◆年収300万円が境目=男性の既婚率―11年版白書
時事通信 6月17日(金)9時32分配信
政府は17日午前の閣議で、2011年版の「子ども・子育て白書」を決定した。男性の既婚率は所得が増えるに従って上昇する傾向があり、特に「年収300万円を境に大きな差がみられる」と分析。また、非正規労働者の既婚率は正社員の半分程度にとどまるとして、少子化対策には就労支援が不可欠と指摘した。
白書は、内閣府による11年の調査で、20〜30歳代男性の既婚率が年収300万円未満で8〜10%、300万円以上では25〜40%となったことを紹介。一方、過去の厚生労働省のデータを基に30〜34歳男性の雇用形態と既婚率の関係を調べたところ、非正規労働者は30,2%、正社員は59.6%と倍近い差がみられた。
30歳代の子育て世代の所得は、1997年調査では年収500万〜699万円の層が最も多かったが、07年は300万円台が最多となった。白書は「この10年間で低所得層にシフトした」とし、非正規労働者の待遇向上やフリーターの就労促進に向けた取り組みの必要性を強調した。 。。。。。。。。。。。。。。。
ttp://nensyu-labo.com/heikin_kaisou.htmに、09年の給与所得者の年収分布グラフがあります。
別の統計によれば、給与所得者の半分以上が年収300万円以下です。 日本は「先進国」のなかでもトップクラスの貧困・格差の著しい国なのです。 「貯蓄がゼロ」の人が、全世帯の20%以上です。
この貧困・格差を是正しなければ、日本の再生はあり得ません。 それどころか混乱と絶望が深まるばかりです。 このままでは低所得者層だけでなく、裕福層や中間所得層も必ず破綻に導かれるでしょう。 今からの時期は特に、分かち合いの流れに抗う者は幸せになどなれないのです。 。。。。。。。。。。。。。。。
その一方ではこんな記事がありました。
◆企業の手元資金が過去最高に=大震災受け初の200兆円超え−3月末
日銀が17日発表した2011年1〜3月期の資金循環統計によると、メーカーなどの民間非金融法人が3月末に保有する現預金は前年度比7.1%増の211兆1236億円に増加し、初めて200兆円の大台を超えた。 東日本大震災の発生後、企業が手元資金を積み上げる動きを急いだためで、日銀では「不測の事態に備え、特に流動性の高い現預金を集める動きが出た」(調査統計局)と分析している。(2011/06/17-16:03) |
17/06/2011(金) 16:42:18
No.8629 飯沼 |
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◆「キエフ病院の子供たち・2011・チェルノブイリから25年」 イタリア国営放送RAI・2によるドキュメンタリーレポート。 ttp://www.youtube.com/watch?v=kFP-xx68q6Q
☆5分あまりの短いレポートです。 衝撃的な事実ですが、不安を募らせるために紹介するのではありません。 日本で今起きていることの意味と今後のことをしっかりと認識し、「何があっても大丈夫」という魂の意識を高め、癒し手としての意志と自覚を確立していただくためにです。 。。。。。。。。。。。。。。
◆【東京新聞】2011.6.16
子どもに体調異変じわり、大量の鼻血、下痢、倦怠感、原発50キロ 福島・郡山
収束の兆しさえ見えない福島第一原発の事故。放射線汚染の範囲は拡大し、 避難区域の外側でも、子どもの健康被害を不安視する声が目立ち始めた。しか し体調不良と放射線の関係には分からないことが多い。それだけに親たちは疑 心暗鬼で苦しむ。子どもたちを守るために今、できることとは−。
「上の子が1週間くらい毎日大量に鼻血が出続けていたので心配で…。下の子も、時期は導つけれど、やはり一週間くらい鼻血が出て」。思い詰めた表情で母親(39)が、医師に相談していた。
NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」が12日、福島県郡山市で開いた医師による無料問診会。放射線被害を心配する親子連れ計50組が参加した。 同市は福島第一原発から約50Km。
この親子の場合、震災後いったん埼玉県内に避難したが、3月下旬に郡山市に戻った。すると小学校一年の長女(6つ)が、4月上旬から三週間、鼻血が出続けた。このうち1週間は両方の鼻から大量に出血。耳鼻科で診察を受けたが、「花粉症では」と言われた。「花粉症なんて初めて言われたし、普段は滅多に鼻血を出さないんですけど…」と母親は言う。長男(2つ)も4月下旬から5月に鼻血を出し続けた。
診察した小児科医の橋本百合香さんは「放射線被害かどうかは判断できないが、ひとまず小児科で血液検査をして白血球を詳しくみてもらって。記録を残すことが大事」と助言した。
母親によると、小学校ではクラスの1割が避難していなくなった。次々と児童が転校するので、新入生には出席番号がつけられていない。放射性物質が濃縮されやすい牛乳を給食で出すかどうか、学校ごとに対応が異なる。「うちは保護者の選択制。娘が仲間外れにされたくないというので、今は飲ませてます」
福島市から4カ月の長女咲空ちゃんを連れてきた平申昭一さん(40)は「症状は出ていないが、24時間不安で、外出を一切させていない。自衛といってもどうしたらいいのか」と苦悩の表情。生後、他人をほとんど見たことがないという咲空ちゃんは、記者が近づくとおびえた。
問診会場近くの植え込みで、放射線測定器をかざすと、毎時2.33μSvの値を示した。地面から離すと1μSv台に下がる。郡山市内の12日の最大値は 1.38μSv。東京都内で計測された同日の最大値が0.0635μSv。約22倍だ。市内の最大値は3月15日の8.26μSvで、5月中旬からは1.3μSv前後で推移している。
文部科学省では3.8μSvが計測された学校では屋外活動を制限するとしているが、一方で年間の積算線量の子どもの丘限値を1mSvから20mSvとしてい る。これは毎時1.3μSvの場所で1年間暮らせば十分に到達してしまう値でもある。
「医者や学者も言うことが違い、避難の基準が分からない。飯館村は1ヶ月も放射能を浴びさせて、値が低くなってから避難させた。国も県も信用できない」。長男(6つ)を連れた母親(40)は、こう憤る。自宅は新築。遭難して経済的にやっていけるのか、何年後に戻れるのか…。費用や子ども初心に与える影響を考えると踏み切れない。 。。。。。。。。。。。。
「鼻血を出す子が増えていると保健の先生が言ってました」との、子供の「証言」ビデオ。 ttp://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html 。。。。。。。。。
今日の朝日新聞の記事によれば、「東電は3月15日にフクシマ原発の状態を公表するつもりだったが、官邸側の同意が得られなかったので断念した」とのことです。
これは細野首相補佐官が、「パニックを恐れて・・・」と語ったこととも符合しています。
管内閣の責任は重大です。 それを許している与党民主党、原発をひたすら推進してきた自民党公明党も同じかそれ以上の責任があります。 というか、この国の政治・政治家・国民すべての責任です。
何の意思表示もできない子供たちに一番の被害が及ぶのです。 大人それぞれが自分の人生をかけて、その過ちと不十分さをどう償っていくかが問われているはずです。 私たちは被害者の人たちに寄り添うヒーラーとして、心も体も癒していきましょう。 そして、どんな人もどんな存在もそのままを尊重され祝福されて輝ける、生命(いのち)健やかな共生の世の中を作っていきましょう。 |
17/06/2011(金) 17:27:26
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No.8630 あきら&ひとみ |
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目をそらしたくなる様な現実が既にあって、これからさらに厳しい現実が待っていると思うと、親としても人としても怖さもあるし、とても気が重くなります。 これ以上、特に子供達に被害が広がらないようにするにはどうしたらいいのかと思うけど、どうしたらいいのか・・・。 何かできる事を考えます。それと今できる事を出来るかぎりしていきます。 ハートのブログにも転載させてもらいます。 |
17/06/2011(金) 19:18:38
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No.8631 飯沼 |
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◆仏放射線防護中央局元局長の裁判が開始 (ラジオイラン) ttp://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=17525
フランス放射線防護中央局の元局長で、パリ大学教授のピエール・ペルラン被告に対する裁判が、パリ高等裁判所で開始されました。 イルナー通信の報道によりますと、ペルラン被告はチェルノブイリ原発の爆発事故による影響を過小評価した罪に問われているということです。 ペルラン被告に対する最終判決は、今年9月に言い渡されることになっています。
ペルラン被告は1986年、チェルノブイリ原発の爆発事故が発生した際、この事故によるフランスの放射能汚染は非常に少ないとしていました。 ペルラン被告は、同原発事故の事実を隠蔽したことにより、責任者らの対策を妨げ、またフランス国民の安全対策を怠らせた、とされています。
ペルラン被告は、チェルノブイリ原発事故の発生当時、フランス放射線防護中央局の局長を務めており、放射能で汚染された雲がフランス国民の健康に害を及ぼすことはないだろう、と発表していました。
チェルノブイリ原発事故は、1986年4月26日に発生し、ペルラン被告の裁判も、2002年からパリの裁判所で始まっています。
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17/06/2011(金) 20:30:50
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No.8633 飯沼 |
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◆もうダメだ…福島の海も川も水道も…汚染水決壊カウントダウン (ゲンダイネット6・17) 東電は福島原発1、2号機周辺の地下水から、国の基準の約200倍に当たる放射性物質「ストロンチウム90」を検出したことを明らかにした。「事故で大気中に放出された放射性物質が雨に混ざって地下水に流れ込んだ」という見方を示していたが、スットボケもいい加減にした方がいい。日刊ゲンダイ本紙が指摘してきた通り、溶けた燃料棒が原子炉を貫通し、格納容器を突き破って地下水を汚染したと考えるのが自然だろう。これは最悪事態だ。汚染地下水が広がるのはもはや防ぎようがないのである。
「ストロンチウム90」は「半減期」が29年と長く、体内に入ると骨のがんや白血病を引き起こすとされる。東電によると、原子炉建屋周辺の地下水をためる施設「サブドレンピット」から5月18日に採取した水を調べた結果、1リットル当たり、2号機周辺で6300ベクレル、1号機周辺で22ベクレルを検出したという。京大原子炉実験所助教の小出裕章氏はこう言う。
「この濃度からみて、私の推論が裏付けられたとみています。つまり、核燃料棒が溶けて、圧力容器だけでなく、格納容器も突き抜け、地下水にまで達したということです。こうなると、もう水をかけ続けて、冷やすことは無理です。どんどん漏れた汚染水が地下水に広まってしまう。事故処理の大転換が必要なのに政府は何をやっているのでしょうか」
汚染地下水は海へ川へ広がる。魚はもちろん、水道水にも影響が出る。その量はすでに1万トンとの見方もある。東電の工程表は完全破綻したのである。それでなくても、福島原発では行き場のない高濃度汚染水が明日にも決壊する勢いだ。
「原子力災害対策本部がIAEA(国際原子力機関)に提出した報告書で認めている通り、1〜3号機は事故直後から『メルトスルー(溶融貫通)』になった可能性が高い。この3カ月間、放水、注水し続けた水が溶けた核燃料と混ざって超高濃度汚染水となってたまり続けているのです。東電はこれまで、汚染水を集中廃棄物処理施設に運んできたが、1〜4号機と集中廃棄物処理施設の地下には現在、計10万トン超の汚染水がたまっているとみられている。6月下旬にも汚染水の水位は海抜4メートルに達し、一気にあふれ出す可能性が指摘されています」(科学ジャーナリスト) (以下略) |
17/06/2011(金) 20:42:47
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No.8634 祐造 |
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「キエフ病院の子供たち」、見ました。 紹介、ありがとうございます。 僕の娘も先天性に遺伝子に変異のある病気でした。 その病気は「1年以上生きられる子は10%」と重篤なものでしたが、それと同じ数字を目にして、涙がでそうになりました。 今の汚染状況からして、このまま何も手を打たなければ日本でも同じことが起こるのは間違いないでしょう。
福島県などのほとんどの庶民は、避難勧告とかが出ないと(政府が避難や生活の費用を保証してくれないと)実際問題、不安を抱えながらもその地にとどまらざるを得ないのが現実なのだと思います。 みんな経済的な余裕なんてないのだし、。 逃げたくても逃げられない、これって国が「被ばく監獄」をこしらえているようなものだと思います。 せめて、子どもたちだけでも疎開なりさせて、汚染から守らないかん、僕たち大人には責任がある。 なんとかしないかんと思います。
緊急署名のご紹介です。↓↓
■福島の子どもたちを守るための緊急署名■ 〜〜避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を 〜〜 ttp://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html
オンライン署名と、紙の署名のダウンロードができます。 |
18/06/2011(土) 01:15:10
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