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100均で「買って良かった」と、使うたびに感動するお品に、今回「ボウル付きのザルセット」が追加されましたのでお知らせいたします。 おじちゃんは手袋をして食器を洗うので、ザルは針金を編んだものではなく、SUS板にパンチングして丸い穴を開けたアレを使っています。針金のザルは、経年劣化で針金が切れて、手袋に穴が空くからです。 そのパンチングザルに入れた野菜を水洗いした時、水が切れるまで手で振りながら持っているのが何気に面倒くさかったので、水を受けるボウルが欲しいと思い、ボウルが付いたザルを買いに行ってきました。(去年の話ですが)
100均のお店で、どれを買おうか迷うおじ。優柔不断なので決められないの。 色は白と緑があって、緑が綺麗だったけど、プラスチック製品なので、敢えて汚れが目立つ白にしました。大きさは、キャベツ2枚ぐらいが洗えるような、小ぶりのφ150位のものをチョイス。ザルとボウルには1センチぐらいの耳が点いていて、片方には引っかけように穴が空いていました。 問題は、ボウルには耳が片方しか付いておらず、反対側は液体の注ぎ口が付いていたことです。
おじちゃんは変に几帳面なので、左右対称が美しいと思い、「何故両方耳でないのか」とここでも悩んで、最後は「100円なんだから、これより良いものがあれば、買いなおしたらええやん」と自分を納得させて買いました。 丁度良い大きさで軽いボウルがザルとセットで100円なんだから、耳の部分はもう気にしてはダメだ。ここで拘ると、もう買う品がない!!
いちいち振って水切りしなくてもボウルをセットしておけば良いし、熱湯もOKなので、お湯で戻す乾物にも使えるし、一人分の胡麻和えとかも作れるし、「ボウルの部分すっごい便利やなー」「買って良かったわぁ」と、大満足で、もう一回り大きいセットも買いに行った程です。 便利過ぎる!!と、毎回喜んで半年以上。1か月前位に、衝撃の出来事が起こりました、そう、真の「買って良かった」は、ここから始まるのです。
おじちゃん、土曜日にはお弁当のおかずにタマゴを3つ使って卵焼きを焼きます。4つに切って冷凍して、1切れづつお弁当に入れるのですが、毎週この卵を焼くのが面倒で仕方がありませんでした。 何が面倒くさいかって、お椀にといた卵を流したら、垂れて手に着くし、IHヒーターにも垂れるし、お椀を置くとテーブルにといた卵が付くしで、几帳面過ぎる性格からして、この「垂れる」ものの処置がイヤでイヤで。 後で纏めて拭いたら良いのだけど、そうすると布巾が黄色く生臭くなるのが嫌で、兎に角「面倒くさい」ので苦痛レベル。
ある日、何も思わず、たまたま出ていたボウルに卵を割って玉子焼きを作ったのですが、作業の途中で気が付いて「えッ」って思って2度見しました。 ボウルの、注ぎ口の部分から溶き卵を流し込んだら、一滴もタマゴが垂れませんでした。これまで、汚れないようにトレイの上にお椀を置くなど努力をしていたけど、其れが必要なくなったんです。「ええぇ?!液の切れが凄すぎる!!」
何で両方同じ耳が付いてないんだろう。 どうしても受け入れられなかったら買い替えよう・・・とまで思っていた注ぎ口の部分が、本領を発揮して真の実力を見せつけた瞬間でした。 おじ 「何で買う時に液が垂れへんって教えてくれへんかったん?」 ボウル「別に。つか、普通気づくやろ」 ボウルと脳内で会話するおじ。あんなに均等でないことでボロカスに思っていた自分が恥ずかしい!!ボウルに謝りたい!!
昨日も、「買って良かったな」って思いながら玉子焼きを焼きました。 たまーに一滴、溶き卵をこぼすことがあるけど、お互い見つめあった後、「てへ!!」「そういう時もあるよね!!」とか言いながら平和に暮らしています。 |
No.1420 2022/04/24(Sun) 12:27:00
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