☆ちょっとだけ補足、ついでにオバマ新大統領フィーバーへの懸念。
きっこさんが使ってる「アリエナイザー」を拝借したからといって、僕はきっこさんがブログで書いている意見に全面的に同意しているわけではありません。 彼女は確かに今の日本にあって、貴重で真っ当な見解や感覚を発信していると思っています。 だけど、時には「ん?」と思わざるを得ないような日記もあります。
たとえば、今日は「オバマ新大統領の誕生」を大歓迎して、「オバマさんはイラクからの撤退を表明しているから、これでイラクの人々が殺されなくて済むようになる」という意味のことを書いています。
確かに、オバマ氏はイラクからの早期撤退を言っていますが、同時にその兵力を「主戦場・アフガン」に投入するということも表明しているのです。 これでは、アメリカが「Change」するとは到底思えません。
アフガンのタリバンとは、イスラム主義ではあっても決してテロリストとかではないというのが事実のようです。 その証拠に、05年のアフガンの国会議員選挙をタリバンなどはボイコットしましたが、次の選挙で候補者を立てれば、タリバン勢力が勝利する可能性が高いといわれているのです。 ちなみに、タリバン政権崩壊後のアフガン大統領であるカルザイ氏は、「ユニカル社」というアメリカ系石油メジャー会社の顧問でした。 アメリカのチェイニー副大統領も同じです。
アフガンでは今も多くの庶民が殺害されています。 今月3日にも、アフガンの南部カンダハル州で、結婚式場が米軍機に爆撃されて、女性や子供を含む37人が殺害されたと報道されています。 アメリカ軍は国境を越えてパキスタンまで爆撃し、やはり庶民が殺害されているのです。 オバマ大統領が、アフガンの兵力を増強すれば、さらに多くの人々が殺されることになるでしょう。
アメリカに黒人大統領が誕生したことは確かに画期的なことではあります。 しかし、だからといって、オバマ新大統領が平和主義者であるとか、本当の意味で庶民のための政治を行なうとは、僕には思えません。 もちろん、そう願ってはいますが、政治というものはそういう庶民の願いとは無縁の人たちが画策して動かしているように思えるのです。 |
06/11/2008(木) 13:57:04
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