 | ヴァイトブリックからリリースされたケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団によるショスタコーヴィチ交響曲選集(第4番、第5番、第6番、第9番、第11番、第14番、第15番)が分売されました。今回は私が大好きな交響曲第15番を聴きました。1972年のライヴ録音です。聴衆ノイズがありますが、耳につくほどではありません。
演奏は、音型が明確で、細部をあいまいにしません。厳格なリズム処理を見せます。まさにドイツ音楽のアプローチで、この作品が持つユーモアなセンスは感じられません。いたって真面目に演奏しています。打楽器を強めに演奏しているのも特徴。特に、木琴は硬いマレットで叩いていて、少し音色が硬いのが残念。弦楽器は強い音圧で弾いていますが、金管楽器が肝心なところで音を外すのが惜しい。
第1楽章から緊張感がみなぎる演奏。第3楽章は速いテンポで演奏。そのせいかトロンボーンが派手に音を外しています。第4楽章は中間部の強奏が壮絶。対旋律のホルンが不協和音気味に響きます。この部分は何度も聴きました。高揚感がすばらしい。第4楽章最後の弦楽器の全音符の延ばしは、かなり音量を抑えて演奏。精神が浄化されるようです。
演奏が終わった後もしばらく拍手が起こりません。理解のある聴衆です。
ヴァイトブリック WEITBLICK SSS0039-2 |
No.387 - 2006/02/09(Thu) 00:03:36
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