「チエミファン掲示板」に、でぶりさんが再掲載した、白木秀雄氏とチエミさんの写真はイイ。 チエミさんが「旅立つ朝」のレコーディングでロスに行った時の、 ドラムのHAL・BLAINE氏と一緒に写っている写真も、すこぶるイイと私は思う。
チエミさんは日本の家紋をアレンジした総柄プリントのドレスを着ている。 彼女(或いはデザイナーorスタイリスト)がこのドレスを選んだのは、外人に「ジャパネスク」 な感じが「受ける」或いは「喜ばれる」と考えたからだろうね。
昭和39年は東京オリンピックの年だったので、その年はそれこそ「ジャパネスク」な商品が 街中に溢れ、売り場中「日本贔屓のヘンな外人」?モードになったのが、今となってはおかしい。 そんな「ジャパネスク」な商品群の中では、青いかすり紋様のプリントに白衿を付けたブラウスは 良く売れ、映画(「帰郷」)の中で吉永小百合ちゃんが着ていた。 レコーディングの写真を見た時、そんな時代のことが懐かしく思い出された。
最近入手した本の中に、雪村さんが約半世紀前に「ホリディ・イン・ジャパン」の公演で アメリカへ行った時の写真があった。レッスンを受けているその時のファッションは、 チャイナ服をイメージしたらしいスタンドカラーのチュニックである。 それは襟から下の中央に、大きな3つの違う家紋風の模様(上が五三の桐、中が杵、下は?)が、縦1列に並んでいて、今見ても可なりのインパクトである。
何故だかそれを見ていたら、雪村さんには悪いけどおかしくて、笑ってしまった。 中央の杵の紋(模様)が、チェーン店のうどん屋さんの制服を連想させたのだ。 チエミさんの必死?のアイデアのドレスも、我々から見ると「すし屋」の包装紙に見えなくもない。
そうそう、さだまさしさんの「桃花源」は「旅立つ朝」と同じJIMMIE・HASKELL&HAL・BLAINE のコンビで音が作られている。歌自体もとてもイイが、チエミさんの「旅立つ朝」を聞いて、 きっとさださんは影響を受けたのだろうと、私はうれしかった。 これチエミさんが歌っても良かったなぁ〜
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No.165 - 2007/11/03(Sat) 19:13:51 [p2130-ipbf216fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]
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