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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

 ジングウジ・アヤが神戸から祖父のタケナカを訪ねてやってきました。ミライはアヤとデートに…!その間、何故か時空波の発生源が発見され、ミライと連絡が取れないままフェニックスネストは発進します。それを知ったミライとアヤの前に現れたのはヒルカワ!…そしてヤプールも。ヤプールは前回ガディバを使って得たメビウスのデータを基にエースキラー改めメビウスキラーを出現させ、メビウスの技をコピーして苦しめました。
絶体絶命のメビウスを力付けたのは、ミライの正体を知ったアヤでした。メビウスは立ち上がり、メビュームダイナマイトでメビウスキラーを倒しますが、力尽きます。
一方時空波発生源を追って月まで行ってしまったGUYSは攻撃を受け、横回転墜落!ミライもアヤとヒルカワとヤプールの異次元に墜落…!


盛り沢山なお話で、思い出も一杯つまっていて、これから後はもう、何を書けば良いのかわからないくらいなのですが、徒然に語らせて頂きます。

今更なんですが、次回のインパクトの強さのせいか、これは前後編なのだと今の今まで気づいていませんでした(笑)。

だからメビウスキラーを倒したとは言えメビウスもGUYSも負けっばなしでも仕方ないんですが、それにしてもウルトラマンも防衛チームも、こういう搦め手にはコロリと引っかかってしまいます。時空波なんてハナから罠に決まっています。でも放っておけずにウルトラマン置き去りにして立ったまま飛んで行ってしまう。

自分の技をコピーされてるなら正面から当たっても無駄なのに、力押しで新しい技を使って辛勝し、バテてしまう、本当にウルトラマンらしいです。

でも、この騙され易さこそが強さなのかも知れません。

アヤが「優しさのせいで死ぬなんておかしい」と言ったのはそういう事だったのではないかと、これも今更ながら思うのです。
逆に今、利口に立ち回って勝ったつもりでいるなら、そこにヤプールがつけ込むのではないでしょうか。社会正義を気取りながら、いざという時は女の子を突き飛ばして逃げるような人に。(…男前だけに余計シドイんですけど。)

優しい事、正直な事、正しい事に胸を張っていれば、今はダメでも負ける事なんてない、異次元も怖くない…ウルトラマンはそういう世界であり続けて欲しいと思います。
No.10758 - 2009/09/02(Wed) 23:40:06

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん、今日は。
 「え゛ーっ、お孫さん!!」というアヤの正体バラシに始まり、可愛い孫娘がミライを引きずって行くのを見送るタケナカを「いいんですか、お爺様」と突くイケズなサコミズ、未知の食べ物は見逃せない食い気優先のミライと、実に楽しいオープニング。しかし、デートの邪魔をする怪しい男が二人…。一方、突然発信源の場所が分かり、急きょ飛び立つネスト。置いてけぼりで焦るミライをいじめにきたヒルカワからアヤが庇っているうちにカビじゃなかった(昨年のこの話のスレとレスに大ウケしたので引っ張ってきてしまいました)メビウスキラー登場!!疲れを知らない自分のコピーが相手では勝てずに倒れるメビウス。しかし、彼の前に丸腰で進み出るアヤ。特殊な戦闘能力がなく矢面に立てなくとも、「死なないで=帰ってきて」と励ますのも「守る」方法です。大切な人を守るという目的=「生き甲斐を与えてくれる人」と支えあえるから立ち上がれるのです。彼は師匠の大技、ダイナマイトで敵を粉砕しますが倒れてしまい、そこにまたもやいじめに来たヒルカワ。そういうことをするからバチが当たってヤプールの道具に選ばれてしまうというのは次回の話ですが。
 そのころリュウ達は月に不時着。あんなんでよく壊れもしなければ負傷者も出ないのが不思議でしたが、すべては「d.c.s」のおかげでしたね。それにリュウの「ミ゛ラ゛イ゛ーーーっっっ!!!!」のセリフ、このまま死んだら会えないからこそ必死の叫び、ええ、ちゃーんと届いていますとも。直接助けあえない不安と置いてけぼりにしちゃった罪悪感が混じってますね。
 それにしても、次回予告は良かったわ〜。しどい仕打ちにキーッ!!とか言ってたら北斗の後ろからあの女性が…。どきどきして、待ち遠しくてたまりませんよ。明日は満月なので、月見をしながら録画を見ましょうか。で、明後日の九月六日は「妹の日」だそうなので、「エースの願い」を見る、と。

 最後にちょっと脱線。発信源がもう少し海中にいてくれればGUYSオーシャンがマッコウクジラ型の潜水艦で現れて、大王イカのような発信源とのバトルが見られたかも知れないのにぃぃぃ〜。「またな」って言ったじゃないですか、イサナさん!
No.10759 - 2009/09/04(Fri) 16:41:44

ウルトラマンベリアルのHP / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、残暑がきついですね。
 12月公開の映画に関して、ウルトラマンベリアルの情報がHPに出ました。
http://anime-ch.nicovideo.jp/ultraginga/
 円谷プロの副社長の岡部さんのブログからです。映画の情報、いろいろネットでは出ていますが、公式なもの以外はまだ多くありません。いずれ、公表されるので、要注意です。
 なお、神戸の新長田では鉄人28号制作中ですが、今仕上げで土台を囲んでいて、写真は撮れませんでした。しかし、新長田へ最近良く行くので、また写真撮ってお見せします。これ、神戸出身の漫画家、横山光輝先生にちなんでの企画で、新長田の駅前に、何と赤影の主題歌のインストが流れていてビックリ!確かに、横山先生の作品の映像で、関西で一番放映されているのは赤影です。今も深夜枠でやっています。東映ヒーローの原作は、怪獣ブーム時には横山先生の作品が多かったのです。変身ブームで石ノ森先生がリードしますが、やはり、赤影、ジャイアントロボは永遠です。

 そして、つるの剛士君がCD2枚目を出します。
http://www.ponycanyon.co.jp/tsuruno/
 今回は愛の歌がテーマらしく、ダイナのエンディング「君だけを守りたい」が入ります。しかし、ダイナの主題歌、挿入歌は全部で7曲あるので、せめてオープニングでもカバーして欲しいです。
No.10760 - 2009/09/04(Fri) 19:14:18

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
ばおなさんいつも熱い感想をありがとうこざいます。
みなさんもありがとうございます。

さて、前回とんでもないことでチャットができませんでした。汗本日は予定いたしております。よろしくお願いいたします。
No.10761 - 2009/09/05(Sat) 17:55:33

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ビルガモ [関東]
ばなおさん、レイゴさん、みなさんこんにちは。昨日帰国しました。こちらは久々ですがよろしくお願いします。

さて、クライマックスにむけて怒涛の展開をみせるメビウス。メビウス抹殺の一番手を抜けがけしたヤプールがはなったのは、エースキラー!(メビウスキラーで統一されつつありますが、ガディバがとりつくまではあくまでもエースキラーです!過去、地球で戦っていないためGUYSのファイルでは「アンノウン」扱いなのでしょうか?)
エースのときはそんなに動き回っていた印象のないエースキラーが今回は大暴れ!さらにメビウスキラーとなってメビウスを追い詰めるもアヤの愛の言葉に立ち直ったメビウスのメビュームダイナマイトで爆死!それを冷静にみつめるヤプールの清水紘治!
余談ですが、以前、地下鉄に乗っていたら私の対面の席に清水紘治氏が座られました。人も少なく誰も気づいていませんでしたが、あの独特な雰囲気に圧倒されたおぼえがあります。まだ、メビウス放送前だったので、心の中で「フラッシュマンの敵のリー・ケフレンだ!」と思いましたがこの放送を見たあとだったら、さぞ怖い思いをしたことでしょう。

また、藤子さんも書いておられますが私もこの回の次回予告は大好きで、メビウス予告のなかで一番だと思ってます。
北斗の言葉の後に夕子の声が!そして振り向いたその先には・・!
こんなにもウルトラファンの琴線にふれる予告は見たことがありません。北斗は映画のほうですでに出ていたので、テレビのメビウスに出るのもわかっていましたが、まさか夕子もでるなんて・・。よくある声だけの出演か、でも北斗が振り向いた先の人影は!?
監督の小原さんの編集か、それとも予告篇などはADさんがつなぐことが多いのでADさんがつないだのか。こんなにもウルトラファンへの愛を感じた予告もありません。つくづくウルトラファンであったことを幸せに感じた瞬間でした。
そして、次回はいよいよエースが!・・ちなみに東京ではただ今東京ローカルのMXテレビでエースの再放送中であります。
No.10762 - 2009/09/05(Sat) 19:51:39

さよなら大阪タワー / 棺桶のジョー [近畿]
 ウルトラマン「怪獣殿下」に出てきた、大阪タワーが解体されることになりました。
朝日の記事、http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909070029.html
毎日放送の記事、http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE090907110500275785.shtml
47ニュースの記事、http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090701000318.html

 どれにも、ウルトラマン、ゴモラと出ていてうれしいです。ウルトラマンの「怪獣殿下」は、ウルトラにおけるイヴェント編の先駆けで、現実のテレビ視聴者がいる世界にウルトラマンと怪獣が出たらという設定のものでした。ゴモラが大阪に現れ、その対策基地として大阪タワーが出たのは、関西人には懐かしいことです。
 大阪タワー、今朝のおはよう朝日でもやっていました。私は朝起きると朝日放送のおはようコール、おはよう朝日と見る習慣を続けているので親近感があります。
 大阪タワーはなくなっても、ゴモラの話で出たことは、永遠に語り継がれるでしょう。
No.10763 - 2009/09/07(Mon) 19:12:15

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

藤子さん、こうして拝見していると、いつの間にか長いお付き合いになって来ましたねー。終盤のこのあたりの話には思い出がいっぱいです。
あれはイカですか…!?なるほど、では、あれを発見したのはイサナ隊長だったのですね。で、ブルーウェイルとフェニックスネストで追い込み漁をやろうとしたら勢い余って逃げられたと。なるほどなるほど。


ジョーさん、いつも情報ありがとうございます。
夏休みの帰省、阪急電車の窓から「鉄人」の下半身が見えました。最初UFOか?と思いましたよ。大阪タワー…建てられる一方で壊される物もある、時代を感じますね。「だるま落とし」式で解体するらしいですが、ゴモラに上の方、持ってもらえたらいいですね。ハンマーで叩くのはやはり打ち出の小槌を持ったあのお方でしょうか?


レイゴ兄さん、いつも好きな事ばっかり書いて、時にはスレ主である事も忘れて大脱線してしまいますが、皆さんこうしてお付き合い下さって、本当に毎週感謝しています。
今回ミライはアヤとヒルカワ、対照的な二人につきまとわれる(?)展開でした。アヤはミライを力付けてくれましたが、ヒルカワは…。こんな人に出会ったらどうすれば良いのでしょう。
私は過去のある出会いで、未だに後悔している事があります。とにかく普通に話が通じない人とある時期付き合わざるを得なかったのですが、それで体を壊す所まで行ったのに逃げ道がなくて、辛くて仕方ありませんでした。でも後になって、「もっとあの人と向き合う事はできなかったのだろうか」と思ったのです。こちらが拒否せずに受け入れていれば、あるいは向こうももっと落ち着いてくれたのかもしれない、と今は思うのです。しかし、しかしです。もしあの時の私に誰かがそんなアドバイスをしたとしても、私は「この辛さがわからないからそんな事言えるんだ」と聞く耳持たなかったでしょう。また、「もう一度チャンスがあればもっと優しくしたい」と今は思ってはいても、もしまたその人に会ったらやはり同じように拒否してしまうような気がします。それでも、やはり後悔しているんです。本当に仕方なかったのですが、せめて「仕方なかったんだ」と諦める事はしないでいたいと思っています。
また猛脱線してしまいましたね。


ビルガモさん、エースキラーは誰が名前を呼ぶんだ!?と私も放送前に心配していましたが、何とヤプールが自分で紹介してくれましたね。しかもメビウスの技にまで名前を付けてくれるなど、サービス満点です。これも清水さんの強烈な存在感ならではですね。…素でもヤプールなんですか(笑)この予告で悲鳴を上げたのは私だけではないでしょう。納谷ボイスに感激、そしてあの北斗の表情は映画での「その後の北斗」ではなく、紛れもなくTACの北斗でした!予告が素晴らしいのは、本編の完成度が高いからだと思います。果たしてその「願い」は実現できるのでしょうか。次回、楽しみです。

インフルエンザの脅威もジワジワと広がっています。皆さんどうぞお気を付け下さい。
No.10764 - 2009/09/08(Tue) 00:34:49

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。またしても、遅くなりました〜ごめんなさい〜。
とうとう、四天王編まできてしまいました〜。なんだか近頃、いろいろ考えてしまうのですが、答えはきっと「ウルトラマンメビウス」の中にあるでしょう、突き進むしかないですね!

さて、ばーなーおんさんも仰っていますが、もう、思い入れや思い出が交錯してしまうので、何から書けばよいのやら状態なわけですが、今回思った事を書きたいと思います。

アヤちゃんがメビウスに言った言葉は「優しさのせいで死ぬなんておかしいもの、だからお願い立ち上がって!」でした。
この言葉はリュウさんが「約束の炎」の時に言った「必ず生きて帰ってこい」に通ずるものがある、と思っています。
正体バレの為か、観ている側の私達はもちろん、その正体を知っている人々には人間体のミライ君と本当の姿のメビウスと、もう、同じようにみえてしまう。そこで戦っているのは「ウルトラマン」ではなく仲間の、大切なミライ君なのです。40年間のウルトラの歴史の中ではじめてのことなのではないでしょうか。
今迄の登場人物は、防衛チームの一員であり、家族同様の仲である、人間体の彼等はまさにかけがえのない人で、その安否ひとつに一喜一憂していたわけですが、「メビウス」では早い段階、第3話「ひとつきりの命」でウルトラマンも不死身ではない、ひとつしかない命を削って地球人類の為に戦っているのだ、と、認識しています。辛くも勝利を手にして満身創痍のウルトラマンが飛んでいく後ろ姿に「ありがとうー!」と手をふるだけではない、本当はウルトラマンは仲間の姿だったのだと最後に知って涙するのではない、まさに前回の「守られるだけでなく、ともに戦う」姿なのだなあ、と思うのです。そして、その思いは「生きてまた笑顔であおう」という思いです。この思いを大事にしたいじゃないか、と思うのです。
はじめの頃は、トリヤマ補佐官のマスコミ、世論向けの発言が多く、なるべく被害を最小限にしようとしている姿は責任回避の為の小心者の行動のように思えたのですが、よくよく考えると「誰も犠牲者はだしたくない」という信念からだったのか?とも思えるわけで(まだ先の話ですね〜)この、誰かの犠牲の上での未来ではなく、皆で困難を乗り越えた上での未来を思い描く、ものすごく理想論なのかもしれませんが、前回のサコミズ隊長の想いとともにここがメビウスの根幹なのだなあ、と改めて思い知らされたのでした。

ですから、GUYSがいないと戦えないとか、誰かが応援してくれないと弱いとか、いろいろ言われても、「そうですけど、なにか?」という感じなわけです。自分達の未来を掴むために必死に協力しあい、応援しあう姿を誰も茶化すことはできないだろう、と思うから、なわけです。

でも、また、仲間がいないと弱いメビウスというのも事実で、敵はそこをついてくる訳だし、斜に構えているようなヒルカワ氏みたいな人も必ずいるわけで(生物の多様性は必要ですからね)そこでメビウスと仲間達はどうたちむかうのか、次回乞う御期待!

しかし、「死なないで」と言っている目の前で「メビュームダイナマイト」をするってところが、まさにミライ君らしい、というか、メビウスらしい、というか。アヤちゃんはさぞやどきどきしたことでしょうね。ものすごく素直で好青年なのですがなにをやらかすかわからない、と光の国では先輩にも後輩にも恐れられていることでしょう。

次回、月にはうさぎがいるのでしょうか?と、とりあえずタオル用意して待ってマス。今週もトリチラカッテシマイマシタが、ありがとうございました。
No.10765 - 2009/09/08(Tue) 15:15:59

Re: 第43話 「脅威のメビウスキラー」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
ゆうはは姐さん、確かにメビウスは一人では弱いです。でも、仰る通り、「それがどうした」なんですよね。

 「他人の力を頼りにしない」「最後に頼りになるのは自分自身」「地球は人類自らの手で守り抜かなければ」等々、言われてきました。でも私はそれとメビウスの「弱み」とは少しも矛盾しないと思うのです。
 この世界での人類は、ウルトラマンに助けられて生きている事を忘れてはいけません。そして、これまで助けてくれたウルトラマン達だって、決して一人ではなかったはず、そして強いばかりという訳でもなかったはずです。しかしメビウスの場合、その正体を仲間に曝していると同時に、その弱さすらも曝しています。
 自分の弱さを隠さない、それは強い心がなければできない事だと思います。

 逆に、自分の弱さと向きあおうとしないのが、ヒルカワのような「弱い」態度となって現れるのではないでしょうか。他者を守ろうとするのではなく、自らの弱さに脅え、他者を攻撃する事で身を守ろうとする、それは誰もが日常で陥り易い罠なのかも知れません。

 だから、「メビウスって弱いよな」と茶化すよりも、「ウルトラマンは絶対負けない!」と恥ずかしげもなく言える方が、生き方として幸せではないでしょうか。
…段々話がおかしな方へ逸れてしまいそうですが(笑)

 とにかく、答えは次回にちゃんと用意されていますね。最近夜は肌寒くなって来ましたので、今夜は「月」で晩酌しながらじっくりと味わいたいと思います。

皆さん、今週もありがとうございました。
No.10766 - 2009/09/09(Wed) 17:48:14
第42話 「旧友の来訪」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
とうとう、この場所にまた戻ってきてしまいました…。

 ニューヨーク総本部から、タケナカ最高議長がやって来ました。何故かサコミズ隊長と親しげなタケナカ。実はサコミズはタケナカと同い年なのに、長年宇宙を飛び回っていた為にウラシマ効果で年をとっていなかったというのです。
40年前、サコミズは冥王星軌道で侵略宇宙円盤群に出会い、ゾフィーに救われた経験があったのでした。
二人の会見中、多々良島にレッドキングが現れ、GUYSは出動。メビウスとのタッグで倒したかと思いきや、それは謎の黒服男が操るガディバによるコピーで、倒されたレッドキングはゴモラに姿を変え、メビウスを圧倒します。
しかしGUYSの励ましを受けメビウスはバーニングブレイブに。GUYSのメテオール攻撃との合わせ技で倒す事が出来ました。


 私達はどこから来たのか、何処へ行くのか。自分を見失いそうになる事は誰しもあるのではないでしょうか。
 ここには、その不安に対する一つの答えがあるのかもしれません。それは、「どこから」と「何処へ」の間、「私は何故ここにいるのか」だと思うのです。

 ゾフィーは何故あの場所で待っていたのか。サコミズは何故地球に戻り、あのポストに居るのか。それは、クルー達がGUYSに居る理由、メビウスが地球に居る理由と同じだと思うのです。
「彼らの気持ちに応えたい」
 これがメビウスのシリーズを通しての一貫した想いではないでしょうか。ウルトラマン達の気持ち、それを見上げてきた子供達と元子供達の気持ち。40年間積み重なった気持ちへの答えが、ウルトラマンメビウスという作品だったのではないかと思います。

 本放送時、ゴモラ、レッドキング、宇宙ビートル…といった初代ウルトラの香りに興奮すると同時に、「終わりが始まる」という緊張感に包まれたのを思い出します。
 しかし、今振り返るとこのエピソードは単なるノスタルジーでもなければ、クライマックスまでの繋ぎでもなく、ウルトラマンメビウスという作品が何を語ろうとしているのか、つまりシリーズそのものの「正体」を明かした話であったという気がします。
 もう何度も書いていますが、メビウスは正体ばらしのストーリーだと思います。それは、信頼と絆の物語でもあります。

だから、正体を曝して戦う我らがメビウスに敬意を表して、

アミーゴ、
私は今もここに居るのです。
No.10754 - 2009/08/26(Wed) 20:56:19

Re: 第42話 「旧友の来訪」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 ウラシマ効果って辛いでしょうね。帰ってきた時には旧知の人々は年老いているか、すでにもう…。人間と共に老いていけないウルトラマンの悲しみをサコミズは知っているのです。やがてはメビウスもそれに気づくのですね。
 さて、ヤプールの新たな罠の序盤戦に挑むGUYSクルー、苦戦して倒れるメビウスに檄を飛ばすリュウ達、戦い済んで仲良く一緒に帰る姿を見て、「それじゃバレるって!!」と思いつつ、なんて微笑ましいと思いました。共に過ごせる時間を一分一秒たりとも無駄にしたくないんだなぁ…。サコミズが身分を隠して隊長になったもう一つの理由もこれでしょうね。たぶん「一期一会」のイサナも。

 ところで、なぜヤプールが「メビウス」にこれほど絡むのかと思っていましたが、「A」を見ている内に分かったような気がします。彼らも、メビウスを含むウルトラマンも「異世界」と繋がる力を持つ、という点は共通しています。ただしその目的が侵略か、友好か。正体バレという荒業で新たな絆を結べた奇跡がもらたす未来が楽しみです。
No.10755 - 2009/08/30(Sun) 22:40:27

Re: 第42話 「旧友の来訪」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんにちは。

ばーなーおんさんの仰る通り、いよいよ40周年記念作品のクライマックスのはじまり、という回です。

メビウス放映時、当初から「ゾフィー兄さん」の存在がうわさされ、同時にサコミズ隊長には何か謎がある、と思われていたのですが、このような事実が秘められていたとは!

思えば、四十数年前、科学特捜隊のハヤタ隊員が未確認の赤い球体と激突したのがすべての始まりでした。おそらくは光の国の住人にはもっと以前からこの「地球」と「人類」という存在は知られていたのでしょう。しかし、その人類と初代ウルトラマンが遭遇して、ハヤタとウルトラマンが共存という形をとり地球や宇宙平和のために活動し、最終回でゼットンに倒されたウルトラマンの命を救うためにやってきたゾフィーはウルトラマンが「自分よりもこの若者の命を助けてやって欲しい」と願うと「そんなにこの人間という存在を!」と驚いた。まさに絆はそこから始まった、といえるのでしょう。

光の巨人達はそれからずーっと、時には地上に降臨し、時には人類が気がつかない宇宙で、見守り続けていてくれた。いつか、自分達と肩を並べて宇宙に飛び立つ日まで、と。

それを知ったサコミズ隊長の想い。それが、この「ウルトラマンメビウス」という作品そのものの想いだったのだ、と思い知らされるのです。
彼等の気持ちに応えるために作られた「GUYS」の存在、守られるだけでなくともに戦うために開発された「メテオール」。用意はされていました。そして再び怪獣頻出期に入った地球に降り立つルーキーウルトラマン。そのウルトラマンと友情の絆で結ばれる地球のルーキー達。まさに「時は満ちた」という想いがサコミズ隊長にはあるのではないでしょうか。

この四十数年の時の流れをタケナカ最高総議長が来訪するということで一瞬で表現してしまう。見事な演出だと思いました。また、タケナカ最高総議長が1年足らずの経験の隊員たちを「良くやっている!」とほめ、弱点がない、と作戦をたてられない状況で「足をねらえ!」とアドバイスし、「まだ、油断してはいけない」といましめる。組織におけるベテランの望ましい姿を見事に見せて下さいました!ヤプールが何を企んでいるのか、無気味なのではありますが、サコミズ隊長の想い、タケナカ最高総議長に代表される、GUYSという組織の素晴らしさ、メビウスと仲間達の熱い友情で爽快な1編になりました。

脱線しますが、今回、レッドキングが岩石をメビウスに投げつけて、メビウスがそれを左に受け流したのを見た息子が「ぎゃ〜って声がして今の岩にヤプールがつぶされている、というのは、どう?おもしろいでしょ?」と言いました。!この面白い方に考えが向くというのはどこで覚えたんでしょう〜。まあ、この後、今月号の「てれびくん」付録DVDをみていて今巷で話題(?)のなが〜い道具をもつ、猫背の凶悪宇宙人、最凶のベリア○を倒すのは誰だ!と煽られて「僕がたおす!」と叫んでいたので、ただの「あ○ぼん」なのだな、と思っております。

ながながと失礼しました。今週もありがとうございました。
さあ、映画を見直して次回にそなえなくちゃ。
No.10756 - 2009/09/01(Tue) 10:03:18

Re: 第42話 「旧友の来訪」 / ばーなーおん
みなさん、こんばんは!

藤子さん、ウラシマ効果は10年分くらいならちょっと欲しいなと思うんですが(笑)、世代が代わる程になると、確かに辛いですね。
さて、何故ヤプールか、と言う疑問について、これはあくまで私の年代で思うことなのですが...

ウルトラシリーズの原点は勿論、今回登場した「ウルトラマン」の世界であることには違いないのですが、私の世代が丁度ウルトラ適齢期、つまり幼児だったころのウルトラマンといえばエースでした。そして、その時代はウルトラマンが最も熱かった時代でもあったような気がします。
 後にウルトラセブン至上主義、のような風潮があったり、第二期ウルトラ作品が評価されない時期もありました。でも、実際に今子供とヒーローものを見て楽しめる元子供の内臓にはやはりヤプールがべったりと染みついていてるんじゃないでしょうか。そして「学生節」はクレイジーキャッツではなくて、「ヤプールの唄」だと信じているんだと思います。


 ゆうはは姐さん、そう、これはメビウスのみならず、ウルトラマン40年の歩みそのものの「正体明かし」だったのかもしれませんね。映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を見たとき、ウルトラマンが好きなまま大人になって本当に良かった...!と思ったのですが、この回を見たときは「ウルトラマンがいる世界に生まれて本当に良かった!」と心から思えました。
人が良く生きるには、もちろん尊敬する人を見習ったりする事も大切なのですが、それよりもさらに高い存在、絶対に超えられないものを見上げる事が必要なのではないかと思っています。高いものを見ると人はへりくだる事ができますから。
そして、ウルトラマンはそれに近い高さを持っていると思うのです。いや、身長が、というだけではなくてですね(笑)。高いけれど、決して完璧ではない、というところが、私を宇宙に連れてって♪と言いたくなる魅力なのでしょう。

うちの小怪獣も確かに、バトルシーンになると、地上の人の事が気になるみたいですよ!レッドキングの石投げでは、メビウスがキャッチするところがツボだったようで、二人で「これでも食らえ〜」「おっとっと〜」などとアテレコしながら、再現して遊んでいたものです。メビウスはバトルシーンでも本当に小怪獣達を飽きさせませんよね。

さて、もうこのあたりの話になってくると、思い入れが強すぎて普通に感想を書くのが難しくなってしまうのですが...あの記者に後をつけられているような気がしてきましたので、そろそろ失礼いたします。
皆さん、今週もありがとうございました。ポップコーンのご用意はよろしいでしょうか!?
No.10757 - 2009/09/02(Wed) 15:14:45
第41話 「思い出の先生」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

いよいよ怒涛の展開の始まりにして、シリーズ屈指の傑作です!

27年ぶりに地球に現れたウルトラマン80。時を同じくして桜ヶ丘中学から微弱なマイナスエネルギーが検出されました。調査に向かったミライは、矢的猛の教え子達から矢的先生の消息を尋ねられ、同窓会に出席して欲しいとの伝言を預かってしまいます。しかし出席を渋る80先生。
 教え子達は矢的先生にメッセージを届けるため、桜ヶ丘中学の屋上で同窓会を開きました。するとそこへ硫酸怪獣・ホーが!応戦するメビウスを、硫酸の涙を流して拒否?するホー。ついに80が登場し、ホーをバックルビームで昇華させました。
 教え子達は屋上から80=矢的先生へのメッセージを叫び、「仰げば尊し」を斉唱…

 戦い終わった矢的先生は、教え子達の待つ同窓会に現れ、旧交を温め合ったのでした。


…こんな大ざっぱなあらすじを書いているだけで、不覚にも落涙してしまいました。
 ウルトラマンも、メビウスも、80も何も知らずに初めて見てもこの回は感動できるのではないでしょうか。ただ、「恩師との再会」それだけのストーリーなのに、この浸透力は何なのでしょう。

 それは、ウルトラマンと言わず、中学と言わず、先生と言わず、誰しもが持っている「大切なもの」を大切に大切に描いているからではないでしょうか。
 かくいう私も中学には特別の思い入れがあるわけではありません。80も殆ど見た記憶がありません。しかし大切な思い出はいろんな時期のいろんな場所に確かにしまってあり、その蓋を開けた時の感慨は教え子達が屋上で80を見た時と同じなのです。

 昭和ウルトラのシリーズには子供の頃の思い出が、メビウスという作品には自分の子供達との思い出が、そしてその感想を語り合ったこのサイトにも大切な兄弟達との思い出がいっぱい詰まっているのです。
 あの「仰げば尊し」は、そんな思い出の箱を開ける鍵なのかも知れません。
 だから、時を経る毎にこの回を見た時の感慨は深まるのでしょう。

 サコミズ隊長の言葉通り、人間とは本当に面倒くさい生き物です。生きている限り思い出が増えてゆくのですから。

 無限に続く大切な「思い出」をくれたウルトラマン達に、思い出を大切にしてくれたメビウスに、その大切な思い出を共有してくれた皆さんに、

「仰げば尊し」と謳いたいと思います。
No.10747 - 2009/08/19(Wed) 22:18:09

Re: 第41話 「思い出の先生」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 私は残念ながらまったく「80」を見ていませんでしたが、「仰げば尊しは反則だー!!」と言いつつ涙腺決壊した、という書き込みが他所でも見られるということで、「80」は矢的先生がとても愛されている作品ということはわかります。学園ドラマを全て見たわけではありませんが、この頃から生徒を愛してくれる先生を描いたものが増えてきたような気がします。Rookiesに通じるなぁ…。
 念ずれば通ず、と言います。どうしても会いたい、という想いが届いたからホーを作り出して矢的先生を呼ぶことに協力してくれた校舎。物にも魂があるといいますからね。
 他の方も仰っていることですが、この教え子達は「矢的先生」を慕い、惜しみ続けたファン代表でもあるのですね。これが本当の80最終回と言われたこの作品をもっと味わうためにも、DVD化の早期実現を願います。

 ところで前回私が書いたことにつきまして、皆さんの経験やご意見を書いて頂きありがとうございました。私は危険に満ちたこの世に我が子を産み落とすことに少々抵抗があったのですが、やっぱり欲しくて産みました。生きるからには色々と苦労はしても逞しく生き延びて欲しいと思います。生きていれば、きっと素敵なことが待っている。人生を決めるきっかけになる人との出会いとかが。
No.10748 - 2009/08/19(Wed) 23:48:53

Re: 第41話 「思い出の先生」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

藤子さん、こうして見ると、この「思い出の先生」という作品そのものが私達の「思い出」と化している事に気づきますね。
本放送当時はまだ我が家の小怪獣共は就学前で、矢的先生のようなウルトラな先生に出会えるのだろうか、と心配したものです。
蓋を開けてみれば現実の学校生活は結構シビアだったり、捨てたもんじゃなかったり、様々なのですが、それもいつか良き思い出となる事でしょう。
思い出が無い事が一番寂しい、とまたまたうちの隊長は良い事を言ってくれています。良くも悪くも、思い出として残すにはその時間を精一杯生きて、感じて、あちこちぶつかって、吸収しなければならないのでしょう。それを怠って漫然と過ごしてしまうならば、確かに「思い出のない寂しさ」となってしまうのかも知れませんね。

藤子さんのお子さんは、生まれる前からそんな心配をしてくれるお母さんを持って幸せですね。きっと素晴らしい先生との出会いも、求めれば得られると思います。
No.10749 - 2009/08/21(Fri) 00:25:25

Re: 第41話 「思い出の先生」 / のん太 [関東]
レイゴさん、みなさまこんばんは。
ばなおさん、いつもありがとうございます。

この「思い出の先生」は、私にとって宝ものです。
何回か視聴しているにもかかわらず、今回もタオルの
お世話になりました。
屋上の生徒を見つめる80の顔、いつも滲んでしまいます。

ウルトラマン80という作品は、諸般の事情によって
路線が二転三転した事は周知の事実です。
その路線変更によって作られていくあんまり見たくない80のお話
・・・つまり先生編でないお話を、忸怩たる思いを抱えてみていた
当時の自分。
特に終盤近くになると「あちゃー(T_T)」な演出のお話が多くなり、
最終話のサブタイトルには、はっきりいって怒りを感じました。
歴代のウルトラマンの中で格段に幸せな形で地球を去った、
大好きな矢的先生。
「ありがとう」という言葉を先生に言えぬまま、残された視聴者。
そんな当時を過ごした人たちの気持ちを代弁し、昇華してくれたのが
この「思い出の先生」だと思います。

メビウスが、過去の作品や当時の子供達があこがれたウルトラマン達を
敬意を持って描いてくれたからこそのお話でもありますね。
No.10750 - 2009/08/21(Fri) 00:52:38

Re: 第41話 「思い出の先生」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんにちは

ばなおさんいつも感想スレ、ありがとうございます。
そうですか、思い出の先生ですか・・我々に新たな思いでを1つ残してくれた作品でしたね。
脚本をご担当された方の人生観を垣間見ました。力作だったと思います。

さて、本日、臨時でチャットを行います、併せてちよっとご案内もしたいのですが、公開掲示板ではできない内容です。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、管理人までメールにてお問い合わせお願いできればと思います。

よろしくお願いいたします。
No.10751 - 2009/08/22(Sat) 09:22:33

Re: 第41話 「思い出の先生」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。

怪獣ホーは桜ヶ丘中学が呼び出したものだったと、思う、でも、それは廃校になるからではなく、80兄さんと教え子のみなさんを会わせてあげたかった、からだと、思う。そう、語るミライ君。

なんて愛情に満ちあふれた作品なのだろう、と、思います。

テッペイさんが語ったように、マイナスエネルギーを説明解明するのは大変難しい、例えば、侵略目的の宇宙人、とか、闘争本能で暴れる怪獣、というのがわかりやすいのに対して。どちらかといえば、人間そのものにある負のエネルギーみたいなものなのだろうか、と、いうことはやはり真に克服するべきものは自分の中に存在する、ということなのか、とか複雑に考えてしまうのですが、そのマイナスエネルギーが生み出す怪獣さえも、優しい目でみつめることができるウルトラマンという存在。

それは、人によせる愛情であり希望なのだなあ、と改めて思う、そして多くの子供たち、大きなお友達がメビウスという作品を大好きな理由なのだなあ、と、思う。

いやはや、もう、私なぞがつたない言葉で書き連ねることなんて必要ありませんね。どうも、私は年なのか「思い出」という言葉がこそばゆくて(この後も、メビウスのキーワードのように作中にこの言葉がでてくるのですが)出てくるたびに「うひょ!」となってしまうのですが、そんなひねくれものにも、ちゃんと思い出の引き出しがあってこの作品はそれをぱあっと開けてしまう力がある、ので何回みても目から硫酸がこぼれ落ちてしまうのでは、と思っています。

思いを大事にすることの大切さ。というわけで、何度でも屋上から愛を叫びたいと思います。

ほんとうに名作なので、支離滅裂な文になってしまいました〜。ばーなーおんさん、今週もありがとうございました。
No.10752 - 2009/08/26(Wed) 00:06:52

Re: 第41話 「思い出の先生」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

のん太さん、こちらこそありがとうございます。
私は80の記憶が殆ど無くて、特に後半は全く見たことがもないのですが、今これを見ていると、やり残した事も取り返せるのだな、と勇気が出てきます。大切な思い出はどんな事があっても汚れたりする事はないと思います。

レイゴ兄さん、本放送当時、ストーリー度外視で感動した、という兄さんのコメントが今も印象に残っています。
メビウスのシリーズの中で、個人的に「好き」なエピソードはは他にもありますが、この回は「優れた」エピソードだと思います。その思いは繰り返し見るほどに強くなっています。

ゆうはは姐さん、マイナスエネルギーによる怪獣を80は「倒した」のではなく、「浄化」したように見えましたね。マイナスエネルギーが人の心から産まれるものであるならば、憎しみではなく優しさでなくてはそれを解決する事は出来ないのでしょう。
私も最近子どもたちと接する機会が多くなり、本当にその事を強く感じます。80が思春期の子どもたちを導くことで怪獣の発生をくいとめようとした、その志の高さは本当にウルトラマンならではだと思いました。
この回の優れている点は、その80の高い志を汲み取った事ではないかと思います。
メビウスの魅力、子どもたちに愛される理由、それはこの回にもはっきり現れていますが、「肯定」ではないかと思います。子どもたちも、元子どもたちも、自分の愛するもの、大切なものを否定されたくはないのです。
大切な思い出を肯定すること、それはその思い出を持つ人を肯定することだと思います。

私もこの作品の力に追いつけず、支離滅裂になってしまいました。でもそれでいいのだ〜、と思います。

今週も皆さん、ありがとうございました。話数残り少なくなってきました。力及びませんが、万感の思いを込めて最後まで続けたいと思います。
No.10753 - 2009/08/26(Wed) 17:48:08
第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
ジョーさん、上から失礼します。感想スレ再開です。

友達とお金だけで繋がっている女子高生・ナオコに孤独を見たミライ。その頃、顔に白い花を持つ怪人と出会った人が失踪するという事件が多発していました。ミライもその怪人に遭遇、花粉を浴びて入院してしまいます。テッペイはその花粉を分析して発生源を見つけ、GUYSは出動しました。
友達の冷たい心を知って孤独に耐え切れなくなったナオコも怪人ソリチュランに連れられてそこへやって来ます。そこは寂しさに悩む人々が植物怪獣ソリチュラに同化し、1つの心を共有する「楽園」だったのです。ミライに諭され、同化を拒否するナオコ。ミライはメビウスに変身し、ソリチュラを根元から切り倒して捕らわれた人々を救出したのですが…「何故あのままにしておいてくれなかったのか」と非難されてしまいました。
しかしナオコはそんな人々を叱咤し、自らも寂しさと向き合って強く生きる決意をしたのでした。


一つの心を共有する事、そんな事は可能なのでしょうか。
確かに植物がはびこる様は、多数の枝や株がそれぞれ別個体でありながら、まるで一つの意思を持っているかのようです。昆虫の中には、アリやミツバチのように多数の群れがまるで一つの意思を共有しているかのように社会生活をするものがいます。もしかすると我々人間の社会も高い所から見れば同じようなものなのかもしれません。
しかし、その組織の一部である個体も、それぞれが懸命に自分の命を生きています。群れには少しのダメージがなくとも、そのうちの一匹が踏み潰されれば苦しみます。
ネットワーク社会も一つの繋がりですが、互いに繋がったはずの私達は皆違った考えを持っていて、一つに纏まる事はありません。しかし多様だからこそ成長も変化もあります。

ソリチュラの誘う「一体化」はネットワークではなく、一方的な配信による「拘束」に過ぎません。
私がこの話の中で最も孤独を感じたのは、ナオコではなく、彼女にたかっていた「自称友達」でした。彼女達こそ、何か画一的な配信を受けて、寂しさを知らない「楽園」に拘束されているのではないでしょうか。

現実にも、情報を共有して一つの意思を形成しているように見せかけて、実は私達も一方的な配信によってソリチュラに拘束されてはいないだろうか…と、背筋が寒くなる事があります。
孤独や寂しさと向き合う事、それは自分と向き合う事なのかも知れません。様々な角度から、深く考えさせられる一編でした。
No.10737 - 2009/08/12(Wed) 23:37:34

Re: 第40話 「一人の楽園」 / オヤジストン [中国]
ばーなーおん兄さん、皆さん、こんばんは。

あいや〜、メビウスを録画したビデオテープが見当たらんのですよ(笑)。
DVDにコピーし直した中にこのエピソードを入れてませんで・・・。
いい話だったのになあ、と後悔してます。

少々暗めの話と言いますか、人間の本質を問うような作品だったので、好き嫌いが分かれるとは思いますが、私は好きですよ。
ならDVDに入れとけって話なんですが、まあそれは置いといて、と。

当時の感想でも言ったと思いますが、この「他人と一つになりたい」と言うテーマはエヴァンゲリオンと共通してます。
進化論が全面的に正しいとすれば、不完全な人類はいつの日か完全な単体生物として進化する可能性もありましょう。
別々の固体でいる事が不完全であり、不幸の原因だとするなら、人類が強く望めば完全なる単体として進化するかも知れません。

でも私は思うんですよ。
人間ってのは心の世界においては完全な自由を与えられています。
何を思おうが自由であり、極論を言えばその人の幸不幸はその人の心次第です。
人間の本質が心だと考えれば、心の自由がある時点で他人と一つになる意味はないんじゃないかと。
もしそれに意味があるなら、片想いで眠れない夜を過ごすとか、そんな甘酸っぱい気持ちなんか要らんのです(笑)。

・・・そこ!オヤジにそんな気持ちがあったのか、とか言わない!
オヤジにもせーしゅんがあったのです。悶々として鬱屈したせーしゅんが。
ああっ、若いっていーなっ!チキショーめえ!

そんな事はどうでもいいんですが。
とにかく、他人の心を知り、触れ合い、学ぶ事に大きな意味があると考えられます。
他人の心が解らないからこそ、それを知る為に努力し向上出来るってもんです。
こうやってお互いに学び合う事こそが、幸せへの道筋だろうと思う訳です。

だからナオコちゃんはきっと幸せになれると思います。
と思ったら、あらまあ、今ではミライくんに追っかけられるようになちゃいましたねえ(笑)。
数日前まで気付きませんでしたが、「任侠ヘルパー」と言うドラマでミライくんはナオコちゃんに惚れてるんですねえ。
あのオサゲのコがナオコちゃんだと気付かなかった・・・。
ごめんよナオコちゃん。
No.10739 - 2009/08/14(Fri) 00:07:20

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
オヤジストン、楽園へようこそ。

 私はこの話、後になって好きになったクチです。好きなのと所有するのとはまた違った問題ですから、ビデオが無くても関係ないのですよ。かえって、ビデオを見なくても覚えられているという所に、その作品の価値があるのではないかと思うこともあります。
 でも今回は、ちゃんと録画をおさらいしました。(これまで他の回はどうだったのかというツッコミはご遠慮下さい笑)やはりメビウスは見直す度に好きになります。ナオコちゃん、可愛いですね!

 さて、エヴァも任侠ヘルパーもまだ見ていないのですが、人類の進化の段階としてまず宇宙への進出、そして最終的には肉体を捨てて一つの精神体となるという話は他のSF作品にもしばしば見られますね。(ちょっと前にもそういう内容を目指したアニメもあったような気がしますが、消化不良に終わったのが残念です。)それは確かに一つの理想ではあるのですが、なぜそれに憧れるのかと考えると、前提として争いの無い世界、がそこにあるからではないでしょうか。
 しかし今の人類の状態を見れば、地球上での争いを克服できない為に宇宙進出も一進一退で、なかなかゾフィー兄さんに会う所まではたどり着けそうにありませ...おっと、その話はまだ早いですね。
ともかく、まだ不完全な人類をソリチュラのように強引に同一化しようとしても無理ではないでしょうか。それは進化では無くて、安易な逃避なのだと思います。

 今、こうして書いている時もそうなんですが、私は人と話をするときの悪い癖で、まず相手と自分で考えの違うところを探してしまいます。しかし、そうすることで逆に何も違わないじゃないか、と気付くことも多いのです。
 違うから求め合い、その中で同じものを見つけるから喜びがあります。理解できないものに惹かれるのは、決して人間が不完全だから、というだけでは無いような気がするのです。
...ほら、違うことを書こうとして何となく同じ所に落ち着きそうになってしまうでしょう?(笑)

それが本当の「楽園」ではないでしょうか。
No.10740 - 2009/08/14(Fri) 19:34:49

Re: 第40話 「一人の楽園」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 私は「財布兼パシリ」にされてまで「形だけの友達」に付き合ってほしいと思ったことはないので、たかり三人娘だけでなくナオコにも腹が立ったのですが(私のそういうところが傲慢だと思われて苛められたのかも)、家族にもかまってもらえないとこうなるのでしょうか。「お母さんは患者のために戦う医者だから仕方ない」と自分はいつも理性を総動員して我慢の連続。偉いんですけど、たまには「なんで私はいつも二の次なのよー!!」と爆発させてあげたい。今言わないと、親にさえ「いつも割り切ってくれる都合のいい子」と思われるわよ、それでもいいの?…すいません、私は母に甘え損ねて失敗したので。ここに集う方々には「親」である方も多いので、お子様が爆発した時には「だってしょうがないでしょ」の前に「ごめんね」と言ってあげて下さい。

 脱線して失礼しました。ソリチュランにふらふらとついて行くナオコを尾行したミライは両腕を取られて変身ポーズを取れないようにされますが、そこは「ど根性ウルトラマン」、気合いでなんとかしました。がんばれ男の子!!
 戦い済んで、拘束された人たちを救出するナオコは恨み事を言われてしまいますが、それでも現実を受け入れて生きていくことを説く彼女は十分強いと思います。でもね、やっぱり一生に一度くらいはお母さんに「私のことを優先してよ!!」といってもバチは当たらないと思うのよ、我儘言いそびれたままオバサンになってしまった私としては。
No.10742 - 2009/08/16(Sun) 00:27:21

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。

藤子さん、ナオコちゃんの「弱さ」は、聞き分けの良い子供が陥りやすいパターンだと思います。なんか自分の子供と重なるんですよね…。
うちの子も一時的こんな感じでつきまとわれたり、「キモイ」と言われたり、苦労していたらしいんです。見ていると、やはりナオコちゃんと同じで、ぶつかるのが怖いんです。そこから脱出できたのは、本当に仲の良い友達ができて、喧嘩したり仲直りしたりするようになったからだったようです。
今も、前にいじめられていた子達とは和解していません。でも、「あの子達、嫌い!」とはっきり言えるのも成長なので、それで良いと思っています。それもお互い認め合う一つの形なのですから。
ナオコちゃんもきっと、次はあの3人娘に「NO」を言えるのではないでしょうか。そこから始まる本当の友情があっても良いと思います。

ところで昨日、NHKFMで特番「今日は1日SFヒーロー三昧」放送していました。仕事の合間に聞いていたのですが、ウルトラシリーズの曲が沢山かかったのは当然として、コーナー切れ目のジングルで「ワンダバCREWGUYS」に乗せて司会者が「リクエストを、サリーゴー!」「GIG!」と言ってくれたのが嬉しかったです。
No.10743 - 2009/08/17(Mon) 21:07:55

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。
お、遅くなりました。

楽園って何でしょう?子供の国語辞典には「苦しみや心配のない楽しい場所」と、書いてあります。そんな場所ってあるのでしょうか?
実際には、心配事なんかつきる事がないと思うし、悲しい出来事がない世界もないのではないか、と、思うのです。前回にも書きましたがメビウスの主題歌の「悲しみなんかない世界」というのは、その悲しみを乗り越えるために支え合う友がいる世界ということではないかと思っていたりします。

今回も前回に続き、朱川湊人さんの脚本で、小中監督の演出でしたね。朱川さんの小説を何遍か読ませていただきましたが、当たり前ではありますが、いろいろな面を持った作品を書いていらっしゃるわけですが、ウルトラマンメビウスの為に書いた3本は賛否両論あったとは思うのですが、実にヒューマンな愛情に満ちた作品だったのではないか、と思うのです。そしてそれはまさに、ウルトラな世界だったように思うのです。
もちろん、朱川さんが、たしか、小中監督、ゆうちちと同世代、と、いうことは見ていたものが近い、ということもあると思うのですが、自分にもわかる世界観だったりするのです。例えば、人間はいろいろな意味で無力だ、ということを嫌というほど思いしらされながらも、その人間が見せる無限の可能性への希望とか、異質なものを恐れながら、それは間違いなく自分達とともに存在することを認め、情をよせることが可能なのではないか、とか、そういう、善と悪の二元性で世界を語り、その、二元性にもとづく正義が力を持つことが当たり前の事に思えながら実はそれが孕む危うさに気がついていなかったりする、現在の世界が忘れてしまったのではないか、と思える、ウルトラの世界が大事にしていた事をちゃんと大事に描いた3本だったのではないか、と思っています。

先日、朱川さんが長期に渡って連載されていた「ウルトラマンメビウス アンデレンスホリゾント」が完結しまして、最終回を読んだ時に「このメビウスの世界、ぜひ映像でみたかったなあ!」と、思いました。
後日まとめて単行本として出版される、とのことで、改めて語られたメビウス本編での3本を読むのも、大変楽しみにしているところだったりします。

奇遇だなあ、と、思うのは、オヤジストンさんに先に書かれてしまいましたが、この夏はミライ君とナオコちゃんは老人施設で二人とも一緒にヘルパーとして働いているのですよね!びっくりです。

また、藤子さん、ばーなーおんさんの話も興味深く読ませていただきました。先日久しぶりに会った友人の娘さんもいわゆる横並びべったりの関係が苦手なようで、はっきりいろいろ言っているようです。私ならハラハラしてしまいそうですが、友人もその娘さんも、自分の思う道を行くタイプで感心しておりました。まあ、そんなわけで、例えばこんな事大きなお世話なのですが、性別や年齢で「ウルトラファンだ!」とカミングアウトに勇気がない方!ここに仲間がいますので是非!

おお、次はいよいよ、あの兄さんが登場ですね、
今週もありがとうございました。
No.10744 - 2009/08/18(Tue) 22:51:19

Re: 第40話 「一人の楽園」 / ばーなーおん
皆さん、おはようございます。

 ゆうはは姐さん、私は当初子供向きでないなぁ、という感じで物足りなさを覚えてしまったこの回ですが、今では朱川さんの3作品の中で、一番好きなんです。それは仰るように、人間の醜さの向こうにある「温かさ」が描かれているからではないかと思います。
 それは、受け手と同じ高さに立たなければ出来ないことではないでしょうか。自分が審判者になったような気持ちで、高いところから醜いもの、怖いものだけを見せつけるのとは違うと思うのです。
 それすら無いものが最近ははびこっているのは困ったものですけど。

 楽園、それはどこか別の世界や、時間や、場にあるものではなく、人の内面にあるものだと私は思っています。

 このソリチュラの一件の前と後とで、ナオコちゃんを取り巻く環境は何も変わっていません。きっとまた明日学校に行けば、あの3人組が「お金かして〜」とやって来るでしょう。お母さんも遅くまで帰ってこないでしょう。
 でも、ナオコちゃんは変わりました。いえ、変わったのではなく、本来の自分に気づいただけなのかもしれません。
 「もっと色んな人と話したい」そんな気持ちになった時、彼女は楽園に到着するのではなく、本当の楽園の存在に気づいたのではないでしょうか。

 そこにある、と知っているだけで救われる、それが心の中の「楽園」ではないかと思います。


皆さん、今週もありがとうございました。
そしていよいよ、始まりますね!
No.10745 - 2009/08/19(Wed) 09:03:43
豪雨&地震、皆様お大事に / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、私は今日パニックでした。朝起きてNHKをつけてビックリ、静岡で震度6!これを見てとうとう東海地震が起きたのかと思いました。幸い、地震での犠牲者はいなかった模様ですが、本当に、災害は続きます。14年前の悪夢が蘇りました。ニュースを見たときはたくさんの死者が出たのではと思いました。
 こちら兵庫県、県内で豪雨があり、多くの犠牲者が出ました。思えば、去年はアジアで大台風、大地震でした。本当に、災害は続きます。
 去年は神戸で都会の川が氾濫して犠牲者が出ました。本当に、災害が続きます。
 猛暑もあります、皆様、体に気をつけて、どうぞお大事に。
No.10735 - 2009/08/11(Tue) 19:13:00

映画の最新情報 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、産経新聞のサイトに、12月公開の、大怪獣バトル、ウルトラ銀河伝説の記事がありました。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090811/biz0908111730009-n1.htm
 これを見てお分かりのように、最新作は海外進出を前提として制作されます。日本人俳優の演技するシーンをブルーバックで撮り、これを海外現地の俳優のものと置き換える、これ、例のパワーレンジャーのやり方です。坂本監督はパワーレンジャーの監督で、海外展開を前提に制作されるのは心強いことです。ウルトラマンはアジア、アメリカで人気があります。ヨーロッパではあまり知られていない模様ですが、これを期に、海外でもウルトラの人気が上がって欲しいものです。
 なお、この映画公開を機に、大怪獣バトルの作品がテレビ東京系で放映されるそうです。
http://m-78.jp/news.php?id=800
 これ、映画の宣伝なら、僕としては昭和のウルトラをいい時間に再放送して欲しいです。やはり、僕らが子供時代の70年代、学校から帰ったら特撮やアニメの再放送を見るのが常識だった時代の良さを取り戻して欲しいです。再放送がCSや深夜だけなのはさびしいですよ。夕方の時間を子供たちに戻してあげて欲しいです。
 熱中症には気をつけてください。
No.10736 - 2009/08/12(Wed) 19:47:28

Re: 豪雨&地震、皆様お大事に / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
ジョーさんみなさんこんばんは

地震、豪雨と続きます。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。

* *

さて、本日チャットを予定いたしております。
よろしくお願いいたします。
No.10741 - 2009/08/15(Sat) 19:41:12
原田監督の遺作が / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんばんは

http://www.web-reigo.com/ultraman-mebius/harada.html

あの原田昌樹監督の遺作、完成試写会を見ることもなくいった、「審判」が酒井法子容疑者主演であったため、自粛となってしまいました。

このような形が原田監督の作品が封印されてしまうとはありえない思いです。
No.10730 - 2009/08/07(Fri) 21:40:48

Re: 原田監督の遺作が / ちゃむ
レイゴさん、みなさん、こんばんは。



昨日辺りからTVで話題に上っていた酒井法子容疑者主演の裁判員制度の映画が原田監督の遺作だったんですね?


こんなことになってしまうなんて夢にも思いませんでした…

もう見ることが出来なくなるなんて、ホントに残念でなりません



薬物のイメージが全く無い方だったので、とても驚きました…



今日がチャットの日と勘違いしてました(^-^;
No.10731 - 2009/08/08(Sat) 21:32:43

Re: 原田監督の遺作が / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、おはようございます。

原田監督の遺作となった「審理」、TV報道の中で、映像がチラッと流れているのを見ました。
裁判員制度がスタートしたばかりなのに、こんな事になるとは…。

昨日逮捕された人は、嘗て中国で最も有名な日本人の中の一人でもありました。

私達がこの夏、考えなければならない事、知らせて欲しい事は他にも沢山あると思います。原田監督も私達に考えて欲しいという思いをあの作品に込められたのではないでしょうか。今回の騒ぎでそれらがみんなどこか脇に押しやられてしまったような気がして、色んな意味でとても残念です。

本当に大事なものは何だろう…と思います。
No.10732 - 2009/08/09(Sun) 08:30:34

Re: 原田監督の遺作が / オヤジストン [中国]
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

今現在ほぼ容疑が固まったようなので、憶測で非難せずに済みます。
覚醒剤を使用したとか所持していたとか以前に、子供を預けて隠れた事でこの容疑者の本心が見えてしまいましたね。

覚醒剤やるならバレた時ぐらい潔くあれよ、と思ってしまいます。
お塩容疑者も同じく。
まあやってる時点で、お世話になってる人やファンの事なんかこれっぽっちも考えちゃいないんでしょうが。

あと、やっぱりと言うかマスコミも酷いですよ。
どうせ「いいネタになった」ぐらいにしか思ってないんでしょ。
その証拠に覚醒剤やドラッグがどんな物で、どんな危険があるのかどこも報じないですもんね。
善人の仮面を被っているだけに、ヒルカワよりタチが悪いです。

「小雪、あんちゃんの血はあったかいか?」
No.10733 - 2009/08/09(Sun) 16:33:56

Re: 原田監督の遺作が / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様ごんばんわ、本日はハーバーランドのウルトラマンイベントに行きました、来週写真アップします。
 酒井法子の件、事もあろうに原田監督の遺作とはつらいことです。過去にも、不祥事を起こしたタレントの出ている作品が封印されたこともありましたが、今回はアジアでも人気のタレントだけにきついものです。原田監督に申し訳ないです。
 酒井法子の事件、ここ数日、スポーツ紙が全部これ一色で、今日など報知もデイリーもこのネタで驚きました。ただ、覚せい剤は絶対の悪であり、謝罪して欲しいものです。
 ウルトラ関係ではもちろん不祥事を起こしたタレントはいませんが、これを期に、薬物などの悪さを子供たちにも啓蒙して欲しいものです。今日もウルトラのイベントに子供たちがたくさん来ていました、この子達に、悪を及ばせてはいけません!
 それとオヤジストンさん、マスコミの扱い、本当にヒルカワみたいです、こちらも情けない!
 明日、台風が四国に上陸です、皆様お気をつけてください(本日は寸でのところで帰り、大雨を免れました)。
No.10734 - 2009/08/09(Sun) 19:20:41
第39話 「無敵のママ」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。プチトマトが美味しい季節ですね。

 フェニックスネスト食堂で働く6児の母、日の出サユリは車に跳ねられそうになった少年を助けて自らの命を落としてしまいましたが、サーペント星人と命を共有する事で蘇ります。サーペント星人はサユリの体を乗っ取り、ネスト破壊を企みますが、サユリは家族への想いを力にサーペントの支配を破り、反撃します。
サーペント星人は仲間と融合して巨大化し、再びネストを攻撃。それを防いだメビウスでしたが、ブレードでの攻撃が効きません。
サユリから、サーペントの弱点は塩であると聞いたテッペイは彼等の体が殆ど水である事に気づき、GUYSは金属火災用消火弾で攻撃、メビウスがとどめを刺しました。


 コミカルでありながら、愛ってなんなんだ、正義って何なんだ…と考えさせられる一編でした。

 ここには、二つの自己犠牲が描かれています。
 サーペント星人の「崇高な目的」は明らかにされていませんが、彼等が計画的で組織的なのに対して、サユリ母ちゃんの行動は衝動的で個人的です。目の前の子供を助けたくて怪我をしてしまう、子供達と一緒に居たくて宇宙人を受け入れてしまう、サーペントのやり方が許せなくて逆らって、乗っ取られてしまう。

 でも最後に大逆転できたのは、やはり母ちゃんが衝動的で利己的だったからではないかと思うのです。

 世界平和を謳い、立派な組織を築き上げながら、自分が犠牲になるのだから隣人も巻き込んで良いとか、自分の信じる道は絶対正しいから他を否定しても良い、という考えは博愛ではなく、ただの功名心だと思います。
 でも母ちゃんには博愛だの世界平和だの崇高な理想だの、そんな事はどうでもいいのです。自分の好きな、大事な人々を守りたくて突進しているだけ…ある意味、究極のエゴなのかも知れません。ただ、その大切な人々の範囲がムチャクチャ広いだけなのではないでしょうか。その広さは、意識して得られるのではなく、天性のものだと思います。

 エゴだからこそ、自分を捨ててまで自分の愛するものの為に必死になれるんです。端からは時に愚かに見えるかも知れませんが、自分が立派になりたいだけの利口者はそんなお人好しに決して勝つ事ができないと思うのです。
…これって、ウルトラマンと同じではないでしょうか。

母ちゃんはウルトラマン。確かに無敵です!
No.10717 - 2009/07/22(Wed) 22:25:06

ウルフェス&映画の情報です / 棺桶のジョー [近畿]
 猛暑ですが皆様お元気ですか、私は少しバテテいます。
 ウルトラ銀河伝説の情報が、ウルフェスとともに出てきました。毎日新聞に、ウルトラマンベリアルの写真がありました。
http://mainichi.jp/enta/photo/news/20090723mog00m200058000c.html
 映画の発表は、
http://topics.jp.msn.com/entertainment/movie/article.aspx?articleid=106113
http://www.cinematoday.jp/page/N0018965
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=4318
 発表には、坂本監督、ZAPクルー5名、そして森次さんの出演で、これ見るだけでわくわくして来ます。
 なお、ウルトラマンベリアルは初の悪のウルトラマンと言われます。これ、過去の悪側のウルトラキャラは、昭和のニセヒーローはもちろん、平成のイーヴィルティガや、ダークザギはすべて怪獣の分類であるのに対して、今回は初めてウルトラマンの分類で悪のキャラクターが出ることになったためです。ベリアル、面白いキャラ設定で、楽しめそうです。
 なお、ウルフェス、関西で開かれなくなり寂しいです。ウルフェスは関西の方がたくさん来ていたと言うのに、会場がなくなり(阪神パークなど次々閉園、USJに客を取られました)開催されません。でも、関西でもやって欲しいです。
 皆様、熱中症には気をつけてください。
No.10719 - 2009/07/24(Fri) 19:25:26

Re: 第39話 「無敵のママ」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 おぉぉ〜、これぞ日本の一家団欒の象徴!!私もごちそうになりたいぃぃっっっ!!そんな素敵な愛の朝ご飯を用意できるサユリ母ちゃん、最愛の家族の元へ帰りたい一心で騙されてしまいます。自分の退院祝いにごちそうしてくれる家族の思いに応えられない、職場でも味付けができない、自分の変調に悩んでいたら悪魔に笑われ、意識が遠のいていく時はどんなに悔しく恐ろしかったでしょう。しかし、人呼んで「GUYSの母ちゃん」はやはり只者ではなかった!!「勝手にさせるかー!!」とばかりにビシバシ反撃、雑魚の始末をした後に弱点を伝える大活躍!!母の愛は大勝利をおさめたのでした。
 ところで、サーペント星人と強制分離するシーンがなかったということは、消化吸収してしまったということでしょうか。どうやらキリカタ・タクミはベムスターとボガールモンスまで試食させていたようですね。
No.10720 - 2009/07/25(Sat) 22:29:30

Re: 第39話 「無敵のママ」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。

「悲しみなんか無い世界、愛をあきらめたくない、どんな涙もかならず乾く」と歌っているメビウスの世界ですが、ここまでには少なからず悲しい別れの場面が描かれていた、シビアな面もありました。「ひとつの道」や「父の背中」で暖かい親子関係が描かれていた一方で、「日々の未来」や「時の海鳴り」では肉親や近しい人との悲しい別れが描かれていました。で、今回の「無敵のママ」最後にはサユリかあちゃんが死ななくてすんだ、これはホッとする話でした。

話が大きく脱線しますが、ご存知の通り光の国は300万光年の彼方にあり、今、みえるその光はウルトラマンの力を得る前の姿の故郷だ、と、ミライ君は語りましたが、先日、見た絵本の紹介に「4こうねんのぼく」というのがありまして、星の観察が宿題にでた少年がお父ちゃんと弟と夜の公園にいく、そこで4光年向こうの星に行けるロケットを作りたい、そうしたら洗濯物干しているお母ちゃんが見えるかも、という話をする、という内容だと、書いてあり、もう、それだけで、落涙してしまい、おそらく今の自分には読めないかも、と思ってしまったのですが。

いやあ、だから、本当にサユリかあちゃんは生き返って良かった。大義名分の前に自分の命も他人の命もないがしろにするようなサーペント星人に利用されかけて大騒ぎになったわけですが、終わりよければすべて良し。この、ある意味理想像のようなかあちゃんの、そして大変魅力的なかあちゃんのおかげで実に爽快な1編になったと思います。

大事な人への想いは深く深く、そして失った時の悲しみはあまりにも大きい、だから自分の命も他人の命も大事にしなくてはいけません、そして道を歩く時は車にじゅうぶんに気をつけなくてはいけません、このストレートなメッセージ!

なんだか、感想になっているんだかわかりませんが今週もありがとうございました。次回、サンライズ買ってまってます。
No.10721 - 2009/07/27(Mon) 22:39:36

Re: 第39話 「無敵のママ」&夏休みのお知らせ / ばーなーおん
皆さん、こんにちは。
気候が安定しませんすが、皆さん大丈夫でしょうか。

まず、遅ればせながらお知らせですが、CSでは7月28日(昨日からでしたね汗)から毎週月曜〜金曜、メビウスの一挙放送が始まっているようです。
その代わり、日曜日の放送はお休みで、次回「ひとりの楽園」は8月9日放送となります。

この感想スレも、一応CS放送に合わせていますので、しばらくの夏休みとさせて頂きます。ゆっくり、マードレサユリの美味しい大盛ランチを頂くとしましょう。


 ジョーさん、猛暑の後豪雨で、体調崩しやすいですから気をつけましょうね。かく言う私もバテバテです。
ウルフェス、以前は関西でもあったのですか!?楽しいイベントは東京に集中していて寂しいですよね。お台場のガンダムも関西まで歩いて来て欲しいです…でも長田には鉄人が居ますね。
そのうち神戸港に実物大キングショー建てましょう!…パチンコ屋さんじゃなくて(笑)

 藤子さん、あの朝ご飯、美味しそうでしたね〜。きっとあの山盛りの卵焼きは食堂から払い下げられたバードンの卵ですよ。
 母ちゃんはサーペントパワー無しでも十分強そうですが…やはり子供達からパワーを貰ってるんですね。しかし、母ちゃんがサユリペント星人に「変身」する時は子供達の名前だけしか呼んでませんでしたが(笑)、父ちゃんの優しさと寛容さもさり気なく素晴らしいと思いました。

 ゆうはは姐さん、私も最初は最後サーペントを追い出してサユリさんは死んでしまうのではとハラハラしましたが、子供達に何度も悲しい思いをして欲しくはありませんでしたから、このハッピーエンドは素晴らしいと思います。子供にとって、親を亡くすというのはいくつになっても悲しい事ですが、それは特に子供が小さいうちは親にとっても恐怖です。私は人の親になってから、余計に自分の命が惜しくなったものです。
 サユリさんの中で、サーペントの命の片割れも大切な事に気付いて幸せを味わえないだろうか、と密かに願ったりもします。

 自動車は毎日何気なく運転していますが、ちょっとした不注意で自分も人も不幸にしてしまう怖さがありますね。当たり前、分かりきっている事でも、時々こうして教えられるとハッとします。こういうシンプルなメッセージを届けられるのも、ヒーロー番組の良い所ではないでしょうか。
 大人だって、簡単な事ほど普段忘れてしまいがちですから。

 皆さん、今週もありがとうございました。次回まで間がありますので、サンライズ沢山焼けそうですね。
No.10722 - 2009/07/29(Wed) 11:15:59

Re: 第39話 「無敵のママ」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんおはようございます。

いつも感想をありがとうございます。
そういえば、ウルトラマンフェスティバル。過日発作的にちゃんぽんが食べたくなり、池袋のサンシャインに飛びこんだところ、(リン○ーハットが入っているので)歩く歩道の壁にウルトラマンのポスターが。

関係者の方のお話では7月24日に前夜祭が行われ、司会進行はマシンガンズ。3組の親子が怪獣クイズに挑戦。同点だったのでウルトラじゃんけんで勝敗が決まったとのこと。(賞品はゲーム)

クイズに登場した怪獣たちが壇上に参列。メビウスとゴモラが怪獣たちを撃退。ダンこと森次氏も年末の映画の衣装で登場。

なんと、マント姿のウルトラマンとタロウが登場。ギガバトルナイザーを持ったベリアル(ヤフーコメントで小顔ローラーを持っているのかと書かれていて悶絶しましたが、)

登場したウルトラマンはCタイプ。お話では、五十嵐くんの姿はなく。ちよっと残念かなーと思いました。

こんな感じでミニレポートです。

* *

本日、チャットを開催いたしますー。
みなさんよってらっしゃい、見てらっしゃい。
楽しい夏のイベントですよー。(毎度ともいうが)
No.10723 - 2009/08/01(Sat) 09:55:36

ウルトラ映画のTV放送情報 / ちゃむ
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんにちは(^-^)/


本日、8月1日(土)、WOWOWにて
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
が放送されます!!

PM8:00〜9:50です(^-^)v

地上波じゃないのが残念ですが…(>_<)
映画館で見れなかったので嬉しいです(^皿^)/


見られる環境の方はぜひ!!
No.10725 - 2009/08/01(Sat) 14:26:11

Qの謎…朝日新聞の記事から / 棺桶のジョー
 皆様、暑いですがお元気ですか。
 新聞を見ていてビックリ!ウルトラQのタイトル画面が載っていました。記事は、ネットにもありました。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200908050180.html
 村上春樹の1Q84という小説が大ベストセラーになりましたが、それに関して、「Q」に関するものです。ウルトラ・ファン、怪獣マニアならウルトラQを思い出すでしょう。その、ウルトラQに関する面白い話が載っています。新聞にはタイトルがあったのですよ!
 エヴァンゲリオンの映画3作目もQであり、何と言うか…円谷ではQが多いですよ、マイティジャックの悪役はQだったし、エースにはQ歯科医院が出たし…ウルトラはQだらけです。そして、ウルトラQのあとにオバケのQ太郎がありました。全然覚えていませんが、大変な視聴率だったそうです。そのオバQ、一時復刻されていませんでしたが、最近封印が解かれました。4度目のアニメもあるかな?

 ちなみに…84年、関西では朝日放送が深夜枠でウルトラQをやっていたのです。それを見ていた男女のペアが電車の中で話していました…「ウルトラQのある日は深夜まで起きているから次の日眠たくて仕方ない…」、「え、ウルトラQってどんなクイズ番組?」…これは本当の話です。これを横で聞いていた私は、電車の中で爆笑をこらえるのに必死でした(笑)。いや、この頃はまだビデオもそんなに普及していなかったし、そもそもウルトラの知名度が最悪の時期だったので、ウルトラQをクイズ番組と間違える人がいたのですよ、懐かしい話です。
No.10726 - 2009/08/05(Wed) 20:01:00

第39話「無敵のママ」...といえば夏休みの宿題 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。とにかく暑いですが、如何お過ごしでしょう。

 レイゴ兄さん、ウルフェスレポありがとうございます。私もチャンポン食べたくなりました。ベリアルさんの獲物は子顔ローラーだったのですか...う〜ん、でもいくらお顔のお手入れをしても、猫背では台無しですね。

 ちゃむさん、「8兄弟」ご覧になりましたか♪
怪獣頻出期には夏休みといえば良くTVで特撮やアニメの再放送があって楽しかったですが、今はどうなんでしょう。今どきの小学生の夏休みは妙に忙しいような気がします。

 ジョーさん、エースには「スペースQ」もありましたね!エヴァは次回、てっきり「急」かと思っていたら「Q」とは、やはりウルトラへのリスペクトが込められているのでしょうか。この記事では007の「Q」にも触れていますが、他にもテリー・ギリアム監督の映画、「バンデットQ」というファンタジーがあって、これは丁度そのウルトラ氷河期の作品だったと思います。

 さてさて、すっかり夏休みモードでだらけてしまっていたのですが、私は大変なことを忘れるところでした。そう、夏休みといえば宿題!そしてママといえば母、...ジャージです!

 11話「母の奇跡」冒頭でGUYSクルーが着用していたものと、今回ラストシーンで着用していたジャージをやっと比較する事が出来ました。前回は夏のシーンだったので、全員色違いのGUYSTシャツにトレーニングパンツでした。今回は秋と言うことで全員上下セットのトレーニングウエア。恐らく11話で履いていたパンツと揃いの上着を着ているのではないかと予想していたのですが、意外や意外、微妙に違っていたのです。

 ミライとリュウ、テッペイの3人は、本放送時私の疑問に答えてくれたアンデット兄弟の予想通り、11話と同じパンツとセットの長袖トレーニングウエアでした。しかし、ジョージのウエアは色は同じ白ですが、よく見ると今回はサイドに黒いラインが入っています。マリナは紺のパンツだったのが、今回はグレー地に黒っぽいラインの上下、コノミはクリーム色でしたが、今回はピンクの上下でした。

 ついに2年半に渡る疑問に終止符を打ち、すべり込みセーフで約束を守ることができ、満足です。
...どうでもいいことなんですけど(笑)

 皆さん、本当にいつもありがとうございます。明後日は久々に放送があるようで、やっと楽園にたどりつけそうです。それでは、夏休みの子どもたち、くれぐれも道を歩くときは車に気をつけるんだよ!シュワッチ!!
No.10727 - 2009/08/07(Fri) 17:26:25

9日に阿佐ヶ谷ロフトでマックス特集 / 棺桶のジョー [近畿]
 今日は立秋です、残暑お見舞い申し上げます。
 新宿&阿佐ヶ谷のトークライヴハウス、ロフトプラスワンの阿佐ヶ谷の店に、9日の7時より、脚本の小林雄次さん、監督の梶研吾さん、八木毅さんが来て、ウルトラマンマックスの話をするそうです。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi
これ、梶さんと小林さんのプロデュースによる企画で、ウルトラ特撮ナイトVol.1と銘打たれています。興味のある方は行ってみて下さい。
No.10729 - 2009/08/07(Fri) 19:03:04

Re: 第39話 「無敵のママ」 / ばーなーおん
皆さん、おはようございます。

棺桶のジョーさん、いつも情報ありがとうございます。お返事が後になってしまってすみません。
大雨に地震、お盆を前に災害が続いてしまいましたね…。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。色々厳しい世の中ですが、助け合う心を忘れずにいたいと思います。
No.10738 - 2009/08/13(Thu) 06:36:47
特撮大俳優 平田昭彦さんが亡くなられて、25年です / 棺桶のジョー [近畿]
 猛烈に暑いですが、皆様お元気ですか。
 84年7月25日に、日本の特撮界を代表する役者、平田昭彦さんが亡くなられて、もう25年になります。
 平田さん、ウルトラ・ファンには初代マンの岩本博士でおなじみであり、しかし、特撮デビューは54年のゴジラ1作目、芹沢博士を演じて、特撮ファンに永遠の記憶を刻みました。そして、円谷・東宝・東映の区別なく、昭和の特撮界になくてはならない名優でした。平田さん、特撮では主演作はないものの、日本の、昭和の特撮ファンで、平田さんを知らない人はいないでしょう。円谷では、怪奇大作戦やマイティジャックにもゲスト出演し、東宝特撮映画はほぼ常連、テレビでも、レインボーマン、大鉄人17の悪役で覚えておられる方は多いでしょう。偉大な俳優でした。
 平田さん、ゴジラとゼットン、どちらも初代=最強の怪獣を倒した兵器を開発しています。そのため、昭和のマニアは、平田昭彦さんこそ、日本特撮最強の男と呼んだものでした。
 昭和の特撮シーンは、平田さん抜きには語れません。84年版のゴジラ出演を目前にして亡くなられて、当時のファンは大変な落胆でした。
 平田さん、岸田森さん、天本英世さんと、私は昭和特撮3大カルト俳優と呼んでいます。岸田さんも若くして亡くなられましたし、天本さんは21世紀まで活躍されましたが、このお三方、他の俳優には演じられないカルトな役どころを演じられました。この方々の後継者は佐野史郎さんなどいるものの、このお三方に匹敵するカルト俳優は平成にはいません。私たち昭和特撮ファンは、偉大な人を見ていたのでした。
平田さんの活躍はビデオ、DVDとなり、平田さんが亡くなられた後に生まれた世代も見ています。その勇姿は私たちの脳裏に、永遠に残るでしょう。
No.10712 - 2009/07/19(Sun) 17:58:32

Re: 特撮大俳優 平田昭彦さんが亡くなられて、25年です / ばーなーおん
レイゴ兄さん、棺桶のジョーさん、皆さん、こんばんは。今日も蒸し暑かったですが、当地では夕方から雷雨で、PCを使うのもヒヤヒヤです。

平田昭彦さん、もうそんな以前に亡くなられていたとは知りませんでした。岩本博士も素敵でしたが、私は「ミスターK」が大好きでした。♪ちゃらら〜ちゃらららら〜ら〜...「エーメン...」
あの怪しい雰囲気がたまりません。しかも素顔は今どきの「イケメン」というのとは違って「美男子」で、立ち姿も美しい、本当のダンディーでした。確かに今はこういう美しくて怪しい個性のある人は稀少ですが、平成のウルトラに出演された俳優さんの中にはいい雰囲気を出している方も少なくないのではないかと思います。後に続く方が出てこられるような、味わい深い作品がこれからも見たいですね。
ジョーさん、ありがとうございます。
No.10714 - 2009/07/19(Sun) 21:41:49

Re: 特撮大俳優 平田昭彦さんが亡くなられて、25年です / ゆうはは
レイゴさん、棺桶のジョーさん、みなさん、こんばんは。
今日は、雲のなかに日蝕をみました。

さて、平田昭彦さん、大好きな俳優さんです。
と、いうのも、もともと、グレゴリー・ペック氏(ローマの休日)ジェームズ・スチュアート氏(裏窓)とならび我が母のお気に入りの俳優さんだったからなのですが。ばーなーおんさんの仰る通り今時のイケメンではなく、ハンサムなのですよね〜、足が長くて背広も似合う素敵です!
その上、平田昭彦さんはアイパッチが、似合う。いや、そのイメージがあまりにも強すぎるのかもしれません。オキシジェントデストロイヤーと共に海に沈んでいく姿。涙なしでは見れない名シーンでした。

我らがタケナカ最高総議長殿とは親友だそうで、「ウルトラQの万城目君の役は私がやりたかった」とおっしゃていたという話も聞いた事があります。

活躍されている姿、またDVDで拝見したくなってきました。
ジョーさんありがとうございました。
No.10718 - 2009/07/22(Wed) 23:50:28
第38話 「オーシャンの勇魚」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

 蒸し暑い日が続いていますが、今回はスカッとさせてくれる一編です。

 高速で飛行するアリゲラに苦戦するメビウスを助けたのは、GUYSオーシャンの勇魚でした。海底に潜むアリゲラと戦うため、CREWGUYSは勇魚との共同作戦を行います。実は勇魚は元アライソの下で整備士として働いていたのでした。
 メビウスのフローノイズでアリゲラを誘き出し、地上で撃墜する作戦、勇魚は華麗なアクロバット飛行でアリゲラを翻弄しますが、メテオールの限界が…。今度はメビウスが勇魚のピンチを救い、アリゲラを一刀両断して強さを見せつけました。
 別れ際、GUYSオーシャンの隊長という「正体」を明かして行った勇魚には、ミライの正体もお見通しだったのでした。


 戦闘力、洞察力、イケメン度、全てにおいてこれだけスキのない男がやってくれば、GUYS特にリュウなどはコンプレックスを刺激されてギスギスと反発しそうなものですが、この爽やかさは何なのでしょう。

 もし勇魚が、寄せ集めのGUYSジャパンに自分の能力を見せつけてやろうとか、メビウスの正体を暴いてやろうとか考えて来たならば、やはりギスギスしたでしょう。しかし、彼のGUYSジャパンへの期待は「一期一会」でした。メビウスと一緒に戦ってる奴らと会ってみたい、久しぶりにアライソのトッツァンの元気な顔が見たい、怪獣を倒して地球を守りたい…。ニヒルな態度とは裏腹に、彼もまたとことん純粋なおばかさんではないでしょうか。
 先入観やこだわりを持たず、何に対しても初めての気持ちで全力であたる。この「一期一会」の精神こそが、和をもたらし、大きな力を引き出したのだと思います。


 私達にメビウスを届けて下さった現場も、この物語のようであったのではないか、と想像します。
 シーウインガーとガンフェニックス、メビウスが心を一つにして戦ったように、模型もピアノ線も着ぐるみも板野サーカスも、互いに「かっけぇー!」「強えー!」と競い合い、補い合い、高め合っているように見えるのです。
 何かを置き去りにするような態度では、この快感は得られません。

 一期一会とは、認め合い、受け入れ合う事なのかもしれません。そこから生まれるこの爽快感、正に「やられたー!」と言うしかありません!
No.10708 - 2009/07/15(Wed) 21:52:32

Re: 第38話 「オーシャンの勇魚」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 ああもう勇魚さんったら、本当は知ってるくせに、「ん?」とか言ってチクチクつつくわ、「聞こえてるぞ」と誰もがあえて突っ込まなかったことを言ってしまうわで、そのイケズっぷりが素敵過ぎるわ〜(笑)。でも、とっつぁんに甘えるところにはホロリ…。過去との訣別、というのは違うかも知れませんが、ふられるのを承知で口説いたのは、本当に巣立つためのふんぎりをつけるためのような気がします。とっつぁんも、きっとその気持は分かっていたからつれない態度を取ったのだと思います。ああ、上手く書けないぃぃぃ〜。
 一方、正体がばれないようにと団結するクルー達。こんなにも愛され、守られてミライは幸せです。そうこうしているうちにアリゲラとの決戦が。剣をかざして間合いを取る姿に時代劇の雰囲気が!緊迫感の盛り上げから鎮まりまでを表す風車もいいです。これをザムシャーがどこかで見ていたら、「ふん、若造め、腕をあげたな」と言ってくれるかも。

 それはそうと、アリゲラのかっこいいこと!!翼を片方海面に着けて急旋回する姿に「きゃーっっっ!!」でした。怪獣を見て、一目ぼれしたのも美味そうと思ったのもこれが初めてです。メイビーのアリゲラカレーが食べたいなあ。

 最後にまた脱線してしまいますが、海には超巨大ダンゴムシがいるそうですね。アサミ様と勇魚さんとアヤさんの部屋で飼われていたりして。テッペイが見たら怪獣みたいだといって大喜びしそうですが、ジョージは失神しそうです。
No.10709 - 2009/07/15(Wed) 22:54:48

ウルトラ・サイダーの第2弾が出ます / 棺桶のジョー [近畿]
 いやいや暑いですね、皆様お元気ですか。
 好評のウルトラ・サイダー、第2弾の話は聞いていましたが、本日、正式に画像が発表です。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0717&f=business_0717_093.shtml
 新作はエース、タロウ、父、母、ダイナ、ガイアV2、そして初代マンのカラータイマー赤です。第1弾から初代マン、セブン、ゾフィは引続き出ます。7月より発売で、本日、夕方のローカルニュースで、いろいろな缶飲料が紹介され、その中にウルトラ・サイダーのダイナとガイアがありました。この手の缶飲料、1年に何と1000種類も新製品が出るものの、生き残るのはそのうちたった3つだけという厳しい世界なのだそうです。あと、レオ、80、コスモス、ネクサス、マックスも残っています。第3弾にも期待します。
 また、東京おもちゃショーのニュースで、ウルトラマンベリアルのフィギュアも出ていました。
http://www.gpara.com/pickupnews/news/090717_toyshow/
 なお、円谷プロのHP、イベント情報が更新されており、夏休み期間に各地でウルトラヒーローが来ます。近くだと、宝塚にセブンとマックス、ポートアイランドにタロウも来るので、行こうと思います。
No.10710 - 2009/07/17(Fri) 19:19:17

Re: 第38話 「オーシャンの勇魚」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんばんは

今宵も暑いですねー。
告知を失礼いたします。
本日チャットを予定いたしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
No.10711 - 2009/07/18(Sat) 21:50:00

Re: 第38話 「オーシャンの勇魚」 / ばーなーおん
みなさんこんばんは。

藤子さん、シーウインガーのワイズクルージング並に素早いレスありがとうございます。思わず「早えーー!」と叫んでしまいましたよ(笑)

勇魚隊長は以前にイケズなライダーを演じておられたのでちょっと警戒してしまったのですが、メビウスらしい、ウルトラらしい、暖かいキャラでしたね。本当に能力がある人ほど腰が低く、気が利くものです。ウルトラに「俺様」は似合わない!
整備士出身の隊長が率いるGUYSオーシャンもチームワークの良い組織ではないかと想像します。縁の下の力持ちを大切にしない組織には良い仕事ができませんから。

 真っ逆様に墜落してじたばたするアリゲラのもも肉...いつぞや焼鳥屋で出てきた「カエル」を彷彿します。ぷりんぷりんの下半身だけが串に刺さってるんですよね。でもアリゲラ程大きくなるとちょっと大味かもしれません。ダイオウイカも美味しくないそうですから。
巨大ダンゴムシ、「グソクムシ」でしょうか、あれは美味しいのでしょうかね...。

ジョーさん、ウルトラサイダー第2弾、買いましたよ!箱で売っていたのでコンプリート寸前まで手に入れる事が出来たのですが、やはりレオ缶がないのが私的にはちと不満で...。でも確かに好評なら第3弾を期待できますね。コスモスの青い缶なども、綺麗だと思います。ダイドー様、是非...!個人的にはダークザギも希望。

レイゴ兄さん、関東ではもう梅雨明けしたと聞きましたが、関西はまだじめじめと蒸し暑いです。おしゃべりして気持ちだけでもカラッとしたいですね。

皆さん、ありがとうございます。水分補給は大切ですが、サイダーとビールの飲み過ぎにご注意下さい...って、私の事です(笑)。
No.10713 - 2009/07/19(Sun) 21:20:21

Re: 第38話 「オーシャンの勇魚」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。
お、遅くなってしまいました。なにせ、40日間の選挙戦、ぢゃなかった、夏休みに入ってしまったので。

「か、かるい、、」「やっぱ、かるいわ〜」のマリナさんの台詞がすきです。で、「かるい、ってどういう意味?」と1年前は軽い=かっこいい、と勘違いしていた息子が聞くのですが、上手にこたえられません〜。辞書でしらべてみると「軽率、軽薄である」とありますが、なんだか微妙に違う感じもしますし、日本語は本当に難しいですね。「勇魚」ってクジラの古名だったのですね。

でも、コックピットの会話は明白でしたー。

いくらトリマルコンビが鈍感でも、あんだけ、話していたらばれるのでは、とか、ドキュメントからチーム内に「ウルトラマン」がいるのでは、と思われているのでは、とか、疑問があったと思うのですが、それを爽快な物語の中に上手に織り込んでくださって、見事だなあ、と改めて感心しました。
これだけ、かっけー良く登場してくれたら、シーウインガーが欲しくなるというものです!登場しなかった各国GUYSの機体もみてみたかったなあ、とか思ってしまいます。

そして藤子さん、お気に入りのアリゲラ。これも、魅力的な怪獣でしたね、後で、大怪獣バトルウルトラギャラクシーで水中で群れで泳いでいる姿がでてきて、オキ君が目がなくて超音波で認識していると説明してくれた時、面白かったです。話が脱線しますがギャラクシーシーズン1は期待していた群れで現れる怪獣とか、怪獣の特性まるだしで登場とか、まさに「大怪獣」という感じで面白かったのですが、、、、。

と、とにかく、この1編、かっこ良くて面白くて、強くて楽しいウルトラマンな爽快な1編でした!

そうそう、毎回「リュウさん、小指の爪のばしているのね」と思ってしまう私でした。今週もありがとうございました。
No.10715 - 2009/07/21(Tue) 23:59:59

Re: 第38話 「オーシャンの勇魚」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。今日はお天気が今ひとつでしたが、日蝕ご覧になれましたか?
ゆうはは姐さん、こうして外部の人の目から見ると、トリマルは無論ですがGUYSクルーにも、「言われるまで気づかなかったの…?」と突っ込みたくなりますよねぇ(笑)。
それでも、GUYSが勇魚に「食われる」のではなく、ちゃんと持ち味を出していたのが良かったです。勇魚の、懐かしいような羨ましいような視線がとても暖かくて、見ていて本当に心地良いお話でした。
それは怪獣に対しても言えるのかも知れません。全てが大切に、大切に描かれているお話が私も大好きです。

「勇魚」って、鯨の事だったんですか!?これはきっと、アイハラ隊長と再会した時には「おっ、この熱血バカ!」「なんだ、クジラ!」というやり取りが聞けそうです。

今週もありがとうございました。車に気を付けて、次回へシュワッチ!と飛びたいと思います。
No.10716 - 2009/07/22(Wed) 18:59:00
第37話 「父の背中」 / ばーなーおん
レイゴ兄さんジャジャ、皆さんシュラシュラ、こんばんはイ〜ン!

ウルトラの父降臨祭パーティーの買い出しに出かけたミライは、父の都合で約束のウルトラマンレストランに連れて行って貰えなかった少年、コウキと出会います。
そこへジャシュラインが現れ、メビウスは応戦しますが、歯が立たないばかりか、金に替えられてしまいました。
混乱の中、転落しそうになったコウキの元にお父さんが駆けつけ、和解した父子は避難先でウルトラの父の降臨を信じ、メビウスを見守ります。
金に変わらないカラータイマーを執拗に攻撃するジャシュライン。最後の一撃を止めたのは、正にウルトラの父でした!
ジャシュラインの前に圧倒的な強さを見せる父はウルトラアレイでメビウスを甦らせ、メビウスはメビュームバーストでジャシュラインを仕留めました。


「同じだ、子供の時に見たのと…!」

お父さんのこの台詞は我々昭和世代全員の気持ちを代弁したものではないでしょうか。
細かい事を言えば、こんなに堂々と立派な父は初めてです。マントを纏い、スーツもひび割れだらけではない。
しかし、確かに「同じ」なのです。

私達の記憶に残るヒーロー達の姿は、必ずしも当時のスチル写真や資料の通りではありません。確かに大人になってデータを並べて見れば、ウルトラの父は長旅の疲れでバテたり、餅をついたり、サンタクロースになったり、それこそ「あちゃー」なキャラなのですが、そんな事は当時の子供には関係ありません。
ウルトラの父は父だから、立派で強いものなのです。
だから、この圧倒的に強い父は、我々が子供の頃から抱いていたイメージそのまま、「同じ」だったのではないでしょうか。
あるいは、まだ見る事のなかったウルトラの父の真の姿を見せてくれたとも言えるでしょう。それはコウキ君のお父さんも含めた姿なのです。

昔からの設定を無視してぶち壊すのは論外ですが、だからと言って、昔のデータ通りに作れば昔を再現できるものではありません。それはただの切り貼り。

では、今回何が同じだったのか、
宇宙警備隊大隊長としての威厳、そして地球の人々から受ける敬愛、その強さを投影するかのような地球人父子の絆…。それは、頼りになる強い背中への憧れ、つまり「心」なのです。

何度も言いますが、ウルトラマンを、光の国を理解して、消化して、愛して作れば、こういう作品になるのです。つまり、人間の身近な物語に。

どうか、この「背中」を見て下さい!
No.10701 - 2009/07/08(Wed) 22:21:09

ウルトラマン関係のニュースから / 棺桶のジョー [近畿]
 暑いですが、皆様お元気ですか。ウルトラマン関係のニュースがあります。
 まず、ウルトラマンの電報、ウルメールだそうです。
http://news.walkerplus.com/2009/0708/7/
 初代マン、セブン、帰マン、エース、タロウにメビウス、つまり、ウルトラ6兄弟のゾフィの替わりにメビウスを入れたラインナップで、誕生日などに電報がウルトラマンから来るというもの、こういうキャラクター企画では、ウルトラがずば抜けて多いのはうれしいです。
 また、ホンダのバイクの宣伝にウルトラマンの登場です。銀と赤、ウルトラマンカラーです。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062501000755.html
 バイクなら仮面ライダーですが、ライダーは無数のカラーリングであるのに、ウルトラマンは基本が銀と赤なのでこういう企画も成り立つ模様です。

 なお、7月、CSでウルトラがいろいろ放映されます。ファミリー劇場では、7月20日より平成セブン(94年のテレビスペシャル、98年のビデオ3部作、99年のビデオ6部作、2002年のビデオ5部作)の放映、さらにネクサスも始まるそうです。そして、チャンネルNECOではネオスを7,8月で放映します。ネオスはCS初登場だそうです(関西では、コスモスの後で放映されました)。
 こちら関西は最早熱帯夜です。皆様、お元気に。
No.10702 - 2009/07/09(Thu) 20:43:54

Re: 第37話 「父の背中」 / webmaster(管理人)レイゴ [地球外] [ Mail ]
みなさんこんにちは

感想スレにご案内を失礼いたします。
今作の映画情報や感想なんですが、今あります、ウルトラ兄弟の映画掲示板を利用しようと考えております。こちらに付随する情報(含む、ウルトラギャラクシー)などをご投稿いただけますと幸いです。

なお、ウルトラファン向けの全体へのアナウンスはこちらの板でも結構です。

また、掲示板の管理を強化してまいりますので、おかしな書き込み等を発見されましたら、直ちに管理人への通報をよろしくお願いいたします。(私、この1ヶ月の激務で体重が3キロ落ちました・・・少し人間として復活したいと思います←つまりまだ人間に戻れていない。)
No.10703 - 2009/07/11(Sat) 12:17:47

Re: 第37話 「父の背中」 / 藤子
 レイゴさん、ばーなーおんさん、皆さん今晩は。
 さて「父の背中」と言えば、「人生を語るもの」「広くて温かい、『おんぶー❤』と甘えてしがみつきたい場所」ですね。私は後者について書きたいことが少々。ウルトラマンには背びれがあるため、長時間のおんぶは背負われる方がより負担が大きいでしょう。つまりこれも「超人化によって失われた能力」なので、メイビーは憧れているような気がするのです。ミライという人間体でコウキをおんぶしようとして「お仕事がんばって」と言われた時、偉い子だなと感心しつつも、ちょっと寂しかったのでは。…余談ですが、江戸時代を舞台にしたクイズ番組で、外国人は「おんぶ」という子守の行為を初めて見て驚いたということです。
 さて、「おんぶ」のことはこれぐらいにして、トーテムポールを軽くあしらう大隊長のかっこいいこと。しかも、おいしいところ丸々持っていくなんてことはせず、ちゃんとメビウスに始末をつけさせる。戦い済んで「すみません」と詫びる新人に「だが、負けてはいない」なんて、素敵すぎます、お父様❤!!
 そうして去っていく大隊長の背中を尊敬のまなざして見送るメイビーを見て、「約束の炎」の時にタロウは、ここまで見つめてもらっていなかったような気が。ふ、不憫…。タロウって凄く損な役だと思いませんか。

 最後にちょっとだけ脱線させて下さい。私は「超ウルトラ8兄弟」で「ジャシュの黄金化攻撃にはカラータイマーは染まらなかったのに、何で今度はタールに染まるんだー!!」と納得行かなかったのですが、やっぱり「腹ペコのまま戦いに行ったから」ではないでしょうか。おいしいカレーもメロンパンも目の前にあったのにそれどころじゃなかった、なんて可哀そうなミライ。ジョー●アの一本も買ってやらないダイゴが悪い!!
No.10704 - 2009/07/11(Sat) 22:35:36

Re: 第37話 「父の背中」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。
ジョーさん、ウルトラマンからのお手紙、自分宛てに申し込みたいです(笑)
サイトに出ていたサンプル画像、ウルトラマンのサインが以前ステージショーの後ウルトラマン直々にしてもらったのと若干違うような気がしたので、比べて見た所、筆跡は微妙に違いましたが同じ字体だったので安心しました。きっとウルトラマンも改まって書くと筆跡が変わるんですね…。きっとそうです。そうに違いありません(笑)。
因みに、私は愛車のベースがシルバーだったので自分でウルトラマンカラーに塗装して乗っています!目立ちますよ!

レイゴ兄さん、3キロも減量!?私の質量をお裾分けしましょうか。
ご案内ありがとうございます。もし、仮に、見る事があれば感想を書かせて頂きますが…「おかしな書き込み」で通報されないよう気をつけます!

藤子さん、私もメビ本放送の頃までは良く小怪獣をおんぶしたり肩車したりしたものです。ジャシュラインごっこで「イン」役も良くやらされました。子供を背中に乗せて歩くのは、親にとっても幸せな時間だったと、彼らが背中に乗せるには重くなってしまった今、やっと気づいています。

それはそうと、激しく頷いてキーに頭ぶつけそうになっちゃいました…ミライ君ならジョージアよりもサイダーの方が好みかも知れませんが、私はそれよりも、真っ先に戦ってタール漬けにされてるのに、平成のお兄さんが「内輪」の仲間だけ先に助けてメビ太を放置したのがどうにも許せないんです。「8兄弟」、それなりに楽しく見たのですが…。
ウルトラマンに仲間はずれやえこひいきがあってはいけないと思います。

今回、ウルトラの父は本領を発揮し、メビウスもやられっぱなしではありませんでした。ミライとしても、コウキ君の成長を導く大事な役割を果たしています。もちろん今回の「主役」、地球人のお父さんも頼りになる「背中」を見せましたよね。

みんなが大切にされる、みんなが生きる、正に「悲しみなんかない世界」これがメビウス世界の素晴らしい所ではないかと思います。
No.10705 - 2009/07/12(Sun) 15:50:52

Re: 第37話 「父の背中」 / ゆうはは
レイゴさん、ばーなーおんさん、みなさん、こんばんは。

「復活を待つ、降臨を待つ」というパターンは何故、こうも気持ちが良いものなのでしょう?
それも、これも、その降臨あるいは復活の、登場の仕方にすべてがかかっているように思われますが、今回のウルトラの父の降臨と、メビウスの復活は、もう、期待以上だったと思っています。そのうえ人間界の父と子のストーリーが、なんと見事におさまった1編なのでしょう。

ミライ君がコウキ君と話をしていて「お父さんはコウキ君を大好きに決まってる。」と言った時、我が家の息子は「どこのお父さんもみんなそうだよね!」と言いました。その愛されている自信はどっからくるんだ、と突っ込みたくなりますが、本当は、みんながそう思えたらいいなあ、とも思うのです、そしてこの回を作ったキャスト、スタッフはこのセリフを聞いたら喜んでくれるに違いない、と思えるのです。

いろいろな事情のある方々だって世の中にはあるでしょうが、すべての人に「お父さんはあなたの事が大好きなんだよ」と伝えたい。そしてお父さん方には「みんな、お父さんの事が大好きなんだよ」と伝えたい。もしくはそういう存在の大事な人がいるよ、と伝えたい。そんなメッセージも作品から伝わってくるような気がするのです。

一方、降臨祭のパーティーの買い出しに嬉々として出向くミライ君(GUYSの方針は可愛い子には旅をさせろ、なのでしょう。)尊敬する大隊長が地球で敬愛されているのを見てすごく嬉しそうですよね、そしてふりあおいで青空に見えるのはウルトラの星です。その後、絶体絶命の危機から助け出されて目覚めた時、目の前にいたのはその大隊長だった!さぞや驚いたことでしょう。メビウスはこう見えて(?)大人で地球を守るのがお仕事ですから、大隊長に失態を素直に謝ります。その時、ウルトラの父がかけてくれた言葉のなんと優しく、強いことでしょう。去っていく父の背中を見送るメビウスには万感の表情があふれているように思えました。

我が家の父はいわゆる第1世代なので、当時「ウルトラの星」の設定に抵抗があったと、話していた事があります。神秘の世界であった光の国が雑誌などで「これが光の国だ!」とでると、なんだ、自分達が描いていた想像図とあんまりかわらないんだ、とがっかりもしたそうです。その後、ウルトラ兄弟の設定がいっぱい出て多少飽きられてしまったのは御存知の通りですが、平成になって、メビウスで、このウルトラ兄弟の設定がこれほど見事に表現されるとは!この回をみると「父」がいて本当に良かったなあ、と思えてくるのです。ばーなーおんさんが仰っている通り、実は今迄みてきたなかで今回のウルトラの父が一番カッコよかったと私も我が家の父も言っておりました。それなのに、ああ「間違いない!」と素直に思え、「子どもの時に見たのと同じだ」と思えるのです。それもこれも、まさに作り手の愛情の深さの現れなのではないでしょうか。

「ウルトラマンとして闘うと言う事は、決して彼等の想いを裏切らない事、彼等の希望であり続けると言う事だ。」
ここ、線をひいておいてください。試験にでるかも!

ジャシュラインもその奇異な姿も行動も言葉遣いも、おもしろかったです、個人的に思っている事なのですが、「故郷の無い男」の時のリフレクト星人と同様、本編の盛り上がりと相加相乗効果で、印象深い敵キャラになっていくようです。

そして、藤子さん!あんまり激しくうなずいてしまって首の筋がおかしくなるかと、思ったほどですう。そうですよね、「8兄弟」のタール漬け、私は、ばーなーおんさんの仰る通り、なんで平成の兄さん達はすぐに助けてくれないんだ、と思い、映画館のまん中で「だれか!メビウスを助けてください!」と叫びそうになってしまった程でした。なんでこんなに違和感があるのだろうと思ったのですが、ゴールジャシュラーでもカラータイマーが金にならなかったのにやすやすとタール漬けになったのは「ひとつ!腹ぺこのままパラレルワールドにいかぬこと!」の誓いを忘れたためだったのですね。北斗のパン屋さんも、ダンのレストランもあったのだから、何か食べさせてくれたらよかったのにい。無事にこちらの世界に帰ってきて、お腹一杯食べさせてもらえたことでしょうね。でも、まだまだ、メビウスにも見守る私達にも試練が続くのではないか、とちょっとうれう今日この頃だったりします。

というわけで次回、シーウインガー用意してまっています、そこんとこよろしく!
No.10706 - 2009/07/13(Mon) 15:27:40

Re: 第37話 「父の背中」 / ばーなーおん
皆さん、こんばんは。暑くて寝苦しいでイン…。

ゆうはは姐さん、今週は蛍光ペンを買いに走る人と、首の筋を違えて整形外科に駆け込む人が続出しているのではないかと(笑)

私もその昔、光の国を目の当たりにして冷めてしまった子供の一人です。特にウルトラマンに父?母?しかもあのデッカい角は何!?…と驚いたものですが、メビウスに描かれた光の国とウルトラファミリーは、昔のちょっと恥ずかしい設定を1つも否定せずに、神秘性を取り戻してくれましたね。
それは、我々の幼少期そのものを肯定してくれた事にもなると思うんです。
だから、しつこいですがカレーは7時までに食べ終わってTVの前に座らないといけません!
…また脱線してしまいそうになりました。
それはそうと、
 私も子供の頃はゆうクンと同じで父が大好きで、多分父も自分の事が大好きで、それが当然だと思っていました。でも大人になるにつれ、親子の関係は複雑になってしまいます。
 「親だから」「子供だから」、そんなシンプルな感情が、いつしか個人同士の関係に変わり、互いの人格を評価してしまうようになるのですね。
 それでも、尊敬するにしても反発するにしても、逃れられない存在であるが故に、その「背中」は見続ける事になるのだろうな、と思います。自分はどんな背中を子供に見せているのだろう…、もうそんな事を考えるお年頃になってしまいました。

今週もありがとうございました。次回は、コックピットの会話に気をつけましょう!
No.10707 - 2009/07/15(Wed) 00:48:16
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