◆新知事に内堀氏 震災後初の戦い制す 任期満了に伴う第回知事選は26日、投開票された。自民、民主、公明、維新、社民各党の支援を受けた前副知事で無所属の内堀雅雄氏(50)が49万384票を獲得し、共産、新党改革両党が推した元岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕氏(62)らに大差をつけ、初当選した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、初の知事選では、過去最多の無所属新人6人が立候補し、復興政策などを訴えた。内堀氏の任期は11月12日から4年。 (福島民報)
◆内堀氏が初当選 県知事選 任期満了に伴う第20回知事選は26日、投開票され、新人の内堀雅雄氏(50)が初当選した。 9日の告示以来、新人6人が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの県土再生に向けた政策を示し、有権者に支持を訴えてきた。
【選管最終】 (得票順、敬称略) 当 内堀雅雄 50 無新 490,384 熊坂義裕 62 無新 129,455 井戸川克隆 68 無新 29,763 金子芳尚 58 無新 25,516 伊関明子 59 無新 24,669 五十嵐義隆 36 無新 17,669 。。。。。。。。。。。。。。。。。。
結局、小泉系の大物の立候補もなく、官僚出身の旧態依然たる相乗り候補が圧勝する予想通りの無風選挙で終わりました。 被曝回避を訴えていた無名の熊坂候補が約13万票を獲得しましたが、熊坂候補は福島を地盤とする保守系の現職国会議員の親戚で、全面的支援を受けていたようですから、13万票では「健闘」というには程遠い結果でした。 脱被曝を掲げていた他の候補者の票を合わせても、14万票程度でした。
福島県民のこの選択の意味は重く、それが引き寄せる現実も重いものになるような気がします。 |
27/10/2014(月) 14:45:04
No.12601 さき |
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わたしに選挙権があるなら 〜わが子を守るための避難で投票権を失った人々の「争点」 ttp://no-border.co.jp/archives/27765/
「県民は“放射線防護”“命優先”を選択しなかった」 〜前副知事に完敗した熊坂氏 ttp://no-border.co.jp/archives/28201/
投票率は45.85%で過去二番目の低さだった。(前回が過去最低) 政治に対するあきらめともいえる結果か。。 その結果のもとで痛い思いをするのは庶民なのですが。。 「福島は棄てられた」という意識が、 それこそ心の奥の奥の潜在意識に刻まれているのかもしれません。
「もし」はないけど、2月にぬまさんと作成した <福島知事選の基本理念・政策メモ> 災害復興手当とお互い様基金で 住民の暮らし優先・復興予算を直接住民に! を正面からぶつける選挙が出来たら、、 と思ってしまいました。 |
28/10/2014(火) 15:48:46
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No.12602 ホープ |
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何とも情けない結果でした。県民にとってはこれほどの被害を直接受けて、これに対する”仕打ち”も散々に舐めて来たであろうに、と。三年半の歳月は人、地域をズタズタにしてしまい、あきらめと迎合に埋没してしまったのでしょうか。歴史的な県民の傾向も有るのかもしれませんが、しかしこの結果はどうあれ県民の選択であり、それを背負って行かねばならないような気がします。やはり候補者擁立が全てであったように思います。残念でならないのは、この結果が、川内原発再稼働の件も合わせて全国の”心ある活動”に少なからず影響を及ぼす事です。福島問題はこの国の縮図であり全自治体の問題であり、触発された人々によって国の方向性をも変える動きを孕んでいただけに、この結果は数多くの同志にとっても少なからず落胆を与えたと思います。しかしこの現実をしっかりと受け留め、これから先起こるであろう大きな流れの一つの知恵とすべきだと思っています。それにしてもあの投票内容は・・・。 |
28/10/2014(火) 18:14:46
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No.12603 飯沼正晴 |
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選挙の結果は、県民の多くが事故以降の政府や県行政の在り方を追認したということになります。
結局のところ、政府や県だけでなく、福島県民の多くも放射能汚染を「なかったこと」にしてしまいたいということでしょうか?
福島県全体にある種の「正常性バイアス」が作動しているかのようです。 だとすればそれは非常に危険な状態でもあります。
かなり苦労して作成した「福島知事選の基本理念・政策メモ」でしたが、出る幕がなかったことはとても残念です。
福島の重さは深刻です。 すでに健康被害が少なからず発症しはじめているように思うのですが・・・。
福島の知人からのメールに、以下のように返信しました。
『知事選挙、全く盛り上がっていない感じでしたが、やはりこういう結果になってしまいましたね・・・。
荒井議員の後援会も動いたはずなのに、熊坂さんが13万票にも届かなかったということは、脱被曝・避難の権利の願いの風がほとんど吹かなかったということだと思います。
匿名の投票ならばもう少し脱被曝・避難の権利への願いが票になるかと思っていたのですが・・・。
福島の状況は重いとしか言いようがありません。
しかし、福島の大人たちの意識がどうであったとしても、子どもたちを放射能から守ることは全ての大人の責任としてあり続けます。
私たちがどうしていけば多少なりとも役に立てるのか・・・?
投げ出すことなく、考えて行動していくつもりです。』 |
28/10/2014(火) 21:48:09
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