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何処が発行しているのか不明ですが、町内には広報誌が幾つかあります。 その中で1つで、何気に企画の良い広報があって、新しのが出るたびに持って帰るのですが、今回はおじちゃんが住んでる地域の街並み景観に関する記事がメインで特集してありました。 表紙の写真、空撮だか山の上から写したか・・・あの角度だと必ずおじちゃんの家が写り込むので、其れも嬉しくて持ち帰り、シゲシゲ眺めた次第です。
去年だか一昨日だか、家から50メートルぐらいの空き家に都会の人が移ってこられ、博物館的なものを始めました。 自分の持ち物を展示しているっぽく、昔のおもちゃが置いて有るらしい。 姉は「漫画置いてあるところ」と言っているので、展示物がカオスなんでしょう。多分、そんなにレア物はないだろうと踏んでいたら、広報に紹介してあり、「同じ地域の方から古い品物を譲ってもらい展示」的な文章が書いて有りました。
何と!!羨ましい状況やないですか。 鉱山の町だったから、今頃古いものを出してくるお家の品は、割かしモノが良いと思う。アンタ、ラッキーでしたなぁ。みんな「古いもの=使わないもの=いらないもの」と考えて、ぽいぽいと人にお譲りしてますけど、それ、手放すともう同じものは手に入らないよ。大体にして、材料からして再生不可なんやもの。
いただいた品は、ちゃんと展示して皆様に見て貰っておられる様子。 時代も趣味も違うものを同じ場所で展示するのは結構大変と思います。 貰ったままをそのまま展示したら、マジでカオスでしょうよ。 おじちゃんの住んでるお家の玄関も、おばちゃんの持ち物と、おじちゃんの持ち込んだフィギュアで完全に異次元空間ですからねぇ。黄金の騎士、ナイトオブゴールドと、沖縄のシーサーと、北海道の熊が同じところに飾ってありますからねぇ。
でも、記事を見て思いました。 古いもの=使えないもの、ではないのよ、と。 日本の古いものは、大概今でもちゃんと使える。本当に機能的な道具が多いと思います。時代を超える耐久性とデザイン。火鉢、展示だけじゃなく、実際に使えばいいのに。 ただ、昭和の高度成長期の商品は、デザインは可愛いけどモノはあまり宜しくないものがありますね。安かろう悪かろうと言うか、皆が使うには、大量生産して、どうしても材料が悪くなってたと言うか・・・。いや、知りませんけども。イメージで物を言ってますね。イカンですね。それが、最近古いものを幾つか貰って、其れについて調べたら、そんな印象を持ちまして・・・。砥石とか。 |
No.1264 2016/06/25(Sat) 01:04:03
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