先ほど熊本から帰ってきました。 昨日、熊本市で「日本一新の会・平野貞夫さんを囲む集い」があり、それに参加してきました。 平野さんは、小沢一郎さんの知恵袋といわれ、小沢さんと一緒に「共生にもとづく縄文革命」を目指しておられる人です。 「心」というものを重要視する、非常に稀有な政治家です。
参議院議員を2期(12年)勤めたあと、「今の日本では政治家をしているだけで国民から信用されない。自分は政治家をやめて、外から日本の改革を目指す」ことを選択されました。 その話を小沢さんにした時に、小沢さんが「だったら自分も議員を辞める」と言ったというエピソードがあります。 平野さんは70歳を超えたばかりで、今も多くの政治家に影響力を持っておられます。
今回の集いは講演会ではなく座談会ということでしたし、参加者も10人程度だという予測でした。 大きな集会でベーシックインカムの話をして時間を取るのは迷惑になるので、小さな座談会に遠方から参加することで平野さんにアピールできるに違いないと考えました。
参加者は予想を超えて30名ぐらいになっていました。 集いは平野さんが30分程度のお話をされ、それから座談会に移りましたが、案の定、遠方から参加しているということで冒頭に司会者から指名されて話す時間をもらえました。 作戦成功!
平野さんは政局や政界の裏話を交えながら、「落穂拾いという絵画があるが、ヨーロッパではその畑の耕作者は落穂を拾ってはいけないという法律があったそうだ。畑を持たない人に落穂を譲る習慣になっていたそうだ」と話されました。
そのお話を受けて、私もベーシックインカムの話をさせていただきました。 政権交代したにもかかわらず、「国民の生活が第一」ということが踏みにじられ、消費税の引き上げを強行しようとしている。 今の政治は、一般の国民からは政治家の主導権争いにしか見えず、国民の心は離れていく一方だ。 庶民の窮状は深まるばかりで、人生に希望を見出せない国民が大勢いる。 「国民の生活が第一」を政治信条にする政治家たちが、「ベーシックインカム導入の国民的議論を始めよう」と呼びかける時期にきているのではないか? というような話をかなり熱く語ってきました。
平野さんとも直接いろんなやり取りもできました。 もしも話ができないときのために平野さんへの手紙を準備して行ったので、大急ぎで作ったベーシックインカムの冊子と一緒にお渡ししてきました。 おそらくはしっかり印象に残ったと思います。 集いの翌日には、平野さんから「大変参考になった。まだまだ皆さんのお話を聴く機会をつくらないと・・・・・」という連絡が主催者に入ったそうです。 主だった話の大半は私とさきさんがしていましたから(笑)、熊本行きは大成功でした。 私たちの話は、他の参加者の共感も得られたようです。 できれば近いうちに東京に出向き、今度は平野さんともっと詰めた話をしたいと思っています。
返信欄に、平野さんにお渡しした手紙を掲載しておきます。 |
17/01/2011(月) 21:30:12
| No.7551 飯沼 |
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平野貞夫様
拝啓
「日本一新の会」の設立、ありがとうございます。 平野様のご活躍に感謝いたしております。
私は名も無き庶民ですが、日本の現状を深く憂えています。 このままの日本を子や孫に残すわけにはいかぬと思い、ささやかなNPO活動などをして参りました。「国民の生活が第一」を掲げた一昨年の政権交代には大いに胸弾ませたのも束の間、現状は惨憺たるありさまです。 私はカウンセリング・ヒーリングの仕事を通じて、たくさんの人たちの人生に関わらせていただいていますが、庶民の状況は本当に苦しくなっています。
そういうなかで平野様の存在とお考えを知り、是非とも間近でお目にかかりたく、本日の集いに兵庫県から参加しました。平野様に聞いていただきたい話はたくさんありますが、皆様のお邪魔になることは避けたいと思い、このような形でお伝えさせていただきます。 同封の冊子、「ベーシックインカム(生活手当て)導入の議論を始めよう!」と合わせて、どうかご一読くださいますようお願いいたします。
私たちからのお願いは、「政治主導で、ベーシックインカム(生活手当て)導入についての国民的な議論を喚起していただきたい」ということです。 ベーシックインカムについては、鳩山政権の時に同志社大学の山森先生が民主党から招かれ、議員会館で民主党の議員の皆さんにレクチャーしたと聞いています。 ベーシックインカムの書籍はかなり売れているそうです。最近ではマスコミも関心を示し、つい先日も池上彰氏の番組でも取り上げられて、池上氏は「これからベーシックインカムという言葉を耳にする機会が増えますから、この言葉を覚えておいてください」と言ったそうです。 ベーシックインカムは、これから注目されていく制度・政策であると思います。
ベーシックインカムは「左翼から新自由主義者まで」といわれるように、幅広い層から支持されています。 それゆえにリスクもありますが、私たちはベーシックインカムを「生活手当て」と呼ぶことで、その性格を表現していこうと考えています。 その日その日の暮らしに追われ、将来の不安に押し潰されそうになっている庶民にとって、ベーシックインカムはまさに夢の制度です。あまりにも今までとは掛け離れた制度であるがゆえに戸惑いや拒否反応もあります。 しかし「生活手当て」は、まさに「縄文革命」であり、「国民の生活を第一」にする制度・政策に違いありません。 実際問題として、実現にはさまざまな問題があるのでしょうがが、だからこそ、政権交代の期待を踏みにじられた国民にとっての新たな希望になると思うのです。
平野様もご存知のように、国民は政治に対して激しく不信を抱いています。 その責任が官僚や仙谷氏・菅氏・前原氏らやマスコミにあるとしても、実際問題としてどうにもならないほどに国民は心底がっかりしているのです。 本当に「国民の生活が第一」の日本を作ろうとする政治家たちは、国民に新しい希望を提示しなければなりません。一刻も早く、今の政治不信のスパイラルを打ち破らねばいけないと思います。
「ベーシックインカム導入について国民的な議論を始めよう」という提案は、国民の画期的で新しい希望になりえます。 消費税論議の対抗軸にもなりえると思います。 どなたか、一定の知名度と信頼のある政治家が「ベーシックインカム導入について国民的な議論を始めよう」と口火を切ることで、新しい流れが巻き起こるように思うのです。(ちなみに原口さんは以前テレビでベーシックインカムに肯定のニュアンスの発言をしておられました。)
ベーシックインカムは、脱官僚政治の幕開けにもなります。 現状の延長上でもう少しまともな政権になったとしても、失礼ながら今の政治家の力量では、小沢さん以外の政治家は誰も官僚と太刀打ちできないのではないのでしょうか? しかしベーシックインカムは画期的でありながら非常にシンプルな制度ですから、国民の支持さえあれば今の政治家さんたちの力量でも、官僚の壁を飛び越えて実現することができると思います。官僚と戦わずして勝つというか、相手の抵抗を無意味化できると思うのです。 しかも、ベーシックインカムが実現すれば庶民層の購買力が高まるので景気回復になり、購読者減や広告費減に苦しむマスコミの経営も改善するでしょう。損得でしか動かないマスコミもベーシックインカムに賛成する可能性が十分にあると思います。
庶民の窮状を思いもせずに消費税率を上げようとする勢力を打ち破って国民的支持を獲得する魅力が、ベーシックインカムにはあるのです。 「国民的な議論を始めよう」という提案ですから、提案する政治家さんたちに責任がかかることもありません。 ベーシックインカム制度の成否はともかくとして、「心ある政治家たちは『国民の生活が第一』の路線を堅持して、それをさらに発展させようとしている」という、強烈なアピールにもなると思います。 ベーシックインカムの議論は今や世界的潮流ですが、縄文の心を受け継ぐ日本が真っ先に実現を模索するにふさわしい制度であると思います。
長くなって申し訳ありません。東京にでもどこにでも出向かせていただきますので、改めて平野様のご意見をお聴かせ願えませんでしょうか? どうかよろしくお願いいたします。 敬具 |
17/01/2011(月) 21:35:18
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| No.7552 飯沼 |
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平野貞夫様
前略で失礼いたします。京都在住、立川と申します。
一昨年の夏、朝から近くの小学校に選挙の投票に行きました。すでに暑い日差しのなか小学校の校庭を投票に行く人たちが列をなしていました。お年寄り、おじさん、おばさん、子ども連れの若いお父さん、お母さん、杖をついて歩いているおばあさん、、、みな投票会場の体育館に向かって歩いていました。そんな光景を見たのは初めてでした。
言うまでもありませんが“このままでは暮らしていけない”“このままではやっていけない”“変わってほしい”“もう限界だ”“なんとかしてほしい”という切羽詰まった人々の生活実感があの「政権交代」を実現させました。
私自身、選挙権を行使するというのはこういうことなのかと、初めて一票を投じたことを誇りに思った選挙でした。
あれから、1年4カ月が過ぎました。あの投票所に行く人の波、その光景を思い出すたびに、あの人々の思いをなぜつないでいくことができないのか、なぜ政治がそこに応えられないのと、歯ぎしりする思いです。 あの時の期待や一途の望みが、もうボロボロです。 所詮政治とはこんなものということを見せつけられています。
“このままではやっていけない”と思ったその暮らしの現実は、さらに厳しさを増しています。 あきらめと、閉そく感は深まるばかりです。 期待しただけにその失望感はとんでもなく深いです。
「国民の生活が第一」 もう一度、期待してみようと思えるかどうか。
本気でそのことを実現しようとする政治家、政治グループがあらわれるのかどうか。 そうできなければ、もうとりかえしがつきません。
ベーシックインカムはこの閉塞感を突破する新しい希望と可能性になると考えます。
そこから新しい公共、新しい共生社会、新しい日本を展望したいと考えます。
ベーシックインカム導入の議論を始めることをご検討下さい。 よろしくお願いします。
2011・1・16 立川さき
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基本所得・ベーシックインカム(BI)は、所得を再配分し、誰もが安心して生きられるように、最低限の生活のためのお金を給付する制度、仕組みですが、お金に支配されない、人と人とのつながりを回復していくー。そのための仕組み、でもあると思ってます。
今はあたりまえだと思っている基本的人権とか、普通選挙制度とかも、100年くらい前では、あたりまえではなかった。 今は夢物語のように思える、基本所得という考え方も、いつかあたりまえのことになってほしい、そうしたい。
誰もがあたりまえに生きられる社会を、子どもたちの世代にリレーしたい。ベーシックインカムはその希望です! |
17/01/2011(月) 21:36:22
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