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No.8446 飯沼  E-mail
5・11 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
今朝、投稿したつもりでしたが、投稿に失敗していたようです。
今日は時間がないので、昨夜の投稿を再掲載します。

4号機の建屋、やはりかなり傾いているのですね。
燃料プールは縦横20メートル前後×20メートル前後、深さ10数メートルぐらいで、厚さ1メートルのコンクリート製とのことですから、それだけでも非常に重いものです。
そこに3000トンもの水があって、余震のたびに揺れるのですから、骨組みだけになって傾きかけた建屋にとっては非常に厳しい状況でしょう。
その骨組みも、核燃料の放射線や高熱でかなり劣化しているはずです。

4号機で火災が起きた後、米軍の偵察機がキャッチした情報として「4号機プール付近に非常に高温の発熱体がある」とアメリカが指摘していました。
私は4号機プール内の燃料が飛び出しているのだろうと思っていましたが、どうやらそうではなく、3号機プールの燃料が飛び込んでいたのでしょう。

今ですらチェルノブイリを超える惨事になるといわれる状態です。

昨日の関東地方の雨にも、所によっては黄色い何かが含まれていたそうです。
もう花粉の時期は過ぎています。
先日の3号機からの黒煙と関係している可能性があるでしょう。
すでに多くの人たちがかなり体内被曝していると可能性が高いのだと思います。
。。。。。。。。。。。。

★昨夜の飯沼の投稿

3号機の燃料プールへの注水は、4月26日から5月7日まで行われていませんでした。
4号機燃料プールへの注水も4月27日から5月5日まで行われていません。
プール内の燃料を冷却し続けることは絶対に必要な作業であるはずです。
しかも4号機プールの水温は4月下旬にかなり上がり、80〜90℃以上になっていたのに、注水を1週間も停止することの意味は何だったのか・・・?

今日になって、「4号機プール内の燃料はほとんど破損していない。4号機の爆発の原因は不明」との情報が出されました。

3号機プールの燃料は、14日の爆発で粉砕されて吹き飛んだのでしょう。
3キロ離れた地点にまで燃料棒の破片が飛散しているとのことです。
とすれば、隣接する4号機の建屋内に3号機プールにあった燃料体が飛び込んでいても不思議ではありません。
4号機建屋の爆発・崩壊は、3号機プールの燃料体が飛び込んだことが原因の可能性もあると思います。

3号機プールの燃料は爆発ですでに吹っ飛ばされて、実はほとんど残っていない。
  ↓
つまり、それほど頻繁に冷却する必要がない。
ということなのかもしれません。

4号機のプールへの注水を控えていたことの理由が分からず、ずいぶん考えていました。
燃料が破損していても、破損していなくても、冷却を続けることは最優先のはずだからです。

今日になって、阿修羅で衝撃的な画像を見つけました。
4号機の建屋そのものが傾き、崩壊しそうになっているのです。
そういえば先月末あたりから、「4号機建屋が崩壊の危険性がある」という情報が報道されていました。
プールを満水にすれば3000トン程度の重さが加わるのだと思います。
4号機の建屋がその重量に耐えられないか、余震などでプールの水が大きく揺れることで建屋が崩壊する危険性が高いのかもしれません。

以下の画像をご覧ください。
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/May9_739pm.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/May9_740pm1.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm2.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm3.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm4.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm5.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/May9_740pm6.jpg
計測画像↓
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_markup4.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/may9images.html

これは非常に危険な状態です。
建屋やプールが崩壊して核燃料が重なり合って溶融すれば、フクシマ原発にはもう誰も近づけないくなるでしょう。

それとは別に、3号機の原子炉の状態も非常に不安定です。
格納容器は存在しているようですが、圧力容器内で燃料の溶融が進行しているのでしょう。
メルトダウンや水蒸気爆発・水素爆発の危険があります。

まだまだ危機的な状態を脱してはいません。
エネルギーを送り続けましょう。


10/05/2011(火) 22:15:02
。。。。。。。。。

★祐造さんの投稿

4号機建屋がこんなに傾いているのに驚きです。
以前に紹介されていた無人航空機からの写真を見直すと、ほとんど歪みはないので、その後の爆発か、または大きな余震で傾いたのでしょうか、、。
建屋全体が使用済み燃料プールのある南側へと傾いているのが気になります。
おそらく南端にあるプールの重みが関係しているのだと思います。

鉄筋コンクリート(RC造)の建造物が、これほど歪むと倒壊の危険が大きいのではないでしょうか、、。
もしも4号機建屋が、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)なら、いくぶんましかと思いますが、3号機建屋の壊れ方をみると、すくなくとも3号機建屋はSRCではないと思います。

1〜4号機、どれも危険な状態なのだと、瀬戸際でもちこたえているような状況なのだと、あらためて思いました。
自分らがなんとかするんだと思って頑張らないとって思います。
エネルギー、がんばる!


※「ネット署名」あります。
→ ttp://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature_02.htm


11/05/2011(水) 02:57:47

11/05/2011(水) 14:39:54


No.8447  あきら&ひとみ
Re: 5・11 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
3号機の圧力容器の温度が一時333度まで上がったと異常が伝えられていましたが、今は220度まで下がっています。
とりあえず安心しました。

4号機建屋の傾きには驚きました。
このままでは崩壊の可能性も高いと思います。
何か補強工事をしない限り、大きな余震が来れば一気に崩れる恐れもあるかもしれません。

浜岡を止めると決断した菅さんはちょと見直しましたが、残りの原発も段階的に停止していくような施策をとって欲しいと願います。

11/05/2011(水) 23:57:35

No.8448  飯沼 E-mail
Re: 5・11 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
>3号機の圧力容器の温度が一時333度まで上がったと異常が伝えられていましたが、今は220度まで下がっています。
とりあえず安心しました。

ちょっと訂正しておきます。
333℃にまで上昇していたのは、3号機の胴フランジの温度で、そこは今日は100℃台に下がっているようです。
ただしそれは冷却がうまくいってというよりも、何らかの不具合が起きている可能性が言われています。

220℃というのは、今日の圧力容器ノズル部分の温度で、昨日は確か214℃だったのが220℃に上昇しています。
給水量を増やしたのに原子炉温度が上昇しているのはかなり心配な状態だと思います。

12/05/2011(木) 01:39:47

No.8449  祐造
Re: 5・11 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
4号機建屋がどうしてあんなに傾いたのか、気になって考えていました。
建屋全体が南側へ傾いているので、余震による地盤の液状化現象で不同沈下を起こした可能性はあると思います。

第1原発付近の海岸は砂浜なので、4号機の地盤も砂質土の可能性が高いです。
(下部には泥岩層もあるようですが、、)
使用済み核燃料プールは破損していたそうなので、プールへの注水が漏れて、地盤の含水率が上がっていたところに強い余震がおこれば、液状化が起こる条件はそろいます。
建屋の南はしに3000トンのも重みがあれば、南方向に不同沈下すると思います。
ただ、あれほど巨大な建造物が液状化で傾いた例は聞いたことがないのですが、、。
もしも液状化現象で傾いたのなら、次の余震に備えてプールへの注水を控えるか、冷却に支障のない期間注水を停めるかもしれないです。
素人の見方なのでよくは分かりませんが、いずれにしても倒壊の危険をはらんだ、深刻な状態だと思います。
どうしてこんな素人がいいかげんな推察しなければならないのか、、?
政府がすべて明らかに事実を公開するようになるまで「公開したくない不都合な出来事」は起こり続けるのかもしれないって気がします。

もうこれ以上、庶民が被ばくするようなことはやめてくれ!!って思います。


5月3日に日本原電へ「敦賀2号機を即時停止」のメールを送ったのですが、今日になってメールの返信がきました。
敦賀原発2号機は 「原子炉内の燃料集合体からの漏洩が発生した疑いがあると判断し、5月7日20時に原子炉を停止いたしました」 のだそうです。
でも5月8日に換気用排気筒から放射能漏れを起こしたことには触れていませんでした。
テレビやラジオでも「放射能漏れ」はあまり報道されていない気がします。 
がっかりです。
→ ttp://www.asahi.com/special/10005/OSK201105090092.html

12/05/2011(木) 03:05:23


No.8445 F K   
チェルノブイリ原発事故のこと 引用
チェルノブイリ原発事故の原因は、技術員のミスではなく設計上のミスだそうです。技術員のミスとしたのは、原発を推進するため、また、この事故以前から度々事故が起こっていたにもかかわらず隠されてきた。原発推進派によって。

世論の盛り上がりもあって、浜岡原発が停止することになりマスコミは、夏場の電力不足や電気コストの高騰を盛んに報道しているが原発は廃炉にしてからも相当の時間とお金がかかる。とりあえずは停止している火力発電を稼働させ、自然エネルギーに移行していくべきだろう。

また、電力コストについては、商社が、石油の高騰や穀物価格の高騰などで大幅な増収となっている。世界の人々が原材料や食料高騰で苦しんでいる時に、何とか値下げすることを考えられないものだろうか?会社の利益が増えればいいというものではないと思いますが。

11/05/2011(水) 08:54:06



No.8441 飯沼  E-mail
5.10 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
◆ ストロンチウムの危険性 小出裕章

2011年5月9日(金)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、京大原子炉実験所助教小出裕章氏が出演されました。

ttp://ameblo.jp/warm-heart/entry-10887142632.html

要約

・(福島第一原発1号機で建屋の二重扉を開け、それにより5億ベクレルの放射性物質を含む空気が大気に放出されたことについて、東電は環境への影響は少ないと言っているが?)放射能はどんな意味でも危険。だから5億ベクレルの放出も当然危険。ただ、これまでに放出された放射性物質の単位は、兆でも京でもなく、その何十倍、何百倍の何十京、何百京というもの。だから、今回の5億ベクレルだけを取り上げて危険だというような事態ではない。既にとてつもない量が出ている。今回も危険であることは確かだが、今回だけを問題とするようなことではない。

・(5億ベクレルはどういう量か?)私が働いているような原子炉実験所のようなところでは何十年たっても出せない量。すごい量だ。

・(保安院は環境への影響はないと言うが?)被曝に「安全」「大丈夫」「影響ない」はない。そういう表現をしてはいけない。

・(二重扉を開放する際に、事後ではなく事前に十分な通知をすべきでは?)今回は、既にものすごい量の放出があり、周辺住民も既に避難させられている。だから、今回の放出については事前に発表したところで意味がないような状態にすでに至ってしまっている。

・(本格冷却に向けて作業員の方が今後建物に入るが、最大毎時700ミリシーベルトが検出されている現場もあるが?)そこでは作業できない。すぐに被曝限度に達する環境のため、作業可能時間が一人10分くらいになり、仕事にならない。なんとか環境を変えるか、その現場をあきらめて別の方策を考えるしかない。

・(水棺はだめということか?)水棺とは別の話。水棺そのものは外部からの水の注入だから作業はできると思うが、冷却のシステムを構築することについては、東電の計画通りにはいかないかもしれない。

・(鉛のマットは効果的?)被曝には外部と内部がある。内部被曝は放射線防護服を着れば防げる。外部被曝は外側に放射性物質がある限りは防げない。鉛のスーツを着るといくらかは防げるが、実際には重くて作業にならないので事実上効果はない。外部被曝を防ごうと思うなら、鉛の壁を作ることくらい。マットを敷くのではだめだろう。壁でもちゃんとカットできるかどうか。

・(どこから放射線が出ているかどうか分からない状態?)きちんと調べればわかるが、調べるのも難しい被曝環境。

・(海や土壌から検出されたストロンチウムはどこから?)タービン建屋やトレンチや立坑に汚染水が沢山ある。それが亀裂などから漏れて地下から海に流れたと推測する。

・(ストロンチウムは半減期が長い。魚への影響は?)大変だ。50年代、60年代に沢山行われた核実験のとき、環境に最大の影響を与えたのがストロンチウム90。ストロンチウム90はかなり重要な被曝源。

・(原発周辺の土から1キロあたり570ベクレルのストロンチウムが検出されたが、どういう数字?)チェルノブイリ事故のときに日本政府は食品の輸入規制を行った。そのときはセシウム134とセシウム137の合計でキログラムあたり370ベクレルだった。ストロンチウムは内部被曝に限って言うと、10倍〜100倍の危険がある。魚、海藻、貝類には多く蓄積される。魚等の放射能は、海水中の濃度よりも必ず高い濃度になる。魚は外部被曝もするし、取り込んだ放射性物質から内部被曝もする。

・(このあたりもきちんと調べて情報を公開してもらわないといけない)これから大変なことになる。被曝に関して安全ということはない。被曝による危険をどこまで許容できるかという話。

10/05/2011(火) 11:31:36


No.8443  飯沼 E-mail
Re: 5.10 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用

◆謎深まる4号機爆発 水素、原因じゃない?(東京新聞)
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011051002000183.html

 福島第一原発4号機の原子炉建屋が大破した原因をめぐり、謎が深まっている。建屋内プールの使用済み核燃料が損傷し水素が発生したと考えられてきたが、水中カメラで調べても燃料に損傷は見あたらない。地下で接する3号機から水素が流入した説も出てきたが、説得力に欠ける。専門家の間でも「原因は分からないかも」との声が出始めた。

 大震災当時、定期検査中で、炉内の燃料は全てプールに移されていた4号機。1〜3号機の対応に追われ、忘れられがちだったが、三月十六日撮影の衛星写真で大破していたことが分かった。

 柱を残しほとんど壁が吹き飛んでいることから、東京電力は水素爆発が起きたと判断。計千五百三十五体の燃料を保管していることから、注水冷却に追われることになった。

 だが、四月二十八日と今月七日にプール内を水中撮影すると、がれきなどは入っているが、いずれも予想以上にきれいな状態。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は八日、「燃料は比較的健全と思っている」と述べた。燃料が無事なのはいいことだが、大破の原因究明は振り出しに戻った。

 次に浮上したのが、隣の3号機から水素が流れ込んで爆発したとの説。先に3号機は大爆発を起こし建屋は無残な姿になっており、水素が発生したのは明らか。3、4号機は地下の配管などでつながっているため、流入説が出た。ただ、経済産業省原子力安全・保安院の担当者は「空気より軽い水素が下に回り込むものなのか疑問がある」と否定的だ。

 水素以外の爆発説もある。点検時に持ち込まれた有機溶剤などが原因という。ただ、持ち込み量は「地震前日の作業終了時で石油類二・六リットルとスプレー缶三十三本」(東電)。民間シンクタンクの原子力コンサルタント佐藤暁氏は「壁一枚飛ばすどころか、人がやけどする程度でしかない」という。

 テレビカメラで爆発が撮影された1、3号機と違い、4号機は爆発の目撃者もいない。原子力安全委員会の関係者は「どの仮説も検討するとあり得ないという結論になる。いつ壊れたかすら特定できていない」と途方に暮れる。
。。。。。。。。。。。

3号機の燃料プールへの注水は、4月26日から5月7日まで行われていませんでした。
4号機燃料プールへの注水も4月27日から5月5日まで行われていません。
プール内の燃料を冷却し続けることは絶対に必要な作業であるはずです。
しかも4号機プールの水温は4月下旬にかなり上がり、80〜90℃以上になっていたのに、注水を1週間も停止することの意味は何だったのか・・・?

今日になって、「4号機プール内の燃料はほとんど破損していない。4号機の爆発の原因は不明」との情報が出されました。

3号機プールの燃料は、14日の爆発で粉砕されて吹き飛んだのでしょう。
3キロ離れた地点にまで燃料棒の破片が飛散しているとのことです。
とすれば、隣接する4号機の建屋内に3号機プールにあった燃料体が飛び込んでいても不思議ではありません。
4号機建屋の爆発・崩壊は、3号機プールの燃料体が飛び込んだことが原因の可能性もあると思います。

3号機プールの燃料は爆発ですでに吹っ飛ばされて、実はほとんど残っていない。
  ↓
つまり、それほど頻繁に冷却する必要がない。
ということなのかもしれません。

4号機のプールへの注水を控えていたことの理由が分からず、ずいぶん考えていました。
燃料が破損していても、破損していなくても、冷却を続けることは最優先のはずだからです。

今日になって、阿修羅で衝撃的な画像を見つけました。
4号機の建屋そのものが傾き、崩壊しそうになっているのです。
そういえば先月末あたりから、「4号機建屋が崩壊の危険性がある」という情報が報道されていました。
プールを満水にすれば3000トン程度の重さが加わるのだと思います。
4号機の建屋がその重量に耐えられないか、余震などでプールの水が大きく揺れることで建屋が崩壊する危険性が高いのかもしれません。

以下の画像をご覧ください。
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/May9_739pm.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/May9_740pm1.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm2.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm3.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm4.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_740pm5.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/May9_740pm6.jpg
計測画像↓
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/cam/may9_markup4.jpg
ttp://www.houseoffoust.com/fukushima/may9images.html

これは非常に危険な状態です。
建屋やプールが崩壊して核燃料が重なり合って溶融すれば、フクシマ原発にはもう誰も近づけないくなるでしょう。

それとは別に、3号機の原子炉の状態も非常に不安定です。
格納容器は存在しているようですが、圧力容器内で燃料の溶融が進行しているのでしょう。
メルトダウンや水蒸気爆発・水素爆発の危険があります。

まだまだ危機的な状態を脱してはいません。
エネルギーを送り続けましょう。

10/05/2011(火) 22:15:02

No.8444  祐造
Re: 5.10 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
4号機建屋がこんなに傾いているのに驚きです。
以前に紹介されていた無人航空機からの写真を見直すと、ほとんど歪みはないので、その後の爆発か、または大きな余震で傾いたのでしょうか、、。
建屋全体が使用済み燃料プールのある南側へと傾いているのが気になります。
おそらく南端にあるプールの重みが関係しているのだと思います。

鉄筋コンクリート(RC造)の建造物が、これほど歪むと倒壊の危険が大きいのではないでしょうか、、。
もしも4号機建屋が、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)なら、いくぶんましかと思いますが、3号機建屋の壊れ方をみると、すくなくとも3号機建屋はSRCではないと思います。

1〜4号機、どれも危険な状態なのだと、瀬戸際でもちこたえているような状況なのだと、あらためて思いました。
自分らがなんとかするんだと思って頑張らないとって思います。
エネルギー、がんばる!


※「ネット署名」あります。
→ ttp://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature_02.htm

11/05/2011(水) 02:57:47


No.8440 ぺちゃ丸  
(No Subject) 引用
今日、石巻でボランティア医師をしてる方が現地で迎えた誕生日で、「生きてることは小さな奇跡の積み重ねだ」とおっしゃってました。

そこでふと思ったのは「生かされてる」ことって、「チャンスを与え続けられてる」ってことなのかなと。
私には地上世界のことしかわかりませんが、刑務所にいようと病床にあろうと、悪だくみをしていようと善行していようと、生きてる限り、皆が(地上で学ぶ)チャンスを与え続けられてるんだろう。

とすれば、この地上にいる人達はみんながみんなクラスメイト。
レベルの差はあれど、縁あって同時代に机を並べるクラスメイトなのかな。
自分の無力さや小ささ、周囲との繋がりにくさに落ち込んでたのですが、なんとなくそんなことを感じて、「チャンス」を無駄にすまいと思ったのでした。

10/05/2011(火) 10:36:04



No.8433 飯沼  E-mail
5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
ttp://yfrog.com/z/hszk9fej

昨夜、フクシマ原発の3号機・4号機あたりから、かなりの黒煙が出たもようです。

08/05/2011(日) 11:41:58


No.8434  まゆみ
Re: 5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
新しい喜びの地上界へ

毎月8日に掲載しているメッセージ、こちらに掲載します。

ネットのつながりが悪くて、映像は見れなかったのですが、
フクシマ原発の3号、4号の黒煙、気になります。
フクシマ原発は収束するどころかまだまだ危険な状況のなかにあります。

私たちは「心のエネルギー」を信じています。
目には見えませんが、「心」こそが本質だということを知っています。

3月定例会のメッセージの一部を転載します。

・・・(略)・・・
皆さんがたが修得してきた力によって、体内に取り込まれた放射性物質が発するエネルギーの毒性を緩和することもできるのです。
ミトコンドリアを含む体内微生物の活性化によって、傷ついた細胞の遺伝子を修復したり、あるいはアポトーシスに導くことも可能です。
そういうヒーリングは放射能の被曝による病だけでなく、ほとんど全ての病の癒しにも力を発揮するのです。
それはいわゆるヒーリングに留まりません。
絵画や音楽や造形品などの芸術的作品だけでなく、料理や手縫いの衣服・編み物はもちろん、店で売る商品などにそのエネルギーが込められるならば、全く同じ効果かそれ以上の喜びを与えることができるでしょう。

そのためにも、今までお伝えしてきたことをたどり直し、比較に心かげらせることを克服し、物質中心の価値観や生き方を切り替え、小さな自分を守ろうとするのではなく、守られていることを信じ、自分なりの思いに囚われず、かげりを光に変える喜び、分かち合う喜び、惜しみなく与える喜びを、自分の生き方にしていっていただきたいのです。
―転載終り―


まだまだ足踏み状態の私ですが、一歩ずつでも進んでいきたいです。
これからもみなさんと一緒にエネルギーの共鳴をしていきたいと思います。
夜9時に時間を合わせられる方はよろしくお願いいたします。
時間が合わせられなくても、エネルギーは消えることなく共鳴します。できる時間に少しでも「心」を合わせていただきますようお願いいたします。


「新しい喜びの地上界へ」みなさんとエネルギーを共鳴させたいと思います。


福島原発、土、海、地球上の全ての生命に「無条件の感謝と祝福のエネルギー」と謝罪のエネルギーを。



今病気の中で苦しんでおられる方に、健やかな回復を願ってエネルギーを送りつづけたいと思います。

みなさんよろしくお願いいたします。

    * * *

共鳴させるエネルギー
「不調和から調和へ」

・この人の病が治りますように(全ての人の病が治りますように)
・この人の魂の意志が精神・肉体にまで行き渡りますように
・自らのかげりや闇を光に変えていこう
・自らの魂の意志が、精神・言動にまで行き渡りますように
・全ての人が魂の意志に従って生きられますように


      * * *

『 私たちひとりひとりは、この地上界を変えていこうと意志します。

それは自分の心の闇に光を通すことです。

目の前の人に手を差しのべることです。

遠く離れた人に祈りの心を向けることです。


この地上にある一切の「偏り・不調和」が一掃されることを願います。

そのために、ひとりひとりが今、自分にできることをしていきます。

人として正しく、人として優しく生きます。

自分も人も、皆が幸せになるように、

私たちひとりひとりが霊力の通路となります。 』



『 神の前に進み出で

 深く頭(こうべ)を垂れ 聖なる杯を受けなさい

 いついかなる時も 神の懐深く抱かれていることを
 
堅く堅く信じなさい

 それが不動の柱(霊力の通路)となる 』

      *




08/05/2011(日) 15:40:24

No.8435  飯沼 E-mail
Re: 5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
>ネットのつながりが悪くて、映像は見れなかったのですが、

昨夜の黒煙以降、TBSがフクシマ原発の映像の中継を停止したようです。
ふくいちライブカメラの画像は見ることができますが、今は落ち着いているようです。

3号機の原子炉の燃料が溶融して落下したのではないかと報道されています。
黒煙のビデオもあります。
一時的な再臨界の可能性もありそうです。
ttp://www.youtube.com/watch?v=gbC_gCLM3gk&feature=youtu.be

3号機の原子炉容器内の気体温度は310℃に上昇しているそうです。
設計上の限界温度は300℃です。

皆さん、まゆみさんの呼びかけに心を合わせてください。
お願いします。

08/05/2011(日) 17:26:57

No.8436  People
Re: 5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
福島第一原子力発電所 5月7日夜中の謎の煙 ライブ録画(TBS)

○ttp://www.youtube.com/watch?v=ukxCyzvafl0

08/05/2011(日) 22:34:14

No.8437  飯沼 E-mail
Re: 5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
>3号機の原子炉容器内の気体温度は310℃に上昇しているそうです。

すみません。
誤報だったようです。
東電のデーターでは200℃ちょっとでした。

08/05/2011(日) 23:33:07

No.8438  祐造
Re: 5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
福島原発の黒煙、心配です。
今でも大変な放射能汚染が広がっているのに、もうこれ以上汚染が拡大しないようにと祈るような思いです。
文科省の「20ミリシーベルト/年」という数値は、小出さん(京大助教)によると、子どもにとっては「25人に1人がガンで死ぬ」値だそうです。
この国はなんという国なのだろう、、、。


郡山市の小学校では、先生が学校内の様々な場所で放射線の値を継続して測定し、ホームページで公表しています。  →  ttp://blog.livedoor.jp/bijiben-npp/archives/51164006.html

4月中旬の小学校中庭での実測値は2.0マイクロシーベルト/時です。
子どもたちが一日のうち、野外(中庭の数値)で4時間、木造家屋内(中庭の半分の数値)で20時間すごしたとして計算すると、年間の外部被ばくは10.22ミリシーベルトにもなります。
この汚染状況が続けば、児童50人に1人がガンで死ぬ!!数値なのです。

実に1クラスのうち一人のお友だちが亡くなることになります。
自分で計算しておきながら、信じられない気持です。
これに「内部被ばく」も加算すると、さらに多くの児童が放射線による晩発性疾患で苦しむことになるのでしょう。
5年後、10年後にどれほどの涙が流されるのかと思うと、胸がしめつけられます。

僕にはどうすることもできないのがはがゆくてなりません。
もう悲しい涙は、ほんとうに見たくないです。
まゆみさんの呼びかけに心をあわせて、精一杯エネルギーを送ります!


こんな記事がありました。↓↓

◆放射線リスク欧州委員会(ECRR)クリス・バズビー教授のインタビュー(2011年3月24日付) より、一部転載

Press TV: 日本では原発から20キロ以内に住む人々に避難命令が出されましたが、あなたが日本国内にいて意思決定の立場にあったらもっと広い地域の住民に避難勧告しますか?

バスビー教授: ええ、最初からそうします。
実際、私たちは100キロ以上にしたらよいというアドバイスを欧州委員会のウエブサイトなどでしました。
今や彼らは東京の住民を避難させることを考えなければいけないと思います。
彼らはどこに避難させるという問題は悪夢です。
東京自体はヨウ素だけでなく種々の放射性成分のリスクにさらされています。
その中には検出することが容易でないものもあります。
トリチウムは、あらゆる場所にまき散らされ、遺伝的欠陥、ガンや様々な病気を発生させる可能性があります。
原子力産業はまだ使えるとか、原子力発電所の建設を続けようと説得しようと、あるいはウランの株価を下げさせないなどのために議論することは犯罪だと思う。
人々はこの結果として死ぬことになる。
彼らはできるだけ早くそこの人々を脱出させる必要がある。

Press TV: あなたは人々が死ぬと言っていますが、日本政府は、環境中により高い放射線レベルを認めたが、さして重要なことではないとか、人が通常のX線で浴びる程度の放射線量とか、それほど重要でないとか言っています。
これについて、あなたのご意見は?

バズビー教授: 犯罪と言って良いほど無責任です。
チェルノブイリ事故の後、ガンや他の病気の発生率が増加されています。
例えば、2004年にスウェーデンで行われた研究では、チェルノブイリ事故で汚染されたスウェーデン北部の地域では住民のガン発症率は11%増えた。
将来のことを考慮しなくても、汚染地域でのガンの発生率がこの数字の2倍以上になる可能性さえあります。
問題は、これらの声明が出てくる根拠となっているリスクモデルは、時代遅れで正しくないということです。
放射線防護国際委員会(ICPR)の事務局長は、このリスクモデルは、最大900倍エラーであると認めています。

全文は → ttp://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/91a87a5aa6a956eb7704eb6ed0406dc0

09/05/2011(月) 02:21:23

No.8439  さいこ
Re: 5・8 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
まゆみさん、いつもありがとうございます。
9時にはなかなかエネルギーはおくれてないのですが、心を合せておくります。

飯沼さん、祐造さん、情報ありがとうございます。
今朝、こんな記事がありました。↓

求人情報と異なり がれき撤去
NHK5月9日 4時28分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110509/k10015760681000.html

日雇い労働者の街、大阪・西成区の「あいりん地区」で、宮城県内での運転手の求人に応募した男性が、東京電力福島第一原子力発電所の近くでがれきの撤去作業に携わっていたことが西成労働福祉センターの調査で分かり、センターで詳しいいきさつを調べています。

あいりん地区の労働者に仕事を紹介している西成労働福祉センターによりますと、3月中旬、宮城県女川町でダンプカーの運転手を求めているという求人情報を紹介したところ、男性が応募し、採用されました。ところが3月下旬になって、この男性から「福島第一原発の近くで、がれきの撤去をしている。宮城県での仕事ではなかったのか」という電話があったということです。このためセンターが、求人を出した業者などに聞き取りを行ったところ、男性が防護服を着て、福島第一原発から数百メートルの場所で、がれきの撤去作業をしていたことが確認されたということです。センターは、男性がなぜ福島第一原発の近くで働くことになったのか、業者からさらに詳しく聞き取り調査を行うとともに、再発防止に努めたいとしています。

今まで、こういった事が表に出ることが少なかったと思います。
この報道だけで終わってほしくないです。

09/05/2011(月) 11:17:24


No.8431 飯沼  E-mail
5・7 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
要約(転載)
ttp://hiroakikoide.wordpress.com/

小出裕章・たね蒔きジャーナル5月6日

ーーーーー
そして、小出先生の登場、浜岡停止について、小出先生、54基全部停止すべきであり、電気が止まったら困るという人がいるのが不思議、原発だけはいけないと国民が気づかないのがおかしいと思っていたが、浜岡停止は歓迎するとのことで、小出先生は政治は嫌いだが、どこの原発もサイエンス的には危険であり、止めるべきとの事です。

 菅総理は東海地震対策まで中長期対策と言っていますが、中部電力の津波対策、発電機を高いところにするというものがあり、しかし、小出先生はどんな対策をとっても破られる、原子炉を停止すべきということです。

 原子炉の停止は、核分裂の連鎖反応はすぐ止まるが、原子炉内で核分裂で大変な熱で、福島はそれで炉心が融けている、しかし、計画的に止めるなら、こういう状況よりははるかにいい、核分裂停止まで1〜3日、「発熱はしかし、まったく収まらない」、ずっと続く、福島では事故から2ヶ月で、崩壊熱が発生してまだ1/40にしかなっていない、これからは減らないのです。10年では止まらない、原発の生み出したごみをどうするか、世界が困っているのです。

 原子炉の発熱の量は、冷やす状態によるのですが、発熱物をガラスに固めても何百度!水をかけたらすぐに蒸発!なのです。これを地下で100万年!保存するのです(100年ではありません)。それが、日本政府の方針です。手で触れるまでに100万年かかるのです。

 近藤さん、浜岡停止について、津波対策他で、安全・安心では、中長期的にとどめるのはナンセンスで、政治的な判断だということで、本当に安全・安心ではない、サイエンスで安心ではないことが小出先生より反応がありました。

 この、100万年!地中に埋めるのは、どこに埋めるか決まっておらず、どこが受け入れて欲しい、調査に同意してくれたら20億円上げると言っている(最終処分場)、ボーリングで、地方の破綻した自治体に働きかけているのですが、小出先生、それを阻止すべく活動しておられます。

 処理場が見つかせなかったら、最終地なしで走っているものであり、小出先生、東京に決めなさいと言っている(国は300〜1000m掘ったらどこでも安全だと言っている)、もちろん、安全などあり得ない、「100万年とは、その前は六甲山は海の中なのです!」到底、安全なものではないのです。これが、廃棄物処理の問題なのです。

 近藤さん、せいぜい過去50年であり、その間マグニチュード9が5回、うち数年で3回来ている、科学がちゃんとしていないから、答えが出せないとの事です。小出先生、科学は常に万能ではない、危険を抱える(進歩すると抱える)、それが人類に破局的に大丈夫ではない保障はないのです。

 また、電気を止めたら、また原発をいるという声が出ると思われるのですが、「日本の54基全部止めても、夏のピーク電力すら大丈夫」なのです。国のデータから大丈夫なのです。東電は火力が止まり支障はあるが、今経済が停滞しており、夏は大丈夫と言う事なのです。

 最後の、原発なしでも成り立つこと、またお話して欲しいと水野さんお話があり、今日は終わりました。

。。。。。。。。。。。。

07/05/2011(土) 09:39:29


No.8432  飯沼 E-mail
Re: 5・7 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
「新しい人間の国・日本へ」、たくさんご注文いただいています。
本当にありがたく、感謝いたします。

いつまでたっても私自身は貧乏ヒーラーのままなので、こうして皆さんのご支援・ご協力がなければ何もできません。
思い返せば、「悠々塾」の働きを始めてからずっとそうでした。
あらためて感謝申し上げるとともに、今まで皆さん方からいただいてきたご支援・ご協力を、本当の癒しを必要としている人々や社会に還元していきます。
それが今まで「悠々塾」を有形無形に支えてくださった方々への恩返しになると信じて働きに邁進します。
志を共有する仲間たちとともに。
これからもなお一層。

フクシマ原発はまだまだ不安定な状態が続いています。
相変わらず情報も隠匿されているようです。

それにしても、放射性物質の飛散情報を隠し続けた政府のやり方に絶句です。
あまりに酷すぎます。
公開されたデーターを見て、NHKの記者が「これが事実ならチェルノブイリを上回る汚染になるが間違いではないのか?」と確認するほどだったそうです。
「間違いないと思います」という回答だったとのこと。
まさに絶句です。

多少疲れが出ているのか、最近は少し文章が書きにくくなっています。
でも、お伝えすることは何も変わってはいません。
フクシマ原発や被曝した人々や、海や大地や大気に送るエネルギーも同じです。
皆さん方の力が必要です。

07/05/2011(土) 10:21:59


No.8428 飯沼  E-mail
5・6 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
「小出裕章氏による情報、非公式まとめ」のサイトからttp://hiroakikoide.wordpress.com/

◆4月18日 小出裕章氏を含む有志による政府への提言書

 提言書

内閣総理大臣
菅 直人殿

 東北沖に起こった巨大な地震と津波の激甚災害、その対策に尽力されていることに敬意を表します。その上、福島原発に空前の放射能拡散の巨大惨事が発生し、日夜、苦慮、対策に奔走されておられるご苦労とご心痛を拝察申し上げます。
 私どもは多年、原発の技術的危険性と事故発生による放射能の恐怖を指摘し、原発に依存しない社会をと願ってきました。今回の惨事には言葉も出ません。「安全神話」にすべてをゆだね、疑問と批判を無視して原発推進してきたことに対しては機会をあらためて論ずることとして、当面の緊急対策について私たちの危惧と提言をさせて頂きます。
 すでに信じがたいほどの放射能が拡散しています。その上、事故原発の状況も不透明、収束の見通しも立っておらず、今後も異常事態の重なる危険はいまだ消えていないようです。この状況の中で、近隣住民への放射線被曝の不安解消への真剣で具体的対策を強める必要があります。とくに子供と妊婦には慎重な配慮と施策が求められています。

(1) 現在、公表されている大気中の放射線量や甲状腺の内部被曝量は恐るべき高水準にある。30?q圏外飯舘村や川俣町、いわき市などでも、その現状は危惧ですますことのできない高レベルの汚染である。まず緊急対策として幼児・妊婦の疎開に政府は責任をとり、そのために経済的支援を用意すべきである。

(2) 学校敷地、通学路、公園など子供の生活空間・敷地については、早急なる除染の作業を行い、被害軽減の対策を進めることが必要である。

以上提言するに当って、現状の放射能汚染の深刻さに注意を重ねて喚起しておきたいと思います。従来より、放射能の危険から従業員と公衆を守るため、法令によって、「管理区域」を定め、事業者に業務遂行上の必要のある者以外の立ち入りを禁止させています。管理区域は「3ヶ月につき1.3m㏜を超えるおそれのある区域」と定められていますが、時間当たりにすると0.6µ㏜となります。公表されている大気中の放射線量だけに限っても広範囲の地域が長期にわたって、高濃度の汚染です。たとえば浪江町(赤宇木)では25.3µ㏜/h(4月16日現在)ですから、規制レベルの実に40倍を超えています。遠く福島(1.87µ㏜/h)、郡山(1.82µ㏜/h)でも約3倍の高水準の汚染です。妊婦や幼児がその地域に生活し続けている事実に注目し、深く憂慮いたします。
 現実的政策には多くの困難のあることは承知しておりますが、妊婦と幼児への対策として、高濃度汚染地域から可及的速やかに実施されることを、重ね重ね強く提言したいと思います。
                                 
2011年 4月 18日

    
原発事故と今後を憂うるサイエンティスト有志
     石田 紀郎、今中 哲二、荻野 晃也、海老沢 徹、川合 仁、川野 眞治、小出 裕章
     小林 圭二、柴田 俊忍、高月 紘、槌田 劭、中地 重晴、原田 正純、松久 寛

連署者紹介

石田 紀郎   元京都大学教授 現市民環境研究所代表理事
今中 哲二   京都大学原子炉実験所助教
荻野 晃也   元京都大学講師 現電磁波環境研究所主宰
海老沢 徹   元京都大学原子炉実験所助教授
川合 仁    現代医学研究所代表 医師
川野 眞治   元京都大学原子炉実験所助教授
小出 裕章   京都大学原子炉実験所助教
小林 圭二   元京都大学原子炉実験所講師
柴田 俊忍   京都大学名誉教授(機械工学)
高月 紘    京都大学名誉教授(環境保全学)
槌田 劭    元京都精華大学教授 使い捨て時代を考える会
中地 重晴   熊本学園大学教授 環境監視研究所代表
原田 正純   元熊本学園大学教授(水俣学)医師
松久 寛    京都大学教授(機械理工学)

。。。。。。。。。。。。。。

◆5月5日 安定化も改善もしていない 小出裕章
MBSラジオ、種まきジャーナル(要約)

要約

・(3号機の核暴走の可能性について、リスナーからの質問。水素爆発を起こした1号機と核暴走が起きたかもしれない3号機の使用済燃料プールは健在なのか?)見ることができず正確な状況は分からない。3号機で本当に核暴走が起きたなら、使用済燃料プールのラックに整然と並んでいた燃料が一箇所にぐしゃっと集まって起こったはず。その周辺は激しく壊れているはずで、水が入れられるような状態ではないだろう。使用済燃料プールはコンクリの構造物にステンレスが内張りしてあるもの。そのどこかが破れているなら、水が漏れるために冷却が困難な状態のはず。

・(核燃料もどこかに集まっている状況?)水素爆発が起きてプールの中の燃料が一箇所に集まってしまい核暴走が起きたのでは。その場合かなり破損している可能性が高い。

・(冷却が一層困難になる?)ずっと長い間水をかけ続けるしかない。

・(東電が仮設の空冷装置と熱交換器を用いた循環型冷却システムを設置する工事を週末から始めると報じられているが、効果は?)熱を除去するためには水でも空気でもいい。外でもいい。ただし汚染地帯に配管をとりつける工事は一番大変だろう。生身の人間がすることであり、とてつもなく大変。まずは作業現場の空気をきれいにする作業が始まっているが、うまくいってほしい。

・(作業員が入った建屋内は毎時10ミリシーベルトで、被曝を防ぐために空気ボンベを背負って入ったそうだが?)空気がすごく汚れている。マスクでは限界があり、全面マスクと酸素ボンベで仕事をせざるを得ないほど汚れている。外部からくるガンマ線は避けられない。

・(劇的な効果はない?)内部被曝を避けるためのもの。外部被曝については鉛のスーツを着ればいくらかは防げるが、それでは作業できないため、外部被曝は我慢して内部被曝は防ぐということだろう。

・(原発事故が起きたときに原子炉内の状況を外に伝えて今後の予測に活かすERSS(緊急時対策支援システム)が電源喪失により機能せず、それに基づき動かすSPEEDIも動作せず、共倒れしていたそうだが?)彼らの言う「想定外」が起きたということだろうが、そもそもこれらのシステムはその想定外の事態に備えたもの。でも彼らはまた「想定外」という言い訳をするだろう。それでは困る。

・(米国の原子力規制委員会の委員長が、福島原発での作業は難航していて事態は改善していないと発言したそうだが?)改善していないと思う。二ヶ月近く悪化を食い止めている仕事が続いている。そのために大量の被曝をしながら作業員の方々が食い止めてくださっている。ありがたく思うしかない。

・(委員長発言はその通り?)日本では収束に向かっていると言われたり、菅さんが安定化に向かっていると言ったりしているが、そういう状況ではない。

・(事態は改善していない?)外から水を入れて冷やすということしかできていない。そのために汚染水は7万トン出ていてその始末すらできていない。悪化しているとも言えないかもしれないが、改善はしていない。

・(本格的な冷却システムをつくる前段階として行っている水棺について、格納容器が重量に耐えられないのでは等の懸念が出ていることに対し、東電はシミュレーションをした結果、安全性に問題ないと判断したと言うが?)私は構造設計専門家ではないので正確ではないかもしれないが、彼らは耐震設計は万全で地震が来ても大丈夫と言ってきた。実際は今回も壊れたし、2007年の中越沖地震のときも柏崎刈羽原発でも多数の機器が壊れた。単なる計算で安全だという結果が出たとしてもダメ。

・(いま起きていることの検証をしっかりする必要がある。今月はフランスでG8があり、6月にはIAEAの閣僚会議がある。そのときに説明の必要も生じる。どういう形での事故調査委員会であるべきか?)難しい。原子力村という産官学の共同体が推進を続けて原子力はここまで来た。事故があるとデータを隠すということを繰り返し、海外から怒られてきた。従い、原子力村での調査では今回は乗りきれないだろう。

・(99年のJCOのときは原子力安全委員会の中に事故調査委員会をおいた。今回は原子力安全委員会も当事者。保安院も原子力安全委員会も東電も入れない第三者機関を作る必要があると思うがどうか?)過去、原発の事故が起きるたびに、飛行機の航空機事故調査委員会のようなものを作るべきという意見はあった。今回は行政、安全委員会、電力会社から独立した委員会をつくらないといけない。

。。。。。。。。。。。。

昨日もお伝えしましたが、3号機の原子炉温度が上昇しています。
原子炉内の気体温度は228度に達し、設計上の限界温度の300度に近づいてきています。

また3号機の燃料プールへの冷却のための給水は4月26日以降行われていないようです。
それまでは2〜3日ごとに給水が行われていました。
4号機も27日以降の給水が中止されていましたが、昨日になって再開されています。

ほかの情報が分からないので何とも言えませんが、こんなに給水が途絶えるのは初めてのことであり、冷却を続けなければ燃料体の破損・溶融が進むはずなのに、奇妙に感じます。

06/05/2011(金) 10:29:46


No.8429  しい
Re: 5・6 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
浜岡原発が止まりそうです!

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110506/k10015733951000.html


こんな状況でも、原発のある市のとある市長が、100年先に片輪の子供が生まれるかもしれないけど、今は原発をやるべきた、やりましょう的な発言をどこかのスピーチでしたとTwitterで流れていましたが。
しかし、そんな中で、本当に止まるならすごいことだと思います。

まずは、浜岡から。

06/05/2011(金) 20:38:10

No.8430  飯沼 E-mail
Re: 5・6 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
>浜岡原発が止まりそうです!

管首相が会見で公表していましたね。
浜岡原発すべての稼働を停止することは当然です。
会見では、NHKの記者が「あまりにも唐突だが、今の時期に公表した理由は何か?」と質問していました。
管首相は、「M8クラスの東南海地震発生の確率が、30年以内で87%・・・」と同じ説明を繰り返していました。

停止の決定そのものは良いことですが、何か裏がある可能性もあります。
小沢さんが動き始めるようなので、先手を打ったとも考えられますが、それにしては少し早いかもです。
8日ごろに、大規模なベントをしてまたまた大量の放射能を大気中の放出するかも知れないと伝えられているので、その前に受けの良いニュースをということなのかも。
あるいは、3号機原子炉の状態が不安定なことを隠す目的か?
それとも、3号機の燃料プールが爆発して核燃料が大量に飛散しているという事実を公表しなければならなくなっているので、注意をそらす目的なのか?

まあ、単なる思い付きのパフォーマンスかもしれないけど、とにかく停止はいいことです。

06/05/2011(金) 20:58:41


No.8424 飯沼  E-mail
5・5 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用

5月3日MBSラジオ小出裕章氏

◆「SPEEDI等情報公開、アレバ汚染水処理1トン2億円等について」
全体書き起こし(転載)


メインキャスター(以下「MC」):水野晶子
コメンテーター:平野幸夫・毎日新聞「ほっと兵庫」編集長

※完全な文字起こしではありません。
 また、誤字脱字等、ご了承下さい。
 ( )は補足等。

MC:小出さん、こんばんは。

小出氏:こんばんは。

MC:よろしくお願いいたします。

平野氏:よろしくお願いします。

小出氏:こちらこそ。

MC:今速報(ニュースコーナー)でお伝えしました情報がございます。
  これについて、感想を伺いたいのですが、
  地震の翌日、3月12日に1号機の蒸気を外に出すための
  ベントという、緊急的な措置が行われたのですが、
  これが難航し、その時にこうした予測が出されていたそうです。
  格納容器が深夜に破損し、著しい公衆被曝が発生する
  との最悪の事態の予測が、政府の中では示されていたという事が今日解りました。
  小出先生、ご感想はいかがですが。

小出氏:当たり前です。

MC:当たり前ですか。

小出氏:はい。

MC:というのは、ベントが難航すれば格納容器は破損する、
  というのが、当然の事態であるという意味ですか。

小出氏:もともとベントというのは、福島第一発電所が出来た時には
  無かったのです。

MC:どういう意味ですが。

小出氏:ベントなんか、必要無い、と。

MC:福島第一原発1号機は1971年でしたか。

小出氏:はい、そうです。
  福島第一発電所の1号機が運転を開始したのは1971年です。
  その時には、悲惨な事故は決して起こらない、と。
  だからベントもいらないという設計だった。

MC:ベントするような、外に蒸気を排出するような設計には
  なっていないのですね。

小出氏:そうです。
  それは日本中の原子力発電所がずっとそうであって、
  ベントが取り付けられたのは、2000年を過ぎてからです。

MC:つまり、スリーマイル・・・

小出氏:(それ)を遥かに過ぎてから。

MC:・・・を経験した後に、遥かに過ぎてから、
  ベントという仕組みが必要であるというふうに設計が変わった訳ですか。

小出氏:もともと私は、破局的な事故が起きるかもしれない、
  と言って来た訳ですけれども、
  日本の政府も電力会社も破局的な事故は決して起きないから、
  ベントすら必要ないと言って来たのです。
  ですから、もともと無かったのです。

MC:それをシステムはないけれども、むりやりやった格好になった訳ですか。

小出氏:後から取り付けたのですね。

MC:後から取りつけたのですか。

小出氏:それが今回は働かさなければいけない事態になった訳ですけれども、
  それが難航したという事なのですね。
  でもこんな事故が、所謂ステーションブラックアウトという、
  全所停電と私達が言っている事故が起きてしまえば、
  本当に短時間のうちに格納容器も壊れるというのは、
  皆が覚悟していた事故だったのです。

MC:専門家の方は覚悟していらっしゃった事故ですか。

小出氏:私は覚悟していましたし、
  原子力を推進していた人の中でも、一部の人は覚悟していたと思います。
  でも、政府あるいは東電の公式見解としてはそんな事は決して無い
  と言って来た事が実際に起こったのです。

MC:ニュースの中では、「著しい公衆被曝」という言葉を用いさせて頂きました。
  これは実際には起こっていない事ですけれども、
  もしも、この事態になっていたとしたら、どんな事を指すのですか。
  「著しい公衆被曝」というのは。

小出氏:私が恐れたのは、今回はそれが起きなかったから良かったと思いますけれども、
  急性の死者を含めた障害が出来る事を恐れていました。
  実際には、ベントは出来た訳ですし、そのベントをしたためかもしれませんが、
  水素爆発という事が起きて、原子炉建屋が吹き飛んだ訳ですけれども、
  格納容器自身はかろうじてまだ機能を保っている、という事で、
  「著しい公衆被害」というか、急性に死者を出さないまま、今来ている訳です。

MC:これは、被害の程にもよると思いますけれども、
  こうした予測が出た時、政府は本来どういう行動をするべきなのですか。

小出氏:私は、直ちに公衆を逃さなければいけないと思います。

MC:つまり、作業員の方達だけではなく、付近にお住まいの方達に対しても、
  この情報を明らかにして、速やかに退避して頂くという事が必要だった、
  と小出先生は思われる訳ですね。

小出氏:もちろんです。
  ただし、日本の政府が行った事は、情報を示すとパニックが起きるから、
  なるべく情報を公開しない、というふうにした訳ですね。

MC:そうですね。
  結局はベントが出来たから、そして格納容器が何とか保たれたから良かったですが、
  非常にショッキングな情報が今入って来たというふうに感じております。

  その情報公開について、更に伺いますけれども、
  細野首相補佐官が、今まで明らかにしていなかったのだけれども、
  こうしたシミュレーション、どんなふうに放射性物質が
  どの地域にどれ位飛んで行くかという予想をした
  文部科学省のデータ、これはSPEEDIという所がやっているのですよね、
  これは早くから小出先生が指摘して下さっていた、
  このSPEEDIというシステムがあるのですが、
  ここがシミュレーションをした結果を、これから公開する方針だという事で、
  5000枚シミュレーションがあって、これを公開する、と。
  5000枚も今まであったのに出していなかったのですか。

小出氏:そうですね(苦笑)。

MC:私もさっき、平野さんと一緒にPCでいろいろ見てみたんですよね。

平野氏:そうですね。
  でも5000枚もありませんでしたね。

MC:これ、どういう事ですか。
  3月11日の夕方4時から1時間ごとに、
  どのような地域にどれ位拡がるかという地図が出ていました、確かに。
  だけど、これを5000枚のデータと言うのですか。

小出氏:たぶん違うと思います。
  SPEEDI自身は、時々刻々の風速風向あるいは雨量のデータというものを
  入力する訳ですけれども、
  たぶん1時間位のタイムインターバルで入れていると思いますので、
  一日14個として、30日とすれば精々1000個ですかね、
  その位しかないはずですから、
  SPEEDIの計算結果を含めて、計算を入力したパラメーターであるとか、
  そういう情報(を含めて)かもしれませんし、
  またそれに付随する周辺のデータかもしれませんが、
  膨大なデータがあったという事は本当なのだと思いますし、
  もちろん、公表しないといけないと思います。

MC:それは、今頃シミュレーションを・・・
  シミュレーションってこれからどうなる、っていうのを過去で見させられて、
  どれだけの意味があるのか解りませんが。

小出氏:全く意味がありません。
  実にバカげた政府だと思います。

MC:ただ今までよりは出て来たデータをご覧になって、
  小出先生が気付かれた事、あるいはもっとこのデータが欲しいと思われる事
  その辺りはいかがでしょうか。

小出氏:まだ細野さんが、どういうデータを公表してくれたのか
  私は見ていませんので、何とも言えませんけれども、
  少なくとも、SPEEDIのデータというのは、後から出してもらってら全く意味がないです。

MC:予測ですからね。

小出氏:そうです。
  その時に出してもらわなければ全く意味の無いデータですから、
  今から出すなんて言われても、ふざけないで下さいと言うしか私にはありません。

MC:天気予報を何カ月もしてから見せられても、
  しょうがないのと同じ意味合いでありますよね。

小出氏:おっしゃる通りです。

MC:しかし、細野さんは、パニックが起きるのを恐れたので、
  と謝罪をしていらっしゃいます。

小出氏:その通りだと思います。
  要するに、政府というのは、パニックを恐れたために情報を隠したという事をしたのです。
  でも、私はそうではなくて、パニックを防ぐ唯一の道は
  全ての情報をキチッと知らせる事だというふうにずっと言ってきたのですけれども、
  残念ながらこの国はそうではなかったのです。

平野氏:先生、昨日も国会で、
  東電で去年の6月にも非常用電源を使ったトラブルがあった
  という事を民主党の議員が明らかにして、
  東電の社長は認めたようなのですけれども、
  ここに来て、何か急に今まで出ていなかった話がどんどん出て来て、
  それを追認するという状況が続いているのですけれども、
  少しいぶかると、政府が、今ここに隠しているものを、
  最低限のものだけ出しておいて、
  言い訳作りにしているような意図を感じられるのですけれども、
  ここに来て急にですよね、いろいろなものが・・・

小出氏:そうですよね。
  ひとたび事故が起きると、こんな事もありました、あんな事もありました、
  なんていうのは、これまでもずっと繰り返して来た歴史ですから、
  たぶんそれの延長だと思います。

MC:それから、先ほどのニュース(コーナー)の中で、
  これから付近の住民の方々が一時帰宅をなさる時の予行演習があった、
  という話がありまして、そこの問題点のひとつに、
  お家に帰られた時に、水やトイレも制限されるという一行がありました。
  水やトイレも制限されるというのは、どういう事なのですか。

小出氏:それは、もともとそんな汚染地に水なんかありませんから、
  水は持ち込むしかありません。
  もしそこに井戸があったとしても、井戸を使ってはいけませんし、
  何か台所に水があったとして、その台所の水ももちろん飲む事も許されません。
  もちろん制限しなければいけませんし、
  トイレなんかにノンビリ入っている時間は惜しい訳ですから、
  一刻も時間を惜しんで、どうしてもやりたい事だけをやって、
  帰って下さい、という事です。

MC:ラジオネーム(省略)さんというリスナーの方からの質問に
  短く答えて頂きたいのですが、
  「フランスのアレバという会社が来て、
  放射能汚染水を除去する技術があると聞きました。
  汚染水1トンにつき2億円かかるという話を聞いたのですが」
  そうですか・・・2億円て妥当な値段ですか。

小出氏:全然そんな事はないと思います。
  放射能を除去する技術というのは、言ってみれば水処理技術なのであって、
  特別な技術ではありません。
  フランスでなければ出来ない、米国でなければ出来ないという事ではなくて、
  日本でもそれは出来ます。
  それぞれの原子力発電所の中に、
  そういう廃液の処理をするという装置はあった訳ですし、
  今回だって福島の原発にもある訳です。
  ただあまりにも膨大なので、それが間に合わないという事だけです。
  ですから、アレバが来て、処理装置を作ってくれるという事を
  今やろうとしている訳ですけれども、
  日本の技術でもそれは出来ます。
  ただ問題は、間にあわないという事です。

MC:汚染水があまりに多いと。

小出氏:はい。
  汚染水が多すぎますので、今から処理装置を作るというような事では
  到底間に合わないので、
  私はタンカーに積んで柏崎刈羽原子力発電所に持って行って
  そこに既にある廃液処理装置で処理をするしかないという提案を
  ずっと、もう一月以上前だと思いますけれども、
  しているのですけれども、残念ながらそれが動かないという事なのです。

  アレバに1トン当たり2億円と今おっしゃったでしょうかね、
  あまりにもバカげた提案だと思います。
  7万トンあるのです。
  1トン2億円払ったら、7万トンっていくらになるのですかね。
  解りませんけど、日本の国家が倒産するかもしれない位のお金ですね、きっと。

MC:本当に現実的な策が着々と進められて、
  作業員の方の安全に・・・という事を祈るばかりですが、
  明日も、小出先生、どうぞよろしくお願い致します。

小出氏:こちらこそ、よろしく。

MC:京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに伺いました。

05/05/2011(木) 14:55:14


No.8425  飯沼 E-mail
Re: 5・5 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
3号機の原子炉がまた不安定になってきているようです。

3月14日の爆発は、水素爆発に続いて3号機の燃料プールの核燃料も爆発(核暴走)したようです。
燃料棒も破片が3キロ以上離れたところにも飛散しているとのことですから、これは大変なことになりそうです。

政府は放射能の拡散予想を隠蔽し、国民を欺き続けてきました。
これは例えて言えば、巨大な台風の進路予想や被害予測を隠して、後になって公表するようなもので、到底許せるものではありません。

フクシマ原発がこれ以上破綻を回避して長い年月をかけて収束したとしても、すでに関東圏を含む多くの人たちが相当量の内部被ばくをしているのでしょう。
おそらくはかなりの被曝障害の発生は免れないように思います。

内閣も官僚もほとんどの政治家も自己保身しか考えていないようですし、多くの国民も現実を直視していないように思います。
しかし、福島や関東圏ではっきりとした被曝障害が出現すれば、人々は不安にさいなまれ、混乱するでしょう。

もしもそういう状況に陥っても、私たちにはできることがあり、することがあります。
地上的な死の意味を伝えることと、被曝障害を治癒・改善する根本的な方法を伝えていくことです。

そのために、少し休息してから、さきさんと一緒に新たに一般向けの冊子を製作します。
我が子を亡くしたさきさんだからこそ書けることがあるのです。

その製作費を捻出するためにも、「新しい人間の国・日本へ」の冊子のご購入をお願いいたします。

05/05/2011(木) 16:03:41

No.8426  飯沼 E-mail
Re: 5・5 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
昨日は、河島英五記念チャリティコンサートに行ってきました。
JR奈良駅前の「奈良・百年会館」はとても立派なホールで、1000人以上の人で満席でした。
我が子が大きなステージで桂南光さんと話のやり取りをしているのは不思議な光景に思えました。
こちらのほうが緊張して見守っていましたが、イッシンは爽やかに堂々と受賞曲を歌い上げて、ホッとしました。

近日中にラジオ出演したり、8月には愛媛でも大きなイベントに出演するかもしれないそうです。
よろしければ、彼らのブログを見てやってください。ttp://www.issin.net/

奈良は、高校生のころに毎年、正倉院展を観に行っていました。
あの頃、神戸から奈良に行くのはとても不便で時間もかかったのですが、今は大阪から50分で行けるのですね。
私が知っている奈良駅付近はとても寂れていたのに、ずいぶんきれいに整備されていて驚きました。

05/05/2011(木) 16:23:21

No.8427  ひろこ
Re: 5・5 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
小出先生のお話ありがとうございます。

ISSINのお蔭で音楽祭で楽しませてもらって感謝します。

ISSINはほんとに感動しました。
腰の曲がった母も奈良まで行ってよかったと喜んでました。
いつもは本格的な設備がないところでしか聴けなかったけど
新しい大きな「100年会館」で1000人の聴衆の中で歌う
ISSINの歌はほんとに素敵だった。最近泣いてばっかりです。

05/05/2011(木) 23:58:04


No.8423 通り過がりのサービス ホームページ 
14日に何があったかな? 引用
誰でもわかる 良い子のべんきょう教室

(財)日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センター

群馬県「高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況」(4月23日時点)
ttp://www.cpdnp.jp/pdf/110427Takasaki_report_Apr23.pdf

3月15日〜16日検出値を見てごらん。

最悪の事態は、既に訪れていることが明らか。

04/05/2011(水) 08:45:31



No.8417 飯沼  E-mail
5・3 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用

◆〔資料〕原子力安全委員会が公表した「内部被曝」積算値
ttp://www.nsc.go.jp/mext_speedi/0312-0324_in.pdf


yasushi-nozaki(大学教授)
ttp://twitter.com/#!/yasushi61/status/65097423760007169
内部被曝積算値。原子力安全委員会が公表。私は政府が外部被曝のみについて「レントゲンの何回分だから大丈夫だ」と虚偽の説明をしてた当初から内部被曝の危険性を指摘してきたが、これには絶句。

yasushi-nozaki(大学教授)
ttp://twitter.com/#!/yasushi61/status/65101029112418304
内部被曝積算値(2)
これ一歳児の甲状腺被曝予想。3月12日から24日までの期間で、あの広大な地域で100mSvになっている。中心部はなんと10Svだ。これしかも呼吸による内部被曝だけγ線のみ。注意、積算値は現実の被曝量を子供は70年、成人は50年分と計算する。内部ってそういう事。


yasushi-nozaki(大学教授)
ttp://twitter.com/#!/yasushi61/status/65103350022160384
内部被曝積算値(3)
政府が出しているこのデータは初期の拡散予測だから実測値ではない。福島県による実測では伊達市、福島市、郡山市をつなぐ第二ベルトにもチェルノブイリ強制移住地区並みの汚染が確認されている。この予測値から推計すると、そこはおそらく30から80mSv位の内部被曝積算。



yasushi-nozaki(大学教授)
ttp://twitter.com/#!/yasushi61/status/65106430788767745
内部被曝積算値(4)
だから外部被曝だけで20mSv/年を学校に強いたのもとんでもない数字だが、政府のこの内部被曝積算値を加味したら絶望的な数字になる。外部被曝はこれから一年の積算上限だが内部被曝は既に被曝し終わっている。その直前に安定ヨウ素剤を子供たちに服用させるべきだったのだ。


広河隆一(フォトジャーナリスト)
ttp://twitter.com/#!/RyuichiHirokawa/status/64636278079111169
ウクライナの法律で居住禁止地区のレベルは15キュリー/平方キロ以上。ここに住むと年間5mSv浴びてしまうというのが理由。日本の学童にはこの4倍の20mSvまで許容するというめちゃくちゃな決定です。子どもが危ない。絶対に止めるべきです。

03/05/2011(火) 11:31:38


No.8418  さき ホームページ
Re: 5・3 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
「20ミリシーベルト撤回」福島の子どもたちを放射能から守れ
文部科学省、原子力安全委員会との交渉の動画を見ました。
動画のアドレスと要旨載せてます↓(右上の家マークからもいけます)
ttp://blog.goo.ne.jp/donationship/e/9956a9eb895cb2be48c9b7ac9db4dda0

3月24日までに外側のオレンジ色の枠内で100ミリシーベルトの内部被曝しているということですね。
これからどんなことになるか、、
日本は旧ソ連よりひどいです!

03/05/2011(火) 13:07:25

No.8419  みやっち ホームページ
Re: 5・3 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
椿君、金ちゃん。
あらためておめでとう!

二人だからこその結婚パーティーになってとても嬉しかったよ。
そして友人主催という事である程度思いっきりそしてある程度気兼ねなくさせてもらった事に感謝します。
結婚パーティーやってよかったでしょ?(笑)

パーティー中は運営側の目線でいろんな事に気をつけていたので(大半はききが気になっていたのですが)ゆっくりパーティーを見ていない所もありましたが退場の先導をやらせてもらってたくさんの方に声をかけていただいて本当にこのパーティーの中身がつまっているような退場でしたね。
鉄ママありがとう!
退場の最後は涙のような汗がたっぷり出ていました。
(意味不明だね!)

あっこちゃん、お疲れ様でした。
たくさんいろんなこと手伝ってくれてありがとう!
とってもとってもたすかったよ。
あっこちゃんがいてくれて心強かったよ。
そしてたくさんパワーをもらったよ。
ほんとうにありがとう!

りえちゃんのケーキ食べれなかったのがとても残念です。
とても気持ちがこもったケーキだったね。
当日も裏で準備してくれている姿がとても嬉しかったです。
ありがとう!

出席いただいたみなさまのおかげで幸せなパーティーとなりました。
みなさんの気持ちがたくさん出ていてすばらしいパーティーになりました。
ありがとうございました。

そしてつたない地図で大変もうしわけありませんでした。
この場をおかりしてお詫びいたします。

03/05/2011(火) 15:22:46

No.8421  ひろこ
Re: 5・3 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
政府や東電は福島の人達(子供さん)の事は
忘れるようにという脳が働いているのでしょうか?
脳が眠っている・・・脳を覚醒してもらわないと・・・

みやっちさん・藍子さん有難うございました。
みやっちさん、あの辺は慣れてるのもありますが
地図は分かりやすかったですよ。ISSINに感動しました。

そして結婚式でお世話下さった皆様
遠い所から大阪まで来られた皆様・お疲れ様でした。

あんなに最初から最後まで泣いた結婚式は
一昨年の息子の結婚式以外はなかったです。
主人も私も本当に感動した結婚式に行かせてもらって
良かったです。

03/05/2011(火) 21:29:56

No.8422  飯沼 E-mail
Re: 5・3 東日本大震災〜福島原発崩壊〜新しい喜びの地上界へ 引用
◆C・バズビー博士 「避難圏70キロに拡大を」 「3号機はおそらく核爆発」

 「 放射線リスクに関する欧州委員会」(ECRR)の科学担当、クリス(トファー)・バスビー博士はロシア衛星放送「ロシア・ツデー」(英語)のインタビューの中に応じ、「フクシマ」の現状を「チェルノブイリ」と比較して、次のように指摘した。

 ?@ MOX燃料のある号機(つまり3号機)で、水素爆発ではなく、「チェルノブイリ」と同じ、なんらかの「核爆発(nuclear explosion)」が起きたことは、ほぼ間違いない。

 ?A ただし、その「核爆発」は炉で起きたものではなく、使用済み燃料の「タンク」(プール)で起きたと見られる。

 ?B 「フクシマ」と「チェルノブイリ」の違いは、「フクシマ」の場合、人口密集地近くでの事故であるということだ。「チェルノブイリ」よりもっとひどい事態になる恐れがある。

 ?C 「フクシマ」の避難圏は60〜70キロに拡大しなければならない。旧ソ連のシステムは速やかに動いたが、日本は非常に弛緩している。

 ?D 「フクシマ」の「包み込み」が成功するとは思えない。(仮に包み込めたとしても)海に流れ出るだけだ。

 ⇒ ttp://www.youtube.com/watch?v=x-3Kf4JakWI&feature=player_embedded

。。。。。。。。。。。

◆ ヘレン・コルデット女史 「数百万人が癌に」 ニューヨーク・タイムズで警告


 「社会的な責任を持つ医師団」の創設者で「反核」運動の世界的なリーダーであるいオーストラリア人医師、ヘレン・コルディット女史が、ニューヨーク・タイムズのオピニオン欄(4月30日)に、「フクシマ」による「がん多発」を警告する記事を書いていた。

 「安全な被曝量などない(Unsafe at Any Dose)」

 「フクシマ」の事故を聞いたとき、私は診断したのです。格納容器や燃料プールの一つでも爆発を起こせば、北半球で数百万人ものがん患者が出る――。 

 SIX weeks ago, when I first heard about the reactor damage at the Fukushima Daiichi plant in Japan, I knew the prognosis: If any of the containment vessels or fuel pools exploded, it would mean millions of new cases of cancer in the Northern Hemisphere.

 コルデット女史のこの指摘と、前記ブログの英国のバズビー博士の「3号機プールの核爆発、ほぼ間違いなし」発言を重ね合わせれば、「フクシマ」の恐ろしさが分かる。

   英語原文 ⇒ ttp://www.nytimes.com/2011/05/01/opinion/01caldicott.html?_r=3

  「中鬼」さんによる日本語訳 ⇒ttp://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-46.html

03/05/2011(火) 22:14:42

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