☆☆ 愛は時空を超えて 63 ☆☆
―― 霊界の克との対話 ――
飯沼)おーい、くぅ。
克)はーい、まーたん、こんにちは。
飯)こちらでは地球温暖化二酸化炭素説をあざ笑うかのように、寒暖の差が激しく、観測史上もっとも遅い雪が降ったり、なんだか落ち着かない天候が続いている。 やっぱり地震も多いし、アイスランドでは火山が噴火してヨーロッパの空路は大混乱に陥っているようだ。
克)はい。 いつもお伝えしているように、地上は今、人類史上最大とも言える大きな変化の時期を迎えています。 それは人間の都合による変化ではなく、大いなる神の御心によって計画された地上界の霊性進化のプログラムに沿ってのものです。 気づきの機会をもたらし、新しい時代を生きる人間としてふさわしい言動への変化を促すために、これからもさまざまな事象・現象が起きると思っていてください。 天災といわれるものにももちろん意味はあるのです。 その意味はひとつではなく、個々人にとってはさらに多様な意味をもっています。 今の自分が目にするもの、耳にするものからしっかりと意味を汲み取り、霊として本来の生き方に切り替える機会にしなければなりません。
昨今の天候異変や地殻変動は、人間の小ささや無力さを感じさせているはずです。 経済至上主義の土壌の上に築き上げた科学や文明が、いかに脆弱でちっぽけなものであるかを思い知るべきなのです。 どんなに巧妙かつ大々的に流布されているとしても、真理・真実に基づかない情報や技術など人間の浅知恵にすぎません。 太陽系はもちろん、宇宙総体が大いなる神のご意思によって経綸されているのですから、人間もその摂理に沿って進歩・発展していくべきなのです。 それこそが本当の喜びなのですが、それを拒否してなおも自分なりの利益や思いのままに生きるならば、必ずいつかは自らの愚かさを痛感することになるでしょう。
飯)アイスランドの火山噴火にしても、航空業界だけで一日200億円もの損害が発生しているそうだ。 今回噴火した火山は200年前にも噴火して、その時は2年間も噴火活動が続いた。航空機やヨーロッパの物流だけではなく、アイスランドは偏西風の通路になっている。 偏西風は、アイスランドから主にイギリス方面から北欧やロシア、あるいはフランスやスペインを通って、北アフリカ、中東、中国、日本、カナダ、アメリカなどの中緯度地域を循環している。 つまり偏西風のコースは、豊かな農業や工業が営まれている地域と重なっている。 場合によれば、吹き上げられた大量の火山灰は偏西風に乗って中緯度にある国々の農業や工業に大打撃を与えてしまう可能性もある。 そうならないことを願うが、噴火の規模や期間は人間にはどうしようもないことだ。
地震もそうだし、一旦回復しかけた太陽活動もまた低下してきている。 どうやら太陽活動の異変は間違いなく起きているようだ。 これも地球環境に影響を与えていくのだろう。 今年2月のチリでの大地震で地軸にずれが生じ、地球の自転速度がわずかだが速まったという。 チリに続いて起きたスマトラの大地震によって、さらに自転速度は速まっているという。 それがまた新たな巨大地震や火山の噴火活動につながって、世界が大混乱に陥っていく可能性もある。 そうなると決まったわけではないし、影響は収束していくのかもしれないが、どちらにしても人間の力の及ぶところではない。 自然の力の前では人間というものはほんとに無力なのだと思う。 自然の営みから乖離し、近代科学に依拠した今の文明は、実はとてもちっぽけで危ういものなんだろうね。
克)はい。 私どもは科学や工業文明や機能的な社会システムなどを否定するものではありませんが、しかしそれらはあくまでも人間を含む地球上の生命の健やかな幸せを願う動機から発していなければなりません。 自然の営みをも人間の都合によって征服しようとすることで、人間そのものをはじめとしたそれら生命の健やかな幸せが実現すると考えること自体が傲慢であり、愚かさの露呈ではないでしょうか。 そして、もしも工業科学が自然をコントロールできたとして、そういう社会や人生が生身の人間にとって健やかなものであろうはずがないのです。 しかも今の地上界はごく一部の者たちの利益のために動かされていると言って過言ではありません。 人間のほとんどは科学技術や工業文明の恩恵に浴するのではなく、むしろ利用され、生物たちは踏みつけにされています。 そういう理不尽で残酷な事実を前提として今の文明は成り立っていると言えるでしょう。 皆の幸せとは掛け離れた動機、つまり自分勝手な欲得によって今の文明は動かされています。
そういうなかで多くの人間が心をかげらせたままで地上を離れてくるのが現状です。 それも含めて地上界の霊性進化はプログラムされていたのではありますが、いよいよ地上界の大転換の時期に至ったということです。 これからは大小にかかわらずさまざまな混乱や、それと併行して新しい人と人とのつながりや新しい価値観に基づく調和への動きが錯綜する時代に移行するのです。 経済も社会のシステムも混乱するでしょう。 戦争や戦争の噂も途絶えることなく続くでしょう。 人や家畜や野生生物の病気も広がるかもしれません。 もっとも基本的な、食料や飲料水の確保が新たな利権とトラブルの材料になっていくのです。
いつもお伝えすることですが、闇の勢力が優勢になって「我よし」の論理がまかり通り、将来に希望が見出しにくくなったとしても、あきらめてはなりません。 天変地異や地上の混乱が激しくなっても怖れてはなりません。 それら全ては地上界の浄化、地上人類の霊性進化を促すためのものであるのですから、その流れに従って、肉体をまとった霊として、神の分け御魂を戴いた人としての生き方にさらに踏み出していくことで必ず幸せに導かれるのです。 前回の「愛は時空を超えて」でお伝えしたことを、しっかりと胸に収めていただきたいのです。
『今はまだまだ変化の過程です。 その中で全ての人々は、自分がどんな価値観で日々をどう生きていくのかを選択していく時期です。 摂理と愛に自分を沿わせていくことによって本来の光の霊界との共鳴を高めていくために、今の状況があるのです。 そうはいっても、地上に染み付いた凝集のエネルギーは根深いものがあり、かげりの境涯からの影響も強い状態です。 意志したとしても、自分の弱さやさまざまなかげりに引きずられて、一進一退の日々が続くかもしれません。 そういう自分や人を否定することなく柔らかに受け入れながら、しかし決してあきらめることなく願い続け挑み続けることで、人間して地上に生きるあなたがたの魂は鍛えられるのです。 結果だけではなく、そういう心を獲得することそのものが地上人生の意味だと言えるでしょう。』
これからますます世界は不安定になっていきます。 もたらされ続ける状況の中のどこで人間が気づくかです。 命あるものたちに対して、違いを越えた慈しみと祝福のエネルギーを注ぐことができるかどうかです。 違いを越えて、相手の存在を祝福する。 違いを越えて、お互いがお互いの存在を祝福し合う。 これが全てなのです。
どんな相手に対しても、いついかなる時も、愛に根ざしたエネルギー(想念・言葉・行動)を向けるように心掛けるのです。 それはもちろん、間違いや悪意を助長したり放置することではありません。 気づきを促すために、時には厳しい批判や指摘をしなければならない時もありますが、そういう場合にこそありったけの愛を込めて伝えてあげるのです。 感情に左右される人間ですからいつもそうできるとは限りませんが、そうできなかった自分を否定するのではなく、未熟な自分を慈しんであげればよろしいのです。 私ども霊界の住人は地上のあなた方に対して、いつもそうしています。 あなた方人間も未熟な自分を慈しむことができれば、もっとスムーズに成長していけるのですが・・・。
過ちを犯した自分や未熟な自分を否定するのは、それだけ進化・成長への願いが強いからだとも言えます。 人からどう思われているかを気にしすぎるのも同じです。 無駄なところにエネルギーを使わずに、「本当は自分はどうしたいのか、どんな自分になりたいのか」のラインに沿って、素直に真っ直ぐにエネルギーを使えば、思っているよりももっと簡単にそうなっていけるのです。 仲良くしたいのなら自分の方から仲良くしていくのが最善の方法ですね。 どうしても自分のことをどう思われているのかが気になるのであれば、自分の方から心を開いてそれを聞いてみればよいのです。 心を開き合えば、違いや不十分さがあっても、人間というものはそれを越えて好きになれるものなのです。 お互いが神の分け御魂をいただき、神や霊界から絶対的に愛されている存在であることに、どうか自信を持っていただきたいのです。
飯)はいよ、ありがとう。 火山噴火や地震などの自然現象を何らかの警告やサインとしてのみ意味づけしていくことはオカルト趣味で、僕はそういう一面的なところで捉えたくはない。 たとえば今よりもはるかに神の御心に沿っていたはずの縄文時代にも、大規模な火山噴火などはあったのだし。
克)もちろんあらゆる現象・事象の意味はひとつではなく多様な意味を含んでいます。 縄文といわれる時代の大規模な火山噴火は、影響を受ける人間たちの移動(広がり)や変化を促しました。 自然に対する畏敬の念を高める機会になったのは言うまでもありません。 火山噴火などの大規模な自然現象は、人間だけにではなく地形や生態系にも変化をもたらします。 今の時代の大規模な自然現象も、人間にとって同じ意味を持っていると言えるでしょう。 何でも人間の思い通りになると思うのは大間違いで、自然の中で生かされる存在として節度と調和のある文明に変化していくことが求められているのです。
地上人類は、地球という星が太陽系の部分を構成している存在で、地球上の生命は中心である太陽や地球そのものによって生かされていることを再確認することになるでしょう。 自然の摂理に背き、経済合理主義の枠に収まらない人たちや弱い立場の人間を切り捨て、幾多の生物種を絶滅に追い込む文明に真の幸せなどあろうはずがないのです。
だからこそ、あらゆるスケールと要素においての調和と協調による文明の構築に向けての「建て替え建て直し」が始まるのです。 物質中心の経済発展よりも、その国の自然風土に調和した、生命に優しい豊かな分かちあいの社会への移行です。 世界も社会も個々人も、今や今までの状態をベースにするのではなく、勇気を持って「本来の調和」を土台に据えなおさねばなりません。 日本という国とそこに生きる人々は大きな役割を担っています。 それだけにご苦労もまた大きいのです。 日本という国がバッシングや嘲笑を怖れず、世界に先駆けて、本当の意味で人々や生命の幸せを第一にする国に再生できるかどうかです。 調和と協調への配慮を欠かすことなく、挫けず流されず進んでこそ皆も自分も幸せになり、霊的栄誉を賜ることができるのです。
皆さん方は、世の中に対しても自分自身に対しても、「このままではいけない」と心の底から気づかねばなりません。 それは世の中に対する攻撃ではなく、自分を否定することでもありません。 進歩成長への憧憬であり、魂の希求なのです。 地上に生きるということは本当に大変なことですが、この国に生きる者としての誇りを持って、皆(相手)も自分も幸せになっていくために、大胆かつ地道に進んでいってくださいね。 大きなスケールのことでなくても、日々の暮らしのなかでごく普通にもたらされる小さな事柄にも大きな霊的意義があるのです。 ですから私は、「倦まず弛まず、日々を大切に」と繰り返しお伝えするのです。 「日々をスピリチュアルに」とはそういうことです。 だからといって、窮屈に重く考える必要はありません。 本来の光の霊界につながれば、自由に軽やかに楽しく霊的成長の流れに心を添わせていけるようになるものです。 どうか、「本当は自分はどうしたいのか、どんな自分になりたいのか」を大切にして、それを素直にシンプルに言動に表してくださいますように。
飯)はいよ、ありがとうね。 今回はお前とのつながりがイマイチで、ちょっと受信にてこずったけど、なんとか完了だね。
克)そのようでしたね。 あなたの気持ちに揺れが生じれば、つながりは不安定になります。 病者さんにヒーリングエネルギーを送る場合は、あなたの側の地上的な思いのエネルギーが効果を促進することもあるのですが、受信の場合は精神の安定と集中が不可欠です。 無理をすれば疲れが残るので、くれぐれも気をつけてくださいね。 それじゃあ、まーたん、またね。
飯)はーい、ではまたよろしく! (2010・4・23) |
23/04/2010(金) 14:24:39
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