愛は時空を超えて 33
―― 霊界の克との対話 ――
飯沼) おぅい、クゥ。 今年はいつまでも暑いけど、お元気ですか(笑) と、また気候の挨拶をしたくなるくらいの残暑だよ。 まあ、今年は本格的に暑くなるのも遅かったからなのかもしれないけどね。
克子) そうみたいね。 ひとつのシーズンや1年・2年の気候の傾向で全体を判断するのは危険なことだけど、地上界の偏りが天候にも影響を及ぼしているのは確かです。 それについては前回にお伝えしたことと重なるので、今回は触れずにおきますね。
それよりも、まーたん、あなたはもう少し私からのメッセージをしっかりと読んでくださいね。 あなたが受信する時は、意識のモードが高くなっています。 だからこそ受信できるのですが、そのレベルの意識で受信した言葉は、そのままではあなたの日常的な血肉にはなりにくいのです。 そこではあなたは「通路」としての役割が大きいと言えます。 もちろん、私との個人的な語らいにおいて、あなたもあなたとしての気持ちを動かすのですが、それとて通常の意識レベルでのことではありません。 例えて言えば、それは夢の中での語らいのようなものなのです。 ですから、私が伝えたことは、文字にしてからも何度も読み返して、あなたの身につけていかねば、あなたの心の血肉にはなりにくいのです。
飯) 要するに、もっとオーラの下層、ダブルにまで叩き込むようにってことだね。 了解しましたです(笑)
克) またそんな言い方でお茶を濁そうとしてるけど、私はちょっと笑えないな。 こういう言い方はしたくないけれど、まーたん、怠慢よ。
あなたは地上界の現状や、このままいけば地上界が、人々がどうなってしまうのかも十分に認識しています。 そして、かげりの連鎖を打破して、喜びの連鎖に転換させていくビジョンも思い描けているのです。 そこでの自分の役割も認識し、それにふさわしい能力も授けられ、喜びの心を通わせあいながら一緒に働きを成していく素晴らしい仲間にも恵まれています。 あなたは仲間たちから、紛れもないリーダーとして信頼され、慕われているのです。 一足早く霊界に戻り、この働きに霊界側から参画することになっていた私ともこうして交信することもできているのです。 ならば、今まで私が伝えてきたことを、もっともっとしっかりと受け止めてくれなければ。 今こそ、あなたの中の躊躇を完全に払拭していただきたいのです。 力の出し惜しみはよくありません。 あなたにはまだまだ発揮すべき力が授けられているのです。 力を出し切っていないことは、あなたが一番よく知っていることのはずですね。
厳しいことを言ってごめんね。 でも、もうこのあたりであなたが意識を完全に切り替えなければいけない時期なの。 自分でもそう思うでしょ?
飯) うん、確かに言われるとおりだと思う・・・。 力を出し惜しみしているつもりはないけどね。 まだまだ不十分だってことだと思う。 反省します。
お前が言うように、受信したメッセージの内容は、通常の意識に戻った時にはあまりよく覚えていない。 でも、言葉として受け取った感覚はあるから、なんとなくそのままにしてしまうことが多いからね。 文字校正なんかで読み返してはいるけど、自分としての意識でそれを血肉にしようとはしてこなかったと思う。 考えてみれば、贅沢で傲慢な話だよね。 メッセージの受信というのは、僕にとっては生活の一部になっていて、なんとなくそこに流されてしまっていたのかもしれない。 ほんと、反省したよ。 時間をとって、今までお前から伝えられたことをもう一度しっかり読み直していくことにするわ。 なんだか面目ないね・・・。
克) 分かってくれたらそれでいいのよ。 あなたの場合は特に、日々いろんなことがあって、そこに大きくエネルギーを割かれることが続いているから、無理もないのだけれどね。 私の子供たちのことでもずいぶんと負担をかけているのに、こんなことを言ってごめんね。
飯) いや、そういう問題のせいにするのは違ってると思うから。 僕の問題だよ。 それにあの子たちは辛い状況のなかで、よく頑張っていると思うよ。 分かってはいても、実の父親から向けられるあまりにも心ない言動に傷つかないはずはないからね。 十分に支えてやれないことがもどかしいけど、いろんな思いを共有するなかであの子たちとの心の絆はさらに強くなっていくんだと思う。 こちらが心をかげらせずに対応していくことしかないんだろうね。
克) そうね。 それだけじゃなく、心をかげらせて何も分からなくなっている状態の人間に、大切なことをどう伝えて(教えて)いくのかという視点も必要なのだと思ってね。 そこでは相手にとってもなんらかの喜びになる対応が必要な場合もあるということ。 これも以前に伝えているはずなんだけどね。 正邪・善悪では対応できない状態の人々は決して少なくないのです。 まして正邪・善悪はその人の魂の学びの段階、今生で蓄積してきた経験や価値観、あるいはその時の視点によっても大きく異なっています。 全ての人間が神の子であるのは間違いのない事実ですが、愛の影としての憎しみに突き進み、一片の優しさすらもかなぐり捨ててしまう人たちも多いのです。 相手のかげりや闇を増幅させずに、それぞれの喜びを軸として本来の道筋に導いていく方法をこそ、あなたは考え出さねばなりません。 それを意識の中心に据えて、(あなたの言葉で言えば)戦略を練り、戦術を編み出していくのです。 あなたはすでに勝利しているのですから、その自信と余裕に基づいて対応していってくださいね。
飯) はいよ、分かりました。
克) ではもうひとつの本題に移るわね。 ゆうきくんとみゆきちゃんのご結婚、おめでとうございます。 出雲の須佐神社での挙式は、あなたにとっても感慨深いものになるでしょう。 ここからはふたりに向けて伝えますね。
ふたりが結ばれることは魂の約束でした。 それが叶ったことは霊界側にとっても大きな喜びです。 結婚は人間の自由意志によることを承知の上で敢えて言えば、どうしてもこうなっていただかなくてはいけなかったのです。 お互いがお互いにとってのふさわしい相手です。 そのことを微塵も疑わずに、ふたりの愛を喜びの中でさらに育み、さらに分かりあおうとしながら、さまざまな働きを成していっていただきたいと願っています。 ゆうきくんもみゆきちゃんも、今までは自分のことを本当の意味で分かってくれる人、分かろうとしてくれる人はいないと思ってきました。 そこがふたりのある種の不安定さや自信のなさの元であり、そこからある意味での「自分なり」の傾向が派生していたのです。 ふたりともが本当に優しく善良な人ですから、そういうふたりがお互いに満たされることによって、確固たる自信に基づいた大きな喜びを人々に与えていけるようになるでしょう。
今の世で何らかの働きを成したい、人々にできる限りの大きな貢献をしていきたいと願う者たち、自分として生きていきたいと願う者たちに、波風の立たない平穏無事はありえません。 表面的な穏やかさを求めて自分を小さく縮め、ひたすら波乱を避けて、強い者や大きな者の陰に寄り添っていればわが身の安全だけは保てるという時代は過ぎ去りました。
ましてふたりは自らの魂の意志によって、荒海に乗り出したのです。 それは言うまでもなく、荒れ狂う不条理の海に投げ出され、今、溺れんとしている人々に手を差し伸べるためであり、これから自分としての船を設(しつら)えて荒海に乗り出さんとしている人々に夢と希望を与え、心をひとつにつないでいくためです。 あなた方と藍子ちゃんと○○っちの働きと愛情が、大小さまざまな船を心の艫(とも)綱でゆるやかにつなぎあい、自由でカラフルでしかも調和のとれた大船団を形作っていくのです。 ふたりの愛の世界は大事にすればそれでよいのですが、自分たちの世界だけに浸ることなく、自己完結を求めることなく、限りない世界の平和と幸福を願って、自分(たち)の全てを開いていくように心掛けてくださいね。
試練は誰にももたらされます。 あなた方にもそれなりの試練がもたらされるのは当然です。 でも、決して心配することはありません。 お互いが心を開き合って、お互いの心を信じていれば、そして何よりも仲間たちと共にあれば、必ずやさらなる喜びがもたらされるのです。 あなた方はまさしく魂の伴侶です。 そのことに自信と誇りを持って、皆も自分も本当の幸せをもっともっと実感できるように進んでいこうとすればよろしいのです。
ゆうき君、みゆきちゃん、ご結婚おめでとうございます。 ゆうき君のお祖父さま、みゆきちゃんのお祖父さま・お祖母さまを始め、霊界側でもこの結婚を祝福しています。 須佐神社での挙式に、この人(飯沼)は多少の照れと戸惑いも感じているようですが、やがてそれもこの上ない喜びと感慨に置き換わるでしょう。 本当に、おめでとう! 当日はもちろん私も列席させていただきますので、よろしくね。
飯) ありがとう。 ふたりともきっと喜ぶと思う。 9月23日、もうすぐなんだよね。
僕もお前にいわれたことを反復しながら進んでいくよ。 癒しの拠点がまたひとつ増えたしね。 今、本気を出さなければね。
克) そうですよ。 仲間たちが新しい働きに一歩を踏み出すことは、実に大変な葛藤を越えてのことなのですよ。 その気持ちが分かるあなたならば、彼らを支え、さらに引っ張っていけるように、自分の躊躇などは完全に捨て去ってくださいね。 あなた方の仲間たちの働きはこれからもっともっと大きく輝いていくのですし、皆がそれぞれにもっともっと働きを成していくことになるはずなのですから。 みんな相変わらずの引っ込み思案だけど、あなたを中心としたそのかげりの連鎖だけは避けてくださいね。
飯) そうだね。 ちょこっと心を入れ替えるよ。 12月はヒーラー養成合宿だしね。 ありがとう。
克) はーい、まーたん、またね。
(2007・9・18) |
19/09/2007(水) 00:14:20
No.2682 キリコ |
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こんばんわ。 克子さんからの通信、愛情と、愛情に裏打ちされた叱咤が程よく調和して、いつ読んでも、素晴らしいですね。 ありがとうございます。 通信の際は、頭の中に、メッセージが響いてくる感じなのですか? それとも、声が直接頭に入ってくる感じなのでしょうか? 霊感の無い私ですので、純粋に、興味があります。
ま、それはともかく、
>>みんな相変わらずの引っ込み思案だけど、
やっぱり、わたしも薄々感じていたのですが、やっぱりそうなのですか?
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ところで、どなたとはいえませんが、ドネのリーダーの方、最近、貫禄が出てきましたね。良い意味で。 「ポストが人を育てる」とも言いますが、公私共にいろいろある中で、大きく進歩されているのでは?と、私は推測していますが・・・ |
19/09/2007(水) 22:48:25
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No.2683 ゆうき |
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メッセージに返信するのは、なんだか気が引けますが・・ 克子さん!ありがとうございます!
今、フィアンセとこのメッセージについて電話で話していました。 僕らは今までお互い孤独だったって事が分かりました。 ずっと分かり合える人を探していて、やっと巡りあえたのです。 今の気持ちは言うまでもなく幸福そのものです。
でも、この幸福を自分たちで独り占め(二人占め?)するのはやめて、この力を世界に注ごう、って話しました。
幸福ってすっごく強い力だと思います。 誰もが幸福に降伏するくらい・・・・ってのはオヤジギャグですが・・ 僕らはこの力で荒波を乗り越えます。 試練をねじ伏せます。
正直、「試練」と聞いて一瞬不安に駆られました。 一体どんな試練が待ち構えているのか?どんな苦難が伴うのか? 元来、空想家気質の僕は、ほんとにいろんなストーリーを頭の中で組み立てたりしました。 でも、今からそんなのに心を狭くするのは違う、と結論付けました。
たとえどんな試練が待っていようとも、僕らは僕らです。 そして、もしもの時には頼れる仲間がいます。 不安なんて必要ないのです。
幸福パワー使っていきますね。 自分たちだけが満たされるのではなくて、 世界中が満ち足りた幸福な世界でありますように。
それでは、須佐神社でお会いしましょう! |
19/09/2007(水) 23:30:47
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No.2684 みゆき |
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克子さん メッセージありがとうございます! 23日、来てくださるんですね!! 嬉しいです!
ごめんなさい。 頭痛が治まらないので、 改めて書き込みします。 |
20/09/2007(木) 01:01:48
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No.2685 飯沼 |
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☆ゆうき君
>正直、「試練」と聞いて一瞬不安に駆られました。
ここのところを受信してる時、同時に「こういえばきっと何が起きるのかと心配するでしょうね。でも、大丈夫です。大変なことが起きるという予告なんかじゃありません。何の変化もない、平々凡々とした退屈な人生を送るわけではありません、ということです」と伝わってきていました。 安心して、「試練」を期待してください(笑)
☆みゆきちゃん 頭痛、ひどそうだね。 今日は治っているといいんだけど。 様子、知らせてね。
☆キリコさん こんにちは。 お久しぶりです。 最近は叱咤されることが多くて・・・。 地上にいる頃は立場が反対だったのですけどね。
受信の時の感じは言葉ではなんとも表現しにくいものです。 私もよく地上の克に聞いたものです。 地上の克はよく「毛糸の塊から毛糸を引き出す感じ」という説明をしていましたが、まあ、そんな感じとも言えるのかな。 私の場合はなんとでも言えそうな感じです。
はっきりとして音声で聞こえてくるわけではありませんが、私の場合は地上の克の声を聞き慣れているので、「声が聞こえるように受信する」と言っても間違いではないと思います。 「思念が塊のままポンと伝わってきて、それを言葉に変換してパソコンに打ち込む」感じでもありますし、「言葉が浮かんでくる」という感じでもあります。 何かを伝えてきている時に同時にその解説や補足が伝えられることもよくあります。 言ってみれば「音声多重・思念多重」のような感じですが、そういう時は両方を言葉にして筆記しにくいので、メインの方を筆記します。
過去世の情報を受ける時もたまにあるのですが、そういう時は考えてもいないのに一巻の物語が塊のままポンと伝えられて、それを紐解きながら文章にしている感じです。 時々、「これって、自分の創作じゃないのかな?」と思うこともありますよ(笑) でも、そのメッセージをお送りした人から、「今生とそのまま重なっています」とか、メッセージをお送りした後で、現状からは想像すらできなかった展開が始まり、それがすでにメッセージに書かれていた通りだったということもあるので、私の創作ということはありえないようです。
>ところで、どなたとはいえませんが、ドネのリーダーの方、最近、貫禄が出てきましたね。
そのリーダーさんは、「あれって、私のこと?」なんて言っていましたよ。 まあ、そういうところも含めて貫禄が出てきたということでしょうか。(あ、いい意味でね・笑) 「ドネの運営掲示板にキリコさんが積極的に投稿してくれるので助かります」と言っていました。 これからもよろしくお願いしますね! |
20/09/2007(木) 14:12:26
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No.2686 みゆき |
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9月23日須佐神社で結婚します。 2003年2月に飯沼さんと克子さんにカウンセリングをしていただき、 その年の7月の大阪勉強会に初めて参加し、そこで彼と出会いました。 いつの頃からか、定例会でちょこちょこ話をするようになり、 知り合ってから2年たった頃、悠々塾の同年代の友人2人と彼、わたしの4人で 月1回、居酒屋さんでプチ定例会を開き、いろいろな話をしました。 数ヶ月の間でしたが、その中で彼の人間性に触れ、 いい人だ〜と思っていましたし、尊敬もしていました。(いまも尊敬しています) でも、彼のことを男性として意識することはありませんでした。 あることがきっかけで、自分の気持ちをたどることになりました。 わたしにとって、音楽をしている人は、超憧れの存在です。 しかも、あのISSINで活動してる人です。 だから、そんな人がわたしのことをみてくれることはないな、と思っていましたし、 たとえ、彼のことを好きになったとしても、 彼にとって自分はふさわしくない、つりあわない、と思っていました。 しかし、こういう気持ちが、自分の本当の心を覆い隠してしまっていたのです。 自分の思い込みや自己否定、自信のなさ。。。 彼が音楽をやっているすごい人、背が高い、とか。 そういうのをとっぱらった時、 ひとりの人として、男性として、 ずっと前から、彼のことが好きだったのです。 パートナーと出会い、ずっと一緒に、仲良く楽しく生きていく。。。 半分あきらめていた、でも消えることのなかったわたしの夢が叶います。 すごく幸せです。嬉しいです。 何があっても、わたしは彼とずっと一緒にいます。 そして、二人で共に生きていける幸せに感謝し、喜びながら、 もっともっとたくさんの人に幸せがひろがっていくように、 みなさんと共に頑張ります。
克子さん、メッセージありがとうございます。 わたしも、試練、という言葉に不安になってしまいました。 でも、メッセージの中に答えはありました。 わたしには彼がいます。 仲間がいます。 ずっと一緒なんだから、何が起きたとしても大丈夫!!です!! 克子さんにも、白無垢姿をみていただけるの、 すごく嬉しいです。 おじいちゃん、おばあちゃんもみてくれますよね!! 気をつけて来てくださいね!!
飯沼さん 夜から頭がズキズキ痛み出し、夜中も痛くてすぐに眠れなかったです。。。 でも、いまは、たま〜にほんのり痛む程度です。 ご心配かけてすみません。。。 大丈夫です。 伊丹のおばあちゃんが明日からショートステイへ行くので、 今日、父母、おばあちゃんとごはんを食べに行ってきました。 おばあちゃんに、今までいろいろありがとう、っていっただけで もうだめで。。。 家に帰ってから、もう一度、感謝の気持ちを伝えました。 報告遅れましたが、父とも少し前、話をして、感謝の気持ちを伝えました。 あの父とわたしのやりとりですので、短い時間でしたが。。。 でも、これからも、少しずつ、感謝やねぎらいの気持ちを言葉にしようと思います。
悠々塾のみなさん。 みなさんのおかげで、つらい時、しんどい時もなんとかやってこれました。 温かい言葉、そのままの自分を受け入れてもらえる安心感、優しさ。。。 たくさんたくさん、与えてくださっています。 ほんとに感謝です。。。 ありがとうございます!! これからも、どうぞよろしくお願いします! |
20/09/2007(木) 22:57:37
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