◆「天地悠々」二〇五号、お届け致します。
◆御嶽山の噴火に続いて、阿蘇山も噴火しています。その他にもいくつかの火山が噴火の兆候を見せているようです。先日は長野で大きな地震もありました。日本列島のあちらこちらで巨大地震の前兆かと思われる現象が報告されています。「雛型」としての日本列島はこれからますます激動期に入るのでしょう。
◆地球がひとつの生命体であるならば、その一部分である日本列島も同じく生命体です。そしてこの列島には1万年の長きにわたる縄文時代の「存在の全てに感謝し、分け隔てなく与えあう喜び・分かちあう喜び」のエネルギーがしみ込んでいます。その列島が今では強い者勝ちの国、先進国の中で最も格差が激しく、社会保障の貧しい国に成り下がっています。そのエネルギー的ギャップに大地が「NO!」の雄叫びを上げても何ら不思議ではありません。
◆日本だけでなく、物欲と支配欲に取り憑かれて先住民を虐殺し、アフリカの人々を蹂躙して奴隷とし、今も人種差別社会を継続させ、世界中の紛争の裏で糸を引いていると言われるアメリカにも、天は反省とシビアな出直しの機会を与えることでしょう。
◆世の東西、スケールの大小を問わず、あらゆる意味での「偏り」が一掃される大変動がもたらされるはずです。私たちの中にある「偏り」もまた一掃されるのです。
◆霊としての意識、人としての良識を取り戻し、喜びの中で新しい地上界に共鳴していけますように。 |
30/11/2014(日) 21:02:38
No.12665 ホープ |
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その通りだと思います。安倍政権の国民への挑戦ともいえるこの度の選挙は、原発再稼働をはじめ、くすぶっていたこの国のあらゆる分野に於ける国民の意識を、形を持って問われる機会を作ったと思います。アベノミクスとやらの小賢しい経済政策や屁理屈を重ねたテクニカルな議論の上に国民を煙に巻こうとする意図が透けて見えます。 原発政策、被災地への対応、特定秘密保護法案、集団的自衛権、武器輸出の解禁、更にはカジノ設置構想等など、次々に出してくる国の政策に対し、大半の国民が心の中で「NO」と感じている筈だと思います。沖縄基地問題と被災地福島は、そういったあらゆる分野の凝縮としての象徴として国民に突き付けられているのではないでしょうか。これに対して庶民が(頭ではなく)心でどう感じたかを形として表現するのか、という事だと思います。 今、世の中は重大な分水嶺に差し掛かっていて、「マアそのうちに」などと言っている時ではなくなっています。いよいよ時到来なのだと思います。小生もここからが勝負だと決心しています。 それにしても国民が”本当の事を知らされない”という事は正当な判断が阻害されていることになり、メディアの責任は大きく、支配圧力の実態が先日のニュースで浮き彫りになりました。 とはいえ、庶民も通常は政治の悪口、批判を散々口にしながら、いざ選挙となると一変し、長いものに巻かれ「俺が地域の代議士」をと、選挙ゲームに血道を開ける風潮も残念なことです。 しかしそういった人間の事情にお構いなく摂理の逸脱に対する浄化作用は働きます。 今後どうなってゆくのかは分かりませんが、今はとにかく自分の信じた道を精一杯突き進んで行くことを”喜び”として行きたいと思っています。 |
01/12/2014(月) 10:56:12
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No.12666 飯沼正晴 |
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☆お、ホープさん、お久しぶりです。 投稿ありがとうございます。
まさにおっしゃる通りだと思います。 しかし、その一方で、私たちは政治の劣化・無力さというか議会制民主主義の決定的限界を見せられているような気がします。
以下は先日、ドネの会員SNSでさきさんに返信した内容です。
『さきさん、お疲れさまでした。
しかし、2011年の日本の餓死者が1746人とは、知りませんでした。 とてもショッキングな情報です。
最近は特に、親としてあり得ない虐待死事件が報じられています。
私は何でもかんでもを社会のせいにするつもりはありません。 個人としての責任は当然あると思っています。
しかし、「もしも社会の制度や仕組みが今とは違っていたならば、こういう悲惨な事件は起きなかったのではないか?」と思うこともよくあります。
いろいろな事件が起きた時に、「どうすればこういう事件を防ぐことができるのか?」と考え、制度そのものを変えたり、制度の運用を改良したりすることが政治(行政を含む)の役割です。
残念ながら今の日本では政治も行政も劣化してしまい、本当に支援が必要な人たちは見棄てられていると思います。
具体的・実際的な拠点になる場も絶対に必要ですね。
新しい庶民のネットワーク社会を視野に入れながら、庶民による具体的なフォローの態勢が必要なのでしょう。』 。。。。。
やはりというか何というか、総組み換えを促すガラガラポン(大混乱)が近づいているような気がしてなりません。
>しかしそういった人間の事情にお構いなく摂理の逸脱に対する浄化作用は働きます。 今後どうなってゆくのかは分かりませんが、今はとにかく自分の信じた道を精一杯突き進んで行くことを”喜び”として行きたいと思っています。<
全くもって同感です。
実は私は気づいていなかったのですが、9月の御嶽山の噴火は定例会の日のことでした。 そして先日の長野の地震もまた定例会の日のことでした。
昨日そういう話を聞いて、あれっと思ってちょっと調べてみたら、2004年の中越大地震(最大震度7)も10月23日の定例会の日のことだったようです。
2001年3月24日の芸予地震(最大震度6弱)も第4土曜ですから定例会の日だったのだと思います。
2003年7月26日の宮城県北部地震(最大震度6強)も定例会の日です。 同年9月26日の十勝沖地震(M8、最大震度6弱)は定例会の前日、5月26日の三陸南地震(最大震度6弱)は定例会の翌々日です。
2004年11月29日の釧路沖地震(M7.1)は定例会の日の深夜(午前3時)。
2005年3月23日の千葉県北西部地震(最大震度5強)も定例会の日だったようです。
2007年3月25日の能登半島地震(最大震度6強)は定例会の翌日の朝です。
2010年2月27日の沖縄本島近海地震(M7.2)も定例会の翌日です。
悠々塾という場は1994年の6月にオープンして、第1回目の定例会が1995年の1月28日でした。 阪神大震災の10日後です。 初回は出雲からゲストを招いたのですが、その人が「今回の地震は悠々塾という場が活動を始めたことのエネルギーと関係していると思う」と言ったので、いろんな意味でびっくりしたことを覚えています。
1月17日の阪神大震災の前夜、深夜まで克と電話で長く話して、二人ともが「何かが重大なことが起きる気がしてならないのだけど、いったい何が起きるのだろう?」と言って電話を切った数時間後にあの大地震がありました。
そういえば私は神戸の出身ですし、克は福島の出身です。 そういうことも何か意味があるのかもしれないという気もしますね。
おそらくは、これからの激動の予感も的中してしまうように思います。(もちろん地上的な時間・期間は分かりませんが)
私は、脅しではなく、難を逃れるためにでもなく、本人も皆も地上人生を幸せに生きていってもらうことを願って、いろいろと発信してきたのですが、受け入れられなかったり煙たがられたりもしてきました。
生身の人間として時には寂しさも感じながらではありましたが、(悠々塾を誹謗中傷していた人たちの現状を風の便りで知るにつけ)今はもうそんな思いも吹っ飛び、自分として行けるところまで行き、獲得したものを仲間たちと共有して一緒に働いていきたいと願うのみです。
こう書いた今、克から「力みは禁物です。あなたの場合は今は自由気ままに地上人生の日々を楽しもうと思い、そうしていくことが近道になるのですよ」と茶々(じゃなくてアドバイス)が入りました(笑)
いずれにしても、お互いもうシニアの年代に入っています。 「自分に与えられた役割を果たしきるまで死にや(シニア←すみません、これが言いたかっただけです・笑)しませんよ」という気概で、やっていきましょう。
ホープさん、たまには顔を見せてくださいよ。 |
01/12/2014(月) 15:58:09
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No.12667 さき |
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そういえば福島に行ったのは去年の今頃だったでしょうか。 この一年、ますます金銭物質系が幅をきかせて、 建前でも、仮にもあったこれまでの社会の秩序も解体されてしまった気がします。
3・11以降、福島の事態をまるで何事もなかったかのようにしてしまったことで、言葉はそのポジティブな力を失ってしまったようで。 嘘でも言い続けたらそれがまかり通ればホントのことになってしまう。
広島長崎を経験して、 核アレルギーがあると言われていたこの国でしたが、 放射能が降り注いだ福島は安全な場所にされてしまった。 原発事故はあったけど健康に影響はない。 統計にあがっているだけで年間の餓死者が1746人。 この国で5時間に1人が餓死している。 それで景気はいいとか。
安倍の言葉を聞くと吐き気がします。 それが通用していることに。
むき出しの競争社会が露骨になるばかりで、 庶民のいのちや生存は最初から見棄てられている。 あってもない、見えないものにされてしまっている。 この一年でますますその流れが加速していると感じます。
庶民と言われる私たちの方が圧倒的に人数が多いんだから、 みんなで声をあげればどう考えても負けっこないけど、 誰を信頼していいのかわからない。 何に希望を託せばいいのかわからない。 だから結局競争に巻き込まれてバラバラにされて孤立し、 互いに足の引っ張り合い。疑心暗鬼。あきらめ。。
自分自身そのなかでうおさお行ったり来たりして 翳るし、地上的だし、何やってるのかと思ったりもしますが、 この場のつながりと共鳴があるから今の自分が自分でいられます。 しょうもないことで揺れながら、やっぱりこの場に出会ったこと、経験したこと、学んできたことに意味があると思っています。 逆立ちしてもそんなもんですが、 この地上で役立てることがあるならやらせてもらいます。
ぬまさん 昨日御嶽山の噴火と先日の長野地震が定例会の日だったと気づかされて驚いたのですが、1回目の定例会の時からそんな話があったのですね。びっくりです。 庶民の心の拠り所が必要だと痛感しています。 実際的にも気持ちのうえでも。
ホープさんの気合にパワーをいただきました! 喜びのなかで共に頑張りたいです。 |
01/12/2014(月) 23:10:09
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No.12668 ホープ |
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>ホープさん、たまには顔を見せてくださいよ。
有難うございます。泣きたいぐらい嬉しいです。 実はこの度の定例会に行きたかったのですが、スケジュールの都合でどうしても行けませんで無念残念でした。でもいつも掲示板を通して飯沼さんの心情を想像し推し量りながら、仲間の皆さんと繋がっています。最近の克子さんからの通信は、今の小生にとって影響が大きく、力になっています。自分を縛り抑制しているものを外し 、この世での残りの人生を”魂の意志”に沿って駆け抜けようと思っています。
>おそらくは、これからの激動の予感も的中してしまうように思います。
同感です。そういう中にあっておおらかに自分の使命を果たすべく生きる充実感と喜びを力にしたいと思います。 「御役目を果たすまでシニアせんぞ!」で行きます。 |
01/12/2014(月) 23:37:53
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No.12669 飯沼正晴 |
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☆さきさん、コメントお待ちしていました〜。
福島県知事選のことはトラウマになりそうですね・・・。
いろんなことが増幅し合って、あのような経過・結果になってしまったのだと思います。 脱被曝・脱原発を主張する側の人たちが、いろんな意味であまりにも弱すぎた・不十分過ぎたということになりますが、彼らも含めて福島は未だショック状態が続いているのでしょう。 集団バイアスというか、多数派同調バイアスがいまだに働いているように思います。
しかし、すでに健康被害と判断すべき現象も表れているのです。 福島県の自然死産率は全国平均の1,5倍になっているそうです。 自然死産率は減少傾向にありますが、福島では事故後は増加しているようです。(事故前は減少傾向でした)
これはおそらくは被曝の影響であり、だとすればやはり被曝によるありとあらゆる病気が発症すると考えるべきでしょう。
被曝による病には近代医療はあまり有効ではないのですから、今のうちにたくさんのヒーラーを養成しなければなりませんし、今後の移住者の増加に備えて斬新・画期的な受け入れ態勢を準備しておかねばなりません。 新しい社会の始まりになるような、生産・流通・経済・医療を含んだ庶民のネットワークシステムです。
イオンが福島で水揚げされた海産物を買い付けて、全国の店舗で販売するようです。 あまりにも無謀な商売だと思います。 国や行政や企業を盲信せずに、国民・消費者が賢く選択実行していかねばいけないということでしょう。
これは何につけても言えることだと思います。
特に大きなシステムは、利権にとって足手まといな弱者を黙殺し切り捨てるような仕掛けが、さまざまなところに散りばめられているのだと思います。
衆議院選挙が始まっていますが、選挙制度もまた然りです。 前回の衆議院選挙では自民党が圧勝しましたが、得票数を見れば決して民意を反映しているわけではなく、「民意の変化の一部」を反映した結果が自民圧勝でした。
小選挙区制に改編した張本人の小沢さんが、そのあおりを受けて存在感を失っていることはある意味では因果応報であるのでしょう。 それを埋め合わせとして、政治家小沢一郎が復権するのかどうかは分かりませんが、多少は期待しています。
私が地上に生きている間にそうなるかどうかは分かりませんし、もっと根源的な変化を迫る大変動に晒されるのかもしれませんが、いずれはベーシックインカム制度によって、社会的調和が図られるように思います。 その前には政治理念に基づいた大きな政界再編が行われなければなりませんが、鈍重な政界もやがてはその方向に動いて行かざるを得なくなるでしょう。
ベーシックインカムに対しては、「働かない人が増える」などという批判があります。 しかし、何よりも今の日本では働いても生活できない人たちが何百・何千万人もいるのです。
ワーキングプア―と言われる人たちは1千万人以上もいて、貯蓄が全くない世帯も30%以上という現状です。
非正規雇用者も増えています。 ほとんどの非正規雇用者の賃金では、お金の問題で結婚もできない状況なのです。 そういう状況を放置増幅させながら、「少子化対策」などと言うのは笑止千万な大嘘です。
その一方では1億円以上の金融資産を有する富裕層は100万世帯(全世帯の2%)を超えて、増え続けているのです。 株価の上昇で利益を得ている人も多いわけですが、投資による利益を「働いて得た金銭」といえるのかどうか・・・? しかも、株式市場には兆単位の国民のお金(年金基金など)がつぎ込まれているのです。
そういう状況ですから、「働かない人が増える」などという頓珍漢なケチをつけずに、とりあえず皆がそれなりに暮らしていける社会にしていくためにベーシックインカム制度を導入するべき時期に来ているのだと思います。
話は変わりますが、日本の餓死者の件です。 ちょっと調べてみたら、餓死者の中には「栄養失調(症)」も含まれており、そのなかには食物の不足ではなく他の要因で死亡した人も含まれているようです。 なので、あの数字の全てが、いわゆる「餓死者」には当たらないようです。 いずれにしても、今の日本が極めて深刻な格差社会であることに変わりはありませんが。
。。。。。。。。。。。
★前回の衆議院選挙に関する東京新聞の記事です。
◆自民 民意薄い圧勝 小選挙区24% 比例代表15%
戦後最低の投票率となった十六日の衆院選は、自民党が定数(四八〇)の六割を超える二百九十四議席を確保する圧勝で終わった。しかし小選挙区で自民党候補の名を書いたのは全有権者の約四分の一、比例代表に至っては15・99%だった。自民党の勝利は、必ずしも民意を反映したものではない。多党乱立と低投票率が自民党を利した結果であるということが、はっきり分かる。
衆院選の投票率は小選挙区で59・32%。戦後最低を記録した。
一方、自民党の得票率は小選挙区が43・01%。比例代表は27・62%。ただし、これは投票した人の中での比率だ。
全有権者に占める比率は24・67%、比例代表は15・99%となる。選挙区でも比例代表でも自民党候補や党名を書いた有権者は「少数派」だ。
ところが、自民党が獲得した議席は小選挙区で定数の79%にあたる二百三十七議席、比例代表は、同31・67%の五十七議席だった。
現在の衆院選挙制度は、小選挙区制と比例代表の並立制を採用している。民意を集約して二大政党制に導く小選挙区制で自民党は、有権者全体に占める得票率の三倍以上の議席を獲得。信じられないような世論との乖離(かいり)が生じた。
民主党は、小選挙区で自民党の約半分にあたる22・81%の得票だったが小選挙区での獲得議席は自民党の一割強の二十七にとどまった。ここで両党が明暗を分けた。
このようなずれは、十二党が乱立した今回の衆院選で、多くの候補が票を食い合ったことが最大の要因。特に、最大の争点の一つだった原発政策で「原発ゼロ」を公約する政党が小選挙区で競合し、結果として原発を容認する自民党を利した形だ。 |
02/12/2014(火) 12:09:22
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