☆☆ 愛は時空を超えて 35 ☆☆
―― 霊界の克との対話 ――
飯沼)おぅい、くぅ。 こんにちは。
克子)はぁい、まーたん、こんにちは。
飯)もうすぐ「天地悠々」の印刷日なのに、うまく受信ができなくて困ってるんだよ。 長いこと呻吟して、やっとつながったって感じ。
克) そうみたいだね(笑) 今のあなたは地上的なやり取りに意識が傾いているからね。 もちろん、霊団や私とは共鳴しているのだし、こちらからの思念も今までどおりに伝わってはいるのよ。 でもそれを地上の言葉にするエネルギーが他のところに使われすぎている、という説明になるかな。 分かるでしょう?
飯) うん、もちろん分かるよ。 僕は元々が、「言葉」で受け取る霊媒ではないしね。 地上のお前はどんな状況でも、自由自在に霊界からのメッセージを受け取っていたが、僕はそうはいかないんだ。 そちらからの思念をインスピレーションという形で受け取るタイプだからね。 言葉に起こしていく作業は苦手だね。
克) 「苦手」とも言えるし、「面倒だ」とも言えるんでしょう?(笑) あなたの場合はこちらからの情報を「思念の塊」のままで受けて、そのままで理解できているからね。 個別な情報を含んだ全体の情報を受けて、個別的なところも把握できるから、それをあえて細分化して言葉に解きほどいていく手間が面倒なのよ(笑)
飯) そういう言い方はちょっとどうかと思うけどな・・・。 確かに面倒ではあるけど、それだけじゃなくて、やっぱり苦手なんだと思うよ。 だって、例えて言えば、的の中心に意識を合わせなければ「言葉」にしにくいんだもの。 そういう状態を維持し続けるのは、かなりの集中力もいるし、僕にとっては相当疲れる作業だよ。
克) はいはい、まーたん、分かっていますよ(笑) 霊界側でもあなたに個人メッセージを受けるような「霊媒」としての働きに重きをおいているわけではありません。 安心した?(笑) 今までは地上の私に対するある種の郷愁のような気持ちが強く残っていたから、私からのメッセージは受けやすかったのです。 でも、その郷愁からも卒業して、あなたとして地上に生きることにさらに一歩踏み出してくれたからね。 それに、あなたのエネルギーが、(人々の)より地上的な喜びを形にする方向に使われ始めているのも受信しにくくなった原因のひとつなのですよ。
あなたはインスピレーションとして受け取った霊界側の思念に沿って、自分の言葉で発言していくタイプの人ですよ。 それは人を癒す働きにおいても同じです。 こちらからのメッセージを伝える役割ではなく、直接的にエネルギーを注いで癒していくのです。 それはもちろん、直接ヒーリングに限定されるという意味ではなく、「たくさんの地上の言葉を介することなく、エネルギー的に癒し(治し)ていく」という意味です。
霊界側もあなたが「受信」に多くのエネルギーを割くことは望んではいません。 むしろ、あなたが「たくさんの言葉を介してではなく、直接的なエネルギーで、もっとたくさんの人を癒したい」という意欲を高めてくれるのを待っていたくらいなのですよ。 「受信」ということになれば、あなたのなかに「メッセージの内容を違(たが)えてはならない」という緊張が高まります。 「霊界からのメッセージには一切の間違いがあってはならず、修正もすべきではない」という意識が強く働くからです。 しかし、実際はトランス状態での受信の場合は別として、霊界からのメッセージ受信の感覚と、自分の意識の発現の感覚はかなり微妙なものです。
受信メッセージには多かれ少なかれ、霊媒の潜在意識が混じるものなのですが、霊界との共鳴状態の中での「潜在意識の発現」であれば、あまり大きな問題はありません。 元々、霊界通信とは、「地上をいかに生きるべきなのか」というテーマで送るものなのですから。 そこでは、具体的な事柄や事象についての「多少の間違い」は、本当はさほど気にすることではないのです。 しかし、私も経験してきましたが、霊媒にしてみればそこがどうしても気に掛かるところであり、どうしても緊張が高まってしまうものなのです。 それはヒーラーとしてのあなたにとって、決して好ましいものではありません。
緊張や不安は誰にとっても霊界からのエネルギーを遮断する壁になるのですが、ヒーラーにとっては霊力の通路を狭くする大きな要素になります。 それだけでなく、心身に病や症状を抱えている人は、不安や緊張というかげりも深めている場合がほとんどです。 ヒーラーが不安や緊張を高めていれば、対象者とかげりの共鳴を起こしてしまう可能性もあります。 まあ、あなたの場合は切り替えができているから問題はないのですが、原理的にはそういうことになるのです。
アドバイスに関して、あまり「受信」に重きを置かない方向に変えていく時期だと思ってください。 アドバイスが必要な人には、あなたからのメッセージ(アドバイス)でよろしいのですし、そこには霊界からの思念も含まれているのです。 あなたには、「受信」に大きなエネルギーを費やすのではなく、もっと直接的に個も全体も癒していく働きを広げていっていただきたいのです。 地上の人々に必要な、基本的な霊的真理はすでに伝えられているのですし、あなたはそのほとんどを認識できているのですから、「受信」にこだわることはありません。
飯) ほい、ありがとうね。 確かに僕もそうだと思う。 そういう方向でやっていこうと思うよ。 12月の「ヒーラー養成合宿」のことについて、アドバイスしてくれるかい?
克) そうですね。 それについては、この場では具体的にお伝えするわけにはいきません。 この通信はさまざまな人の目に触れることが前提のものです。 「霊的法則の基本」などのメッセージは、多くの人に読まれることによって、少しずつでも本物が認識されていくことになります。 しかし「ヒーラー養成」に関しては、そうではありません。 本当にそれを人の役に立てていける人たちにこそ、伝えていくべきものです。
特に最近のあなた方のヒーリングの実績からも分かるように、あなた方は新しい段階に足を踏み入れています。 かつてのスピリチュアルヒーラーは、「完全なる霊界の道具」であったと言われています。 確かにそうとも言えるのですし、それはあなた方にしても同じです。 こう言う私も、さらに高い階層の霊界の意思の顕現のために働く道具であるとも言えるのです。 それはどこまで次元を上げても、あるいは下げても同じことで、皆が大いなる神のご意思を顕現するための「道具」であるとも言えるのです。
言葉は適切ではありませんが、未進化な段階にあるほど自分のしていることに関する認識も希薄です。 人間はロボットのような道具ではありません。 自分よりも強大な者の意向に、機械的に従順になるような存在ではないのです。 そこに自分の意識が重なってこそ、個霊としての人間の存在意義があるのです。 本来の霊界の霊たちももちろんそうです。
スピリチュアルヒーリングも新たな段階を迎えようとしています。 ただ何も分からず手をかざしたり、意識を無にしてヒーリングエネルギーを送る段階は卒業です。 自分が何をしているのかを認識しながら、より対象者の健やかさの回復に役立つヒーリングを確立し、広めていく段階です。 原理はさほど難しいものではありません。 対象者のオーラという曖昧な表現ではなく、肉体と精神の両方に直接的に(好ましい)効果を及ぼす「接点」も、今あなた方が気づいたところでよろしいのです。 そこを意識してヒーリングエネルギーを注ぐことで、さらに具体的な効果が表れやすくなっている事実からも、それは分かるでしょう?
おおよそはあなたがイメージしているようなものでよろしいのです。 あとは、当日までにあなたがた自身が、そこをいかに活性化できるかです。 これからあなた方と共に働くヒーラーたちは、ある意味において「理屈抜きのヒーリングエネルギー」によって、人々を癒していくことになるでしょう。 だからこそ、ひとりひとりの愛と喜びの活性化が重要になるのです。(あまり具体的にお伝えできないので、こういう言葉を使っています) 理屈は簡単ですが、ふさわしくない人がこの方法を使うと弊害もありうるので、ここであまり具体的にお伝えするわけにはいかないのです。
その意味では、今回の参加者はまさに「ヒーラー養成合宿」に参加するにふさわしい人たちです。 その点については、私は改めて断言いたします。
参加者の皆さんは、これまでそれぞれに人一倍の辛さや寂しさ、苦しさを経験してきました。 それぞれがそこでさまざまな傷を負い、たくさんの迷いを抱えながらも、人を思いやる心を失うことなく、悠々塾とつながることによってその心をさらに輝かせてきました。 自分的にはまだまだ迷いの中にあったとしても、自分の至らなさを越えようとし、輝きを膨らませようとしてきたことは紛れもない事実です。
いつもお伝えしているように、そういう自分に誇りと自信をしっかりと持ってくださいね。 くれぐれも、「自分なんかが参加してよいのだろうか」などという思いは持ち込まないように。 それはあなた方にはなかなか難しいことでしょうから、「完全に」などとは言わないから。 「できる限り」で構いませんからね(笑) だから、できる限り「自分なんかが・・・」という思いを薄くしておいてくださいね。
意志と欲求の最小単位でもある、無数の「それ」が活性化していれば、人の心にも体にも健やかさをもたらしていけるでしょう。 要するに、治していけるのです。 今までのような、「単なる霊界の医師のエネルギーの通路」というものではなく、霊界からのヒーリングエネルギーと、人間としてのあなた方のエネルギーが共鳴・融合したなかで行われる(スピリチュアル)ヒーリングです。
もちろん、全ての参加者がすぐに目覚しい成果をあげるかどうかは分かりませんし、得意分野も治せる程度も人によってさまざまではあるでしょう。 愛と喜びの広さや深さ、傾向や摂理のエネルギーも複雑に作用してくるからです。 でも必ず、自分でも思いもよらなかったような、ヒーラーとしての第一歩になることは間違いありません。 あなた方が参加するのは、まさに文字通り、魂から肉体細胞のひとつひとつまで癒していく「スピリチュアルヒーラー養成合宿」なのです。 これもまた、地上人類の未来につながる新しい道のひとつとして位置づけられるのです。 くどいようですが、不安や緊張でなく、もちろん自己否定ではなく、喜びの中でこそ道は開かれるのだと自分に言い聞かせておいてくださいね。
飯) はいよ、ありがとう。 ちょっと限界だから、そろそろこんなものだね。 今日は他にも聞きたいことがあったんだけど、またにするよ。
克) そうですね。 まーたん、お疲れさまでした。 何かと忙しいけど、十分に楽しみながらやっていってね。 (2007・11・16) |
20/11/2007(火) 14:15:03
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