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ウルトラマンメビウス・ファン感想掲示板

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ウルトラマンエックス 第4話 オール・フォー・ワン あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:黒沢久子、監督:坂本浩一

 Xioの基地で、ワタルとハヤトが訓練し、争い、しかしいがみ合ってしまう。そこに、ザラブ星人がベムスターを操り、破壊活動に現れる。ワタルとハヤトは争うが、神木隊長は、アスナにランドマスケッティを任せ、大地、ワタルとハヤトに援護させる。しかし、チームワークが乱れ、ザラブ星人を取り逃がしてしまう。
 ベムスターの攻撃を受けた大地は、ゴモラのスパークドールズを落としてしまい、ウルトラマンエックスにユナイトする、しかし強敵、ベムスターの腹部に飲み込まれてしまい、そのまま、ベムスターは宇宙へ去った。そして、周囲に生命反応はなく、アスナは、大地が死んだのかと悲しむ。
 神木隊長は、個人プレーに走り失敗したワタル、ハヤト、アスナを戒め、侵略者を倒すことを改めて命じた。そこへ、ザラブ星人が再び現れて、神木隊長は出撃を命じる。オール・フォー・ワンを合言葉に、ワンダバXioに乗って、3人は出動し、そして、グルマン博士とマモル、ルイはエックスを救出する研究を進める。
 市街地に現れたザラブ星人に、肉弾戦を挑む3人、ザラブ星人は巨大化するが、ジオマスケッティとの連携で、ザラブ星人を倒す、しかし、グルマン博士は、3人のミッションは終わっていないと諭し、スペースマスケッティで、エックスの救出を命じた、ワタルとハヤトは、宇宙へ出撃する。
 その頃、月では、エックスと大地はベムスターに飲み込まれ、エックスは、大地を溶解液から守るために闘っていた、エックスは、大地が逃げてくれと言うが、一心同体と語る。そこへ、スペースマスケッティが到着し、そしてグルマン博士とマモル、ルイの解析したテレスドンのデータで、溶岩流をベムスターの腹部に放ち、エックスと大地はベムスターからの脱出に成功した。月面での戦い、エックスは反撃に出て、ザナディウム光線でベスムターを倒した。そして、ワタルとハヤトに感謝した、届いていると信じて。
 アスナは、大地がゴモラのスパークドールズを無くして消えたのを心配していたが、そこへ大地は、吹き飛ばされていたと語り、戻り、アスナや、ハヤト、ワタルたちに歓迎されるのだった。

 考察は、明日やります。
No.11535 - 2015/08/04(Tue) 20:27:40

ウルトラマンエックス 第4話 オール・フォー・ワン 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 特捜チームの力量
 今回は、早くも第4話で、特捜チーム、Xioがウルトラマンの危機を救う話で、そして隊員の間に、ライバル意識が、今回チームワークを乱す展開で、これは面白いものであり、冒頭のトレーニングのシーン、これはレオなどで描かれた特訓を合理的に描写したもので、さらに、特捜チームの隊員同士がいがみ合う展開は、第2次シリーズの、帰マンでも描かれ、これは現実社会をリアルに描いたものの、視聴者の不評を買ったところもあり、今回は、面白い展開です。
 平成ウルトラは、昭和作品をよく研究して、昭和で批判された要素を、上手く処理して(メビウスで、昭和作品の舌足らずを補足した)いいものです。
(2) 東映的な、敵の展開
 また、第1〜3話はオーソドックスなウルトラの展開を見せていましたが、今回はザラブ星人が敵幹部として登場し、怪獣を操る展開で、これはギンガ、ギンガSで見せた、東映的に、敵組織のある展開で、今回の監督の坂本浩一さんの意向もあるのでしょう、面白い世界です。
 坂本さんはアメリカで長らく活躍され、日本では大怪獣バトル・ウルトラ銀河伝説でデビューし、その後、ウルトラ、ライダー、戦隊の3大特撮ヒーローですべてメイン監督をされて、今回もザラブ星人とXioメンバーの肉弾戦など、アクションで見せてくれました。
(3) CGによる宇宙戦
 そして、ジオマスケッティが宇宙仕様になり、宇宙へエックスを助けに行く展開、ウルトラでは特捜チームも宇宙に展開する事例は多いものの、これほど初期に行くのはダイナ以来で、それも、ウルトラマン救出であり、さらに、ラボチームが怪獣の力を解析して、2,3話ではウルトラマンに与え、今回は自ら使用し、特捜チームとウルトラマンの協力で平和を守る展開は、燃えます。
 今回の宇宙での戦いは、どうやらCGによる描写で、セットを作らず、グリーンバックで撮影し、CG合成するやり方の模様で、しかしヒーロー、怪獣は着ぐるみ仕様なので、迫力があり、素晴らしいものです。
(4) 特捜チームのウルトラマン救出
 今回はベムスターにエックスが飲み込まれ宇宙にさらわれて、それを特捜チームが救出するもので、もちろん特捜チームとウルトラマンの協力は、初代マンからあり、さらにセブン暗殺計画で、ウルトラ警備隊がセブンを救出したものの、第2次ウルトラシリーズでは特捜チームがウルトラマンを救出する例はなく、ウルトラ兄弟や父、母、キングが救出し、それがファンの批判も受けたものの、ウルトラマンと一緒に活躍する展開は、見ていて燃えます。
 また、今回は巨大化したザラブ星人をXioのみで倒しており、ウルトラマンに助けてもらってばかりではない魅力もあります。
 
 今回のウルトラマンエックスは、ギンガ以来の設定や、CGの多様、怪獣特撮の水準など、ここ数年のウルトラ作品では最高で、これほどのものを今見られるとは素晴らしいことです。
 特撮は、75年のウルトラ、ライダー、ゴジラの休止後低迷し、その後平成になりゴジラ、ガメラ、ウルトラ、ライダーと復活したものの、2004年にゴジラがまた休止して以来しんどい模様(レギュラーはライダーと戦隊のみ)になりましたが、今の円谷さん、大岡新一さんが率いて、そして田口清隆さんや坂本浩一さんたちの尽力で、新たな輝きを取り戻し、今後に、期待します。
No.11536 - 2015/08/06(Thu) 19:03:47

ウルトラボーグ登場! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、暑いですね。
 ウルトラの新しい食玩、ウルトラボーグが発売されます。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/07/news141.html
 これはウルトラマンや怪獣を変形ロボ風にしたもので、面白い企画です。
 また、ウルトラマンフェスティバルで、ダイナ、ガイアのブルーレイ発売記念イベントがありました。
http://www.tvlife.jp/2015/08/07/43178
 つるのさん、吉岡さん、高野さんが出られて、これは、素晴らしいものです。
 さらに、怪獣酒場カンパーイのグッズも出ます。
http://m-78.jp/news/n-3256/
 来週は甲子園にエックスが来るので行ってきます。皆様、熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11537 - 2015/08/08(Sat) 15:49:52

ウルトラマンエックス 第5話 イージス光る時 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:中野貴雄、監督:坂本浩一

 Xioで、ルイはスパークドールズを解析し、エックスのザナディウム光線で怪獣を人形にできるなら、それを解析してXioにもできる実験を提案、スパークドールズを実験場にXioメンバーは輸送、護衛する。ところが、その最中に、ブラックキングが出現、Xioと戦闘になる。そして、大地はエックスにユナイトするが、その一部を、グルマン博士は見てしまう。エックスとブラックキングが戦い、しかし、その間にナックル星人バンデロが出現、ワタルのウルトライザーを翻弄し、そしてスパークドールズを奪おうとして、自身も巨大化し、ブラックキングとともにエックスに襲い掛かる、と、時空を超えてウルトラマンゼロが出現、バンデロを追ってきた、宇宙警備隊員である。グルマン博士はのことを知っていた。しかし、バンデロは、ルイが乗り、スパークドールズを乗せた車両ごと、時空の彼方へ逃げてしまう。
 ルイを奪われ、大地は落胆するが、宇宙の彼方にバンデロはルイとスパークドールズを奪い、そこを何とか逃げたルイは、本部に連絡する。そこは、宇宙の6.3光年彼方とグルマン博士は言うが、地球の、それも大地の母親が行方不明になった場所である。ところが、そこへウルトラマンゼロが出現、ルイの連絡で、居場所が分かったとエックスに告げ、自分一人で助けに行くといい、エックスも連れて行ってくれと言うと、2万年早いといい、ゼロは一人で行ってしまった。
 そして、Xioでは、グルマン博士が時空を超える実験を行い、しかし、完成すると、大地一人を残して、全員を連れて行った。大地はこのシステムを使い、エックスにユナイトし、ルイとゼロの元へ向かう。
 そして、バンデロはブラックキングにドリルをつけてパワーアップさせ、そこへゼロが現れ、バンデロとブラックキングに立ち向かう。そして、イージスを付けたエックスも現れ、ゼロとタッグを組んで、ナックル星人、ブラックキングと戦う。バンデロは、強いものが勝つのだと嘯くが、ルイはそれを否定し、ゼロはバンデロと対決し、強いものが勝つと嘯くバンデロは、結局ゼロの前に敗れ、そして、エックスはゴモラ振動波とエレキング電撃派でブラックキングを圧倒し、ザナディウム光線でブラックキングをスパークドールズとして倒した。
 ゼロとエックスは、これからも宇宙の平和のために活躍することを誓った。

 考察は、明日以降にします。
No.11538 - 2015/08/11(Tue) 20:59:40

ウルトラマンエックス 第5話 イージス光る時 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラマンゼロ、テレビシリーズ初登場
 今回は、第5話にして初のヒーロー共演で、まず、ウルトラマンゼロ、2009年の大怪獣バトル、ウルトラ銀河伝説でデビュー以来、列伝のナビゲーターなど、この6年間ウルトラを支えてくれたゼロが、30分のテレビシリーズに登場するのは意外にも初です。 
 そして、今回は、ナックル星人バンデロを追っての、宇宙警備隊のメンバーとしての客演で、しかし、Xioの隊員はゼロを知らなかったのに、グルマン博士は噂のゼロといい、この、エックスの世界は、第1話での神木隊長の反応を見たら、メビウスのようにウルトラマンの来ていた世界ではない模様ですが、しかしメンバーにより、ウルトラマンの認識が異なるのは、面白いものです。
 そして、ゼロの登場は、過去、特に第2次シリーズにあったように、ピンチの時に駆けつけるタイプとはやや異なり、しかし、最初の登場でオリジナルのゼロのBGM、後半ではすすめ!ウルトラマンゼロがかかるなど、選曲が凝っており、ファンの気持ちを汲んだ展開に拍手です。
(2) 帰マン37,38話へのオマージュ
 そして、今回のポイントは、帰マン37話、ウルトラマン夕日に死す、と、38話、ウルトラの星光る時へのオマージュで、まずスパークドールズを輸送するのをブラックキングが襲うシーンはまさに、帰マン37話でのサターンZ輸送シーンへのオマージュ、そしてウルトライザーをブラックキングが跳ね返すのも、初代のブラックキングが帰マンのスペシウム光線を跳ね返したことへのオマージュです。
 さらに、後半、宇宙に連れ去られたルイが、バンデロを振り切り、そして車で跳ね飛ばすシーンは、これも帰マン37話の、初代ナックル星人が坂田兄妹を殺害するシーンの逆です。
(3) 新鮮な、ヒーローの共演
 そして、帰マン38話は、初代マン、セブンが帰マンの窮地を救う、実質的なウルトラ兄弟の設定の発端ですが、しかし、この後の第2次シリーズで、ウルトラ兄弟の客演は、あまりに回数を重ねて飽きられ、また最新ヒーローを引き立てるために過去のヒーローを敗れさせる(またはその逆)がファンの不評を買いました。さらに、帰マン38話では、MATが簡単にナックル星人の手に落ちて役に立たない(ナックル星人の、いつもウルトラマンに助けてもらっているくせに、は強烈)ことと、ウルトラ兄弟の登場で、あれなら、ウルトラ兄弟がいたらMATは要らないことになると、ファンの批判を受け、そのため、ウルトラ兄弟という設定は、ファンの間で、一時忌み嫌われていました。
 しかし、ヒーローの共演は、もちろん素晴らしいものであり、そして、平成になり、ティガ「ウルトラの星」で、初代マンの客演が、それまでの作品では思いもつかない形で実現して、これは脚本の上原さんを始め、ウルトラ黎明期のスタッフの発案により、ヒーローの共演は、工夫をしたら素晴らしいことが分かり、そしてメビウス以降、ヒーローが素晴らしい共演を繰り返したのは、言うまでもありません。
 今回は、ゼロが、理想的な形での客演で、そして、野性的な性格のゼロと、オーソドックスなエックス、描写も素晴らしく、また、大地=エックスをルイのところに送るのに、グルマン博士たち人間の尽力があり、人間の力が、ウルトラマンを助ける描写は、素晴らしいものです。
(ただし、ウルトラではありませんが、ライダーとプリキュアが、いずれも春の映画でオールライダー、オールスターを続けているものの、こういう勢ぞろいはたまにあるから受けるのであり、毎年オールスターを続けていて、ファンの批判もあり、まさに第2次ウルトラシリーズが陥った点に似たものを感じます)
(4) 力は正義ではない!
 そして、バンデロが、ルイに、強いものが生き残ると嘯くもの、これは昭和の、特に70年代以降のヒーローものに出てくる悪役の言い分で、しかしウルトラはもちろん、ライダー、戦隊と、あらゆるヒーローもので否定された発想です。
 言うまでもなく、力は正義ではなく、弱いものもいたわる心が正義であり、例えば、宇宙刑事ギャバンの主題歌で、名もない花を傷つけない男になれとあるのはその典型で、ゼロも、エックスも、弱いものをいたわる気持ちがあるから勝ったわけです。
 そして、このバンデロの発言を否定したのがルイであり、実際彼女は生き残り、これは月光仮面以来、60年近い日本のヒーローの歴史の積み重ねで、素晴らしいものでした。
 また、今回、グルマン博士の動きも面白く、さらに、バンデロが何者かと連絡を取っており、これは、エックスでは、ギンガのような東映ヒーロー的な悪の組織(ラスボス〜幹部〜怪獣・怪人〜戦闘員)ではなく、ティガ以降の、平成作品では最後に共通の敵がいる形を取り、これにエックスも習い、エックスは、東映的の要素を取り入れたギンガS、少し趣を異にしています。
 何より、エックスの水準は高く、特撮ファンのブログでの評価も高く、ウルトラや特撮は、90年代に一気に復活したものの、21世紀初頭にウルトラとゴジラが途絶え、常設はライダー、戦隊のみになり、円谷さんもしんどい状態になりましたが、その後体制を建て直し、これほどの水準の作品を見せてくれるのに、感謝したいです。
 今日の特撮は、2013年公開のパシフィック・リムにて、海外で本格的な怪獣映画が製作され絶賛されたのを機に発展し、2014年はギャレス・エドワーズ監督のゴジラがヒットし、そして2015年に日本でウルトラマンエックスがあり、今後の特撮の発展を応援したいです。
No.11539 - 2015/08/12(Wed) 20:53:51

ウルトラマンエックス 第6話 星の記憶を持つ男 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]

脚本:小林弘利、監督:辻本貴則

 女子高生、優希、和子たちは謎の異星人(tE-Ru、テル)に助けてもらい、それを追っている。記憶喪失のテルは、心無い青年たちにいたぶられ、その模様が動画配信され、それを見て、Xioは出動する。テルは何かをしようとしており、これを通りかかった警官は、破壊行動と思ってしまう。大地は、ここの空気が地球のものではないと知り、これを見たグルマン博士は、ゴールド星人のもので、侵略するような野蛮な種族ではないと語る。
 そして、tE-Ruの行為を侵略と思ってしまった警官が発砲してしまい、tE-Ruは反撃すると、優希に当たってしまい、すると、tE-Ruは別の光線を出し、和子を治療した。しかし攻撃を受けたtE-Ruは、ロボット、ルディアンをスパークドールズから実体化させる。大地はエックスにユナイトするが、エックスは、tE-Ruとルディアンは敵意のないものと語り、そして、ルディアンは停止、負傷したtE-Ruは、Xioのメディカルセンターで治療を受けた。
 そこへ、Xioの上部組織、UNVERの南川長官が現れて、異星人を保護した理由を神木隊長に問い、神木隊長は、宇宙難民の保護と返す。Xioのラボは、tE-Ruの乗ってきた宇宙船を調べる。と、tE-Ruは、石化魔獣、ガーゴルゴンの襲来を警告し、メディカルのメンバーを人質に取り、ルディアンのスパークドールズを要求するが、大地は、自分が身代わりになるといい、そしてエックスは、彼は敵ではない、信用できると大地に諭す。tE-Ruも、大地がエックスと知る。
 そして、ルイとマモルは、tE-Ruの宇宙船が警告を出しているのを知り、そして、ガーゴルゴンが襲来する。tE-Ruはルディアンを実体化させ、大地はエックスにユナイトし、ガーゴルゴンに立ち向かう。

考察は、明日以降にします。
No.11540 - 2015/08/18(Tue) 20:31:23

ウルトラマンエックス 第6話 星の記憶を持つ男 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラ恒例、異星人との交流
 今回も見ごたえがあり、まず、地球に難民としてやってきたtE-Ru、宇宙難民という言葉は、ウルトラ以外のSFものでは使用例はありますが、ウルトラでは初めてです。
 そして、tE-Ruが異星人ゆえに迫害される展開は、帰マン「怪獣使いと少年」を思わせ、警官がtE-Ruを撃つシーンもそうです。こういう、異星人迫害は、昭和ではウルトラのほか、アニメ(宇宙の騎士テッカマン)にもありましたが、しかし現実に、ヘイトスピーチのような、怪獣使いと少年を超えるものもあらわれた今、ウルトラの提起した問題は、大きいものです。
 ある文明(ほかの惑星)を滅ぼした悪が、次に地球を狙う展開は、ヒーローものでは定番で、マックスの邪悪襲来、他に、特にスーパー戦隊によくありました。
 今回のtE-Ruを演じた黄川田将也さん、特撮では2005年に仮面ライダーTHE FIRSTで本郷猛を演じられた方で、仮面ライダーTHE FIRSTはライダー1号2号の世界、平成ライダーのスタッフが新解釈で再現したもの(今でいうリブート作品)、今回は異星人の役で、完成度は高かったです。
 そして、Xioには宇宙難民への対策もある模様で、宇宙規模の活躍もあり、こういう高度な特撮を見られるとは、本当に驚きです。
(2) 特捜チームと上層部
 今回、Xioの上層部、UNVERの幹部が登場して、これはギンガSでもありましたが、今回登場した南川長官は、神山長官ほどのものはなく、しかし、異星人を敵視する傾向は、このエックスの世界だと、侵略宇宙人がかなり現れたと思われ、しかし、神木隊長の、宇宙からの亡命者、難民は保護すべきとの見解で、神木隊長を大地らも支援するのは、このXioの存在感を見ました。
 ウルトラでは、特捜チームと上層部の対立は、初代マン「撃つな!アラシ」が最初で、セブンではなかったものの、帰マンでは、何かと言うと上層部がMATは解散と言い、これは第2次シリーズに共通し、平成では、ダイナのゴンドラ参謀、コスモス映画版、ネクサスでありました。実際には、軍事組織では、上層部の命令は絶対で、このXioの対応は、貴重です。
(3) グルマン博士の活躍
 そして、今回も、ファントン星人グルマン博士が大活躍、ゴールド星人が侵略者でないと告げ、そして傷ついたtE-Ruは敵ではないと解析し、前回も、大地をサポートして、大変な活躍ぶりで、ウルトラでは、科学者キャラクターは、初代マンより活躍していますが、グルマン博士の活躍は、彼が異星人であり、この物語に存在感を見せています。
 ウルトラでも、マックスで、DASHに外国人隊員がいる設定は面白いものであり、この、異星人の存在は、物語に奥行きを見せてくれています。
(4) 信じることの大切さ
 今回はtE-Ruと優希の信頼、優希と大地の信頼があり、これは、信じることの大切さで、エースの最終回、市川森一さんは、武力で平和は得られない、何度裏切られようと、信じて赦すことでしか平和は来ないと言われたことも意味があります。あるいは、レインボーマンで、脇役の一人が、我々弱いものの武器は信じることだけだと言ったこともあります。本当の正義は何か、考えさせられます。
 また、最後に来襲したガーゴルゴン、これはゴジラの名キャラクター、キングギドラを意識したとの説も、特撮ファンから語られ、今回は前後編で、新怪獣2体登場、ギンガ以来、怪獣は過去に作った着ぐるみの流用が多く、これは製作費を減らすためには妥当で、そしてギンガ以来、新作もやって余裕も出来たのか、エックスではかなりのものを見せてくれています。
 そして、特撮は、今回ウルトラを初演出の辻本貴則さん、ウルトラゾーンでは演出もあり、都会のシーンも、ミニチュアセットを最小限にして、CG合成で迫力のあるものをやっており、また群衆が逃げるシーンなども見事で、ウルトラマンを、かつてのように巨額の製作費ではなく、比較的低予算で続ける体制が整ったのは素晴らしいことです。来週も楽しみです。
 この前は甲子園のイトーヨーカドーで、ウルトラマンエックスとギンガストリウムのショーを観に行き、たくさんの子供たちが来ていて驚きました。この分で、来年のウルトラ50年も期待しています。
No.11541 - 2015/08/19(Wed) 20:19:16

ウルトラマンエックス 第7話 星を越えた誓い あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林雄次、監督:辻本貴則

 地球に襲来したガーゴルゴンに、大地とテルは、エックスとルディアンで立ち向かう。大地はエレキングアーマーを使うが、全く通じず、エックスは、この怪獣は今までと格が違うと大地に語る。そして、ガーゴルゴンは石化光線をルディアンに放つが、大地は自らが盾となり、テルを守った。そして、石化する中で、エックスはユナイト解除を言うが、大地はガーゴルゴンを解析して、目が弱点と知る。テルは、優希に介抱され、ゴールド星の妹に似ていると語る。テルは、大地が自分の身代わりにやられた、大地を必ず生き返らせると優希に語る。
 エックスが破れて、ガーゴルゴンは宇宙で待機しており、ガーゴルゴンは、テルを渡せ、さもなくば地球の全生物を石化すると言ってくる。南川長官は、UNVER本部に応援を要請し、ジュネーヴの本部は、大陸間弾道弾ペルセウスを主要7か国のXioから放つとしたが、テルは、それではガーゴルゴンにエネルギーを与えてしまうと警告し、そしてミサイルは全てガーゴルゴンに吸収されてしまう。
 テルは、Xioに、自分が囮になり、その間にガーゴルゴンの弱点を攻撃してくれという。Xioは、今までエックスに助けられた、今度は自分たちがエックスを助ける番だとして、そこにグルマン博士は、ワタル、ルイとともに、ウルトライザーを3つ開発し、これの同時発射で、ガーゴルゴンの弱点を撃てと授ける。
 そして、テルの操縦するルディアンと、Xioのアスナ、ワタル、ハヤトがワンダバXioに乗って行動開始、ルディアンがガーゴルゴンと対決し、ガーゴルゴンが石化光線を放つと、3人はウルトライザーで目を攻撃し、これを破壊し、すると、石化されたエックスは復活、テルとルディアンも元に戻る、エックスは、さすがXioだ、ウルトラマンの力でウルトラマンを甦らせるとはと大地に語り、さあ、決戦だ。
 主題歌の流れる中、エックスとテル、ルディアンがガーゴルゴンと決戦、しかし、ガーゴルゴンは目を再生するものの、大地はベムスターアーマーを使い、石化光線を吸収、これを跳ね返してガーゴルゴンを逆に石化して、テルがルディアンの総攻撃で、ガーゴルゴンを倒した。
 南川長官は、神木隊長に、いいチームに育ったと語る。そして、テルと優希の別れの時が来た。テルは、優希が星と星をつなぐ希望と語り、ペンダントを渡し、地球を去った。大地は、地球と惑星ゴールドが、いつか心からつながる日が来ると語った。
No.11542 - 2015/08/25(Tue) 19:44:57

ウルトラマンエックス 第7話 星を越えた誓い 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 超・強敵が登場
 今回は前半のクライマックスで、平成ウルトラでは最終回の常連である超・強敵、今回はガーゴルゴン、蛇の怪獣で、相手を石化させる展開は、ゴーゴンの伝説によるもので、そして、3つの首、ゴールド星(金星)を滅ぼすと、ゴジラの名キャラクター、キングギドラへのオマージュで、エックスとルディアンが立ち向かっても敵わない相手、こういう強敵相手のバトルは燃えるもので、そして、ウルトラマンの石化はティガ最終章に始まり、平成ウルトラの定番で、ギンガも最終回で石化され、これはCGを使ってのものと思われますが、完成度は高く、基本は着ぐるみ特撮であり、それをCGでさらに豪華に見せるもので、これほどの水準のものを、今テレビで見ることが出来るとは信じられないことであり、一時低迷していた日本の特撮が、また盛り上がるのに感激です。
 
(2) 人間の絆は強い!
 今回、ガーゴルゴンが、テルを差し出さないと、地球を石化すると脅して、これなら、UNVERはテルを差し出せと言うかと思いきや、本部にはかって抵抗するものを見せたのは意外でした。南川長官、かなり骨のある人物であり、もちろん、これは神木隊長の実績、信頼があるからでした。
 ただし、UNVERからのミサイル攻撃は、結局ガーゴルゴンに吸収されてしまい、これは、日本のヒーローものだと、こういう飛び道具で敵を倒すことは出来ず、正義の力は、破壊兵器ではいけないということであり、そしてグルマン博士とルイ、マモルがウルトライザーのトリプルショット(初代マン、小さな英雄で、科特隊のスーパーガンのトリプルショットで再生テレスドンを倒したことへのオマージュ)が役に立ち、これは、初代マンで、イデや岩本博士の発明は、超破壊兵器ではなく、人類の勇気と知恵によるものが力になったことを引き継ぐものです。
(3) エックスと大地の絆
 今回のエックスは、ウルトラマンと変身する人間が頻繁に会話し、そしてエックスと大地が強い絆で結ばれ、今回、ガーゴルゴンの石化光線を浴びても、大地がユナイトを解除せず、ガーゴルゴンの弱点を解析し、これを元にXioのメンバーがウルトラマンを救う方法を完成させるなど、こういう信頼、友情こそ、本当の正義だと思わされました。
 今回のXioはこれでエックスを助けるのは2度目で、大変優秀な組織であり、頼もしいものです。
(4) 星を越えた友情
 そして、テルと優希、違う星のものが協力することの大切さを説いており、これは、第6話で、怪獣使いと少年的な展開もあっただけに、素晴らしいことであり、エース最終回の、どんな国(星)の人とも仲良くしてくれという主張を、エックスも引き継いでいます。
 今回は強敵相手の総力戦、この水準の特撮を見られて、素晴らしいことです。エックスのエンドタイトルを見たら、たくさんの企業が協賛してくれて、このため製作費も出てこの水準にあるのでしょうが、やはり、ウルトラマンと言うキャラクターの信頼は強く、だからたくさんの企業が協賛してくれるのだと思うと、素晴らしいです。

 なお、10月放映の前後編に、ギンガSから、ヒカル、ショウ、アリサがゲスト出演します。
http://m-78.jp/x/topics/716/
 これ、ギンガ世界との連携は予想されたものの、これは楽しみです。
 また、故・内山まもる先生のザ・ウルトラマンのショートアニメが、ウルトラマンフェスティバルで上映されます。
http://animeanime.jp/article/2015/08/25/24656.html
 これはウルフェスだけでなく、全国で公開してほしいものです。
 このところ、ウルトラマン関係、様々な展開があり、エックスは、NHKで放映されているサンダーバードのCG版より上とも思われます、日本の特撮の発展を応援したいです。
No.11543 - 2015/08/26(Wed) 19:06:06

アニメ「ザ・ウルトラマン」ネット公開 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、ようやく涼しくなりましたね。
 以前に報じられた、内山まもるさんのザ・ウルトラマンがアニメ化され、ダイジェスト動画がネット配信されています。
http://animatorexpo.com/theultraman/
 ダイジェストですが、ともかく素晴らしいアニメで、BGMは冬木透さんの昭和ウルトラマン曲、オープニングは、シューマンのピアノ協奏曲の第3楽章(セブン最終回に使われたのは第1楽章のみ)、エヴァンゲリオンを製作された庵野秀明さんのプロデュース、見事です、ぜひご覧ください。
 ウルトラのアニメと言うと、ウルトラマンキッズのことわざ物語が、初めてDVDになります。
http://yukan-news.ameba.jp/20150903-56/
http://m-78.jp/news/n-3306/
 また、五反田文化センターで、宇宙ミュージアム、桜井浩子さん、ひし美ゆり子さん、西恵子さんと、ウルトラヒロインが出られます。
http://shinagawa.keizai.biz/headline/2411/
 熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11544 - 2015/09/04(Fri) 20:44:19

ハリウッド版ゴジラ2014 今月地上波放送! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、ウルトラマンと並ぶ特撮名キャラクター、ゴジラ、昨年公開されたギャレス・エドワーズ監督の作品が、9月25日に地上波放送されることが分かりました。
http://www.cinematoday.jp/page/N0076187
http://natalie.mu/eiga/news/159156
 これ、昨年ヒットし、本家・東宝もゴジラの復活に乗り出したもので、期待しましょう。
 また、科楽特奏隊による、円谷作品カバーアルバムも来月、発売されます。
http://tower.jp/article/news/2015/09/04/n801_kagakutokusoutai
 このところ、特撮コンテンツは、怪獣ものが人気を盛り返して、頼もしい限りで、期待できます。
No.11545 - 2015/09/05(Sat) 15:47:31
ウルトラマンエックス 第1話 星空の声 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林雄次、監督:田口清隆

 15年前、太陽フレアが地球のスパークドールズを怪獣として甦らせ、人類はこれに対抗する特捜組織、Xioを創設した。
 Xioの大空大地隊員は、科学班とともに、スパークドールズを実体化する実験に立ち会っていた。15年前、大地は父と避難の際に、ゴモラのスパークドールズを託され、父は行方不明になっていた。しかし、ゴモラを実体化する実験は失敗するが、大地は、ゴモラから、新たな怪獣の出現することを告げられる。
 山でキャンプをしていた若者たちは、川の水が沸騰し、そして怪獣デマーガが出現した。
 Xioでは、アスナ隊員がトレーニングをしていたが、非常出動で、戦闘機ジオマスケツティが出撃、アスナは地上で車を駆ると、大地からの警告が来た、アスナを避難させる大地、そこをデマーガに襲われる。そして、戦闘機でデマーガをXioは攻撃するものの、デマーガの吐く光熱により被弾し、一旦退却する。
 デマーガは市街地に入り襲い、街が破壊される。その中、大地とアスナはがれきの中を走り、エクスデバイザーの解析で、怪獣の実態を把握する。大地はゴモラのスパークドールズを落とし、それを探すうちにデマーガの攻撃を受けた、だが、エクスデバイザーに光り、大地を包んだ、新しいウルトラマンと、大地はユナイト(unit)したのだ。が、自分が変身したことを自覚せず、高所恐怖症だという大地に、変身し巨大化したと、ウルトラマンは伝える。
 Xioは当初、ウルトラマンを怪獣と認識したが、巨人と認識する。
 そして、デマーガがアスナに光線を発し、これを大地はウルトラマンが盾となり、アスナを守った。しかし、カラータイマーが赤になり、これは、ユナイトの限界だと、ウルトラマンは告げる。
 そして、ジオマケツティは戦闘再開が可能になり、神木隊長は、ウルトラマンの援護を命じる。仲間の援護に、ウルトラマンは感激し、大地とともに戦い、最後、ザナディウム光線でデマーガを倒し、スパークドールズに変えた。
 戦いは終わり、アスナたちは、大地が死んだのかと思ったら、元気で帰ってきた、大地はウルトラマンを、謎の巨人、ウルトラマンエックスと名付けた、エックスは、エクスデバイザーの居心地がいいと言った。
No.11523 - 2015/07/14(Tue) 21:06:21

ウルトラマンエックス 第1話 星空の声 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 10年ぶり、3年連続新ウルトラマンの登場
 まず、テレビで、短期シリーズながら、新しいウルトラマンが3年連続で登場するのは、ネクサス〜メビウス以来、10年ぶりで、この10年間、メビウスの終了後、ゴジラもガメラも新作はなくなり、唯一仮面ライダーとスーパー戦隊は新作を毎年続けていたものの、特撮ファンにはやはり、本格的な怪獣特撮が見たかったわけで、その要望を100%、かなえてくれるものでした。
 今回、2013年のギンガ第1期は、それまでより少ない予算などの制約に縛られながらも、様々な工夫をして、11回のテレビ作品と、劇場スペシャルを作り、新体制の円谷プロで、新しいウルトラマンを見せてくれて、昨年のギンガSは坂本監督などの尽力で大きくパワーアップし、そして、2015年、俊英、田口清隆監督の元、これぞ怪獣映画というものを見せてくれました。
 主人公が最初から特捜チームの一員と言う設定は、過去に初代マンとティガのみ、あと変則的にコスモスが該当するもので、その他のシリーズは全て、ウルトラマンになった主人公が、特捜チームに入隊する構図であり、そして、今回の特捜チームのXioは、戦闘のための隊員7名と、科学者2名の、大所帯で、過去にはガイアのXIGがたくさんのチームから構成されていたものの、こういう設定を見せてくれたのは、この2015年にうれしいことでした。
 また、新ヒーロー、エックスはアルファベットをそのままヒーローの名としており、過去のウルトラマンでは、エースやタロウでは、単語のイニシャルをヒーロー名としていたものの、これはウルトラでは初のこと(セブンXはオリジナルのセブンと同一キャラクターなので)です。
(2) スパークドールズの設定を新装
 今回、ギンガで使われたスパークドールズという設定、これを形を変えて受け継いでおり、今のところ、エックスは、ギンガ世界とのつながりは未定なものの、スパークドールズはギンガ以来、商業的にも成功し、引き継いだのは妥当です。
 そして、今回は、ゴモラの設定、スパークドールズを人類の手で実体化する展開は、メビウスのマケット怪獣の設定を引き継ぎ、しかし、メビウスは過去の昭和ウルトラの総決算で、それまでの技術の蓄積がある設定したが、今回はそれがなく、こういうものを利用した、面白いものでした。

 後は、明日続けます。
No.11524 - 2015/07/14(Tue) 21:06:52

ウルトラマンエックス 第1話 星空の声 考察(続き) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) 変身の、ユニークな設定
 今回のエックスでは、他にウルトラマンと、変身アイテムを使用しての一体化の設定もギンガから引き継ぎ、しかし、主人公が変身したら、高所恐怖症で、戸惑うという設定は面白く、過去のウルトラでは、変身した主人公が戸惑うのは、ダイナの第1話で少しあったものの、こういう形は、コミック版で、石川賢さんによるタロウにあったくらいで、面白い設定です。
 また、エックスでは主人公とウルトラマンが別の人格を持ち、それが一体化という展開で、過去にも主人公とウルトラマンが別人格を持った例は、コスモス、マックスなどがあり(昭和では、初マンや帰マンの一部にこの設定はあったものの、ここまで具体化された例なし)、しかし、主人公がウルトラマンと対話しながら戦う設定は面白いものです。
 エックスに出てくる、ユナイトは合体を意味し、80年代のロボットアニメでは、合体にこの用語を使った例はあるものの、変身ヒーローでは、東映を含めて初と思われます。
 また、大地がエクスデバイザーで怪獣を解析するシーン、これはメビウスでテッペイが怪獣博士と言われたのが最初(これはオールドファンへの、スタッフの敬意)で、大怪獣バトルのオキ、ギンガSの智也と、脇役の仕事でしたが、主人公が怪獣の解析をするのは、初のことです。
(4) 圧巻の田口特撮!
 さらに、特撮ファンの注目点は、第1話(パイロット)演出が田口清隆さん、円谷作品には、コスモスから助監督などで参加され、ウルトラゾーンで本格的な監督になり、ネオ・ウルトラQや怪奇大作戦ミステリーファイルを経て、ギンガSでウルトラの監督デビュー、その手腕は特撮ファンを驚かせ、洋泉社のムック本では、田口さんの特集コーナーもあるほどでした。
 今回は、山の中に怪獣が出現し、それが市街地に伝わり、これほど大規模な特撮を、それも過去のウルトラと比べると、潤沢な予算もないと思われる中、作れるのは素晴らしく、戦闘機や、基地はCGの模様ですが、ミニチュアセットで、ビルの破壊シーンや、ウルトラマンと怪獣の対決シーンなど、これほどのレベルとは思いませんでした。
 田口さん、最近公開された、園子音監督の映画「ラブ&ピース」で特技監督を担当して、これはウルトラゾーンなども企画された、キングレコードの大月さんのプロデュース(大月さんはキング入社時に特撮を担当され、その後エヴァンゲリオンをヒットさせ、今は円谷プロの取締役のお一人です)で、怪獣特撮は、ゴジラのようなものだけでなく、実相寺的な要素、あるいは、太田愛+原田昌樹的な要素もあり、素晴らしいものでした。
 田口さんは80年生まれで、昭和ウルトラは一切リアルタイムで体験されず、幼少期は戦隊ものにはまり、10代で自主制作映画を作成し、そして平成ガメラの樋口真嗣監督にも師事されて、それでも、ここまでのものを見せてくれるとは、日本の特撮に、大きな希望になりました。
(5) 伝統の展開もあり
 第1話で、怪獣に襲われて、死んだと思われていた主人公が、ウルトラマンに変身して、怪獣を倒し生還、という展開は、初代マンの第1話以来ウルトラではたくさんあり、しかし、これを見るのも久々です。
 また、ギンガ、ギンガSでは敵組織があり、主役組織と対決と言う、東映ヒーローやピープロ作品の定番(どちらも第1話で敵幹部が登場)、しかし円谷、特にウルトラでは異例のものでしたが、今回のエックスは、敵の組織は明確ではないものの存在し、それと戦う展開で、これは平成ウルトラの定番であり、つまり、エックスは、ギンガ、ギンガSの要素と、平成ウルトラの定番のハイブリッドです。
 また、アスナがトレーニングするシーンや、Xioの役割分担など、これもウルトラの伝統を見せてくれて、エックスは22話の予定で、これからの作品も楽しみであり、一時、ウルトラを含む日本の特撮もしんどい状態もありましたが、これなら、去年のハリウッド版ゴジラにも負けません、エックスのスタッフの皆さん、キャストの皆さん、応援しています。
No.11525 - 2015/07/15(Wed) 19:08:57

ウルトラマンエックス、大好評! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、今日は台風で神戸も大荒れでした。
 新たに始まったウルトラマンエックス、特撮ファンの評価は極めて高いものがあります、マイナビニュースで、報じられています。
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0715/mnn_150715_5588718836.html
 また、新作ガンダムが、ウルトラマンエックスを思わせるとの記事もありました。
http://otapol.jp/2015/07/post-3367.html
 そして、ウルトラチャンネルで、オールCGの画像が公開されています。

 これは、ファンの間では、来年のウルトラマン50周年の作品の予告(7・7とあり、これは円谷英二監督の誕生日)との予測もあります。
 この映像に関する記事もありました。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/17/news116.html
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0717/blnews_150717_4858283272.html
 台風の影響はまだあります、皆様、お元気で。
No.11526 - 2015/07/17(Fri) 18:00:50

ウルトラマンエックス 第2話 可能性のかたまり あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:小林弘利 監督:田口清隆

 高校生がXioの基地を見学していた。そこに、Xioメンバーのファントン星人グルマン博士が現れ、Xioのメカを開発しているのである。
 見学を終えた高校生は、神木隊長に怪獣を倒したい、それが正義だからと言うが、神木は、何が正義か考えるべきと諭し、基地では、橘副隊長は、何が正義かと聞かれて、被害を出さないことと語る。
 一方、エクスバイザーにエックスをユナイトさせた大地は、エックスと会話していた、が、それをグルマン博士、不思議そうに見るが、グルマン博士はマモル、ルイと新技術を開発していた。
 そして、郊外、民間人が車を走らせていると、建物が破壊されているのを確認、そして、そこに怪獣バードンが現れ、彼らをさらっていった。これを察知したXioは出動、ワタルとハヤトがジオマスケツティで出撃、大地とアスナはマモル、ルイのラボメンバーと地上から活動する。
 そして、バードンが巣としたものに、民間人がいて、そしてエクスバイザーは、バードンの腹部が冷えており、本来マグマにいるバードンが、産卵するのだとマモルとルイは判断する。民間人救出のため、地上、空中で作戦開始(ワンダバXioが鳴り響く)、しかし、バードンは強く、空中、地上とも苦戦する。
 ジオマスケツティは攻撃中にバードンの襲撃を受け、墜落の危機になり、これを救うため、大地は高所恐怖症をものともせず、ユナイトし、エックスに変身する。しかし過去にタロウとゾフィーを相次いで倒した嘴を持つバードンに、エックスも、Xioも苦戦する。ワタルとハヤトは、バードンの毒袋を攻撃するのに成功した。
 ここで、グルマンは、ゴモラのデータと、エックスをユナイトさせることを提案、マモルとルイはデータを送り、これをエックスは理解できないが、大地はゴモラのデータカードをエクスバイザーにユナイトさせ、その結果、エックスはゴモラアーマーをまとう姿になった。ゴモラアーマーによりバードンのくちばしを防ぎ、ゴモラ振動波でバードンを倒した。
 これにより、民間人は無事救出、そしてバードンはスパークドールズになり、これは殺したことにはならず、共存の道を取ることを、大地は知るのであった。
No.11527 - 2015/07/21(Tue) 20:19:58

ウルトラマンエックス 第2話 可能性のかたまり 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラ初、異星のキャラクターがレギュラー、正義の哲学
 今回も、ウルトラの伝統の上に新しいものを見せてくれたエックス、まず、基地を高校生に見学させること、これは過去に平成ウルトラにもありましたが(ルーツは昭和の、80の5代目バルタンの回)、そこにファントン星人グルマン博士登場、これはメビウス7話に出てきたキャラクターですが、メビウスの際には地球の言葉がしゃべれなかったのに、今回は日本語で会話しています。
 このような、異星のキャラクターが特捜チームの一員と言う設定、ウルトラでは初で(もちろん、ウルトラマンは異星人ですが、それを除く)、しかしSFではこういう組織の一員に異星のキャラクターがいることは、スタートレックのミスタースポック以来、日本でもたくさんあります。
 ファントン星人の存在は、エックスの世界と、メビウスの、つまりM78宇宙とが交わる可能性も示しています。
 そして、神木隊長が、高校生に正義について語るシーン、もちろんこれもウルトラの定番で、今年、北海道の神谷先生による、ウルトラマンと正義の哲学という本が出たように、ウルトラでは、そして日本のヒーローでは、正義は暴力ではなく、ヒューマニズムに裏打ちされないと意味がないものであり、これは前作、ギンガSで、神山長官が、ヒューマニズムの裏打ちのない超兵器を作って、結局自分の首を絞めたように、ヒーローとは、暴力で正義をやるものではないという思想は、今も健在です。
 日本だと、ウルトラマンだけでなく、仮面ライダーやヒーローのショーに集まる子供たちは行儀がよく、ヒーローと写真を撮るために並ぶ時も列を乱さず、これは、宮内洋さんの言われるように、ヒーロー番組は教育番組だということが、実感されます。
(2) 特捜チームの役割分担
 今回、特捜チームのXioは、メンバーが実働隊員8人と、ラボ(研究員)2人の10人は、ガイアのXIGを除くとウルトラ最多で、しかし役割は完全に分担され、隊長と副隊長が本部で指揮、それをオペレーターふたり(タケルとチアキ)、現場へは戦闘機はワタルとハヤトが専門、地上で大地とアスナが、ラボとともに活動と固定化され、過去のウルトラだと、どの隊員も戦闘機や専用車を受け持っていたのに、今回はユニークで、しかし実際の組織だと、陸上の部隊と航空部隊は別々の人材がやることが多く、今回はリアルなものです。
 また、戦闘機ジオマスケツティは、自動車がコックピットになり、戦闘機と合体するもの、これは70年代のロボットアニメにたくさんありましたが、自動車が操縦席になる最初のものは、マッハバロン(メビウスに、サリーゴーが引用された)であり、そして合体する自動車により機能が異なるという設定も面白いものです。
 戦闘機の描写はCGを使っている模様で、もちろんこれは問題なし、CGは、日本の特撮ファンでは、平成のウルトラやライダーの初期にまだ完成度が低かったことや、何より、98年のエメリッヒ版ゴジラで、20世紀のうちには拒否反応もありましたが、しかし平成ウルトラ復活から19年、CG技術も進化し、見事です。
 そして、今回、ジオマスケツティが攻撃され、それを救うためにウルトラマン登場の図式、過去にもたくさんありましたが、久々であり、さらに、ジオマスケツティは1,2話共に攻撃を受けても、修復して戦闘再開なのは面白いです。これがTACやZATなら、脱出!で戦闘機は墜落というところでしょう(だから、エースやタロウの世界は、戦闘機を使い捨てで、防衛予算が破産すると、昭和のファンには言われました)。

 後は、明日続けます。
No.11528 - 2015/07/21(Tue) 20:20:36

ウルトラマンエックス 第2話 可能性のかたまり 考察(続き) / 棺桶のジョー [近畿]

(3) ワンダバBGM登場!
 今回、Xioのバードンへの作戦開始とともに、ワンダバBGMが流れました。
 ワンダバは、帰マンのMATのテーマとして作曲され、今やウルトラを代表するBGMであり、その後昭和作品は、同系統の曲が(未使用曲も含めて)作曲され、平成ではダイナ、コスモス、メビウスに続いての登場です。
 そして、ダイナ以外は冬木さんの作曲で、今回は小西貴雄さんの作曲のものらしく、しかし、ワンダバは燃えます。
 第2話では、大地がようやく正式な変身、これは平成ウルトラだと、第1話の変身は変則的な形で変身し、レギュラーの変身は第2話からと言うのが、ティガ〜コスモスまであり、今回のエックスは、いい意味での原点回帰の姿勢があり、ウルトラの伝統に基づく展開は素晴らしいものです。
(4) 人間とウルトラマンの協力
 そして、Xioの解析したゴモラのデータを利用して、ゴモラアーマーとする展開、ウルトラマンと人間の協力は、シリーズを通して何度も描かれたものの、こういう、人間の技術がウルトラマンに武器を与えるのは初の展開です。
 これは、スパークドールズの解析を人間側が行い、その結果をウルトラマンに応用するもので、しかしこれに関しては、エックスは承知しておらず、面白い展開でした。
 今回はカードによる武装の強化で、これは近年の平成ライダー(ディケイド以降)にある展開を応用したものですが、ウルトラとしても面白い展開で、こういうものをおもちゃ第一主義とか批判する声もありますが、しかしウルトラを含めて、特撮・アニメ作品は、テレビ局から支給される製作費だけでは、制作費用を賄えず、おもちゃやDVDの売り上げにより製作費を回収する必要があり、実際仮面ライダー、スーパー戦隊が長く続いているのは、このビジネスモデルが確立しているからで(2012年の朝日新聞に記事がありました)、ともかく、これだけの特撮をテレビシリーズとして見られるのは、ギンガ以降のマーチャンダイジングの成功のためであり、シリーズの存続のためにおもちゃの展開を積極的にやるのは、むしろ評価すべきと思います。
(5) 怪獣との共存の可能性
 エックスでは、怪獣を倒すとスパークドールズになり、これはギンガも同じですが、怪獣を敵として見るのではなく、共存すべき相手として見るものもあり、これはコスモスのテーマ(ガイアの末期からあり)、単なる勧善懲悪ものではない、ウルトラの伝統を見るものがありました。

 ちなみに、岡山では、森次晃嗣さんが、セブン展に関して、トークショーを行われました。
http://www.sanyonews.jp/article/204421
 また、5月に出た、椎名高志さんによる、ウルトラマンネクサスのコミック版についても、記事がありました。
http://ddnavi.com/news/249285/
 これは僕も買いましたが、ネクサスが異色作ゆえに、椎名さん取り組まれ、ネクサスのテレビシリーズをうまくコミカライズし、そして番組短縮のために描けなかった最終回を今回書下ろしで、素晴らしいものであり、プロデューサーの渋谷さんと、主役の川久保さんの対談、まんが編集者のコメントなど、ムック本並みの完成度で、このところ、特撮関係のムック本は極めて充実しており、ライターさん、編集者さんの熱意が、新たな特撮ブームを呼んでいます。
 ウルトラマンエックス、これからにも期待です!
No.11529 - 2015/07/22(Wed) 18:12:26

ウルトラマンエックス 劇場版決定! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、暑いですね。
 昨日よりウルトラマンフェスティバルが開催になり、プロレスラーの北斗晶さんもオープニングに佐々木健介さんと参加、このリングネーム、北斗はウルトラマンエースの北斗星司隊員に由来するというのを語られ、ウルトラのもと影響力に驚きました。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150723-OHT1T50089.html
http://news.mynavi.jp/articles/2015/07/24/ulfes/
 そして、ウルトラマンエックスは、来春に劇場版制作が決定です。
 来年2016年はウルトラマン50周年であり、これは記念作になる可能性もあり、大いに期待できそうです。
 皆様、熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11530 - 2015/07/24(Fri) 19:14:05

ウルトラマンエックス 第3話 夜を呼ぶ歌 / 棺桶のジョー [近畿]

脚本:中野貴雄、監督:田口清隆

 冒頭、ファントン星人グルマン博士は昼寝である。そして、アスナがオフを控えて、靴を買い、そして翌日のエステを予約していた、そこに、都内での地震の報が入り、大地とアスナが地下に偵察に行く、と、謎の女が現れて、叫ぶと、怪獣テレスドンが現れた。
 謎の女は、エステの女と顔が照合され、大地とアスナはオフを装いエステに潜入する、と、謎の女は正体を現し、テレスドンを呼び、夜に破壊活動を行う。大地とアスナは、トレーラー、ジオポルトスとジオマスケッティを合体させ、ランドマスケッティにして、キャノンを撃つと、テレスドンは地下を潜り、ランドマスケッティの後方から現れ噛みつき、これから逃れるために、テレスドンの弱点である光を、発光弾を放って光らせ、一旦は退却させた。
 グルマン博士は、ウルトラマンと同等の能力を持つ、ウルトライザーを開発し、Xioに託す、そして、夜に再びテレスドンが出現し、大地とアスナは攻撃を受け、アスナは気絶し、大地はエクスバイザーを落とすが、エックスの呼びかけで取り戻し、エックスとユナイトし、変身する。しかし、強敵、テレスドンに苦戦する。すると、ワタルとハヤトがウルトライザーを使用し、エックスを援護し、マモルとルイはエレキングのカードをエックスに託し、大地はこれを使用し、エレキングアーマーをまとい、テレスドンに反撃、鞭で打撃を与え、エレキング電撃で倒した。
 大地と、ワタル、ハヤトはアスナを助けるが、謎の女がアスナを狙ったものの、アスナの靴が壊れてよけられ、そして大地たちにより狙撃され、謎の女は消えた、が、テレスドンのスパークドールズとサングラスを残したものの、生死不明である。
 アスナは、靴を壊すわ、副隊長に怒られるわ、であったが、隊員たちがカンパし、アスナに新しい靴を買い、その発案は、副隊長であった。

 考察は、明日やります。
No.11531 - 2015/07/28(Tue) 21:00:05

ウルトラマンエックス 第3話 夜を呼ぶ歌 考察(その1) / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ティガ「悪魔の予言」へのオマージュ
 今回、ウルトラマンエックスは、様々な要素を含みながら、基本線は平成ウルトラ、ティガやメビウスを思わせるものがあり、今回は、地底人という点で初代マンの地上破壊工作の要素もあるものの、僕にはティガの、第3話、悪魔の予言を思わせました。侵略者が死者の姿を借りて工作することや、夜のバトルなどであり、今回はセットとCGを駆使した特撮で、素晴らしいものでした。これなら、去年のギャレス・エドワーズ監督のアメリカ版のゴジラより上だと思いました。
 そして、メインのメカ、ジオマスケッティが、トレーラーと合体すると地上戦仕様になるもの、こういう合体のパターンは、70〜80年代のロボットアニメにたくさんあり、しかしウルトラではこれが本格的なものであり、この3年、ギンガと、特にギンガSは東映ヒーロー、特にスーパー戦隊シリーズの影響を受け、良い点を取り込んでいましたが、エックスでは、平成ウルトラと、様々なSFアニメの要素が見られます。
 今回は、地底女、消えたものの、これはティガのキリエロイド的な存在になるかも知れないと思いました。
(2) 本格的なミニチュア+CG特撮
 そして、今回は、都会のセットと、CGを組み合わせた特撮であり、爆発など、CGを使用している模様ですが、全く不自然ではありません。
 CGは、平成ウルトラだと、90年代ウルトラ(ティガ、ダイナ、ガイアを平成3部作とよく呼ぶのはご存じのとおりですが、今年出た小中千昭さんの本によると、その後も平成ウルトラはたくさん作られているので、小中さんは90年代ウルトラと呼ばれており、こちらの方が妥当で、これを使用します)の段階では完成度に問題もありましたが、21世紀に入り飛躍的にCG技術が向上し、特にウルトラマンゼロ登場以降は素晴らしく、そして、基本は着ぐるみとミニチュアで、それをCGでより良くするというやり方は、素晴らしいものです。
(3) 科学技術、発明の要素
 ウルトラでは、特捜チームに科学者、発明家がいるのは初代マンよりの伝統ですが、大抵一人であり、今回はファントン星人グルマン博士と、マモル、ルイと3人も技術スタッフがいて、グルマン博士がベテラン、他の二人が現場担当と、これも過去にない布陣です。
 また、グルマン博士の発明は、今回ウルトラマンと同じ能力を持つウルトライザーを発明し、このルーツはイデの発明したマルス133で、メビウスではメテオールという技術もあり、今回は特捜チームの技術力と、ウルトラマンの対応が面白いものです。
No.11532 - 2015/07/29(Wed) 20:05:51

ウルトラマンエックス 第3話 夜を呼ぶ歌 考察(その2) / 棺桶のジョー [近畿]

(4) しゃべるウルトラマン
 さらに、エックスの特徴は、ウルトラマンがよくしゃべることで、ウルトラのテレビシリーズで、ウルトラマンがよくしゃべる例は少なく、その分ウルトラマンゼロはよくしゃべるものの、今回は変身前もしゃべるのは面白く、今やっている仮面ライダードライブだと、主人公の相方(ベルトさん)がよくしゃべり、会話するシーンがあるものの、このエックスだとユニークです。
 また、地底女のエステへの潜入捜査で、大地がスーツ姿になり、ウルトラでは昭和で、ダンがウルトラ警備隊西へ、でポートタワーの前でスーツ姿を披露、郷が最終回でスーツ姿などあるものの、平成では異例であり、近いのは、ダイナの怪獣ゲームで、アスカとリョウがテレビクルーを装い潜入捜査する場面があり、面白い世界です。
(5) 隊員たちの個性
 今回、Xioは大所帯ですが、隊員たちがみんな個性的で、現場部隊、オペレーターなどあり、そして、今回は副隊長がアスナにいったん厳しく当たるものの、その後配慮するなど、ドラマ面も良いものでした。
 今回の、パイロット(1〜3話)を担当されたのは田口清隆さん、ウルトラゾーン以降、円谷作品の主力になり、本篇、特撮共に素晴らしい出来で、このシリーズ、期待できそうです。
 そして、何と故・内山まもる先生のザ・ウルトラマンが、ショートアニメ化されると、円谷公式で発表です。
http://m-78.jp/news/n-3236/
 このところ、ショートアニメは、グリッドマンもやり、円谷さんの制作、意欲的で、期待できます。

 また、ミラーマンを演じられた、石田信之さん、ガン治療で苦闘中です。
http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01507280051.html
http://www.oricon.co.jp/news/2056726/full/
 石田さん、5月に発売されたミラーマンのBGMのCDでインタビューもあり、ミラーマンは様々な苦境を越えて平和を守ったヒーローで、石田さん、応援したいです。
 猛暑です、熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11533 - 2015/07/29(Wed) 20:06:37

ULTRAMAN n/a 新聞に取り上げられる / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんにちは、猛暑です、神戸も35度です。
 産経新聞に、7月16日、円谷チャンネルに上げられた動画「ULTRAMAN n/a」についての記事がありました。
http://www.sankei.com/premium/news/150801/prm1508010007-n1.html
 これ、ファンの間でも話題になっており、こういう新聞記事が出ることは、ウルトラマンが一時の低迷を脱して、本格的な飛躍に入った証拠でしょう。
 また、ウルトラマン仕様のi-phoneケースも発売です。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1507/31/news139.html
 皆様、熱中症に気を付けて、お元気で。
No.11534 - 2015/08/01(Sat) 15:25:04
新ヒーロー ウルトラマンエックス 7月放送開始 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、今日はビッグニュース、7月から新ウルトラマン列伝の枠内で、新作テレビシリーズ、ウルトラマンX(ウルトラマンエックス)が開始です。
http://www.cinematoday.jp/page/N0072876
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1504/30/news076.html
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2052293.html
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/30/318/
 これは、スパークドールズと言う設定はギンガ、ギンガSと共通で、特捜チームも存在し、これ、ウルトラマンエックスと言うものは、3月に円谷さんが商標登録をなされて(これは、ライダー、戦隊、プリキュアが1年ごとに新作が作られ、放送開始の数ヶ月前に東映さんから商標登録がされて、新作の名前が分かるので、これをウルトラのファンも検索していました)、ネットでは話題になっていましたが、本日、てれびくんとテレビマガジンに発表とともに、公式に発表されました。
 スタッフは、ギンガSのメインスタッフと同じで、メイン監督は田口清隆さん、ギンガSでの活躍を見たら、文句なしであり、その他、ギンガSで活躍された坂本浩一さん、ギンガ1期を支えられたアベユーイチさんと、これは期待できそうです。
 急に暑くなりました、皆様お元気で。
No.11518 - 2015/04/30(Thu) 19:54:57

ウルトラマンX 詳細発表 / 棺桶のジョー [近畿]
 遅れてすみません、6月18日に、ウルトラマンXの発表が、東京おもちゃショー2015の中で行われました。
http://news.mynavi.jp/news/2015/06/19/392/
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2054476.html
http://okmusic.jp/#!/news/81169
http://www.sankeibiz.jp/gallery/news/150620/gll1506200702001-n1.htm
 これは、田口清隆監督以下、今乗っているスタッフと出演者によるもので、今までにないシリーズになりそうであり、また、車両を日産自動車が協力しており、これでの海外展開も期待できそうです。
 僕のいる神戸では、M78ショップで、ウルトラマンXとの握手会、2000円以上買ったら券がもらえるもの、早々に売り切れで、放送開始前ですが、ファンの期待も高まっているのがわかります。
 今は、テレビ東京の新ウルトラマン列伝の枠内ですが、この枠、再放送のみ→ウルトラゼロファイト→ギンガ第1シリーズ→ギンガSと来て、不完全ながらも、毎年新しいウルトラマンが登場、制作されるのはうれしいことです。
 7月14日の放送開始を待ちましょう!
No.11519 - 2015/06/20(Sat) 15:48:18

帰マン、ガイア、エックスブルーレイ化発表 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、全国的に大雨ですが、皆様お元気ですか。
 今日は大きなニュースが続き、まず、帰マンとガイアがブルーレイになり、新作エックスもブルーレイになります。
http://yukan-news.ameba.jp/20150701-82/
 ブルーレイは、初代マン、ティガ、セブンと来て、順当なところで、この分だと来年のウルトラマン50周年に全作ブルーレイになりそうです。
 そして、5月に出たムック本「特撮秘宝」で、僕も行った神戸でのひし美ゆり子トークイベント、当初アンヌ役に予定されていた豊浦美子さんを迎えてのものを取材された、友井健人のインタビューもありました。
http://otapol.jp/2015/06/post-3218.html
 友井さん、ゴジラ対メカゴジラに出られたバルバラ・リーンさんを40年ぶりに取材、その他、この特撮秘宝というムック本は、特撮で、ウルトラセブンと新作エックス(田口清隆さんのインタビュー)、ゴジラ、ピープロ作品と、今特撮の本流にある仮面ライダーとスーパー戦隊はほとんど扱わず、それでもライターの皆さんのものすごい情熱に圧倒されました。
 田口さんのエックスへの意気込みは大変なもので、ウルトラマン列伝で一部を見ましたが、これはすごいもので、来年のウルトラマン50周年に大変なものになりました。
 皆様、お元気で。
No.11520 - 2015/07/01(Wed) 19:43:02

ガイアとコノミが結婚! / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは、お元気ですか。
 ウルトラマンガイアを演じられた吉岡毅志さんと、メビウスでコノミを演じられた平田弥里さんがご結婚されました。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/07/04/0008179994.shtml
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150704-OHT1T50095.html
http://www.oricon.co.jp/news/2055436/full/
http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01507040037.html
 ウルトラマンに出られた役者さん同士の結婚は、同じくガイアの高野さんと石田さんがご結婚されていますが、これはウルトラマンの隊員役を演じた俳優さん同士で、久々ににぎやかな話題です。
 また、今夜、テレビ東京の美の巨人で、成田亨さんとウルトラマンが取り上げられます。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20150704/enn1507041000002-n1.htm
 また、月刊ヒーローズに連載中のULTRAMANがウェブ公開されています。
http://ovo.kyodo.co.jp/movie/a-601550
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/03/513/
 まもなくウルトラマンXが開始で、田口清隆監督の手腕に期待です。田口さんが特技監督をされたラブアンドピースも好評です。期待しましょう。
No.11521 - 2015/07/04(Sat) 19:47:09

ウルトラマンX 開始直前! / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは、暑くなりましたね。
 ニュースに、ウルトラマンは親子のツールという記事がありました。
http://www.rbbtoday.com/article/2015/07/10/133216.html
 ウルトラマン座談会で、3世代による会話が成り立つというのは素晴らしいことであり、19年前のウルトラマンティガ再開時は、我々の世代とその子供と親の3世代キャラクターでありしまたが、今や、ウルトラ第1世代が祖父母になり、子ども、孫とウルトラマンを楽しむようになりました。
 ウルトラマンXの監督をされる田口清隆さんが特技監督を務められた「ラブ&ピース」、観ました、これ、怪獣映画の要素があり、園子音監督の脚本、演出で、実相寺監督的な要素、太田愛さんと原田昌樹さんの作品のようなものもあり、大変素晴らしいものでした。
http://otapol.jp/2015/07/post-3304.html
 ウルトラセブンの切手も出ます、ただ、ちょっと高いな、とも思います。
 本日7月10日はウルトラマンの日(ウルトラマン前夜祭が放映)で、渋谷にバルタンとダダが抗議?に来たそうです。
http://www.shibukei.com/headline/10960/
http://www.rbbtoday.com/article/2015/07/10/133238.html
 先週の美の巨人では、成田亨さんの特集で、感動しました。その前にvs嵐に、ヒーロー特集、ウルトラからはつるの剛士さんのみでしたが、ヒーローがこれほど社会に存在感を見せるのは頼もしいです。
 皆様、熱中症には気を付けて、お元気で。
No.11522 - 2015/07/10(Fri) 19:37:13
レイゴ管理人 / ウルトラマンコスモス復活 [地球外]
みなさんこんにちは

杉浦太陽(34)さんが本日14日、東京・新宿ピカデリーで行われた出演映画「劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!」(坂本浩一監督)の初日舞台あいさつに登壇されました。

いやーー、実にコスモス放送から14年の歳月ですかね。

http://www.sanspo.com/geino/news/20150314/oth15031413570016-n1.html

当時20歳の杉浦さんももう34歳。
我々もどんだけ歳月を重ねたかと(まぁ、ともに14年ですが、)

鏡が怖いですね。

この映画ぜひ、見に行きたいと思います。
みなさんもご感想など、ぜひよろしくお願いいたします。
No.11507 - 2015/03/14(Sat) 18:31:38

ウルトラマンギンガS 杉浦太陽さん舞台あいさつ / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、こんばんは、今日は映画「ウルトラマンギンガS」の公開で、杉浦太陽さん、根岸拓哉さん他の舞台挨拶があったそうです。
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=8860
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150314-OHT1T50103.html
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/03/14/kiji/K20150314009979790.html
http://news.walkerplus.com/article/56449/
http://eiga.com/news/20150314/6/
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/14/083/
 太陽さん、14年ぶりと言われますが、もちろん2012年のウルトラマンサーガにも出られて、そしてコスモスの後、コスモス2(2002年)、コスモスvsジャスティス(2003年)にも出られて、ウルトラマンを誇りに思われて、頼もしい限りです。
 特撮ファンのブログを見ても、今回の映画は好評で、これで来年のウルトラ50年に弾みをつけて欲しいものです。
 僕は明日、尼崎に観に行くつもりです、皆様お元気で。
No.11508 - 2015/03/14(Sat) 19:40:58

Re: レイゴ管理人 / ウルトラマンコスモス復活 [地球外]
ジョーさんみなさんおはようございます。

ジョーさんが、おっしゃる通り、(うちのサイトの人に聞いてから書けばとか思いましたが 笑)

14年ぶりという見出しは、14年間、杉浦君が、ウルトラマンから離れていて、14年ぶりに復活したという印象を得ますね。

詳しくないと、そうなんだと思ってしまう。

狙いで、14年ぶりのあの、コスモス、杉浦君のウルトラマンですよーって宣伝効果を高めるために書くというのもあるでしょう。

解釈の相違(ウルトラマンコスモス終了からは14年目)もあるでしょう。

単純に裏どり(確認)をしないで書くということもあるでしょう。

見出しはそうでも、他の出演情報も補足的に書くケースもありますが、ほかの出演を補足するツールがないとか、補足をスルーする必要があった、書く必要がないと判断したか、とか。

特にネット表記は誤字脱字もあったりして←お前が言うな。

ただ、まぁ、記事にしてくれたというのは注目に値するもしくは制作サイドの投げ込みが、功を奏しているとみなして、喜びましょう、か。

(こちらのサイトのウルトラマンマニアへの記事依頼、お受けできます・・・勝手に宣伝)

映画楽しんでいらしてください。
No.11509 - 2015/03/15(Sun) 10:31:25

劇場版ウルトラマンギンガSを観ました / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、みなさんこんばんは。
 今日、尼崎で劇場版ウルトラマンギンガSを観ました。驚いたのが、劇場がこのシネコンで一番入っており、今回は兵庫県だと2館のみなのですが、たくさんのファンが来ていて驚きました。
 そして、内容、もちろんネタバレは避けますが、スタッフ、キャストの皆さんのウルトラシリーズへの熱意に圧倒されました。60分という枠でしたが、アクション、特撮も大変な水準で、坂本監督の手腕、これは長年アメリカでパワーレンジャーを演出され、最近はライダー、戦隊も多く手がけられた坂本監督、東映特撮のいい点を入れて、円谷作品に新風を入れ、素晴らしいことです。
 また、平成ヒーローの活躍の場に、それぞれのオリジナルのテーマ曲が使用され、これは素晴らしいの一言で、しかし、パンフレットの坂本監督のインタビューだと、今は平成作品のオリジナルBGMの流用は権利関係の問題があり、それをクリアしてと言われるのに驚きました。昭和ウルトラだと、BGMの流用は当たり前であり、音楽に関して、昭和と平成で全然違うのに驚きました。
 3月の末からウルトラビクトリーファイトがあり、しかし、この分だと、今年もまた新作を見られそうで、楽しみです。
 報道では、太陽さん、コスモス以来14年ぶりとありますが、しかし太陽さん、この14年コスモスを演じられて、平成ウルトラを支えてくれているのに、この報道はどうかとも思いました。
 今日は上映の後、ギンガストリウムが来ていました。その後、西宮のららぽーと甲子園という商業施設に行き、ウルトラセブンのイベントを見て、どさくさ紛れにセブンと2ショット写真を撮ってもらいました。
 今月末から、大阪ATCでウルトラマンのイベントで、これも行きます。
 東日本大震災から4年で、関西にも東北から避難されている方も多く、また神戸から東北に支援に行った人もたくさんあります。しかし、東北は阪神・淡路と異なり、津波にやられたので、土地のかさ上げが要り、復興住宅も進まず、抽選に外れたら、また何年も待たないといけないとニュースで知りました。
 東北の皆様に、神戸からエールを送ります。皆様お元気で。
No.11510 - 2015/03/15(Sun) 19:13:06

怪獣酒場 大阪に登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは、ようやく暖かくなりましたが、お元気ですか。
 東京で好評の怪獣酒場が、大阪にも出来ることになりました。
http://ganso-kaiju-sakaba.com/
 これ、場所がなんばグランド花月(NGK)であり、ビックリしました。ここは、吉本の大阪の拠点で、大阪の大観光名所、大阪・難波のど真ん中で、こんなところに出来るとは驚きで、つまり、吉本さんが円谷さんと協力されている模様で、吉本さんは、数年前から新喜劇でスーパー戦隊とのコラボをしており、またNGKにはウルトラマンタロウも出たし、こういうところでやってくれるのは、おそらく大繁盛でしょう、大阪にまた名所が出来ます、うれしいです。
 また、CSフジテレビで、ウルトラ怪獣散歩が毎月1回、放映されます。
http://m-78.jp/news/n-3014/
 そして、大阪南港ATCで、ウルトラマンアートスタジオがあり、これも行きます。
 また、4月にひし美ゆり子さんと、古谷敏さんのトークショーが神戸であり、申し込んだら席が取れました。
 青森では、成田亨さんの展示会もあります。
http://otapol.jp/2015/03/post-2673.html
 映画「ウルトラマンギンガS」、ヤフー映画のレビューも大変に高く、感激しました。
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88+%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%ACS+%E6%B1%BA%E6%88%A6%EF%BC%81%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A910%E5%8B%87%E5%A3%AB%EF%BC%81%EF%BC%81/350725/
 皆様、お元気で。
No.11511 - 2015/03/26(Thu) 20:18:45

Re: レイゴ管理人 / ウルトラマンコスモス復活 [地球外]
ジョーさんみなさんこんにちは

劇場版ウルトラマンギンガS、前評判もスタッフも誰か知らない状態で、見てきました。笑

エンドロールをみて、ある部分は、あぁ、それでねと、納得しましたが。

とりあえず、ウルトラマンコスモスのファンの方は見て損はないですね。

ウルトラマンコスモスを前面に押し出したアナウンスもなるほどな、と、その理由は、映画をみればわかります。

自分でもびっくりしたことは、近くの席の方が「アレなんのウルトラマン? 」との質問に、つい即答してしまったこと。

不審者だよ、笑

ネクサス、マックス、メビウスあたりに、胸が熱くなりますね。

ちなみに、映画のチケット売りの人が、こちらのいでたちでどんな映画をみるのか予測していたのかもしれませんが。

なるべくウルトラマンの客層のイメージを壊したくて、わりときちんとした正装でいったため、

「ウルトラマン」と言っているのに、まったく別の映画のタイトルを復唱され、

「意外かもしれませんが、ウ ル ト ラ マ ン」ですともう一度言うと、無言で、眉の端をややつりあげていました。笑

彼らの必殺技は確かに覚えていましたよ。
脳が、心が、目が。

ウルトラマンって、一人で見に行って、友達とみにいって、恋人と見に行って、次は子供と見に行って、

そうして、孫と見に行くようになるのが、ウルトラマンかもしれないな、と。


ウルトラマンよ永遠なれ。
No.11512 - 2015/03/28(Sat) 18:56:14

ウルトラマンと正義の哲学 文庫化 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、みなさまこんばんは。
 北海道の国語教師の、神谷和宏さんが、4年前に出された、ウルトラマンと正義の話をしよう、を文庫本、ウルトラマンと正義の哲学というものが出ました。
http://www.news-postseven.com/archives/20150327_311307.html
 これ、早速読みまして、ウルトラシリーズの世界での「正義」という概念を見事に展開しており、これは、単なる正義の味方というものではなく、実際には、戦争は「正義」から始まり、これを踏まえたウルトラマンの世界、そして、ウルトラマンが学校の授業の対象になるということも、他のヒーローではなかなかなく、ウルトラファンの誇りです。
 ウルトラマンの脚本家の市川森一さん、ウルトラマン40年で、「正義」の仮面を付けたものには気をつけなさいと言われており、もちろん、ウルトラマンを筆頭にする日本のヒーローでは、武力を振り回すだけでは正義とは認められず、これは、去年のハリウッド版ゴジラが、日本で賛否両論になった理由の一つですが、こういう本が出るのはうれしいです。

 横須賀の美術館で、ウルトラマンの展示があるというのです。
http://www.townnews.co.jp/0501/2015/03/27/277501.html
 ウルトラマンギンガSの映画は大変評判も良く、ともかく、過去のヒーローと、最新のヒーローへの敬意が素晴らしいもので、今後はウルトラビクトリーファイトもあり、楽しみです。
 4月に、ひし美ゆり子さんと古谷敏さんのトークショーがあり、これも行きます。また、大阪南港では、またウルトラマンのイベントで、楽しみにしています。
 皆様、お元気で。
No.11513 - 2015/03/28(Sat) 19:44:20

2016年ゴジラは庵野&樋口コンビに決定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、来年公開される東宝制作のゴジラのスタッフが、脚本・総監督が庵野秀明さん、監督が樋口真嗣さんと決定しました。
http://www.cinematoday.jp/page/N0072052
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0118284.html
 庵野さんと樋口さんは、エヴァンゲリオン以来のコンビで、樋口さん、84年版のゴジラにも参加され、もちろん樋口さんの成果は平成ガメラ、95年のガメラ・大怪獣空中決戦は日本の特撮復活ののろしとなり(この平成ガメラの成功が平成ウルトラ、ライダーの復活につながりました)、今後ゴジラで、これは期待できそうです。
 来年はウルトラマンが50年、仮面ライダー45年、スーパー戦隊40作で、戦隊は今年がゴレンジャーから40年であり、今特撮はライダーと戦隊が継続し、ウルトラも何とかやっているので、特撮の発展に期待したいところです。
 また、ウルトラマンギンガのサントラが、ネット配信されることになりました。
https://itunes.apple.com/jp/album/id978240179
 そして、ウルトラマンネクサスのコミック版が、何と単行本になります。
http://websunday.net/news/15040102.html
 これは、連載されたものの単行本にはならなかったもので、素晴らしいことです。
 さらに、エープリルフール企画、実物大の初代マンのウルトラアクト発売、7800万円です。
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0401/mnn_150401_0030931285.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20150401_695625.html
 これは、エープリルフールの企画ですが、愉快なものです。
 5年前までは円谷エーフリルフールの企画がありましたが、今年はいいニュースで、さらに川崎に怪獣酒場も復活し、これから期待できそうです、皆様、お元気で。
No.11514 - 2015/04/01(Wed) 19:04:24

実物?ゴジラヘッド登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒い春ですね。
 東京の歌舞伎町に、本物のゴジラの頭を模したゴジラヘッドが作られました。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0121543.html
http://www.asahi.com/articles/ASH496HKPH49UCVL01W.html
http://natalie.mu/eiga/news/143617
 そして、ホテルからゴジラを見られるそうです。
http://rocketnews24.com/2015/04/09/567719/
 ウルトラマンギンガSの劇場版、DVD、ブルーレイが7月24日に出ます。
http://m-78.jp/news/n-3043/
 明日は、神戸でひし美ゆり子さんと古谷敏さんのトークイベントがあります、後日報告します。
 皆様、お元気で。
No.11515 - 2015/04/10(Fri) 19:20:57

ひし美さんと古谷さんのトークイベントに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 おはようございます。皆様お元気ですか。
 昨日、ひし美ゆり子さんと、古谷敏さんのトークイベントに行きました。イベントの報告が、デイリースポーツにも載っていました。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/04/11/0007909708.shtml
 今回来られた豊浦美子さん、当初セブンのアンヌ役に指定され、レッドマンの台本もお持ちだそうですが、このように、他の映画に出られるため、ひし美さんがアンヌ役になったそうです。
 そして、豊浦さん、今は西宮にお住まいで、ひし美さんが豊浦さんを表敬訪問するために関西に来られて、このイベントになりました。
 この、セブンの、キングジョーの回は、ロケの大半が神戸市灘区(神戸の、東から2番目)で行われ、これを主催した灘大学、ロケ地を回るイベントを3年前に行い、一昨年の暮れは、キングジョー没後?45年で、キングジョーの沈んでいる海を船で回ることともしたそうです。
 会場には120名参加し、神戸市外からが約半分、来ているのは、大半が我々、セブンの本放送を見たアラフィフ、アラカンであり、子供、孫を連れていた人もありました。
 様々な質問もあり、最終回、ダンがアマギを救うのは、古谷さん、あれはフルハシだったら命をかけても行かないとか言われて、そして、最終回の撮影で、ひし美さん、森次さん、満田さんの大変綿密な打ち合わせで、あの素晴らしい最終回も作られたそうです。
 そして、我々アラフィフに混じり、8歳の男の子も、質問し、アンヌさんのファンと言うのです。
 ウルトラセブンは大変な熱意により作られた作品であり、聞いていて、胸が熱くなりました。
 ウルトラファンでよかったと、本当に思えるイベントでした。
No.11516 - 2015/04/12(Sun) 07:07:11

ウルトラマン、新ライセンス / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、暖かくなりましたね。 
 円谷さんが、ウルトラマンの、新しいライセンスのキャラクターを始めました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_88608
http://www.fashionsnap.com/news/2015-04-21/man-of-ultra/
http://kai-you.net/article/15953
 これは、ウルトラマンのキャラクターを使用しない商品展開で、発表には初代マンと、女優の北乃きいさんが出られています。
 今、大阪ATCでウルトラのイベントがあり、いずれ行きます、皆様、お元気で。
No.11517 - 2015/04/22(Wed) 20:09:12
明けましておめでとうございます。 / レイゴ管理人 [地球外]
メビウスベルトをご覧のみなさま

新年明けましておめでとうございます。
本年も変わりませずどうぞよろしくお願いいたします。

ウルトラマンコスモスをご覧でした方がそろそろ社会にデビューされつつあります。(今年でコスモス終了後14年目でしょうか)

時折、サイトのコンテンツの歴が違うというご指摘がありますが、コンテンツに記載されています、年は当時のものです。

例えば○○の放送から何年を経てといった表記です。
現在の円谷本社は渋谷です。

怪獣倉庫もありません。

そうしたことも踏まえて、コンテンツはその当時のまま残してあります。

何年たっても当時のコンテンツをご覧いただくためにです。

未来は変わりますが過去は変わりません。
過去の功績を残しつつ、
よい未来に積み重ねていくそして、変えていくウルトラマンを我々は見つめ続けていきます。

今年もよろしくお願いいたします。
No.11500 - 2015/01/01(Thu) 14:41:25

Re: 明けましておめでとうございます。 / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、みなさん、あけましておめでとうございます。
 福島に、ウルトラマンポストが設置されました。
http://www.asahi.com/articles/ASGDN6JMZGDNUGTB00M.html
 レイゴさん、このサイトのコンテンツ、今のままでいいと思います。コスモス開始から14年、その後ウルトラも、特撮も大きく変わりましたが、昨年のウルトラマンギンガSでは、友情と信頼が本当の正義であり、姿かたちで人を差別してはいけない、武器に未来はない、その他、ウルトラマンが昭和から伝えてきたことがまだ有効であることを教えてくれました。
 今年は、3月にウルトラマンギンガSの劇場版、そして来年のウルトラマン生誕50年に向けて、新しいスタートになる時期になってほしいです。今年はガメラが50周年で、これの動きもあり、またスーパー戦隊は40周年(この間1年しか空白期間がない!)、来年はウルトラもライダーも記念の年で、東宝のゴジラも復活し、大いに期待したいものです。
 元旦から厳寒です、皆様お元気で。
No.11501 - 2015/01/01(Thu) 16:43:44

Re: 明けましておめでとうございます。 / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、私は今年、久々にレンタル店通いを再開しようと思います。ゴジラにガメラも。ウルトラ俳優が時々出演していると知り、嬉しくて。「デストロイア」の篠田様、「メカゴジラ・平成14年版」の田中実さん、そして中尾彬さんの役名「五十嵐隼人」には涙が出そうでした。これからも古参のウルトラ俳優が出てくれますように。
 それでは皆さん、お元気で。
No.11502 - 2015/01/01(Thu) 17:54:19

グリッドマン、アニメ化 / 棺桶のジョー [近畿]
 みなさまこんばんは、寒いですね。
 円谷プロが93年に製作した特撮ヒーロー、グリッドマンが、アニメーター見本市のみですが、アニメ化されることになったそうです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1501/13/news063.html
 グリッドマンは93年、円谷創立20年記念作品で、まだインターネットが普及していない時代に、ネット空間でヒーローと怪獣が戦う設定は、当時斬新で、そしてグリッドマンに参加したスタッフが、その後平成ウルトラを制作することになり、グリッドマンは単発作品でしたが、当時は平成ゴジラ映画が大ヒットしており、平成の特撮ルネッサンスの中で大きな役割を果たしたもので、これは注目です。
 また、ウルトラマン列伝は、3月の映画に平成ヒーローが総登場するので、今週と来週はティガ外伝(地上波初放映)、ダイナは移動要塞浮上せずの後編、ガイアは第27話の新たなる戦い、そしてコスモスは、当時地上波で放映されず、DVDで紹介された、怪獣密輸をやります。
 ネクサスは総集編で、その後はマックス、メビウスと適切なエピソードをやり、3月の映画になると思います。
 そして、この前特撮映画読本を見たら、今年公開の園子温監督のラブアンドピースという映画の特撮を、田口清隆さんが担当されると知りました。田口監督はウルトラマンギンガSで才能を発揮、将来の日本特撮を背負う逸材で、期待です。
 皆様もお元気で。
No.11503 - 2015/01/13(Tue) 19:02:33

ウルトラマン スタンプラリー / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、みなさまお元気ですか。
 JR東日本が、ウルトラマンのスタンプラリーをしていると、朝日に記事がありました。
http://digital.asahi.com/articles/ASH1R3DF7H1RUTIL00L.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH1R3DF7H1RUTIL00L
 これ、中高年のお父さんが、スタンプに列を作り、僕も見てなるほど、です。そして、新橋の駅長さんはセブン世代で、見ていて感激しました。
 ちょうど20年前に、JR西日本が、ウルトラマンと怪獣でマナー啓発キャンペーンを行い、この成功が、翌年からウルトラマンティガの放映を後押ししました。これ、関西でもやって欲しいです。
No.11504 - 2015/01/26(Mon) 21:16:30

ウルトラマンゼロ ドラゴン変形フィギュア 中国で発売 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、中国で、ウルトラマンゼロが、ドラゴンに変形するフィギュアが発売され、ユーチューブで紹介されています。
&feature=youtu.be
 また、ウルトラ怪獣擬人化計画のこともありました。
http://m-78.jp/news/n-2912/
 そして、特撮ファンの皆さんのブログを見たら、春からウルトラの新作が放映される模様で、近く、正式発表になると思います。来年はウルトラマン50周年で、おそらく新作が予想され、ライダー、戦隊も記念の年、そしてゴジラも制作され、特撮が久々に盛り上がるのを期待しています。
 寒くなります、皆様お元気で。
No.11505 - 2015/01/27(Tue) 19:45:27

福島にウルトラマン / 棺桶のジョー [近畿]
 お久しぶりです、円谷英二監督の生誕の地、福島県須賀川市に、ウルトラマンのモニュメントが設置されました。
http://www.asahi.com/articles/ASH315Q0KH31UGTB00X.html
https://www.minpo.jp/news/detail/2015030221287
 ウルトラマンとセブン、ゴモラとエレキングで、震災から4年になりますが、ウルトラマンも現地のために活躍して欲しいものです。
 また、ミラーマンのBGMを完全収録したCDが、4月にコロムビアから再発売されます。
http://tower.jp/item/3818482
 20年前の95年にバップから発売され、これは廃盤になり、今回はBGM1曲ごとに1トラックの構成で、4月29日発売、期待できそうです。
 以上、お知らせでした。
No.11506 - 2015/03/02(Mon) 20:11:23
ウルトラマンギンガS 第13話 分裂!UPG あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本:武井綾、監督:小中和哉

 エクセラーがボルスト共に作戦を実行し、そして、エクセラーはボルストに、過去、ウルトラ戦士を倒したバードンを与えた、そして、隕石が地球に衝突し、半径3kmが焦土と化す。その中に、ビクトリウムが確認された。幸い、人がいなくて人的な被害はなかった…と思ったら、UPGの上層組織、国際防衛機構の神山長官が現れ、UPGの手に負えないと、隊員を排除し、そして、秘かに作っていた兵器、ビクトリウムカノンを使うと言い出した。それで、射撃の腕で、アリサのみ残し、他を排除した。ウルトラマンの力を否定する神山長官にヒカルは抗議したが、それで拘束されてしまう。
 その間に、ボルストのモンスライブしたバードンが現れ、ショウがビクトリーに変身して立ち向かうが、強敵で、さらにヒカルの援護もなく苦戦、バードンのくちばしの毒を受けたが、何とか、キングジョーの力とビクトリーシュートで倒した。が、神山長官は、これをビクトリウムカノンで倒そうとしていたのだ。
 排除された陣野隊長らは、自分たちで行動することを決める。基地のシステムは友也が作ったので、ヒカルも救出し、そして立ち向かう。
 他方、バードンで敗北したボルストは、エクセラーに見捨てられ、最初から捨てこまと呼ばれ、エクセラーに操られ、怪獣として地球に送り込まれた。
 巨大化して暴れるボルストに、UPGが立ち向かい、そしてヒカルはギンガに変身して戦う。分身して翻弄するボルストに、ギンガはストリウムとなり、分身を封じ、そしてチブルサーキットを破壊した。すると、ボルストはエクセラーに操られていたのが解けて、それで、ギンガに礼をいい、しかし、次はまた戦うという。
 だが、神山は、この戦意を喪失したボルストを、ビクトリウムカノンで破壊することをアリサに命じた。地底では、キサラやショウたちが、地上人がビクトリウムを悪用しているのに懸念を持つ。そして、ビクトリウムカノンは、エネルギー30%でボルストを破壊し、周囲にも被害をもたらした、それで、神山は、人間が巨大怪獣を倒したぞと満足である。
 しかし、エクセラーはこれを待っていた、ルギエルを復活させると画策していた。
No.11484 - 2014/12/02(Tue) 20:05:29

ウルトラマンギンガS 第13話 分裂!UPG 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ウルトラ名物?特捜チームと上層部の対立
 今回は、第2次ウルトラシリーズでよく見られた、特捜チームと、その上層部が対立、と言うか、上層部が高圧的に出て、結局被害を増やし、役に立たないもので、これは帰マンの5,6話、14話、エース14話、タロウ5話にあり、またグレートでもたびたび見られて、そしてダイナのゴンドウ参謀にもありました。
 これは、セブンでは、ウルトラ警備隊と上層部が信頼関係にありましたが、帰マンでは、MATに上層部が口出しをして、しかし、現実には、この形が現実の組織では通例で、私もサラリーマン時代に経験しました。
 さらに、現実の軍隊では、上層部の命令は絶対で、それで、旧日本軍はたくさんの失敗をしたのです。この点で、特に帰マンで描かれた、現場と上層部の対立は極めてリアルであります。
 こういう、現場部隊と上層部の対立は、他のヒーローものではほとんどなく(僕の覚えている限り、仮面ライダーアギトで、上層部がG3ユニットに介入したことが多々あったくらい)、これは現実組織の規律を加えた帰マンに始まるものです。
 ただし、神山長官の、ウルトラマンに頼らず、自前で守るというのは、初代マン、セブン最終回の、地球は人類自身で守るというのとは根本的に異なり、これも現実の軍隊、軍人にある、破壊兵器を持てばよしのものであり、この点はダイナで、人造ウルトラマンを作ったゴンドウ参謀にも通じますが、しかし、ゴンドウ参謀も、地球を守るためという意識はあるものの、神山長官は、地底人のものであるビクトリウムを使って破壊兵器を作ったもので、私がウルトラマンを見てきて、神山長官はウルトラ史上最悪の長官だと思いました。
地球を守るために、何をしてもいいわけはありません。この一線は、昭和ウルトラでは守られ(帰マン6話では、スパイナーの使用はなく、またエース14話では高倉長官は追放された)たものの、平成では、何度も繰り返すようにゴンドウ参謀がダイナでその一線を越えてしまい、最終的に、ゴンドウ参謀の死で償ったものでしたが、おそらく、神山長官にも、似た構図があるのでしょう。
 これに対して、ヒカルが異を唱えたのは当然で、これはヒカルでなくても、過去のウルトラマンの隊員なら、全員同じことをしていたでしょう。そのヒカルを仲間が助けるのは、ウルトラの力は、破壊力ではなく、友情、信頼というものを見せてくれました。
(2) 超兵器は役に立たない
 さらに、今回のテーマは、神山長官が超兵器を手に入れようとしたことで、しかし、ウルトラの歴史では、こんな超兵器が役に立った前例はなく、ダイナ劇場版や最終回3部作のように、あるいはセブンの超兵器R1号のように、むしろウルトラマンの足を引っ張っています。
 そして、ウルトラでは、イデや岩本博士が苦労して作った武器が、超兵器ではなく、しかしイデや岩本博士の知恵で、巨大な敵を倒しています。
 これは当然で、そもそも、ウルトラマンというより、月光仮面に始まる日本のヒーローは、超兵器を持てば防衛できるという超大国の発想へのアンチテーゼであり、その後も、超破壊兵器は、宇宙戦艦ヤマトの波動砲のように、乱用したらいけないものというのが、日本のSFヒーローものの不文律です。
 今回、ビクトリウムカノンが大変な破壊力を見せ、これはダイナのネオ・マキシマ砲と似ており、しかも、これはビクトリアンのものを使っていてのもので、しかし、現実の軍隊はこういうことをよくやります。こういう、第2次シリーズで見られた、現実社会の描写が、ギンガSに出るとは驚きました。それも、戦意を喪失したボルストを撃つもので、これは丸腰の敵を撃つに等しく、実際の戦争では、国際法で禁止されている行為です。
 つまり、これは現実に軍拡競争、戦争を繰り返したアメリカやソ連、ロシアなどの大国への皮肉であり、これは文明批判を続けてきたウルトラの真骨頂です。
(3) 小中和哉監督、久々のウルトラ演出
 今回は大ベテランの小中和哉さんの演出、映画「ゼアス2」以降、テレビシリーズ、映画で活躍され、今回、ギンガのテレビは、第1期を含めて、ネクサス以降のシリーズから登板のスタッフの多い中で、平成ウルトラの根幹スタッフが出て(ただし、ウルトラ演出本数2位の北浦さんは、今回はプロデューサー)見せてくれました。これ、ボルストの分身は映画「メビウス&ウルトラ兄弟」を思わせ、さらに、このゴンドウ参謀を思わせる上層部の暴走も、ダイナ映画版や最終回3部作に通じるものでした。
 田口監督は正統派の怪獣ものや、太田・原田路線、実相寺路線を見せてくれて、そして帰マンを源流に持つウルトラの伝統を小中監督が見せてくれて、満足しました。
(4) 人間の傲慢が危機を呼ぶ
 これを見ると、神山長官の行為は、人間とビクトリアンに対立をもたらし、さらに、どうやらこの禁断の兵器、ビクトリウムカノンが、エクセラーに、ルギエル復活のチャンスを与えてしまうそうです。これ、ビクトリウムを兵器に使用する発想は、エクセラーと同じで、どうやら激怒したショウが神山長官と対立、さらに、超破壊兵器が敵に悪用される(ダイナ劇場版とおなじ展開)、そうして、主人公側に亀裂が入り、それらが敵を利する模様で、これ、ギンガSでは、敵側が信頼関係がなかったのに、防衛隊に、こういう意外な展開とは、驚いています。
 この、防衛組織のリアル描写ですが、帰マン14話で、岸田長官が、シーモンス、シーゴラスに東京が蹂躙され、都民にはMAT不要論も出ているとMATをなじるシーンがあり、これを最初見たときは無責任だと思いましたが、しかし、震災を経験して、自身がこの怪獣に蹂躙された都民であったら、おそらく、MAT不要論を口にしていたと思いました。
 しかし、今回はそういうものではなく、超破壊兵器の是非であり、次回以降、目が離せません。こういう高水準なものを見せてくれている、ギンガSのスタッフに敬意を表したいです。
No.11485 - 2014/12/02(Tue) 20:06:04

本家・東宝ゴジラ 2016年に復活 / 棺桶のジョー [近畿]
 みなさまこんばんは、大変な寒さで、こちら関西でも、徳島で雪害があり、大変なことになっています。
 それで、今朝、今年ハリウッド版が世界でヒットしたゴジラが、2016年に、本家・東宝の政策によるものが公開されると発表されました。
http://www.asahi.com/articles/ASGD57F0FGD5UCVL025.html
http://www.cinemacafe.net/article/2014/12/08/27888.html
http://www.cinematoday.jp/page/N0068810
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp1-20141208-1406211.html
 これ、ネットでは、誰が監督か、など期待もあり、僕としては、ウルトラマンギンガSで才能を見せてくれた田口清隆さんが最適と思います、田口さんは怪獣映画を作りたくて監督になられた方で、実際、ウルトラゾーン、ギンガSを見たら、今後日本の特撮を支える逸材であり、ぜひお願いします。
 東宝さんはCGの使用も検討されているということですが、これはギンガSを見たら、着ぐるみが有力だと思います。
 また、新作ゴジラの公開される2016年は、ウルトラマンの生誕50年でもあり、おそらく新作シリーズが予想され(さらに、ライダー45年、戦隊40作)、それがゴジラと相乗効果で、盛り上がることを期待します。
 一時、日本の特撮は、等身大ヒーローものはご当地ヒーローでは、東映、円谷などの力なしで、それなりの水準のものも作れることがわかりましたが、巨大特撮も、今年、大阪芸大の学生さんが、川北紘一さんの薫陶を受けて、装甲巨人ガンボットを制作、怪獣特撮も、有能な才能が出ています。
 ゴジラの復活は心強いです、皆様、お元気で。
No.11486 - 2014/12/08(Mon) 18:54:04

ウルトラマンギンガS 第14話 復活のルギエル あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 小林雄次、監督 小中和哉

 ビクトリウムキャノンがボルストを倒し、陣野隊長は、ビクトリウムが地下にあり、それを利用するためにUPGの基地をここ、雫が丘に建てたと語った。ヒカルは、ビクトリウムキャノンがあればウルトラマンの力に頼らなくてもと言ったら、ショウが激怒し、もうお前とは一緒に戦えないと吐き、UPG基地に向かった。
 そして、エクセラーの基地では、ゼットン星人ベルメが、ギンガとビクトリーを倒す最後のエージェントとして現れ、地球へ向かい、そして、エクセラーは、グランドマスターを復活させるといい、ダークルギエルが蘇った。
 ショウがUPG基地に現れ、神山長官に銃を向けて抗議する、キサラは止めるように諭し、と、神山長官は降伏する振りをしてショウを撃ち拘束し、ショウの持つシェパードンのスパークドールズを見つける。それは、ビクトリウムの塊で、これで最強の兵器が出来ると、神山長官は狂喜する。しかし、古代に、それで人類は滅んだと、ショウは警告する。
 ショウが拘束されたことを、アリサから知らされたUPGのメンバーは、救出に向かう、と、そこにハイパーゼットンが現れ、それに立ち向かうため、ヒカルと友也が残り、陣野体長と、ゴウキは基地に向かう。ヒカルは、ギンガに変身して、ハイパーゼットンに立ち向かうが、何せ、最強怪獣の強化体、ギンガは苦戦する。さらに、ハイパーゼットンは、ギンガを盾にして、ビクトリウムキャノンを止めようとした。
 そこで、ビクトリウムキャノンはエネルギーが充填されたが、神山はもっと溜めろと、完全に狂っている。そして、150%まで充填されたら、それを撃てと神山はアリサに命令するが、誰かを犠牲にして地球を守れないと拒否する。そこへ陣野隊長とゴウキが到着、そのとおりだとしてショウを解放し、アリサと共に基地から脱出する。しかし、シェパードンのスパークドールズは回収できない、ショウは、アリサに、礼は言わないという。
 苦戦するギンガは、ギンガストリウムになり、スペシウム光線を放つが跳ね返され窮地に陥る。そこに、ショウは、ビクトリーにヒカルのことを信じて変身して、助太刀し、しかし、光線の通じない相手に、苦戦する二人であるが、ビクトリーはEXレッドキングやエレキングの力で応戦し、そしてタロウがヒカルに、ウルトラ6兄弟の力が一つになった最強の技があり、今のヒカルなら使えると使えと進言し、コスモミラクル光線で、ハイパーゼットンを倒した。ヒカルは、ハイパーゼットンのスパークドールズをショウに渡し、二人の友情に、揺るぎはない。
 しかし、UPG基地では、ビクトリウムキャノンが暴走し、もう止められないとなり、神山は、ウルトラマンに何とかしてくれ!という。神山は逃げるにも、シェパードンが気になり、そこへ、巨大生命体がUPG基地に激突、エクセラーがUPG基地にチブロイド共に現れ、ビクトリウムを有効に使ってやると、神山たちを外へ追放し、UPG基地は怪獣と化した。タロウは、あれはダークルギエルだと語る。それも、ビクトリウムを取り込んだ、最悪のビクトルギエルである。ビクトリウムキャノンが巨大化し、暴れ始めた。
 ヒカルとショウは、友也にダークルギエルの比ではないと止められるが、それを承知で、戦いを挑むのであった。
No.11487 - 2014/12/09(Tue) 20:27:04

ウルトラマンギンガS 第14話 復活のルギエル 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 現実の戦争を想定
 今回は、前回も含めて、最終回は4部作で、平成ウルトラでは、大半で最終回は3部作であり、ガイアはその前の2話も含めて5部作、コスモスだとその前の4話も含めた7部作という例はあるものの、今回は短期シリーズで、この展開は素晴らしいもので、満足しました。ギンガSでは正統派の怪獣作品(7,8話)、ファンタジー、実相寺的作品(11,12話)、そしてこの13,14話は第2次シリーズにあったミリタリーもので、短いシリーズで、これだけのバリエーションを見せてくれて、素晴らしいものです。
 今回、ショウが怒り、UPG基地に乗り込みますが、これは、神山長官のやったことは、人類のものではないビクトリウムを、地底人に無断で使用したもので、ショウが怒るのは当然、現実世界では領海・領土侵犯に値し、国際問題になり、戦争になってもおかしくないものです。
 ウルトラでは、こういうリアルな志向を昭和から行っており、今回の展開は、小中監督がダイナの劇場版と第49話で見せたのと似た構図で、見事でした。
(2) 最低・最悪の神山長官
 そして、前回より出た神山長官、制御できない力に頼れば破滅、というウルトラの鉄則を見せてくれましたが、この行動、まず、ショウをだまし討ちにしたこと、そしてシェパードンを取り上げ、悪用することと、極論したらナックル星人(初代)並みの卑劣さで、呆れました。
 が、それよりひどかったのが、ビクトリウムキャノンが制御できなくなったら、「ウルトラマン、何とかしてくれ」であり、これには唖然!おそらく、ウルトラシリーズ、いや日本の特撮・ヒーロー(アニメも含めて)の歴史に残る無責任発言です。
 神山長官の、ウルトラマンに頼らず、地球を守るという目的がいくら正しくても、結果に最後まで責任を取るべきで、実際、ダイナ49話で人造ウルトラマンをスフィアに悪用されたゴンドウ参謀は、自分の命を引き換えにダイナを復活させ、責任は取っています。が、神山長官は権力を乱用して、敵に戦力を与えてしまい、しかし、私も経験しましたが、現実の社会にはこういう、権力を乱用して責任を取らず、最後は逃げる上層部が多いのです。太平洋戦争時の日本軍がその典型で(補給を無視して多くの兵士を餓死させて、また上層部は現場を見捨てて真っ先に逃げた)、もちろんウルトラでは昭和からこれを何度も批判しましたが、唖然です。
 それで、神山長官はエクセラーに殺されると思いましたが、追放されたのみでした。これは、ヒーローものでは妥当な措置ですが、しかし、現実の軍隊で、こんな失態をやったら銃殺ものです。
 なお、この神山長官の暴走を見て思い出したのが、日本初の集団ヒーロー、忍者部隊月光で、「拳銃は最後の武器だ、我々は忍者部隊だ」という、有名なせりふがあり、これはギャグに受け止められることも多いですが、しかし、これこそ、日本のヒーローの鉄則(飛び道具を無闇に使ってはいけない)であり、実際、日本のヒーローでは飛び道具の乱用はタブーとされ、これは、日本のヒーローの誇りだと思います。
(3) 平成総登場のゼットン
 今回はゼットンが登場し、しかし、これでゼットンはマックス以降のほとんどのシリーズ・映画に登場したことになり、私はちょっと出しすぎと思いました。
 ゼットンは、初代が、初代マンを完膚なきまでに叩き潰し、日本のヒーローの歴史に残るキャラクターで、その後、帰マンが、無防備状態でならスペシウム光線で倒せることを証明(初代マンも、ゼットンに勝てる可能性あり)、パワードも同じで、ゼットンの圧倒的な優位はなくなったとは言え、今回は最後の敵の前座、それもウルトラマンサーガで、ダイナ、コスモス、ゼロの3人がかりで倒した相手なので、どうかなとも思いました。また、ゼットンを倒すなら、タロウが、背中が弱点であると教え、ビクトリーが誘導して、ギンガがスペシウム光線をゼットンの背中に撃って倒すのもありかとも思いました。小中監督は、メビウスでゼットンの回を演出され、その意味もあったのかと思いました。
 今回は、初代で印象的なテレポートを多用し、これはCGもここまで発展したのかと感心し、そして、ギンガを盾にする展開など、面白いものでしたが、ゼットンを最後・最強の敵のお膳立てでいいのかなとも思いました。
(4) ヒーローの絆は壊せない!
 神山長官と対照的であったのが、ショウとヒカルで、ショウは当初、ヒカルの裏切りと思ったものの、しかし事実を知ったらヒーローらしく戦うところは、日本のヒーローのお手本で、これ、アニメで、宇宙の騎士テッカマン、主人公南城二が宇宙人を憎み、仲間であるアンドロー梅田と、敵対しつつー、最後は協力する、強い友情に結ばれたのを思い出しました。もちろん、これこそヒーローの本当の力であり、超破壊兵器ではない、友情、信頼こそが正義である、これは月光仮面に始まる日本のヒーローの鉄則で、ラスト2話は本当に楽しみです。
 昨年のギンガ第1期は、予算などかなり制約があり、過去のウルトラと比較してファンの批判もありましたが、しかし第1期を成功させ、ギンガSで、少ない予算で素晴らしい特撮を見せてくれて、おそらく、東宝が本家ゴジラの復活を決めたのも、ギンガSやガンボットの成功のためと思います、日本の特撮は、不滅です!
No.11488 - 2014/12/09(Tue) 20:27:43

東宝の名特技監督、川北紘一さん死去 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、今日は本当に残念なお知らせで、平成ゴジラを支えた名特技監督、川北紘一さんが、何と72歳の若さで亡くなられました。
http://www.asahi.com/articles/ASGDC34MXGDCUCVL007.html
http://www.sankei.com/west/news/141211/wst1412110048-n1.html
http://www.cinematoday.jp/page/N0068981
 肝不全で、お酒の飲みすぎではないかと思われます。
 川北さんというと、平成ゴジラのことが想起されますが、実際には第1次ウルトラシリーズから参加され、そもそも、円谷英二&本多猪四郎コンビの地球防衛軍を見て特技監督になることを決意され、円谷英二監督に師事され、特技監督はウルトラマンエースで初参加、その後も、ウルトラ、ゴジラを支えられ、80年代に大ヒットしたガンダムのプラモデルのCMも川北さんのものです。
 しかし、もちろん川北さん最大の功績は平成ゴジラで、特に89年のゴジラvsビオランテは、日本の特撮を復活させる起爆剤になりました。75年にゴジラの映画シリーズ終了後、映画では東宝もファンを満足させる作品はなかったものの、ゴジラvsビオランテでは、大森一樹さんとともに参加され、精密な特撮で、東宝特撮の底力を見せてくれて、その後平成ゴジラは興行的に大ヒットし、その後平成ガメラ、平成ウルトラ、平成ライダーが復活するきっかけになり、その意味で、川北さんは、日本の特撮を救った大功労者です。
 そして、大阪芸術大学(エヴァンゲリオンの庵野監督の母校)で、特撮の教鞭を取られて、学生さんが装甲巨人ガンボットを制作、大森&川北コンビで、素晴らしいものを見せてくれました。
 本家、東宝がゴジラを復活させるのに、大功労者の川北さんが亡くなられて、残念です。
 川北さんの功績は不滅です、ありがとうございました!
No.11489 - 2014/12/11(Thu) 19:46:01

ウルトラマンギンガ劇場版情報、他 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 まず、福島空港を、円谷英二監督の出身地であり、何とウルトラマン空港の愛称にすることを、福島県が検討しているというのです。
http://www.minpo.jp/pub/topics/hotnews/2014/12/post_972.html
 これ、素晴らしいことです。記事にもあるように、すでに米子空港は鬼太郎になり、日本のヒーロー、キャラクターは誇りです。
 さらに、来年3月公開のウルトラマンギンガ劇場版、ギンガとビクトリーの合体したヒーローも出て、公開劇場も決定しました。
http://m-78.jp/ginga/2014/movie/
 3月の土日に劇場へウルトラヒーローが来るそうで、兵庫では尼崎と加古川の劇場でやる模様です。
 また、来年1月、可動部の多いフィギュアの食玩が出ます。
http://www.syokugan-ohkoku.com/item/order-bandaicandy/66action-ultraman/order.php?Code=12393
 初代マン、セブン、ギンガストリウム、バルタンです。
 インフルエンザも流行っています、皆様お元気で。
 
No.11490 - 2014/12/13(Sat) 18:54:48

ウルトラマンギンガS 第15話 命という名の冒険 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 小林弘利、監督 坂本浩一

 ビクトルギエルとギンガ、ビクトリーの戦いは、ギンガ、ビクトリーの惨敗に終わった。町は蹂躙され、人々は希望を失った。UPの隊員たちは傷つき、そして、ヒカルはもう一度ライヴしようとするが、ギンガは、敵はあまりにも強く、ヒカルの体力が尽きる、ウルトライブできるのは後1回と語る。
 ビクトルギエルの攻撃に、アリサは傷つき、マナに守られていた。マナは、命という意味が分からないというが、友也は、命について、地球の生命について説明した。命は変化し成長するが、マナは変化も成長もしないと語り、友也は、地球のエネルギー、命について説明した。たくさん経験し、たくさん学ぶ、そんな冒険の途中と友也は説明し、ここにいる意味を考えよと諭す。
 地底では、ショウが治療を受けており、ビクトリーとして戦えるのは後1度とキサラに言われる。
 …その、ギンガ、ビクトリーとビクトルギエルの戦い、ビクトリウムキャノンを持つ相手に、ギンガとビクトリーはどう戦っても相手にならず、タロウはヒカルに考えろといい、しかし、相手はビクトリウムを持ちエネルギーは無限大、それに関して、ギンガ、ビクトリー一人一人で戦うことをヒカルは提案し、ショウはガレットと答え、ヒカルはいつから隊員になったという。そして、ギンガ、ビクトリーと戦い、ギンガはゾフィーのZ光線などを使うが、ビクトルギエル相手に話にならない。
 神山は陣野隊長に、私の兵器が、人類最後の希望がとぼやくが、兵器に未来を託すのが間違いと陣野は語り、私の隊員とともに戦うと宣言する。
 そして、ギンガとビクトリー、交互に戦うものの、ビクトルギエルの力に圧倒され、ヒカルも、ショウも、UPG隊員も吹き飛ばされた。エクセラーは勝利を宣言し、ビクトルギエルは何かを探している。マナは、さらに最強の力を探していると語り、そんなメンバーは、キサラに呼ばれ、地底に行く。
 キサラは、地底6400kmにあるビクトリウムコア、それをルギエルは探し、それを奪われたら地球は滅ぶ、そのビクトルギエルの意志を、機械であるマナに聞いてきて欲しいとキサラは語り、マナは承諾し、地底に行き、その意志を知る。
 が、マナは地上に戻ると、隊員たちを蹴散らし、地球が生き残るのはエクセラーに降伏することといい、エクセラーのもとに行く。だが、ヒカルとショウは、マナがエクセラーを倒すためと解釈、最後の1回の変身にかける。それを聞いて、隊員たちは、ヒカルとショウがギンガ、ビクトリーであることを知り、ゴウキは、肝心なときにいないと思っていたら、最前線で戦っていたのか、なぜ黙っていたのだという。UPGは市民の避難と救助に回り、ヒカルとショウは、マナを助けに行った。
 そして、マナはエクセラーの元に行ったのは、ヒカルたちを裏切ったと見せかけて、エクセラーを倒すためであった。それはエクセラーも分かっており、ヒカルとショウを排除、しかし、ヒカルとショウは、マナを助けるために、最後の変身をするのであった。
 さあ、最終決戦!ウルトラマンの登場に、市民も沸いた。
No.11491 - 2014/12/16(Tue) 20:10:52

ウルトラマンギンガS 第15話 命という名の冒険 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) これぞウルトラ!正義、生命
 いや、ウルトラマンギンガSを見ていたら、これこそウルトラだ!というシーン、セリフが続出し、大満足です。これ、もっと話数があったらじっくり描けていたとも思われますが、まず、最強の敵に地球が蹂躙され、ウルトラマンも敗北し、絶望の淵に追い込まれる展開は平成ウルトラの定番で、中でもティガ、ガイアの最終回を思わせるものもありました。また、この展開は平成ライダーの1作目、クウガの最終回付近にも影響を与えました(ライダーでは、クウガはティガを、アギトはダイナをベースにしており、そして龍騎はコスモスへのアンチテーゼです)。そして、ウルトラマンの存在を、怪獣に蹂躙された市民も気遣うのは、これもティガ、ガイア最終回、ダイナ劇場版の流れを見るものです。
 さらに、力を使い果たし、あと1回しか変身できないという展開は、グレート最終回になり、それのルーツはセブンです。
 そして、面白いのが、ギンガとビクトルギエルの戦い、敗北したところから始まり、それまでの過程が回想されるもので、これはウルトラでも、ヒーローものでも珍しいものです。また、ギンガが、ゾフィーの力を使うのも、バードンに利かなかったZ光線とは実にユニークな選択です。また、二人ヒーローがいて、一人ずつ戦う展開は、これは等身大ヒーローも含めて異例で、スタッフの挑戦に感心です。
(2) 兵器で平和は来ない
 前回、神山長官が殺されなかったのは、陣野隊長の、兵器に未来を託すのが間違いというせりふを言わせるためと分かりました。もちろんこれはウルトラの不変のテーマで、超兵器で平和は来ないという、月光仮面以来の、日本のヒーローの真骨頂です。
 これを見て、市川森一さんが、生前赤旗日曜版のインタビューで、エースの最終回の意味、武力で平和は来ない、平和のためには何度裏切られようと、信じて許すしか方法はないと語られていた意味を思い出しました。この市川さんの言葉は、もちろんウルトラの不変のテーマで、そして、やられつつ、必死に戦うところは、ダイナ劇場版を思わせてくれました。
(3) マナの命と友情
 今回、最終決戦で、マナがビクトリウムコアの意志を知る役目を負い、そしてそれを果たし、いったん裏切ったと見せかけて、実はエクセラーを倒しに行く場面、これも、正義は友情に裏打ちされるべきという、日本のヒーローの王道であります。
 そして、ヒカルとショウの正体を知った仲間の反応、ゴウキの、肝心なときにいないと思ったら、最前線で戦っていたのか、なぜ教えてくれなかった、これはセブン最終回に始まるウルトラの歴史で、これに近い展開、ガイア最終回で、いつも我夢を馬鹿にしていたチーム・ハーキュリーズのメンバーが、我夢の正体を知り、偉かったなあというものにも通じます。こういう友情こそ、正義の力です。
 また、悪役のエクセラーは、ナックル星人やマグマ星人のような卑怯な手は使わないものの、壮大な悪であり、これは、平成3部作の最後の敵が強力な悪と言うイメージではなかったのと対照的です。
(4) さあ!最終決戦!
 次回では最終決戦で、過去のウルトラでは、最終決戦の直前に変身して、最後の死闘で倒すもので、最終回一つ前で変身は初です。
 ともかく、ウルトラマンギンガ、昨年は何とか玩具の売れ行きも快調で、円谷さんも累積債務を解消し、そしてギンガSで、法外な予算を使うことなく、大規模な特撮が出来ることを証明したことは大きいです。
 この前亡くなられた川北監督は、大阪芸大の学生さんたちに特撮を教え、そしてガンボットが大変な水準で、川北さんは亡くなられましたが、川北さんの蒔かれた種は巨輪の花になりました。
 この分だと、来年春に劇場版、さらに来年ギンガ第3期、そして2016年にウルトラマン50周年作品があると信じます。円谷英二監督の魂は、永遠に不滅です!
No.11492 - 2014/12/16(Tue) 20:11:40

ウルトラマン 競馬に挑戦! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんわ、爆弾低気圧の襲来で、日本列島がペギラの襲来のように凍っています。
 それで、何とウルトラヒーローが、馬に乗っている映像が公開されました。
http://getnews.jp/archives/726674
 初代マン、セブン、父、ティガの3人が乗り、これは面白いものです。
 また、女性の好きなウルトラマンというテーマの記事もありました。
http://www.nicheee.com/archives/2017098.html
 初代マン、セブン、タロウ、ティガ、ギンガの順で、しかしその昔、特撮ファンダムは、女性会員がわずかという話もあり(80年代の話)、もちろん平成の特撮ブームで、時代も変わりました。
 また、来春のギンガの映画、声のみですが、ダイナはつるのさん、ガイアは吉岡さんが出られます。やはり、オリジナルキャストはいいです。ウルトラに触発されて、ライダーも映画でオリジナルキャストを出し、ライダーは来春の映画もその模様です。
 それでは、皆様お元気で。
No.11493 - 2014/12/17(Wed) 19:08:05

ウルトラマンで科学する、大阪、開始 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、寒いですね。
 大阪、阪神百貨店での、ウルトラマンで科学する、が始まりました。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/141220/20141220034.html
 これ、明日行く予定です。明日はバースも来るそうです。
 また、JR東日本で、ウルトラマンの、スタンプラリーが行われています。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1412/18/news089.html
 そして、福島空港の、ウルトラマン空港の名称のこともありました。
http://dmm-news.com/article/903859/
 皆様、お元気で。
No.11494 - 2014/12/20(Sat) 19:32:17

ウルトラマンギンガS 第16話(最終回) 明日をかけた戦い あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 中野貴雄、監督 坂本浩一

 マナはもちろん、エクセラーを倒すためにビクトルギエルの中に入ったもので、ワンゼロと呼ぶエクセラーに、マナと呼べと放ち、シェパードンのスパークドールズを奪い返し、ショウに渡す。そして、ギンガとビクトリーは戦うものの、何と、エクセラーも、ルギエルが復活して用なしになり、エクセラーもスパークドールズにされてしまう。本当の敵はダークルギエルであり、ギンガとビクトリーは攻撃で石にされ、ヒカルとショウは分離した。ギンガも、ビクトリーも、またヒカルやショウを守ったのだ。
 それでも、マナはルギエルを倒すため、ビクトルギエルの体内で戦っていた。
 避難所で、子供がお腹を空かせており、そこに美鈴が和菓子を差し出して、元気付けた。そして、マナは、怪獣は内部と外部の同時攻撃でしか倒せないといい、ゴウキはそんなことをしたらマナは死ぬというが、それが、マナの出した結論だ。ルギエルは、地球の命全てをスパークドールズにして、時間を止めるというのである。
 降星町では、千草が何かしたいといい、しかし現地には行けない、そこで、健太が、千草の歌うライヴを現地に中継することにした。
 そして、第5話に出てきた妊婦が、危機に陥っていた、ショウは、水晶を渡して、何とか助けて、それにゴウキは感謝する。地底で、キサラは、共に戦おうと、地上に行くことを決意した。
 そして、避難所に、千草の歌う歌が中継され、それに避難所の人々は勇気付けられ、メトロンも共に踊っていた。そこにキサラたちが現れ、自分たちの持つ水晶で、ギンガとビクトリーを復活させることを提案する。キサラは、地球に生きるものすべてが手を取り合うときだと語る。
 マナは基地のコントロールを回復させ、暴走させるという、マナは、自分を犠牲にして戦うのだ。ヒカルと、ショウが戦いに行くと、闇のエージェントたちが大挙して、チブロイドと共に妨害に来るが、これを、UPGのメンバーと、キサラたちが肉弾戦で撃退し、ヒカルとショウを戦いに行かせる。ヒカルも、ショウもガレットと答える。千草の歌をバックに、UPG全員とキサラたちが、闇のエージェントを一掃した。千草は、歌がみんなを一つにすると信じている。
 そして、水晶の力で、ヒカルとショウはギンガとビクトリーに再び変身し、最後の戦いに挑む。ルギエルは、マナに、生命のないものがなぜ生命のために戦うのかと問い、マナは、友也たちに教わったと答える。そして、ギンガとビクトリーの戦い、俺たちは変化し、成長するといい、変化を否定するルギエルに戦い、未来に受け継がれるのが永遠の命だと叫び、ギンガはゾフィーの力、M87光線で戦い、マナはヒカル、ショウ、美鈴にありがとうといい、コスモミラクルエスペシャリーで、ビクトルギエルを倒した。ビクトリウムコアが、大地に帰って行った。
 ギンガは、永遠の命を信じたのが自分で、信じなかったのがルギエル、二人は表裏の関係といい、そして、タロウも、呼べばいつでもやってくるといい、宇宙に帰って行った。
 キサラは、地上とビクトリアンが手を取り合い、新しい世界を作っていこうと言った。そして、キサラは水晶をレピに、友也に渡すように言った。
 神山は、自分が町を破壊したのかと言うが、アリサは、もっと素晴らしい町を作るといい、陣野隊長は、本当に強いのは破壊ではなく、築き上げる力だと語る。ヒカルは、自分たちの命はつながり、また冒険は続くと語った。ショウは、ヒカルにまた会おうといい、二人の絆は永遠になった。
 そして、友也は、マナが自分のデータを水晶に保存したものから、復元するのであった。
No.11495 - 2014/12/23(Tue) 20:15:58

ウルトラマンギンガS 第16話 明日をかけた戦い 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) テーマは命の尊厳
 ギンガS、最終回、大変な駆け足で、これ、もっと長いシリーズだともっと話数をかけられた模様ですが、満足しました。そして、このギンガSのテーマは、友情と命の尊厳です。
 最終回、永遠を信じたのがギンガで、否定したのがルギエルとギンガが語り、これ、ギンガの正体はまだ完全には明らかにされておらず、今後劇場版などでさらに展開もあると思います。これ、昨年のシリーズで描かれなかったギンガのことはまだ残っており、今後もシリーズを続けられると思います。
 この最終回、ギンガとビクトリーが敗北して石化されるのは、ティガの最終回にもあり、そして、今回の復活は、キサラたちの持つ水晶の力によるもので、これは、仲間の絆が正義という、日本のヒーローものの王道であり、そして避難所で、命を守ろうとするものが生き残る展開も、日本のヒーローのテーマで、仲間たちの信頼が悪を倒す展開は燃えました。あのように、避難所で出産した例も、阪神・淡路や東日本大震災であり、私も阪神・淡路を経験しているだけに、感動しました。
 平成ウルトラで、一旦倒されたヒーローが、何らかのきっかけで復活し、そして反撃する展開(このルーツはティガ「悪魔の審判」)は何度見ても燃えます。坂本監督、第1話と最終回を演出し、東映ヒーローで活躍する坂本監督の起用は、ウルトラに新しい風をもたらし、2009年の映画以上に素晴らしい展開で、何より、UPGメンバーと闇のエージェントの肉弾戦、そして、大規模なセットを使っての巨大特撮で、これ、ウルトラの特撮で、これだけの規模は久々であり、円谷も新体制になり初の本格的なシリーズ、大成功でした。
(2) 友情は永遠の正義
 そして、今回のシリーズ、UPGやビクトリアンたちの信頼、友情が最後の勝利を導くもので、これ、悪の側が、それぞれを利用する対象としか見ていないのと対照的で、しかし、過去の戦争で、旧日本軍やナチスはこんなことをしていました。今回、敵側に、正々堂々と戦うものがおらず、汚い手も平気で使うタイプの悪があり、これは面白いものでした。
 そして、美鈴と友也に、命の意味を教えられたマナが、この反撃の鍵になるのもポイントで、生命の大切さは、日本のヒーローの鉄則、つまり、60年前のゴジラ1作目で、ゴジラを倒すために芹沢博士はオキシジェン・デストロイヤーを使用するものの、その悪用を防ぐために、ゴジラを倒した後、自らの命も絶つ展開に始まるもので、こういう哲学、自己犠牲による正義こそ正しいという、日本のヒーローの真骨頂を見せてくれました。
 マナが当初敵側ながら、敵のボスに見捨てられて、主人公側に付き、自己犠牲で地球を救う展開は、ジャイアントロボに始まり、電人ザボーガー、大鉄人17と続き、そしてアメリカでもターミネーター2で取り入れられ、機械が心を持ち、正義のために活躍する展開は、国際的になりました。
 最後、神山長官は、人間の愚かさの象徴として描かれ、陣野隊長が、本当に強いのは破壊ではなく築き上げる力と語るあたり、ウルトラの、日本のヒーローの真骨頂であり、正義とは何か、勇気とは何かを教えてくれるものでした。
 また、闇のエージェントたちに、人間とビクトリアンたちが立ち向かうシーン、あまり出番のなかったカムシンも見せてくれて、信頼と友情に裏打ちされた正義の素晴らしさを見せてくれました。
(3) 優れた特撮
 このギンガSは、特撮が本当に素晴らしく、これ、特撮には今まで大変なお金がかかり、円谷さんが一度行き詰ったのもそのせいですが、しかし、どうやら東映の特撮のことも参考にして、特撮面をかなり少ない予算でいいものを作れるようになったことは、過去、ウルトラがその制作費の高さゆえに幾度も困難に陥ったのを思うと、画期的です。
 今回、16話で4人の監督の方が参加され、特に、若手の田口監督は正統派の怪獣ものも、異色作も作れて、そして坂本監督は、パワーレンジャー、ライダー、戦隊の経験からウルトラに新しいものを、それも違和感なく見せてくれました。また、小中監督も、平成の過去の作品の経験を生かして、石井監督もいいものを見せてくれて、素晴らしかったです。NHKの探検!バクモンを見たら、大岡新一さん(円谷英二監督を知る最後の世代)の指導を受けてやっていたもので、円谷英二監督の魂が、ゴジラ生誕60年にも生きました。
(4) 今後の、特撮への希望
 最後に、このギンガS、作品として成功し、これは、今後の日本の特撮に、大きな希望になりました。
 今(2010年代)は、特撮には厳しい時代であり、もちろん仮面ライダーとスーパー戦隊が絶対のブランドを確立し、80年代の暗黒時代(戦隊とメタルヒーロー以外は全滅)とは異なりますが、しかし怪獣もの、巨大ヒーローものは、2004年にゴジラが終了し、2007年にウルトラもレギュラー枠を失い、特に、怪獣もの、巨大特撮ものは、多額の制作費を要し、今後は困難かとも思われました。
 しかし、ギンガSで、過去の平成作品より少ない予算で優れたものが作れることを立証したことは、今後、定常的に、特撮ものが制作できる基盤になりました。
 昨年のギンガ第1期は、予算がなくて貧弱、玩具の宣伝のためにやっているだけとかなり批判されましたが、しかし去年の経験を経て、今回、短いながらも、充実したシリーズ、友情と信頼の大切さ、また、軍人が超兵器を振り回しても平和の来ないことを示し、またたた怪獣は悪ではなく仲間であることなど、ウルトラ初期からのテーマも描いてくれました。
 ウルトラマンに関して、以下のようなニュースもありました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/22/news053.html
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/12/23/kiji/K20141223009507280.html
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141222-OHT1T50307.html
 今回、過去のようにたくさんの予算の使えない中で、いいものを作り上げた、大岡新一さん、北浦嗣巳さんたちの率いる若いスタッフの健闘に、心より敬意を表したいです。
No.11496 - 2014/12/23(Tue) 20:16:49

新ウルトラマン列伝 2015年1月の放送予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、インフルエンザが流行っていましたが、皆様お元気ですか。
 新ウルトラマン列伝、1月の放送予定が分かりました。
1/6 ウルトラマンギンガS、総集編
1/13、20 ウルトラマンティガ外伝、古代に眠る巨人(分割放映)
1/27 ダイナ、移動要塞浮上せず

 3月の映画で、平成ヒーローが全員登場するので、平成ウルトラ特集の模様です。また、ダイナは第25,26話の「移動要塞浮上せず」を放映し、これは2話ともやるのか、2回を1回にまとめるのか、それとも後編のみかは不明ですが、僕は、この移動要塞編、ダイナがレイキュバスに敗北するシーンは列伝で放映したので、おそらく後編のみと思います(ティガの影を継ぐものや、ダイナの大阪編もそうでした)。
 この後のシリーズですが、映画まであと6回あるので、ガイア、コスモス、ネクサス、マックス、メビウス、ゼロと、総集編か1エピソードの放映になるとと思います。ゼロは、総集編でしょう。

 ギンガで主役を演じた根岸さん、作品に感謝されています。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/12/24/kiji/K20141224009513330.html
http://www.rbbtoday.com/article/2014/12/24/126822.html
 ギンガSはネットでも好評で、ぜひ来年第3期をやり、そして2016年のウルトラマン50周年(ライダー45年、戦隊40作)にゴジラ、ウルトラ、ライダーの御三家の揃い踏みで、また特撮の栄光の時代になって欲しいと思います、皆様お元気で。
No.11497 - 2014/12/24(Wed) 19:42:05

Re: ウルトラマンギンガS 第13話 分裂!UPG あらすじ / レイゴ管理人 [地球外]
ジョーさんみなさんこんばんは

2014年も残すところあとわずかになりました。

みなさんにとって今年どんな1年でしたでしょうか。
ウルトラマンメビウスを演じた五十嵐君が六本木でしゃぶしゃぶのお店を開店されたと聞きました。

美味しいものを食べて、元気に新年をお迎えください。

ジョーさん、いつも情報等ありがとうございます。
No.11498 - 2014/12/31(Wed) 18:39:34

Re: ウルトラマンギンガS 第13話 分裂!UPG あらすじ / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんこんばんは。
 こちらは今日まで暖冬で、新年早々極寒とか。皆さんのところはいかがでしょうか。
 さて、先ほど紅白でV6を見てバックダンサーがウルトラ戦士でないことに少々がっかりしましたが、次の機会があると気長に待ちます。ダイナであることを前面に出すつるのさんがいつか出場するかもしれませんし、私のように「東光太郎」の復活をあきらめきれない人も見つけましたから。
 一方、五十嵐君はしゃぶしゃぶのお店を開店したのですね。食べられる喜びを知るウルトラマンメビウスは、きっとおいしい喜びをお客さんに分け与えてくれるでしょう。いつか行ってみたいです。
 それでは皆さん、よいお年を。
No.11499 - 2014/12/31(Wed) 22:58:39
ウルトラマンギンガS 第9話 取り戻す命 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
ウルトラマンギンガS 第9話 取り戻す命 あらすじ

脚本 黒澤久子、監督 石井良和

 前半の戦いを終えて、ヒカルは美鈴と再開していた。仲間と共に戦ったと語るヒカルに、UPGから命令が下り、ヒカルは美鈴と別れる。すると、美鈴は倒れているワンゼロを発見する。役に立たないと、エクセラーに捨てられたワンゼロである。
 そして、地底では、シェパードンが不安な叫び声を上げ、ショウも、また悪人たちがビクトリウムを奪おうとしているのを知る。そして、キサラ女王に命じられ、地上へ赴く。
 そして、ファイブキングが倒されても、エクセラーとボルストは健在で、ビクトリウムを奪おうとして、エクセラーはチブルサーキットをボルストに与える、これにより、モンスライブした怪獣のパワーアップができて、と唸る。そして、チブロイドを派遣する。
 UPG本部では、チブロイドが各地で暗躍していることを察知し、陣野隊長は出動命令を下す。各地で暗躍するチブロイドと、ゴウキ、アリサが戦う。
 そして、美鈴はワンゼロを介抱し、マナと名づける。そこへショウが現れ、美鈴に離れろと言う(この時点でショウと美鈴に面識はなく、互いのことを知らない)。ショウはワンゼロは敵と思っているが、美鈴はショウを牽制し、ワンゼロと共に逃げる。ところが、ワンゼロにチブロイドが襲い掛かり、ショウはわけが分からない。
 そこへ、ヒカルも駆けつける、と、怪獣ベムスターが現れ、ビクトリウム強奪を図る。ショウはあとをヒカルに任せて、ウルトラマンビクトリーに変身し、ベムスターに立ち向かう、ビルを壊すベムスターに対峙するビクトリー、攻勢に転じたら、新たにベムラーが現れ、ビクトリーは危機に陥る。
 ヒカルはチブロイドと戦うが、そのヒカルをかばい、ワンゼロが撃たれてしまう。2大怪獣の出現に、ヒカルに美鈴は行ってといい、ヒカルはウルトラマンギンガに変身する。そして、ビクトリー、ギンガと2大怪獣の戦いだが、ビクトリーシュートを、ベムラーは分身して交わし、ギンガはクロスシュートを放つも、ベムスターに吸収されてしまう。さらにウルトラマンを捕捉する光線で縛り、これがチブルサーキットの威力である。ベムスターの攻撃でギンガ、ビクトリーが窮地に陥る。だが、ヒカルは作戦を考え、ベムラーとベムスターの猛攻に、拘束光線を飛び上がって交わし、ギンガはギンガストリウムになり、初代マンの力でスペシウム光線を放ちベムラーを倒し、ビクトリーはEXレッドキングの力を借りて、ベムスターをはるか彼方に追放した。
 倒れたワンゼロを友也がガンパットで診断し、自己修復機能があるが、戦うのはいやでやらないという。美鈴は、もう戦わなくていいと語ると、自己修復機能が作動し、ワンゼロ(マナ)は復活し、取り戻す命であり、マナは土で作った菓子を美鈴に差し出した。
 しかし、エクセラーは、最強の肉体を求めていた。
No.11475 - 2014/11/04(Tue) 20:47:44

ウルトラマンギンガS 第9話 取り戻す命 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 命の意味と重み
 今回は、後半の第1話、今回のポイントは前半、敵であったワンゼロがどうやら仲間になる模様で、その過程であり、そして美鈴の登場で、これは、敵側が悪の組織の典型を見せて、反面主人公側は仲間の絆を見せてくれました。
 こういう、敵側のキャラクターが主人公側に途中から付く例は数多く、これは、敵側、エクセラーらのやり方が単なるエゴであり、こういうものもあるのかと思われました。前半、ファイブキングが敗れたものの、エクセラーもボルストも健在であり、これは面白い展開です。
 さらに、敵側に基地があり、これは、東映ヒーローやピープロ作品では当たり前ですが、ウルトラでは敵組織がないか、あっても抽象的で、つまり仮面ライダーの悪の組織、ショッカーに相当するようなシステムを持たず、そのためギンガSでは、ウルトラシリーズ初の敵の基地が描写されました。
 これ、敵で見捨てられたキャラクターが、主人公側の暖かいものを知り、人間的なものになる描写は、ウルトラのテーマである、命の大切さを見せてくれました。
(2) 戦闘員、等身大バトルの魅力
 今回は、チブロイドが戦闘員として送られ、UPGの隊員やショウと肉弾戦を繰り広げるもの、これはもちろんライダー、戦隊の東映ヒーローでは定番ですが、ウルトラでは、初の戦闘員で、新鮮です。これは前半の第1話からあり、演出した坂本浩一監督(ライダー、戦隊(特にパワーレンジャー)を多く演出)の意向の模様で、このギンガSでは、東映の要素を入れたものが新鮮です。
 今回の第9話は石井監督、昨年の第1シリーズも手がけ、今回もドラマ、アクションもなかなかでした。
(3) ユニークな特撮シーン
 今回も2大怪獣とのバトルで、ギンガが光線を放ちベムスターに吸収されるのは、劇場スペシャルでのタイラント戦の教訓がなく、面白いものでした。さらに、ビクトリーとベムスターの戦い、ビルを壊して、などのやり取りも、愉快でした。そして、追い詰められたギンガ=ヒカルと、ビクトリー=ショウの対応も見事で、さらに、ベムスターを倒すのは、遠くに吹き飛ばすもので、まるでアンパンマンでの、ばいきんまんが毎回吹き飛ばされるのを思わせました。
(4) 登場怪獣
 今回の怪獣はベムスターとベムラー、ベムスターは帰マンに登場後、何度もシリーズに登場しており、腹部で光線を吸収する描写は映画を入れてこれで4回目です。他方、ベムラーは初代マン第1話の怪獣で、映画では大怪獣バトル・ウルトラギンガ伝説に出たのみ、テレビシリーズへの登場は48年ぶりです。
 今年はゴジラ生誕60年で、ハリウッド版の作品も世界でヒットしていますが、円谷英二以来の「特撮」を、日本も見せています、これからも楽しみです。
No.11476 - 2014/11/04(Tue) 20:48:17

ウルトラマンギンガ劇場版決定!来年3月公開 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、久々に大きいニュースで、ウルトラマンギンガ、来年3月14日に新作映画の公開が決まりました。
http://m-78.jp/news/n-2795/
http://eiga.com/news/20141110/17/
http://www.cinematoday.jp/page/N0068007
 60分のもので、監督は坂本浩一さん、今のテレビシリーズの後日談で、OBウルトラマンからは杉浦太陽さんが出演、コスモスが出るのは、新列伝でコスモス2が放映されたのもこのためということです。
 今回は平成ウルトラマンが総登場で、ティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス、マックス、メビウスとゼロ、ギンガ、ビクトリーで、ここ数年の主役であるゼロとギンガの共演は、公式にはこれが初めてになります。
 これは、楽しみです。
 なお、関西では、テレビ大阪で「装甲巨人ガンボット」という特撮番組が深夜に始まりました。これ、1回15分のものですが、平成ゴジラの川北紘一さんが監督、平成ゴジラの大森一樹さんも加わり、川北さんが教えられた大阪芸術大学の特撮の学生が作り、第1回を見たら、川北監督の薫陶を受けた若者が素晴らしいものを作っているのに感銘を受けました、やはり、特撮は日本の芸術です。
 寒くなります、皆様お元気で。
No.11477 - 2014/11/10(Mon) 20:18:49

ウルトラマンギンガS 第10話 未来への聖剣 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 三好昭央、監督 石井良和

 チブル星人の基地で、ボルストは強い怪獣を求めていた。そこに、ドラゴリーとベロクロンを見つけてボルストはご満悦で、エクセラーは、ボルストを下品と見下していた。
 他方、ショウはシェパードンに、もう地上に出なくていいと語る。
 と、ボルストは、ドラゴリーとベロクロンが出現し、陣野隊長の出動命令が下る。友也はヒカルに、あれは超獣だと忠告し、そのヒカルはゴウキに、いつも肝心なときにいないと連れて行かれる。
 超獣の出現に、ショウはウルトラマンビクトリーに変身して戦う。が、ボルストがチブルサーキットでパワーアップし、分身して、一人で2体の超獣を操り、そしてビクトリーはドラゴリーの毒牙にやられてしまう、ボルストは、ビクトリー(ショウ)を苦しめるために、あえて撤退する。
 倒れたショウを、ワンゼロ(マナ)が連れてくる、ヒカルはショウを基地の病院に連れて行くが、ショウは、シェパードンのくれるエネルギーに支えられていた。
 ヒカルは、ショウを助けられなかったことを悔やみ、しかし友也は、この経過を見て、ビクトリーの正体がショウと知り、そして、ドラゴリーの毒は危険という。そこに、カムシンが現れて、ショウを地底に返してくれという。地底で、ショウはシェパードンの治療を受けていた。ショウは、幼少時の記憶を思い起こす。
 そして、ボルストは、今度はギンガを倒すべく、再びドラゴリーとベロクロンにモンスライブして現れ、ヒカルはウルトラマンギンガに変身して戦う。友也は、2体の怪獣は、一体化してライブしているようだとヒカルに警告する。ゴウキとアリサも援護するが、敵は分身して攻撃を交わす。
 そして、何とか意識を取り戻したショウは、ヒカルを一人で戦わせられないと、地上に行き、ウルトラマンビクトリーに変身するが、傷は十分癒えず、ベロクロンのミサイル攻撃が来る。これを助けたのが、シェパードンであった。キサラ女王は、シェパードンはもう命が長くなく、それを教えていると諭す。そして、ベロクロンの第2のミサイル攻撃で、シェパードンは爆発して死んだ。愕然となるショウと、ヒカル、しかし、光になったシェパードンは、ショウの元に、光の人形として現れた。
 ショウは決意し、シェパードンの人形を利用して、新兵器、シェパードンセイバーとして立ち上がった。ヒカルは、ギンガスパークランスで2大超獣を拘束し、ビクトリーは、シェパードンセイバーで2大超獣を叩き切り、倒した。ボルストは、負け惜しみをいい、逃げていった。
 シェパードンは、ショウを幼少期から守っていた、その絆を残していった、この意味をヒカルとショウは噛み締め、それをマナが見ていた。
 しかし、エクセラーは、新たなたくらみを企てていた。
No.11478 - 2014/11/11(Tue) 20:31:47

ウルトラマンギンガS 第10話 未来への聖剣 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 命の絆と新兵器
 今回のテーマは、主人公側が、固い信頼のもとにあり、それが力である面で、ヒカルとショウは、前半8話を経て固い絆で結ばれ、二人一緒に戦う仲間であり、それを、シェパードンが支える模様、また、ワンゼロ(マナ)も微妙に、仲間になる展開が魅力的でした。
 そして、シェパードン、怪獣の中では味方と言う展開は、昭和のピグモンからありましたが、ショウを助け、前半ラストではウルトラマンの蘇生に尽力し、最後までショウをかばっていった存在、こういう健気なキャラクターも珍しく、仲間の絆こそ力であり、反面敵側は、まったく相手を信用していないものであり、ウルトラには敵組織は珍しいものの、面白いものでした。
(2) 超獣と怪獣
 今回は超獣2匹で、超獣はエースで、怪獣より強いという設定で出てきて、しかしタロウでは超獣より強い怪獣も出たものの、今回は超獣の力より、それを悪用するボルストの悪辣さが出ていました。そして、ドラゴリーはエース以来の登場で、毒牙のことが取り上げられたのは初めてです。また、ヒーローが毒にやられて苦しみ、その後また戦うという展開は、仮面ライダーには多かったものの、ウルトラではあまりありません。これは、ライダーや戦隊などは1話につき2回戦うのに、ウルトラでは1回であることが多いためです。
 また、ウルトラではヒーローが重傷を負い苦しむ展開は、セブン最終回や、メビウスのインペライザーの回などありますが、毒にやられるのは珍しいです。これも、ギンガSでは、東映ヒーロー的な要素を見せてくれています。
(3) 大規模な特撮
 今回は、ギンガS、メビウスまでのシリーズのようにCMで前半、後半と明確に分かれているわけではありませんが、その観点だと、CM前半でギンガに変身し、後半ずっとバトルの形で、これはウルトラでは異例であり、過去にコスモスの、ゴンvsギギくらい、ウルトラだと時間制限のため、後半に1回バトルがほとんどであり、この様式は、円谷作品で、ミラーマンに多々あった(CM前半で変身して、後半は闘い続ける)ものです。
 また、特撮の規模も大きく、ビルの破壊など、ミニチュアも凝っており、こういう怪獣の特撮、一時は日本ではもう無理かとも思われましたが、しかしギンガSに、装甲巨人ガンボットと、円谷英二の魂を受け継いだ世界が再現されるのは素晴らしいものです。今年公開されたハリウッド版ゴジラ、これ、ギンガSのスタッフや、川北監督なら、着ぐるみを使って、遥かに少ない予算でいいものが出来ると思いました。
(4) 必殺技を決める!
 今回のシェパードンセイバー、自分を守ってくれた仲間が武器になり、剣となって、敵を倒す意味は、正義のあり方を見せてくれました。また、ビクトリーがシェパードンセイバーを決めるシーンは、これのルーツはロボットアニメのボルテスV、これは、剣が決め技になった最初のロボットアニメで、敵をVの字に斬り、ポーズを決めると敵が爆発するもので、これが基本(BGMの使い方も同様)、そして、スーパー戦隊に出てくる巨大ロボットは、このボルテスVの様式を踏襲しており、それをビクトリーが見せてくれました。この点でも、ギンガSは、東映ヒーローや、アニメのいい影響を受けています。
 そして、最後、シェパードンのことを思うショウとヒカル、友情、絆こそ正義であり、エゴこそ悪であることを示してくれました。
 なお、友也は、ショウの正体を悟り、また怪獣にも詳しく、何か、メビウスのテッペイ的なものも出てきました。来週は、ちょっと変わった作品らしく、前半で名作を見せてくれて、ウルトラゾーン以来の名手となった田口監督、楽しみです。
No.11479 - 2014/11/11(Tue) 20:32:22

ウルトラマンギンガS 第10話 ガンQの涙 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 中野貴雄、監督 田口清隆

 冴えないサラリーマンの吉田、ラーメン屋に並び、割り込まれても文句の言えない、気の弱い男である。それが、エクセラーの配下、アクマニア星人ムエルテの手にかかり、マイナスエネルギーを利用されて、吉田をごみ扱いしたものへの復習をしろと、ガンQにモンスライブさせられる。が、なぜか巨大化せず、ムエルテも変身して、しかし、ムエルテはスパークドールズを返せと、アクマニア星人に変身して、吉田はガンQの姿のまま逃げる。吉田はUPGを呼んでくれというが、怪獣と思われて、UPGに攻撃される始末である。
 そして、吉田は、自分のアパートに帰るものの、怪獣の姿だから、大屋さんに箒で叩かれて、逃げるしかなかった。
 途方にくれる吉田は、友達のいない少年、サトルに会う。サトルは本物の怪獣といって感激し、ガンQを自分の家に連れて行き、カップラーメンを食べた。ガンQ、奇怪な食べ方をする。サトルの母親が帰り、サトルはガンQを隠す。
 エクセラーは、ムエルテに、明日でなく、今にでも探せと命じた。
 そのサトル、ガンQとテレビゲームをして、自転車に乗れないことをガンQに言われ、自転車に乗れなくてもいいというサトルに、自転車に載れたら楽しいと、サトルは吉田と共に自転車の練習をする。
吉田は、サトルと共に、母親のために、ハムエッグの夕食を作った。
また、サトルは自転車の練習をして、そこへ、ムエルテが現れ、サトルの自転車を叩き、それを見たガンQは巨大化する。UPGのメンバーは駆けつける。ムエルテのままに、町を破壊する吉田=ガンQ、ヒカルはギンガに変身して、しかし吉田はギンガに助けてくれといい、ヒカル(ギンガ)は、ムエルテが黒幕と知り、そしてムエルテも変身、巨大化し、そこへショウもビクトリーに変身して戦うが、ムエルテに操られた吉田=ガンQはギンガとビクトリーを襲う、そこへ、自転車に乗ったサトルが、暴れるのを止めろといい、吉田は体の自由が利かないのであるが、サトルはガンQはダメ怪獣ではない、自転車を教えてくれたといい、ムエルテはサトルを攻撃しようとして、吉田=ガンQが盾になり、ヒカルはギンガストリウムのM87光線、ビクトリーはシェパードンセイバーを取り、ムエルテを倒した。 
 そして、サトルは、ギンガとビクトリーに、ガンQはいい奴だといい、ヒカルはギンガコンフォートで、吉田を元に戻す。ガンQは、スパークドールになり、サトルの元に落ちた。
 そして…吉田は、ラーメンに並び、割り込んだ男に注意できるようになった。そのそばを、ガンQのスパークドールズを乗せて、友達と走るサトルの自転車があった。
No.11480 - 2014/11/18(Tue) 20:46:59

ウルトラマンギンガS 第10話 ガンQの涙 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ギンガ初のファンタジーもの
 今回は、前半のクライマックスで特撮ファンを唸らせた田口監督による異色作で、平成のダイナ〜コスモスで、太田愛さんの脚本、原田昌樹さんの演出によるファンタジーものを思わせて、そして田口監督も、ウルトラゾーンで、異色作 THE LOVEを思わせるものもあり、少年と怪獣にされたダメ男の交流は、実に素晴らしいものでした。
 今回は過去作、昭和へのオマージュのラッシュで、アクマニア星人のエージェント、ムエルテの緑の手袋など、レオに出たアクマニア星人の要素を持ち、またサトルという少年の名前は、ダイナの名作、少年宇宙人に出た少年の名前でもあり、また初代マンの禁じられた言葉のサトル少年もありました。
 怪獣が少年と交流する話は昭和からあったものの、今回は通常の人間がモンスライブさせられ、そのまままの姿で交流するもので、これ、ギンガでは、怪獣そのものは悪ではなく、共存すべき存在として描かれ、さらに、前半で、等身大のガンQとアクマニア星人が町を走るシーンは、シルバー仮面にあった商店街でのバトルの流れを汲み、田口監督、様々な特撮ヒーローものの要素を取り入れて、大変なものでした。前半の6〜8話、特に7、8話は正統派のヒーローものをやった田口監督、こういう異色作もやれて、おそらく、様々な世代のウルトラファンによかったのではありませんか。
(2) 少年ジュヴナイルの世界
 今回のように、少年を主人公とする話は、第2次ウルトラシリーズで子供だましと批判されることもあり、しかし、今回はかなりシュールな世界で、実相寺監督の要素をも見せてくれました。田口監督、様々な昭和ウルトラのことを研究して、よくやっています。
 この、少年が自転車の練習をするのは、タロウのタイラントの回にあり、その時は本編と特撮がバラバラと批判されましたが、今回は見事な融合で、少年と怪獣、ダメ男の交流は、ウルトラの根底にあるヒューマニズムを見せてくれました。
 また、敵側の悪さはあいも変わらずで、明日やるというムエルテに、すぐ探せと命じるエクセラーの面は、悪役としては本当に互いを信頼しておらず、主人公が友情、信頼で固く結ばれているのとは対照的で、面白かったです。
(3) 見事な田口特撮
 今回は田口監督、特撮も、ギンガがムエルテを黒幕かと見るシーンや、サトルの応援でガンQ(吉田)が目覚めるシーン、さらに、最後、ガンQにされた吉田を、ギンガコンフォートで元に戻すシーンはコスモスを思わせて、特撮も、以前のシリーズより少ない予算でこれだけのものを見せてくれて、ギンガSのスタッフには本当に脱帽です。
(4) ウルトラと夕陽
 今回、サトルとガンQが夕焼けの場面、ウルトラではメトロン星人以来、夕陽のシーンが印象的で、今回は等身大の様々な仕掛けと、特撮セットでの演出と、田口監督の手腕に魅了させられました。
 平成に入り、平成ガメラの作品的成功以来、特撮のルネッサンスになり、しかし平成ゴジラの映画シリーズ停止と共にやや特撮も低迷し、等身大ヒーローはライダーと戦隊が確固たる地位を持っているものの、巨大怪獣ものは日本では衰退したかと思いきや、ギンガSでの健闘や、川北さん、大森さんの指導の下、大阪芸大の学生さんが作った、ガンボットの健闘を見たら、まだ、日本の特撮は終わっていない、これからが勝負だと思いました。
No.11481 - 2014/11/18(Tue) 20:47:36

ウルトラマンギンガS 第12話 君に会うために あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 林壮太郎、監督 田口清隆

 ヒカルや友也の同級生、千草はアイドルとして活躍しており、何とゴウキが不安なのである。そして、千草のライヴにヒカルやゴウキ、アリサが行くと、そこにボルストが現れ、インペライザーを出して調査を始めた。キサラ女王は、ビクトリウムの鉱脈を探っているのではと懸念する。
 そして、ボルストは、千草を人質に取り、UPGに降伏を迫る、と、何者かに妨害される。それは千草のファンの丹波、その正体は、メトロン星人ジェイスであった。ジェイスはボルストから千草を取り戻し、ボルストはエクセラーにより強制的に収監された。 インペライザーはショウ=ビクトリーにより一刀両断された。
 ジェノスは、エクセラーにより地球侵略の尖兵としてやってきて、アイドルブームを利用して、地球人を惑わせるケミカルライトを開発した、が、千草のライヴに圧倒され、侵略をやめることにしたのだ。事情を聞いたUPGのメンバーは、人間体の丹波をUPG基地に連れて行くことにする。
 だが、コケにされたボルストは腹の虫が収まらず、ヒカルを光線で縛り、ゾアムルチをモンスライブさせて暴れさせた。千草の危機を知った丹波はメトロンに変身し、千草を救う、君と、君のステージを守るためと言うが、ゾアムルチに圧倒される。
 ヒカルはショウに救われ、二人変身してゾアムルチに立ち向かうが、苦戦する。と、千草はウルトラマンギンガの歌を歌い、それによりジェノスは復活、ケミカルライトでゾアムルチ=ボルストを幻覚させ、ギンガとビクトリーはウルトラショットとビクトリーシュートでゾアムルチを倒した。
 千草を救った丹波=ジェイスは、陣野体長の計らいで、人間社会で生きていけることになった。メトロンの正体を現しても、問題はない、ヒカルは、夢中になれることがあれば、姿も星も関係ないと言った。
No.11482 - 2014/11/25(Tue) 20:35:30

ウルトラマンギンガS 第12話 君に会うために 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ヒーロー・オマージュの塊
 今回も田口監督の大ホームランで、アイドルをテーマにした作品であり、メトロン星人が悪役ではなく、主人公側に付いた設定、ゴウキのアイドルファンなど、痛快なものでした。
 そして、メトロンということで、夕陽がふんだんに使われて、もちろんちゃぶ台も出てきたし、そしてアイドルを利用して侵略するという発想の奇抜さに、しかし、アイドルファンになり、侵略をやめる設定とか、これは面白いものでした。
 そして、このメトロン星人ジェイスの人間体は、明らかに東映の異色作、快傑ズバットの主人公、早川健(演じるは宮内洋さん!)を引用し、これ、田口監督の生まれる前の作品であるのに、あまりに見事な引用に圧倒されました。なお、人間体の名前が丹波というのは、そのズバットを演じた宮内さんの師匠、故・丹波哲郎さんの名前を引用したみたいで、これ、ウルトラが東映ヒーローの要素を引用するのは、第2次シリーズでライダーの要素を取り入れたことはあるものの、こんな痛快なものはなく、これは田口監督に脱帽です。
 なお、脚本の林さん、丹波の衣装は脚本家の指定でないとツイートされ、あれで大丈夫かと思われたそうです。が、東映作品も円谷、ウルトラの引用もよくやったし、これは特撮ファンへのプレゼントです。
(2) 意欲的な特撮
 そして、田口監督は特技監督としても一級で、前半の、ビクトリーとインペライザーの戦い、ビルのガラス面に映った戦いを描写するのには圧倒されました。これのルーツは、セブンがキングジョーにエメリウム光線を放っても通じなかったシーンですが、その後、83年、シンセサイザーグループ、ヒカシューの井上さんがゴジラの伊福部先生の音楽をアレンジした「ゴジラ伝説」(このレコードが大ヒットして、翌年の新作ゴジラの製作につながりました)のジャケットに、新宿の高層ビルのガラス面に映ったゴジラのイラストを開田裕治さんがイラストで描き、それを翌年の新作ゴジラで実際に映像化されることがありました。ともかく、これ、ウルトラでしか見られない特撮カットの連発に、特撮ファンの血気は爆発です。
 さらに、後半戦、メトロンということで、夕陽が巧みに使われ、こういうカット、日本の特撮、特技ならではであり、そして実際帰マン33話の要素も入り、こんな素晴らしい話が見られるとは、本当に夢のようです。
(3) 歌が力になる
 後半戦、苦戦するジェイス、ギンガ、ビクトリーに、千草が歌を歌い力を与える点、第1期の最終回で、校歌をみんなで歌いタロウを復活させるものもありましたが、これの原典はマクロスで、歌による応援、味方に力を与える要素は面白かったです。
 そして、ジェイスが、初代メトロンに習い人間の習性を利用して侵略するというものの、結局アイドルにあこがれてやめる展開など、面白いものでした。
(4) ウルトラ不変のテーマ
 ラスト、ジェイスがメトロンの姿になっても、ヒカルが、夢中になれるものがあれば、姿も星も関係ないという言葉は、セブン最終回以来のウルトラの不変のテーマであり、そして、悪の側が、エクセラーもボルストも互いを信用しておらず、ヒーローの力は信頼と絆というものを見せてくれました。
 ギンガSでの田口監督の担当の回は今回で終わりですが、これだけの才能を見せてくれて、今後の田口監督に期待も持てるし、いずれは田口監督、劇場版の特撮ものも撮ってほしいです。今年のハリウッド版ゴジラ、田口監督なら、着ぐるみを使ってもっといいものを作ったとすら思いました。
 そして、来週は第2次ウルトラでよくあった、特捜チームと上層部の対立の話の模様で、演出は大ベテランの小中和哉さん、期待しています。
No.11483 - 2014/11/25(Tue) 20:36:22
ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 小林弘利、監督 石井良和

 空が割れて、超獣バキシムが現れた。UPGが出撃し、ヒカルはウルトラマンギンガに変身して立ち向かう。ワンゼロ、怪獣と超獣は違うといい、バキシムはギンガを圧倒、そしてとどめの一撃のところに来たら、何とヤプールが妨害に入り、自分の道具を許可なく使うなと文句をいい、そして、バキシムはトンズラした。ヤプールは、エクセラーに、ギンガを倒す、ウルトラマンは強いが人間は弱いとうそぶく。
 ゴウキは、何のために出動したのかと語り、不満を見せて、ところが、その隙にヤプールがゴウキに憑依する。
 そして、基地では、友也がショウをビクトリーと思い、ヒカルにショウに関する情報を聞いていた。ところが、ゴウキはヤプールに操られ、係員を倒し暴れ、助けようとしたヒカルは、ヤプールのワナで異次元バリアーに閉じ込められてしまう。ヤプールは、ウルトラマンの力を封じて、その隙に侵略するつもりなのだ。
 友也は、ヤプールがゴウキに取り付いていると語るが、ヤプールに操られたゴウキは、友也にビクトリーの正体を明かせと迫り、ヤプールは写真からショウを割り出す。
 そして、ヤプールに操られたゴウキがショウを襲い、しかしそこに妊婦がいて、助けを求めている。ヤプールはこれを手にかけようとしたら、ゴウキの抵抗で果たせず、ゴウキは妊婦を病院に連れて行く。
 ショウはウルトラマンビクトリーに変身し、バキシムのところに向かっていく。
 ゴウキはヤプールの力を封じつつ、妊婦を病院へ連れて行き、助ける精神をあざ笑うヤプールに、ゴウキはそのために隊員になったと誇る。
 バキシムに立ち向かうビクトリー、両者、火器の打ち合いになる。
 そして、異次元に捉われたヒカルは、ジャック(帰マン)のバリアーを使って脱出できるとタロウが語り、脱出に成功したヒカルはギンガに変身して、ショウに加勢するというが、ショウはこいつは自分ひとりでやれるから、ヤプールに取り付かれた仲間を助けろという。
 ゴウキは妊婦を病院に送り届けるのに成功し、ヤプールはゴウキを殺そうとして巨大化する。そこへギンガが現れ、バリアーから脱出できたギンガを嘲笑するが、ゴウキは人間をなめるなと抵抗し、ギンガの加勢もあり解放される。ヤプールはバキシムを呼び、敵を増やすなというヒカルに、ショウは仲間だと語り、タロウも自分も仲間だと語る。ギンガは、タロウの力を使い、ビクトリーはグドンの力を借りて、2対2のバトルになり、ビクトリーはビクトリーシュートでバキシムを倒し、ヤプールは逃げようとするが、これをビクトリーが止めて、ギンガはエースの力にてメタリウム光線でヤプールを倒した。
 ゴウキは、妊婦からも感謝された。みんなが必死に守ってくれるという。ヒカルも、ゴウキがヤプールに抵抗したのがよかったと語った。
No.11455 - 2014/08/12(Tue) 20:28:17

ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ヤプールの悪辣さ
 今回は、異次元人ヤプールの登場で、ワンゼロがバキシムで優勢にあったのに割り込み、そしてゴウキに取り付いて悪事の限りを尽くし、これは第2次ウルトラシリーズで、卑怯なことを平気でする悪役たち(ナックル星人、ヤプール、マグマ星人、ババルウ星人、ブラック指令)の流れを汲むもので、声を当てられた玄田哲章さんの存在感ある声もあり、久々に悪役の醍醐味を見せてくれました。
 そして、ワンゼロが、超獣は怪獣とは違うという場面は、ガンダムで、新型モビルスーツの出たときの、アムロのせりふ、「ザクとは違うんですよ」を思わせました。
 また、ビクトリーとバキシムの撃ち合い、これはなかなかの見せ所で、このギンガS、本格的なミニチュア特撮が素晴らしいです。
(2) 人間を甘く見ての敗北
 今回、ヤプールは、ウルトラマンは強いが人間は弱いと言って侵略しますが、結局はその人間に負けたわけです。ウルトラシリーズでは、第2次シリーズでは人間は非力なものとして描かれることも多く批判もありましたが、しかしシリーズを通して、ウルトラマンと人間の協力で敵を倒しており(例えばメビウスの、グローザムの話)、ヤプールも、実際にエースの際に負けたのは、子供たちを助けようと決死の思いで異次元に突入した北斗の意志に負けたわけで、本当に懲りないというか、何とか、です。
 ウルトラでは、決して人間はウルトラマンに助けられるだけの存在ではなく、初代マンのイデのように、苦労して作った発明品が多くの力を発揮しており、人間とウルトラマンの絆がヒーローの本当の強さだとなるのです。
(3) ウルトラマンが飛んでやって来る
 今回、ギンガもビクトリーも、怪獣(超獣)のいる場所と違うところで変身して、現地に飛んでくる描写がありましたが、これはウルトラでは久々で、初代マンで何回かありましたが、平成では珍しいものです。そしてウルトラマンの飛行シーンはCGを使っている模様で、本当にCGの技術も進歩し、さらに日本の伝統である着ぐるみ・ミニチュア特撮と、CGが上手く融合しており、これは満足です。
(4) 主人公を幽閉する
 ヤプールの取った作戦は、ウルトラマンに変身する前に変身不能に追い込みこと、ウルトラでは変身不能にするのは変身アイテムを奪うことが昭和・平成共にこれの定番で、このようなバリアーの中に幽閉するというのはウルトラでは珍しく、円谷ヒーローではミラーマンで異次元に閉じ込められる展開が複数回ありました。そして、そこからの脱出に、ジャック(帰マン)のウルトラバリアー(シーモンス、シーゴラスの津波を跳ね返すのに使用)を使うとはマニアックです。
(5) 仲間が力だ
 そして、最後、ヒカル(ギンガ)とショウ(ビクトリー)が力を合わせ、ヤプールと超獣を倒すのは、仲間の絆こそヒーローの力あることの証明で、さらに、ゴウキもヤプールを必死に抵抗して追い出し、人間とウルトラマンの絆もヒーローの力であることを見せました。誰かを助けたいから強くなる、これはヒーローの本筋です。
 他方、敵側は仲間の意識などなく、仲間割れの連続で、ヒーローものだと悪役の組織で仲が悪いのは良くありますが、悪のメンバーが私利私欲でやっており、本当に悪として存在感があります。
 信じあう仲間が力で、これは、ウルトラではありませんが、レインボーマンで、脇役の一人が、自分の武器は信じることだけだと語るシーンがあるのです。一見非力に見える人間も、力を合わせたら強くなる、これはスーパー戦隊シリーズに代表される集団ヒーローものの本領で、今回のギンガSも満足でした。
No.11456 - 2014/08/12(Tue) 20:28:58

3大特撮ヒーローフェスティバルに行きました / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、大阪南港ATCホールでのウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊の3大特撮ヒーローフェスティバルに行きました、素晴らしかったです。
 まず、展示は3大ヒーローから、第1作と最新作のジオラマ、ライダーでは歴代のバイク3台、そしてウルトラマン、仮面ライダー、戦隊のレッドがずらり並んだものがあり、いずれお見せしますが、圧倒的です。また、マグマ星人が売り子をしていて、パンフにサインをもらいました。
 そして、何より素晴らしかったのが、スペシャルステージ、僕が見たのは前半にウルトラマン、後半にライダーと戦隊が悪と戦うもので、この手のヒーローのライヴ、小規模なものは過去に見たことはあったものの、こういう本格的なステージは初めてで、ウルトラマンはオリジナル俳優さんによる声の吹き替えがあり、さらに石坂浩二さんによるナレーションもあり、これ、テレビで観る特撮にも劣らないもので、そしてライダー、戦隊も、タイプチェンジなども舞台で見せてくれて、大変に感動しました。
 これを見て、特撮ヒーローは日本の文化だと思いました。素晴らしいステージ、お薦めです。
 猛暑です、関西では豪雨被害もありました、皆様お元気で。
No.11457 - 2014/08/18(Mon) 20:09:06

ウルトラマンギンガS 第6話 忘れ去れた過去 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 黒沢久子、監督 田口清隆

 パトロール中のヒカルは、ショウを何者かがつけているのを知り、ショウに接触する。すると、ショウと同じビクトリウムのペンダントを持つ女性、ヒヨリが現れ、ショウに恨みを持っている模様であり、ショウを襲い、ビクトリーランサーを奪った。そして、ヒヨリの手にはチブルスパークとゴモラのスパークドールズがあり、ゴモラにモンスライブして、ショウに襲い掛かる。ヒカルはギンガに変身して、ゴモラに挑むが強く、そしてシェパードンの介入でヒヨリは撤退する。
 ヒヨリはビクトリアンの、地球を追われた民で、エクセラーがギンガとビクトリーを倒すためにスカウトしたのだ。
 そして、ヒカルはショウに導かれ、ホログラフィーで現れたキサラ女王と初対面する。キサラ女王は、ヒヨリはビクトリーランサーが使えるので選ばれた者であり、ビクトリーランサーを、ヒヨリと戦うことなく取り戻して欲しいと語る。ヒヨリは敵ではないかというヒカル、しかし、シェパードンがキサラ女王に記憶を甦らせる。
 そして、再びヒヨリのモンスライブしたゴモラが現れ、ヒカルはギンガに変身して立ち向かう。言うことを聞かないヒヨリに、ヒカルは止む無くタロウの力でストリウム光線を放つが、何とシェパードンが盾になりヒヨリを守った。これで、ヒヨリも目覚めた。が、その時、ワンゼロはファイヤーゴルザにモンスライブしてギンガに襲い掛かり、ギンガはカラータイマーが点滅を始め、もう戦えない。すると、シェパードンが立ち上がり、ゴルザに立ち向かう。それで、ヒヨリはゴルザと戦うが、劣勢である。
 ショウは、ヒヨリに、ビクトリーランサーを返してくれといい、するとゴルザの攻撃でヒヨリは大ダメージを受け、ビクトリーランサーをショウに返し、ショウはウルトラマンビクトリーに変身、EXレッドキングの力を使い、ゴルザを倒した。しかし、ゴルザのスパークドールズは、ワンゼロが回収した。
 そして、ショウと、キサラ女王は、ヒヨリを招きいれ、ヒカルはヒヨリにもチョコを渡した。
 だが、エクセラーは、シェパードンの持っているビクトリウムに狙いをつけるのだった。
No.11458 - 2014/08/19(Tue) 21:43:24

ウルトラマンギンガS 第6話 忘れ去れた過去 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
(1) 田口清隆監督、ウルトラマン初演出
 今回の監督は田口清隆さん、1980年生まれ、怪獣映画、ウルトラのスタッフを経て、ウルトラゾーンでその手腕を発揮して、その後ネオ・ウルトラQ、怪奇大作戦ミステリーファイルとこのところ円谷作品の主力をなし、今回万を持してのウルトラマン初演出です。田口さん、昭和ウルトラはリアルタイムで見ておられず、おそらく再放送やビデオで接した世代で、そういう世代がウルトラマンを作るのかと、アラフィフの世代は感慨深いです。今公開中のハリウッド版ゴジラのギャレス・エドワーズ監督もまだ30代の若手で、世界的に特撮に若い才能が花開いています。
 そして、ウルトラゾーンの名作、THE LOVEで見事な手腕を見せた田口監督、今回は怪獣特撮を完璧に展開しており、これ、やはり怪獣特撮は日本のお家芸であり、今公開中のハリウッド版ゴジラ、賛否両論ですが、僕はこのハリウッド版ゴジラ、それなりに良かったですが、しかし日本の着ぐるみ+ミニチュア特撮はそれ以上に素晴らしいと思いました。ウルトラマンと怪獣、円谷英二監督の歴史は続いており、今回のギンガSは、円谷英二監督を直接知る最後の世代の大岡新一さんの薫陶を受けた若いスタッフが活躍しており、日本の特撮はまだ健在だと思いました。
(2) 敵対していたキャラが味方になる
 この、今回出たヒヨリというキャラクター、ビクトリアンのもう一つの一面を見せるもので、最初敵側にいたキャラクターが、和解して味方になるのはキン肉マンの流れを見ました。
 さらに、ウルトラ名物?変身アイテム盗難、第1シリーズでヒカルが盗まれ、ギンガSでショウが盗まれ、これで平成の変身アイテム盗難は5件目、他のヒーローものには変身アイテムの盗難はほとんどありません。初代マンでは、ベーターカプセルは盗まれたことはないものの、良く落とし、ウルトラアイは3回も盗まれて、ウルトラではこういう変身に制限をつける展開がよくあるものです。
(3) 防衛隊が事実上、出てこない
 この話、ヒカル以外のUPG隊員、アリサが一瞬出たほかは一切出ず、ヒカル、ショウ、ヒヨリ、キサラ女王のみでドラマが進行し、ウルトラでは、防衛隊があまり出ない話は、レオ末期の円盤生物シリーズを除くと、ガイアの遠い町、ウクバールで、我夢以外の隊員がほとんど出てこない(我夢もあまり出ない)ものがあるくらいです。田口監督、異色作も撮られる人で、今回は納得です。
(4) けなげなシェパードン
 今回の、もう一つの主役はシェパードン、ビクトリアンの失われた過去を知り、今回、ヒヨリとヒカル、ショウの仲を取り持ったのはシェパードンで、そして、ヒカルが止む無くヒヨリを攻撃したらヒヨリを守り、さらに危機に立ったヒヨリを支える、まさに忠犬ならぬ忠怪獣です。過去には、人間の味方になった怪獣は、セブンのカプセル怪獣があり、そしてティガの、影を継ぐ者では、ガーディーが正義の怪獣で出ましたが、これほど忠義深い怪獣もなかなかいません。
(5) 平成常連になったゴモラ
 今回はゴモラが、スパークドールズ怪獣として初登場、大怪獣バトル以来、主役になったゴモラ、今回は最初敵対する存在として現れ、初代マンで描かれた圧倒的な強さは健在であり、特撮が見事で、田口監督、過去には等身大特撮のみをやっていましたが、怪獣特撮も素晴らしく、いずれ日本の特撮を背負って立つ人になりそうです。前半のクライマックスは田口監督らしく、期待しましょう。
No.11459 - 2014/08/19(Tue) 21:44:03

タワーレコードの冊子、イントキシケイトの最新号にウルトラの音楽の記事あり / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、広島を始め日本各地で豪雨であり、皆様お元気ですか。
 タワーレコードで、無料で配っている冊子、イントキシケイト(隔月刊)の最新号で、ジャズピアニスト、坪口政安さんのコラムで、3大ウルトラシリーズの主題歌比較があり、初代マン(宮内國郎さんの作曲)、セブン(冬木透さんの作曲)、帰マン(すぎやまこういちさんの作曲)の楽譜比較があり、初代マンはブルージーなロック調、セブンはクラシック・シンフォニー風、帰マンはモータウン型ロックと表されています。面白い記事であり、皆さんもぜひ読んでください。
 そして、今日はつるの剛士さん、西宮でライヴをされています。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/08/23/0007265527.shtml
 皆様、お大事に。
No.11460 - 2014/08/23(Sat) 19:48:30

新ウルトラマン列伝 9月の放映予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 フィギュア王を見て、新ウルトラマン列伝の、9月の放送の予定が分かりました。
9/2 ギンガS第8話 前半クライマックス
9/9、16 チブル星人エクセラーによる怪獣分析
9/23,30 映画「ウルトラマンコスモス2」分割放映

 ギンガS、前半終了後は、クライマックスに出る平成怪獣の合体分の解説、総集編で、その後映画コスモス2を分割放映、これは4週かかると思われるので、おそらく10月の前半に残り2回、さらに、11月よりギンガS後半が始まるので、10月の後半はそれの前座のようなものになると思われます。
 また、関西では、ウルトラマンで科学する、のイベント、12月に大阪・梅田の阪神百貨店で行われます。
 豪雨が続きます、皆様お元気で。
No.11461 - 2014/08/25(Mon) 19:04:31

ウルトラマンギンガS 第7話 発動!マグネウェーブ作戦 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 林壮太郎 監督 田口清隆

 UPGの仮設レーダー基地付近に、怪獣ガンQが現れた。陣野隊長が出撃を命じると、シェパードンが現れガンQに立ち向かう、しかし、これはエクセラーの策略であり、こうしてシェパードンをおびき出して、シェパードンの持つ、通常の何十倍ものエネルギーを持つビクトリウムを奪う算段である。
 UPGでは、友也がマグネウェーブで反撃できるが、準備に時間がかかるというと、陣野隊長はこれを受け入れ、作戦を実行する。
 地底では、シェパードンの窮地を知り、ショウが出撃する。そして、キサラ女王は、ヒヨリから、ビクトリウムを奪っているのがエクセラーという宇宙人で、月の裏側に貯めていると語る。
 そして、UPG基地内にワンゼロと、チブロイドが進入し、基地を爆弾で破壊するつもりなのだ。この爆弾、半径3kmを吹き飛ばすという、アリサは、ワンゼロに立ち向かう。
 そして、マグネウェーブの第1撃が、エネルギー充填120%で発射され、ガンQにダメージを与える。しかし、ショウがグドンの力で攻撃するが、ガンQはびくともしない。そして、ショウは反撃を受けてしまう。さらに、ガンQを操るボルストは、ファイヤーゴルザにモンスライブして攻撃してくる。そして、ゴルザは陣野隊長を狙うが、間一髪ショウはビクトリーに変身して、キックを浴びせる。直撃は避けられたもの、陣野隊長は吹き飛ばされ、ヒカルはギンガに変身して隊長を助けた。
 しかし、強力怪獣二匹を相手に、ギンガもビクトリーも苦戦する。それを、陣野隊長がマグネウェーブ攻撃の第2波で援護する。
 基地内では、破壊を目論むワンゼロをアリサが倒すが、爆弾は爆発寸前になる。それを、友也はガンパッドをつないで解除する。アリサの問いに、友也は、これは自分と宇宙の大事な友達との絆と語る。
 苦戦していたビクトリーは、キングジョーランチャーでガンQを圧倒し、ビクトリーシュートで倒した。ギンガも、ゾフィーの力を使い、M87光線でファイヤーゴルザを倒した。
 しかし、これは序章に過ぎなかった、エクセラーは、これまで集めたエネルギーを利用して、ゴルザ、メルバ、レイキュバス、コッブ、ガンQの合体した怪獣、ファイブキングになり、降臨する。そして、戦いでエネルギーの尽きたギンガとビクトリー、光線を放つが、簡単に交わされ、二人は倒れた。
No.11462 - 2014/08/26(Tue) 20:43:40

ウルトラマンギンガS 第7話 発動!マグネウェーブ作戦 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 仮設基地
 今回のポイントが、UPGの基地がまだ本格的なものではなく、仮設状態とのことであり、UPGは出来たての組織で、しかし、他のヒーローものでも、基地が仮設状態のまま戦うというのはなかったと思います。そして、防衛組織がウルトラマンを援護する作戦を立てるのも、久々で、今回UPGのメンバーはみんな頑張り、各自の持ち場を見せてくれました。
 マグネウェーブ発射時の、友也の「エネルギー充填120%」は、宇宙戦艦ヤマトの波動砲へのオマージュであり、こういう、仮設の基地ながら活躍するというのは面白いものです。日本のヒーローものだと、アメリカのように、火力にものを言わせて攻撃するシーンはなく、例えば、初代マンの科特隊は重火器を全く持ちませんが、イデ隊員や岩本博士が苦労して作った発明品が怪獣を倒しており、科特隊は日本のヒーロー史上、今でも最強のチームです。そして、UPGはアリサがワンゼロを倒し、友也が爆弾を解除して、全員が見せ場を作られていました。
日本のヒーローだと、火力、飛び道具は基本ご法度、苦労して、小さな努力を重ねて戦うもので(これはライダー、戦隊も同じ)、それゆえ、たくさんのヒーローが今も支持を得ています。
(2) 強力な怪獣の跋扈
 今回は、ギンガ第1期も含めて、登場怪獣が全て平成からのみであり、そしてガンQの脅威、これも、1体の着ぐるみをCGで何体にも見せて、シェパードンの持つビクトリウムを奪う展開はなかなかで、さらに、ウルトラだと、防衛隊の基地に敵が潜入するのは日常茶飯(初代マン最終回、セブンのゴドラ星人、帰マン最終回、など)であり、これは、この手の組織だと、現実には入るのに身分証明、手続きが要りますが、ウルトラの防衛組織は比較的簡単に入られ、それで基地のセキュリティは大丈夫なのかと、昭和の段階からよく言われていました。
 そして、ガンQとゴルザ、強敵に翻弄される2大ウルトラマンの危機、それをUPGの援護で乗り切るという、ヒーローものの王道を見ました。
(3) 最後に出現、ラスボス
 今回のラスト、ガンQとゴルザを倒し、基地も守ったと思ったら、エクセラーは貯めたエネルギーでファイブキングになり攻撃してくる、これはガイアの最終3部作で、ガイアとアグルが根源破滅天使、ゾグに攻撃され敗北するシーンを思わせました。
 ファイブキングは合体怪獣で、昭和ではエース最終回のジャンボキング、タロウのタイラントがあり、しかし、強い合体怪獣を作りたいなら、なぜゼットンとキングジョーを入れないのだと、昭和の頃から言われました。実際、ジャンボキングはそれほど強いわけではなく(北斗に、エースの正体を明かさせるための伏線)、タイラントも、ゾフィー〜エースまで簡単に倒したのに、タロウには逆に簡単にやられましたが、今回のファイブキングは、ガイア最終章のゾグなみの存在で、久々に「強い怪獣」を見せてくれました。
(4) 冴える田口特撮
 今回も田口清隆さんの演出で、怪獣を作りたくて監督になった田口さん、素晴らしい完成度の特撮で、おそらく今円谷の社長である大岡新一さんの指導の賜物でしょう、特撮シーンも満載で、アクションも圧倒的で、これぞ日本の特撮であり、今年はハリウッド版ゴジラもありましたが、やはり、着ぐるみ特撮は日本のお家芸であると思いました。前半クライマックス、期待しましょう!
No.11463 - 2014/08/26(Tue) 20:44:15

ウルトラマンギンガS 第8話 朝焼けの死闘 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 小林雄次、監督 田口清隆

 前回のラスト、ギンガとビクトリーはファイブキングに敗北し、ヒカルとショウはギンガとビクトリーから分離した。これは、ギンガとビクトリーがヒカルとショウを守るためにウルトライブを解除したと語った。そして、チブル星人エクセラーは、地底人にビクトリウムを渡せ、さもなくば地上を破壊すると宣言し、回答を明日の朝まで待つと嘯いた。
 UPG本部に、ヒカルはショウを連れてくる。ショウは自分が地底人と明かし、ビクトリウムは地球の命と説明する。だから、敵には渡せないのだ。そして、友也は、前回使ったマグネウェーブ苦戦で、シェパードンの持つビクトリウムのエネルギーをギンガとビクトリーのカラータイマーに照射して復活させる作戦があると語り、シェパードンは、地球のために自分のエネルギーを使ってくれと言っていると、ショウは語った。友也はプログラムを作るのに3時間いるというが、陣野隊長は朝までの1時間でやれと命じた。
 そして、前回倒れたワンゼロは、自爆して基地を破壊しろとエクセラーに命じられ、これを阻止すべく、ヒカルとショウが立ち向かう。すると、エクセラーは約束を破り、朝が来ていないのに侵攻を開始した。ヒカルはワンゼロをショウに任せて、自分はファイブキングに立ち向かう。
 町を破壊するファイブキングに、ヒカルは怪獣にウルトライブし、立ち向かうEXレッドキングだが、あっという間にやられる。なら、エレキングでヒカルは立ち向かうが、やられて、エクセラーは怪獣など持ち駒に過ぎないと嘯くが、ヒカルは怪獣も仲間だ言って戦う。しかしキングジョーすら、ファイブキングには勝てない。
 そして、ワンゼロは自爆を図るが、ショウは何のために生きているのかと問い、ワンゼロが戸惑った時に、胸のチブル星人のバッヂを奪い、この活動を止めた。
 ようやく、友也のプログラムが完成し、マグネウェーブでシェパードンのエネルギーを、ギンガとビクトリーのカラータイマーへと、アリサとゴウキが照射する。作戦は成功し、ギンガとビクトリーは蘇った。ヒカルの元にギンガの人形が現れ、ヒカルはギンガへウルトライブ、ショウもビクトリーにウルトライブする。
 ファイブキングの暴れる都会へギンガとビクトリーは飛翔して現れ、共に戦う。ファイブキングの力の源、ガンQの構成する目を二人が協力して破壊し、総力戦、次第に二人のウルトラマンが優勢になり、ギンガはストリウムになり、M87光線、スペシウム光線、エメリウム光線、ウルトラショットで追い詰め、ビクトリーのシュートとメタリウム光線で大打撃、最後はストリウム光線でファイブキングを倒した。
 戦いが済み、朝が来た、二人のウルトラマンはシュワッチと飛び立った、ワンゼロは覚醒し、新たな道を歩き始めた。
 しかし…エクセラーは死んではいなかった、最強の頭脳には、最強の肉体が相応しいと嘯く。
No.11464 - 2014/09/02(Tue) 21:25:05

ウルトラマンギンガS 第8話 朝焼けの死闘 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) ヒーロー復活の王道
 今回のお話、基本にあるのはセブン暗殺計画と、ガイアの最終回で、これ、もう少し長いシリーズなら3〜4話くらいかけてやるものを駆け足でやった点はありましたが、ともかく、このギンガSは特撮が素晴らしく、田口監督の演出は圧倒的で、これだけの特撮をテレビで見られるのはうれしいです。
 この、ヒーロー敗北→人間の手による復活はセブン暗殺計画で始まり、しかし昭和の段階では、ウルトラマンが負けたら、他のウルトラ兄弟、父、母、キングが手助けする形になり、平成では、ダイナの、クラーコフ編で30年ぶりに人間がウルトラマンの窮地を救い、その後平成ではウルトラマンのピンチを人間が救う話が必ずあります。
 今回、友也が作戦を提案し、陣野隊長が3時間ではなく1時間でやれという点は、帰マンのシーモンス・シーゴラス編を思わせました。
 そして、ウルトラマンが敗北し、一体化している人間を守るため分離するのはコスモスのエクリプス登場編でありました。今回、脚本は小林さん、平成ウルトラも多く書かれて、よく研究されています。 
 このギンガS、8話で総勢7名の脚本家が参加し、もともとウルトラでは多くの脚本家が参加することが多く、他方平成ライダーは大抵1年のシリーズをメインライターとサブライターで回すので定番で、また東映作品では1年のテレビシリーズを一人の脚本家が全部書く、あるいはそれに近いものが多数あるのに、円谷作品だとそういう例はなし(円谷系の作品で、アイアンキングの例があるのみ)のは面白いです。
 今回は、第7話で使用したマグネウェーブ作戦を利用してギンガとビクトリーを復活させるのは、セブン暗殺計画の後編と同じもので、そして防衛隊を敵が邪魔するのも同じですが、エクセラーの手先であったワンゼロは捨てられ、迷いが生まれて、そこをショウに突かれ倒されます。これは、ギンガの第1期からのテーマで、仲間の力が正義であることで、悪の側が仲間割れしていることからも知られて、そしてヒカルとショウ、この話では両者力を合わせてのものが素晴らしかったです。
(2) 怪獣は仲間
 また、今回は、ヒカルが怪獣にウルトライブして戦うことで、これは、怪獣はそもそも悪ではなく、悪に操られているだけで、仲間だという点、これはコスモスの怪獣保護がありますが、そのルーツはガイアのラスト2話で、地球の怪獣たちが蜂起して根源破滅招来体に立ち向かい、そのエネルギーで一旦破れたガイアとアグルを復活させるのと似ています。
 ウルトラでは、怪獣は倒されますが、しかし根本では、金城哲夫さんの頭にあったのは、ウルトラマンは怪獣を懲らしめるだけで殺さないという発想、初代マンではガヴァドンやヒドラにあり、大抵のシリーズで、怪獣は一方的な悪ではないと描写されます。
 今回も、シェパードンが力になり、エクセラーの、怪獣は持ち駒と嘯くのに、ヒカルは、怪獣たちは仲間と叫ぶあたり、歴代のウルトラシリーズの流れを見ました。今回、ギンガとビクトリーの復活に役立ったシェパードンが後半どうなるか、楽しみです。また、ワンゼロがエクセラーに捨てられ、そしてショウに止められるのも、正義とは、悪とは何かを見せてくれました。
(3) 戦いすんで朝が来る
 今回はサブタイトルが朝焼けの死闘で、これに帰マンの主題歌、「戦いすんで朝が来る」を思い出されたファンも多いでしょうが、夜に戦い、勝利が朝焼けのパターンは比較的少なく、むしろウルトラは夕陽で、セブンとメトロンの戦い、帰マンがナックル、ブラックキングに敗れる、エース最終回などあり、また帰マンのメインテーマは夕陽に立つウルトラマンというBGMで、またミラーマンの主題歌は朝焼けという言葉で始まり(さらに、鏡の世界が関係する仮面ライダー龍騎も、主題歌は朝焼けから始まる)、これは特撮の魅力を見せてくれました。
 そして、ウルトラマンが飛び立つ瞬間にシュワッチで、これは燃えました。田口監督、特撮ファンの、こういうものが見たかったというものを見せてくれました。
(4) 絶好調!田口特撮
 前半のラスト3話は田口監督、ウルトラマンの特撮は初めてでしたが、まさにゴールデンルーキーのデビューで、田口監督は怪獣特撮をやりたくて監督になったのですが(列伝公式ブログより)、これは着ぐるみとミニチュアを多用した特撮で、ギンガではメビウスまでのように本編と特撮の2班体制ではありませんが、これだけの特撮を見せてくれて、満足でした。
 なお、まだ詳細は不明ですが、特撮ファンのブログを見たら、来年ウルトラマンの新作映画(ギンガのスペシャルではなく)の予定があるそうです。今年に入り、ハリウッド版ゴジラ新作が話題になり、これ、アメリカ、中国では好評で、早く続編が決定しているそうです(98年版は続編が出来ず)。ただ、このゴジラ、98年版と比較して日本での興行成績はやや劣り、また絶好調であった仮面ライダー映画も、今年はそれまでと比較してヒットが弱く、今年に入り特撮映画の興行成績がやや弱くなっていますが、しかし、CGではなく、着ぐるみとミニチュアの特撮を作れるのは日本だけです、11月からのギンガ後半も期待できそうです。
No.11465 - 2014/09/02(Tue) 21:25:46

ボイジャー、ウルトラギャラクシー発売 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、近年のウルトラ関係の主題歌を歌っているグループ、ボイジャーのCDが出て、買いました。20曲、80分近く入っており、これで初めてCDに入る曲も多く、ウルトラマンビクトリーの歌、またファミリー劇場で使われた帰マンや80体操の歌もあり、気に入りました。
 そして、円谷英二監督の故郷、福島県須賀川市で、キャラクターを使ったイメージ戦略のシンポジウムがあり、大岡新一さんが講演をされました。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014090817941
 ウルトラマンが、被災地の復興に貢献しています。
 また、大阪・阿倍野にウルトラマンギンガと主役の根岸拓也さんが来られました。
http://abeno.keizai.biz/headline/1453/
 皆様、お元気で。
No.11466 - 2014/09/08(Mon) 20:09:33

新ウルトラマン列伝 10月の放送予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、新ウルトラマン列伝、10月の放送の予定が雑誌他で分かりました。
10/7,14は映画「コスモス2」の分割放映
10/21 メビウス第41話「思い出の先生」、80登場の回を放映
10/28 ギンガS前半総集編
 列伝のOPに、メビウスに出たホーがあり、思いでの先生の放映は予想されましたが、歓迎したいです。
 また、杉浦太陽さん、弟さんとイベントに出られました。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/oricon_2042540
http://www.cinemacafe.net/article/2014/09/25/26194.html
 コスモスの後で弟さんにもウルトラマンの引き合いがあったそうです。
 皆様、お元気で。
No.11467 - 2014/09/26(Fri) 19:27:17

朝日新聞で実相寺監督の記事あり / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、台風で皆様、大丈夫でしたか?
 朝日新聞の夕刊に、実相寺監督の、怪奇大作戦の京都買いますに関する記事が載っていました。
http://digital.asahi.com/articles/ASG9T7QPTG9TPLZU009.html?_requesturl=articles%2FASG9T7QPTG9TPLZU009.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG9T7QPTG9TPLZU009
 閲覧には無料の登録が要りますが、69年当時、有名な怪奇大作戦の京都編、実相寺監督の功績がこれほど大きく新聞に載ったのも異例で、やはり、今社会の中核に、我々ウルトラ世代がいることが大きいのでしょう。
 そして、夕刊アメーバニュースに、初代マンのスーツアクター、セブンのアマギ隊員の古谷敏さんのインタビューもありました。
http://yukan-news.ameba.jp/20141014-26600/
 これも、感激ものです。
 災害のシーズンです、皆様どうぞお元気で。
No.11468 - 2014/10/14(Tue) 19:08:51

Re: ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 あらすじ / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さんご無沙汰しております。台風の被害が気にかかりますが、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。
 ジョーさん、古谷さんのインタビュー記事読みました。メビウスのOPや「ヒーローズ!」という曲に通じる言葉で締めくくられていて、とても嬉しかったです。やっぱり買いたい、「ウルトラマンになった男」。実は私、去年のトリプルパンチに未だに凹んでいるのですが、いい加減這い上がりたいのです。ご紹介ありがとうございました。
 そうそう、ご報告が遅れましたが、ハリウッド版ゴジラを観てきました。こ、怖かった…小怪獣連れて行かなくて良かった。ムートーのメスへの最後の攻撃が凄すぎて。しかしそれより怖かったのは、結局核ミサイルが爆発してしまったこと。これで新たな危険海域が増えてしまったということですよね。汚染された上に、また何か新たな怪獣が出てくるという伏線でしょうか。BSプレミアムで見たゴジラ映画と合わせて考えることは、「科学の不始末は科学でつけられるのか」ということ。負の連鎖が延々と続くのではないかということ。これはプラズマ太陽光によって望まぬ姿と力を得てしまったウルトラマンにも通じることです。それと気になるのは芹沢といえばヒカリ。自分の発明を悔いている彼と、その憑依相手の名がセリザワというのは偶然ではないと思うのですが、そういうことがどこかに書かれているのかも。パンフレットを買わなかったことが悔やまれます(予算オーバー)涙。
 それでは今夜はこれにて失礼いたします。これから寒くなりますので、お体には気をつけて下さいね。
No.11469 - 2014/10/15(Wed) 23:33:39

TOEICにウルトラマン採用 / 棺桶のジョー [近畿]
 藤子さん、みなさまこんばんは、いきなり寒くなりましたが、皆様お元気ですか。
 英語検定のTOEICに、何とウルトラマン採用です。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/141016/prl1410161012018-n1.htm
http://www.advertimes.com/20141016/article172678/
 ウルトラマンのキャラクターを使った宣伝は、82年のすし太郎のCM以来多数あり、そして87年のチャルメラ以来たくさんに起用されましたが、今回は国際的な舞台での採用で、うれしいものです。
 藤子さん、ハリウッド版ゴジラをご覧になりましたか?あれ、ファンの間では賛否両論で、特撮ファンには好評ですが、やはり日本のゴジラの社会的なメッセージに魅了されたファンには批判もあります。
 私は、ネタバレになりますが、今回のゴジラは、帰マンのグドン・ツインテール編やシーモンス・シーゴラス編を思わせました。エドワーズ監督、ゴジラだけでなくおそらくウルトラシリーズも見ているはずで、しかし、CGによる怪獣はやはり違和感がありました。
 今日見た神戸新聞には、私と同世代の方が、ゴジラ1作目を見て、その社会性に魅了されたという投書が載っていました。ゴジラも、ウルトラマンも、そして仮面ライダーも日本の誇る文化です。
 ともかく、今年は8月以降、豪雨、御嶽山の噴火と自然災害のラッシュで、震災の被災地として他人事ではありません。皆様、寒くなります、どうぞお大事に。
No.11470 - 2014/10/16(Thu) 20:03:50

Re: ウルトラマンギンガS 第5話 仲間と悪魔 あらすじ / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんにちは。なかなか秋晴れが続きませんが、いかがお過ごしですか。
 ええっ、英検!!うわー、知らなかった。ポスターをこっそり剥ぎに…いえいえ。数日前に新聞の紳士服のチラシで初代マンを発見、そのうちテレビでと待っているのですが。BOSSのCMでダダが出たので次は…と思いましたがジョージア様の手前、無理かなあと、ちょっと寂しい思いをしています。ジョージア様と言えば「シャキーン!」の缶がウルトラ微糖に似てないこともないと思いつつ新作を待っております。こうしてささやかな期待を持ち続けていることがウルトラの奇跡に繋がりますように。
 さて、ゴジラについてですが、確かに元祖とは違うと思います。核、放射性物質への考え方が違います。核実験の名目でゴジラ退治…成功したとしても、放射能除去装置もないのに(あっても)繰り返すとは。それと確かにCGは動きがスピーディーで迫力ありますが、スーツアクターさんの仮面ごしの表情を感じるのも楽しみの一つですから。メカゴジラのラストで、幼いゴジラザウルスが着いてきているかどうか、何度も振り返るゴジラの優しさとか。それとゴジラの生き物らしさをもうちょっと表現して欲しい。ムートーのつがいはオスとメスがようやく巡り合い、頬ずり(?)をしたりとか、卵を焼かれたメスの怒りが表現されていたのに。
 そして何より、後始末の方法まで確立せずに「大発明」を実用化して大惨事に、ということを繰り返してはならないということを描いて欲しいです。
 それでは今日はこれにて失礼いたします。
No.11471 - 2014/10/22(Wed) 13:40:50

ウルトラマンギンガS 11月の放映予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 藤子さん、みなさまこんばんは。
 新ウルトラマン列伝、11月はウルトラマンギンガSの後半で、雑誌情報では以下の通りです。
11/4 第9話 取り戻す命
ベムラー、ベムスター登場
11/11 第10話 未来への聖剣
ベロクロン、ドラゴリー登場
11/18 第11話 ガンQの涙
11/25 第12話 君に会うために

 前半の流れから見たら、これは期待できそうです。
 藤子さん、今年のハリウッド版ゴジラは各方面で賛否両論で、98年版が、日本の特撮ファンの笑いものになったのとは対照的です。ただ、私は、今のウルトラマンギンガSを見たら、日本のスタッフが、着ぐるみを使えば、より良いものになったとも思いました。しかし、このハリウッド版ゴジラは世界で大ヒットで、続編が決定しているそうです。
 関西では、11月に神戸にウルトラマンレオが来て、12月には大阪の阪神百貨店でウルトラマンのイベント、今年は8月の3大特撮ヒーローフェスティバルもすばらしかったし、関西の特撮は燃えています。
 寒くなりましたし、災害も相次いでいます、皆様お元気で。
No.11472 - 2014/10/25(Sat) 19:56:28

ウルトラセブン、森次さんとひし美さんトークショー / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは、寒くなりましたね。
 東京国際映画祭のイベントで、ウルトラセブンがテーマになり、森次晃嗣さんと、ひし美ゆり子さんがトークショーをされました。
http://www.sanspo.com/geino/news/20141026/oth14102621020032-n1.html
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/10/27/0007452591.shtml
http://eiga.com/news/20141026/19/
http://www.cinematoday.jp/page/N0067464
 これ、森次さんやひし美さん、その他の皆様の姿を見たら、もう神々の時代のものであり、胸が熱くなりました。
 皆様、お元気で。
No.11473 - 2014/10/27(Mon) 20:09:45

ウルトラセブン 出演者のお気に入りのエピソードは / 棺桶のジョー [近畿]
 みなさまこんばんは、寒くなりました。
 東京国際映画祭での、ウルトラセブンのブルーレイ発売イベントの模様、マイナビニュースにもありました。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/10/28/seven/
 これ、神戸で撮影したウルトラ警備隊西へのエピソード、夜は飲みたいので夜の場面を書かないようにとのことや、神戸ロケの宿泊費、交通費を武田薬品が出したと言うのも興味深いです。
 また、森次さん、優れた話は超兵器R1号、第4惑星の悪夢、ノンマルトの使者、そして最終回で、最終回に関して、満田さんに感謝されたなど、セブンファン感激のものです。
 寒いです、皆様風邪などにはお気をつけて、お元気で。
No.11474 - 2014/10/29(Wed) 19:15:51
ウルトラマンギンガS 第1話 切り拓く力 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
 脚本:小林雄次 監督:坂本浩一

 降星町の戦いから2年、ヒカルは世界各地を冒険していた。その中、メキシコで、不思議な遺跡に遭遇する。
 そして日本、チブル星人の配下、アンドロイド・ゼロワンは地下からビクトリウムを奪う工作を行う。地底への侵略を懸念したキサラ女王は、勇者ショウにビクスリーランスを託し、侵略者と戦うことを命じた。そして、その際に、地上の知識を授け、地上の人間を傷つけてはいけないと諭す。
 そして、地上でゼロワンの工作により、ビクトリウム強奪工作が始まり、特捜チームUPGのゴウキ、アリサ両隊員が駆けつけると、怪獣シェパードンが現れる。それをゴウキとアリサが攻撃するが、シェパードンはびくともしない。と、そこへヒカルが現れ、しかしギンガはもういない、UPGの専用車を駆りシェパードンを翻弄し、一旦は沈めるが、再び立ち上がる。しかし、シェパードンは、ショウの配下の怪獣で、ビクトリウムを奪うものと戦っていたのだ。
 UPG本部で、陣野隊長は、友也から、あの怪獣が地底の使者であることを知らされる。そして、ショウがシェパードンを地底へ帰るように命じる。
 ヒカルはショウに話しかけ、自分たちは同じ空の下にいるものと語るが、ショウは、地底のものことは地上の人間には分からないと答える。そして、ショウはゼロワンを追い詰め、ビクトリウムを取り返そうとするが、ゼロワンは戦闘員チブロイドをショウに放つ。ショウが戦うと、シェパードンがショウを助けに来るが、我を忘れている。
 すると、ゼロワンはEXレッドキングのスパークドールを取り出し、EXレッドキングにダークライブし、怪獣となり、シェパードンを追い詰める。そして、シェパードンの危機に、ショウはビクトリーランスを取り出し、ウルトラマンビクトリーにウルトライブする。だが、吹き飛んできた岩で、ゴウキとアリサが下敷きになってしまう。ヒカルは、この町に自分を導いたのはギンガだと、もう一度切り拓く力をくれと願うと、ギンガは反応し、ウルトライブ、ウルトラマンギンガが復活した。かつて、降星町に現れたとされるウルトラマンである。
 ギンガはEXレッドキングを圧倒し、ギンガサンダーボルトとギンガクロスシュートでEXレッドキングを倒す。そしてスパークドールズを回収しようとすると、ビクトリーが攻撃してスパークドールを奪い、ショウはそれをウルトライブして、ビクトリーの腕がEXレッドキングのそれになり、ギンガへの攻撃を始めた!
No.11445 - 2014/07/15(Tue) 21:33:37

ウルトラマンギンガS 第1話 切り拓く力 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 21世紀の続編
 今回より開始のギンガS、人気作品の続編は多数作られていますが、ギンガの場合は、昨年の第1シリーズ、これで終わらず、必ず続編のできることを信じての終わり方であったと思います。
 これに関して、映像作品ではありませんが、30年前に、仮面ライダーのBGMが初めてLPになったことを思い出しました。ウルトラマンのBGMは79年春にキングからLPになりましたが、仮面ライダーは遅れ、これは東映ヒーローのBGMのLPの売れ行きが当時悪かったこともあり、何とか84年の暮れに出ましたが、1枚目は1号2号に加えて、V3も少し入れる形でした。これは、LPの売れ行き次第で、第2弾が出せない可能性もあり、そのため続編の出来ることを信じてのLP第1弾の発売でした。このLPは売れて、結局全シリーズが商品化されましたが、当時は本当に特撮の地位が低く、確かに、スーパー戦隊とメタルヒーローはシリーズが続いていたものの、やはりウルトラ、ライダー、ゴジラのレギュラーのシリーズがなかったことが痛かったです。そのため、ライダーのBGMの商品化が遅れました。
 今日、特撮は一定の地位を確保していますが、テレビシリーズとしてはライダー・戦隊が枠を確保しているものの、その他のご当地ヒーローなどの作品は1クールが限度で、やはり、制作費のかかる特撮物を定常的に作るのは、テレビ的には厳しい時代の模様です。その中でも、いいものを作ろうとするギンガSのスタッフを応援したいです。
 今回のギンガ再登場は、コスモスの映画2,3作目を思わせました。また、特撮も、久々にセットを壊すシーンなどあり、よかったです。
(2) ヒーローと対する存在
 このシリーズでは、主人公ギンガと対するヒーロー、ビクトリーが出ており、ウルトラでは過去にガイアとアグル、メビウスとヒカリの例がありますが、このルーツは快傑ライオン丸(72年)で、熱血主人公とクールな副主人公という対比がファンの支持を得ました。この構図は、集団ヒーローで、ガッチャマン、ゴレンジャーと、リーダーは熱血漢、ナンバー2がクールという構成がいずれも人気を得たことに通じます。
 そして、平成ライダーでは、複数の仮面ライダーが現れ、対立するものが主流になりました。
(3) ビクトリーとファイヤーマン
 今回、ギンガと対するビクトリー、地底のキャラクターというのは、円谷ヒーローファイヤーマンを思わせる設定です。ウルトラでは、前述のガイアとアグル、メビウスとヒカリでは、副主人公の素性が当初不明でサスペンスもありましたが、今回は最初からビクトリーの素性がわかっている設定でした。
(4) ウルトラ初の戦闘員
 ゼロワンが操る戦闘員が出ましたが、これはウルトラでは初のものです。戦闘員は東映ヒーローの独断場で、もちろん仮面ライダーがそのルーツ(その前に赤影で雛形が出来ており、いずれにせよ戦闘員は東映の十八番です)、円谷作品ではトリプルファイターに出たのが最初、ジャンボーグAにもそれらしいものは出ましたが、こういう具体的な戦闘員は初で、これはメイン監督の坂本浩一さん(戦隊、ライダーを近年多く演出)の発想と思われます。
 また、今回はゼロワンがダークライブして怪獣になり、これはまるで巨大ロボットを操縦するようなセンスでした。同様に、ビクトリーもショウが操縦する巨大ロボットの様相もありました。
(5) 対立するヒーロー
 最後で、ビクトリーがギンガを攻撃してスパークドールズを奪う展開、違和感のあった人もあると思いますが、この時点でビクトリー(ショウ)はギンガが味方、仲間とは思っておらず、むしろ敵と思い攻撃したものです。これ、ウルトラのレギュラーのテレビシリーズでは過去ありませんが、海外製作のグレート、パワードともに第1話では、ウルトラマンが最初敵と思われる展開があり、そしビデオシリーズのネオスでは最初ウルトラマンは敵と思われて防衛隊に攻撃される描写もありました。これを踏襲するものです。
(6) 久々の防衛隊
 ギンガ第1期ではなかった防衛隊、今回はUPGが出ました。この、アルファベット3〜4文字によるチームのルーツは怪奇大作戦のSRIで、その後帰マンのMAT以降、円谷作品の定番となりましたが、ウルトラでは、このようにアルファベットをそのまま読むタイプのチームは過去に80のUGMのみ、他は3〜4文字のアルファベットを単語として読むものであり、UPGはウルトラパーティーガーディアンズの略、そして防衛チームのセットも、本格的なものはメビウス以来です。
(7) スタッフ一新
 ギンガSは脚本、監督ともに第1期と異なる陣容で、第1期は平成ウルトラの常連スタッフによるものでしたが,今回は若手のスタッフで、今回の坂本監督はここ数年の戦隊、ライダーの常連で、今回東映ヒーロー的な要素は坂本監督の意向によるものと思われます。
 また、今回は話数も増えて、初回は複数回の構成で、これは平成ライダーを意識したと思われ、来週も楽しみです。
 なお、ウルトラで東映系のスタッフがパイロット(第1話)を製作するのは初めてで、ウルトラだと第1次シリーズが東宝・TBS系の人材で出来たためで、しかし、円谷から東映に行った人は多く、上原正三さん,東条昭平さんともに円谷出身で、戦隊、メタルヒーローを支えました。
 以降のシリーズが楽しみです。
No.11446 - 2014/07/15(Tue) 21:34:10

AERAにウルトラマン記事&セブンのムックが出ます / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、暑いですが、皆様お元気でしょうか?
 週刊誌「AERA」に、ウルトラマンの特集がありました。面白いもので、頭のいい子は良くウルトラセブンを見ているとかの内容もあり、もちろん、ウルトラの深い内容の考察、故郷は地球や超兵器R1号、第四惑星の悪夢の背景に、日本と戦争があると書いてありました。
 また、ウルトラマンを演じたパパ、つるの剛士さん、杉浦太陽さんの子育てのことも載っていました。つるのさん、町を歩いていると、若い人からダイナ見ていましたと声をかけられるそうで、お二人ともにお子さんにウルトラマンを見せており、日本にたくさんあるヒーローの中でも、ヒーローのパパがこれだけ報じられるのはウルトラマンのみです。
 そして、来週、ウルトラセブンの特集本が出ます。
http://m-78.jp/news/n-2607/
 1冊税込み1000円、こういう買いやすいものは歓迎で、こういう価格なら、子供にも買えるのでいいです。
 さらに、来週のNHKで、ウルトラマンギンガSの内幕が放送されます。
http://m-78.jp/news/n-2610/
 7月23日の10時55分からで、これは楽しみです。
 暑いです、熱中症には皆様お気をつけてください。
No.11447 - 2014/07/18(Fri) 19:10:34

ウルトラマンギンガS 第2話 ギンガ対ビクトリー あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 中野貴雄 監督 坂本浩一

 前回のラスト、ギンガとビクトリーが争う。ヒカルはビクトリーを仲間だと思っているが、ビクトリー(ショウ)はそうではない、両者の争いは、カラータイマーの点滅まで続くが、キサラ女王はやめるように呼びかける。
 ヒカルの前にギンガが現れ、相手に悪意はなく、ヒカルに考えろと諭す。そしてヒカルはUPGの基地に連れて行かれて、メンバーになることになった。そして、友也もいて、2年ぶりの再開である。友也は世界で水晶体が発見され、事件を起こし、そしてシェパードンは完全な生命だと語る。
 アンドロイド、ワンゼロはビクトリーの出現をチブル星人エクセラに報告し、エクセラは、駒は多いほうが面白いとうそぶく。
 ところが、基地で突然停電になり、友也は、何者か電気を持ったものが地底を移動していると示す。
 一方、ショウの元に、サクヤとレピが身を案じて地底からやってくる。しかし、空腹のショウのために食べ物をと二人は、りんごをお金なしでもらおうとしてトラブル、が、そこに怪獣が現れる。
 ヒカルはUPGの制服に身を包み、ゴウキ、アリサとともに現場にかけつける。そこでは、ショウとワンゼロが戦っており、ゴウキはショウを敵と思って戦ってしまい、ショウに気絶させられる。そしてヒカルとも戦いになり、ショウはヒカルらを地底への侵略者だと思っていたのだ、だが、キサラ女王の言葉を思い出し、ヒカルへの攻撃を止めた。
 そしてアリサはワンゼロを追い詰め、ワンゼロは戦闘員チブロイドを放ち、アリサはこれを銃で倒すが、ワンゼロには銃は通じない、そしてワンゼロはエレキングにダークライブする。エレキングが暴れ、ガレキが飛んできて、ヒカルはショウを守るために負傷してしまう。ショウは、なぜ自分のために、と思いつつ、エレキングと戦うため、ウルトラマンビクトリーに変身する。しかし、このエレキングは強く、ビクトリーも苦戦を強いられる。
これを見たヒカルは、負傷しながらもウルトラマンギンガにウルトライブ、ウルトランスでビクトリーに助太刀するが、負傷しており、思うように戦えない。それを見たビクトリー(ショウ)は最後の力を振り絞り、エレキングに反撃し、ビクトリーシュートで倒した。
 戦いを終えて、ショウはヒカルに、なぜ助けたと問い、ヒカルは、出身地は違っても、目指すものは同じだと答え、ショウは、それならいいがと語り、そしてショウはヒカルからチョコをもらい、去って行った。
 しかし、エクセラは、ビクトリウムを利用して、何者かを復活させようとしていていた。
No.11448 - 2014/07/22(Tue) 21:33:36

ウルトラマンギンガS 第2話 ギンガ対ビクトリー 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
(1) ヒーロー同士の戦い
 今回は、サブタイトルがギンガ対ビクトリー、ヒーロー同士の戦いがテーマで、これ、平成ライダーではヒーロー同士の戦いは日常茶飯ですが、ウルトラでは、レオ兄弟とウルトラ兄弟の対立、ガイアとアグルの対立ともに敵の策謀であり、また映画ではコスモスとジャスティスが戦ったこともありますが、こういう出自の異なるヒーロー同士の対決は初めてです。
 これは、ギンガ(ヒカル)とビクトリー(ショウ)は出自が異なり、立場も違い、対立するもので、この図式はウルトラでは初めてです。
 平成ライダーでは、2作目のアギト以降、ライダー同士の対決が頻繁に描かれましたが、このアギトでの対立は誤解によるもの、3作目の龍騎では、悪の仮面ライダー(それも複数)が現れ、それと主人公が戦う構図があり、4作目のファイズでは、立場・利害の異なるライダーが対立し、この形がその後の平成ライダーの基盤になりました。それと比較して、ウルトラはヒーロー同士の対立は少ない(と言うより、ヒーロー同士の争いがライダーで異様に多い)ので、この構図は新鮮です。
 そして、ビクトリーは倒した相手の能力が使えるようになる設定で、これは過去にヒーローもので、怪獣王子、ネッシーが倒した相手の能力が使えるものがありました。また、仮面ライダー龍騎でも、倒したモンスターの能力が使える設定がありました。今回、2度目の戦いで、ビクトリー、EXレッドキングの腕を使う際に、カラータイマーが赤なのに、このシーンはバンクでカラータイマーが青であり、こういうご愛嬌は昭和の頃からよくありました。
(2) 久々の防衛隊基地
 今回、UPGの基地が設定され、もちろんウルトラシリーズでは定番、と言うより、こういうヒーローの防衛組織の基地の設定は初代マンの科特隊が初めてです。
 今回は、専用車は設定されていますが、定番の戦闘機はなく、これは予算の関係かもしれませんが、意欲的な展開です。
(3) 異文化のこと
 今回、ショウを追って地上に来たサクヤとレピ、地上の風習を知らず、お金のことを知らなかったのは面白かったです。これはメビウスで、ミライが地球の習慣を知らなかった展開もありましたが、異世界の存在が地球に来たら、そこの習慣を知らない例もSFではあります。スタートレックデは、ミスタースポックが地球の習慣を知らない展開がポイントで、これはヒカルとショウの間に、いずれ異文化を越えた友情が出来ることの予兆です。
(4) 復活!本格的なセット特撮
 このシリーズ、市街地を舞台にして、怪獣が暴れ、ビルを壊す描写、そして都会を舞台にウルトラマンと怪獣の迫力ある戦いと、こういうカタルシスは久々です。昨年の第1シリーズは、予算の関係もあり、大規模なセットを組むには至りませんでしたが、前回のシリーズで余裕も出来たのか、今回は久々に、これぞ怪獣特撮というものを見せてくれました。
 また、エレキングは、かなり強い怪獣として描かれ、ヒーロー二人がかりで倒すに相応しいものでした。
 昨年のパシフィック・リムでも、今年のハリウッドのゴジラでも、怪獣はモンスターではなく、KAYJUとして描かれています。つまり、怪獣は寿司などと同じく日本の文化になりました。その怪獣の本家、日本では、残念ながら本格的な怪獣作品がここ10年、ウルトラを除いてはなく、しかし怪獣と特撮は日本の文化であり、日本の文化を守り続けることに敬意を表したいです。
(5) 新鮮なアクション
 今回、パイロット演出の坂本監督、東映ヒーローの常連であり、今回、ギンガに、東映的な要素(敵の幹部、戦闘員などの構成)を取り入れ、等身大でのアクション、ショウとUPG隊員、アリサと戦闘員などのアクションは、坂本監督がこのところライダー、戦隊でやっていることを応用しており、また坂本監督、東映ではスーパー戦隊の巨大ロボ戦も手がけて、東映の長所をウルトラに取り入れている模様であり、ウルトラに新しいものを取り入れて、これは今後も楽しみです。
No.11449 - 2014/07/22(Tue) 21:34:12

世界ふしぎ発見にウルトラマン、円谷英二登場 / 棺桶のジョー [近畿]
 皆様こんばんは。今日TBSで放映の世界ふしぎ発見に、円谷英二特集、特撮・ゴジラ・ウルトラマンがあります。
http://m-78.jp/news/n-2619/
 23日にはNHKで探検バクモンという番組があり、爆笑問題のお二人がウルトラマンギンガSの製作現場を紹介されました。大岡新一さんの案内で、石井監督の回、日活にあるセットで、ギンガやビクトリーの着地時に舞い上がるシーンなどが紹介され、また大岡さん、特撮はカメラがいるが、CGにカメラはないなどの説明もされ、そして怪獣たちを作る工房も紹介されました。これは、26日と29日にも再放送されます。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/prevtime/20140723.html
 また、大人のためのウルトラセブン図鑑も出ました。税込み1000円で、新しい写真、資料もあり、インタビューも充実しており、たくさんの方に楽しめる内容です。
 来週は神戸にセブンとタロウが来ます、皆様熱中症にはお気をつけて、お元気で。
No.11450 - 2014/07/26(Sat) 10:47:42

ウルトラマンギンガS 第3話 孤高の戦士 あらすじ / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 三好昭央 監督 坂本浩一

 UPG本部では、敵の解析が行われていた。敵は宇宙人であり、その敵、チブル星人エクセラは、ワンゼロひとりでは手に負えないと見て、新たな幹部、ガッツ星人ボルストを送り込んだ。ショウは一旦地底に戻り、キサラ女王から、ギンガ、ヒカルも宿命を背負った戦士だと告げられるが、ショウは納得しない。そして、サクヤとレピは地上へ出る。
 ヒカルは、専用車の中で、ショウのことを考えていた。サクヤとレピは、ヒカルがショウに渡したチョコを見つけたとき、敵はインペライザーを何と10数体も送り込んだのである、インペライザーはチブロイドがダークライブしている。これを見て、ヒカルは町を守るためにウルトラマンギンガにウルトライブ、立ち向かう。ボルストはギンガとビクトリーに出て来いと挑発、ワンゼロはビクトリウムを奪う。
 しかし、ギンガは何せ、相手がたくさん、それも強敵でボコボコにやられてしまう。サクヤとレピは市民を逃がし、駆けつけたゴウキとアリサも協力する。そして、ショウはボルストとワンゼロを攻撃、これによりギンガは大ピンチを逃れたが、ヒカルは重傷を負ってしまう。ボルストとワンゼロはチブロイドを放ち、ショウがそれと戦っている間に逃げた。ヒカルはショウに助けてもらい感謝するが、ショウはお前には関係ないという。
 そして、作戦の失敗で、ボルストとワンゼロが内ゲバになり、ボルストは分身術でワンゼロにダメージを与える。
 UPG本部では、なぜビクトリーが現れなかったのかと訝る。友也は、水晶体などの解析結果をメンバーに伝える。
 そして、ボルストはインペライザーをまた多数出現させ、町を襲い、ショウはウルトラマンビクトリーに変身して立ち向かい、様々な技でインペライザーを圧倒する。だが、ボルストはキングジョーカスタムにモンスライブ、いくらなんでも、これだけの最強ロボ、それも圧倒的な多数相手にビクトリーも追い詰められる。
 ヒカルはショウの危機を知り、仲間のために戦うと言うが、友也は止める。だが、仲間なら、ここにもいると、ウルトラマンタロウが現れた。タロウは、どんなときも仲間とともに戦ったとヒカルに語り、ヒカルに新しい力、ストリウムブレスを与えた。
 インペライザーとキングジョーに追い詰められたビクトリーの元に、ヒカルはギンガにウルトライブして助太刀する。しかし、ヒカルは前回の戦いで傷つき、思うように戦えない、それをボルストは嘲笑するが、その時、ゴウキとアリサが、専用車からのエネルギー供給でパワーアップした武器で援護し、ヒカルは仲間の力で戦い、ウルトラマンギンガはギンガストリウムにヴァージョンアップ、タロウの力を召還してストリウム光線を放ち、さらに初代マンの力を召還してスペシウム光線を放ち、インペライザーを一掃した。残ったキングジョーを、ギンガは格闘技で圧倒し、セブンの力を召還して、ワイドショットでキングジョーを倒した。ボルストは負け惜しみを言って逃げた。
 ヒカルは、スパークドールのキングジョーをショウに渡し、ショウに仲間だと告げるが、ショウは自分には仲間は要らないと言う。そして、ショウは戦闘時にいないことをアリサに訝られるのであった。
No.11451 - 2014/07/29(Tue) 21:59:19

ウルトラマンギンガS 第3話 孤高の戦士 考察 / 棺桶のジョー [近畿]
(1) 仲間がテーマ
 今回のギンガS、複数のヒーローが現れ、当初は対立しつつ、その後協力し合う形は、ウルトラではガイアとアグルの関係がありました。この二人、ヒカルはショウを仲間と思いつつ、ショウは当初それを拒否するものが新鮮です。また、防衛チームUPGの絆も描かれて、今回のテーマが仲間であることが分かります。 
 今回のラスト、ヒカルがギンガ登場時にいなくなること、これはヒーローものでやることがタブーとなっているものもあり、ウルトラではあまり描かれませんが、ピープロの異色作、鉄人タイガーセブンでは主人公が肝心なときにいないといわれるシーンがあるのです。
 そして、ギンガがダメージを受けて、ヒカルも負傷するパターン、これも帰マンからのもので、しかし傷ついても仲間のために立ち上がる展開は燃えました、これこそ、ウルトラの魂です。それに応えてタロウが新しい力をヒカルに授けるのも燃える展開です。
(2) 複数の敵との戦い
 今回はインペライザーが10数体現れ、ウルトラでは、ヒーロー一人で複数の怪獣と戦う展開は初代マンにはなく、セブンも一部あったものの、本格的に、この展開は帰マン以降のものです。これは、初代マンにおいて、ウルトラマンの圧倒的な強さを見せ付けるために、複数の怪獣と戦わない展開になった模様で、実際初代マンのコミカライズ版ではウルトラマンが複数の怪獣と戦い苦戦する模様が頻繁に描かれ、ウルトラマンが弱い印象を持つので、映像ではそれを避けるために複数の怪獣との戦いを金城哲夫さんが避けたという説が、かつてファンジンに載ったことがあります。それで、帰マンでは、ウルトラマンが複数の怪獣にボコられる展開がクドン・ツインテール編であり、これにより帰マンは弱いとの印象をつけてしまい、この点は上原正三さんが失敗であったと思っておられた模様です(これは80年代に上原さんのファンから聞きました)。
 ただし、過去のシリーズだと、一人のウルトラマンが相手にする怪獣は3体がせいぜいで、今回のように10数体も現れる例は、インペライザー、メビウスの最終3部作では世界各地に現れたものの、今回のような事例はあまりありません。ただ、メビウスでは圧倒的に強かったインペライザー、今回は数のみで圧倒したものの、最後は簡単にやられており、これ、仮面ライダーで、怪人が当初強くても、その後再生怪人として出たら弱くなる、あるいは、初代ガンダムで新しいモビルスーツが出た当初は強くても、その後再登場したら簡単にガンダムにやられた展開を思わせました(例えば、ガンダムでは途中に出たモビルスーツ、ドムは最初出たときは黒い3連星が操り、強くてアムロを圧倒しましたが、再登場したら、10体以上が一瞬にやられる展開がありました)。
 なお、今回出たインペライザーの着ぐるみは1体で、これをCGにより多数に見せています。そして、戦闘員が操縦するという展開も、これは特撮では珍しく、ロボットアニメで、ガンダムで量産型のモビルスーツを多数出したものを思わせます。
(3) 敵の内ゲバ
 今回面白かったのが、ワンゼロとボルストの内ゲバ、ウルトラでは敵が内ゲバを起こす事例はおそらく、これが初めてで、そもそもウルトラに敵組織がなかったためでもありますが、この敵の内ゲバは東映ヒーローの常道で、電子戦隊デンジマン、宇宙刑事シャリバンでは、ともに上原さんの脚本で、最終回付近にて敵の内ゲバが敵組織を崩壊させる模様がありました。また、初代ガンダムでは、最後に敵、ジオン公国の中枢のザビ家の内ゲバにより隙が出来て、そこに連邦軍が攻撃し勝利するパターンもありました。
(4) 専用車からのエネルギー補給
 さらに、UPGが専用車からエネルギーを補給する形で高性能な武器を使い、これは特撮では大変に珍しいです。光線銃は特撮だけでなくSFヒーローものの必須アイテムですが、現実には通常の拳銃のような小型化は困難で、他に大きな動力源が要ります。こういうリアルさを描くのも面白く、ウルトラではリアルな展開は帰マンが頂点で、MATのメカに超兵器はなく、現実の軍隊の持つ装備の延長で戦うのはリアルでした。また、この形の銃は、少し意味が違いますが、ガンダムの第1話で有線ミサイルが使われたことがあり、あれは当時のアニメ・SFファンをうならせました。今回、企画に坂本浩一監督が深く関わっている模様で、坂本さん東映ヒーローだけでなく、ガンダムの要素も取り入れていると見ました。
(5) キングジョーをワイドショットで撃退
 今回のクライマックス、ギンガストリウムは、過去のヒーローの力を使う点では、仮面ライダーディケイド、海賊戦隊ゴーカイジャーで使われた手を応用しています(ギンガ第1期では怪獣の力を使うとして応用)。さらに、セブンの力を召還してワイドショットでキングジョーを倒しましたが、これはセブンの当初から、キングジョー、エメリウム光線、アイ・スラッガーを跳ね返し、ならなぜワイドショットを使わなかったのとかいう意見もあり、これを実現したものです。また、これは初代マンがゼットンに敗北し、帰マンはゼットンにリベンジ、それもスペシウム光線であり、これは初代マンも戦いようによってはゼットンに勝てたと思わせたもので、これにも通じます。これは、来週以降も楽しみです。
(6) 劇中での商品の宣伝
 今回、ヒカルがショウに渡し、ショウもお気に入りのチョコウェハース、これの宣伝を劇中で行っており、これに違和感を覚える向きもありますが、しかしウルトラではこの手の、劇中での商品の宣伝は、実は第1次シリーズからあったのです。ウルトラマン前夜祭、これではスポンサーの武田薬品の主力商品、アリナミンを番組中で宣伝するシーンがあり、またセブンの蒸発都市では、同じく武田薬品の製品、プラッシーをフルハシとアンヌが飲むシーンがあり、あるいは怪奇大作戦では、エンドタイトルにタケダの大看板が大写しになるものもありました。さらに、もっと前だと、テレビ黎明期のヒーロー、ナショナルキッドは、松下電器(現パナソニック)の単独提供で、劇中でナショナルの電化製品の宣伝があったのです。これ、作品がおもちゃのマーチャンダイジングになっているとの批判も、最近はよくありますが、しかしテレビ番組はキャラクターグッズなどの売り上げで制作費を回収している以上、これはテレビには付き物なのです(アニメでも、映画で協賛スポンサーの店舗、商品が出ることは頻繋にあります)。今後に期待しましょう。
No.11452 - 2014/07/29(Tue) 22:00:04

ウルトラマンギンガS 第3話 強さの意味 / 棺桶のジョー [近畿]
脚本 武井彩、監督 石井良和

 地下では、ショウが、戦いについて決意を述べていた。ショウはシェパードンに、自分は一人で戦えると言うが、レピは、ショウの役に立ちたい模様である。
 そして、ストリウムブレスを手に入れたヒカル、友也と共にこれについて語ると、ゴウキ、アリサより突っ込まれ、これは友也の機転で逃れる。そして、敵陣営では、エクセラがワンゼロに名誉挽回のチャンスを与えるとして、地上に現れ、サドラを登場させて暴れる。
 ショウはビクトリーに変身し、怪獣の力を使おうとするが、サドラは霧を利用してビクトリーを撹乱し、ビクトリーは怪獣の力を使えず、窮地に陥り、そこへヒカルがギンガに変身して助太刀し、ジャック(帰マン)の力、ウルトラショットでサドラを倒した。
 キサラ女王は、ショウに、ヒカルにはショウにないものがあると語る。
 ショウは、ヒカルに、お前にあって俺にないものは何かと訪ね、ヒカルは仲間の力で強くなれたと語る。そして、子供たちがサッカーで遊んでいるが、怪獣を恐れてみんな出てこないという。
 ショウは、スパークドールズをキサラ女王に返し、ビクトリウムを奪おうとしたものの力では戦わないと語る。
 そして、ワンゼロによる侵略が始まった。エクセラは、これが最後のチャンスという。ショウはウルトラマンビクトリーに変身して戦うが、思うように戦えない。すると、シェパードンが現れ、ビクトリーをかばう。それで、レピはショウのために、地上へ行きたいという。スパークドールズを届けたいのであるが、グドンに襲われ、アリサがレピをかばって負傷する。そして、危機に瀕したレピを救ったのは、何と、グドンにウルトライブしたヒカルであった。ヒカルは、怪獣たちは悪くなく、悪い奴らに操られているだけだとレピにいう。
 これを聞いて、レピは、キングジョーのスパークドールズをショウに渡し、ショウはこれを利用してキングジョーランチャーで、グドンを倒した。
 仲間の意味を知ったショウ、レピと共に、チョコウェハースを食べるのであった。
No.11453 - 2014/08/06(Wed) 19:03:33

ウルトラマンギンガS 第3話 強さの意味 考察 / 棺桶のジョー [近畿]

(1) 仲間の意味
 今回のシリーズ、仲間と戦おうとするヒカル=ギンガと、一人で戦おうとするショウ=ビクトリーの確執で、もちろんヒーローものでは一人で戦った例などなく、仲間たちを大切にするものが正義であり、そしてこのギンガSでは敵側は私利私欲でやっているのと対照的で、今回のショウの行動は、過去にウルトラだと、帰マン第2話やダイナ第3話で、主人公が慢心していると変身できない展開があり、これにも通じます。この、慢心、独善は正義ではないというのはウルトラの独断場で、この他、ウルトラのスタッフが作ったマッハバロンでも、主人公が、マッハバロンを操縦できるのは自分だけと慢心して仲間を負傷させしまう展開(脚本は帰マン2話と同じく上原正三さん)があるのです。
 また、ショウは怪獣を敵の力として使おうとしなかった(それゆえ1回目では怪獣の力を使えず)、しかし、ヒカルが、怪獣は悪くない、悪い奴らに利用されているだけだというのも、ウルトラで、コスモスでの怪獣保護や、ガイア最終回で、地球の怪獣が侵略者に立ち向かう展開からであり、つまりウルトラでは怪獣=悪ではなく、怪獣を一方的に倒すのはなく、共存すべきというテーマは初代マンの頃からのものです。
 さらに、ヒカルはショウに花を持たせるために、わざとギンガに変身せず、サドラにウルトライブして援護する展開は素晴らしいです。
 そして、今回のサブタイトル、強さの意味とは、日本のヒーローはむやみに暴力を振るうのではなく、戦うにも、ヒーローにも意味、理由が要り、それを理解しないものにはヒーローの資格はないということです。このテーマはウルトラでは昭和からずっと続き、またライダーでも別の意味で続けられていました。それゆえ、日本のヒーロー番組は、宮内洋さんが言われるように教育番組であるのです。
(2) 微妙なる、ヒーローの正体
 今回、ヒカルがストリウムブレスを持っていて突っ込まれ、友也の機転で逃れるのは、ヒーローものだと、主人公の正体を知ることは基本的にタブーで(それゆえ、セブン最終回のあの完成度がある)、昭和ではレオを除いて他にヒーローの正体を途中に知る例はありませんが、帰マンでは、伊吹隊長が郷の正体に気づいている模様があり、また初代マンでも,イデがウルトラマンとハヤタの関係を訝るシーンがありましたが、平成だと、隊長がヒーローの正体に気づく展開が良くありました。ただし、今回は友也はもちろんヒカルの正体を知っており、そしてヒカルの正体を隠す必要はあるのかとも思われました。
 ヒーローものでは、主人公の正体は隠すのが通例で、日本初のヒーローである月光仮面は、見ていたら正体は容易に分かるものの、公式には誰が月光仮面か発表されませんでした(同じく、ヒーローの正体を隠していた遊星仮面(アニメ)は最終回で正体を明らかにした)。これがその後半世紀以上踏襲され、仮面ライダーでは、昭和では立花のおやっさんが正体を知っていたものの、その他のメンバーは知らず、スーパー戦隊シリーズでは、もちろんチームの中で主人公の正体は知られており、メタルヒーローでは主人公の正体は明かされており、この点はヒーローのシリーズにより性格が異なります。
(3) 過去のヒーローの力を利用
 今回のギンガSではウルトラ6兄弟の力を使える設定で、今回はジャック(帰マン)のウルトラショットを使いましたが、この技は帰マン本編ではほとんど使用されていないものです。帰マンならブレスレットですが、これは異なりました。
(4) 昭和怪獣のリスペクト
 さらに、今回はサドラ、グドンと、帰マンに出た怪獣の、帰マンでの特徴を活かしたものがあり、もちろんこれはメビウスでもありましたが、面白いものでした。今後にも期待しましょう。
No.11454 - 2014/08/06(Wed) 19:04:38
5月5日のウルトラマン / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんこんにちは

棺桶のジョーさんいつも情報をありがとうございます。
下記、番組スタートしました際はまたレビュー等、よろしくお願いいたします。

みなさまのご感想もよろしくお願いいたします。

さて、本日は5月5日子どもの日です。
GWと絡めて如何お過ごしでしょうか。

東京は早朝地震がありましたが、一度とび起きたのですが、その後また爆睡してしまいました。無事だったようです。汗

さて、震災で庁舎が被災し、仮設庁舎や既存施設に分散しての業務を余儀なくされるなど深刻な影響を受けた福島県須賀川市が、特撮テレビ番組のヒーロー・ウルトラマンと連携して、復興への道のりを歩んでいる。

昨年5月5日、ウルトラマンの古里「M78星雲 光の国」と「姉妹都市」の提携を結んで1年。

風評被害も続く中、ウルトラの力を得て全国に情報を発信し、市のイメージアップを図ろうとしている。とのニュース。

http://mainichi.jp/select/news/20140505k0000e040169000c.html

我らのウルトラマン、地球そして日本の復興のために活躍中です。
No.11434 - 2014/05/05(Mon) 16:03:46

ウルトラヒーロー パ・リーグに参上! / 棺桶のジョー [近畿]
 レイゴさん、みなさんこんにちは。
 昨日の地震、東京で震度5弱、私はいつも5時過ぎには起きており、ニュースを見ているのですが、これは驚きました。幸い大きな被害はなかった模様ですが、阪神・淡路、東日本と地震の続く中、不安もあります。
 レイゴさん、ウルトラマンギンガの第2期、OKです。特撮ファンも今回の展開を歓迎しています。
 ウルトラマンは、福島で活躍していますね。宮城では、故・石ノ森先生の萬画館が再開後好評で、朝日新聞に、東京からライダーファンの小学生が来たとありました。我らの誇るヒーローで被災地を救いましょう!
 そして、野球のパ・リーグと、ウルトラヒーローがコラボし、関西のオリックス・バファローズには、ウルトラセブンが来ました。今朝のスポーツニュースでも大きく報じられました。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140505-1296394.html
 昨日、京セラドーム大阪で、オリックスvsロッテの試合があり、電光掲示板に、セブンのオープニング風に試合の紹介(千葉からの挑戦)とあり、そしてヒーローインタビューを受けた松葉投手、ウルトラアイを付けてのアクションです。
そして、今日のオリックスvsロッテの試合、NHKの中継にウルトラセブンも出ました。始球式をセブンがして、途中バルタン星人とマグマ星人が乱入して追い出されるなどあり、ヒーローインタビュー、選手二人とウルトラセブンが一緒におり、感激です。
 野球は、30年前まではセ・リーグの方が圧倒的に人気で(巨人、阪神のいるためですが)したが、この10年はパ・リーグが各地で展開して、人気になっています。その昔、地方では巨人しか試合のテレビ中継がなく、そのため巨人ファンになったと言う人も多かったのですが、今や、北海道では日本ハム、仙台は楽天、千葉はロッテ、九州はソフトバンクが人気で、メジャーに行った日本の選手もパ・リーグ出身の人のほうが多く(イチロー、松坂、ダルビッシュ、田中など)、野球の勢力は大きく変わりました。僕の父は生前、南海ホークスの大ファンで、59年の巨人を倒しての御堂筋パレードにはバイクで同行したくらいですが、その後、60年代にパ・リーグの人気が低迷し、多くの球団が身売りしましたが、21世紀に入り、人気は安定しています。実際、クライマックスシリーズ導入後、パ・リーグではオリックス以外の球団が優勝、日本一になり、セ・リーグは巨人と中日しか優勝していないのです。
 そして、北海道で、ウルトラマンを教材に子供たちに教えておられる、神谷先生の記事が朝日にありました。
http://digital.asahi.com/articles/ASG4W7QW9G4WIIPE01P.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG4W7QW9G4WIIPE01P
 (全文読むには登録が要ります)。
 こういう、注目を集めるのも、ファンにはうれしいです。
 皆様、お元気で。
No.11435 - 2014/05/06(Tue) 16:46:42

ニコニコ動画でウルトラマンタロウ、ウルトラの母特集 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、明日の母の日を記念して、ニコニコ動画で、ウルトラマンタロウの、ウルトラの母の出てくる話を特集するそうです。
http://m-78.jp/news/n-2509/
 そして、6月の、大阪・八尾でのウルトラマンイベントにあわせて、近鉄が名古屋・京都からイベント列車を運行します。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20140509-1298390.html
http://www.sanspo.com/geino/news/20140509/sot14050920010005-n1.html
 そして、川崎の怪獣酒場のニュースもありました。
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/09/245/
 これを、お知らせいたしました。
No.11436 - 2014/05/10(Sat) 18:51:27

円谷プロの業績好調、債務超過解消 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、円谷プロの業績が好調とのニュースが流れました。
http://www.animeanime.biz/archives/19924
 今年3月期の円谷さんの売り上げは32億(11%増)、営業利益6.7億、こちらは実に72%増、これにより債務超過解消です。
 やはり、ウルトラマンギンガ関係のライセンス事業やイベント事業が成功したためであり、このところ各地で大型のウルトラ関係のイベントが行われているのもなるほどです。
 記事によると、2016年の展開もあり、これはウルトラマン50周年であり、今後に期待できそうです。
 皆様、お元気で。
No.11437 - 2014/05/13(Tue) 20:28:30

ウルトラマンのお酒発売 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんにちは、福島で、ウルトラマン基金によるお酒が作られました。
http://www.47news.jp/feature/sake/2014/05/1581.html
 福島は円谷英二監督の出身地で、これはいいです。
 また、ミラーマンを演じられた石田信之さん、がん闘病中だそうです。
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/05/15/0006960620.shtml
 石田さん、がん治療で大変であり、かなり切除したということで、ぜひ、がんにも打ち勝って欲しいものです。
 そして、ハリウッド版ゴジラが公開され、アメリカで評判です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014051702000241.html
 ニュースを見たら、アメリカのファンが「ゴジラ!カイジュー!」と言っていました。98年のハリウッド版は、日本の特撮ファンの大顰蹙を買いましたが、今回は行けそうです。
 皆様、お元気で。
No.11438 - 2014/05/17(Sat) 19:55:23

ウルトラマンギンガS 詳細発表! / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、7月から始まるウルトラマンギンガSの詳細が発表になりました。円谷ステーションに詳報が載っています。
http://m-78.jp/news/n-2517/
 第1シーズンにはなかった防衛隊が、今回はUPGというものが登場し、第1シーズンよりヒカル、友也が参加し、今回は、ギンガがウルトラ6兄弟の力を発揮できる、これもディケイドやゴーカイジャーの設定をさらに引き継ぐものになっています。
 脚本は小林雄次さんと中野貴雄さん、メイン監督はこのところ日本の特撮界で活躍される坂本浩一さんに、ウルトラゾーンほかでも手腕を見せた田口清隆さん、さらに平成ウルトラの常連小中和哉さんらが参加されます。
関連ニュース、
http://natalie.mu/music/news/117006
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20140520-1303668.html
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/20/194/
http://www.cinematoday.jp/page/N0063129
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/05/20/kiji/K20140520008197070.html
 これは、期待しましょう。
No.11439 - 2014/05/20(Tue) 19:21:38

ウルトラマン列伝 6月の放映予定他 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、6月のウルトラマン列伝、いよいよギンガ第2期を控えて、面白いものです。
第1週 ダークネスファイブの特集、アニメのバルタンあり
第2,3週 ギンガ劇場スペシャルの分割放映
第4週 スパークドールズ劇場特集 タロウの怪獣特集
 新列伝は、こういう総集編や、悪の側のキャラクターなどを使った面白いものもやってくれています。
 そして、滋賀でのウルトラマン展、入場者は3万人を越えました。
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20140525-OYTNT50155.html
 さらに、ウルフェス2014のことも発表されています。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140526/prl1405261108026-n1.htm
http://kai-you.net/article/5581
 以上、お知らせいたしました。
No.11440 - 2014/05/28(Wed) 20:24:49

ウルトラセブン展 / レイゴ管理人 [地球外]
みなさんこんにちは

ジョーさん、上記、よろしくお願いいたします。

山口県で、ウルトラセブン展が開催されます。
お近くの方はぜひ。

http://s-bunka.jp/bihaku/

◆ウルトラセブン撮影&握手会
8月3日(日) 周南市美術博物館ロビー
 (1)午前11時〜
 (2)午後1時30分〜
 (3)午後3時30分〜
※各回60組限定(整理券の配布は30分前から行います)
※参加無料
※カメラはご持参ください

◆モロボシダン隊員こと森次晃嗣さんトークショー
9月7日(日) 周南市美術博物館ハイビジョンギャラリー
 (1)午前11時〜
 (2)午後2時30分〜
※各回60名限定(事前申込・先着順)
※聴講無料
(ただし本展覧会の観覧券が必要です。すでに観覧された方は半券をお持ち下さい)

【申込方法】
 電話で周南市美術博物館までお申し込みください。
 定員になり次第締め切らせていただきます。
  TEL 0834−22−8880
No.11441 - 2014/06/15(Sun) 17:14:43

新ウルトラマン列伝 7月の放送予定 / 棺桶のジョー [近畿]
 こんばんは、ウルトラマンギンガSの放映される7月の新列伝の予定が分かりました。
第1,2週にギンガS直前スペシャル、第1週は侵略者スペシャル、第2週はウルトラマンビクトリースペシャル
第3〜5週 ウルトラマンギンガS第1〜3話、7月の放映分は坂本浩一監督が担当され、坂本さんはパワーレンジャーの演出でアメリカで活躍され、ウルトラは映画1作のみですが、このところの戦隊(キョウリュウジャー)やライダー(フォーゼ)のメイン監督をされています。期待しましょう。
No.11442 - 2014/06/28(Sat) 18:52:14

Re: 5月5日のウルトラマン / 藤子
 レイゴさん、ジョーさん、皆さん、こんばんは。ご無沙汰しております。今日は我が県の上を台風が通過、一息ついたところですが、この先、これ以上の被害が出ませんように。
 さて今日はウルトラマンの日ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。私は気長に前向きにウルトラシリーズの存続を願いつつ、「ゴジラシリーズ」も見てみようと思います。実はまだ、一作も見たことがないのです。BSプレミアムで放送される物を録画しました。まだ七月五日の特番しか見ていませんが、重いテーマを抱えているのですね。ラゴンやギエロン星獣の話を思い出します。もし今夏のハリウッド版ゴジラを見ることができたら、ここに感想を書いてもいいでしょうか?
 では、今夜はこれにて失礼いたします。
No.11443 - 2014/07/10(Thu) 22:14:14

Re: 5月5日のウルトラマン / 棺桶のジョー [近畿]
レイゴさん、藤子さん、みなさんこんばんは。
台風は特別警報も出て、大雨で被害者も出ました。神戸では幸い大きな被害はありませんでしたが、神戸は過去に2度大きな水害も経験しており、これから台風シーズン、要注意です。
 藤子さんお久しぶりです。ゴジラは今月末に公開で、すでに世界で大ヒットであり、そしてこれ、劇中ではゴジラはモンスターではなく、KAIJYUと言われているそうです。つまり、怪獣は日本の文化を越えて、世界的なものになりました。寿司など、日本の文化が世界のものになったものも多いですが、怪獣もそうなりました。
 なお、セブンのブルーレイが発売決定であり、そして、こんなマニアックなガチャポンも出ます。
http://dai4.com/item/1064
 これ、去年、カラータイマーを取られてペシャンコの帰マンという超マニアックなものも出て、今回はタロウの首が飛んだものとか、ものすごいものです。
 猛暑です、皆様は熱中症にお気をつけて、お元気で。
No.11444 - 2014/07/14(Mon) 19:33:11
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