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Cafe Montmartre BBS
ジャズ、ベース、その他HPの感想などお気軽にどうぞ。

引き続きベース談義 / tommy 引用

雲さん、いっきさん、ホロゴンさん。おはようございます。

スワロウってウッベの頃からドスコイなベーシストじゃないね。
エレベになっても一発入魂ドスコイはしない(笑)。音チイせー。
んじゃ、せっかくエレベとの接点ができたので、ここはひとつ
「エレベの名盤」とは何かツーので、おススメがあれば嬉しい。
ん〜、じゃこのめさんも来てくれると嬉しいな〜。
オイラがエレベ意識して最初に買ったのはジャマラディーン・タクマ。
「Show Stopper」デビュー作(?)これ好きだったよ〜。
まぁ、ジャケ買いと言われれば、ジャケ買いだったような(笑)。
これって、スタインバーガーだったよね。
YMOの仕事をしながらガンガンにボリューム上げて、現実逃避して
いました・・・ステューディオの頃です。
それからヘッド・ハンターズの ポール・ジャクソンは間違いなく好き。
オイラ「ヘッド・ハンターズ」は傑作だと思っています(笑)。
ポール・ジャクソンのベースが聴きたいのよ。
あっ!オイラ結構エレベはいける口かも(笑)。

最近は自分のブログよりココが好きなオイラです。
画像がないから、イメージが膨らんじゃって(笑)。

No.1580 2008/09/17(Wed) 11:26:36

 
Re: 引き続きベース談義 / じゃこのめ 引用

ジャマラディーン・タクマ「Show Stopper」。
持ってますよ。タイトル曲、カッコいいです。
スタインバーガーの音、けっこう好きでした。
私もジャケ買いだったかも・・・
セカンドの「ルネッサンス・マン」も持ってます。
どちらもLPで買い、今はCDで買いなおしました。

No.1581 2008/09/18(Thu) 00:14:42

 
Re: 引き続きベース談義 / 雲 引用

tommyさん

エレベの名盤は、まずは手始めに、そしてオムニバス的に
ハンコックの『ミスター・ハンズ』などどうでしょう?

http://cafemontmartre.jp/jazz/H/mr.hands.html

ロン・カーター参加の曲もありますが、それ以外は、エレキベーシストの見本市ですよ。
ジャコに、ポール・ジャクソンに、バイロン・ミラーに、と。

同じ理由で、ドナルド・フェイゲンの『ナイト・フライ』もお勧めします。
アンソニーに、チャック・レイニーにウィル・リーと、贅沢な人選です。

あと、マリーナ・ショウの『フー・イズ・ジス・ビッチ、エニウェイ?』はグルーヴしまくるチャック・レイニーの独壇場です。

ジャズじゃないですが、やっぱりジェマーソン好きとしては、マーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイン・オン?』はバイブルですし、

さらにジャズから離れますが、ミック・カーン好きとしては、ジャパンの『錻力の太鼓』と矢野顕子の『愛がなくちゃね』と、本人のリーダーアルバムの『タイトルズ』は外せませんね(笑)。

さらに、そっち方面にいくと、同じフレットレス奏者でかつてウォルを使っていたという共通点からも、パーシー・ジョーンズが思い浮かびましたが、彼のトリッキーなベースはブライアン・イーノの『アナザー・グリーン・ワールド』なんかいいですね。

YMOはあんまり聞きたくないかもしれないけど(笑)、細野さんのベースはやぱりすごいですよ。
『テクノデリック』の《京城音楽》と《灯》。『サーヴィス』の《マッドメン》のベースラインは最高です。

荒井由美の《コバルトアワー》の音数多いベースラインや、はっぴぃえんどの《風来坊》のダブルストップも最高です。

あとはなんといっても、ミッシェル・ンデゲオチェロは、やっぱり超最高!(笑)

音楽も真っ黒でイイ。重たい。曲もアレンジもいいし、シンプルだけれども低くグルーヴするベースも最高です。
特に『ピース・ビヨンド・パッション』なんか。

まだまだ浮かんでくるのですが、キリがなくなりそうなので、今夜はここまで!(笑)

No.1582 2008/09/18(Thu) 00:22:15

 
Re: 引き続きベース談義 / ホロゴン 引用

tommy さん いっきさん 雲さん こんばんは

一枚というのは厳しいですが、やっぱりジャコですか。
《スタンダーズ ゾーン》と《トライローグ》ですね。スタンダーズ ゾーンは非常にオーソドックスな演奏ですが、なぜかとても愛着があります。普通のジャコがいます。反対にトライローグの中にいるジャコはピチ'ぴち'です。元気いっぱいのジャコがいます。

No.1583 2008/09/18(Thu) 00:31:11

 
Re: 引き続きベース談義 / いっき 引用

皆さん。こんばんは。

最近は自分のブログの更新になぜか時間がっかってしまし、なかなかこちらにこられません(涙)。

雲さん。ちょっと前の話で。自己完結型のジャズ・マニアとして貢献できればと思います(笑)。

ジャマラディーン・タクマの「ショーストッパー」は私も持っています。でも私的にはオーネットの「オブ・ヒューマン・フィーリングス」でのプレイが好きです。
やっぱりマーカス・ミラーで「サドゥンリー」。それと「テイルズ」のラスト曲《カム・トゥギャザ》のパンポットでベースがぐるぐる回るのが最高です(笑)。
ミック・カーンは私も大好きで、ジャパンの「クワイエット・ライフ」《イン・ヴォーグ》のグイングインにうねるベースがこれまた最高です。
tommyさんは聴かないと思いますが、フォープレイのネーザン・イーストもお忘れなく(笑)。
あとジェフ・バーリンなんかはいかがでしょう?イマイチかなっ。

もう寝ます。おやすみなさい!

No.1584 2008/09/18(Thu) 02:36:11

 
Re: 引き続きベース談義 / 雲 引用

●ホロゴンさん

渋いの選びましたねぇ。私もジャコの4ビートアルバムを選べといわれたら、その2枚でしょうね。
というかその2枚以外全編4ビートなの思い浮かびませんが(笑)。
両方好きです。しいていえば『トライ・ローグ』かな。4ビートがストイックだから。
『スタンダーズ・ゾーン』は、最初は気持ちいいけど、聴き続けるうちに、だんだん、「4ビートのキープに徹することに我慢できないジャコ」「4ビートだけじゃないことを何かやろうとするジャコ」の意思と音が鼻についてくることがあります(笑)。

だけど、そこがまたジャコらしいところで、バッキング中はあんまりフロントにからまないジャコスタイルのベースだと、水野正敏の『電気スタンダード』になっちまいますからね(笑)。


●いっきさん

ジェフ・バーリン、ヴィクター・ベイリーは、ベーシストからみると、それはものすごいテクニック、というか音楽理論に精通していますが(たとえば1小節ごとに転調するような曲があっても、とても明解で模範解答的なアドリブを破綻なくこなすだけの解析能力とテクニックがある)、いかんせんジャコのようなタイプのベーシストと比べると華がない(笑)。
そこがちょっとミュージシャンズ・ミュージシャン的な存在だと思います。
でも、私は、ジェフ・バーリンの教則ビデオは昔よく観ていて、そこにはジャコとベースデュオをしている貴重な映像があったりてなかなか面白い内容でした。
私がベースのブリッジをバダスに取り換えるようになったのも、バーリンの影響です。
ヴィクター・ベイリーは、『ボトムズ・アップ』がいいですね。
ネーザン・イーストも堅実かつ相手を触発する野球でいえばキャッチャー的な存在感ともったプレイヤーですね。地味だけど(笑)。
ゴードン・エドワーズも私好きかな。

マーカスは愛憎半ばするところがあって、まず彼のリーダー作は苦手ですが(笑)、間を空けた『ウイ・ウォント・マイルス』の創造的かつ演奏のムードを決定づける司令塔的なプレイはすごく好きです。
あと、デヴィッド・サンボーンの『ストレート・トゥ・ザ・ハート』のプレイも。
この人は、リーダーよりもサイドマンのほうが優秀な働きをするタイプなんじゃないかな?

ベースって、色気がなくなったらおしまいだけど、
色気が匂い過ぎてもダメな楽器なんだなーとつくづく思います。

No.1585 2008/09/18(Thu) 05:41:35


スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

雲さん、おはようございます。教えてください。

久しぶりにエレベを弾いていて思ったのですが、スティーブ・スワローの
あの音の秘密はピック弾きにあるような気がします。
(当然楽器やアンプも関係あるとは思うけど・・・)
指弾きとピック弾きでは、音色が全然違うんですよね。
違う楽器の音がする・・・もっとメリハリがはっきりしている。
フレット・レスの場合はどのような音になるかは解らないけど、
フレットがあるとピック弾きの方が、音がシャープだ。
当然、ピックの硬さ、形も関係あるのでは?

その辺に詳しい、雲さんはどう思いますか?

夜中にエレベで遊んでいたのですが、エレベも面白いゾ。
んで、オイラはエレベはピック弾きにすることにしました(笑)。
ピック弾きの方の音色が好きだし、ギター練習との違和感がない。
後はいろいろなピックを試して、弦もアンプも研究して・・・。
アナログ・ディレイをかませば・・・いい感じになるかな?
エレベはプレジションがいいかも?と思っているけど、
スティーブ・スワローがカーラ・ブレイとやっていた時の映像の、
ベースって何処のベースだっけ?

オイラのジャズ・ベースのアイドルが決ったぞ!
コントラバス・・・チャーリー・ヘイデン/スコット・ラファロ
エレキ・ベース・・・スティーブ・スワロー/?
それにしても、あまりスティーブ・スワローのアルバムは
持っていないぞ・・・おススメよろしくお願いします。
あの音がするヤツでクールなプレイが楽しめるもの(笑)。
よろしくお願いします。

同じくエレベ弾きのホロゴンさんもアドバイス貰えると嬉しいです。
よろしくお願いします。

No.1556 2008/09/14(Sun) 11:20:57

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / 雲 引用

スティーヴ・スワロウのエレベの音色はホント、独特ですね。

私はジョンスコがリーダーの『アンルート』の地を這う4ビートの疾走感と、
カーラ・ブレイとのデュオ『ゴー・トゥゲザー』のハイポジションでの音の伸びとヌケのよさが大好きです。

強いてリーダー作を挙げるなら、『リアル・ブック』を挙げますが、これは、ベースプレイよりも、むしろ彼の作曲・編曲センスが出たものだと思ってます。
それほど目立つベースのプレイはしていません。

私は指弾きオンリーですが、
なぜピック弾きをしないのかというと、ピック弾きのほうが圧倒的に難しいからです。

アタック感が強く、輪郭が鮮明なため、わずかなタイミングのズレもすぐにバレてしまう怖さがあり、音価の調整が大変なのです。

そういった面では、アンソニー・ジャクソンもピック弾きの鬼なので、是非、スティーヴ・カーンの『アウィットネス』も聴いてほしいなと思います。

>ギター練習との違和感がない。
と感じるのであれば、ピック弾きも面白いのかもしれませんね。何せ、私が避けている世界ですから。

それに、スワロウは、エレベに持ち替えたての頃は、ラリー・コリエルの演奏を参考にしたり本人に質問をしたりして、自分のスタイルを形成しています。

だから、彼自身もインタビューで「私のテクニックは、他のエレクトリックベースのテクニックを持つ人たちと違い、もっとギターに近いものだ。私のテクニックの基本になっているのはジム・ホールだよ。」と語っています。

ついで、チャーリー・クリスチャン、ギターじゃないけどレスター・ヤングだそうです。

だから持ち替えた時点で、「アコースティックベース奏者である自分」を一回リセットしちゃってるんですよね。
アコースティックのテクニックをエレキで代用しようとしていない。ゼロからの出発のようなものですね。

スワロウはじつは、初期の段階はエレキベースも指弾きしていました。
ところが、ゲイリー・バートンのバンドのギタリスト、ジェリー・ハーンに「ピックを使え」と言われて使いはじめたみたい。
で、彼は1時間ぐらいギターのテクニックを応用してスワロウの前でベースをピックで弾いてくれたのだそうです。
そのときのテクニックと音色にすっかり魅せられ、彼はピック弾きの猛練習をはじめたのだそうです。

やっぱり、ギタリストが影響与えてるなぁ、彼に。

あのときの映像のベースは、たぶんフェンダー59年のプレシジョンでしょう。塗装がかなり剥げてるやつですよね?

ピックの薄さと型に関しては資料がないのでなんともいえませんが、推測では、かなり薄いものを使っていると思います。
というのも、カーラ・ブレイとのデュオアルバムで聴ける高音域にちょくちょく聴こえる「ふつっ!」「さくっ!」という音は、しなやかで薄いピックではじいたクリアな音そのものだからです。

オニギリ型よりもティアドロップ型のように面積の狭いものを使っているかもしれませんが、そこまでは商品化された音源の音(つまりミキシングされた音)だけではなかなか判断つきかねますね。

もっとも、tommyさんが、ピック弾きしても、絶対にスワロウのような音色にはならないですよ(笑)。

仮に同じ機材、同じセッティングでも無理だと思います。

独特な発想の人ですからねぇ。音色や奏法には経験に裏打ちされた哲学がある。
だから、ハード面だけ追いかけても、無理だと思いまーす。エビちゃんが着た服を、普通のOLが着てもエビちゃんにはなれないのと同じ原理でーす(笑)。

少し前までスワロウが使っていたオブジェのような型をしたベースのボディは軽量のパインです。
この木材ではボディ全体に渡って均一な鳴りが得られないという欠点があります。

しかし、その欠点をテクニックで均等にプレイすることに挑戦のしがいを感じていたのがスワロウというベース弾きなんです。やっぱ、ちょっと普通じゃないというか。

ちなみに、彼が愛用しているエフェクトはディレイじゃなくてリバーブだそうです。
ま、両方とも空間系であることには変わりないけどね。

あと、アンプは、ウォルター・ウッズのアンプのようです。

No.1557 2008/09/14(Sun) 14:15:19

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

雲さん。ありがとうございます。

なるほど、ピック弾きにはそういう問題があるんだ。
そうだよね、かなりエッジ立っちゃうもんね。

後は本人に聞いてみるしかないですね(笑)。
早速、連絡先を探して本人に聞いてみよう。元気なうちに!
いいアドバイスが貰えるといいな〜。ファン・レターだね。
とりあえずアルバム聴いてからですね。

No.1558 2008/09/14(Sun) 15:15:17

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

tommy さん、雲 さん。こんばんは。

”問題は・・それから”の回答を探しているうちに次のテーマが始まってしまいましたね。
実は、tommyさんにお勧めしたかったのは"アイドルを探せ”でした。tommyさんの聴き方を考えるとアイドルがいたほうがもっと楽しく聴けるように思えたのです。jazzを聴くにせよ、クラシックを聴くにせよ、アイドルは必要です。聴くだけのアイドル、プレイスタイルを研究するためのアイドルと、それはそれは多彩なアイドルが存在します。
ちなみに私のアイドルは長い間『ゲーリー・ピーコック』でした。そして今でも大好きなベーシストの一人です。私のjazzはゲーリーを中心に回っていたといっても間違いありません。そんな風に、クラシックには高橋悠治、三宅榛名、グレン・グールド
まずは私も大好きなステイーブ・スワローのお話を続けます。雲さんのおっしゃるとおり、

No.1560 2008/09/15(Mon) 01:04:13

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

グレン・グールドから、間違って送信しちゃいました。他に、ギタリストのアイドルについて書こうと思ったのですが、今日はやめて、ステイーブ・スワロウについて続けます。雲さんのおっしゃるとおり、ステイーブ・スワロウはウッドの時と奏法は別物です。私個人としては雲さんほどベースが上手くないので大きな事は言えませんが、聞いている範囲でそれらのことは十分創造できます。明らかに、他のベース弾きとは違います。ピックで弾く事、音程、音域を十分計算して構成されていると思います。特に、カーラと演奏するときは顕著に現れます。カーラとのレコードすべて最高です。仙台で録音したステイーブ・キューンとのduoも、お勧めです。それに石井 彰の”That Early September も好きなレコードです。僕個人としては、パーカーの五弦が一番いいと思うのですが、今はシトロンに変えたみたいです。
今回、私のブログも載せました。気の向いたことを、書いているだけですが、非常に恥ずかしい気分です。ちなみに私のベースはライン入りのフレットレス rob allen です。ブラックナイロン弦と、一風変わった弦が張られています。ほんとはこれだけ弾いていたいのですが、私のレヴェルでは練習のほうが中心です。
練習はもっぱらIbanez 924です。最近買いました。

No.1561 2008/09/15(Mon) 01:41:47

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / 雲 引用

tommyさん

>なるほど、ピック弾きにはそういう問題があるんだ。
>そうだよね、かなりエッジ立っちゃうもんね。

そうなんですよ。
もっとも、パンクや日本のインディーズバンドにありがちなピック弾きは、けっこう雑でラフな奏法なので、気軽に弾くんだったら、指弾きよりはカンタンかもしれません。

ただ、精緻さを追求するとすごく奥深い世界になってくるのがピック弾きなんですよね。

私はフレットレス使ってることからもわかるように、どちらかというと音の立ち上がりが遅いほうが好きなの(笑)。

>ファン・レターだね。
WATTのホームページは、カーラ・ブレイ的なセンスが全面に出た、なかなかクールでおしゃれなページですよ。

>とりあえずアルバム聴いてからですね。
『アウィットネス』は、行方不明になっちゃってるんですが、
ジョンスコの『アン・ルート』と、カーラの『ゴー・トゥゲザー』は手元にあるのでお貸ししましょう。




ホロゴンさん

>聴くだけのアイドル、プレイスタイルを研究するためのアイドルと、それはそれは多彩なアイドルが存在します。

言われてみればそうかもしれないですね。
エリック・ドルフィーやモンク、パウエルはすごく好きだけど、聴いて興奮するだけ。
逆に、濱瀬元彦なんかは研究するにあもってこいのベースかも。音楽はつまらないけどね(笑)。
そうやって、どこか無意識に分けて聴いているところはたしかにありますね。

>ピックで弾く事、音程、音域を十分計算して構成されていると思います。

まったくおっしゃる通りですね。だから、表面的にピック弾きやセッティングだけを真似ても獲得できない独自の世界観は確かにあると思います。あ、だからといって、ピック弾きやめろというわけじゃないですよ(笑)>tommyさん  むしろtommyさんにスワロウの謎を解いてもらいたいぐらいです。

>特に、カーラと演奏するときは顕著に現れます。

そうですね、カーラのアンサンブルの中では、「ほくほく」とベースの低音が屹立しているんですよね。私は「ライブ!(邦題:艶奏会)」が大好きです。
ちょっと諧謔性の入ったリッチで重厚なんだけどそれをあまり感じさせないにユーモアの入り混じったカーラのアンサンブルにスワロウのベースはピッタリですね。
溶け込みつつ、主張もちゃんとしているという。

>ブラックナイロン弦と、一風変わった弦が張られています。
こりゃまた通な弦を(笑)。一度、これを張ったベースを弾かせてもらったのですが、テンションと鳴りがあまり好みじゃなくて、「ああ、コレ自分には向いてないわ」と思った記憶があります。

Ibanez 924は、スルーネックのやつですよね?
ハイポジション、弾きやすそうですね。私だったら上のほうばかり弾いちゃいそう(笑)。


No.1564 2008/09/15(Mon) 06:26:06

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / 雲 引用

●tommyさん

おはようございます。
そういえば、カーラ・ブレイとのデュオ映像を見る限りでは、スワロウ、かなりフロント寄りでピッキングしていますね。

ほとんど指板の上をこするぐらいな場所で。

あのあたりで弾くと、甘くて柔らかいトーンにはなるのですが、(特に指弾きだと)輪郭が少しボケてきて腰がはいらない音になってくるんですよ。

その対極がジャコですね。
彼は、メロウなソロをとるときは(たとえば酒バラなど)、フロント寄りでフレットレスならではの暖かくい音を最大限に生かすためにフロント寄りで甘い音を出してニュアンスを出していますが、通常は、リアのほうのカリカリとした音色で腰とアタックのある音色で弾いています。

スワロウは、バッキング時においても、フロント寄りでピッキングしていましたが、あの甘い音の出る位置で、粒立ちをハッキリさせるピック奏法をしている。

あとは、アンプのトーンを絞り、空間系エフェクトを薄くかけるなりの工夫はしているのでしょうが、どうも、あの位置でのピック奏法が味噌なんじゃないかと思ってます。

くわえて、ここのところピエゾピックアップのものを愛用していますよね、彼は。

ピエゾって、私も昔使っていたからわかるんですが、ナチュラルなニュアンスを出せるメリットもありますが、そのメリットも裏を返せばブリッジの近く(つまりマイクの近く)でピッキングすればするほど、カサカサとノイズ交じりの音を拾っちゃいがちなんですよ(特にピックだと弦に触れあう音も拾ってしまう)。

もちろん、これも調整可能な領域ではあるのでノイズのカサカサ加減はコントロールは出来るのですが、絞りすぎると今度は非常に色気のない音色になってしまう。

だからこそ、ノイズ軽減のための距離の確保(フロント寄りと、暖かくて粒立ちのはっきりした音色を得るためのフロント寄りになってくるんじゃないかと思います。

もっとも、例のLDを見た限りにおいての考察なので、最近はどう弾いているのかは分からないのですが、一応、参考まで。

tommyさんのところにあるエレベのトーンを最大にして、じょじょに絞っていきながら、ネックの上あたりで、フレットをこするようにピック弾きして実験してみてください。

私も実験してみようと思ったら、あ、しまった、フェンダーのプレシジョン、編集ルームに置いてあるんだ!
今、手元には、フレットレスしかありませーん(涙)。

No.1565 2008/09/15(Mon) 08:08:33

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

ホロゴンさん、雲さんありがとうございます。

おかげさまで、スゴク有意義な休日になりました(笑)。
スティーブ・スワロウを調べるだけで、いろんな事がわかりました。
ジム・ホールとやっているウッド・ベースの頃のスワロウ、ゲイリー・バートンとやっているギブソン(?)のセミアコ・ベースの
スワロウ。(エピフォンかも知れませんが)
フェンダー・プレジションのスワロウ・・・次々と変化しています。
中でもシトロンのベースになってからのスワロウの音が好きだな〜。
もうガット・ギターみたいだよ(笑)。
オイラ、エレベはフェンダーしか興味がなかったのですが、
それは違いますね・・・他にもいろんな個性のエレベがありますね。
フェンダーとは全く異なったコンセプトのベースも進化している。
んで、シトロンからは「Citron AE5 Steve Swallow」という
スワロウ・モデルまで出ている。ん〜こりゃ、スゴイ。

↓雲さん、今度試し弾きに行こうよ。
http://www.kurosawagakki.com/items/detail/7460.html

ホロゴンさんのRob Allenのブラックナイロン弦もイカス!どんな
音がするんだろう?
(オイラ、エレベはYAMAHA PB450弾いています。フェンダー(J)の
ジャズベはいまいち好きではありません)

「You Tube」で、いろいろ見ていたら面白くて、徹夜してしまいました。
カーラとやっているのが一番多いのですが、ステイーブ・キューン、
ジョンスコ、メセニーとの演奏も楽しめました。
んで、オイラはジョンスコの蚊の飛んでいるようなギターの音が、
キライだと分かった(笑)。(こんなとこで言わんでも・・・笑)

キースは「スタンダーズ」のメンバーにピーコックに決める前に、
スワロウも候補に入れていたけどエレベになっていたので、
ピーコックにしたという記事も面白かった。

http://www.koinumamusic.com/concert/making/interview2004/index.html

ピエゾピックアップって、かなりクセものですよね。
オイラ、エレクトリック鍵盤ハーモニカを作った時に懲りました。
確かにナチュラルな音で拾ってくれるのですが、欲しくない雑音も
ナチュラルに拾ってくれます(笑)。

スワロウの奏法で注目すべき点は、バッキングの時のピッキングを指板20フレット上でピッキングでしていることと、右手の薬指、小指の
2本をボディに固定していること、ローポジションではアップ・ピッキングを多用して、音の立ち上がりを早くしています。
ハイ・ポジションは殆どギターと変わらない奏法に見えますが、
これまたアップ・ピッキングから入るという気の入れようなのです。
(ギターリストとは手の上下の動きが、まったく逆なのだ)
このアップ・ピッキングの時の音にアコーステック成分が多く含んでいます。

↑ ↑ ↑
もっと詳しい人が見ると、勘違いかもしれないが・・・。
と、今日1日の研究発表です。キヤ〜ッ!!誰かツッコンでくれ〜(笑)。

「アンタ、それ全然スワロウの本質を理解していないね〜」って、
言ってくれ〜。ジョンスコ、バイバイ!!(笑)。

ホロゴンさんの言うように、マイ・ジャズ・アイドルは必要ですね。
こーなりたいという憧れのミュージシャンを仮想想定すると楽しい。
まぁラファロにもヘイデンにも、スワロウにもなれないけどさーぁ、
なりたいと思う憧れの気持ちが、研究熱心になるんですよね。
エレベ弾きでは今のとこスワロウさんだけですね。オイラの興味は。

No.1566 2008/09/15(Mon) 18:45:59

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

tommy さん

http://www.roballenguitars.com/ここで、音聴けます。ちょっとか細いウッドベースです。私は、最初にほれてしまいました。

No.1567 2008/09/15(Mon) 20:37:22

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

ヒョエ〜〜!!スゴイ、スゴイ!(拍手)
これはかなりウッドベースに近い。今までのエレベとは別物ですね。
ウッドベースに近いと言われるAlter Egoもこれには勝てないですね。

このような情報提供はとても嬉しいです。
雲さ〜ん、1〜2年前とは状況が変わってきましたよ。

------------------------------------------

雲さん。
そういえば、今日1日雲さんは「吉祥寺派」に身売りしたツーのは
ホントですか?最近、頻繁に吉祥寺派にご指名されていますよね。
本来は硬派な「四谷派」の系譜だったのでは転身?身売り?
お願いだから高級オーディオ・ファンにならないでね(笑)。

No.1568 2008/09/15(Mon) 21:55:46

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / いっき 引用

皆さん、こんばんは。

一人づつ書くのが面倒なので手抜きです(笑)。

最近はここでのお話が盛り上がってイイですね。
ちょっとみないとtommyさんがどんどん新しい話題を提起されるんでついていけなくなりそうです(笑)。

まず、すこし前の話題から。

雲さんが私にモニター的役割を負わせているって件。
私は全然問題ないですよ。後ろに100人フツーのジャズマニアがいるかどうかわかりませんが、私なりの意見は言わせてもらいます。自分ではちょっとフツーじゃないと思っているのですが・・・(笑)。

もっと過激な意見を求められるとちょっとやばいです。キツイ意見を言ってしまって、人間関係が険悪になっちゃう場面に過去何度か遭遇しているので、ちょっと控えめくらいを心がけています(笑)。

スティーブ・スワロー研究はすごく面白いですね。私はベース弾きじゃないけど興味津々で読んでいます。たまにはこう言う話題の方がイイなあ〜。You Tube動画もちょっと見ましたが面白いものがたくさんありますね。きりがないです。

tommyさん、ジョンスコはキライですか。う〜ん「蚊の飛んでいるようなギターの音」って上手いこと言いますね。その濁ったちょっとひしゃげた音が魅力なんです(笑)。音聴いただけで「オ〜ッ!ジョンスコいいぞっ!」ってなっちゃうんです。

ホロゴンさんの言うマイ・ジャズ・アイドルはよくわかります。私もたくさんいます。上記のジョンスコはじめ、メセニー、マイルス、ショーター、ジャコパス、エルビン、トニー、・・・あげたらきりがありません。

No.1569 2008/09/15(Mon) 23:31:38

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

tommy さん

スワロウのピッキングの秘密、私の理解と少なからず同じです。でも画像で確認はしてません。確かに肝心なところではアップ、アップに聞えます。もう一つ秘密の鍵あります。jimmy giuffre 3 というアルバムがあるんです。On A Summers Day という映画で、タイトルバックというか、イントロで流れた曲がそうです。これ jimmy giuffre 3 です。同じ頃、ポール・ブレイ、ステイーブ・スワロウと一緒に吹き込んでいるんです。でもこの時はウッドベースです。その後OWLというレーベルから同じメンバーで吹き込まれています。しかもEleーbです。OWL のほうは廃盤らしく見当たりませんでしたが、61年吹き込みのトリオはまだありました。
http://www.amazon.co.jp/1961-Jimmy-Giuffre-3/dp/B000025WLT/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=music&qid=1221491784&sr=1-4
でも、OWLで最後に出たCDは有りました。
これです http://www.amazon.co.jp/Away-Little-Bird-Jimmy-Giuffre/dp/B000079BAA/ref=sr_1_23?ie=UTF8&s=music&qid=1221491705&sr=1-23
聞き比べると細かいところで非常に面白いです。この前に出ていたCDは《The Life of Trio; SATURDAY,MONDAY》と二枚出てました。これに比べるとちょっと地味目ですが、ソロ、デュオ、トリオとそれぞれパートナーを変えて演奏しています。昔から非常にコンセプチュアルな演奏をしています。

No.1570 2008/09/16(Tue) 00:35:18

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

いっきさん。こんばんは。

でも、おかげでパット・メセニーが好きになりました。

http://jp.youtube.com/watch?v=iu0XCVYGDqc&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=l9S6cGJXoWU&feature=related

を見てください。ほとんどウエスの「フルハウス」の現代版です。
いいな〜こういうの。メセニー最高!だぜ!!(笑)。
きっと、そのうちモスキート・ギターも好きになると思います(笑)。

ホロゴンさん。

>私の理解と少なからず同じです。
とは、同じということですか?それとも・・・と、別の板なら
微妙にツッコミがはいりそうですが(笑)。ありがとうございます。

「1961 Jimmy Giuffre 3」は気になっていたところです。
早速、アマゾンに注文・・・ちょっと高いですね(笑)。
ポール・ブレイは好きなピアニストだから、フクロウを先に聴きます。
ホロゴンさんのスワロウ研究はかなり進んでいますね。
んで、ホロゴンさんが知っている、スワロウのエレベ遍歴を
教えて頂けたらうれしいBelleのカスタム・ベースも弾いていましたね。

http://jp.youtube.com/watch?v=qizemaNdVG0

を見るとスワロウがアップ・ピッキングでチューニングやベースの
コンディションを確認しているのは一目瞭然ですね。
映像は強いですね。アルバムでは分からない楽しみがあります。

No.1571 2008/09/16(Tue) 01:16:01

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

tommy さん

知りません。日本に来たときはparker でした。
この後は、シトロンだと思います。
http://www.parkerguitars.com/code/models/models_bass_5str_intro.asp これのオイル?仕上げかな、無垢に見えましたが、製作はスワロウさんの友人見たいです。もっと加工して有りますが、、、、

No.1572 2008/09/16(Tue) 01:40:15

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

tommy さん

yahooにCD 出てました。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/110602126

No.1573 2008/09/16(Tue) 01:47:42

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

ホロゴンさん。サンキューです。

早速、CD入札しておきました。ゲットできるといいです。
あっ、parkerはを弾いているスワロウの映像は多いですね〜。
スワロウはかなり自分の音をギター製作者も巻き込んで、
追求していますね。(まだ、終わっていないと思いますが)
でも、近い将来ジャズのベースはRob AllenやCitronの方向になる
可能性は大きいですね・・・特に若いミュージシャンは。
「ウッドベースも、アンプを通した音を自分の音として認識する」
というベーシストも増えて来ていますから。
その時にはスワロウの功績を賛えましょう。

No.1574 2008/09/16(Tue) 03:26:06

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / 雲 引用

わ、ちょっとネットから離れている間に滅茶苦茶盛り上がってる!

しかも、おもに「スワロウネタ」で(笑)。

どれにどうレスつけていいのか、順番考えてるだけ面倒なので、思いついた順に書くと、

tommyさん、研究のペース早すぎ(笑)!

ゲイリー・ピーコックモデルのベースは試奏したいけど、ルックスはカッコ悪いねぇ(笑)。

昔使っていた、彼の体系にフィットするような四次元オブジェみたいな型のもののほうが好きだなぁ、見た目的には。

ホロゴンさんも随分研究されていますね、スワロウのこと。
音聴きましたが、たしかにちょっとか細いウッドベースって感じ?
でも、聴く分にはいいけど、弾く分にはあんまり興味ないかもしれないです。
エレキベースに関しては、もうちょっとドスン!と低音が出るようなタイプのほうが好きなのは、やっぱりパンクやロックのバンドもやっていたからかな?(やっぱりフェンダー好き)

ただ、自分の音の追求のために、製作者と二人三脚なところは、アンソニー・ジャクソンを彷彿させますね、スワロウの求道的ところ。

出てくる音色やプレイのスタイルはまったく違いますが、こういう職人的に自分の音楽をよりいっそうの高みで実現させようという強い意志は尊敬に値します。

tommyさんがアンソニーにはまってくれると嬉しいんだけどな。
アッコちゃんとやってる映像ね、とりあえず。

http://jp.youtube.com/watch?v=UQwbI2AjKv8&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=KVkeV3Yn7gk

スワロウ漬けになった耳には、フォデラのボリゴリした重低音は新鮮なのでは?

ペトルチアーニとやってるLDもあるんで、今度かします。で、もしtommyさんがアンソニーにもはまって、フォデラ買ったら、私が弾かせてもらうの(笑)。

あ、あと、別に、私どっち派にも身売りはしてませんよ、特に(笑)。
面白そうなところにヒョイヒョイ顔を出してるだけです。

……と書くとつまらないので、
はい!吉祥寺派に寝返りました(笑)。
寺島さん萌え〜!です(笑)。

昨日は、放送収録後、「うん、今日は楽しかった! 君を呼んだ甲斐があったよ!面白かった!」と肩を叩かれ、
「君の精悍な顔付きはまるで古武士みたいだねぇ」
とオダテられたので、
もう、いつでも私のこと利用してね〜ん、寺島サン(はーと)と思いましたから(笑)。

でも、今週末は、今度は四谷で後藤さんと対談ですので、また寝返ります(笑)。

あっち行ったり、こっち行ったりコウモリのような奴です。バットマンです(笑)。
あ、バットマンだとカッコよすぎですネ。

今回の寺島さん番組の収録は、またいつものように面白かったので、それはまた改めてレポートします。

あ、あと、いっきさんのバックに100人説ですが、いっきさんが100人いるというわけではなく、いっきさんは一人しかいませんし、オンリーワンな存在ですし、「選曲指南」をコンプリートし世界でたただ一人の存在、それはもう稀に見る偉大なジャズファンだと思いますが(笑)、そういう実績的な面ではなく、なんというのかな、週末になると地方からワクワクしながらお上りさんして(失礼!)、嬉しそうにレコード、CD屋めぐりをして、戦利品をニタニタしながら喫茶店やジャズ喫茶でコーヒー飲みながら眺めて、ワクワクしながら家に帰り、ニコニコしながら自宅のオーディオで聞くような、そういう羨ましい生活を地道に一人で活動しているジャズファン、そんな人たちのイメージです。
いわゆる“小いっきさん”たち?(笑)

ひとりの行動で楽しみが完結してしまっているから、なかなか表には出てこないので、コミュニケーションとれないのですが(笑)、こういう人たちこそ大事にしなければいけないジャズマニアの方々だと思います。

スワロウ奏法はアップから始めるパターンが多いというのは、映像に接しないと決して分からないことでしたね。無意識だと、普通は、ダウンからスタートしがちです。そこをあえてアップからという一件だけをもってしても、スワロウは、相当自分の鳴らす音に意識的かつ自覚的な音の職人だということがうかがい知れます。

tommyさんは、こりゃまたおもしろい人に嵌まっちゃいましたね(笑)。
あまりにすごい勢いで研究しつくして、「スワロウにはもう飽きた、さ、次に行こ!」となると、捨てられたスワロウさん、布団のはじっこを噛みながらシクシク泣いちゃいますよ、きっと(笑)。

No.1575 2008/09/16(Tue) 04:36:50

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / ホロゴン 引用

雲 さん、tommy さん

こんにちは
急に思い出して書き込んでいます。
雲さんのコメントに”そわそわ しっぱなしです。
やっと気がつきました。

> でも、聴く分にはいいけど、弾く分にはあんまり興味ないかもしれないです。
> エレキベースに関しては、もうちょっとドスン!と低音が出るようなタイプのほうが好きなのは、やっぱりパンクやロックのバンドもやっていたからかな?(やっぱりフェンダー好き)


これです。雲さんのちょっとしたコメントにビックリしました。”ドスン!でした。
ずっとイマイチ煮え切らない音に、色々試行錯誤を繰り返してきましたが、どうしても見つかりませんでした。
アタックの方法を変えてみたり、弾く位置を変えてみたり、指の当たり具合の深さを変えてみたりと、色々やってみましたが、納得のいく音にはめぐり合えませんでした。私の体の中に流れていた音は これ ドスン! だったようです。
 確かにベースの弦は重要なファクターを備えています。弾くときの気分のタッチ、音色、サステイーンと、弦を取り巻く環境は様々です。これに本体の作りが作用してこの ”ドスン! があるとすれば、私のブラックナイロン弦と合わせて、楽器選びにもう一度再考が必要です。

楽器の選択の難しさを教えられた思いです。
これから rob allen を携えて未知の領域に邁進しようと思います。

No.1576 2008/09/16(Tue) 16:36:20

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

雲さん、ホロゴンさん、いっきさん。こんにちは。

ここはひとつ整理しておく必要がありますね。
まず、スワロウは「エレベでコントラバスのような音が出したい」と、
思っているのか?というとそうではないと思います。
当然、コントラバスも弾けるスワロウなので、その必要はなく
エレベで新しいベースの音の自分の音楽を追求しています。
それが、従来のエレベの音ではなく、よりアコースティクな
響きのあるエレベを求めていると思うのです。(あくまでもエレベ)
コントラバスでもなく、フェンダー系でもないと言ったところでしょう。
スワロウは自分の楽器はエレベと決めて、自分の音楽を構築しているのです。

さて、ここからは自分の好きなベースの音は?という話になりますが、
これは以前、雲さんと「エレクトリック・アップライト・ベース」の
話の時にいろいろ話しましたが、
確かにコントラバスを弾いている自分の姿はカッコイイと想像する
訳ですが、いかりや長介のキリンのCM以降、「エレクトリック・
アップライト・ベース」もカッコイイな〜と思ったオイラは、
アリア、スタジオZ、ヤマハと3本買うはめになるのです(笑)。
しかし、音楽教室でオリエンテのコントラバスで練習しているので、
「やっぱり、コントラバスでしょう」と、思いはじめ。
「エレクトリック・アップライト・ベース」でコントラバスの音を
出せないものかと思考錯誤することになるのです(笑)。
雲さんにも、いろいろアドバイスを貰いながら試した結果、
結論はそれは別々の楽器であるというとこに落ち着くのですが・・・(笑)。
んで、オイラはルーマニア製のコントラバスを買うことになります。
今度は逆にコントラバスに「エレクトリック・アップライト・ベース」の
要素を持ち込みたくて、2分の1厚ボディという選択をしてしまいます。
雲さんはきっと呆れたと思います(笑)。
ここでめでたく、オイラの楽器がルーマニア製コントラバス1/2と
固定されたわけです(笑)。(かなり気にいっています)
んで「エレクトリック・アップライト・ベース」はお蔵入り。
オイラの感覚では「セミアコ・コントラバス」といった感じ。
オイラは今のところ4ビートのジャズだけしか眼中にないので、
これでいいと思っています(笑)。

んで、ここからはオイラにとっては、まだ音聴き不足なのですが、
アンソニー・ジャクソンやスタンリー・クラーク、ジャコの
のようなエレベ弾きは、マイ・アイドルに入ってこない(笑)。
まだ好きなアルバムの中のミュージシャンでしかないんですよ。
今回スワロウがエレベ弾きとして、はじめてオイラの好みのポケットに
入ったところです。まぁ、単純に出す音が好きだツーことだね。

オイラの好きなベースの「ドスン!」はセシル・マクビーや
チャーリー・ヘイデンの「ドーン!」くらいなんです(笑)。

でも、今回のスワロウ研究は、今後のジャズ・ベースの楽器変貌を
感じさせる研究になりました。スワロウが考えている事とは違って(?)、
コントラバスのアコースティックな響きに近い事は確かです。
「コンバスは大きいし、運ぶのもメンテナンスも大変だよね」
ツーとこから、コントラバスの代替えとしてRob AllenやCitronの
ような音色の楽器に持ち替えていく、若いジャズ・ミュージシャンは
増えると思います・・・そのクオリティまで来ていると思います。
それがどう変貌するかは、プレイヤーの成長に期待しましょう。

ホロゴンさんの場合もコントラバスに向いている訳ではないと思います。
新しいジャズ・ベースなる物の理想像だと思います。
きっと、それはスワロウと同じじゃないかな?
まぁ、極端に言えばウッドベースとエレベの音色のイイとこ取りをした
新しい楽器のベース(笑)。
雲さんはそれを求めていない。ウッドはウッド、エレベはエレベ、
違う楽器でないと意味がないし、楽しくない(笑)。

それぞれ好きな音楽に原因があると思います。
オイラはホロゴンさんの好みに近いと思うけど、雲さんのいうような
「ドスン!」はRob Allenのブラックナイロン弦ではムズカシイと思うな〜。
(サンプル音源では出ていたので、きっと組合わせがありますね)

オイラはアンソニーの弾いてるフォデラは欲しくないな〜(笑)。
あれはアンソニーの体形だから音もカッコイイ。
きっとアンソニーは自分の体も共振させて、鳴らしているんだよ(笑)。
四次元オブジェみたいな型のスワロウのベースは
Belleのカスタム・ベースだと思います。

今回いろいろスワロウのプレイ&ベースを見てきたのですが、
全体にアコースティックな響きのエレベを良しとしているかと
いうと、そうでもないような気がします。
ほら、ギターで「セミアコが好き」と言うのがあるでしょう?
それはギターでは、もう誰も疑問がないところだと思うんだよね。
でも、ベースのセミアコは全然セミアコじゃない訳で(笑)あやふや。
そう考えると、アンソニーもスワロウも考えていることは同じ。
ただ、好みの音が違うという「エレベで自分の音の追求」だと思う。
オイラはスワロウの音色にセミアコベース感を感じているだけだよね。

No.1577 2008/09/16(Tue) 19:43:01

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / 雲 引用

ホロゴンさん

私の書き込みが、気づきのタネになれば、これに勝る喜びはありません。←って書き方すると、なんか実用書のまえがきみたいですね(笑)。

ベース単体の音と、アンサンブルの中の音はまた違うところが難しいし面白いところでもあります。

私のオールドプレシジョンの単体の音は、色気がなくて、そりゃもうヒドいもんです(笑)。
決して、ソロで弾いて満足!な音ではないです。
しかし、ドラムやギターにかぶさって、生き残る音が、これまた、色っぽくなるんですよ。
他の楽器の高音域に、ガビガビした部分がうまい具合に吸収されて、とてもマイルドで色気のある音が生き残ります。
私がピエゾ系のベースで苦手なのは、単体の音色はデリケートで惚れぼれするんだけど、アンサンブルの中に埋没しがちなことが多い。だから、ボリュームを上げると、今度は個性豊かなベースの音色が、個性豊かに他の楽器の存在を食ってしまう。
あんまり溶け込まない、共存しないんじゃないか? というのが、これはまああくまで私の過去のライブ経験という個人的体験からの感想なんです。

もちろん編成や相手の楽器にもよるんでしょうけど。アコースティックギターとのデュオなどはセクシーそうでいいですね。

●tommyさん

私はものぐさなので、自分だけの「この1本!」ですべてのジャンルをカバーしたいという願望があります(笑)。
あっち弾いたり、こっち弾いたりで「この1本」じゃないくせに(笑)。
特に、過去のベースマガジンで、マーカス・ミラーのインタビューを読んだときに、その思いが強くなりました。

No.1578 2008/09/17(Wed) 10:17:20

 
Re: スティーブ・スワローの秘密 / tommy 引用

それにしても、netjazzさんって根性なし?オイラ、楽しみにしていたのに(笑)。

↑上いきます(かなり長くなって読みずらいので)

No.1579 2008/09/17(Wed) 10:39:08


お知らせ / passenger 引用

えーと、アルバムレヴューの最初のペ−ジ、9/14の二枚が両方ともジョシュアになってます。

お知らせ終わり。

No.1562 2008/09/15(Mon) 02:10:05

 
Re: お知らせ / 雲 引用

パッセンジャーさん

お知らせありがとうございます。なおしておきます。

No.1563 2008/09/15(Mon) 05:06:16


(No Subject) / いっき 引用

tommyさん。雲さん。こんばんは。

今日例のメールを出した後で、ここを見たらtommyさんの書き込みがあったので、どういうふうに答えようかと思いつつ書きそびれていました。
で今覗いたら、雲さんからすばらいい回答があったので、私から言うことは特にありません(笑)。
仕事/遊び論はなるほどなあと思って読みました。

でも面白かったのはtommyさんの「カリスマ・ジャズ評論家の登場に期待したい。」の一文です。
私もメールで「今期待しているのはジャズのカリスマ・ガイドさんの登場なのです。」と書いたので思わず笑ってしましました。
「ジャズ評論家」と「ジャズのガイド」の違いこそあれ、両方とも「カリスマ、登場、期待」が入っているところに、同じ思考パターンを感じてしまったのです。
「日本人ジャズを聴こう」についで、また以心伝心なんでしょうか?怖い(笑)。

私、共感と感動を提供するジャズ・ガイドさんに期待しちゃいます。

No.1553 2008/09/14(Sun) 00:53:27

 
Re: / いっき 引用

レスするはずが間違って、ノンタイトルで新しい書き込みをしてしまいました。申し訳ありません。

No.1554 2008/09/14(Sun) 00:56:35

 
Re: / tommy 引用

雲さん、いっきさん・こんばんは。

オイラは、最初は遊び(無駄)ではじめた事が、全て仕事になってしまう
体質なんですよ(笑)。最初は「遊びでいいじゃん!」って思っても、
結局、何らかの責任が発生するもんで、それを覚悟しないと収拾が
つかなくなる。遊びと云うパーツが組み合わされると遊びにならなくなる。
まぁ、そんな事を長年やっていると、オイラには遊びはないんだな〜
と思ってしまうんですよね(笑)。
どんな遊びをはじめても、行き着くところは人との関わりになる(笑)。
だから今、どうせなら仕事として「ジャズ・ブーム」にしたい(笑)。
んで、それに貢献したいと思う訳で、現実に「ジャズ・ブーム」には
ならないマイナス要素を考えているところ(笑)。

んで、考えたらジャズのシンボリックな人材がいない。
若い人たちを引きつける、ジャズ・キャラクターがいないんだよね。
「ジャズって最高だよ!」と広く言えるメッセンジャー。
そろそろ、ジャズ聴きの人材もリニュアルが必要だと思うわけよ。
今に合っているジャズ感の提言が必要だ。
テレビにもでるジャズ評論家が必要(笑)。
朝のワイド・ショーなんかにレギュラーで出るといいよね。

ジャズ聴いている人たちって、オイラたちの知ってる人は、
もう「遊び」ではなくなっている人が多いね〜(笑)。

オイラのいちばんの問題は、ホントは仕事が先にある訳ではなく
フリーになった時点で、遊びみたいな人生だツーことだ(笑)。
・・・大きい声で、言ってはいけません。
まぁ、雲さんも薄々気がついているとは思いますが、(笑)
遊んでいる気分で、どれだけ仕事が発生させられるかが商売。
だから、仕事も遊びもいっしょになってしまうだよね。
「仕事!」と思わないとエンジンかからない体になってま〜す(笑)。

No.1555 2008/09/14(Sun) 01:46:12

 
Re: / 雲 引用

いっきさん、tommyさん

昨日より、私のメールやら掲示板やらでお忙しい時間を浪費させてしまってスイマセン。

でも、いっきさんの意見は、その後ろにいる100人の名もないフツーのジャズマニアの代表だと私は考えているので、勝手ながら、常にモニター的役割を負わせてしまって申し訳ないと思うと同時に、もっと過激な意見言ってもイイのよ〜!と思ってもいます(笑)。

>雲さんからすばらいい回答があったので、私から言うことは特にありません(笑)。

あはは、ありがとうございます。
これは人間の生産性と報酬に関する心理学的実験結果に基づいた仮説なんですが(以前詳しくメールしましたよね?)、いろいろなところを覗いて、いろいろ考えると、あながちマトはずれじゃないような気もしています。


>カリスマ・ジャズ評論家の登場に期待したい。

私はねぇ、ちょっと前まで、菊地成孔氏に期待してたの(笑)。バックに大谷氏付きでもいいからさ(笑)。いや、むしろ付いていてくれないとヤバい(笑)。

それとね、
楽器も演奏する平野啓一郎氏も、小川さんとの対談で、ジャズ評論家にはない感受性と分析が新鮮なところもあったから、知名度&ルックスといった点でも期待出来るかな、とも思いました。

というか、平野氏とは是非対談してみたいと思ったので、TFMにゲストで呼んでくださいなとお願いしたら、「あの人はギャラが発生するからNG」ってことになって、ちょっと残念……。自腹切って出演料出してでも出てもらおうかしら(笑)。

でもね、よくよく考えてみると、お二人ともミュージシャン、小説家という本職があるわけで、その本職を超えてまで評論家という存在にはなり得ないよなぁ、と。

じゃあ誰なのかというと、いない(笑)。

tommyさんおっしゃる
>朝のワイド・ショーなんかにレギュラーで出るといいよね。
になると、もうお手上げで、
プロダクション所属で、担当マネージャーにレギュラーで仕事を取れるよう動いてもらわなきゃダメだよね。

それとも、俺たちでプロダクション作っちゃいます?(笑)

一時期、なんでこうちゃんのプロダクション作らないの?
って質問したことあるけれども、
やっぱり、テレビなどのメディア露出にまでコトが及んでくると、それを瞬間風速的な現象ではなく、継続的にコンスタントに露出量をコントロールするには、個人のマネージだけでは難しいものがあります。よっぽどプロデューサーや関係者との関係が密接じゃない限りは。

まだ私の場合は露出が小規模なので、個人レベルでマネージ出来るレベルですが、それでも、いちおう、経過報告は逐一してるじゃない? 暴走しないためにも。トーンマナーやコントロールはすごく大事ですから。

それがさらに大規模になった場合は、やはり業界筋の担当をつける必要がありますよね。

特にジャズの話題というのは、好き嫌いや思い入れは別にしても、やはり世の中的にはローカルな話題に過ぎないわけだから、「なぜ、今この人なのか」と存在意義と価値をわかりやすい言葉で世の中に(それ以前にメディアに)プレゼンする必要があるのですよ。

「今日は、どこどこの出版社の編集者から原稿依頼があってさ、あははは」

と受け身な姿勢だけじゃ絶対にダメです。
積極的な売り込みと、それ以前の売り出し方の戦略が必要。だって、絶対に必要とされる存在でもないわけだし。それ以上に必要とされる、もっと生活に直結した分析をする経済、金融、政治などのアナリスト、評論家以上の存在意義を見出さないと、番組で使用する価値はないわけで。

このようなハードルをクリアするだけの条件と資質とやる気を持った人が、今いるかというと、残念ながらいませんよね、おそらく(笑)。

だから、シンボリックな人材、かつワイドショーにレギュラーな人が目標であれば、それを目線に据えて、そういう人を作っていかねばならない。これはもうプロジェクトですわ(笑)。

その場独特の間合いと空気を察知し、短い時間で適切で印象に残るコメントをすることって、非常に難しいんですよね。

だから、やっぱり、仮に知識だけあっても、メディアで使えるかどうかは分からない。いや、思いこみが強いぶん厄介な存在でもあるので、その思い込みを外に出す量もコントロールできなければならない。

そんな思い込みと知識のカタマリ人間を使うよりも、
タワーやHMVの店員が、
「竹内まりやのベストですか? 売れてますねぇ。予約もたくさん入ってましたしネ」
と一言現場で語っている場面を撮影し、
世の中の現象を客観的に説明する信頼度のおけるソースをパーツとして使用したほうが効率がいいですから(笑)。

だから、一番いいのは、現場の空気を知っている関係者(テレビ局員が理想)でジャズマニアがいれば、その人がいちばん近いところにいると思う(笑)。

それに、もし私がカメラマンやディレクターだったら、評論家なんかよりも、やっぱりジャズマンをフィルムに収めたくなると思う。絵になるからね。

私の個人的な思い込みを正直に告白しちゃうと、評論家ってカッコ悪いし、ダサいです、今の世の中的には(笑)。

以前、山中千尋が寺島さんの番組で、「評論家って、人が相撲をとってるところを土俵に上がらないで、悪口言うのが仕事でしょ?」みたいなことを言って噛み付いてましたが、大筋ではそのとおりだと思います(笑)。

昨日、久々にスラッシュメタルのCDを2枚買いましたが、あいからずライナーが面白いのよ。

読んでると、彼らは評論家というよりは、それ以前にファンなのね、熱烈な。

だから、多少の思い込みや誇張表現があってもOKなのよ。

今ジャズの評論やライナーに求められているのは、「プロのファン」なんじゃないでしょうか?

小川さんが、わりとそれに近いスタンスではあるけど、淡々とした文体で、個人的にはあんまり熱量が伝わってこないのね、本人は熱いつもりなのかもしれないけど。
だから、その点でちょっと損をしていると思う。
もっとファン代表としての思い入れをスパークさせればいいのに!(笑)


>「仕事!」と思わないとエンジンかからない体になってま〜す(笑)。
うーん、この無趣味人間め!!(笑)



No.1559 2008/09/14(Sun) 23:21:21


問題は・・・それから、 / tommy 引用

雲さん、いっきさん、ホロゴンさん。おはようございます。

最近、ちょっとジャズ聴きから距離をおいて、本を読んだり、
楽器を練習したりしているのですが・・・。
「なぜジャズなのかが知りたい」という気持ちになります。
オイラは・・・なぜジャズを選んだのか、聴くのだろうか。
いったいジャズの成分には、何が入っているのだろうか。
それから、ジャズを聴いて何をしようとしているかも、
気になるところだ(笑)。

オイラは目的のない行動はキライだ。
目的がないのなら寝ていた方がいいと思う性格である。
しかし、ことジャズに関しては目的が明確ではない。

別の掲示板では、「ぶん殴ってやる!」くらいのジャズ論争好きが
日夜バトルを繰り広げているが、何かそれも違うと思う。
〜みんなで、言葉遊びをしているようにしか思わない。
「ジャズをことばで解る」ことは、それほどに大事なことだろうか?
友だちでもない「ミュージシャンを解る」ことも雲をつかむような話だ。
感動した自分を語るくらいの事しかできないよね(笑)。
聴いてダメならダメなのさ。生まれも育ちも違うのだから。
熱くなっているのは、30〜40年も前の話と何ら変わらないな〜。
そこを上手く整理して、1870年のジャズと2000年のジャズの
気持ちの置き方が見つかれば、次に行けるような気がする。
その辺がちゃんと言えるカリスマ・ジャズ評論家の登場に期待したい。
それって、ジャズばかり聴いている人にはムリだよね。

問題は、人生の終わりもそろそろ見えて来たのに(笑)、
まだジャズの秘密が見えないことだ。だから面白い?

やっぱり、聴いているだけではダメかもしれないね。
ギターとベース上手くなろうと・・・(笑)。
自分もやってみないと分からないことってあるよね。
「分かりたかったら自分でやってごらん」って、普通のことじゃん。

No.1550 2008/09/12(Fri) 07:34:35

 
Re: 問題は・・・それから、 / 雲 引用

tommyさん

最近、あんまりこの板を覗かなくなったもので、
レス遅くなってすいません。


>いったいジャズの成分には、何が入っているのだろうか。

ジャズの成分ですか?

それは、人を狂わせ、おかしな人や、ちょっとイッちゃってる人たちを覚醒させ、特定の「場」に呼び寄せる成分がはいっています(笑)。


>それから、ジャズを聴いて何をしようとしているか

そりゃもう決まっているじゃないですか。
自分の「ジャズ観」のためなら、
意見のゴリ押し、議論も喧嘩もいとわないという姿勢で、
様々な人と論争することで、自分の「ジャズ観」を高めていくことにつきるでしょう(笑)。


……というのはまったくの冗談ですが(笑)、
少なくとも、私はそういうメンタリティとは無縁ですが、

以前、tommyさんかいっきさんのブログにも書きこみましたよね?
私にとってジャズは「ガソリン」です。

何か目的があって、その目標に近づくための
自分の中のエンジンに火をつける
気付け薬、ブースターのようなものなんですね。

だから、私の人生はジャズが目的ではない。
だって、ジャズマンじゃないんだしさ(笑)。
もちろん、ジャズが生活の中で大きなウェイトを占めてはいるんでしょうが……。



きっとtommyさんもそうだと思うよ。

だって、

>オイラは目的のない行動はキライだ。

なのだから。


>別の掲示板では、「ぶん殴ってやる!」くらいのジャズ論争好きが
>日夜バトルを繰り広げているが、何かそれも違うと思う。
>〜みんなで、言葉遊びをしているようにしか思わない。

いや、あれはあれでイイんじゃないでしょうか?(笑)

私は、そういうのにはあんまり興味ないけど、でも、あれはあれでイイんじゃないかとも思うようになりました。

tommyさんは仕事人間だから、きっとそう思わないんだと思います(笑)。

つまり、tommyさんは、目の前の対象を、仕事や成果に結びつけて考えなきゃ気が済まない思考パターンの持ち主なんですよ。
だから、「得るものがないことでウダウダすること」は不毛だと考えちゃうのだと思います。

「仕事」というのは、常に「結果」をイメージしなければいけない世界ですからネ。
だから、「結果」「成果」の見えないプロジェクトは無意味なのです。


では、「仕事」の反対、
つまり「遊び」とはなんぞや? 

それはもう、簡潔に言ってしまえば、


「無駄」


という一言につきます(笑)。

一文の価値のないことに熱中し、
散財し、
時間を浪費し、
悩んだりワクワクしたりして、

一文にもならないこと。

一文にならないからこそ楽しいこと、
それが「遊び」「趣味」なんだと思います(笑)。

人間って生産性や合理性を追及するいっぽうで、
そこで生み出された過剰なものをどこかで蕩尽していかないとバランスとれないところがあります。

それが農耕社会では祭りでしたが、
現代の都市部の病んだ人々(笑)にとっては、ジャズもその一つなんですよ(笑)。

というのも半分、冗談ですが、
わが身を振り返ると、なんとなく思い当たる節があります。

だって、その都市部の病んだ人間の典型が我々じゃないですか(笑)。

で、もちろん遊びだけじゃ人は食っていけないし、
かといって仕事だけでもギスギスしてつまらない。

だから、ジャズマンではないフツーの人々は、
生産と浪費のバランスをうまく取ることこそが肝要。

コレ、最近の私が追求している課題です。

そして、仕事で得たお金で
無駄と遊びをカッコよく追及できる人が
「粋」と呼ばれるのでしょうね。

お会いしたことがないので、あくまで推測ですが、
tommyさんのお話をきいていると、
野口さんは、「粋」な人だったんじゃないのかな?


そう考えてゆくと、

>「ジャズをことばで解る」ことは、それほどに大事なことだろうか?

という疑問も、

大事なことなんですよ〜!

となる(笑)。

だって「遊び」だから。

仮に「分かった」としても、一文の価値にもならないからこそ、大事なのです。

特に、オトコはそういうもんです(笑)。

オンナからみれば、一銭の価値にもならないようなことに、目を子供のように輝かせて、一生懸命になりがちなのがオトコみたいですね。


tommyさんはオバサン気質だから分からないかもしれないけど(笑)、で、私もオバサン気質なところあるけど、オバサン目線で見ると
「バッカみたい」
「そのことに何の価値があるわけ?」
と思ってしまうところに熱中しがちなのが、オトコの性ってものなのかもしれません(笑)。

たぶん、50年後も、日本に数店ぐらいはジャズ喫茶が存在しているかもしれません。

で、未来のジャズ喫茶はどういう場所になっているのかというと、そんなに変っていないのかもしれない(笑)。
あいもかわらず60年代、70年代している人たちの巣窟になっているかもしれない(笑)。
人をそうさせてしまう魅力もたしかにジャズにはあるし、「結論」に帰結することば目的なのではなく、「あーだ、こーだ」の過程のほうが、きっと楽しい「目的」だったりもするのです。
それが、「遊び」ってもんでしょ(笑)。


>その辺がちゃんと言えるカリスマ・ジャズ評論家の登場に期待したい。
>それって、ジャズばかり聴いている人にはムリだよね。

これには同感しますね。

もう少し、俯瞰できる目線を持った人がいてほしい。

詰め込み主義教育国家ニッポンの教育成果と弊害が、
ジャズの分野においても、

博覧強記歓迎、
知ってれば知ってるほどエラい(ま、知らないよりは知ってるほうがいいけど)、
たくさん聴けば聴いてるほどスゴい、
アルバムたくさん持っていればいるほど尊敬!

というような、価値観がなんとなくありますからね。

戦後半世紀以上経った今日においても、知識の大艦巨砲主義がまかり通っているような感じ。

もちろんそういう人は必要よ。
いなければいけないと思う。
学者タイプな人、データマンみたいな人。
いわば職人、大学教授タイプだよね。
ま、言い方変えれば、オタクだけどさ(笑)。

でも、そういうタイプの人じゃないとジャズを語っちゃいけないのかというと、決してそんなことはないと思います。

知識はハードに過ぎないからね。

それよりもっと大事なことは、
このハードをどう組み立てたり編集したりして、
面白いこと考えられるか、
エンターテイメントに昇華できるか、
啓蒙するにしても、上手な切り口を考えられるか、
共感をいっぱい集められるか、

そういう目線もアリだし、必要だと思います。

辞書や事典のような本もある一方で、
新書やコンビニ文庫のような本もある。

知識の大鑑巨砲主義偏重な人は、辞書でも図艦でも読んだり書いたり編んだりしていればよろしい。

しかし、受け手のニーズは、そこばかりにあるわけじゃないよ、ってことです。


単なる「お勉強」ではなく、
エンターテイメント性もまぶして、
「知識」よりもむしろ
共感と感動を提供できればいいな


これが、私のラジオ番組の目標であり、理想です。

初めからうまくいくとは思っていないけれども、


単なる「お勉強」ではなく、
エンターテイメント性もまぶして、
「知識」よりもむしろ
共感と感動を提供できればいいな


を目標に頑張りたいと思いまーす
↑と、結局そういうオチに運びたかっただけデス・笑

No.1552 2008/09/13(Sat) 19:04:53


音楽の授業はキライだった / tommy 引用

オイラ、小学校の音楽の授業が大キライだった(笑)。
楽しくなかったからね。
音楽が好きになったのは中2の担任が音楽の先生で、
授業をサボっている時でも、音楽教室に誘ってコーヒーを入れてくれて、
当時流行っていた洋楽を、音楽教室で大音量で聴かせてくれたから。
そのお礼に、先生が主催しているオペラの美術担当をやらされたけど(笑)。
あとね、オイラはカラオケはキライなの。
20代前半の頃は遊び場が吉祥寺で、ピアノ・バーがたくさんあった。
音大のおねーさんがバイトしていて、伴奏してくれるんだよ。
それがとても気持ちよくて、あの感じがイイんだよね。
「まぁ、上手くはないけど・・・ピアノ・バーだったら行っても
いいよ」って友だちに言ったら、六本木のバーに連れていかれた。
そこはバンドが入っているんだけど、歌う人がみんなプロなの(笑)。
お客さんで歌うのは、みんなプロの歌手ばかり・・・。
そんなとこで、歌える分けないでしょう(笑)。

------------------------------------------

「オイラの家には音楽が足りない」と、10代の頃から思っていたから、
オイラの兄弟はどこかに音楽、演奏に対するコンプレックスがあるんだよね。
その証拠に兄貴はピアノが弾ける女性と結婚したし・・・(笑)
ん〜特に兄貴の芸術・・・に対する憧れはどん欲だった。
デッサン、油絵、水彩画・・・オイラがやっていると、すぐマネした。
でも、絵心が無いから長くは続かないよ(笑)。
今また、「ピアノを習う」(奥さんから)と言っているけど、
今でも、楽器を演奏することに憧れがあるんだと思う。
本でも読んでた方がいいんじゃないの?

--------------------------------------

因みにオイラが最初に買った楽器は、高1にパールのフォーク・ギター。
東京に出てきて買ったのはフェルナンデスのジャズ・ベース。
24才の時に新宿3丁目のコタニ楽器のピアノ教室に2年間通いました。
はい。ぜんぜん上手くなりませんでした。
そのおかげで、子供たちは3才からピアノ教室に入れました(笑)。
やっぱり、音楽コンプレックス度は高いです(笑)。

No.1544 2008/09/10(Wed) 04:23:06

 
Re: 音楽の授業はキライだった / 雲 引用

tommyさんには、絵、美術のほうの才能があるからね。

しかも、単に「人よりちょこっと上手なレベル」の才能じゃなくて、ちゃんと中学のときから人並み以上に稼いでいたわけだから、それはそれでイイじゃないですか(笑)>音楽コンプレックス

って、決して音楽の才能がないといっているわけではないですよ(笑)。

それに、今では週にたくさん(?)音楽教室いきまくっているんだから、ゆくゆくは、今度はそっちのほうもプロになっちゃうかもしれないし、そしたら、凡人のボクはどーすんのさ!?(涙)

No.1545 2008/09/10(Wed) 11:06:11

 
Re: 音楽の授業はキライだった / 雲 引用

ホロゴンさん

ハーモニカもいいですね。
唯一、「吸う」要素のある楽器。
今号の『ジャズ批評』で、ミッキー・カーチスがインタビューで語ってました。
いわれてみればたしかに。

ただ、楽器の中で、もっとも体力を使う楽器なんですってね、ハーモニカは。
トゥーツ・シールマンスは、あんなにニコヤカでも、じつは大変な体力をつかっているんだなぁ、としみじみ。

ブルース好きとしては、いっきさんには、リトル・ウォールターのように、アンプリファイアード・ハープをやって欲しいなぁ(笑)。

びやややややや〜ん!って。

クるんですよねぇ〜、あの音。

隠れマディ・ウォーター好きです、ハイ。

No.1546 2008/09/10(Wed) 11:09:32

 
Re: 音楽の授業はキライだった / 雲 引用

tommyさん

下の書き込みに対してのレスですが、
渋谷でギター背負っている女の子は、
きっと、チャットモンチーだよ(笑)。

いや、そうであってほしい(笑)。
ベースは俺が弾くぅ〜!

明治通りの渋谷寄りに専門学校ありますよね?
あの生徒とか?

あと、駅向こうに、スタジオがいくつかありますよね?
深夜練習も可能なペンタとか。
そこに行く(帰り)の女の子とか?

女の子にギターっていいよね(笑)。

田淵ひさ子とか、椎名林檎とか、橋本絵梨子とか、
みーんな、ギター似合ってるもんなぁ。

No.1547 2008/09/10(Wed) 11:13:07

 
Re: 音楽の授業はキライだった / いっき 引用

こんばんは。

tommyさんも音楽の授業が嫌いだったとは意外です。
でも音楽コンプレックスはもう克服できているんじゃないですか?凄いと思います。

私の音楽嫌いは主に人前で歌うのが嫌だったからです。歌のテストとかで皆の前で歌わされることが何より大嫌いだったんです。単に恥ずかしがり屋でした(笑)。
音楽そのものは嫌いではありませんでした。歌もまったく嫌いではなく、合唱をしていてハモリが決まったときの気持ち良さとかは感じていました。

カラオケ嫌いも単に恥ずかしかったんです。でも会社に入った頃はレーザー・カラオケ全盛期で、どこの飲み屋に行ってもカラオケがあって、歌わないわけにはいかない。
そのうちにカラオケなんてものは、誰も人の歌なんか聴いていなくて、自分が気持ち良く歌えればそれでいいということがわかったんで、楽しむようになりました。まあ、ちょっと上手ければ優越感に浸れるようなところもありますが・・・、あ〜いやらしい。

楽器をやって皆で合せてキマッタ時なんかはきっと感激すると思うので、やってもイイかなあと思いはじめています。でも皆で合せられるようになるまで練習を続けられるかどうかが私の課題かもしれませんね(笑)。

雲さん。私がいくらマニアックだからって、アンプリファイアード・ハープって、マニアックすぎますよ(笑)。

話かわって、近頃東京で女の子がギターを背負っているのを何度か見かけましたけど、イイですよね。レザーのパンツはいてギターを背負たお兄ちゃん(最近はいないか)なんかをみるとむさ苦しいくてしょうがないのに(笑)。

No.1548 2008/09/10(Wed) 23:42:27

 
Re: 音楽の授業はキライだった / tommy 引用

オイラが音楽コンプレックスを克服できるのは、ライブやっていい演奏が
できないと克服できないような気がします(笑)。
人前で音楽をやることは、オイラにとって凄くハードルが高いんですよ。
相手を満足させなければならないからね・・・緊張するんですよ。

因みに、なぜかオイラは米国製ハーモニカ用マイクを持っています。
これがケッコ〜可愛い!きっとブルースの人の必需品ですね。
今度ブログで公開します。ナマコみたいな・・・おはぎみたいな?
きっと、鍵盤ハーモニカの中に入れるつもりで手に入れたのだと
思いますが、大き過ぎて入らなかった(笑)。
「アンプリファイアード・ハープ」って見た事ないな〜見たいなー。

「渋谷でギター背負っている女の子は、きっとチャットモンチーだ」
それビンゴ!だと思います。ヘビメタ、パンクっていないんですよ。
けっこうボイッシュな感じ?アイドル系のオシャレ感はある。
ギターメーカーもケースをもっとカッコよくしてやればいいのに!
ギターを背負って子たち、みんな「カブト虫」なんだよね。
ゴルフのクラブヘッド・カバーみたいに、ミッキーやシルベスターの
ようなキャラクターになっているギター・ケースは出来ないにかね?
シルベスターなんか全身ギターケース向きだと思うのですが(笑)。
今度考えてみよう。

No.1549 2008/09/11(Thu) 06:38:49

 
Re: 音楽の授業はキライだった / 雲 引用

ギターケースおしゃれなのがあるとイイですね。
ディズニーのようなキャラものとかだと、結構高い値段出しても買う子がいると思います。

リッターなど、アウトドア向けの耐久性と機能性あふれたデザインのものは多いのですが、おしゃれで可愛いのってあんまりないからね。

ちなみに、昔、六本木の怪しいお店に、怪しい常連おじさんがいたんだけど、
その人、ルイビトンの柄の生地、つまり、茶色地にルイヴィトンの模様のはいった記事を中国かどこかから安く手に入れて、ギターやベースのハードケースに綺麗に張り付けて輸出してぼろ儲けしていました。

ケースひとついくらで売ってるんですか?

と聞いたら、
15万、とのこと。

ぼろいなぁ〜(笑)。


チャットモンチーやりたいなぁ。
ベースのいない女の子バンドは声かけてくださいね(笑)。

No.1551 2008/09/13(Sat) 18:09:10


久しぶりに書きます / tommy 引用

雲さん、いっきさん。こんにちは!
全てはこのBBSから始まったのだが、お互いのブログが活発になって
意見交換がそちらに移行したので・・・ここが寂しくなりましたね〜。

んで、ここにはブログでは書き難いことを書く事にします。
最近「ジャズ評論、批評のあり方」が議論されているが、
じっくり読んでみると、自己防衛のような主張が気になるところだ(笑)。それを擁護するのも「?」である。
「譜面も読めなくて、音楽理論も知らなくて、楽器も出来なくて、
何がジャズ評論だ!」つー意見が強くなってきているが・・・。

んで、オイラの感想・・・ジャズ評論家の理想像
英語の読み書きは必然でしょう。←これ重要です。
譜面は読めた方がよい。
基本的な音楽理論は知っておいた方がよい。
楽器はできた方がよい。(できればピアノ)
文章は上手い方がいい。
読者のレベルに合わせて、うまく書ける方がよい。
できれば文学的な表現もできた方がよい。

そこまでできたら、評論家じゃなくてミュージシャンか作家に
なっちゃうね・・・できないから評論家なのか?(笑)

きっと、これから必要なジャズ評論家ってそうじゃないかな?
イメージや言葉が先行する評論は初心者のガイドにしかならない。
それはエッセイに近いのではないだろうか?
基礎的な素養があり楽器が弾ける事が前提の評論も、
現実のジャズファンからすると引いてしまう可能性は高いが、
それを出すか出さないかは、書く側の技術の問題だと思う。
「無いのは出ない!」「このままでいい!」と言いきるのはいいが、
いつも、そこで立ち止まっていては発展しない。
楽譜や楽器と向き合う勇気があってもいいと思うのだが・・・。
今から勉強するのも、また楽しいものである。(体験談)

パソコンが使えないデザイナーのようなものだ!(笑)
現実問題、それではもう仕事にならない。
きっと、その辺が行き詰まっているんだよね。
やれば、いいのに(笑)。今からでも遅くないよ。

人は自分の対面、思い込み、思想に縛られることなく自由でいたいものだ。自分を壊す作業を常にやっている人を、オイラは称賛したい。

No.1517 2008/08/27(Wed) 17:55:40

 
Re: 久しぶりに書きます / ホロゴン 引用

ちょっと寂しい思いしてました。それぞれ活躍の場が広がってしまって、ここに中々帰ってこないので!

No.1518 2008/08/28(Thu) 04:31:10

 
Re: 久しぶりに書きます / tommy 引用

ホロゴンさん。ゴメンゴメン。

ほんと失礼しちゃいますよね。スマン!です。
ホントここは「心のオアシス」なんだよね。
最近はブログには書けない事が多くなっていますね。
ちゃんと戻ってくるので、心配しないでくださいね(笑)。

まぁ、最近の話題といえば、雲さんがラジオ番組を持つことかな。
寺島さんのようなマニアックな番組にはしたくないし、
どうしたらもっと、ジャズ・ファンじゃなくてもジャズを聴いて
くれるか悩んでいるようです〜いいことです。
ジャズは一部のマニアのものだけではありませんからね(笑)。
「新しいジャズ番組を構築したい」が、雲さんの意気込みでしょう。

オイラ?オイラはジャズ好きは少しゆるめて、仕事に没頭しようか
なって思っているとこです。
だって、少数派の「ジャズ即行動派」のオイラとしては、
面倒くさいのよね「ジャズゆるゆる派」も「ジャズ理論武装派」も(笑)。
でも、仲よくはしておきたい。争い事は好みません(笑)。
〜あー。楽しいワーク・ショップ作りたいな〜。

No.1519 2008/08/28(Thu) 05:29:40

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

tommyさん、ホロゴンさん

いやぁ、そういえばここに書くの久し振りです。
たまには、ここにも何か書かないとね。

えーと、本日、TFMで新番組の打ち合わせをしてきました。
詳しくは、ブログを見ていただきたいのですが、
http://ameblo.jp/jazzy-life/
なかなか面白い番組になりそうな予感がします。

tommyさんには申し訳ないけれども、私には「ジャズ評論家かくあるべし」という理想像は、まったくありません(笑)。

著作の多さ、データの博覧強記さ、レトリックの面白さ、楽器できるなどの芸域の広さ、ちょくちょく取材に出かけてレポートできるフットワークの軽さ、などなど、人それぞれ持ち味や強みはあると思いますが、

でも、読むのは読者。

株価や相場ではありませんが、評論家の価値も最終的には市場が決めるものだと思っています。

ジェームズ・スロウィッキーの『「みんなの意見」は案外正しい』での主張(※)に比較的共感しているので(笑)。

しかも、評論家にもそれぞれ得意不得意があるので、投資と違って、そう簡単にスタンディングポジションを変えることは出来ない。

だから、自分のいまの立ち位置で、自分の得意分野を磨いてゆくしかないのです。
あとは、受け手が決めることだ、と、わりと達観した心境です(笑)。

私はtommyさんの意見(というか心境)には賛成で、論争は好みません。
論争ばかりしている人は、ジャズのCD1枚買うのを我慢して、デイル・カーネギーの『人を動かす』を読め、といいたい(笑)。

評論だって、人(の心)を動かすオシゴトなはずだからね。

あれだけの名著でベストセラーだから、読んだよー、読んでるよー、な人も多いでしょうが、
理解してるよー、実践しているよー、な人は、少ないと思う。

簡単なようで、難しく、かくいう私もなかなか頭ではわかっていても、習慣として定着するまでには、まったく至っていないから(笑)。


※人間は集団になると烏合の衆と化し、愚かな行動に走ると言われてきたが、それは違う。一握りの天才や、専門家たちが下す判断よりも、普通の人の普通の集団の判断の方が実は賢いのだ。多様な人間が、独立して判断を下す重要性を説き、インターネット世界を中心に広まる「たった一人のユーザーの判断の積み重ねが価値を生む」という新しいコミュニケーションのあり方を提言

No.1520 2008/08/28(Thu) 21:42:52

 
Re: 久しぶりに書きます / tommy 引用

そうだね。
ジャズの本が売れないというのは、「ジャズの面白い本がでていない」
ツーことにも原因はありそうですね。

今日、池ちゃん先生のベース教室があったのですが、MACOTOの時間にも乱入。曲とコードの関係を詳しく説明してくれたのですが、
池ちゃん先生のベースを弾きながらの解説が面白かった。
「コードの選択はは、その曲をどういう曲にしたいかで決る」
「また、その音をどのポジションで弾くかも重要」なんて講義を
受けました。それから「自分の楽器は人に貸してはいけない。
いい楽器はどクセがつくし、鳴らなくなる」との発言もあり、納得!
「ラファロのベース」は、ちょうどあのくらいでいいとのこと。
〜オイラ最近こういう話が好きなんだよね(笑)。

No.1521 2008/08/28(Thu) 22:29:42

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

>「自分の楽器は人に貸してはいけない。いい楽器はどクセがつくし、鳴らなくなる」

あ、それわかるような気がします。

でも、自分の音と人の音の差を知りたい私は、
いつもホイホイ貸して音の差を楽しんでます。

No.1522 2008/08/29(Fri) 10:28:43

 
Re: 久しぶりに書きます / いっき 引用

tommyさん。雲さん。こんばんは。

あはは、最近ここをチェックしていませんでした。
いつの間にかお話が進んでいたんですね〜。
ジャス批評の話、雲さん流の置き換えで考えてみました。
「料理評論家は料理が出来たほうが良い」ということに対してどう思うか?っていう風に置き換えて考えました。私は料理が出来るほうがイイんじゃないのという程度であんまり深く考えていません(笑)。

雲さんオススメ『人を動かす』は読まねばなるまい!(笑)

自分のブログの書き方について、例のことがあったのでほんのちょっと悩みましたが、もう吹っ切れちゃいました。ゴーイング・マイ・ウェイってことにします。

No.1523 2008/08/31(Sun) 00:54:12

 
Re: 久しぶりに書きます / いっき 引用

クラシックやロックやポップは楽器ができなくても批評してる人が結構いるような気がするのですがどうなんでしょう?ジャス批評もそんなレベルでいいんじゃないかとも思いますが・・・。

No.1524 2008/08/31(Sun) 01:18:25

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

いっきさん

おお、いつのまに書き込まれていた(笑)。

クラシックの評論はほとんど読んだことがないのですが、ロック、というより一時期はまっていたヘビメタの評論はとても面白かったです。

バーンやメタリオンなんて雑誌もよく買ってました。
なにが面白かったのか、
それは、プロレスの記事、評論を読む楽しさにつながっていると思います。

つまり、プロレスもヘビメタも、派閥抗争とか身内同士でのいさかいが多いじゃないですか?(笑)

だから、それのレポートだけでも面白いし、原稿の1/3は埋まる(笑)。

くわえて、インタビュー記事からの引用が多い。
とくに、有島さんや伊藤さんといった大物ヘビメタ評論家は、ミュージシャンにマメにインタビューしているので、ミュージシャン自身の言葉のストックがたくさんあるんですね。

ものすごくたとえばですよ。


「奴の死はバンド内に大きなショックを与えて、俺も一時期は立ち直れないかと思ったさ。しかし、それでも俺達は前に進んでゆかねばならないのさ、でも俺たちには、もう少し時間が必要だ。そう、時間がね」
と、リーダー▲▲は、■年前のインタビューでこう応えていた。しかし、今や、◎◎◎は、完全にメンバーの死から完全にふっきれたことを思わせる音源が届いた。
新メンバーの@@@も、あたかも何年もバンド活動を共にしているかのように早くもバンドのサウンドに溶け込み、以前に増しての一体感が生まれている。
それは、「俺が奴のギターに求めているのは、いつだって自分自身のサウンドなのさ。死んだ奴の幻影を追い求めているのはクソだ。大切なのは今だ。自分自身をどう見せるかなんだよ」とリーダーが以前のインタビューで語っていたとおり、バンドが彼によせる信頼は予想以上に大きい。この信頼が『&&&&&』というニューアルバムでの驚くべき一体感と攻撃性を生んだ。


みたいな(笑)。

はい、音楽のこと、あまり語られてませんね。
出てくるのは、自分の音、とか信頼とか、きわめて曖昧でどうとでもとれる言葉ばかり。

で、大半は、過去のインタビューの話の効率のよい引用。
でも、大好きなバンドのメンバーの声だから、ファンはとても嬉しいわけです。

これはジャンルにもよるかもしれないけど、特にへヴィメタの場合は、音楽と同時に、ゴシップ的なことや、メンバーに肉声も同列に扱ってあげたほうが、読み手としては嬉しい(笑)。

ほんとはジャズの評論やライナーノーツも、もっとミュージシャンの肉声を入れると面白くなると思うんです。

少なくとも書き手の妄想かもしれない部分のパーセンテージが減るわけですから。

屋内でアルバム聴くだけじゃなくて、屋外にも積極的に出かけて、表現者の生の声を収集すると、もっと面白い内容の評論が増えるような気がしないでもありません。

ただ、ジャズの場合は、死んでしまった人の音源も多いわけで、リアルタイムだけじゃないものも多いという問題もありますね。

だから、小川隆夫さんのやっていた、ブラインドテストは、ミュージシャンの口から、別のミュージシャンの特徴や人間性を語らせるという、非常に楽しい企画だったと思います。

最近はもうやらないのかな?
数冊、本になっているので、全部買って読みましたが、やっぱりミュージシャンの肉声って、面白いものですよ。

それのあるなしでもずいぶんと変わってくるんじゃないのかな、と思います。

No.1525 2008/08/31(Sun) 16:22:16

 
Re: 久しぶりに書きます / いっき 引用

雲さん。こんばんは。

仮想ヘビメタ評論。よくできていますね。読んでいてわくわくしましたよ(笑)。

インタビュー記事の引用を入れると面白くなりますね。ただこれは評論家の思い入れの強さがなせる業じゃないかと思います。それからエンターテインメント性がありますよね。

ジャズの評論ってなんで、そういうものが感じられないんだろう?いろいろ要因はあるとは思いますが、ちょっと寂しいです。

まあ、こういう評論を書く人がいないから、菊地成孔さんみたいに自分で語らざるを得ないのかもしれまんね。

送られてきた宣伝用のCDを聴いて、パソコンで批評を書いて送っていっちょ上がりみたいなことではダメなんでしょうね。

でも杉田宏樹さんや横井一江さんなんかは、ミュージシャンとの親交もあって、ちゃんとした評論をやっている感じもしますね。

ミュージシャンの肉声は確かに面白いですね。

そういえばSJ誌に小川さんが「代表曲にまつわるコメント集」とか書いていますね。小川さんって凄いですね。

No.1526 2008/08/31(Sun) 22:57:41

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

ミュージシャンの肉声を交えた論評は面白いです。

た・だ・し、
きちんと、構成・編集された内容でないと面白くありません。

だから、某ブログの某ピアニスト関係者のインタビューは、あんまり面白くないでしょう?(笑)

共演者の肉声だらけにもかかわらず、
「質疑応答」に終始していて、
書き手の眼差しが不明瞭だからです。

組み立て前の部品を並べられただけのようなもの。
こういうのをデータ原稿といいます。

週刊誌には多い分業システムで、
筆力ないけど機動力ある人が、客観的なメモや記録を編集部に送り、
筆力あるアンカーマンが、そのデータ原稿を元に、その雑誌のテイストにあわせた文体で読める文章にします。

2ページなら2ページ、
4ページなら4ページと、
与えられた分量の中で、起承転結があってメリハリと流れのある面白い記事にします。

こういうプロセスを経て、はじめて面白くて読める内容になってゆくんですね。

私は誰々と知り合いです、
誰々に会いました、
誰々はこう言ってました

これだけじゃ、ダメなんですよ。
子供のお使いみたいじゃないですか(笑)。

小川さんは、本来はもっと長かったであろう内容を大胆にもバサッとカットして、要点を抽出するのが巧いと思います。

毎月毎月のブラインドの記事で鍛えられたんだと思いますが、彼が一番、ヘヴィメタ評論やライナーノーツに近いところにいる人なのかもしれません(笑)。

No.1527 2008/09/01(Mon) 05:37:26

 
Re: 久しぶりに書きます / tommy 引用

ロックの評論って、そのバンドやミュージシャンに、完全にイッちゃってる人が多いですね。「●●●命」みたいな・・・。
だから、インタビューでも本人が忘れていることまで、ちゃんと知っていて覚えている(外国のミュージシャンでもね)。そして、そのキャラ自体が音楽だったりするから、分かりやすいと云えば、分かりやすい(笑)。
ジャズは守備範囲が広過ぎる(笑)。全体が分かっていないと語れないとこが大変だ。ロック評論みたいなジャズ評論家が出てきてもいいと思うな〜。
小川さんの「ブラインド企画」って、時々ゲスト・ミュージシャンが全然そのアルバムに興味がないツーのが露骨に出ている時があって笑える。

No.1528 2008/09/02(Tue) 02:29:40

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

>時々ゲスト・ミュージシャンが
>全然そのアルバムに興味がないツーのが
>露骨に出ている時があって笑える。

で、本になったときは、
ちゃんとその時の模様を振り返って
反省したりしているから、いいんですよ。

No.1529 2008/09/03(Wed) 03:02:18

 
Re: 久しぶりに書きます / ホロゴン 引用

いいですね、ほんとにここはレヴェルが高い。ツーって、言えばカー!!という展開に≪そうそう!≫の連発、最近、こういった本読まなくなってます。すべてネットで間に合わしている感じです。信頼できる雲さんの記事や、いっき”さんの記事、tommyさんの記事などです。ですから途中でとんでもない方向に進んでしまったりしています。音聴き会に参加して、もう一度最初から聞きなおしてみようと思ったのですが、結局は練習用のベースの音源中心のふる〜い曲探しに終始してしまいます。後藤さんや、中山さんの本、昨日注文しました。
これからが楽しみです。

No.1530 2008/09/03(Wed) 13:01:44

 
Re: 久しぶりに書きます / tommy 引用

ホロゴンさん、こんばんは。

「継続は力なり」と言いますが、人は飽きっぽいものです(笑)。
継続していくには、時々「マイ・ブーム」が効果的だと思います。
継続していきたいことの周辺の事を、ちょこちよこと「マイ・ブーム」
にしておくと、継続感がなくても続けて行けます(笑)。

オイラの継続の最終地点は「60才でミュージシャンになる」です(笑)。
んで、ギターとベースを持ち替えて弾けるヤツになる。
ア〜、楽しいだろうなー。
つー分けで、ジャズを聴いたり、本を読んだり、お店やったりが
「マイ・ブーム」。けしてメインではありません(笑)。

でも、最近ちょっと焦りがあって、「もっと、楽器を触る時間を
持たないと、オイラの希望は叶えられない」と、思いはじめたのです。
楽器は触っている時間が多い程、実になる気がしています。
ア〜。もっと楽器を触らなくては・・・。上手くなりて〜。(笑)

No.1531 2008/09/05(Fri) 04:17:33

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

ホロゴンさん

レベル高いっすか? それはどうもありがとうございます(笑)。いつもtommyさんと話している雑談が筆談になってるような場所ですが、どんどん参加して絡んでください。


tommyさん

楽器がある程度できるようになると、
今度は人に弾かせたくなります(笑)。

つまり、自分の出来ること出来ないこと、弾きたいこと、弾きたいけど無理なことなど、自分の能力の限界が分かってくるので、だったら、人に弾かせたほうが速いと思ってきます。「ここは誰々風に、もう少し、こんな感じで」と、なにしろ自分がやりたくても出来ないことだから口うるさくなり、指導にも熱がはいります(笑)。意識がプレイヤーからプロデューサーへとスイッチしてゆくのです。
きっとそのうち、自分の言うとうりに演奏してくれるバンドが欲しくなり、さらに欲望が肥大化してビッグバンドが欲しくなってくるのかもしれない。年とると欲深くなってイカンイカン(笑)。

No.1532 2008/09/05(Fri) 08:10:13

 
Re: 久しぶりに書きます / ホロゴン 引用

tommy さん

実は私も60歳デビューを夢見ていたのですが、ちょっと間に合いそうにありません。少し違うのは”私はキャバレーのハコバンに就職という結末でした。こちらのほうが現実味あるでしょう?
でも、定年延長しないと無理みたいです。

雲 さん

実は雲さんのこの”ちょっとしたコメントが現実の練習に役立っているんです。雲さんのベース観で、オールドのフェンダーの話有りますが、http://cafemontmartre.jp/bass/essay/old_precision.htm
実際納得のいく良いベースを探してもらって、100万円で買ったとしても、その方が随分安くすみます。でも自分で、自分の目と手で、確かめたいと考えると、結局、何度も失敗を重ねるしかないと思います。でも、オールドフェンダー購入記は、考えさせられました。

No.1533 2008/09/05(Fri) 13:28:30

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

ホロゴンさん

お、マニアックなお話お読みになっていただいているようで、ありがとうございます(笑)。
いや、ほんと楽器選びは、身銭切って失敗と体感を重ねてゆくしかないんだろうなぁ、と思います。

そのへんは骨董品と通じるところがあるかもしれません。

とにかくモノが高いので、大枚はたくので、あれこれ夢の中で、いろいろと手に入れた後のことを妄想するんですね。あと、頭の中でシミュレーションもする。
この頭の中で考える妄想とのギャップが少なければ少ないほど、いい買い物をしたんだなぁ!と思えるのですが、
こういう境地に到るまでは大変なんだと思います。
特に、楽器の場合は自分も成長しなければならないし、それは技術面だけではなく耳だったり、知識だったりもしますからね。

そういった意味では自分の成長の度合いをはかるバロメーター、そして、購入は一大イベントみたいなところがあるから、楽しいといえば楽しいです。

自分の勉強量や経験値の棚卸が、一粒の楽器という結晶になる……って、べつに楽器は粒じゃないんですけど(笑)

No.1534 2008/09/05(Fri) 18:02:00

 
Re: 久しぶりに書きます / いっき 引用

ホロゴンさん。tommyさん。雲さん。こんばんは。

評論家の話から今度は楽器の話ですね。
私は楽器を演奏しないので、楽器を演奏する皆さんに憧れています。
この前tommyさんに「いっきさんも楽器をやったら。」と勧められたのですが、今のところやろうとは思っていません。よく考えたら練習嫌いな自分がいるのではないかという感じもします(笑)。
とは言ってもやっぱり人前で演奏することには憧れています。単にカッコイイだろうなあ〜という理由なんですけどね(笑)。
楽器選びも奥が深くて楽しそうですよね。
う〜ん。やっぱり何か楽器やろうかな〜。

No.1535 2008/09/06(Sat) 22:28:05

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

いっきさん

オーディオマニアのいっきさんが、楽器にはまったら予算的に大変なことになるかもしれませんよ(笑)。

私はオーディオ音痴なので、あまりエラそうなことは言えないのですが、オーディオも楽器も似たようなところがあって、お金かけはじめたらキリがない世界です。

まず、本体の代金でしょ。
これは、最初は安いのでいいと思うんですが、上達に比例して、もっといいのが欲しくなりがちです。
演奏に自信がついてくると、今の俺のレベルだと、もっとイイ楽器のほうがもっと深い表現が出来る、だなんて天狗になっちゃって、今度は高い楽器を物色しはじめる(笑)。

あと、音楽教室。
短期間でうまくなろうと思ったら、やっぱり音楽教室はあなどれません。
なぜかというと、個人練習で一番やりたくないイヤなことをやる場所だからです(笑)。
一番やりたくないイヤなこと、すなわち、基礎練に多いのですが、やなことを先生の前で数十分緊張しながらやるのが一番、効果的なんですね。
家だけだったら、どうしても好きなこと、得意なことばかりに傾きがちですから、技術的にも偏りが出てくる。
偏りが出てくると、レベルが上がるにつれて、その偏りが成長を妨げる要因になることもあるんです。

「あいうえお」は書くの好きだから、この文字ばかり書いている人が、「ゃゅょ」の練習をサボっていたら、やっぱり書く文章内容にも偏りが出てきますよね。

それと同じで、最初は満遍なく弱点をツブす作業(基礎力を身につける)をする必要があり、それを短期間で出来てしまえるのが音楽教室なんです。

だから、月謝も馬鹿にならない(笑)。

さらに、パーツ代。
定期的に交換しなければならない消耗品があります。

サックスならリード、ギターやベースなら弦といったような。(トランペットはなさそうだけど)

エレキベースならまだいいのですが、ウッドベースで良い弦だと、一本1万円はザラですから(涙)。

それとパーツ代ね。
パーツも凝りだすとお金がかかることがあります。

サックスだったらマウスピースを、ラバーからメタルにしてみようとか。
たとえば、エレキベースだったら、ブリッジ、ピックアップ、ペグ、ナット、回路の中のコンデンサーのように音に直接の影響を及ぼす箇所から、ツマミ(プラスチックor金属)、ピックガード、ストラップなど、楽器のルックスが変わるものまでいろいろとあります。

で、こういうパーツをひととおり試してみると、今度は、私のように、すべてのパーツと木材を自分の好みだけでオリジナルを作ってみようというバカなことを考えはじめます(笑)。で、実際作ると、意外と安いことに気が付き、また作りたくなります(笑)。

それと、パソコンでいえば、周辺機器のようなもの?

たとえば、シールドも値段はピンキリです。材質がオーディオのケーブルのようにいろいろありますから。
ちなみに、私のシールドも雲ちゃん特製オーダーメイドです(笑)。
それから、楽器のケース、キーボードだとスタンドやペダル、ギターだとエフェクターやエフェクターを収納するラックやバッグ。
あとアンプも凝りだしたらキリがありませんし、譜面代もバカになりません。
ジャズのスタンダード集は何種類か出ているんですが、あの曲はキーが違うとか、この曲のコード解釈が違うとかで、結局何冊も買って数万円の出費をしてしまいます。
あとバンド組むと、スタジオ料金、練習後の呑み代(笑)、ライブのブッキング料、場合によっては衣装、小物料、打ち上げの呑み代(笑)がかかります。
女の子にモテたときのために、財布の中には少し多めにお金を入れておいたほうが安心だし(笑)、飲んだくれて終電なくなったときのためのタクシー料金も考えておいたほうがいいかもしれません(笑)。

……などなど、ちょっと思い出す範囲でも、ああ、俺って随分、出費してきたんだなぁ、な出来事の連続です(笑)。

でも、楽しいんからいいんですけど、
だから、今の私はオーディオは無理なんですよ。

そこまで本格的にはやらないさ!と最初は思うかもしれませんが、オーディオマニアは凝り性が多いからなぁ〜(笑)

No.1536 2008/09/07(Sun) 13:34:03

 
Re: 久しぶりに書きます / いっき 引用

雲さん。こんばんは。

私お金のこと全然考えていませんでした。
楽器をやるというのは、そんなにお金がかかるものだったんですね〜。知らないというのはコワイことです。
私は凝り性だからかなりやばいです(笑)。
お金だけじゃなくて時間だって必要ですもんね。
今の状態で楽器をやりだしたら眠る時間がなくなってしまいそうです(笑)。
今は憧れのままにしておくことにします。

No.1537 2008/09/07(Sun) 21:54:45

 
Re: 久しぶりに書きます / ホロゴン 引用

雲さん、それにいっきさんお初です。こんばんは、

でもいっきさんが、どんな楽器選ぶか関心ありますね。わたしがここにやってきたのもベースが縁でした。雲さんのベースのエッセイをみつけたのがそもそもの始まりで、丁度ベースを弾き始めていろいろなことに興味を持ち出した頃でした。雲さんの的確な意見に目から鱗の世界でした。こうして私の生活はベース中心の生活に変わってしまっています。聴く音楽までもベース中心です。 ウッドベースより、あくまでもエレクトリックベースにこだわっていきたいというのが今の心境です。

No.1538 2008/09/08(Mon) 03:26:29

 
Re: 久しぶりに書きます / 雲 引用

ホロゴンさん

そうですね、ベース中心に生活しちゃうと、パーツやら周辺のハードやらで、いくらお金あっても足りません。
しかし、いっきさんへのレス、よく考えてみたら、自分の一番の守備範囲のベースで考えていたところがあり、それがピアノだったら、初期投資だけで、それほどお金がかからないことに気が付きました(笑)。

持ち運び可能な「マイ楽器系」のものは、色々とお金かかってしまいますが、デーン!とひとつの場所に居座る「家具系」楽器のピアノは、たしかに、最初は高いけど、買っちゃえばあとはほとんどお金かからないですね、今思い返してみれば。

たしかに調律というメンテが必要ですが、これもうちの場合は2万円しませんから(たしか毎年1万4800円ぐらいでやってもらっている)。

今の私は、持ち運びができて、メンテナンスやパーツ代があんまりいらなそうな、トランペットやってみたい(笑)。
いや、やっているうちに、いろいろお金かかってきちゃうんでしょうけど。

No.1539 2008/09/08(Mon) 18:57:28

 
Re: 久しぶりに書きます / tommy 引用

最近、渋谷を原チャリで回っていると、ギターを担いでいる女の子を
多く見ます。気のせいでしょうか?
「ギター集中特訓月間」なので、ギターの練習とギターのアルバム
ばかり聴いているのですが、みんな上手いな〜(笑)。
やっぱり演奏している人が一番楽しいと思うなジャズって。

昔、DJ本田と仕事をしたことがあるのですが、
「日本のヒップホップがダメなのは、歌を歌えないヤツが
ラッパーで、楽器が出来ないヤツがDJになるからダメなんだよ」
と、云っていたことを思い出しました。
音楽の基本は歌うことと、楽器を演奏することだと思います。
・・・聴く事は「音楽」ではありませんね〜。
パーカーもコルトレーンもいいけど、オイラは音楽がしたい(笑)。
オーディオ・ファンだけど・・・もう、聴くだけじゃいやなの(笑)。

いっきさんも楽器はじめた方がいいと思います(笑)。
管楽器は練習場所が大変だから・・・やっぱりピアノ?
そうそう、ピアノ弾いてモテモテになろうぜ!(笑)。
あとね。ヴィブラフォンやってほしいな・・・。
ミルトじゃなくて、ゲイリー・バートンのような感じ。

No.1540 2008/09/09(Tue) 05:57:07

 
Re: 久しぶりに書きます / ホロゴン 引用

雲 さん

ハーモニカって言うのもアリでしょう。ブルースハープ、クロマティック、色々あって楽しいです。楽器の値段も手頃です。

No.1541 2008/09/09(Tue) 18:16:08

 
Re: 久しぶりに書きます / いっき 引用

こんばんは。
いろいろなご意見ありがとうございます。
「聴くことは「音楽」ではない。」そのとおりだと思います。
実は、昔「音楽」が大嫌いだった自分がいたことを思い出しました。人前で歌うのなんか大嫌いでした。それが会社に入ってカラオケの洗礼を受けたらそうでもなくなって今に至ります。
はてさて、楽器「音楽」をやることが自分に向いているのかちょっと疑問になってきました。
まあ昔からやりたかったのはドラムスなんですけどね。ピアノとギターもやってみたいです。

No.1542 2008/09/10(Wed) 01:06:14

 
Re: 久しぶりに書きます / tommy 引用

↑上に行きます。かなり長くなったので、読みづらい(笑)。

No.1543 2008/09/10(Wed) 03:40:11


ファースト・プログラム終了 / tommy 引用

雲さん、いっきさん。こんばんは。

オイラの考えたジャズ・カフェ「スコット・ラファロ」に関する、
初期計画が、今回の池ちゃん先生のライブで終了いたしました。
まぁ、こういう事をやりたいというプレゼンのようなものですね。
今後はそれをどのように実現していくか、維持して行くかが問われ
ます。もっと経営的にもシビアにならなくてはいけません(笑)。

んで、これまでに気づいたことですが、いいジャズはミュージシャン
だけでは創造できないことを知りました。
手柄はミュージシャンのものになってしまうのですが・・・セルフ・
プロデュースでは可能になる訳がない事が多いと思いす。
まぁ、時にはそういうことまでも出来る人もいるでしょうが、
多くの場合はそうではないと思います。
オイラは今後、名盤の裏で動いた人たちにも目を向けてジャズを
聴いて行きたいと思います。
ライブを主催すると、ライブが楽しめなくなります(笑)ホント。

No.1509 2008/07/31(Thu) 02:07:56

 
Re: ファースト・プログラム終了 / 雲 引用

tommyさん

先日音源を聴かせてもらったけど、いやぁ、クオリティ高いライブでしたね。
本当は実際に現場で体験したかったけれども、臨場感たっぷりの録音味わえましたし、演奏も池田先生一人加わるだけでも、ああもビシッと締まるものなのかと驚きました。

あとは、今回の経験、音源をたたき台として、修正、検証、試行錯誤を続け、より一層バージョンアップ、ってとこですね。
ライブを楽しめなくなる、これ分かります。
ジャズ喫茶でのバイト時代、たっぷりジャズを楽しめるもんだと思っていたのですが、お客が数人しかいなくても、やっぱり店内が気になってあんまりジャズが耳にはいってこないんですよ。

しかし、そういう「あまりジャズが耳にはいってこない」状況下でも、やっぱり耳にはいってくる強いジャズも中にはあるわけで、それが今の私のジャズ観のど真ん中の部分だったりするわけですね。

プロデュースや方向づけは大事だと思いますよ。
人間って、自分が一番苦手だと思っていることが、じつは一番得意だということがよくありますから。
ものすごく得意だけれども、「不得意だ」という思い込みのタガを外してしまうと、とんでもないぐらい爆発的な能力を発揮してしまい、それを潜在的に恐れるあまり、もっとも得意なことを「不得意だ」という思い込みで無意識に封印していることが多いそうです。

なので、プロデュース側としては、ジャズマンの好きな曲、得意な曲ももちろん考慮にいれなければなりませんが、「そういえば、この人、あの曲あまりやりたがらないよね」な曲を無理して演ってもらう、ってことも必要なのかもしれません。

だからこその、リハーサルの大事さよ。

だからこその、ブルーノート方式なのよさ。

No.1510 2008/08/01(Fri) 08:04:30

 
Re: ファースト・プログラム終了 / いっき 引用

こんばんは。

私がリスナーとして思うことは、普段かけているCDにしてもライブにしても、クオリティーが高いものを提供してほしいということです。
そうすることが良いリスナーを育てることだと思いますし、リスナーのクオリティーが上がってこないと結局は提供するほうも楽しくなくなっちゃうと思うからです。
あとはリスナーが提供されるクオリティーに対して正当な対価を払う気持ちになれるかどうかなのでしょうが、そこがなかなか難しいところなのでしょうね。

ライブのプロデュースについてはある程度必要でしょうね。私がよく行く甲府の「桜座」も新宿ピットインでやっていた方が取りまとめているだけあって、やっぱりライブがしまっていることは見ていてわかるんですよ。まあジャム・セッションではないからかもしれませんけど。

コザのジャスのためにもtommyさんには頑張ってほしいです。応援していきたいと思っています。

No.1511 2008/08/01(Fri) 21:10:27

 
Re: ファースト・プログラム終了 / 雲 引用

いっきさん

我々はいち音楽ファンでもありますが、職業上、デザイナー(tommyさん)であり、編集者(私)でもあるので、どうしても、職業上のクセというか発想が、既存のモノを組み合わせて、どうしたら、よりいっそう素晴らしく、楽しいものに料理できるのか、ということを無意識に考えてしまうようです。

それは演出かもしれないし、選曲かもしれないし、プロモーションかもしれないし、こちらが明確に意思を持ち、それを表現者に的確に伝えるコミュニケーションスキルかもしれないし、根回し力かもしれないし、サポーター作りかもしれないし、親派を作り巻き込む磁力・吸引力かもしれないし……

……というか、その全部なんですが(笑)、要はいち鑑賞者でありファンでありながらも、その気持ちを忘れずに(観客目線に立った)トータルでのプロデュース力を、“ある程度”ではなく、確信に満ちた強さを伴って、これからはつけてゆかなければならないのです。
特にtommyさんはね(笑)。

特に外界(本土)のミュージシャンとはあまり接触のない、閉塞された(と私はなんとなく感じている)コザ、那覇の地域のみで楽器演奏をしているミュージシャンたたちには、外界からの刺激はたまにはあったほうがイイし、その刺激剤が今回の池田先生だったわけで、このtommyさんの目論見は見事成功し、私もライブ音源聞きましたが、私とセッションした時の過去の演奏よりも、池田先生という表現に厳しい本土からやってきたプロが一人加わるだけでも、ものすごく緊張感のあるテンションの高い演奏を引き出すことに成功しています。

もちろん、地元のミュージシャンにも色々と事情があるのでしょうし、あまり外界からの刺激を好まない人も中にはいるようですが、あまりミュージシャン的な事情ばかりを汲んでいてもしょうがない、やはり今回のライブに来ていただき「良かった!」「すごいもの見せてもらった!」と感激し、喜んで帰っていった大勢の沖縄のジャズファンを満足させるクオリティと内容を目指す、つまりミュージシャン目線ではなく、観客目線でこれからもラファロのライブイベントを行ってゆきたいとtommyさんは意を強くしたようです。

なので、これからが本当の闘いのはじまりです。

しょっぱなからクオリティの高いステージを提供したため、次回の目標は、当然、それ以上のものを目指さなければなりません。
そして、次も、その次も……。
ハードルを上げ続けなければならない宿命を背負ったと同時に、今度は、興業的な収入面も両立させてゆかねばならない、ということも、お店の存続を考える上では避けて通れない課題となるでしょう。

また、
コザに突然店を開き、
突然ドリンク350円という安い価格設定が波紋を呼び、
突然ラジオや新聞に取材され、
突然地元の観光サイトにも紹介され、
突然FM東京が全国の会員に配布している会報に広告を打ち、
突然おっぱじめたライブに店のキャパをはるかに越えるお客が集まり、などなど
まだ、開店して半年にも満たない新参店が、なにかと目立ちまくり、注目を集めまくり、閉塞したコザの街の震源地になっているという現状に面白くないと思っている同業者、やっかみの感情を持っている人もいるようです。

こういう現状の中、スコット・ラファロはどんどん快進撃を続けてゆかねばなりません。
虎視眈々と静観しているアンチに足下を掬われるようなことがあってはならないのです。

スピードこそが命、スピードこそが力なり。

ついこの前までは赤ん坊だと思っていた新規店が、もう誰もが成長を止められないぐらいの強い店に成長させる必要があるのです。

そう、ジェームス・ディーンが石油王になる『ジャイアンツ』という映画で、まだひよっ子だったディーンを最初に雇った牧童頭が「早く殺しとくんだった、もう殺せないぞ」と悔しがるように(笑)。

と、そこまでは大げさですが(笑)、おそらくtommyさんの気持ちはそうだと思います。

ラファロを、クオリティも知名度もコザの一番店にすべく、私も微力ながらお力になりたいと思っていますが、
これは、まだまだ沖縄にたくさんいらっしゃる耳の肥えたリスナーとの楽しみの共有であると同時に、周到かつ緻密な計算に基づいた闘いでもあるわけです。

だから、いっきさんも是非、応援を続けてほしいわけであります。

コザのためだけではなく、ゆくゆくは日本のジャズの発信拠点のひとつにまですることを、すでに我々は考え、動き始めてますよ(笑)。

No.1512 2008/08/03(Sun) 11:17:01

 
Re: ファースト・プログラム終了 / tommy 引用

ほんと、雲さんはいいこというね。まったく持ってその通りです!

No.1513 2008/08/03(Sun) 16:46:41

 
Re: ファースト・プログラム終了 / いっき 引用

こんばんは。
雲さんのご意見、なるほど納得です。
もちろんこれからも応援していきます。さてどのように応援していこうかなあ。

No.1514 2008/08/04(Mon) 21:11:11

 
Re: ファースト・プログラム終了 / 雲 引用

◎いっきさん

さすが、いっきさん!
さっそくブログで宣伝していただき、
ありがとうございました!d(o^v^o)b

No.1515 2008/08/05(Tue) 05:25:17


本日から沖縄に行ってきま〜す。 / tommy 引用

みなさん、おはようございます。

本日より4泊5日で、ジャズ・カフェ「スコット・ラファロ」の
ライブと、軌道修正に行ってきます。3ヶ月ぶりだぜ!
今回はネット環境が整っているので、詳しくお伝えできると思います。

http://ameblo.jp/tommy-tdo/

スケジュール
本日:水曜日セッション macotoが琉大ジャズ研と盛り上がります
24日:池田芳夫ジャズ・クリニック→セッションに突入か?
25日:ライブ!(メインイベントです)→打ち上げ
26日:昼カフェのテスト、店内レイアウトの変更

暑いだろうな〜。忙しいな〜。事務所にいたいな〜(笑)。

No.1501 2008/07/23(Wed) 05:22:50

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / 雲 引用

行ってらっさーい。
暑さにやられないよう、気をつけてくださいね。

No.1502 2008/07/23(Wed) 08:23:10

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / 雲 引用

今頃、tommyさん、
久々のラファロだから、
ああせい、こうせいと、
あれやこれやと、大変だろうなぁ。

No.1503 2008/07/23(Wed) 17:44:16

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / いっき 引用

こんばんは。

最近チェックしていなかったら、tommyさんの出発挨拶が・・・。
今まさにメインイベントが始まるところですね。盛り上がっているんでしょうね。
tommyさんのブログにある「オオゴト」って何なのか気になります。更新を待ちましょう。

No.1504 2008/07/25(Fri) 20:00:44

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / 雲 引用

オオゴト、ものすごく気になるので、
夕方、電話して聞いちゃいました。

……じつは、

No.1505 2008/07/25(Fri) 22:30:09

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / いっき 引用

雲さん。
ずるいじゃありませんか(笑)。
私はブログの更新を待ちますよ(笑)。
今頃はアンコールかな〜最高潮の頃でしょうね。

No.1506 2008/07/25(Fri) 22:47:06

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / 雲 引用

いやはや、油井正一がらみのプロジェクトっぽい話が来たので、急ぎラファロに連絡したついでに、聞いてみたのであります。>オオゴト
気になると次のことに手がつかなくなる性分なので、次のことを抱えすぎている私としては、早くスッキリ、次に行きたーい、だったのであります。
開店前のテンテコマイを実際に見ている私としては、今回も沖縄コザで繰り広げられたであろうテンテコマイが手に取るようにわかり、ちょっと懐かしかったです。当人たちは、それどころじゃねーよ、でしょうが(笑)。

No.1507 2008/07/25(Fri) 23:21:14

 
Re: 本日から沖縄に行ってきま〜す。 / tommy 引用

↑上行きます。

No.1508 2008/07/31(Thu) 01:48:16


日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / tommy 引用

雲さん、いっきさん。おはようございます。

偶然なんですが、いっきさんも同じ日に「日本人ジャズを聴こう」を
ブログテーマに加えることを書いています。いや〜気が合いますね。
オイラも'70年代から'90年代までを掘り起こしてみようと考えて
います。何かいいものがありそうな気がして(笑)。
早速、「スピリチュアル・ネイチャー/ 富樫雅彦」をアマゾンで
新品¥2,200でゲット!(USA)
すごくタイミングがよかったのですが、通常相場は¥ 13,999〜。
ナベサダ、ヒノテルはいらないと思うのですが・・・(笑)。
「なぜ、日本のジャズは失速したのか?そして再生はあるか?」を
テーマに調べてみようと思うのですよ。
いっきさんは「スリー・ブラインド・マイス」はヨロシク(笑)。
オイラは、「イースト・ウィンド」「JVC」「トリオ」「オーディオ・ラボ」他・・・。調べてみます。

外国人ジャズファンに言わせると「日本はジャズの宝庫」らしい〜。
「ジャズで日本で手に入らない物は、どこでも手にはいらない」
というのが外人のジャズマニアの間では定番ということです(笑)。

No.1493 2008/07/21(Mon) 09:21:50

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / 雲 引用

tommyさん

おはようございます。
tommyさんは、もう職業上、日本人ジャズにも興味持たなくちゃいけない段階なんですよ。いっきさんは趣味でいいけど(笑)。

たしかに、日本のショップはジャズ音源の宝庫のようですね。
ハンコックも先日なにかのインタビューで、日本の店頭では、昔の自分のアルバムがたくさん並んでいるけど、本国だと、最近のグラミー賞モノのアルバムと、最近の数枚しか置いてない、といってましたからね。

さすが、音楽先進国!!……では決してなくて、
オタクの国・ニッポン萌え〜(笑)

No.1494 2008/07/21(Mon) 10:31:49

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / いっき 引用

こんにちは。tommyさん。雲さん。

そっ、そうなんですよ。同じ日にほとんど同じテーマでブログに書いていたのにはビックリしました。皆さん!これ本当に偶然なんですよ。私はtommyさんのブログを見てから自分のテーマを決めたわけではありません。なぜかシンクロしていたんです(笑)。うれしい!

「なぜ、日本のジャズは失速したのか?そして再生はあるか?」 大きいテーマですね。MJ/PMJに匹敵する問題かも?(笑)私は夏休みの自由研究のテーマにしましょう。tommyさんは今後のためにしっかり研究してくださ〜い(笑)。

だって東京にはなんでもありますよ。世界中からありとあらゆるものが集まっている。大昔から外来文化と舶来品が大好きな日本人を象徴しているように思うのですが・・・?

No.1495 2008/07/21(Mon) 14:51:21

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / tommy 引用

米国在住(LA?)の日本人jazzaudiofanさんが書いている、ジャズとオーディオを中心としたアメリカ事情を載せている「ジャズ&オーディオ通信(from USA)」というブログがあります。外国から見た日本のジャズ文化がユーモラスに書かれています。

「ジャズ&オーディオ通信(from USA)」
http://blog.livedoor.jp/jazzaudiofan/

オイラも時々、読んでいるのですが、2008年03月04日に興味深い記事がありました。
jazzaudiofanさんは、時々開かれるミニ・ジャズフェスタなどに日本から輸入した様々なジャズCDを持って出店、CDの出張販売しているそうでが、(なかなかマニアックな商売だ。楽しそうだ)そこでのアメリカ人の反応は?

------------------------------------------------

アメリカではジャズの新譜CDの実売価格は15ドル程度。日本の定価で2,800円とか3,000円とかいうCDを27ドルとか30ドルといった値段で売っていると、ショックを受ける人が多い、しかしマニアックなジャズファンやミュージシャンは、内容を見て、日本発のCDの価値をナットク。アメリカでは手に入らない貴重な再発盤や本国では新作が出ないミュージシャンの日本企画最新録音を見てビックリ!喜んで買っていく。ディープなコレクターや業界関係者の間では、日本は「貴重なジャズの宝庫」であることは有名だ。
最近の一番困ったことは「エロジャケ!」クリスチャンの国では、ヌードやセミヌードを使ったジャケットは、「何これ」「恥ずかしい」といったコメントが多く寄せられる。日本では女性の裸を使って商品を売ること事態がが、恥ずべきことだと思っていないと説明すること事態が、かなり恥ずかしい。
エロジャケは日本の男尊女卑の文化背景が透けて見えてきて、日本ジャズ界の恥部である。

日本のCD全売上に占めるジャズの売上比率は、5%〜8%
ジャズ離れはアメリカの方が深刻でジャズの売上比率は2%

日本においては今だ「ジャズはマニアなおじさんの聴く音楽」という印象、アメリカでは60歳以上の高齢者が聴く懐かしのメロディという感じで、ライヴでも(場合によりますが)30歳代以下はあまり見かけない。
それよりもっと深刻なのは、音楽業界のジャズ撤退。アメリカ人の若者はジャズを聴かなくなっているし、レーベルとの安定した契約という意味ではアメリカのジャズ市場は崩壊している。かなり有名なミュージシャンでも、CDはすべて自主制作、自分で立ち上げたウェブサイトやコンサートを通じて地道に売りさばかなければならないというのが常態になっている。
「ジャズ&オーディオ通信(from USA)」
------------------------------------------------

まぁ、日本も似たり寄ったりのところはあるが、まだいいということかも知れない。この独特ジャズ環境のもっとも恵まれているのが東京ということなんだね。・・・ん〜、それでもオイラは不満だな(笑)。

No.1496 2008/07/21(Mon) 20:14:37

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / いっき 引用

こんばんは。

それ読んだことあります。
とくにエロジャケの話は読んでいて笑えました。

tommyさんは聴かないと思いますけど(笑)、「いーぐる」の新譜特集で益子さんがかけるやつは、ニューヨークのダウンタウンで夜な夜なライブをやっているようなミュージシャンものが多く、自主制作CDもいくつかあります。この手のやつもディスクユニオンでは扱ったりするんですから凄いと思います。「ジャズ選曲指南」の「ra」しかりです。

東京は世界が羨む「ジャズ環境」だと思いますよ。

No.1497 2008/07/22(Tue) 00:47:26

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / tommy 引用

いっきさん。こんばんは。

「東京は世界一ディープなジャズの街だ!」って言いたいね(笑)。

'60〜'70年代にニューヨーク・アンダーグラウンドの
「ロフト・ジャズ」つーのがあったな〜。(懐かしい〜)
ロフト・ジャズの元祖はセシル・テイラーだということだが、
まぁ、ロックで云えば「パンク・ロック」みたいなもの。
若手前衛ジャズ演奏家たちが純粋な音楽的創造を目指し、
営利目的でない音楽を前提にしたジャズ前衛運動?
当時、大阪のジャズには多少、そういう匂いがしたような。
初期のTBMもそんな匂いを感じるのはオイラだけですかね?
TBMは日本のブルーノートを目指してって現在はリリースされる
けど、それはウソだよ。録音は多少の影響はあると思うけど・・・、
ほんとはアンダーグラウンドの王様みたいなポジションだった。

かなり記憶の彼方だから、いろいろ思い出すきっかけになるね。

No.1498 2008/07/22(Tue) 03:01:09

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / 雲 引用

tommyさん

私も、そのブログ、ときどき覗いています。
エロジャケの件は笑って読んだ記憶がありますが、笑いごとじゃ本当はすまされないかも。

昨日、番組の収録時に、寺島レコードから出た新譜のジャケを見せてもらいましたが、案の定……(笑)。

しかし、かなり凝った作りではあり、この件の詳細はお会いしたときにお話します。


いっきさん

最近、ユニオンはご無沙汰なので覗いてみたいと思います。
購入は、いっきさんのblogを参考にさせてください(笑)。

No.1499 2008/07/22(Tue) 10:02:55

 
Re: 日本人ジャズを聴こうキャンペーン! / いっき 引用

こんばんは。

tommyさん。

雲さんのブログを見て気になった「ザ・ブルーノート ジャケ裏の真実」を読んでわかったのですが、ブルーノートも資金難から、アルフレッド・ライオンがジャズ・クラブに通って有能な若手や無名の人にレコーディングさせたということです。このあたりはTBMがやっていたことに近いんじゃないかと思えるのですがいかがでしょう?

TBMの活動期にリアルタイムで聴いていないので、当時の雰囲気は気になるのですが、TBMもアンダーグラウンドの一翼を担っていたということでしょうかね。

雲さん。

寺島レコードの新譜ジャケットも・・・そうでしょうね(笑)。凝ったつくりの詳細、是非教えて下さい。

ユニオンのメインは、ヨーロッパ・ピアノ・トリオと寺島レコードとFSNTとクラブ・ジャズなどですよ(笑)。その横で静かにニューヨークやノルウェーのアバンギャルドとフリーが売られています。この部門も根強いファン層に支えられていると思います。ただ入荷数は少ないのですぐにお取り寄せになっちゃいます。意外とAmazonでも買えますのでチェックしてみてください。

No.1500 2008/07/22(Tue) 23:21:19


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