2024年11月定例会に向けてのメッセージ
皆さん、こんにちは。 克子です。
今年最後の定例会になります。 今回は参加者の皆さんに「神の子として生きる・喜びベース」ということをキーにして、今年を振り返っていただきます。(神の子としてのエネルギーのダウンロードを希望する人には、翌日か別の機会におこなってください)
「喜びベース」については、「勉強させてもらっています。ありがとう!」という切り替え方を身に付けるようにしてください。 すでに伝えられているように、これは逃げの思い替えではありません。 分かってはいても実際には自分の感情や感覚を喜びに切り替えられない時に、その状態をありのままに受け入れながら、喜びに統合していく思い替えです。
私ども霊界の住人であっても、その時に提示されているテーマをクリアできない場合もしばしばあります。 それはもちろんさらなる喜びを提供するにあたってのテーマです。 霊界の住人には地上の人間のような自我の陰りをクリアするというテーマはありません。(すでにその段階を卒業しているからこそ霊界に戻っているのですから当然ですが)
霊界の者たちのテーマは、一言で言えば「真理(愛と摂理)の探究」ということになりましょうか。 分かりやすく言い換えれば「さらなる貢献の喜び」ですが、地上の人間もそれは同じです。
霊界は幾つもの段階・傾向に分かれていますが、どの段階・傾向の境涯でも皆が「霊としての意識」で生きています。 もちろん段階によって、霊としての意識の波動の精妙さはずいぶん違っているのですが、それぞれの段階にふさわしい「喜び」のみの意識です。
しかし地上の人間は、今のところは「霊としての意識」のみで生きることはできていません。 霊としての意識の波動は精妙なので、そのままでは肉体・言動という地上次元のカタチと同調することができないのです。(肉体という器を物質化して、霊界から初めて「人」として地上に赴いた頃は、霊としての意識と肉体・言動が同調できていましたが)
それで、霊性−理性ー感情ー感覚ー肉体・言動という順で、段階的に波動(意識)を落としで地上的カタチ・現実を表現しています。 同時に、逆方向にも波動(意識)を変換して、地上での経験を霊としての学び(喜び)にしているのです。
霊界の者は自分にふさわしい境涯においての喜びのなかで、さらなる喜びに向けての向上進化の喜びに生きています。 全てが喜びとして一つに融合しているのです。 ですから、その境涯での喜びをカタチ(現実化)しながら、喜びの中で向上進化していけるのです。
一方、皆さんが生きる地上ではそうはいきません。 理性・感情・感覚の層の歪みや陰りによって、霊性の喜びがスムーズに変換されず、それが肉体や言動に反映されて、地上的に喜びではない現実を造ることが多いのです。 それぞれのカルマがカタチ(現実)になるように設定されていますが、本来であればそれもまたカルマ解消の喜びに変換できるものです。
皆さん方は霊的真理を学んできたので、理性のところではそれ相応に理解できている状態です。(地上的死というものの意味を含めて) しかし感情や感覚のレベルではもう一歩二歩の切り替えを要する状態でしょう。 私は断言いたしますが、霊性以下の各層の意識が喜びに統合できれば、地上人生においても喜びの中でさらなる喜びに向けて向上進化する喜びが現実化していくのです。
霊界に生きる私たちも、その時その時のテーマを一足飛びにクリアできない場合も少なくありません。 だからといって私たちは意識を陰らせることはないのですが、それでも意識波動が幾分は曇ることもあるのです。 そういう時には私たちも、学ばせていただいていることへの感謝の心を高めることもあるのです。
「勉強させてもらっています。ありがとう!」という心と言葉を飯沼が電車の中で思いついたのは、無意識の中でそこにつながったからでもあります。 その意味でも「勉強させてもらっています。ありがとう!」という心と言葉はまさにオールマイティのジョーカーです。 行き詰って心が陰りそうになった時、くれぐれもきっぱりとした喜びとして、笑顔でこの言葉を使っていただきたいと思います。
このジョーカーを含めてでも、自分の意識の全部が喜びに統合されたら、自分に起きる現実は大きく変わってくるはずです。 そして一定の人たちが形成するエネルギー場が、このジョーカーを含む喜びで統合・共鳴すれば、文字通りエネルギー的な風穴が開くのです。(もちろんジョーカーを多用しないで、正面突破でクリアすることが望ましいのは言うまでもありませんが)
つまり次元は違っているにしても、霊界と同様の波動世界が形成されて、その次元での喜びの中でさらなる喜びに向けて向上進化の喜びに生きていくことになります。 そして霊性よりも下位の意識(理性・感情・感覚・肉体・言動)は磁気エネルギーによって横のつながりに作用・伝播していくので、半ば自動的に風穴が大きく広がっていくのです。
このジョーカーは、多少は心が陰っていても、陰りに埋没していなければ誰でもが使えます。 陰りに埋没する傾向の強い人でも、倦まず弛まず使い続けていけば必ず嬉しい変化が顕れるでしょう。 すぐに嬉しい変化がカタチにならなくても、続けていくことで、必ず自分や自分が属するエネルギー場が霊界と同調する喜びの「場」となるのです。
今回の定例会は、ここでお伝えしたことを踏まえて、「神の子として生きる・喜びベース(への切り替え)」をテーマにして、参加者に発言していただきます。 今年を振り返り、やり残していることがあるはずですから、それをやり遂げるつもりで話してくださいね。
決して脅すわけではありませんが、地上世界も地上人類もさらに厳しい状況に向かっています。 もちろん「何があっても大丈夫」ではありますが、やはりできるだけ早く風穴を開ける方が自分にも皆にも喜びになるのです。 実際問題として、破綻が進む中で喜びベースを維持することは至難の業でしょう。(全体のスケールでの破綻もあれば、個人における破綻もあります)
どうぞ本気になって自分の心からの言葉で話し、さらに共鳴度を増すつもりで仲間たちの話を聞いてください。 時間の関係で話せなかった人も、話した人も、必ず掲示板にも書いてくださいね。
2部の懇親会では、奮って一芸披露をお願いします。 皆さんに向けてのお話でも構いません。
今回の定例会がさらなる喜びの現実化に向けての大きな節目になりますように。 |
20/11/2024(水) 10:16:25
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