDJイベントです。<br><br>2024/2/10(土)浜松TEHOM <br><DJ Night><br>Open / Start 19:00 Ticket \1500(1Drink別)<br><DJ><br>Ichiyo(the 1970)<br>MASA68 <br>F山(WHIZZ)<br>淳吉郎(THE SLICKS)<br><br>写真は我が家の台所にあるカレンダー。<br>ここには中村家のさまざまな予定が記入されます。25日、26日は家内とぼくのバンドのスタジオ練習。<br>そして27日「AM 内科、夕方 ポールウェラー」。<br>これを『シュール』と呼ばずしてなんと言おう、わたしがなんとなく記しただけだけど(笑)
2024-01-29T22:09:17+09:00
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某日日記 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1682#1682
1月某日。浜松のライブ・バー、テホムにてライブ観戦。音楽仲間、只っ企画の《FIRST! LAST! ALWAYS! VOL.17》へ。<br><br>最初はMIZUMI。<br>湖(みずうみ)というのは海と違って寄せては返す波がありません。風が強い日ならば湖面が揺れるぐらい、か。そしてこの日のMIZUMI。3人が繰り出すそのアンサンブルは譜面起こしが不可能と思われる演奏で、気づくと店内はグルグルと廻りだし、それはいつしか鳴門海峡のうずしおみたいになって、わたしたちは中心に向かってズルズルと引き込まれてしまった次第。わおっ。<br><br>2番目はGANGLIPHONE。<br>しばらくライブをしていなかったが、最近、活動を再開してようやくこの日、観ることができた。いい意味で今までと変わらないガングリがそこにいた。4人が奏でるのは不協和音ではない不思議な響き。おもちゃが鳴る音みたいに。あ、そうか、おもちゃ(玩具)の音(フォン)……だからガングリフォンか、と思った次第。そして、ギターと唄を担当するユキちゃんのギター弦が1曲目で切れたのだが、切れた弦のまま最後まで堂々とライブを演りきったことにビックリ。すげぇ。<br><br>3番目は仮設。<br>エレキとドラムのこのユニット、初めて観た。腕達者なおふたりから放たれる音はまるで「知恵の輪」のようであり、幾何学(きかがく)模様でもあり、エッシャーのだまし絵のようでもあり、そのスゴさにわたしは舌を巻いた。だがしかし、巻いたのはいいのだが、巻いた舌がもとに戻らなくなってしまい、せっかくのビールが飲みにくくなってしまった次第。オーマイガー。<br><br>最後はSISTER PAUL。<br>ライブを演る場合、多くの演奏者は持ち時間を使ってできる限りたくさんの曲を演ろうとしたり、そうでなければ曲間にどれだけMC(おしゃべり)を入れて持ち時間を満たそうか、と考える傾向がある。この日のシスター・ポールは間髪入れずに演奏し続けるのではなく、かといって、ダラダラとおしゃべりをするわけでもなく、曲間に効果音を入れながらライブをしていました。そう、テホムは「シスター・ポールの宇宙空間」になっていたんだ。先日、国産探査機が月面着陸をしたというニュースがあったけど、テホムにいたわたしたちはその「シスター・ポール宇宙空間」をゆ〜らゆらと遊泳していたんだい。未経験の方はぜひ一度お試しを。<br><br>只っ、おつかれさまでした。サイコーな企画をありがとう。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付)<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS <br><br><br>そして、こちらはわたくし出演のDJイベントです。<br><br>2024/2/10(土)浜松TEHOM <br><DJ Night><br>Open / Start 19:00 Ticket \1500(1Drink別)<br><DJ><br>Ichiyo(the 1970)<br>MASA68 <br>F山(WHIZZ)<br>淳吉郎(THE SLICKS)<br><br>B.G.M.「MARY WEISS/DANGEROUS GAME」<br>60年代に活躍したガールズ・グループ、ザ・シャングリラスのリード・シンガー、メアリー・ワイス2007年発表のファースト・ソロ・アルバム。<br>スターだった頃から40年以上経過して最初のソロ・アルバムってのもスゴいけど、それよりもスゴいのが収録された楽曲全部のすばらしさ。<br>90年代から00年代にかけてカッコいいレコードを販売していた浜松ロッキン・レコードにて発売当時に購入。タメ歳の店長マーくんがその日、ぼくに「ジュンちゃんが絶対好きなレコードだよ、これ」って言った。彼とは長年の間柄でぼくの音楽嗜好性を熟知してるから「それなら」と思って購入した次第。<br>こんな感じでレコードやCD音源って、その内容とは別次元で購入時の思い出や当時の生活が真空パックされているからおもしろいんですよね。
2024-01-23T23:01:57+09:00
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音色にまつわる話 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1681#1681
楽曲を聴いているといろいろな部分に気が向いてゆく。<br>メロディ(コード進行を含む)、歌詞、楽曲構成(アレンジを含む)、そして各楽器のアンサンブルとか。<br>アンサンブルのなかのひとつのポイントに音色(ねいろ)がございます。<br>「このギターの音、サイコー」「スネアの音が曲調にばっちり」「ベースの音、ちょっと歪みすぎだら」などなど。<br>まあ、ぶっちゃけ、個人の好みの問題かもだけど。<br><br>そして唄声、これこそ楽器のなかで最もアコースティックな音色だと思う。<br>大量生産されている一般的な楽器と違って、各人にそれぞれひとつだけの楽器(声)です。<br>昨年もさまざまな音源を購入したけど、そのなかでとりわけ良かったのが八代亜紀さんのレコードでした。<br>2012年と2017年に発表されたスタンダードと流行歌も含んだジャズのカバー・アルバム2枚。<br><br>演歌の世界でのスターだから、もちろん「その声」も知っている。<br>だがしかし、聴きながら彼女の「その声」に震えた。<br>艶っぽさと色気、そしてどこかクールな部分がめちゃくちゃカッコいいんだ。<br>そしてこのアルバム、上述したメロディ、歌詞、楽曲構成、各楽器のアンサンブル、すべての部分ですばらしい。<br>八代亜紀さん、ファンになりました。ありがとうございました。<br><br><br>さあ、1月も半ばを過ぎましたです。<br>豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」1月号にてわたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』が掲載されてまーす。<br>下記からよろしくどーぞ。<br><br>https://avanti-music.com/yamoritimes_22/<br><br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付)<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS <br><br><br>そして、こちらはわたくし出演のDJイベントです。<br><br>2024/2/10(土)浜松TEHOM <br><DJ Night><br>Open / Start 19:00 Ticket \1500(1Drink別)<br><DJ><br>Ichiyo(the 1970)<br>MASA68 <br>F山(WHIZZ)<br>淳吉郎(THE SLICKS)
2024-01-15T23:36:50+09:00
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某日日記 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1680#1680
12月某日。我が家の大そうじをした。<br>まずは窓ガラスふき。<br>毎年、やり方が違うんだ。<br>『ガラス〇〇〇』みたいな市販のスプレー式合成洗剤を使用したり、「新聞のインクが汚れを除去する効能を持ち合わせてる」というネット伝授の『新聞紙を水に浸してふきふき作戦』だったり。<br>本年は後者を選択し、午前中より開始しました。<br><br>そんなに多くない収入でなんとか生活をしたり、子育てをしている国民が多いなか「キックバック」という独自システムにより私腹を(もちろん真っ黒な)肥やす某国・与党の派閥連中の記事。<br>いまだに罪のない一般人をも巻き込んでいる幾つかの戦争を伝える記事。<br>それらが紙面を飾る古新聞でぼくは汚れた窓ガラスをふきふき。<br>昨日のニュースなんて誰も欲しがらないし、できればあしたもあさってもハッピーなニュースを。<br>だから、来年末の大そうじは市販のスプレー式合成洗剤でふきふきできることを願った次第。<br><br>今年はミュージシャンや音楽関連の方々の訃報がとっても多い年でした。<br>どんなひとにもその時は来るから、ってわかっていても、やっぱり「なんで? どうして?」って気持ちになっちゃう。<br>今年の1月某日、ぼくにとっての最大の存在、鮎川さんが亡くなった。<br>翌日に訃報が発表されたんだけど、その日はぼくの誕生日だった。<br>シーナさんは2015年2月14日に亡くなったけど、その日はぼくの実父の誕生日であり、同年の7月に実父も他界している。<br><br>だから彼の訃報に際し、偶然といえども、不思議な感覚につつまれ、いわゆる「縁」みたいなものを感じずにはいられなかったのです。<br>ぶっちゃけ、今でもぼくにとって、シーナと鮎川誠おふたりの他界に対しての実感はありません。<br>自分にとっての大切なことは「心のずーっと奥の方」で、根付(ねづ)いているから、「それ」を追い続けていれば枯れないのかもしれない。<br><br>来年もご都合があえばザ・スリックスのライブに来てみてください。<br>ザ・スリックスはこれまでと同様、あいかわらず新曲メインで演っていく所存でございます。<br>だって、それこそ表現者にとっての最重要ポイントだら。<br><br>この文章を2023年に読んでくれたみなさん、一年間ありがとうございました。<br>(喪中の方々も含め)よいお年をお迎えください。<br>この文章を2024年に読んでくれたみなさん、昨年はありがとうございました。<br>本年もよろしくお願いします。<br>よいお年玉をあげたり、もらったりできますように。<br><br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS<br><br><br>写真は2004年6月30日に浜松ポルカ・ドット・スリムで行われたシーナ&ロケッツ・ライブでの打上げ写真。<br>左からシーナさん、鮎川さん、淳吉郎、そして友達でありライバル、盟友のフクちゃん。<br>フクちゃんもぼくも鮎川さんに対し、いろんな質問をしました。<br>「鮎川さん、ルースターズがサンハウスの『ドゥ・ザ・ブギ』を演ってますけど、大江さんはカバーするにあたり鮎川さんに許可を求めてきました?」<br>そんなぼくの言葉に対し、彼はこう言いました。<br>「うう〜ん、しないよ。だって俺らがストーンズのカバーする時にミックやキースにいちいち言わんやろ。それと一緒」。
2023-12-31T13:29:51+09:00
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某日日記 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1679#1679
ぼくはギター弾きですが、ほーんのちょびっとだけ鍵盤楽器をかじったことがあります。<br>「かじった」と言っても、硬いおせんべいを食べるみたいに白鍵と黒鍵に喰らいついたわけではなく。<br>だって、そんなことをしたら歯が欠けてしまうら。<br>そして鍵盤楽器を弾いた時、「ああ、ギターとはまったく違う世界だな」と思った。<br>と同時に「鍵盤で作る楽曲はギターでの楽曲とはメロディーが違うだろうな」とも感じた。<br>ギターは2次元、鍵盤は3次元って感じ。かな。<br>でも、どんな楽器で作ったって、もちろん鼻歌で作った唄でも、そこにあるのは「そのひとの酔いどれ空間」。もうサイコー。<br><br>12月某日は豊橋AVANTIにてライブ観戦。<br>キャロル・キングのカバー・バンド、ピロリキングとビリー・ジョエルのカバー・バンド、GAMT’ RIBEのツーマン・ライブへ。<br>実はわたくし、キャロル・キングもビリー・ジョエルも大好きでございます。<br>おふたりともピアノ弾きだから、前述したとおり楽曲の雰囲気やメロディーが「わおっ」って感じなんだ、ぼくにとって。<br>んなわけで楽しみにしていたその日、どちらのバンドもすばらしかった。<br>両バンドともメンバーの方々の技量がすごかったけど、なによりもステージから「これが好きなんだ〜」って気持ちが届いてくるのがよかった。<br>これがカバー・バンドを演るうえでのもっとも大切な部分だと思ってます。<br><br>この日は超満員だった。<br>いいバンドだからってことはもちろんだが「やっぱオリジナルで演ってるバンドと違って、スタンダードを演るバンドは一般人にも受け入れられやすいのかな〜」って、ひとりごちた次第。<br>そんな気持ちと、いいライブを観た高揚感が交錯しながら帰宅すると、くやしまぎれに最近のマイ・ブーム、プリッツ・トマト味をお湯割り焼酎とともにかじったクリスマス・イブイブでございました。<br>いやぁ〜音楽ってほんっとにいいですね。さよなら さよなら さよなら。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS <br><br>B.G.M.「グッドナイト・サイゴン/ビリー・ジョエル」<br>1982年発表のアルバム『ナイロン・カーテン』A面4曲目に収録。<br>このアルバム全体に社会性をすごく感じます。<br>でもメッセージを押しつけないところがまたクールでカッコいい。
2023-12-26T22:14:34+09:00
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ライブしました (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1678#1678
12月16日は浜松TEHOMにてライブでした。<br>集まってくれたたくさんのお客さん、出演のワタナベマモルさん、マシスさん、タオルさん、DJの只っさん、ありがとうございました。<br>もちろんお店の3人、チンくん、サリーちゃん、サカタくんにも大感謝です。<br><br>一番目はTHE SLICKS。<br>道路には制限速度があります、市道だったら30キロ、国道だったら60キロ、高速道路だったら100キロ、みたいに。<br>ザ・スリックスの楽曲には上記のようなスロー、ミドル、ファストな楽曲があり。<br>今回はそれをイイ感じで演れたかな、制限速度なしの「ロックンロール・ロード」にて。<br><br>二番目はマシス。<br>ちょうど一年前くらいに彼の全10曲入り宅録自主音源を購入しました。<br>ライブではフォーク・ギターでの弾き語りなのに、その音源では様々な趣向が凝らされていて、楽曲や歌詞の世界観も含めて感動した。<br>それ以降、いろんなひとに彼を知ってもらいたいという気持ちが生まれ、今回、出演をお願いした次第。<br>ライブはやっぱりマシス・ワールド全開で「ああ、お誘いしてよかったな」って、ひとり首肯。<br><br>三番目はタオル。<br>マモル&ザ・デイヴィス2019年発表のアルバム「レッツゴー」の6曲目に『キルヒヘアに行ったぜ』という楽曲がある。<br>キルヒは数年前に惜しまれつつ閉店した浜松のライブハウスなのだが、タオルのドラマー:ダイスケ氏こそ、そのお店のオーナーだった男。<br>そんな流れ、およびタオルというバンドが宿している「滑稽かつ狂気」という独自性が大好きで今回、出演をお願いした次第。<br>ライブはやっぱりタオル・ワールド全開で「うわぁ、参りました。降参っ」つって、わたしはタオルをリングに投げ入れていたのです。<br><br>最後はワタナベマモル。<br>マモルさんはロックンロールというフィールドで百戦錬磨の男。<br>彼はこの夜もエレキ、アコギ、ハーモニカ、カズー、そして「ロックンロール・ハート」っつー「心の銃」を使ってライブ。<br>それは鉄砲だけど、もちろんぼくたちはケガも負わず、血も流さず、笑顔と歓声と手拍子で応戦したのさ。<br>代表曲はもとより新曲やカバーを織り交ぜた選曲でのライブはサイコーのひとことです。<br><br>そしてDJの只っ。<br>バンドの雰囲気やライブの流れを汲んでの選曲は全ジャンルに渡っており、すばらしく、彼みたいなスタイルのDJは非常に少ないと思います。<br><br>いい一日でした。<br>みなさん、ありがとうございました。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブです。<br><br>2024/2/4(日)静岡騒弦 <br><Farewell said to You><br>Open 16:00 Start 16:30 Ticket \2500(1Drink付<br><ACT><br>Suzuai(千葉) <br>ルイス <br>キセノン <br>シンキロウ <br>THE SLICKS <br><br><br>B.G.M.「KEITH RICHARD/SING ME BACK HOME」<br>今日はキースの誕生日。80歳なんだって。<br>すごいなあ。カッコいいなあ。キース、ありがとう。
2023-12-18T23:25:04+09:00
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某日日記 (淳吉郎)
https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=slicks&mode=pickup&no=1677#1677
12月某日。音楽仲間である飯田くんの絵画展覧会を観るため浜名湖畔に存する老人ホーム「ウェルネス浜名湖」を訪(おと)のうた。<br>これまでも彼が通っている絵画教室の展覧会を含むいくつかの展覧会で彼の作品を拝見しているが、今回は2019年から2023年までの作品20点が展示とのこと。<br><br>近視および乱視かつ老眼であるわたしはある意味、昆虫みたいな「複眼」であるといえまいか。<br>なので、20点もの作品を見るにあたって、出発前にフル・チューンした(近視および乱視かつ老眼対応した)マイ・メガネの掃除を丁寧にして出かけた次第。<br>もちろん、スモール・フェイセスの名曲とおんなじ「My Mind’s Eye」も一緒に。<br><br>全作品を拝見しながら思った「2019〜2023ってことは5年間か」って。<br>ディランの5年間つったら「ボブ・ディラン」から「ブロンド・オン・ブロンド」まで。<br>ビートルズの5年間つったら「プリーズ・プリーズ・ミー」から「サージェント・ペパーズ」まで。<br>ストーンズの5年間つったら「ザ・ローリング・ストーンズ」から「ベガーズ・バンケット」まで。<br>わたしは飯田くんの5年間にも「そこ」に居続けながら「変わっていく」姿勢を感じました。<br>つまり、わたしが所有する「複眼」と「マイ・マインズ・アイ」がそれをキャッチしたってわけ。<br>飯田くん、ありがとう。新作を楽しみにしています。もちろん、バンドでご一緒できる時も。<br><br>☆★☆★☆★☆★☆★<br>ザ・スリックスの次のライブは今週末です。<br>最高な出演者による年末音楽パーティーにどうぞ、鴨海老婆で(カモエビバーデ―)。<br><br>おじいちゃんの遺言は「大切なことは3回くり返せ」。<br>ザ・スリックスはトップでの演奏となります。<br>ザ・スリックスはトップでの演奏となります。<br>ザ・スリックスはトップでの演奏となります。<br>みなさま、よろしくお願いします。<br><br>ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》<br>☆12/16(土) 浜松 TEHOM<br>☆開場/開演 18:00/18:30<br>☆料金 2500円(1d別)<br>☆出演<br>ワタナベマモル<br>タオル<br>マシス<br>THE SLICKS<br>☆DJ 只っ<br><br><br>B.G.M.「THE KINKS/LAST OF THE STEAM-POWERD TRAINS」<br>ザ・キンクス、1968年発表「ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ」のA面5曲目収録。<br>これも、キンクスのデビュー5年後のアルバムであり、やっぱり「そこ」に居続けながら「変わっていく」姿勢のアルバムなのです。もうサイコー。
2023-12-10T20:42:42+09:00