レーシングジャイブ研究会

レーシングジャイブ研究会 BBS

レーシングジャイブのためのBBSです。皆で情報交換しましょう。

ジャイブマガジン14 投稿者：orion [Home]

引用

14　フックオフが先かストラップオフが先か

昨日、ノーカム5.5で乗りました。
で、今更ながらの発見がありました。

実は、ノーカムで南オーバーの時、菜島沖のうねりの中でジャイブすると、結構怖く、ジャイブする場所を慎重に選んでやっていました。

何故怖いかというと、今まではクセで、ハーネスのフックを外してから、後ろ足をストラップから抜き、反対タックを踏むという順番に固執していたんですが、この順番だと、足を反対タックに移すとき瞬間前足1本でボードを支えることになり、かつノーカムセイルのオーバーセイルの場合、ちょっとでもセイル手を緩めると真の風に負けてセイルが開きます。すると板が暴れて不安定になるんです。で、足1本なもんだから吹き飛ばされそうになるんです。

4キャンバーのレーシングセイルだと、オーバーでも揚力が強いので以上の順番でもセイルは安定しているんですが、ノーカムだと不安定になります。
しかも、これにうねりが加わると本当に怖い。

で、まずは後ろ足を抜いて、反対タックに移動させてからハーネスのフックを外してみました。
すると、セイルは引き込み続けられるので、安定してジャイブに入れます。しかも場所を選ばない（完璧じゃないけど…）！

何で、今までやらなかったか不思議な位の出来事でした。
やっぱり、クセって怖い。
こういうクセを一つ一つ見直していけば、何かもっといいことがあるかも。

No.183 2004/06/26(Sat) 11:34:53

6.3チューニング確定 投稿者：orion [Home]

引用

連続して、nitro5の6.3に乗り、あらためてチューニングを見直しました。
で、ダウンは最終的に指定値より+1cmで落ち着きました。ちなみに、nitro5はあまり引いても効果がないような気がします。
また、ハーネスラインの位置を徹底的に詰めました（ミリ単位で！）。結果、nitro4より4cmほど後ろにいきました。ということは、やはりnitro4よりドラフトが浅く出ているのかな。考えると、FSで張るとドラフトが深く出るので、もしかするとnitro4と同じ位置になるのかも？でも、再度FSで張る気にならないので謎のまま。
また、ハーネスラインを後方に持って行くと、私の場合、アビーム～上りが遅くなります。ただし、下させるとものすごく速い。今のハーネスラインの位置でアビーム～上りで速くさせること（フォーム改造）が今の課題です。

今度は、7.6も同様にハーネスライン位置を徹底的に詰める予定です。楽しみ…。

No.180 2004/06/20(Sun) 10:53:23

Re: 6.3チューニング確定 投稿者：inu

引用

す、すごく緻密なチューニングですね....。僕もたまにチューニングにこだわろうかなとか思って、メジャーで調子のいい時のセッティングを測って、マーキングするんですけど、結局そのマーキングが消えちゃっって、あ～めんどくせえ！いいや適当でってなっちゃうんですけどorionさんはやっぱりノートとかに記録して持ち歩いてるんですか？
ちなみに僕も金曜日に面白い事（あたりまえのこと）がわかりました。
ノースのRtype6.5を使ったんですが、２個あるカムのうち、下のカムのベルトが切れていて、全く機能しなかったんです。これはもう最低のセイルですよ。風が抜けているときはドラフトがセロで、風が入っているときも自分で一生懸命セイルトリムしないとフォイルが安定せず、スカスカになるんです。ジャイブも後半は失速しまくりで、まるで昔のウェイブセイルのよう。
でも、最近のノーカムはこんな事ないでしょ。ノーカムでも風が無くてもある程度フォイルが出来てますもんね。
もうめんどくさいから、6.5もノーカムにしようかな？（ってこれがいけない？）

No.181 2004/06/21(Mon) 00:12:27

損益分岐点は？ 投稿者：orion [Home]

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> inuさん
こんにちは。
セッティング・データはノートにではなく、ネームタグ（小学生とかが荷物に付けているヤツ）に細かく書き込んで持ち歩いています。
で、以前、それをなくして大パニック。でも、それを機に再度チューニングを見直したら新たな発見もありました。ですので、チューニングを詰めても、それ（データ）に固執したらいけないというお告げだったのでしょうね（第一、セイルって伸びていくので数値にこだわってもしょうがない部分もありますもんね）。でも、A型としては、データ化したい…。

ノースのセイルはトラブルが多いみたいですね。特にカムのトラブルはよく聞きます。特にピンが外れるんですよね。
確かに、今のセイルならノーカムでもいいかも。6.5なら損益分岐点？
でも、先日の土曜日、私が4カムの6.3（nitro5）で、友人がノーカムの6.5（gaastra GTR）でしたけど、私がばりばり走れるのに、ノーカム6.5は止まってました。
でも、私のGTRの5.5は調子いいから、損益分岐点は6.0？

No.182 2004/06/21(Mon) 13:23:23

ジャイブマガジン13 投稿者：orion [Home]

引用

13-2つのレイダウン

レイダウン系のジャイブって、やり方が大きく2つあります。
個人的には、ビヨン型とノーマル型と称しています。

ビヨン型は、ジャイブに入った瞬間レイダウン。つまり、先にセイルをシートインしてしゃくり上げてから回ります。で、ランニング超えた瞬間に一気にセイルを返します。
ノーマル型は、一度ノーマルジャイブで入っていって、カービングしていくに従ってシートインしていき、ランニングの所で倒して、その反動でセイルを返します。

私は、始めからビヨン型を目指してやってきましたが、ここの所、ノーマル型も試しています。で、それぞれの長所、短所が見えてきたのでまとめてみます。

【ビヨン型】

■長所
・円弧が小さくまとめられる。
・先にセイルを倒しているので、カービング中は単純にボードスピードだけで回っているので、応用すると、オーバースピードの時に、まずはセイルを倒して一度スピードを落としてから回ることが出来る。
・視野が広い。カービングの先が全て開けているので（見えるので）安全。
■短所
・セイルがパワーオフなので、一度カービングしたら円弧の調整不可。
・カービング中にギャップ等で一度スピードが落ちたら復帰不能。
・ラフ海面だと（私は）出来ない。
・オーバーの時、怖い。でも、アンダーだと出来ない。特定の条件でしか（私は）出来ない。

【ノーマル型】

■長所
・始めはノーマルジャイブ（ドスコイして、マスト手は、マスト荷重させながらカービング方向に体ごと押しだし、セイル手はシートイン）なので、とにかくコントローラブル。
・オーバーでも怖くない。怖かったら、そのままノーマルジャイブで終わらせることも可能。
・ラフ海面でも出来る。
・waveのセットでも出来る。
■短所
・（私の場合）円弧が大きい。
・オーバーでも怖くないかわり、（私の場合）オーバーの時、最後セイルを倒そうとすると、真の風のパワーに負けて、前方に（ボトムターンのように）セイルが倒れて一瞬コントロール不能になることがある。
・カービング中マストが立っているので、視野が限定される。

ただ、上記の短所は、いずれも上手い人ならクリア出来る問題とも言えます。
いずれにせよ、もっと練習して、また、報告します。

No.179 2004/06/01(Tue) 10:46:56

nitro5インプレ～その7 投稿者：orion [Home]

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昨日（5/29）、交換のignitionマストが帰ってきたので、久しぶりに、nitro5・6.3とignitionマストの純正セットで出ました。
しかも、初のややオーバー・コンディション。

で、まず、あらためてチューニングの見直し。
まず、ダウンを+5mm。連動して、ハーネスラインの位置を後方に12.5mmずらしました。

※ちなみに、ダウンはまだ引けます。でも、まだ新しいセイルなのでこの位にとどめています。でも次回はとりあえず+1cmにしていようかな。

さてさて、いざオーバーの世界に…。
すると、セイルが軽い軽い！nitro4も軽かったけど、さらに軽い！しかも、セイルが動かない！これは、すごい！
しかも速い！

この日、RS-4の7.2とちょっとだけ競争しましたが、アンダーだと当然RS-4の方が速いですが、ジャスト～オーバーだと、nitro5の方が速かった！しかも、こちらは6.3なのに！

また、試しにyokoさんが私のセットを乗ってみて一言…。
「ラフ・セイルみたい…。」
ノースのレーシング・セイルはガツン！とくるパワー・セイルなので、それに比べると随分と軟らかく、軽かったようです。

しかし、nitorシリーズは、1,3,4と使ってきましたが、ほんと、5は完全版って感じです。
でも、4の時も完全版と思ったから、また来年すごくなるのかも。
あるいは、ニールやノースのような超ワイドスリーブになるのかなあ。
でもでも、チップトップも一度は過激に色々試されたけど、結局シンプルなものに落ち着いたから、むしろnitoro5のスリーブがシンプルで一番いいのかも？
でも、デザイン的に工夫してくるかもね。

No.178 2004/05/30(Sun) 20:30:49

ノーマルジャイブ 投稿者：orion [Home]

引用

先日、海を愛するアマチュア写真家akiyamaさんから4/25のウインドの写真集をいただき、その中から私のジャイブ・シークエンスがあったのでスキャンし上記アドレスに公開しました。
※ちなみに、ちゃんとトップページを作って、そこからエントリーするようにしました。
この画像は、↓の「nitro5インプレ～その6」の時のもので、乗っていた時は調子悪かったものの、画像で見ると綺麗にリーチが開いていて調子良さそうに見えます。というより、いいセイルなんだなあと、あらためて思いました。

No.174 2004/05/09(Sun) 13:41:15

かっちょええ！ 投稿者：INU

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きれいなフォームですね。素敵です。あやかりたいもんです。
ところで、先日、鎌倉のSHOP”L”でtomy氏が聞いた話なんですけど、最近、ニールもガストラもウェイブはノースのViper75を推奨しているというのです。？？イグニッション・X９はウェイブでは調子悪いのか？謎です。

No.175 2004/05/10(Mon) 12:11:09

viper75! 投稿者：orion [Home]

引用

> INUさん
ええー！レアな情報、ありがとうございます！
そうなんだ。確かに、ignition、使って2回目で見事に折れたし、工場替える前のFSのRDM（スキニー）もボキボキ折れていたというし…。
で、yokoちゃんが、northのマスト、折れたことがないよ～と言っていましたが、やはりいいのかも…。
あ、でも、一度kinちゃんが、沖でマスト折ってtsuyuさんに引っ張られた事があるな～。
でも、ホント、マストって全然違うから怖いですよね。調子よくて折れないマストがほしい…。

No.177 2004/05/10(Mon) 15:18:40

nitro5インプレ～その6 投稿者：orion [Home]

引用

今日、交換のnitro5の6.3が入荷しました。でも、マストがまだだったので、FS6000の430で張ってみました。
で、下記に使用感を報告します。

ちなみに、今日は10～13mの南南西のオーバー・コンディションでした。

まず、セッティング。ここから結構つらい。というのは、ignitionだと表面に凹凸があり、鏡面仕上げなので、するするスリープに入りましたが,FSだと、太いのに加えて表現がフラット仕上げなのでなかなか入らない…。
また、太いからキャンバーもきつきつ。これじゃあ、キャンバー、かえらないだろうなあと思いながら何とか入れました。

ダウンは、ignitionより－5mmのセッティング。
で、問題はアウト。情報通り、FSで張ると随分深く仕上がります。ようは、セイルが膨らむので、アウトが短くなります。見ると、ignitionで張るより－2cmでした。

以上のセッティングで、いざ出艇！すると、調子悪い。
まず、ジャイブしてセイルを返すと、キャンバーがきついので絶対キャンバーが返りません。S字状態。
で、ドラフトが深いのでパワーがありすぎ。結果、トップスピードが伸びない。
いいとこまでいくけど最後スーパーサイヤ人にはなれずじまい。

また、パワーがあるので、うねりの中のジャイブの時、パワージャイブになるんですが、これが怖いぐらいセイルパワーがON状態すぎ…。私にはオーバーパワーでした。

ですので、正直、nitro5にはFSでは私には不向き。
ただ、体格が私より大きな人にはもしかするといいかも。
あと、次回はアウトをもっと引いて乗ってみようかな（ignitionで張る時と同じ数値で）。

No.173 2004/04/25(Sun) 19:25:57

nitro5インプレ～その5 投稿者：orion [Home]

引用

4/18、再度7.6で走りました。ジャスト～ややオーバー。
ダウンは、前回通り、指定より+2cm。アウトは指定より-2cmぐらい。
当日は、ジャスト～ややオーバーで、快適に走れました。あいかわらずアンダーが強く、ジャストでも、RS-1の8.4より速い。何回やっても圧倒的に速い。これはすごい！と実感しました。
ところが、正直、昨日は若干乗りづらかった…。

実は、先日6.3のセイルで430マストがブーム上のキャンバー部分でへし折れたので、その教訓から、ブーム上の2つのキャンバーをしわがよらないぎりぎりまで緩めて使いました。このせいか、ドラフトがぶれているように感じました（ドラフトが安定しない）。
やはり、バテンはきっちり締めないとセイルが安定しないのですね。

しかし、そのおかげで別のものが見えてきました。
実は昨日、何故かアウトがカニンガムを目一杯ゆるめた位置でちょうどいい。つまりはアウトを締めてないのと同じ状態でちょうどいい。これは前回なかった現象。ということは相当マストがしなっているはず（マストがしなり、リーチが開いたら、それに応じてアウトを緩めないとアウトが突っ張る）。併走した友人もリーチがめちゃくちゃ開いていた（反応していた）と証言しているので、かなりツイストしていたと思われます。

そこで、はたと気づいたのは、ブームの上のバテンをゆるめていたので、よけいにブームより上のリーチが開いたのかもしれないと思いました（バテンが反ってないので、つまりテンションが掛かってなく、軟らかいので風下側に反りやすい？）。
ということは、今まで、キャンバー部分のバテンはすべてプラス・テンションと思っていましたが、ブームより上の部分は考えたら当然だけどゆるめの方がリーチは開きやすい。で、さらにアウトをゆるめる事が可能となり、よりツイスト効果が発揮出来る（リーチがより開き、相対的にフットのドラフトが深い形を維持できる）。ただし、ドラフトの安定性は欠ける。

うう～ん、でも、セイルが本当に速い時（無音、無重力の状態～スーパーサイヤ人状態）って、セイルが微動だにしないから、不安定な状態はいけないはず。ということは、あと少しだけバテンを締めれば完璧なのかな～？でも、マスト折りたくないし…。
あ、でもUFOさえ見なければ大丈夫かも。

そんなこんなで、次回はバテンテンションに注目して再度乗ってみます。
※あるいはバテン自体が軟らかいのかも。kinちゃんもやっていたけど、一度抜いて樹脂で固めるか、金属板を張り付けた方がいいのかも…。

No.171 2004/04/19(Mon) 10:00:43

nitro5インプレ～その4 投稿者：orion [Home]

引用

4/16、nitro5の6.3を、アンダー～ジャストで使いました。
ダウンは前回と同じ。ただ、バテンが一度使って伸びたせいか、下4つのキャンバーがついた部分をプラステンション。

で、いざ再試乗！
そして、あらためて思った事。アンダーが強い！
アンダーでもがんがん走る！これほどアンダーに強いnitroは初めて。いつもはオーバーには強いんだけど、アンダーでは走りませんでした。ところが、5はがんがん走る！当日もアンダーながらRS-3の6.7より速かった。こりゃ、びっくり。

そして、5時半からジャストの風になり、絶好調。
思った通り、吹けば吹くほどセイルが軽い！セイルが軽いのでジャイブもイージー！
こりゃいいや！と思いきや、最後、帰ろうと思ったらignitionマストが折れた！
折れた場所はブーム上のキャンバー部分。
どうやら、nitro5はキャンバーの遊びがない分、かなりキャンバー部分にテンションが掛かっているらしく、それが折れた原因？すると、バテンテンションは思い切り掛けられない？じゃあ、速くならないではないか！？
こんなんで折れるんなら、今頃世界中で折れているのでは？

P.S.
当日、江ノ島上空に、お椀型の銀色に輝く飛行機が止まっていて、変な形だな～と、思って一度海面を見てから再度上空を見上げると、その飛行機は消えていました。
当日は快晴で雲一つなく、空全体を見渡せる状態。なのに消えた…。
もしかして、あれが噂のUFO？
そんなの見たからマストが折れた？あるいは、見られたので誘拐目的でマストを折った？でも、人が助けに来てくれたので逃げた？謎。

No.170 2004/04/17(Sat) 09:54:12

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