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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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第46話 「不死身のグローザム」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
ジョーさん、上から失礼します。いつも映画情報ありがとうございます。

さて、先週はお休みでしたが感想スレ、再開です。


 スパンコールも艶やかな衣装を纏い、元フォートレスフリーダム?に現れダムの水を凍らせたグローザム。GUYSは現場に駆けつけますがテッペイは寒さにやられ、ミライはメビウスに変身して戦いますが、ファイヤーウィンダムの加勢も空しく、グローザムによってダムに冷凍串刺しにされてしまいました。
 それを目の当たりにして絶望しそうになったコノミの前にモロボシ・ダンが現れ、「諦めてはいけない」と励まします。
 GUYSでは、隊長以下男子全滅の中、ミサキの指揮でメテオール・マグネリュームメディカライザーによるメビウス救出作戦と、フジサワ博士開発のドSな新メテオールでのグローザム打倒作戦が進行していました。しかしパイロットが足りない…!そこでコノミがガンローダーに乗る事を決意。勇気のおまじないとリムに力づけられ、マリナと共に「バーナーオン!」のかけ声も勇ましく、作戦「プライド・オブ・ガールズ」は飛び立ちます!
 マリナはメビウスに接近しますがグローザムに阻まれます。そこへテンガロンハットを脱ぎ捨ててダンがウルトラアイを装着!冬木ミュージックと共にウルトラセブンが登場しました。その間にマグネリュームメディカライザーの照射に成功、メビウスも復活してセブンとのタッグでグローザムと戦います。エメリウム光線とメビュームシュートをウルトラダブルフラッシャーばりに浴びせられ、グローザムの体は四散。しかし余裕綽々で復元しようとした所、コノミがメテオール「マクスウェルトルネード」を発動!小間切れの体を高熱に曝されたグローザムは、フジサワ博士の氷の微笑に見守られつつ、地獄の苦しみを受けて滅びたのでした。
 ミライに、「仲間を大切に」とのメッセージを残して馬上の人となったダン。戦い終わったコノミは不思議な気配を感じましたが、もうそこにはダンの姿はありませんでした…。


 ウルトラマンシリーズにおいて女性は決して「色物」ではありません。歴代防衛チームのエースパイロットの多くが女性であった事もその現れでしょう。
 ですから、これは単に「いつもは縁の下の力持ちだった女の子が時には頑張るエピソード」というだけではないと思います。

 かつて最強とも言える防衛チームの隊員であり、後に最も悲運な防衛チームの隊長でもあったこの人が何故コノミの前に現れたのか。これはウルトラマンと防衛チームの関係を通して人間の可能性を語っている、ジェンダーフリーなストーリーではないでしょうか。

 ガールズもガイズも、一つのGUYS。共に戦ってなんぼですから。
…という訳で、今週もバーナー・オンでいきたいと思います。
No.10801 - 2009/09/30(Wed) 21:17:26

Re: 第46話 「不死身のグローザム」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さんおはようございます。
 まあ、前回よりシンプルな御姿にもかかわらず、アサミ様の魔性はよりいっそう輝いて…羨ましい。以前は敵を騙しておちょくって封じ込めることでしたが、今回はしっかりお仕置きまで作戦を練っていらしたアサミ様。楽しかったでしょうねぇぇぇ〜(笑)。
 さて、メイビーの危機に愛馬で駆け付けたダンですが、やはりウルトラ警備隊時代の秘密の高速道路を使用して来たのでしょう。もちろんその時、愛馬はポインターに変身して。
 すいません、脱線が長くなりました。
 惨劇を目の当たりにして絶望の淵にあるコノミに、人間とウルトラマンが助け合ってきた歴史を語るダン。援護射撃に新型ミサイル、ガスにエネルギー注入と、本当に人間達は努力して、成果をあげて来ました。超能力を持たなくとも巨人でなくとも、無力ではない。何かが出来るのです。今回も、諦めなければ道は開けると勇気づけられ、「勝てます!!」と叫ぶコノミ。いよいよ出撃で震えるコノミのために、絶妙のタイミングで現れるリムは、れっきとした生き物です。
 現場に到着したマリナの前に立ちはだかるグローザムを引き離すため飛び出すセブン、海老で鯛を釣った気分で笑うグローザムでしたが、アサミ様は「笑っていられるのも今のうちよ」と思っていらしたことでしょう。セブンとメイビーの合わせ技でバラバラになったところで、遂にコノミが「女王様のおしおき」を!!アサミ様の微笑も怖かったけど、コノミの「くせになりそう❤」もかなり…。同性ながら、女は怖いとつくづく思います。
 戦い済んで、ミライの「助け合える仲間と共にいる」幸せが続くことを祈りながら去っていくダン。大切な人といることは守る努力を続けること。大変なことですが。

 ところでセブンが、あたくしのテッペイさんを苦しめた宇宙ダニーに勝てたのは、人間が開発した薬を患者に注射したからなんですよね。GUYSの全職員はあれの改良したものを予防接種するべきです。…新型インフルエンザワクチンが二回分で六千円余ーーーーーっっっっっ!!!???うがーっっっっっ!!!!!
No.10803 - 2009/10/01(Thu) 09:30:19

Re: 第46話 「不死身のグローザム」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

 藤子さん、今回のアサミ様はフラメンコとまではいきませんでしたが、白衣の下に覗く胸元もなかなかセクシーでオシャレではないでしょうか♪

 組織には様々な人がいて、その中で個人の持ち味を最大限生かす事のできるのが強い組織だと思うのですが、一歩間違うと「これは自分の仕事じゃないから」と無責任になってしまったり、逆に、やる気になっている人がいても、「君には無理」と諦めさせてしまう事もしばしばです。
 余裕のある時ならそれで良いのでしょうが、なりふり構っていられない時だってあります。今回は正にそういう状況だったと思うのですが、GUYSはこの大ピンチを女子の活躍で爽快に切り抜けました。
 世の中、他に真似のできない凄い技術や能力を持った方も少なからずいらっしゃいますが、大概の事は人間がやっている事ですから、その気になれば出来ないはずはない…事もある、場合によっては、かもしれない、と思います。要はやる気、勇気、ではないでしょうか。

 しかし私は、コノミの勇気もさることながら、「男ども」の態度も素晴らしいと思うのです。怪我をおしてでもミライを助けたいのに、コノミがやると言えば任せて「頼んだぞ」「頑張れ」と笑顔で送り出す。ああしろ、こうしろ、と心配したりしない…アサミ様が怖かったから、というのもあるでしょうが、強い信頼関係が感じられて、結構好きな場面なのです。ひょっとすると、仲間にそうさせるのがコノミの持ち味なのかも知れません。

 「メビウス」がGUYSの物語であるように、「ウルトラセブン」はウルトラ警備隊の物語であった、と言っても良いと思います。大きな宇宙人や怪獣が活躍してはいますが、本来ウルトラマンは人間の物語なのです。
 人間が受け入れてくれて、自分達で精一杯頑張るからウルトラマンも頑張れる、そしてウルトラマンが「フリーズ」した時こそ人間の力の見せどころ。ダンはその事を最も良く知るウルトラマンだから、ここに現れたのではないでしょうか。そして、寒いのがイヤだからというのもあったかもしれませんが、人間達を信じたから、自分は一歩引いてサポート役に徹したのではないでしょうか。

 この「役割」というのが今回のミソかもしれません。適材適所、と言いますが、思いもよらない人が思いもよらない役割を果たしてくれる事だってあります。
 そこにあるのは何なのか。
「能力」や「経験」、ましてや「肩書き」などではなく、「想い」ではないでしょうか。

「今すぐできる事は何だろう」は、「自分にできる事は何だろう」でもあると思います。そして、信頼があれば出来ない事も出来るかもしれません。

それがウルトラマンなのですから。そして、ウルトラマンが大好きな、弱い人間なのですから。
No.10804 - 2009/10/03(Sat) 01:03:22

Re: 第46話 「不死身のグローザム」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、藤子さん、みなさん、こんばんは。

私もウルトラマンの世界は女性が「色物」という扱いではない、と、思っています。
ただ、例えばジェンダーフリーという言葉は誤解をうみやすい言葉なのではないかなあ、と思っているのですが、男性と女性はある意味やはり、違うものだと思う時があります。それは実感としてなのですが、女の子と男の子と同じ年の子をだっこしてみると、女の子はやわらかくて、男の子は骨太だなあ、とか、公園にいくと、なんで男の子はずーっと走り続けているのだろう、とか、なんで男の子はこんなにおバカさんなことをするのだろう、とかそういう事なのですが。もちろん、それは、性別、という違いではなく個性の部分もたぶんにあると、思います。そして、「違い」というので、あれば、性別だけでなく、人種とか、気質、体質、とか、あらゆる違いが人間にはあると、思うのです。

ばーなーおんさんの書いていらっしゃることを読みながらそんなことを思っていました。そして、思い出したのですが、これはメビウス本放送時か、あるいはマックスの時だったのか、とにかく、随分以前にこの掲示板で話がなされたので、ログもすでに光の国にいってしまっていますから、うろ覚えで大変申し訳ないのですが、「身体的にチャレンジドの人が防衛チームで活躍するウルトラマンがあったらなあ」というようなことを書かれた方がいて、レイゴさんが「実際に『ウルトラマン』を病院で毎週楽しみに見ている子供達がいる、そういう防衛チームの話があれば、子供達を励ます事になりますね」といった内容のことを書いて下さったことがあったのです。なるほどなあ、と思った覚えがあるのです。

話は脱線していきますが、おそらく今年の邦画で観客動員数がトップではないだろうか、と思われる映画を紹介している文で、「不良高校球児の活躍を描いた作品」、と一言でかいてあって、確かにそれはそうだけどー、と思ったのですが、そういう感じでいくとメビウスも「宇宙人の侵略や怪獣の脅威から地球を守るウルトラマンの活躍を描いた作品」と、一言で書かれてしまうのかなあ、と思ったのですが、なにか足りない感じがする、それは

「人間ドラマ」という言葉ではないか、と思うのです。

そして、この「人間ドラマ」の部分があるからこそ、人々の共感をうみ感動を呼び起こし、記憶に残る作品になるのではないだろうか、と、思うのです。

それは「ウルトラマン」いや「ウルトラQ」の時代から連綿と続いてきたウルトラマンシリーズの軸ではないでしょうか。「一生懸命人間が頑張るからウルトラマンは助けてくれるんじゃないのか」人類は自らの手で守ろうと頑張っているわけだし、ウルトラマンも別に宇宙人の侵略や怪獣の襲撃に右往左往している人間を見おろして手助けしてやろう、としているわけではなく、頑張っている人類をなんとか助けてやりたいと思って自分の危険をかえりみず飛び込んできてくれるのではないだろうか。そこにドラマがうまれるのではないか、と思うのです。
先週の土曜日BS11でのウルトラセブンの放映はなんと「セブン暗殺計画」だったのです!ウルトラ警備隊が「セブンはどこにいるんだっ」と必死にさがしていて、とうとう、十字架にかけられたセブンをさがしだし、マグネリュームエネルギーを照射するところでした。これがメテオールマグネリュームメデカライザーになり、メビウスを助け、さらにセブン、メビウスの必殺技に協力して敵を倒すメテオールを開発しともに戦う。わざわざレジェンドと銘打たなくても伝説をみているようでした。


GUYS CREWは、みんなGUYSライセンスの持ち主ですから、能力を認められた人たちです。その中でも個性がいろいろあって、自然と役割分担ができている、そして、いざとなったら、コノミちゃんは飛ぶのです。私もフジサワ博士が「パイロットは君にきまり。」と、ジョージさんが「コノミ、頑張れよ。」と、そっと言うところが好きです。コノミちゃんは「こわがり」と思われていますが、実は、ウサギを守るために避難区域に飛んで帰ろうとする、思い込んだら無鉄砲な面があるのではないか、と、思っています。その行動が運命の出会いをうんだのですが。今回も「ミライ君をあんな目にあわせて許せない!」と自分が行く!と宣言しましたがいざとなったら震えがきて、というところはリアルでした。当のミライ君が教えてくれた「勇気のでるおまじない」をして(馬に乗ってやってきた、そのおまじないのご本尊さんにダムの前で強く励まされてきたのですが。)、リムも励ましに来てくれて、仲間もみんな信頼して任せてくれている。素敵なチームだと、心から思います。ですから、必ず勝てるのです!

またしても長くなってしまいました。本当は失礼覚悟で、近頃は男性よりも女性の方が正統派ヒーローを語れるのではないだろうか、とか、コノミちゃんの話から、マリナさん、ジョージさん、それぞれの「ピキーン」の話しまでいこうかと思っていたのですが、また次回にしたいと思います〜。(もういいよーといわれそう〜)
今回もぐたぐたで失礼いたしましたー。
No.10807 - 2009/10/06(Tue) 15:05:32

台風に気をつけて! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、一気に涼しくなりましたね。
映画「ウルトラ銀河伝説」、特撮雑誌にもいろいろ載っています。つるの剛士くん、インタビューで、お子さんに自分がウルトラマンだと言っても信じてもらえなかったが、去年を映画を見せたら信じてくれたそうです。つるの君、これだけブレイクしても、ウルトラマンのことを重視してくれるのはうれしいです。また、ウルトラマンゼロ、注目されています。来年からゼロが主役のテレビシリーズになればと思っています。
 で、台風18号、あさって日本上陸、近畿直撃です。規模的にも、半世紀前の伊勢湾台風に似ているとかで、警戒しています。皆さんも気をつけてください。僕は1967年の大台風で、当時住んでいた家が浸水しました、他人事ではありません。
 本日、デジタル・グレードのウルトラマン、初代マンAマスクとゾフィをGETしました。が、人気で、売り切れ寸前でした。最近ウルトラのガチャポンが少ないので、みんな飢えていたのかな?去年の映画は公開数ヶ月前からフィギュアラッシュだったのに、今年はおとなしいです。ガチャポンも次のデジタル・グレードウルトラマン2までありません。その後、フィギュアの出るのを期待しています。
 台風には気をつけて!
No.10808 - 2009/10/06(Tue) 20:05:09

Re: 第46話 「不死身のグローザム」 / オヤジストン [中国]
ばーなーおん兄さん、藤子さん、ゆうはは姐さん、ジョーさん、レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

この話、オヤジが語っていいのかと迷いましたが、女装して来ましたのでいいですわよね?
男女差別の意味で、「男なんだから」「女なんだから」と言う気はサラサラありませんが、人それぞれに役割や生き方があるように、男の持つ特性、女の持つ特性ってものがあると思います。
現代では多くの場合、同じ職場で男女平等に仕事をする事が可能で、上司が女性と言う事も珍しくありません。
夫婦共働きだってごく普通になりました。
これは決して悪い事ではないですし、そうしなければ現代社会は回って行きません。

しかしながら、男性の女性化、女性の男性化、この逆転現象が少なからず世の中を暗くしていく兆しがあるようにも思います。
それは言ってみれば、本来あるべき理想の姿を失いつつあるのかも知れないと、私はひっそり思っています、わよ。
男性が偉いとか女性が劣っているとか、そんな問題ではありません。
そんなものは比べようがありません。
男性が偉そうに出来るのは女性のお陰なんです。
女性が偉そうに出来るのは男性のお陰なんです。

男がどんなに頑張ってみても、子供を産む事なんて出来やしません、わよ。

「男らしさ」「女らしさ」と言うと、「差別だ」と噛み付く人も多いですけど、実はこの言葉の本当の意味は「本来持っている性を最大限に生かす」と言う事じゃないかと思うのです。
だから「あなた男なんだからこんな事で泣くんじゃないわよ」とか、「お前は女なんだからもっと大人しくしろ」とか、そう言う事に使うべき言葉ではないでしょう。
お互いがお互いの良い所を伸ばす時にこそ使われる言葉じゃないかと思う訳です、わよ。

今回の話では女性メンバーが男達に替わって大活躍しました。
でもそれって特別な事ではなくて、「女だから出来ませーん」と言い訳せずに、自分達に出来る最大限の事をやったって事じゃなかろうかと思います。
あの結束感はもしかしたら男性メンバーでは出せなかったかも知れません。
どっちが優れていると言うのではなく、それぞれの持ち味を引き出せるチームになったと言う事かな、と。

んー・・・。
やっぱ無理からに「わよ」って変!
あーもー無理じゃあああああ。
ワシはやっぱりオヤジですじゃああああ!
No.10809 - 2009/10/06(Tue) 21:58:07

Re: 第46話 「不死身のグローザム」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

ゆうはは姐さん、そういうザックリな紹介なら、冬に公開される作品などは「色んなウルトラマンが登場する物語」ってな感じになるんでしょうか。
 私も最近「セブン暗殺計画」見ましたが、セブンはもちろん大変なのですが、ウルトラ警備隊は本当に必死で。前後編にも関わらず一切間延びせず、息も付かせぬ緊迫感溢れる物語でした。普通の人間達が必死になって、人間よりも強いウルトラマンを助けようとする、人間の可能性がここにあります。ウルトラマンは人間を成長させる物語であり続けて欲しいと思います。

ジョーさん、予告映像でのつるのさん、なんだか楽しそうでしたね。
本当に、台風が近づいて雨が強くなってきました。私は先程、ベランダの植木鉢に植えて(?)いたフィギュアを取り入れました。お天気が良いとミニジオラマのようで楽しいのですけれど、本当に飛んで行ったら悲しいですから。

オヤジストン、気色悪いから口紅落としなさい!(爆)
 女子も男子もオヤジもイケメンもお気軽に参加していただきたいので、敢えて女の子だから云々という話は控えたのですが、当然それは普通に、日常として直面する問題ですよね。
 今回のプライド・オブ・ガールズにも言えることだと思うのですが、女性にしろ男性にしろ、異性といる時、同性ばかりで集まる時、それぞれ発揮するところが微妙に違っているような気がするのです。生き物の中には、普段雌ばかりで、必要な時だけ半分が雄になるような変わったものもいます。それは極端な例として、今回のガールズ、普段も強い人たちばかりなのですが、雄共がいなくなるや、「隠れた才能」を発揮しはじめました。(普段から隠していないお方もいらっしゃいますが)
 ところが、普段もずっとそのままでは集団は上手くいかないかもしれません。リュウが100%でバーナーオンしている時に、コノミまでがクセになって飛び出してしまったら、誰がバックアップするのか、という事になってしまいます。ジョージが最高のプレッシャーに酔っている時、後ろでマリナは黙ってお守りを握りしめる...という風に、それぞれがいつも決まったポジションにこだわるのではなくて、その時必要な人が必要な仕事を力一杯果たせる、それが最高のチームではないでしょうか。

 どちらが強い、弱い、というのではなく、それぞれが与えられた場所で最強であり、それを認め合う事ができれば、素晴らしいと思います。
 もちろん、ガールズならではの武器も重要ですね。オヤジガールは...また違った武器ではないかと(笑)

みなさん、今週もありがとうございました。今夜は雨戸をしっかり閉めましょうね。
No.10810 - 2009/10/07(Wed) 18:10:45
映画の主題歌が発表されました! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、12月公開の大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説の主題歌を、MISIAが歌うことが決定しました。

http://natalie.mu/news/show/id/21683
http://eiga.com/buzz/20090928/17
http://www.sanspo.com/geino/news/090928/gnj0909280504012-n1.htm
http://www.cdjournal.com/main/news/misia/26426
http://www.news24.jp/entertainment/news/168179.html

 MISIAの横に、ウルトラマンゼロが立っている写真も公開されています。MISIAによる映画主題歌は、僕の彼女はサイボーグ以来です。これ、MISIAという人、私は存じませんが、エライ話題です、楽しみです。
 また、昨日の神戸でのウルトラセブンのイベントの模様が、神戸新聞に載っていました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0002396231.shtml
 すごかったですよ、200人も子供たちが来て、5人ずつ並んでセブンとの写真撮影でした。8月の宝塚のセブン&マックスは一人ずつ撮りましたが、今回はものすごい行列です。来ていた子供たちは、僕がセブンの初回放映を見ていた頃と同じ年頃、40年経ってもセブンの人気が不滅なのには感動しました。これ、セブンの写真を一杯撮ったので来週ヒーロー板に書きます。この他、映画の巨大タペストリーもありました。その他、ゆるキャラもいろいろいました。僕はゆるキャラの大ファンで、ひこにゃん、せんとくんなどが好きです。せんとくんのぬいぐるみが欲しいです。
 あと、11月4日に、ウルトラマン・クリスマスと言うCDが出るそうです。
 ちなみに、映画の前売り券は円谷オンラインショップでも扱っています。神戸では新しいシネコンでの上映です。
 それにしてももう10月なのに暑いですね、お元気で。
No.10799 - 2009/09/28(Mon) 19:43:55

Re: ご無沙汰しています / ゆーこ [九州]
ジョーさん、レイゴさん、皆さん こんばんは。

日が経ってからで申し訳ありません^^;

ジョーさん、いつもありがとうございます。
MISHAさんは地元の大学出身なので、デビュー時よりチェックしていました。
なので嬉しいです♪

また映画は、レイブラッド星人の声に格闘家の蝶野正洋さん、
ウルトラマンべリアルの声に宮迫博之さんということで、
つるの剛士くんのアスカ・シン帰還と共に、新たなウルトラ作品鑑賞デビューの方も増えるのではないでしょうか?^^
楽しみです♪
No.10818 - 2009/10/10(Sat) 22:25:49
第45話 「デスレムのたくらみ」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

先ずは事務連絡ですが、20日のCS放送はお休みですので、今回は二週間スペシャルになります。


 月から帰って来たフェニックスネストは、やっとリュウがゆったり座れたのもつかの間、ミライはじめ皆の目の前で大爆発!
 一人生還したジョージの口から伝えられたのは、「クルーの命をメビウスの敗北と引き換えに」というデスレムからの残酷な条件でした。
 やがて現れたデスレムを前に存分に戦えないメビウス。さらにクルーが人質となっている事実が明かされるや、市民のクルーを悼む気持ちはGUYSへの猛烈な批判へと180°転換します。が、アマ無線愛好家のきくち電器店の店主はそれを苦々しい気持ちで見ていました。

 みんなを守るウルトラマンになりたかった…というジョージは「守る」事の難しさを痛感し、ミライは人間を許せなくなりそうな自分に恐れを抱き、悩みます。しかしそんなミライを、嘗て同じ悩みを乗り越えた郷秀樹は力強く励ますのでした。

 その頃、フェニックスネストでは傷ついてパイナップルな隊長以下クルーが、自分達の命を惜しまずミライに戦って欲しいと決意を固め、地球への通信を試みていました。
 再び現れたデスレムにまたもなすすべの無いメビウス。しかしその時、避難しようとしていたきくち店長の無線機がテッペイの声を捉えました。フェニックスサムシング…!
 きくちの通報を受けたKCBのスタッフは危険を省みず、駆けつけて無線から聞こえるリュウのメビウスへの呼びかけを生中継します。

「戦え、メビウス!俺達の事はいいから…街の人達を守ってくれ!」

 リュウの声は熱く、時に優しく、人々の心を動かし、メビウスに力を与えました。本気モードのメビウスに圧倒されたデスレムは卑怯モード全開でフェニックスネストを攻撃しますが、それはジャック兄さんがCG満開の空中戦で防ぎます。その勇姿に加藤隊長の名台詞で応えるきくち店長。ウルトラマンが、帰って来たー!!

 一方、市民を狙った卑怯攻撃その2からはジョージがアメージングトリプルなキャプチャーキューブで守ります。卑怯攻撃を封じられたデスレムは所詮メビウスの敵ではなく、約束の炎にあっさりと倒されたのでした。

 ジャック兄さんの手鉤で無事着陸したフェニックスネスト。マリナに支えられて降り立ったリュウを、ミライは熱い涙と抱擁で迎えました。それを見守るきくち店長、そして郷秀樹。何かを感じて振り向いたジョージでしたが、そこには青空と野原が広がるのみでした…。


 マスコミに翻弄される人々、顔の見えない大衆という名の怪獣、その正体は?ウルトラマンは何を守るのか?。これは確かに前回から切れ目なく連続して問いかけるストーリーです!

 やはり長くなりました。クライマックスですので文字数やスレの形式にはこだわらずに行きたいと思います。今夜は一先ずこれにて。
No.10786 - 2009/09/16(Wed) 22:36:03

つるの剛士君、新作映画に登場! / 棺桶のジョー [近畿]
 おはようございます、12月公開の映画、ウルトラ銀河伝説に、つるの剛士君がダイナ、アスカ・シン役で出るとの報道がありました。

毎日新聞、http://mainichi.jp/enta/mantan/entama/graph/20090916_2/?link_id=REH04
プレスリリース、http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000000774.html
MSNニュース、http://topics.jp.msn.com/entertainment/movie/article.aspx?articleid=142345

 これ、スーパーGUTSの隊員服を着たつるの君の写真もあります。どうも、ダイナの最終回と関係がありそうで、新作映画につるの君の登場は噂になっていたものの、本当でした。これ、相当期待できそうです。
 映画の情報はなぜか木曜に出ます、楽しみです。前売り券早く買わないといけません。
No.10787 - 2009/09/17(Thu) 05:55:15

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんにちは。

衝撃的な、フェニックスネスト爆発のシーンからはじまるこの回は、重い問いかけを投げかけてきます。この四天王編はまさにメビウスとGUYSの仲間が大きな試練に立ち向かわなければならない話で、特に前回と今回、ルーキーウルトラマンのメビウスが直面し、当惑し悩む現実は私たちの住むこの世界に存在する現実だということを知らしめてくれているように思います。

ばーなーおんさんが形式にこだわらずにいきましょう、と、言って下さったのでのこのこと出て参りましたが、まずは、ばーなーおんさん、みなさんの感想楽しみにしております。

いきなり脱線しますが、2007年の冬に放映されたとき、当時、週遅れの地域があって、ネタバレしないように注意していたのに、みなさんとおしゃべりしている時にたまたま、「ウルトラ画報」という本の話になって、その地域の友人が「本にきくちさんが出ていましたね」というので、どっきりした覚えがあって、後からなんかピキーンと感じるものがあったんだねえ、と笑いあったのを思い出してしまいました。と、いうのも、まさに、今週発売のウルトラマンOFFICIAL DATA FILEのトピックできくち英一さんが特集されているのですよ!ちょっと驚いてしまいました〜。

棺桶のジョーさん、いつも情報ありがとうございます。
「てれびくん」の今月号に「ダイナもやってきた!!」と出ていたのでそうかなーと思っていましたが、つるのさん映画にご出演ですね。今日はつるのさんNHKの「スタジオパークからこんにちは」に出演なさっていて、「年末公開の映画に出演します」と写真もでていました。スーパーGUTSの隊員服をきてゼットン星人と対峙していました。映画のHPのムービーでもその姿見れます。私どもは先月ウルフェスに行った時に前売り買いましたよー。コップが十数個になったらどうしようと思っていたのでカッコいいミニタオルの特典うれしかったです。


ながながと失礼しました。
No.10788 - 2009/09/17(Thu) 14:28:05

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

ジョーさん、いつもありがとうございます。木曜朝の定期便なのですね。
今回の映画に対する私の期待度はジョーさんとは少し違うかも知れません。でもこうして同じスレでお話できる事を、嬉しく思っています。来週は感想お休みですので、どうぞスレ立てちゃって下さい!

ゆうはは姐さん、グズグズしちゃってごめんなさい!早速のレスありがとうございます。
そうです。あと少しですから思うがままに書いて行きましょう♪
…って事で、一先ず自分の感想というか、独り言みたいなものを書かせて頂いて、後程レスさせてもらいますね。

さて、昨夜の続きですが。
前回「エースの願い」では個人の「悪意」、そして今回は多数の「善意」、どちらが怖い!?…という話の流れになりそうなのですが、やはりこれも個人を描いているのではないか?と思った次第です。どんな大きな集団でも、一人一人が集まっているのですから。

ブレにブレているかのように見える「市民」達の反応。しかし良く見ると、黙ってメビウスを気遣う母娘がいます。新聞を読んでぼやく店員をどやしつけて溜め息をつく電器屋さんがいます。この人達は終始ブレてはいないのですが、どうしてもムナカタリーダーが目立ってしまう…。
群集が自ら怪獣化するのではなく、群集を怪獣にしてしまう、本当の怪獣が潜んでいるような気がするのです。それが、マスメディアであり、さらにそれを間接的に操ったのが他ならぬデスレムの企みだったのです。

しかし、危険地域に駆け付けてGUYSのメッセージを伝えたのもマスメディアでした。そして、この時ヒルカワはどうしていたのか…。
受け取る私達にも…いえ、「私」にも、個別に深く見る事が求められるのではないでしょうか。

群衆が勝手に動いている、と見れば恐ろしいですが、一人の顔を見れば恐怖は和らぐ事もあります。郷秀樹が「人間の強さ弱さ、美しさも醜さも知らなければ愛する事はできない」と諭したのは、一人の中の強さ弱さでもあり、大勢の中の醜くさ美しさでもあるのかも知れません。その一つ一つ全てに応える事は不可能でも、一人一人の顔を見る事ならできると思うのです。

この危機を救ったのが、リュウのミライへの友情であったり、そのリュウの気持ちを汲んだマリナの思い遣りであったり、純粋に仲間を気遣う気持ちでした。だから人々の心を打ったのでしょう。
小さな愛こそ普遍的、という場合もあります。


え、ここでちょっと失礼して、私も個人的かつ普遍的なな通信をさせて頂きたいと思います。タグが使えないのが残念なのですが、

「ありがとぉぉー!」
No.10789 - 2009/09/17(Thu) 22:29:45

つるの君映画出演続報 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、ウルトラ出身のタレントで最大のブレイクを果たしたつるの剛士君、ウルトラ銀河伝説に出るニュースの続報です。
http://www.tvlife.jp/news/090917_05.php
 TVライフの記事、ここにあるように、ダイナ最終回の後が出てくる模様です。今回はスーパーGUTSの制服を着ての出演で、つるの君、これだけブレイクしても原点であるウルトラマンを大切にしてくれているのに感激です。これ、昨日の朝、テレビを見ていたらつるの剛士、映画に出ると聞いたので検索したらいろいろ出ました。
 ちなみに、ウルトラマンゼロはシルバーウィークのいろいろなイベントに出るそうです。神戸では、27日にセブンが来るというので観に行くつもりです。
 今回のつるの君のカバーCDにはダイナのエンディング「君だけを守りたい」も入りますが、OPやウルトラ・ハイも歌って欲しかったです。ウルトラ出身のタレントで、グループの一員だった長野博君は別として、こういうCDを出すタレントは初めてなので応援しています。
 秋も深まります、インフルエンザには気をつけてください。
No.10790 - 2009/09/18(Fri) 19:47:22

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / オヤジストン [中国]
ばーなーおん兄さん、ジョーさん、ゆうはは姐さん、イケメン管理人さん、皆さん、こんばんは。

正直、何を書いて良いのやら迷ってしまって、ちょっと重い話になってしまいました。

個人的な事ですが私自身、群集の心無い言葉に傷付いた事もありました。

ウルトラマンや防衛チームは、怪獣や侵略宇宙人と戦っているので、ある意味人々にも解り易いです。
「ああ、自分達を守ってくれてるんだな」と。
しかしGUYSクルーが人質になり自分達にとって不利になると解ると、途端に迷惑そうな顔で非難を始めました。
ここまでは非常にリアルであると思います。

そして人質となったクルーが、自分達の救出よりも市民の安全を優先していると解ると、群集はまた応援を始めました。
それは一人の電器屋さんが受信したメッセージをマスコミが取り上げた結果でしたが、この時の報道関係者は「GUYSを責めるのは間違っている」との思いで駆けつけたんでしょうか。
それとも「GUYSの本音は自分達の救出に違いない」と思っていたんでしょうか。
ひょっとしたら、スクープを取りたい一心だったかも知れませんが、その部分は描かれていないので、想像に任せるしかありません。

さて、急に心変わりした群集に違和感を覚えた人も多いかと思います。
「変わるの早っ」と滑稽にも見えました。
でも考えてみれば、あれは正に私達自身の姿だったようにも感じます。
毎日目にして耳にする報道に一喜一憂し、その真偽もろくに確かめようとせず、ある時はタレントを馬鹿にし、政治家を揶揄し、芸人が痛い目に遭っている姿に大笑いし、懸命に生きる子供達の純粋な声に涙して。
たかだか数時間の間に、それだけの感情の変化を私達は普段からしているのかも知れません。

ただ、群集がきちんと本当の事を理解してGUYSを応援したように、現実の世界でもそうなるかと言えば必ずしもそうなりません。
一旦マイナスのイメージを付けられた人達を温かく受け入れる事は非常に少ないです。
もちろん個人個人ではちゃんと理解してくれる事もあります。
ところが民意と言いますか、国民の総意としてはもうこれは致命的であり、良くても無視、悪ければ弾圧が始まります。
そして民意と称してそれを扇動しているのがマスコミでもあります。

マイナスのイメージが付くには色んな根拠もあるでしょうが、中には単純にマスコミが悪いイメージを植え付けようとしているだけの事もあるでしょう。
直接にも間接にも事実を知らない人には、その情報が全てであって、それを基に判断します。

ウルトラシリーズの中でこんな話があったかどうか解らないんですが、もし地球人の目に見えない侵略者がいたらどうなるんだろうかと思うんです。
誰もウルトラマンの言う事を信じなくて、侵略者と戦う姿を見ても「一人で暴れてるだけじゃん」と思われたら。
人々を守る為に戦っているのに、街を破壊しているようにしか見てもらえず、防衛チームからも攻撃されるなんて事がないと言い切れるでしょうか。

幸いにもウルトラ兄弟達は天下のお人好しであり、地球人を愛してくれています。
人間不信に陥りそうになったメビウスにも、郷兄さんが心強いメッセージを与えてくれました。
メビウスにとってどれだけ嬉しかった事かと思います。

例えメビウスが「もういい。もう好きにしたらいい。もう戦わない」と言っても、あの群集の誰一人文句は言えないはずです。
でも、現実的に捉えるときっと言うんです。
「裏切ったな!やっぱりお前は悪者だった」と。
一人が言うとどんどん数が増え、それをマスコミが報道します。
そしてそれを見た人も、「あー、やっぱりそうだったか。前からそう思ってた」と言うでしょう。
こうして当然のように国民の総意が出来上がって行きます。

こうなると、ほぼ全ての報道で悪意を持って伝えられるか、或いは逆に黙殺されます。
仮にメビウスが本当の事を伝えようとしても、報道規制だか何だかで取り上げられないでしょう。
若しくは、言葉を編集されてありのままを伝えられる事はないでしょう。
ジョージが記者会見をしたいと言っても、何かしらの理由を付けられて却下されるか、記者会見が開かれても記者の揚げ足取りのような質問ばかりで、最終的にスタジオのコメンテーターが「言い訳ばかりですね」と締めくくるでしょう。
そして次々にGUYSの危険性や、これまで表面化してなかった疑惑や不祥事をここぞとばかりに取り上げるでしょう。

紆余曲折を経て、やっとメビウスの真意が伝えられ人々の理解を得られたとしても、マスコミは絶対に謝罪しません。
何故なら彼らには、はっきりとした責任の所在がないからです。
「事実を報道しただけ」「知りたがってるのは市民」
こう言う言葉を使って正当化するはずです。

こうしてみると、ヒルカワなんて素直で正直にも思えて来ます。
堂々と顔を全国に生放送で晒して、自分の言葉で伝え、メビウスを応援する言葉を聞いても反論しませんでしたから。

本当なら私も希望いっぱい夢いっぱいの事を言いたいんですが、今私が痛感しているのはこう言う現実です。

でもメビウスの世界では希望がありました。
人の心を信じて愛した結果として、デスレムの企みは潰えました。
現実の世界で、どれだけのデスレムの企みを見抜く事が出来るのか、それは私達一人一人に託されています。
そう言う私自身がデスレムの化身でないと言う証拠もありません。
私には、正義や愛や希望や夢を証明する事は出来ません。

それでもまだそんな甘っちょろい理想を信じているのは、人の心の温かさを知っているからでもあります。
No.10791 - 2009/09/18(Fri) 21:32:04

ウルトラ映画の映像が出ています / 棺桶のジョー [近畿]
 おはようございます、シルバーウィーク、いががですか?
 映画「ウルトラ銀河伝説」、予告映像が円谷チャンネルに出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=fr11RYITOAo&feature=channel_page
 これ、3分足らずの映像ですが、CGの使い方がすごい!まさに、ハリウッド並みのスケールで、この予告だけでもワクワクします。かつてのようにセットを作るのではなく、CG合成を念頭においてグリーンバックで撮り、そして合成したそうです。

 また、前売り券、円谷のネットショップで買うと、特典が3点!タオル+カード+クリアファイルが付くので早速注文しました。
http://www.ultra-shop.net/
 あと3ヶ月、楽しみです。
No.10792 - 2009/09/19(Sat) 10:59:21

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

ゆうはは姐さん、失礼しました。私もジョージが振り向いた時の音で、あの時の「ビキーン」思い出しました。あの頃はまさか3年も経って思い出話をするとは思っても見ませんでした。私にとっては「メビウスベルトという家があり、仲間がいる」です。

ジョーさん、どんなに有名になってもウルトラマンに関わった事を大切にする方がいらっしゃる事、とても嬉しいですし、それに応えられる作品であって欲しいですね。

オヤジストン、何度目かになりますが、いつもこの回を見るとその時々の事件と繋げて見てしまいます。それはタイミングが良いのではなくて、私たちの世界ではいつもこういう事が起こっているからなのだと思います。しかし、今回は逆に報道やらネットやら見ていて、「これって『デスレム』と同じではないか!?」と感じる事がありました。リアルにムナカタリーダーや腕章記者の大発生です。
 でも、やはりきくちさんもリアルには居る事が、落ち着いて周りを見回すとちゃんとわかるんですよね。

 良くやってしまうのですが、朝のニュースを見て溜め息をついて、平和だの思いやりだの言ったその口で、すかさず家族と言い争ってしまう。理想というのはわかっていてもその場の感情に押し流されてしまいます。そんな時、大きな世界も所詮こんな物なのではないか、と気づく事もあります。
 与えられる情報が全てではありますが、よく読めば、そして自分の周りをよく見れば気付く事だってあります。恐ろしいのは、丸呑みにしてしまう事、そして、自分が自分自身ではなく、名前の無い「大衆」になってしまう事ではないかと思います。そうすると、集団としてしかものを見られなくなって、「マス」コミを鵜呑みにしてしまい、本当の敵がデスレムである事すら忘れてしまう。思うツボです。

 デスレムに勝つには、「我々は」「私達は」ではなくて、「私は」と考えるのがコツではないでしょうか。断ち切られそうな絆でも、一本ずつなら守る事ができるかも知れません。
リュウが「俺は…」と呟き、マリナがそれを汲み取ったように。

 そう思うと、「私」の周りには暖かい仲間が沢山いてくれます。地道に頑張っている人の姿も見えます。尊敬できる人だっています。
 だから、私は脳天気かもしれないのですが、まだ捨てたもんじゃない!と思いたいです。何よりも、こんなに問いかける作品を作られた方々が少なくともこの時にはTVにいらしたのですから、それは希望の証なんです。

ここまで来て、本当にメビウスを語り続けて来て良かったと思っています。これから何度繰り返すかわかりませんが、これを届けて下さった皆さんに、分かち合った皆さんに、心から感謝です。

ではまた!
No.10794 - 2009/09/19(Sat) 19:40:23

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんばんは

みなさんの熱い感想を拝見し、私は素晴らしい友人たちに囲まれていると改めて痛感しました。

いろいろと書きたいこともあるのですが、複雑な想いが交差し、なかなかうまく表現できません。

人としてまだまだなのかもしれません。これから、本気で闘わなければならないことはたくさんあるかと思います。どんな闘いになったとしても、その根底に愛を忘れてはならないと肝に銘じました。

あ゛、チャットどうしますぅ〜。笑
悪の誘いか??
No.10795 - 2009/09/19(Sat) 22:50:49

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん、今晩は。
 今回は、人の心とは最強の、そして最弱の盾であることが語られた話でもありました。
 室内では待ち切れず、外で出迎えようとウズウズしているミライの前で突然ネストが!!目の前真っ暗、頭の中真っ白で半狂乱になって走るミライ。伝令として自分だけ帰され、後ろめたさに苦しみながら「人質との交換条件」を告げるジョージ。デスレム出現に飛び出すも仲間を犠牲にできずに屈辱を味わうメビウスと、人質にされたGUYSに追い打ちをかける市民。本当にしどい仕打ちの連続で、もう何もかも嫌になりそうなミライに「それでいいんだ」と語る郷。これはメイツ星人とコダイゴンの話がベースになっているのですね。メイツ星人が撃たれた時の「勝手なことを言うな」と、人間への怒りと失望の混じった呟きは、郷のものか、それとも帰りマンのものか、両方かと考えたものです。妻子を人質に取られた伊吹隊長の心情も考えずに責め立てる村人達にも怒りを感じたことでしょう。それでもやはり見捨てられない。自分の良心を捨ててしまったら、自分も悪に染まってしまう。誰かと愛し合い、許しあう資格を失ってしまう。
 一方リュウ達はメビウスの心の負担を軽くするためにメッセージを送りました。ずっとGUYSの味方だったきくち社長がそれを受信してくれて、遂に反撃に転じるメビウスのためネストを守る側に徹してくれる帰りマン、素敵です!!もうウルウルでしたよ。ついでにこれも喰らえとばかりにスペシウム光線まで撃ってくれる大サービス、ありがとうございました、兄さん!!
 ようやく帰還した仲間と再会、泣きじゃくってリュウにしがみつくミライを見て、「それは最終回まで取っておいて欲しかった」と思いつつ、ほっと一息。次回予告の時から、もしや最悪の結果になるのではと心配でたまりませんでしたから。
 それと、テッペイの「それが僕の最後の仕事です」には今回もジワッと来ましたが…しかし、声を大にして叫ばせて頂きます!!
「母さん、逆縁の不孝は絶っっっ対に許さなくってよーっっっ!!」

 ところで冬の映画ですが、時期的に観に行けそうにないのでレンタル開始まで生殺しかも…(涙)しかし、逆に考えれば、それまでにダイナ(5巻まで見ました)と大怪獣バトル(まだ全然)のチェックが出来るかも。アスカが出るということは「時空間のねじれ」でも起こったのか?それならヒロト生還の話も可能ではないか?(しつこいとは思いますが、私はまだ未練があります)「少年宇宙人」の後日談も作ってほしい、その時の主題歌は是非「フレンズ」に、と勝手に期待しております。だってヘキサゴン?Uで運命の再会を果たしたし、超ウル8でこの話を思い出したのは私だけではないはずです。
 ああ、それにしても、今回もメイビーが「腹ペコで晒しもの」にされやしないかと心配です。
No.10796 - 2009/09/20(Sun) 23:01:16

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、こんばんは。

 言うは易し、行うは難しで、私もまだまだ未熟者です。いつも大人気なくて申し訳ありません。

 メビウスが戦えば仲間は死ぬ。負ければ街は蹂躙され、もっと多くが死ぬ。
 結局は、どうなろうとデスレムを倒すしか選択肢は無いはずなんです。そして、結果的にはそうやって両方を助ける事ができました。
 もし私がミライの立場なら、人間の浅知恵で分析して、そんな賭けに出たかもしれません。それで多少の犠牲は出るかもしれないけれど、みんなを守る為なら仕方ない、と。

 でもミライはそれをしませんでした。ウルトラマンだから当然、と言えばそれまでですが、それでも自分が人間を愛せなくなる事に脅えていました。

 GUYSの仲間が「戦え」って言えたのは、そんなミライを信じていたからではないかと私は思います。
 ミライには俺達や街の人々を賭けるような事は出来ないだろう、だからみんなに罵られるだろう、そして身勝手な記者につかみかかろうとして写真を撮られて、ボロボロになって…それでも人間を愛する事をやめられなくて、でも憎んでしまいそうになってる自分を見て張り裂けそうになるだろう…

と、信じていたから言えたのだと思います。「俺達の事はいいから」と。
だから私も、言おうと思います。

立ち上がれ。
戦え。


藤子さん、連休明けたらまた来ますね。いつも本当にありがとう。
No.10797 - 2009/09/22(Tue) 20:26:28

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。

今回の話は、寓話のようでいて、しかもすごくリアルに感じる話です。

なんだか色々な事を考えてしまうので、まずはシンプルに、メビウスの世界の話をしたいと思います。

以前にも述べたのですが、私は、この回はやはり、メビウスが試練に直面する話なのだと思っています。

そして、そのメビウスの試練の核となる部分は何なのか。

それは本人も言っていますが、「自分と人間を許せない心を持ってしまうこと」なのではないか、と私は思うのです。

大事な仲間達を失ってしまう事もそうですが、人間に失望してしまうこともそうなのですが、最後にそれらの事で自分が人間を憎んでしまわないか、恐れている。の、ではないだろうか。

前回、ヤプールの卑怯な罠で、ヒルカワ氏が「しどい仕打ち」をした時に、ヤプールがメビウスに進退をせまって、それでも、「僕は人間が好きだ、人間を守ってみせる」と言った時、それまで心配そうにミライ君を見ていたアヤちゃんは、本当に嬉しそうに、ほっと安心した顔をしたのが私には印象的でした。
今度、デスレムは「メビウスと人間の絆を断ち切ろうとして」いる、と、隊長に聞かされた時に、仲間達はすぐにさっと顔を曇らせました。

人間は自分達、人間の醜さも、弱さも知っている。
そして、純粋で心優しいミライ君を知っている彼等は、人間の醜さや弱さで傷つき、人間に失望してしまわないか心配しているのです。

この事件の最初からそっと、ミライ君のそばにいた、ジャック兄さんはミライ君が心の揺れを吐露した時にこう言ってくれました。
「それで、いいんだ、メビウス」

人間の無限の可能性を愛し、仲間達と絆を結び新たなる路を歩き出したメビウス。人間は本当は彼の仲間達のように志の高い人だけではなく弱いところも醜いところもある存在でした。そのせいで、大事な仲間達が窮地にたたされている。守る事って何だろう。この人間という存在を愛することができるのだろうか、そんな悩みを持つ事は、悪い事ではない。それでも、君とこの星の人々にこの星の運命はかかっている、そこまでしかジャック兄さんは言いませんでしたが、おそらく、この試練を乗り越えられると、メビウスと人間を信じていたのではないだろうか、と思えるのです。

テッペイ君が無線を流し、きくち社長さんがそれを受信して、TV局がそれを放映してくれた時、私にはメビウスを援護する糸が繋がったように思えました。ちょっと表現的に変なのですがその細い糸を握っていれば自分が落ちたくないところに落ちなくてすむ、ような、命綱。やはり、それが、人間とウルトラマンとの絆だと、信じたいと思うのです。


では、現実の世界ではどうだろう。
オヤジストンさんの言う通り、あまりにも人間の弱さや醜さ、身勝手さが表面化しているかのような現象があった、今おきている、未来もおこりうる、それが現実だといえるかもしれません。
だれかにコントロールされているのかもしれません、目の前の事にだけとらわれていて全体像がみえない、未来像がみえないからかもしれません。単純に刹那的なのかもしれません。自分が糾弾される側にも糾弾する側にもなりうる可能性があるこの世界。

難しいことかもしれませんが、できれば、私は糾弾する側にもされる側にもなりたくない。
そのために
絶望しすぎず、希望をもちすぎず
信じ過ぎず、疑い過ぎず、
全力をあげて自分で見て聞いて考えることが必要なのではないかな、と考えています。

歌の歌詞じゃないけれど、ここは天国ではなく地獄でもない。良い奴ばかりでもなく、悪い奴ばかりでもない。
でも、ささやかに生きる人の幸せを守りたいと思う『人』「ウルトラマン」のいる世界。
もう、ダメだと思う瞬間はあっても、明日には笑えるように生きていこうじゃありませんか。



またしても長くなってしまいました。ごめんなさい。
さて、次回は「女の子の底力みせてさしあげますわ。」というわけで、女子のみなさん、ぜひ、ぜひ、参加いただけたらと思います!(自分は女子なのか、ですって?そ、そう思っていますけど、な、なにか?)
No.10798 - 2009/09/25(Fri) 16:18:45

Re: 第45話 「デスレムのたくらみ」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
藤子さん、遅くなってスミマセン!
このエピソードは確かに、「魔神月に吼える」のオマージュだと思います。ただ違うのは、ウルトラマン本人が人々の怒りの矢面に立たされた所でしょう。人質に対する人々の態度もさる事ながら、その難局を打開したのが素朴で敬虔な村人の観察眼であった事も、きくちさんの働きに通じるものがあるように思えます。
そして、人質の命を直接的に救ったのはいずれも帰りマン兄さん。

見かけだけをなぞった「怪獣使い」のオマージュとは対照的に、これは帰りマン世界の神髄を見事に再現しています。そして、エースの時と同じく、郷秀樹本人の言葉で、苦悩の連続だった戦いの日々を肯定し、さらにジャックという呼称問題まで納得のいく解決を見せてくれました。少々地味ではありますが、その地味さも含めて、帰ってきたウルトラマンという作品への深い愛を感じます。オマージュとはこういうものだ!というお手本のような作品だと思います。

ゆうはは姐さん、ミライの苦悩に比べればスケールが小さすぎて恥ずかしいのですが、
私は特に難しい仕事をする時、決まって前の晩、大失敗する悪夢にうなされます。とても恐ろしいのですが、その悪夢を見ているうちは大丈夫なのかな、と自分を勇気づけています。
闇に堕ちる恐怖、それを忘れた時こそ、本当に闇に呑まれてしまう時なのではないかと思うのです。だからジャック兄さんは「それでいいんだ」と言ってくれた…のではないでしょうか。

人々がGUYSを、メビウスを非難したのは決して単純なエゴだけではなく、一人一人に守りたい存在があったからこそなのだと思います。しかし、その善意に混じったほんのちょっとした思い込みやこだわりや偏りや嫉妬やコンプレックスやその他諸々か積もって、その現れ方があらぬ方向に向いてしまったのかもしれません。
ですから、あの人々を非難する資格は私達…いえ、私には無いと思います。現実に類似した状況に置かれた時、あの中に自分がいるかも知れない…というのは十分考えられ、恐れるべき事です。
しかし、どんな形を取ったとしても、どんな時にも、どんな結果が待っていたとしても、
変わらず正しい事、というのはあるのではないでしょうか。例えば、他者を攻撃するには様々な立場、考え方があるでしょうが、人を思いやり愛する心は一つではないか…と思うのです。

今回もまた思い出を重ねる事ができました。皆さんありがとうございます。
最後まで突っ走りたいと思います。
No.10800 - 2009/09/30(Wed) 00:15:49
第44話 「エースの願い」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
今夜の月齢は20。そろそろ見える頃でしょうか…。

 異次元に落とされたミライ、アヤ、ヒルカワ。そこには破壊され、不毛の地と化した街がありました。動揺してミライを罵倒、足蹴にし、唾を吐きかけるヒルカワ。

 一方、月面に不時着しながらもなんとか時空波発生源を攻撃しようとしたGUYSに、呼びかける声が!

 ヤプールはヒルカワのダークな心を操り、ミライを撃たせます。それでもミライは絶望せず、大切なものを守りたいと言い放ってくれました。ヤプールは巨大化してメビウスに挑みます。躊躇わずヒルカワの前で変身するミライ!しかし、既に体力を消耗していたメビウスはヤプールの力に圧倒され、アヤの熱烈告白も空しく倒れてしまいました。

 フェニックスネストでは、マリナが聞いた謎の漢の声を信じ、ガンスピーダーで出撃を試みます。しかし、石柱の側にはピョンピョン跳ねるルナチクスが現れました!

 ヤプールに翻弄され、アヤのナイトにもなれずに倒れ、絶望しそうになったメビウスに、あの漢が呼びかけます。離れていても心はいつも共にあった…そう、漢の胸にはいつも可憐にして勇敢な南夕子の姿が、そしてミライの胸にはGUYSの暑苦しい仲間達の戦う姿があったのです!
 仲間との絆を感じて再び立ち上がるメビウスの胸には約束の炎が灯っていました!
 遠く離れた月でもGUYSは漢の声に導かれ、石柱の攻撃に成功します。

 満月の下、彼らの熱い闘いを舞子ビラ(推定)で見守っていた漢はついにリングを合わせました!♪ちゃっちゃちゃ〜ちゃららちゃっちゃちゃ〜
 かつてない程スマートに、シャープに、颯爽と月面に登場したウルトラマンエース!納谷ボイスも雄々しく、お得意の華麗な側転でルナチクスの目玉ミサイルをかわします。フェニックスネストは機能を回復し、フェニックスキャノンで石柱を完全に破壊、エースはメタリウム光線でテェェーン!とルナチクスを倒しました。

 同時に異次元ではメビウスがヤプールをメビユームバーストで撃破!不吉な言葉を残しつつも、ヤプールは今度こそ完全に滅ぼされた…はずです!

 元の世界に戻ってきた3人。しかしヒルカワはヤプールが乗り移ったかのごときダークな捨て台詞を吐いて立ち去ります。為すすべも無く見送るミライに北斗から届いたのは「最後」ではなく、「変わらぬ」願いでした。
 そして語り終えた北斗の背後から「せーじさん♪」と聞き慣れた声が。月面で久々に北斗と南は、共に歩んだ月日を噛み締めるように優しくウルトラタッチをしたのでした。


…ザックリまとめるつもりが、まとまりません!この複雑にして緻密なストーリーを30分に纏めた、その事からしてウルトラの奇跡と言って良いのではないでしょうか。あらすじだけでつい盛り上がって暴走してしまいました。

感想はじっくりと月を眺めながら、改めて書かせて頂きます。夕子、行くぞ!!
No.10767 - 2009/09/09(Wed) 22:22:35

ウルトラマンゼロ登場! / 棺桶のジョー [近畿]
 おはようございます、12月公開の映画で大きな情報、セブンの息子、ウルトラマンゼロが出るそうです。スポニチに記事がありました。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/09/10/09.html
 ゼロはセブン譲りの必殺技を持ち、これは面白そうです。ゼロの声は宮野真守さんが当てるそうです。
 ついでに、ウルトラ関係グッズの情報をどうぞ。12月の映画を機に、いろいろ出ます。まず、デジタルグレード(DG)のウルトラマン、第2弾が12月で、セブン、ウルトラマンベリアル、ゴモラ、他2つの予定です。ベリアル、初のガチャポンフィギュアです。クラシック音楽の世界ではDGというとドイツ・グラモフォンという大きなレコード会社のことですが、フィギュアではデジタルのことになりました。
 また、ウルトラマン・マスクコレクションの第2弾も出ます。来年1月で、初代マンAマスク、タロウ、ウルトラマンシャドー、ガイア、80、ユリアン、ウルトラマンチャック、パワード、アグル、セブン21、メビウス・フェニックスブレイブ、ヒカリの12点です。実にマニアックなラインナップです。
No.10768 - 2009/09/10(Thu) 07:20:16

Re: 第44話 「エースの願い」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
ジョーさん、お知らせありがとうございます。

昨夜は中途半端なスレ立てで失礼しました。
この回は私にとって、というよりも皆さんにとっても大切な回だと思います。いつも精一杯丁寧に書こうとは心がけていますが、この密度の高いストーリーを追ううち、端折れなくなってしまいました。
しかし感想もいい加減に纏めてしまっては、エースにも皆さんにも失礼だと思いましたので、一先ずワンクッション置いて落ち着いて書かせていただこうと考えたわけです。
結局、やはりエースの願いに応える事の難しさを噛み締めました。


 平行して描かれる二つの舞台。ミライ達が陥った異次元は超獣より怖い人間の悪意をこれでもかと見せつけ、正に純正市川森一的ヤプールが作り出す「ウルトラマンエース」ワールドでした。
 一方、当のエースが登場した月面には、得体の知れない熱血オヤジの声を信じて「私達の味方」と呼び、それをただ一人聞いた仲間の判断を信じ、助け合って敵を倒した、「ウルトラマンメビウス」ならではの理想がありました。

 二つの世界は断絶しているのですが、何故ミライは仲間の存在を感じる事ができたのか。その鍵は「月」ではないかと、私は夕べ夜空を肴に飲みながら考えていたのです。
 いつ、どこから見ても月は同じ月です。地球上に住む私達が、互いにどんなに離れていても同じ物を直接見る事ができる、それが月だと思うのです。

 離れていても同じ物を見上げていれば、心は共に在る事ができるはずです。ミライはアヤと一緒に居ましたが、目指していたものは月で奮闘する仲間達と同じで、「大切なものを守る」事だったから、約束の炎を燃やす事が出来たわけです。それを気付かせたのが、その昔「私達、何なのかしら」と問われてはぐらかしてしまった、あの北斗だったとは、夕子ならずとも嬉しいではありませんか。

 だから、仲間と信じ合うこのメビウス世界でエースが再登場する場所として、月は夕子の故郷というだけではなく、最も相応しい舞台だったのだと思います。

 しかし、最も恐ろしいのは超獣のいた月面でも異次元でもなく、ヤプールを倒した後にミライ達が戻った地球の世界でした。そして、さらに怖いのが私達が暮らす現実世界ではないでしょうか。

月ではないものを月と偽って揚げられたら、私達はどうすれば良いのか。エースの願った「優しさ」とは、そういうものまで無条件に全てを受け入れる事ではないと思います。

語り尽くせない思いがまだまだ湧いてきて、やはりまとまりそうにありません…。
No.10769 - 2009/09/10(Thu) 18:24:40

ウルトラマンゼロの続報 / 棺桶のジョー [近畿]
 本日は12月のウルトラ映画の情報解禁日らしく、いろいろ出ています。話題のウルトラマンゼロ、画像が出ました。
シネマトゥディのニュース、http://www.cinematoday.jp/page/N0019618
毎日新聞のニュース、http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20090910mog00m200007000c.html
 ウルトラマンゼロという名前は一部ネットでも話題になっていましたが、セブンの息子であり、このデザイン、ベリアルともに平成ウルトラとは一味違うもので、誰のデザインか興味があります。ティガ〜メビウスの丸山浩さんではないようですね。で、アイ・スラッガーが二つのウルトラマンって、昔、ウルトラ・ファンジンでオリジナルのウルトラマンのデザインで見たことがありましたが、それが実現するとは!ウルトラマンゼロ、フィギュアが欲しいです。出来たらガチャポンのフィギュアと、キーホルダーと…(また増える!)
 涼しくなりました、風邪には気をつけて!
No.10770 - 2009/09/10(Thu) 19:14:58

Re: 第44話 「エースの願い」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
ばなおさん、みなさんおはようございます。

素晴らしい感想をいつもありがとうございます。
ジョーさんも情報、助かります。

さて、本日、臨時チャットをやりまーす。
どうぞよろしくお願いいたします。
No.10771 - 2009/09/12(Sat) 11:12:41

Re: 第44話 「エースの願い」 / そのきち [関東]
ばーなーおん兄さん、棺桶のジョーさん、レイゴ兄さんこんばんは。

♪ちゃっちゃちゃ〜ちゃららちゃっちゃちゃ〜

と、いうことで。
エースの願い、ということで黙ってはいられない私です(苦笑)
前回のCS支部の時にスレ立てを担当させていただきましたが、本当にこの回はただただ順を追っていろいろと書いていくだけでとんでもない文字数を使ってしまいます。
まとめようにもまとまらない・・・!

「ミライの妹」でも語られ、さらには本エピソードで北斗本人の口から語られたエースの願いですが、ばーなーおん兄さんの仰る通り、「明らかに違うものでも黙って受け入れる」ということではないと思います。
違うものは違う、正しいものは正しい、そういった声を上げることは必ずしもエースの願いに反するとは言えないでしょう。
大切なものを守るために戦うというものはこのメビウス世界でも、現実の我々の世界であっても同じものと思います。
私個人としても、守りたいものはあります。
その中には個人の力では残念ながら全くと言っていいほど力及ばず、とてもとても歯がゆい思いをしてはいるものもあるですが・・・^^;

この回はメビウス作品の中でもメテオールとして滅多なことでは解禁しないものですが、改めて見ても未だに「夕子・・・いくぞ!」の辺りから涙腺が緩々になってしまいます。
メビ劇場版やら「A」最終回やら併せて見ると威力抜群です。
本当はもっと語りたいことはたくさんあるのですが、語り尽くそうにもなかなかに言葉がまとまらず、文章として紡ぎ出せないことがとてもまぁやるせないこと・・・!
毎週熱くスレ立てをいただいてるばーなーおん兄さんや熱い感想を書いておられる藤子さん、ゆうはは姉さんにはただただ敬服するばかりです。

本編についてまったく語っておりませんが(汗)
今回もスレ立てありがとうございました。
No.10772 - 2009/09/12(Sat) 18:56:18

Re: 第44話 「エースの願い」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

 ジョーさん、最近ウルトラマンのガシャポンがあまり見られなくなって寂しいですよね。
 必殺武器が二つ、というと、私は波動砲が二つついた戦艦が登場してちょっと寂しい気持ちになった時の事を思い出します。これも新たな円谷公式設定として残ってゆくのでしょうかね。


レイゴ兄さん、こちらこそ素晴らしい掲示板と素晴らしいチャットをありがとうございます(笑)。


そのっち、やはり来ましたね♪お先にいっぱいしゃべってしまってゴメンナサイ(笑)

 さて、個人的な感傷…と思ってもらって結構なのですが、

 ウルトラマンエースは必ずしも完璧な作品ではなかったと思います。その「残念」の最たるものが、夕子の途中退場でした。この「エースの願い」では、エース世界における最も格調高い部分である、人間同士の信頼を問う展開を舞台に、この「残念」な部分の補填が為されました。深い理解と愛情なくしては出来ない事だったと思うのです。

 こうして、光の国にまつわる様々な「残念」がメビウスで並々ならぬ努力をもってやっと、ほぼ完璧に補填されたのですから、これ以上光の国をいじくって欲しくない…というのが正直な気持ちです。
 また何十年後に心あるクリエーターが補完してくれるという保証はないのですから。

 何故こんなにウルトラマンが好きなのか、それは子供の頃に見て懐かしいと思うだけでも、着ぐるみヒーローが沢山出てくるからでもありません。
 今回のように、小さな子供でも楽しめるヒーローと怪獣の闘いの中にも、この年齢になって未だ解決できない根本的なテーマが描かれているからではないでしょうか。

 そういう大人向きのドラマが見たければ、わざわざヒーローものでなくとも良いではないか、と言われるかも知れません。しかし、ヒーローが居てこそ描けるドラマがある!とこのエピソードは教えてくれます。

 ミライが普通の人間なら、ヒルカワを赦せるでしょうか。私には無理です。でもミライはウルトラマンだから、あんな寛大な態度を取っても不自然でもなければ「偽善者」にも映らないのだと思います。何故ならウルトラマンは人間には出来ない事が出来る、文字通り超人だからです。

 前にも書きましたが、人間は時には自分より高いものを見る必要があると思っています。ヒルカワは悪い奴だからどうなっても仕方ない、それはごく普通の感情ですが、こんな可能性がある、と教えられれば変わる事ができるかも知れません。

但し、神のような寛大さではなく、ミライは人間並みに普通にショックを受け、苦しみ、それでもウルトラマンらしく絶望しません。この人間臭さと高潔さのバランスが、ウルトラマンならではだと思うのです。

 何百回も裏切られて尚、優しさを失わないのはかなり難しい事です。しかしウルトラマンの言葉なら、受け入れられそうな気がしませんか。

 ヒーローとは、そういう可能性を見せてくれるものではないでしょうか。
…また喋り過ぎてしまいました。
No.10774 - 2009/09/12(Sat) 20:00:33

Re: ドエスの願い / オヤジストン [中国]
ばーなーおん兄さん、レイゴ兄さん、ジョーさん、そこきっちゃん、皆さん、こんばんは。

エース、北斗と南については皆さんの方が詳しく、また思い入れもあるでしょうから、私からは省きますが、素直に鳥肌ゾワーでした。

子供の頃に憧れたヒーローはいつまでも色褪せず、こうして時を越えて再び現れると、「やっぱりあなたは私のヒーローです」と伝えたくなるもんですね。
しかしまあ、あれですよ。
それは単にエースの着ぐるみがテレビで観れた、とかね、北斗と南の役者さんが観れた、とかそう言う事じゃないですわね。
オヤジになっても本気でエースがカッチョええ!と思える事が嬉しいんですね。

ですから、バラエティーなんかでエースの着ぐるみや北斗と南が出演するのとは全く別物な訳です。

さてさて、エースが地球人に残していった言葉、そして今回改めて「変わらぬ願い」として贈られた言葉。
エース不在の間にどれだけ世界はその願いに応えられて来たんでしょう。

そんなに難しい願いだったでしょうか。
かぐや姫が「龍の玉取って来い」とか何とか、これ以上ないドSな願いをしたのに比べれば、とても簡単なようにも思えます。
事実、小さな子供達にとっては苦もなく実現出来るどころか、放っておいても自然にやってるんじゃないですかね。

大人になって色んな事を経験すると、こうも難しくなってしまうんでしょうか。
・・・んなこたぁないでしょう。
人の心は自由です。
何を思おうが何をしようが全く自由です。
なのにそれが難しいと思えるのは、もうその自由が自由でなくなっている証拠でもあります。
何で不自由になっちゃったんでしょう。
思うにそれは、他人に自分の思いが伝わらないからであり、期待した答えが返って来ないからであり、自分から優しくしたら損をすると臆病になってしまうからではありません?

自分が何か得したいとか、少なくとも傷付きたくないと言った気持ちが難しくしちゃってるんではあーりませんか?

でも子供達は損得勘定で友達になろうとはしません。
「そうしたいから」と言う実に単純明快な行動原理です。

一つの国家として考えた場合、もっと難しくなってしまいます。
「他国の文化や思想を受け入れるなんてのは売国奴だ!」とかね。
こんな愚かな考えを恥ずかしげもなく堂々と、ネットで叫んでる人を見ると、本当に難しくも思えます。

しかしエースは「利益を失わないでくれ。弱い者から搾取し、互いに騙しあい、どこの国の人達とも商売しようとする気持ちを忘れないでくれ」とでも言いましたか?

そんな風に考えてる人達はとりあえず放っときゃいいんです。
先ずは自分がどっちを選ぶのか、そこが分かれ目です。
どう言う人になりたいのか、どうすれば幸せを感じられるのか、どうすれば笑顔になれるのか。
自分が幸せになれば人も幸せになれる。
自分が笑うと人も笑う。
こんな風にして、一人が一人を、そして二人をと、身近な人との小さな幸せから始めればいいんです。
いきなり「ウチの会社をもっと良くせねば」とか「町内会のギクシャクをどうにかせねば」とか考えると、急に難しくなってしまいます。

先ずは自分が幸せオーラを出せるようになって、そこからやっと次の段階へ行けるんです。
負のオーラ満載で「あなた私と仲良くなりませんか?」とか言われたら、「いや、結構です」と言われるのは目に見えてます。
もう「あなたー、隣の奥さんしつこいのよ。どうやったら上手く断れるかしら」と、旦那さんに夜な夜な相談されるのがオチです。
そうなると旦那さんは「うるせーなー、俺は疲れてんだよ。お前で何とかしろよ」と、奥さんを邪険にしたりして。
こうなるともう、お互いに色んな意味で悲惨です。

エースは家庭内不和を引き起こすようなメッセージは残してないはずですが、自分で難しくしてしまうとこうなる可能性もあります。

一度に多くの人がエースの願いを叶えようとすると難しいかも知れませんが、あの願いは一人一人に向けられたものであったのなら、自分がどっちの道を選ぶのかはそんなに難しい事ではありません。
それが正しい事であれば、いつか大きな流れとなって、やがて「当たり前の事」として浸透するでしょう。
そう、エースは当たり前の事を言ってるに過ぎないんです。
しかし、だからこそ価値があると私は思ってます。

えーっと、ヒルカワについても何か言っておきたいんですが、どうしましょう。
ヒルカワの言動に腹立たしい思いをした人も多いでしょう。
でも、何故エースの願いが語られるこの回でヒルカワが憎まれ役で出てるのか。
そこがミソだと思うんですよね。

エースの願いに感動した人が、「でもヒルカワは死んでいい」と思っているとしたら?
その感動は嘘っぽく感じてしまいます。
そんな人に、大切な事は誰にも何も伝えられはしないんです。
人はそんな嘘を見抜いてしまうもんなんです。

だから、あなたならヒルカワにどうしてやれるのか、何を伝えられるのか、それを自分に問い掛ける所から始めねばなりません。

大きな幸せはそうやって皆で作って行くもんだと、私は信じています。
No.10779 - 2009/09/13(Sun) 17:53:20

Re: 第44話 「エースの願い」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんにちは。

さて、いっつも少し悔しく思ってしまうのは、この回の解説や感想で、「ミライ=メビウスはGUYSの仲間達との絆を感じる事によって戦う事ができた」「アヤの言葉よりも」と書かれてしまう事があることなのです。
実際に状況をみてみるとアヤちゃんが想いを叫んでも起きあがれなかったメビウスが北斗の助言で月で戦う仲間たちと心はひとつだ、と自覚できて復活するのですから、そうなんですけれど、では彼等はなんの為に戦ってるんだって事になると思うのです。「大切なものを守るため」で、その大切なもの代表だと思うのだけどなあ。だから、「いつも一緒に戦ってると思っていたぜ」と卒業式の後に背番号のついたユニフォームを手渡してくれるようなまなざしでアヤちゃんをみてあげて欲しいのですけれどー。まあ、それでも、心をいっぱいにして声の限りに応援しつづけていると思うのですけれどね。


子供の頃はきっと今よりも1年は長くて、大好きなヒーローのTVは永遠に続きその活躍を見られると思っていたのに、ある日突然「次週、最終回」といわれて驚く。そういえば、雑誌に次のヒーローは××って書いてあったなあ、え、でも、来週終わってしまうの、と、思う。そしてその日、大好きだったヒーローは別れを告げて旅立っていってしまう。かけがえのない贈り物を残して。

私は、ばーなーおんさんよりもちょっとお姉さんなので帰ってきたウルトラマンが一番はじめの強烈な記憶なんですよね。で、それから何十年もの時を経てあのころの自分と同じようにヒーローを見つめる子供の前でゆっくりとヒーローが先輩ヒーローの残した言葉を語りだす。
「ひとつ、腹ぺこのまま学校にいかぬこと」
わあ、覚えているよー、ミッシングリングがカチャと、はまったような感覚がした瞬間でした。

で、あんなに実用的なウルトラ五つの誓いでさえ(いや実用的だからか?)覚えていて、ジーンとするのに、エースの願いを「それが私の変わらぬ願いだ」とあの時の大好きだったヒーローに言われたら、もう、ジーンならぬ、ドーなわけです。

そして、自分にとっては、ものすごく違和感のある再現(?)したTOKYO ,YOKOHAMAの街角の姿でも、食卓の姿でもなく、この想い、感覚そのものにノスタルジーを感じるのだ、と、思っています。

「こどもというものは極上のお菓子の粉で出来ているような存在ではない、子供の涙はけっしておとなの涙よりも小さいものではなく、大人の涙より重いことだってめずらしくない」ケストナーの言葉ですが、きちんとその事がわかっていない人は子供の時の事を忘れ去ってしまったのか、その後の人生にきちんと向き合ってこなかったか、自分をとりまく世界、人々にちゃんと向き合ってこなかったのではないだろうか。少なくとも私達が見てきて、そしてメビウスで新たに未来へ向かって紡ぎだされた「ウルトラマン」の世界はきちんとこどもと、世界と、人々とにむきあっている作品でした。ですから、例えば、今からみたら特撮は昔風ですし、本編の演出も、え!?と思う事はあっても、色褪せず、何十年の時を超えてヒーローのメッセージが蘇ってくるのです。

「ともだちになるためにひとは出会うんだよ」
この新沢としひこさんの「ともだちになるために」という歌を聞いた時に「エースの願いだ!」と思って感動したことを今でも覚えています。近くに小学生がいたら聞いてみて下さい、多くの子供達がこの歌を手話付きで歌ってくれると思います。まあ、今更,無垢な存在とか、そんなことはいいません、普通の良き部分も悪しき部分も内在する存在、それでよいのですが、そういう子供達にですよ、スポンサーが、とか、玩具の販売が、とか映画の前売り成績が、とか、海外進出、とか、みんなそれはそれで大事なことなのでしょうが、「ほんとにだいじなことはなんだろう?」子供達が大好きなヒーロのエンターティメントを送りだす、クリエーターとしてきちんとむきあっていただけているのでしょうか。

だいぶ、脱線したうえにやけに長々と喋ってしまいました。失礼しました。

私は一人のヒルカワ氏は、いやなやつだなあ、と思いますが怖くはありません。怖いのは次回の群集です。ミライ君とGUYSの窮状を思うと胸が傷みます。しかし顔をあげて前に進まなければなりません。轟く叫びを耳にしてあの方が帰ってくると信じて。

(追記、ごめんなさい、間違えていました。「ともだちになるためにひとは出会うんだよ」です。訂正させていただきます。)
No.10780 - 2009/09/14(Mon) 12:29:06

Re: 第44話 「エースの願い」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
オヤジストン、「みんながそう思ってればとても簡単。 夢かも知れない、でも一人じゃない」と歌った人もいました。その通りなんだと思います。

 エースの言葉を良く良く聞けば、そういう事をちゃんと言ってくれているような気がするんです。
 「どんな国の『人』とも」「友達に『なろうとする』」であって、「どんな国とも」「友達になりなさい」ではないんですよね。

 どんなに大きな集団でも、人と人の関係は1対1の集まりだと思うのですが、「あの国の奴らはみんな●●だからな。ー『私もそう思う』○○○人」というような文字からは一人一人の顔が見えて来ません。
 目の前にいる一人の相手を、国籍だの民族だの肩書きだの年齢だの関係なく一人の人として見、自分も同じく一人の人間として接するならば、それが友達になろうとする第一歩ではないでしょうか。

 その上で、どうしても友達になれない事だってあります。例えば今回のヒルカワとは友達になりたいと思えません。でも、ミライはもちろんですが、アヤのように真正面からぶつかるのも、「優しさ」だと思うのです。それも出来なければ、ただ相手と距離を置くと言う選択もあります。そうする事で可能性が残せるなら、それだって十分「優しさ」だと言えるでしょう。

 エースの願いは、無理な「注文」ではなく、そうした優しさを持つ人への「諦めるな」、という激励であり、人間の可能性への信頼ではないか、とも思うのです。
そう考えると、とても暖かい気持ちになれませんか。

 そしてもちろんヒルカワにだって可能性はあるはずなんです。それを自ら捨てさえしなければ。

…また長くなってしまいました。ゆうはは姐さん、ごめんなさい。また後ほどゆっくりお話いたしましょう。今夜はひとまず失礼いたします。
No.10781 - 2009/09/14(Mon) 22:07:41

Re: 第44話 「エースの願い」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 うわぁ、正体バレ前後篇に負けず劣らず熱いですね。でも、ささやかながら書かせて下さいね。
 ヒルカワとアヤの対決シーンを見て、この二人はかつて大惨事に遭遇し、人の醜さを見せつけられたことがあったのでは、と考えました。その時に「人間なんて所詮こんなもんだ」と思ったか、「自分はこうはなりたくない」と思ったか。去年のこの話のスレ・レスには、どちらもパニック時の人間らしい反応だ、ということが書かれていて、納得したものでした。
 ヤプールに「弱くて愚かな未熟者」と嘲笑されて自分に絶望しそうなメビウスに、ひたすら信じることを説く北斗。彼は若かりし頃、仲間に信じてもらえないことは日常茶判事で、それでも恨むことはしなかった。それは夕子がいるから。いつでも「私は星司さんを信じるわ」と言ってくれる人が月から見守っていてくれるから。お前にもそんな人がいることを忘れるなと喝を入れられ、遂にメビウスは復活、勝利をおさめました。
 そして元の世界にもどり、ヒルカワに歩み寄り、しどい仕打ちなど一切根に持たずにほほ笑むミライですが、ひねくれ者にこれほどムカつくことはなかったのです。捨て台詞に立ち尽くすミライにそれでも語りかける北斗。恨みつらみの応酬は幸せな未来を潰すことですから。そんな彼のそばに夕子が…。
No.10782 - 2009/09/14(Mon) 23:42:18

Re: 第44話 「エースの願い」 / ばーなーおん
みなさん、こんばんは。ゆうはは姐さん、昨夜は失礼いたしました。

 ミライにとってアヤさんはどんな存在なんでしょうね。ウルトラマンと知りつつ惚れてどうするんだろう、と心配してしまったりもするのですが、私はなんとなく単純に男女の恋愛感情というのとはちょっと違うような気がするんですよね。でも明らかにGUYSクルーとの関係とも違う。...そうそう、それそれ、マネージャーです!
 だから、仲間も知らない事を知っていても内緒にしてくれていたり、仲間には近すぎて気付かないところにも気を配る事ができる、そんな存在なんでしょうね。
だから、アヤに励まされても火が灯らなかったのは決して物足りないんではなくて、ミライの優しさだと思うのです。守りたい、だから一緒に「ぼっ」といってしまう訳にはいかないんではないでしょうか。

 
 最近子どもたちとつき合う機会が急に増えたのですが、わたしたちが子供の頃から随分世の中変わった、と思う一方で、子供はちっとも変わっていない、と感じることが度々あります。「こんなの今の子供は喜ばないんじゃないの」と大人は思いますが、やっぱり喜ぶんですよね。ですから、時代が変わったからと言って今に迎合する必要なんて無いんじゃないかなと思うのです。
 それよりも、変わらぬ大切なものを守って欲しいのですけれど、それは同じキャラクターを出すとかいう表面的なものではなくて、中身の話なのですよね。今はこれをはき違えちゃってるような気がします。


藤子さん、そういえば前にはそんなお話しもしましたね。
 皆さんが書いておられることは結構覚えているつもり...なのですが、自分の書いたことはすぐ忘れてしまうので、同じ事ばっかり言っていたり、逆に180℃反対の意見になっていたり、するかもしれません。
でもこういうのが、一つの作品を長く味わう醍醐味だと思います。
 同じものを見ても、その時の立場や気持ち、環境、世情などで受け取るものは違ってくるものです。
だからこそ、そんな中でも変わらない物があると気付かされたり、大事なものを忘れそうになっている事に気付いたり、するのですね。

皆さん、今週もありがとうございました。...なんだか、こう書くのもあと何回だろう、と思うと。

言葉が見つかりません。
No.10783 - 2009/09/15(Tue) 17:37:37

Re: 第44話 「エースの願い」 / ビルガモ [関東]
ばなおさん、みなさん、こんばんは。

ウルトラマンエースの最終回のタイトルは「明日のエースは君だ!」でした。
その「明日のエース」になってくれることを当時子供だった私たちに託して贈られたのが「エースの願い」だったと思います。
ウルトラマンのようになりたい、エースに少しでも近づきたい。このような思いを果たすには、「エースの願い」を守って生きていくことが一番の近道だったのでしょうが、ところが大人になっていくうちにいかにこの願いを守って生きていくのが難しいことなのか、いや、苦しいことなのか。
皆さんが書かれているように、エースはなにも難しいことをいっているのではないのでしょう。
でもなぜ、守れないのか・・。未だに自問していることのひとつです。
私が世界各国にいくことが多い仕事についている理由のひとつはこの「エースの願い」の影響もかなりあります。「世界中のどの国の人たちとも仲良く・・・」実践しているつもりでも、現実には文化や国のちがいでケンカになることも多数です。もうこんな国に2度と行くかと思うことも多々あります。そしてその都度考えるのです。いつになったら「明日のエース」になれるのかと。
繰り返しますが、エースはあたりまえのことを言っているだけでしょう。でもそのあたりまえをいまだに実践できてない。
今回のメビウスでの北斗は、いまだ「明日のエース」に近づけない私たちに、優しく鼓舞してくれたように感じました。
No.10784 - 2009/09/16(Wed) 02:19:41

Re: 第44話 「エースの願い」 / ばーなーおん
皆さん、こんにちは。

世界中の人と友達になりたいと願って仕事に打ち込んでおられるビルガモさんは、エースの願いを実行されていると思いますよ!
 出来ない事は確かにあると思います。私も外国で「日本人だから」と罵られたり、逆に「こんな国…!」と思った事だってあります。でも、その同じ国で「何人でも関係ないじゃないか」と接してくれた友達もいて、数を比べたら幸せな出会いの方が圧倒的に多く、それは忘れないでいたいと思うのです。
大切なのは、できる、できないという結果ではなくて、エースが言う通りそんな気持ちを「失わない」事ではないでしょうか。

 ヒルカワを見送るミライは「人間なんてララーラーララララーララー♪」とは決して思っていなかったはずです。でも、困惑していました。迷ったかもしれません。北斗はそんなミライを叱咤したのではなく、ビルガモさんが表現されたように「鼓舞」しての言葉だったと思います。または、「肯定」と言っても良いかも知れません。
ウルトラマンの挨拶はいつも肯定の「頷き」しか無いのですから!

本当に、皆さんいつもありがとうございます。
No.10785 - 2009/09/16(Wed) 15:08:04
第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

 ジングウジ・アヤが神戸から祖父のタケナカを訪ねてやってきました。ミライはアヤとデートに…!その間、何故か時空波の発生源が発見され、ミライと連絡が取れないままフェニックスネストは発進します。それを知ったミライとアヤの前に現れたのはヒルカワ!…そしてヤプールも。ヤプールは前回ガディバを使って得たメビウスのデータを基にエースキラー改めメビウスキラーを出現させ、メビウスの技をコピーして苦しめました。
絶体絶命のメビウスを力付けたのは、ミライの正体を知ったアヤでした。メビウスは立ち上がり、メビュームダイナマイトでメビウスキラーを倒しますが、力尽きます。
一方時空波発生源を追って月まで行ってしまったGUYSは攻撃を受け、横回転墜落!ミライもアヤとヒルカワとヤプールの異次元に墜落…!


盛り沢山なお話で、思い出も一杯つまっていて、これから後はもう、何を書けば良いのかわからないくらいなのですが、徒然に語らせて頂きます。

今更なんですが、次回のインパクトの強さのせいか、これは前後編なのだと今の今まで気づいていませんでした(笑)。

だからメビウスキラーを倒したとは言えメビウスもGUYSも負けっばなしでも仕方ないんですが、それにしてもウルトラマンも防衛チームも、こういう搦め手にはコロリと引っかかってしまいます。時空波なんてハナから罠に決まっています。でも放っておけずにウルトラマン置き去りにして立ったまま飛んで行ってしまう。

自分の技をコピーされてるなら正面から当たっても無駄なのに、力押しで新しい技を使って辛勝し、バテてしまう、本当にウルトラマンらしいです。

でも、この騙され易さこそが強さなのかも知れません。

アヤが「優しさのせいで死ぬなんておかしい」と言ったのはそういう事だったのではないかと、これも今更ながら思うのです。
逆に今、利口に立ち回って勝ったつもりでいるなら、そこにヤプールがつけ込むのではないでしょうか。社会正義を気取りながら、いざという時は女の子を突き飛ばして逃げるような人に。(…男前だけに余計シドイんですけど。)

優しい事、正直な事、正しい事に胸を張っていれば、今はダメでも負ける事なんてない、異次元も怖くない…ウルトラマンはそういう世界であり続けて欲しいと思います。
No.10758 - 2009/09/02(Wed) 23:40:06

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん、今日は。
 「え゛ーっ、お孫さん!!」というアヤの正体バラシに始まり、可愛い孫娘がミライを引きずって行くのを見送るタケナカを「いいんですか、お爺様」と突くイケズなサコミズ、未知の食べ物は見逃せない食い気優先のミライと、実に楽しいオープニング。しかし、デートの邪魔をする怪しい男が二人…。一方、突然発信源の場所が分かり、急きょ飛び立つネスト。置いてけぼりで焦るミライをいじめにきたヒルカワからアヤが庇っているうちにカビじゃなかった(昨年のこの話のスレとレスに大ウケしたので引っ張ってきてしまいました)メビウスキラー登場!!疲れを知らない自分のコピーが相手では勝てずに倒れるメビウス。しかし、彼の前に丸腰で進み出るアヤ。特殊な戦闘能力がなく矢面に立てなくとも、「死なないで=帰ってきて」と励ますのも「守る」方法です。大切な人を守るという目的=「生き甲斐を与えてくれる人」と支えあえるから立ち上がれるのです。彼は師匠の大技、ダイナマイトで敵を粉砕しますが倒れてしまい、そこにまたもやいじめに来たヒルカワ。そういうことをするからバチが当たってヤプールの道具に選ばれてしまうというのは次回の話ですが。
 そのころリュウ達は月に不時着。あんなんでよく壊れもしなければ負傷者も出ないのが不思議でしたが、すべては「d.c.s」のおかげでしたね。それにリュウの「ミ゛ラ゛イ゛ーーーっっっ!!!!」のセリフ、このまま死んだら会えないからこそ必死の叫び、ええ、ちゃーんと届いていますとも。直接助けあえない不安と置いてけぼりにしちゃった罪悪感が混じってますね。
 それにしても、次回予告は良かったわ〜。しどい仕打ちにキーッ!!とか言ってたら北斗の後ろからあの女性が…。どきどきして、待ち遠しくてたまりませんよ。明日は満月なので、月見をしながら録画を見ましょうか。で、明後日の九月六日は「妹の日」だそうなので、「エースの願い」を見る、と。

 最後にちょっと脱線。発信源がもう少し海中にいてくれればGUYSオーシャンがマッコウクジラ型の潜水艦で現れて、大王イカのような発信源とのバトルが見られたかも知れないのにぃぃぃ〜。「またな」って言ったじゃないですか、イサナさん!
No.10759 - 2009/09/04(Fri) 16:41:44

ウルトラマンベリアルのHP / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、残暑がきついですね。
 12月公開の映画に関して、ウルトラマンベリアルの情報がHPに出ました。
http://anime-ch.nicovideo.jp/ultraginga/
 円谷プロの副社長の岡部さんのブログからです。映画の情報、いろいろネットでは出ていますが、公式なもの以外はまだ多くありません。いずれ、公表されるので、要注意です。
 なお、神戸の新長田では鉄人28号制作中ですが、今仕上げで土台を囲んでいて、写真は撮れませんでした。しかし、新長田へ最近良く行くので、また写真撮ってお見せします。これ、神戸出身の漫画家、横山光輝先生にちなんでの企画で、新長田の駅前に、何と赤影の主題歌のインストが流れていてビックリ!確かに、横山先生の作品の映像で、関西で一番放映されているのは赤影です。今も深夜枠でやっています。東映ヒーローの原作は、怪獣ブーム時には横山先生の作品が多かったのです。変身ブームで石ノ森先生がリードしますが、やはり、赤影、ジャイアントロボは永遠です。

 そして、つるの剛士君がCD2枚目を出します。
http://www.ponycanyon.co.jp/tsuruno/
 今回は愛の歌がテーマらしく、ダイナのエンディング「君だけを守りたい」が入ります。しかし、ダイナの主題歌、挿入歌は全部で7曲あるので、せめてオープニングでもカバーして欲しいです。
No.10760 - 2009/09/04(Fri) 19:14:18

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
ばおなさんいつも熱い感想をありがとうこざいます。
みなさんもありがとうございます。

さて、前回とんでもないことでチャットができませんでした。汗本日は予定いたしております。よろしくお願いいたします。
No.10761 - 2009/09/05(Sat) 17:55:33

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ビルガモ [関東]
ばなおさん、レイゴさん、みなさんこんにちは。昨日帰国しました。こちらは久々ですがよろしくお願いします。

さて、クライマックスにむけて怒涛の展開をみせるメビウス。メビウス抹殺の一番手を抜けがけしたヤプールがはなったのは、エースキラー!(メビウスキラーで統一されつつありますが、ガディバがとりつくまではあくまでもエースキラーです!過去、地球で戦っていないためGUYSのファイルでは「アンノウン」扱いなのでしょうか?)
エースのときはそんなに動き回っていた印象のないエースキラーが今回は大暴れ!さらにメビウスキラーとなってメビウスを追い詰めるもアヤの愛の言葉に立ち直ったメビウスのメビュームダイナマイトで爆死!それを冷静にみつめるヤプールの清水紘治!
余談ですが、以前、地下鉄に乗っていたら私の対面の席に清水紘治氏が座られました。人も少なく誰も気づいていませんでしたが、あの独特な雰囲気に圧倒されたおぼえがあります。まだ、メビウス放送前だったので、心の中で「フラッシュマンの敵のリー・ケフレンだ!」と思いましたがこの放送を見たあとだったら、さぞ怖い思いをしたことでしょう。

また、藤子さんも書いておられますが私もこの回の次回予告は大好きで、メビウス予告のなかで一番だと思ってます。
北斗の言葉の後に夕子の声が!そして振り向いたその先には・・!
こんなにもウルトラファンの琴線にふれる予告は見たことがありません。北斗は映画のほうですでに出ていたので、テレビのメビウスに出るのもわかっていましたが、まさか夕子もでるなんて・・。よくある声だけの出演か、でも北斗が振り向いた先の人影は!?
監督の小原さんの編集か、それとも予告篇などはADさんがつなぐことが多いのでADさんがつないだのか。こんなにもウルトラファンへの愛を感じた予告もありません。つくづくウルトラファンであったことを幸せに感じた瞬間でした。
そして、次回はいよいよエースが!・・ちなみに東京ではただ今東京ローカルのMXテレビでエースの再放送中であります。
No.10762 - 2009/09/05(Sat) 19:51:39

さよなら大阪タワー / 棺桶のジョー [近畿]
 ウルトラマン「怪獣殿下」に出てきた、大阪タワーが解体されることになりました。
朝日の記事、http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909070029.html
毎日放送の記事、http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE090907110500275785.shtml
47ニュースの記事、http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090701000318.html

 どれにも、ウルトラマン、ゴモラと出ていてうれしいです。ウルトラマンの「怪獣殿下」は、ウルトラにおけるイヴェント編の先駆けで、現実のテレビ視聴者がいる世界にウルトラマンと怪獣が出たらという設定のものでした。ゴモラが大阪に現れ、その対策基地として大阪タワーが出たのは、関西人には懐かしいことです。
 大阪タワー、今朝のおはよう朝日でもやっていました。私は朝起きると朝日放送のおはようコール、おはよう朝日と見る習慣を続けているので親近感があります。
 大阪タワーはなくなっても、ゴモラの話で出たことは、永遠に語り継がれるでしょう。
No.10763 - 2009/09/07(Mon) 19:12:15

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

藤子さん、こうして拝見していると、いつの間にか長いお付き合いになって来ましたねー。終盤のこのあたりの話には思い出がいっぱいです。
あれはイカですか…!?なるほど、では、あれを発見したのはイサナ隊長だったのですね。で、ブルーウェイルとフェニックスネストで追い込み漁をやろうとしたら勢い余って逃げられたと。なるほどなるほど。


ジョーさん、いつも情報ありがとうございます。
夏休みの帰省、阪急電車の窓から「鉄人」の下半身が見えました。最初UFOか?と思いましたよ。大阪タワー…建てられる一方で壊される物もある、時代を感じますね。「だるま落とし」式で解体するらしいですが、ゴモラに上の方、持ってもらえたらいいですね。ハンマーで叩くのはやはり打ち出の小槌を持ったあのお方でしょうか?


レイゴ兄さん、いつも好きな事ばっかり書いて、時にはスレ主である事も忘れて大脱線してしまいますが、皆さんこうしてお付き合い下さって、本当に毎週感謝しています。
今回ミライはアヤとヒルカワ、対照的な二人につきまとわれる(?)展開でした。アヤはミライを力付けてくれましたが、ヒルカワは…。こんな人に出会ったらどうすれば良いのでしょう。
私は過去のある出会いで、未だに後悔している事があります。とにかく普通に話が通じない人とある時期付き合わざるを得なかったのですが、それで体を壊す所まで行ったのに逃げ道がなくて、辛くて仕方ありませんでした。でも後になって、「もっとあの人と向き合う事はできなかったのだろうか」と思ったのです。こちらが拒否せずに受け入れていれば、あるいは向こうももっと落ち着いてくれたのかもしれない、と今は思うのです。しかし、しかしです。もしあの時の私に誰かがそんなアドバイスをしたとしても、私は「この辛さがわからないからそんな事言えるんだ」と聞く耳持たなかったでしょう。また、「もう一度チャンスがあればもっと優しくしたい」と今は思ってはいても、もしまたその人に会ったらやはり同じように拒否してしまうような気がします。それでも、やはり後悔しているんです。本当に仕方なかったのですが、せめて「仕方なかったんだ」と諦める事はしないでいたいと思っています。
また猛脱線してしまいましたね。


ビルガモさん、エースキラーは誰が名前を呼ぶんだ!?と私も放送前に心配していましたが、何とヤプールが自分で紹介してくれましたね。しかもメビウスの技にまで名前を付けてくれるなど、サービス満点です。これも清水さんの強烈な存在感ならではですね。…素でもヤプールなんですか(笑)この予告で悲鳴を上げたのは私だけではないでしょう。納谷ボイスに感激、そしてあの北斗の表情は映画での「その後の北斗」ではなく、紛れもなくTACの北斗でした!予告が素晴らしいのは、本編の完成度が高いからだと思います。果たしてその「願い」は実現できるのでしょうか。次回、楽しみです。

インフルエンザの脅威もジワジワと広がっています。皆さんどうぞお気を付け下さい。
No.10764 - 2009/09/08(Tue) 00:34:49

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。またしても、遅くなりました〜ごめんなさい〜。
とうとう、四天王編まできてしまいました〜。なんだか近頃、いろいろ考えてしまうのですが、答えはきっと「ウルトラマンメビウス」の中にあるでしょう、突き進むしかないですね!

さて、ばーなーおんさんも仰っていますが、もう、思い入れや思い出が交錯してしまうので、何から書けばよいのやら状態なわけですが、今回思った事を書きたいと思います。

アヤちゃんがメビウスに言った言葉は「優しさのせいで死ぬなんておかしいもの、だからお願い立ち上がって!」でした。
この言葉はリュウさんが「約束の炎」の時に言った「必ず生きて帰ってこい」に通ずるものがある、と思っています。
正体バレの為か、観ている側の私達はもちろん、その正体を知っている人々には人間体のミライ君と本当の姿のメビウスと、もう、同じようにみえてしまう。そこで戦っているのは「ウルトラマン」ではなく仲間の、大切なミライ君なのです。40年間のウルトラの歴史の中ではじめてのことなのではないでしょうか。
今迄の登場人物は、防衛チームの一員であり、家族同様の仲である、人間体の彼等はまさにかけがえのない人で、その安否ひとつに一喜一憂していたわけですが、「メビウス」では早い段階、第3話「ひとつきりの命」でウルトラマンも不死身ではない、ひとつしかない命を削って地球人類の為に戦っているのだ、と、認識しています。辛くも勝利を手にして満身創痍のウルトラマンが飛んでいく後ろ姿に「ありがとうー!」と手をふるだけではない、本当はウルトラマンは仲間の姿だったのだと最後に知って涙するのではない、まさに前回の「守られるだけでなく、ともに戦う」姿なのだなあ、と思うのです。そして、その思いは「生きてまた笑顔であおう」という思いです。この思いを大事にしたいじゃないか、と思うのです。
はじめの頃は、トリヤマ補佐官のマスコミ、世論向けの発言が多く、なるべく被害を最小限にしようとしている姿は責任回避の為の小心者の行動のように思えたのですが、よくよく考えると「誰も犠牲者はだしたくない」という信念からだったのか?とも思えるわけで(まだ先の話ですね〜)この、誰かの犠牲の上での未来ではなく、皆で困難を乗り越えた上での未来を思い描く、ものすごく理想論なのかもしれませんが、前回のサコミズ隊長の想いとともにここがメビウスの根幹なのだなあ、と改めて思い知らされたのでした。

ですから、GUYSがいないと戦えないとか、誰かが応援してくれないと弱いとか、いろいろ言われても、「そうですけど、なにか?」という感じなわけです。自分達の未来を掴むために必死に協力しあい、応援しあう姿を誰も茶化すことはできないだろう、と思うから、なわけです。

でも、また、仲間がいないと弱いメビウスというのも事実で、敵はそこをついてくる訳だし、斜に構えているようなヒルカワ氏みたいな人も必ずいるわけで(生物の多様性は必要ですからね)そこでメビウスと仲間達はどうたちむかうのか、次回乞う御期待!

しかし、「死なないで」と言っている目の前で「メビュームダイナマイト」をするってところが、まさにミライ君らしい、というか、メビウスらしい、というか。アヤちゃんはさぞやどきどきしたことでしょうね。ものすごく素直で好青年なのですがなにをやらかすかわからない、と光の国では先輩にも後輩にも恐れられていることでしょう。

次回、月にはうさぎがいるのでしょうか?と、とりあえずタオル用意して待ってマス。今週もトリチラカッテシマイマシタが、ありがとうございました。
No.10765 - 2009/09/08(Tue) 15:15:59

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
ゆうはは姐さん、確かにメビウスは一人では弱いです。でも、仰る通り、「それがどうした」なんですよね。

 「他人の力を頼りにしない」「最後に頼りになるのは自分自身」「地球は人類自らの手で守り抜かなければ」等々、言われてきました。でも私はそれとメビウスの「弱み」とは少しも矛盾しないと思うのです。
 この世界での人類は、ウルトラマンに助けられて生きている事を忘れてはいけません。そして、これまで助けてくれたウルトラマン達だって、決して一人ではなかったはず、そして強いばかりという訳でもなかったはずです。しかしメビウスの場合、その正体を仲間に曝していると同時に、その弱さすらも曝しています。
 自分の弱さを隠さない、それは強い心がなければできない事だと思います。

 逆に、自分の弱さと向きあおうとしないのが、ヒルカワのような「弱い」態度となって現れるのではないでしょうか。他者を守ろうとするのではなく、自らの弱さに脅え、他者を攻撃する事で身を守ろうとする、それは誰もが日常で陥り易い罠なのかも知れません。

 だから、「メビウスって弱いよな」と茶化すよりも、「ウルトラマンは絶対負けない!」と恥ずかしげもなく言える方が、生き方として幸せではないでしょうか。
…段々話がおかしな方へ逸れてしまいそうですが(笑)

 とにかく、答えは次回にちゃんと用意されていますね。最近夜は肌寒くなって来ましたので、今夜は「月」で晩酌しながらじっくりと味わいたいと思います。

皆さん、今週もありがとうございました。
No.10766 - 2009/09/09(Wed) 17:48:14
第42話 「旧友の来訪」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
とうとう、この場所にまた戻ってきてしまいました…。

 ニューヨーク総本部から、タケナカ最高議長がやって来ました。何故かサコミズ隊長と親しげなタケナカ。実はサコミズはタケナカと同い年なのに、長年宇宙を飛び回っていた為にウラシマ効果で年をとっていなかったというのです。
40年前、サコミズは冥王星軌道で侵略宇宙円盤群に出会い、ゾフィーに救われた経験があったのでした。
二人の会見中、多々良島にレッドキングが現れ、GUYSは出動。メビウスとのタッグで倒したかと思いきや、それは謎の黒服男が操るガディバによるコピーで、倒されたレッドキングはゴモラに姿を変え、メビウスを圧倒します。
しかしGUYSの励ましを受けメビウスはバーニングブレイブに。GUYSのメテオール攻撃との合わせ技で倒す事が出来ました。


 私達はどこから来たのか、何処へ行くのか。自分を見失いそうになる事は誰しもあるのではないでしょうか。
 ここには、その不安に対する一つの答えがあるのかもしれません。それは、「どこから」と「何処へ」の間、「私は何故ここにいるのか」だと思うのです。

 ゾフィーは何故あの場所で待っていたのか。サコミズは何故地球に戻り、あのポストに居るのか。それは、クルー達がGUYSに居る理由、メビウスが地球に居る理由と同じだと思うのです。
「彼らの気持ちに応えたい」
 これがメビウスのシリーズを通しての一貫した想いではないでしょうか。ウルトラマン達の気持ち、それを見上げてきた子供達と元子供達の気持ち。40年間積み重なった気持ちへの答えが、ウルトラマンメビウスという作品だったのではないかと思います。

 本放送時、ゴモラ、レッドキング、宇宙ビートル…といった初代ウルトラの香りに興奮すると同時に、「終わりが始まる」という緊張感に包まれたのを思い出します。
 しかし、今振り返るとこのエピソードは単なるノスタルジーでもなければ、クライマックスまでの繋ぎでもなく、ウルトラマンメビウスという作品が何を語ろうとしているのか、つまりシリーズそのものの「正体」を明かした話であったという気がします。
 もう何度も書いていますが、メビウスは正体ばらしのストーリーだと思います。それは、信頼と絆の物語でもあります。

だから、正体を曝して戦う我らがメビウスに敬意を表して、

アミーゴ、
私は今もここに居るのです。
No.10754 - 2009/08/26(Wed) 20:56:19

Re: 第42話 「旧友の来訪」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 ウラシマ効果って辛いでしょうね。帰ってきた時には旧知の人々は年老いているか、すでにもう…。人間と共に老いていけないウルトラマンの悲しみをサコミズは知っているのです。やがてはメビウスもそれに気づくのですね。
 さて、ヤプールの新たな罠の序盤戦に挑むGUYSクルー、苦戦して倒れるメビウスに檄を飛ばすリュウ達、戦い済んで仲良く一緒に帰る姿を見て、「それじゃバレるって!!」と思いつつ、なんて微笑ましいと思いました。共に過ごせる時間を一分一秒たりとも無駄にしたくないんだなぁ…。サコミズが身分を隠して隊長になったもう一つの理由もこれでしょうね。たぶん「一期一会」のイサナも。

 ところで、なぜヤプールが「メビウス」にこれほど絡むのかと思っていましたが、「A」を見ている内に分かったような気がします。彼らも、メビウスを含むウルトラマンも「異世界」と繋がる力を持つ、という点は共通しています。ただしその目的が侵略か、友好か。正体バレという荒業で新たな絆を結べた奇跡がもらたす未来が楽しみです。
No.10755 - 2009/08/30(Sun) 22:40:27

Re: 第42話 「旧友の来訪」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんにちは。

ばーなーおんさんの仰る通り、いよいよ40周年記念作品のクライマックスのはじまり、という回です。

メビウス放映時、当初から「ゾフィー兄さん」の存在がうわさされ、同時にサコミズ隊長には何か謎がある、と思われていたのですが、このような事実が秘められていたとは!

思えば、四十数年前、科学特捜隊のハヤタ隊員が未確認の赤い球体と激突したのがすべての始まりでした。おそらくは光の国の住人にはもっと以前からこの「地球」と「人類」という存在は知られていたのでしょう。しかし、その人類と初代ウルトラマンが遭遇して、ハヤタとウルトラマンが共存という形をとり地球や宇宙平和のために活動し、最終回でゼットンに倒されたウルトラマンの命を救うためにやってきたゾフィーはウルトラマンが「自分よりもこの若者の命を助けてやって欲しい」と願うと「そんなにこの人間という存在を!」と驚いた。まさに絆はそこから始まった、といえるのでしょう。

光の巨人達はそれからずーっと、時には地上に降臨し、時には人類が気がつかない宇宙で、見守り続けていてくれた。いつか、自分達と肩を並べて宇宙に飛び立つ日まで、と。

それを知ったサコミズ隊長の想い。それが、この「ウルトラマンメビウス」という作品そのものの想いだったのだ、と思い知らされるのです。
彼等の気持ちに応えるために作られた「GUYS」の存在、守られるだけでなくともに戦うために開発された「メテオール」。用意はされていました。そして再び怪獣頻出期に入った地球に降り立つルーキーウルトラマン。そのウルトラマンと友情の絆で結ばれる地球のルーキー達。まさに「時は満ちた」という想いがサコミズ隊長にはあるのではないでしょうか。

この四十数年の時の流れをタケナカ最高総議長が来訪するということで一瞬で表現してしまう。見事な演出だと思いました。また、タケナカ最高総議長が1年足らずの経験の隊員たちを「良くやっている!」とほめ、弱点がない、と作戦をたてられない状況で「足をねらえ!」とアドバイスし、「まだ、油断してはいけない」といましめる。組織におけるベテランの望ましい姿を見事に見せて下さいました!ヤプールが何を企んでいるのか、無気味なのではありますが、サコミズ隊長の想い、タケナカ最高総議長に代表される、GUYSという組織の素晴らしさ、メビウスと仲間達の熱い友情で爽快な1編になりました。

脱線しますが、今回、レッドキングが岩石をメビウスに投げつけて、メビウスがそれを左に受け流したのを見た息子が「ぎゃ〜って声がして今の岩にヤプールがつぶされている、というのは、どう?おもしろいでしょ?」と言いました。!この面白い方に考えが向くというのはどこで覚えたんでしょう〜。まあ、この後、今月号の「てれびくん」付録DVDをみていて今巷で話題(?)のなが〜い道具をもつ、猫背の凶悪宇宙人、最凶のベリア○を倒すのは誰だ!と煽られて「僕がたおす!」と叫んでいたので、ただの「あ○ぼん」なのだな、と思っております。

ながながと失礼しました。今週もありがとうございました。
さあ、映画を見直して次回にそなえなくちゃ。
No.10756 - 2009/09/01(Tue) 10:03:18

Re: 第42話 「旧友の来訪」 / ばーなーおん
みなさん、こんばんは!

藤子さん、ウラシマ効果は10年分くらいならちょっと欲しいなと思うんですが(笑)、世代が代わる程になると、確かに辛いですね。
さて、何故ヤプールか、と言う疑問について、これはあくまで私の年代で思うことなのですが...

ウルトラシリーズの原点は勿論、今回登場した「ウルトラマン」の世界であることには違いないのですが、私の世代が丁度ウルトラ適齢期、つまり幼児だったころのウルトラマンといえばエースでした。そして、その時代はウルトラマンが最も熱かった時代でもあったような気がします。
 後にウルトラセブン至上主義、のような風潮があったり、第二期ウルトラ作品が評価されない時期もありました。でも、実際に今子供とヒーローものを見て楽しめる元子供の内臓にはやはりヤプールがべったりと染みついていてるんじゃないでしょうか。そして「学生節」はクレイジーキャッツではなくて、「ヤプールの唄」だと信じているんだと思います。


 ゆうはは姐さん、そう、これはメビウスのみならず、ウルトラマン40年の歩みそのものの「正体明かし」だったのかもしれませんね。映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を見たとき、ウルトラマンが好きなまま大人になって本当に良かった...!と思ったのですが、この回を見たときは「ウルトラマンがいる世界に生まれて本当に良かった!」と心から思えました。
人が良く生きるには、もちろん尊敬する人を見習ったりする事も大切なのですが、それよりもさらに高い存在、絶対に超えられないものを見上げる事が必要なのではないかと思っています。高いものを見ると人はへりくだる事ができますから。
そして、ウルトラマンはそれに近い高さを持っていると思うのです。いや、身長が、というだけではなくてですね(笑)。高いけれど、決して完璧ではない、というところが、私を宇宙に連れてって♪と言いたくなる魅力なのでしょう。

うちの小怪獣も確かに、バトルシーンになると、地上の人の事が気になるみたいですよ!レッドキングの石投げでは、メビウスがキャッチするところがツボだったようで、二人で「これでも食らえ〜」「おっとっと〜」などとアテレコしながら、再現して遊んでいたものです。メビウスはバトルシーンでも本当に小怪獣達を飽きさせませんよね。

さて、もうこのあたりの話になってくると、思い入れが強すぎて普通に感想を書くのが難しくなってしまうのですが...あの記者に後をつけられているような気がしてきましたので、そろそろ失礼いたします。
皆さん、今週もありがとうございました。ポップコーンのご用意はよろしいでしょうか!?
No.10757 - 2009/09/02(Wed) 15:14:45
第41話 「思い出の先生」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

いよいよ怒涛の展開の始まりにして、シリーズ屈指の傑作です!

27年ぶりに地球に現れたウルトラマン80。時を同じくして桜ヶ丘中学から微弱なマイナスエネルギーが検出されました。調査に向かったミライは、矢的猛の教え子達から矢的先生の消息を尋ねられ、同窓会に出席して欲しいとの伝言を預かってしまいます。しかし出席を渋る80先生。
 教え子達は矢的先生にメッセージを届けるため、桜ヶ丘中学の屋上で同窓会を開きました。するとそこへ硫酸怪獣・ホーが!応戦するメビウスを、硫酸の涙を流して拒否?するホー。ついに80が登場し、ホーをバックルビームで昇華させました。
 教え子達は屋上から80=矢的先生へのメッセージを叫び、「仰げば尊し」を斉唱…

 戦い終わった矢的先生は、教え子達の待つ同窓会に現れ、旧交を温め合ったのでした。


…こんな大ざっぱなあらすじを書いているだけで、不覚にも落涙してしまいました。
 ウルトラマンも、メビウスも、80も何も知らずに初めて見てもこの回は感動できるのではないでしょうか。ただ、「恩師との再会」それだけのストーリーなのに、この浸透力は何なのでしょう。

 それは、ウルトラマンと言わず、中学と言わず、先生と言わず、誰しもが持っている「大切なもの」を大切に大切に描いているからではないでしょうか。
 かくいう私も中学には特別の思い入れがあるわけではありません。80も殆ど見た記憶がありません。しかし大切な思い出はいろんな時期のいろんな場所に確かにしまってあり、その蓋を開けた時の感慨は教え子達が屋上で80を見た時と同じなのです。

 昭和ウルトラのシリーズには子供の頃の思い出が、メビウスという作品には自分の子供達との思い出が、そしてその感想を語り合ったこのサイトにも大切な兄弟達との思い出がいっぱい詰まっているのです。
 あの「仰げば尊し」は、そんな思い出の箱を開ける鍵なのかも知れません。
 だから、時を経る毎にこの回を見た時の感慨は深まるのでしょう。

 サコミズ隊長の言葉通り、人間とは本当に面倒くさい生き物です。生きている限り思い出が増えてゆくのですから。

 無限に続く大切な「思い出」をくれたウルトラマン達に、思い出を大切にしてくれたメビウスに、その大切な思い出を共有してくれた皆さんに、

「仰げば尊し」と謳いたいと思います。
No.10747 - 2009/08/19(Wed) 22:18:09

Re: 第41話 「思い出の先生」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 私は残念ながらまったく「80」を見ていませんでしたが、「仰げば尊しは反則だー!!」と言いつつ涙腺決壊した、という書き込みが他所でも見られるということで、「80」は矢的先生がとても愛されている作品ということはわかります。学園ドラマを全て見たわけではありませんが、この頃から生徒を愛してくれる先生を描いたものが増えてきたような気がします。Rookiesに通じるなぁ…。
 念ずれば通ず、と言います。どうしても会いたい、という想いが届いたからホーを作り出して矢的先生を呼ぶことに協力してくれた校舎。物にも魂があるといいますからね。
 他の方も仰っていることですが、この教え子達は「矢的先生」を慕い、惜しみ続けたファン代表でもあるのですね。これが本当の80最終回と言われたこの作品をもっと味わうためにも、DVD化の早期実現を願います。

 ところで前回私が書いたことにつきまして、皆さんの経験やご意見を書いて頂きありがとうございました。私は危険に満ちたこの世に我が子を産み落とすことに少々抵抗があったのですが、やっぱり欲しくて産みました。生きるからには色々と苦労はしても逞しく生き延びて欲しいと思います。生きていれば、きっと素敵なことが待っている。人生を決めるきっかけになる人との出会いとかが。
No.10748 - 2009/08/19(Wed) 23:48:53

Re: 第41話 「思い出の先生」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

藤子さん、こうして見ると、この「思い出の先生」という作品そのものが私達の「思い出」と化している事に気づきますね。
本放送当時はまだ我が家の小怪獣共は就学前で、矢的先生のようなウルトラな先生に出会えるのだろうか、と心配したものです。
蓋を開けてみれば現実の学校生活は結構シビアだったり、捨てたもんじゃなかったり、様々なのですが、それもいつか良き思い出となる事でしょう。
思い出が無い事が一番寂しい、とまたまたうちの隊長は良い事を言ってくれています。良くも悪くも、思い出として残すにはその時間を精一杯生きて、感じて、あちこちぶつかって、吸収しなければならないのでしょう。それを怠って漫然と過ごしてしまうならば、確かに「思い出のない寂しさ」となってしまうのかも知れませんね。

藤子さんのお子さんは、生まれる前からそんな心配をしてくれるお母さんを持って幸せですね。きっと素晴らしい先生との出会いも、求めれば得られると思います。
No.10749 - 2009/08/21(Fri) 00:25:25

Re: 第41話 「思い出の先生」 / のん太 [関東]
レイゴさん、みなさまこんばんは。
ばなおさん、いつもありがとうございます。

この「思い出の先生」は、私にとって宝ものです。
何回か視聴しているにもかかわらず、今回もタオルの
お世話になりました。
屋上の生徒を見つめる80の顔、いつも滲んでしまいます。

ウルトラマン80という作品は、諸般の事情によって
路線が二転三転した事は周知の事実です。
その路線変更によって作られていくあんまり見たくない80のお話
・・・つまり先生編でないお話を、忸怩たる思いを抱えてみていた
当時の自分。
特に終盤近くになると「あちゃー(T_T)」な演出のお話が多くなり、
最終話のサブタイトルには、はっきりいって怒りを感じました。
歴代のウルトラマンの中で格段に幸せな形で地球を去った、
大好きな矢的先生。
「ありがとう」という言葉を先生に言えぬまま、残された視聴者。
そんな当時を過ごした人たちの気持ちを代弁し、昇華してくれたのが
この「思い出の先生」だと思います。

メビウスが、過去の作品や当時の子供達があこがれたウルトラマン達を
敬意を持って描いてくれたからこそのお話でもありますね。
No.10750 - 2009/08/21(Fri) 00:52:38

Re: 第41話 「思い出の先生」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんにちは

ばなおさんいつも感想スレ、ありがとうございます。
そうですか、思い出の先生ですか・・我々に新たな思いでを1つ残してくれた作品でしたね。
脚本をご担当された方の人生観を垣間見ました。力作だったと思います。

さて、本日、臨時でチャットを行います、併せてちよっとご案内もしたいのですが、公開掲示板ではできない内容です。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、管理人までメールにてお問い合わせお願いできればと思います。

よろしくお願いいたします。
No.10751 - 2009/08/22(Sat) 09:22:33

Re: 第41話 「思い出の先生」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。

怪獣ホーは桜ヶ丘中学が呼び出したものだったと、思う、でも、それは廃校になるからではなく、80兄さんと教え子のみなさんを会わせてあげたかった、からだと、思う。そう、語るミライ君。

なんて愛情に満ちあふれた作品なのだろう、と、思います。

テッペイさんが語ったように、マイナスエネルギーを説明解明するのは大変難しい、例えば、侵略目的の宇宙人、とか、闘争本能で暴れる怪獣、というのがわかりやすいのに対して。どちらかといえば、人間そのものにある負のエネルギーみたいなものなのだろうか、と、いうことはやはり真に克服するべきものは自分の中に存在する、ということなのか、とか複雑に考えてしまうのですが、そのマイナスエネルギーが生み出す怪獣さえも、優しい目でみつめることができるウルトラマンという存在。

それは、人によせる愛情であり希望なのだなあ、と改めて思う、そして多くの子供たち、大きなお友達がメビウスという作品を大好きな理由なのだなあ、と、思う。

いやはや、もう、私なぞがつたない言葉で書き連ねることなんて必要ありませんね。どうも、私は年なのか「思い出」という言葉がこそばゆくて(この後も、メビウスのキーワードのように作中にこの言葉がでてくるのですが)出てくるたびに「うひょ!」となってしまうのですが、そんなひねくれものにも、ちゃんと思い出の引き出しがあってこの作品はそれをぱあっと開けてしまう力がある、ので何回みても目から硫酸がこぼれ落ちてしまうのでは、と思っています。

思いを大事にすることの大切さ。というわけで、何度でも屋上から愛を叫びたいと思います。

ほんとうに名作なので、支離滅裂な文になってしまいました〜。ばーなーおんさん、今週もありがとうございました。
No.10752 - 2009/08/26(Wed) 00:06:52

Re: 第41話 「思い出の先生」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

のん太さん、こちらこそありがとうございます。
私は80の記憶が殆ど無くて、特に後半は全く見たことがもないのですが、今これを見ていると、やり残した事も取り返せるのだな、と勇気が出てきます。大切な思い出はどんな事があっても汚れたりする事はないと思います。

レイゴ兄さん、本放送当時、ストーリー度外視で感動した、という兄さんのコメントが今も印象に残っています。
メビウスのシリーズの中で、個人的に「好き」なエピソードはは他にもありますが、この回は「優れた」エピソードだと思います。その思いは繰り返し見るほどに強くなっています。

ゆうはは姐さん、マイナスエネルギーによる怪獣を80は「倒した」のではなく、「浄化」したように見えましたね。マイナスエネルギーが人の心から産まれるものであるならば、憎しみではなく優しさでなくてはそれを解決する事は出来ないのでしょう。
私も最近子どもたちと接する機会が多くなり、本当にその事を強く感じます。80が思春期の子どもたちを導くことで怪獣の発生をくいとめようとした、その志の高さは本当にウルトラマンならではだと思いました。
この回の優れている点は、その80の高い志を汲み取った事ではないかと思います。
メビウスの魅力、子どもたちに愛される理由、それはこの回にもはっきり現れていますが、「肯定」ではないかと思います。子どもたちも、元子どもたちも、自分の愛するもの、大切なものを否定されたくはないのです。
大切な思い出を肯定すること、それはその思い出を持つ人を肯定することだと思います。

私もこの作品の力に追いつけず、支離滅裂になってしまいました。でもそれでいいのだ〜、と思います。

今週も皆さん、ありがとうございました。話数残り少なくなってきました。力及びませんが、万感の思いを込めて最後まで続けたいと思います。
No.10753 - 2009/08/26(Wed) 17:48:08
第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
ジョーさん、上から失礼します。感想スレ再開です。

友達とお金だけで繋がっている女子高生・ナオコに孤独を見たミライ。その頃、顔に白い花を持つ怪人と出会った人が失踪するという事件が多発していました。ミライもその怪人に遭遇、花粉を浴びて入院してしまいます。テッペイはその花粉を分析して発生源を見つけ、GUYSは出動しました。
友達の冷たい心を知って孤独に耐え切れなくなったナオコも怪人ソリチュランに連れられてそこへやって来ます。そこは寂しさに悩む人々が植物怪獣ソリチュラに同化し、1つの心を共有する「楽園」だったのです。ミライに諭され、同化を拒否するナオコ。ミライはメビウスに変身し、ソリチュラを根元から切り倒して捕らわれた人々を救出したのですが…「何故あのままにしておいてくれなかったのか」と非難されてしまいました。
しかしナオコはそんな人々を叱咤し、自らも寂しさと向き合って強く生きる決意をしたのでした。


一つの心を共有する事、そんな事は可能なのでしょうか。
確かに植物がはびこる様は、多数の枝や株がそれぞれ別個体でありながら、まるで一つの意思を持っているかのようです。昆虫の中には、アリやミツバチのように多数の群れがまるで一つの意思を共有しているかのように社会生活をするものがいます。もしかすると我々人間の社会も高い所から見れば同じようなものなのかもしれません。
しかし、その組織の一部である個体も、それぞれが懸命に自分の命を生きています。群れには少しのダメージがなくとも、そのうちの一匹が踏み潰されれば苦しみます。
ネットワーク社会も一つの繋がりですが、互いに繋がったはずの私達は皆違った考えを持っていて、一つに纏まる事はありません。しかし多様だからこそ成長も変化もあります。

ソリチュラの誘う「一体化」はネットワークではなく、一方的な配信による「拘束」に過ぎません。
私がこの話の中で最も孤独を感じたのは、ナオコではなく、彼女にたかっていた「自称友達」でした。彼女達こそ、何か画一的な配信を受けて、寂しさを知らない「楽園」に拘束されているのではないでしょうか。

現実にも、情報を共有して一つの意思を形成しているように見せかけて、実は私達も一方的な配信によってソリチュラに拘束されてはいないだろうか…と、背筋が寒くなる事があります。
孤独や寂しさと向き合う事、それは自分と向き合う事なのかも知れません。様々な角度から、深く考えさせられる一編でした。
No.10737 - 2009/08/12(Wed) 23:37:34

Re: 第40話 「一人の楽園」 / オヤジストン [中国]
ばーなーおん兄さん、皆さん、こんばんは。

あいや〜、メビウスを録画したビデオテープが見当たらんのですよ(笑)。
DVDにコピーし直した中にこのエピソードを入れてませんで・・・。
いい話だったのになあ、と後悔してます。

少々暗めの話と言いますか、人間の本質を問うような作品だったので、好き嫌いが分かれるとは思いますが、私は好きですよ。
ならDVDに入れとけって話なんですが、まあそれは置いといて、と。

当時の感想でも言ったと思いますが、この「他人と一つになりたい」と言うテーマはエヴァンゲリオンと共通してます。
進化論が全面的に正しいとすれば、不完全な人類はいつの日か完全な単体生物として進化する可能性もありましょう。
別々の固体でいる事が不完全であり、不幸の原因だとするなら、人類が強く望めば完全なる単体として進化するかも知れません。

でも私は思うんですよ。
人間ってのは心の世界においては完全な自由を与えられています。
何を思おうが自由であり、極論を言えばその人の幸不幸はその人の心次第です。
人間の本質が心だと考えれば、心の自由がある時点で他人と一つになる意味はないんじゃないかと。
もしそれに意味があるなら、片想いで眠れない夜を過ごすとか、そんな甘酸っぱい気持ちなんか要らんのです(笑)。

・・・そこ!オヤジにそんな気持ちがあったのか、とか言わない!
オヤジにもせーしゅんがあったのです。悶々として鬱屈したせーしゅんが。
ああっ、若いっていーなっ!チキショーめえ!

そんな事はどうでもいいんですが。
とにかく、他人の心を知り、触れ合い、学ぶ事に大きな意味があると考えられます。
他人の心が解らないからこそ、それを知る為に努力し向上出来るってもんです。
こうやってお互いに学び合う事こそが、幸せへの道筋だろうと思う訳です。

だからナオコちゃんはきっと幸せになれると思います。
と思ったら、あらまあ、今ではミライくんに追っかけられるようになちゃいましたねえ(笑)。
数日前まで気付きませんでしたが、「任侠ヘルパー」と言うドラマでミライくんはナオコちゃんに惚れてるんですねえ。
あのオサゲのコがナオコちゃんだと気付かなかった・・・。
ごめんよナオコちゃん。
No.10739 - 2009/08/14(Fri) 00:07:20

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
オヤジストン、楽園へようこそ。

 私はこの話、後になって好きになったクチです。好きなのと所有するのとはまた違った問題ですから、ビデオが無くても関係ないのですよ。かえって、ビデオを見なくても覚えられているという所に、その作品の価値があるのではないかと思うこともあります。
 でも今回は、ちゃんと録画をおさらいしました。(これまで他の回はどうだったのかというツッコミはご遠慮下さい笑)やはりメビウスは見直す度に好きになります。ナオコちゃん、可愛いですね!

 さて、エヴァも任侠ヘルパーもまだ見ていないのですが、人類の進化の段階としてまず宇宙への進出、そして最終的には肉体を捨てて一つの精神体となるという話は他のSF作品にもしばしば見られますね。(ちょっと前にもそういう内容を目指したアニメもあったような気がしますが、消化不良に終わったのが残念です。)それは確かに一つの理想ではあるのですが、なぜそれに憧れるのかと考えると、前提として争いの無い世界、がそこにあるからではないでしょうか。
 しかし今の人類の状態を見れば、地球上での争いを克服できない為に宇宙進出も一進一退で、なかなかゾフィー兄さんに会う所まではたどり着けそうにありませ...おっと、その話はまだ早いですね。
ともかく、まだ不完全な人類をソリチュラのように強引に同一化しようとしても無理ではないでしょうか。それは進化では無くて、安易な逃避なのだと思います。

 今、こうして書いている時もそうなんですが、私は人と話をするときの悪い癖で、まず相手と自分で考えの違うところを探してしまいます。しかし、そうすることで逆に何も違わないじゃないか、と気付くことも多いのです。
 違うから求め合い、その中で同じものを見つけるから喜びがあります。理解できないものに惹かれるのは、決して人間が不完全だから、というだけでは無いような気がするのです。
...ほら、違うことを書こうとして何となく同じ所に落ち着きそうになってしまうでしょう?(笑)

それが本当の「楽園」ではないでしょうか。
No.10740 - 2009/08/14(Fri) 19:34:49

Re: 第40話 「一人の楽園」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 私は「財布兼パシリ」にされてまで「形だけの友達」に付き合ってほしいと思ったことはないので、たかり三人娘だけでなくナオコにも腹が立ったのですが(私のそういうところが傲慢だと思われて苛められたのかも)、家族にもかまってもらえないとこうなるのでしょうか。「お母さんは患者のために戦う医者だから仕方ない」と自分はいつも理性を総動員して我慢の連続。偉いんですけど、たまには「なんで私はいつも二の次なのよー!!」と爆発させてあげたい。今言わないと、親にさえ「いつも割り切ってくれる都合のいい子」と思われるわよ、それでもいいの?…すいません、私は母に甘え損ねて失敗したので。ここに集う方々には「親」である方も多いので、お子様が爆発した時には「だってしょうがないでしょ」の前に「ごめんね」と言ってあげて下さい。

 脱線して失礼しました。ソリチュランにふらふらとついて行くナオコを尾行したミライは両腕を取られて変身ポーズを取れないようにされますが、そこは「ど根性ウルトラマン」、気合いでなんとかしました。がんばれ男の子!!
 戦い済んで、拘束された人たちを救出するナオコは恨み事を言われてしまいますが、それでも現実を受け入れて生きていくことを説く彼女は十分強いと思います。でもね、やっぱり一生に一度くらいはお母さんに「私のことを優先してよ!!」といってもバチは当たらないと思うのよ、我儘言いそびれたままオバサンになってしまった私としては。
No.10742 - 2009/08/16(Sun) 00:27:21

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

藤子さん、ナオコちゃんの「弱さ」は、聞き分けの良い子供が陥りやすいパターンだと思います。なんか自分の子供と重なるんですよね…。
うちの子も一時的こんな感じでつきまとわれたり、「キモイ」と言われたり、苦労していたらしいんです。見ていると、やはりナオコちゃんと同じで、ぶつかるのが怖いんです。そこから脱出できたのは、本当に仲の良い友達ができて、喧嘩したり仲直りしたりするようになったからだったようです。
今も、前にいじめられていた子達とは和解していません。でも、「あの子達、嫌い!」とはっきり言えるのも成長なので、それで良いと思っています。それもお互い認め合う一つの形なのですから。
ナオコちゃんもきっと、次はあの3人娘に「NO」を言えるのではないでしょうか。そこから始まる本当の友情があっても良いと思います。

ところで昨日、NHKFMで特番「今日は1日SFヒーロー三昧」放送していました。仕事の合間に聞いていたのですが、ウルトラシリーズの曲が沢山かかったのは当然として、コーナー切れ目のジングルで「ワンダバCREWGUYS」に乗せて司会者が「リクエストを、サリーゴー!」「GIG!」と言ってくれたのが嬉しかったです。
No.10743 - 2009/08/17(Mon) 21:07:55

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。
お、遅くなりました。

楽園って何でしょう?子供の国語辞典には「苦しみや心配のない楽しい場所」と、書いてあります。そんな場所ってあるのでしょうか?
実際には、心配事なんかつきる事がないと思うし、悲しい出来事がない世界もないのではないか、と、思うのです。前回にも書きましたがメビウスの主題歌の「悲しみなんかない世界」というのは、その悲しみを乗り越えるために支え合う友がいる世界ということではないかと思っていたりします。

今回も前回に続き、朱川湊人さんの脚本で、小中監督の演出でしたね。朱川さんの小説を何遍か読ませていただきましたが、当たり前ではありますが、いろいろな面を持った作品を書いていらっしゃるわけですが、ウルトラマンメビウスの為に書いた3本は賛否両論あったとは思うのですが、実にヒューマンな愛情に満ちた作品だったのではないか、と思うのです。そしてそれはまさに、ウルトラな世界だったように思うのです。
もちろん、朱川さんが、たしか、小中監督、ゆうちちと同世代、と、いうことは見ていたものが近い、ということもあると思うのですが、自分にもわかる世界観だったりするのです。例えば、人間はいろいろな意味で無力だ、ということを嫌というほど思いしらされながらも、その人間が見せる無限の可能性への希望とか、異質なものを恐れながら、それは間違いなく自分達とともに存在することを認め、情をよせることが可能なのではないか、とか、そういう、善と悪の二元性で世界を語り、その、二元性にもとづく正義が力を持つことが当たり前の事に思えながら実はそれが孕む危うさに気がついていなかったりする、現在の世界が忘れてしまったのではないか、と思える、ウルトラの世界が大事にしていた事をちゃんと大事に描いた3本だったのではないか、と思っています。

先日、朱川さんが長期に渡って連載されていた「ウルトラマンメビウス アンデレンスホリゾント」が完結しまして、最終回を読んだ時に「このメビウスの世界、ぜひ映像でみたかったなあ!」と、思いました。
後日まとめて単行本として出版される、とのことで、改めて語られたメビウス本編での3本を読むのも、大変楽しみにしているところだったりします。

奇遇だなあ、と、思うのは、オヤジストンさんに先に書かれてしまいましたが、この夏はミライ君とナオコちゃんは老人施設で二人とも一緒にヘルパーとして働いているのですよね!びっくりです。

また、藤子さん、ばーなーおんさんの話も興味深く読ませていただきました。先日久しぶりに会った友人の娘さんもいわゆる横並びべったりの関係が苦手なようで、はっきりいろいろ言っているようです。私ならハラハラしてしまいそうですが、友人もその娘さんも、自分の思う道を行くタイプで感心しておりました。まあ、そんなわけで、例えばこんな事大きなお世話なのですが、性別や年齢で「ウルトラファンだ!」とカミングアウトに勇気がない方!ここに仲間がいますので是非!

おお、次はいよいよ、あの兄さんが登場ですね、
今週もありがとうございました。
No.10744 - 2009/08/18(Tue) 22:51:19

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
皆さん、おはようございます。

 ゆうはは姐さん、私は当初子供向きでないなぁ、という感じで物足りなさを覚えてしまったこの回ですが、今では朱川さんの3作品の中で、一番好きなんです。それは仰るように、人間の醜さの向こうにある「温かさ」が描かれているからではないかと思います。
 それは、受け手と同じ高さに立たなければ出来ないことではないでしょうか。自分が審判者になったような気持ちで、高いところから醜いもの、怖いものだけを見せつけるのとは違うと思うのです。
 それすら無いものが最近ははびこっているのは困ったものですけど。

 楽園、それはどこか別の世界や、時間や、場にあるものではなく、人の内面にあるものだと私は思っています。

 このソリチュラの一件の前と後とで、ナオコちゃんを取り巻く環境は何も変わっていません。きっとまた明日学校に行けば、あの3人組が「お金かして〜」とやって来るでしょう。お母さんも遅くまで帰ってこないでしょう。
 でも、ナオコちゃんは変わりました。いえ、変わったのではなく、本来の自分に気づいただけなのかもしれません。
 「もっと色んな人と話したい」そんな気持ちになった時、彼女は楽園に到着するのではなく、本当の楽園の存在に気づいたのではないでしょうか。

 そこにある、と知っているだけで救われる、それが心の中の「楽園」ではないかと思います。


皆さん、今週もありがとうございました。
そしていよいよ、始まりますね!
No.10745 - 2009/08/19(Wed) 09:03:43
豪雨&地震、皆様お大事に / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、私は今日パニックでした。朝起きてNHKをつけてビックリ、静岡で震度6!これを見てとうとう東海地震が起きたのかと思いました。幸い、地震での犠牲者はいなかった模様ですが、本当に、災害は続きます。14年前の悪夢が蘇りました。ニュースを見たときはたくさんの死者が出たのではと思いました。
 こちら兵庫県、県内で豪雨があり、多くの犠牲者が出ました。思えば、去年はアジアで大台風、大地震でした。本当に、災害は続きます。
 去年は神戸で都会の川が氾濫して犠牲者が出ました。本当に、災害が続きます。
 猛暑もあります、皆様、体に気をつけて、どうぞお大事に。
No.10735 - 2009/08/11(Tue) 19:13:00

映画の最新情報 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、産経新聞のサイトに、12月公開の、大怪獣バトル、ウルトラ銀河伝説の記事がありました。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090811/biz0908111730009-n1.htm
 これを見てお分かりのように、最新作は海外進出を前提として制作されます。日本人俳優の演技するシーンをブルーバックで撮り、これを海外現地の俳優のものと置き換える、これ、例のパワーレンジャーのやり方です。坂本監督はパワーレンジャーの監督で、海外展開を前提に制作されるのは心強いことです。ウルトラマンはアジア、アメリカで人気があります。ヨーロッパではあまり知られていない模様ですが、これを期に、海外でもウルトラの人気が上がって欲しいものです。
 なお、この映画公開を機に、大怪獣バトルの作品がテレビ東京系で放映されるそうです。
http://m-78.jp/news.php?id=800
 これ、映画の宣伝なら、僕としては昭和のウルトラをいい時間に再放送して欲しいです。やはり、僕らが子供時代の70年代、学校から帰ったら特撮やアニメの再放送を見るのが常識だった時代の良さを取り戻して欲しいです。再放送がCSや深夜だけなのはさびしいですよ。夕方の時間を子供たちに戻してあげて欲しいです。
 熱中症には気をつけてください。
No.10736 - 2009/08/12(Wed) 19:47:28

Re: 豪雨&地震、皆様お大事に / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
ジョーさんみなさんこんばんは

地震、豪雨と続きます。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。

* *

さて、本日チャットを予定いたしております。
よろしくお願いいたします。
No.10741 - 2009/08/15(Sat) 19:41:12
原田監督の遺作が / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんばんは

http://www.web-reigo.com/ultraman-mebius/harada.html

あの原田昌樹監督の遺作、完成試写会を見ることもなくいった、「審判」が酒井法子容疑者主演であったため、自粛となってしまいました。

このような形が原田監督の作品が封印されてしまうとはありえない思いです。
No.10730 - 2009/08/07(Fri) 21:40:48

Re: 原田監督の遺作が / ちゃむ
レイゴさん、みなさん、こんばんは。



昨日辺りからTVで話題に上っていた酒井法子容疑者主演の裁判員制度の映画が原田監督の遺作だったんですね?


こんなことになってしまうなんて夢にも思いませんでした…

もう見ることが出来なくなるなんて、ホントに残念でなりません



薬物のイメージが全く無い方だったので、とても驚きました…



今日がチャットの日と勘違いしてました(^-^;
No.10731 - 2009/08/08(Sat) 21:32:43

Re: 原田監督の遺作が / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、おはようございます。

原田監督の遺作となった「審理」、TV報道の中で、映像がチラッと流れているのを見ました。
裁判員制度がスタートしたばかりなのに、こんな事になるとは…。

昨日逮捕された人は、嘗て中国で最も有名な日本人の中の一人でもありました。

私達がこの夏、考えなければならない事、知らせて欲しい事は他にも沢山あると思います。原田監督も私達に考えて欲しいという思いをあの作品に込められたのではないでしょうか。今回の騒ぎでそれらがみんなどこか脇に押しやられてしまったような気がして、色んな意味でとても残念です。

本当に大事なものは何だろう…と思います。
No.10732 - 2009/08/09(Sun) 08:30:34

Re: 原田監督の遺作が / オヤジストン [中国]
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

今現在ほぼ容疑が固まったようなので、憶測で非難せずに済みます。
覚醒剤を使用したとか所持していたとか以前に、子供を預けて隠れた事でこの容疑者の本心が見えてしまいましたね。

覚醒剤やるならバレた時ぐらい潔くあれよ、と思ってしまいます。
お塩容疑者も同じく。
まあやってる時点で、お世話になってる人やファンの事なんかこれっぽっちも考えちゃいないんでしょうが。

あと、やっぱりと言うかマスコミも酷いですよ。
どうせ「いいネタになった」ぐらいにしか思ってないんでしょ。
その証拠に覚醒剤やドラッグがどんな物で、どんな危険があるのかどこも報じないですもんね。
善人の仮面を被っているだけに、ヒルカワよりタチが悪いです。

「小雪、あんちゃんの血はあったかいか?」
No.10733 - 2009/08/09(Sun) 16:33:56

Re: 原田監督の遺作が / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様ごんばんわ、本日はハーバーランドのウルトラマンイベントに行きました、来週写真アップします。
 酒井法子の件、事もあろうに原田監督の遺作とはつらいことです。過去にも、不祥事を起こしたタレントの出ている作品が封印されたこともありましたが、今回はアジアでも人気のタレントだけにきついものです。原田監督に申し訳ないです。
 酒井法子の事件、ここ数日、スポーツ紙が全部これ一色で、今日など報知もデイリーもこのネタで驚きました。ただ、覚せい剤は絶対の悪であり、謝罪して欲しいものです。
 ウルトラ関係ではもちろん不祥事を起こしたタレントはいませんが、これを期に、薬物などの悪さを子供たちにも啓蒙して欲しいものです。今日もウルトラのイベントに子供たちがたくさん来ていました、この子達に、悪を及ばせてはいけません!
 それとオヤジストンさん、マスコミの扱い、本当にヒルカワみたいです、こちらも情けない!
 明日、台風が四国に上陸です、皆様お気をつけてください(本日は寸でのところで帰り、大雨を免れました)。
No.10734 - 2009/08/09(Sun) 19:20:41
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