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記事No.159に関するスレッドです

色付きのをんな / タラオ・バンガイ
子供の頃良く見た映画は東映のチャンバラだった。
錦チャン千代チャン、次いで扇チャンが人気だった。
中村錦之助、東千代之介、伏見扇太郎である。
錦チャンは歌舞伎の女形出身なので、デビュー当時の「源義経」の朝日の
批評には「女々しい」と書かれていた。
我々男の子には硬質な千代チャンが断然人気だった。
今見ると能面みたいで白痴的?に見えなくもないが。

女優は千原しのぶ、田代百合子、高千穂ひずるの3人が競っていたが、
これも涼やかな千原さんが、私達子供のご贔屓だった。

駄菓子屋で売っていた面子やブロマイドには、白黒の写真に後から色を塗った
「人工着色」?のものが多かった。チープな感じがいかにも子供だましで、
今となってはなつかしい。

このスチールは昭和13年「蛍の光」(佐々木康)のもの。
桑野通子、高杉早苗(猿之助のおっかさん)、高峰三枝子。
後ろに座っているのは木暮実千代に似ているのだが?

周囲はモノトーンなのに、人工着色で顔だけ白く頬が妙に赤い。
同じものが桑野さんのサイトにも掲載されているが、着色版ではないようだ。
面白いのでここでご紹介してみた。

No.157 - 2007/10/29(Mon) 23:23:36 [p1111-ipbf203fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]

Re: 色付きのをんな / 久留米無法松
 実はこの三人の女性の映画について、こちらの別サイトで2006年の三月に投稿しています。読んでもらう方が若い人が多いため、分かりやすく書いたつもりです。木暮実千代さんは出演していないようです。男優ではこちらのお気に入り、夏川大二郎、そしてタラオ・バンガイさん似とお聞きした小林十九二さんが出ています。歌は三人とも下手くそのお嬢さん芸です。たまにはこういう歌もいいものです。


(別サイトの日記から)
「卒業式シーズンの真っ最中だと思いますが、いまどきの学校でも昔みたいに卒業生を送る生徒や教師たちが<蛍の光>を歌うのでしょうか?<仰げば尊し>はもはや今の卒業生たちは歌わないと聞いておりますが。いい歌はいい歌であって、いつまでも忘れて欲しくはないなと思います。ご存知のようにこの曲は古いスコットランドの民謡で、別れいく友人たちが再会を願いながら杯をかたむけるときの歌だそうです。それに日本語の歌詞をつけて<蛍の光>が出来上がったわけです。

 今日はこの歌を古い古いバージョンで聴いてみましょう。昭和13年の映画<蛍の光>の中で当時の人気モダンガール女優三人、高杉早苗、桑野通子、高峰三枝子が歌ったものです。そんな古い人なんて知らないって?高杉早苗は歌舞伎役者、猿之助のお母さん、桑野通子は昭和30年代アイドルっぽく人気のあった桑野みゆき(この人も知らないか)のお母さん、そして高峰三枝子は横溝の<女王蜂>やCFの<フルムーン>で後年も知られていましたね。この三人が二番、三番にはハーモニーをつけて歌います。今の基準から聴いたら、決して上手い歌ではありませんが、当時の清純な女学生らの雰囲気が伝わってくるほほえましいディスクです。

 写真は向かって左から高杉・桑野・高峰です。」

No.158 - 2007/10/30(Tue) 09:15:31 [61-24-15-45.rev.home.ne.jp]

Re: 色付きのをんな / 久留米無法松
写真再アップです。
No.159 - 2007/10/30(Tue) 09:16:35 [61-24-15-45.rev.home.ne.jp]

Re: 眉毛は時代を映す鏡? / タラオ・バンガイ
お三方みな明眸皓歯。美しき「にっぽん女性」・・・・
でも、何だか眉毛が異常に長いと思うけど。

入江さんも長い眉だから、この時代の流行なのかしらん?
眉毛って「時代」を映すのかな?

No.160 - 2007/10/30(Tue) 21:05:37 [p1175-ipbf601fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]