☆☆ 愛は時空を超えて 53 ☆☆
―― 霊界の克との対話 ――
飯沼) おーい、クゥ、こんにちは。
克子)はーい。まーたん、こんにちは。
飯) 「悠々塾」としての「地の岩戸開き」が、2回連続で定例会のテーマになった。 感触としては、かなりの手応えがあり、嬉しい変化を迎えている仲間たちも多い。
克)そうですね。 人間の意識・想念で最も地上的な層が「念」ですから、そこを健やかに変えていけば、必ず目に見える嬉しい変化が起きるのです。 ただ、「念」の層の意識・エネルギーは、本人自身が意識できないところで肉体や言動や状況に直接作用する場合が多いので、厄介な面があります。 その意味では、自分でそこに意識を合わせて向き合おうとしても、どうすればよいのか分からないということでもあります。 頭(理性)でいくら考えても、「念」と理性ではエネルギー次元が異なり、重なってもいないので、逆に囚われたり、混乱してしまう場合もあるのです。 健やかな念の使い方していくには、繰り返しヒーリングを受けるか、強い意志で(しかし理屈抜きで)本来あるべき言動を繰り返すことによって、身に染みつけていくことでしょう。
今の人間には、念だけではなく、「魂の意志(霊としての意識)」も認識しにくいものです。 その高次・低次の両方のエネルギーを健やかな喜びに解放することによって、人間として身も心も健やかに生きていくことができるのです。 言葉にすれば難しそうに思うかもしれませんが、実は決して難しいことではありません。 「自分さえよければ・何事も自分のために」という「我よし」の価値観を、「皆も自分も幸せに。人として優しく、正しく」に転換し、損得や理屈抜きでその方向に言動すれば、自ずとそうできていくのです。 そして、新しい時代の地上界には、そういう人間のみが暮らしていくことになるのです。 このままでは、やがて地上界はさらなる混乱に陥る可能性が非常に高いのですが、そういう意識と言動で生きようとしている人たちは、何も怖れる必要はありません。 一旦は地上を離れることになったとしても、それは喜びそのものであり、次への準備であるのです。
しかし、最後まで「我よし」の言動を改めることができず、自分への囚われを手放そうとしなかった人々は誠にお気の毒なことになるでしょう。 そういう人を少しでも少なくしていくためにも、「悠々塾」につながるあなたがたは、本来の人としての道と実際的な生き方について、大きく、あるいは個別に伝え続けていく役割を担っているのです。 1人でも多くの人が救われるように、力を尽くしていただきたいのです。
飯)うん、僕も頑張っていきますよ。 だけど、今の世の中は、あらゆることが特定の少数者の利益に帰結していくようなシステムが出来上がっているし、マスメディアの情報もそのために統制されているように思う。 特定の者たちの利益と支配のために、僕らのあずかり知らない所でシナリオが作られ、実行されているようだ。
アメリカのケネディ大統領が、「合衆国大統領という気高い役職がこれまで、アメリカ国民の自由を破壊しようとする陰謀を助長するために利用されてきた。わたしは大統領を辞する前に、このひどい状況を国民に知らせなければならない。」と演説した数日後に暗殺されたように、世界はある特定の少数集団によって乗っ取られ、牛耳られているのだと思う。 全てが彼らの利益と支配に行き着くように、管理され、動かされているとしか思えないんだ。
たとえば、9.11事件にしても、どう見ても、どう考えても事件の犯人はアラブのテロリストが飛行機で突っ込んだにしては辻褄が合わなさ過ぎる。 飛行機が突っ込んだにしてもあんなふうに2棟のビルが同じように崩壊するのは不自然すぎるし、第7ビルは飛行機も突っ込んでいないのに、ほかの2棟のビルと全く同じ崩れ方をしている。 これは、不自然を通り越して、ありえないことだと思う。 そのほかにも数えきれないほどの矛盾点が指摘されている。 だけど、マスメディアは未だに事件の真相について報道もしないし、世界中のほとんどの政治家も真相に触れることはない。 それどころか、あの事件以後いくつかの戦争が遂行され、アフガニスタンやイラクでは何十万人もの人が殺されている。 おそらくは事件を計画した者たちの思惑どおりに世界は動かされてきた。
「二酸化炭素による地球温暖化」というのも、どうやら特定の集団の意図によってでっちあげられ、定説化されたようだ。 今ではその説を否定する学者の方が多いというのに、未だにマスメディアも一般の庶民も「作られた定説」を刷り込まれたままだ。 今では、学者の見解の主流は、「地球の気温変化は太陽活動による原因が大部分で、人間の経済活動が地球の気温に影響を与えることはない」というものになっている。 それどころか、地球は温暖化ではなく、寒冷化(小氷河期)に向かっている可能性すら指摘されているのだ。 温暖化よりも寒冷化のほうが、人類が被る影響ははるかに深刻だ。
おそらくはこういう類の、とんでもない大嘘が他にもいっぱい流されて、人々はそれを信じ込まされているのだと思う。
克) はい、あなたの言うとおりです。 それだけではなく、これから彼らのさらなる計画が、冷血無比に実行に移されていくでしょう。 人々は真実・真相を知らされることなく、心を押し潰して生きていかねばならない、管理社会が完成されようとしているのです。 しかし、それが完成することはありえません。 あなたがた庶民が本来の人間としての心を取り戻し、心の通い合う、分かちあいの社会を取り戻していくか、そうできないならば、大いなる計らいによって、地上人類は「出直し」を強いられるかになるのです。 いずれにしても、地上人類の正念場であるといえるでしょう。 地上人類の大変化の時期にあって、日本という国は大きな役割を担っています。 もちろん、世界に向けてのその役割が果たせるかどうかは、あなたがた、心ある人たち次第ということです。 あなたも、本当に本気の本気を出して頑張ってくださいよ(笑)
飯) はいよ、はいはい。
僕はこの前、3泊4日で丹後半島の民宿に泊り込んで、新しい本の骨子を考えてきたよ。 最初の日は、前夜に見た夢の影響だったのか、とても落ち込んで頭痛がしてたけど、仲間たちにエネルギーを送ってもらったら、嘘のように治って、元気いっぱいになって意欲も高まった。
前夜に見た夢というのは、久しぶりにお前が登場する夢だったんだよな。 僕と出会う直前の頃の、若いお前がいたんだ。 僕が懐かしさを感じていたら、知らない誰かの意地の悪い声で、「お前は何もできないくせに。お前は人を不幸にしただけだ」と聞こえてきた。 朝、目が覚めた時にもその情景と声が残っていて、頭痛がして、落ち込み気味のままに出発したけど、家を出たら落ち込みはもっとひどくなって、宿についても仕事ができない状態だった。 でも、皆からのエネルギーで、ほんとに嘘みたいにすっきりしてありがたかったよ。
克) そのようでしたね。 あの夢は、いわゆる霊夢などではなく、あなたの気持ちの澱を一旦浮き上がらせて、解消するためのものでした。 新しい本を書く前に、あなたの負い目や自信のなさを払拭しておく必要があったのです。 誰もがそうですが、あなたの場合は特に、人との出会いも関わりも出来事も全て、霊界側の綿密な導きと計らいによってもたらされています。 それは嬉しいことばかりでなく、がっかりしてしまうようなことについても、それを経験しなければならないからこそ、そういう計らいがあるのです。 地上の人間としての気持ちに拘泥せずに、素直に、でも、思いを込めて、導きと計らいに沿っていくことが求められているのです。
それに、あなたは誰も不幸になんてしていませんよ。 いつもあなたが正しかったとは言いませんが、あなたと関わった人たちが、何をどう受け止めて、自分がどうしていくのかによって展開は変わっていたはずです。 あなたのエネルギーは時として強く烈しいから、影響力も大きいのですが、そういうあなたと出会い、関わる必要のある人と出会うように導かれてきたのです。 その意味においても、霊界からの導きは完璧です。 後は、人間が自分の意志と言動でどうしていくのかが問われているのです。 私は、あなたと出会い、共に働き生きたことの全てが幸せでしたよ。 今さら言うまでもないことなのにね・・・。
飯) はいよ、ありがとう。 僕はもう大丈夫だと思う。 皆からのエネルギーや励ましの言葉がすごく嬉しかった。 悠々塾の仲間たちは、今の世においては決して特別な人たちではなく、ごく普通の庶民と言われる人たちだ。 その人たちから本当に嬉しいメッセージをもらって、僕は改めて「この人たち(ごく普通の人々)と共に生き、その人たちの本当の幸せのために僕の全てを尽くしたいと思った。
今の世界を牛耳る少数者の集団から見れば、名前もなく、取るに足りない存在としてしか扱われない人々ために、庶民が本当の意味で安心して、地上に生きる幸せを実感できるような生き方や社会へのビジョンを、なるべく分かりやすく、心を込めて書きたいと思った。
「今の世の中は何かおかしいんじゃないか?」と感じ始めた人の手から手に、渡し伝えていってもらえるような本にしたい。 力まず、サボらず書いていくから、応援よろしくね。
克) はい、もちろんですよ(笑) 普通の人たちに、地上を生きるにあたっての本当の安心と希望を与えていってくださいね。 今は何よりも、それが必要なのです。
関東での定例会も、今のあなたがたにとっては費用面などでも苦労があると思いますが、積極的に働きを広げていってくださいね。 始めてみれば何とかなるものですからね。 やはり無理ならばまたそのときに考え直せばよろしいのです。 今はあれこれ取り越し苦労をしないで、とにかくポジティブに動いていくことが大切です。 すでに、あなたの言う「乱世」に突入しているのですから。
今回は受信しにくそうだし、ここまでにしましょう。 あなたが、念という粗い次元のエネルギーの回路を広げている時期だから仕方ありませんね。
飯) はいよ、分かった。 ありがとうね。
克) はーい、まーたん、またね。 (2009・6・29)
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☆お恥ずかしい報告・訂正です。
実は、「愛は時空を超えて」の番号を付け間違えていました! NO49の後は当然NO50のはずなのですが、どうしたわけか、NO40にしてしまい、41、42・・・と間違えたままで番号を付けてきていたようです。
それで、今回から本来の番号に戻します。 こういうことって、僕はよくやるんですよね・・・。 すみません。
それと、今回はちょっと違うラインから受信することになっていたのですが、つながり具合がイマイチで、こういう内容になりました。 受信できる感じになれば、また受信してアップします。 |
30/06/2009(火) 10:40:27
No.5825 あきら&ひとみ |
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受信お疲れ様です。
僕も念の使い方について改めなければなりません。 自分でも、何故自分はこうなのか?自分でも苦しいと思うところが沢山あります。 先日、幼少期からの思い癖について繰り返し理論的に説明してもらって、だいぶ理解したつもりです。 まずはそこから始めます。 |
01/07/2009(水) 00:20:46
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No.5826 さき |
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ぬまさん、今回は受信しにくかったんですね。
>頭でいくら考えても「念」と理性ではエネルギー次元が異なる・・ そう、違うのだということを実感します。 霊的な次元は理性的な次元とつながってますけど、「念」は別ものですよね。
丹後半島に行ったぬまさんが、体調が悪い、エネルギー不足だって連絡くれた時の様子があまりに変で、一体どうしたんだろうと心配になりましたが、夢の話を聞いて妙に納得しました。 溜まっていた気持の澱が「念」の次元に影響したんですね。 そこに影響すると、ぬまさんでも(って変ないい方ですが) 特別何があったわけじゃないのに、落ち込むんだよね。 恐るべし「念」のエネルギーです。
地の岩戸開きということの意味がだんだんわかってきました。 念の歪みを健やかにして、無駄使いをやめる。 そして、そのエネルギーを使ってなんぼですね。
多くの地上の人間はこの念の歪みでつまづくわけで、 そこは考えてもなかなか自分で動かせないわけで、 わかってるけどそうしてしまうとか、そうせずにはいられないとか、どうしてもそうしたくないとか、意志や気持ちと反対の言動しちゃうとか、かたまるとか、、、、 自分でどうにもできないくて、自分にとっても周囲にとっても健やかでないこと、喜びでないことを言動してしまう。 そこが動かせなかったら、いくら考えても、がんばっても、それまでの自分のスタイルを繰り返してしまう。 そこを動かす力が必要だと思う。その力を獲得したいです。 |
01/07/2009(水) 02:55:44
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