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No.6255 飯沼 ホームページ E-mail
関東定例会のイメージ・・・(当日プリントして配ります) 引用
◆悠々塾のめざすもの

今の社会や世の中が、人の心を押しつぶしそうになっていることを皆が感じています。実際に、そのなかでは自分の心で生きられなくなっている人も大勢います。「何かが違う。」「どこかを変えていかなくてはならない。」そう思いながらも、どうしようもできないまま、心を痛めるばかりの人たちも。人が人に優しくすること、人が人を助けていくこと、人と人とが心をひとつにすること・・・。それは人として当たり前のことのはず。けれども今は、その「当たり前のこと」ができてはいない。
だから皆が苦しい。だから皆の心がしぼんでいく。

当たり前の心で、当たり前に生きていくこと、それだけですでに、心と心は喜べることをたくさん生み出していけるのです。
ありのままの優しさも思いやりも素直に出して人と関わっていこう。人としての正しさを貫いて行動していこう。そうすれば、今まで押しつぶすしかなかった「心」のふくらみを取り戻していけるのだし、自分もそうしていきたいと思っていた人たちも、そうしていける。

人が恐れているたくさんのこと、死・病・飢餓・貧困・崩壊・災害・・・。それらの本当の意味を知ること。どうすれば恐れを喜びに変えられるのかを知ること。そして実際にそうしていくこと。
ここに集う人たちは、何らかの形で、人々が持つ怖れを喜びに変えていくために自分を役立てていこうとする人たちです。
真実を伝えること、病を癒すこと、互いに助け合う社会にしていくこと・・・。いずれも、人に与えられている“心の力”“喜びを分かち合い、共鳴させる力”によってなされることです。ここは、“人が人としていきいきと、そして健やかに”それを目指してさまざまな活動をしていく場なのです。今は、人の心とからだとを癒していくために(誰にでもできることだから)どうしていけばいいのか、が中心ではありますが、癒し合う人々の生きる社会のあり方、それをどう構築していくのか、その活動にも広がっていくでしょう。
求める人にはいつも開かれているところです。特別な人のみが集まるところではありません。もしも信じるとすれば、それは「人の心」だと言えます。特定の“何か”を信じることを要求するところではなく、“修行”の場でもありません。和やかさを共有しながらも、目的に向かって共に学び、共に働こうとする意志を持つ人たちの集いの場なのです。
地上に生きる人たちが、再び、心の自由と喜びとを取り戻していくために。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

悠々塾とは、「人が自由に集える場」として借りた場所(兵庫県の山間部の古い民家)につけた名前でした。
もとより悠々塾を組織や固定したグループにしていくつもりは全くありませんでしたし、今もこれからもそれは変わりません。
兵庫の悠々塾は、集う人たちのヒーリング能力を引き出し高めたり、スピリチュアリズムを軸にして社会に向けて情報を発信し続けてきました。

関東定例会ではそういうことに重点を置くのではなく、「“本当のこと”を大事にしながら、人と人が安心してつながっていける場」であればそれで十分だと思っています。
ただ、人の病や心身の不調を癒すヒーリングについては、誰にでも必要な場面があるでしょうし、実は誰にでもできることなので、ここでも実習していきたいと思っています。
でも、それをメインの場にするつもりはありません。

今の世の中、お互いの本当の気持ちや考えを出しあえる場がとても少なくなってしまっています。
ただでさえ息苦しい社会だから、せめてそういう場が身近にあれば少しは生きていくことが楽になるかもしれないと思うのです。
兵庫の悠々塾も集う人たちが時には摩擦を起こしたりもしながら心を開き合い、「できることなら自分も何かで人の役に立っていきたい」という願いを共有しながら、いつの間にか今の世の中には珍しいほどの絆でつながる場になりました。
関東定例会の場も、そんなふうになっていけばいいなと思います。

人間にはそれぞれの境遇もありますし、今の段階でのいろんな考えや思い方もあるものです。
決してすべてが美しいものであるはずもなく、人それぞれにさまざまなかげりを抱え、澱を溜め込んでいるのだと思います。
それが今の“本当のこと”であるならば、そういうものも安心して吐き出していければ、心も体も健やかになっていくのです。
そこで大事なことは、かげりや澱を増幅させてしまわないこと、自分がそれに囚われてしまわないことだと思います。
それではいつまでたっても健やかな人間関係を築きなおしていくことはできません。
自分も人(相手)も幸せになれないということです。
私たち庶民にとっての本当の幸せとは、生活していくうえで最低限必要な衣食住が保証されたなかで、無理して自分を飾ることも装うこともなく、ありのままの自分として少しずつでも成長しながら、そんな心を人と交しあって仲良くやっていくことだと思うのです。
強い者勝ちの競争社会のなかで、そんなごく普通の幸せすら手にすることが難しい世の中になってしまっています。
先の見通しの立たないデフレ状況は、さらに私たちの暮らしや心を圧迫していくでしょう。

そういう中で私たち庶民にできることは多くはないかもしれません。
だからこそ、いろいろな悩みや苦しみを抱えながらも、できることならば「人として優しく、人として正しく、皆も自分も幸せに」と願う、ごく普通の人たちが集うことの意味は小さくないのだと思うのです。
そこに満ちてくるエネルギーは、強い者勝ちの競争社会の原理とはまるで別世界の、ありのままでお互いがお互いの存在を喜びあえる、生命や生きていることを祝福するエネルギーです。
人生を幸せに生きるために大切なことは、相手や自分を否定することではなく、相手や人よりも優位に立とうとすることでもなく、お互いの存在を受け入れて喜びながら、分かちあい、支えあい、補いあっていくことであり、人の喜びを自分も喜び、自分を役立てる喜びを知ることのように思います。

すぐにそういう人間になれなくても、むしろそういうこととは逆の面が目立つ今の自分であったとしても、「自分もいつかはそういう人間になりたい」と願いながら日々を暮らし、人と関わっていくことが幸せへの道筋なのだと思うのです。

関東定例会がこの先、どのような場になっていくのかは分かりませんし、無理に方向づけようとも思いません。
ただ、本当のことに基づいた優しく確かな場として継続し、そういう関係性やエネルギーが今の世の中に広がっていってくれれば嬉しく思います。

25/11/2009(水) 20:19:39


No.6256  飯沼 ホームページ E-mail
Re: 関東定例会のイメージ・・・(当日プリントして配ります) 引用

上に掲載した「悠々塾のめざすもの」は、10年前に克が受信し、「来たるべき地上界のために」に掲載したものです。
改めて読み直し、感慨無量です。

「地上に生きる人たちが、再び、心の自由と喜びとを取り戻していくために」、僕はまだまだ頑張ります。

25/11/2009(水) 22:05:13

No.6257  あきら&ひとみ
Re: 関東定例会のイメージ・・・(当日プリントして配ります) 引用
いよいよ間近になりました。
悠々塾の目指すものの一つの形として、関東定例会もあるのだと思います。
心を繋ぐ場にしていきたいと思います。

追記
当日参加は勿論大丈夫ですし、交流会の当日参加も大歓迎ですのでお気軽にお声をお掛けください。
場所の確認ですが、さいたま市民会館おおみや 第五集会室です。
また、前回のお知らせで交流参加費が\2000〜\2500とお伝えしたのですが、\3300の飲み放題にしました。
なるべく細かいお金を持ってきてもらうと助かります。
よろしくお願いします。

25/11/2009(水) 22:49:11

No.6258  さき
Re: 関東定例会のイメージ・・・(当日プリントして配ります) 引用
ぬまさん、あきらさん、ひとみさん、
よろしくお願いします。

学びの場ですが、それ以前に、この息苦しい時代のなかで、誰もが安心して心を開ける場にしたいと思ってます。
どうしようかな、自分なんかが行ってもいいのかな、他の人と面識がないので心細いし、、などなどで迷っておられる方が、もしいらしたら、安心して来てくださいね、とお伝えしたいです。
あきらさん、ひとみさんのほんわかあったかい人柄がむかえてくれますから、ねっ☆
皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

26/11/2009(木) 10:51:55

No.6264  飯沼 ホームページ E-mail
Re: 関東定例会のイメージ・・・(当日プリントして配ります) 引用
もうすぐ出かけます。
京都駅でさきさんと待ち合わせ、大宮に向かいます。

日曜、月曜は東京でのヒーリングが入っているので数日間、パソコンメールチェックができません。(掲示板は見ることができます)
お急ぎのご用件の方は携帯でお願いします。
携帯番号が分からなければ、悠々塾にお問い合わせください。
携帯にもすぐには出られないと思いますので、ご用件を録音しておいてくださいね。

27/11/2009(金) 12:24:08


No.6262 たつまき ホームページ 
ロックフェラーの指揮で米国新クーデター計画 引用
ロックフェラーの指揮で米国新クーデター計画:

モサドが仕掛けた末期肺ガンのオバマ降ろし、バイデン殺し、
イスラエルのモサドの手先ペロシーを臨時大統領に、
モサド諜報員で2重国籍者エマヌエル大統領首席補佐官を副大統領に
する計画だ。

米軍では逆クーデター決起が近い。

09.11.26記
詳細は: URL参照

27/11/2009(金) 06:44:18


No.6263  飯沼 ホームページ E-mail
Re: ロックフェラーの指揮で米国新クーデター計画 引用
★たつまきさん

日本でも「闇の世界政府」等に関するさまざまな情報が飛び交っています。
その多くは劇画調で、センセーショナルな情報の垂れ流しの感があると思います。
私はいわゆる「陰謀論」に組みする立場ではありません。

とはいえ、一部の人たちの手による「世界政府」樹立の動きがあるようにも感じていますし、その動きは私たちが思っている以上に進んでいるのかもしれません。
たとえば、EUの大統領なども、EUに所属する国の国民とはほとんど無関係なところで選出されています。
ある時期になれば、個々の国家よりも、国家連合のほうが権限を強く持ち、実質的に「世界政府」として機能していくのかもしれません。
北米連合や東アジア共同体構想などもそういう企ての一環であるように感じています。

ビルダーバーグ会議のように、世界のトップエリートたちが毎年欧米のホテルを借りきって、数日間の秘密会議を持っていることは事実なのですから、何らかの企てがあることは間違いないのでしょう。

もしも、本当に「闇の世界政府樹立」の企てがあるのならば、彼らは世界の一般の人々に対する情報操作を十分に考えているはずです。
本当のことを見破られないようにするには、事実とガセネタを混合して流していくことが有効でしょうから、当然そうするでしょう。
その一方で、「陰謀論」で喰っている人たちは、三流週刊誌のようにネタに飛びつき、噂や単なる推測を事実のように垂れ流している感すらあります。
まあ、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」でいいとも言えるのですが、それではいけないとも言えると思います。
私は後者の立場をとっていきます。

確かなソースによる情報や、真実性を検証できる情報に関しては、この場でも提供していこうと思っています。
でもそれでも、「情報のひとつ」としてです。
真実性が検証できない情報に関しては、さらに慎重に扱わねばならないと思っています。
ガセネタを流布する手伝いはしたくありませんし、読者を惑わせたくもありません。

そういう私のスタンスを、どうぞご理解していただきたくお願いいたします。
今回の情報に関しては、オバマ大統領が重篤な病気かどうかは数ヶ月後にははっきりするはずです。
それによって、この情報がどこまで真実味があるのか、分かると思います。
なので、今回はこのまま掲載しておきますが、今後は慎重を期していただきますよう重ねてお願いします。

27/11/2009(金) 10:49:06


No.6241 飯沼 ホームページ E-mail
出版のご案内 (明日のくに出版) 引用

★「病についての通信」 (明日のくに出版)700円

    受信・監修 堀江克子 飯沼正晴
     
   
【目次】
 まえがき ……………… 3
 病についての通信を始めるにあたって  ……… 14 
1 病と癒し
?@心と体のつながり ………… 16
  ?Aなぜ病気になるのか ……………… 18
  ?B心のエネルギーや喜びによって病は癒される ……… 22
  ?C自分の病を癒すために …………………… 24
  ?D誰かの病を癒すために ………… 27
2 悪性腫瘍(癌)
  ?@はじめに ……………… 31
  ?A癌とは ………… 32
  ?B癒しに向けて 
   近代医療によって ……… 38
   気づきによって ……… 40
    いわゆる再発ということ ………… 42
  まわりの人たちに ………… 42
  患った人に ………… 43
  健やかさの回復へ ……… 45
3 心からみた各臓器の意味と主な病について
  ?@消化器系 ……………………… 47
   胃/小腸/大腸/直腸
   食道/肝臓/胆のう/すい臓
  ?A呼吸器系  ……………………… 62
   肺/気管/咽頭(のど)
  ?B循環器系 ……………… 70
   心臓/血管
  ?C排出系 …………… 75
   腎臓/膀胱
  ?D生殖器系  ………………… 81
   子宮/卵巣/精巣/性器
  ?E乳房  ………………………… 90
  ?F内分泌系 …………………………… 94
   松果体/(脳)下垂体/ 甲状腺
  ?Gリンパ系………… 100
  ?H感覚器系 …………………… 102
   目  ……………… 103
    白内障/緑内障/網膜剥離/結膜炎
   耳 ………………………… 111
   鼻 …………………………………… 114
   舌・歯 ……………… 117
   皮膚 …………………………… 123
    アトピー性皮膚炎の場合
    主婦に多い??手荒れ?≠フ場合
  ?I脳 ……………… 127
  ?J運動器系 ………………… 140
   骨/関節
4 個別の病・症状について
   花粉症 ………………………… 147
   冷え性 ……………………………… 152
   低体温傾向 ……………… 155
   風邪・インフルエンザ ………………… 159
5 「うつ状態」について
  ?@うつ状態に陥るメカニズム …………………… 162
   「うつ」は心の自衛手段のひとつです
   「受け入れられない(受け入れたくない)現実」とは
    現実を受け入れなかった結果は・・・
  ?A症状としての「うつ状態」について ………………… 167
  ?B現実を受け入れていくために ……………… 169
   「現実」にあったことによって肉体の痛み、苦しみ、心の辛さを経験した場合のうち
「現実」を作り出したのが人である場合(虐待、暴力、事件、いじめ等)
「現実」は避けられないものだった場合(災害、事故等)
    自分を取り巻く日常を「現実」として受け入れられない場合
    周囲からは明らかな事実であっても本人はそれを認められない場合
  ?C社会のなかで …………………… 175
  ?Dどう考えていけばいいのか、何ができるのか ………… 177
6 認知症について
  ?@諸症状にみる心の状態 …………………… 181
  ?A症状を抱える人とまわりの人とに …………………… 185
  ?B自分の状態が認識できる人に ………………… 189
  ?Cそういう人を癒したいと思う人は ………………… 191
  ?D実際にエネルギーを通す際に ………………… 192
7 痛みの解消
  ?@痛みを抱える本人に ………………… 194
  ?A癒してあげたいと思っている人に ………… 198
補足
 先天的・ 遺伝的疾患の場合 …… 202
 人間以外の動物の場合 …… 203
付録
 「害虫」と人の想念 …………… 205
あとがき ………………… 210

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


★「分かちあいの日本、支えあいの世界」 
         ―今の世の中、本当はどうなのか―
    ベーシックインカムが作る未来
    誰も飢えることがない明日

  飯沼正晴・立川さき 著  (明日のくに出版)800円
        
【目次】

明日のくにへ …………4
マネーゲームに飲み込まれた私たちの暮らし ………10
地球温暖化、二酸化炭素原因説は嘘かもしれない …………26
抗がん剤は癌を治せない? …………35
「9・11テロ」本当は何があったのか ………52
間違いだったでは済まない冤罪 …………73
急増したCENSORED者と変死者 …………88
年金とお金の仕組み …………96
受け継がれている「縄文の心」 ………109
ベーシックインカム …………119
あとがき ………191

(「明日のくにへ」 、 「『9・11テロ』本当は何があったのか」、「 あとがき」の三項目を立川が、その他の項目は飯沼が担当しました。)

18/11/2009(水) 16:22:22


No.6242  飯沼 ホームページ E-mail
送料・ご注文のご案内 引用
★ご注文はメールかFAXか電話でお願いします。

 asitanokuni@yahoo.co.jp
 079−594−3930(明日のくに出版)
susa@d5.dion.ne.jp(この掲示板の飯沼の記事欄の右上のメールマークからでも結構ですが、できれば「明日のくに出版」のアドレスにお願いいたします)

○送料のご案内

★1〜2冊の場合
(やまと)メール便で送ります。
厚さ1cmまで  80円 
  2cmまで 160円 です。
計測方法により同じものでも80円の場合もあれば160円になる場合もあります。ご了承ください。封筒の裏に送料を記載しますので、確認後本代と一緒にお振込みください。

★3冊以上3?sまでの場合
郵メール(冊子小包)で送ります。運賃は下記の通りです。
「病についての通信」は230gです。
「分かちあいの日本 支えあいの世界」は250g以上あります。
荷物の宛名の辺りに送料を記載しますので、確認後本代と一緒にお振込みください。

★500g〜1kg  340円  
     〜2kg   450円
   〜3kg   590円
3?s以上の場合は郵パックかヤマト便を利用したいと思います。

★10冊以上の場合 
送料500円とさせていただきますので、どうぞたくさんのご注文よろしくお願いいたします。

18/11/2009(水) 16:39:20

No.6243  飯沼 ホームページ E-mail
Re: 出版のご案内 (明日のくに出版) 引用
「分かちあいの日本、支えあいの世界」は、明日から印刷にかかります。(手直しに思いのほか時間が掛かってしまいました)
発送開始は、今月末か来月からになります。
でも、今からご注文いただければ嬉しいです。

「病についての通信」、お急ぎの方はすぐに発送いたしますが、よろしければ「分かちあいの日本、支えあいの世界」と同時期に発送させていただければありがたいです。

18/11/2009(水) 17:00:59

No.6244  飯沼 ホームページ E-mail
Re: 出版のご案内 (明日のくに出版) 引用
「病についての通信」より
◆病についての通信を始めるにあたって◆

人の心と体とはしっかりとつながり、心の状態は体に反映されます。本来健やかであるはずの体が、それとは逆の状態に陥ることを??病?≠ニあなた方は呼びますが、その病も心のありよう(状態)の反映です。ということは、それを知り、その心の状態を本来の??健やかな状態?≠ノ戻していくことで、肉体もまた健やかさを回復できるのです。

 肉体に現れた症状がどういう心を表現したものなのか、そしてそれをどう解消していけばいいのかについて、これから伝えていきます。

 いかなる病にも必ず原因があります。それを??心?≠ニいう視点から私たちは伝えます。そしていかなる病も癒されます。それは、原因となった心の??かげり?≠???光?≠ノ転じていくこと(これが心の健やかさの回復ということです。)によってなされていくのです。しかし、いかなる病、いかなる状態であっても最終的に鍵となるのは心の??喜び?≠ニいうことです。それこそが健やかさの回復への??力?≠ニなるものです。これから続く通信によって、病をどう見るかを知るだけでなく、日々を喜びのなかで生きることの大切さについて、あなた方が今まで以上に目を向け、「そう生きたい」「そう生きよう」と意志してくださることを願ってやみません。

 それと同時に、病のなかにある人も、病を得た人を家族や友人に持つ人も“希望”を見いだしてくだされば、私たちがこれを伝える目的のもうひとつが果たされたことになるのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

「分かちあいの日本、支えあいの世界」より
◆あとがき◆

 二〇〇九年は「年越し派遣村」で幕を開けました。年明け早々、飯沼と一緒に、大阪・釜ヶ崎の三角公園で炊き出しに並ぶおっちゃんたちと焚き火にあたりながら「このままいけばこの国は大変なことになる。」という話をしました。
 経済・雇用不安のなかで、仕事を失い、寒空の下で途方にくれている多くの人たちがいる。過酷な条件や長時間労働に心も体もすり減らしながら、日常をおくっている人たちがいる。頑張っても報われない。将来への希望が持てない。生きることが苦しい。これまで、あたりまえのように存在していた「秩序」や「安定」はもうない。「先進国」といわれる国にあっても最低限の暮らしや生存さえ揺らぎはじめている・・・。そんな時代をむかえたことを肌身で感じていました。

 その後、飯沼から、「本を書きたい」という思いを聞いて、「是非書いて欲しい」と言ったのでした。
 ――遠からず、この国が崩壊するかもしれない。世の中の仕組み、経済も社会も、医療も農林水産業も、人々の暮らしも、すでに完全に行き詰まっている。混乱の時期に人々が、ひとりひとりがどう動いていくかが、全ての分かれ道。さらなる混乱の兆しが感じられるようになった時に、私たちはどう動いていくのか・・・。
 まだ間に合う。今のうちに、新しい社会・時代に向けてのイメージやビジョンを提示しておきたい。今の世界を牛耳る少数者の集団から見れば、名前もなく、取るに足りない存在としてしか扱われない人々=庶民が本当の意味で安心して生きる幸せを実感できるような生き方や社会へのビジョンを、なるべく分かりやすく、心を込めて書きたい――。

 この本はそうして生まれました。冒頭の書き出しを頼まれたことで私も名前を連ねることになりましたが、一項目を除いて本文はすべて飯沼がその思いを込めて書いたものです。私たちは歴史・社会・経済の学者でも研究者でもありません。この国に生きる市井の一庶民の立場と目線で、そこに立って見えること、伝えたいことを、この本に託しました。
「今の世の中は何かおかしいんじゃないか。」「このままいったら大変なことになるんじゃないか。」ほとんどの方が肌身でそう感じておられるのではないでしょうか。「このままではやっていけない、無理。」なのです。それが今年八月の「政権交代」につながったのだと思います。しかし、その先はまだまだ不透明です。

 私たちが、「ベーシックインカム」を通じて伝えたかったことは、この時代、この国に生きる私たちが、生きていくための手立てであり、もはや完全に揺らいでしまったこれまでの「安定」や「秩序」、世の中の仕組みや価値観を、私たち本来の願いに沿いながら、再構築しようよ、という呼びかけです。それは、特別なことでも難しいことでもなく、私たち自身の裡(うち)なる願いでもあると思うのです。
「強い者勝ち」の力に頼るのではなく、利益優先の経済至上主義に組みすることもなく、分ちあいと支えあいによってみんなが生きていく仕組み、それが「ベーシックインカム」です。「ベーシックインカム」によるこの国の再生は、新しい時代、新しい社会や生き方のモデルとなり、先がけとなるでしょう。

そこに至る道のりは簡単ではないし、様々な困難もあるでしょう。けれども思うのです。「このままではやっていけない、無理。」なのです。よく言われるように、ピンチはチャンスなのです。このまま崩れゆく秩序と心中するくらいなら、自分の心をCENSORED生きるくらいなら、頑張っても頑張っても社会の最底辺に追いやられるしかないのなら、自ら死を選ぶしかないのなら、別の可能性に懸けてみてもいいのではないのかと、そう思うのです。
どんなに困難であっても、大きな理想や夢に向って、それを実現していくことはやりがいあることです。もし「ベーシックインカム」に基づく分ちあいと支えあいの社会を実現できれば、日本は世界に誇れる国になる。胸を張って生きる喜びを感じられる社会を、私たちが私たちの手で築いていくことができるのです。

 もうひとつの道、もうひとつの未来、もうひとつの明日。
 その可能性を、希望を、市井の一庶民の言葉から感じてもらえたらと願って、この本をつくりました。その試みが成功しているのかどうかは読者の皆さんにゆだねます。
――読んで下さった方の心から心へ、手から手へ、希望が広がっていきますように――。

 幸せとは、喜びとは、
モノやお金、目に見えるもの、形あるものによってもたらされるのではない。
 幸せとは心が感じるもの。
 愛する人、家族、仲間、友だち、、その心の交わしあいや絆のなかから湧きあがるもの。
そのことを教えてくれたすべての皆さんに、この場をお借りしてお礼申し上げます。
そのつながりがなければ、この本は生まれませんでした。
――感謝――。
              (二〇〇九年十一月十一日 立川さき・記)

18/11/2009(水) 17:16:10

No.6245  ひろこ
Re: 出版のご案内 (明日のくに出版) 引用
飯沼さん・さきさん・まゆみさんお疲れ様でした。
そしてこれからもお疲れ様ですがよろしくお願い致します。

克子さん、貴重な受信改めて感謝申し上げます。
悠々塾に出会えた事を感謝します。
沢山の人達の心の支えになると思います。
ありがとうございます。

手元に届くのを楽しみにしています。
・・・・・というか納会に娘かどちらかが行けたらその時でも
重いけどいいかな???

18/11/2009(水) 22:33:37

No.6246  えみこ
Re: 出版のご案内 (明日のくに出版) 引用
ひろこさん同様、ご苦労さまでした。
とても嬉しいです。
ありがとう。
どの分野も分かりやすく、多くの人が求めているものが
そこにあるように思えます。
出会った人たちに手渡していきます。
>心から心へ、手から手へ、、、
みんなで”しあわせ”になるために。

19/11/2009(木) 08:56:02

No.6247  ホープ
Re: 出版のご案内 (明日のくに出版) 引用
本の完成を首を長くして待っておりました。本当にお疲れ様でした。この国の”危うさ”は一般の人々にも心理的影響が及び、なんともいえない”萎縮感”が現れて来ました。私の家業も、もう商売には成っておりません。飯沼さんが「今書かなければ・・」と言われた意味がよく解ります。とにかくこの輪を広げて行くよう、自分の環境下で努力して行きたいと痛切に思っております。

20/11/2009(金) 09:57:28

No.6261  すなめり
Re: 出版のご案内 (明日のくに出版) 引用
あの、いまは事情があって読めないのですが、3月に注文しますので、是非、読ませてください。
お疲れ様でした。

27/11/2009(金) 04:10:45


No.6259 飯沼 ホームページ E-mail
あさっては関東定例会 引用

あさっての関東定例会、皆さんどうぞお気軽にご参加くださいね。

あまり期待しないでと言えば無責任ですが、とにかく緊張せずに、6255の文章にいくらかでも共感できるものがあれば、緊張せずに顔を出してみてください。
参加申し込みをいただいた人数は当初の予想よりは多いのですが、広めの会場を借りているのでまだ大丈夫です。

兵庫の悠々塾のときも、フリースペースとして借りた古い民家のお披露目パーティを突然に思い立ち、知り合いに連絡したところから始まりました。
思いのほか大勢の人たちが参加してくれて、びっくりしていました。
中にはその時に初めて会って、それ以来一度も会っていない人もいます。
その頃は僕自身が、何がどうなっていくのかなんてまるで考えてもいませんでしたが、導きと計らいによって今に至っています。
15年間、その時の悠々塾のエネルギーに共鳴する人たちによって定例会は継続されてきました。
今になってみれば、霊界側の導きや計らいの意図や順序もある程度は理解できますが、その時その時は僕自身が戸惑いながらここまでやってきたという感じです。
でも、10年前に克が受信した「悠々塾の目指すもの」を改めて読めば、「なるほどそういうことだったのか」と思い当たるこれまでの悠々塾の歩みです。
克があのメッセージを受信した10年前は、あの内容に共感はもてても、リアリティを感じることはできませんでした。
でも、振り返ってみれば、あのメッセージのままに世の中は動き、悠々塾の働きもあのメッセージに沿っているのだと思います。

兵庫での定例会も最初の頃は、ゲストにお話していただくという形を取っていました。
その頃の僕は、人前で話すことから逃げたいという思いが大きかったのです。
実は今もそういう傾向はあるのですが・・・。(ほんとです)

関東定例会はきっと兵庫の悠々塾定例会とはひと味もふた味も違う展開に導かれていくような気がして楽しみです。

あきらさんもひとみさんも、僕や克やさきさんを意識せずに、ありのままの自分らしく中心スタッフとしてやってください。
信頼できる関東の仲間たちもいてくれるのですから、絶対に大丈夫です。
ほんとうに人を癒し、人の心をつないでいくのは能力や知識などではなく、飾らない(飾れない)その人の心であり、その心根を感じることのできる人柄だと思うのです。
こんなふうに言えば、まるであきら&ひとみさんに能力や知識が不十分なように聞こえるかもしれませんが、そういう意味じゃなくても、今の二人は能力や知識によって自分らしさを輝かせているんじゃないことは確かだから、お許しを。

人は、経済的な厳しさや不安や制約によって、人には言えぬ寂しい思いをすることもあるし、経済的に恵まれていても、寂しい思いを抱くことも全然珍しくありません。
あきらさんとひとみさんはその寂しさを知っています。
そしてそういう気持ちの中で、人を思いやるがゆえの優しさや明るさや表現の楽しさを身につけてきたのだと思います。
思いやる気持ちが相手の負担にならないよう、自分でも分からないところで細やかな配慮をしながら。
そういう二人だから、ありのままの二人で人を癒し、人の心をつないでいくことができるのです。

今、こうして関東定例会をイメージすれば、何人もの人の顔が浮かんできます。
不思議なことに、参加のお知らせをいただいていない人たちの顔も浮かびます。
そしてそこがすでにその人たちの人柄が縒り合わさり、心と心がつながっている癒しのエネルギーに満ちた場であるだけでなく、さらに希望と喜びに向けて人と人をつないで広がっていく活動的なエネルギーの場であるように感じます。
まあ、これも僕が感じてることに過ぎないから、これに制約されずに、とにかく皆さんが自分たちらしくありながら、思うようにやっていってください。
僕も意見を言うことはあると思うけど、それはあくまでも僕の意見なので、納得できないのに従おうとする必要は全くありません。
そんな感じで、気楽に始めましょう。

なんだかんだ書いて、かえってプレッシャーになってたらごめんね。

26/11/2009(木) 18:19:00


No.6260  あきら&ひとみ
Re: あさっては関東定例会 引用
> なんだかんだ書いて、かえってプレッシャーになってたらごめんね。

前のスレッドで既にプレッシャーが掛かっているので大丈夫です。
今日はちょっとバタバタしていて、ゆっくり明後日の事を考える時間がなかったです。
結局は、寸前にならないと行動しない性格に困ってしまいますが、こんなんで大丈夫でしょうかねえ。

まだ少しやる事があるので失礼します。
兵庫には遠くて、行きたくてもなかなか行けなかったという方たちも少なくないと思います。
是非、気持ちを楽にご参加ください。

27/11/2009(金) 00:28:36


No.6253 ホープ  
変わり始めました 引用
こりゃ本当にダメです商売は・・・。私のいる小さな地方都市では
DMを送っても、企画を立てても、お客さんが反応しなくなりました。
私の正直な感想としては市場のムードと言いますか、全体に流れる雰囲気と言いますか、とにかく取り巻く環境の気分が、ある一定の
喫水線を切ったようで、そうなると全く反応を示さなくなっている様で、これは弊店だけとも思われません。
食料品や必要な生活物資を除いては消費気分が非常に停滞して収縮
しています。
これはやはり今の政治状況がマスコミを通して流される、悲観的懐疑的なニュースにより国全体が萎縮して来ている様な感じです。

確かに今流されている国内のニュースは国民の不安を煽るばかりで
、どう見ても能動的には出られない雰囲気を醸し出していますから。
このまま行けば日本は加速度的に落ちていく様な気がします。
金融も、経済も、社会保障も行き詰っています。こうなると国体を
維持して行く事が難しくなる様な気がします。

わが国は政治を始め国民の今までの既成概念を根本的に
考え直す時期が本当に来ているようです。
机上の空論ではなくて、この国の”仕組み”を変えなければ、もはやどうにもならない現実を突きつけられているような気がします。
他人事ではありません。もう混乱、変動は起こっているのではないでしょうか。
誰をと言わず、「このままでは成り立っていかない」と言う感覚は
有るのではないでしょうか。
これに向き合う事の一つの具体的指針として「ベーシックインカム」制度は提唱されています。今までの世の中の価値観と評価
の行き詰まりに対する答えでもある様に思うのです。

予断を許さない現状にあって、今回の飯沼さんの本は、今この時期に、どうしても著わされなければならない物だと拝察いたします。
本当に心待ちにしているのです。
そしてこの本を本当の意味で活用してこそ意義があると思うのです。本の到着を待っております。

23/11/2009(月) 13:14:37


No.6254  飯沼 ホームページ E-mail
Re: 変わり始めました 引用
まさにホープさんのおっしゃるとおりだと思います。
政府も再びデフレ宣言をしたようですね。
思い切った内需促進政策を取らねば、日本の経済は立ち上がれなくなってしまいます。
そうはいっても、自公政府が莫大な赤字国債を発行してしまっているので、新政権は非常に難しい局面に立たされています。
新政権は国民の生活が第一と掲げながら、経済政策に関しての腰が据わっていないというか、ビジョンを持っていないというか、危うい感じがしますね。
事業仕分け等で「無駄」を省いたり、優先順位の下位にある出費を先送りすることも必要ではありますが、そんなことで大局が改善されるはずもないことぐらいは分かると思うのですが。
デフレの悪循環のどこにてこ入れして、どう流れを変えていくのかが緊急課題です。
総合的に考えれば、今こそベーシックインカムの導入の時期だと思いますが、すぐには難しいことも分かります。
いずれにしてもこのままでは国の経済も、国民の生活も成り行かなくなるのは目に見えているのですから、中長期的な見通し(つまり破綻です)をありのままに示して、画期的な再生の方法としてのベーシックインカムの導入の検討に入るべきだと思います。

「分かちあいの日本、支えあいの世界」、昨日からさきさんも駆けつけてくれて、関東定例会の分は今日発送できました。
できた本を手に取ってみて、やはり感激がありました。

ホープさんが思ってくださっているほどのものではないとは思いますが、この本がたくさんの人たちの手に渡り、新しい社会へのお役に立てれば嬉しいです。

ご注文いただいている皆さんにも近日中に発送させていただきます。
いろんな意味で専門家には書けない本ではあると思うので、それが普通の人たちの心に届き、広がっていくことを願います。

「病についての通信」は、読んでくれた人から、早速に嬉しいお便りをいただきました。

24/11/2009(火) 22:28:08


No.6252 飯沼 ホームページ E-mail
本のご注文、ありがとうございます。 引用

早速、本のご注文を頂いています。
「病についての通信」「分かちあいの日本、支えあいの世界」のご注文くださった皆さん、ありがとうございます。
ご注文確認の返信はできていませんが、今月末か来月初めより発送開始いたします。

「分かちあいの日本、支えあいの世界」は現在製作中です。
関東定例会に間に合わせるために、明日からさきさんが応援に駆けつけてくれます。
恥ずかしながら僕はこういう作業では(も?)トンと役に立たず、通常のヒーリングの仕事をしていきます。
メッセージをお待たせしたままの方もいるので、今週中には受信したいと思います。

「天地悠々」後記雑記からの転載(印刷の段取りがあり、後記雑記は急いで書いたので、かなり手を入れました)ですが、「分かちあいの日本、支えあいの世界」のご紹介をさせてください。
。。。。。。。。。。。。

「分かちあいの日本、支えあいの世界」の前半部では、「今の世の中、本当はどうなのか?」をいくつかのテーマから浮き彫りにしたいと思いました。その試みが成功しているかどうかは分かりませんが、あまり報道されない事柄について「本当はどうなのか?」を考えていただく材料にはなると思います。

お金や経済のことも、庶民の視点でなるべく分かりやすく書いたつもりです。あまり関心のない分野かもしれませんが、この先の世の中、お金や経済のことで激しい動きがあると思われます。大混乱が起きる可能性も十分にあるのです。私たちも、今までのように「自分たち庶民には関係ない」では済まなくなるでしょう。

混乱が起きる前に、「なぜ社会はこんなふうになってしまったのか」「自分たちは何をどう考え、どんなふうに動いていくのが、自分や皆の幸せにつながる道なのか」を示しておきたかったのです。

それと、日本人として、あるいは縁あってこの日本に暮らしているすべての人たちに、この国に生きる者としての誇りを取り戻してほしいと思いました。敗戦から現在に至るまで、国も人々も、自信や誇りを失ってしまっていたように思います。

その反動のように、排外的なナショナリズムの台頭の兆しも見えてきている現状です。歴史をみれば、デフレは戦争による大量消費につながってきたのですし、今のデフレと排外的ナショナリズムが重なれば、再び戦争への道を開き、私たちの暮らしも人生も破壊されてしまう可能性もあります。
決して戦争や排他や対立ではなく、この列島に染みこみ、私たちの心のDNAに刻み込まれている縄文の人々の心と価値観を甦らせることによって、今の危機的状況を新しい地上界を構築していくチャンスに切り替えていきたいのです。

今の日本の大不況や著しい経済格差、貧困問題や閉塞感などを一挙に解消する方策として、ベーシックインカムの導入を提案しています。
ベーシックインカムとは、すべての人に基本所得を給付する制度です。働いている人も働いていない人も、赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人に「年金」が支給される制度だとお考えください。

国民の合意が得られれば、日本の場合それが意外と簡単に導入できることと、すべての人に基本所得のある暮らしや社会が、どのように人々の心を解放していくのか、そしてどんな社会、どんな国に様変わりしていくのかを書きました。ベーシックインカムの導入は、今の格差社会をゆるやかな分かちあいの社会、支えあいの社会に変えていくはずです。
それこそがこの日本が世界に先駆けて、実現していくことを担っているのではないかと思うのです。

もしかすれば「スピリチュアリズムとは無関係な本だ」と思う人もおられるかもしれませんが、そうではありません。当然、地上的な死の意味についても書いています。
そしてベーシックインカムは、「愛と摂理(人としてどうあるべきか)に基づいて、自分の良心を形にしながら地上人生を生きなさい」というスピリチュアリズムの訓えとそのまま重なる制度なのです。

日本でもいわゆるスピリチュアルブームは過ぎ去りました。霊的な話に幼稚な花を咲かせ、当て物のような霊能力に盛り上がる時期は終わったのです。

今の世界も日本も、多く人たちが日々の暮らしに困窮し、生きていることを苦しく感じ、将来への不安に押し潰されそうになっています。
そういう地上の同胞のことや人の痛みなどお構いなしにスピリチュアルな話に現(うつつ)を抜かしている人たちは、スピリチュアリズムが最も戒めている利己主義に陥っているのではないのかと。そういう人たちの現状を否定はしませんが、そこから成長していってこそのスピリチュアリズムの学びだと思います。

「分かちあいの日本、支えあいの世界」には、ベーシックインカムのある社会が、貢献すなわち自分を役立てていく喜びによって人と人がつながっていくであろう具体的なイメージも盛り込みました。

どうかご一読をお願いいたします。
そしてひとりでも多くの人に読んでいただけるよう、ご協力をお願いいたします。

22/11/2009(日) 22:30:20



No.6248 飯沼 ホームページ E-mail
愛は時空を超えて 58  引用
    
☆☆ 愛は時空を超えて 58 ☆☆

         ――  霊界の克との対話  ――

飯沼)おーい、クゥ、こんにちは。

克子)はーい。まーたん、こんにちは。
原稿、書きあがってよかったです。
まーたん、頑張りましたね。
私が地上にいた頃に受信した、「病についての通信」もいよいよ本になって、皆さんに読んでいただけるのですね。
皆さんのご協力があればこその出版です。
私からも皆さんに心からのお礼を申し上げます。

飯)うん、ほんとにありがたいと思ってる。
お前が受信した「病についての通信」、久しぶりに全部を通して読み返したけど、やっぱりすごい内容だね。
よくまああんな内容をすらすらと受信・筆記したものだと、改めて感心したよ。
やっぱりお前はすごい霊媒だったんだと。

心という面から病をとらえ、心のエネルギーで病を治すと聞けば、違和感やマイナー感を抱く人が多いのだと思う。
まるで架空の世界のことのように思うかもしれない。
でも、これからの世の中は心のエネルギーを取り入れた医療を開発していかなければ、社会そのものが破綻するのだ。

日本のような近代医療を受けることのできる人たちは、世界的には極めて少数でしかない。
世界中の人々が近代医療の治療を受けられるようになるのは、その国にもそれなりの経済力が必要だし、そうなればエネルギー資源は枯渇し、環境破壊はさらに進む。
つまり世界中の人たち全てが近代医療の治療を普通に受けられる日は決してこない。
僕らはそういう矛盾の中の、比較的美味しい部分を享受しているにすぎない。
しかしその日本でも、加入者の2割【450万世帯】が国民健康保険料を滞納している。
日本の医療費総額は35兆円にのぼり、2025年には100兆円を超えると試算されている。
今の国家予算の一般会計と同じぐらいの金額だ。
医療費は結局のところ、大部分を働いている人が負担するから、年間一人当たり軽く100万円を超える医療費負担になるだろう。
つまり、日本の医療制度も遠からず必ず破産する。

新潟大学医学部大学院教授の安保徹さんは、「癌をはじめ病のほとんどはストレス病だ」と言っている。
ストレスが、免疫細胞である白血球の顆粒球とリンパ球のバランスを崩し、免疫が低下して発病するのだそうだ。
であれば、心のエネルギーによる治療は、ある意味、最先端の根源的治療法だ。
病者さん自身が自分の心に目を向けることと、心のエネルギーによるヒーリングは非常に有効な治療法だということだ。
そして、ベーシックインカムの導入によって、社会全体のストレスが低下すれば、病の発症は激減し、治癒もまた得られやすくなる。
現実的にも、日本や世界の医療の現状を根源的に救うのは、心のエネルギーによる癒しを見直すこと以外にないと思う。
そういう今の時代、これからの時代に向けて、「病についての通信」はとても重要な情報を提供できる本だと思うよ。
皆さんのご支援によって「明日のくに出版」を立ち上げ、それによってこういう本が出版できるようになった。
本当に嬉しくありがたく、皆さんへの感謝は尽きないよ。

克)本当にそうですね。
比較的短い地上人生だった私の働きがこうして地上で形になったことをとても光栄に思います。
あなたがたのヒーラーとしての力を高めていくことは当然ですが、悠々塾につながる人たちがこの本の内容とエネルギーに馴染み、皆さんが内在させているヒーリング能力を大きく開花させてくださることを願っています。

さて、あなたとさきさんが著した「分かちあいの日本、支えあいの世界」も、今とこれからの世の中に必要とされる内容とエネルギーを併せ持った本になりました。
さきさんの感性も光っているし、まさに本物の良い本が書けたと思いますよ。
ふたりとも、本当によく頑張りましたね。
あなたがたのみならず、まゆみさんの献身的な働きも美しい輝きを放っています。
以前お伝えしたように、あなたがたの今回の人生での約束は協力と感謝です。

飯)そうですか〜!
お前にそう言ってもらえると、ほんとに嬉しいよ。
僕はあの本にあらゆる要素を込め、しかも分かりやすく書きたいと思った。
調和の方向性の中で、過去・現在・未来も、霊的エネルギーも社会の現実や仕組みや、理性的判断の元になる知識・情報や、地上的な感情にいたるまで、あらゆるエネルギーを込めて、普段あまり本を読む習慣のない人たちにも読みやすい分量と内容にしたかったんだ。
その試みがどこまで成功しているかは自分じゃ分からないけど、とにかく今の僕にはあの程度のものを書くのが精一杯だったと思う。
スピリチュアルを知っているかどうかなどに関係なく、現状がどうであったとしても、庶民としての心で本当は「自分も人も幸せに」と願いながら日々を生きていきたいと思っている人たちにこそ読んでもらいたいと思っている。
まあ、あの内容を平易に書くのはなかなか難しかったし、時間の余裕もなかったので、読み返してみたら気になる箇所はいくつもあるけどね。
でも、今はこれで本にしてもらうつもりでいる。
やっぱり関東定例会に間に合わせたいし。
まゆみさんはこのところ朝から晩まで働き詰めの状態。
「無理するな」と言いながらも、頑張ってもらうしかないのが申し訳なくもありがたい。

克)はい。本当にそうですよ。
私も感謝しています。
たくさんの人の協力や、まゆみさんのそうした頑張りで作られた本を、どう広げていくかです。
それにもたくさんの人たちの協力をお願いしなければなりません。
あなた方も躊躇することなく、積極的に広げようとしていってくださいね。
風の流れに乗って広がっていく野火のように、草の根からあの本が日本のどこまでも広がっていくことを私たちも願っています。

地上界の浄化にあたっては、何よりも「相手を思いやり、自分を役立てようとする心」と「本当のこと」が軸にならなくてはいけません。
地上界は虚偽や利己主義が蔓延しています。
いつもお伝えするように、今の地上界は本来の霊界よりも、暗い幽界や暗黒界の影響を強く受けているのです。
しかし、その幽界や暗黒界も無数の光の霊たちに照らされ続けたことによって、あるいは同じ理由で地上界のエネルギーが変化してきていることによって、闇に亀裂が入り、揺らぎ始めています。
ここしばらくの間、地上界は本来の霊界側に進んだり、幽界や暗黒界側に引き戻されたりの期間になるでしょう。
それは個々の人間に関してもいえることです。
しかし、神の経綸と地上人類の意志によって、最終的に地上界は必ず本来の霊界の写し世となるのは間違いありません。
「相手を思いやり、自分を役立てようとする心」と「本当のこと」を優先していく人間のみが、新たな地球圏の住人となるのです。
それは完全なる振り分けですから、文字通り永遠の別れになるのです。
どちらの道、どちらの世界を選ぶかは、まさに本人次第ということです。
そういう経過を踏んで、利己主義や虚偽に満ちた地上も、必ず愛と真実に光り輝く世界に進化していくのです。

地上からすれば、幽界や暗黒界のほうが身近に思えるかもしれませんが、霊的流れの本流は愛と摂理の滔々たる大河、連綿たる連鎖にほかなりません。
学びの段階や傾向の違いはあるにしても、光の霊界の住人が圧倒的多数派です。
全体から見れば幽界や暗黒界という境涯は、屈折した影の溜まり場でしかないのです。
意志を高め、手を差し延べてくれる者たちに心を開けば、必ず光が差し込むことになっています。
最初は眩しくても、目を背けたり、逃げたり、否定や攻撃したりしなければ、必ず導かれるのです。
妬みや虚偽や不当なる支配や鬱屈した思いも地上では実体があるとしても、それはあくまでも喜びの影に過ぎず、それらが集積した幽界や暗黒界の影響力がいかに大きいとしても、それらは言わばゴミ溜めにすぎません。
神の子としての心を自ら踏みにじる者たちは、やがてゴミ溜めの底に沈んでいくことになるのです。

暗い世界の影響力から脱し、光り輝く地上界を再構築する時期が到来しています。
これは誰にも阻むことのできない、大いなる神の経綸、地球霊界のプログラムです。
そうはいっても、彼らはまだまだ力を振るおうとするでしょうし、地上界の浄化に抵抗し、その働きの妨害を企てるでしょう。
自らのかげりに付け込まれた地上の人間が、あなた方の働きに敵対することもあるかもしれません。
それでも、あなたがた自身が喜びを膨らませ、あなたがたのエネルギーをいささかも濁らせることなく、気持ちを引きずられることのないように。
心に疲れを溜め込まぬよう、リフレッシュを心掛けながら、使命を果たしていただきたく思います。

飯)うん。
神に誓って、肝に銘じてやり抜きます。
我ながら素直だね(笑)
いろいろ疲れてて、反抗する気力が減退しているのもあって、今は大人しくお言葉に従うよ。

克)あらら、またまた・・・(笑)
でも、あなたのなかにそういう意志が高まってきているのはまぎれもない事実ですね。
あの本を書いたことによって、「個も全体も癒し、すべてに健やかな喜びをもたらす」というあなたの魂の意志が全面開花していくはずです。
格段にパワーアップするのはもちろんです。

飯)そうですか。
そういう者に限って、道半ばで倒れることになってるのかもしれないが、まあやれるだけはやらせてもらいたいと思っているので、これからもよろしく(笑)
叱られる前に話を変えるけど、11月28日の関東定例会について、何か伝えてもらえる?

克)そうですね。
もちろん、霊界側からとしての目的も意義付けもあるのですが、今はまだそれを伝える段階ではありません。
まずはスタッフそれぞれの願いと思いを持ち寄って始めてみることです。

飯)近日中にさきさんと関東定例会のイメージを語り合い、あきら&ひとみさんたちとも調整していこうと思っている。
といっても、後1週間後だから、成り行き任せで始まるのかもしれないけどね。
ひとつ聞くけど、ヒーリング能力の開発はやっぱりしたほうがいいのかな?

克)それは当たり前だと思いますよ。
ただ、理論に重点を置く必要はないでしょう。
あきら&ひとみさんたちの人柄を生かせるような集い、場作りをしていってください。
今、こちらからお伝えするのはそれだけです。

飯)おバカで無口な癒しの場作りってことか、難しいね(笑)

克)もう、何を言っているのでしょうね、この人はまったく。
あきらさん、ひとみさん、ほんとにごめんね(笑)

飯)自分だって笑ってるくせに(笑)

克)いいえ、そんなことはありませんよ。
笑ってなんかいませんからね(笑←)
もぉー、まーたん、ふざけるのはいい加減にして(笑)

飯)あのさ、普段お前がいる境涯では、こんな冗談言うヤツじゃなくて霊はいないの?

克)いませんよ、言葉を使わずに心を交し合っているのですから当たり前でしょう(笑)
でも、皆さんそれぞれにユーモアのセンスをお持ちです。
格調高く柔和な方ばかりですが、生真面目な堅物という感じではなく、楽しさも醸し出しているのが普段の状態です。
私たちの生きるところ自体が、皆が愛と摂理に沿うことが当たり前の世界ですし、何の不自由も心配もない、学びの喜びのみの世界ですから、心を硬くするようなことが存在していないのです。
地上で想像するパラダイスよりもずっとあらゆる意味でパラダイスなのですよ。
ですから冗談めいた面白さを表現なさる時も珍しくありませんよ。

飯)だったらやっぱりいるんじゃないか(笑)

克)いいえ、あなたみたいな変な冗談を言う方はいらっしゃいません(笑)

飯)はいはい、分かりました。
でも、いると思うけどな。
まあ仕方がないから、今日はこのあたりにしようか。

克)はい、まーたん、ほんとにお疲れさまでした。
こちらからの計らいではありましたが、さきさんもあなたも気が重くなるような試練も抱えながら、心を澱ませることなくそれぞれのエネルギーを本に込めることができました。
支えてくれた仲間たちに感謝ですね。
関東定例会が終われば、少しのんびりしてね。

飯)はーいよ。ほんとにそうするわ。
じゃあ、またな。
いつもありがとう。
(2009・11・20)

21/11/2009(土) 01:06:26


No.6249  さき
Re: 愛は時空を超えて 58  引用
ぬまさん、愛は時空を超えての受信ありがとうございます。
お疲れ様でした。
新しい本を何とか印刷にまわすことができて嬉しいよりほっとしてました。
今頃まゆみさんがフル稼働で印刷中ですね。
8月末にぬまさんから冒頭の書き出しを頼まれて「ぬまのイメージしてる全体像がわからんのに書き出しって言われても無理!」と、ぬまとやりとりしたところから、私も本の作成に関わることになりました。私が担当したのは本の内容や分量ではホンの一部なのですが、頭で考えて内容を読むだけじゃなくて手にした人の心、感情や感覚次元に響くように、難しい話としてではなく当事者として本文の内容に触れてもらえるようにという願いとエネルギーを込めました。
思わぬ共著という形になって、最初は「ええんかいな」という気持ちもありましたが、参加させてもらえてよかったです。いい本になったと思うから。とはいえ、考えだすと皆さんにどんな風に読んでもらえるのかとドキドキしてて。。
克子さんに「いい本になった」と言ってもらえて嬉しいです。

気持を切り替えて、関東定例会に臨みます。
>地上界の浄化にあたっては、
>何よりも「相手を思いやり、自分を役立てようとする心」と
>「本当のこと」が軸にならなくてはいけません。

今さらながら、本当にそうだなと思います。
言うまでもないことのようですが、それを自分の生き方として、言動の軸としていくこと、そうしようとすること。そうしたいと思うこと。
表面的にとりつくろうんじゃなくて正直な自分の気持ちからね。
今の自分がどうであれ、、そうしたいと思うひとりひとりの願いと意志の共鳴が、この場をつくっているんだと思います。

関東定例会で、あきらさんとひとみさんを中心に、関東でもそんな拠点ができると思ったら、嬉しくてワクワクします。
何だか色んなことが重なって、うちのなかがわやくちゃです。
あっちこっちに大事な書類とかが点在して積んであります。
わからなくなるまえに片付けないと大事なものをなくして探し物にあけくれそうです。(泣)
何だかこの間ぼーっとしてごみ出しを二回続けて忘れるし。。
お風呂の追いだきしてたの忘れて沸騰してたし。。
気をつけないと〜。

切り替えて関東定例会にのぞみます。
あきらさん、ひとみさん、もうすぐ行くし待っててね。
ひとみさんのお腹にさわらせてもらうのを楽しみしてます。
話変わるけど、ごめん。これ↓↓笑ってしまいました。
克子さんのしゃべり方、思い出しました。

克)もう、何を言っているのでしょうね、この人はまったく。
あきらさん、ひとみさん、ほんとにごめんね(笑)

飯)自分だって笑ってるくせに(笑)

克)いいえ、そんなことはありませんよ。
笑ってなんかいませんからね(笑←)
もぉー、まーたん、ふざけるのはいい加減にして(笑)

21/11/2009(土) 15:57:36

No.6250  飯沼 ホームページ E-mail
Re: 愛は時空を超えて 58  引用

さきさん、お疲れさまでした。
さきさんがエネルギー的に先導してくれたので、それにつながって後を書くことができました。
ありがとうね。
「あとがき」も、全く何の打ち合わせもしていないのに、僕の思いがそのまま、しかも僕よりもはるかに馴染みやすく書かれていたので驚いたというよりも感激しました。

でも、正直、ほんとに疲れたね〜。
沸騰したお風呂の湯でラーメンとかは作らないように。
せめてゆで卵ぐらいにしてね。

僕も切り替えていきます。

22/11/2009(日) 00:06:22

No.6251  あきら&ひとみ
Re: 愛は時空を超えて 58  引用
受信、本の制作お疲れ様でした。
いろいろな事を抱えながらの原稿書きだったと思いますが、本当にお疲れ様でした。
多くの人たちに読んでもらえるよう、僕らの周囲にも紹介していきたいと思います。
いよいよ関東定例会が一週間後になりました。
僕らの人柄を出せれば良いそうですが、それが一番難しかったりして(汗)
でも、みんなの思いを寄せ集めて、良い定例会にしたいと思います。
宜しくお願いします。

22/11/2009(日) 19:54:44


No.6229 響  
BIシンポジウム 引用
昨日、同志社大学で行われた、「ベーシック・インカムは市場社会に人間の尊厳を取り戻せるか:ロナルド・ドーア先生を囲んで」というシンポジウムに行ってきました。(Glass Ageさん、情報ありがとうございます。

あいにくの雨模様で、30人ぐらいのこじんまりとしたものだと思っていたら、来場者は約150人、立ち見の人もいらっしゃいました。(単位目当ての学生さんが2〜3割ぐらい?)

ロナルド・ドーアさんの推奨されている案は、
?@国民総生産の40%の財源が必要
?A財源は、全法人企業が新株を国に供出
?Bいきなり全国民に給付は無理なので、初年度は18歳の国民に、次年度は18歳から20歳まで、というように、漸増していく

それに対し、BIに反対の立場をとっているシンポジスト、同志社大学ライフリスク研究センター所長の橘木俊詔さんは、
?@「働かない人」が増える
?A国民総生産の60〜70%の税負担が見込まれる
?B「働けない人」である、子供と引退者には支払っていいが、「働かない人」には支払わない
という意見を述べられていました。

もっと、具体的な議論が激しく繰り広げられるのかと思っていたのですが、橘木さんの懸念に対して、ロナルド・ドーアさんは、「なんとかなるんじゃないの〜?」と答えるなど、柔らかい空気の漂う、不思議なシンポジウムでした。
さきさん、お疲れ様でした〜!

14/11/2009(土) 14:47:45


No.6230  飯沼 ホームページ E-mail
Re: BIシンポジウム 引用
☆響さん、皆さんへ

報告ありがとうございます。
僕も行きたかったのですが、今回は断念しました。
シンポジウム、大盛況だったそうですね。
またゆっくり話しましょう。

「国民総生産の60〜70%の財源が必要」というのは、何かの間違いかなと思います。
国民総生産ではなく、国民所得の合計ではないでしょうか?
にしても、60〜70%もいりませんが。
すべての人に月額8万円のベーシックインカムで120兆円の財源が必要になります。
120兆円のうちの45兆円程度は、現行の社会保障費をあてることができるので、実質的には75兆円程度の財源が必要になります。
国民総生産は500兆円程度で、国民の所得の合計が250兆円程度です。
ベーシックインカムは、「格差が広がり、働いている人たちの貧困層が激増していて、改善の見通しが立たない」という状況だからこそ、大きな意味があるのだと思います。

橘木俊詔さんの指摘に答える意味で、僕の書いた原稿から、該当部分を抜粋しておきます。
。。。。。。。。。。。

支給額やどの税をどれぐらい増税するかによっても違ってきますが、実質所得が増えるか減るかは、夫婦と子供二人の家庭の場合、年収一千万円あたりが境になり、独身者の場合は、年収三〜四百万円あたりが増収・減収の境になるようです。 
少し具体的に数字をあげていきましょう。といっても、支給額によってさまざまなパターンがあります。約二千百万人いる十八歳未満の人たちの支給額を半額にすれば、それだけでも何兆円も変わってきます。

老齢基礎年金の支給額や生活保護支給額などを考慮すれば、月額八万円程度を基準にするのが効率的でしょう。それでは足りない境遇の人に関しては、別途の増額を検討するとかの方法はいくらでもあると思います。
たとえば、すべての人に毎月八万円のベーシックインカムを導入するとすれば、一人あたり一年間で九十六万円になります。便宜上、一人当たりの年間支給額を百万円とし、日本の総人口を一億二千万人として計算すれば、総額百二十兆円の財源が必要になります。
しかし、社会保障給付費の総額は約八十九兆円(平成十八年度)です。社会保障給付費とは、社会保障に関する「現金給付」と「サービス提供のための費用」のことです。財源は、年金の掛け金や健康保険料と、国や地方自治体による公費(税金)負担分や資産の運用益などです。
現行の社会保障給付費から、ベーシックインカムの財源に四十八兆円程度を振替えることができるそうです。とすれば、ベーシックインカムに必要な財源百二十兆円から四十八兆円を引いた残りの七十二兆円になります。確かにこれでも大変な額です。

でも、所得税のさまざまな控除を廃止し、所得税率を一律四十五%にすれば、財源は十分に確保できるそうです。所得税は給与所得と申告所得(個人事業者が対象の事業所得、利子所得、配当所得等々)に課せられています。それらを合わせた所得総額は二百五十兆円程度あります。所得税が一律で四十五%なら、百十二兆円前後の税収になる計算です。ベーシックインカムの財源として十分な金額です。百十二兆円から、現在の所得税総額の約十六兆円や消費税総額の十兆円を差し引いても、八十六兆円が残り、毎月八万円のベーシックインカム導入に必要な財源は十分に確保できるのです。

所得税四十五%と聞けば、非常に高い税率に思いますが、この試算では、消費税や年金などは廃止するものとされ、健康保険料以外の掛け金も不要になります。北欧では税や年金等の負担は、国民所得の七十%です。そして、徴収した金額の大部分が社会保障に使われているのです。北欧では国民所得の五十%前後が社会保障費です。それによって皆が安心して生きていける社会になっています。

年齢性別に関係なく、毎月一人当たり八万円を支給し、さまざまな税を一本化して所得税を一律四十五%、健康保険料を所得の四%とした場合についての試算をご紹介します。
*年収七百万円、妻は専業主婦、子供一人の三人家族のケース
◆健康保険料・・・二十八万円
◆所得税・・・・・三百二万四千円(所得から健康保険料を差し引いた額の四十五%)
◇ベーシックインカムの収入・・・二百八十八万円(九十六万円×三人)
□実質所得・・・六百五十七万六千円
■現行制度では・六百九万六千五百円
☆四十七万円あまりの所得増になります。
このケースで子供がもう一人いれば、さらに年額九十六万円のベーシックインカムが支給されるのです。

*年収四百万円で妻は専業主婦・子供が一人の家庭では、実質所得が約五百万円になります。
収入が少ない家庭ほど、課税額とベーシックインカムでの補填額の差が大きくなります。

*年収三百万円で妻は専業主婦、子供一人の家庭では、実質収入が四百万円程度になります。子供がもう一人増えれば、五百万円の世帯収入が得られます。年齢に応じて給料が増えなくても、家庭を持って暮らしていけるでしょう。もしも解雇されても、追い詰められずに次の仕事を探す余裕もあります。

*この試算では、年収四百万円の独身者は四十万円あまりの減収になってしまいますが、結婚した場合のパートナーの収入次第で世帯とすれば増収になり、子供ができれば子供のベーシックインカムが受給できます。
これは試算法のひとつにすぎませんが、ベーシックインカムの財源をすべて所得税に求めるやり方は、一定以上の収入がある独身者の負担が大きくなる欠点があります。
・・・・・

「ベーシックインカムを導入すれば、働かない人間が増える。生活保護費の不正受給者が野放しになっているのと同じことになるに違いない」という意見があります。
 確かに、月額八万円の一律支給なら二人家族で十六万円、三人家族で二十四万円になりますから、消費税率がアップしたとしても生活していくだけなら可能でしょう。そうなれば全く働かない人たちも出てくるかもしれません。ただ、ベーシックインカムを導入すれば、物価も賃金もいくらかは上昇する可能性が高いので、支給額だけでは決して楽には暮らせないでしょう。
それに、人間は生活できるだけの収入があれば働かないものでしょうか。

 日本には働かなくても一生楽に暮らしていける裕福な人たちもいます。その人たちは全く働かずに、ただじっとして生きているのでしょうか。全然そんなことはありませんね。ましてベーシックインカムで支給される金額は、最低限の生活ができる程度のものです。八万円の支給としても、一人では食べていくのが精一杯でしょう。夫婦で十六万円でも、仕事もしないで遊びまわる余裕はありません。子供ができれば少し楽になりますが、余裕ができれば親としての自覚も高まるものです。
・・・・

ベーシッインカムを導入して、もしも働かない人が一定数いたとしても、日本の場合は全体のごくわずかにすぎないと予想してよいと思います。その一方で、今の世の中の競争原理や人間関係に馴染むことができず、引きこもるしかない人たちや、就職する意欲を持てない人たちに働き始める人が増えると予測されています。

 ベーシックインカムに限らず、どんな制度であっても、世の中にはうまく抜け道を見つけ出してずるく立ち回る人はいるものです。それが制度自体を無意味にしたり崩壊させるほどのものでなく、その制度が全体にとって好ましいものであれば、導入に躊躇するべきではありません。生活保護制度にしても、わずかとはいえ不正受給はありますが、だからといって生活保護制度に反対する人はほとんどいないでしょう。

15/11/2009(日) 22:57:42

No.6231  さき
Re: BIシンポジウム 引用
響さん、お会いできて嬉しかったです。
参加者は主催者の予想を越えて多かったようで、ベーシックインカムへの関心の高さを実感しました。
シンポの内容は学者的な話と現実的な話がまざってて、なんでもありって感じがして、面白かったです。なんでもありだし、やってみないとわからないし、っていうと無責任のようですが、それこそ未だどの国でも実際に実現したことのないベーシックインカムへの期待と可能性のあらわれのような気がしました。
ぬまさん、私は実際にその数字がどうなのかはわからないですが、「国民総生産の60〜70%の財源が必要」という話は、BIの財源だけでなくて、政府として他にやることあるし全部含めたらってことだったと思います。

16/11/2009(月) 00:28:10

No.6232  飯沼 ホームページ E-mail
Re: BIシンポジウム 引用
☆さきさん

>「国民総生産の60〜70%の財源が必要」という話は、BIの財源だけでなくて、政府として他にやることあるし全部含めたらってことだったと思います。

なるほど、そういうことでしたか。
国家予算の一般会計と特別会計とベーシックインカムの財源を合わせればそれぐらいになるかもしれませんね。
だったら別の部分を引用しておきま〜す。
。。。。。。。。。。

ベーシックインカムは、「最低限の生活の維持に支障をきたす人が激増している時代だから、皆が生活していけるように、その負担を皆で分かちあっていこう」という制度です。

もちろん今の税制のままではベーシックインカムの財源はありません。ですが、ベーシックインカムというのは、国家が何かとてつもない買い物をするのではなく、国民の所得の一部を再分配し直すということなので、実は新しい財源はいらないともいえます。

地方にお金を落とすための公共事業などもかなり減らすことができます。でも、そうはいっても、今すぐに国の予算の使い方をすべて変えてしまうわけにはいかないでしょうから、所得制限を設けずに全ての国民にベーシックインカム支給する代わりに増税は必要になります。何をどれぐらい増税するかについては、ベーシックインカムの支給額によっても違ってきます。所得税を増税するという方法もありますし、消費税の増税という方法もあります。所得税と消費税の両方を増税するという方法もあるでしょう。

ですからベーシックインカムの導入によって実質所得が増える人と、実質的には所得減になる人ができてきます。繰り返しますが、ベーシックインカムとは、今の極端な格差社会をもう少しなだらかなものにすることでもあるのです。すべての人が最低限の生活をしていけるように、所得の一部を分かちあうということです。

16/11/2009(月) 01:04:36

No.6240  Glass Age
Re: BIシンポジウム 引用
響さん、さきさん、シンポジウムの報告ありがとうございます。
残念ながら行けなかったので、ポイントがわかってありがたいです。また、飯沼さんの原稿もとても勉強になります。

まだ、『ベーシック・インカム入門』も読んでないのですが、得した気分です(笑)。

ベーシックインカムのようなシンプルな仕組みのもうひとつのメリットは官僚機構の膨大な無駄を省けることだと思います。

前政権は経済対策と称して、各省庁の各セクションから出てきた、膨大な屋上屋を重ねるような施策を次々と打ち出しました。国と自治体の2重行政、3重行政なんのそのという感じでした。一体、国民の中で、この間政府がどんな施策を打ち出したのか、理解できている人がどれだけいるでしょうか。政治家でも理解しきれていないように思います。国民に理解しにくければ、利用もされにくくなるでしょう。

そんな複雑怪奇な施策体系のなかで、役人による恣意的な運用や不正や無駄が発生しやすくなるのです。そして、不正や無駄が発覚すると、こんどはそれをチェックするために膨大な費用とエネルギーが要ります。

私は、むしろベーシックインカムのような制度で基本的な福祉はシンプルに用意し、そのうえで、どうしても行政によるきめ細かな施策が必要な部分についてのみ、個別に事業を実施していくというのがいいように思います。

まだ、不勉強な中で、勝手なことを書いちゃいました。

17/11/2009(火) 22:00:00


No.6239 飯沼 ホームページ E-mail
全米15%世帯が食料不足=不況直撃、子供の飢えも急増 引用

米農務省が16日発表した2008年の食料安全保障報告によると、全米の14.6%に当たる1714万世帯が、同年中に収入不足などから家族全員に十分な食事を与えられない「食料不足」を経験したことが分かった。
前年比で3割強の増加で、1995年の調査開始以来で最悪。
未曾有の経済危機が国民生活に深刻な影響を与えている実態が浮き彫りとなった。
 報告は、子供の食事まで制限せざるを得ない世帯が50万6000世帯に達し、前年比56.7%も増加していると指摘。
「通常は保護されるはずの子供まで、食料を確保できないケースが増えている」と警告した。 
(時事通信のニュースから転載)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。

アメリカの庶民の暮らしはまだまだ厳しくなるでしょう。

またまた「分かちあいの日本、支えあいの世界」から引用します。
明日あたりから印刷開始です。
。。。。

・・・
歴史に「もしも」はないのであれば、私たちは利権や政治の犠牲になった名前も残らない無数の人々の人生と死を思い、それが未だに繰り返されている今の現実の上に立って、もう少しマシな世界にしていきたいと思うのです。
二十世紀の戦死者は一億人を超え、世界の国々の軍事費総額は年間百五十兆円にものぼっています。
巨万の富を貯えた上に、何億円もの年収を得ている人たちがいる一方で、数えきれない子供たちが飢え死にしている今の世界を、もう少しマシな世界にしていきたいのです。本当の意味で豊かな世界にしていきたいと思うのです。

:お金にモノを言わせる社会に本当の安心はありません。

日本にしても、ほとんどすべての人が自分として頑張ってきたはずなのに、中流家庭は激減し、貧困は子供の将来をも規定してしまう世の中になっています。国民の半分以上が生活が苦しいと感じ、八割以上の人が老後への不安を抱えています。

不況や解雇や賃金切り下げは構造的なものであり、改善の見通しもありません。増え続ける医療費で、近い将来、国の経済も国民の暮らしも押し潰されることは確実です。年金の破綻も確定的です。老齢化社会が進んでも、子供の世代には余裕がなく、貧しく寂しい人生の終盤を強いられるお年寄りは増える一方でしょう。若い人たちも希望や目標を抱きにくくなり、大人も子供も競争原理に心も体も疲れて生きる意欲を萎えさせていくでしょう。

貧困や格差が広がり定着すれば、いかに道徳心の高い人たちの国でも、犯罪が激増していくでしょう。
実際、今のアメリカの年間服役者数は二百五十万人以上です。世界の犯罪者の四分の一がアメリカにいることになります。日本の服役者数は八〜十万人です。現在進行形で急増中ではありますが、この世相にあっても、日本の犯罪率は世界でも驚くほどの低さを維持しています。これはやはり日本人の心の特性を表しているのだと思います。
そんな日本の人々でも、このままの世の中が続けば、「自分さえよければ」という思いに傾き、日本人の優れた特性も色褪せてしまうでしょう。そうなりかけていると思います。犯罪率もさらに増加するに違いありません。
一人の受刑者にかかる費用はベーシックインカムで支給される金額の何倍にもなるはずです。しかも治安は悪化し、誰もが安心できない今のアメリカのような社会になってしまうのです。

戦後六十年あまりの間、日本は恥ずかしいほどにアメリカに追随してきました。そのことに対する評価はさまざまでしょう。もしかすれば、「日本はアメリカの庇護を受け、アメリカをお手本にしてきたから今があるのだ」ともいえるのかもしれません。しかし、どう見てもアメリカは私たちの国のお手本にはならなくなっているように思います。
アメリカと対立するのではなく、私たちの国として胸を張って誇れる日本にしていくために、大きく進路を切り替える時期がきているのではないのでしょうか。今の苦境や近未来の破綻の見通しを、本当の意味で世界のお手本になれるような国づくりを始めるチャンスにしていきませんか。
それにはまず、アメリカとの対立や摩擦を避けるためにも、国民の苦しみや不安を早急に解決するためにも、内政問題において根本的な変革を図っていくことだと思います。

17/11/2009(火) 21:12:24



No.6236 飯沼 ホームページ E-mail
お知らせです 引用
☆2009年12月直接ヒーリングの知らせ

☆京都
12月5日(土)  午後1時〜2時半   3時〜4時半
12月6日(日)  午後1時〜2時半   3時〜4時半
12月7日(月)  午後1時〜2時半   3時〜4時半
12月8日(火)  午後1時〜2時半   3時〜4時半
12月9日(水)  午後1時〜2時半   3時〜4時半

☆篠山での日程は未定です。
篠山での直接ヒーリングをご希望の方はお問い合わせ下さい。
☆遠隔ヒーリングは随時お申し込みください。
☆詳しくは当サイト表紙上部の「ヒーリングお申し込み」をご覧ください。
☆なお、11月の直接ヒーリングのご予約受付は終了しました。
☆予約日以外での直接ヒーリングをご希望の方は、別途ご連絡ください。
(急を要する方に限らせていただきます)
。。。。。。。。。。。。

☆関東定例会のお知らせ


日時 11月28日(土曜日)
    13時30分受付開始。14時〜17時までです。

場所  さいたま市民会館おおみや
     http://www.saitama-culture.jp/omiya/index.html(さいたま市民会館おおみやへのアクセス方法がご覧になれます)

参加費:1500円

  6時より居酒屋さんにて交流会(会費は別途)

☆篠山での11月定例会はありません。
 12月19日(土曜日)に、篠山市の悠々塾にて納会を行ないます。
 午後2時から、お時間の許す限り。
 参加費、2500円(子供さんは無料です)

16/11/2009(月) 10:32:48


No.6237  カピバット
Re: お知らせです 引用
関東定例会の開催日は、11月28日(土)ではないでしょうか?たしか、28日と記憶していたので。

16/11/2009(月) 13:29:41

No.6238  飯沼 ホームページ E-mail
Re: お知らせです 引用
☆カピバットさん

おお!
気づいてくれてありがとう!
修正しました。

16/11/2009(月) 14:25:58

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