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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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ウルトラマンブレーザー 直前スペシャル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:村上裕介

(1) メイン監督:田口清隆さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。今日は各地で大雨ですがいかがでしょうか。
 特撮ファンの期待を一身に背負ったウルトラマンブレーザー開始、毎回お馴染み直前スペシャル、やはり特撮ファン、ウルトラマンファンに注目はメイン監督の田口清隆さんでしょう。ウルトラマンシリーズはギンガSから参加されて、その後全シリーズに参加、その前はウルトラゾーンなども監督されて、参加作12作は57年のウルトラシリーズの歴史で最多、この前も、住宅展示場のウルトラマンのイベントでファンの方とお話して、この10年のことは田口清隆さんなしにあり得ず、特撮ファンにとって、一時どん底にあったウルトラマンの人気を日本はおろか世界にも広げた大功労者。田口さんは、円谷英二監督以来の日本の円谷・東宝特撮の伝統を受け継いで、また平成ゴジラの川北紘一さんの流れや、平成ガメラの樋口真嗣さんの流れを汲んで、今や着ぐるみ怪獣特撮をさせたら日本一、そして田口さんはセブンにルーツのハードSF志向をやって、それで古来のウルトラマンのファンも、最近もファンも魅了、今やウルトラマンのファンは、僕ら第1次シリーズリアタイ世代とその子、孫、あるいは第1次世代の親と4世代のもの、10年前、ネットではウルトラマンはオワコンと言われたものが、田口さん他たくさんの皆さんの努力で特撮では仮面ライダーと並ぶ日本を代表するキャラクターになり、この前、円谷プロの親会社、円谷フィールズの株主総会に出られたファンも、中国でのウルトラマンの業績が大変なものであったとSNSは発信されて、ブレーザーは日本だけでなく、中国を筆頭にアジア各地で同時放映、そして中国にはウルトラマンのテーマパークも完成、トリガーの主役、寺坂頼我さん、デッカーの主役松本大輝さんも、デッカー劇場版のアジアツアーで大歓迎、神戸にあるM78ショップも10年前に1年限定で開始が、ニュージェネレーションシリーズ大好評で今も人気。そして今年は住宅展示場などのウルトラマンのイベントも大盛況、こんなすごい人になるとは第1次リアタイ世代にも予想できなかったです。田口さんはハードSF志向で、ウルトラの国を描くことに興味なし、こういうハードSFだと、昭和だと小さい子供が理解できないと批判もあったものの、しかし今の子供たちはハードSFの頂点セブンも大好き、この前、住宅展示場で3歳くらいの男の子を連れた親子連れに聞くと、その子はセブンのBSプレミアム4K再放送でファンになったというもの、もちろん、子供向けの要素も必要ですが、全ウルトラマン投票でもサンスポ投票でもハードSF志向のセブン、ティガ、ゼットが上位で、その点を踏まえたものと思われます。今回はブレーザーの紹介は少なかったものの、来週から半年、ウルトラファンの目はウルトラファンの目を離れて、ウルトラマンブレーザーの世界に入っていく、というものでしょう。
(2) 新規怪獣、続々と登場
 そして、今回ファンを驚かせたのは、怪獣が新規デザイン、造形のものが多く、またカナン星人や、ガラモンと50数年ぶりの再登場のもので、これはメビウス以前は毎回新しい怪獣の出るのは当たり前でしたが、しかし怪獣着ぐるみはコストもかかり、そのためウルトラシリーズは一時行き詰まり、ニュージェネレーションシリーズは過去の着ぐるみ再使用がメイン、10年前のギンガ第1期の時、もっとお金を賭けろとネットに批判が氾濫したのもありましたが、しかしコストオーバーでウルトラシリーズは一時行き詰まり、そしてシリーズ再開、その上に海外展開もできて、そのために新規怪獣もたくさんできたもの、これは、ウルトラシリーズのラッキーなのは、怪獣が全部ソフビ人形で発売可能なこと、仮面ライダー、スーパー戦隊の怪人は最近ソフビ人形は少なく、売れ行き好調+海外展開で新規怪獣をたくさん作れるようになったのはスゴイものです。
(3) ロボットがウルトラシリーズの歴史を変えた
 ウルトラシリーズで、一時防衛(特捜)チームがなかったのは、昭和のような戦闘機などのマーチャンダイジングの苦しいもので゛、他方、ゼットで、セブンガーを出したら大ヒット、それ以降巨大ロボットをメインに特捜チームを展開して大ヒット、これは、スーパー戦隊も、実は2作目のジャッカー電撃隊で一時打ち切りが、その後同じスタッフによる東映スパイダーマンで巨大ロボットを出してマーチャンダイジング成功してバトルフィーバーJ以降のヒットになったのと似て、巨大ロボットは、ガンダム以来ヒーローもののメインアイテム、今回もアースガロンが出て、雰囲気は、平成ゴジラ、平成ガメラを思わせますが、期待も膨らみます。
(4) ウルトラマンルネサンスは新時代に
 昨年の今頃、シン・ウルトラマンの大ヒットでウルトラマンは社会現象になり、そして円谷イマジネーションで過去作を見たファンが増加、今年は11月にゴジラ新作、またアニメですがガメラも新作、そして円谷作品で、グリッドマンユニバースは映画もヒット、来週の第1話が楽しみです。熱中症には気を付けて、お元気で。
No.12191 - 2023/07/01(Sat) 10:18:26

ウルトラマンブレーザー 第1話 ファースト・ウェイブ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) This is Kaiju映画!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑や線状降水帯と大変ですがいかがでしょうか。
 期待のウルトラマンブレーザー開始、SNSでは期待の声もたくさんありましたが、予想を超えるもの、まるで平成ガメラやシン・ゴジラの要素を30分に凝縮、それも着ぐるみとミニチュア特撮であり、改めて、田口清隆さんの特撮怪獣映画監督としての非凡さにビックリ!かなりお金もかかっている模様で、これこそ怪獣(Kaiju)映画、昨日は円谷英二さんの誕生日でしたが、今、円谷英二さんから見たら曾孫弟子にあたる田口清隆さんの、特撮の極限を見て、いや、こんなものスゴイ怪獣映画、テレビでタダで見られていいのかというもの、そして、今までのギンガ〜デッカーと異なる要素もあり、SNSでは当然ながら称賛で(ツイッターでトレンド世界一、https://www.cinematoday.jp/news/N0137896 )、リアル志向、SF志向の素晴らしいものでした。円谷英二さん、きっと曾孫弟子の皆さんの大活躍に喜んでおられると思います。先週は兵庫県西宮市の住宅展示場でデッカー。ブレイザーとの写真撮影会あり性懲りもなく行きましたが、マニアから3歳くらいのお子さんまで殺到、今やウルトラマンは日本はおろか、世界を代表するヒーローに返り咲いたと実感です。2013年のパシフィックリムで怪獣はKaijuになり、まさに世界に通じるKaiju映画です。
(2) 異例、第1話から全面バトルシーン!
 ブレーザー第1話では、冒頭から怪獣バザンガ登場、第1話の冒頭から怪獣の出るのはエースの1話、超獣ベロクロンが出たことはあるものの、こちらは地球防衛軍全滅、TAC創設でしたが、今回はバザンガ登場から、戦闘部隊の登場、そして最後までバトルシーンの続くもの、ウルトラシリーズでは全編バトルシーンのものは、例えば帰マンのウルトラセブン参上などありましたが、第1話からそれは異例、舞台は、SNSを見たら池袋サンシャインシティらしく、ここはウルトラマンフェスティバルの行われるものですが、全編バトルでも第1話が全部夜は初めて、そして特撮のすごさ!これぞ田口流着ぐるみとミニチュアの特撮、あまりにスゴイもの、見終わって絶句でした。そして、ゲント隊長、最初の出撃で、全員無事に帰ると語り、これはゼットの最終回、ヘビクラ隊長がみんな生還してバコさんのマグロで乾杯と言ったものの次です。また、戦闘機はスカイハンター、ユリシーズというものは、前者はウルトラマンパワードの特捜チームWINRの母艦の名前、過去のウルトラマンを知るものにはにやりです。そして、都会が舞台で武器使用に限度あり、これは帰マンの第6話、グドン、ツインテールを倒すのにスパイナー(=核兵器)使用の逆、僕のように57年の歴史を知るものにはにやりです。
(3) 第1話では特捜チーム不在
 そして、第1話では、怪獣専門の特捜(防衛)チームはなく、登場したのは地球防衛隊、これは1966年に結成=初代ウルトラマン、ウルトラQの開始年のもの、そして通常の戦闘機、バズーカ砲などを使ってのバトル、第1話で特捜チームの不在の作品は、前述のエースで、地球防衛軍の全滅でTAC創設、前作のデッカーでは、無人組織になっていたGUTS-SELECTを3話かけて新メンバーを招いて結成などありましたが、サブタイトルを見たら第2話で特捜チームSKaRD設立、第3話で主力武器のアースガロン登場というもの、このような展開は初めて、ギンガ以降、過去の遺産に頼っているとネットでは罵詈雑言も今もありますが、しかし各シリーズ、新要素を取り入れていいものをやってくれて、ギンガから10年、こんなものスゴイものを2023年に見られるとはビックリでした。
No.12192 - 2023/07/08(Sat) 16:01:24

ウルトラマンブレーザー 第1話 ファースト・ウェイブ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ユニークなゲント隊長のキャラクター
 ここで、ヒルマ・ゲント隊長が主役、かなりユニークなもの、特捜チームのことなど次回書くことにして、噂のゲント隊長と言われるもの、このところのシリーズの主人公はルーブで兄弟、タイガで熱血漢、ゼットは体育会系、トリガーは文科系、デッカーは面白キャラクター…といずれも魅力的なものです。演じる蕨野友也さんは仮面ライダーハートを仮面ライダードライブで演じられて、オーブ以降、東映特撮で活躍された方もウルトラマンによく出るのは、何と言っても坂本浩一さんが円谷、東映を股にかけておられて、田口清隆さんも仮面ライダーBLACK SUNの特撮監督をされての縁でしょう。そして、ここ3年でウルトラマンの隊長は4人続けて仮面ライダーです。ゲント隊長は、3年前、爆発に巻き込まれて仲間を救出して生還…は伏線でしょう。そのゲント隊長の腕に変身アイテム、変身して倒壊するビルを支える、ウルトラシリーズでは何度も見た光景、見事です。
(5) ウルトラマンの存在は伝説
 そして、ゲント隊長がウルトラマンブレーザーになり、登場シーン(ビルの後ろから片目のみ見せるシーンなどシュール)で、過去にウルトラマンのことが怪獣の仲間と見なされた例(グレート、パワード、ネオス)もあったものの、防衛隊員が、あれはウルトラマン、数十年前から宇宙飛行士の間で伝説として語られていた未確認大型宇宙人というのはビックリ!平成ウルトラマンで、マルチバース設定があり、ウルトラマンのことを知らない(タイガの第1話など)もあったものの、こういう展開で、まさにSF志向を見せてくれて、過去の作品、特に昭和のものは今見るとツッコミ満載(も魅力の一つ)ですが、ともかくSF設定の凄まじいものにビックリです。
(6) まるで野生児!ワイルドなウルトラマン!
 第1話の、ウルトラマンブレーザーとバザンガのバトル、まるでウルトラマンが怪獣のように、SNSでは野生児との指摘もあったもの、そしてシュワッチのような掛け声はなく、それでも放つ音はスゴイもの、まるで平成ゴジラのように吠えるもの、さらに、第1話のみかも知れませんが、インナースペース(変身前の主人公が変身アイテム、必殺技を駆使する描写)描写なし、新鮮でした。SNSでは、今までのウルトラマンは仮面ライダーだと1号2号V3、Xと来て昭和のアマゾンだという書き込みもありました。もちろん、スーツアクターの岩田栄慶さんのアクションはさすが、唸るヒーローは珍しい、サンダーマスクは、いろいろわめくシーンもありましたが、ブレーザー、スゴイです。
 そして、カラータイマーが赤になりブレーザー危機、だと女性隊員エミがバズーカで援護、これも57年の歴史で何度も見た光景、特撮アクションは、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンをはるかに超えていて、2023年にKaiju映画でここまで見せてくれているのはありがたいです。怪獣を引きちぎるなどスゴイ、放送コードで厳しい今も頑張っていて、そして、必殺技はスパイラルバレード、光の剣の一種ですが、ガンダムのビームサーベルや宇宙刑事のレーザーブレードと異なり、光線技的なもの、ともかく、圧倒されました。そして、怪獣を倒し飛び去るもの、カッコいいの一言です。
(7) リアルなミリタリー描写
 そして、第1話ではゲント隊長率いるチーム、戦闘機から地上に落下、てっきりパラシュートで落下かと思いきや、ジェット噴射のもの、この展開は昭和からあるものの、今回の装備は、ジェットパックという、現実の部隊でも研究されているものとのこと、何ともリアル、さらに戦闘部隊のハード、シリアスな要素、過去にはネクサスのナイトレイダーはかなりリアル、ミリタリー志向のもの(そのルーツ、2004年の映画ULTRAMANは自衛隊を舞台にした)でしたが、リアル怪獣映画を見せてくれて、昨年のシン・ウルトラマンでファンの目は肥えて、生半可なものでは満足しないものもありましたが、オールCGのシン・ウルトラマンと比べて、田口特撮、ニュージェネレーション特撮の、着ぐるみ、ミニチュアメインの特撮はやはり伊達ではないものでした。これ、お子様向きの要素排除で、その点はネクサスにも通じますが、SNSで子供さんがはまったとの書き込みもあり、基本的に初代ウルトラマンの要素から外さず、見事なものでした。
(8) ハードSF志向
 ブレーザーは今までのウルトラシリーズでもかなりのハードSF志向、もちろん昭和からセブンもハードSF志向でしたが、昭和では、ハードSFは子どもには見られないという指摘もあり、ウルトラシリーズではないものの、ガンダムの1作目は、あれだと子供は無視だという指摘が、同人誌だけでなく、商業誌にも投稿があり、しかし81年にガンダム映画1作目の公開で、当時小学生まで魅了、ガンダムは、子供無視のものではなく、もちろん勧善懲悪ではないものの、伝統のSFヒーローものの要素を持っていて、そしてウルトラシリーズではティガ、ゼットとそういうリアル、ハードSFのものが評価されて、そしてネクサスも当時はネクサスのためにウルトラシリーズ打ち切りと批判されたものの、今では評価されて、ネクサスは全ウルトラマン投票でもサンスポ投票でもベストテンに入り、前作のデッカーが、主人公が能天気タイプの、どちらかというとタロウに通じるもの(タロウは当初お子様ランチと批判されたものの、今では評価は高い)に対して、ハードSF、今度また住宅展示場のウルトラマンのイベントに行くので、子供たちの反応を見るのが楽しみです。最後にサブタイトル、おそらく第2話以降は冒頭に表示でしょう、次回も楽しみです。
(9) 兵庫県西宮北口の住宅展示場にブレーザーのイベントに行きました
 先週、兵庫県西宮北口の住宅展示場にブレーザーとデッカーの写真撮影会があり、性懲りもなく朝一番から行きました。ここは加古川、西神中央と比べて意外と行かず゜3度目、それも第1話の前にイベントは異例、しかし大変な人出、大人だけの参加から、3歳くらいのお子さんまでたくさん来て、楽しかったです。ゼットはコロナでイベントできず、トリガーもイベントに出たのは2022年の最初、デッカーは2022年9月に姫路だから随分と早く、この分だとこれからもたくさんイベントに行けそうです、熱中症に気を付けて、皆さんお元気で。


No.12193 - 2023/07/08(Sat) 16:01:58

Re: ウルトラマンブレーザー 直前スペシャル 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。お久しぶりです。
現場へ向かう機内から始まるにも関わらず、新人を除いて何となく楽しそうにさえ見える隊員達。修羅場を楽しめる人がいるのは知っていますが、その輪に入りたいけど入れない私、こういう時、心だけでも男になれたらなと思ってたら隊長が「全員生きて帰ることだ。」と、一番言って欲しいことを言ってくれて泣けました。
さて、降下して駆けつけたものの劣勢、撤退を命じられ、しかし上空の味方に軽い感じで頼み事、攻撃を続けるゲント隊。勿論ついて行く部下たち。そして万策尽きたかと思った時にブレス出現、気がつくと右手にメダル、引き寄せられて装填、変身!…なんと野性的な姿!筋肉質な肉体に動脈、静脈のようなラインは人体模型を思わせます。しかも絶えず吠えながら跳びはねる様は戦闘民族のようです。格闘シーンも凄い、凄いと言うばかりの私。最後の光線技も撃ち方が今までと違うのも新鮮でした。ところで、エミはどう見ても私服でしたが、本当に急遽駆けつけたのでしょうね。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆さんもお体に気をつけて下さいね。


No.12194 - 2023/07/14(Fri) 23:22:34

ウルトラマンブレーザー 第2話 SKaRDを作った男 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小柳啓伍 監督:田口清隆

(1) 第1話と一転してギャグ?
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。大変な猛暑と豪雨災害の日本列島ですがいかがでしょうか。
 第2話は、試写会で見た人もいて少しネタバレがSNSでありましたが、第1話のハードSF一本やりと一転してのギャグの連続、ただ、違和感はなく、田口清隆さんがメイン監督のオーブはシリアスとギャグを両立、その前のエックスでは、戦士の背中というシリアス系の話の後にXio24時というネタものをやってくれて、15日は西宮北口の住宅展示場にウルトラセブンの撮影会に行き、16日は加古川市の住宅展示場にブレーザーのイベントにも行き、お子さんにブレーザー難しくないかと聞くと大丈夫とのこと、これはウルトラシリーズ、シリアス一本鎗は珍しく、セブンやネクサスはギャグ要素がほとんどないものの、これはいい意味でウルトラマンタロウのような能天気な要素もあり、そして、第1話で特捜チーム未結成、第2話でハルノ・レツ長官の命令でゲントが隊長になり、メンバーの承諾を得るあたり愉快、そしてネタの落ちは僕みたいに長年ヒーローものを見ているものには予想できて、船頭さんのネタも最高、何か、70年代のドリフターズのギャグを思わせるものもあり、小柳さんの脚本は巧み、ブレーザー、ギャグSFとしての要素もあるみたいで楽しかったです。
(2) ハルノ・レツ長官はウルトラマンを敵視?
 これ、SKaRD結成で、ハルノ・レツ長官がゲントに隊長を命じて、隊長が主役ウルトラマンなのはもちろん初めて、しかし、集団ヒーローだと、例えばゴレンジャーはアカレンジャーが主役とリーダー、そしてその上に長官のいる組織ですが、他の等身大ヒーローでも、隊長の変身は異例、これは、ウルトラシリーズ、ギンガ以降、過去の要素に頼っているとよく批判されるものの、しかしエックス以降、メビウスまでになかった要素を必ず入れて、バリエーションのある作品を作り、そしてそのために海外でも人気なのは注目すべきです。
 そして、第2話、ハルノ・レツ長官はどうやらウルトラマンを信じていないもの、このように、防衛チームのトップがウルトラマンを信じない例は、グレートのブリューワー将軍などありましたが、それよりよく似ているのはティガの第3話「悪魔の予言」、イルマ隊長が、ウルトラマンティガは味方とテレビで発言して、ヨシオカ長官に軽率と批判されるものがあり、ウルトラシリーズでは、ウルトラマンに助けられるだけでなく、初代ウルトラマンの、小さな英雄で、ハヤタはイデに、ウルトラマンと科特隊は持ちつ持たれつと言った通り、しかし、ラストで、長官はウルトラマンブレーザーよりアースガロンで怪獣を倒せと命じて、この長官、前作の・・・のような、とSNSでは認識、しかし、いずれにせよ利最近のウルトラシリーズはファンの期待を裏切らず、これは後々楽しめそうです。
(3) 低予算!
 そして、SKaRDの専用車が用意されているものの、いきなりゲント隊長、「低予算」というのはツイッターでもトレンド入り、もちろん、ニュージェネレーションシリーズは低予算との闘い、それを自虐?ギャグにしたものですが、この専用車、バンドウ・ヤスノブ隊員によりあっという間にチューンアップ…ですが、特捜チームで「低予算」というギャグは、ウルトラマンエースのTAC、タロウのZATは、しょっちゅう戦闘機を墜落させるので、昭和の特撮ファンからエースやタロウの世界の日本政府は防衛予算で財政破綻するとギャグにされたものの裏返し、これらは楽しかったです。
(4) ウルトラシリーズ初のKaiju
 SKaRDのKはKaiju、これは、2013年のパシフィックリムで命名されたもので、それ以前は怪獣はモンスターと英語圏て゜表記されて、帰マンのMATのMはモンスター、そしてゴジラも初期に海外で公開された時に、1作目がキング・オブ・モンスターと表記されたように怪獣の英語はモンスターでしたが、しかしパシフィックリムでKaijuと、定義、翌年のハリウッド映画のゴジラでもKaijuと表記されて、アメリカのファンが素晴らしいKaiju映画と語り、しかし日本のテレビ特撮で怪獣をKaijuと表記した例は初めて、これはミニチュアと着ぐるみ特撮では異例です。
No.12195 - 2023/07/16(Sun) 20:01:56

ウルトラマンブレーザー 第2話 SKaRDを作った男 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 第2話でメンバー集め
 そして、SKaRDのメンバーはハルノ・レツ長官が選定して、ゲント隊長が一人一人当たるもの、こういう展開はウルトラシリーズで初めて、戦隊シリーズだとメンバーを集める展開(ジェットマンなど)はありましたが、まずエミに打診して、喫茶店の支払いをどちらがするかのバタバタ、こういうドリフッぽいギャグは、昭和テイスト、続いて空手をしているアンリに行くと、サインを、ゲント隊長の背中で書くというギャグ、そして最後の一人はラストに登場ですが、展開の妙は面白く、愉快なものでした。
(6) ウルトラシリーズ史上初、レギュラー30代の主人公
 そして、ゲント隊長を演じる蕨野友人さんは87年生まれ、実年齢35歳は、初代ウルトラマンの科特隊のムラマツ隊長と同い年ですが、しかしこの56年で、人間は若くなり、今や30代も若者の仲間で、ウルトラシリーズでは、もちろんテレビシリーズではこの展開は初ですが、映画では、ULTRAMAN2004では主役の別所哲也さん、シン・ウルトラマンの斎藤工さんも当時30代、ウルトラシリーズでは初めてでも、仮面ライダーでは響鬼で細川茂樹さんが30代、すでに18年前で、繰り返すものの、最近のシリーズではメビウス以前とは違う要素をうまく入れて、新しいものを模索しています。しかし、蕨野友也さんをオジサンと言うと、僕は・・・です(笑)。
(7) 作戦室にコード式黒電話!
 そして、作戦室にゲント隊長たち来て、真ん中に電話はコード式、さすがにダイヤルものではないものですが、今やみんなスマホ時代にこれは新鮮、まさに昭和、そしてナグラ・テルアキ副隊長は実質電話番!平成ウルトラでは副隊長がいるものの、ティガ、ダイナ、ガイアでは隊長は基地にいて、副隊長が現場の指揮を執るのですがSKaRDの場合は逆、新鮮です。そして、長官の言い分とSKaRDのやり取りはマンガチック、これもいい意味でのギャグ、楽しかったです。そして、専用車に行くとチューンアップされている、さらに手書きのマニュアルもあるという濃いギャグ、これは本当に楽しめました。
(8) マンガチックな漁師さん
 今回、怪獣ゲードスに、船頭さんが何と銛を磨いて対抗するというもの、これまた昭和テイスト、そして、ゲントとのやり取りは漫才、第1話が超ハードであったので、第2話でこの展開はビックリ、こういう幅広いものはウルトラシリーズの楽しみです。それにしてもブレーザーは何から何までうまくいっていて、10年前、ウルトラマンのことをオワコンとネットで陰口叩かれたことが嘘のようです。スタッフの皆さんも、今回のブレーザーは世界で現地の言葉に吹き替えて発信なので燃えているのがわかります。
(9) 精密な怪獣考証
 深海怪獣ゲードス、ニュージェネレーションシリーズになり、第2話で新造怪獣の登場は初(エックス〜デッカーは既存の着ぐるみがまたはその改造)、これは、怪獣の着ぐるみはコストも高く、20年ほど前の文献で怪獣着ぐるみは1体100万円程度、ニュージェネレーションシリーズはともかくコスト削減がテーマ、メビウス以前、コスト高でウルトラシリーズは行き詰り、しかし最近の新規の増加、さらに、海外での大人気で新怪獣をたくさん作れた模様、これは、昨年夏にTBSのがっちりマンデーで、ウルトラシリーズのことがあり、バンダイと、どの日の作品にどういうキャラクターが出るか会議して放映日にソフビ人形発売、ゲードスは伝説の怪獣で、海を汚染したので暴れたもの、これは70年代の公害問題の深刻な時期の、ゴジラ対ヘドラ、また帰マンにも同様のものがあり、そして魚を食べて、かまぼこ工場を襲撃とは愉快、何か、98年のあのエメリッヒ版のゴジラ(あれは、僕は後日テレビで見てギャグ映画と思いましたが)の当てつけ的なものもありました。
(10) そしてあれは夢ではなかった
 で、船頭さん、ゲードスににらまれて失神、するとブレーザーブレス出現、ゲント隊長、あれは夢ではなかったと、ウルトラマンブレーザーに変身、このバトル、最近のウルトラマンは喋る例が多かったものの、唸り声はあるものの無言、そして、すでに第2話でSKaRDの援護射撃で舌にまかれたのから脱出、さらに、必殺技、スパイラルバレードを使用すると、ゲードスは海に逃げて、と、何とスパイラルバレードがまるで釣り竿のようになり、海に逃げたゲードスを釣り上げて、空中で必殺の投擲、撃破、第2話の時点で、カラータイマーは青のままは、初代ウルトラマン、帰マンでありましたが、納得です。
 さらに、船頭さん、エミに船乗りにならないかと誘い当然断られて、しかし、海を汚すとまたゲードスが現れる、これは公害問題をテーマにした70年代のヒーローもの定番、こういうネタはウルトラシリーズでも昭和から続いているものににやりでした。
(11) 次回 アースガロン登場
 ゼット以来、防衛チームはロボットを武装とする例で商業的にも成功、また、インナースペースは今回もなし、タイプチェンジもなしで、怪獣も新規造形ばかり、円谷フィールズの業績は絶好調、次回も楽しみです。猛暑や豪雨災害大変です、皆さんお元気で。
No.12196 - 2023/07/16(Sun) 20:02:45

Re: ウルトラマンブレーザー 第二話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「厳選し過ぎでしょ」はい、少数精鋭とは正にこのことですね。修羅場慣れしている人ばかり。元・ゲント隊の部下たちの中には「隊長を取られた!自分も入りたかった!」と泣いた人もいたかも知れません。さて、五人目と連絡が着かない内に出動命令、先に現場の漁師さんに混じっていたエミ、報告したり重火器構えたり、サラッとこなすんですね。一方何やら作っていた漁師さん、なんと怪獣を突き刺す為の銛だった!慌てて止めるゲント、怪獣が迫る!そこで失神してくれたおかげで変身!いや―、本当に惚れ惚れしてしまいます格闘シーン!中の人はどんな訓練してるのか?その成果を発揮できるスーツも凄いです。それは置いといて、海に逃げるゲードス、逃がすものかとバレードをしごいてカジキマグロの一本釣り、上空に放り上げてバレードで下からとどめというのは漁師さんの代わりに、ということでしょう。
戦い済んで基地に戻ったゲント達を待っていたのは、実は先に来て大仕事していた五人目。その合間に車両もちゃちゃっと改造するなんてさすがです。その大仕事というのが、機龍…じゃなくてアースガロン。操縦シーンが
楽しみです。
では、今夜はこれにて失礼致します。皆さん、熱中症対策して下さいね。
No.12197 - 2023/07/19(Wed) 23:31:17

ウルトラマンブレーザー 第3話 その名はアーガスロン 考察 / 棺桶のジョー
脚本:小柳啓悟 監督:田口清隆

(1) 満を持してのアースガロン初陣
 レイゴさん、藤子さん、皆さんみこんにちは。実は僕はコロナウイルスに感染してしまい、幸いに市販薬でなんかと直ったものの大変でした。 
 それで、期待のウルトラマンブレーザー第3話の、SKaRDの主力戦力、アースガロン初陣、その前に、甲虫怪獣タガヌラーの脅威があり、タガヌラーは各国のエネルギープラントを襲撃して、体温も1万度を超えるもの、要するにやっかいな相手、最終的な、エネルギーを宇宙に放出させて、撃破したものの、ゲント隊長はアースガロンの機長もかねて、どうやって変身するのかと思いきや、なるほど、でした。
 アースガロンは、帰マンに登場したアーストロンがモデルと見られますが、しかし、ティガのイーヴィルティガ編に出てきた正義の怪獣ガーディーの要素もあり、それよりネットではメカゴジラを思わせるとの指摘もあり(それもゴジラ×メカゴジラの3式機龍)、正式名称は23(にさん)式特殊戦闘機甲獣ただ、アースガロンを使ってウルトラマンブレーザーより先に怪獣を倒せと命じたハルノ・レツ長官は出ず、その分SKaRDの隊員の濃厚なドラマもありました。ゼットの特空機、トリガー。デッカーのナースデッセイ号、デッカーのテラフェイザーと怪獣がモデルのロボットがメイン、巨大ロボットというと、戦隊ロボはガンダムの流れのものですが、それとは異なるいいものもありました。
(2) 楽しくてしんどい訓練!
 そして、アースガロン出撃を前に、ゲント隊長たちが訓練、防衛チームの訓練は昭和のセブンの、空間X脱出から描かれていたもの、これはいわゆる特訓ではなく、トレーニング、特殊部隊特訓はレオ、あるいはその前の巨人の星のようなスポコンものの世界はもう50年以上前で科学的にも否定されて、現実の特殊部隊はこのようなトレーニングをするもので、2020年代には妥当なものでしょう。
(3) ゲント隊長の記憶
 ゲント隊長、妻子の写真を前に、3年前爆発に巻き込まれて生還…は伏線でしょう。おそらくその際にブレーザーと一体化でしょう、これは、タイガでヒロユキが12年前か一体化ものの延長線上にあると見ます。
(4) 怪獣タガヌラーの精密な交渉
 そして、タガヌラーはエネルギー施設を襲撃、ティーテリウム貯蔵施設を襲撃、今回、ブレーザーに新規登場の怪獣は、ネクサスのスペースビーストのようだとの指摘もありましたが、オーソドックスな怪獣、最初の10話は新規造形の怪獣で、どれもユニーク、田口清隆さん、またこの怪獣かよと言われたこともありましたが、近年のウルトラシリーズはアジア圏、国際展開、特に中国での人気が絶大なのでこのような展開も可能になり、10年前のウルトラシリーズはオワコンと陰口叩かれた時期とは激変のものでした。このタガヌラーは怪獣の存在をうまくやって、エネルギープラントで攻撃したら爆発の危ないもの、よく見たいものですが、なかなかいいものになっています。
(5) 特撮声優 関智一さんゲスト出演
 そして、日本のエネルギープラントの責任者役で、声優の関智一さんゲスト出演、実は関さん、平成セブンに出て以来ウルトラシリーズ常連、グレンファイヤーの声は見事、何とウルトラシリーズだけで10作以上に登場、さらに仮面ライダーでも活躍、亡くなられた納谷悟朗さんの声色でショッカー首領をされた際には絶賛、戦隊シリーズも出られて、おそらく特撮に最もたくさん出ておられる声優さん、関さんは特撮に造詣も深く、数年前のピープロ・特撮秘宝というピープロ作品のブルーレイ発売の特番もされて、今回は出番は少なかったものの、見事な存在感でした。
(6) アースガロン 発信シークエンス
 そして、ロボット、アースガロンの発信は、例によりワンダバBGMに乗り、シークエンスはミニチュアではなくCGだと思われますが、ロボットアニメの出撃シーンでもこういうものは最近なく(と言うか、巨大ロボットの活躍するアニメ自体か激減)、タガヌラーは爆発したら半径10km破壊、そしてSKaRDと航空部隊の相克、そしてSKaRDのアースガロンに優先させたもの、田口特撮の真骨頂、逆光演出(ルーツは平成ゴジラの川北紘一さんのもの)、ロボットと怪獣のバトル、アースファイヤーでエネルギーを得る鎌を破壊して、これがブレーザー勝利のキーになるものの、アースガロンのメインシステムダウン、毎度おなじみ展開、そして、再起動のためにゲント隊長の俺が行く、そしてウルトラマンブレーザーに変身、今回は力を貸してくれるんだな、になり、野生児ブレーザー降臨、これは人類が死力を尽くして闘った結果の変身で納得です。
 スーツアクターの岩田栄慶さんも10年のシリーズの蓄積で、アクションはさすがのもの、そして起動停止したアースガロンからミサイル発射、これがブレーザー援護になり、このブレーザーの野性味の声は岩田さんのもの、タガヌラーは頭部の温度が100万度を超えて、エネルギーを宇宙に向けて放出させてから、必殺のスパイラルバレードを使用、これはSKaRDとウルトラマンの共同産業の賜物、納得できる結果でした。
 そして、ゲント隊長ともにメンバーは訓練、実に素晴らしい30分でした。
 次回は軟体怪獣レヴィーラと、ケミカルを武器に闘うもの、楽しみです。
 猛暑です、皆さんお大事に。
No.12198 - 2023/07/22(Sat) 14:41:57

Re: ウルトラマンブレーザー 第三話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
アースガロンのマニュアル分厚いですね。それが全て頭に入っているように立て板に水の説明を聞きながらページをめくるシーンを見て、やはり「紙」のマニュアルは廃れないで欲しいと思いました。電源が落ちるなんてありませんから。
さて、ロッカーの前で帰り支度をするゲント、家族写真に結婚指輪。そして謎の光の回想。出会いから覚醒まで間があったのは何故なのか、その時何か交渉したのか。
そうこうしているうちにエミの目の前でタガヌラー出現、アースガロン出撃!しかし倒れて機能停止、それでも指示を受けつつ回復に努めるアンリ達。正にコミュニケーションの勝負、機外で作業するためにゲントが出てきたところで「力を貸してくれるんだな。」ブレーザー出現!しかし「アチ、アチ、」…マックスでも相手の重さに手がしびれたような仕草があったような。苦戦してたらアースガロンの尾びれからミサイルの援護射撃!飾りじゃないのよ尾びれは🎵…失礼しました。こうして勝利出来ましたが、「ウルトラマンに持って行かれた」と不服そうなエミ達。しかしアースガロンの功績は認められました。副隊長の「いいチームです。」にジーン…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。
No.12199 - 2023/07/27(Thu) 22:54:30

ウルトラマンブレーザー 第4話 エミ、かく戦えり 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 謎の化学企業とエミのスパイ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは治ったものの、パソコン打眼鏡が合わなくなり悪戦苦闘ですがいかがでしょうか。簡略でやります・
 第4話は謎の軟体怪獣レヴィーラと謎の化学起業のいかにも怪しそうな社長のもの、このレヴィーラ、出現したらドローンで殺菌剤?を巻くと一旦消えて、しかしこれは伏線のあるものだと感じ出ました。
 この正体は、宇宙の隕石についていた微生物を地球の生命体にキメラ合成させたもの、社長はこの怪獣を出現4させて、殺菌剤を売るためのマッチポンプ、これは現実にありそうで、怖い化学ホラー要素もありました。社長の野望はSKaRDにより阻止されるものの、ファイヤーマンの、恐怖の宇宙最近を思わせるものもありました。
(2) トンデモ社長 曾根崎
 今回はエミがスパイした曾根崎社長が実質主役、20年前の防衛隊時代のデータを悪用、レヴィーラを生み出して退治するFK1を製造、防衛隊に売りつけてのマッチポンプ、その上目当ては金儲けよりらわが子、マッドサイエンティストでした。
(3) ブレーザーをアースガロン援護
 レヴィーラは液体怪獣の神出鬼没をCGでやりさすが、91年のターミネータービックリ、ピンチのエミをゲント隊長救援、そして変身アイテム出てきてドタバタ→変身、しかしレヴィーラに苦戦、するとエミの発案で液体窒素攻撃、これもターミネーターがネタ、そしてスパイラルバレードて゜とどめ、今回はSKaRD、アースガロンなしでぷーざーは勝てず、良かったです。
(4) エミ かく戦えり
 エミの活躍、ゲント隊長の活躍と、なかなかのものでした。猛暑収まりません、皆さんお元気で。 
No.12200 - 2023/07/29(Sat) 19:37:56

Re: ウルトラマンブレーザー 第四話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
「私、17歳からこの世界にいるんで。」…何があったんでしょう。スパイになるには知識も技術も度胸も必要ですが、エミには執念も感じます。彼女の教官とか出てくるかな?
さて、敵にシッポを出させる芝居が成功、エミの合図より早く「話は全て聞いた」とゲント登場、エミが心配なのか、さっさと変身してカタをつけたかったのか。二人で鮮やかに敵を〆ました。エミ、奪った銃を捨てたと思ったら、その場にあるロープを使うなんてかっこいい!手にする物は全て武器ですね。しかし、ナルシスト社長が後先考えずに銃を撃ちまくったことでレヴィーラ覚醒、変身するためエミ達を逃がしてブレスに装填。今までの主人公に比べて、メダルをそっと装填するんですよね。こちらも何かある?
それで変身するも敵は自分から溶けてテレポート、するとそれを液体窒素で凍らせることを思いつくエミ、さすが!そして勝利、ブレーザーに「やったね」というように歩み寄るアースガロン。
戦いすんで花を渡すエミ、彼女がさってから「花言葉は感謝だろ。こちらこそ。」素敵な上司ですね。
では、今夜はこれにて失礼致します。
No.12201 - 2023/08/04(Fri) 23:54:42

ウルトラマンブレーザー 第5話 山が吠える 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:辻本貴則

(1) 定番、人類の自然破壊警告のために怪獣出現
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。猛暑ですがいかがでしょうか。
 今回はアンリ主役編、秋田県で防衛隊の新兵器テストをしようとしたら、自然破壊で怪獣ドルゴが怒って出てくるパターン、ウルトラシリーズの歴史では人類の環境破壊に自然が抗議、そのシンボルとして怪獣の出てくる様式であり、そしてこの手の怪獣は結局とどめを刺さず自然破壊を否定して自然界に返して大団円のパターン、アンリの幼なじみも出てきて、自然破壊はダメというもの、他方、防衛隊の開発した武器をドルゴがつけてしまう展開、ですが、ドルゴは悪意なく、最初ちょっと暴れて、すると水を飲んでお昼寝、鼻提灯(これはCGでしょう)、まさに実相寺テイストも感じられるもの、脚本は継田さん、監督は辻本さんと前回と同じですが、第4話がサスペンスSFタッチであったのに、今回は自然を舞台に、ウルトラマンタロウで後期によくあったパターン、特撮も話も良かったし、ブレーザーは住宅展示場のイベントで子供さんの反応を聞いても上々、ブレーザーはハードSFですが、1話完結で怪獣とバトルメインのものはマニアだけに受けたものではなく、理想的なもの、前回サスペンス、今回はほのぼの、こういう幅の広いものはウルトラシリーズの魅力です。エックスの、怪獣は動かないにも通じるものもありました。
(2) 新兵器メガショット
 ウルトラシリーズ、SFもので定番の新兵器のテスト、今回はメガショット、それが、ドルゴに一体化、それの解決策がブレーザーの出番というのはなかなかでした。発明王のヤスノブのやるもの、そしてアンリは中学生までここにいて、日本酒がいい、テルアキの地元はブドウ…というネタものは楽しかったです。
(3) ドルゴのことを警告するミズホ
 そして、地元の神様としての怪獣、それを警告するミズホ、アンリの幼なじみ、ミズホの警告、しかし地質調査では問題なしでも、この手の山の上の祠を破壊して怪獣、この手のネタはウルトラシリーズにたくさんあり、ドルゴのデザイン、一峰大二さんのコミック版の怪獣ヤマトンを思わせるものもあり、そして出てきて、寝るシーンで、ガヴァドンのタイプだと分かりました。なお、SKaRDは了解の意味にウィルコという略称を使いますが、これは日本のSFでも初めてかもしれません。
(4) そして、メガショットのテスト〜言わんこっちゃない
 新兵器テストは上出来、が、ドルゴが目覚めて、しかしこのドルゴ、4話までのブレーザーの怪獣がネクサスのスペースビースト的な要素から、愛嬌のある、いかにもウルトラマンの怪獣、実際昼寝するのは初代マン、タロウ的な(もちろんコスモスも)で、SKaRDはドルゴを倒すのを意図すると、ミズホはご神体で鎮められるというもの、そしてエミが参考情報を出して、ゲント隊長、毎度おなじみ目を閉じて手を頭に当てる仕草、コミカルな要素もあるものの、みんな真剣、往年のドリフターズ的な展開に拍手です。
(5) ご神体を復元にアンリ、ゲント隊長で
 そして、ドルゴのところに行くのにアンリとゲント隊長がいくものの、ゲント隊長吹き飛ばされて、毎度おなじみの変身、そして明らかに相手を傷つけないための戦い、コスモス的なもの、さらにアースガロンも復帰、すると、ブレーザーはスパイラルバレードを分割してメガショットを除去、アンリのご神体復元をブレーザーはアシスト、ドルゴは動きを止めて、ブレーザーはそれを土に帰すのをする、ウルトラシリーズ、定番の怪獣を倒さないパターン、さらにアースガロンのアシストもさすがでした。ドルゴは冬眠になり、自然と共存共栄すべき、ウルトラシリーズの真骨頂でした。また、秋田県の設定で、方言の設定もよく、ラストシーン、主題歌アレンジBGMも良かったです。
(6) 次回は特別総集編
 次回は第1話〜第5話の、テレビ映像などによる総集編、これはトリガー以来、7月開始、総集編を3つ入れて翌年1月に最終回が、クリスマスや正月の商戦にいいのかも知れません。ムチャクチャな暑さです、皆さんお元気で。
No.12202 - 2023/08/05(Sat) 14:23:50

Re: ウルトラマンブレーザー 第五話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんおはようございます。
神社仏閣は封印、それを壊してバチが当たる話でしたね。無許可でやったのでしょう。よりによって背ビレに取り付けてしまったメガショット、高性能なのが徒になり、苦戦するブレーザー。あんなに素早く小回り出来るなんて。が、アースガロンも凄かった!横っ飛びで回転しながら二丁拳銃で応戦、なんという機動力!コクピットの衝撃吸収能力が高いからパイロットが無事なんですよね。
これは環境破壊をテーマにした話ですが、過去作で私が好きなのはタイガの「カレースプーン代わりのフォークを捨てずにポケットにしまう」話です。伝統芸を披露しつつ社会問題を取り上げる。また何かして欲しいです。
では、今日はこれにて失礼致します。台風が来ますが、皆さんもお気をつけて下さいね。
No.12203 - 2023/08/09(Wed) 09:43:16

ウルトラマンブレーザー 特別総集編 巨大生物の正体を追え 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木純一郎 演出:村上裕介

(1) 前代未聞 テレビディレクターによる特別総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。日本列島は猛暑、そして台風と大変ですがいかがでしょうか。
 今回はゼット以来定番の特別総集編、トリガーではデバンが担当、デッカーではマルゥルとホッタ・ヨシミチが担当とウルトラマン関係者?の案内でしたが、今回はテレビ局TKBのディレクター、サブロウタ、タクマ、レイコの三人が、巨大生物、怪獣の特番を作るのでそれの構成を考えるという前代未聞のもの、中でも、レイコは第1話でレポーターのチョイ役でしたが、第1話のブレーザー初登場を目撃したものが再登場、と言うより、こういう総集編を作るために出てきたもので、シリーズ構成の妙にビックリ、そして、防衛隊や内部の目ではなく、取材するもの視点でウルトラマンと怪獣を特番、それも3時間でやるものの構成を考えて、第1話から5話までの振り返り、あまりに見事な構成に拍手でした。今回はSKaRDの面々は過去のドキュメンタリー?映像で出るのみ、テレビシリーズは革新的ですが、総集編まで凝るとは、今のウルトラシリーズの作り手さんに脱帽です。
(2) テレビディレクターから見たウルトラマンと怪獣
 そして、三人がこれまでの怪獣とブレーザーの戦いを見て、ブレーザーのことを正義の味方と語り、今まで、テレビ関係者によるウルトラマンを見るものは、ガイアでテレビ局のスタッフが準レギュラーでしたが、特番を作る観点で見るのは新鮮、また第4話の悪徳社長(怪獣を退治する薬品を防衛隊に売りつけるために怪獣を出した)はやはり逮捕、そして第5話の東北のもの、タクマはミリオタ(ミリタリーオタク)の仲間の情報というもの、今までに見たことのない展開にビックリでした。
(3) 休憩室でのもの
 アイデアを出すのに、休憩室でコーヒー、休憩室には寝泊り厳禁と手書きの張り紙があり、実際のテレビ局は友人にジャーナリストもいて聞きますが、こういうリアルなテレビ局の雰囲気を見せてくれて、これは総集編にとどまらず、ネタものとして面白いものでした。
(4) そして、オチは…
 最後に、サブロウタ、頑張ろうと、防衛隊の取材、とすると局長から電話、スポンサーの意向でアニメに差し替え!これは、テレビ局ではよくあるもの、新作の予算がなく既存のもので、となり、タクマ、レイコガッカリ、しかしこの三人、この後の総集編にも出て来そうです。
 次回はカナン星人、セブン以来の55年ぶりの登場、今後も楽しみです。台風7号、僕のいる関西直撃かも知れず、猛暑も続きますしコロナも拡大の模様です、皆さんお元気で。
No.12204 - 2023/08/12(Sat) 14:17:38

Re: ウルトラマンブレーザー 特別総集編 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
テレビ業界の苦労を垣間見る話でしたね。もう他局でもさんざんしているから何か突出した物を、それなら防衛隊に突撃取材と思ったら、局長の意向で変更に。防衛隊からの圧力もあるのでしょう。4話、5話は青っ恥でもありましたから、これ以上ほじくり返されたくないでしょう。しかし、彼らがこのまま引き下がるとは思いません。ペンは剣よりも強しを、いい方向に持って行ってくれますように。
それでは、今夜はこれにて失礼致します。残暑はこれからですので、気をつけて下さいね。
No.12205 - 2023/08/18(Fri) 23:19:51
明けましておめでとうございます。 / レイゴ管理人 [地球外]
みなさん、明けましておめでとうございます。
棺桶のジョーさん、いつも考察をありがとうございます。

昨年も大変お世話になりました。
時が経つのが早く、ウルトラマンコスモスこと、杉浦太陽さんのところの一番下のお子様が4歳になり、ウルトラマンコスチュームを着られていらっしゃるとか。

彼がそのうちウルトラマンになるやもしれません。

光陰矢のごとしとはよく言ったものです。
コスモスもメビウスもつい、先日見ていたような気がするのに、です。

ここに集うみなさんが、毎日つつがなく、お変わりなく、お過ごしいただくことが本当に私の願いになってきました。

みなさん、変わらず、ここに集って下さいませ。
心からお願い致します。

本年もどうぞよろしくお願いします。
No.12176 - 2023/01/01(Sun) 00:09:52

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さん明けましておめでとうございます。
 昨年はロシアのウクライナ侵攻、元総理銃撃、統一協会問題など日本、世界は激動でしたが、ウルトラマン、円谷プロにとって誕生以来最良の時で、シン・ウルトラマンの大ヒット、それも国際的なもの、ウルトラシリーズの売り上げも大変良くて、円谷プロの業績も過去最高、ウルトラマンデッカーも好評、本当に素晴らしい1年でした。
 杉浦太陽さん、こちら関西ではワイドショーなどにたまに出られて、お子さんがウルトラマンコスチュームとは素晴らしいことです。そして、昨年は住宅展示場などのウルトラマンのイベントに10回ほど行き、いずれも小さいお子さんが変身アイテムなどを持ってこられて大人気。やってくるヒーローも、昨年は最新作のデッカーも4度も来たし、さらに昭和ヒーローも久しぶりに来ました。また、東京ではウルトラマンエキスポも人気です。
 今年も、7月以降新作ウルトラシリーズが登場の予定で、何よりニュージェネレーションシリーズが軌道に乗って以来、新作が途絶える危惧をしなくていいというのはウルトラマンの歴史で初めて。ネットでは例によりおもちゃを売るために作っているなどの陰口はありますが、10年以上続いて仮面ライダー、スーパー戦隊と並んで特撮がヒーローを独占(今はガンダムも水星の魔女が人気で、プリキュアを含めて5大シリーズがそろい踏み)。デッカーもラストスパート、そして劇場版も2月にあり、グリッドマンの劇場版も予定、こんなウルトラシリーズ関係が好調なことはありません。
 今年は、ゴジラも予定、さらにガメラも特撮かどうかは不明ですが予定されて、もちろんライダーと戦隊は定番、特撮にとって最高の年です。しかし、戦争でエネルギー危機、ウクライナ侵攻に、森次晃嗣さん、ひし美ゆり子さんもセブンの超兵器R1号を引き合いに言及されました。
 コロナも、兵庫県では人口の2割が感染、またインフルエンザも大変です、今年も皆さんよろしくお願いします。、お元気で。
No.12177 - 2023/01/01(Sun) 13:50:16

Re: 明けましておめでとうございます。 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は何度も欠席してしまい、失礼致しました。本年も危ういですが、何卒お許しください。
さて、欠席分の感想を少しでもと思います。「愛って何なんだ、正義って何なんだ」を繰り返さずにはいられない展開ですね。カナタは未来の惨劇を話だけでしか知らず、それなのに救わなければならない、どうすればいいのか、でも「やるしかねえんだー!!」幸せな未来のために。リュウモンにも完全にバレたことですし、皆にも話すときが来たと思います。「ハネジローにはすぐばらして、自分たちは後まわし?」なんて言われそう。でも、当初は何故自分が選ばれたのか判ってなかったし、未熟者の自分に全ての期待に応える自信は無かったろうし。秘密を抱えるのはつらいですね。支えてくれますよね。
では、今日はこれにて失礼致します。今年も皆さんにウルトラの奇跡が起きますように。
No.12178 - 2023/01/03(Tue) 11:33:46

ウルトラマンデッカー 特別総集編3 立ち上がれデッカー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎 演出:村上裕介

(1) 地球滅亡のピンチ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナウイルスまた大変ですがいかがでしょうか。
 今回はラスト2話を前に特別総集編、今の時期に入れるのはどうかと思われて、例によりホッタのオッサンとマルゥル登場、またもや掛け合い漫才、ホッタのオッサンは、ウルトラマンが何とかしてくれるというものの、これは帰マン5話の岸田長官の、困ったらウルトラマンが来てくれるとは異なり、今までの戦いは全てデッカーとGUTS-SELECTの共闘で勝ち抜いたもの、ラスト2話直前に入れた意味もよくわかるものでした。
 ラスト2話は、スフィアのバリア収縮が始まるもの、このように地球滅亡のピンチになるというものはヒーローものの、円谷作品やロボットアニメの定番、ウルトラシリーズでは昭和だとセブンの最終回に人類皆殺し計画があり、それをウルトラ警備隊とセブンが阻止、ミラーマンだとインベーダーの星を地球にぶつけるなどあり、平成以降は巨大なラスボス怪獣が、ティガのガタノゾーアを筆頭に、ダイナではグランスフィアが地球はおろか太陽系を破壊しようとする、ガイアだとゾクにより地球破滅、マックスはギガバーサーク、メビウスではエンペラ星人による地球の危機になり、地球滅亡のピンチはSFアニメ全体に広げると、宇宙戦艦ヤマトで滅亡まで1年、宇宙の騎士テッカマンは公害で3年で滅亡などあるもの、この背景に、日本沈没などの滅亡SFがあり、おそらく平成以降の展開はそれらを意識したもの、困難を人類とウルトラマンのコラボで乗り切る、定番の展開は毎回燃えるものでした。
(2) マルゥルとホッタのオッサンの漫才
 今回はトリガーと、デッカーの戦いを振り返り、うまい編集で(クロニクルシリーズの編集はどれも見事)、トリガー最終回、みんなの光がトリガーの力になったものを紹介、トリガーの最終回はトリガーと人類のコラボでメガロゾーアにとどめ、これはティガの最終回、子供たちの光だけで復活は問題という批判に答えたもので、マルゥル、トリガーの最終回、大危機を乗り切ったと、せんべいを食べながらの対話、これは昭和の漫才のようなもので楽しかったです。
 そして、デッカーでは(ウルトラシリーズ全体に言えるものの)、ウルトラマンと人類の共闘、初代マンの小さな英雄で,ハヤタは自信を無くしかけたイデに、ウルトラマンと科特隊は持ちつ持たれつだと言った通り、そしてウルトラマンが活路を開いて防衛チームがとどめという展開も多数あり、今回の特別総集編は、ウルトラマンと人類の絆を描いたものでした。ホッタのオッサン、特別総集編のみの登場は残念、しかし漫才的な意味は楽しいです。
(3) 別世界のウルトラマンのこと
 そして、デッカー、トリガー以外のウルトラマンとしてダイナも言及されて、ワームホールから出たダイナ、それも主題歌(ただ、カバーバージョンの模様でしたが)、そしてウルトラマンサーガでのゼロ、コスモスのこと、マルゥルはデバンから聞いたもの、これはマルチバースの設定をうまく使い、ご都合主義ではなく、過去の映像をうまく使いやってくれました。そしてホッタのオッサンはコスモスはともかく、ゼロも知らないもの、そして3人のウルトラマンの合体のウルトマランサーガのこと、ホッタのオッサンは、情報が滝のようでオジサンついていけないというもの、二人のやり取りは楽しいものでした。さらに、色々な時空や、光の国とホッタのオッサンは、黒幕的なものとか言及、痛快なネタでした。君は知り過ぎたと黒幕が消しに来るとか、昭和の刑事ドラマや時代劇のネタ、ヒットマンという単語をテレビで聞いたのは何十年ぶりか、そして地球の最期ならヒットマンもオッサンを狙えないとネタ、マルゥルはデッカーとGUTS-SELECTの底力を信じているという結末、なるほど、でした。
(4) 最後のオチ、経理から
 で、ホッタのオッサン、人類とウルトラマンの協力で未来は…と言ったところで経理の女性ヤザキ・テルミが来て、精算書がこれだと落ちないというもの、ホッタのオッサンは即直すものの、最初にテルミちゃんと、というようなものが最後のオチにうまく結びついて、僕も勤め人時代にこの手のことはたくさんあり、ホッタのオッサン、ギャグ的なキャラクターで、デッカーはカナタも芸人的な位置付けがあり、特務3課の話、楽しめました。
 最終2話は、スフィアのバリア収縮まで3時間、そして来月は劇場版もあるし、楽しみです。寒いです、皆さんお元気で。
No.12179 - 2023/01/07(Sat) 14:28:08

ウルトラマンデッカー 第24話 夢の果て 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) スフィアに取りつかれたカナタ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます、昨日と一昨日、イベントなどで書き込み遅れてすいません。
 ラスト2話、この展開はメビウスの第49話を思わせるものがあり、リュウモンはカナタがデッカーであったと知り、そしてハネジローがゴモラとの闘いから知っていた、そしてハネジローは言わなくて申し訳ないというものの、しかしレギュラーメンバーは知っているか、勘づいているもの、現にリュウモンも2話前、デッカーの変身解除を見てカナタが変身だと知っても、意外ではなくやはりか、の模様、そして何よりビックリはカナタがスフィアに侵食されたもの、これはサプライズ、ダイナのスフィアは不定形の得体の知れないものでしたが、デッカーではスフィアソルジャーがレギュラーで出て、それがソフビで出る模様、アガムスはスフィアの力を利用していたものの、ウルトラマンの主人公がこのような敵のものに侵食されるのは初めて、そしてそのため変身してもすぐにカラータイマーが赤くなり、しかしそれでも必死に戦うカナタたち、ウルトラシリーズは最終回で絶望的な流れになるものも、これは重いもの、最近のシリーズは半年ものなので、1年ものなら3,4話かけてやるものを2話でやったものもありましたが、充実したもの、脚本の根本さんも、監督の武居さんもウルトラシリーズの重鎮、見事なドラマでした。
(2) 恐怖のスフィアオベリスク
 前回から、テラフェイザーとスフィアの共同で、巨大な光の柱、スフィアオベリスクが出現、メインのアルファと、それを守るベータ、ガンマ、これによりスフィアのバリア収縮になり、そうすると地球が潰されるもの、今回は、地球がスフィアのバリアに包囲されて、宇宙と断絶させられた設定、そのメインのアルファをナースキャノンで破壊する、その邪魔になるガンマをまず地上からメガアースを使用した爆弾を仕掛けて破壊して、最後のナースキャノンでアルファを破壊するもの、しかしナースデッセイ号は飛行不能、GUTSファルコンもホークも使用不能、これらメインのメカがやられていても、何とか戦うのはウルトラシリーズでは多数あり、帰マンでは最終回、基地が破壊されて、不時着したMATアローを何とか修理するものの、燃料を少ししか運べない絶望的展開などあり、残された武器はわずか、その中で、カナタもイチカ、リュウモンも小隊を率いて爆弾設定のもの、こういう追い詰められての展開は見ているものも重くなり、そして気合の入るもの、絶望的展開の中で、わずかな希望を模索しての闘いは劇的でした。
(3) この時期でもマイペースのカナタ
 この絶望的展開で、カナタは隊長たちに作戦を任せてマイペース、これはカナタが芸人的な位置が効いて、そして第2話の、学生時代の仲間が最終決戦に参加、カナタは最近のウルトラシリーズのキャラクターでも芸人的な位置と、シリアスなものをやってくれて、素晴らしいものがありました。しかし、スフィアに侵食されて大変、これはセブンが最後、体力を消耗して太陽エネルギー補給不能になることや、メビウス、コスモスの末期の模様もあり素晴らしい展開でした。
No.12180 - 2023/01/16(Mon) 06:45:12

ウルトラマンデッカー 第24話 夢の果て 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 最後の作戦
 そして、カナタたちは爆弾を仕掛けてガンマを破壊、そしてナースキャノンで発射になるものの、テラフェイザーの反撃でナースデッセイ号指令室被弾、ムラホシ隊長が負傷、さらに攻撃を受けてカイザキ副隊長も負傷、隊員がこのようなダメージを受けるのは、メビウスの、不死身のグローザムで男性隊員が全員負傷して、女性のみで戦ったことがあり、そしてモロボシ・ダン、ウルトラセブンの助太刀もあり、グローザムは最後コノミがとどめをさしたこともあるものの、カナタは負傷しながらにデッカーに変身、しかしスフィアの浸食と、今までのダメージでカラータイマーは最初から赤、かなりきつい状態、そして、妨害するテラフェイザー、アガムスと対峙、リュウモン、イチカたちの援護もあり、一時はテラフェイザーを退けて、そしてスフィアオベリスクのアルファを破壊して、これでようやく、地球を覆っていたバリアは破壊されて、火星との通信再開、それを満身創痍のムラホシ隊長も確認、このバリアで、地球は孤立させられて、このように地球が孤立するSFものも珍しいものですが、見事な展開でした。
(5) アガムスの位置
 今回、テラフェイザーを操縦するアガムスは、言葉少なめ、かつてのようにカナタ、デッカーに敵意むき出しのようなものではなく、前半はテラフェイザーとデッカー・ダイナミックの戦い、しかし、アガムスにレリアが語りかけて、これは回想シーンではなく、新撮影。カナタは、大切な人を守れなかったことで、地球に復讐はいいのか、そしてレリアは様々な星の人たちと友達になりたいということを語り、これら、ギンガ以降の、インナースペース、変身前の主人公が語るシーンを、最近うまく使うようになり、人間ととしてのカナタとアガムスの対峙、素晴らしいものでした。
 アガムスの言っていた花、太陽などはレリアの言葉、最後はアガムスの、テラフェイザーによるTRメガバスター発射でスフィアオベリスクアルファは破壊されて、バリア解除のシーンのカタルシスは素晴らしいもの、カナタとアガムスが支え合い、カナタがありがとうというのは感動的でした。
(6) ところが、マザースフィアザウルス降臨
 これで、一件落着かと思いきや、ウルトラマントリガーが落下、それも満身創痍、そして、皮肉にもバリアがなくなり、マザースフィアザウルスが降臨、これはメビウス49話でエンペラ星人の降臨を思わせて、そしてトリガーがウルトラマンヒカリの位置、トリガーは宇宙で、このえげつない強敵、マザースフィアザウルスと一人戦っていたわけで、マザースフィアザウルスは着ぐるみ怪獣としてえげつない規模、最近の着ぐるみ技術の向上にビックリ、そして、カナタくん、ケンゴさんと、これは変身前のインナースペースの設定を生かして、マザースフィアザウルスはトリガー、デッカーを圧倒。するとテラフェイザー、アガムスはマザースフィアザウルスに立ち向かい(マザースフィアザウルスの惑星降臨はないというもの)、トリガーは変身解除、それもイチカ、リュウモンの前、イチカはその実態を知り驚愕、そしてデッカーも敗退、ゼットの24話でも、デストルドスの脅威は大変なものでしたが、アガムスはマザースフィアザウルスの攻撃をテラフェイザーで受けてデッカー、カナタを守り消滅、この展開はメビウス49羽のザムシャーを思わせて、圧倒されました。
(7) サプライズ、変身アイテム破損
 変身解除したカナタ、そしてディーフラッシャーが消えてなくなり、変身アイテム盗難はシリーズではたくさんあったものの、壊れるのはガイアの50話でエスプレンダーが使用不能になって以来、さらに、トリガーのエタニティコア出現、これはデッカーがトリガーの続編である設定を生かしして素晴らしいもの、しかし絶望的展開に圧倒させられたもの、そして、来月には劇場版も予定されて、テレビの最終回はどうなるか、戦々恐々です。果たして、ディーフラッシャーは最終回でどうなるか、楽しみとともに怖いものもありました。
(8) 兵庫県姫路の住宅展示場にウルトラ6兄弟のイベントに行きました
 8日には兵庫県姫路市の住宅展示場にウルトラ6兄弟のイベントがあり、行きました。同日に加古川市の住宅展示場ではデッカー、ゼットほかのイベントもありましたが、昭和を選びました。ゾフィー、初代マン、セブン、帰マン、エース、タロウ、しかし一番新しいタロウすら50年前、ですが、小さいお子さんを連れた親子連れのラッシュ、昭和ウルトラを動画配信やDVDで見ている様子、素晴らしいものでした。今年もウルトラマンの住宅展示場のイベント、またありそうで行きます。コロナ、インフルエンザもなかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12181 - 2023/01/16(Mon) 06:45:50

Re: 第24話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
あの「花」「太陽」とかいうのは、覚え立ての地球の言葉だったのですね。よその星の人類と友達になりたい…。メビウスのヒロトに通じると思いました。叶わずして散った願いはどうすればいいのでしょうか。同じ願いを持つ人を応援するしかないのは切ないですね。しかし泣くヒマも泣くボロボロになっていくカナタ達、トリガーまで叩き落とされてきた時にはガーンと来ました。そしてアイテム消滅?なくす、壊れるよりハードです。はたしてどのように最後の戦いに挑むのか?来週をひたすら待つしかありません。
それでは今夜はこれにて失礼致します。寒さが厳しくなってきました、皆さんどうぞお大事に。
No.12182 - 2023/01/20(Fri) 23:18:52

ウルトラマンデッカー 第25話 彼方の光 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 感動の最終回
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。来週は10年に一度の厳寒になりますが、いかがでしょうか。
 デッカーの最終回、感動的でした。これは、1年のシリーズならもう少し長く描けたものを半年でやるので2話分くらいで行くものを30分に詰め込んだので、少しご都合主義的なものもありましたが、ラストシーンはそんなものを吹き飛ばす展開でした。全開でディーフラッシャー損失、どうやって変身するのか、SNSではアキトが変身アイテムを修理という声もありましたが、結果としてガイアの最終回の要領でやり、さらに限定された戦力でやるもの、そして総力戦の末に勝利、カナタも両親と再会、素晴らしいものでした。
 冒頭、避難者の中にカナタの祖父もいて、そしてケンゴがスフィアと接触して、エタニティコアのことを知り、さらにカナタはスフィア浸食で命の危険、それでも戦うもの、セブン最終回などの展開があり、昭和から続くシリーズの真骨頂でした。
(2) 俺がウルトラマンですとカミングアウト
ムラホシ隊長はかなり負傷、そして、以前アガムスの示唆していたマザースフィアザウルスの弱点、これはアガムスがテラフェイザーを操縦するアイテムにあり、マザーのコアが弱点、それを残された戦力で撃破。ムラホシ隊長は、人類の力では困難というと、ウルトラマンと共闘するもので、カナタが、俺がウルトラマンだとカミングアウト、これにムラホシ隊長は愕然、カイザキ副隊長も松葉杖でビックリ、しかし第1話の段階でムラホシ隊長は気づいていたものもあり、なるほどになり、結末のもウルトラマンと人類が力を合わせたからここまで来れた、そして未来も拓ける、ウルトラシリーズではこのように人類とウルトラマンの共闘で勝ってきたもの、決してウルトラマンだけでは勝てない、この点はシン・ウルトラマンも同じ、定番ですが燃えました。ムラホシ隊長は、カナタがウルトラマンであり体を酷使、それなら命じられないというもので、イチカはカナタが死ぬかもしれないとして、決められないというもの、そしてどうして行ってくれなかったというもの、イチカは第2話の時点で気づいていたものもあり、カナタは一人で戦い、しかしカナタは一人で戦ったのではなく、GUTS-SELECT、いや訓練校の時からみんなと闘っていた、仲間だから、これはウルトラシリーズの真骨頂、どのシリーズも、ウルトラマンと人類の連携で未来を作り、そしてムラホシ隊長は、カナタは訓練校で最低でも特訓して、リュウモンは見つめる天才、イチカ、カナタを評価、カナタを努力の天才と評したのは見事でした。
 また、過去のシリーズでは、自分がウルトラマンだとカミングアウトした場合、その主人公は仲間のもとを去る例が多く(セブン、エース、レオ、ダイナ)、今回はカナタは仲間の元に帰還、素晴らしいものでした。他方、最終決戦にケンゴがウルトラマントリガーというのをカイザキ副隊長が知りビックリ、この点は新機軸、素晴らしいものでした。
(3) ケンゴもカミングアウト
 最後の作戦は、ケンゴがウルトラマントリガーであるとカミングアウト、それにムラホシ隊長、カイザキ副隊長もビックリ、しかしリュウモン、イチカは第7,8話の時点でカナタのもの同様に勘づいていたもの、こういう設定の利用、さらにケンゴのスマイルスマイルは見事、前作のウルトラマンとの共闘が最終回でやるのは初めて(メビウスでは、ゾフィーが最終決戦に助太刀)、素晴らしい展開でした。
No.12183 - 2023/01/21(Sat) 16:03:13

ウルトラマンデッカー 第25話 彼方の光 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 戦闘機、テラフェイザーで戦い
 そして、不十分なGUTSファルコンとホークを、パイロットの操縦でやるもの、リュウモンが、イチカに、ファルコンは元々無人機なので乗り心地は最悪と、第4話での隊長の言葉を再現、最終決戦、ワンダバBGMに乗り開始、リュウモンとイチカはスフィアソルジャーと戦い、そしてケンゴがウルトラマントリガーのグリッターエタニティになり、マザースフィアザウルスのコアをつかんでエネルギーを得て、それを光に変換してケンゴに与えてデッカーになるもの、前回壊れたディーフラッシャーが容易に復元はちょっと安易ですが、これは尺の関係でこういう展開になり、しかし内容は素晴らしいものでした(この最終回、1年ものならラスト2話を3,4回でやっていたと推察されて、しかし結末はそれら疑問を吹き飛ばす素晴らしいものでした)。このパターンはガイアの最終回、ラスボスに一旦敗れたガイアとアグルに、地球怪獣のエネルギーを与えて復活させたパターンと同じ、過去作のオマージュをうまくやってくれています。何より、ケンゴからカナタへのタッチは最高、航行不能のナースデッセイ号が復活はちょっとご都合主義的なものもありましたが、これはまあ、いいでしょう。
 デッカーはダイナミックタイプになり、そしてハネジローがテラフェイザーを起動、最後の最後で味方になり、ハネジローは任せろカナタというもの、素晴らしい相棒、カナタはスフィアに侵食されながら必死に戦い、この特撮、武居監督のものも素晴らしいもの、これほど高い水準の特撮を見せてもらえるなら、年の半分でも文句ないです(今は映像業界は人手不足で、これができるのは奇跡)
(5) マザースフィアザウルスの言葉
 決戦で、GUTSグリフォンになり、マザーのコアに集中攻撃、ケンゴも銃で戦い、すると、デッカーにスフィアソルジャーが取り付いて、メンバー全員に、スフィアが宇宙を支配するものを語るシーン、これはダイナでも、スフィアがまるでエヴァンゲリオンの人類補完計画を思わせるものを宇宙に強要して(あるいは、ウルトラマングレートの中ボス、ゴーデスの考えと同じ)、しかしそれをヒビキ隊長が一蹴でしたが、全宇宙の一つの生命を融合して、完全な生命体になら未来は一つというもの、もちろんこれは間違い、今回はカナタが一蹴、未来を勝ってに決めるな、失敗も間違いもあるが、何度でもやり直せばいい、まったくその通り、悲しみを乗り越えて前へ、未来へ進むというもの、命の数だけ未来がある、全くその通り、そして主題歌も流れて最終決戦、デッカーはフラッシュタイプ、カラータイマーは青になり、これはスフィアの侵食を吹き飛ばしたためと推察、GUTS-SELECTもテラフェイザーも援護、ラスト、セルジェンド光線でマザースフィアザウルスのコアを破壊して倒すのは、前々作ゼットの最終回を思わせて感動的でした。最終決戦で基本の必殺技にてラスボスを撃破、この辺はゼットの最終回を想起させる展開、監督、脚本家の皆さんの努力で2022年にこんな高水準のウルトラマンを見られて本当に素晴らしいものです。
(6) アガムスとレリア復活?
 マザースフィアザウルスはデッカーと人類の前に敗北、スフィアのバリアは消えて、そしてカナタの変身アイテムは消えて、これはティガのテレビの最終回の形、最後、カナタがアガムスとレリアの姿を見るもの、これで未来は変わり、二人は生きていた未来になったと推察されました。カナタ、闘いの先に何があるかわからず、しかし目の前にあるものを一つ一つ、それが未来につながるというもの、これは昭和からのウルトラシリーズの定番です。
(7) 大団円
 火星のスフィアも消滅、カナタは、ディーフラッシャー消失、どうやら未来のアスミ・デッカーの元に戻った模様、これはダイナだとラスボスを倒して異次元に吹き飛ばされてアスカが行方不明になったダイナと対照的、そしてあなたたちと戦えて誇りだとムラホシ隊長は語り、すると火星からみんな帰ってくるもの。ティガは変身アイテム喪失、そしてみんなの元に戻り、ティガとダイナの結末が、トリガーとデッカーで正反対になり、面白いものでした。ディメンションカード怪獣(カプセル怪獣)の設定が途中からなくなったのは残念でしたが、ラストシーンは素晴らしいものでした。
(8) 来月は劇場版
 そして、2月に劇場版、最終章、旅立ちの彼方へ、ウルトラマンディナス、キングジョー登場などあり、楽しみです。
 また、シン・ウルトラマンは北米で劇場公開、話題になっている模様で、今のウルトラマンの人気を支えているのは動画配信、昨年11月に出たセブンのモノマガジンでもDVD、ブルーレイではなくサブスクで見ようになっていて、ユーチューブで動画配信を世界で見られて、世界でウルトラマンは人気、そして今年も7月から新作が予想されて、どうやらウルトラマン版の仮面ライダージオウ的な模様です。
 コロナもまだまだ大変です、また今年は住宅展示場でのウルトラマンのイベントも続くと思い、行きます。皆さんお大事に。
No.12184 - 2023/01/21(Sat) 16:04:10

Re: 第25話感想 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。何とか観れました。
イチカ、「決められない」とか「死んじゃうかも知れないんだよ」ってよく言ってくれたわー!!これでいうこと聞くようじゃ地球は守れないって判っちゃいるけど、言う権利ぐらいあるわ!ルーブの澪が「駄目ーーっ!!」と言うのを思い出しました。でも、「やるしかねえんだー!!」なのよね…。
それでエネルギーコアを利用するとは。そうよね、あれは皆の物でもあるわよね。先にトリガーにとって貰って、カナタにわたす。復活するアイテム、変身!テラフェイザーも再起動、総力戦です!しかし敵は洗脳作戦に出ます。全てを一つに…って、自分達の総意が纏まればの話、無理に決まってます。これを全力で拒否、遂に撃破!私、これでカナタが力尽きて、何処かへ飛ばされてしまうんじゃないかと心配しましたが、この世に帰ってきてくれてよかった。アイテムも消え、ああ、終わったなあ…。子孫の時代に帰るんだ。子孫がまた出て来てくれるといいのですが。本当の戦いはこれからですものね。
今回は感想掲示板の書き込みは途中欠席してしまい、ちょっと残念でしたが、観賞は全部しました。次回作は出来ますように。では、皆さんも私もデッカー、劇場に観に行く事が出来ますように。
No.12185 - 2023/01/23(Mon) 11:53:54

ウルトラマンデッカー 劇場版 旅立ちの彼方に見ました / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラマンデッカーの旅立ちの彼方へ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ようやく厳寒も収まってきましたがいかがでしょうか。
 2月に、ウルトラマンデッカーの劇場版、旅立ちの彼方へ、劇場公開されて、神戸ではキノシネマ神戸国際(旧神戸国際松竹)で見ました。まず、パンフレット売り切れにはビックリ、他の劇場でも同様の模様で、これは昨年のウルトラマントリガー、エピソードZ同様円谷イマジネーションでの動画配信がメインで劇場公開はサブでも、公開当日にデッカーのイベントもあり、予想外にヒットしている模様です。作品は、もちろんネタバレは避けますが、テレビシリーズのメイン監督、脚本によるもので、どうやらテレビシリーズの後日談を劇場版でやる模様で作られたもので、ニュージェネレーション映画はギンガS以来、ゼットは作られなかったものの、作品として名作、テレビシリーズ同様に素晴らしいもので、感激でした。
(2) サンケイスポーツのウルトラマン投票、セブンが1位
 そして、サンケイスポーツが円谷プロ60年を記念して、歴代ウルトラマンの投票を行い、2月22日に公開、https://www.sanspo.com/article/20230222-J3LMIAOWMFJ43C2KCBWN7NLYGQ/ 結果は、セブンが1位、ゼット2位、初代ウルトラマンとティガ同率3位、昨年9月のNHKによる全ウルトラマン投票と類似の結果ですが、今回はネット投票とハガキ投票があり、またゼロは主役シリーズがないために除外でしたが、セブンはネットでは2位なものの、はがきで圧勝、今回はハガキ投票というアナログ投票もあり、その上位がセブン、初代ウルトラマン、タロウ、帰マンと全部昭和、面白い結果で、森次晃嗣さんも1位に感激、またゼットはネットでは1位、昨年の全ウルトラマン投票でも上位でしたが、星雲賞を取るほどの名作で、これはシン・ウルトラマンを、ウルトラシリーズにあまり詳しくない人が見てウルトラシリーズに関心を持ち、そしてテレビシリーズを動画配信で見るのに、最近の名作としてゼットを見たためかも知れません(さらに、それでジャグラス・ジャグラーも注目、オーブも見たもの、全ウルトラマン投票ではオーブもベストテン入り、ジャグラーは何と2位、セブンガーは1位とゼット勢が強かった)。そして、ネクサスも全ウルトラマン投票に続いてベストテン入り、当時はウルトラシリーズ打ち切りの元凶とも言われたものの、これもシン・ウルトラマンを見た人がULTRAMAN2004を関連で見て、ネクサスを見たのかも知れません。ともかく、昨年のウルトラマンのルネサンスは凄いものでした。
(3) 円谷フィールズHD、何と中国ではディズニー以上
 さらに、話題になったのが、円谷プロの経営、親会社フィールズが円谷フィールズホールディングスとなり、その決算が報告されてウルトラファン仰天!https://news.yahoo.co.jp/articles/3a99b6b89bbaac1bbb79d375be6f2be4c113afe3 株価が1年で10倍、信じられない上昇で、中でも中国でのライセンス収入が前年比プラス300%、その結果、中国のキャラクターのシェアではウルトラマンは何とディズニーを抜いて1位!ディズニーは、現CEOの塚越隆行さんの出身母体ですが、しかしディズニーは世界最大のエンタテインメント企業、それを中国でウルトラマンが抜いたとは信じられないもの、すでに、中国では上海にウルトラマンのテーマパークができるほど、以前から中国の人気がウルトラマンの生命線でしたが、2007年の円谷プロ買収の際にどん底であったウルトラマンの人気、今や世界市場を得て、仮面ライダーやガンダムと並ぶキャラクターになったのは素晴らしいことです。
(4) 追悼、松本零士さん
 そして、ウルトラマンとは直接関係ないものの、偉大な漫画家の松本零士さん、85歳で亡くなられました、もう高齢であったとは言え、僕ら宇宙戦艦ヤマトリアタイ世代にはショックでした。松本零士さん、幼少期を兵庫県明石市で過ごされたと今回神戸新聞の記事で初めて知りました、https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202302/0016085271.shtml 明石は子午線の町、そこから宇宙を描かれて、松本零士さんのSFアニメは、ヤマト、キャプテンハーロック、銀河鉄道999など、全て宇宙を舞台にしたもの、その宇宙のルーツが明石市とはビックリ、地元は、横山光輝さんは神戸出身、そして今鉄人28号実物大モニュメントが新長田にあり、水木しげるさんは神戸に住まわれて、居城地の兵庫区水木通からペンネームを取られて、手塚治虫さんは宝塚に住まわれて、70年代のアニメブームは関西の夕方の再放送が起爆剤、関西の漫画・アニメ文化はこのような巨匠の皆さんの出身地であったためなのです。松本零士さん、ありがとうございました。
(5) 神戸と加古川の住宅展示場にウルトラマンのイベントに行きました
 そして、今月は神戸と加古川の住宅展示場でウルトラマンのイベントがあり、行きました。どちらも昨年までの住宅展示場のイベントでは考えられないたくさんの集客、神戸最大の住宅展示場、西神中央というところにあり、昨年もイベントありましたが、今回は3月の、大阪でのウルトラマンの有料イベントのチケットプレゼントがあったためか大変な人出、オーブ、ジード、ルーブ、タイガ、ゼット、トリガーの最強形態のものでしたが、素晴らしいものでした。
 さらに、昨年4回行った加古川の住宅展示場、住宅展示場として兵庫県最大のもので、セブンとゼロのイベントがあり、そちらは神戸以上の集客、セブンとゼロのショーの後、タロウ、タイガも出て、さらに何とサプライズゲストとしてデッカーも来てこれはビックリ!この日はデッカー劇場版公開の日で各地にデッカー出てきたもので、キャラクターイベントでのサプライズゲストは初めて(ウルトラマンフェスティバルなどではあった模様)、カメラを持ってもらった30代くらいの父親と3歳くらいの男の子、男の子は何と昭和ウルトラマンのファン、どうやら動画配信で様々なウルトラマンが見られて、世代を超えてのファンを獲得している模様です。3月は姫路の住宅展示場にゼロ、ジードが来るので行こうかと思っています。
(6) そして、今年も新作ウルトラマンが登場の予定
 昨年のトリガー、エピソードZは配信のものだとデッカーのことが予告されたものでしたが、今年は2月公開のためかまだなし、ただ雑誌には一部情報も出て、今年も夏から新作は決定的、これはウルトラマンが仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズ同様おもちゃなどの売れ行きが好調、さらに出演した役者さんがブレイクする(70年代は太陽にほえろなど刑事ドラマが若手役者の登竜門でしたが、最近は1年半年続くドラマが特撮以外は大河ドラマのみで、若手育成は特撮の独壇場のため)、思えば、今のニュージェネレーションスターズの2回目に、ギンガ第1期の第1話放送、当時は予算もっと使え、おもちゃ売るためだけ、ディケイドとゴーカイジャーの真似とSNSが批判のラッシュでしたが、しかし少ない予算と制作時間で何とかウルトラマンを作るノウハウを確立して今の栄光があり、さらにギンガ第1期の形態は、後にアニメ版グリッドマンを産み、それがブレイク、さらに劇場版も制作されるほど、この10年は円谷プロとウルトラシリーズの復活と栄光の時でした。皆さんお元気で。
No.12186 - 2023/02/26(Sun) 20:34:04

帰ってきたウルトラマン 団時朗さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。
 昨日、大ショックのニュース、帰ってきたウルトラマンの主役、郷秀樹を演じられた俳優の団時朗さんが肺がんで亡くなられたと報じられました、また74歳、震度られません!
 毎日新聞余禄には、帰ってきたウルトラマンの怪獣使いと少年のことが載り、https://mainichi.jp/articles/20230325/ddm/001/070/136000c 
 団時朗さんは、モデルとしてデビュー、帰ってきたウルトラマンの前に資生堂の男性化粧品MG5のものに抜擢されてもそして71年に帰ってきたウルトラマンの主役、今のように、イケメン俳優がヒーローに抜擢された最初の例、その後も、スーパーロボット・マッマバロンの博士、少年探偵団の怪人20面相、ロボット8ちゃんでは何と榊原るみさんと共演、平成になっても戦隊シリーズ、ハリケンジャー、リュウソウジャーに準レギュラー、リュウソウジャーでは、脚本の荒川稔久さんが帰マンのファンで帰マンオマージュをして、活躍されていました。
 実は、ウルトラシリーズで主役俳優の訃報は、アニメ版を除くと初めてのことで、SNSは衝撃を受けたたくさんのファン、関係者の発信で溢れました。帰マンが初のリアタイ世代のウルトラマンの方も多いのです。円谷プロは、帰マン最終回をYouTube発信するそうです。日刊スポーツには榊原るみさんのコメントも載りました、https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202303240000462.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp 奇しくも本日のウルトラマン、ニュージェネレーションスターズは帰マン37,38羽のオマージュ話、ツイッターで団時朗さん追悼の発信もありました。
 そして、7月からの新作ウルトラマンは4月21日に正式発表とのこと、動画も一部配信されています。
 この他、円谷プロとTBSの提携の発表、グリッドマンユニバース公開、最近のウルトラマン、円谷プロは破竹の勢い、今月も姫路の住宅展示場にイベントに行き、毎月こういうイベントがあり楽しいです。寒暖の差が激しいです、皆さんお元気で。
No.12187 - 2023/03/25(Sat) 09:39:30

Re:ウルトラマンの星 / レイゴ管理人 [地球外]
棺桶のジョーさん、藤子さん、みなさんこんにちは。

私も、帰ってきたウルトラマンの団さんの悲報を聞き、大変ショックです。

メビウスの五十嵐さんがダイエットに成功されたニュース、コスモスの杉浦さんのお子様のご卒業のニュースに、ほのぼのとしておりましたところにこの悲報でした。

確かに順当に年は取ってきますが、まだまだこれからの方でした。
とても残念ですが、ウルトラの星で人類の平和を祈って頂ければと思います。

帰って来たウルトラマン、本当に夢と希望をありがとうございました。
また、会いましょう。
No.12188 - 2023/03/25(Sat) 15:21:04

2023年新作ウルトラマン ウルトラマンブレーザー登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。すでにご存じの方も多いと思いますが、昨日円谷プロから7月からの新作ウルトラマン、ウルトラマンブレーザーが発表されました。
https://m-78.jp/news/post-6706 
 この、ウルトラマンブレーザーという名前は登録商標で今年初めくらいからSNSで上がっていたもので、さらにウルトラマンデッカー劇場版のネット配信のラストにプロフィールはありましたが、昨日正式発表、そして異例なのは、主人公が防衛チームの隊長であること、過去にはすでに昭和で、レオではモロボシ・ダンが隊長、またメビウスの最終回ではサコミズ体調がゾフィーという例がありましたが、いずれも主役ではなく、そのヒルマ・ゲント隊長を演じられるのは蕨野友也さん、1987年生まれ、ウルトラシリーズのテレビシリーズでは主役が30代なのは初めて(ULTRAMAN2004では別所哲也さんが30代で主役、またシン・ウルトラマンでは斎藤工さんが当時30代で主役であったものの、テレビシリーズでは初、仮面ライダーだと響鬼にて細川茂樹さんが30代で主役になり話題でしたが、ウルトラマンでは初)、これ、SNSでは最近のウルトラマン、特にトリガーとデッカーはティガとダイナの焼き直しとか陰口もありましたが、ニュージェネレーションシリーズは過去の作品にないものをやれて、これは11年も新作を続けているため、素晴らしいです。また、トリガー、デッカーがニュージェネレーションティガ、ダイナのために、新作はニュージェネレーションガイアと見られていたのが異なり、さらに仮面ライダージオウみたいなイベント作でもなかったのは意外でした。
 メイン監督は田口清隆さん、ギンガS以降ウルトラマン監督の首位打者、2020年のゼットの大成功は記憶に新しく、さらにトリガーで脚本書かれた小柳啓伍さんがメイン脚本、そしてビックリは海外展開、中国、香港、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアでほぼ同時に現地の言語で放映!これは、パワーレンジャーなど少し遅れて、また仮面ライダーやガンダムも1年程度遅れてアジアで放映ですが、今回は同時に放映、今、アジア圏、特に中国でのウルトラマンの人気が高いため、ウルトラマンは国民的なヒーローどころか、国際的なキャラクターになりました。
 また、ゴールデンウィークには、兵庫の住宅展示場でウルトラマンの集中イベントがあり、ただ地元神戸だと小学生以下の子連れ限定のため、加古川や姫路のものに行きます。すでに、先週阪神競馬場でセブンとデッカーのイベントがあり、大雨のためショーは中止、写真撮影会のみでしたが満足でした。こういうイベントはウルトラマンのものは昨年後半から激増、おそらくシン・ウルトラマンの大ヒットと、デッカーの好調のためでしょうが、ウルトラマンは国民的、国際的ヒーローになりました。
 寒暖の差が激しいです、神戸は夏を思わせる高温から気温低下、なかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12189 - 2023/04/22(Sat) 08:17:38

ウルトラマンブレーザー詳報 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます、夏になり、豪雨災害もありましたがいかがでしょうか。
 7月からのウルトラマンブレーザー、円谷プロ動画配信で概要発表になり(https://m-78.jp/news/post-6767  https://m-78.jp/news/post-6763 )、注目は、タイプチェンジが今想定されていないもの、これは平成以降では異例、ただまだ確定ではないものの、最近、特に仮面ライダーがほとんど毎週新しいタイプの出てくる今、これは異例、これはタイプチェンジは、商業主義とよく批判されるものの、それ故にうまく財政面でうまくいっている(ここ10年、円谷プロは赤字なし)は大事です。
 さらに、発表で、新規造形の怪獣が多いこと、ともかくコストの点で、過去に使った着ぐるみの再利用は(これは初期から、ペギラ→チャンドラー、ましてやゴジラ→ジラースなどあり)必須で、これもSNSで批判のものもありましたが、どうやら近年のウルトラシリーズの売れ行きは快調、さらに、ウルトラシリーズの人気は日本国内よりアジア圏とアメリカで爆発物、中でも中国は最重要市場なので、それらを想定してのものだと思われます。
 ともかく、この1,2年のウルトラマンの人気の拡大は、昨年のシン・ウルトラマンの大ヒットで加速、今年は1月以来、住宅展示場でのウルトラマンのイベントに何度も行き、いずれも長蛇の列、僕みたいな大人だけの参加、3,4歳のお子さんを連れた親子連れももちろん多く、中では、3歳のお子さんの親御さんと会話、何とウルトラシリーズ、ウルトラセブンのBSプレミアム再放送でファンになり、昭和ウルトラのファンだという方もいてビックリ、神戸三宮センタープラザのフィギュア店でのウルトラマンのグッズのスペースも拡大、そして新作ブレーザーは、何と第1話の放映前に兵庫県の住宅展示場のイベント、写真撮影会もあり行きます。
 ブレーザーは第3話に人気声優の関智一さんもゲスト出演、ともかくネットでこれほどウルトラマンの話題が炸裂するのは異例、昨年のデッカーは大人気で、イベント用の着ぐるみをたくさん作れて、デッカーの出るイベント、昨年9月以来8回ほど行き、イベントでウルトラマンの人気はスゴイです。これからまた猛暑です、皆さんお元気で。
No.12190 - 2023/06/17(Sat) 09:20:40
ウルトラマンデッカー 第21話 繁栄の代償 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎、監督:田口清隆

(1) 2年連続、田口監督の回で過去ヒーロー登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。実は本日、阪神競馬場にウルトラマンのイベントがあり、行ってきたところです。
 今回はウルトラマンダイナ客演、それも未来から来た設定で、ダイナのジオモス登場の回に客演、ダイナのオリジナルBGMを使用、昨年はティガがトリガー世界に登場、これも田口さんの監督の回で、田口さん、らごんさまは実相寺テイストでしたが、今回は正統派怪獣映画の構図、防衛チームとウルトラヒーローのコラボ、エネルギー充填120%というのはヤマトへのオマージュ、様々な特撮やアニメのネタが詰まった名作、地上戦や様々なバトルの要素、全編戦闘シーンのもの、素晴らしいものでした。
(2) ウルトラ名物?科学技術の暴走
 今回はSプラズマ増殖炉、民間企業のヒヤマ会長が、スフィアの死骸を利用して、光速に近いものを出すものの、これは2年前のゼットでのD4、敵の要素を利用して兵器にするもの、そしてこのシステムはアンダーコントロールなど、スフィアの力を利用するのは危険なことはウルトラシリーズや様々なヒーローものを知っていたらよくわかるもの、このように敵側の力を利用するのは、コスモスの末期でコスモスも苦戦したヘルズキングをロボット平兵器として使用して失敗など大変なことになり、今回も成功せず、失敗、そして結局敵側を利すると想像したらその通り、武力では平和は得られないテーマの展開、今のロシアによるウクライナ侵攻を見たら、これらはまだテーマとして現実のものを見ました。そして、今回はプラズマ炉は民間企業の開発、過去のこの手のものは地球防衛軍などの手によるもので、しかし現実にはこのような民間企業の開発は現実だとあり得て、そしてヒヤマ会長は、人類はスフィア打倒か共生か、GUTS-SELECTは確実にスフィアを倒す確証なし、ヒヤマ会長は毎度おなじみ科学技術に絶対の自信を持つというもの、もちろん、現実にも福島原発事故など絶対はなく、ただ、リュウモンもスフィアの利用はあり得るというもの、このような展開はSFの定番、いいものでした。
 そして、ヒヤマ会長は86%に増加させて、しかしスフィアは死んでいなかったというもの、これもウルトラシリーズやSFの定番、だから言わんこっちゃない、もちろん科学技術万能へのアンチテーゼ、見事でした。
(3) スフィアジオモス出現
 今回は、ダイナに登場したジオモスがスフィアジオモスとして登場、オリジナルのジオモスはダイナ35,36話の滅びの微笑に登場、冥王星探査の宇宙船をスーパーGUTSのクラーコフという移動要塞が救出したら、そこから地球にスフィアの襲来、クラーコフのマキシマエネルギーを持ち、亜空間バリアを展開、ダイナの必殺光線をことごとく跳ね返して一度はダイナを敗退させて、しかしその後マキシマのマイナスのエネルギーを注入するとバリアを敗れるとGUTS、スーパーGUTSが解析、両者がバリアを破壊。ジオモスはその後、今回のモデルであるネオジオモスに進化してダイナを苦しめたものの、GUTSとスーパーGUTSの援護でバリアが破壊されて、ダイナはそれで倒すものですが、今回もバリアを展開、さらにスフィアザウルスがまた登場、それもいくらでも出てくる!ようなタチの悪いもの、そして、スフィア地球を覆い、このままだと押しつぶされるもの、この手の展開は特撮・アニメでもいろいろありましたが、かなりおぞましい敵怪獣、スゴイデザインです。
 ヒヤマ会長は、この施設を守ってくれとリュウモンやカナタに懇願、この手の無責任人間もウルトラシリーズの定番、そして、ナースデッセイ号は一時撃墜させるのもショックでした。
No.12170 - 2022/12/10(Sat) 19:27:42

ウルトラマンデッカー 第21話 繁栄の代償 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) エヴァンゲリオンのヤシマ作戦を想起させるもの
 このままだと、スフィアのバリアが収縮、地球がやられるので早く倒さないといけない、しかし相手はスフィアジオモスとスフィアザウルス、これらを、Sプラズマはもう一度使用できて、196倍のナースキャノンで攻撃、それをスフィアザウルスとスフィアジオモスともに撃破、これはエヴァンゲリオンの第6話の、使途を日本全体の電力による砲撃で倒すものへのオマージュ(これに出てくる使途ラミエルのモデルは帰マン第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」のプリズ魔)。作戦開始は明日の15時、これらもエヴァンゲリオンやSFものによくありました。
(5) アガムスの意向
 そして、カナタが弾切れで、それをアガムスが差し出すもの、これは70年代のドリフターズのギャグに通じるものですが、しかしアガムスは未来のバズド星に地球人がスフィアを連れてきて、と恨むもの。アガムスはヴィランとしてユニーク、ナースキャノンはスフィアザウルスを撃破したものの、スフィアジオモスは新たなスフィアザウルスを召喚!そして、カナタは変身しようとしても、ディーフラッシャーは光らず、アガムスはカナタが未来に絶望だから変身できないと嗤うもの、変身アイテムを持ちながら、変身できないパターンもあったものの、これは新鮮な展開でした。サブタイトルの、繁栄の代償、なるほどのもの、脚本が素晴らしい展開で満足です。
(6) ダイナ、未来から助太刀!
 カナタ、絶体絶命の時に、ダイナのオリジナルBGMに乗ってフラッシュタイプ登場、変身できないカナタの代わりにバトル、そしてストロングタイプになり、これはダイナがデスフェイサーとネオジオモスをストロングタイプで倒したものへのオマージュ、さらにダイナの登場のCGはダイナ初期のオリジナルへのオマージュ、ダイナ変身のCGは問題もあり、村石監督は採用しなかったものの、この25年でCGは大変な進化、驚きました。
(7) 何もしないで拓ける未来はない
 そして、カイザキ副隊長らはテラフェイザーの関節部分を攻撃、必死に援護して、カナタは何もしないで拓ける未来はないとして、ようやく変身できて、デッカーとダイナの共闘、デッカーはダイナミックタイプになり、ダイナと共闘、するとテラフェイザーにスフィアが取り付いたという展開、ダイナはウルトラフォーク(ダイナ第5話、ウイニングショットでシルドロンを倒した光線技)を使用してテラフェイザーの砲撃を封じて、撃退、そしてダイナとデッカーの共闘でスフィアジオモスを撃破、これは映画「ウルトラマンティガ&ダイナ」へのオマージュと思われて、カナタは、未来は誰にも分らないと悟り、ダイナと、デッカーのサムアップは燃えました。
 次回は、アガムスの過去のわかるもの、楽しみです。さらに、今回はミニチュアセットに凝った特撮、田口さんの特撮は素晴らしいもの、ゴジラの劇場版に匹敵する特撮は圧倒的でした。
(8) 追悼、池田憲章さん
 特撮ライター、SF映像評論家の草分け、池田憲章さんが亡くなられました。まだ60代のはずです。池田さんは、79年の朝日ソノラマのウルトラセブンのムック本の解説をはじめとして、特撮の解説に活躍、アニメックというアニメ雑誌(86年に休刊)で特撮ヒーロー列伝という連載をされて、当時80年代の特撮のしんどかった時代、特撮の啓蒙に尽力されて、そして平成ウルトラなどの登場後も活躍されて、数年前はSNSで交流もありました。今年も、特撮の立役者の皆さんが亡くなられるのは寂しいです、ご冥福をお祈りいたします。
(9) 阪神競馬場にウルトラマンのイベントに行きました
 そして、円谷プロのHPにて、阪神競馬場にウルトラマンデッカーのイベントがあると知り、生まれて初めて競馬場に行きました。兵庫県の宝塚市にあり、住宅展示場とは比較にならない大きさ、飲食ブースなどたくさんあり、親子連れがたくさん来ていて、僕みたいな大人のみもわずかにいて、子供たちを見ていたら、今のウルトラマンは大人気、おもちゃなどの売れ行きのいいのも納得できます。
 寒くなり、コロナ、インフルエンザもなかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12171 - 2022/12/10(Sat) 19:28:19

ウルトラマンデッカー 第22話 衰亡のバズド  考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎、監督:辻本貴則

(1) 追悼、水木一郎さん
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。エライ寒くなりましたがいかがでしょうか。
 今回は大ショックのニュース、アニメソングの帝王、水木一郎アニキが肺がんで74才にて亡くなられたと報じられて、未だに信じられません。ウルトラマンだとオーブ主題歌、その他多数の歌を担当、特撮では仮面ライダーの主題歌、X、ストロンガー、スカイと3作担当、そしてアニメは言うに及ばず無数の名曲、その数1200曲!中でも僕の永遠のアニメ、宇宙の騎士テッカマンの主題歌は最高、アニキもこの曲を気に入っていた模様、そしてアニキの歴史はアニメ・特撮の歴史そのもの、僕は両親ともにがんで亡くなり、二人ともがんと分かったときは手遅れだったので、がんと闘ったアニキ、本当に大変であったと思います。最後は先月、堀江美都子さんとのステージ、車いすで参加、今月の渡辺宙明さん追悼コンサートはドクターストップで出られず、しかしまだ信じられない、今週はラジオでマジンガーZを何度も聴きました。アニキの歌は、僕らファンの中で永遠に生きています。
 この他、漫画家の聖悠紀さん(超人ロックの作者)も亡くなられました。今年は特撮・アニメ界の功労者の皆さんがたくさん亡くなり(宝田明さん、村石監督、渡辺宙明さん、大森監督など)、寂しいです。
(2) アガムスの背景
 冒頭、アガムスが妻レリアと犬を散歩させて(この犬は足木さんのツイッター発信だと、足木さんの飼い犬だそうです)、バズド星は平和な星、スフィアに襲われても、この未来のデッカーとともに守り抜いたもの、しかしある時地球の宇宙船が来て、そしてスフィアに滅ぼされて、それで地球を恨み復讐にやってきたもの、その悪夢にアガムスは襲われて、このように、故郷の星を滅ぼされた宇宙人が地球に復讐にくる話は特撮・アニメに多数ありましたが、そして今回はムラホシ隊長とコンタクト(起動試験で怪獣に襲われたのは、これもエヴァンゲリオン3号機の形へのオマージュ)、それをカナタたちが援護、リュウモンはアガムスに照準を合わせて、アガムスはスフィアにとりつかれて、花、風などアガムスはつぶやき、ムラホシ隊長と再会、地球人に復讐のために敵であるスフィアの力を借りるもの、アガムスは各隊員のことを言及して、しかしカナタには言葉を濁して、地球人を憎む意味をムラホシ隊長は問い、アガムスはバズド星のことを語り、地球人は宇宙で遭遇したスフィアと闘い、そこにデッカー、ダイナも参加。そしてバズド星の科学力で地球も救えると思ったが、スフィアは標的をバズド星に変えて滅亡、地球人が来なければ、というもの、そして牽制のためにチャンドラーを召喚、チャンドラーは、初代マンの怪獣無法地帯に登場、レッドキングに一方的に敗退したもので、その後パワードにも同様の登場をして、テレビシリーズには56年ぶりの登場、そしてウルトラヒーローと初のバトル、のはずが、後半は出ず、メインはデッカーとテラフェイザーの闘いで、辻本さんはチャンドラー、またウルトラヒーローと闘わなかったと発信されています。このチャンドラー、おそらくゼットに出てきたペギラの改造、こういう着ぐるみ改造を見るのも特撮ファンの醍醐味です。
(3) 未来のバズド星ではデッカーとダイナが闘う
 そして、オープニングにダイナの名前もあったものの、未来のバズド星ではデッカーとともにスフィアと闘っていたもの、トリガーはティガの並行世界で、ティガの客演もあり、デッカーではダイナを意識というより、新たな展開を見せている模様で、素晴らしいものでした。しかし、アガムスはシゲナガ博士の怪獣操縦アイテムを使用、アガムスはGUTS-SELECTをおびき寄せてのもの、チャンドラーはカナタが誘導、ハネジローが防衛システムで撃退。ムラホシ隊長はアガムスに投降を求めて、しかしスフィアに手を出したアガムス、ムラホシ隊長はバカなことを、というものの、デッカーを倒すため、復讐は愚かなもの、これは無数の特撮・アニメのヒーローもので描かれたものですが、ズバットは表向き復讐のためでも、結局は正義のために戦ったわけで、本当に復讐しか考えないアガムスの虚しさを知りました。
No.12172 - 2022/12/17(Sat) 14:36:10

ウルトラマンデッカー 第22話 衰亡のバズド  考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カナタの迷い
 イチカは、幸福と不幸の数は変わらない、地球人が幸せの分、バズド星は不幸だというものの、リュウモンはアガムスの逆恨みと指摘、しかし地球人が宇宙に進出で、バズド星が滅んだのではなく、カナタは、未来人デッカーが今も闘い、カナタも目の前のことを頑張り、立ち止まらないというのは納得、熱血ヒーローとしての成長は素晴らしいものでした。
(5) テラフェイザーとデッカーのガチンコバトル、カナタ対アガムスの死闘
 そして、アガムスはテラフェイザーを、マザーの力で、として、テラフェイザーは町に現れても、しばらく停止、するとスフィアに取り込まれて、一種のスフィア合成獣になり、アガムスはリリアに力をくれと語り、そしてカナタはデッカーに変身、今回は、シリーズで初めてテラフェイザーとデッカーの1対1のガチンコバトル、しかしテラフェイザーはスフィアの力を取り入れてパワーアップ、主役防衛チームにロボットは、ゼットでもあったものの、敵になり(ゼットのキングジョーは鹵獲したものをストレイジ仕様にしたもの)、ウルトラヒーローとロボットの闘いは、セブンとキングジョーの闘い以来かなり劇的なものになり、これはカナタとアガムスの決戦、デッカーはダイナミックタイプになり、地球を破壊するためにこんなことをしていいのかとカナタは問い、アガムスは復讐、インナースペースで変身前の主人公の意識の出る、ギンガ以降の形式をうまく生かして、アガムスはデッカーを倒すとその後のバズド星は生き残るとつぶやき、゜そして地下に落ちての死闘、まさに力を尽くした大変な闘い、スゴイものでした。そしてテラフェイザーはTRメガバスターを使用、デッカーはそれを跳ね返して、地下の廃墟での激戦、これはグリーンバックでCG合成の模様ですが、最後はカナタとアガムスの殴り合い、仮面ライダークウガの最終決戦、主人公五大雄介は泣きながら殴るものを想起させて、つらい闘いでした。
(6) 素晴らしい辻本特撮
 今回は第4〜6話以来の辻本さん演出、辻本さん、R/B以来凝った特撮をされて、今回もミニチュアセットにこだわり、これほどのクオリティの着ぐるみとミニチュアの特撮、シン・ウルトラマンのオールCGとは違う魅力があり、ミニチュアセットは、メビウスまでのものより小さめのもので背景をCGでやり、他方ミニチュアの車など使用しての特撮は見事、ニュージェネレーション初期、特撮はかなり苦戦していましたが、オーブあたりから特撮は本格化、田口監督が先鞭をつけて、そのほかの監督さんも見事なものをやってくれて、これほど素晴らしい特撮なら毎年半年だけでも不満はないです(ウルトラマンに限らず、映像業界は人手不足で、1年やるのは困難ですが、しかしこれほどのクオリティ、半年でも文句はないです)
(7) そして、アガムスは記憶喪失?
 デッカーが変身解除して、それをリュウモンが確認、しかし、リュウモンならカナタの正体は薄々勘づいていたはず、そして拘束されたアガムスは記憶喪失、この手の展開も特撮ヒーローものに多数ありましたが、あの復讐に燃えたアガムスの末路、何か悲しいものでした。
 そして、次回にラスボス登場の模様、ゼット以来、ウルトラシリーズはさらに発展、素晴らしいものでした。
(8) デッカー劇場版、神戸でも上映
 そして、デッカー最終章、旅立ちの彼方へ、は円谷イマジネーション配信だけでなく、劇場公開もして、トリガーのエピソードZは大阪のイオンシネマに見に行ったものの、デッカーは神戸のミニシネコンでもやってくれて、やはり映画は大画面で一度見てナンボのもの、期待しています。
 また、来年早々、兵庫県姫路市の住宅展示場にウルトラ6兄弟の写真撮影会があり、これは行きます。昨年は住宅展示場のイベント4回程度、今年は倍以上、ウルトラシリーズの進展は素晴らしいものです。寒い日が続きます、皆さんお元気で。
No.12173 - 2022/12/17(Sat) 14:37:03

ウルトラマンデッカー 第23話 絶望の空 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:辻本貴則

(1) カナタとアガムスの対話で続けるドラマ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な寒気で各地で大雪ですがいかがでしょうか。
 今回はラスト3部作、ラストの展開(ラスボス出現)は想像もつかないもので、しかし前半は、カナタが記憶喪失になったアガムスとの対話をするもの、これは昭和の刑事ドラマではお馴染みの、刑務所にいるものとのアクリル板越しの面会、前回の展開で、アガムスは記憶喪失を装っていたのではないかとの指摘がSNSにありましたが、どうやら本当に記憶喪失、しかしスフィアソルジャーを見て記憶を取り戻す展開、これは予想できず、拘束されたアガムス、それも点滴治療を受けながらのもの、どうやら、アガムスは本質には悪人ではなく、スフィアに侵略されて復讐に燃えたもの、その悪ではない本心を見ることになりました。
 カナタはアガムスと最も多く接して、その本心、悪ではなく、カナタを理解するものとしての意味を問うもの、アガムスからは反応せず、傷ついたものにいたわり、スフィアの意味を語り、ラスボスのマザーのこと、弱点は判明しているというので、これは最終回で生きる伏線。そして地球人は仲間だというもの、宇宙人と地球人の交流は、セブンの時から55年続いているもの、その延長線上に意味があり、レリアの死も忘れたもの、痛々しい、カナタとアガムスの対話に時間を取り、今回も辻本監督、見事な演出。特撮はもちろん、本篇もゼット以降素晴らしい仕上がり、まさにテレビによる怪獣映画のスケール。そして、カナタはアサカゲから言われた、善意は人を傷つけるを出して、カナタの話すときは、アガムスの顔がアクリル板に映り、しかし逆はそうではない、このシーンの見事さ、そして誰かを救いたい、守りたいは、ウルトラシリーズ、ヒーローものの真骨頂を見ました。
(2) サブタイトル 絶望の空
 ウルトラシリーズのサブタイトルで絶望が入るのはメビウスの第49話以来、しかし今回は重いものより、将来の展開に不安のもの、最終回に向けて見事なものを感じられました。
(3) カナタの正体を知ったリュウモンの判断
 前回で、デッカーの変身解除を見てカナタがデッカーだと知ったリュウモン、冒頭はリュウモンの描写、しかしそれまでの展開で薄々気づいていたもの、その他のメンバーも、ムラホシ隊長は月面の戦士で、カナタの正体を隠すハネジローにウインクで知っていたはずだし、イチカも第2話の段階で気づいていたもの、カナタは傷ついて、絆創膏を顔に貼っての、これは昭和のお馴染みの展開、そしてアガムスに話を聞くのはカナタが適任だと推薦、もちろん他のメンバーも了承、カイザキ副隊長は懸念するものの、これはみんなで生きようとするカナタの姿勢は評価されて、そしてリュウモンはカナタを心の底から信頼しているからのもの、後半の、要するにお前はウルトラマンになり戦えのものも素晴らしいものでした。
No.12174 - 2022/12/24(Sat) 15:40:27

ウルトラマンデッカー 第23話 絶望の空 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) アガムスの位置
 今回、昭和の刑事ドラマではお馴染みの拘置施設での面会、これはカナタ、本心、素顔のもので、そしてそれによりアガムスの方も本心になり、しかしアガムスはもちろん悪役ではなく、敵の存在でも、理解できる余地のあるもの、今回はそのアガムスとカナタの対話、異例なほど二人の対話に描写を集中、何か70年代の刑事ドラマを思わせるもの、サンテレビでは2年前から太陽にほえろの再放送をしていて、それによく出てくるシーン、カナタはまるで七曲署の刑事的な位置、スタッフは刑事ドラマファンの方もおられると思い、しかし後半の展開は想像もつかなかったものでした。
(5) スフィアソルジャー襲来
 しかし、二人の面会中にスフィアソルジャー襲来、アガムスの目に映るスフィアソルジャー(これはCG技術の進化でできたものもある)により、記憶を取り戻して、そして脱走、カナタが追い、こういうセキュリティはどうなっているというツッコミはよくあるものの、そんなものを吹き飛ばす昭和的な熱血ドラマは熱いです。そして、アガムスは守ることを否定、テラフェイザーを召喚、今回はテラフェイザーとのバトルはなく、スフィアのエネルギーを召喚、アガムスはスフィアと一体化、これ、ラスボスはテラフェイザーにスフィアソルジャーが取り付いてのものと予想して外れ、しかしこういち理由のある敵(悪役ではない)は、事情が分かるとなかなかつらいものもありました。
(6) デッカーとスフィア合成獣のバトル
 スフィアはエネルギーを吸収、バリアの拡大、GUTS-SELECTも窮地(GUTSホークの分離・合体も見事)、カナタは逃げ遅れた人を救おうとして、するとリュウモンはそれは俺がやる、お前はやるべきことがある、行けというもの、正体を知って、しかしそれを具体的に口にすることになく、互いの信頼のもとでコラボ、まさにこれこそウルトラマンシリーズの醍醐味、カナタとリュウモンは心底信じあっているからのもの、今回、1年ものだと2話くらいかけてやるものを駆け足のものもありましたが、納得でした。
 そして、カナタはテラフェイザーに対抗しようとして変身すると、スフィアレッドキング、スフィアゴモラ、スフィアネオメガスが一気に出現、これらはスフィアの手先、さらに電磁波でハネジローの操縦するGUTSファルコンも苦戦、ナースデッセイ号も墜落、デッカーはダイナミックタイプになり激戦、しかし3つの怪獣相手に大苦戦でも必死に戦い、3大怪獣の光線を盾で必死にはねのけて反撃、クライマックス、主題歌スフィアネオメガスは一刀両断、テレビシリーズで切断描写は(昭和のセブンのような描写ではないですが)久しぶり、辻本さんの特撮も素晴らしいもの、作り手さんは今の表現規制に必死で抵抗していいものを作ってくれています。
(7) サプライズ!宇宙からマザースフィアザウルス
 しかし、テラフェイザーはデッカーを攻撃、ダメージのデッカーは変身解除、カナタをリュウモンが支えて、ラストシーン、今回、ラスボスのマザースフィアザウルス出現は知っていたものの、前述のようにテラフェイザーが変形(ゼットのデストルドスみたいに)と思いきや、宇宙で前作のトリガーが戦い、アキトのことに言及、そこにマザースフィアザウルス出現、最近の作品のラスボスはかなりえげつない強敵、来年に結末は持ち越し(新年1回目は特別総集編)ですが、楽しみです。
(8) 来年前半のクロニクル
 来年前半のクロニクルは、ウルトラマンニュージェネレーションスターズに決定、来年はギンガから10年、ゼロから13年、これは、トリガー、デッカーとティガ、ダイナのニュージェネレーション版で、次作はニュージェネレーションガイアと多くのファンが予想したものの、少し異なり、しかしティガとダイナは続編で同一世界であったのに対して、ガイアは異なるので、どうやらニュージェネレーション10年の要素、ひょっしして仮面ライダージオウみたいなものかと思います。
 また、大ヒットしたシン・ウルトラマンのDVDは来年4月、円谷プロ創立60年の日に発売です。2022年はシン・ウルトラマンの大ヒット、それも国際的(アジア、アメリカでは早く見たいというファンが多い)なもの、デッカーの売り上げも好調ではあり、ウルトラシリーズにとって最良の1年でした。世界的にはロシアのウクライナ侵攻で大変、国内も大変で、コロナも収束せずですが、皆さんお元気で。


No.12175 - 2022/12/24(Sat) 15:41:34
ウルトラマンデッカー 第16話 君は君のままで 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:皐月彩 監督:中川和博

(1) 最初はギャグ、そしてシリアス
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。一気に寒くなりましたがいかがでしょうか。
 前回の怒涛の展開に続いて、今回は前半、怪獣スピニーをめぐる捕獲作戦、虫取り網を持ってTPUのメンバーが悪戦苦闘、女性が鍋で捕まえようとして失敗(昭和のギャグアニメ的なもの)、おばあさんが昭和的な家の軒先にいて、その前で帽子が外れて禿げ頭とか、そしてカナタ、イチカ、リュウモンが3人で虫取り網をもってスピニー捕獲と思って相手の頭に…というのは昭和ギャグ、70年代のドリフターズみたいなもの、ウルトラシリーズだと空からの贈り物的なネタがあり、最近の若手スタッフも実相寺さんの様式を意識したものもあり、しかしスピニーはバンドンの幼体(CGとミニチュアがうまく使われている)、後半のシリアス、そしてラストシーンのまさかの展開と、ともかく脚本が巧みで面白いものでした。
 そして、アサカゲ博士の正体や、未来人デッカーのことはカナタからムラホシ隊長ら聞いていて、連続ドラマとしの意味もあり、いいものでした。
(2) 人類が宇宙に進出しなければ…
 今回のテーマは、人類の宇宙進出を問うもの、人類が宇宙に出なかったらバズド星は滅びなかったのがカナタの気になり、これは昭和SFの定番、ウルトラシリーズではすでにQの、宇宙からの贈り物、火星に観測ロケットを送り込んだらナメゴンを送り返してきたもの、そして何よりウルトラ警備隊西へ、こちらもペダン星に観測ロケットを送ったら怒って報復、その後の闇に光る眼など無数あり、またガンダムは人類の宇宙進出と宇宙戦争のテーマ、アガムスは人類が宇宙に進出しなかったらというもので、カナタがトラウマ、ゼットで、ハルキが闘う理由を求められたものにも似て、こういうことはウルトラシリーズの定番で納得でした。
(3) カナタとリュウモンのすれ違いと連携
 今回も、カナタはウルトラシリーズの主人公として異例な芸人?的なキャラクターを持ち、シリアス系のリュウモンといい意味で衝突するものがあり、スピニーは途中から火を吐き、捕獲から駆除になる展開、カナタとリュウモンの関係はトリガーのケンゴとアキトに通じるものもあり、いい仲間、いいチームで、発砲をためらうカナタの意味(スピニーの目と、アガムスのものが同一というもの)や、リュウモン、イチカのいうことも理解できて、一人でダメなら仲間がいる、当たり前のもの、ヒーローものでは昭和から無数にあった展開で、この10年のシリーズの進化は素晴らしいものがありました。
 そして、スピニーの目指すのは新種の鉱石によるもの、地層から鉱石を発掘して、鉱石に到達すると大変なことになるというもの、そしてカナタも立ち上がり、こういう挫折を経て立ち上がる主人公はウルトラシリーズだけでなく、ガンダムのアムロら多数の例があり、SFの定番で見事なものでした。
No.12156 - 2022/10/29(Sat) 14:20:09

ウルトラマンデッカー 第16話 君は君のままで 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) お待たせ、ハネジロー
 そして、スピニーが巨大化、バンドンになり、着ぐるみはセブンに出たものの系統、バンドンも様々なものがあり、スピニーが一つ頭から双頭になる展開はサプライズ、しかし火炎攻撃はえげつなく、しかしカナタたちのピンチにGUTSホーク登場、ハネジローの修理が終わり、ヒーローものの定番ですが、これは見事でした。火炎攻撃で戦闘機が撃墜ではなくカナタたちを守るもの、カナタとハネジローは漫才コンビ的なものと、バディヒーロー的なものがあり、もちろんハネジローもGUTS-SELECTメンバーの一人、伝統的なものと、新鮮な展開を併せ持ったいいものでした。
(5) 初代バンドンを意識した演出、そしてバトル
バンドンは巨大な石をもってカナタを押しつぶそうとして、これはセブンの最終回前編、バンドンが弱ったセブンを石で押しつぶすシーンへのオマージュ、そして押しつぶされたと思ったらカナタは変身して対抗、これもヒーローものの定番、昭和からの流れですが、この展開なら正体バレバレ(もうみんな知っている模様もあるものの)、バンドンは鉱石からエネルギーを得ている模様、かなりの強敵、そしてダイナミックタイプになり、監督の中川さんは若手ですが、新鮮なものをやってくれて、若いスタッフ(昭和ウルトラをリアタイ視聴で知らない世代が大半)がいいものをやってくれて満足です。
 こうして、仲間の力で敵を倒す、オーソドックスなヒーローものの展開は素晴らしいものでした。
(6) サプライズ!ムラホシ隊長に事情聴取
 そして、バンドンを倒して帰還すると、何とTPU上層部がムラホシ隊長に事情聴取というもの、隊長が眼鏡を外して拭いている、こんなシーンはヒーローものでは異例、予告を見たらメトロン星人(それもマルゥルとは異なる上官)が現れる、前回の展開も前代未聞&サプライズ、何が起きてもおかしくない展開、過去には80でオオヤマ体長が殺人の容疑をかけられたものがあり(必殺!フォーメーションヤマト)、どういう展開になるか、これは楽しみです。
 11月は再びケンゴ、トリガー登場、さらにあのヤプール人も何度目かの登場(https://www.cinematoday.jp/news/N0133274 )、デッカーも売れ行き好調な模様で、今後も楽しみです。
(7) 神戸の住宅展示場でのウルトラマンデッカーのイベントに行きました
 そして、今年は住宅展示場などでのウルトラシリーズのイベントラッシュ、地元の西神中央にある神戸最大の住宅展示場に、初代マンとデッカー、セブン、ゼロが来ると言うので行きました。神戸の住宅展示場でのウルトラマンのイベントは2019年夏以来で、たくさんの親子連れと、大人だけの参加もあり、住宅展示場のスタッフの方もビックリ、写真を撮りまくり、本当に良かったです。来月は今年3度行った加古川の住宅展示場にオーブが来るので行きます。コロナも収まり、こういう住宅展示場のイベントは8月以来毎月あり、場合によっては参加した子供たちにおもちゃのプレゼントもあり、イベントで人気を盛り立てる様式確立、見事です。
 この冬は寒いみたいです、皆さんお元気で。
No.12157 - 2022/10/29(Sat) 14:20:49

Re: ウルトラマンデッカー 第16話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
ホヤが飛んでる〜!と思ったらパンドン!!コメディ気分が一気に吹き飛ぶ展開、吹っ切れないカナタ、しかし答えは「仲間と共に闘う」しかありません。修理が終わったハネちゃんも飛んできて、フォーメーションデルタ引き継いでもらい、デッカーとして参戦、撃破。しかし帰還すると重い空気。ムラホシ隊長が事情聴取されるとのこと。それはそうでしょうが…。彼はどこまで語るのか。ミツクニからのトップシークレットを預かっているとか。それと、ハネちゃんのことも心配です。人間臭くなるということは、トラウマを持つこともあり得ると思ってしまいました。ある漫画に心を病んだコンピュータが出た事があるのですが、診断することになった女性が一言、「ある程度パーなのが優秀ですよ」。ハネちゃん、アガムスに利用されたことは気にせず、あなたも「君は君のままで」いて…。
それでは今日はこれにて失礼致します。皆さんも風邪を引かないように気をつけてくださいね。
No.12158 - 2022/11/01(Tue) 16:40:43

ウルトラマンデッカー 第17話 過去からの調べ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳 監督:中川和博

(1) 前代未聞の隊長の疑惑追及
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒くなりましたがいかがでしょうか。
 前回ラストで、ムラホシ隊長が宇宙人のスパイと嫌疑をかけられるもの、過去に隊員が疑惑(セブンの、消された時間でダンが疑われた、あるいは帰マンの地獄からの誘いで上野が殺人犯と疑われたなど)ことはあるものの、今回はアガムスのことで、ムラホシ隊長が宇宙人に好意的(ピット星人やグレゴール人)で嫌疑、で、局長というのが何とメトロン星人!カナタが、マルゥルの大きくなったものと間違えるギャグは、これは吉本新喜劇というよりドリフ的なもの、そしてナイゲル局長は声が女性!そして、ゴメス(S)が出ても防衛都市なので大丈夫というもの、これは日本のお役所仕事(悪い意味で)や、また戦前の日本軍のやり方、しかしナイゲル局長は最後は非を認めて、ムラホシ隊長の部下に敬意、今回はオチはわかっていても、面白いものでした。デッカーはダイナへのオマージュだけでなく、最近のウルトラシリーズのドラマ性重視のものをやってくれて、面白い展開でした。
(2) デッカー世界では宇宙人が多数いるものの…
 デッカーの世界だと、ピット星人や、何より前作よりマルゥルのメトロン星人がいて、他方今回は1年ぶりにヒュドラムがクローズアップされて、宇宙人がいても、タイガのような敵視ではなく、仲間の展開(グレースがレッドキング相手に立ち向かい、ウルトラマンと思われる点など)、しかしやはり、アサカゲ博士が敵であったのはTPUには重大事項、そしてムラホシ隊長がアガムスの仲間と疑われるもの、これも戦前、スパイと疑われて、沖縄だと沖縄の方はそれで日本軍に殺された例もあり、ナイゲル局長はこの点、歴代のウルトラシリーズの問題軍人(帰マンの岸田長官、エースの高倉司令官、グレートのブリューワー将軍、ダイナのゴンドウ・キハチ参謀など)に類似、途中でハネジローに音楽を流してくれというのは、シューベルトの未完成交響曲の出だしですが、まさかメトロン星人がこのような査問組織の局長とはビックリ、そして取り調べ、ムラホシ隊長の眼鏡にナイゲル局長の映るのは定番ですが、実相寺的な映像を若手監督さんもやってくれて、見事なものでした。ナイゲル局長は感情に流されないというのは初代のあのナレーションへの皮肉でしょう、面白いものでした。
 メトロン星人の初代は、人間の信頼につけこんで地球侵略のものでしたが、今回は隊員同士の信頼があり、そしてナイゲル局長は信頼よりデータを信じるというのは何とも愉快でした。さらに取り調べの部屋は夕日を意図した演出、ウルトラシリーズはつくづく夕陽が合う、です。
No.12159 - 2022/11/05(Sat) 14:14:03

ウルトラマンデッカー 第17話 過去からの調べ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) ゴメスの巨大化、実質ゴジラvsウルトラヒーロー
 今回、ゴメスが出現、しかしナイゲル局長は既存の設備で対応できるとして、カイザキ副隊長は巨大でGUTS-SELECTの力が必要だと指摘、ムラホシ隊長は指揮権なし、アガムスの協力者だと疑い、これはお役所仕事、今のコロナ禍でもたくさん見た、前例がないと何もできない、戦前の硬直した組織に対する皮肉、もちろんこれは太平洋戦争の反省から生まれたゴジラ、ウルトラマンの定番(80で、オオヤマ隊長が殺人容疑で同様の例あり)ですが、そして既存設備で対処できず慌てる展開は、コロナ禍、あるいは今のウクライナ侵攻で想定外のことになり、何もできないお役所仕事への皮肉でしょう。
 ゴメスはニュージェネレーション常連ですが、ゼットだと身長15mの小さいもの、しかしエックスの15話だとゴジラを思わせる強敵(あの時はどさくさ紛れにゴジラの声で鳴いた)、今回もゴメスをゴジラに見立てての、ゴジラとウルトラヒーローのバトルを想定したもの、ウルトラシリーズは怪獣をCGではなく着ぐるみとミニチュアでやっていて、シン・ウルトラマンだとオールCGでしたが、やはり着ぐるみとミニチュアの怪獣映画は円谷英二監督以来の伝統のもの、怪獣映画は今や大ヒットコンテンツ(来年ゴジラ実写国内新作7年ぶり)でも、テレビ特撮は着ぐるみ主体、その中でウルトラマンはミニチュアとのものは不滅です。また、監督の中川さんはゴジラフェスティバルの演出もされて、ゴジラ=円谷英二さん以来の怪獣特撮の真骨頂、素晴らしいものでした。
(4) リュウモンの記憶で大逆転
 ムラホシ隊長が嫌疑をかけられたのは10年前、ヒュドラム、メツオロチ襲来時に少年を助けたというものの、しかしそれで謹慎処分、その少年は行方不明、そしてそこでリュウモンがTPUのメンバーに助けられてGUTS-SELECTに入ったという設定が生きてくるもの、これはヒーローものだけでなく、刑事ドラマでも、主人公の潔白を周囲が晴らすのは70年代の展開、リュウモンがムラホシ隊長から託されたTPUのワッペンを持っていた、70年代のドラマの定番ですが、僕ら70年代の特撮ヒーローや刑事ドラマを見たものには最高の展開でした。
(5) そして、GUTS-SELECT再起動
 ゴメスの蹂躙(おそらくスフィアが黒幕、根拠はないものの、ダイナのゴルザ2と同様)に対して、GUTSホーク、ファルコンでカナタら出撃、そしてカナタは変身するものの、夜空の月をバックにいわゆるぐんぐんカット(巨大化の効果)があり、これはCGでも実にカッコいいもの、監督の中川さんは若手でも、大活躍、特撮は一時低迷していたものの、今やヒーローと言えば特撮、そして着ぐるみバトル。カナタは前回のバンドンとの戦いで左腕負傷でも、気合いだというもの、これも70年代のヒーローものの定番、しかし、最初にリュウモンは、カナタがデッカーだと1000%あり得ないというものの、内心は気づいている模様(デッカーの腕の傷、バンドンのものと認識)でも共闘。そしてムラホシ隊長復帰、ナースデッセイ号バトルモードで、デッカーと共闘してのゴメス撃破、最後はムラホシ隊長に花を持たせるなど、素晴らしいものでした。
(6) 大団円
 最後、ナイゲル局長はムラホシ隊長にいい部下をもったなぁというもの、これも70年代の特撮ヒーローや刑事ドラマの定番、またナイゲル局長はカナタの正体に気づいたのかもしれません。そしてハネジローは音楽を流していて、最後にエルガーの威風堂々(一時、アニメ「あたしンち」の主題歌)でオーバーでしたかというと何とエンディングテーマ、そうなるかとビックリ、今回もデッカー、素晴らしいものでした。
 次回は特別総集編、テラフェイザーのことで特務3課も疑われるもの、この分だと最終回は来年1月、これはひょっとしたら正月にグッズを出すのかもしれませんが、楽しみです。
(7) ゴジラ、2023年に国内実写新作公開
 そして、一昨日11月3日はゴジラの1作目の公開の日で、来年の11月3日に山崎貴監督による新作ゴジラ公開、ゴジラは2016年にシン・ゴジラの大ヒット、その後アニメ版もあり、また2019年と2021年にはハリウッド映画阪もありましたが、国内で映画は久しぶり。今年のシン・ウルトラマンもアジア圏で大ヒット、楽しみです。
(8) モノマガジンにウルトラセブンの特集
 さらに、11月2日発売の雑誌、モノマガジンはウルトラセブンの特集、それも大変なもの、昭和のムック本を超えるものすごい内容、さらに日経トレンディにもウルトラマンと仮面ライダーの特集、今年のウルトラマンや特撮の出版の勢いは記憶にないほどスゴイもの、セブン55周年もあり、セブンというと、神戸三宮のフィギュア店で、昭和のセブンの貯金箱ビンテージものを3000円ほどでGET、今年はウルトラマンルネサンス、特撮ルネサンスです。コロナ再燃とインフルエンザも危惧されます、皆さんお元気で。
No.12160 - 2022/11/05(Sat) 14:15:07

Re: ウルトラマンデッカー 第17話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
独房の中、電気もつけずに立っていた隊長。あのときの少年は行方不明。つまり生死不明。ちゃんと保護されるまで見届ければよかった、どうか生きていてくれと、10年間祈り続けていたのでしょう。リュウモンが名乗り出てくれたとき、全てが報われた気分だったのではないでしょうか。嫌疑が晴れるかどうかは二の次で。その後、ナースデッセイ号で鮮やかに敵を倒す姿には惚れ惚れしました。ゾフィーが言っていた「肩を並べる日」も遠くないかも知れません。
では、今夜はこれにて失礼致します。
No.12161 - 2022/11/11(Fri) 23:29:26

ウルトラマンデッカー 特別総集編2 テラフェイザーの脅威 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
構成:足木淳一郎、演出:村木祐介

(1) いい意味での漫才総集編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染者微増なかなか大変ですがいかがでしょうか。
 今回は特別総集編その2、テラフェイザーのもの、前回に続いてホッタ・マサミチとマルゥルが出て、テラフェイザー、そしてアガムスの件でホッタもあのナイゲル局長に取り調べ、しかしあなたはただのオッサンだというもの、このホッタ、技術者ですが、しかしマルゥルと組むといい漫才コンビ、過去の作品、ゼット、トリガーだけでなく、映画「ティガ&ダイナ」も網羅、マルゥルは面白いキャラクターで、ジードのベガ以来、このようなマスコット宇宙人が定番になり、そしてクロニクルDでデバンと組んだ意味があり、このホッタ、まじめな技術者ですが、総集編だと漫才的なものも見せてくれてよかったです。デッカーでは、カナタとハネジローが漫才コンビ、そしてマルゥルは前回、トリガーがケンゴの変身だと口を滑らせて、今回はミツクニが別次元から来たと口を滑らせて、これはカナタがマルゥルに正体をしゃべってしまった、70年代のドリフターズネタ、あるいは昭和の吉本新喜劇的なもの、そしてテラフェイザーの脅威という観点を、防衛チームとロボットから描いて楽しいものでした。
 DG001の意味、マルゥルはDがデッカー、Gはジェノサイド、つまりデッカー破壊のためのメカという指摘、対立するキャラクターが主人公側にいて敵対する武器を作る展開はSFアニメではいくつかありましたが、今回は味方だと思っていたアサカゲ博士が敵対勢力、それが特務3課にも波及というのは納得です。
(2) メカは操縦者で正義にも悪にもなる
 そして、テラフェイザーが悪用されたもので、ホッタが、ロボットに意思がないのでは使うもので正義にも悪にもなると発言、これは巨大ロボットのルーツ、鉄人28号、主題歌にもリモコンが敵にわたると悪魔になるというものに通じて、ウルトラマンではトリガー8話の展開があり、ティガのGUTSよ宙へ、にてホリイが、マキシマ砲、科学は使うものの位置で決まるという通り。この原則は、鉄人だとリモコンが敵にわたる展開は、鉄人は5つのテレビシリーズで共通している(鉄人28号はテレビアニメが5作あるものの、全然異なる設定、ストーリーでリブート以上のもの)ものの、80年の太陽の使者だと、リモコンが敵にわたる展開は、当時ガンダムのブームで、マジンガーZ以降のものが敵にわたる展開は少なく、当時のアニメファンは驚き、しかし、テラフェイザーは正義の用途のものが悪用されたもの、デッカーの世界ではショックなものであった模様ですが、現実社会でも、科学技術は悪用されたら大変なことになるとたくさんの例があり、ウルトラシリーズは社会風刺、そして文明風刺の観点は56年の歴史で貫かれて、貴重な観点でした。
(3) トリガー、ゼット、ダイナ次元の紹介
 そして、ロボットを使う防衛チームとして、ゼットの特空機、ナースデッセイ号と紹介、さらにティガ&ダイナ、マルゥルの愉快な会話、何せホッタとマルゥルは最高の漫才コンビ、トリガーのサタンデロスのこと、24年前のデスフェイサーの特撮は今見てもスゴイもの、つまり今は24年前の映画並みの特撮をテレビで定常的にみられて、そしてダイナが肉弾戦でデスフェイサーを倒したのは今見てもスゴイもの、ウルトラシリーズの歴史を見ました。さらに、テラフェイザーとデスフェイサーの関係もいずれテレビシリーズで明かされるのかも知れません。マルゥルはムラホシ隊長をムラちゃんという結果、今後も楽しみです。
 来週は超獣出現、ひょっとしたらヤプール出現かも、面白そうです。
(4) シネマトゥディに森次晃嗣さんインタビュー
 ウルトラシリーズ56年で、様々なメディアに取り上げられて、シネマトゥディに森次晃嗣さんのインタビューがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6fa12a93c12fb60107c0ccd1978684c969d8048?fbclid=IwAR003o6B_xwthf9yWplgl_6lVfdt6tcVuk7wbjr7rOQCz7WwA9wPmbUzLMU セブンは先月加古川と神戸の住宅展示場に来たものですが、僕らオールドファンだけでなく、小さいお子さんにも大人気、素晴らしいものです。
(5) 円谷プロの業績絶好調
 ウルトラシリーズを制作する円谷プロの業績、事業収入が67%増加など大変な勢いです。
https://gamebiz.jp/news/359544?fbclid=IwAR2nX4_XlMcefuBsPZnFG9dGePRGcd0fVI134g8vt_UFJppjyEc39Vps8Mk 
https://gamebiz.jp/news/359515 
 これは、中国でのウルトラマン人気が大変なことがあり、そしてシン・ウルトラマン大ヒット、何より親会社がフィールズから円谷フィールズホールディングスという名前、つまり親会社に「円谷」の名前が復活!ほとんどの日本人が「円谷」をちゃんとつぶらやと読めるのはもちろんウルトラマンのため、円谷プロのHPにも毎日新グッズ登場、本当に頼もしいことです。
 先週はまた加古川の住宅展示場にオーブのイベントに行きました。寒暖の差が激しいです、皆さんお元気で。
No.12162 - 2022/11/12(Sat) 14:40:14

Re: ウルトラマンデッカー 特別総集編その2 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。すいません、また忙しくなりましたので欠席致します。皆さんもお身体に気をつけてくださいね。
No.12163 - 2022/11/18(Fri) 15:27:38

ウルトラマンデッカー 第18話 異次元からのいざない 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) オリジナルヤプール人、50年ぶりに登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染拡大、インフルエンザも流行ですがいかがでしょうか。
 今回もサプライズの連続で、悪役はヤプール人、エースのレギュラー悪役で、しかしエース本篇では全滅せず、タロウのベムスター編に再登場し、平成以降ではメビウスに再登場して頻繁に出ているものの、しかしタロウ以降の出現はいわゆる巨大ヤプール、ヤプール人の全合体の姿ではあり、エースに出てきたオリジナルの姿で出てくるのはエース本篇以来50年ぶり、これは着ぐるみにCG処理をしたものですが、相変わらずやることが汚く、カナタに化けての暗躍、そしてラストの展開は想像もつかないもの、ヤプール人、悪役の中の悪役です。
 冒頭、アガムス(アサカゲ博士)をTPU隊員が確保しようとして、ヤプール人が助けて共闘、ヤプール人は本当に卑劣なやり方をやり、自ら悪魔と呼ばれていると、まるで卑怯なことが誇りのようなもの、しかしこのようにかつてはカナタたちの仲間であったアガムスと共闘をするのは汚いもの、えげつない悪役で、そして超獣を操るもの、ただ今回登場したアリブンタは、エースの第5話で初登場、その際にはヤプール人の仲間のギロン人に操られたもの、オリジナルのヤプール人に操られるのは初めて。アリブンタは以降、ニュージェネレーションシリーズではビクトリーファイトやオーブ、R/Bに出て、今回は強力な蟻酸を使用するなど、オリジナルの設定を生かしたもの、監督は坂本さん、次回でまたトリガーとの共闘があるからでしょうが、見事なハヤシナオキさんの脚本に感服です。
(2) アガムスの位置
 冒頭で、アガムスがさまよい、人類が宇宙に進出しないと自分の星は滅びなかったというもの、ウルトラシリーズではヤプール人のような極悪のものと、わけのある怪獣、敵側のキャラクターがいてアガムスはもちろん後者、そして復讐のためにカナタ、デッカーを手にかけようとするもの、しかしカナタはアスミ・デッカーからアガムスを助けてやってくれと言われて、アガムスは理由のあるものと理解、それはGUTS-SELECTのメンバーも同じ、しかし、アガムスはどうやらヤプール人が超極悪とは知らない(この地球にはそれまでヤプール人は現れていない)模様、興味深い展開でした。そして、アガムスをカナタが配慮するものの、隊長は捕まえるのはカナタの任務ではないというのはなるほどでした。そして、アガムスのこと、リュウモンはそれがひっかかるのかと問うものの、未来人デッカーはアガムスを救ってやってくれ、自分たちを憎むものを救うのは大変、しかしケンゴはそれをやったという意味は、ウルトラシリーズ56年の伝統を感じさせました。
(3) 偽主役、久しぶりに登場
 そして、カナタたち3人は地盤陥没の場所の調査に来て、しかしカナタは異次元空間に引き込まれて、代わりにヤプール人の化けた偽物出現。偽のウルトラマン(あるいはそれに準じるもの)は多数いたものの、悪役が主人公に化けたのはセブンのゴドラ星人がダンに化けたことがあるくらい、そしてリュウモン、イチカたちを陥れようとするもの、悪役のやり方に、悪もここまで来たら立派、です。そして、本物のカナタを、イチカがぶって判別というもの、これは昭和のロボットアニメにあったと思い、昭和テイストの展開はなるほどです。
No.12164 - 2022/11/19(Sat) 14:22:24

ウルトラマンデッカー 第18話 異次元からのいざない 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カナタとアガムスの対峙
 カナタは異次元空間でアガムスに対峙、アガムスはカナタ個人を恨んでいないというものの、しかしカナタは目障りというもの、デッカーのダイナミックは未来にないもの、母星を滅ぼされて、しかしそれでカナタ一人を恨むのは問題、そしてアガムスを理解しようとするカナタ、これは歴代のウルトラシリーズの主役はみんなこういうもの(復讐は何も生み出さない)ですが、改めてカナタは立派、それを悪用するヤプール人の卑劣さにはビックリです。
(5) 怪獣より強い超獣
 そして、アリブンタは、オリジナルの蟻酸攻撃でGUTSグリフォンを撃墜させるほど、さらにかなり強力、坂本さんが超獣を演出させるのは初めてですが、圧倒的に強い超獣の描写はすごいし、今年のエース50周年の記念に素晴らしいものでした。ミニチュアセットを多用しての特撮は素晴らしい、やはりオールCGだけでなく、アナログ特撮をCGで補強する今のウルトラシリーズの特撮は最高です。
(6) オリジナルのリスペクトバトル
 そして、テラフェイザーも出現、デッカーをアリブンタが押さえ込んで、それでリュウモンたちは攻撃できず、そこにテラフェイザーがTRメガバスター使用になり、しかしデッカーはミラクルタイプになり逃れて、さらに分身してアリブンタ、テラフェイザーと対決、この分身は、ダイナの、ミジー星人の怪獣ガラオンの場合はその分着ぐるみを複数用意してのものでしたが、今回は着ぐるみは一つのみで、どうやらデジタル合成でやっている模様、CGと着ぐるみをうまく使った特撮、そしてミニチュアセットによる地盤崩壊など大迫力、さらに、分身したデッカーがアリブンタとテラフェイザーを激突させるのは、エース5話でゾフィーとエースがアリブンタとギロン人を激突させて倒した展開へのオマージュ、オリジナルのものを知っているものにはにやり、でした。
(7) サプライズ!アガムスは偽物!
 そして、アスミ・デッカーからアガムスを助けてやってくれと頼まれたカナタは、アリブンタの爆発からアガムスを守るために盾になり、これはよくある展開、が、それはヤプール人の化けた偽物で、正体を現して異次元空間にデッカーを罠にかけて飛ばしてしまう、あまりに卑劣なやり方にビックリ、本物のアガムスはデッカーのいない地球は簡単に滅ぼせると嘯き、他方カナタを案じるハネジロー、そして次回は月が舞台、ケンゴたちも登場、またトリガーとの共闘もあり、楽しみです。
(8) 追悼、大森一樹監督
 ゴジラなどたくさんの名作映画を撮られた大森一樹さんが70歳で亡くなられました。大森さんはその後大阪芸術大学で映画監督の講座も教えて、特撮では何と言っても89年のゴジラvsビオランテを成功させた意味はあまりに大きく、80年代は、特撮は低迷、スーパー戦隊シリーズとメタルヒーローシリーズ、さらに不思議コメディシリーズはあったものの、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーの継続はなく、東宝は特撮映画を作るたびに特撮マニアから批判されて、しかしこのゴジラvsビオランテは、大森さん、特技監督の川北紘一さんと組んで、円谷英二さん存命時の黄金時代の東宝特撮を思わせる名作を作られて、そして90年代はゴジラのシリーズは、ヒットのためにやや子供向けになったものの、配給収入ではゴジラは毎年年間成績の1位か2位になり、80年代の特撮は売れないという風評を払拭、そして95年に平成ガメラ、96年からの平成ウルトラマン、2000年からの平成ライダーになり、さらに、ゴジラvsビオランテはアニメのエヴァンゲリオンにも影響(設定や場所)、つまり大森さん、川北さんの尽力なしに今の特撮黄金時代はなかったわけで、本当に感謝しています。今年は宝田明さん、村石監督と特撮を支えた名手がなくなられて寂しいです。
(9) アマゾンプライムでシン・ウルトラマンやDAICON帰ってきたウルトラマン配信
 昨日から、アマゾンプライムビデオで、シン・ウルトラマン配信、さらに、83年公開の、庵野秀明さんたちのDAICONフィルム版の帰ってきたウルトラマンも配信、40年前の、学生さんの自主制作特撮とは信じられないもの、今は作品のものは、DVDより動画配信で楽しむ時代、ウルトラシリーズの最新作も無料YouTube配信で国際的に見られて、この人気は頼もしいものです。皆さんお元気で。
No.12165 - 2022/11/19(Sat) 14:23:15

ウルトラマンデッカー 第19話 月面の戦士たち 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:坂本浩一

(1) トリガー、デッカー共闘再び
 レイゴさん、藤子さん、みなさんこんにちは。コロナ再燃ですがいかがでしょうか。
 今回は前回の続き、卑劣なヤプールの罠にはまり異次元に飛ばされたデッカー、セルジェンド光線で異次元を打破したら、宇宙空間に飛ばされて、そしてスフィアに襲われたら、予想通りトリガーに助けられる展開、今回はヒーローの等身大タッグなど、シリーズ初の要素、そしてカナタの両親のメッセージというのはヒーローものの定番、しかし、ハネジローが不在のカナタのことをいろいろとやるもの、シリアス要素と、ギャグもあり、楽しめました。
 今回の展開で、ヤプールとスフィアは、共闘しながら、結局は最後、スフィアがヤプールを利用するもの、スフィアは今回まで言葉を発したことはなく、ダイナだと、後半でスフィアは言葉を発して、最終回ではエヴァンゲリオンの人類補完計画のようなことを口走り、しかし卑怯なヤプールを利用するスフィア、悪役としてなかなか面白いものでした。
 そして、GUTS-SELECTではヤプールとスフィアをアガムスが悪用のこと、ムラホシ隊長はそれほど地球はアガムスから恨まれているという意味はありました。そして、今回のサブタイトル、月面の戦士たちは、ティガ&ダイナ 光の星の戦士たちへのオマージュの模様、素晴らしいものです。
(2) 月面での対決
 トリガー、ケンゴに救われたデッカー、カナタ、第7,8話に続いての共闘、今回は月面、ニュージェネレーションシリーズになり、宇宙が舞台の話は異例、宇宙だとかなり特撮に手間がかかり、しかし今はCGもうまく使い、そして着ぐるみとミニチュアセットも多用。さらに、ゾンボーグ兵、ロボット、これはダイナの、青春の光と影に出てきたロボット、今回はTPUの使用していたものをスフィアとヤプールが悪用。前作のキャラクターとの共演は、このようにデッカーが、トリガーの続編だから成立したもの、見事なバトルでした。
(3) ハネジローのギャグ
 そして、カナタが行方不明になり、ハネジローはカナタのこと案じて、そして正体のバレないようにギャグ的なもの、これは昭和の吉本新喜劇やドリフターズのギャグ、今回ハネジローがAIというものの、芸人的な位置にあるのは話に面白い展開、しかし、これを見たら、GUTS-SELECTのメンバーはみんなカナタがウルトラマンだと勘づいている、特に隊長はうまく話をさえぎってハネジローにウインク、こういう新鮮なネタは素晴らしいです。
No.12166 - 2022/11/26(Sat) 15:47:05

ウルトラマンデッカー 第19話 月面の戦士たち 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 史上初、等身大ウルトラマンの共闘
 今回は、TPU月面基地で、ヤプールはゾンボーグ兵を使用してカナタとケンゴを攻撃、するとカナタが等身大デッカーになり、ケンゴを救出して、ケンゴも等身大トリガーになり、等身大ウルトラマンの闘いは間々あったものの、等身大ウルトラマンが複数のものは、ガイアのアグル対ガイアで1度あったのみ、その際には両者は敵対していたので共闘ではなくバトル、このように等身大ウルトラマンが二人で敵と戦うシーンはウルトラシリーズ56年の歴史で初。ゾンボーグ兵は、着ぐるみ2つのみで、それを監督の坂本さん、うまい具合に何体もいるように見せて、これはCGで一つのものを複数に見せるのではなく、着ぐるみアクション、今や特撮ヒーロー演出になくてはならない坂本浩一さんの演出、アクションはさえていました。
(5) カナタの両親のメッセージ
 そして、ケンゴが火星にいるカナタの両親のメッセージを伝えて、信じた道を行というものは昭和からヒーローものだけでなく、ドラマ・特撮の定番、魅せてくれる展開でした。こういう展開、昭和の特撮・アニメにはよくあったもののの、最近はご無沙汰、しかし昭和はさすがのものでした。そして、どんな時でもあきらめないという定番のもの、燃えました。
(6) ギャラクトロンマーク2、強い、それと闘うヒーローのカッコよさ
 そして、ヤプールはとうとうスフィアに取り込まれてしまい、あの卑劣なヤプールりワルのスフィアそのスフィアは月面にあったギャラクトロンを再起動させたもの(他にキングジョーとかいろいろある、おそらくCGのもの)、シビルジャッジメンターではなく、スフィアジャッジメンターとしてのギャラクトロンマーク2、オーブ以降何度も出ているものも、今回はかなり強く、追い詰められたトリガーとデッカーは最強形態になり、両者の剣を合わせての勝利、ヒーロー同士の共闘は、ダイナだとティガにダイゴが変身しての共闘はなく、今回は燃えるものでした。ケンゴが先輩(カナタ君と呼ぶのはヒーローものでは異例)ケンゴのスマイルスマイル、カナタも未来人デッカーとの約束もあり、主題歌のよる熱演は素晴らしいものでした。
(6) しかし、カナタは帰還して・・・
 カナタは、ケンゴからカードを託されて地球に帰還、が、基地ではカナタが行方不明、それを何とかするハネジローの愉快さ、ハネジローはAI、ロボットながら見事な芸人?ぶりで、みんなをごまかし続けるのは大変、カナタはハネジローを親友というもの、カナタはこういうヒーローとしては異例の、いい意味での芸人的な位置があり、楽しめました。
 来週は田口清隆さんの監督、中野貴雄によるもの、どうやらクライマックスの少し前の番外編の模様で、またトリガー以来、7月開始、半年ながら総集編を入れて1月に最終回は妥当、今後も楽しみです。
(7) デッカー、劇場版来年2月に公開
そして、今年のトリガー同様に、デッカー劇場版製作、来年2月に円谷イマジネーションと、一部劇場で公開(https://m-78.jp/news/post-6559 )。2月公開なのは、円谷作品としてグリッドマンの劇場版が3月にあるためと思われて、さらに交響詩ウルトラセブンの吹奏楽版も出て(https://m-78.jp/news/post-6555 )、今年はシン・ウルトラマンの記録的なヒット、それも日本だけでなく世界でヒット、2022年は戦争など大変な年でしたが、ウルトラマンにとっては飛躍のものになりました。寒くなり、コロナ、インフルエンザと大変です、皆さんお大事に。
No.12167 - 2022/11/26(Sat) 15:48:06

ウルトラマンデッカー 第20話 らごんさま 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:田口清隆

(1) 令和の実相寺テイスト、さすがの田口演出
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。12月になり大変に寒くなりましたがいかがでしょうか。
 今回はニュージェネレーション演出エースの田口清隆さんが登板、名コンビの中野貴雄さんの脚本で、話は怪奇大作戦の霧の童話を思わせる設定と展開(怪奇大作戦はテーマ的にウルトラシリーズと通じるものがある)、そしてラゴンは、町の伝説的な存在、イチカが主役でカイザキ副隊長がサポート、主役のカナタの出番は少なく、こういう異色作、田口さんは東映のアマゾンプライムの仮面ライダーブラックサンの特撮監督をされて、そのためにデッカーでは20話での登板でしたが、まさに実相寺テイストを令和の世に感じさせてくれるものでした。
 昭和だと、実相寺さんは異色作を手掛けられて、正攻法のパイロットや最終回の例はなく(シルバー仮面ではありましたが)、そして正攻法のものは、第1次シリーズだと円谷一さん、満田さんがされてこの手の話はされなかったものの、平成では、ダイナ以降はメインを演出された村石さんも異色作を多数演出されて、これはダイナの少年宇宙人のような名作を思わせる、太田愛さんの脚本と、原田昌樹監督の名コンビを思わせて、そしてラゴンが出て、ウルトラQの音楽、宮内國郎さんのBGM、使用されたのはウルトラゾーンでのステレオ再録音のものでしたが、昭和テイストの怪奇要素(障子を開けたらラゴン)、これはQでのラゴンを演出された野長瀬監督の要素もあり、田口さんは昭和ウルトラの研究をされて大変に感動的なものでした。中野さんの脚本、田口さんの演出はその第一弾のガンQの涙を思わせるもの、日本の土着文化のものを特撮ヒーローで見るのは何年振りか、素晴らしいものでした。また、ラスト、ラゴンは倒されないと思ってその通り、この点はマックスの、龍の恋人も思わせる要素でした。タカハシヒョウリさんは、クトゥルフ神話や諸星大二郎さんの要素もあるとツイッターで発信されています。まさに、ウルトラシリーズのSFテイストの真骨頂です。そしてワダツミシティのという舞台、名前からしてSFテイスト、僕ら全シリーズを知っているものにはにやりでした。
(2) 開発される地方、そして取り残される老人
 今回は令和の今にあるのかというようなのんきな農村、しかし200年前に干拓された土地、そこでらごんさまという信仰があり、こういう神様を想定するのはウルトラシリーズの定番、浦澤ナギという高齢の女性がメイン、イチカはラゴンを見ることができて、そしてナギは若くて心の美しい娘にしか見えないというもの、それにカイザキ副隊長立腹(坂道の、若いものでも大変、カイザキ副隊長は30だと大変とか)、しかしこの手のネタは、昭和ウルトラにはいろいろあり、ナギは阻害されて、そして絵葉書にはお金をとる模様も細かいもの(レジが昭和のもの)、田口さんはオーブだと昭和テイスト満喫のものを多数されて、そしてラゴンの様々なイラスト、素晴らしいものでした。この手の郷土史家という設定、日本の古典を利用したSF設定、面白い展開でした。
 イチカはスフィアのために旅に出られず、そしてナギとの交流、さらに重力波などの要素と、未知の生物の世界など、SFに凝る田口ワールドの妙を見ました。
No.12168 - 2022/12/03(Sat) 14:10:56

ウルトラマンデッカー 第20話 らごんさま 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) ラゴンに襲撃されたのは工事関係者
 そして、ラゴンが襲ったのは、岩戸撤去をする工事関係者というもの、これは怪奇大作戦の霧の童話や、マックスの龍の恋人と同じ、開発をするものと、古いものを残そうとするものの対立、50年以上前のテーマが2022年の今も通じるのは見事です。
 さらに、ラゴンのお面をつけたナギ、70年前の記憶、少女時代にラゴンと出会い、一緒に遊んだもの、その際に託された桜貝、こういうネタもウルトラシリーズでは昭和からあり、しかしラゴンは岩戸に封印されてしまい、撤去工事をやめさせたい、ナギはまたラゴンに会いたい、定番のもの、日本の古来のものにルーツを持つSFです。
(4) そして、ラゴン出現
 ラゴンは怒り、巨大化して暴れて、巨大怪獣映画のもの、ラゴンは今回、無害なものですが、しかしデッカーを圧倒するもの、そしてカナタは攻撃を受けて即変身、バトルの形態では初代マンと巨大ラゴンへのオマージュもあり、怪獣映画の大規模な世界、CGも使うものの、基本は着ぐるみとミニチュアセットで圧倒です。
(5) 田口特撮の真骨頂
 田口さんの特撮は素晴らしいもの、中でもサイドミラーを出して、そこに映るバトルを描写は素晴らしいもの、田口さんは本篇、特技監督としてウルトラシリーズ最高級の手腕を持ち、そしてセルジェンド光線をラゴンに放つと、ラゴンは口からの光線で威嚇してデッカーを異世界に飛ばして、これは初代マンでは、ラゴンの口からの光線を浴びた後、スペシウム光線でとどめの逆、しかしこれは結末を見たら納得するものでした。
(6) 孤独なナギ、それを救うイチカ
 最後、ナギは、ラゴンを鎮める踊りをして、ラゴンと一緒に行く、親しいものはもういない、絶望的なものを語り、若いものに置いて行かれたものの気持ちはわからないというもの、これは前述の霧の童話など、ウルトラシリーズの定番、しかしイチカはナギを助けようとして、スフィアにより仲間と離れ離れになり、しかし心を閉ざしてはいけないと叫び、異次元空間?に飛び込み、そしてナギを救出、それをデッカーのミラクルタイプがサポート、もちろんラゴンは異世界に行き、ナギは生還、今回はデッカーの活躍場面は少なく、これは実相寺監督の円盤が来たを思わせて、しかし最後、ミラクルタイプの意味の出てくるものでした。また、カイザキ副隊長はイチカと叫んで、女性隊員の位置がよくわかるものでした。ラゴンのとナギの別れ、これは泣けました。
 リュウモンは、量子物理学での特異点だと語り、これはファンタジー世界として素晴らしい結果でした。
 そして、最後、ナギは桜貝をイチカに渡して、それで500円と冗談、これも昭和テイスト、最後は一応ハッピーエンド、怪奇大作戦でハッピーエンドの話がほとんどないのと対照的、まさに神回でした。僕も高齢の母の介護をして、理解できました。さすが田口さんの演出、この9年、ウルトラシリーズをしんどいところから立て直して、放映期間は半年でも仮面ライダー、戦隊シリーズと並ぶ名作シリーズにした(ネットではまだおもちゃのために、という批判があるものの、そのおもちゃが売れているから10年続いているのです)。
 どうやら次回から5部作のクライマックス、そしてウルトラシリーズの定番の超技術の暴走の模様です。
(7) 映画「スーパーマリオ」はゼットの映画化?
 スーパーマリオの映画公開で、主役のマリオは宮野真守さん、ルイージが畠中さんと、まるでウルトラマンゼットと同じ、その上に関智一さんも声優参加、ツイッターではついにウルトラマンZの劇場版公開との反応もありました。
 ウルトラシリーズ関係のフィギュアもたくさん出て、ただネットでの抽選がメインで、SNSには抽選に当たらなかったファンの嘆きも多数、おそらく在庫を持てないためでしょう、40年前のガンダムのプラモデルのような需要過多ではない模様ですが、より多くのファンの手に、とも思います。
 今月は地元の住宅展示場でウルトラマンのイベントなし、ただ来年はまたやってくれると願っています。コロナも寒くなり大変です、サッカーは燃えています、皆さんお元気で。
No.12169 - 2022/12/03(Sat) 14:15:16
ウルトラマンデッカー 第11話 機神出撃 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎、監督:越友靖

(1) 災いか、テラフェイザー
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風14号に続いて15号も、まるでこの話みたいにやってきて静岡は大雨で大変でしたがいかがでしょうか。
 今回はTPUの新戦力、電脳魔人テラフェイザー登場、オリジナルは映画ウルトラマンティガ&ダイナ 光の星の戦士たちに出てきたデスフェイサー、これはスーパーGUTSの新戦力として開発した戦艦プロメテウスが、侵略者モネラ星人にあやつられて電脳魔人になったもの、ネオ・マキシマ砲を装備して一度はダイナを撃退、しかしスーパーGUTSメンバーとともにダイナは撃退するもので、その経緯から危険な、と思われたもの。そしてテラフェイザーの輸送シーンは、エヴァンゲリオンでの4号機起動実験(これは使途に乗っ取られて主人公たちを攻撃)、もちろんスフィアにとってこれは脅威で攻撃するもの、今回登場したライバッサーやガソートはスフィア合成獣ではない模様ですが、背後にスフィアがいる模様で、そして第11話の段階だとテラフェイザーはデスフェイサーのように敵のものになるか不明ですが、起動実験で、カナタはトリガーに登場したキングジョー・ストレイジカスタムを想起させると語り、これは教科書にも載っている模様、今回はAIが操縦するもの、この手の巨大ロボットは、マジンガーZ以来人間(パイロット)が搭乗して操縦するもものが定番で、巨大ロボットのルーツ、鉄人28号は外部からリモコン操縦でしたが、21世紀にAIによる巨大ロボットはユニーク。過去には、特撮の大鉄人17は自分の意志を持ったロボットでしたが、それとも異なるもの、今回はユニークでした。
 テラフェイザーはコードネームDG001、GUTSグリフォンのレーザー砲を応用、トリガーの闇巨人対策で開発されたものの、デッカーの世界になり、ツイッターを見てもデスフェイサーやテラノイドとは異なる模様ですが、ロボット兵器は、ゼットでセブンガーの活躍で防衛チームの戦力としてうまく使われて、TR粒子を応用、様々な武装もあり、そして前述のようにエヴァンゲリオン的なものもあり、面白い展開でした。
(2) 地球に生じた遺物排除が怪獣か
 この、ライバッサー、地球に生じた異物排除かとムラホシ隊長が語り、カイザキ副隊長も驚くもの、こういう展開はゼットなどでもあり、人類が環境破壊をするので排除というのは、古くは宇宙猿人ゴリや新造人間キャシャーンなどあり、古くて新しいテーマでした。
(3) サプライズ、ライバッサーとそれの着ぐるみを利用した等身大バトル
 そして、ガソートは敵キャラとして、妨害したのみ、メインの怪獣ライバッサーはおそらくオーブのグエバッサーの改造、テラフェイザー起動実験を阻止するだけでなく、何とヒナバッサーという、ライバッサーの着ぐるみをそのまま仮面ライダーの怪人のように使用したアクションがあり、これは、等身大怪人もウルトラシリーズではいくつかあり、ダイナの、移動要塞浮上せずのディゴンのようなものですが、まさか親怪獣の着ぐるみを、おそらく一つだけのものをうまく撮影して複数のヒナバッサーが襲うようにしているもの、これはセンス・オブ・ワンダーでした。
No.12142 - 2022/09/24(Sat) 14:29:17

ウルトラマンデッカー 第11話 機神出撃 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 経験豊富なAIはハネジロー
 そして、テラフェイザーは起動実験でAIがオーバーヒート、AIとロボットのものは、仮面ライダーゼロワンで扱われて、この時はヒューマギアというアンドロイド的なものでしたが、今回はAIコンピューターをテラフェイザーに搭載してそれがダメになり、しかし代替のものとしてAIにハネジローがあり、これはハネジローも一種のロボットとして面白い展開、ハネジローもやるのかというあたり、カナタとのコンビの面白さ。そしてハネジローをテラフェイザーに搭載させまいとしてヒナバッサーがカナタたちに襲い掛かり、それをカナタたちはラグビやアメリカンフットボールの要領でパスして移動、これはゴレンジャーの必殺技、ゴレンジャーハリケーンの模様を意図したものと思われて、監督の越さんはニュージェネレーション監督の皆さんでも若手ですが、いいものをやってくれています。
(5) 令和2度目、ウルトラマンの等身大バトル
 そして、カナタがヒナバッサーに連れ去られて、そして変身、が、巨大化してライバッサーと対決かと思いきや、何と等身大のままでリュウモンたちの前に現れて、ニュージェネレーションではゼット以来2度目、ゼットのように等身大の時間制限はなし、が等身大のデッカーに、小っちゃいウルトラマンとイチカがいうのは爆笑。ツイッターではこれだとウルトラマンチッチャーだと指摘もあり、そして人間の言葉をしゃべらないものでコミュニケーションに苦労、セブンだとしゃべるし、しかしハネジローがボディランゲージを解析、もちろんハネジローがカナタの正体を知っているからですが、ゼットでもボディランゲージでメダルをもらうシーンがあり、面白いものでした。
 そして、等身大バトル、最近の仮面ライダーではこの手のバトル、物足りないものもあり、隊員とウルトラヒーローが等身大バトルで共闘というのは、ティガの人間採取があったものの、新鮮なものでした。さらに、倒れたデッカーにリュウモンが手を差し伸べるもの、イチカもたまには自分たちもデッカーの力になるというもの、もちろんウルトラヒーローと人間に信頼関係が完璧にあるためですが、素晴らしい展開でした。
 さらに、アサカゲ博士がハネジローをテラフェイザーに搭載するために、デッカーはミラクルタイプになりテレポート能力を使用、この手のシーンはウルトラシリーズや他のヒーローものにもあったものの、新鮮なものでした。
(6) そして、アサカゲ博士はテラフェイザーに乗る
 今回、ナースデッセイ号ではムラホシ隊長とカイザキ副隊長が待機、しかし現場は電波妨害で連絡できないもの、こういう展開は昭和からあったもので、現場はアサカゲ博士の指導でリュウモンたちが活躍するもの、ゼットでもキングジョー・ストレイジカスタム起動実験もあり、巨大ロボットはパイロットの登場するもの、というもの、そしてアサカゲ博士はハネジローとともにテラフェイザーに入り、焼き切れたAIの代わりに起動。テラフェイザーは着ぐるみとCGをうまく使い、なかなかうまくやっていて、最近のウルトラシリーズのCGとアナログ特撮の併用は見事でした。
 アサカゲ博士は命がいくつあっても足りないといい、ハネジローは空中戦しか経験なし、というものの大活躍、そして、空中戦もあり、CG使用、ロボットアニメ的なものもあり、ロボットには、鉄人28号以来の機会そのものの、ややぎこちないもの、特撮ロボットの定番と、エヴァンゲリオン的な要素もあり、ロボットアニメとしての要素も入れて、近年はテレビのロボットアニメはほぼ絶滅、ガンダムの新作テレビシリーズが久しぶりにあるものの、特撮としてのロボット、戦隊ヒーローのものとは異なる雰囲気でした。
 アサカゲ博士は実質、ハネジローを駆使してテラフェイザーを操縦、しかしまだまだ改善の余地あり、そしてデッカーは巨大化して(等身大で戦っていたものが巨大化する展開はコスモス以来か)、デュアルソードを駆使してライバッサーを撃破、アサカゲ博士はおいしいところを持っていくと感嘆、なるほどでした。
(7) そして、テラフェイザーは…
 今回はディメンションナビなし、そしてカナタはケガ、リュウモンはどこに行っていたというものの、大変にチームワークのいいものでした。そして次回はニュージェネレーション恒例の中間クライマックス、本当にいいものを作ってくれて、一時絶滅危惧種であった着ぐるみとミニチュアセットの特撮は2022年も健在、今後も応援しています、皆さんお元気で。
No.12143 - 2022/09/24(Sat) 14:29:55

Re: ウルトラマンデッカー 第11話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。
新兵器お披露目にアサカゲ博士、カナタはもちろんソウマまではしゃぎ気味。試運転前に実戦はキツいけど、やばいほど燃えるらしいですね。慣らし運転無しですぐにAIが駄目になり、代わりの物をと皆でハネジローを「じー…」そして4人でDASH、パスをしながら進むので、戦闘機の乗り心地より キツいみたいなことを言うハネジロー。途中ヒナバッサーにさらわれたカナタ、変身したものの人間サイズ、力もうまく使えないようです。それを心配するソウマに助けに行くようにと言う博士。おかげで立ち上がり、博士を送り込めたデッカー。ハネジローを接続し、戦闘再開、さすがハネちゃん見事な操縦!が、やはり無理に繋いだこともあってかオーバーヒート、いやー、ハネちゃん死なないでー!が、デッカーが助けてくれました。戦い終わって撤収作業の中、若者たちのチームワークに感心する博士。先週の女性博士がドロドロだっただけに爽やかだなと。しかし新兵器のベースはキングジョーでしたか。アキトも途中までは関わったのかも。ハルキとZがまた来てくれないかなー。バコさんも連れてさー。
では、今夜はこれにて失礼致します。各地で台風被害が出ています、皆さんも二次災害等にお気をつけ下さい。
No.12144 - 2022/09/27(Tue) 23:31:32

ウルトラマンデッカー 第12話 ネオメガスの逆襲 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足木淳一郎 監督:越智靖

(1) 恒例の前半クライマックスに強化スフィア合成獣登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さん こんにちは。涼しくなりましたが台風被害もあり、いかがでしょうか。
 第12話はオーブ以来の前半クライマックス、オーブからデッカーまで11,12話は前後編作品でしたが、前回のテラフェイザー登場編に続いて、今回は第10話でのネオメガス、角のみ残ったものにスフィアソルジャーが憑依してスフィアネオメガスになり、生物兵器がスフィアに利用されるのは、ダイナで人造ウルトラマンがスフィアに乗っ取られてゼルガノイドになった例もあるものの、これはかなりの強敵。大きな足を持つのはスフィアザウルス以来でも圧倒的に強く、デッカーを一度敗退させて、そしてリターンマッチでテラフェイザーとデッカーの共闘で倒したもの、今回は全編バトルシーン、帰マンのベムスター登場編以来よくあるものですが、強敵をどうやって倒すかのバトル、そして小回りの利かないナースデッセイ号は使えず、テラフェイザーを使用。ゼット以来、ロボットが防衛チームの主要装備になり、今回は第10話の、生物兵器の展開がやはり禍根を残したもの。見ごたえのあるものでした。
(2) 帰マンを思わせる地上戦
 そして、スフィアネオメガスの猛撃に、カナタたちは戦闘機と地上戦であり、銃を持って走り回るのは帰マンのMATが地上戦にて長けていて、それを想起させるものもあり、壮絶なバトル。監督の越さんは10話から3つ連続であり、こういう中盤クライマックスを初めて担当、バトルの見事さ、巨大戦のもの、ミニチュアセットとCGのうまいもので、しかしGUTSグリフォンにてハイパーストーン光線を放ちスフィアネオメガスの角を破壊しても、スフィアソルジャーが来て即座に修復、ウルトラマンでは何度かあった展開でしたが、そしてGUTSグリフォンも危機になり、スフィアソルジャー対策で、カナタは禍威獣を任せたと放り出されて、こういう展開は初めて(乗っていた戦闘機の撃墜により変身するパターンは無数あったものの、怪獣は任せたと放り出す展開は初めて、ウルトラシリーズ56年でも新しいものをやってくれている)。そしてカナタはデッカーになり、ストロングタイプで対抗するもスフィアネオメガスは圧倒的。これほどの強敵はテレビシリーズでは異例。そしてイチカ、リュウモンをスフィアネオメガスが攻撃使用してデッカーが盾になり敗退、デッカーの敗退は初めて。これは2話分を凝縮したような展開で、圧倒的なものでした。これ、デッカーが押しつぶされたビックカメラの社屋、ツイッターで大丈夫だと発信もあり、タイアップはいい意味で役に立つものです。
(3) 敗れて、そしてリベンジ
 前半クライマックスでヒーローが一度敗退は恒例ですが、テラフェイザーは前半整備中で稼働できず、そして待機のカナタたち、カナタは敗退してトレーニング、これは帰マンの、サータンの話にあり、いわゆる巨人の星的な特訓ではなく、人間として負けないためのもの、そして、カナタはアサカゲ博士と話して、無条件の善意に注意と言われても、こういう熱血キャラクターの本領発揮。祖父が、負けた理由を考えるより勝つために努力しろと言われたもの、これはヒーローものの定番、ウルトラマンの、特撮ドラマとしての完成度を見ました。
No.12145 - 2022/10/01(Sat) 15:35:27

ウルトラマンデッカー 第12話 ネオメガスの逆襲 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 闘う意味!
 アサカゲ博士、あてのない善意は逆に相手を傷つけることもあると語り、カナタの、人を助けたいものへのアドバイス。さしてハネジローは宇宙開発のために闘わないととなり、人間臭くなるAI。アサカゲ博士の小柳友さんは映画「ウルトラマンゼロ」の主役、二人の主役ヒーローの話、これは当然狙ってのものでしょうが、ウルトラシリーズが単なる勧善懲悪でなく、考えさせられるものになっていました。
 ムラホシ隊長、強敵に、相手の情報を得るチャンスと語り、そして墜落させられたカナタに責任はあると語り、このチームは本当によくやっています。
(5) スフィアネオメガスの不気味さ
 スフィアネオメガスはスフィアザウルスの腕により根を張り、不気味な展開、それをテラフェイザーにより撃退する展開、ゼット以来の、ロボットを主力メカとする展開、TRメガバスターをハネジローがムラホシ隊長とアサカゲ博士に提案、これはスーパー戦隊のロボ戦と異なり、円谷特撮の本格的なもの、そして攻略法など面白いものでした。
(6) スフィアネオメガスとの決戦
 そして、切り札、TRメガバスターには課題もあり、しかしハネジローは「努力」でやるというもの、ハネジローの人間味、そしてカナタとの見事なコンビ、カナタの正体を知っているからの展開はさすが。テラフェイザーはガンダムのようなパイロットの乗り込むタイプではなく、最近のロボットでは異例。そしてスフィアソルジャーが合体で武器になるものは、ダイナで人造ウルトラマン、テラノイドをゼルガノイドにしたようなもの、そしてハネジローがカナタにウルトラマンになり援護しろというもの、こういう展開はなかなか、ハネジローとカナタにも完璧な信頼関係があり、楽しいもの。いい連携だとムラホシ隊長も語り、そしてTRメガバスターで留め、それをデッカーがサポート、そしてTRメガバスターはイチカが飛ばされそうになり、ヤマトの波動砲的な展開。ただ、ダイナのデスフェイサーは悪の手になり、今後は注目です。
(7) ハネジローのデータから・・・
 そして、ムラホシ隊長がアサカゲ博士にハネジローのデータを渡り、厳重にプロテクトされたファイルを見たら…アサカゲ博士もカナタの正体を知る展開、こんな形は異例。主人公の正体ばれは様々なパターンがあり、最悪はメビウスでヒルカワによりばらされるものもありましたが、これは面白いものになりそうです。
 来週は恒例の総集編、デッカー、なかなかいいので期待しています。
(8) ウルトラセブン55年イベント、グッズ展開
 そして、今日は55年前にウルトラセブン開始から55年、様々なイベントがあり、グッズも発売、地元の姫路でウルトラセブン55年展示もある模様で、出来たら行きたいです。
 台風で静岡が断水で大変、コロナの後はインフルエンザも問題、皆さんお大事に。
 
No.12146 - 2022/10/01(Sat) 15:36:13

Re: ウルトラマンデッカー 第12話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
とうとうテラフェイザーの正規パイロットになったハネジロー、「努力」という言葉に反応、自分の成長に自信を見せます。
それにしても、カナタの扱いが雑なんてもんじゃないわー!「任せた」と言って機外にポーイ、「問題ない」と言ってわざと倒れて周囲を煙に巻き変身させる、完全に上からですね。そして「お前が変身する必要はないかもな」…。主人公以外が天狗になる?人工知能による下剋上ネタ、いやいやまさか、と思っていたらアサカゲ博士がハッキングしてバレちゃって。ああ博士、あなたを爽やかな人だと思ったのは勘違いだと思いたくない!でもダイナがベースということは…。
それでは今夜はこれにて失礼致します。寒暖の差が激しくなりました。皆さんどうぞお大事に。
No.12147 - 2022/10/07(Fri) 23:13:28

ウルトラマンデッカー 第13話 ジャンブル・ロック 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:鶴田幸伸 監督:内田直之

(1) 恒例の総集編、2年続けてマルゥル主役?編
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。今日は兵庫県加古川の住宅展示場のウルトラマンのイベントに行き、今デッカー見ました。
 第13話は恒例の総集編ですが、まずはネタ、イチカが傷を負って、絆創膏を、としてカナタの変身アイテムを見て、それを過去にカナタは絆創膏入れ、としていたもの、このアイテムが最後の落ちになるものの、カナタが実にアバウトな(い意味で)のキャラクターであり、そしてナースデッセイ号が停電、と思ったらマルゥルが作業していて、暗闇の中でお化け?に見えるもの、これは昭和からのネタですが、マルゥルは毒舌キャラで、メトロン星人は平成以降様々なキャラクターになり、その中でマルゥルは前作のクロニクルDのキャラもして、そしてカナタ、イチカ、リュウモンたちをユニークな講評?ギャグ的なものがあり、マルゥルはトリガーの13話でタツミ隊長行方不明のネタで、昭和的なもの、そしてハネジローも講評するもの、何とも愉快でした。しかし、イチカは第2話の展開で、カナタの正体に気づいていた(というか、全員何らかの形でカナタの正体に気づいている模様あり)、なかなか面白いものでした。総集編の監督は3年続けて内田直之さん、見事でした。
(2) そして、カナタ、マルゥルにカミングアウト?
 今回のネタは、マルゥルと新生GUTS-SELECT面々の対面、しかし、マルゥルはユニークな観点ではあり、そしてカナタ、マルゥルに話していくうちに変身、正体カミングアウト?ただ、これは見ていてこうなると思ってしまうもの、昭和の吉本新喜劇みたいな展開で、そして過去の展開で仲間たちが正体に気づいている様子があるから生きているもの、それが楽しい展開でした。
(3) 一転してサスペンス?
 が、突然システムダウン、すると消火用のガスが出てきてカナタとマルゥル、絶体絶命?それを乗り越えるのに外部のエネルギーがいるというものの、そしてマニュアルは分厚いもの、こんなもの、一気に読めないという展開、このピンチでもこれまた昭和の吉本新喜劇みたいなもの、そして隊員たちはまじめで、結局みんな真剣な中でうまくもの、これは前作、トリガーでうまく使われたマルゥルのキャラクターが生きていて、とても愉快でした。その中で結局活路が開かれるもの、素晴らしいものでした。
(4) ネタ、変身アイテムの心配
 で、カナタが絆創膏いれとしていた変身アイテムのもの、それが無事だと最後に安心、これまた昭和の吉本新喜劇みたいなもの、さらに、マルゥルはムラホシ隊長のことをムラちゃんというもの、タツミ隊長の後輩でマルゥルはムラホシ隊長のことも熟知、これは続編ならではのものでした。最後、仕上げで真っ暗、これまた新喜劇のパターン、愉快でした。そしてマルゥルも新生GUTS-SELECTを評価、どうやらトリガーのGUTS-SELECTとこちらの共闘もあり得る模様です。
(5) 加古川の住宅展示場のウルトラマンのイベントに行きました
 そして、今日は地元、兵庫県加古川の住宅展示場に、ウルトラマンのイベントがあり、ここは昨年来6度目で、トリガーとゼットがフック星人、宿那鬼などと戦うミニショー、そして撮影会にはセブン、デッカー、ギンガ、ビクトリーも来て2つ写真の取れるもの、参加者は大人だけと小さい子供を連れた方と半々、皆さんシン・ウルトラマンの大ヒットで今年はとてもいいものだと言われていました。
 次回はテラフェイザーがどうなるか、期待しています。寒暖の差が激しいです、コロナは収まってもインフルエンザもあります、皆さんお元気で。
No.12148 - 2022/10/08(Sat) 19:31:13

Re: ウルトラマンデッカー 第13話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
マルゥル、もっと言って、もっと言ってー!異常事態に慣れちゃ駄目だって。で、ハネちゃんにも教育的指導してー。スフィアのラスボスにそそのかされそうで心配してるの私だけ?特務3課でスフィアの天井をぶち壊す研究してよ、またトリガーが来てくれた時に内と外から同時に何か撃つとか。
それはともかく、今回私がグッと来たのは「せーの」でスイッチ押すところです。何故そこ?と思われるでしょうが、数名で一斉に気合いを入れる掛け声は他国ではあまりないそうです。「もったいない」も「仕方ない」も日本だけと聞いて、「凄いぞ日本!」と喜ぶ私。…変ですか?
しかし、私ったらいつもハネちゃん多めに書いてますね。いつか耳からウィーンとプロペラ伸ばしてドローンになるかもとか、ルーブのダーリンとクロニクルの解説をケンカ漫才風にやって欲しいとか、そんなことばかり考えています。
では、今夜はこれにて失礼致します。
No.12149 - 2022/10/14(Fri) 23:11:10

ウルトラマンデッカー 第14話 魔神誕生 考察 / 棺桶のジョー
脚本:根元歳三、監督:武居正能

(1) 予想された展開と、サプライズのラッシュ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒暖の差が激しいですがお元気ですか。
 今回は冒頭、テラフェイザーとデッカーのコンビで連戦連勝、カナタはそれを紹介するテレビの動画を何度も見て満足、しかし、テラフェイザーは映画「ティガ&ダイナ」の展開から敵に回るのではと予想されて、その通りなものの、まさかアサカゲ博士が裏切り、というか本性を見せるとはビックリ。花、風など謎の言葉を発して、そしてアサカゲ博士は故郷のための研究というのは2度目見て意味深、そしてラストに謎の男が出て、演じる谷口賢志さんは戦隊シリーズや仮面ライダーアマゾンズ、セイバーにも出られた特撮のベテラン、ラストのサプライズにビックリでした。
 そして、冒頭に出てきたノイズラーは、最初80に出たもの、この際は東京サイレント作戦で、ノイズラーは音に反応する怪獣で、それで東京を無音にするものの、これが当時のPTAから戦争中を思わせると批判されたもの、しかしノイズラーは80のカラータイマーの鳴る音を聞くとおとなしくなり、それで80が宇宙に連れて行くもの(80は怪獣を倒さない話がタロウに次いで多い)、今回は敵怪獣として出て、テラフェイザーとのコンビで倒されたものですが、これがかませ犬的なものとは想像もつかなかったです。さらに、第1話に登場したスフィアザウルス再登場、しかしスフィアザウルスは第1話の怪獣としては異例の弱さ、デッカーのカラータイマーが青のまま倒されたものの、どうやらこれは逆襲のための伏線らしく、このところのウルトラシリーズでは伏線を張ってどんでん返し的なものもあり、30分濃厚なものでした。今回はメイン監督の武居さんの担当、R/Bのメイン監督で、そのほかのシリーズでも重要な話を担当されて、特撮も見事なもの、ニュージェネレーションシリーズの特撮は本当に進化してビックリです。脚本の根本さんはトリガーの劇場版でもコラボ、素晴らしいものです。
 そして、スフィアはテラフェイザーを狙っている模様もあるもの、このデッカー、本当にいい路線です。動画配信のコメントは大変に盛り上がり、最近のウルトラマンの盛り上がりは見事です。
(2) ゼットで定番、ウルトラヒーローとロボットのコラボ
 テラフェイザーはアサカゲ博士の開発したロボット、SFヒーローものの定番、ロボットアニメ的なキャラ、しかし原典のティガ&ダイナだと、地球防衛のために建造した戦艦プロメテウスが侵略者、モネラ星人に乗っ取られて電脳魔人デスフェイサーになり、ダイナを一度は撃退するもの、そして最近だとゼット末期でウルトロイドゼロが敵に悪用されるものもありましたが、今回はアサカゲ博士の正体はこの14話の段階では宇宙人であること以外は未知ですが、第12話のラストでカナタがウルトラマンだと知り、これは侵略者はウルトラマンの正体を最初から知っているパターンとは異なり、ウルトラマンとロボットのコラボは異例なことにゼットまでなく、巨大ロボットは戦隊シリーズでバトルフィーバーJから定番になったものの、ゼットではロボットのセブンガーたちとはいい意味で持ちつ持たれつ、そしてウルトロイドゼロはD4という最終兵器を持ったのが仇でしたが、テラフェイザーもTRメガバスターがあり、しかしカナタはテラフェイザーの開発でアサカゲ博士に感謝、アサカゲ博士は怪しいとツイッターでは指摘もあったものの、まさか、の展開でびっくりでした。
 アサカゲ博士はバズド星人アガムス、防衛チームに敵側の人間がいるのはネクサス以来ありましたが、久しぶりのもの、それもかつてはウルトラマンの主役を演じられた方のもの、サプライズでした。
No.12150 - 2022/10/15(Sat) 14:36:59

ウルトラマンデッカー 第14話 魔神誕生 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 復活のスフィアザウルス
 そして、今回のメインの怪獣、スフィアザウルスは第1話にてあっけなく倒されたのはどうやらここが伏線になっていた模様で、そしてスフィア合成獣は攻撃されてもスフィアソルジャーが取り付いて修復というもの、その上スフィアネオメガスが根を張っていたのはこれの伏線、そして、冒頭のノイズラーのもので、怪獣の出現頻度が増えているというもの、これらもテラフェイザーの裏切りの伏線であり、脚本とシリーズ構成感服です。ナースキャノンをスフィアソルジャーが防ぐなどすごいもの、そして再生能力など、大変なもの、しかし後半の展開は予想できなかったです。
(4) やはりヴィラン、アサカゲ博士
 アサカゲ博士を演じる小柳友さんは2010年の映画「ウルトラマンゼロ」の主役、かつてウルトラマンを演じた役者さんがヴィラン(悪役)というのは昭和の必殺シリーズでいくらでも見たものの、小柳さんは、正義の反対は悪ではなくもう一つの正義だと言われて、これは納得。正義という言葉は月光仮面以来ヒーローの代名詞ではあるものの、現実の戦争は「正義」のために行われて、太平洋戦争も、今のウクライナの侵攻も同じ、異なる正義の対立は、ウルトラシリーズだと、ティガのイーヴィルティガはマサキ・ケイゴがもう一つの正義を実現しようとして暴走したもの、特撮ヒーローだと、黒部進さんはメガロマンの悪役、森次晃嗣さんは仮面ライダーブレイドの悪役はあったものの、まさかウルトラシリーズの中である時は主役、ある時はヴィランは異例(藤田進さんはウルトラセブンの長官だと現場に理解があったのに、帰マンだと帝国軍人的なキャラになったこともありましたが)。もちろん昭和以来、ウルトラシリーズは勧善懲悪ではなく深いドラマを描いたことが背景にある(しかし、月光仮面も勧善懲悪ではなく、悪人を殺さないと意味のある話)のです。そして、カナタがこの時代のデッカーで、テラフェイザーはデッカーを倒すために作ったというもの、驚きのものでした。
(5) そして、第2サプライズ、謎の男
 今回の、アサカゲ博士の裏切り?は過去にも様々な作品があり、デッカーが敗北、そしてアガムスに追い詰められるカナタ、が、そこで突然謎の男出現!もちろん主人公のピンチに何者かが駆けつける展開は無数あったものの、この謎の男はカナタの変身アイテムを得て、変身アイテム盗難はセブン以来無数あったものの、それにより別の人間がウルトラマンに変身は前代未聞の第2のサプライズ、ウルトラマンの変身者が複数いた例はネクサスにあり、またギンガだとウルトライブして別のウルトラマンになった例はありましたが、こんな展開は前代未聞でびっくりでした。
(6) 変身者が異なると闘いが異なる
 そして、謎の男が変身したデッカー、これは一種のイーヴィルティガ的なもの、リュウモンは、動きが異なり戦いにはるかに慣れていると感じて、ディメンションカード怪獣の用法やタイプチェンジは確かに大きく異なり、ネクサスも変身者(デュナミスト)が変わると闘いは違っていたもの、あるいはゼロも作品により変身者は違っていたものですが、それとは根本的に異なり、この、謎の男の正体が全く不明で、どうやら先代のデッカーの模様、こういう前代未聞の展開を様々な形でやってくれる最近のウルトラマンはすごいです。
(7) 3大特撮変身役者さん、テレビ版では初
 この、謎の男を演じるんはスーパー戦隊のゴーゴーファイブ、そして仮面ライダードライブアマゾンズのアマゾンアルファ、劇場版仮面ライダーセイバーのゲスト、そして今回は先代のデッカーと、3大特撮ですべて変身したことになり、夏にケイン・コスギさんが映画の仮面ライダーリバイスで変身して達成ですが、テレビの3大特撮で全部変身したのは初、ここ数年ウルトラマンとライダー、戦隊に出る俳優さんが激増、おそらく円谷プロと東映は公式なコラボはしていないものの、水面下でコラボしてそれぞれを盛り上げている模様で素晴らしいものです、
(8) 週刊文春に古谷敏さんの特集あり
 最新号の週刊文春に、初代ウルトラマンのスーツアクター、セブンのアマギ隊員の古谷敏さんの特集があり、初期のウルトラマンの特撮は大変、しかし子供たちの声援で続けて、その後不遇の時期もあったものの、成田亨さんのお別れの会に参加したら、ひし美ゆり子さんとコンタクトして、最近はイベントに参加、素晴らしい記事でした。またウルトラセブン55年のグッズなども出て、セブンなどもう商品など出尽くしたと思ったらまたやり、来週の神戸の住宅展示場にも来るので行きます。寒暖の差が激しいです、皆さんお元気で。
No.12151 - 2022/10/15(Sat) 14:38:01

Re: ウルトラマンデッカー 第14話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
とうとうカナタが調子に乗り始めてしまったと思ったら、アサカゲ博士がおかしい。何やらブツブツ言って…。そこへ明るく礼を言いに来るカナタ、ここで「知ってるよ」と言われるかとハラハラしましたが…。その後、意気揚々と出撃したカナタ達、しかし何者かに撃たれ停止するテラフェイザー、ショートしたハネちゃんは管制室へ強制送還。えっ、どうやって?テラフェイザーに乗ってたのは分身というか端末?そういえば第二話で、ファルコンはハネちゃんがリモートで飛ばしたと言っていたかな?すいません、誰か私でも分かるように教えて下さい。
それはともかく、撃ったのはなんとアサカゲ博士、しかもまたブツブツ言っている。失った物を数えているように。そしてテラフェイザーを乗っ取り、攻撃開始、やがてカナタに目障りなんだよと銃を突きつけますが、そこに駆けつけたのは先代デッカー!彼が口にした名を聞いて、「お前がその名を言うな!」と激怒する博士。第一話で剣を授けたあの女性?そして第二ラウンド、先代はカナタのアイテムで変身、その戦いぶりの手慣れたこと。リュウモンも違いに気付きます。しかしカラータイマー点滅、何故か余裕のポーズでした。あのアイテム、一人一人に授けられるのではなく、受け継がれる物なのですね。ということは、先代との共闘は…?一気に重く複雑になってきたデッカー、今後の展開がたのしみです。
では、今夜はこれにて失礼致します。
No.12152 - 2022/10/21(Fri) 23:57:42

ウルトラマンデッカー 第15話 明日への約束  考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 前代未聞のサプライズ、これでもかの連続
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。寒暖の差が激しいですがいかがでしょうか。
 まず、オープニングでアサカゲではなくアガムスに変更、そして謎解き、人類が未来に宇宙に進出して、そしてスフィアと遭遇、闘い、その中で現在の地球にスフィア襲来、これらの謎解きは、ネクサスで最終回、振りまいた謎を全部解明した実績がウルトラシリーズにはあり、エヴァンゲリオンや平成ライダーなど謎を振りまくやり方は多数あったものの、振りまいた謎を全部解明した実績はネクサスのみ、今回は第14話も含めて、ひょっとしたら3部作くらいで描くものを2話に凝縮したものかも知れませんが、今まで引いてきた伏線をうまく利用して素晴らしいものでした。
 謎の男、谷口賢志さん演じるのは未来人デッカー、未来から来たもので、第1話でカナタに語り掛けたのは未来人デッカー、カナタの子孫というオチにはビックリ、そしてアガムスの実態は人類の宇宙進出で滅ぼされたもの、さらに一瞬ですがダイナ(と思われるウルトラマン)も見えて、これはまだ謎があるものの、怒涛の展開に30分息をのむものでした。
(2) スフィアの正体
 未来人デッカーは、スフィアは文明の発達した星を破壊するものと語り、そしてこの時代に光が存在するとして、時空移動システムで、カナタにDフラッシャーを送ったもの、これは未来と過去のネタは特撮・アニメを通してSFものの定番ですが、そしてアガムスは故郷を守るというものの、バズド星は地球人のために滅んだという展開、これもSFヒーローものの定番、しかしバズド星はまだ滅んでいないと未来人デッカーは言い、未来人デッカーとアガムスの齟齬、これはSFものとして秀逸、そしてカナタはアサカゲに騙されたと怒り、しかしアガムスは純粋さに虫唾の走るというもの、背景はあれど悪役として最高の位置、見事なものでした。
(3) アガムスと未来人デッカーの関係
 アガムスはバズド星人、それを隠してTPUに接触、そしてテラフェイザーを開発、しかし謎の女性もいて、どうやら未来人デッカーとは因縁がある模様、さらに、アガムスがテラフェイザーを操縦するアイテム、フェイスライザー、これはリモコン機能と、中に乗って操縦するシステムの双方を持ち、ロボットアニメだと鉄人28号の要素とガンダムなどの要素を持つもの、そして、圧倒的な展開ではあり、しかし、カナタが熱血漢で、命を守りたい強い意志、もちろんこれは全ウルトラシリーズの主人公の持つものですが、それに未来人デッカーが力を貸しての強化形態登場、アガムスはまだ未知の要素があり、しかし12話までに描かれた要素が見事な伏線になり、これは連続ドラマものの醍醐味、ウルトラシリーズは1話完結形態を昭和は基本的にとり、それが平成だと第1話からラスボスの気配があり、最終回まで続くものが大半(マックスなど例外もあるものの)、このようなシリーズ構成は素晴らしいもの、見事でした。
No.12153 - 2022/10/22(Sat) 15:39:00

ウルトラマンデッカー 第15話 明日への約束  考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カナタと未来人デッカーのユニークな関係
 そして、カナタは未来人デッカーのことを最初にオッサンと呼び、すると未来人デッカーはカナタをガキと呼ぶもの、谷口さんは特撮ヒーロー経験も豊富で、特に仮面ライダーアマゾンズでユニークな役を演じられて、そして3大特撮ヒーローに変身したものを喜ばれて、他方カナタはまだ若く、これは未来人デッカーをベテランに設定した意味はありました。さらに、カナタと未来人デッカーは敵対する要素もあったものの、もちろん最後は共闘するもの、これは設定や脚本の妙があり、メイン脚本の根元さんはアニメの経験も豊か、素晴らしいものでした。
(5) 必死に地上戦を展開するGUTS-SELECT
 さらに、GUTS-SELECTはナースデッセイ号もGUTSファルコンも使用不能で、地上戦、これは映画「ティガ&ダイナ」で、スーパーGUTSが戦闘機墜落でも必死に地上戦を展開して、最後は車も破壊されても走って戦うものへのオマージュと思われて(そして帰マンのMATでの地上戦の要素もある、ダイナは帰マン的な要素を多数取り入れている)、そしてカナタのことは連絡取れず、しかしメンバーの多くはカナタの正体に気づいている(トリガー、ケンゴのとの共闘で、二人どこに行ったとリュウモンが言うのに、ユナのよくあることで理由のつくのはさすが)模様、それぞれが最善を尽くす、まさにヒーローの真骨頂です。
(6) 単なる悪役ではないアガムス
 そして、アサカゲことアガムスは単なる悪(など日本のヒーローものにない)ではなく、ジードの伏井出ケイのようなものではなく、ケイと故郷を滅ぼされた点では同じ(さらに、トリガーのイグニスも同様)ですが、それぞれに正義があり、ショッカーのようなものではなく、敵ではあっても悪ではないもの、演じる小柳友さんは映画「ウルトラマンゼロ」の主役、その弟はジードというもの、この10数年、円谷プロは試行錯誤していいものを作り、シン・ウルトラマンの大ブレイクで世界に名をとどろかせて、いいものをやってくれて、素晴らしいものでした。
 さらに、未来にはユザレもいて、そしてもう一人のウルトラマンは明らかにダイナ、前回予告編でダイナが一瞬映り、今回に出るのかと思われたらそうではなく、しかしこの分だとダイナも、トリガーにティガの登場したように出てくると予想されます。
 そして、カナタは未来人デッカーに命を捨てて解決しない、未来人デッカーの仲間たちも闘っている、何が何でも生き延びて一緒にがんばれというのは、ヒーローとして当然のもの、カナタは、自分の世界は自分で守るとして、そしてオッサンとガキという展開、主題歌アレンジBGMとともにカナタの変身、胸アツものでした。
(7) 強化形態、ダイナミックタイプ
 そして、決戦ではカナタがデッカーに変身、しかし劣勢、これは映画「ティガ&ダイナ」のデスフェイサーとダイナのバトルを思わせて(ミラクルタイプになっても動きを読まれる点はそれ)、TRメガバスターに窮地に陥り、すると未来人デッカーが力を与えて、負けた理由を探すより、勝てなかった自分を超えろというものは熱血もの、そして新しい力、ダイナミックタイプになるもの、最終強化形態はニュージェネレーションシリーズでは12、15,17話のどこかに出るものの、今回は15話で登場、新しいカードを得て、盾と剣になるもの、テラフェイザーとスフィアザウルスを一気に倒して、後10話あるものの、この形態は素晴らしいもの、満足でした。
 また、アガムスの風、太陽などというものは、ひょっとしたら帰マンの「許されざる命」での挿入歌「花・太陽・雨」、グループサウンズのPYG、沢田研二さんもいたバンドのものを引用したのかとも思われます。
(8) 優れた武居さんの特撮
 そして、ミニチュアセットと着ぐるみによる、円谷特撮の伝統のものは、武居さんもここ数年メイン、準メイン監督をされて、おそらくチーフプロデューサーの北浦さんが若い監督さんに指導されていると思いますが、圧倒的な完成度。シン・ウルトラマンの特撮はほぼオールCGでしたが、最近のウルトラマンは基本的に着ぐるみとミニチュアセット、それらの完成度は大変なもの、こんな贅沢な特撮を年の後半のみとは言え楽しめるのは素晴らしいことです。
(9) アガムスを助けてやってくれ
 最後、未来人デッカーは未来に帰るのに名前を名乗っていなかった(オープニングに表記はあったものの)、カナタの子孫、宇宙せんべいは火星でも売っているというもの、そしてアガムスを救ってやってくれと言い残して未来に戻り、これは未来人デッカー、また出てくる模様で、単なる悪役ではないアガムスの存在感、そして後半のドラマも楽しみです。
 エンディングではカナタ、仲間たちと再会で、どこに行っていたになるものの、こういう展開は昭和から無数あって丸く収まっているもの、本当に素晴らしいものでした。ツイッターでは神回との書き込みも見ました。
(10) 2022年、ウルトラマンの隊長は仮面ライダーになる
 東映でネット配信の仮面ライダーBLACK SUNがあり、田口清隆さんが特撮監督、そして主役は西島秀俊さん、シン・ウルトラマンの禍特対隊長(班長)をされて、そしてデッカーの隊長役の黄川田雅哉さんも仮面ライダーザ・ファースト、ネクストの本郷猛、つまり2022年のウルトラマンは隊長が仮面ライダーになるもので、円谷と東映は正式な協力関係ではないものの、事実的に提携になり、最近はウルトラマンと仮面ライダーが協力関係にあるのは素晴らしいものです。皆さんお元気で。
No.12154 - 2022/10/22(Sat) 15:39:53

Re: ウルトラマンデッカー 第15話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんにちは。
先代が子孫?鶏が先か卵が先か、これ、結構重い永遠の謎ですよね。実質年齢は子孫の方が上だし、まだまだ若い先祖と「ガキ!」「オッサン!」の応酬。そのガキに「死んで花実が咲くものか」ということを言われる子孫、泣けますよ。大河ドラマ「毛利元就」に、「生きておれば勝ったようなものにござります。」つまり、「君死にたもうことなかれ」です。アガムスも生きていれば、あの女性に再会できるかも知れないし。最後に再びあの言葉を呟く彼…キーワードかも?
さて、テラフェイザーの暴走から破壊まで、大変な回でした。上層部は謝罪と説明に追われることになるでしょう。そしてハネちゃん、大丈夫かな…。
それでは今日はこれにて失礼致します。
No.12155 - 2022/10/28(Fri) 13:53:46
ウルトラマンデッカー 第6話 地底怪獣現わる!現わる! 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:辻本貴則

(1) 前代未聞、地底怪獣4種も登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変ですがお元気ですか。
 今回はリュウモン主役編、ガッツファルコンに乗って、そして冒頭、パゴスが出るものの、そして地底怪獣として地下にグドン、テレスドン出現、さらにツインテールも多数登場(これはCGの模様)、サブタイトルの地底怪獣現わる、現わるの意味はなるほど、です。
 そして、ササメダケが120年ぶりに咲いて、これは不吉の予兆、そして不思議な虹とともにパゴス出現、これはウルトラQの、虹の卵の設定、ストーリーの引用、過去作の要素をうまく入れて、僕みたいなオールドファンはニヤリです。
(2) 怪獣の解析
 カイザキ副隊長がパゴスについて解析、金色の虹というものもウルトラQへのオマージュ、そして地底怪獣が地底を高速で移動する理由も今回考察されて、ササメダケと怪獣の関係など、凝った設定、ウルトラマン、ここ数年過去作の要素へのオマージュと新規要素をうまくやっています。
 そして、工場ができて、そこで地下3200mの超臨界メタルがパゴスのエネルギーであり、さらに地底怪獣の巨体を維持するのに莫大なエネルギーを要するというSF考察、うまくやっていました。 
 今回、リュウモンに焦点が当たり、カナタ、イチカは名前で劇中呼称されて、リュウモンは苗字でのもの、これはウルトラマンとしてよくありますが、やはりオールドファンも新規のファンも納得です。
(3) リュウモンの過去
 リュウモンは数年前に怪獣の災害に会い、ラストシーン、その際にTPU隊員に助けられて、そして人助けの仕事に、としてGUTS-SELECTに参加、前作でアキト、同じく怪獣に襲われて両親を失いそしてGUT−SELECT参加の延長上、リュウモンは、100点でないと0点だと、人命救助だとしかしこれは納得できる点と、おかしいと思うものがあり、これはスポーツだと優勝、金メダルでないと無意味という発想、しかし現実には80点でもいいはずで、こういう展開はヒーローものだけでなく、スポーツものでも昭和からあった展開、カナタとのやり取り、意味がありました。
 リュウモンは、けがしてもトレーニング、カナタの差し入れのドリンクを、糖質制限と拒否、リュウモンは何でも親から与えられたというもの、ストイックなリュウモンと、アバウトなカナタの対比、これらは熱血主人公とクールな副主人公という設定はガッチャマン以来多数の前例があり面白いものでした。
No.12128 - 2022/08/20(Sat) 14:15:51

ウルトラマンデッカー 第6話 地底怪獣現わる!現わる! 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) GUT−SELECTの作戦
 そして、金色の虹の解析、地底をニュートリノで調べるのは、ガイア最終回、通信手段を絶たれた人類がニュートリノを利用して通信手段を回復、そして倒されたガイア、アグルを復活させる手法を科学者集団が立てるもの以来、こういう過去作のネタ、僕みたいにほぼ全作知っているものにはなるほど、です。
(5) サプライズ、地底怪獣は多数
 そして、カナタはデッカーに変身してパゴスと闘うものの、何者かに足を取られて地底に引きずり込まれる、そして地下3200mにグドン出現、その上にテレスドン、さらにツインテール軍団!ツインテールはCGなのでスーツアクター表示なくサプライズ!ウルトラヒーローの、地底での戦いはエースのアリブンタ、ギロン人以来、平成・令和を通して初の地底戦、驚きでした。地底はCG描写ですが、すごい特撮、こんなものを年の後半のみとは言え毎週見られるのはすごいです。
(6) 地底に戦闘機で突入して援護
 地底での戦いは、ドリルのついた地底メカでやるのが定番(マグマライザーなど)で、通常の戦闘機にて地底に行くのはウルトラシリーズ初、他のヒーローものでも、ドリルメカなしで地底に行くのはまれ、そしてリュウモンが見事にデッカーをアシスト、デッカー、カナタも危機をアギラをディメンションカード怪獣として使用して切り抜けて、リュウモンがマーカーを打ち込み、地上からナースデッセイ号がネオ・マキシマ砲でパゴス、ツインテールらを撃破、残ったグドンを、デッカーはミラクルタイプになり、瞬間移動能力を利用して地上に行き、倒すのは息もつかせぬ展開、素晴らしいものでした。
(7) 毎回圧巻の辻本特撮
 そして、第5,6話に続いての辻本監督、ここ数年のウルトラ演出の大黒柱、素晴らしい特撮で、ミニチュアとCGをうまく組み合わせて、ビルの破壊などミニチュアセットを見事に見せて、他方地底での戦いはどうやらグリーンバックで撮影してCG合成、これは他の監督もしているものの、辻本さんも見事、ともかく、特撮、特技の真骨頂、映画の怪獣物並みのスケールをテレビで見られるのはすごいです。
(なお、辻本監督のツイッター発信だと、地底のシーンはオールCGではなく様々なもの、またツインテールは何とソフビ人形を使用しての描写だということで、特撮の凝りように脱帽です)
(8) リュウモンの背景
 リュウモンは位置的にも前作のアキトを思わせて、カナタとはいいコンビ、エンディング、見事でした。
 そして、次回は前作のトリガーの客演、デッカー、脚本、演出、特撮も洗練されて見事、本当に素晴らしい作品です。
(9) またウルトラマンのイベントに行きました
 先週、兵庫県姫路市の住宅展示場でのウルトラマンのイベントに行きました。6月と同じ場所、登場するヒーローはトリガーで、6月ほど人は集まらず(猛暑のためか、コロナのためか)、小さい子を連れた親子のコンビと、大人のみの参加が7対3くらい、グッズ抽選会は子供たちに譲り、グッズ当たった子供たちは本当にうれしそう、僕もデッカーと写真を撮り、本当に良かったです。
 先週のTBS、がっちりマンデー、近年のウルトラマンとバンダイの特集で、両者で綿密に連絡を取り合い、ソフビ人形の発売スケジュール確定、フィギュアの色合いの調整など大変なものでした。近年のウルトラマン、おもちゃのために作っているという批判はまだありますが、こうしていいグッズを出しているので成功しているのです。
 コロナ、なかなか大変です、皆さんお元気で。
No.12129 - 2022/08/20(Sat) 14:16:32

ウルトラマンデッカー 第7話 希望の光、赤い星より 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ 監督:坂本浩一

(1) 平成・令和ウルトラ恒例、一つ前のヒーローとの共演
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変ですが、いかがでしょうか。
 今回は前作のトリガーの主人公、ケンゴがゲスト出演、これはエックスの第13,14話、そしてトリガーの7,8話でも使用されたもの、ただし、もともと過去のヒーローの客演は昭和から、帰ってきたウルトラマンの時からあり、しかし昭和だと、最新ヒーローの引き立てに過去のヒーローがなってしまう、また逆のため、一時はウルトラ兄弟という設定が忌み嫌われて、それで80だとウルトラ兄弟の客演は少なくなってしまったのです。しかし、ティガの「ウルトラの星」にて、初代マンとの夢の共演、ウルトラマン創世記からの脚本家、上原正三さん渾身の名作はヒーローの共演の歴史を変えて、そしてメビウスでは過去のヒーローがオリジナルキャストで、過去の設定を生かして大成功、そしてウルトラ兄弟という設定はいいものであったと見直されて、今に至ります。
 今回も、前作の主役、ケンゴが客演、火星にいて、そこもスフィアに襲撃されて、それをケンゴたちが闘っていた設定、これはティガ、ダイナと異なるもので、うまくやっていました。仮面ライダーだと、正月映画で、最新ライダーと、一つ前のライダーのコラボはあるものの、テレビシリーズでは稀(最終回に、次作のライダーがちょっと出る程度)、こういうコラボは歓迎です。
(2) 令和のイデ、アキト
 そして、ケンゴの元に、ユナが現れて、新しいアイテムを渡し、そして地球を覆うスフィアのバリアを破るアイテムはアキトが開発、スフィアのデータをカード化、使用限界はあるものの、アキトは、ナースデッセイ号を設計して、トリガーでも変身アイテムを改良など大変な発明王、まさに令和のイデ、アキトなしにトリガーは勝てなかった話も多く、そしてトリガーがエタニティコアにいた2年、タツミ、アキトたちが怪獣を倒し、今回も新しい発明をして、隊員の共闘はダイナ、エックスでもあったものの、過去の作品のキャラクターが新たなアイテムを授けるのは異例、いい展開でした。
(3) メガロゾーアにスフィアが取り付いた
 そして、地球では10年前に倒されたはずのメガロゾーア、復活、そしてスフィアゴモラ同様、スフィアのとりついたことでパワーアップ、それに立ち向かうカナタはデッカーに変身するものの、触手により苦戦、これはティガのガタノゾーアの要素だけでなく、映画「ティガ&ダイナ」でのクイーンモネラの展開を思わせて、そしてバリアーを突破したケンゴ=トリガーの助太刀、今回はトリガーのメイン脚本のハヤシナオキさん、メイン監督の坂本浩一さんにより、名作としてなり、これはダイナの、滅びの微笑、前作ティガのメイン監督の村石さんの演出によるものを踏襲、見事なものでした。
(4) トリガー本篇は10年前
 そして、地球に降り立ったトリガーを見るのは、どうやらGUTS-SELECTのメンバーでもムラホシ隊長以外初めて、カイザキ副隊長も知らずかも、イチカも初めて見て、ましてやカナタも知らないもの、そして後輩のピンチに、颯爽と現れて助太刀、メビウス以降よく見た展開ですが、ニュージェネレーションシリーズも10年、こういう展開は見事に決めてくれて、今回はCGも使用しての、そしてスーツアクターによるアクションを重視した坂本さんの名演出でした。
No.12130 - 2022/08/27(Sat) 14:52:07

ウルトラマンデッカー 第7話 希望の光、赤い星より 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) カナタとケンゴは初対面
 地球にやってきた、ケンゴとカナタ、初対面、それでケンゴもカナタがウルトラマンとわかり、この展開、トリガーとゼットの時もあり、しかしケンゴがトリガーだと、前作のGUTS-SELECTのメンバー以外は知らない(ここで、先々週の特別総集編の展開が生きてくる)もので、互いに自己紹介、1年前のトリガーでもハルキとケンゴで同様の展開があり、しかし人間がウルトラマンに変身するというのは最終回以前は誰も知らないという、当たり前の展開がうまく生きていて、そしてデッカーのGUTS-SELECTのメンバーとケンゴ対面、しかしリュウモンはどうやってケンゴが地球に来たかと問い、カナタが慌てる展開は愉快。これはカナタ、ケンゴの言い訳がうまくやっても行き詰まり、ウルトラマンでもおなじみ?のギャグが楽しく、カナタは熱血漢で責任感など大変なものの、アバウトな(いい面で)ものもあり、これは楽しいものでした。
 タツミ隊長はムラホシ隊長のパイロットの先輩などの設定が生きて、カナタの両親は火星、しかしタツミ隊長たちが守っている展開はなるほど。そして、トリガー15話の、ダンスでの特訓を再現、カナタは、ケンゴがウルトラマンの力でみんなを笑顔にしたという点、しかしカルミラは浄化できても助けられる。そしてなぜ戦うか、カナタは目の前で困っている人がいるから、しかし考えたことはなかったといい、みんな違う答えがある、月光仮面以来60年を超すヒーローの歴史を感じました。
(6) スフィアメガロゾーア出現
 スフィアメガロゾーアは、スフィア合成獣ではなく、スフィアを利用して再生とは驚き。過去作のラスボス怪獣の再登場は、昭和だとゼットン、バンドンは何度も出ていますが、平成・令和だと、エックスのラスボス、グリーザがゼットに再登場したのみ、しかし強敵、二人で倒すのは、映画「ティガ&ダイナ」の展開を思わせて、トリガーのほうが先輩の描写、新兵器、デュアルソードを召喚、これで勝負あったかと思いきや!
(7) 恐るべし、カルミラ復活
 新兵器、デュアルソードで一撃両断、しかし、傷口から、カルミラの声で、「マナカケンゴォ」という叫び、これはSNSでカルミラ構文と書かれるもの、シン・ウルトラマンでの山本耕史さんのメフィラス構文と並んでウルトラファンにおなじみ、上坂すみれさんの声、一言でも大変な力、これは悪人3人組だと、ルーツはタイムボカンシリーズにあり、リーダーの声を一貫して小原乃梨子さんがされてその口調をうまく引用したもの、そしてカルミラ復活に驚いたケンゴ、トリガーはスフィアメガロゾーアを逃がしてしまい、さらに、ケンゴの育てていたルルイエが何か次回に悪さをなすもの、次回も楽しみです。
(8) ウルトラヒーロー・バトルミュージック、ニュージェネレーション編買いました
 3月に、ウルトラヒーローのバトルシーンの音楽をまとめた勝利確定のCD、昭和編、平成編、ニュージェネ編と出て、サントラCDが個別に出ていないニュージェネレーションのものを買いました。ヒーローの活躍シーンを集めたCDは、95年にパップから、ウルトラマン・決戦のものが出て以来いくつか出ているものの、これは素晴らしく、さらに劇場版での他のヒーローの共演シーンのためのメドレーは素晴らしい、いいものでした。
 来月はまた住宅展示場でのウルトラマンのイベントがある模様です、皆さんお元気で。
No.12131 - 2022/08/27(Sat) 14:52:50

ウルトラマンデッカー 第8話 光と闇、ふたたび 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 昭和、平成オマージュラッシュ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナは少し収まったものの、大変な台風出現ですがいかがでしょうか。
 前回の続きで、過去作のオマージュのラッシュ、まず、前回、スフィアメガロゾーアからカルミラの叫び、あれはカルミラ構文ではなく、マナカケンゴ構文とSNSでは言われて、そしてケンゴ=トリガーはカルミラを救うためにとどめを刺すのをためらい、その点、カナタにあれは敵だと指摘されて、それでも笑顔にすべきと語り、ウルトラシリーズでは敵を倒さない例は無数あり、今回の展開は、コスモスで、カオスヘッダーと結局和解して結末を遂げたものの延長線上にあり、単に敵を倒すのだけがヒーローの役目ではない、これは特にウルトラシリーズでは顕著ですが、納得させてもらいました。
(2) ティガ、永遠の命オマージュ
 これは、ケンゴが大切に育てていたルルイエが悪のものになり、花粉で幻想を見せるのはティガの、永遠の命(第45話)へのオマージュ、そして幻想を見せて、カナタが花粉にやられてしまい、予告編であった私服のGUTS-SELECTメンバーがせんべいを買いに来るシーンは夢の話、ダイナの、うたかたの空夢みたいに全編夢オチもあったものの、愉快な展開、リュウモンの関西弁など痛快、しかしケンゴの、何のために戦う、というもので自らを取り戻す展開は、さすがでした。
(3) 令和のマンモスフラワー、ギジェラン
 そして、あのルルイエはケンゴが大切にしていたものではなく、ギジェラン、スフィアの影響で目覚めて、巨大化して花粉を振りまくのは、ウルトラQの制作第1話のマンモスフラワーへのオマージュ、令和のマンモスフラワー。そして地上を除去しても根を除かないとダメで、根っこを攻撃できる除草剤を開発した展開もそれに類して、さらにティガの、永遠の命のギジェラによるギジェランという単語も出てきて、これら過去作オマージュ(マンモスフラワーはシン・ウルトラマンにも出た)に圧巻です。
(4) ユナ、再登場
 そして、ケンゴが、自分のルルイエが悪さをしていたのかと落ち込むと、ユナがスーツ姿で登場して対策も語るもの、デッカーがトリガーの続編だとよくわかるもの、そしてユナは、父のミツクニの秘書になり、他人の前では笑うなというものの、ケンゴの前ではトリガーのものになる展開、スマイルスマイルの展開。ギジェランは古代に、薬になり、古代の関係でギジェランはルルイエに似て、その後、ケンゴ、ユナは旧GUTS-SELECTの制服として登場、ギジェランとメガロゾーアの関係、これはダイナの滅びの微笑、エックスの光る大地、繋がる大地の展開のまま、また前作のトリガーにもゼットのハルキ登場、規則に違反しても許可するムラホシ隊長の度量と、そこにワンダバBGM、テレビシリーズに過去作の主役の客演は平成、特にニュージェネレーションになり定番になりました。過去のヒーローの客演は本当にいいものになりました。
No.12132 - 2022/09/03(Sat) 15:40:20

ウルトラマンデッカー 第8話 光と闇、ふたたび 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) ギジェラン撃滅作戦、そして
 令和のマンモスフラワー、ギジェラ撃滅に、新開発の除草剤をナースデッセイ号で散布、マキシマキャノン発射で、するとメガロゾーア出現、そしてケンゴとカナタは変身、燃えるダブル変身!これはなかなか見られないもの、それをリュウモンとイチカはどこに、というと、ユナがよくあること、で済む展開。この時点でイチカはカナタがデッカーだと勘づいて、またリュウモンも同様の様子、それで通じるのはすごいものです。
(6) 坂本さんの特撮もすごい
 今回は前作のメイン監督の坂本さん、ミニチュアセットとスーツアクターによるもの、CGによる特撮もいいですが、やはり円谷英二監督以来の着ぐるみとミニチュアの伝統は、令和になっても健在、こんな特撮、戦隊シリーズでもめったになく、これらを見られるなら、ウルトラマン、毎回半年ずつでも文句ないです。
(7) カルミラ救出!
 メガロゾーアにカルミラが取り込まれて、これはティガ・ファイナルオデッセイでガタノゾーアが闇巨人、デモンゾーアとして復活へのオマージュ、そしてまずデッカーの主題歌が流れて決戦、そしてケンゴ=トリガーがカルミラを救出したら、何とカルミラも参加しての3人でメガロゾーアと対決、トリガーの主題歌、撃破、燃えました。敵側のキャラクターが仲間になる展開は、メビウス末期でザムシャーが助太刀するなど様々なものがあり、ウルトラシリーズ以外にもあり、そして先輩のケンゴ、トリガーと、今のヒーロー、カナタ、デッカーの闘い、素晴らしいものでした。
 そして、ユナがユザレの力を何とか使い、カルミラを浄化、声の上坂すみれさん、令和のドロンジョみたいで(タイムボカンシリーズの悪役は悪というよりネタのいい役)、坂本さん、7月に公開の仮面ライダーリバイスの映画も演出されてあれもすごいアクションだったし、も得ました。
(8) 新しい旅立ち
 ケンゴはデュアルソードをカナタに託して、そしてケンゴは火星に戻り、そこにカルミラも同行、この分だとカルミラ、最終決戦に参加(ザムシャーのようなもの)かも知れません。
 次回はグレゴール人、ダイナでニセダイナとして決闘を挑んだキャラ登場、その人間態を演じるのはレジェンドスーツアクターの中村浩二さん、ティガ、ダイナのスーツアクターさん、これは楽しみです。
(9) ウルトラマン大投票、ウルトラセブン55年プロジェクト開始
 今週は円谷プロのHPにてビッグニュース、まず、ウルトラセブン55周年プロジェクト開始(https://m-78.jp/news/post-6464 )、セブンはグッズ、フィギュア、CD、DVD、動画配信など無数されてもうないかと思いきや、イベントも行い、セブンのファンとして楽しみです。
 さらに。全ウルトラマン大投票、9月10日にNHKのBSで放映、スタジオにつるのさん、杉浦さんとゼットの平野さん、さらにビデオ出演で黒部さん、森次さんだけでなく、ティガの長野博さんも登場!長野さん、肖像権などでなかなか出られないと言われていたのに、それらをクリアしての参加、これは楽しみ、おそらく今年のシン・ウルトラマンの大ヒットで、ウルトラマンルネサンス、10年前とは比較にならないウルトラマンの人気、知名度、本当に素晴らしいものです。
 台風や、そしてコロナもまだまだ大変です、皆さんお元気で
No.12133 - 2022/09/03(Sat) 15:41:10

Re: ウルトラマンデッカー 第8話 地底怪獣現わる!現わる! 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、大変ご無沙汰しております。これからも欠席することがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
敵の触角がジャンボタニシに見えて、「よくも田んぼをー!」とキレたことを思い出したというのは置いといて、カルミラがなぜ閉じ込められていたのか気になります。笑顔になれなかったから浄化できなくて、でしょうか。と思っていたら、「こいつらの居場所も探さなきゃね。」とダーゴンとヒュドラムらしき光の玉を取り出すカルミラ。昨日の敵は今日の友、となるといいですね。
さて、欠席分の感想を少しだけ書かせて下さい。ハネジロー命名・大活躍の回、なんて可愛くて賢いの!!赤い座布団よく似合うわー、平和になったら年に一度は明日見屋で招き猫してくれないかしら。それこそ箱買いするのに。それと、出撃するのに「では、行って参ります。」と言って頭引っ込めたと思ったら、もう操縦席…。専用トンネルが指定席の下にあるのか?だとしたら、勝手にテーブルにザブトン敷いてはまずいんじゃないか?うーん、気になる。
では、今日はこれにて失礼致します。台風もコロナも、早く鎮まりますように。
No.12135 - 2022/09/05(Mon) 14:18:59

ウルトラマンデッカー 第9話 誰のための雄姿 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:皐月 彩 監督:坂本浩一

(1) 人類に協力的な宇宙人の物語
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。ようやくコロナウイルス少しマシになり、僕はワクチン接種受けましたがいかがでしょうか。
 今回はハートフルな内容、宇宙の格闘士、グレゴール人グレースは、試合をしてそしてファイトマネーを得ていたものの、歳も来て試合しておらずなかなか大変、それでウルトラマンデッカーと闘いファイトマネーを上げたいというもの、それを支援する娘のミカ、なんとも心温まるもので、何と言ってもムラホシ隊長、こういう好意的な宇宙人や怪獣には実に寛容、もちろんウルトラシリーズではこういう味方のキャラクターには好意的なものですが、結末としても楽しいものでした。
 グレースは、他人の弱みを使うのはダメというもの、これはヒーローには当たり前ですが、そういう当然のことがそうでなくなった今、昭和のものを描くものは素晴らしいものです。そして、グレゴール人のソフビ人形も発売、ダイナの時には商品化されなかったらしく、ファンから歓迎されています。
(2) オリジナルの死闘!ダイナ対ダイナ、レジェンドスーツアクター 中村浩二さん
 このグレゴール人初登場はダイナ対ダイナ、ダイナに勝って名前を上げたいものの、見た目が侵略宇宙人に見えるのでニセダイナになりダイナに勝負を挑み、しかし人々の応援で本物のダイナのクロスカウンター(原典はあしたのジョー)に敗れ、そしてダイナもスーパーGUTSもグレゴール人を殺さず許すもの、どうやらその同族であり、そしてグレゴール人グレースの人間態を演じるのはレジェンドスーツアクターの中村浩二さん、ティガ、ダイナ、ガイアでマッチョ体形のヒーローをされて、権藤俊輔さんが瘦身のヒーローをやりこういう演じ分けはコスモス以降なく、おそらくスーツアクターがたくさんいることや、あるいは着ぐるみの技術が進化して一人のスーツアクターで様々なキャラがやられようになったためでしょうが、もちろんスーツアクターさんは特撮ヒーローに不可欠、昭和のウルトラマンだと複数のシリーズでスーツアクターをされた例はほとんどないですが、昭和でもライダーだと中屋敷哲也さんが多くのライダー、戦隊だと新堀和男さんが多くのレッドをされて、円谷プロでも東映のいいところをニュージェネレーションシリーズで取り入れて、そして中村さん、子連れのヒーローを演じて、そのグレースとミカの家は昭和そのもの、こういう昭和テイストのものはライダー、戦隊にはほとんどなく、楽しいものでした。
その中村さんは、ダイナの時にストロングタイプでグレゴール人と闘っており、25年たち大変に素晴らしいことをやってくれました。
(3) レッドキング相手にグレゴール人もヒーロー
 ファイトマネーを上げるためにデッカーに闘いを挑んだものの、そこにレッドキングが現れて、それを撃退するためにグレースは変身、宇宙の格闘士、相手に絶望への3カウントを数えろ(これは仮面ライダーダブルの、さあ、お前の罪を数えろの引用か)、さらにプロレスのリングを思わせるセットを作り、それでレッドキングを撃退して、町の人々はもちろん、GUTS-SELECTにも認められるもの、そして、GUTS-SELECTの新兵器の訓練に協力してもらうもの、これを了承するムラホシ隊長、異なる存在に寛容で、そして統率力もなかなか、さすが元2代目の仮面ライダー1号?さらにグレース、ミカ親子はお金もない模様でタダでもらえる食パンの耳を食べている(こんなシーン、平成以降で初めて見た)のでムラホシ隊長がごちそう、ですが、こういう小さな幸せを守るために、というのはウルトラシリーズ、いや月光仮面以来無数のヒーローが活躍してきたためで、そして戦闘訓練にGUTS-SELECTも参加、今回も坂本浩一さんの演出、アクションをさせたら超一流、7月に見た仮面ライダーリバイスの映画も、何とケイン・コスギさんをゲスト出演させて(ケイン・コスギさんはこれでウルトラマン、戦隊ヒーロー、仮面ライダーの3つすべてに変身した役者さんになりすごい、その上ゴジラにも出ておられたし)アクションのカッコよさにしびれたものですが、今回もミニチュアセットを多用、今や特撮でミニチュアセットを作るのはウルトラシリーズのみ、様々な監督さんが工夫を凝らしていいものを作ってくれて、これなら半年のみ新作でも全く異論なしです。今回の話、太田愛さんの脚本、原田昌樹さんの監督作品を思わせるいいものでした。
No.12136 - 2022/09/10(Sat) 14:21:53

ウルトラマンデッカー 第9話 誰のための雄姿 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) カプセル怪獣、3つとも登場
 今回はカプセル怪獣(ディメンションカード怪獣)、まずウィンダムを使い、これは変身前に使用してレッドキングの猛威から人々を守るために使用、後半は3つともに使いグレースを守り、カプセル怪獣、セブンの当初から3ついるなら全部一度に出せという突っ込みはセブンの本放送の時から言われていて、それが大怪獣バトル、ウルトラ銀河伝説で初めて実現ですが、カプセル怪獣はメビウスでマケット怪獣としてミクラス、ウィンダム登場、ゼットではウィンダムがロボットとして登場、これは面白いものでした。
 また、特訓?シーンもあり、これはウルトラマンレオ好きの坂本さんの発案かもしれませんが、合理的で納得できるものでした。
(5) サプライズ!レッドキングが本当に赤くなった!
 そして、GUTS-SELECTの新兵器のシミュレーションにグレースと疑似バトル、がその最中にスフィアレッドキングが現れて、どうやら新しく着ぐるみ作った模様、スフィアゴモラがおぞましい姿で、スフィアレッドキング、レッドキング初登場から56年で初の赤色!これはレッドキング、名前の通り赤い怪獣の予定が、手違いで白い着ぐるみが来てみんなびっくりだと昭和のムック本で見たものの、正式?に赤くなり、驚き。過去には、パワードレッドキングは赤でしたが、白いのが定番のものが赤くなるのはサプライズでした。
 そして、スフィアレッドキングはカナタが変身して対峙(そこでハネジローがカナタの正体を知っているのが生きている)、そしてGUTS-SELECTはグレースとの試合を続けてくれという指示、ムラホシ隊長は即時理解、まさに防衛チームとヒーローのコンビネーションの最高のものです。
(6) そして、グレースは助太刀
 しかし、スフィアレッドキングは強く、第1話のスフィアザウルスは弱かった(というか、デッカーにカラータイル青のまま倒された)ものの、ゴモラ、レッドキングと昭和からの強豪は伊達でなく、デッカーも苦戦、するとグレース、助太刀、そしてGUTS-SELECTの新兵器のために、俺とともに撃てというもの、これは内山まもるさんのザ・ウルトラマンで、ゾフィーが、バードンを倒すのにタロウに自分とともに撃てというものを思わせて、あるいはネクサスで、ダークメフィスト・ツヴァイの話で溝呂木が自分とともに撃てという、ヒーローの自己犠牲、そして意気込みに答えて、GUTS-SELECTは攻撃、そして、カナタはミラクルタイプになり、ディメンション怪獣でグレースを守り、理想的な展開、いいものでした。
 ダイナは、基本形態のフラッシュからミラクル、ストロングになれるものの、3つの形態に一度の変身でなれないという面白い設定があり、これは以降のウルトラシリーズやライダーには全くないものでしたが、デッカーはストロングからミラクルになれて、これは妥当な設定だと思います。
(7) そして、グレースは
 グレース、死なず、傷ついても生き残り、ムラホシ隊長がTPUの医療施設に入院手続きしたという、このムラホシ隊長の人格には脱帽、ミカも喜び、そしてこの分だと最終決戦に助太刀(ザムシャーのタイプ)かと思います。そしてスフィアのせいで宇宙に帰れなくなった皆さんのためにというムラホシ隊長とカナタ、さすがでした。
 また、アサカゲ博士が新兵器開発(DG001)、これはどうやら今後出てきて、面白いものです。
(8) シン・ウルトラマン 世界で公開
 5月に公開されて社会現象になったシン・ウルトラマン、世界で公開、SNSだとアジアで期待も高く、台湾だと16日から、タイでも22日から、いずれも現地の期待は高く、ウルトラマンの人気が国際的になったのに感激です。タイは、かつての円谷プロと問題起こしたチャイヨーや海賊版は昔のこと、今は40年前の日本のような近代化された国で、そしてウルトラマンだけでなく、仮面ライダー、ガンダムも現地のバンダイが著作権を管理して、さらに中国の上海か北京にはウルトラマンランドもできて大盛況、世界的なウルトラシリーズブームの起きるのに期待です。
 しばらく残暑きついです、皆さんお元気で。
No.12137 - 2022/09/10(Sat) 14:22:44

Re: ウルトラマンデッカー 第9話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
カメラパシャパシャでヒルカワかと思いきや、対戦してくれというもの、そんな娘を叱る父、うん、いいお父さんです。ムラホシ隊長、料理できるなんて、素敵すぎ。帰り道、戦う意味を説くのもじ〜んとします。
そして試合開始からいきなりスフィアレッドキングとの戦闘、ナースデッセイ号まで直接参戦、変形せずにあんなに小回り効くとは意外でした。(ん、細長い方がむずかしいのかな?)
グレース、古傷の痛みと闘いながら戦闘続行、デッカー達も彼のプライドを守りつつ共闘、敵にとどめを打ち込んでミクラス達にグレースを救出させました。その後生還できたグレースは入院。親子で星に帰れるといいですね。この親子を見て思い出すのが帰りマン。娘がふらふらの父を支えて水辺に消えていく話がありました。しかし気になるのがアサカゲ博士。ウルトロイドゼロみたいなもの造ろうとしてそうな。だったらホッタさん達が止めてくれー!
では、今日はこれにて失礼致します。台風接近、あまり被害が出ませんように。
No.12138 - 2022/09/16(Fri) 11:34:23

ウルトラマンデッカー 第10話 人と怪獣 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根本歳三 監督:越智靖

(1) 人類と怪獣の共存の在り方
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。台風14号、神戸も大変な風ですがいかがでしょうか。
 今回はカイザキ副隊長主役編、まず合成怪獣ネオメガスが現れて、サドラー、キングゲスラを倒して、不可解な動きをして姿を消す、これはカイザキ副隊長の恩師、シゲナガ博士の作った生物兵器、怪獣を支配するマッドサイエンティストものと、コスモス以来の怪獣との共存もとらえられて、最後、カイザキ副隊長、怪獣と共存できると語り、ウルトラシリーズでは怪獣を倒さず逃がす例は多数あり、これは56年のウルトラシリーズの歴史のそのものです。
 神戸では、外来生物の展示施設が完成して、アライグマなど、70年代のアニメ人気でペットとして輸入したものの、飼えなくなり離すと野生化、そして駆除の対象になり、また神戸だと山間部に近い住宅地にイノシシがよく出て、餌をあげると罰則の条例もできて、このイノシシの際に、カワイイ野生動物だという人と、危険だという人もいて、実際に野生動物や外来生物の場合でこれ。しかし、ライオンや猛獣も動物園にいると人々のアイドルであり、これを怪獣にも、としたものがコスモス。そして、怪獣も人類の開発や環境破壊で暴れたくなくても出てくるというのも、初代マンの時から考察されて、無用な殺生はダメというのは、日本初のヒーロー、月光仮面で現実化していて、他方怪獣を人類の味方にして、正義の怪獣が悪と戦うものは、怪獣王子もあり、この手のSFヒーローものでは定番ですが、シゲナガ博士のやっていることは、手段はともかく目的としては間違っていない(ティガの、イーヴィルティガになったマサキ・ケイゴのようなもの)、こういう考えさせられるものはウルトラシリーズならではです。
(2) カイザキ副隊長の周囲
 尽力するカイザキ副隊長のことをムラホシ隊長も気づかい、さらに隊員たちも、カナタがコーヒーの差し入れなど、本当にいいチームではあり、カナタは熱血漢で見事なキャラ、ウルトラマンだと主役が斜に構えたようなタイプはない(最新のライダー、ギーツはそのタイプ)ものの、ドラマも本当によくやっていると感じました。
 カイザキ副隊長は怪獣の研究、かつて怪獣に遭遇しての体験から、こういう展開は昭和から多数あり、納得です。そして、生息地特定をしようとしても、この怪獣は何者かに操られているというもの、よく見た展開でも見事でした。
(3) マッドサイエンティスト
 シゲナガ博士は、5年前から行方不明、つまりトリガーの頃からの研究者。怪獣兵器をクローン技術で生み出そうとして職務違反。ネオメガスの原点、ネオザルスはダイナ第16話に出た同様のクローンのもの。怪獣を研究するマッドサイエンティストは、初代マンの謎の恐竜基地、ジラースのものがあり、彼らは怪獣を使って世界征服のようなものばかりではなく、彼らなりに怪獣とのものを、という視点はあり、正義は様々なものがあり、これは20年前の仮面ライダー龍騎だと、正義は一つではなく、13人のライダーが闘いあうものがあり、しかしウルトラシリーズでは正義として信じるべきものはひとつとの鉄則は貫かれて、シゲナガ博士は後にマサキ・ケイゴみたいに最終決戦の際に再起かとも思われました。
 また、怪獣の破片を調べるのもユニーク、こういう展開はアニメでも珍しいもの、意欲的なものを感じました。
 そして、怪獣研究にTPU以外にも乗り出すものがある、こういう展開もヒーローものではよく見たものですが、新鮮なもの、そしてシゲナガ博士のスポンサーはこの後悪事に乗り出すのかと思われます。
No.12139 - 2022/09/17(Sat) 14:30:27

ウルトラマンデッカー 第10話 人と怪獣 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) 初の展開、ウルトラマンと怪獣の手に乗り対峙!
 今回は越監督が担当、シゲナガ博士がネオメガスを始動させてカイザキ副隊長が危機になるとカナタが変身(しかし、この展開で副隊長も・・・に気づいたのでは)、ネオメガスの手にシゲナガ博士、デッカーの手にカイザキ副隊長、こうして対峙、ロボットアニメだと同様の展開はあったと記憶するものの、特撮だと異例、しかしかっこいいもの、人間がウルトラマンの手のひらに乗るのは、コスモス劇場版1作目でムサシ少年がコスモスに乗り飛ぶなどあったものの、これはかっこいいものでした。そしてシゲナガ博士はネオメガスにウルトラマンを倒せと命令、マッドサイエンティストは様々なものがいたものの、優れた展開でした。
 そして、特撮は本当に素晴らしいもの、ニュージェネレーション初期は試行錯誤もあったものの、ゼット以降はどの監督さんも特撮について見事で、特撮の水準は平成以降で最高水準いいものでした。
(5) 前代未聞!ウルトラマンと人類メカの合体
 カイザキ副隊長の、力が正義ではないという言葉、ウルトラシリーズでは多数あったものの、そのたびに納得。そして操縦するペンダントを破壊しても、止まらないもの、なかなか恐ろしいものです。
 今回、びっくりしたのは、デッカーがネオメガスに追い詰められて危機になり、光線攻撃でピンチ、になるとGUTSグリフォン、ハネジローの操縦するものが助けに来て合体(ハネジローが正体を知っている設定が生きている)、まるで、マジンガーZが飛行装備(ジェットスクランダー)により飛ぶようなもの、ウルトラマンが人類メカと合体は初、そしてデッカーはストロングタイプになりネオメガスを倒し、これはCGと着ぐるみの見事な融合、ライダー、戦隊も着ぐるみとCGのハイブリッドですが、ウルトラマンではCGが不自然ではなく、本当に迫力のあるもの、こんな名作を見せてくれるなら、半年のみの作品でも文句ないです。
(6) これは禍根を残すか
 シゲナガ博士は拘束されて、そのスポンサーも把握されるものの、カイザキ副隊長の理想へのもの、無駄な争いをなくして、人間の命も怪獣の命も守りたいというのを、シゲナガ博士はきれいごとと嘲笑、完全に滅ぼすか、支配するかというのみ、それでもカイザキ副隊長は理想を求める、様々なSFキャラクターの語ったもの、このシゲナガ博士はいずれ禍根になるかと思われました。
 次回はロボット、テラフェイサー登場、しかしこの手の超兵器は多くの禍を起こしており、今後の展開、楽しみです。
(7) 「了解」を示す略号
 前作のトリガーから、GUTS-SELECTの間で了解を示す「ラジャー」というものが使用されて、これが最初に日本のSFで使用されたのは72年の科学忍者隊ガッチャマン、その後ウルトラマンダイナなど多数使用されてます。特捜戦隊デカレンジャーでは、原語に近いロジャーの発音になっています。
 こういう、了解を示すものは、古くはアイアイサーなどあり、サンダーバードではF・A・Bが使用されたものの、60年代の日本では理解できないとして「はい、パパ」になり、しかしその後のキャプテンスカーレットでは、S・I・Gが使用されて、そして戦え!マイティジャックでS・M・Jになり、ご存じメビウスのG・I・Gになったものです。この他、ギンガSではガレット、など使用されてこの手のものはSFチームに必須のものとなっています。
(8) 全ウルトラマン大投票!大変な結果
 先週、NHKのBSで全ウルトラマン大投票が放映されて、35万を超す投票の結果(https://www.nhk.or.jp/anime/ultraman/ranking/ )出ました。結果は、ヒーロー、怪獣、メカ部門すべてにおいてゼット関係のものがベストスリーに入っており、セブンガーは何とメカ1位、ヒーローではゼットが師匠ゼロを差し置いて3位、そして怪獣ではジャグラーが2位、とても興味深いものでした。
 投票は、20代以下の若い人が過半数、続いて30代が多く、ティガ以降の平成・令和のリアタイ視聴世代が多く、他方40代は少し少なく、どうやらこれは80〜ティガの空白の16年の影響の模様です。僕は、一番少ない…ものでした。この結果、プリントアウトして姫路の住宅展示場のウルトラマンのイベントに持っていきました。デッカーと、ジード・ロイヤル目がマスターが来て、放映中のキャラクターがこの手のイベントに来るのは3年ぶり、今年のシン・ウルトラマンによるウルトラマンルネサンスのものを感じました。
 なお、ウルトラセブン55年で、セブンの名作5作の4K映像を劇場公開、初代マンの4のつエピソードをシン・ウルトラマン大ヒットで、庵野秀明さんセレクトのものを上映して好評で、今年はウルトラマンにとっていいことのラッシュです。台風には気を付けて、お大事に。
No.12140 - 2022/09/17(Sat) 14:31:39

Re: ウルトラマンデッカー 第10話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
アサカゲ博士が気になるとか思ってたら思わぬ伏兵が!合成怪獣で敵を駆逐しようとは。その実験のために破壊活動するなんて、本末転倒です。自分に酔ってる人は本当にたちが悪い…。そして、それぞれの戦士の手の上で睨み合う師弟。お互いを降ろしてから戦闘開始、が、制御不能の敵に絶体絶命のデッカー、そこに飛んできたのはハネジローのグリュフォン!炎の中から現れたのは合体したデッカー、おお、マジンガーZにもグレンダイザーにも見える!ハネジローは確率うんぬんとか言ってた事がありましたが、イチかバチか確率が低い方に掛けることができるようですね!「カナターーー!」と叫んで突っ込むなんて、本当になんて勇敢で可愛くて賢いの!!でもバレるって…。(バレてるとは思うけど)
戦闘終了、手錠をかけられ連行される博士、しかしブレない。これっきりとは思えません。しかも次週はアサカゲ博士が出るそうですし。この二人が敵対しても裏で手を組んでも危険すぎます。そうならないといいのですが。
では、今日はこれにて失礼致します。風が強くなって来ました。休めない人達が無事でありますように。
No.12141 - 2022/09/17(Sat) 16:23:58
ウルトラマンデッカー 第1話 襲撃の時 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。諸事情でデッカー第1話の考察遅れてすいません。
(1) 主役が元食べ物屋さん
 今回の主役、アスミ・カナタは防衛チームに入る前は煎餅屋さん、これはエースの北斗以来、エース50年なのでそのためかもしれません。それも、昭和そのまま、宇宙旅行に行くのに、お金を現金でお札で払うもの、昭和テイスト、今の仮面ライダーリバイスも銭湯が舞台ですが、こちらは昭和そのままで面白いものでした。
 また、アスミ・カナタの名前はダイナの主人公、アスカ・シンをもじったものだと思われます。前作のトリガーも、主人公の名前はティガから取られており、過去の作品へのオマージュです。
(2) 防衛チーム 第1話では未結成
 そして、トリガーから7年、怪獣はいなくなり、GUTS-SELECTの装備は無人操作なものの、突然のスフィア来襲で何もできず、このように第1話で防衛隊が全滅などの例はエース、メビウスがあり、今回はメビウスの場合に近い、さらに、第1話の段階で新生GUTS-SELECTは未整備、このような例はウルトラシリーズでは初、ほかのアニメ・特撮でも異例なものです。
(3) スフィア、来襲!
 そして、ダイナのレギュラーの敵、スフィアが登場、ウルトラマンサーガにも出たものの、今回は一気に地球侵略を達成したようなもの(似たような例にジード劇場版がある)、さらに、スフィアのとりついた怪獣、スフィアザウルス登場、これは2本足と4本足の混雑した斬新なデザイン、過去にもニュージェネレーションシリーズだと、ゼットの第1話でもユニークな怪獣が現れて、これは新鮮でした。
(4) 俺は俺だ、アスミ・カナタだ!
 そして、主人公カナタのもとに光が訪れて、カナタは、俺は俺だ、アスミ・カナタだ、と叫ぶシーン、これはダイナ最終回、ラスボスのグランスフィアにダイナ、アスカの叫んだ「俺は俺だ、ウルトラマンダイナだ」へのオマージュ、見事でした。
(5) 強い、ウルトラマンデッカー
 そして、ウルトラマンの力を得たカナタ、強敵、スフィアザウルスを圧倒して、必殺技のセルジェンド光線で、一撃にしてスフィアザウルスを撃破、カラータイマーはこの時点で赤くなっておらず、これも異例、面白いものでした。
(6) しかし、地球は・・・
 そして、スフィアザウルスをデッカーは撃破したものの、地球をスフィアが覆い、これをデッカーが撃破しようとして敗退、地球から出られなくなる展開は衝撃的でした。
(7) ムラホシ隊長のユニークさ
 ムラホシ隊長はTPUの育成学校の校長という設定、ウルトラマンの防衛チームの隊長初の眼鏡キャラ、防衛チームのトップに眼鏡は異例(ウルトラマンでもメビウスのコノミがいた程度)、さらに、丁寧語で語るのも異例、このような新鮮な要素をやっています。
 さらに、ムラホシ隊長は、カナタがウルトラマンだと気づいてスカウトしたような面もあり、本当に面白いもので、これから半年、シン・ウルトラマンの爆発的なヒットもあり、ウルトラマン、楽しみです。戦争、コロナ、テロと大変です、皆さんお元気で
No.12114 - 2022/07/11(Mon) 18:14:16

Re: ウルトラマンデッカー 第1話 襲撃の時 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、おはようございます。大変ご無沙汰しております。
始まりましたね、デッカー!新隊長がシュッとしたイケメンとは、まるでサコミズのようです。「始めから色々知っていて、修羅場もかなりこなしてきた」人でしょうか。先輩二人は「俺がやらなきゃ誰がやる!」と気負っている感じと、自分に自信なさげな感じの男女。カナタの指導は大変そうです。
さて、ナースデッセイ号が無人のリモートなんて、つまんないわー、テッシンみたいな力技とヒマリのような操縦桿越しの切り替えタイプとかいないのー?と思ったらスフィアによる電波障害で不時着。爆発炎上しなかったのは機内に墜落防止システムがあるのでしょうが。死傷者を減らすためにもリモートは必要ですが、やはりイチかバチか、ギリギリの選択は手作業の方が燃える!勝手な言い分ですが。
では、今日はこれにて失礼致します。皆さん、酷暑と戻り梅雨で体調を崩さないよう、気をつけてくださいね。
No.12115 - 2022/07/16(Sat) 09:05:40

ウルトラマンデッカー 第2話 決意のカナタ 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) 前代未聞、訓練学校で1年
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ大変、元総理が暗殺されるなど大変ですがお元気ですか?
 今回は、カナタたちは訓練学校で1年経過したことになり、過去に似たパターンだとダイナでは主人公アスカは第1話冒頭で訓練生、後半でスーパーGUTSに入隊でしたが、今回は訓練生で1年過ごしたもの、こういう展開はウルトラマンだと初めて、他のヒーローだと、レインボーマンは第1,2話の修行に数年使った例があるものの、これは異例、面白いものです。
(2) ウルトラマンになっても弱体化?
 今回は、予告編から帰マン第2話、ダイナ第3話的な要素と予想したものの、カナタは訓練生の成績で最下位、ちなみにトップはソウマであり、帰マン第2話、ダイナ第3話では主人公がウルトラマンになり仲間を圧倒する能力を変身前から得て慢心して失敗のパターンでしたが、こちらは逆。そして第1話以来カナタはウルトラマンの光を手にしていないもので、これは最近だとゼットの第2話のような要素、そして今回も、仲間を助けようとして返信可能になるのは帰マン、ダイナと同じ、定番のパターンを変化球でやってくれるウルトラマン、シン・ウルトラマンも大ヒットし、新しいものを模索するウルトラマン、頼もしいものです。
(3) 最終選考は強行軍
 そして、最終選考に荷物を背負っての強行軍、これは現実の軍隊やレスキュー隊にもあるもので、帰マンにあったようなリアル志向、そして、GUTS-SELECTに絶対に入りたいソウマはこの時点で劣等生?のカナタと対立、このソウマも主役にきつく当たるタイプで、しかし前作のアキト同様、帰マンの岸田、エースの山中隊員のような結果的に憎まれ役になってしまった(ものの、二人とも後で名誉挽回している)のようなものかと思いきや、主人公と素晴らしいバディになる模様で、カナタはどちらかというと不器用なタイプであり、もちろんウルトラマンなど特撮ヒーローの主役に器用なタイプは少ない(ズバットなど器用ではなく、キザなもの、あそこまでやったら芸術的)ものですが、ひたむきな若者たちの姿勢は、56年のウルトラマンの歴史を感じさせていいです。
(4) そして怪獣出現!
 地割れの原因は怪獣デスドラコ、怪獣出現は1年ぶり、これはスフィア合成獣ではなく地球オリジナル、対抗するために、有人となったGUTSファルコンにムラホシ隊長搭乗、このムラホシ隊長、丁寧語で話のが、ウルトラマンはもちろん、特撮・アニメを通して異例で、ヘルメットをかぶり戦闘機に乗り活躍、隊長は昭和だと前線に出て、平成以降は基地にいて副隊長が前線に出る例が多いものの、なかなかかっこいいものでした。
 しかし、デスドラコ、角を一つ落とすると戦意喪失だとサワ副隊長が分析したのに、そうではなく、これは初代マンに再登場したラゴン、音楽が好きというウルトラQの際の要素が核実験で逆になっていたなどウルトラマンでも様々な例があり、僕みたいなオールドファンにはにやり、です。
No.12116 - 2022/07/16(Sat) 13:35:34

ウルトラマンデッカー 第2話 決意のカナタ 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) そして、仲間を助けようとして変身
 ムラホシ隊長の乗るGUTSファルコンが撃墜されて、また逃げ遅れた人もいて、そしてカナタは足を負傷しながら走っていくもの、ウルトラマンや多数のヒーローにあった展開、そして隊長たちを救おうとして変身可能になる、帰マン第2話、ダイナ第3話と同じパターン、予想されたものの、燃えました。
 しかし、カナタが足を負傷しているのでデッカーも片足に傷、それにイチカか気づく展開、要するに・・・でしょう。
(6) ピンチを救う仲間!
 しかし、強敵デスドラコ相手に苦戦するデッカー、第1話でスフィアザウルスを一撃で倒したのと対照的、負傷しているためか、するとGUTSホーク登場、操縦するのは後でわかったようにHANE2、そして、デッカーにカードが現れて、タイプチェンジかと思いきや、ディメンションカードでミクラス登場、セブン55周年のためですが、これはメビウスのマケット怪獣と同じパターン、なかなかやってくれました。
 これで形勢逆転、セルジェンド光線を放ちデスドラコ撃破でした。
(7) 処分はGUTS-SELECT入隊?
 カナタたち3人は、ムラホシ隊長の、命を大切にの命令に背いて、それで処分というものの、その結果GUTS-SELECT入隊、この手の展開は、セブンで風来坊のダンがウルトラ警備隊にすんなり入れて、またメビウスで民間人の人たちが容易にスカウトなどウルトラマンでも様々な例があり、またエースのカッパーキングの話だと、北斗が命令に背いて、罰として子供たちを海につれていくようにというような様々な例があり、これもオールドファンには楽しめました。
 ムラホシ隊長を演じる黄川田雅哉さんはエックスにゲスト出演、仮面ライダーザ・ファースト。ネクストで本郷猛を演じて、戦隊シリーズにも出られている、つまり3大特撮制覇の役者さん、またサワ役の宮澤佐江さんはAKBメンバーでウルトラマンサーガに出られたもの、来週出る小柳友さんはウルトラマンゼロ映画の主役、過去に特撮に出られた皆さんの活躍はうれしいです。
(8) ハネジローならぬHANE2
 そして、ガッツホークを遠隔操作していたのはAiのHANE2、これはダイナに登場したマスコット怪獣ハネジローのオマージュキャラ、ハネジローはポケモンのピカチュウを意識したキャラ、僕の母もポケモンがウルトラマンに出ていると間違えていたほど、最後のナビにも出てきて、楽しみです。
(9) 追悼、中丸シオンさん
 ウルトラマンネクサスで悲運のヒロイン、リコを演じられた中丸シオン山、まだ38歳で亡くなられました。僕よりずっと下、病気療養されていた模様で、ご冥福をお祈りいたします。この他、無数の特撮ヒーローの音楽を作曲された渡辺宙明さん、96歳で大往生、昨年のゼンカイジャーの音楽も作曲された生涯現役。さらに、昭和ゴジラの特技監督、中野昭慶(てるよし)さんも86歳で亡くなられて、特撮関係の訃報が昨年来続きます、皆さんに感謝します。コロナも大雨も大変です、皆さんお元気で。
No.12117 - 2022/07/16(Sat) 13:36:23

Re: ウルトラマンデッカー 第2話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。
「え、ソウマ達と同級生?」養成所のシステムは分かりませんが、追加募集出来るタイミングだったのですね。しかし成績は、うーん…。一方、トップなのにイラつく感じのソウマ、まあ油断しないのはいいことですが。最終選考で気がはやるばかりでけがをするカナタ、棄権しようとするソウマに食ってかかり、止めようとするイチカ、チームワークが〜、と思ったら怪獣出現、選考中断、退避命令が下りますが、一般人の怪我人を放置出来ずに救援に回ります。この間ムラホシは久々の手動に緊張しつつ発進、敵の角を一本折りますが、手負いの獣は凶暴、反撃されてしまいます。しかし何とか脱出したムラホシに援軍が!「間に合いましたか」きゃー、誰誰ー?歓喜の私。一方、遂に「守りたい気持ち」が頂点に達し、変身するカナタ、しかし痛めた片足を引きずっていて苦戦、早くもイチカに勘づかれそうです。そこへ現れる怪獣カード、選んだのはミクラス!デッカーと一緒に怪獣を押し、ヒッププレスをかましてデッカーの中へ。お陰で何とか勝利。3世代に渡って愛されるミクラスは本当に可愛い。
その後命令違反の罰として入隊が決まり、憧れの制服に袖を通すカナタ。「援軍はサワさんですよね」と私も思っていましたが、何とHANE2、ハネジロー、ロボットになって帰って来ました。怪獣や宇宙人とも会話できるかも、そんなシーンが見たいです。
では、今日はこれにて失礼致します。蒸し暑さを何とかやり過ごしつつ、皆さん、お体に気をつけてくださいね。。
No.12118 - 2022/07/20(Wed) 16:33:35

ウルトラマンデッカー第3話 出動!GUTS-SELECT 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:根元歳三 監督:武居正能

(1) ヒーローもの名物、飛行訓練
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナも大変ですがいかがでしょうか。
 前回結成の新生GUTS-SELECT、まずはGUTSファルコンの操縦訓練、開発者のアサカゲ・ユウイチロウ博士登場、演じる小柳友さんは2010年のウルトラマンゼロ・ザ・ムービーにて主役、ランを演じられたウルトラ経験者、今回は科学者役、過去にセブンの主役、森次さんがマックスで科学者役でゲスト出演されたことはあるものの、過去のウルトラマン主役がレギュラー科学者役で出るのは初めてです。
 そして、飛行訓練、カナタ、イチカ、ソウマの3人の誰がGUTSファルコンのパイロットになるか、飛行訓練ですが、基地内でのシミュレーションシステム、これは現実の飛行機パイロット養成にも使われるもので、3人とも苦戦!過去に、飛行訓練をリアルに描いたのはダンガードAがあったものの(何と最初の12回は訓練で、ロボットによる戦闘は2クール目からというもの)、21世紀にこの手の訓練はウルトラマンでも稀、面白いものでした。
 また、ムラホシ隊長、隊員を苗字で呼んで、前作のタツミ隊長もでしたが、公式には名前が優先するものの、こういう視点は他のヒーローものにはなく、最近のウルトラマンは絶好調です。
(2) ウルトラマンが味方と認識されていない
 今回、ムラホシ隊長とサワ副隊長の会話で、ウルトラマンが味方と認識されていないものがあり、過去にはジードで、人類の味方か論議されたものがあり、昭和だと、アニメ版や海外版では最初に登場したウルトラマンを怪獣、敵とみなした例もあり、しかしデッカーの世界はトリガーの続きで、ウルトラマンは味方と認識されているはず、意外でした。
(3) HANE2にせんべいであいさつ
 そして、カナタたち3人はHANE2(この話のラストでカナタにハネジローと命名される)に挨拶、が、お茶と、せんべいを持ち出しての和式挨拶!まさか2022年にこういうものがあるとは驚き、そしてHANE2は隊員たちの個人データをもう知っている模様ですが、HANE2は前作のマルゥルの役どころ、愛想のない雰囲気ですがギャグ的なものもあり、そして今回ハネジローはカナタがウルトラマンだと知るもの、ウルトラマンでは様々な要素をやってくれて、僕ら昭和第1次シリーズ世代から今の子供たち、さらにシン・ウルトラマンでウルトラシリーズに初めて接した人も見ていると思われて、楽しめて、とても面白いものでした。そして、カナタがこのウルトラマンをデッカーといい不思議がられるもの、この分だとかなり早く正体ばれかも知れません。
(4) ゴモラ、出現!
 そして、怪獣出現、ゴモラは凶暴な怪獣ではなく、おそらくスフィアが呼び出したものがあると思われて、ムラホシ隊長はカナタにGUTSファルコンのパイロットを任せて、これは第1話で体長がカナタの正体に気づいた点もあると思われるものの、が、コクピットに座ったカナタに、ムラホシ隊長、いいこと教えます、GUTSファルコンは無人想定でコクピットの居心地は悪いというもの、これはユニークな視点、ダイナの、うたかたの空夢で、マウンテンガリバー5号のコクピットが狭く、小さい女性しか操縦できないネタが元と思われて、愉快でした。
 そして、カナタの有人操縦のGUTSファルコンと、HANE2の操縦するGUTSホーク、ゴモラに対峙、このゴモラは前回のデスドラゴと同じく地球オリジナルと思われて、ゴモラは大怪獣バトルで主役になり、マックス以降ゼットンとともに最多登場怪獣、今回は初代マンに出たオリジナルの延長上のもの、超振動波の大怪獣バトルでの技も入り、地上戦で攻撃、そしてゴモラ問題の尻尾を切断して、これで勝負あったと思いきや・・
No.12119 - 2022/07/23(Sat) 15:10:07

ウルトラマンデッカー第3話 出動!GUTS-SELECT 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) スフィアゴモラ、おぞましい
 そして、スフィアソルジャーがゴモラにとりついて、スフィアゴモラになり、ダイナでもスフィアが取り付くシーンは、最終章で人造ウルトラマンにとりついて怪獣になる描写があったものの、25年たってCG描写も飛躍的に発展、そして驚いたのは、切断した尻尾が別の形で復元したもの、ゴモラ最大の武器、そして弱点の尻尾、初代マンはこれに苦戦して前編で敗退、科特隊が切断してようやく互角に戦えたほど、それの復元はセンス・オブ・ワンダー、そしてスフィアが取り付いておぞましい姿になり、最近のシリーズ、単なる着ぐるみ使いまわしではなく、様々な工夫をしているのは素晴らしいです。そのスフィアゴモラ、デッカーを圧倒、アクションは本当にすごい、2022年になり、こういう怪獣特撮を見られるのは素晴らしいこと、SNSを見たらシン・ウルトラマンで関心を持ったファンも見ている模様で、今後の人気に期待です。
(6) デッカー、ストロングタイプ登場!
 カナタはGUTSファルコンの操縦をHANE2に任せて(それもHANE2に内緒だというのが痛快!)、デッカーに変身(同様のシーンはガイアにあり)、しかしパワーアップしたスフィアゴモラに苦戦(そして病院があり入院患者の避難まだ、怪獣物の定番)、するとディメンションカードが現れて、ストロングタイプにチェンジ、ダイナだと、第2話でミラクルタイプ、第4話でストロングタイプでしたが、デッカーではストロングタイプが先に出て、ティガ以来、赤はパワー系、青(紫)はスピード系というのは、ウルトラマンだけでなく平成ライダーでもよくあるもの、今回はパンチ技で圧倒、カラータイマー青のままで撃退、デッカー、いいデザインだと思いました。また、ティガ、ダイナではタイプチェンジによりスーツアクターが変わっていたものの、最近は岩田さんお一人で全タイプされて、今やウルトラマン版高岩成二さんと呼ばれる岩田さん、この10数年を支えられて本当に素晴らしいです。
(7) 優れた武居さんの特撮
 今回までメイン監督の武居さんの担当、すでにR/Bメイン監督であり、そして多くのシリーズで名作を担当された、田口さん、坂本さんとともにニュージェネレーション演出の大黒柱、今回はミニチュアセットを多用しての特撮、最新のシン・ウルトラマンはほぼオールCGでしたが、やはりミニチュアと着ぐるみはウルトラマンの大黒柱、ニュージェネレーションの監督さんは少ない予算、時間でいいものをやってくれて、そしてヒットしてだから10年も半年ずつとはいえシリーズが続いているのではあり、いまだにSNSでは最近のウルトラマン、おもちゃのために作っていると批判があるものの、それが売れているから2022年も新作が続いているのを知るべきです。
(8) ハネジローは正体を知り・・
 そして、ラストシーン、カナタはHANE2をハネジローと命名、仲間だから、ハネジローに正体をばらさないでというもの、これでカナタがウルトラマンだと知ったのはどうやら3人目、カナタを演じる松本大輝さん、ジュノンボーイコンテストの優勝者、ここ10年、仮面ライダーの主役、服主人公はジュノンボーイコンテストの入賞者であり、ウルトラマンも若手俳優の登竜門になりうれしいです。
 コロナウイルス、感染は大変なことになり、神戸も大変です。そして猛暑に大雨、皆さんお気を付けて、お元気で。
No.12120 - 2022/07/23(Sat) 15:11:13

Re: ウルトラマンデッカー 第1話 襲撃の時 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。
実は、今年は忙しく、しばらくスレ出来そうにありません。余裕が出来ましたら戻って参ります。どうぞ皆さんもお大事に。
No.12121 - 2022/07/29(Fri) 23:12:25

ウルトラマンデッカー 第4話 破壊獣覚醒 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄 監督:辻本貴則

(1) ウルトラ最多ゲスト出演俳優、堀内正美さん登場
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。大変な猛暑ですがいかがでしょうか。
 今回はギャグもの、そして話題になったのは堀内正美さんのゲスト出演、堀内さん、ウィキペディアで調べたら80で初めてウルトラにゲスト出演、その後、レギュラーはネクサスのみですが、ゲスト出演の回数はテレビシリーズ、映画を含めて何と10回以上、これはもちろんウルトラ最多、レギュラーの多さだと佐原健二さんがあったものの、堀内さんシン・ウルトラマンにも出られていたし、今回はコミカルな町長役で実質主役、本人も楽しんでやっておられた模様で、そして舞台は温泉町、そこに温泉が出なくなり、スフィアが絡んでいたもの、結構愉快な設定でした。今回の脚本の中野さんはニュージェネレーションシリーズ最多参加、メインライターもたくさんされたものの、客演でこの手のギャグもの、とても愉快なものでした。中でも、堀内さん、視察中にスマホに電話、買い物を頼まれたもの、これはメビウス&ウルトラ兄弟のパロディで楽しかったです。
 堀内さんは神戸におられて、メビウス&ウルトラ兄弟を神戸三宮の映画館で見た後、三宮センター街で阪神淡路大震災のキャラバンをされているのに出会い、パンフにサインいただきました。もう16年も前ですが、ウルトラマンのテレビのゲストだけで10作出られて、まさにウルトラマンの縁の下の力持ちです。
(2) カナタは問題児?
 冒頭、戦闘シミュレーションで、カナタ、イチカ、ソウマがベムラー、シャプレー星人と対峙するものの、これは途中でカナタに変身アイテムが出てきて失敗、シミュレーションでもカナタが危機になると変身アイテムの出てくるのは異例(ウルトラシリーズでは初めて、その他のヒーローものでも記憶にない)。これは愉快で、帰マン2話、ダイナ3話の、主人公がウルトラマンになり超人化するのと逆、そして今回の展開で、ソウマもカナタがウルトラマンだと気づいたのではないかと思われて、そして、ハネジローは正式?にカナタの正体を知っていて、それで愉快な突っ込み、ハネジローは結構毒舌ですが、それに対してカナタは気合いだというもの、これはアニマル浜口さんのネタのパロディであり、しかしハネジロー、後半で変身したカナタのことがわからないようにうまく立ち回りして、実に痛快でした。
(3) モンスアーガー登場!
 今回の怪獣、モンスアーガーはダイナの幻の遊星に出てきたもの、これはアスカとハネジロー(オリジナル)の出会う話、原田昌樹監督の名作、そして頭のところが弱点で、それをハネジローがダイナに教えて攻撃して倒すのですが、その後、死闘!ダイナ対ダイナで、ニセダイナのデモンストレーション用に出てきて、その際に弱点の頭は装甲されているもの、今回もデッカーが攻撃しようとしたら、バリアーのようなものが出て防御、これは過去作へのオマージュであり、実によくできたものです。モンスアーガーの着ぐるみは新造だと思われて、最近は余裕もできたのか、怪獣の着ぐるみ新造も増えて、ニュージェネレーションシリーズ10年、最初は予算も時間もない中悪戦苦闘して、そして低予算でうまくやれる手法をギンガSで確立して、本当によくやっています。
(4) 強敵に対抗策
 前回のスフィアゴモラをサワ副隊長が解析、こういうものは最近のシリーズ、防衛チームが登場することでドラマに深みを持たせているもの、スフィアは地球オリジナルの怪獣を強化するもの、ダイナでは、スフィアが取り付いて怪獣強化はそれほどなく、デッカーではスフィアは完全レギュラーでありこのようなものも持ち、面白い展開でした。
No.12122 - 2022/07/30(Sat) 15:03:29

ウルトラマンデッカー 第4話 破壊獣覚醒 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) 怪獣の通信販売?
 今回面白かったのは、1300年前に送り込まれたカプセルは、宇宙に邪魔者が進出する際にそれを破壊するために、宇宙の何かが使っているもの、カナタが、怪獣の通信販売なんて、というもので、こういう設定はティガの、GUTSよ宙へ、にて、人類が宇宙進出した際に、それに必要な動力を開発したら人類を滅ぼす動きがあったものの、それでも怪獣の通信販売などは前代未聞、コスモスに怪獣密輸、またガイアに怪獣の身代金というネタはあったものの、実にユニークなものでした。
(6) カナタ・デッカーとハネジローのデコボココンビ
 そして、カナタのGUTSファルコンは撃墜されて、そしてカナタはデッカーに変身するものの、それを悟られないように、ハネジローがカナタの音声を作ってアリバイ作り?こんな展開もウルトラシリーズでは初めて、そしてモンスアーガーに対峙、かなりの強さで、するとハネジローは不時着したGUTSファルコンを、地下水脈を爆発させて飛行させるアイデアを示し、それにカナタ=デッカーは反応するものの、イチカ、ソウマは、ハネジローが誰と話しているのかと訝るもの、これは・・・でしょう。いろいろ伏線貼られていて、面白いです。
 そして、主題歌が流れて、デッカーが胸の弱点を攻撃して、GUTSグリフォンに合体してそのビームで撃破するもの、これは痛快なものでした。
(7) 優れた辻本特撮
 今回は最近のウルトラシリーズの常連監督の辻本さん、大変に凝った特撮で、CGも使用するものの、ミニチュアセットを多用して、中でもサイドミラーが映り、そこに攻撃していくシーン、このようなものはアナログ特撮とCGの理想的な融合、そして、GUTSファルコンはミニチュアセットを見たらデッカーとほぼ同じサイズ、もちろん設定ではそうなっているのですが、このようなシーンはウルトラシリーズでは異例、エースのタックファルコンなど、設定では200m以上あるのに、ミニチュアはエースの半分なのはどうして、と80年代の特撮同人誌の際からよくネタにされたものの、これは愉快でした。さらに、そのシーンを、町長が一眼レフカメラで撮影、町の宣伝に使うのは痛快でした。
(8) 温泉に入るヒマなし?
 そして、町の温泉も元に戻りめでたしめでたし、カナタは温泉につかって、というものの、ソウマはそんな暇ないという展開、これはヒーローもの、刑事ドラマなどにありましたが、このカナタ、ちょっと間抜けなところもあり、そういうアバウトなどころが魅力。熱血漢ではあるものの、ハネジローとの愉快なやり取りなど、実に楽しめました。
 次回はエレキング登場、なかなか楽しみです。
(9) 全ウルトラマン投票、NHKにて
 NHKの歴史秘話ヒストリアにてウルトラマンの56年の歴史をやるもので、人気投票していて、最終発表は来月ですが、NHKは平成になりウルトラマン、特撮をよく取り上げてくれてありがたいです。また、今朝の朝日新聞BEにウルトラマンの特集もあり、そちらの人気投票は昭和圧勝、1位はセブン、僅差で2位に初代マン、そしてQ、帰マンというもの、面白いかったです。
 先週は仮面ライダーの映画見て、戦隊ヒーローとの撮影会もありよかったですし、久しぶりにM78ショップに行きデッカーのソフビ買いました。猛暑、大変です、皆さんお元気で(なお、シン・ウルトラマン、公開から2か月で、よろしかったら簡単なレビューやりますよ!)
No.12123 - 2022/07/30(Sat) 15:04:23

ウルトラマンデッカー 第5話 湖の食いしん坊 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田 淳 監督:辻本貴則

(1) ウルトラ初の善玉のエレキング
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ、猛暑に加えて各地で大雨ですがいかがでしょうか。
 今回はエレキング登場のもので、ピット星人、ミクラスも出て、セブンの湖の秘密のオマージュですが、しかしエレキングは初めて無害な怪獣として登場、単におなかがすいているだけ+それもその後は食べすぎというネタ、最後のオチは僕も予想できず、そしてユウコが最初現れた際の衣装はセブンの第3話のピット星人と同じ、こういうこだわり、楽しいものでした。同様に、ピット星人も悪役ではなく、これは怪獣保護に近く、コスモスに通じるネタで、辻本監督、脚本の継田さんの工夫に脱帽です。
(2) ユウコとイチカの交流
 そして、ユウコは正体を現してイチカも驚くものの、都合よく?がれきが落ちてイチカは意識を失い、ユウコが保護、これはよくあるパターン、そして事情を知り、スフィアのために宇宙で事故になり、地球で生きていたもの、エレキングの名前はエリー、ペットであり、もともと小さいものが巨大化はオリジナルと同じですが、事情を知りイチカもエリーを助けようとして、そしてハネジローに相談、このハネジロー、実にユニーク、そしてデッカーのGUTS-SELECTはカナタだけでなく、皆さんアバウト?なもので、楽しめました。
(3) カッコイイ、ムラホシ隊長
 で、イチカは密かにユウコとエリーを助けようとして、毎度おなじみばれて、そしてムラホシ隊長に雷を落とされるかと思い、失望したというものの、TPUはそんな融通の利かない組織ではないと、眼鏡外していうのは痛快、同じスフィアの犠牲者として異星人を助けようという視点、これはウルトラでは様々な点で取り上げられたものの、とても痛快でした。
(4) そして、エレキングを助けようとして…
 そして、エレキング(エリー)を助けるので電気をあげるものの、暴走してしまい、そしてカナタはデッカーに変身、苦戦してミクラスを出すものの、電撃で一撃にてやられるのはセブンと同じ、しかしこれでミラクルタイプになり、電気を吸収して小さいものに戻すもの、このやり方はアニメのザ・ウルトラマンで、無害な怪獣を等身大にミクロ化して対処するものもあり、有名なのはティガの怪獣動物園で、同様に無害な怪獣を等身大にする展開があり、ただこれはご都合主義と批判されたものもあり、その後はほとんど例はないもの(そのためにコスモスでもこの点は使われなかった)の、今回は納得のものでした。
(6) サワ副隊長もわかっている!
 そして、この回はサワ副隊長が会議で不在、私がいたら、と責めるのかと思いきや、エリーのダイエット法を教える結果、本当に温かい結末で、こういう敵を殺さない話はウルトラシリーズだと初代マン以来多数あるものの、暖かい結末、サワ副隊長もムラホシ隊長のいい意味でのアバウトさに合わせて、そしてエレキングがこうして生き残ったのは初めて、愉快なことをやってくれる作り手の皆さんに拍手です。
 来週は特別総集編、どうやらトリガーみたいに最終回を来年に送る模様で、ひょっとしたらトリガー、年をまたいでの放送で売り上げなどうまくいったのかと(キャラクター作品は、年末年始がクリスマス、正月で一番売れる)思いますが、今年はシン・ウルトラマン大ヒットのウルトラマンルネサンス、今後に期待しています。
(7) シン・ウルトラマン、海外で公開!
 その大ヒットのシン・ウルトラマン、円谷プロのHP(https://m-78.jp/news/post-6442 )だと、まず北米で宣伝して大反響、そして今後、なんとアジア。中東、アフリカの37か国!で公開!この中には戦争、貧困、飢餓に苦しむ国も多く、そういう国もウルトラマンが何とかみられて、そして友情を交わしてほしいと願いました。
 なお、デッカーは全話クランクアップしたそうです。今月はまた住宅展示場でウルトラとマンのイベントあり行きます、皆さんお元気で。
No.12124 - 2022/08/06(Sat) 14:55:44

ウルトラマンデッカー 特別総集編 マルゥルの帰還 考察む / 棺桶のジョー [近畿]
本:足立淳一郎 演出:村上裕介

(1) トリガーに続く総集編入れ
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ感染、猛暑大変ですがいかがでしょうか。
 昨年に続けての特別総集編、今回はトリガーの特務3課のホッタ・マサミチ技師と、トリガーのレギュラー、メトロン星人マルゥルの再会、そしてなんと春に公開されたトリガーの劇場版も一部見せて、なかなか豪華なものでした。ホッタ技師、電話(それもコード式の昭和そのもの)で納期に追われるもの、僕も勤め人時代に納期に追われたこともあり、また人手不足の中で活躍、昨年のトリガーの総集編はデバンが出て、今回は一種、掛け合い漫才みたいなものもあり、楽しいものでした。
 なお、人手不足というと、最近のウルトラマン、半年なのは監督さんたちの証言で、今の映像クオリティを維持するのは人手不足であり、半年が限界とのこと、この点、ウルトラマンはなかなか予算も厳しく、1年やっているライダー、戦隊ヒーローもその点厳しく、巨大ヒーローと異なりその点予算、手間ではウルトラマンより余裕があるみたいで1年できて、そしてコロナでスケジュール調整も大変、そのためにこういう総集編をやってくれた模様です。
(2) 総集編、多数の新撮もの
 総集編というものの、デッカー、トリガーの映像に加えて、ホッタ、マルゥルの掛け合い、まさに漫才に近く、最近の若手漫才にない、昭和的なもので、演じている皆さん、楽しそうではありました。
(3) トリガーの正体ばれ!
 今回、意外であったのは、トリガーの正体、ケンゴというのはGUTS SELECTの間の秘密で、ホッタは知らず、がマルゥルの口が滑りホッタも知るもの、そしてホッタが、人間がウルトラマンに変身とはSFみたいというのは、ウルトラマンはSFだし、実にユニークな展開でした。
(4) DVD発売前に劇場版のさわり公開!
 そして、トリガーの劇場版、エピソードZのさわり公開、これはエピソードZのDVD発売は今月末で、その前に一部とは言えテレビ放映はすごいもの(円谷イマジネーションで配信されていると言え、地上波放映は異例)、最近の円谷プロの好調そのもの、そしてホッタとマルゥルのやり取り、とてもユニーク、どうやら7,8話でトリガーの客演の模様で、今後も楽しみです。
 次回はパゴス出現、それもウルトラQオマージュのものもあり、この点、ネットでは過去の遺産に頼っているという批判もあるものの、それでも10年新作を、特撮ヒーロー制作の厳しい状況を経て頑張っているのは評価すべきです。
 コロナは収束せず、猛暑、さらに台風など自然災害も大変です、皆さんお大事に。
No.12125 - 2022/08/13(Sat) 15:32:21

映画「シン・ウルトラマン」考察 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、コロナも猛暑も大変ですがいかがでしょうか。
 映画「シン・ウルトラマン」、公開から3か月たち、簡単な考察書きます。まだご覧でない場合は全部ネタバレなので無視してください。
(1) これほどウルトラマンが話題を呼んだのは初めて
 今回、エヴァンゲリオンの庵野さんの脚本と監修、平成ガメラ特技監督の樋口さんが監督で、シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオンに続くものですが、ウルトラマンは今もテレビシリーズが続いていて、その点は異なり、興行収入は40億を超えて、国際的にも公開されて、円谷プロの業績も大変に向上して、ウルトラQから56年、ウルトラマンがこれほど社会現象になったのは初めて、素晴らしいことです。
(2) 絶妙なシナリオ
 シン・ウルトラマンは初代マンのリブート作品ですが、基本的に初代マンの開始から最終回までをうまく再構成して、第1話と、科特隊出撃せよ、電光石火作戦、遊星から来た兄弟、禁じられた言葉、そして最終回、さらばウルトラマンを構成、そして後述するように平成ウルトラの要素もたくさん入れて、そして展開は、過去のウルトラマンの映画は基本的にテレビシリーズを見た人のためのもの(もちろん、テレビシリーズを知らなくてもある程度楽しめるものばかり)であったのが、ウルトラシリーズの詳細を知らずとも、多くの日本人はウルトラマンとセブンの概要は知っているので、要するに怪獣と巨大ヒーローの作品であることを把握していたら深いところまで理解できるもので、幅広い世代にアピールできるものになっていました。
(3) ユニークな設定
 そして、テレビの科学特捜隊の代わりに、怪獣ではなく禍威獣退治の部隊として禍特対が作られて、しかしテレビの科学特捜隊のように戦闘機など超兵器を駆使するものではなく、バトルは自衛隊に依頼するもので、この点ではミラーマン前半のSGMや、怪奇大作戦のSRIに近い組織です。
 主役の神永新二は設定で35歳、その他、メンバーは実年齢で30〜50代とテレビシリーズより上ですが、これは実在の組織ならこの程度の年齢構成は通常、むしろ日本のヒーロー作品は主人公は10〜20代が大半というのはフィクションのための設定で現実的ではなく、この点はシン・ウルトラマンでは少しリアルにした模様です(これは、日本初のヒーロー、月光仮面は主題歌だとおじさんですが、演じられた大瀬康一さんが当時実年齢20代でヒットして、他方月光仮面も模倣した映画の鞍馬天狗は、主役の嵐寛寿郎さんは実年齢30〜40代くらいですが、月光仮面のヒットでテレビの主役としてその後も20代がいい、となったのでしょう)。他方、シン・ゴジラと比べて政府の組織はフィクションの傾向、これは巨大ヒーローものとして妥当でしょう。
(4) ウルトラマンのユニークな設定
 そして、禍特対の手におえない禍威獣が現れて、ウルトラマン(リピアー)が地球に飛来、ウルトラマンは光の星(光の国ではない)から来て、そして子供を助けようとした神永は爆発に巻き込まれて命を落とし、それを助けるためにウルトラマンは神永と一体化するもの、それで登場時には全身銀色のウルトラマン、赤い線が入り、しかし地球では、一体化した神永の生命維持のためにエネルギーを要するために活動限界ができるのはテレビシリーズのウルトラマンとは逆、テレビシリーズだと大半、ウルトラマンの姿で長時間地球にいられず、そのため人間と一体化、または人間に変身するものですが、この設定はメフィラスとの闘いで生きているもので、面白い視点でした。さらに、子供のために命を落とした神永のために一体化は、初代マンではなく帰マンの設定、庵野さん、学生時代に帰ってきたウルトラマンの自主製作映画を作られて、そのためかも知れません。
(5) カラータイマーのないデザイン
 この、シン・ウルトラマンではカラータイマーはなく、これは初代マンのデザイナー、成田亨さんがカラータイマーを嫌い、もしそういうものを付けるなら別のデザインにしたと言われたものに合わせたもの、しかしウルトラマンのカラータイマーはシンボル、主役ヒーローのほとんどは持っていて、それをなくして、代わりにエネルギーを消耗すると体の色が変わる設定はユニークです。また、あの有名なシュワッチの掛け声もなく、さらにほかの掛け声もない(ウルトラマンのシュワッチなどは、のちの仮面ライダーのトゥー!にも影響を与えた)など、それまでのものにないものを模索するのは面白いものでした。
No.12126 - 2022/08/17(Wed) 18:14:48

映画「シン・ウルトラマン」考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(6) BGMをオリジナルに合わせて使用
 そして、音楽は鷺巣詩郎さんの新作だけでなく、初代マン、Qの宮内國郎さんの曲も多用されて、中でもネロンガ、ザラブとの闘いはオリジナル通りの選曲。シン・ゴジラでも伊福部昭さんの音楽が使われたものの、このような展開はなく、まさにウルトラマンのオタクのレベルを見せてくれています。
(7) もう一人の主役、メフィラス(山本耕史さん)
 そして、この映画、もう一人の主役は、メフィラス演じる山本耕史さん、ザラブ事件の解決後にスーツ姿で現れて、名刺を出して、そのセリフ、しぐさなど、こんなユニークな特撮キャラは初めて。中でも、〇〇〇、私の好きな言葉です、×××、私の苦手な言葉です(嫌いな、ではないです)は公開直後からSNSで話題になり、無数の応用例?が発信されて、今年の流行語大賞かも、というもの(熊本では、県警が安全運転、私の好きな行動です、あおり運転、私の苦手な行動です、の電光掲示板が出た)、さらに、神永とブランコをする、果ては、神永と二人で居酒屋に行き(メニューにラッキョウがある模様)、割り勘でいいか、ウルトラマン、というセリフは絶妙、山本さんの見事な演技に拍手です(この居酒屋さん、映画公開後に予約殺到だそうです)。
 この点、山本さんはNHK大河ドラマの常連で、歴史時代から日本(地球)にいて、ウルトラマンより先に地球にいたともネットで語られて、このネタだけで盛り上がるほど、素晴らしいものでした。
(8) ゾフィーではなくゾーフィ
 そして、終盤、メフィラスがベータボックスによる地球人の兵器化を断念した背景に、ウルトラマン(リピアー)が人間と一体化したしたことを問題視して、地球を滅ぼすために、光の星から来たのがゾーフィ。姿はウルトラマン(リピアー)に似ているものの、これはテレビシリーズ、M78のゾフィーとは違うもの、実は、初代マンのシナリオ段階で、完成作品ではゼットン星人がゼットンを操っていたものを、ゾーフィが操っていたという設定が作られて、もちろんそれは没になったものの、60年代のウルトラマン図鑑では、その没シナリオから間違えて引用して描いたものがあり、僕は当時、友達からこれを見せてもらい、どうしてこんな嘘が書いてあるのか不思議でしたが、平成になり、ムック本で、没シナリオでゾーフィがゼットンを操るとしたものから間違えて引用したものだと知りました。60年代にはビデオレコーダーは家庭用のものはなく、ましてやDVDなどなく、図鑑を完成映像を見て作ることは困難で、そのためシナリオから引用せざるを得ず、そして当時は図鑑が円谷プロの監修ではなく、間違いがそのまま載ったことはよくあり(ライダーでもありました)、しかしこのネタを映画で使うとはびっくりです。ゾーフィの声の山寺宏一さんも、どうしてゾフィーではないのかと言われたそうです。
 そして、ウルトラマンの本名がリピアー、ウルトラマンは地球での命名というのは、ウルトラセブンの本名が恒点観測員340号であったものを引用したものでしょう。
(9) シン・ウルトラマンに平成ウルトラからの多数の引用、オマージュ
 そして、シン・ウルトラマンは初代マンのリブートですが、よく見ると、平成ウルトラの要素が多数引用、オマージュされているのです。その最たるものは、ラスト、ゼットンを倒すと異次元に飛ばされてしまう危惧のあるもの、これは明確にダイナの最終回へのオマージュ、ダイナだとラスボス、グランスフィアを倒してアスカは異次元に飛ばされて行方不明になり、トラウマで死したが、シン・ウルトラマンだと神永はゾーフィのために無事生還、これはダイナが行方不明のラストに批判があり、それに答えたものだと思います。
 さらに、巨大にラスボスに対して一度敗退して、リベンジして倒すのは、ティガ以降の大半の作品の最終回での様式です。そして、劇中でマルチバースという言葉が多用されて、これは映画「ウルトラマンゼロ」以来、M78世界とそれ以外のウルトラマンの世界をつなぐものとしてその後定着したもの、ただ用語の意味は、シン・ウルトラマンと、ギンガ以降のテレビシリーズとは意味合いは違う模様ですが、映画でマルチバースと聞いたときは驚きました。
 また、ウルトラマン、地球に来たときは銀一色であったものが、神永と一体化し、初めて色が入るのは、ネクサスで、人間と一体化してジュネッスになると色が変わるものへのオマージュだと思います。
 そして、途中で神永がウルトラマンだと暴露されてしまう展開は、メビウスの終盤で、ヒルカワによりミライがウルトラマンだと週刊誌、ワイドショーで暴露されたシーンの引用、オマージュ、これはメビウスでこの展開が成功したから引用された(そして、神永がウルトラマンだと分かっても禍特対のメンバーが受け入れたのもメビウスと同じ)と思います。
 そして、ウルトラマンが最初、ゼットンに敗れても、そのデータを神永がUSBメモリーに残し、それをもとに滝が全世界の科学者とゼットンの攻略法を会議するもの、ガイアの最終回、一度敗れたガイア、アグルを、全世界の科学者集団が再生させる方法を考案するシーンへのオマージュでしょう。これらを見たら、庵野さん、樋口さん、最近の作品までよくチェックされているのがわかります。
(10) ラスボス、ゼットン
 そして、ゾーフィは危険な人類を全滅させるために、天体制圧用兵器としてゼットンを起動、これは宇宙恐竜ではなく、地球を破壊する兵器として、これは映画「コスモスvsジャスティス」に出てきたデラシオン、ギガエントラを思わせるもの、人類が危険で排除するというのは、特に公害問題の大きくなった70年代、新造人間キャシャーンや大鉄人17などで使われたもの、そして最強の敵としてゼットンを出し、SNSではエヴァンゲリオンの使徒を思わせるとの指摘もありました。
 ただ、ゼットンがウルトラヒーローを倒したのは初代マンと、あと映画「ウルトラマンサーガ」でダイナを石化したのみ、あとはすべてウルトラヒーローに敗北しており、最強の敵という設定は55年経た今ではやや疑問ですが、それでも強大なものとして圧倒的なものでした。そして、ウルトラマンと人類が力を合わせて撃退というのは、これもティガ以降の最終回の展開の多く、納得のものでした。
(11) そして、今後にも期待
 このシン・ウルトラマンは2019年の企画、当時の塚越会長と庵野さんの話し合いで3部作のものとして計画されたもの、ラストシーンを見ても続編は期待出来て、それ以上に、国際的に公開されるのは楽しみ、この映画は、ウルトラマンの知名度を日本だけだてなく、世界的に広げた名作、今後も期待しています。
 皆さん、お元気で。
No.12127 - 2022/08/17(Wed) 18:16:01
ウルトラマントリガー 第23話 マイフレンド 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 闇巨人、カルミラの卑劣さ!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナは2022年に入りとんでもないことになり、沖縄は大変な事態、神戸でも感染者数が激増してエライことではあり、皆さんいかがでしょうか?昨日はイベントなどあり、書き込みが遅れました。今回も簡略で書かせてください。
 今回は最終回3部作の始まり、ハヤシさんの脚本、坂本さんがラスト3話を演出、最終回3部作を同一監督が演出するのはニュージェネレーション初、平成でもダイナ、ガイア、コスモス以来です。
 前回、裏切ったヒュドラムを粛清したカルミラ、そして今回はダーゴンをしもべにしてしまう始末、悪役の組織は数々あれど、3人組で女性リーダーはタイムボカンシリーズがあったものの、あちらは愛嬌があったのに、こちらは打算ばかり、悪の組織の歴史に残る卑劣さのカルミラです。
(2) 冒頭の記念写真の意味
 冒頭、GUTS-SELECTのメンバーが記念写真を撮るのは、ティガ最終回ラストシーンへのオマージュでしょう。そして、ユナが闇巨人の手に渡ったら大変だとアキトが語り、そして、ダーゴンがカルミラに操られて暴走、ケンゴはトリガーになり対抗するものの強く、しかしユナを手に取り、目の赤いのが正常になるのは定番、そして、ダーゴンも仲間に、とケンゴたちがいうもの、ヒーローものでは敵のキャラクターが主役側に付く例は多数ありますが、ダーゴンは3000万年前の決着をつけたいと決闘を申し込み、それをケンゴもアキト、ユナも認めるもの、ところが、これすらカルミラの策謀の一環、カルミラはダーゴンとトリガーを闘わせて、その間にユザレ=ユナを得ようとするもの、汚いのに唖然です。
(3) 坂本特撮のだいご味
 今回は、坂本さんが本編、特撮を担当されて、ミニチュアセットを多用したアクションで、坂本さんはパワーレンジャーから特撮に関わられて、その経験でウルトラマンも比較的低予算でいいものを作れるようなノウハウを円谷にもたらし、様々な作品に参加されて、以前は東映アクション的なもので見せてくれましたが、今回は円谷の伝統の特撮を進化させたものに圧倒させられました。
No.12098 - 2022/01/09(Sun) 10:42:46

ウルトラマントリガー 第23話 マイフレンド 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ダーゴンの悲劇
 ダーゴンは、人間に歩み寄り、理解しようとして、そしてまたカルミラに操られて、そしてアキトが決着をつけさせてほしいと語り、ナースデッセイ号をバトルモードにして、ダーゴンに、人間を理解する立場を維持させて止めを刺し、ダーゴンがマイフレンドと言うのは、友であるアキトやケンゴ、ユナの手により、カルミラに操られた悪としてではなく、人間に近づいたものとして最期を遂げたという意味、悪の中にも人間(主人公)を理解しようとして敵側に粛清される例は昭和からあったものの、こちらは主役側、それも準主人公のアキトにより止めを刺されて、ダーゴンは人間として最期を遂げたもので、アキトも何がフレンドだ、ウザイと言いつつ泣いていて、その意味は痛いほど理解できて、こういう悲劇は定番ですが、それでもこのようなことをさせるカルミラのあくどさにも唖然とさせられました。
(5) 卑劣!カルミラ!
 そして、カルミラはダーゴンとトリガーの決闘に、まさに邪魔しに来て、もちろんこれはカルミラの策謀ですが、トリガーを、自分から奪ったマナカ・ケンゴへの憎しみを爆発させて、圧倒して、さらに倒されたダーゴンの闇を吸収、ヒュドラムに続いて仲間?をこのように利用するだけ、このようなカルミラの汚さに唖然でした。
そして変身解除(これは東映的な展開)したケンゴに迫り、ユナを奪い、エタニティコアを利用しようとする、まさに目的のためには手段を選ばない悪、このようなえげつない悪は昭和からあり、またカルミラは初代ナックル星人のような卑怯無限の手を使うものや、トレギアみたいに無辜のものを容赦なく始末するものとは異なるものの、悪として圧倒的なもので、悪ながらあっぱれというしかないものです。
(6) 邪神、メガロゾーア出現!
 カルミラはユナとエタニティコアを悪用して、邪心メガロゾーアになり、邪神は、ティガ最終回のガタノゾーア、ティガ・ファイナルオデッセイのデモンゾーアに続く「ゾーア」のラスボス、えげつない悪党ではあり、イグニスはリシュリアの二の舞を危惧して、メガロゾーアは着ぐるみタイプの怪獣ですが、かなり悪の水準の高いもので、次回はトリガーだけでなく、イグニスもトリガーダークになり対抗するもの、ラストから2回目のサブタイトル、闇の支配者、ティガだと最後から2つ目は暗黒の支配者ではあり、トリガーはティガの新世代、ティガに敬意を表して要素を取り入れつつ、新鮮な要素を展開して、ラスト2話、楽しみです。
(7) サンテレビで龍青神ブルーヴ開始!
 土曜日の10時から、サンテレビで龍青神ブルーヴという特撮ヒーローものが始まりました。環境問題をテーマにして、環境破壊しようとする悪(それがブラック企業!)から自然を守るために、スマホタイプの変身アイテムで変身して戦うもの、いわゆるご当地ヒーローに近いものですが、サンテレビが特撮ヒーローものの製作に関わるのも珍しく、全13回のもので、この手の作品、かなり低予算の模様ですが、それなりに楽しめました。等身大ヒーローは、ご当地ヒーローなどローカルでも製作されて、特撮が普及しているのは心強いことです。
 コロナのオミクロンは大変で、冬はさらに大変です。再来週、昨年3回行った兵庫県加古川市の住宅展示場にトリガー、ゼットの撮影会があるので行きます(コロナで中止にならないように願います)、皆さんお元気で。
No.12099 - 2022/01/09(Sun) 10:45:52

Re: ウルトラマントリガー 第23話 マイフレンド 考察 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ダーゴンの最期は、ザムシャー、メカザムを思わせました。誰かを守ることを知ったザムシャー、俺は俺のままで、と言って散っていったメカザム。成仏を願わずにはいられません。もともと始めから闇だった訳ではなかったでしょうに。
一方、遂に禁断の力を手に入れてしまったカルミラ、自分の姿を鏡で見たらどう思うのでしょうか。「これこそ究極の美しき闘雷」と自分に酔うのでしょうか。
では、今夜はこれにて失礼致します。寒さが厳しくなって参りました。皆さんお大事に。
No.12100 - 2022/01/13(Thu) 23:35:37

ウルトラマントリガー 第24話 闇の支配者 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 世界を闇に飲み込むもの
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ・オミクロン株は大変なことになりましたが、いかがでしょうか?
 最終回三部作の2回目、ヒュドラム、ダーゴンを犠牲にして(しかし、最終回予告だと彼らはどうやらカルミラの手ごまとして復活してナースデッセイ号に侵入する模様)、そしてユナ=ユザレを手に入れてエタニティコアを解放してメガロゾーアの力を得たカルミラ、この展開はティガ・ファイナルオデッセイにて、カミーラがデモンゾーアになったのと同じ、そしてティガ最終回でガタノゾーアが世界を闇に落とそうとする展開と同じ、ティガのようなスケール感はないものの、過去には地球を闇に落とそうとした怪獣は昭和でもタロウのムルロアがいて、その際にはウルトラ6兄弟がウルトラベルにて地球を救ったものでしたが、今回はティガ同様、絶望的なもの、光と影は平成以降のウルトラの定番で、前作のゼットでもデストルドスが世界を破壊しつくそうとして、ただ製作費の限界もあり、ティガ・ダイナ・ガイアみたいに絶望のラストをスケール感を持ち描くのは限界もあるものの(とは言え、平成初期のウルトラマンは採算度外視で製作して、その後経営が大変になったので、今のように限られた製作費でベストを尽くすのはもちろん正解)、恐ろしいものでした。サブタイトルの、闇の支配者は、ティガの最後から2番目の、暗黒の支配者へのオマージュ、見事です。
 また、パゴス、テレスドンと地球怪獣のことがオープニングで示されて、しかしそれは地球から逃げようとするもの、これはオーブなどにもあったもので、恐ろしい展開でした。
(2) カルミラ、えげつない悪役!そして強い!
 カルミラは、ユナを、エタニティコアを開放する道具として悪用、目的が達成されたらもう必要ないというのは、こういう展開は幾多の悪がやってきて、そして間一髪アキトが助ける展開、そしてケンゴはトリガーになり戦うものの、ナースデッセイ号は機能不全になり、GUTS-SELECTも追い詰められて、その中で各自、最善を尽くそうとしての戦い、しかしメガロゾーアは強く、ティガのガタノゾーアみたいなものではないものの、トリガーは苦戦、するとイグニスがトリガーダークになり助太刀、最後はダブル光線をするものの、メガロゾーアには歯が立たずのもの、カルミラはやることも汚いし、悪としても強い(ナックル星人は卑劣なものの、怪獣としてそれほど強くなく、後編で帰マンが初代マン、セブンの友情を心の支えに戦うとブラックキングとともに一方的に敗退した)もの、えげつない悪役、このような悪はちょっと例がなく、ケンゴも敗れて変身解除、そしメガロゾーアの闇が迫り、イグニスは変身解除して、ケンゴたちとともに瞬間移動して難を逃れたものの、かなりの規模の悪役に驚くものでした。
(3) ユナの自己犠牲は許されず
 そして、ユナは暴走したメガロゾーアを止めるために、ユザレ同様自らを犠牲にしようとして、ユザレに、死ぬのは怖くないのかとつぶやくものの、もちろんアキトが止めるもの、正義のために命を犠牲にすることは許されず、もちろんヒーローものでは最終決戦で主人公などが結果的に犠牲になる展開も昭和にはたまにはあるものの、しかしヒーローものでは生き残ることこそが正義ではあり、アキトの(もちろんケンゴも)判断は妥当だと考えます。
No.12101 - 2022/01/15(Sat) 14:23:27

ウルトラマントリガー 第24話 闇の支配者 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ケンゴは光の巨人
 そして、負傷したケンゴが介抱される展開は、メビウスの最後から2番目を思わせて、するとケンゴの意思は火星の母親レイナのところに行き、ケンゴは光の巨人、3000万年前の戦いののこした子供をレイナが助けて我が子として育てたものの、この手の展開も特撮・アニメで同様の展開もあり、つまりケンゴはトリガーの光を受け継ぐべきして得たもので、それでもレイナにとってケンゴは我が子に変わりはなく、こういう展開も様々なヒーローものであったもので、トリガーは昭和以来の伝統を受け継いだ作品であることを示しています。このように愛情、愛するものを信じるのが正義ではあり、それは昭和から当たり前のヒーローの伝統、そして目を覚ましたケンゴにユナがお帰りと語るのは、ダイナを思わせるものもありました。
(5) ナースデッセイ号、整備士登場
 そして、機能不全に陥ったナースデッセイ号、整備士のキャラクター、ホッタが出て応急処置、前作のゼットではバコさんたち整備スタッフも重要な存在だと示したものでしたが、トリガーも同様、短い時間でしたが、こういう戦士を支えるものが描かれた意味はあったと感じました。そして、最終決戦、ダイナでは移動要塞クラーコフが決戦の基地になり、同様の展開を見ました。
(6) サプライズ!メガロゾーア第2形態
 他方、カルミラのメガロゾーア、第2形態になり、これは情報がなくサプライズ、もちろん最後の大怪獣が複数の形態を持つのは、近年だとエックスのグリーザ、ルーツはガイアのゾクなどあるものの、メガロゾーア、最初の形態はラスボスにはやや貧相?という感じもあったものの、第2形態は悪そのもの(ガタノゾーアに近いもの、ケンゴのモットーのスマイルの逆を意味するデザイン)、戦慄するGUTS-SELECTのメンバーの意味もよくわかります。
(7) そして、ケンゴの正体カミングアウト
 最終決戦で、ケンゴがトリガーだと隊長にカミングアウト、しかしタツミ隊長は気づいていた面もあり、要するに知らなかったのはテッシン、ヒマリ、マルゥルのみであり、彼らは驚くものの、このように主人公の正体が明かされるのは、最後の一つ手前というのが平成以降定番になり、もちろんそれでケンゴを排除するものはなく、タツミ隊長は、今まで苦労を掛けてすまないと頭を下げるものになり、もちろん正体を確認したら当然の反応ではありアキトも、ケンゴを万全に支援すると、もちろんユナもそう、見事な展開でした。
(8) 仲間の信頼が正義
 そして、イグニスがミツクニに、この世界の人間ではないのにどうしてこの世界のために、と問うと、自分の家族、仲間のためというもの、これは昭和からのヒーローものの定番ですが、それを自然とイグニスも納得するのはなるほど、ではあり、他方カルミラは仲間(と言えるのか?)と信頼関係なし、目的のために犠牲になっても知らんぷりと対照的。ミツクニはルルイエの花に注目、これが何かのキーアイテムになりそうです。そして最終決戦、相手は強烈な悪、最終回、楽しめそうです。
 コロナは感染で大変です、皆さん、手洗い、うがい、感染症対策を万全にしてトリガーの最終回見ましょう、お元気で。
No.12102 - 2022/01/15(Sat) 14:25:24

Re: ウルトラマントリガー 第24話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
母親が「始めから知っていた訳」が、やっと語られましたね。最終決戦のために遙かな過去から届けられた光の子。この日のために遺跡発掘をしていたミツクニは震えが来たのではないでしょうか。戦いに向けて、役者が揃いつつあると。
そして、自分がトリガーだと打ち明けるケンゴ。怖かったろうと思います。しかし仲間たちは受け入れてくれました。よかった。そしてイグニスと共に再度カルミラに挑む!果たして倒せるのか、カルミラの魂を救うことは出来るのか。
それでは今夜はこれにて失礼致します。冬はまだまだこれからです、皆さんお大事に。
No.12103 - 2022/01/18(Tue) 23:08:41

ウルトラマントリガー 第25話 笑顔を信じるものたちへ〜PULL THE TRIGGER 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:ハヤシナオキ、監督:坂本浩一

(1) 感動の最終回!
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。コロナ・オミクロン株はとんでもないことになり全国に緊急事態、まるでティガやトリガーの最終回の様相で、さらに九州で強い地震ですが、いかがでしょうか?
 今回のトリガーの最終回も、前作ゼットに劣らず名作、前回、メガロゾーアが大暴れ、マルゥルによるとこのままだと地球消滅、その上ビッグバン(=宇宙消滅)そして、ケンゴがトリガーに、イグニスがトリガーダークになり(ここで変身する場所はジード最終回のところと同じらしい)メガロゾーアに立ち向かうものの、圧倒的なパワーに押されて、トリガーはスカイタイプ、パワータイプになるものの対抗できず、GUTS-SELECTもガッツファルコンでヒマリが援護、さらにミツクニもガッツウイングで援護(ミツクニはTPCの情報局の部員だった、上司が厳しいというのはサワイ総監か)、しかしメガロゾーアは圧倒的、まずイグニスが変身解除(ライダー、戦隊の展開の定番)、そして、ケンゴはメガロゾーアの爆発するエネルギーに、エタニティになり触れて、そんなことをしたら体が持たないとアキトも警告するものの、ケンゴはエタニティの力を得て対抗するものの、吹き飛ばされて変身解除、そしてアキトとユナが駆けつけて、ユナがユザレの力でケンゴを守り撤退、30分間あっという間、これはもう少しシリーズがあれば尺を取れたという点もあったものの、僕は満足です。
(2) 闇と光の闘い
 そして、メガロゾーアに敗北して、しかしイグニス、トリガーダークの力を取り入れたもの(トリガートゥルース)に、ユナ、ユザレの力も加えてやるもの、最終回でトリガーは光であり人であり、そして闇も取り入れたものとして活動。
 さらに、ユナは、3000万年前にユザレとして闇巨人たちを封印して消滅したとミツクニが危惧すると、運命は変えられるというもの、これらはティガの最終回のひとつ前でイルマ隊長が、運命なんて信じない、ダイゴに、人として勝ってというものを受け継ぐもので、ネットではトリガーについてティガのこじつけなどと罵詈雑言(に近い)ものもあるものの、ティガの要素を取り入れて新しいものを作る、それもティガ当時のようなお金も時間もたくさんある(これは、当時円谷プロに潤沢な資金があったのではなく、無理してお金、時間を捻出してそして10年後に行き詰った)ものではなく、これだけのものをやってくれるのは素晴らしいことです。
(3) 海でのメガロゾーアとの決戦!
 陸上では、メガロゾーアの脅威で陸地に被害になるので、海におびき出して決戦、というのは、ティガ最終回の、ガタノゾーアとティガの決戦場所が海へのオマージュ、さらに、監督の坂本さんはレオのファンで、レオの1,2話も同様に海でのバトルではあり、それを意識したものでしょう。
 さらに、今回はCGだけでなく、ミニチュア特撮も巧みに取り入れて、坂本さんはウルトラのデビュー作、ウルトラギンガ伝説ではオールグリーンバックで撮影してCG合成というものをウルトラで初めてされましたが、前作のゼット、このトリガーと、円谷伝統のミニチュア特撮をされて、今やミニチュア特撮はウルトラマンのみのもの(戦隊の巨大ロボ戦はウルトラとはかなり意味が異なる)、坂本さん、東映ヒーローで得られたテクニックで、ニュージェネレーションシリーズ初期の、比較的低予算でウルトラマンを作るノウハウを確立されて、他方伝統の円谷特撮も取り入れられて、そしてその結果をライダー、戦隊にももたらし、結果として特撮全体の活性化になっているのは素晴らしいことです。
No.12104 - 2022/01/22(Sat) 13:57:38

ウルトラマントリガー 第25話 笑顔を信じるものたちへ〜PULL THE TRIGGER 考察(その2) 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(4) ナースデッセイ号の中でのバトル
 トリガートゥルースとメガロゾーアの決戦、ナースデッセイ号のエネルギーも使用するので、カルミラは等身大のダーゴン、ヒュドラムを送り込んで妨害するもの、この点は同じ坂本さんの演出の、ギンガS最終回で宇宙人の特戦隊とのバトル、登場人物全員との戦いがあり、それを想起させるもの、そしてその妨害からユナ、ケンゴを守ろうとするタツミ隊長らの活躍は、アクションを得意とする坂本さんの本領発揮、これぞウルトラ特撮、ではあります。坂本さんのように、円谷・東映特撮で活躍される方が特撮全体を盛り立てておられます(ただ、一昨年ラストの仮面ライダーセイバーにウルトラのスーツアクター、岩田さんが一家で出られて、なら返礼でウルトラに高岩さん出られると予想して外れました、が、いずれはウルトラマンにも高岩さん出してください。小林昭二さん以来、俳優面ではウルトラマンと仮面ライダーは兄弟です)。
(5) 子どもたちの声援が力になる!
 そして、トリガーをメガロゾーアの触手が襲うのは、ティガの暗黒の支配者へのオマージュ、カラータイマーも赤くなり危機に陥るトリガートゥルース、しかし、この戦いを見ていた子供たちから光が放たれて、トリガーに届きエネルギー回復、ここで主題歌と予想して当たり、メガロゾーアとの最終決戦、ゼペリオン光線で大打撃を与えて、ナースキャノンの力を得てタイマーショットで止め、これはティガ最終回と同じですが、ティガの最終回、子供たちのエネルギーで安易にグリッター化する展開は当時批判もあり(宗教的とか、安易に子供たちの力に頼っているとか)、しかしこれは人類とウルトラマンの共闘の賜物、素晴らしいものでした(鈴木美潮さんはヒーローたちの戦いは報われたか、であきらめなかったから逆転できたと指摘されて、その通りです)。みんなの笑顔を守りたいケンゴに、子供たちの笑顔が宝を与える、素晴らしい展開です。
 ティガと言う作品は、採算を度外視して名作になり(これはメビウス以前の作品に共通するものでもありますが)、それをはるかに少ない予算と時間で継ぐのは大変ですが、作り手、キャストが一体となり名作をやってくれました。僕もウルトラマンシリーズのファンを続けていて良かったとしみじみ感じました。
(6) カルミラを浄化
 そして、最後、倒れたカルミラを、ケンゴ、トリガーが介抱する展開は、ティガ・ファイナルオデッセイを思わせて、その際には人間態のカミーラをダイゴが介抱するものでしたが、ここでは、ティガの際に光=正義、闇=悪の図式ではなく、人間にもウルトラマンにも、そして敵キャラにも光と闇があり、それらを包括して取り入れての結末、ケンゴは、カルミラも笑顔にしたいと語る点は納得、この点は劇場版オーブのラストも思わせるものがありました。
(7) ケンゴ、エタニティコアを止めるために旅立つ
 最後は、エタニティコアの暴走が止まっておらず、それを食い止めるためにケンゴは旅立ち、仲間たちも、必ず生きて戻ってこいというもの、当然の展開ですが、前作のゼットも最後は宇宙に旅立ち、そしてルルイエの話が咲いて、GUTS-SELECTは本当に強い絆で結ばれたチーム、ケンゴがいなくなる展開は帰マン、エース、ダイナを思わせるものの、これはゼット同様納得で来る展開、素晴らしいものでした。アキトは例によりウザイというものの、これは言うまでもなく心底信頼していることの裏返し、アキトは名キャラでした。
 さらに、イグニスもリシュリア星を復活させるものがあると信じて旅たち、イグニスも実質、GUTS-SELECTの隊員、もう一人の主人公。さらに劇場版エピソードZもあり、いい意味で続編を楽しめる(仮面ライダーディケイドではちゃんと結末をテレビでやらず、劇場版でやり批判を受けたものとは異なる)ものでした。
(8) ウルトラマンは56年、テレビヒーローとして世界に羽ばたいている!
 それで、トリガーで2013年のギンガ以来9作、2010年代以降、特撮とは仮面ライダーと言っていいもの、これはバンダイのおもちゃ売り上げのナンバーワンを維持(神戸三宮のフィギュア店には大抵仮面ライダー専門コーナーがあるほど)して、そしてライダー出身の若手役者さんが大人気になるためですが、今やウルトラマンもそう、そして、動画配信で世界に発信するため、海外のファンも見て、何でも中国を中心としたアジア圏でのウルトラマンの人気は高く、ライダー、戦隊とともに特撮を盛り上げて(例えば、坂本さんは2016年のライダー映画、平成ジェネレーションで、過去のヒーローを複数オリジナルキャストで出してオリジナル設定を生かすという、ウルトラマンではその10年前からやっていたことをライダー映画で初めて本格的にやり、ライダーの映画も水準が上がり、一昨年は田口さん、戦隊に参加されてその経験をウルトラマンにも生かされた)、10年ほど前に、SNSでウルトラマンのファンはライダーと比べて肩身が狭いとの書き込みがありましたが、今やツイッターではウルトラマンの新作だと賞賛の書き込み殺到、そして来週からはまたクロニクルですが、しかし7月からの新作はほぼ確定、40年前は、特撮はアニメに対して圧倒的に劣勢(ガンダムなどロボットアニメの人気に、戦隊とメタルヒーローのみでは防戦一方)でしたが、今やヒーロー、SFは特撮の独断場、僕など、特撮のしんどかった時代も熟知しているので、今のような特撮黄金時代はまぶしいです。
 クロニクル見ながら、夏の新作を待ちましょう。明日はウルトラマンのイベントがあり行きます。皆さん、コロナ大変です、手洗い、マスク、消毒やり、コロナにゼペリオン光線ぶつけましょう!お元気で。
No.12105 - 2022/01/22(Sat) 13:59:02

Re: ウルトラマントリガー 第25話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。
ナースデッセイ号での総員戦、「スマイル、スマイル」とつぶやき続ける隊員達。笑顔は魔除け、または薬という説は昔からあったそうで、作り笑いでも効果はあると証明されたとか聞いたことがあります。今回は正にそれだなと感じました。今まで、隊員達の中で一番笑顔が少なかったのがアキト。彼が笑えなかったのは、共に重荷を背負ってくれる友人を作る余裕がなかったからかも知れません。親を亡くし、引き取られたシズマ家でユナ(ユザレ)の宿命を知り、彼女を守るために学び、働く日々。自分一人でユナを守り切りたかった、トリガーというヒーローになりたかった。でも、トリガーになれなかったから人間としてユナのそばにいられるわけで…。これで良かったと思います。闇落ちもせずに済みましたから。ケンゴが旅立つ時、泣いてましたね。友との別れで泣くのはこれが初めてなのかも。
そしてカルミラの最期。死の表現として「塵に還る」というのがありますが、光と混じり合って浄化されて良かった。いつか転生できるといいですね。
最後に、エタニティコアの中で眠るケンゴを見て、生まれた場所に帰ったのでは、と思いました。ルルイエを置いていったのは予想外でしたが、人間界に戻るための目印にするためなのかも。
それでは今夜はこれにて失礼致します。色々と大変ですが、皆さん、お元気でお過ごしくださいね。
No.12106 - 2022/01/28(Fri) 23:40:40

兵庫県加古川市の住宅展示場のウルトラマンイベントに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナ、とんでもないことになっていますがいかがでしょうか。
トリガーの最終回の翌日に、昨年も3度行った兵庫県加古川市の住宅展示場に、ウルトラヒーローのイベントが昨年9月以来あり、途中から雨でしたが行きました。昨年は1月にティガ、6月にタイガ、9月にゼロでしたが、今回は最新ヒーローのトリガー(マルチタイプ)とゼット(ベータスマッシュ)、途中からゼロとグリージョも参加、ミニショーは先着50組のみでしたが、朝一番に行きもう33番の整理番号、大盛況、そして追加40組はショーは見られないものの、ヒーローとの写真撮影はOKと配慮、駐車場は満車でした(ただし、それまでにプリキュアやアンパンマンのイベントにはもっと来たそうです)。最初に、トリガーとゼットがレイビーク星人、ベムスター、ゾイガーと戦うミニショー、昨年はライダーのイベントだとミニショーはあったものの、ウルトラマンでは一昨年以来、そしてヒーロー撮影会は、トリガー、ゼットコンビと、またゼロ、グリージョコンビと2つ撮れて満足でした。会場には3,4歳のお子さんを連れた親御さんがたくさんさん来られていて、僕みたいに大人一人もチラホラ、楽しめました。
 今年は、ひらかたパークにて前年夏に東京でやったイベントの開催はなかったものの、神戸で円谷エキシビションは昨年あり、ウルトラマン55周年を楽しめました。ただ、コロナで蔓延防止のために、2月のイベントは予定が立っていない模様で、コロナ、全国的に大変ですが、ともかく手洗い、マスクなどで乗り切りましょう。皆さんお元気で。
No.12107 - 2022/01/29(Sat) 08:35:32

ウルトラマントリガー エピソードZ観ました! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナ禍は深刻になり、そしてロシアがウクライナに侵略戦争と大変なことになっていますが、いかがでしょうか?
 先週からウルトラマントリガーの劇場版、エピソードZが劇場公開、さらに円谷イマジネーションの動画配信で公開、僕はスマホを持たず円谷イマジネーション登録できず、また大スクリーンで見たかったので、大阪のイオンシネマに行きました。今回は過去のウルトラマン映画みたいに松竹の配給ではなく、円谷イマジネーションとバンダイナムコのもの、ギンガS以来の、テレビの最終回の制作に合わせてのものらしく、監督はテレビの最終回の坂本さんではなく、R/Bメイン監督の武居さん、ここ数年のニュージェネレーションの主力監督で、脚本は根元さん、テレビシリーズの制作後に余裕もできで、急遽制作になった模様で、今回は配信メインのためパンフなしでしたが、映画はテレビシリーズの後日談として文句なく、そしてもちろんネタバレは避けるものの、素晴らしいもので、前作のゼットの劇場版のなかった分もカバーしていて、ギンガ以降のテレビシリーズ、比較的低予算、短期間でいいものをやってくれて、劇場版も本当に素晴らしいものでした。
 ここ数年の円谷作品、ウルトラマンの好調ぶりの根幹はネット動画配信、テレビシリーズをユーチューブで配信するため、海外のファンも見られて、円谷イマジネーション、ウルトラ・サブスクは好調、ウルトラマンの動画配信の熱心さに触発されて、東映さんもなかなかいいもの、赤影の配信などして、特撮は本当に好調です。
 7月からの新作シリーズもそろそろ発表だと思われます。今はロシアの戦争で世界が大変ですが、皆さんどうぞお元気で。
No.12108 - 2022/03/27(Sun) 19:52:16

平成ウルトラマンの生みの親、村石監督死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナも戦争も大変ですがいかがでしょうか。
 昨日夕方に悲しいニュース、平成ウルトラマンのメイン監督、村石宏實(ひろちか)さんが3月27日75歳で亡くなられました。切通理作さん他の発信で知り、ネットでも広く報じられて、つるのさん、吉岡さん他発信されていますが、昭和ではなく、平成ウルトラの作り手の訃報はショックでした。
 村石さんは、第1次ウルトラシリーズの、セブンの現場スタッフとしてまずウルトラマンに参加されて、その後三船プロ(名作、大忠臣蔵に助監督とした参加)、そしてピープロの電人ザボーガーなどに参加、監督、そして80年代〜90年代前半の、東映以外のテレビ特撮がほとんどなかった時期に、東宝、円谷でサイバーコップ、グリッドマン、ガイファードなどを演出されて、そして96年にウルトラマンティガに満を持して参加、第3話「悪魔の予言」は小中千昭さんの脚本とのコンビでティガの個性を確立されて以後メイン監督をされて、その後ダイナ、ガイアでもメイン監督、いわゆる平成3部作の大黒柱の監督として活躍、さらに大半の作品で特技監督も兼任されて、今のニュージェネレーション、本編と特撮の監督兼任の基礎を作られて、コスモス以降も大怪獣バトルまで70作以上演出、まさに、平成ウルトラマンの生みの親でした。
 村石さん、今のウルトラマンの基礎を確立されて、大怪獣バトル第2期以降は監督されていないものの、今の田口さんなどニュージェネレーションの監督さんの流れを作り、その功績はいくら賞賛してもしきれません、昭和の円谷一さん、実相寺さん、飯島さんなどと並び、ウルトラマンを不滅の存在にした偉人です、ご冥福をお祈りいたします。

 なお、ウルトラギャラクシーファイト新作、ウルトラマンUSAのメンバーも参加して、何とウルトラマンスコットの声をオリジナルキャストの古谷徹さんがされます。古谷徹さんはガンダムのアムロなど無数のアニメキャラクターをされて、今のアニメブームの立役者、アニメ版のUSAの主役をされて、何と33年を経て改めて出てくださいます。一昨日観たトリガーの劇場版も素晴らしいし、これほどウルトラマンが黄金時代を迎えるとは10年前には予想できなかったです。
 昨年来何度も行った兵庫県加古川市のハウジングセンター、来月ゼロが来るのでまた行きます。手洗いなどでコロナを吹き飛ばしましょう、皆さんお元気で。
No.12109 - 2022/03/29(Tue) 18:25:43

2022年新作ウルトラマン、ウルトラマンデッカー登場! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。様々な面で大変な2022年ですがいかがでしょうか。
 円谷さんより、3月31日に新作ウルトラマン、デッカーの発表がありました。
 今やっているクロニクルがダイナをフィーチャーしたもので、過去クロニクルは7月からの新作に関連したものと思われていましたが、ダイナが令和版ティガであり、デッカーも令和版ダイナ、フラッシュ、ストロング、ミラクルのタイプはダイナと同じ、主役のアスミ・カナタを演じる松本大輝さんは2018年の第31回ジュノンボーイコンテストのグランプリになった方、特撮ファンにはジュノンボーイコンテストは仮面ライダーの俳優を多数だしていて、ウルトラマンにそのグランプリ受賞者が出るのは初めて、今後も楽しみです。
 メインの監督は武居正能さん、R/Bでメイン監督、そしてニュージェネレーションシリーズ演出の大黒柱、妥当なもので、メイン脚本は根元歳三さん、お二人はトリガーのエピソードZを作られて、足立淳一郎もトリガーに続いてシリーズ構成、これで2013年のギンガ以来新作シリーズ10年連続、こんなことは過去になく、さらに最近のシリーズ、動画配信で世界でもファンが見ていて、中でも中国でのウルトラマンの人気はすごいもので、アメリカでも大人気、ウルトラマン、円谷さんは一時どん底にありましたが、今やライダー、戦隊とともに特撮を、いやヒーローをリードする存在、今後にも期待です。
 また、来月公開のシン・ウルトラマン、主題歌を米津玄師さんのM八七に決まりました。
 コロナは大変、僕は何とかワクチン3度目を接種、副反応も少なかったものの、ロシアがウクライナに侵攻して多数の弱いものが犠牲になっていて、僕も反戦デモ、ウクライナへの募金に参加しました。コロナも、戦争も大変です、皆さんお元気で。
No.12110 - 2022/04/08(Fri) 19:05:13

シン・ウルトラマンいよいよ公開&ウルトラマンのイベントに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんおはようございます。コロナは落ち着いてきたものの、ウクライナの戦争は深刻、神戸にも避難民の方来られましたが、お元気ですか?
 いよいよ、来週シン・ウルトラマン公開、雑誌でも特集が相次いで(怪獣が禍威獣、科特隊が禍特隊)、テレビのワイドショーでも取り上げられて、そして企画・脚本の庵野秀明さんの展示会も大阪で開会されて大盛況、ウルトラマンの人気はここ数年、特に一昨年のゼットが名作としてヒットして以来大変なものになっています。 
 そして、僕は先月、兵庫県加古川市の住宅展示場にウルトラマンゼロ・ビヨンド、今月は西宮北口の住宅展示場にトリガー他の写真撮影イベントがあり、行ってきました。加古川のゼロの方はまずまずの人出でしたが、ゴールデンウイークの西宮はトリガー、ティガなど6人来るので大人気、朝昼と3回の撮影会は限定40人となっていたものの、追加の整理券も出た模様で、楽しく参加できました。この手のイベント参加する小さい子供さんたち、写真を撮るのに並ぶのに騒いだりせず本当に行儀がいい、この子たちを見ていたら、ウルトラマンは教育番組だと再認識しました。
 さらに、マクドナルドとウルトラマンのコラボのチキン・タツタ、シン・タツタをシン・ウルトラマンにかけて、またおそらく庵野さんがファンの帰マンにかけて帰ってきたチキン・タツタとやってくれて、SNSでは早速試食された皆さん(ウルトラマンのジュースもある)の写真がたくさんアップされています
 そして、少し遅くなりましたが、3月に俳優の宝田明さんが87歳で亡くなられました。ゴジラ第1作の主役で、そして戦争時に引き上げで大変な目に会った体験から平和を語られて、僕の友人で和歌山の大学の先生にゴジラの専門家がいて、ゴジラについて新聞記事を2018年に書いたら宝田さんからお手紙が来て交流して、2019年には和歌山に宝田さんを招いてイベントもありました。特撮関係、昨年も多くの方が亡くなられて、今年も宝田さん、村石さんと特撮、ウルトラの功労者がなくなるのは悲しいです。
 シン・ウルトラマンは公開されたら観に行きます。戦争は心配です、皆さんお元気で。
No.12111 - 2022/05/05(Thu) 10:30:08

シン・ウルトラマン見ました! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。戦争は大変なことになり値上げなど大変ですが、いかがですか。
 先々週末に公開のシン・ウルトラマン、週末に観に行きました。感想は、内容に少しでも触れるとネタバレになるためやりませんが、本当に良かったです。シン・ゴジラとはかなり異なり、そして初代マンの要素のものに新たな解釈も加えたものですが、ウルトラシリーズが50年以上続けてきた生命の尊厳、文明風刺などの要素がたくさんありました。
 映画は、初日、何と満席で、休暇を取って観に行った人がたくさんいた模様で、僕の行った時は、どうやら僕みたいに初代マン〜ニュージェネレーションまで全部見ているものは少なく、どうやら初代マン、セブンを少し知っている方がエヴァンゲリオンの庵野さんの映画なので見に来た模様ですが、満足の感じ、そして興行成績は2週続けて1位、ウルトラマン映画で興行成績1位は初めて、これは東宝系で、メディアも巻き込んでの興業のためですが、そしてパンフレット売り切れ、これもウルトラマンでは初めて(ライダー映画は、初日でないとパンフ売れ切れは多々ありました)。映画館でのグッズも売れている模様で、ウルトラマンが社会現象になっています。
 この映画、庵野さんは監督ではなく脚本と監修、監督は樋口真嗣さん、樋口さんはニュージェネレーション監督の田口さんの師匠であり、つまり初代マンだと庵野さんが円谷英二さんと金城哲夫さん、樋口さんが円谷一さんと高野宏一さんの役割、かなり脚本も練られていて、そして公開から10日なのにSNSを見たら2度3度見たファンも多く、その意味、よくわかります。
 映画を作られた樋口さん、庵野さんに感謝です。そしてシン・ウルトラマンを機に現行のテレビシリーズも盛り上がって欲しいです。シン・ウルトラマンもニュージェネレーションシリーズが続いていたから実現したもの、10年前、ウルトラマンが当時は列伝をやっていたものの、新作を定期的に、とは程遠い時期があったのかと思われます。
 シン・ウルトラマン、ぜひご覧ください。
 そして、それ以前にも円谷プロの業績もバンダイのウルトラマンの売り上げもここ10年で過去最高、信じられないものです。ウルトラマンにとって一昨年のゼット以来大飛躍、今後も期待です。皆さんお元気で。
No.12112 - 2022/05/23(Mon) 18:50:09

シン・ウルトラマン、歴史的ヒット! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。戦争は終わる模様もなく大変ですが、いかがでしょうか。
 シン・ウルトラマンは大変なヒットで、もちろんネタバレは避けるものの、劇中のキャラクターの発する言葉が流行語になりそうなもので、ここではネタバレなしで解説します。
 この、シン・ウルトラマンは本格的な、大人のため、そして初心者でも理解できる作品で、ウルトラマンの映画は、基本的にテレビシリーズを見ている人向け(もちろん、初心者でも理解できる要素もあるものの)であったのに対して、これは今までのテレビシリーズを全く知らなくても、ウルトラマンというと国民的キャラクターで、巨大ヒーローが怪獣と戦うものはほとんどの人が知っているもの、それにより、ウルトラマンに詳しくない人でも楽しめるものになっていて、これは驚きでした。
 映画を見たのは、僕みたいにウルトラマン黎明期から見ているものもいるもの、庵野さんのファンで特撮は詳しくなく(シン・ゴジラを見た程度)の方も見ている模様で、そしてウルトラマンに詳しい人は数回、それも通常版に続いて4DXなどの形態でも見ている模様、僕みたいにディープなファンなのに1度しか見ていないものは肩身狭いです(笑)。
 また、劇中に初期の設定の間違いなどをうまく使ったネタもあり、米津玄師さんのM八七からしてそうですが、これは78年に出たウルトラマン大全集というレコードに満田さんのかかれた文章だと、有名なM78星雲は、企画ではM87星雲なのですが、それが台本の印刷所のミスでM78になってしまったという、今では考えられないミスに由来するもので、あるいは実相寺さんがセブンで脚本を書かれた場合のペンネーム、川崎高は、実相寺さん川崎高氏(たかうじ)として書かれたものの、印刷所が川崎高「氏」だと解釈して「氏」を取ってしまったそうです、こんなミスは今ではあり得ず、それらが今、ネタになるのです。
 そして、劇中で、初代マン当時の雑誌のミスがうまく使われていますが、これも、ウルトラマンなどの図鑑が円谷プロ監修で映像作品に忠実に作られるようになったのは第3次シリーズ以降、厳密には平成シリーズ以降であり、初期にはNG設定書、台本が図鑑、雑誌を作る場合の参考資料になることもあり、これも今では考えられませんが、理由は第1次シリーズの時だとビデオレコーダー、ましてや今のようなDVD、動画配信はなく、図鑑を映像を見ることで作ることができず、設定、話などは紙媒体の台本などに頼り、そのため完成映像と異なることはよくあり、あるいはサブタイトルも違う場合があり、それは台本のタイトルを引用していたためだと80年代に知りました。
 これらの、56年前の間違いをうまくネタとして、2022年に新鮮なものとして見せているのですから、作り手の意欲はすごいものです。そして繰り返しますが、シン・ウルトラマンのヒットは、ギンガ以降のテレビシリーズが続いていたため、そしてウルトラマンに詳しくない人がシン・ウルトラマンを見て、円谷イマジネーションで過去の作品を見る、すでに初代マンの4つの話が4K版で上映されているものの、初代マンを見る、最近の話題作、ゼットを見るなどあり、この分だと来月からのデッカー、より多くの方がご覧になることは確実、今後のウルトラマンの飛躍が期待できます。
 この前、兵庫県姫路市の住宅展示場でウルトラヒーローの撮影会があり、ゼロとゼットが来て、僕も行きました。参加者は親子連れと、大人だけが半々!どうやらシン・ウルトラマンで興味を持った人が来た模様です。
 デッカーは、過去にウルトラマン映画に出られた方もレギュラー、あるいは隊長は映画で仮面ライダー1号を演じた人など話題です。僕もしばらく神戸のM78ショップに行けておらず、シン・ウルトラマンのグッズ買いに行きます。暑いです、皆さんお元気で。
No.12113 - 2022/06/20(Mon) 18:50:17
レイゴ管理人 / 明けましておめでとうございます。 [地球外]
明けましておめでとうございます。

棺桶のジョーさん、藤子さん、皆さん。
昨年も変わらず、本当にありがとうございました。

コロナも落ちつきそう、と思えばまた、変異ウイルとの闘いと、よもやウルトラの戦士の如くです。
皆さま如何お過ごしでしたか?

昨年末に火災や転落などで尊い命がなくなってしまい、本年は今まで以上に命を大切にできる一年になるといいな、と思います。

ウルトラマンがずっと守りたかった人々の命、未来、夢、希望。

私たちも人として、ウルトラの精神に恥じないよう、それぞれの出来る立場と出来る事から、尊い命が健やかに未来に繋がる努力を微力ながら、していきたいと思います。

どうぞ皆さま、本年もよろしくお願い致します。
No.12095 - 2022/01/01(Sat) 00:18:42

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、藤子さん、皆さんあけましておめでとうございます。
 2年続けてコロナ禍に追われたもの、世界的にはオミクロン株の猛威ですが、日本は比較的落ち着いて、しかし寒くなり感染者が増えてなかなか大変です。
 他方、昨年はウルトラマン55周年、イベントも出版なども相次いで、本当に収穫の多いもので、何よりウルトラマンの新作テレビシリーズが9年連続(10年目もほぼ確定)、僕も地元、兵庫の住宅展示場でのイベントで写真を撮り、兵庫県立美術館での円谷エキシビションにはたくさんのファンが来て、今やウルトラマンは、僕ら第1次シリーズリアタイ世代とその子供、孫の世代にファンが広がり(イベントには3世代ファンも見ました)、そして小さい子供が昭和のウルトラマンのファンと言うのも見ました。一昨年のゼットが大変な名作で、それを機にウルトラマンを見るファンが増えた実感はあります。
 しかし、社会は、僕もいる関西、大阪での放火殺人事件のようなとんでもないことも起きて、また電車の中での事件も相次いで、大変なものです。
 神戸では、観光地の中華街、南京町などコロナ前に匹敵する人出ですが、コロナの落ち着くのを願っています。
 ウルトラマンは、55年(今年で56年)の歴史、順風満帆な時期は少なく、もう新作などできないという暗黒時代を乗り越えて、今やライダー、戦隊とともに特撮黄金時代です。苦境を乗り越えて頑張っているウルトラマン、円谷さんに我々も続きましょう。 
 年末年始、厳寒でした、皆さんお元気で。
No.12096 - 2022/01/01(Sat) 08:36:53

Re: レイゴ管理人 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、ニュージェネレーションになってからは放送期間は半年となっておりましたが、トリガーは年を越してから最終コーナーに入るのですね。何か仕掛けがあるのではとワクワクしています。
それにしても劇場版といい、シン・ウルトラマンといい、私にとっては非常に休みが取りにくい時期。どうかウルトラの奇跡が起きますように。
それでは皆さん、今年も頑張りましょう。
No.12097 - 2022/01/01(Sat) 23:33:44
ウルトラマントリガー 第21話 悪魔がふたたび 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:継田淳  監督:辻本貴則

(1) ウルトラマンにも円谷プロにも限界はない!次々と新作発表
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんにちは。厳寒のもので、大阪ではまた放火で大変ですが皆さんいかがでしょうか?
 今回はまず、13日に円谷コンベンションで来年の新作発表、まず期待のシン・ウルトラマンは来年5月に公開決定、庵野・樋口さんの期待の新作で、ただこの作品の公開時期が未定のために今年ゼットの劇場版がなかったと推察されますが、そのトリガーの劇場版は来年3月に公開、エピソードZ、イーヴィルトリガーも出るもの、監督は坂本さんではなく武居さんで、今までニュージェネレーションの劇場版は最終回を担当するメイン監督がされますが、今回は坂本さん、ギャラクシーファイトや、その後仮面ライダーにも参加されたのでこの措置でしょう。
 さらに、アニメのULTRAMAN、グリッドマンなども劇場版新作と、そして当然来年後半はニュージェネレーションの新作テレビシリーズもあり、円谷さんがこれほど攻めのやり方は昭和にもなく、何より海外展開が自由にできるようになったのが大きく、円谷さんにはこれからも期待です。
(2) アボラス、バニラ出現!
 そして、悪魔はふたたびと同じく、工事現場から出てきた3億5千万年前のカプセルにアボラスとバニラの液化したものがあったのに、青い悪魔、赤い悪魔と呼ばれているもの、バリガイラーの電撃でこれの封印が解かれてしまい、ナースデッセイ号での保管をするものの、結局復活してしまい、アボラス、バニラ出現、アボラスの溶解液で溶ける描写はCGでしょうが、斬新、他方怪獣がミニチュアセットを破壊する昭和以来の特撮がここでも展開されて、辻本監督の特撮、素晴らしいものでした。怪獣の咆哮の声は初代マンの際のものを使用、当然の措置ですが、素晴らしい展開でした。
(3) タツミ隊長、ユナに注意
 前回、アキトを助けるためにユナが勝手な行動をしたことをタツミ隊長は注意、これは当然ですが、しかしあの場合ユナの行動は妥当、そしてタツミ隊長もそれを理解しているからのもの、意味がありました(同様の展開は過去にも様々なヒーローものでありました)。
 そして、イグニスに関して、アキトは100%信用しているのではなく、その点の深みもありました。
 さらに、アキトがアボラスの溶解液に飲まれそうになり、ケンゴが助けて一時行方不明になる展開は定番とは言え、新鮮でした。 
(4) カルミラとダーゴンの対立
 アボラス、バニラ出現の混乱で、カルミラはダーゴンにユザレをさらえと言うものの、ダーゴンはユザレの力を甘く見るなと拒否、これは二人の位置を考えたら当然、それにしても、闇巨人3人はそれぞれを全く信用しておらず、仲間意識なし、これだけ打算で動いているチーム?も珍しいものです。彼らはいずれ空中分解でしょう。
No.12089 - 2021/12/18(Sat) 14:04:15

ウルトラマントリガー 第21話 悪魔がふたたび 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) ケンゴを巡り隊長との対立
 アキトは、ケンゴ救出を求めて、GUTS-SELECT本部を優先するタツミ隊長と対立、しかしユナはケンゴが生きていると感じ、しかしタツミ隊長もケンゴがウルトラマンだと気づいている点もあり、ケンゴは大丈夫だと、他を優先する(生死不明の隊員を見殺しにするのは、セブン最終回でアマギを犠牲にしようとして、結局ダン・セブンが救出したようにヒーローものではあり得ない)ものでした。
 そして、ケンゴが行方不明でトリガーが出てこず、マルゥルもトリガー、早く出てこいというものの、これは安易にすがるものではなく、隊員たちにとってトリガーも仲間であり、その点での発言だと感じました。
(6) アキトとイグニスの共闘
 そして、アボラス、バニラを倒すために、アキトはイグニスに協力を求めて、古代の文章をイグニスが読めたのと、アキトがケンゴを心配して泣いたことをイグニス、信じてのもの、背景には仲間をヒュドラムに全滅させられたイグニスの思いを、アキトも信じて、トリガーダークでもイグニスは実質隊員だとアキトも信用してのもの(それ故変身アイテムを改良した)、バニラの炎でアボラスの泡を解除できることがわかり、イグニスもアキトをヘボ発明家などと言うものの、心底では信用しているもの、そしてイグニスはトリガーダークになり、アボラス、バニラと対決、さらにケンゴを覚醒させて(イグニスがケンゴにいつまで寝ているんだというのは、ダイナの、移動要塞浮上せずでヒビキ隊長がダイナに怒鳴るシーンへのオマージュ)、ケンゴはトリガーに変身するのは燃えました。
(7) 2大怪獣vs二人のウルトラマン
 初代マンでは、バニラはアボラスの泡に溶かされて敗北、残ったアボラスのみと初代マンは闘うものの(それでも初代マンはアボラスにスペシウム光線3発を放ちようやく倒した)、当時のコミカライズではウルトラマンが2大怪獣と対決していて、そして今回は二人のウルトラマンと2大怪獣、トリガーダーク(イグニス)がトリガー(ケンゴ)に青と赤、どちらがいいと聞くなど面白く、しかしアボラス、バニラは体内に毒素を持ち、簡単に行かないというもの(超古代文明が怪獣を倒せなかった考証として見事!)、必殺技で倒して、そして毒素を浄化する展開は見事でした(BGMに主題歌を使うのも燃えた!)。トリガーと、トリガーダークのタッグ、かつてのガイアとアグルを思わせるもの、そしてダーゴンはトリガーたちが仲間が助け合い強くなるのを危惧するものでした。
(8) サプライズ!トリガーダーク(イグニス)がユナをさらう!
 そして、ケンゴたちと、イグニス、今後もコラボかと思いきや、イグニスは等身大のトリガーダークになりユナを誘拐!実は電子番組表のあらすじで次回の展開はわかっていたものの、ショックでした。しかしイグニスは敵ではなく、ジャグラーみたいなもの、予告を見ても、ケンゴはイグニスの裏切りではなく、何か事情があると考えていて、今後の展開にも期待です。どうやら、ラストは今回も含めて5部作、おそらく次の2回は武居さんの演出、ラスト2話は坂本さんでしょう。
 今日明日は寒いです、皆さんお元気で。
No.12090 - 2021/12/18(Sat) 14:05:18

Re: ウルトラマントリガー 第21話 悪魔がふたたび / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
赤い悪魔と青い悪魔、活性化が始まってもすぐに逃げようとしない職員が数人、科学者によくある行動ですね。避難誘導に手間取るケンゴ達、泡に飲まれそうになりアキトを突き飛ばして行方不明になるケンゴ。彼の捜索を願い出るも非情な判断をせざるを得ない隊長の言葉に自分を責めつつ古代文字の解読を試みるも行き詰まっているとイグニスがさらっと翻訳、もはや手段は選べないアキトはわざわざ改良しておいたスパークレンスセットを渡し、いざ出陣!コートを羽織ってから変身するイグニス、あれ、よほど大事な物なのかも知れません。そして派手な乱闘を続ける怪獣達に攻撃、泡の中でバリアを張っていたケンゴを起こして共闘開始、華麗に決めてくれました。しかしイグニス、人間サイズのダークになってユナをさらって行ってしまいました。ユザレがいなければ出来ないことは何なのでしょう。それでもイグニスを信じたいケンゴ。アキトは自分を責めるでしょうが、彼もまた信じたいはずです。家族を奪われた苦痛を知る者同士ですし。しかしアキトは優秀過ぎると思いませんか?スパークレンスにZライザーの機能を持たせるわ、イグニス用に改良するわ、どこかの侵略者に誘拐されないか心配です。
ところで、映画の予告に狂喜乱舞する私。きゃー、ハルキとZが彼岸の間に来てくれるわー!!空の重箱持ってらっしゃい、おはぎいっぱい詰めてあげるから!Z、途中で食べちゃ駄目よ、兄さん達と一緒(特にジャック)にね。
では、今夜はこれにて失礼致します。そろそろ年越しの準備で忙しくなりますので、皆さんお体を大事にしてくださいね。
No.12091 - 2021/12/22(Wed) 23:55:50

ウルトラマントリガー 第22話 ラストゲーム 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:足立淳一郎  監督:辻本貴則

(1) 次のクロニクルはウルトラマン・クロニクルD
 レイゴさん、藤子さん、皆さんこんばんは。コロナのオミクロンで大変、さらに大変な厳寒ですが皆さんいかがでしょうか?
 まず、トリガーの後番組が決定、ウルトラマン・クロニクルD、ダイナとトリガーがテーマになり、ナビゲーターは今出ているマルゥルと、そして予想通りデバン、なお、その来年の新作ウルトラマンのネタバレもネットには出ていますが、円谷さんからの確定情報ではないのでここには書かないものですが、この分だとニュージェネレーションウルトラマンは2022年も新作が作られるのは確定、楽しみです。
 なお、今回の監督は予想外で辻本さん、今回と次回を武居さん、ラスト2話を坂本さんと予想したら違い、どうやらラスト3話を坂本さんが担当されて、武居さんは劇場版エピソードZをされるみたいで、今後も楽しみです。
(2) イグニスとの信頼、賭け
 前回、イグニスはユナをさらい、エタニティコアを使用することになり、そしてGUTS-SELECTと、自分を止められたらGUTSの勝ち、と言うもの、これは結果的に、イグニスはケンゴ、アキトたちの仲間と言うことになったもので、アキトも、隊長にイグニスを撃つ許可をというものの、アキトはイグニスにスパークレンスを改良して、そして今回も最後は協力するもので、このような、仲間を信じる展開がヒーローの力というものは昭和からあり、他方、今回のヒュドラムの最期はサプライズでしたが、悪は互いを信用していないのでそれで滅ぶ展開は多くのヒーローものの悪の組織にあり、イグニスは最終的にケンゴたちの仲間になることを選ぶ、アキトも信じる展開はやはりヒーローの定番です。
(3) 故郷を滅ぼされた恨み、怒り
 イグニスはヒュドラムに故郷を滅ぼされて仲間を失い、その復讐のために戦っているもので、復讐のために正義はなく(ズバットは復讐のためのヒーローですが、結果的に行為は正義になっている)、そして、ケンゴはそれでもイグニスを信じて、さらにアキトも同様、アキトはケンゴに対する初期の姿勢のように遠ざけるようなものがあるものの、仲間を信じるものがあり、そしてアキトも両親を失い、イグニスの気持ちは理解している模様で、なかなかに見事なものではありました。
(4) 卑劣の極み、ヒュドラム
 そして、カルミラ、ダーゴンがヒュドラムに呼び出されたと思ったら、それは罠で、ヒュドラムは二人を置いて抜け駆け!こうなる予兆はあったものの、ヒュドラムの汚さに唖然、卑怯な悪はある意味、ウルトラの本領発揮ですが、ヒュドラムのやり方には唖然!でした。
No.12092 - 2021/12/25(Sat) 19:18:22

ウルトラマントリガー 第22話 ラストゲーム 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(5) メカムサシン、令和のメガロマン?ゴッドマン?
 今回、イグニスが罠?として仕掛けたメカムサシン、新造の怪獣ではあるものの、容姿は東宝作品のメガロマン(79年)や帯番組のゴッドマンを思わせて、どちらもマニアのみ知るキャラクター(メガロマンは月曜日の19時からのフジテレビでの放送で、僕はその時間ルパン三世を見ていたのでほとんど見ていない)ですが、どうやら作り手にこの手のものにこだわる方もいるみたいで、しかしユニークな存在、結局ケンゴがトリガーになり対応するもので、他方ヒュドラムとは結局、イグニスが対峙する形でしたが、このメカムサシン、結構強く、トリガーのグリッターをカラータイマー赤に追い込むもの、そしてトリガー危機一髪に、ナースデッセイ号がバトルモードで援護、予想されたものですが、なかなかの見せ場でした。そして、このメカムサシンの刀が後でポイントになるのは面白いものでした。
(6) 卑劣、ヒュドラム!
 そして、イグニスはユナを使いエタニティの力を使おうとして、そこにヒュドラムが入りユナを利用しようとする、この卑劣さ、悪辣さはビックリ!ニュージェネレーションでもジードのケイ、タイガの霧崎のような悪はいたものの、それを越える悪にビックリ、しかしアキトが駆けつけて、ヒュドラムの目論見は破綻、悪は、やはり悪ゆえに自滅する、でした。
(7) イグニスvsヒュドラム
 そして、イグニスはアキトの信頼も得て、トリガーダークになり、さらにケンゴはトリガーのエタニティのキーを貸す展開、アキトも、ケンゴもイグニスを信じる仲間だから、そして、ヒュドラムは、お友達の声援が力になるとはというものの、例えばティガの、悪魔の審判では、闇に倒れかけたティガを人々の光、声援が復活させる展開はあり、そしてヒーローショーだと、ヒーローがピンチになると観客の子供たちの声援を受けて逆転するのは定番、要するに、信じる仲間の応援は正義の力であり、そしてグリッターの力も使用して、イグニスはヒュドラムを撃退、そしてケンゴ、ユナ、アキトたちに仲間として迎えられる展開は最高でした。
 イグニスを演じる細貝さんは10年前のゴーカイジャーとは正反対のキャラで、おそらく坂本監督の推挙だと思いますが、いいキャラ、昨年のゼットの大成功以来、ウルトラマンも活気づいています。今回のサブタイトル、ラストゲームの意味もよくわかりました。
(8) ビックリ!カルミラに粛清されるヒュドラム!
 逃げ足の速いヒュドラム、今回こそケンゴたちに敗れたと思いきや、生き延びていて、が、何とカルミラがヒュドラムを許さず、処刑(食べる?)展開にはビックリ!悪の幹部がその上に処刑される展開はヒーローものだと昭和から多数ありました(ジャイアントロボの悪の幹部ドクトル・オーバーは作戦に失敗してギロチン帝王に処刑される)が、裏切りを理由に粛清されるとは意外、今回はクリスマスの放映、ヒュドラムはクリスマス退場になりましたが、悪は自滅する、これに近いのはガンダムの1作目、悪のザビ家のトップ、ギレンが父親を殺したことを大義名分に妹キシリアに処刑される展開を思わせて、そしてガンダムだと、この内ゲバがジオン軍の致命傷になり連邦軍に敗北するのですが、どうやらダーゴンも同様の展開になりそうで、悪は所詮悪、定番のものと言うとそうですが、カルミラがヒュドラムの上をいく悪なのにビックリもありました。
(9) 仮面ライダーの正月映画観ました
 今日は大阪の海洋堂のホビーランドでティガとの撮影会もあったものの、寒くてパス、そして仮面ライダーの正月映画、ビヨンド・ジェネレーション見ました。なかなかいいもので、仮面ライダーの映画は10年前はやや粗製乱造的な雰囲気もあったものの、ウルトラマンが新作を続けると影響されてかいいものを作るようになりました。今では、仮面ライダーは特撮の代名詞(どころか、ライダーで人気の出た俳優さんなしにヒットするドラマも映画も作れない)ですが、ウルトラマンも肩を並べて、戦隊とともに、特撮は日本の文化芸術になりました。
 年末年始は寒いし、雪も心配されます、残り3話は来年です、皆さん良いお年を!
No.12093 - 2021/12/25(Sat) 19:19:41

Re: ウルトラマントリガー 第22話 / 藤子
レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
ユナをさらい、挑戦状?をたたきつけて遺跡へ向かうイグニス。しかしユナ、それほど取り乱すこともなく見守るような感じです。一方、歌舞いた宇宙人に苦戦するトリガー、ナースデッセイ号の援護で辛勝、力技で敵の攻撃をギリギリかわすテッシン凄い!トリガー、敵の刀を拾い、イグニスのもとに駆けつけ、渡したところでケンゴに戻ります。後はダークの勝利を信じるのみ。主人公が脇に回るのは珍しいですね、今回はイグニスの仇討ちのための回ですからね。しかしヒュドラム、ケンゴ達を撃とうとして庇って倒れるダークを嘲笑しながら打ちのめす。その時ケンゴの胸に光が、やってみるとそれをダークに送るユナ、それを手にして反撃、遂に勝利!その後いよいよ禁断の輝く球体に手をかざすも「やっぱりやめた」と帰ってくるイグニス。アキトの信頼を裏切りませんでした。「待ってるから」とアキトが言ってくれて嬉しかった。
が、ふらつくヒュドラムを吸収したカルミラ、妖怪そのもの…。怖すぎます。
では、今夜はこれにて失礼致します。今年も色々ありましたが、皆さん、どうぞ良いお年を。
No.12094 - 2021/12/30(Thu) 23:54:36
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